JP4758306B2 - オートレンジカレントミラー回路 - Google Patents

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Description

本発明は、カレントミラー回路に関し、より詳細には、現入力バイアス電流に従って増幅率を自動的に適正に切り換えるカレントミラー回路に関する。
一般的に、カレントミラーは、複数のトランジスタ素子から構成されている。カレントミラーの一つのタイプは、トランジスタ素子としてMOSFETを使う。MOSFETの材料的な特性から、カレントミラーに異なるバイアス電流を供給することは、該カレントミラーの出力電流の正確さに影響を与える。
カレントミラーに適用されたMOSFETは、殆どが飽和領域で動作する。MOSFETが飽和領域で動作する場合、該MOSFETのソース電流Idsとゲート電圧Vgsとの単純な関係は、Ids=[μCOX(W/L)(Vgs-Vth)2/2]で表される。各MOSFETのパラメータμ, COX, W, L およびVth は製造プロセスで決まり、そのため、カレントミラーのMOSFETのパラメータは異なる。カレントミラーの各MOSFETのμCOX(W/L)の積は大きくは変化しないが、異なるバイアス電流がカレントミラーに入力すると、(Vgs-Vth)値は変化する。すなわち、小さな入力バイアス電流がカレントミラーに入力すると、(Vgs-Vth)の値が減少する。MOSFETの材料特性から、MOSFETが長時間にわたって作動されると、パラメータVthは安定しない。不安定なVthは、ソース電流Idsに直接的な影響を与える。すなわち、バイアス電流信号の低下は、カレントミラーの出力電流に、より大きな誤差を引き起こす。
図15を参照するに、実際のカレントミラー回路装置は、直列に接続された2つのカレントミラーを含む2段構成である。第1段のカレントミラーは、2つのMOSFET(M1、M2)で構成されており、10:1の増幅率と、1入力および1出力とを有する。第2段のカレントミラーは、3つのMOSFET(M3、M4、M5)で構成されており、1:10の増幅率と、前記第1段のカレントミラーの前記出力に接続される1つの入力と、2つの出力とを有する。
第1段カレントミラーの入力端に供給する入力電流(IIN)が100μAであると仮定すると、第1段カレントミラーの増幅率(10:1)に従って第1段カレントミラーの前記出力に生成されるバイアス電流(I)は約10μA(例えば、9.4μA)である。前記バイアス電流(I)は、第2段のカレントミラーの前記入力に供給され、そのとき、第2段のカレントミラーは、増幅率(1:10)に従って2つの前記出力に2つの出力電流(IOUT1、IOUT2)(約100μA、例えば88.0μA)を生成する。さらに、第1段のカレントミラーの入力に供給している入力電流(IIN)が10μAであるならば、第1段のカレントミラーの出力に生成されるバイアス電流(I)は約1μA(例えば、0.9μA)である。第2段のカレントミラーは、そのとき2つの出力に2つの出力電流(IOUT1、IOUT2)(約10μA、例えば8.1μA)を生成する。したがって、第2段のカレントミラーの入力端に、より小さなバイアス電流が入力されると、前記出力電流(IOUT1、IOUT2)の誤差は増加する。
LED(発光ダイオード)あるいはOLED(有機発光ダイオードまたは有機エレクトロルミネッセンス)等の製品の駆動回路など、高精度の正確さを必要とする電流の適用に関して、出力電流の誤差は、無視し難く、より重要となる。OLED製品の駆動回路は、多数の小さな駆動電流を生成する必要があるので、OLED製品の入力電流と駆動電流との間の誤差および駆動電流間の歪みは、入力電流と大きな信号モードで作動する他の製品の他の駆動回路によって生成される駆動電流のそれより明らかに大きく、より悪い。さらに、最大のバイアス電流がMOSFET標準規格の制限に従って制限されるので、その出力電流の範囲は制限される。MOSFETへのバイアス電流入力が最大バイアス電流よりもはるかに低いならば、出力電流の誤差は極めて増大し、この出力電流の大きな誤差は、高精度の正確さを必要とする駆動回路のための改善に制限を加える。
前記した欠点を克服するために、本発明は、前記した問題を緩和もしくは除去すべく、自動的に、増幅率を適正に切り換えるカレントミラー回路を提供する。
本発明の主たる目的は、自動的に、現時点の入力バイアス電流に従って増幅率を適正に切り換える多段構成のカレントミラー回路を提供することにある。
