JP4760488B2 - 遠隔操作システムおよびそのシステムを構成する車載端末装置 - Google Patents

遠隔操作システムおよびそのシステムを構成する車載端末装置 Download PDF

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Description

本発明は、遠隔操作システムおよびそのシステムを構成する車載端末装置に関し、より詳細には、操作端末から車載装置を遠隔操作する操作者の過去の操作内容に基づいて操作端末に配信すべき画面の内容を制御し、操作端末に配信する画面の内容を最適化する遠隔操作システムおよびそのシステムを構成する車載端末装置に関する。
従来、駐車中の車両の状態を検出する車両状態検出手段と、検出された車両の状態が駐車に適さない状態であると判定された場合、通信モジュールを介して駐車に適さない状態に関する情報を外部の操作端末へ送信する駐車状態通報手段とを備える駐車状態監視装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
係る駐車状態監視装置は、ドアがロックされていなかったり、ウィンドウが開放されていたり、ヘッドライトやハザードランプが点灯したままであったりといった状態を駐車に適さない状態として検出し、通信センタを介して、車両が駐車に適さない状態であることと、その状態を解消するために利用可能な遠隔操作とを列挙する遠隔操作メニュー画面を操作端末に送信する。駐車状態監視装置からの信号を受信した操作端末は、その表示装置に遠隔操作メニュー画面を表示させて、操作者の入力を受け付け、操作者による遠隔操作を実行させることができる。
係る駐車状態監視装置の使用に際し、操作者は、遠隔操作を実行するために操作端末を介して通信センタとの間で交信を行うが、通信センタから操作者認証のためのパスワード入力が求められたり、或いは、操作者が遠隔操作メニュー画面で選択した項目が正しいか否かの確認が求められたりするので、一般的には、通信センタとの間で複数段階の交信(操作)を行うこととなる。
特開2004−102939号公報
しかしながら、特許文献1には、遠隔操作を実行するために操作端末と通信センタとの間で行われる交信の内容についての記載がなく、複数段階の操作を必要とする遠隔操作の実行処理が中断された場合に対する配慮が不十分である。操作者によっては、遠隔操作メニュー画面で選択した項目が正しく選択されているか否かの確認を通信センタから求められても、確認を促す定型メッセージが配信されるだけでは、通信センタからの確認要求の存在に気付かず、既に遠隔操作が実行されているものと誤解して確認要求に応答しないままその状態を放置してしまう場合も考えられる。その結果、遠隔操作の内容が車両ドアの施錠であるような場合には、車両ドアが施錠されない状態で放置されることとなり、セキュリティ上問題が生じることとなる。
係る問題に鑑み、本発明は、操作端末に向けて配信する画面の内容を制御し、適切な画面を表示させることにより、操作ミスや操作忘れを防止する遠隔操作システムおよびそのシステムを構成する車載端末装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第1の発明に係る遠隔操作システムは、操作端末における複数段階の操作により車載装置の遠隔操作を実行させる遠隔操作システムであって、当該遠隔操作システムにおける操作内容を記憶する操作内容記憶手段と、前記複数段階の操作のうちの1の操作に関する画面を前記操作端末に配信する画面配信手段と、前記操作内容記憶手段により記憶された操作内容に基づいて、前記操作端末に配信される前記1の操作に関する画面の内容を制御する画面内容制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明に係る遠隔操作システムであって、前記操作内容記憶手段は、前記1の操作に関する画面の配信回数を記憶し、前記画面内容制御手段は、前記配信回数に基づいて前記1の操作に関する画面の内容を制御する、ことを特徴とする。
また、第3の発明は、第1または第2の発明に係る遠隔操作システムであって、前記操作内容記憶手段は、前記1の操作に関する画面の配信時刻を記憶し、前記画面内容制御手段は、前記配信時刻からの経過時間に基づいて前記1の操作に関する画面の内容を制御する、ことを特徴とする。
また、第4の発明は、第1乃至第3の何れかの発明に係る遠隔操作システムであって、前記操作内容記憶手段は、複数の操作端末における操作内容を記憶し、前記画面内容制御手段は、前記複数の操作端末における操作内容に基づいて前記1の操作に関する画面の内容を制御する、ことを特徴とする。
また、第5の発明は、第1乃至第4の何れかの発明に係る遠隔操作システムであって、前記複数段階の操作が未完了である場合に、操作者に対して前記複数段階の操作が未完了であることを通知する未完了通知手段を備える、ことを特徴とする。
