JP4762165B2 - 低反射フィルム及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は低反射フィルム及びその製造方法に係り、さらに具体的には可溶性物質を含む多孔性層用コーティング層を形成した後溶媒を使用して可溶性物質を溶解−抽出することにより前記多孔性層用コーティング層に孔隙を導入して多孔性層を形成した低反射フィルム及びその製造方法に関する。
ディスプレイ技術発達が急激に変わる中、LCDやCRT、PDPまたはOLEDのような画像表示装置には、一般的に外部光の反射及び画像の反射によってコントラスト(contrast)が減少することを防ぐため、表示装置の最外郭表面に反射防止フィルムを配置する。このような機能性が付与された反射防止フィルムには防眩(AR、Anti−Reflection)や、低反射(LR、Low−Reflection)用物質がコーティングされている。
既存の反射防止フィルムは1つ以上の金属酸化物よりなる透明層を積層することによりなる。金属酸化物からなる透明層はCVD(化学的気相蒸着)法やPVD(物理的気相蒸着)法などで形成され、特にPVD法が主に使用された。この金属酸化物層は反射防止フィルムとして優れた性能を持っているが、蒸着法は生産性が低下し、生産費が高価なので大量生産は好ましくない短所があった。
その後、蒸着工程の代りに無機微粒子及び低屈折化合物、例えばフッ素系化合物を含有したコーティング液を用いてフィルムにコーティングすることにより反射防止フィルムを製造する方法が開発されてきた。
その一例として、支持体上に低屈折率層、その上に無機微粒子を用いた低屈折率層を積層して反射防止フィルムを製造する方法とMgFやSiOのような微粒子を2種以上使って、厚さによって混合する比率を相違にして屈折率を変わらせて反射防止フィルムを製造する方法がある。
また、中空微粒子を用いた低屈折率層を形成して反射防止フィルムを製造する方法が開発された。すなわち、中空シリカよりなる無機パウダーとバインダーを用いた反射防止フィルムを製造する方法がある。
特開昭59−50401号公報 特開平2−245702号公報
ところが、前述した従来の技術は、無機微粒子の場合はコーティング時製造コストが高い問題があり、フッ素化合物は表面硬度が低く耐擦傷性が弱いためにディスプレイ装置に適用する際傷付きやすい問題があって、これに対する解決方策が図られている。
本発明は前述した問題点を解決するために案出されたもので、耐擦傷性に優れ、また低価格の低反射フィルム及びその製造方法を提供するところにある。
本発明に係る低反射フィルムの製造方法: 前述した目的を達成するため、透明基材フィルムの少なくとも一面にUV反応性シリカ粒子を含む有機−無機ハイブリッドハードコーティング液でハードコーティング層を形成する段階と、当該ハードコーティング層の上部に、当該有機−無機ハイブリッドハードコーティング液と、可溶性物質を含有したコーティング液を塗布し、硬化させて多孔性層用コーティング層を形成する段階と、前記可溶性物質の全部または一部を溶媒で溶解させて多孔性層を形成する段階とを含み、当該可溶性物質は、当該有機−無機ハイブリッドハードコーティング液と可溶性物質を含有するコーティング液100重量部に対して25〜35重量部含まれ、当該可溶性物質として、水、アルコール系溶媒のいずれかに溶解可能であり、且つ、有機物または無機物の中から選択される1以上の物質を用いることを特徴とする低反射フィルムの製造方法を採用することが好ましい。
本発明に係る低反射フィルムの製造方法において、前記低反射フィルムの光学特性の制御のため、前記多孔性層用コーティング層が含有する可溶性物質の含有量を変化させることが好ましい。
本発明に係る低反射フィルム: 本発明に係る低反射フィルムは、上述の低反射フィルムの製造方法を用いて得られた低反射フィルムであって、透明基材フィルム上にハードコーティング層を備え、当該ハードコーティング層上に多孔性層を備えることを特徴とするものである。
本発明に係る低反射フィルムにおいて、前記多孔性層は、孔隙率が10〜50%の範囲内であることが好ましい。
本発明に係る低反射フィルムは、前記多孔性層は、前記ハードコーティング層より小さい屈折率を備え、当該屈折率は1.25〜1.45の範囲であり、且つ、反射率が2%以下である。
本発明に係る低反射フィルムのハードコーティング層は、表面硬度が2H以上であることが好ましい。
本発明に係る低反射フィルムの前記多孔性層は、10〜70nmのナノサイズの孔隙を備えることが好ましい。
本発明に係る低反射フィルム及びその製造方法は、可溶性物質を添加してコーティング層を形成し、これを溶媒に溶解させ抽出して多孔性層を製造することにより表面硬度が極めて優れ、表面反射が2%以下の優れた反射防止性能を提供する。また、可溶性物質の投入量によって屈折率を自由に制御することにより反射率の制御が容易であり、低価格の材料を使用して製造コストの低い低反射フィルムが製造可能である。