カレントミラー回路は、電流感知回路と、それぞれが調整可能の第1および第2の増幅率を有する前段および後段のカレントミラーとを備える。前記電流感知回路はしきい値電流を予め設定し、前記前段のカレントミラーの入力電流を受ける。前記電流感知回路は、しきい値電流と入力電流との比較結果に従ってバイアス電流を増幅すべく前記第1および第2の増幅率を調整するために、前記前段および後段階のカレントミラーに制御信号を出力する。前記前段カレントミラーは、前記第1の増幅率で前記入力電流を変換して前記バイアス電流を生成し、前記後段のカレントミラーは、第2の増幅率でバイアス電流を増幅する。これにより、前記後段のカレントミラーのバイアス電流は該後段のカレントミラーの出力電流の誤差を低下させるために、適正な増幅率で増幅される。
本発明の他の目的、利点および新規な特徴は、添付図面に関連する以下の詳細な説明からより明白になるであろう。
図1を参照するに、本発明に係るオートレンジカレントミラー回路は、前段カレントミラー20、任意(オプション)の中段カレントミラー40、後段カレントミラー30および電流感知回路10を含む。
前段カレントミラー20は、調整可能な第1の増幅率を有し、現時点の入力電流に従ってバイアス電流を生成するために使われる。後段カレントミラー30は、調整可能な第2の増幅率を有し、前段カレントミラー20と直列に直接接続することができる。後段カレントミラー30は、複数の出力電流を提供するために使われる。また、後段カレントミラー30は、どのようなタイプのカレントミラーであっても良いが少なくとも1つの中段カレントミラー40を経て、さらに前段カレントミラー30に接続されている。各中段カレントミラー40は、少なくとも1つの前段カレントミラーユニット41と、対応する前段カレントミラーユニット41に接続された少なくとも1つの後段カレントミラーユニット42とを有する。最後の前段カレントミラーユニット41は、後段カレントミラー30に接続されており、最初の後段カレントミラーユニット42は前段カレントミラー20に接続されている。さらに、前記中段カレントミラーは複数の出力電流を提供する。
前記中段カレントミラーを有する前記カレントミラー回路の前記した構成に基づくと、前段カレントミラー20をN個の中段カレントミラー40に接続することができ、各中段カレントミラー40をさらにM個の後段階カレントミラー30に接続することができる。したがって、前記カレントミラー回路は、全体的にN×M個の出力電流を提供するために、N×M個の後段カレントミラー30を含む。
電流感知回路10は、前段カレントミラー20の入力電流の大きさを検出し、また決定するために使われる。入力電流が、予め設定されたしきい値電流すなわちプリセットしきい値電流より低いと、電流感知回路10は前段および後段カレントミラー20、30へ、それらの増幅率を同時に調整するために、制御信号を出力する。したがって、バイアス電流は前段カレントミラー20の最初の増幅率で増幅されないが、前記出力電流の大きさはなお一定に維持される。
電流感知回路10は、多くの異なる好適な実施例を有し、それらの3つが次の通り記載されている。図2を参照するに、電流感知回路10の第1の実施例は、電圧変換器101および電圧比較器102を含む。
電圧変換器101は、入力端子および出力端子を有する。前記入力電流は電圧変換器101の前記入力端子に供給され、該電圧変換器は前記入力電流に対応する入力電圧に変換する。
電圧比較器102は、2つの入力端子と、1つの出力端子とを有する。前記入力端子の一方は、電圧変換器101の前記出力端子に接続されており、他方の入力端子は基準電圧に接続されている。電圧比較器102は、出力電圧を決定するために、前記入力電圧と前記基準電圧とを比較する。電圧比較器102の前記出力電圧は、制御信号として使われる。
さらに、図3を参照するに、電流感知回路10の第2の実施例は、第1の実施例に類似しており、電圧変換器101aと電圧比較器102とを含む。電圧変換器101aは、入力電流および基準電流を対応する入力電圧および対応する基準電圧にそれぞれ変換し、2つの入力端子と2つの出力端子とを有する。前記2つの入力端子は、前記入力電流と前記基準電流とにそれぞれ接続され、前記2つの出力端子は電圧比較器102に接続されている。電圧比較器102は、制御信号として使われる出力電圧を決定するために、前記入力電圧と前記基準電圧とを比較する。
さらに、図4を参照するに、電流感知回路10の第3の実施例は、電流比較器103を含む。電流比較器103は、前記入力電流と前記基準電流とを直接受け取り、次に、制御信号としての結果を出力するために、当該両電流を比較する。
さらに、アナログカレントミラーまたはデジタルカレントミラーなどの多くのタイプの前段および後段カレントミラー20、30がある。
