JP4760333B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents
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また、例えば、特許文献2には、ホストコンピュータとプリンタとの間で無線通信を行う場合に、通信チャネルを1チャンネル分使用するだけで全2重通信を可能とするために、ホストコンピュータからプリンタへの通信は無線にて行い、プリンタからホストコンピュータへの通信は電源ラインを用いる方法が開示されている。
そこで、本発明の目的は、回路規模を低減することを可能としつつ、位相変調方式による通信を安定して行うことが可能な無線通信装置を提供することである。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、第1筐体部と、第2筐体部と、前記第1筐体部と前記第2筐体部との位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、前記第1筐体部に搭載され、ビット値が固定されたパイロットシンボルを一定の時間間隔で送信データに挿入して位相変調方式で無線送信を行う内部無線送信部と、前記第2筐体部に搭載され、前記無線送信される信号を受信し、受信信号に含まれる同相成分および直交成分を1ビット化する内部無線受信部と、前記1ビット化された同相成分または直交成分の値のうちパイロットシンボルに係る値が変化するタイミングを検出し、当該検出に基づいて受信信号に含まれる同相成分および直交成分のコンスタレーション上での位相回転角を算出する位相回転角算出部と、前記位相回転角に関する情報を有線伝送路を介して前記内部無線送信部に伝送する有線伝送部と、を有し、前記内部無線送信部は、前記有線伝送部から伝送される前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲内にある場合にはBPSK方式にて無線送信を行い、前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲外にある場合にはQPSK方式にて無線送信を行うことを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る無線通信装置によれば、前記第1筐体部に搭載され、前記無線通信装置の外部と無線通信を行う外部無線通信部と、前記第2筐体部に搭載された表示部とを有することを特徴とする。
高速に行わせることが可能となる。
また、本発明の一態様に係る無線通信方法によれば、送信側では、ビット値が固定されたパイロットシンボルを一定の時間間隔で送信データに挿入して位相変調方式で無線送信を行い、受信側では、前記無線送信される信号を受信し、受信信号に含まれる同相成分および直交成分を1ビット化し、前記1ビット化された同相成分または直交成分の値のうちパイロットシンボルに係る値が変化するタイミングを検出し、当該検出に基づいて受信信号に含まれる同相成分および直交成分のコンスタレーション上での位相回転角を算出し、前記位相回転角に関する情報を有線伝送路を介して送信側に伝送し、送信側では、前記伝送される前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲内にある場合にはBPSK方式にて無線送信を行い、前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲外にある場合にはQPSK方式にて無線送信を行うことを特徴とする。
図1は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を開いたときの状態を示す斜視図、図2は、本発明の無線通信制御方法が適用されるクラムシェル型携帯電話を閉じたときの状態を示す斜視図である。
図1および図2において、第1筐体部1の表面には、操作ボタン4が配置されるとともに、第1筐体部1の下端にはマイク5が設けられ、第1筐体部1の上端には外部無線通信用アンテナ6が取り付けられている。また、第2筐体部2の表面には、表示体8が設けられるとともに、第2筐体部2の上端にはスピーカ9が設けられている。また、第2筐体部2の裏面には、表示体11および撮像素子12が設けられている。なお、表示体8、11としては、例えば、液晶表示パネル、有機ELパネルまたはプラズマディスプレイパネルなどを用いることができる。また、撮像素子12としては、CCDまたはCMOSセンサなどを用いることができる。また、第1筐体部1および第2筐体部2には、第1筐体部1と第2筐体部2との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ7、10がそれぞれ設けられている。
また、内部無線通信用アンテナ7、10を第1筐体部1および第2筐体部2にそれぞれ設けることにより、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第1筐体部1と第2筐体部2との間のデータ伝送を行うことができる。例えば、外部無線通信用アンテナ6を介して第1筐体部1に取り込まれた画像データや音声データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2に送り、表示体8に画像を表示させたり、スピーカ9から音声を出力させたりすることができる。また、撮像素子12にて撮像された撮像データを、内部無線通信用アンテナ7、10を用いた内部無線通信にて第2筐体部2から第1筐体部1に送り、外部無線通信用アンテナ6を介して外部に送出させることができる。
