JP4764915B2 - 性能管理システム、情報処理システム、及び性能管理システムにおける情報収集方法 - Google Patents

性能管理システム、情報処理システム、及び性能管理システムにおける情報収集方法 Download PDF

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Description

本発明は、性能管理システム、情報処理システム、及び性能管理システムにおける情報収集方法に関し、とくに複数のエージェントから情報処理システムの管理情報を管理サーバが収集する場合における管理サーバ側の輻輳を防ぐ技術に関する。
一般にストレージシステムのように様々なリソースを備えるシステムの性能管理に際しては、管理対象装置や管理対象装置で動作するソフトウエアといったリソースに対応するエージェントを用意し、これらエージェントから管理装置(マネージャ)がリソースの構成や性能に関する情報(管理情報)を取得し、取得した管理情報に基づき管理装置がシステムの状態を把握し、適切な制御を行うように構成されている。
例えば特許文献1には、管理サーバ(マネージャ)が、SNMP(Simple Network Management Protocol)/MIB(Management Information Base)/RMON(Remote network MONitoring)等の技術を用いて管理対象機器に実装されたエージェントから管理情報を収集し、構成図の表示、障害箇所の特定、管理対象機器からのイベントの表示、管理対象機器の動作状態及びトラヒックの過負荷等のリアルタイム監視、グラフ表示、閾値との比較等によるトラヒック負荷やパケットロスの状態監視等を行うことが記載されている。
特開2004−236030号公報
上記のように管理サーバが複数のエージェントから管理情報を収集する構成である場合、管理サーバ側の負荷の管理が問題となる。即ちエージェントから管理サーバ側への管理情報の送信は任意のタイミングで行われるため、同一時間帯に複数のエージェントからの管理情報の送信が集中してI/Oの輻輳が生じ、これにより管理サーバ側の処理遅延や管理情報の欠落等が発生する可能性がある。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、複数のエージェントから情報処理システムの管理情報を管理サーバが収集する場合における管理サーバ側の輻輳を防ぐことが可能な性能管理システム、情報処理システム、及び性能管理システムにおける情報収集方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のうちの一つは、
アプリケーションが動作するサーバと、
前記サーバによってアクセスされるデータを記憶装置に管理するストレージ装置と、
前記サーバと前記ストレージ装置とを通信可能に接続するスイッチと
を含み、
前記アプリケーションと前記記憶装置とを結ぶI/Oパスが、前記サーバ、前記ストレージ装置、及び、前記スイッチのうちのいずれかにおける、ハードウエアのリソース、及び、ソフトウエアのリソースから構成され、前記アプリケーションが用いているサーバ上のポートと、前記記憶装置が用いているストレージ装置上のポートとを接続しているストレージシステムにおける、前記サーバ、前記ストレージ装置、及び前記スイッチと通信可能に接続され前記ストレージシステムの性能管理に用いられる情報である管理情報を収集する、性能管理システムであって、
前記ハードウエアのリソース又は前記ソフトウエアのリソースから前記管理情報を収集する情報収集部と、
前記情報収集部が各前記リソースから前記管理情報を収集する方法を設定する収集方法設定部と、
前記管理情報の収集のための前記性能管理システムのI/Oに起因する輻輳の有無を監視する輻輳監視部と、
前記収集方法設定部により設定された前記方法に従い前記管理情報を収集するように前記情報収集部を制御する収集処理制御部と
を備え、
前記収集方法設定部は、前記管理情報の収集タイミングが前記I/Oパスごとに異なるようにする第1の処理方式に従い前記収集方法を設定することとする。
この発明によれば、管理情報の収集タイミングが異なる時刻に分散されるため、特定時刻における収集負荷が抑えられ、輻輳を緩和もしくは解消することができる。
また本発明のうちの他の発明の一つは、上記性能管理システムであって、
前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、又は、前記管理情報の収集タイミングが前記I/Oパスごとに異なるようにするとともに、異なる前記I/Oパスの共通の構成要素である前記リソースである共有リソースが存在する場合はある前記I/Oパスについて前記管理情報の収集タイミングにおいて共有リソースを構成要素としている他の前記I/Oパスについての前記管理情報についても収集するようにする第2の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定することとする。
この発明によれば、共有リソースを使用する第2のアプリケーションが使用するリソースの管理情報も第1のアプリケーションが使用するリソースの管理情報を収集する際に収集するので、共有リソースからの管理情報の取得のためのI/Oが輻輳の原因になっているような場合に第2のアプリケーションの影響も同時に把握することができ、輻輳の原因を詳細に把握することができる。
また本発明のうちの他の発明の一つは、上記性能管理システムであって、
前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、前記第2の処理方式、又は、前記共有リソースを使用する前記アプリケーションの群単位で前記管理情報の収集タイミングが異なるようにする第3の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定することとする。
この発明によれば、共有リソースを使用するアプリケーション群については同じタイミングで管理情報を収集するので、例えば共有リソースからの管理情報の取得のためのI/Oが輻輳の原因になっているような場合には、同一アプリケーション群に所属する他のアプリケーションの影響も把握することができ、輻輳の原因を詳細に把握することができる。
また本発明のうちの他の発明の一つは、上記性能管理システムであって、
前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、前記第2の処理方式、前記第3の処理方式、又は、使用する前記リソースの数が多い前記アプリケーションの前記I/Oパスについての前記管理情報の収集タイミングが他の前記アプリケーションの前記I/Oパスについての前記管理情報の収集タイミングよりも遅いタイミングで行われるようにする第4の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定することとする。