図5ないし11に関し、前段または後段のカレントミラー20、30は、MOSトランジスタで構成することができ、基本的な2トランジスタ電流源、少なくとも1つの付加トランジスタおよび少なくとも1つのスイッチを含むことができる。基本的な2トランジスタ電流源は、入力端および出力端と、第1のトランジスタと、第2のトランジスタとを有する。前記入力端は、前記入力電流に関連(接続)されている。各トランジスタはソース、ドレインおよびゲート端子を有する。第1のトランジスタのドレインおよびゲートの各端子は、前記入力端に接続されている。前記第1および第2のトランジスタのゲート端子は、互いに接続されている。第2のトランジスタのドレイン端子は、前記出力端に接続されている。前記第1および第2のトランジスタのソース端子、互いに接続されている。前段または後段の前記カレントミラー20、30の増幅率は、前記各MOSトランジスタのオン、オフ状態を制御することにより、適正に調整される
まず、図5を参照するに、前段または後段のカレントミラー20、30の第1実施例は、基本的な2トランジスタ(M1、M2)電流源、付加トランジスタ(M5)およびスイッチ(SW1)を含む。
付加トランジスタ(M5)は、ソース、ドレインおよびゲートの各端子を有する。付加トランジスタ(M5)は、前記基本的な2トランジスタ電流源の第1のトランジスタ(M1)と並列に接続されている。付加トランジスタ(M5)のゲート、ソースおよびドレインの各端子は、第1のトランジスタ(M1)のゲート、ソースおよびドレインの各端子に接続されている。スイッチ(SW1)は、付加トランジスタおよび第1のトランジスタ(M5、M1)の2つのドレイン端子間に接続されている。したがって、スイッチ(SW1)のオン、オフ状態の制御は、付加トランジスタ(M5)が基本的な2トランジスタ(M1、M2)電流源に接続されるか否かを決定する。第1および付加のトランジスタ(M1、M5)の幅(チャンネル幅)および長さ(チャンネル長)の比(以下、W/Lと称す。)は、同一であり、第2のトランジスタ(M2)のそれより大きい。例えば、付加のまたは第1のトランジスタ(M1)のW/LをW1:L1で表し、第2のトランジスタのW/LをW2:L2で表すことができ、ここでW1>W2であり、L1>L2である。
図6に関し、カレントミラーの第2の実施例は、図5に示された第1の実施例と同じ素子を有する。しかしながら、スイッチ(SW1)は、付加トランジスタ(M5)のゲート、ソースおよびドレインの各端子に接続されており、付加トランジスタ(M5)のゲート端子は、第1のトランジスタ(M1)のゲート端子に接続されていない。
図7に関し、カレントミラーの第3の実施例は、図5に示された第1の実施例に類似する。第1および第3の両実施例の違いは、付加トランジスタ(M5)が第2のトランジスタ(M2)に並列に接続されおり、該第2および付加トランジスタ(M2、M5)の前記幅および長さ比が同一であり、第1のトランジスタ(M1)のそれより大きいことである。図8に関し、カレントミラーの第4の実施例は、図6に示された第2の実施例に類似する。付加トランジスタ(M5)は第2のトランジスタ(M2)に並列に接続されており、該第2および付加の両トランジスタ(M2、M5)の前記幅および長さ比は、同一であり、第1のトランジスタ(M1)のそれより大きい。
図9に関し、カレントミラーの第5の実施例は、第1のトランジスタ(M1)および第2のトランジスタ(M2)で構成される基本的な2トランジスタ(M1、M2)電流源と、2つの付加トランジスタ(M3、M5)と、2つのスイッチ(SW1、SW2)とを備える。2つの付加トランジスタ(M3、M5)は、第1および第2のトランジスタ(M1、M2)にそれぞれ並列に接続されている。一方のスイッチ(SW1)は、一方の付加トランジスタ(M5)のドレイン端子と第1のトランジスタ(M1)のドレイン端子との間に接続されており、他方のスイッチ(SW2)は、他方の付加トランジスタ(M3)のドレイン端子と第2のトランジスタ(M2)のドレイン端子との間に接続されている。
図10に関し、カレントミラーの第6の実施例は、カレントミラーの第5の実施例に類似しているが、2つの付加トランジスタ(M5、M3)のゲート端子が第1および第2のトランジスタ(M1、M2)のゲート端子に接続されていない。一方のスイッチ(SW1)は一方の付加トランジスタ(M5)のドレインおよびソースの各端子に接続されおり、他方のスイッチ(SW2)は、他方の付加トランジスタ(M3)のドレインおよびソースの各端子に接続されている。
図11に関し、カレントミラーの第7の実施例は、基本的な2トランジスタ(M1、M2)電流源と、3つの付加トランジスタ(M5、M6、M7)と、3つのスイッチ(SW1、SW2、SW3)とを備える。3つの付加トランジスタ(M5、M6、M7)は第1のトランジスタ(M1)に接続されている。前記スイッチ(SW1、SW2、SW3)は、付加トランジスタ(M5、M6、M7)のドレイン端子と、第1のトランジスタ(M1)のドレイン端子との間に、それぞれ接続されている。