図3において、第1筐体部21の表面には、操作ボタン24が配置されるとともに、第1筐体部21の下端にはマイク25が設けられ、第1筐体部21の上端には外部無線通信用アンテナ26が取り付けられている。また、第2筐体部22の表面には、表示体28が設けられるとともに、第2筐体部22の上端にはスピーカ29が設けられている。また、第1筐体部21および第2筐体部22には、第1筐体部21と第2筐体部22との間で内部無線通信を行う内部無線通信用アンテナ27、30がそれぞれ設けられている。
また、上述した実施形態では、第1筐体部1、21と第2筐体部2、22との間で無線送信を行う方法を例にとって説明したが、同一半導体チップ内、同一プリント基板上または同一筐体内または同一モジュール内または同一パッケージ内または一体的に使用される機器内での無線送信に適用するようにしてもよい。
図4において、第1筐体部K11には、送信信号処理を行うベースバンド部101、ベースバンド部101などの制御を行う制御部102、無線通信装置を動作させるための各種制御プログラムを格納するROM103、制御部102が処理を実行する際のワークエリアを提供したり、その処理結果を記憶したりするRAM104、局発クロックを生成する水晶発振器105、局発クロックを基準として搬送波を生成するPLL回路106、PLL回路106から出力された搬送波の位相をπ/2だけシフトさせる移相器107、切替制御信号P1に基づいて送信信号の直交成分TX(Q)または同相成分TX(I)を切り替えて出力するスイッチ113、送信信号の直交成分TX(Q)および同相成分TX(I)に含まれる不要な高域成分をそれぞれ減衰させるローパスフィルタ108a、108b、送信信号の直交成分TX(Q)または同相成分TX(I)を位相がπ/2だけシフトされた搬送波に混合する混合器109a、送信信号の同相成分TX(I)を搬送波に混合する混合器109b、混合器109a、109bからの出力を増幅するパワーアンプ110、内部無線通信用電波の送受信を行う内部無線通信用アンテナ112、内部無線通信用アンテナ112にて受信された信号から不要な周波数成分を減衰させるバンドパスフィルタ111、内部無線通信用アンテナ112にて受信された信号を増幅するローノイズアンプ115、位相がπ/2だけシフトされた搬送波に受信信号を混合することにより直交成分RX(Q)を抽出する混合器116a、受信信号を搬送波に混合することにより同相成分RX(I)を抽出する混合器116b、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)に含まれる不要な高域成分をそれぞれ減衰させるローパスフィルタ117a、117b、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)をそれぞれ1ビット化するリミッタアンプ118a、118b、パワーアンプ110側またはローノイズアンプ115側にバンドパスフィルタ111を切り替えるスイッチ114が設けられている。
そして、内部無線通信用アンテナ130を介して受信された受信信号は、バンドパスフィルタ131にて不要な周波数成分が減衰された後、ローノイズアンプ135にて増幅され、混合器136a、136bに送られる。
そして、ベースバンド部121は、送信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)をベースバンド処理することにより画像データを再生し、制御部122を介して表示体125に画像データを表示させることができる。
そして、内部無線通信用アンテナ112を介して受信された受信信号は、バンドパスフィルタ111にて不要な周波数成分が減衰された後、ローノイズアンプ115にて増幅され、混合器116a、116bに送られる。
そして、ベースバンド部101は、送信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)を受け取ると、1ビット化された送信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)に基づいて、送信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)のコンスタレーション上での位相回転角を算出し、その位相回転角に関する情報を有線伝送路CSを介してベースバンド部121に伝送することができる。そして、ベースバンド部121は、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)のコンスタレーション上での位相回転角に基づいて切替制御信号P2を生成し、送信信号の直交成分TX(Q)または同相成分TX(I)をスイッチ153にて選択させることができる。あるいは、ベースバンド部101にて切替制御信号P2を生成し、有線伝送路CSを介して切替制御信号P2をベースバンド部121に伝送するようにしてもよい。
図5(a)において、QPSK方式では、搬送波の位相変化をπ/2ラジアンおきにすることで、1シンボルで4つの状態、すなわち2ビットの情報伝達が実現される。ここで、受信信号は、理想的な信号点S1〜S4に対してノイズN1〜N4がそれぞれ付加された状態となる。