管理情報の量は一般にリソース数が多いほど多くなるが、この発明によればリソース数の多いアプリケーションからの管理情報の収集がより遅いタイミングで行われるので、現在生じている輻輳を有効に緩和もしくは解消することができる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明を実施するための最良の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、複数のエージェントから情報処理システムの管理情報を管理サーバが収集する場合における管理サーバ側の輻輳を防ぐことができる。
以下、実施の形態について図面とともに詳細に説明する。
図1Aに実施形態として説明する情報処理システム1の構成を示している。同図に示すように、この情報処理システム1は、一つ以上の業務サーバ2、一つ以上のストレージ装置3、一つ以上のスイッチ4、一つ以上の業務クライアント6、情報収集サーバ11、性能管理サーバ12、及び管理クライアント13を含んで構成されている。
業務クライアント6と業務サーバ2は、通信ネットワーク7を介して通信可能に接続されている。通信ネットワーク7は、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、インターネット(Internet)、公衆通信網、専用線等である。
業務サーバ2とストレージ装置3は、スイッチ4を介して通信可能に接続されている。業務サーバ2、ストレージ装置3、及びスイッチ4により業務クライアント6において利用されるデータを管理するストレージシステム5が構成されている。
業務サーバ2は、1つ以上の通信ポート231を有する。ストレージ装置3は、1つ以上の通信ポート331を有する。スイッチ4は、業務サーバ2の通信ポート231又はストレージ装置3の通信ポート331と接続される1以上の通信ポート431を有する。
スイッチ4は、例えばLANスイッチ(例えば10BASE−T,100BASE−T,1000BASE−T(TX) に準拠するスイッチングハブ)や、SAN(Storage Area Network)の構成に用いられるファイバーチャネルスイッチ(Fibre Channel Switch)である。
業務サーバ2では、オペレーティングシステム及びアプリケーション(業務アプリケーション、システム管理ソフトウエア、データベース管理アプリケーション等)が動作している。業務サーバ2は、オペレーティングシステム又はアプリケーションにおいてデータI/O要求が発生すると、ストレージ装置3にI/Oコマンド(例えばデータ書き込み要求、データ読み出し要求)を発行(送信)する。ストレージ装置3は、I/Oコマンドを受信すると、ハードディスク装置等の記録媒体に対してI/Oコマンドに対応する制御を実行し、その結果(データ書き込み完了通知、データ読出完了通知)やデータ(記録媒体から読み出したデータ)を業務サーバ2に送信する。
情報収集サーバ11、性能管理サーバ12、及び管理クライアント13は、いずれも通信ネットワーク7に接続しており、これらは互いに通信可能である。情報収集サーバ11、性能管理サーバ12、及び管理クライアント13によって、ストレージシステム5の性能管理を行う性能管理システム10が構成されている。
情報収集サーバ11及び性能管理サーバ12は、通信ネットワーク7を介して業務サーバ2、ストレージ装置3、及びスイッチ4と通信することができる。尚、情報収集サーバ11及び性能管理サーバ12は、通信ネットワーク7とは異なる通信手段(例えば管理用に設けられた通信ネットワーク)を介して業務サーバ2、ストレージ装置3、及びスイッチ4と通信可能に接続されていてもよい。
情報収集サーバ11は、業務サーバ2、ストレージ装置3、及びスイッチ4の夫々についての構成に関する情報(以下、構成情報と称する。)、及び夫々の性能に関する情報(以下、性能情報と称する。)を収集し、収集した構成情報及び性能情報を適宜性能管理サーバ12に提供する。情報収集サーバ11では、構成情報及び性能情報の管理を行うデータベースシステム(DBMS:DataBase Management System)が動作している。
性能管理サーバ12は、情報収集サーバ11から提供される構成情報及び性能情報に基づき、ストレージシステム5(業務サーバ2、ストレージ装置3、及びスイッチ4)の監視や制御を行う。性能管理サーバ12では、情報収集サーバ11から提供される構成情報及び性能情報の管理を行うデータベースシステム(DMBS)が動作している。
管理クライアント13は、CUI(Character User Interface)やGUI(Graphical User Interface)を備える。管理クライアント13は、情報収集サーバ11や性能管理サーバ12を用いて行われる、ストレージシステム5の監視や制御のためのユーザインタフェースを提供する。
尚、図1Aでは、性能管理システム10は、情報収集サーバ11、性能管理サーバ12、及び管理クライアント13という異なる3つの情報処理装置によって構成しているが、性能管理システム10のハードウエアの形態はこれに限られない。例えば性能管理システム10は1つの情報処理装置によって実現してもよい。
図1Bに業務サーバ2、業務クライアント6、情報収集サーバ11、性能管理サーバ12、及び管理クライアント13として利用可能なコンピュータ100(情報処理装置)のハードウエア構成の一例を示している。同図に示すように、このコンピュータ100は、CPU101、メモリ102(RAM(Random Access Memory)又はROM(Read Only Memory))、記憶装置103(例えばハードディスク、半導体記憶装置(SSD:Solid State Drive))、ユーザから操作入力を受け付ける入力装置104(キーボード、マウス等)、表示装置105(液晶モニタ、ブラウン管ディスプレイ等)、他の装置との間で通信を行う通信インタフェース106(NIC(Network Interface Card、HBA(Host Bus Adapter)等)を備えている。
図1Cにストレージ装置3のハードウエアの一例を示している。同図に示すように、ストレージ装置3は、ディスクコントローラ31、キャッシュメモリ32、一つ以上のプロセッサ33、及びディスク装置34を備えている。プロセッサ33は、スイッチ4を介して業務サーバ2と通信を行う。ディスクコントローラ31は、CPU及びメモリを備える。ディスクコントローラ31は、ストレージ装置3の機能を実現するための様々な処理を行う。ディスク装置34は、データの記録媒体である一台以上のハードディスク341(物理ディスク)を備える。キャッシュメモリ32には、例えばディスク装置34に書き込まれるデータ、もしくはディスク装置34から読み出されるデータが格納される。このような構成を備えたストレージ装置3として、例えばRAID(Redundant Arrays of Inexpensive (or Independent) Disks)によって制御される複数のハードディスク装置を備えたディスクアレイ装置がある。