一般的に、各付加トランジスタのオン、オフ状態を制御するには、該付加トランジスタのゲートまたはドレイン端子に異なる電圧を供給することがより良い。第1および第2のトランジスタの両増幅率を同時に調整することが必要とされている場合、前記付加トランジスタの他の端子の電圧レベルをも変更するように考慮することができる。カレントミラーの上記の実施例は、カスコード(Cascode)カレントミラーなどのカレントミラーの他の構成を適用することができる。さらに、NMOS、PMOSまたはNMOSとPMOSとの組合せでスイッチを構成することができる。
図12に関し、本発明に係るカレントミラー回路の第1の実施例は、直列に接続された前段および後段のカレントミラー20、30と、前段カレントミラー20に接続された電流感知回路10とを含む。本実施例の前記カレントミラー回路は、定出力電流を生成し該出力電流の誤差を低減するために、前記前段および後段のカレントミラー20、30の増幅率を自動的に適正に調整する。
前記電流感知回路は、電圧変換器と、電圧比較器(CMP1)とを備える。この実施例では、前記電圧変換器は、MOSトランジスタ(M6)と、抵抗体(R1)とを有する。抵抗体(R1)は、MOSトランジスタ(M6)に直列に接続されている。電圧比較器(CMP1)の一方の入力端は、基準電圧(Vref)に接続されており、他方の入力端は、抵抗体(R1)での電圧降下による入力電圧(V1)を得るために、MOSトランジスタ(M6)と抵抗体(R1)との間のノードに接続されている。
前段のカレントミラー20は、図5に示された前記第1の実施例を用い、2つの増幅率を有する。第1のカレントミラー20のMOSトランジスタ(M5)は付加トランジスタ(M6)に接続されている。前記スイッチ(SW1)のオン、オフ状態は、電流感知回路10により制御される。前段のカレントミラー20は、電圧比較器(CMP1)の出力電圧に従って増幅率を適正に調整するために、先ず、スイッチ(SW1)がオンまたはオフのいずれの状態にあるべきかを決定される。次に、前段のカレントミラー20は、現時点の増幅率に従ってバイアス電流(I)を出力する。
この実施例では、後段のカレントミラー30は、基本的な2トランジスタ(M3、M4)電流源と、第1、第2および第3の付加トランジスタ(M7、M8、M9)と、電流感知回路10により制御を受ける2つのスイッチ(SW2、SW3)とを備える。2トランジスタ(M3、M4)電流源は、第1のトランジスタ(M3)と、第2のトランジスタ(M4)とを有する。3つの付加トランジスタ(M7、M8、M9)は、基本的な2トランジスタ(M3、M4)電流源の第2のトランジスタ(M4)に並列に接続される。第1の付加トランジスタ(M7)のドレイン端子は、1つのスイッチ(SW2)を経て第2のトランジスタ(M4)のドレイン端子に接続される。第3の付加トランジスタ(M9)のドレイン端子は、他のスイッチ(SW3)を経て第2の付加トランジスタ(M8)のドレイン端子に接続される。したがって、後段のカレントミラー30は、バイアス電流(I)によって現時点の増幅率で2つの出力電流(IOUT1、IOUT2)を生成する。
電流感知回路10に供給される部分電流は、抵抗体(R1)での降下電圧(V1)に対応することから、抵抗体(R1)への入力電流(IIN)と同一である。比較器(CMP1)は基準電圧(Vref)を抵抗体(R1)での降下電圧(V1)と比較する。基準電圧(Vref)と、抵抗体(R1)での降下電圧(V1)との間の比較結果は、スイッチ(SW1、SW2、SW3)のオンまたはオフの状態を制御するために使われる。
入力電流(IIN)がしきい値電流より低いとき、スイッチ(SW1、SW2、SW3)は、前段および後段のカレントミラー20、30の増幅率を調整するためにオフ状態に制御される。バイアス電流(I)は増幅されるが、出力電流(IOUT1、IOUT2)は、双方共、一定に保持される。出力電流の精度を高めるために、電流感知回路10は、前段および後段のカレントミラー20、30が動作する前に作動される必要がある。電力を節約するために、電流感知回路10が制御信号を出力した後、前記カレントミラー回路の安定性を保持するために、前記電流感知回路の作動を停止させることができる。前記カレントミラー回路が不安定な電力問題のある他のシステム回路に応用される場合、電流感知回路10は停止されない。
