JP4763611B2 - 研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、研ぎ直ししたピニオンカッタに生ずる刃形誤差を評価する方法に関し、特に、二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿うねじ運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を評価する方法に関するものである。
研ぎ直ししたピニオンカッタを用いて内歯車などの歯切り加工を行う場合には、研ぎ直し後のピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を測定して、精度良く歯切り加工ができるか否かを確認する必要がある。ピニオンカッタの刃形誤差の測定方法はJISに規定されている。
しかしながら、JISに規定されている測定方法は、対象がインボリュート歯車用のピニオンカッタに限定されている。また、すくい面から約1mm隔たった軸直角断面において誤差を測定するように規定されており、すくい角が考慮されていない。
一方、現在は、各種性能の向上のために非インボリュートの特殊形状歯形が広く用いられている。しかしながら、非インボリュート歯車用のピニオンカッタの研ぎ直しによる刃形誤差の測定あるいは評価の方法については具体的な提案がなされていない。
本発明の目的は、このような点に鑑みて、非インボリュート歯形などの任意歯形を持つピニオンカッタを研ぎ直しした場合に生ずる刃形輪郭の誤差を評価する方法を提案することにある。
さらに詳しくは、本発明の目的は、二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿うねじ運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を評価する方法を提案することにある。
また、本発明の目的は、二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿う直線運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を評価する方法を提案することにある。
上記の目的を達成するために、二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿うねじ運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を評価する本発明の方法では、まず、二番取り砥石の軸断面輪郭に基づき、座標変換により研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形を決定する。次に、研ぎ直しピニオンカッタと同一外径を持ち、切削すべき内歯車の歯形と正しく噛み合うピニオンの歯形を求め、これを研ぎ直しピニオンカッタの理想刃形とする。次に、得られた研ぎ直しピニオンカッタの刃形上の点から当該理想刃形に法線を立て、その足の長さを求め、これを研ぎ直し誤差としている。
ここで、前記研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭を決定する工程では、
前記二番取り砥石の軸断面輪郭形状を離散的数値の点列で与え、
与えられた前記二番取り砥石の軸断面輪郭形状をアキマの方法で補間し、軸ζを回転軸とする二番取り砥石に固着の固着座標系OG−ξηζにおいて、当該軸断面輪郭上の各座標点を、輪郭を表す媒介変数tを用いて(式A)により与え、
(式A)
Figure 0004763611
(式A)で与えられる砥石の軸断面輪郭を軸ζ回りに角φで旋回させることにより形成される砥石面を(式B)により規定し、
(式B)
Figure 0004763611
当該砥石面を備えた二番取り砥石による二番取り研削作業の動作を、当該砥石の静止座標系O0−ξ0η0ζ0で表し、
次に、軸w回りに角θPで回転するピニオンカッタに固着の固着座標系Op−uvwで表し、
しかる後に、当該座標系に対して軸wの正方向にτだけ離れた座標系Oτ−uτττにおいて、すくい角εのついた研ぎ直しピニオンカッタの切れ刃面の範囲内における任意の軸直角平面(wτ=c)における当該ピニオンカッタ二番面の軸直角断面輪郭上の各座標点(uτ、vτ)を(式C)により規定することを特徴としている。
(式C)
Figure 0004763611
上記のcの値は、研ぎ直し後のピニオンカッタ外半径をrPT、当該ピニオンカッタの円錐形状切れ刃面のすくい角をε、wτ=0の断面における歯形の座標値をuτ0、vτ0とし、(式D)から求めることができる。
(式D)
Figure 0004763611