図1Dにスイッチ4のハードウエア構成の一例を示している。このスイッチ4は、CPU41、メモリ42、及び通信制御装置43を備えている。CPU41は、メモリ42に格納されているプログラムを実行することにより、例えばスイッチ4の通信ポート431とネットワークアドレスの対応関係の管理機能、フィルタリング機能、セキュリティ機能を実現する。メモリ42は、例えばRAM、ROM、不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)である。メモリ42には、例えば上記各機能を実現するためのプログラム、ネットワークアドレスやポート番号等の送信元と送信先の対応を管理するための各種テーブル、フィルタリング機能やセキュリティ機能に関する設定情報が格納される。通信制御装置43は、例えばスイッチコントローラであり、各通信ポート431に入出力されるフレームやパケットの送信元情報と送信先情報に基づき、入出力されるフレームやパケットの通信ポート431間の転送制御を行う。
<機能説明>
図2に情報収集サーバ11、性能管理サーバ12、及びこれらの装置によって、構成及び性能について監視や制御がなされる、業務サーバ2、ストレージ装置3、及びスイッチ4(以下、これらを管理対象装置とも称する。)が備える主な機能、及び情報収集サーバ11、性能管理サーバ12が管理している主なデータを示している。
同図に示すように、管理対象装置(業務サーバ2、ストレージ装置3、及びスイッチ4)は、夫々、構成情報提供部201、性能情報提供部202を備える。尚、これらの機能は、管理対象装置のCPUが、管理対象装置のメモリに格納されているプログラムを実行することにより実現される。
同図に示すように、情報収集サーバ11は、構成情報収集部203、及び性能情報収集部204を備える。尚、これらの機能は、情報収集サーバのCPU101が、情報収集サーバ11のメモリ102に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
構成情報提供部201は、管理対象装置の構成情報を情報収集サーバ11の構成情報収集部203に提供(送信)する。性能情報提供部202は、管理対象装置の性能情報を情報収集サーバ11の性能情報収集部204に提供(送信)する。
構成情報は、例えば、業務サーバ2で動作する業務アプリケーションと業務アプリケーションがアクセスするファイルやディレクトリの対応関係、ファイルとボリューム(業務サーバ2におけるデータ記憶領域の管理単位)の対応関係、ボリューム、LDEV(Logical DEVice:記憶装置)、業務サーバ2の通信ポート231、及びストレージ装置3のポート331の対応関係、ストレージ装置3のポート331とストレージ装置3のプロセッサ33の対応関係、プロセッサ33とRAIDグループの対応関係、RAIDグループとLDEVの対応関係を示す情報である。
性能情報は、例えば、各ファイルやディレクトリに対して発行される単位時間あたりのI/O要求の数、各通信ポート231、331、431を流れる単位時間当たりのデータ(パケット又はフレーム)数、各RAIDグループに対して発行される単位時間あたりのI/O要求の数、各LDEVに対して発行される単位時間あたりのI/O要求の数である。
性能情報は、例えば、ストレージシステム5の構成要素(業務サーバ2、ストレージ装置3、スイッチ4)が有するリソース(ハードウエアリソース、ソフトウエアリソース)の特性(性能)を定量的に表す指標であるメトリクス値によって把握される。
尚、構成情報提供部201と構成情報収集部203とによって行われる構成情報の収集の仕組み、及び性能情報提供部202と性能情報収集部204とによって行われる性能情報の収集の仕組みは、例えば、SNMP(Simple Network Management Protocol)を用いて行われる。この場合、構成情報収集部203及び性能情報収集部204はSNMPマネージャとして機能し、構成情報提供部201及び性能情報提供部202はSNMPエージェントとして機能する。また上記仕組みは、例えばWMI(Microsoft (登録商標)Windows(登録商標)Management Instrumentation)、WBEM(Web-Based Enterprise Management)、SSH(Secure Shell)、SMI−S(Storage Management Initiative - Specification)等を用いて実現してもよい。
情報収集サーバ11の構成情報収集部203は、受信した構成情報を、情報収集サーバ11の構成情報データベース205に格納する。情報収集サーバ11の性能情報収集部204は、受信した性能情報を、情報収集サーバ11の性能情報データベース206に格納する。
情報収集サーバ11の構成情報送信部207は、性能管理サーバ12の構成情報受信部209に、構成情報データベース205の内容を適宜提供(送信)する。情報収集サーバ11の性能情報送信部208は、性能管理サーバ12の性能情報受信部210に、性能情報データベース206の内容を適宜提供(送信)する。
性能管理サーバ12の構成情報受信部209は、受信した構成情報を、性能管理サーバ12の構成情報データベース211に格納する。性能管理サーバ12の性能情報受信部210は、受信した性能情報を、性能管理サーバ12の性能情報データベース212に格納する。
以上により、情報収集サーバ11の構成情報データベース205の内容と性能管理サーバ12の構成情報データベース211の内容が同期される。また情報収集サーバ11の性能情報データベース206の内容と性能管理サーバ12の性能情報データベース212の内容が同期される。
図3はストレージシステム5のリソースの構成(リソースの依存関係)の一例である。同図に示すように、このストレージシステム5は、業務アプリケーション、業務アプリケーションが利用(アクセス)するファイル、業務アプリケーションが利用(アクセス)するデータが格納されるボリューム、業務サーバ2の通信ポート231、スイッチ4の通信ポート431、ストレージ装置3の通信ポート331、ストレージ装置3が備えるプロセッサ33、プロセッサ33によって制御されるRAIDグループ、RAIDグループを構成しているLDEV(記憶装置)等のリソースを備える。