以下、添付した図面及び実施例に基づき本発明をさらに詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る低反射フィルムの断面図である。この低反射フィルムは、透明基材フィルム1の上部に形成されたハードコーティング層2及びハードコーティング層2の上部に形成され、ハードコーティング層2より屈折率が小さい多孔性層3を含んでなることを特徴とする。
透明基材フィルム1としては、透明性のあるフィルムなら何れのフィルムであっても使用が可能でありこれに限定されない。
例えば、セルロース誘導体、すなわちジアセチルセルロース、トリアセチルセルロース、プロピオニルセルロース、ブチリルセルロース、アセチルプロピオニルセルロース、またポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルスルホン、ポリスルホン、ポリプロピレン、ポリメチルペンテン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルアセタール、ポリエーテルケトン、ポリメタアクリル酸メチル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリウレタン、エポキシなどの熱可塑性ポリマーの未延伸、1軸または2軸延伸フィルムなどがある。
このうち、望ましくは透明性及び耐熱性に優れた1軸または2軸延伸ポリエステルフィルム、及び透明性及び光学的に異方性のないという点においてはトリアセチルセルロースフィルムが望ましく使用できる。透明基材フィルム1の厚さは限られないが、8〜1000μm程度であり、望ましくは40〜100μmが使用可能である。
ハードコーティング層2は、耐擦傷性に優れた材料なら特に限られず使用できる。ここで、ハードコーティング層2とは、鉛筆硬度試験においてH以上の硬度を有するコーティング層を意味する。ハードコーティング層2の表面硬度は、望ましくは表面硬度が2H以上、さらに望ましくは4H以上の物性を提供できるコーティング液を使用するのが望ましい。UVまたは熱により硬化される反応性硬化樹脂や反応性有機ケイ素化合物が望ましく選択される。
一例として、有機−無機ハイブリッドタイプ(反応性シリカ粒子)のUV硬化樹脂を使用でき、シリカ粒子を高分子性不飽和基を有する加水分解性シランと混合して化学的結合によって製造可能である。反応性シリカ粒子に結合された高分子性不飽和基を有する加水分解性シランの量は約0.05〜99重量%であり、望ましくは5〜85重量%である。加水分解性シランの量が0.05重量%より少ない場合は、硬化されたフィルムの透明度と耐磨耗性に影響を与え、99重量%より多い場合は耐磨耗性が少ししか向上されない。
加水分解性シリル基は、アセトキシシリル基のようなカルボキシレートシリル基、メトキシまたはエトキシシリル基のようなアルコキシシリル基、クロロシリル基のようなハロゲンシリル基、アミノ及びハイドライドシリル基などが可能であり、望ましくはアルコキシシリル基が使用に最も良い。
前記高分子性不飽和基は、カルボキシ、ヒドロキシ、アクリロキシ、メタアクリロキシ、ビニル、プロフェニル、ブタジエニル、スチリル、シナモイル、マレート、アクリルアミド基などが可能である。これらのうちヒドロキシ基を含有した不飽和脂肪性カルボン酸とメタアクリレート化合物などが望ましい。
反応性シリカ粒子の平均粒径は、0.0001〜1μmが望ましく、硬化された透明フィルムに使用される時、0.001〜0.01μmが望ましい。シリカ粒子の比表面積は望ましくは0.001〜2m/gであり、さらに望ましくは0.001〜0.1m/g、そして最も望ましくは0.001〜0.01m/gである。このシリカ粒子は、乾燥粉末またはメタノールのシリカゾルのような有機溶媒に分散されたコロイドシリカを使用できる。反応性シリカ粒子の製造は20〜150℃で行なわれ、5分から24時間の範囲で行なわれる。
また、ハードコーティング層2には、UV硬化のために光開始剤が添加でき、本技術分野で使用される光開始剤を使用できる。
一例として、ジフェニルケトンベンジルジメチルケタル、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニル−1−オン、4−ヒドロキシシクロフェニルケトン、ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、アントラキノン、フルオレン、トリフェニルアミン、カルバゾル、3−メチルアセトフェノン、4−クロルアセトフェノン、4、4−ジメトキシアセトフェノン、4、4−ジアミノベンゾフェノンなどを単独または混合により0.1〜10重量%を使用できる。光開始剤が0.1重量%より少ない場合は硬化速度が遅く、10重量%より多い場合は非経済的である。