前段および後段のカレントミラー20、30は、バイアス電流(I)の調整が可能となるように用いられている。しかしながら、バイアス電流(I)の違い(変化)は、出力電流(IOUT1、IOUT2)の値に影響を与えない。
例えば、前段および後段の現在の増幅率がそれぞれ10:1および1:10であり、またしきい値電流が50μAであると仮定する。入力電流(IIN)が、しきい値電流より大きい100μAであるならば、バイアス電流(I)は10μAであり、初めの出力電流(IOUT1、IOUT2)は、双方共、100μAである。入力電流(IIN)が、しきい値電流より低い10μAであるならば、3つのスイッチ(SW1、SW2、SW3)は、オフ状態に切り換えられる。その結果、前段のカレントミラー20および後段のカレントミラー30の現時点の増幅率は5:1および1:5に自動的に適合され、そのとき、バイアス電流(I)は2μAになる。したがって、出力電流(IOUT1、IOUT2)は、双方共、10μAになる。
もし、前段カレントミラー20および後段カレントミラー30の増幅率が5:1および1:5に適合されないならば、バイアス電流(I)は僅かに1μAになるであろう。しかし、バイアス電流(I)は、オフ状態にあるスイッチ(SW1、SW2、SW3)を有する前段および後段のカレントミラー20、30のそれよりも2倍高い。したがって、より高いバイアス電流(I)は、出力電流の誤差を低下させる。
出力電流の精度を高めるために、カレントミラー回路は、さらに、現時点の入力電流を比較するための複数の異なるしきい値電流を有する。さらに図13を参照するに、本発明に係るカレントミラー回路の複数のしきい値電流を有する第2の実施例は、2つのしきい値電流を備えるべく、さらに2つの電流感知回路10を使用する。各電流感知回路10は、図12の第1実施例のそれと同一である。ここで、しきい値電流とは、抵抗体(R1、R2)を流れるそれぞれの電流を意味する。
この実施例では、前段カレントミラー20は、基本的な2トランジスタ(M1、M2)電流源と、2つの付加トランジスタ(M5、M6)とを有する。2つの付加トランジスタ(M5、M6)は、2つのスイッチ(SW1、SW2)を経て基本的な2トランジスタ(M1、M2)電流源の第1のトランジスタ(M1)にそれぞれ並列に接続される。
後段のカレントミラー30は、基本的な2トランジスタ(M3、M4)電流源と、2つの付加トランジスタ(M9、M10)とを有する。2つの付加トランジスタ(M9、M10)は、2つのスイッチ(SW3、SW4)を経て基本的なトランジスタ(M3、M4)電流源の第2のトランジスタ(M4)に接続される。
2つの電流感知回路10が異なるW/Lを有する2つのトランジスタ(M7、M8)を用い、それらが前記入力電流に接続されるなら、2つのしきい値電流が予め設定される。従って、本実施例の前記カレントミラー回路は、3つの増幅率を有する。
入力電流(IIN)の部分電流が電流感知回路10の2つの抵抗体(R1、R2)を流れるとき、抵抗体(R1、R2)でのそれぞれの電圧降下によって2つの異なる電圧(V1、V2)が生じる。電流感知回路10の2つの比較器(CMP1、CMP2)は、それぞれ対応する電圧V1およびV2と、共通の基準電圧(Vref)とを比較する。電圧(V1、V2)と基準電圧(Vref)との比較結果(Vcmp1、Vcmp2)は、前段のカレントミラー20のスイッチ(SW1、SW3)および後段のカレントミラー30のスイッチ(SW2、SW4)のオン、オフ状態を制御するためにそれぞれ用いられる。入力電流(IIN)が小さい方の前記しきい値電流より小さいとき、4つのスイッチ(SW1ないしSW4)は、オフ状態に維持される。入力電流(IIN)が大きい方の前記しきい値電流より小さく、しかし、小さい方の前記しきい値電流より大きいとき、スイッチ(SW1、SW3)はオン状態に切り換えられ、スイッチ(SW2、SW4)は、そのままオフ状態に維持される。入力電流(IIN)が大きい方の前記しきい値電流より大きいとき、さらにスイッチ(SW2、SW4))がオン状態に切り換えられる。したがって、バイアス電流(I)は増幅され、出力電流(IOUT)は不変に保持される。すなわち、複数のしきい値電流は出力電流の精度を改善し、出力電流(IOUT)の調整範囲を増大させることを可能にするが、出力電流(IOUT)に影響を与えない。
さらに、出力電流の精度を高めるために、電流感知回路10は、前段および後段のカレントミラー20、30が動作する前に作動される必要がある。電流感知回路10が入力電流(IIN)をしきい値電流と比較し終えた後、エネルギーを節約し、スイッチ(SW1ないしSW4)の頻繁な切り換えを避けるために、前記電流感知回路の作動を停止させることができる。
