JP4763034B2 - レンズ鏡枠装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の第1の実施形態のレンズ鏡枠装置の熱カシメ前の状態を示す縦断面図である。図2は、上記レンズ鏡枠装置の熱カシメ後の状態を示す縦断面図である。図3は、図2のA−A断面図であり、図4は、図2のB−B断面図である。
上記レンズ押え環の内径内に空隙(隙間)を有して上記レンズ押え環に外径を包まれる第1の外径(上レンズ11の外径部)と、上記レンズ押え環の一方の端面14bにより光軸方向に押さえを受ける第1のスラスト受け面(下レンズ12の上面の外周縁12d)と、
上記第1の外径より大きな外径を有する第2の外径(下レンズ12の外径部12a)と、
上記第1のスラスト受け面と対向するように有る第2のスラスト受け面(下レンズ12の下面の外周12b)とが順次光軸方向に並んで形成されたレンズ15と、
上記レンズを保持するための筒状部材13であって、この筒状部材の端面に形成され、上記レンズを上記レンズ押え環を介して光軸方向に押えるため上記レンズ押え環の他方の端面14aと当接したカシメ部13dと、このカシメ部から連続して形成され上記レンズ押え環を内径13cに嵌合する第1の筒部13fと、上記レンズの上記第2の外径と嵌合して上記レンズを支持する第2の筒部13gと、上記レンズを上記第1のスラスト受け面と共に光軸方向に規制するため上記第2のスラスト受け面と当接する第3のスラスト受け面13bとを有したレンズ支持枠13と、
を有したレンズ鏡枠であり、さらに、上記レンズ15は、複数の単レンズ同士が接合された接合レンズ15であって、上記第1の外径は、上記接合レンズのうちの一つである単レンズ11の外径であり、上記第2の外径と上記第2のスラスト受け面は、上記単レンズ11とは異なる別の単レンズ12にあるレンズ鏡枠である。
なお、図5は、本実施形態のレンズ鏡枠装置の縦断面図であり、図6は、図5のC−C断面図であって、下レンズの径嵌合状態を示す図である。
筒状のレンズ押え環(レンズ保持環24)と、
上記レンズ押え環の内径内に空隙(隙間)を有して上記レンズ押え環に外径を包まれる第1の外径(上レンズ21の外径部)と、上記レンズ押え環の一方の端面24bにより光軸方向に押さえを受ける第1のスラスト受け面(中レンズ25の上面の外周縁25b)と、
上記第1の外径より大きな外径を有する第2の外径(下レンズ22の外径部22a)と、 上記第1のスラスト受け面と対向するように有る第2のスラスト受け面(下レンズ22の下面の外周縁22b)とが順次光軸方向に並んで形成されたレンズ26と、
上記レンズ26を保持するための筒状部材23であって、この筒状部材の端面に形成され、上記レンズを上記レンズ押え環24を介して光軸方向に押させるため上記レンズ押え環の他方の端面24aと当接したカシメ部23dと、このカシメ部から連続して形成され上記レンズ押え環を内径23cに嵌合する第1の筒部23fと、上記レンズの上記第2の外径と嵌合して上記レンズを支持する第2の筒部23gと、上記レンズを上記第1のスラスト受け面と共に光軸方向に規制するため上記第2のスラスト受け面と当接する第3のスラスト受け面23bとを有したレンズ支持枠23と、
を有したレンズ鏡枠2であり、さらに、上記レンズは、複数の単レンズ同士が接合された接合レンズであって、上記第1の外径は上記接合レンズのうちの一つである単レンズ21の外径であり、上記第2の外径と上記第2のスラスト受け面は上記単レンズとは異なる別の単レンズ22にあり、さらに上記第1のスラスト受け面は上記二つの単レンズ21,22とはさらに異なり、上記二つの単レンズ21,22に挟まれた単レンズ25に設けたレンズ鏡枠2である。
なお、図7は、本実施形態のレンズ鏡枠装置の縦断面図である。
筒状のレンズ押え環(レンズ保持環34)と、
上記レンズ押え環34の一方の端面34bにより光軸方向に押さえを受ける第1のスラスト受け面31cと、第1の外径31aと、上記第1のスラスト受け面と対向するように有る第2のスラスト受け面31bとが順次光軸方向に並んだレンズ31と、
上記レンズ31を保持するための筒状部材33であって、この筒状部材の端面に形成され、上記レンズを上記レンズ押え環を介して光軸方向に押えるため上記レンズ押え環の一方の端面34aと当接したカシメ部33dと、このカシメ部から連続して形成され上記レンズ押え環を内径33cに嵌合する第1の筒部33gと、上記レンズの上記第1の外径と嵌合して上記レンズを支持する第2の筒部33fと、上記レンズを上記第1のスラスト受け面と共に光軸方向に規制するため上記第2のスラスト受け面と当接する第3のスラスト受け面33bとを有したレンズ支持枠と、
を有したレンズ鏡枠である。
なお、図8は、本実施形態のレンズ鏡枠装置の熱カシメ後状態を示す縦断面図である。