また、第6の発明は、第5の発明に係る遠隔操作システムであって、前記未完了通知手段は、中断された前記複数段階の操作を中断された段階から再開させるためのハイパーリンクを付した電子メールを操作者に送信する、ことを特徴とする。
また、第7の発明に係る車載端末装置は、操作端末における複数段階の操作により車載装置の遠隔操作を実行させる遠隔操作システムを構成する車載端末装置であって、前記遠隔操作システムにおける操作内容を記憶する操作内容記憶手段と、前記複数段階の操作のうちの1の操作に関する画面を前記操作端末に配信する画面配信手段と、前記操作内容記憶手段により記憶された操作内容に基づいて、前記操作端末に配信される前記1の操作に関する画面の内容を制御する画面内容制御手段と、を備えることを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、操作端末に向けて配信する画面の内容を制御し、適切な画面を表示させることにより、操作ミスや操作忘れを防止する遠隔操作システムおよびそのシステムを構成する車載端末装置を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る遠隔操作システムの構成例を示す図である。遠隔操作システム100は、車載端末装置V、通信センタCおよび操作端末Mから構成される。
車載端末装置Vと通信センタCとの間は携帯電話用周波数等による無線通信が行われ、通信センタCと操作端末Mとの間は携帯電話用周波数等による無線通信または光ケーブルや同軸ケーブル等による有線通信が行われる。なお、車載端末装置Vと操作端末Mとの間は、特定省電力無線により直接通信が行われてもよい。
車載端末装置Vは、制御部V1および送受信機V2を有し、発光体制御装置V3、ドア制御装置V4、パワーウィンドウV5に接続される。
制御部V1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、NVRAM(Non−Volatile RAM)等を備えたコンピュータである。
送受信機V2は、車載端末装置Vおよび通信センタC、または、車載端末装置Vおよび操作端末Mの間の通信に使用される装置であり、携帯電話用周波数による通信センタCを介した操作端末Mとの通信、または、数十乃至数千メートルの操作範囲を有する特定省電力無線による操作端末Mとの直接通信を可能にする。
発光体制御装置V3は、操作端末Mからの遠隔操作要求に応じて、ハザードランプ、ブレーキランプ、ヘッドライト、駐車灯、室内灯等の発光体の点灯、消灯を制御する車載装置である。
ドア制御装置V4は、操作端末Mからの遠隔操作要求に応じてドアの解錠や施錠を制御する装置である。
パワーウィンドウV5は、操作端末Mからの遠隔操作要求に応じて電動モータによりウィンドウを開閉させる車載装置である。
ここで、「遠隔操作要求」とは、車載端末装置Vに接続される発光体制御装置V3、ドア制御装置V4、パワーウィンドウV5等の車載装置に所定の操作を実行させるために操作端末Mが通信センタC(車載端末装置V)に対して送信する信号であり、1の車載装置に対する遠隔操作要求のみからなるものであってもよく、複数の車載装置に対する遠隔操作要求からなるものであってもよい。また、遠隔操作は、操作端末Mにおける複数段階の操作を経て実行され、「複数段階の操作」とは、遠隔操作要求の送信、パスワードの入力、遠隔操作内容の選択、選択した内容の確認等の少なくとも2つ以上の操作で構成される。
通信センタCは、車載端末装置Vと操作端末Mとの間の通信を中継するための設備であり、制御部C1および送受信機C2を有し、制御部C1は、制御部V1と同様、車載端末装置Vからの情報または操作端末Mからの情報に基づいて所定の演算処理を実行することが可能なコンピュータである。
操作端末Mは、車載装置を遠隔操作するための装置であり、例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)、ノートブックパソコン、トランシーバ等の操作端末であって、好適には所有者等が携帯可能なものであるが、デスクトップコンピュータや専用コンソール等、通信センタCにインターネットを介して有線接続された操作端末であってもよい。
操作端末Mは、制御部M1、送受信機M2および表示装置M3を有する。制御部M1は、車載端末装置Vの制御部V1と同様、CPU、RAM、ROM、NVRAM等を備えたコンピュータであり、送受信機M2は、車載端末装置Vおよび通信センタCとの間の通信に利用される。
また、表示装置M3は、車載端末装置Vや通信センタCからの情報を表示するための装置であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイである。
次に、通信センタCにおける制御部C1の構成例を示す図2を参照しながら、通信センタCの制御部C1が有する操作内容記憶手段C10、画面配信手段C11および画面内容制御手段C12について説明する。
操作内容記憶手段C10は、遠隔操作システム100における操作の内容を記憶する手段であり、例えば、通信センタCの制御部C1にあるハードディスクに操作内容を記憶する。