同図に示すように、ストレージシステム5は、2つの業務サーバ2(A,B)、カスケード接続された4つのスイッチ4(A,B,C,D)、2つのストレージ装置3(A,B)を備えている。業務サーバ2(A)では、2つの業務アプリケーションA,Bが動作し、業務アプリケーションAが利用(アクセス)するファイルA,B,C、業務アプリケーションBが利用するファイルD,E、業務アプリケーションAのデータが格納されるボリュームA、業務アプリケーションBのデータが格納されるボリュームBが存在する。また業務サーバ2(A)は、2つの業務アプリケーションA,Bによって共用される1つの通信ポートAを備える。
業務サーバ2(B)では、業務アプリケーションCが動作し、業務アプリケーションCが利用するファイルF,G、業務アプリケーションCのデータが管理されるボリュームCが存在する。また業務サーバ2(B)は、1つのポート231(B)を備える。
スイッチ4(A)は、複数の通信ポート431(C,D,E,F,G)を備える。スイッチ4(B)は、複数のポート431(Q,H)を備える。スイッチ4(C)は、複数の通信ポート431(I,J)を備える。スイッチ4(D)は、複数の通信ポート431(K,L)を備える。
ストレージ装置3(A)は、プロセッサ33(A)、プロセッサ33(A)によって制御されるRAIDグループA,B、RAIDグループAを構成しているLDEV(A,B)、RAIDグループBを構成しているLDEV(C)を備える。またストレージ装置3(A)は、通信ポート331(N)を備える。
ストレージ装置3(B)は、プロセッサ33(B,C,D,E)、プロセッサ33(B)によって制御されるRAIDグループC,D、RAIDグループCを構成しているLDEV(D,E)、RAIDグループDを構成しているLDEV(F)、プロセッサ33(C)によって制御されるRAIDグループE、RAIDグループEを構成しているLDEV(G,H)、プロセッサ33(D)によって制御されるRAIDグループF,G、RAIDグループFを構成しているLDEV(I,J)、RAIDグループGを構成しているLDEV(K)、プロセッサ33(E)によって制御されるRAIDグループH、RAIDグループHを構成しているLDEV(L,M)を備える。またストレージ装置3(B)は、複数の通信ポート331(O,P)を備える。
図4は構成情報データベース205,211に格納されるテーブル(以下、構成情報テーブル400と称する。)の一例である。同図に示すように、この構成情報テーブル400には、ストレージシステム5のリソース(I/Oパス401、アプリケーション402、ファイル403、ボリューム404、業務サーバ2の通信ポート(231)405、スイッチ4の通信ポート(431)406、ストレージ装置3の通信ポート(331)407、ストレージ装置3のプロセッサ(33)408、RAIDグループ409、LDEV410)の関係が格納されている。
例えば、同図に示す構成情報テーブル400の2行目のレコードは、業務アプリケーション(A)がファイル(A,B,C)、ボリューム(A)、業務サーバ2のポート231(A)、スイッチ4のポート431(C,E,Q,H)、ストレージ装置3のポート331(N)、ストレージ装置3のプロセッサ(A)、RAIDグループ(A)、LDEV(A)を使用すること(以下、以上によって構成されるI/OパスをI/Oパス(A)と称する。)を示している。
また同図に示す構成情報テーブル400の3行目のレコードは、業務アプリケーション(B)がファイル(D,E)、ボリューム(B)、業務サーバ2のポート231(A)、スイッチ4のポート431(C,F,I,J)、ストレージ装置3のポート331(O)、ストレージ装置3のプロセッサ(C)、RAIDグループ(E)、LDEV(G)を使用すること(以下、以上によって構成されるI/OパスをI/Oパス(B)と称する。)を示している。
また同図に示す構成情報テーブル400の4行目のレコードは、業務アプリケーション(C)がファイル(F,G)、ボリューム(C)、業務サーバ2のポート231(B)、スイッチ4のポート431(D,G,K,L)、ストレージ装置3のポート331(P)、ストレージ装置3のプロセッサ(D)、RAIDグループ(G)、LDEV(K)を使用すること(以下、以上によって構成されるI/OパスをI/Oパス(C)と称する。)を示している。
図5は性能情報データベース206,212に格納されるテーブル(以下、性能情報テーブル500と称する。)の一例である。同図に示すように、性能情報テーブル500は、取得日時501,リソース名502、メトリクス値503の各項目からなる1つ以上のレコードを有している。取得日時501には、その性能情報を取得した日時が格納される。リソース名502には、その性能情報の取得元であるリソースを特定する情報が格納される。メトリクス値503には、メトリクス値で表現された性能情報が格納される。メトリクス値は、例えば、そのリソースを流れるI/O量を示す値である。
図2に示した情報収集サーバ11の輻輳監視部221は、構成情報収集部203及び性能情報収集部204によって行われるI/O処理の負荷をリアルタイムに監視し、構成情報収集部203又は性能情報収集部204が処理するI/Oに起因する輻輳、即ち管理情報の収集のための性能管理システムとリソースとの間のI/O(データやコマンドの入出力)に起因する輻輳(ボトルネック))が生じているか否かを判断する。
輻輳監視部221は、上記判断の結果を性能管理サーバ12の輻輳対応処理部226に通知する。具体的には、例えば輻輳監視部221は負荷が予め設定された閾値を超えた場合にI/Oの輻輳が生じていると判断し、その旨を性能管理サーバ12の収集方法設定部222に通知する。
輻輳監視部221は、例えば前述したメトリクス値や、構成情報収集部203又は性能情報収集部204が収集する構成情報又は性能情報の単位時間当たりのデータ量、構成情報収集部203又は性能情報収集部204が構成情報提供部201又は性能情報提供部202に対して送信したリクエストに対するレスポンスタイム、上記リクエストのキューイング数等を取得することにより上記負荷を把握する。
性能管理サーバ12の収集方法設定部222は、構成情報収集部203及び性能情報収集部204によって行われる構成情報又は性能情報の収集方法を設定し、設定した収集方法を収集方法データベース223に格納する。また収集方法設定部222は、収集方法データベース223を更新した旨の通知を情報収集サーバ11の収集方法登録部227に通知する。ここで収集方法の設定とは、例えば構成情報又は性能情報を収集するタイミング(収集スケジュール)を設定のことである。収集方法設定部222は、輻輳監視部221から通知される輻輳状態に応じて、構成情報収集部203又は性能情報収集部204による、構成情報又は性能情報の収集方法を設定する。具体的には、収集方法設定部222は後述するいずれかの処理方式に応じて構成情報収集部203又は性能情報収集部204による構成情報又は性能情報の収集方法を設定する。