光刺激剤は、光開始剤と共に使用可能であり、例えばトリエチルアミン、ジエチルアミン、メチルジエタノールアミン、エタノールアミン、4−ジメチルアミノ−ベンゾ酸、イソアミル−4−ジメチルアミノベンゾエートなどが使用される。
前記物質以外に抗酸化剤、UV吸収剤、光安定剤、熱的高分子化禁止剤、レべリング剤、界面活性剤、潤滑剤などと組成できる。
また、多孔性層3は、その表面及び内部に孔隙を有しており、その孔隙率は限定されるものではないが、10〜50%、望ましくは18〜40%が適当である。孔隙率が10%以下であると低屈折効果及び表面反射防止効果が低下する問題があり、孔隙率が50%以上であるとマイクロ孔隙の形成により耐擦傷性及び透過率が低下する問題点がある。多孔性層3の孔隙のサイズは、10〜70nmのナノサイズであり、望ましくは20〜50nmのナノサイズが望ましい。
また、多孔性層3の屈折率は前記ハードコーティング層2より屈折率が小さいことが望ましく、限定されるものではないが1.25〜1.45の範囲内であり、反射率が2%以下であることが良い。多孔性層3の屈折率は孔隙率の調節により調節が可能である。
また、多孔性層3の材質としては特に限定しないが、UVまたは熱により硬化される反応性硬化樹脂や反応性有機ケイ素化合物が望ましく選択される。また、ハードコーティング層2と同一なUV硬化樹脂など表面強度に優れた材質を使用できる。
そして、多孔性層3を形成する方法は、本技術分野において公知の方法を用いることができ、さらに望ましくは後述する製造方法により形成されることが良い。
本発明に係る低反射フィルムは、前記構成以外にも必要に応じて前述した層間にまたはその外部に別の層を積層でき、これも本発明に含まれる。また、本発明に係る低反射フィルムは、後述する低反射フィルム製造方法により製造される。
図2は、本発明の低反射フィルムの製造方法に関する手順図である。この低反射フィルムの製造方法は、透明基材フィルム1の少なくとも一面にハードコーティング層2を形成する段階(S10)、ハードコーティング層2の上部に可溶性物質を含むコーティング液を塗布して多孔性層用コーティング層を形成する段階(S20)、及び前記可溶性物質の全部または一部を溶媒で溶解させ多孔性層3を形成する段階(S30)を含んで成ることを特徴とする。前記段階以外に必要に応じて他の段階を追加でき、これも本発明に含まれる。
各段階を説明する。まず、透明基材フィルム1の少なくとも一面にハードコーティング層2を形成する(S10)。
ハードコーティング層2のコーティング液には前述した硬化性樹脂及び光開始剤が含まれ、その他コーティング時求められる粘度のために溶剤などが含まれる。ハードコーティング層2の形成方法は本技術分野において使われる方法を用いることができ、一例としてダイコーティング、キャスティング、グラビア及びスピンコーティングなどの適当な方式でコーティングが可能である。
コーティング厚さは普通約0.1〜400μmであり、望ましくは約1〜200μmである。コーティングした後、10〜100℃温度で1秒から24時間、望ましくは5秒から2時間揮発物の蒸発によって乾燥させる。その後、UV光を照射して硬化させる。
UV光の照射量は約0.01〜10J/cmであり、望ましくは0.1〜2J/cmである。これより形成されるハードコーティング層2の屈折率は少なくともそのハードコーティング層2上に積層する多孔性層3の屈折率より高いことが望ましく、その表面強度は2H以上、さらに望ましくは4H以上であることが望ましい。
次いで、ハードコーティング層2の上部に可溶性物質を含むコーティング液を塗布して多孔性層用コーティング層を形成する(S20)。
塗布方式はハードコーティング層2の方式と同様に行え、制限されるものではない。グラビア及びスピンコーティングなどの適当な方式で塗工が可能である。塗布厚さは限定されるものではないが、普通約50〜200nmであり、望ましくは約80〜120nmである。
塗布した後、組成物は10〜100℃温度で1秒〜24時間、望ましくは5秒から2時間揮発物の蒸発によって乾燥させる。その後、UV光を照射して硬化させる。UV光の照射量は約0.01〜10J/cmであり、望ましくは0.1〜2J/cmである。
また、ハードコーティング層2と多孔性層用コーティング層の硬化はそれぞれ行えるが、各層を形成した後1回に硬化させることもでき、これも本発明に含まれる。
また、前記可溶性物質を含むコーティング液は前述したバインダーと光開始剤が含まれる。すなわち、多孔性層3を形成するための多孔性層用コーティング液にはバインダーが含まれ、可溶性物質を溶解するために使われる溶媒に不溶性の物質ならば限定されず使用でき、多孔性層3の材質はUVまたは熱により硬化される反応性硬化樹脂や反応性有機珪素化合物が望ましく選択される。また、ハードコーティング層2と同一なUV硬化樹脂を使用して表面強度に優れた材質を使用できる。