ここで、「操作内容」とは、遠隔操作システム100で行われた操作の内容をいい、操作端末Mが遠隔操作要求を発信した時刻、要求された遠隔操作の内容、各遠隔操作が要求された回数、各遠隔操作要求が中断された回数、各遠隔操作を完了した回数、各遠隔操作を完了した時刻、通信センタCが操作端末Mに各画面を配信した回数等がある。
画面配信手段C11は、操作端末Mからの要求に応じた画面を操作端末Mに配信するための手段であり、例えば、操作端末Mからの遠隔操作要求に応じて、操作者に遠隔操作の内容を選択させるための遠隔操作メニュー画面を配信し、或いは、操作端末Mからの確認画面要求(確認画面の配信を求める信号)に応じて、遠隔操作メニュー画面で選択された遠隔操作の内容を操作者に確認させるための確認画面を配信する。
また、画面配信手段C11は、操作端末Mからの実行命令(遠隔操作の内容を確認した後、遠隔操作の実行を求める信号)に応じて、確認画面で確認された遠隔操作の内容を実行に移した旨を伝える受付完了画面を配信する。
画面内容制御手段C12は、通信センタCが操作端末Mに配信する各種画面の内容を制御するための手段であり、例えば、操作内容記憶手段C10により記憶された操作者による操作端末Mの過去の操作内容に基づいて各種画面に表示される文字のフォント、大きさ、色、表示方法(点滅、スライドイン、スライドアウト、フェードイン、フェードアウト等をいう。)、各メッセージの内容、位置、順番、ハイパーリンクの有無、ハイパーリンク表示位置、ハイパーリンク先等を設定、追加、変更、削除する。
なお、「ハイパーリンク」とは、文書内に埋め込まれた、他の文書や画像等の位置情報をいい、例えば、操作端末Mの表示装置M3に表示されたテキストのうち、下線の引かれた部分を選択して通信端末に配置された確定ボタン等を押下すると、関連付けられた位置または画面にジャンプ(移行)する。
例えば、画面内容制御手段C12は、通信センタCが操作端末Mから遠隔操作要求を受信した場合、その操作端末Mの操作者による過去の操作内容を通信センタCのハードディスクから取得し、過去に遠隔操作が中断された回数(例えば、遠隔操作の内容を選択したものの確認要求に応じなかった回数をいう。)が所定回数(例えば、3回)以上であると判定したときには、遠隔操作メニュー画面の最上部に“注意! 確認画面で遠隔操作内容を確認後、「操作開始」を押して下さい”といったメッセージを点滅表示させ、選択された遠隔操作の確認要求への応答を忘れて遠隔操作が実行されずに放置されるのを防止する。
次に、図3を参照しながら、画面配信手段C11が配信する各種画面について説明する。
図3(A)は、操作端末Mからの遠隔操作要求に応じて画面配信手段C11が配信する遠隔操作メニュー画面の例であり、図3(B)は、遠隔操作メニュー画面で選択された遠隔操作の内容の確認を求める確認画面の例であり、図3(C)は、確認画面で確認された遠隔操作の内容を実行に移した旨を伝える受付完了画面の例である。
画面配信手段C11は、操作端末Mからの遠隔操作要求に応じて図3(A)に示す遠隔操作メニュー画面を操作端末Mに配信し、現在選択できる遠隔操作の項目が「ドアロック施錠」、「ウィンドウ閉」および「ハザードランプ消灯」の3種類であることを操作端末Mの表示装置M3に表示させる。なお、通信センタCは、車載端末装置Vから車載装置に関する情報を取得し、例えば、ウィンドウが閉じられている場合には、「ウィンドウ閉」の項目を表示させないようにする等、その情報に基づいて遠隔操作可能な項目を変更させるようにしてもよい。
遠隔操作メニュー画面の最下部には、下線が付されたハイパーリンク「確認画面へ」が配置され、操作者が操作端末Mを操作してこのハイパーリンクを押下すると、図3(B)に示す確認画面が操作端末Mの表示装置M3に表示される。同様に、下線が付されたハイパーリンク「キャンセル」が配置され、操作者が操作端末Mを操作してこのハイパーリンクを押下すると、確認画面が表示されることなく遠隔操作メニュー画面が消去される。
図3(B)に示す確認画面は、遠隔操作メニュー画面において「ハザードランプ消灯」の項目が選択されたことを示し、確認画面の最下部には、下線が付されたハイパーリンク「操作開始」が配置され、操作者が操作端末Mを操作してこのハイパーリンクを押下すると、図3(C)に示す受付完了画面が操作端末Mの表示装置M3に表示される。
図3(C)に示す受付完了画面は、通信センタCから車載端末装置Vへハザードランプを消灯するための実行命令が送信されたことを示す。
操作内容記憶手段C10は、例えば、操作端末Mの操作者により遠隔操作要求が発信された時刻、図3(A)に示す遠隔操作メニュー画面において「ハザードランプ消灯」の項目が選択されたこと、および、図3(B)に示す確認画面において「ハザードランプ消灯」が確認されハイパーリンク「操作開始」が押下されたことを記憶する。