尚、上記処理方式は、図2に示すように、管理クライアント13からの指示に応じて処理方式設定部224が設定する。ユーザやオペレータ等は、分析結果提供部225によって提供され管理クライアント13によって提示される分析結果に基づいて処理方式230を決定し、処理方式設定部224に上記指示を与えるための操作を行う。
輻輳対応処理部226は、輻輳監視部221から輻輳が生じている旨の通知があった場合に、情報収集サーバ11の収集処理制御部229に収集タイミングの調整を指示するとともに、収集方法データベース223に格納されている収集方法を情報収集サーバ11の収集方法登録部227に送信する。
収集方法登録部227は、輻輳対応処理部226から送られてくる収集方法を情報収集サーバ11の収集方法データベース228に格納する。
情報収集サーバ11の収集処理制御部229は、性能管理サーバ12の輻輳対応処理部226から収集タイミングの調整指示を受信すると、収集方法登録部227によって収集方法データベース228に格納された収集方法に応じて、構成情報収集部203及び性能情報収集部204によって行われる構成情報又は性能情報の収集タイミングを設定する。
<処理方式>
次に前述した処理方式について説明する。ユーザ又はオペレータ等は、管理クライアント13を操作することにより、構成情報収集部203及び性能情報収集部204によって行われる構成情報又は性能情報の収集方法として、以下に示す第1乃至第4の4つの処理方式のいずれかを選択することができる。
(1)第1処理方式
第1処理方式は、業務サーバ2で動作する複数のアプリケーションの夫々のI/Oパス上のリソースの構成情報又は性能情報(以下、これらを管理情報と称する。)を収集する際に情報収集サーバ11に輻輳が発生(構成情報収集部203又は性能情報収集部204が処理するI/Oの輻輳)すると、各アプリケーションのI/Oパス上のリソースの管理情報の収集タイミングが異なるように管理情報の収集方法を設定するようにする方式である。
例えばストレージシステム5のリソースが図4に示す構成である場合には、収集方法設定部222は、図6に示すように、I/OパスA、I/OパスB、I/OパスCの夫々のリソースの管理情報の収集タイミングを夫々、輻輳が発生した時刻から10秒後、60秒後、120秒後に設定し、図6に示す内容を収集方法データベース223に格納する。尚、この例ではI/OパスAの収集タイミングを現在(0秒後)ではなく10秒後に設定しているが、これは現在生じている輻輳が少しでも緩和されるようにするためである。
第1処理方式によれば、管理情報の収集タイミングが異なる時刻に分散されるため、特定時刻における情報収集サーバ11の負荷が抑えられ、これにより情報収集サーバ11の輻輳を緩和もしくは解消することができる。
(2)第2処理方式
第2処理方式は、第1処理方式を前提とするが、第1のアプリケーションのI/Oパス上のリソースの管理情報を収集する際、当該I/Oパス上のリソースが第2のアプリケーションのI/Oパスの構成要素にもなっている場合、即ち第1のアプリケーションが使用するリソースが第2のアプリケーションによっても使用されている場合(以下、そのようなリソースのことを共有リソースと称する。)には、第1のアプリケーションのI/Oパス上のリソースの管理情報を収集するタイミングで、共有リソースを使用する第2のアプリケーションの管理情報も収集するように収集方法を設定する方式である。
例えばストレージシステム5のリソースが図4に示す構成である場合、第1の処理方式によれば図6に示すように管理情報の収集タイミングが設定されるが、ポートAとポートCが共有リソースであるので、収集方法設定部222は、I/OパスAの管理情報の収集タイミングにおいてI/OパスBの管理情報も収集し、I/OパスBの管理情報の収集タイミングにおいてI/OパスAの管理情報も収集するようにする。従ってこの場合は、図6に示した収集タイミングに加えて、図7に示す収集タイミングでI/OパスA、I/OパスBの管理情報が収集されることになる。この場合、収集方法設定部222は、図6に示す内容に加えて、図7に示す内容を収集方法データベース223に格納する。
第2処理方式によれば、共有リソースを使用する第2のアプリケーションが使用するリソースの管理情報も第1のアプリケーションが使用するリソースの管理情報を収集する際に収集するので、例えば共有リソースからの管理情報の取得のためのI/Oが情報収集サーバ11の輻輳の原因になっているような場合には、第2のアプリケーションの影響も同時に把握することができ、輻輳の原因を詳細に把握することができる。
(3)第3処理方式
第3処理方式は、第1のアプリケーションのI/Oパス上のリソースの管理情報を収集する際、当該I/Oパス上の共有リソースを使用するアプリケーション群ごとに管理情報の収集タイミングが異なるように収集方法を設定する方式である。
例えばストレージシステム5のリソースが図4に示す構成である場合、ポートAとポートCが、アプリケーションAとアプリケーションBによって使用される共有リソースであるので、収集方法設定部222は、I/OパスAとI/OパスBの管理情報の収集タイミングを一致させ、I/OパスCの収集タイミングは異なるようにする。従ってこの場合、収集方法設定部222は、図8に示す収集タイミングでI/OパスA、I/OパスB、I/OパスCの管理情報が収集されるように設定し、図8に示す内容を収集方法データベース223に格納する。
第3処理方式によれば、共有リソースを使用するアプリケーション群については同じタイミングで管理情報を収集するので、例えば共有リソースからの管理情報の取得のためのI/Oが情報収集サーバ11の輻輳の原因になっているような場合には、同一アプリケーション群に所属する他のアプリケーションの影響も把握することができ、輻輳の原因を詳細に把握することができる。
(4)第4処理方式
第4処理方式は、I/Oパス上のリソース数が多いアプリケーションからの管理情報の収集がより遅いタイミングで行われるように、各アプリケーションの管理情報の収集タイミングを設定するように収集方法を設定する方式である。
例えばストレージシステム5のリソースが図4に示す構成である場合、I/OパスAのリソース数は14、I/OパスBのリソース数は13、I/OパスCのリソース数は13であるので、収集方法設定部222は、例えば、図9に示すように、リソース数の最も多いI/OパスAの収集タイミングが最後に実行されるように設定し、図9に示す内容を収集方法データベース223に格納する。尚、I/OパスBとI/OパスCのリソース数は同じであるが、このようにリソース数が同じ場合、収集方法設定部222は、例えば予め設定しておいた優先順位に従って収集タイミングを決定する。
管理情報の量は一般にリソース数が多いほど多くなるため、リソース数の多いアプリケーションからの管理情報の収集がより遅いタイミングで行われ、現在生じている輻輳を有効に緩和もしくは解消することができる。