前記可溶性物質は多孔性層3の孔隙を形成するためのもので、水、アルコール系(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなど)、ケトン系(メチルエチルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ジプロピルケトンなど)などの溶媒に溶解される有機物または無機物などの物質なら限定されず、一つ以上選択される。
一例として、次のような単量体及びこれらの重合体物質がこれに該当する。単量体としては、スチレン、p−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−エチルスチレン、m−エチルスチレン、p−クロロスチレン、m−クロロスチレン、p−クロロメチルスチレン、m−クロロメチルスチレン、p−t−ブトキシスチレン、m−t−ブトキシスチレン、フルオロスチレン、αーメチルスチレン、ビニルトルエン、クロロスチレンの芳香族ビニル系化合物と、メチルアクリレート、メチルメタアクリレート、エチルアクリレート、エチルメタアクリレート、ブチルアクリレート、ブチルメタアクリレート、オクチルアクリレート、オクチルメタアクリレート、ステアリルアクリレート、ステアリルメタアクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタアクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジルメタアクリレート、フルオロエチルアクリレート、エチルメタアクリレート、ヘキサフルオロブチルメタアクリレート、ヘキサフルオロイソプロピルメタアクリレート、パーフルオロアルキルアクリレート、オクタフルオロフェニルメタアクリレートなどのアクリル系及びフルオロアクリル系化合物と、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イタコン酸、ビニルスルホン酸などの不飽和カルボキシ酸系化合物と、ビニルスルホン酸、アリールスルホン酸、p−スチレンスルホン酸などの不飽和スルホン酸系化合物と、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸オクチル、アクリル酸メトキシエチル、アクリル酸フェニル、アクリル酸シクロヘキシルなどのアクリル酸エステル系化合物と、(メタ)アクリロニトリル、メタアクリロニトリルなどのシアン化ビニル系化合物と、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ビニルアセトアミドなどのアミド系化合物などがある。
また、無機化合物としては、オキシ硝酸ジルコニウム水和物[ZrO(NO]・HO、オキシ塩化ジルコニウム水和物(ZrOCl・HO)、硝酸リチウム(LiNO)、酢酸リチウム(CHCOOOLi)、塩化スズ水和物(SnCl・nHO)、硝酸インジウム水和物(In(NO・nHO)、塩化インジウム水和物(InCl・nHO)、12−タングストリン酸(HPW1240)、12−タングストシリコン酸(HSiW1240)などがある。これらを一つまたは二つ以上の組み合わせで使用可能である。
また、ハードコーティング液に添加された可溶性物質の含量としてはコーティング液100重量部に対して10〜50重量部、望ましくは18〜40重量部が良い。
ハードコーティング液に添加された可溶性物質は、当該有機−無機ハイブリッドハードコーティング液と可溶性物質を含有するコーティング液100重量部に対して25〜35重量部が良い。可溶性物質の含量が下限値を下回る量で添加すればナノ−多孔性層が十分に形成されなくて低屈折効果及び表面反射防止効果が低下する問題点がある。また、可溶性物質の含量が上限値を上回る量で添加すれば、可溶性物質のコーティング表面残留及びマイクロ孔隙の形成により耐擦傷性及び透過率が低下する問題がある。
また、多孔性層3の屈折率は、ハードコーティング層2より屈折率が小さいものが望ましく、限定されるものではないが1.25〜1.45の範囲内であり、反射率が2%以下であることが良い。さらに、多孔性層3の屈折率は孔隙率の調節により調節できる。
次いで、前記可溶性物質の全部または一部を溶媒で溶解させることにより多孔性層用コーティング層に孔隙を形成させ多孔性層3を形成する(S30)。前記製造されたフィルムを、限られないが溶媒の温度25〜80℃で1〜60分、望ましくは5〜15分間浸漬して可溶性物質を溶解−抽出した後、60〜150℃で1〜10分間乾燥させて本実施の形態の低反射フィルムを製造する。