また、図3(B)に示す確認画面においてハイパーリンク「操作開始」が押下されず、確認画面がそのまま放置されたり、別の画面に移行してしまったりした場合であっても、操作内容記憶手段C10は、操作端末Mの操作者により遠隔操作要求が発信された時刻、および、図3(A)に示す遠隔操作メニュー画面において「ハザードランプ消灯」の項目が選択されたことを記憶し、さらに、確認画面が表示されてから所定時間が経過した時点で、確認画面においてハイパーリンク「操作開始」が押下されていないことから、遠隔操作が中断されたとして、遠隔操作中断回数を1だけインクリメントする。
なお、遠隔操作システム100は、確認画面においてハイパーリンク「操作開始」が押下されず、確認画面がそのまま放置されたり、別の画面に移行してしまったりした場合であっても、確認画面が表示されてから所定時間が経過したときに、再度、確認画面を操作端末Mに配信するようにしてもよい。操作者による確認を促すためである。この場合、操作内容記憶手段C10は、確認画面配信回数を1だけインクリメントする。
次に、図4を参照しながら、操作端末M、通信センタCおよび車載端末装置Vの間の信号の送受信、並びに、操作端末M、通信センタCおよび車載端末装置Vで実行される処理について説明する。
図4は、図面上部から図面下部に向かって時間経過を示し、左端に操作端末M、中央に通信センタC、右端に車載端末装置Vで実行される処理の内容を示し、その間の矢印が信号の送受信を示す。
最初に、車載端末装置Vは、シフトレバーがP(パーキング)位置にセットされた時やイグニッションスイッチがオフされた時等、駐車状態となった場合に、駐車位置や駐車時刻、ドアがロックされているか否か、ウィンドウが閉じられているか否か、或いは、ハザードランプが消灯されているか否かといった車両に関する情報を通信センタCに送信する(SG1)。車両に関する情報を受信した通信センタCは、その情報を制御部C1のハードディスクに記憶する。
また、車載端末装置Vは、駐車中、車両に関する情報を定期的に通信センタCに送信するようにし、通信センタCは、窓が開放されている等、車両が駐車に適さない状態であることを把握した場合には、その旨を操作端末M(操作端末Mが複数であってもよい。)に通知する。
その後、操作端末Mは、車載装置を遠隔操作すべく遠隔操作要求を通信センタCに送信する(SG2)。遠隔操作要求を受信した通信センタCの操作内容記憶手段C10は、遠隔操作要求を受信した時刻を記憶し、かつ、遠隔操作要求受信回数を1だけインクリメントし、また、通信センタCの画面内容制御手段C12は、車載端末装置Vから受信して既にハードディスクに記憶した車両に関する情報に基づいて遠隔操作メニュー画面の内容を決定する(P1)。
画面内容制御手段C12は、ハードディスクに記憶された操作内容を参照し、例えば、遠隔操作要求受信回数が所定回数(例えば、3回)未満の場合、操作者が遠隔操作に不慣れであると判断し、遠隔操作メニュー画面の最上部に“注意! 確認画面で遠隔操作内容を確認後、「操作開始」を押して下さい”といったメッセージを点滅表示させるよう画面内容を制御する。遠隔操作の実行忘れを防止するためである。
その後、通信センタCの画面配信手段C11は、操作端末Mに遠隔操作メニュー画面を配信する(SG3)。この際、通信センタCの操作内容記憶手段C10は、遠隔操作メニュー画面を配信した時刻を記憶し、かつ、遠隔操作メニュー画面配信回数を1だけインクリメントする。
遠隔操作メニュー画面の配信を受けた操作端末Mは、その画面を表示装置M3に表示させ、操作者が遠隔操作できる車載装置(項目)を選択できるようにする。操作者は、遠隔操作メニュー画面を見ながら、希望する項目を選択しその内容を通信センタCに送信する(SG4)。
通信センタCが遠隔操作メニュー画面で選択された項目に関する情報を受信すると、通信センタCの操作内容記憶手段C10は、選択された項目の累積回数(選択された回数)を1だけインクリメントする。
また、通信センタCの画面内容制御手段C12は、ハードディスクに記憶された操作内容を参照し、例えば、確認画面配信回数が所定回数(例えば、3回)以上の場合、操作端末Mの操作者は確認画面における遠隔操作の内容確認を忘れ易いと判断して、確認画面の最上部に“操作開始”と記されフォントサイズを大きくしたハイパーリンク(図5(C)参照。)を表示させるよう画面内容を変更する(P2−1)。遠隔操作の実行忘れを防止するためである。
その後、通信センタCの画面配信手段C11は、画面内容制御手段C12により一部が変更された確認画面を操作端末Mに向けて配信する(SG5−1)。この際、通信センタCの操作内容記憶手段C10は、確認画面を配信した時刻を記憶し、かつ、確認画面配信回数を1だけインクリメントする。
また、画面配信手段C11は、確認画面を配信し所定時間が経過しても、操作端末Mからの遠隔操作の実行命令を受信しない場合には、再度、確認画面を配信し(SG5−2)、遠隔操作の実行を促すようにする。この場合も、画面内容制御手段C12は、確認画面配信回数に基づいて画面内容を制御し(P2−2)、また、操作内容記憶手段C10は、確認画面配信回数を1だけインクリメントする。