また、図5(b)において、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)がI軸もしくはQ軸に近づくような位相回転角θでは、各信号点S1〜S4に対応してビット誤り領域E1〜E4がそれぞれ発生する。ここで、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)がアナログ値または多ビットデジタル値であり、位相回転角θが予め判明している場合には、位相回転角θを補正することで位相回転角θがI軸に対して45°の状態に戻すことができ、受信ビットを正しく判定することができる。しかし、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)がそれぞれ1ビット化されている場合、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)がI軸もしくはQ軸に近づくと、QPSK方式では、受信ビットを正しく判定することができなくなる。例えば、位相回転角θが90°の近傍において、受信信号の同相成分RX(I)および直交成分RX(Q)が(1,1)の場合、QPSK方式では、(1,1)、(1,−1)、(−1,1)および(−1,1)のデータが送信されているため、送信信号が(1,1)であったのか、(−1,1)であったのかが判定できなくなる。
ここで、BPSK方式では、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)がそれぞれ1ビット化されている状態で、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)がI軸もしくはQ軸に近づいた場合においても、受信ビットを正しく判定することができる。例えば、位相回転角θが90°の近傍において、受信信号の同相成分RX(I)および直交成分RX(Q)が(1,1)の場合、BPSK方式では、(1,1)および(−1,−1)のみのデータが送信されているため、(−1,1)である可能性は排除され、(1,1)であることを正しく判定することができる。
図7において、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)の位相回転角θがθ1〜θ8、θ2〜θ3、θ4〜θ5、θ6〜θ7の場合、BPSK方式にて送信し、位相回転角θがθ1〜θ2、θ3〜θ4、θ5〜θ6、θ7〜θ8の場合、QPSK方式にて送信することができる。
図8において、送信側では、例えば、(1,1)に固定されたパイロットシンボルB1を一定の時間間隔で送信データD1に挿入しながら無線送信を行うことができる。そして、受信側では、受信信号の直交成分RX(Q)および同相成分RX(I)にそれぞれ含まれるパイロットシンボルB1を順次観測することで、位相回転の方向及び角速度を算出することができる。すなわち、同相成分RX(I)および直交成分RX(Q)に含まれるパイロットシンボルB1が(1,−1)から(1,1)への変化が観測された場合にはコンスタレーション上で反時計回りに位相回転しており、(1,1)から(1,−1)への変化が観測された場合にはコンスタレーション上で時計回りに位相回転していることが判る。さらに、例えばコンスタレーション上で反時計回りで位相回転している場合に、受信信号のパイロットシンボルB1が(1,−1)から (1,1)に遷移した時間タイミングが位相回転角θ=0°を表すことができる。そして、この時の時間タイミングから、次に受信信号のパイロットシンボルB1が (1,1)から(−1,1)に遷移した時間タイミングが位相回転角θ=90°を表すことができる。このため、受信信号のパイロットシンボルB1が(1,−1)から(1,1)に遷移した時間タイミングから、次に受信信号のパイロットシンボルB1が(1,1)から(−1,1)に遷移した時間タイミングまでの時間間隔を測定することにより、位相回転の角速度を算出することができ、これにより任意の時間タイミングにおける位相回転角θを求めることができる。
図9は、本発明の一実施形態に係る受信側での位相回転角の推定方法のその他の例を示す図である。
図10において、受信側では、位相回転角θを算出すると、0°、90°、180°および270°の近辺でQPSK方式からBPSK方式に切り替えるように指示するための切替制御信号P1、P2を生成し、図4の有線伝送路CSを介して送信側に伝送することができる。
また、上述した実施形態では、受信信号に含まれる同相成分Iおよび直交成分Qのコンスタレーション上での位相回転角に基づいてQPSK方式とBPSK方式とを切り替えながら無線送信を行う方法について説明したが、1ビット化された受信信号の同相成分Iおよび直交成分Qのコンスタレーション上での位相回転角に関する情報に基づいて受信信号のビット誤りを訂正しながら、2相位相変調方式にて無線送信を行うようにしてもよい。
Claims (6)
- ビット値が固定されたパイロットシンボルを一定の時間間隔で送信データに挿入して位相変調方式で無線送信を行う無線送信部と、
前記無線送信される信号を受信し、受信信号に含まれる同相成分および直交成分を1ビット化する無線受信部と、
前記1ビット化された同相成分または直交成分の値のうちパイロットシンボルに係る値が変化するタイミングを検出し、当該検出に基づいて受信信号に含まれる同相成分および直交成分のコンスタレーション上での位相回転角を算出する位相回転角算出部と、
前記位相回転角に関する情報を有線伝送路を介して前記無線送信部に伝送する有線伝送部と、を有し、