次に、本発明のピニオンカッタの研ぎ直し限界の算出方法は、上記の誤差評価方法を用いて、各研ぎ直し量における刃形輪郭の誤差を算出し、研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の許容誤差を設定し、当該許容誤差以内の誤差で研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭が得られる研ぎ直し量の最大値を研ぎ直し限界とすることを特徴としている。
本発明の方法によれば、二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外周二番面に沿うねじ運動により二番取り研削を行う場合に、インボリュート歯車用および非インボリュート歯車用のいずれかを問わず、当該ピニオンカッタの研ぎ直し後の刃形輪郭誤差を求めることができる。
また、傾斜したすくい面に形成される研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭を決定して、当該刃形輪郭上の各点における誤差を算出しているので、現行上においてJISに規定されている軸直角断面上における刃形輪郭に基づき誤差を測定する場合とは異なり、すくい角を考慮して正確に誤差を算出することができる。
さらに、これまでは、実際にピニオンカッタを研ぎ直し、さらに歯切り実験を行うことで研ぎ直し量の限界を決定していたが、本発明によれば、刃形誤差を設定し研ぎ直し限界を特定することが可能になる。
次に、本発明は、二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿う直線運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を算出する方法であって、まず、二番取り砥石の軸断面輪郭を基に座標変換により研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形を決定する。次に、研ぎ直しピニオンカッタと同一外径を持ち、切削すべき内歯車の歯形と正しく噛み合うピニオンの歯形を求め、これを研ぎ直しピニオンカッタの理想刃形とする。次に、得られた研ぎ直しピニオンカッタの刃形上の点から当該理想刃形に法線を立て、その足の長さを求め、これを研ぎ直し誤差としている。
ここで、前記研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形を決定する工程では、前記二番取り砥石の軸断面輪郭形状を離散的数値の点列で与える。また、与えられた前記二番取り砥石の軸断面輪郭形状をアキマの方法で補間し、軸ζを回転軸とする二番取り砥石に固着の座標系OG−ξηζにおいて、当該軸断面輪郭上の各座標点を、輪郭を表す媒介変数tを用いて次の(式E)により与える。
(式E)
Figure 0004763611
次に、(式E)で与えられる砥石の軸断面輪郭に座標変換を施して、軸wを回転軸とするピニオンカッタに固着の座標系OP−uvwに対して軸wの正方向にτだけ離れた座標系Oτ−uτττにおいて、すくい角εのついた研ぎ直しピニオンカッタの切れ刃面の範囲内における任意の軸直角平面(wτ=c)における当該ピニオンカッタ二番面の軸直角断面輪郭上の各座標点を次の(式F)により規定する。
(式F)
Figure 0004763611
次に、幾何学的関係から、(式F)のcの値は、次の(式G)から求めることができる。
(式G)
Figure 0004763611
求まった値を(式F)に代入して、研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形輪郭を求めることができる。
次に、本発明は、ピニオンカッタの研ぎ直し限界の算出方法に関するものであり、上記の誤差算出方法を用いて、各研ぎ直し量における刃形輪郭の誤差を算出し、研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の許容誤差を設定し、当該許容誤差以内の誤差で研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭が得られる研ぎ直し量の最大値を研ぎ直し限界とすることを特徴としている。
本発明の方法によれば、二番取り砥石を外周二番面に沿って直線運動させることにより製作したピニオンカッタについて、インボリュート歯車用および非インボリュート歯車用のいずれかを問わず、その研ぎ直し後の刃形輪郭誤差を求めることができる。また、傾斜したすくい面に形成される研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭を決定して、当該刃形輪郭上の各点における誤差を算出しているので、現行上においてJISに規定されている軸直角断面上における刃形輪郭に基づき誤差を測定する場合とは異なり、すくい角を考慮して正確に誤差を算出することができる。
また、これまでは、実際にピニオンカッタを研ぎ直し、さらに歯切り実験を行うことで研ぎ直し量の限界を決定していたが、本発明によれば、刃形誤差を設定し研ぎ直し限界を特定することが可能になる。