確認画面の配信を受けた操作端末Mは、その画面を表示装置M3に表示させ、確認画面に表示された項目が操作者の希望する項目であるか否かを確認できるようにする。操作者は、確認画面を見ながら希望する項目が正確に選択されているか確認し、正しいようであればハイパーリンク「操作開始」を押下して遠隔操作の実行命令を通信センタCに送信する(SG6)。
通信センタCが遠隔操作の実行命令を受信すると、通信センタCの操作内容記憶手段C10は、実行命令を受信した時刻を記憶し、実行命令の受信回数を1だけインクリメントして、確認画面配信回数をゼロにリセットする(P3)。
その後、画面配信手段C11は、操作端末Mに受入完了画面を配信し(SG7)、通信センタCは、車載端末装置Vに遠隔操作の実行命令を送信する(SG8)。
次に、図5を参照しながら、画面配信手段C11が配信する各種確認画面について説明する。
図5(A)は、操作端末Mからの確認画面要求に応じて画面配信手段C11が配信する確認画面の例であり、画面最上部に“注意! 遠隔操作の中断回数が多いようです。”とのメッセージを点滅表示させた確認画面である。画面最上部に注意事項を目立つように配置することで、この確認画面を見た操作端末Mの操作者が確実にハイパーリンク「操作開始」を押下して車載装置の遠隔操作を完了させるようにする。
また、図5(B)は、画面最上部にハイパーリンク「操作開始」を配し、その下に、遠隔操作の実行のためにハイパーリンク「操作開始」が押下される必要がある旨を示すメッセージを配した確認画面であり、図5(C)は、画面最上部にハイパーリンク「操作開始」を配し、かつ、その文字の大きさを拡大させた確認画面である。画面最上部にハイパーリンク「操作開始」を配置したり、所定の説明文を配置したり、ハイパーリンク「操作開始」の文字を拡大したりすることで、この確認画面を見た操作端末Mの操作者にハイパーリンク「操作開始」を押下する必要があることを認識させることができる。
画面内容制御手段C12は、例えば、遠隔操作中断回数が所定回数以上となった場合に図5(A)の確認画面を表示させ、1の遠隔操作が完了に至るまでの確認画面配信回数が所定回数未満の場合に図5(B)の確認画面を表示させる。また、1の遠隔操作が完了に至るまでの確認画面配信回数が所定回数以上となったり、或いは、確認画面要求に応じて確認画面を配信したものの所定時間以上にわたって「操作開始」のハイパーリンクが押下されなかったりした場合に図5(C)の確認画面を表示させる。ハイパーリンク「操作開始」の押し忘れを防止するためである。
このように、画面内容制御手段C12は、過去の操作内容に応じて確認画面の内容を相応に変更し、これら確認画面を見た操作端末Mの操作者をして確実に「操作開始」のハイパーリンクを押下させ車載装置の遠隔操作を完了させるようにする。
次に、図6を参照しながら、遠隔操作システム100における通信センタCと操作端末Mとの間の処理の流れについて説明する。
最初に、遠隔操作システム100は、操作端末Mから遠隔操作要求が送信されるのを監視し(ステップS1)、遠隔操作要求を受信するまで待機する(ステップS1のNO)。遠隔操作要求を受信すると(ステップS1のYES)、遠隔操作システム100の画面配信手段C11は、遠隔操作メニュー画面を操作端末Mに配信する(ステップS2)。
その後、遠隔操作システム100は、操作端末Mから確認画面要求が送信されるのを監視し(ステップS3)、確認画面要求を受信するまで待機する(ステップS3のNO)。確認画面要求を受信すると(ステップS3のYES)、画面配信手段C11は、制御部C1のハードディスクに記憶された操作端末Mにおける過去の操作内容を参照し、後述の確認画面配信処理により配信すべき確認画面の内容を決定して、確認画面を操作端末Mに配信する(ステップS4)。
その後、遠隔操作システム100は、操作端末Mから遠隔操作の実行要求が送信されるのを監視し(ステップS5)、実行要求を受信するまで待機する(ステップS5のNO)。
待機中、遠隔操作システム100は、操作者により遠隔操作要求がキャンセルされたり、確認画面が受入完了画面以外の他の画面に移行させられたり、操作端末Mの電源がオフされたり、或いは、操作端末Mが通信圏外となったりすること等により遠隔操作が中断されたか否かを監視し(ステップS6)、遠隔操作が中断されない限りこの監視を継続するが(ステップS6のNO)、遠隔操作が中断された場合には(ステップS6のYES)、処理を終了する。
一方、遠隔操作システム100は、待機中に実行要求を受信すると(ステップS5のYES)、操作内容記憶手段C10により確認画面配信回数および確認画面配信時刻をリセットさせ、画面配信手段C11により受入完了画面を操作端末Mに配信させて(ステップS8)、処理を終了する。
次に、図7を参照しながら、確認画面配信処理の流れについて説明する。なお、図7は、確認画面配信処理の流れを示すフローチャートである。
最初に、遠隔操作システム100は、制御部C1のハードディスクに記憶された過去の操作内容を参照し、確認画面配信回数を取得する(ステップS10)。