前記カレントミラー回路の第2の実施例で、電流感知回路10は、2つのしきい値電流をもつために、異なるW/Lを有する2つのトランジスタ(M7、M8)を使用する。しかしながら、これは、2つのしきい値電流をもつための唯一の方法ではない。例えば、2つの電流感知回路10は、同じW/Lを有する2つのトランジスタを使うが、2つの異なる抵抗体を使用する。それにより、2つの抵抗体(R1、R2)に対応する電圧降下で得られる2つの電圧(V1、V2)は、異なる。さらに、2つの電流感知回路10は、2つのしきい値電流をもつために、同一のW/L、同一の抵抗体(R1、R2)および異なる電圧比較器(CMP1、CMP2)を有する2つのトランジスタを用いることができる。
さらに、図14を参照するに、カレントミラー回路は、マルチチャネル出力を有するOLED駆動回路に適用されている。ひし形記号で指定された第1の曲線および矩形記号で指定された第2の曲線は、従来のカレントミラーおよび本発明の前記カレントミラー回路におけるバイアス電流(I)と出力電流(IOUT)との関係をそれぞれ表している。第2実施例のカレントミラー回路の2つのしきい値電流は2つの位置に示されており、それらは2つの出力電流65μAと130μA上にそれぞれ位置する。三角記号で指定された第3の曲線および交差記号で指定された第4の曲線は、従来のカレントミラーおよび本発明のカレントミラー回路における電流の歪みと出力電流(IOUT)との関係をそれぞれ表す。従来のカレントミラーの電流の歪みは約4.7%であり、本発明のカレントミラー回路の電流の歪みは、出力電流が最小のレベル(24μA)にあるとき、わずかに約2.8%である。
前記したところに基づき、マルチチャネル出力を要求するOLEDまたはLED製品の駆動回路などの安定した電流源に本発明に係るカレントミラー回路を適用する場合、本発明に係るカレントミラー回路は、OLEDまたはLED製品の駆動回路のこの要件と満たすために、直列接続された複数のカレントミラーを用いて適用することができる。これにより、出力電流の歪みと電源の品質は大幅に高められて、出力電流の調整範囲は増大する。したがって、本発明のカレントミラー回路を備えるOLEDまたはLED製品の駆動回路は、より広い動作範囲に適用し、その結果、製品価格および製造費を削減し、顧客の利便性を増大させることができる。
本発明の多数の特徴および利点が発明の構造および作用の詳細と共に前述の説明に記述されたが、その開示は単に説明のためである。添付の請求項の用語の広い一般的な意味によって示されるすべての範囲にわたって本発明の原理内での細部の変更、特に、形状、寸法および部品の配置で変更が可能である。
本発明によるカレントミラー回路のブロック図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の電流感知回路の第1実施例のブロック図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の電流感知回路の第2実施例のブロック図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内電流感知回路の第3実施例のブロック図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の調整可能な増幅率を有するカレントミラーの第1実施例の回路図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の調整可能な増幅率を有するカレントミラーの第2実施例の回路図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の調整可能な増幅率を有するカレントミラーの第3実施例の回路図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の調整可能な増幅率を有するカレントミラーの第4実施例の回路図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の調整可能な増幅率を有するカレントミラーの第5実施例の回路図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の調整可能な増幅率を有するカレントミラーの第6実施例の回路図である。 図1に示した前記カレントミラー回路内の調整可能な増幅率を有するカレントミラーの第7実施例の回路図である。 本発明よるカレントミラー回路の第1実施例の回路図である。 本発明よるカレントミラー回路の第2実施例の回路図である。 本発明および従来技術の両関係のグラフであり、その一方は、本発明によるカレントミラー回路の出力電流(IOUT)およびバイアス電流(I)/電流歪みを示し、他方は従来のカレントミラーの出力電流(IOUT)およびバイアス電流(I)/電流歪みを示すグラフである。 従来技術による従来のカレントミラー回路の回路図。