二番取り砥石を用いてピニオンカッタの外径二番角に沿うねじ運動により二番取り研削を行う場合の座標系を示す説明図である。 ピニオンカッタの刃先円錐面とねじれ角の関係を示す説明図である。 二番取り砥石を用いてピニオンカッタの外径二番角に沿う直線運動により二番取り研削を行う場合の座標系を示す説明図である。 図3に示す方法により求めた、研ぎ直し量毎の研ぎ直し刃形誤差を示すグラフである。
以下に、図面を参照して本発明の方法を詳細に説明する。
(実施の形態1)
二番取り砥石を用いてピニオンカッタの外径二番角に沿うねじ運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を評価する方法を説明する。
まず、二番取り砥石の軸断面輪郭が離散的数値の点列で与えられた場合に、この砥石により研削されたピニオンカッタの二番面の形状を求める解析手順を説明する。
図1は、二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿うねじ運動により二番取り研削を行う場合の座標系を示す説明図である。OG−ξηζは軸ζを回転軸とする二番取り砥石に固着の固着座標系である。O0−ξ0η0ζ0は、砥石軸ζとζ0軸とが砥石取付角ΓGをなす二番取り砥石側の静止座標系である。OP−uvwは軸wを回転軸とするピニオンカッタに固着して軸w回りに角θPで回転する固着座標系である。Oτ−uτττは、固着座標系OP−uvwから軸w方向にτだけ離れたピニオンカッタの研ぎ直し座標系である。τはピニオンカッタ外径で軸方向に測った研ぎ直し量であり、bは二番取り砥石軸とピニオンカッタ軸との設計軸間距離であり、角εはピニオンカッタの円錐形状切れ刃面のすくい角である。
二番取り研削作業においては、ピニオンカッタが角θPだけ回転する間に砥石は外径二番角γに沿って、軸η0の正方向へs移動しつつ、軸ξ0の正方向へstanγだけ斜行移動する。このようにピニオンカッタの外径二番角に沿うねじ運動により研削された二番面は、切れ刃山形の右側は右ねじれのテーパねじ面形状を呈し、左側は左ねじれのテーパねじ面形状を呈する。ピニオンカッタの刃先外形状を円錐体の一部と考えるならば、ピニオンカッタの各々の軸直角断面における刃先点を連ねた母線は円錐の頂点に集合する直線となる。
そこで、図2に示すように、これらの母線をピニオンカッタの含軸水平面に投影した幾何学的関係から考察し、rPCをピニオンカッタのピッチ円半径、vCをピッチ円における刃形の座標値、γCを外径二番面γのrPCでの換算値とすれば、ピニオンカッタのピッチ円半径におけるテーパねじ面のねじれ角βCは近似的に(式1−1)で与えられる。
(式1−1)
Figure 0004763611
求めたねじれ角βCと歯形の特長を考慮し、テーパねじ面のねじれ角βを次の範囲で定める。
(式1−2)
Figure 0004763611
また、rPkをピニオンカッタの外半径とすると、砥石の軸方向移動距離sと回転角θPの間に(式2)の関係が成り立つ。
(式2)
Figure 0004763611
ここで、与えられた二番取り砥石の軸断面輪郭を、点列を滑らかに補間することで評価の高いアキマの方法で補間し、各区間を座標系OG−ξηζにより(式3)で与える。tは輪郭を表すための媒介変数である。
(式3)
Figure 0004763611
この砥石の軸断面輪郭を、軸ζ回りに角φで旋回させて砥石面を形成すると、(式4)となる。
(式4)
Figure 0004763611
そこで、前述した二番取り研削作業における砥石の動作を、砥石の静止座標系O0−ξ0η0ζ0で表し、次に、ピニオンカッタの固着座標系OP−uvwで表し、さらにピニオンカッタの研ぎ直しを想定した座標系Oτ−uτττで表すという手順により(式5)を得る。
(式5)
Figure 0004763611
(式5)は二番取り砥石の曲線群を表し、この曲線群の包絡面がピニオンカッタの二番面を表す。いま、この座標系系Oτ−uτττにより研ぎ直し後の刃形を表すことを考え、すくい角のついた研ぎ直し後の切れ刃面の範囲で、任意平面wτ=cにより(式5)で表される砥石の曲線群を切断し(式6)を得る。
(式6)
Figure 0004763611
これと(式2)に基づき、(式7)を得る。
(式7)
Figure 0004763611
(式6)を(式5)に代入して次の(式8)を得る。
(式8)
Figure 0004763611
(式7)を併せて考えると、(式8)はtとφとを変数とする曲線群を表し、この曲線群の包絡線としてピニオンカッタ二番面のwτ=c平面による軸直角断面輪郭が求められる。包絡線の条件式は(式8)に対して次の(式9)のヤコビアンを計算して求められる。
(式9)
Figure 0004763611
ここで、
(式10)
Figure 0004763611