確認画面配信回数がゼロの場合(ステップS10のYES)、すなわち、1の遠隔操作に対する確認画面が初めて配信される場合、遠隔操作システム100は、操作内容記憶手段C10により現在時刻を確認画面配信時刻として制御部C1のハードディスクに記憶させ(ステップS11)、画面内容制御手段C12により操作端末Mに配信すべき確認画面の内容を図3(B)に示す第1確認画面とし、画面配信手段C11により第1確認画面を操作端末Mに配信させる(ステップS12)。
その後、遠隔操作システム100は、操作内容記憶手段C10により確認画面配信回数を1だけインクリメントさせて(ステップS13)、処理を終了する。
また、確認画面配信回数がゼロでない場合(ステップS10のNO)、すなわち、1の遠隔操作に対する確認画面が既に配信されている場合、遠隔操作システム100は、確認画面配信回数が所定回数(例えば、3回)未満であるか否かを判定する(ステップS14)。
確認画面配信回数が3回未満の場合(ステップS14のYES)、遠隔操作システム100は、現在時刻と確認画面を最初に配信した時刻とから配信後の経過時間を算出し(ステップS15)、所定時間(例えば、15分)が経過していないときには(ステップS15のYES)、確認画面配信回数がゼロの場合と同様、画面配信手段C11により第1確認画面を操作端末Mに配信させる(ステップS12)。
短時間(15分以内)に確認画面要求が1、2回繰り返されたことから、遠隔操作が中断されたことを操作者が認識しているものとして、特別な注意を喚起する画面を配信する必要がないと考えられるからである。
一方、所定時間(15分)が経過した後に確認画面要求を1または2回受信した場合には(ステップS15のNO)、遠隔操作システム100は、遠隔操作が中断されたこととその中断の原因とを操作者が認識していないとして、遠隔操作が中断されたこととその中断の原因とが分かるような第2確認画面(図5(B)参照。)を画面配信手段C11に配信させる(ステップS16)。
確認画面配信回数が3回以上の場合にも(ステップS14のNO)、遠隔操作システム100は、確認画面を最初に配信した時点からの経過時間を算出し(ステップS17)、所定時間(例えば、15分)が経過していない場合には(ステップS17のYES)、画面配信手段C11により第3確認画面(図5(C)参照。)を操作端末Mに配信させる(ステップS18)。
短時間(15分以内)に確認画面要求が既に3回以上繰り返されたことから、操作者は遠隔操作が中断されたことを認識してはいるが、「操作開始」のハイパーリンクを押下して遠隔操作を実行に移すという手順が認識できていないものと考えられ、画面内容制御手段C12は、ハイパーリンク「操作開始」を画面最上部に大きく目立つように配置した図5(C)に示す第3確認画面を画面配信手段C11により配信させ、遠隔操作の実行にハイパーリンク「操作開始」の押下が必要であることを操作者に確実に伝えられるようにするためである。
一方、確認画面要求が3回以上繰り返された場合であって、既に所定時間(15分)が経過した場合には(ステップS17のNO)、遠隔操作システム100は、操作端末Mの操作者がハイパーリンク「操作開始」の押下を忘れがちな者であると判断して、その旨を伝える注意メッセージを付した第4確認画面(図5(A)参照。)を画面配信手段C11に配信させる(ステップS19)。
なお、遠隔操作システム100は、第1乃至第4の何れの確認画面を配信した場合にも、操作内容記憶手段C10により確認画面配信回数を1だけインクリメントさせて(ステップS13)、処理を終了する。
この構成により、遠隔操作システム100は、遠隔操作システムにおける操作内容を記憶することで、遠隔操作を行う操作者の操作傾向を把握し、操作者の操作傾向に応じた内容の画面を配信するので、短時間に何度も同じ操作ミスを生じさせたり、遠隔操作が完了されないままに放置されたりするのを防止することができる。
また、遠隔操作システム100は、短時間に何度も同じ操作ミスをしたり、遠隔操作を完了しないままに放置したりする操作者に対しては、その操作者の操作傾向に応じた内容の画面を配信して操作ミス等の再発を防止しながら、他の操作者に対しては、必要最小限の情報のみを有する画面を配信して通信時間を短縮したり、通信費を抑制したりすることができる。
次に、操作端末Mから車載装置を遠隔操作する操作者の過去の操作内容に基づいて配信すべき画面の内容を制御する遠隔操作システムの他の実施例について説明する。
実施例1の遠隔操作システム100は、車載端末装置Vの所有者(操作者)が有する操作端末Mのその操作者による操作内容を通信センタCに記憶し、記憶された操作内容に基づいて通信センタCが操作端末Mに配信する各種画面の内容を制御するが、実施例2の遠隔操作システムは、通信センタCが複数の操作者の操作内容を記憶し、間違いやすい操作や忘れやすい操作を統計的に把握し、その統計結果に基づいて配信する画面内容を制御する。