なお、前記溶媒は水、アルコール系(メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノールなど)の溶媒よりなる群から一つ以上選ばれる。この他、ケトン系(メチルエチルケトン、メチルブチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジエチルケトン、ジプロピルケトンなど)などが考えられる。
以下、実施例を通じて本発明を具体的に説明する。本発明の実施例は、具体的な例示に過ぎず、本発明の保護範囲を限定したり制限することではない。
ハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)をトリアセチルセルロースフィルム(以下、TACフィルムと称する)上にコーティングし、70℃で1分間熱乾燥した後、高圧水銀ランプを用いて700mJ/cmの紫外線を照射して硬化させた。
多孔性層用コーティング液としては、ポリアクリル酸含量25重量%にしてハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)と混合した。
次に、混合した多孔性層用コーティング液を、ハードコーティング層が形成されたTACフィルム上に110nmの厚さでコーティングした後、70℃で1分間熱乾燥した後高圧水銀ランプを用いて700mJ/cmの紫外線を照射して硬化させた。
そして、製造されたフィルムを溶媒として水を使って温度50℃で10分間放置して、ポリアクリル酸を除去して80℃で5分間乾燥させた後、多孔性層を形成して低反射フィルムを製造した。形成された孔隙のサイズは約50nmほどであった。
多孔性層用コーティング液において、ポリアクリル酸含量30重量%にしてハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)と混合したこと以外は、実施例1と同様に製造した。
多孔性層用コーティング液において、ポリアクリル酸含量35重量%にしてハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)と混合したこと以外は、実施例1と同様に製造した。
[参考例1]
ハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)をトリアセチルセルロースフィルム(以下、TACフィルムと称する)上にコーティングし、70℃で1分間熱乾燥した後、高圧水銀ランプを用いて700mJ/cmの紫外線を照射して硬化させた。
多孔性層用コーティング液としては、ポリアクリル酸含量20重量%にしてハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)と混合した。
次に、混合した多孔性層用コーティング液を、ハードコーティング層が形成されたTACフィルム上に110nmの厚さでコーティングした後、70℃で1分間熱乾燥した後高圧水銀ランプを用いて700mJ/cmの紫外線を照射して硬化させた。
そして、製造されたフィルムを溶媒として水を使って温度50℃で10分間放置して、ポリアクリル酸を除去して80℃で5分間乾燥させた後、多孔性層を形成して低反射フィルムを製造した。形成された孔隙のサイズは約50nmほどであった。
[参考例2]
ハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)をトリアセチルセルロースフィルム(以下、TACフィルムと称する)上にコーティングし、70℃で1分間熱乾燥した後、紫外線硬化させた。
多孔性層用コーティング液としては、12−タングストリン酸含量20重量%にしてハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)と混合した。
次に、混合した多孔性層用コーティング液を、ハードコーティング層が形成されたTACフィルム上に110nmの厚さでコーティングした後、70℃で1分間熱乾燥した後紫外線硬化させた。
そして、製造されたフィルムを溶媒としてエタノールを使って温度50℃で10分間放置して、12−タングストリン酸を除去して80℃で5分間乾燥させた後多孔性層を形成して低反射フィルムを製造した。形成された孔隙のサイズは約40nmほどであった。
比較例
[比較例1]
ハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)をTACフィルム上にコーティングし、70℃で1分間熱乾燥した後、紫外線硬化させ多孔性層を排除した。
[比較例2]
多孔性層用コーティング液において、ポリアクリル酸含量7重量%にしてハードコーティング液(製品名:DN−0080、製品メーカ:DSM)と混合したこと以外は実施例1と同様に製造した。
そして、実施例、参考例及び比較例で製造された低反射フィルムは下記のように物性を測定、その結果を下記の表1に示した。
(1)屈折率及び孔隙率
分光エリプソメータ(Elli−SE、韓国エリプソテクノロジ社製)を用いて、入射角60°、photon energy 1.20〜4.80eV領域で反射光を測定し、実施例及び比較例で製造された多孔性層の屈折率及び孔隙率を測定した。