符号の説明
10 電流感知回路
20 前段カレントミラー
30 後段カレントミラー
40 中段カレントミラー
41 前段カレントミラーユニット
42 後段カレントミラーユニット
101、101a 電圧変換器
102 電圧比較器
103 電流比較器
M1〜M9 トランジスタ
SW1〜SW4 スイッチ

Claims (16)

  1. 第1の調整可能な増幅率と、入力電流に関連する電流入力端子と、電流出力端子とを有し、前記第1の増幅率で前記入力電流を変換することにより前記電流出力端子にバイアス電流を生成する前段カレントミラーと、
    第2の調整可能な増幅率と、前記前段カレントミラーの前記電流出力端子に接続された入力端子と、複数の出力端子とを有し、前記前段カレントミラーからバイアス電流を受けるように該前段カレントミラーに直列に接続され、前記各出力端子に出力電流を生成すべく前記第2の増幅率で前記バイアス電流を増幅する後段カレントミラーと、
    前記前段および後段のカレントミラーと前記入力電流とにそれぞれ電気的に接続された少なくとも1つの電流感知回路であって予めしきい値電流が設定された電流感知回路とを含み、
    前記電流感知回路は、前記しきい値電流と現入力電流との比較結果に従ってバイアス電流を増幅するために前記第1および第2の増幅率を調整すべく前記前段および後部のカレントミラーに制御信号を出力し、これにより増幅されたバイアス電流は前記複数の出力電流の歪みを低減すべく前記出力電流間の誤差を低下させる、オートレンジカレントミラー回路。
  2. さらに、予め異なるしきい値電流がそれぞれに設定された複数の電流感知回路を含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  3. さらに、前記前段および後段のカレントミラー間で直列に接続された少なくとも1つの中段カレントミラーを含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  4. 前記中段カレントミラーは、前記後段カレントミラーに接続された少なくとも1つの前段カレントミラーユニットと、前記前段カレントミラーに接続された少なくとも一つの後段カレントミラーユニットとを含み、該後段カレントミラーユニットは出力電流を供給する、請求項3に記載のカレントミラー回路。
  5. 前記電流感知回路は、前記入力電流を対応する電圧に変換するために前記前段カレントミラーの前記電流入力端子に接続された電圧変換器と、電圧比較器とを含み、
    前記電圧変換器は、前記前段カレントミラーの前記入力端子に接続された入力端子と、前記対応電圧を出力する出力端子とを有し、
    前記電圧比較器は、前記電圧変換器の前記出力端子に接続された第1の入力端子と、基準電圧に接続された第2の入力端子と、前記基準電圧を前記入力電流に対応して変換された電圧と比較することによって電圧を生成するために前記前段および後段のカレントミラーに電気的に接続された出力端子とを有する、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  6. 前記電流感知回路は、電流比較器を含み、該電流比較器は、前記前段カレントミラーの前記電流入力端子および基準電流にそれぞれ接続された2つの入力端子と、前記基準電流を前記入力電流と比較することによって電流を生成するために前記前段および後段のカレントミラーに電気的に接続された出力端子とを有する、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  7. 前記前段および後段の両カレントミラーは、それぞれ、
    前記出力電流を生成するために前記入力電流に接続された基本的な2トランジスタ電流源と、
    該トランジスタ電流源に並列に接続された少なくとも1つの付加トランジスタと、
    対応する前記付加トランジスタと前記基本的な2トランジスタ電流源との間に接続され、前記前段および後段のカレントミラーの増幅率を調整するために、対応する前記付加トランジスタを前記基本的な2トランジスタ電流源に電気的に接続するか否かを決めるための少なくとも1つのスイッチとを含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  8. 前記前段カレントミラーは、
    前記出力電流を生成するために前記入力電流に接続された基本的な2トランジスタ電流源と、
    該トランジスタ電流源に並列に接続され、また前記電流入力端子に接続された少なくとも1つの付加トランジスタと、