例えば、実施例2の遠隔操作システムは、複数段階の操作のうちの1の操作における入力ミスが所定回数(例えば、5回)以上になった場合に、その操作者の操作端末Mに詳細なアドバイスを配した画面(以下、「アドバイス画面」という。)を配信する。また、この遠隔操作システムは、アドバイス画面の配信を受けるようになった操作者がその後所定回数(例えば、5回)連続して入力ミスを発生させなかった場合には、アドバイス画面の配信を止め、詳細なアドバイスのない簡素な画面を配信するようにする。
係る遠隔操作システムにおいて、アドバイス画面の配信を受ける操作者数の全操作者数に占める割合が第1閾値(例えば、3割)以上になったとき、当該1の操作は一般的に操作ミスを生じさせ易い操作であると判断して、5回の所定回数を例えば3回に引き下げ、当該1の操作における入力ミスが3回以上になった場合にその操作者にアドバイス画面を配信するようにする。
その後、アドバイス画面の配信を受ける操作者数の全操作者数に占める割合が第2閾値(例えば、2割)未満に減少したときに、当該1の操作が操作者の間に浸透し操作ミスを生じさせ難くなったと判断して、3回の所定回数を5回に戻すようにする。
なお、ここでいう「操作者」は、特定の条件での抽出が行われていない全ての操作者を意味するが、特定の地域に属する操作者、特定の曜日、時間帯に操作端末Mを使用した操作者、特定の年齢、性別の操作者のように特定の条件で抽出された操作者であってもよい。なお、これらの抽出に利用される諸条件は、通信センタCに登録された情報に基づくものとする。
この構成により、実施例2の遠隔操作システムは、操作端末Mを利用する複数の操作者の操作内容を記憶し、入力ミスを引き起こし易い操作や、忘れ易い操作を操作者の性別、年齢別に、或いは、操作端末Mを使用する曜日、時間帯別に、統計的に把握することができるので、操作者の操作傾向に応じた画面内容を適時に提供でき、短時間に何度も同じ操作ミスを生じさせたり、遠隔操作が完了されないままに放置されたりするのを防止することができる。
また、実施例2の遠隔操作システムは、短時間に何度も同じ操作ミスをしたり、遠隔操作を完了しないままに放置したりする操作者群にアドバイス画面を配信して操作ミス等の再発を防止しながら、他の操作者群には必要最小限の情報のみを有する画面を配信することにより、遠隔操作システム全体としての通信量を低減させることができる。
また、実施例2の遠隔操作システムは、操作者の操作傾向を統計的に把握することができるので、入力ミスを引き起こしにくい操作の流れやメッセージ、或いは、見落としや操作忘れを発生させにくい操作の流れやメッセージの検証を可能とし、操作者の操作傾向に応じたより適切な画面内容を提供でき、短時間に何度も同じ入力ミスを生じさせたり、遠隔操作が完了されないままに放置されたりするのを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、実施例1の遠隔操作システム100は、確認画面の配信を受けたが「操作開始」のハイパーリンクを押下しなかった操作者に対して、次回配信する確認画面の内容を変更することで操作(押下)忘れの再発を防止するが、本発明に係る遠隔操作システムは、確認画面を配信したにもかかわらず「操作開始」のハイパーリンクが押下されない状態が所定時間以上継続した場合に、遠隔操作が未完了である旨を示すメッセージと「操作開始」のハイパーリンクとを配した未完了通知メールを操作端末Mに対し送信するようにしてもよい。なお、本発明に係る遠隔操作システムは、未完了通知メールに遠隔操作を完了させるための処理の流れを示す詳細な説明を付して周知徹底を図るようにしてもよい。
この構成により、操作者は、操作端末Mにおいて未完了通知メールを受信することにより1の遠隔操作が完了していないことを認識し、本来ならば必要となる、ログイン画面の呼び出し、パスワードの入力、遠隔操作メニュー画面の呼び出し等の一連の処理を省略して、操作端末Mから通信センタCに遠隔操作の実行命令を送信することができる。
また、遠隔操作システム100は、一連の処理を省略しながら操作端末Mが送信した遠隔操作の実行命令を通信センタCが受け付けられる時間を、通信センタCが未完了通知メールを送信してから所定時間が経過するまでの間、或いは、通信端末Mが未完了通知メールを受信してから所定時間が経過するまでの間に限定するようにしてもよい。通信センタCが無期限に遠隔操作の実行命令を受け付けられることとすると、操作端末Mを不正に取得した第三者によって遠隔操作が実行され易くなってしまうこととなり、セキュリティ上問題となるからである。
なお、遠隔操作システム100は、操作端末Mに指紋認証機能や顔認証機能等の認証手段を備えるようにし、操作者が認証できた場合にのみ遠隔操作の実行命令を受け付けるようにしてもよい。
また、遠隔操作システム100は、所定画面を配信した回数および配信してからの経過時間に基づいて、次に配信する所定画面の内容を制御するが、特定の操作者に対しては配信回数や経過時間によらず、常に同じ内容で所定画面を配信するようにしてもよい。例えば、遠隔操作の実行に必要な「操作開始」の押下を忘れやすい操作者には、図5(C)に示す第3確認画面を確認画面として常に操作端末Mに配信するよう設定しておくことができる。