上記レンズ保持環44は、合成樹脂製、または、金属製であって、上記鏡枠43の環挿入内周面43cにガタなく嵌合可能であり、その嵌合状態で下端面が下レンズ42の上面の外周縁に当接し、上端面は、上レンズ41の上面近傍に位置する。また、レンズ保持環44の内径は、上レンズ41の外径より大きく、かつ、下レンズ42の外径より小さい。さらに、レンズ保持環44には、その上端部から上レンズ41の入射面上に位置し、レンズ保持環44の内周より径の小さい開口径を有する絞りとなる絞り開口部44bが設けられる。
なお、上記図9,10は、本実施形態のレンズ鏡枠装置の縦断面図であり、図9は、熱カシメ前の状態を示し、図10は、熱カシメ後の状態を示している。図11は、図10のE−E断面図であって、下レンズの径嵌合状態を示す図である。図12は、上記レンズ鏡枠装置および従来のレンズ鏡枠装置の熱カシメ前後でのレンズ光軸の傾きの変化データ(基準光軸と直交する方向であるx,y方向の傾き)の測定結果を示す図である。
L2 /D>0.4 …(1)
かつ、
L1 /L2 <0.35 …(2)
に範囲に設定する。上式を満足するレンズ鏡枠装置5としては、接合レンズ55が外径に対して比較的全長の長いレンズであり、かつ、全長に対して短い軸方向長さで径嵌合させる場合に限定される。
押えを受ける第1のスラスト受け面(上レンズ51の上面の外周縁51a)と、該スラスト受け面の近傍にある第1の外径51bと、この第1の外径と異なる第2の外径(下レンズ52の外径部52a)と、上記第1のスラスト受け面と対向するように形成された第2のスラスト受け面52bとが光軸方向に順次形成されたレンズ55と、
上記レンズ55を保持するための筒状部材53であって、この筒状部材の端面に形成され、上記レンズを光軸方向に押える上記第1のスラスト受け面と当接したカシメ部53dと、このカシメ部から連続して形成され上記第1の外径とは空隙を有して上記第1の外径を覆う第1の筒部53gと、上記第2の外径と嵌合して上記レンズを支持する第2の筒部53fと、上記レンズを上記第1のスラスト受け面と共に光軸方向に規制するため上記第2のスラスト受け面と当接する第3のスラスト受け面53bとを有したレンズ支持枠53と、
を有したレンズ鏡枠である。
なお、図13は、本実装形態のレンズ鏡枠装置の熱カシメ状態での断面図である。
光軸方向に押さえを受ける第1のスラスト受け面(単一レンズ62の上面の外周縁62c)と、第1の外径62aと、上記第1のスラスト受け面と対向するように有る第2のスラスト受け面62bとが順次光軸方向に並んだレンズ65と、
上記レンズを保持するための筒状部材63であって、この筒状部材の端面に形成され、上記レンズを光軸方向に押えるため上記第1のスラスト受け面と当接したカシメ部63dと、このカシメ部から連続して形成され上記レンズの第1の外径を空隙を介して覆う筒状の第1の筒部63fと、光軸方向に上記レンズの上記第1の外径の一部と嵌合して上記レンズを支持する第2の筒部63gと、上記レンズを上記第1のスラスト受け面と共に光軸方向に規制するために上記第2のスラスト受け面と当接する第3のスラスト受け面63bとを有したレンズ支持枠と、
を有したレンズ鏡枠である。
…上レンズ(レンズ)
12,22,42,52
…下レンズ(レンズ)
12a,22a,31a,42a,52a
,62a…外径部(レンズの径嵌合部)
12b,22b,31b,42b,52b,
62b…当て付け面
13,23,33,43,53,63
…鏡枠
13a,23a,33a,43a,53a,
63a…外径部(鏡枠の径嵌合部)
13b,23b,33b,43b,53b,
63b…当て付け面(鏡枠の軸方向受け面)
14,24,34,44
…レンズ保持環
15,26,45,55
…接合レンズ
25 …中レンズ(レンズ)
31,62
…単レンズ(レンズ)
(レンズの軸方向受け面)
D …径嵌合部の外径
L1 …軸方向嵌合長
L2 …レンズの軸方向受け面から
熱カシメ固定位置までの距離
Claims (2)
- レンズを保持する鏡枠を有するレンズ鏡枠装置であって、
第1のスラスト受け面、
該第1のスラスト受け面の近傍にある第1の外径、
該第1の外径よりも小さい第2の外径、及び
上記第1のスラスト受け面と対向するように形成された第2のスラスト受け面、が光軸方向に順次形成されたレンズと、
上記レンズを保持するための筒状部材であって、
該筒状部材の端面に形成され、上記レンズを光軸方向に押える上記第1のスラスト受け面と当接したカシメ部、
該カシメ部から連続して形成され上記第1の外径とは空隙を有して上記第1の外径を覆う第1の筒部、
上記第2の外径と嵌合して上記レンズを支持する第2の筒部、及び
上記第2のスラスト受け面と当接し、上記カシメ部と共に上記レンズを光軸方向に規制する第3のスラスト受け面、が順次形成されたレンズ支持枠と、
を具備することを特徴としたレンズ鏡枠装置。 - 上記レンズは、複数のレンズからなる接合レンズであることを特徴とした請求項1に記載のレンズ鏡枠装置。
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