そこで、すくい角のついた研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形を求めるために、幾何学的関係から式(8)の中のcを計算する次の(式11)を得る。式中のrPTは研ぎ直し後のピニオンカッタ外半径、uτ0、vτ0はwτ=0の断面における刃形の座標値である。
(式11)
Figure 0004763611
以上のことから研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形は、次に示す手順を繰り返すことにより計算することができる。
(i)各諸元b、γ、εなどを与える。
(ii)研ぎ直し量τを設定する。
(iii)座標点番号jを定めてtを与え、式(1)によってg(t)、h(t)を与える。
(iv)c=0とおいて式(9)、(10)、(7)によりf(t,φ)=0を満足するφを試行錯誤的に求める。
(v)これらを式(11)に代入して、uτ0、vτ0を求め、cを定める。
(vi)求められたcを用いて、式(9)、(10)、(7)によりf(t,φ)=0を満足するφを試行錯誤的に求める。
(vii)これらを式(8)に代入して、uτ、vτとして刃形上の一点を求める。
(viii)iii〜viiを繰り返す。
ここで、刃形の研ぎ直し誤差は次のように定義する。まず、研ぎ直しピニオンカッタと同じ外径を持ち、切削すべき内歯車の歯形と正しく噛み合うピニオンの歯形を求め、これをピニオンカッタの理想刃形とする。次に、得られた研ぎ直しピニオンカッタの刃形上の点からこの理想刃形に法線を立て、その足の長さを求めて、研ぎ直し誤差とする。
(実施の形態2)
次に、二番取り砥石を用いてピニオンカッタの外径二番角に沿う直線運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を算出するための方法を説明する。
まず、二番取り砥石の軸断面輪郭が離散的数値の点列で与えられた場合に、この砥石により研削されたピニオンカッタの二番面の形状を求める解析手順を説明する。
図3は、二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿う直線運動により、二番取り研削を行う場合の座標系を示す説明図である。OG−ξηζは軸ζを回転軸とする二番取り砥石に固着の座標系、O0−ξ0η0ζ0は二番取り砥石側の静止座標系である。また、OP−uvwは軸wを回転軸とするピニオンカッタに固着の座標系であり、Oτ−uτττは、軸wの正方向にτだけ離れた座標系である。ここで、τはピニオンカッタ外径で軸方向に測った研ぎ直し量であり、bは二番取り砥石軸とピニオンカッタ軸との設計軸間距離であり、角εはピニオンカッタの円錐形状切れ刃面のすくい角である。
いま、与えられた二番取り砥石の軸断面輪郭を、点列を滑らかに補間することで評価の高いアキマの方法で補間し、各区間を座標系OG−ξηζにより次の(式21)で与える。ここで、tは輪郭を表す媒介変数である。
(式21)
Figure 0004763611
この砥石の軸断面輪郭を、軸ζ回りに角φで旋回させて砥石面を形成すると、次の(式22)となる。
(式22)
Figure 0004763611
二番取り研削加工においては、砥石はピニオンカッタの外径二番角γに沿って軸ηの正方向へs移動しつつ軸ξの正方向へstanγだけ斜行移動する。この動きを砥石の静止座標O0−ξ0η0ζ0で表し、次にピニオンカッタの固着座標OP−uvwで表すという手順で考え、次の(式23)を得る。
(式23)
Figure 0004763611
さらに、この(式23)をピニオンカッタの研ぎ直しを想定した座標系Oτ−uτττで表すと次の(式24)となる。
(式24)
Figure 0004763611
(式24)は二番取り砥石の曲線群を表し、この曲線群の包絡面がピニオンカッタの二番面を表す。いま、この座標系Oτ−uτττにより研ぎ直し後の刃形を表すことを考え、すくい角のついた研ぎ直し後の切れ刃面の範囲で、任意平面wτ=cにより(式24)で表される砥石曲線群を切断し次の(式25)を得る。
(式25)
Figure 0004763611
これを(式24)に代入して次の(式26)を得る。
(式26)
Figure 0004763611
(式26)はtとφとを変数とする曲線群を表し、この曲線群の包絡線としてピニオンカッタ二番面のwτ=c平面による軸直角断面輪郭が求められる。包絡線の条件式は(式26)に対してヤコビアンを計算して求められる。
(式27)
Figure 0004763611
これにより次の(式28)を得る。
(式28)
Figure 0004763611
これを(式26)に代入して次の(式29)を得る。
(式29)
Figure 0004763611