前記無線送信部は、前記有線伝送部から伝送される前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲内にある場合にはBPSK方式にて無線送信を行い、前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲外にある場合にはQPSK方式にて無線送信を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 第1筐体部と、
第2筐体部と、
前記第1筐体部と前記第2筐体部との位置関係を変えられるように前記第1筐体部と前記第2筐体部とを連結する連結部と、
前記第1筐体部に搭載され、ビット値が固定されたパイロットシンボルを一定の時間間隔で送信データに挿入して位相変調方式で無線送信を行う内部無線送信部と、
前記第2筐体部に搭載され、前記無線送信される信号を受信し、受信信号に含まれる同相成分および直交成分を1ビット化する内部無線受信部と、
前記1ビット化された同相成分または直交成分の値のうちパイロットシンボルに係る値が変化するタイミングを検出し、当該検出に基づいて受信信号に含まれる同相成分および直交成分のコンスタレーション上での位相回転角を算出する位相回転角算出部と、
前記位相回転角に関する情報を有線伝送路を介して前記内部無線送信部に伝送する有線伝送部と、を有し、
前記内部無線送信部は、前記有線伝送部から伝送される前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲内にある場合にはBPSK方式にて無線送信を行い、前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲外にある場合にはQPSK方式にて無線送信を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 前記第1筐体部に搭載され、前記無線通信装置の外部と無線通信を行う外部無線通信部と、
前記第2筐体部に搭載された表示部とを有することを特徴とする請求項2に記載の無線通信装置。 - 同一半導体チップに形成された第1および第2回路ブロックと、
前記第1回路ブロックに形成され、ビット値が固定されたパイロットシンボルを一定の時間間隔で送信データに挿入して位相変調方式で無線送信を行う内部無線送信部と、
前記第2回路ブロックに形成され、前記無線送信される信号を受信し、受信信号に含まれる同相成分および直交成分を1ビット化する内部無線受信部と、
前記1ビット化された同相成分または直交成分の値のうちパイロットシンボルに係る値が変化するタイミングを検出し、当該検出に基づいて受信信号に含まれる同相成分および直交成分のコンスタレーション上での位相回転角を算出する位相回転角算出部と、
前記位相回転角に関する情報を有線伝送路を介して前記内部無線送信部に伝送する有線伝送部と、を有し、
前記内部無線送信部は、前記有線伝送部から伝送される前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲内にある場合にはBPSK方式にて無線送信を行い、前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲外にある場合にはQPSK方式にて無線送信を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 実装基板上に実装された第1および第2半導体チップと、
前記第1半導体チップに形成され、ビット値が固定されたパイロットシンボルを一定の時間間隔で送信データに挿入して位相変調方式で無線送信を行う内部無線送信部と、
前記第2半導体チップに形成され、前記無線送信される信号を受信し、受信信号に含まれる同相成分および直交成分を1ビット化する内部無線受信部と、
前記1ビット化された同相成分または直交成分の値のうちパイロットシンボルに係る値が変化するタイミングを検出し、当該検出に基づいて受信信号に含まれる同相成分および直交成分のコンスタレーション上での位相回転角を算出する位相回転角算出部と、
前記位相回転角に関する情報を有線伝送路を介して前記内部無線送信部に伝送する有線伝送部と、を有し、
前記内部無線送信部は、前記有線伝送部から伝送される前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲内にある場合にはBPSK方式にて無線送信を行い、前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲外にある場合にはQPSK方式にて無線送信を行うことを特徴とする無線通信装置。 - 無線通信方法であって、
送信側では、ビット値が固定されたパイロットシンボルを一定の時間間隔で送信データに挿入して位相変調方式で無線送信を行い、
受信側では、前記無線送信される信号を受信し、受信信号に含まれる同相成分および直交成分を1ビット化し、前記1ビット化された同相成分または直交成分の値のうちパイロットシンボルに係る値が変化するタイミングを検出し、当該検出に基づいて受信信号に含まれる同相成分および直交成分のコンスタレーション上での位相回転角を算出し、前記位相回転角に関する情報を有線伝送路を介して送信側に伝送し、
送信側では、前記伝送される前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲内にある場合にはBPSK方式にて無線送信を行い、前記位相回転角が同相成分軸または直交成分軸から所定の範囲外にある場合にはQPSK方式にて無線送信を行うことを特徴とする無線通信方法。
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