(2)透過率及びヘイズ
分光光度計(HZ−1、日本SUGA社製)を用いて、実施例及び比較例で製造された低反射フィルムの全光線透過率(Total Transmittance)とヘイズ(Haze)を測定した。
全光線透過率(%)
5: 95%以上 4: 93%以上 3: 90%以上
2: 85%以上 1: 80%以上
(3)反射率
UV分光器(UV−Spectrophotometer、日本SHIMADZU社製)を用いて、実施例及び比較例で製造された低反射フィルムの反射率を測定した。波長領域は380〜780nmの可視光線領域を測定した。得られた反射率スペクトルから低反射フィルムの最低反射率(%)を得た。
(4)鉛筆硬度
鉛筆硬度試験機(PHT、韓国ソクボ科学)を用いて500g荷重を加えて前記実施例及び比較例で製造された低反射フィルムの鉛筆硬度を測定した。鉛筆は三菱社製品を使用し、一つの鉛筆硬度当り5回施した。傷が2つ以上であったものはスペックから除いた。
傷:0 OK 傷:1 OK 傷:2以上 NG
(5)耐擦傷性
スチールウールテスト器(WT−LCM100、韓国プロテック)を用いて、1kg/(2cm×2cm)下で10回往復動かせて、実施例及び比較例で製造された低反射フィルムの耐擦傷性を試験した。スチールウールは#0000を使用した。
A : スクラッチが0個
A’ : スクラッチが1〜10個
B : スクラッチが11〜20個
C : スクラッチが21〜30個
D : スクラッチが31個以上
(6)密着性
実施例及び比較例で製造された低反射フィルムの表面に1cm間隔で縦横それぞれ11本の直線を描いて100個の正方形を作った後、テープ(CT−24、日本NICHIBAN社製)を用いて3回剥離テストを施した。100個の四角形3つをテストして平均値を記録した。密着性は次のように記録した。
密着性=n/100
n : 全体四角形のうち剥離されない四角形の数
100 : 全体四角形の個数
従って、一つも剥離されなかった時100/100と記録する。
(7)孔隙サイズ
FE−SEM(S4300、日本日立社製)を用いて孔隙サイズを測定した。
Figure 0004762165
以上説明したように、本発明に係る低反射フィルム及びその製造方法は、耐擦傷性に優れ、製造コストを低くすることができる。したがって、本発明は、低反射フィルムの技術分野において十分に利用することができる。
本発明の一実施形態による低反射フィルムの断面図である。 低反射フィルムの製造方法に関する手順図である。
1 透明基材フィルム
2 ハードコーティング層
3 多孔性層

Claims (7)

  1. 透明基材フィルムの少なくとも一面にUV反応性シリカ粒子を含む有機−無機ハイブリッドハードコーティング液でハードコーティング層を形成する段階と、
    当該ハードコーティング層の上部に、当該有機−無機ハイブリッドハードコーティング液と、可溶性物質を含有したコーティング液を塗布し、硬化させて多孔性層用コーティング層を形成する段階と、
    前記可溶性物質の全部または一部を溶媒で溶解させて多孔性層を形成する段階とを含み、
    当該可溶性物質は、当該有機−無機ハイブリッドハードコーティング液と可溶性物質を含有するコーティング液100重量部に対して25〜35重量部含まれ、
    当該可溶性物質として、水、アルコール系溶媒のいずれかに溶解可能であり、且つ、有機物または無機物の中から選択される1以上の物質を用いることを特徴とする低反射フィルムの製造方法。
  2. 前記低反射フィルムの光学特性の制御のため、前記多孔性層用コーティング層が含有する可溶性物質の含有量を変化させるものである請求項1に記載の低反射フィルムの製造方法。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の低反射フィルムの製造方法を用いて得られた低反射フィルムであって、
    透明基材フィルム上にハードコーティング層を備え、当該ハードコーティング層上に多孔性層を備えることを特徴とする低反射フィルム。
  4. 前記多孔性層は、孔隙率が10〜50%の範囲内である請求項に記載の低反射フィルム。
  5. 前記多孔性層は、前記ハードコーティング層より小さい屈折率を備え、当該屈折率は1.25〜1.45の範囲であり、且つ、反射率が2%以下である請求項又は請求項に記載の低反射フィルム。
  6. 前記ハードコーティング層は、表面硬度が2H以上である請求項〜請求項のいずれかに記載の低反射フィルム。
  7. 前記多孔性層は、10〜70nmのナノサイズの孔隙を備えるものである請求項〜請求項のいずれかに記載の低反射フィルム。
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