    対応する前記付加トランジスタと前記基本的な2トランジスタ電流源との間に接続され、前記前段カレントミラーの増幅率を調整するために、対応する前記付加トランジスタを前記基本的な2トランジスタ電流源に電気的に接続するか否かを決めるための少なくとも1つのスイッチとを含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  9. 前記前段カレントミラーは、
    前記出力電流を生成するために前記入力電流に接続された基本的な2トランジスタ電流源と、
    該トランジスタ電流源に並列に接続され、また前記電流出力端子に接続された少なくとも1つの付加トランジスタと、
    対応する前記付加トランジスタと前記基本的な2トランジスタ電流源との間に接続され、前記前段カレントミラーの増幅率を調整するために、対応する前記付加トランジスタを前記基本的な2トランジスタ電流源に電気的に接続するか否かを決めるための少なくとも1つのスイッチとを含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  10. 前記前段カレントミラーは、
    前記出力電流を生成するために前記入力電流に接続された基本的な2トランジスタ電流源と、
    2つの付加トランジスタであって前記電流入力端子および前記トランジスタ電流源に並列に、また前記電流出力端子および前記トランジスタ電流源に並列にそれぞれ接続された付加トランジスタと、
    2つのスイッチであってそれぞれが対応する前記付加トランジスタと前記基本的な2トランジスタ電流源との間に接続され、前記前段カレントミラーの増幅率を調整するために、対応する前記付加トランジスタを前記基本的な2トランジスタ電流源に電気的に接続するか否かを決めるためのスイッチとを含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  11. 前記後段カレントミラーは、
    少なくとも1つの出力電流を生成するために前記入力電流に接続された基本的な2トランジスタ電流源と、
    該トランジスタ電流源に並列に接続され、また前記電流入力端子に接続された少なくとも1つの付加トランジスタと、
    対応する前記付加トランジスタと前記基本的な2トランジスタ電流源との間に接続され、前記後段カレントミラーの増幅率を調整するために、対応する前記付加トランジスタを前記基本的な2トランジスタ電流源に電気的に接続するか否かを決めるための少なくとも1つのスイッチとを含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  12. 前記後段カレントミラーは、
    少なくとも1つの出力電流を生成するために前記入力電流に接続された基本的な2トランジスタ電流源と、
    該トランジスタ電流源に並列に接続され、また対応する前記出力端子に接続された少なくとも1つの付加トランジスタと、
    対応する前記付加トランジスタと前記基本的な2トランジスタ電流源との間に接続され、前記後段カレントミラーの増幅率を調整するために、対応する前記付加トランジスタを前記基本的な2トランジスタ電流源に電気的に接続するか否かを決めるための少なくとも1つのスイッチとを含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  13. 前記後段カレントミラーは、
    少なくとも1つの前記出力電流を生成するために前記入力電流に接続された基本的な2トランジスタ電流源と、
    2つの付加トランジスタであって前記入力端子および前記トランジスタ電流源に並列に、また前記出力端子および前記トランジスタ電流源に並列にそれぞれ接続された付加トランジスタと、
    2つのスイッチであってそれぞれが対応する前記付加トランジスタと前記基本的な2トランジスタ電流源との間に接続され、前記後段カレントミラーの増幅率を調整するために、対応する前記付加トランジスタを前記基本的な2トランジスタ電流源に電気的に接続することを決めるためのスイッチとを含む、請求項1に記載のカレントミラー回路。
  14. 前記各付加トランジスタはドレイン端子、ソース端子およびゲート源を有するMOSトランジスタである、請求項7に記載のカレントミラー回路。
  15. 前記各スイッチは前記ドレイン端子に接続されている、請求項14に記載のカレントミラー回路。
  16. 前記各スイッチは、前記ドレイン端子、前記ソース端子および前記ゲート源に接続されている、請求項14に記載のカレントミラー回路。
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