<処理説明>
次に情報処理システム1において行われる主な処理について説明する。尚、以下の説明において、符号の前に付した「S」の文字はステップを意味する。
図10は性能管理サーバ12の収集方法設定部222によって行われる処理(以下、収集方法設定処理S1000と称する。)を説明するフローチャートである。以下、同図とともに収集方法設定処理S1000について説明する。
収集方法設定部222は、処理方式設定部224に現在設定されている処理方式230をリアルタイムに確認している(S1011:NO)。収集方法設定部222は、処理方式230に変更があったことを確認すると(S1011:YES)、処理方式設定部224から処理方式230を取得する(S1012)。
次に収集方法設定部222は、処理方式230に応じて収集方法を設定し(S1013〜S1019)、設定した収集方法を収集方法データベース223に格納する(S1020)。
例えば処理方式設定部224により設定された処理方式230が第1処理方式である場合(S1013:YES)、収集方法設定部222は、アプリケーションごとに管理情報の収集タイミングが異なるように収集方法を設定する。例えばストレージシステム5のリソースが図4に示す構成である場合、収集方法設定部222は、各I/Oパスの時刻調整量を図6に示す内容に設定する(S1014)。収集方法設定部222は、設定した内容を収集方法データベース223に格納する(S1020)。
また例えば処理方式設定部224により設定された処理方式230が第2処理方式である場合(S1015:YES)、収集方法設定部222は、アプリケーションごとに管理情報の収集タイミングが異なるように収集方法を設定する。但し共有リソースが存在する場合、収集方法設定部222は、共有リソースを使用する他のアプリケーションが使用するリソースの管理情報も同じタイミングで取得するように収集方法を設定する。例えばストレージシステム5のリソースが図4に示す構成である場合、収集方法設定部222は、各I/Oパスの時刻調整量を図6及び図7に示す内容に設定する(S1016)。収集方法設定部222は、設定した内容を収集方法データベース223に格納する(S1020)。
また例えば処理方式設定部224により設定された処理方式230が第3処理方式である場合(S1017:YES)、収集方法設定部222は、共有リソースを使用するアプリケーション群単位で収集タイミングが異なるように収集方法を設定する。具体的には、例えばストレージシステム5のリソースが図4に示す構成である場合、収集方法設定部222は、各I/Oパスの時刻調整量を図8に示す内容に設定する(S1018)。収集方法設定部222は、設定した内容を収集方法データベース223に格納する(S1020)。
また例えば処理方式設定部224により設定された処理方式230が第4処理方式である場合(S1017:NO)、収集方法設定部222は、使用するリソースの数が多いアプリケーションの収集タイミングが遅くなるように収集方法を設定する。具体的には、例えばストレージシステム5のリソースが図4に示す構成である場合、収集方法設定部222は、各I/Oパスの時刻調整量を図9に示す内容に設定する(S1019)。収集方法設定部222は、設定した内容を収集方法データベース223に格納する(S1020)。
図11は輻輳が発生した際に行われる、情報収集サーバ11の輻輳監視部221、収集方法登録部227、及び性能管理サーバ12の輻輳対応処理部226によって行われる処理(以下、輻輳発生時の処理S1100と称する。)を説明するフローチャートである。
情報収集サーバ11の輻輳監視部221は、構成情報収集部203及び性能情報収集部204によって行われるI/Oの輻輳発生有無をリアルタイムに監視している(S1111)。輻輳監視部221は、輻輳発生を検知すると(S1111:YES)、その旨を性能管理サーバ12の輻輳対応処理部226に通知し(S1112)、輻輳対応処理部226は通知を受信する(S1113)。
次に輻輳対応処理部226は、収集方法データベース223から、収集方法(現在設定されている処理方式230に対応する収集方法)を取得し(S1114)、取得した収集方法を情報収集サーバ11の収集方法登録部227に送信する(S1115)。収集方法登録部227は、収集方法を受信すると(S1116)、受信した収集方法を収集方法データベース228に格納する(S1117)。
性能管理サーバ12の輻輳対応処理部226は、S1115における収集方法の送信後、構成情報収集部203又は性能情報収集部204によって行われる構成情報又は性能情報の収集タイミングの調整指示を、情報収集サーバ11の収集処理制御部229に通知する(S1118)。
収集処理制御部229は、上記調整指示を受信すると(S1119)、収集方法データベース228に格納されている収集方法を取得し(S1120)、取得した収集方法に従って、構成情報収集部203又は性能情報収集部204によって行われる構成情報又は性能情報の収集タイミングを設定する(S1121)。
以上の方法により収集処理制御部229によって調整された構成情報又は性能情報の収集タイミングの一例を図12に示す。
以上に説明したように、本実施形態の情報処理システム1によれば、情報収集サーバ11の収集処理の輻輳発生が検知されると、予め設定された処理方式230に対応する収集方法に従って、情報収集サーバ11によるリソースの構成情報又は性能情報の収集タイミングの調節が自動的に行われる。このため、情報収集サーバ11の収集処理の輻輳を自動的に緩和もしくは解消することができ、管理対象装置からの構成情報又は性能情報の収集を効率よく迅速に行うことができる。
ところで、以上の実施形態の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
実施例1として説明する情報処理システム1の構成を示す図である。 業務サーバ2、業務クライアント6、情報収集サーバ11、性能管理サーバ12、及び管理クライアント13として利用可能なコンピュータ100(情報処理装置)のハードウエア構成の一例を示す図である。 ストレージ装置3のハードウエアの一例を示す図である。 スイッチ4のハードウエア構成の一例を示す図である。 管理対象装置、情報収集サーバ11、性能管理サーバ12が備える主な機能、及びこれらに管理される主なデータを示す図である。 ストレージシステム5のリソース構成の一例を示す図である。 構成情報テーブル400の一例を示す図である。 性能情報テーブル500一例を示す図である。 第1処理方式に従って設定される収集タイミングの調整例を示す図である。 第2処理方式に従って設定される収集タイミングの調整例を示す図である。 第3処理方式に従って設定される収集タイミングの調整例を示す図である。 第4処理方式に従って設定される収集タイミングの調整例を示す図である。 収集方法設定処理S1000を説明するフローチャートである。 輻輳発生時の処理S1100を説明するフローチャートである。 収集処理制御部229によって調整された収集タイミングの一例を示す図である。