ここで、ピニオンカッタの切れ刃上の輪郭は、ピニオンカッタの二番面と円錐すくい面との立体的な交差曲線で表される。この交差曲線をw軸方向からピニオンカッタ軸直角断面を含む断面へ投影した曲線がピニオンカッタの刃形である。ピニオンカッタの切れ刃上の輪郭を2つの面の交差曲線から計算することは困難である。そこで、研ぎ直し座標系Oτ−uτττのピニオンカッタ軸直角断面上の任意の点(uτ0τ0)と対応するすくい面までの距離cを、幾何学的関係から、次の(式30)により表す。式中のrPTは研ぎ直し後のピニオンカッタ外半径である。
(式30)
Figure 0004763611
このc点を通るピニオンカッタの軸直角断面輪郭は(式29)で計算できる。また、点(uτ0τ0)に対応する当該軸直角断面輪郭上の点(uττ)が切れ刃上の点となる。
以上のことから研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形は、次に示す手順を繰り返すことにより計算することができる。
(i)各諸元b、γ、εなどを与える。
(ii)研ぎ直し量τを設定する。
(iii)座標点番号jを定めて式(1)によってg(t)、h(t)を与える。
(iv)(式30)に代入してcを求める。
(v)(式29)に代入して刃形上の一点を求める。
(vi)iii〜vを繰り返す。
ここで、刃形の研ぎ直し誤差は次のように定義する。まず、研ぎ直しピニオンカッタと同じ外径を持ち、切削すべき内歯車の歯形と正しく噛み合うピニオンの歯形を求め、これをピニオンカッタの理想刃形とする。次に、得られた研ぎ直しピニオンカッタの刃形上の点からこの理想刃形に法線を立て、その足の長さを求めて、研ぎ直し誤差とする。
(数値解析例)
表1に示す内歯車とピニオンカッタおよび二番取り砥石の諸元により数値解析を行った。まず、研ぎ直し量をτ=0〜4mmと設定して、研ぎ直しピニオンカッタの刃形を計算し、上述の手順により研ぎ直しによる刃形誤差を求めた。
(表1)
Figure 0004763611
図4はその結果を示すグラフである。この図から、τ=0の場合は研ぎ直し刃形誤差が生じておらず、研ぎ直しピニオンカッタ刃形と理想刃形とが一致したことが解り、上述した研ぎ直し刃形誤差を求める解析理論の妥当性が確認された。
また、図4から、τ=1mmの場合の刃形誤差は、点j=42で−3.9μm、点j=73で8.9μm、したがって幅で12.8μmとなる。同様に、τ=2mmでは25.9μm、τ=3mmでは39.3μm、τ=4mmでは53.0μmとなることが見て取れる。
したがって、これまでは、実際にピニオンカッタを研ぎ直し、さらに歯切り実験を行うことで研ぎ直し量の限界を決定していたが、本発明によれば、刃形誤差を設定し研ぎ直し限界を特定することが可能になる。

Claims (8)

  1. 二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿うねじ運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を評価する方法であって、
    二番取り砥石の軸断面輪郭に基づき、研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭を決定し、
    研ぎ直しピニオンカッタと同じ外径を持ち、切削すべき内歯車の歯形と正しく噛み合うピニオンの歯形を求め、当該歯形を研ぎ直しピニオンカッタの理想刃形とし、
    前記研ぎ直しピニオンカッタの前記刃形輪郭上の点から前記理想刃形に立てた法線の長さを、当該刃形輪郭の誤差として規定することを特徴とする研ぎ直しピニオンカッタの歯形輪郭の誤差評価方法。
  2. 請求項1において、
    前記研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭を決定する工程では、
    前記二番取り砥石の軸断面輪郭形状を離散的数値の点列で与え、
    与えられた前記二番取り砥石の軸断面輪郭形状をアキマの方法で補間し、軸ζを回転軸とする二番取り砥石に固着の固着座標系OG−ξηζにおいて、当該軸断面輪郭上の各座標点を、輪郭を表す媒介変数tを用いて(式A)により与え、
    (式A)
    Figure 0004763611
    (式A)で与えられる砥石の軸断面輪郭を軸ζ回りに角φで旋回させることにより形成される砥石面を(式B)により規定し、
    (式B)
    Figure 0004763611
    当該砥石面を備えた二番取り砥石による二番取り研削作業の動作を、当該砥石の静止座標系O0−ξ0η0ζ0で表し、
    次に、軸w回りに角θPで回転するピニオンカッタに固着の固着座標系OP−uvwで表し、
    しかる後に、当該座標系に対して軸wの正方向にτだけ離れた座標系Oτ−uτττにおいて、すくい角εのついた研ぎ直しピニオンカッタの切れ刃面の範囲内における任意の軸直角平面(wτ=c)における当該ピニオンカッタ二番面の軸直角断面輪郭上の各座標点(uτ、vτ)を(式C)により規定することを特徴とする研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差評価方法。
