JP4761820B2 - 開閉体装置 - Google Patents
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Description
通常、開閉体装置がビルや住宅、工場などの構築・構造物の出入口などの開口部をシート状のカーテンなどの開閉体手段を用いて仕切るものの場合には、枠手段自体の重量を利用して開閉体手段に巻き取られる方向とは反対向の荷重をかけて、開閉体手段を巻取手段に巻き取ったり、巻き戻したりすることによって、開閉体手段の開閉状態を制御している。ところが、テラスなどを構成する枠体のうち例えば屋根部や天井部を構成している一部の枠体に沿って日除けや雨除けなどのために開閉体手段を張設する場合、開閉体手段の開閉方向が水平方向やほぼ水平に近い傾斜方向となることが多く、枠手段自体の重量を有効に利用することができない。そこで、この発明では、枠手段に対して巻取手段によって巻き取られる方向とは反対向の荷重をかける荷重付与手段を設けた。これによって、開閉体手段の開閉方向が例えば水平方向であっても、開閉体手段を巻取手段に巻き取ったり、巻き戻したりすることによって、開閉体手段の開閉状態を制御することができる。
なお、この発明に係る開閉体装置は、開閉体手段がほぼ水平方向に開閉動作するようにほぼ水平状態に設置されるもの以外に、ほぼ垂直や傾斜状態に設置されるものでも良く、開閉体装置が設置される被設置部の状態に応じて任意な状態で設置可能である。この発明に係る開閉体装置は、少なくともガイドレール手段を支持する枠体を有するビルや住宅、工場などの建築構造物やテラス、カーポート、サンルーム、パーゴラ、バルコニーなどの建築構造物に付設される付設構造物などに適用可能である。この発明に係る開閉体装置の適用箇所は、屋根部、天上部、側壁部、床部、開口部などの枠体を有する部分であって、日除けや雨除け、目隠しなどの効果が求められる箇所が好ましい。屋根部、天上部、側壁部、床部については、その一部分がガラス製又は合成樹脂製等の透明部又は半透明部となっている部分を有している場合に、その部分に対してこの開閉体装置を適用することが好ましい。
これは、枠手段に対して巻取手段によって巻き取られる方向とは反対向の荷重をかける荷重付与手段の詳細構成に関するものである。この発明では荷重付加手段は、荷重に応じて長さを伸縮させる伸縮手段と、この伸縮手段の少なくとも一端部側に設けられた滑車手段と、この滑車手段を介して枠手段に一端部が、ガイドレール手段に他端部が接続される線状手段とから構成される。通常、一端の固定された線状手段を滑車手段を介して反転案内した場合、伸縮手段の伸縮に応じて滑車手段が移動すると、それによって反転案内された線状手段の他端はその移動距離の約2倍に相当する長さ分移動することになる。この発明では、滑車手段を介して線状手段の一端が枠手段に、他端がガイドレール手段に接続され、伸縮手段の伸縮によって開閉体手段が巻取手段に巻き取られる方向とは反対向の荷重が常に枠手段にかかるようにしているので、開閉体手段を巻取手段に巻き取ったり、巻き戻したりすることによって、開閉体手段の開閉状態を制御することができる。なお、滑車手段を伸縮手段の両端部に複数設けて、反転案内を複数回行うことによって、線状手段の移動距離は4倍、6倍のように徐々に増加させることができる。従って、枠手段を案内するガイドレール手段の長さと伸縮手段の伸縮量に応じて滑車手段を伸縮手段の両端部にどのように配置するかを決定すればよい。
これは、荷重付与手段の構成を具体的にしたものであり、伸縮手段がシリンダチューブ手段とピストンロッド手段を備えたガススプリング手段で構成され、この両端部に滑車手段が設けられ、線状手段がワイヤ手段で構成され、このワイヤ手段の一端が移動可能な枠手段に、他端が移動しないガイドレール手段又はガススプリング手段に接続されている。
ガイドレール手段が2本以上で構成される場合、ガイドレール手段間の距離を正確に一定となるようにすることは困難なので、この発明では、枠手段をガイドレール手段の長手方向に対して略垂直な方向に移動可能とすることによって、ガイドレール手段間の距離の変化を吸収するようにしたものである。
これは、開閉体手段が巻取手段に巻き取られ、その巻き取り量が大きくなると巻取手段及びそれに巻き取られた開閉体手段の重量が大きくなり、巻取手段がその重量によって撓むことになる。そこで、この発明では、巻取手段の回転軸をスライド移動させると共に開閉体手段の巻き取られた巻取手段の重量を支持するサポート手段を設けた。サポート手段は、巻取手段に巻き取られた開閉体手段の外周部に接触するように設けられているので、開閉体手段の巻き回された巻取手段の重量を支持すると共に巻き取られた開閉体手段の巻取り径が変化した場合に巻取手段の回転軸をスライド移動させている。これによって、巻き取られた開閉体手段の重量が大きくなっても、巻取手段がその重量によって撓むことを防止することができる。
201…取付ブラケット
202,203…エンドブラケット
204〜206…巻取サポート
207〜212…カバー支持枠
213…巻取パイプ
301〜303…ガイドレール
304〜306…キャップ
401…キャンバス支持前枠
402〜404…移動枠体
501…上部カバー
501a…後部側カバー
501b…上部側カバー
502,503…側カバー
207〜212…カバー支持枠
800…ガススプリング
801…シリンダチューブ
802…ピストンロッド
900,900a,900b,900c,900d…ワイヤ
901〜904…ガイドローラ
905…接続部材
906…ワイヤ保持部
Claims (5)
- 少なくとも一本のガイドレール手段と、