符号の説明
1 情報処理システム
2 業務サーバ
3 ストレージ装置
4 スイッチ
5 ストレージシステム
6 業務クライアント
7 通信ネットワーク
10 管理システム
11 情報収集サーバ
12 性能管理サーバ
13 管理クライアント
201 構成情報提供部
202 性能情報提供部
203 構成情報収集部
204 性能情報収集部
205 構成情報データベース
206 性能情報データベース
207 構成情報送信部
208 性能情報送信部
209 構成情報受信部
210 性能情報受信部
211 構成情報データベース
212 性能情報データベース
222 収集方法設定部
223 収集方法データベース
224 処理方式設定部
225 分析結果提供部
226 輻輳対応処理部
227 収集方法登録部
228 収集方法データベース
229 収集処理制御部
230 処理方式
S1000 収集方法設定処理
S1100 輻輳発生時の処理

Claims (15)

  1. アプリケーションが動作するサーバと、
    前記サーバによってアクセスされるデータを記憶装置に管理するストレージ装置と、
    前記サーバと前記ストレージ装置とを通信可能に接続するスイッチと
    を含み、
    前記アプリケーションと前記記憶装置とを結ぶI/Oパスが、前記サーバ、前記ストレージ装置、及び、前記スイッチのうちのいずれかにおける、ハードウエアのリソース、及び、ソフトウエアのリソースから構成され、前記アプリケーションが用いているサーバ上のポートと、前記記憶装置が用いているストレージ装置上のポートとを接続しているストレージシステムにおける、前記サーバ、前記ストレージ装置、及び前記スイッチと通信可能に接続され前記ストレージシステムの性能管理に用いられる情報である管理情報を収集する、性能管理システムであって、
    前記ハードウエアのリソース又は前記ソフトウエアのリソースから前記管理情報を収集する情報収集部と、
    前記情報収集部が各前記リソースから前記管理情報を収集する方法を設定する収集方法設定部と、
    前記管理情報の収集のための前記性能管理システムのI/Oに起因する輻輳の有無を監視する輻輳監視部と、
    前記収集方法設定部により設定された前記方法に従い前記管理情報を収集するように前記情報収集部を制御する収集処理制御部と
    を備え、
    前記収集方法設定部は、前記管理情報の収集タイミングが前記I/Oパスごとに異なるようにする第1の処理方式に従い前記収集方法を設定すること
    を特徴とする性能管理システム。
  2. 請求項1に記載の性能管理システムであって、
    前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、又は、前記管理情報の収集タイミングが前記I/Oパスごとに異なるようにするとともに、異なる前記I/Oパスの共通の構成要素である前記リソースである共有リソースが存在する場合はある前記I/Oパスについて前記管理情報の収集タイミングにおいて共有リソースを構成要素としている他の前記I/Oパスについての前記管理情報についても収集するようにする第2の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定すること
    を特徴とする性能管理システム。
  3. 請求項2に記載の性能管理システムであって、
    前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、前記第2の処理方式、又は、前記共有リソースを使用する前記アプリケーションの群単位で前記管理情報の収集タイミングが異なるようにする第3の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定すること
    を特徴とする性能管理システム。
  4. 請求項3に記載の性能管理システムであって、
    前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、前記第2の処理方式、前記第3の処理方式、又は、使用する前記リソースの数が多い前記アプリケーションの前記I/Oパスについての前記管理情報の収集タイミングが他の前記アプリケーションの前記I/Oパスについての前記管理情報の収集タイミングよりも遅いタイミングで行われるようにする第4の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定すること
    を特徴とする性能管理システム。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の性能管理システムであって、
    前記リソースは、前記アプリケーション、前記サーバにおいて管理され、前記アプリケーションが利用するファイル、前記アプリケーションが利用するデータが格納されるボリューム、前記サーバの通信ポート、前記スイッチの通信ポート、前記ストレージ装置の通信ポート、前記ストレージ装置が備えるプロセッサ、前記プロセッサによって制御されるRAIDグループ、前記記憶装置、のうちの少なくともいずれかであること
    を特徴とする性能管理システム。
  6. アプリケーションが動作するサーバと、
    前記サーバによってアクセスされるデータを記憶装置に管理するストレージ装置と、
    前記サーバと前記ストレージ装置とを通信可能に接続するスイッチと
    を含み、
    前記アプリケーションと前記記憶装置とを結ぶI/Oパスが、前記サーバ、前記ストレージ装置、及び、前記スイッチのうちのいずれかにおける、ハードウエアのリソース、及び、ソフトウエアのリソースから構成され、前記アプリケーションが用いているサーバ上のポートと、前記記憶装置が用いているストレージ装置上のポートとを接続しているストレージシステムにおける、前記サーバ、前記ストレージ装置、及び前記スイッチと通信可能に接続され前記ストレージシステムの性能管理に用いられる情報である管理情報を収集する、性能管理システムと、
    前記ハードウエアのリソース又は前記ソフトウエアのリソースから前記管理情報を収集する情報収集部と、
    前記情報収集部が各前記リソースから前記管理情報を収集する方法を設定する収集方法設定部と、
    前記管理情報の収集のための前記性能管理システムのI/Oに起因する輻輳の有無を監視する輻輳監視部と、
    前記収集方法設定部により設定された前記方法に従い前記管理情報を収集するように前記情報収集部を制御する収集処理制御部と
    を備え、