また、通信センタCの制御部C1に配置された操作内容記憶手段C10、画面配信手段C11、画面内容制御手段C12は、車載端末装置Vの制御部V1に配置されてもよく、通信センタCおよび車載端末装置Vに分散配置されてもよい。
本発明に係る遠隔操作システムの構成例を示す図である。 通信センタにおける制御部の構成例を示す図である。 操作端末からの要求に応じて画面配信手段が配信する画面の例を示す図である。 遠隔操作システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 操作端末からの確認画面要求に応じて画面配信手段が配信する確認画面の例を示す図である。 遠隔操作システムにおける通信センタと操作端末との間の処理の流れを示すフローチャートである。 確認画面配信処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 遠隔操作システム
C 通信センタ
C1、M1、V1 制御部
C2、M2、V2 送受信機
C10 操作内容記憶手段
C11 画面配信手段
C12 画面内容制御手段
M 操作端末
M3 表示装置
P1〜P4 処理
SG1〜SG8 信号
V 車載端末装置
V3 発光体制御装置
V4 ドア制御装置
V5 パワーウィンドウ

Claims (7)

  1. 所望の遠隔操作を操作者に選択させる選択段階及び選択内容を該操作者に確認させる確認段階を含む、操作端末における複数段階の操作を経て車載装置の遠隔操作を該操作者に実行させる遠隔操作システムであって、
    当該遠隔操作システムにおける操作内容を記憶する操作内容記憶手段と、
    前記複数段階のそれぞれに関する画面を前記操作端末に配信する画面配信手段と、
    前記操作内容記憶手段により記憶された操作内容に基づいて、前記画面配信手段が前記操作端末に配信する画面の内容を制御する画面内容制御手段と、を備え、
    前記画面内容制御手段は、前記操作内容に基づいて、前記操作者が確認操作を忘れやすいと判断する場合、前記選択段階又は前記確認段階に関する画面の内容を変更する、
    ことを特徴とする遠隔操作システム。
  2. 前記画面配信手段は、前記確認画面を繰り返し配信し、
    前記操作内容記憶手段は、前記確認画面の配信回数を記憶し、
    前記画面内容制御手段は、前記配信回数が所定回数以上となった場合に、前記確認画面の内容を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
  3. 前記画面配信手段は、前記確認画面を繰り返し配信し、
    前記操作内容記憶手段は、前記確認画面の最初の配信時刻を記憶し、
    前記画面内容制御手段は、前記最初の配信時刻からの経過時間が所定時間以上となった場合に、前記確認画面の内容を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
  4. 前記操作内容記憶手段は、複数の操作者に関する操作内容を記憶し、
    前記画面内容制御手段は、前記複数の操作者に関する操作内容の統計結果に基づいて間違いやすい操作又は忘れやすい操作を把握し、該操作に関する画面の内容を変更する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作システム。
  5. 前記複数段階の操作が未完了である場合に、操作者に対して前記複数段階の操作が未完了であることを通知する未完了通知手段を備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の遠隔操作システム。
  6. 前記未完了通知手段は、中断された前記複数段階の操作を中断された段階から再開させるためのハイパーリンクを付した電子メールを操作者に送信する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の遠隔操作システム。
  7. 所望の遠隔操作を操作者に選択させる選択段階及び選択内容を該操作者に確認させる確認段階を含む、操作端末における複数段階の操作を経て車載装置の遠隔操作を該操作者に実行させる遠隔操作システムを構成する車載端末装置であって、
    前記遠隔操作システムにおける操作内容を記憶する操作内容記憶手段と、
    前記複数段階のそれぞれに関する画面を前記操作端末に配信する画面配信手段と、
    前記操作内容記憶手段により記憶された操作内容に基づいて、前記画面配信手段が前記操作端末に配信する画面の内容を制御する画面内容制御手段と、を備え、
    前記画面内容制御手段は、前記操作内容に基づいて、前記操作者が確認操作を忘れやすいと判断する場合、前記選択段階又は前記確認段階に関する画面の内容を変更する、
    ことを特徴とする車載端末装置。
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