前記ガイドレール手段に沿って移動するように設けられた枠手段と、
前記枠手段に一端が固定された開閉体手段と、
前記開閉体手段の他端部が固定され、前記開閉体手段を巻き取ったり、巻き戻したりする巻取手段と、
前記開閉体手段が前記巻取手段によって巻き取られる方向とは反対向の荷重を前記枠手段にかける荷重付与手段とからなる開閉体装置において、
前記荷重付与手段は、
高圧ガスとオイルの封じ込まれたシリンダチューブ手段と、このシリンダチューブ手段の一端から突出するように設けられたピストンロッド手段とから構成されるガススプリング手段であって、前記ピストンロッド手段にかけられる荷重に応じてその押し込み量を変化させて全体の長さを伸縮させるガススプリング手段と、
前記ガススプリング手段の前記シリンダチューブ手段及びピストンロッド手段の端部にそれぞれ設けられた複数の滑車手段と、
前記枠手段に一端部が接続され、前記ガイドレール手段又は前記ガススプリング手段に他端部が接続され、前記滑車手段を介して前記ピストンロッド手段の押し込まれる方向に沿って複数回反転案内されるように設けられたワイヤ手段とから構成され、
前記ガススプリング手段、前記滑車手段及び前記ワイヤ手段によって前記開閉体手段が前記巻取手段によって巻き取られる方向とは反対方向の荷重を前記枠手段にかけるようにし、前記巻取手段が前記開閉体手段を巻き取ったり、巻き戻したりすることによって前記開閉体手段の開閉状態を制御するようにしたことを特徴とする開閉体装置。 - 請求項1において、前記複数の滑車手段は、前記枠手段の一端部であって前記巻き取られる方向とは反対方向側に接続された前記ワイヤ手段を、前記巻き取られる方向に反転させる第1のガイドローラ手段と、前記第1のガイドローラ手段によって反転された前記ワイヤ手段を前記巻き取られる方向とは反対方向に反転させる第2のガイドローラ手段と、前記第2のガイドローラ手段によって反転された前記ワイヤ手段を前記巻き取られる方向に反転させる第3のガイドローラ手段と、前記第3のガイドローラ手段によって反転された前記ワイヤ手段を前記巻き取られる方向とは反対方向に反転させる第4のガイドローラ手段とから構成され、
前記第1及び第3のガイドローラ手段は前記枠手段側の前記シリンダチューブ手段の端部側に設けられ、前記第2及び第4のガイドローラ手段は前記ピストンロッド手段の端部側に設けられ、前記第4のガイドローラ手段によって反転された前記ワイヤ手段は前記枠手段側の前記シリンダチューブ手段の端部側に設けられることを特徴とする開閉体装置。 - 請求項1において、前記ガススプリング手段の前記ピストンロッド手段が前記シリンダチューブ手段内に押し込まれる量は、前記ガイドレール手段の長さに対して3分の1程度としたことを特徴とする開閉体装置。
- 請求項1、2又は3において、2本以上で構成された前記ガイドレール手段間の距離が変化した場合に、前記ガイドレール手段の長手方向に対して略垂直な方向に前記枠手段をスライド移動させることによって前記距離の変化を吸収し、前記枠手段を全体的に前記ガイドレール手段に沿って移動させるように構成したスライド移動手段を設けたことを特徴とする開閉体装置。
- 請求項1、2、3又は4において、前記巻取手段に巻き取られた前記開閉体手段の外周部に接触することによって前記巻取手段に巻き取られた前記開閉体手段の巻取り径の変化に応じて前記巻取手段の回転軸をスライド移動させると共に前記巻取手段の重量を支持するサポート手段を備えたことを特徴とする開閉体装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005129507A JP4761820B2 (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 開閉体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2005129507A JP4761820B2 (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 開閉体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006307487A JP2006307487A (ja) | 2006-11-09 |
JP4761820B2 true JP4761820B2 (ja) | 2011-08-31 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005129507A Expired - Fee Related JP4761820B2 (ja) | 2005-04-27 | 2005-04-27 | 開閉体装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4761820B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101819863B1 (ko) * | 2017-07-03 | 2018-01-19 | 주식회사 정문건장 | 개폐식 어닝 장치 |
-
2005
- 2005-04-27 JP JP2005129507A patent/JP4761820B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101819863B1 (ko) * | 2017-07-03 | 2018-01-19 | 주식회사 정문건장 | 개폐식 어닝 장치 |
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