    前記収集方法設定部は、前記管理情報の収集タイミングが前記I/Oパスごとに異なるようにする第1の処理方式に従い前記収集方法を設定すること
    を特徴とする情報処理システム。
  7. 請求項6に記載の情報処理システムであって、
    前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、又は、前記管理情報の収集タイミングが前記I/Oパスごとに異なるようにするとともに、異なる前記I/Oパスの共通の構成要素である前記リソースである共有リソースが存在する場合はある前記I/Oパスについて前記管理情報の収集タイミングにおいて共有リソースを構成要素としている他の前記I/Oパスについての前記管理情報についても収集するようにする第2の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定すること
    を特徴とする情報処理システム。
  8. 請求項7に記載の情報処理システムであって、
    前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、前記第2の処理方式、又は、前記共有リソースを使用する前記アプリケーションの群単位で前記管理情報の収集タイミングが異なるようにする第3の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定すること
    を特徴とする情報処理システム。
  9. 請求項8に記載の情報処理システムであって、
    前記収集方法設定部は、前記第1の処理方式、前記第2の処理方式、前記第3の処理方式、又は、使用する前記リソースの数が多い前記アプリケーションの前記I/Oパスについての前記管理情報の収集タイミングが他の前記アプリケーションの前記I/Oパスについての前記管理情報の収集タイミングよりも遅いタイミングで行われるようにする第4の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定すること
    を特徴とする情報処理システム。
  10. 請求項6乃至請求項9のいずれか一項に記載の情報処理システムであって、
    前記リソースは、前記アプリケーション、前記サーバにおいて管理され、前記アプリケーションが利用するファイル、前記アプリケーションが利用するデータが格納されるボリューム、前記サーバの通信ポート、前記スイッチの通信ポート、前記ストレージ装置の通信ポート、前記ストレージ装置が備えるプロセッサ、前記プロセッサによって制御されるRAIDグループ、前記記憶装置、のうちの少なくともいずれかであること
    を特徴とする情報処理システム。
  11. アプリケーションが動作するサーバと、
    前記サーバによってアクセスされるデータを記憶装置に管理するストレージ装置と、
    前記サーバと前記ストレージ装置とを通信可能に接続するスイッチと
    を含み、
    前記アプリケーションと前記記憶装置とを結ぶI/Oパスが、前記サーバ、前記ストレージ装置、及び、前記スイッチのうちのいずれかにおける、ハードウエアのリソース、及び、ソフトウエアのリソースから構成され、前記アプリケーションが用いているサーバ上のポートと、前記記憶装置が用いているストレージ装置上のポートとを接続しているストレージシステムにおける、前記サーバ、前記ストレージ装置、及び前記スイッチと通信可能に接続され前記ストレージシステムの性能管理に用いられる情報である管理情報を収集する、性能管理システムにおける情報収集方法であって、
    前記性能管理システムが、
    前記ハードウエアのリソース又は前記ソフトウエアのリソースから前記管理情報を収集する第1ステップと、
    各前記リソースから前記管理情報を収集する方法を設定する第2ステップと、
    前記管理情報の収集のための前記性能管理システムのI/Oに起因する輻輳の有無を監視する第3ステップと、
    設定された前記方法に従い前記管理情報を収集するように制御する第4ステップと、
    前記管理情報の収集タイミングが前記I/Oパスごとに異なるようにする第1の処理方式に従い前記収集方法を設定する第5ステップと、
    を実行することを特徴とする性能管理システムにおける情報収集方法。
  12. 請求項11に記載の情報収集方法であって、
    前記性能管理システムが、
    前記第5ステップに代えて、前記第1の処理方式、又は、前記管理情報の収集タイミングが前記I/Oパスごとに異なるようにするとともに、異なる前記I/Oパスの共通の構成要素である前記リソースである共有リソースが存在する場合はある前記I/Oパスについて前記管理情報の収集タイミングにおいて共有リソースを構成要素としている他の前記I/Oパスについての前記管理情報についても収集するようにする第2の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定する第6ステップ
    を実行すること特徴とする性能管理システムにおける情報収集方法。
  13. 請求項12に記載の情報収集方法であって、
    前記第6ステップに代えて、前記第1の処理方式、前記第2の処理方式、又は、前記共有リソースを使用する前記アプリケーションの群単位で前記管理情報の収集タイミングが異なるようにする第3の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定する第7ステップ
    を実行すること特徴とする性能管理システムにおける情報収集方法。
  14. 請求項13に記載の情報収集方法であって、
    前記第7ステップに代えて、前記第1の処理方式、前記第2の処理方式、前記第3の処理方式、又は、使用する前記リソースの数が多い前記アプリケーションの前記I/Oパスについての前記管理情報の収集タイミングが他の前記アプリケーションの前記I/Oパスについての前記管理情報の収集タイミングよりも遅いタイミングで行われるようにする第4の処理方式、のうちのいずれかの処理方式に従い前記収集方法を設定する第8ステップ
    を実行すること特徴とする性能管理システムにおける情報収集方法。
  15. 請求項11乃至請求項14のいずれか一項に記載の情報収集方法であって、
    前記リソースは、前記アプリケーション、前記サーバにおいて管理され前記アプリケーションが利用するファイル、前記アプリケーションが利用するデータが格納されるボリューム、前記サーバの通信ポート、前記スイッチの通信ポート、前記ストレージ装置の通信ポート、前記ストレージ装置が備えるプロセッサ、前記プロセッサによって制御されるRAIDグループ、前記記憶装置、のうちの少なくともいずれかであること
    を特徴とする性能管理システムにおける情報収集方法。
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