    (式C)
    Figure 0004763611
  3. 請求項2において、
    研ぎ直し後のピニオンカッタ外半径をrPT、当該ピニオンカッタの円錐形状切れ刃面のすくい角をε、wτ=0の断面における歯形の座標値をuτ0、vτ0とし、前記cの値を(式D)から求め、
    (式D)
    Figure 0004763611
    求まったcの値を(式C)に代入して、研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形輪郭の各座標点を求めることを特徴とする研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差評価方法。
  4. 請求項1、2または3に記載の誤差評価方法を用いて、各研ぎ直し量における刃形輪郭の誤差を算出し、
    研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の許容誤差を設定し、
    当該許容誤差以内の誤差で研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭が得られる研ぎ直し量の最大値を研ぎ直し限界とすることを特徴とするピニオンカッタの研ぎ直し限界の算出方法。
  5. 二番取り砥石を用いて、ピニオンカッタの外径二番角に沿う直線運動により二番取り研削を行って得られる研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差を算出する方法であって、
    二番取り砥石の軸断面輪郭に基づき、研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭を決定し、
    研ぎ直しピニオンカッタと同じ外径を持ち、切削すべき内歯車の歯形と正しく噛み合うピニオンの歯形を求め、当該歯形を研ぎ直しピニオンカッタの理想刃形とし、
    前記研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭上の点から前記理想刃形に立てた法線の長さを、当該研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形輪郭の誤差として規定することを特徴とする研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差評価方法。
  6. 請求項5において、
    前記研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形を決定する工程では、
    前記二番取り砥石の軸断面輪郭形状を離散的数値の点列で与え、
    与えられた前記二番取り砥石の軸断面輪郭形状をアキマの方法で補間し、軸ζを回転軸とする二番取り砥石に固着の座標系OG−ξηζにおいて、当該軸断面輪郭上の各座標点を、輪郭を表す媒介変数tを用いて(式E)により与え、
    (式E)
    Figure 0004763611
    (式E)で与えられる砥石の軸断面輪郭に座標変換を施して、軸wを回転軸とするピニオンカッタに固着の座標系OP−uvwに対して軸wの正方向にτだけ離れた座標系Oτ−uτττにおいて、すくい角εのついた研ぎ直しピニオンカッタの切れ刃面の範囲内における任意の軸直角平面(wτ=c)における当該ピニオンカッタ二番面の軸直角断面輪郭上の各座標点を次の(式F)により規定することを特徴とする研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差評価方法。
    (式F)
    Figure 0004763611
  7. 請求項6において、
    研ぎ直し後のピニオンカッタ外半径をrPTとし、前記cの値を次の(式G)から求め、
    (式G)
    Figure 0004763611
    求まったcの値を(式F)に代入して、研ぎ直し後のピニオンカッタ刃形輪郭の各座標点を求めることを特徴とする研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の誤差評価方法。
  8. 請求項5ないし7のうちのいずれかの項に記載の誤差評価方法を用いて、各研ぎ直し量における刃形輪郭の誤差を算出し、
    研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭の許容誤差を設定し、
    当該許容誤差以内の誤差で研ぎ直しピニオンカッタの刃形輪郭が得られる研ぎ直し量の最大値を研ぎ直し限界とすることを特徴とするピニオンカッタの研ぎ直し限界の算出方法。
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