JP4756899B2 - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、仮想物体同士の干渉を報知する為の技術に関するものである。
設計・製造分野において3次元CADなどを用いた設計(形状・デザイン)が主流になってきている。3次元CADで設計された仮想物体が実際に各部品間の干渉なく正常に動作するかを検証する方法としては、設計した仮想物体の部品間の拘束関係をもとに仕様と同様の動作を仮想空間内で行う、もしくは任意の動作を仮想空間内で行い、干渉計算を行う手法が主流である。
従来の干渉結果の提示方法は、仮想物体の色・明るさ・材質・音など対象領域の状態を一定に変化させることによってユーザに干渉した結果を提示するものが多く、このとき状態を変化させる仮想物体の対象領域は、干渉計算時に干渉しているオブジェクト全体またはオブジェクトパーツ、バウンディングボックス、ポリゴンなどがある。
例えば二つの仮想物体間で干渉が発生したとき、干渉を起こした双方の物体全体またはパーツ、ポリゴンなどが赤く光る、といった提示方法が主に採用されている。
特開平07−152807号公報
しかし、仮想物体を計算機画面上の任意の視点から表示する方法では、視点位置や仮想物体の相対位置関係などから遮蔽問題が発生し、詳細な干渉部位の状態を評価することができない場合がある。しかも、遮蔽した領域のどの部位が干渉したかを判断するのが難しい。従来の方法では仮想物体の裏側で干渉が発生した場合、例えば干渉している領域が赤く変化するだけでは、干渉が発生していることも干渉している具体的な部位も判断することは困難である。
このような問題を解決するために、より直感的な評価が可能な干渉結果の提示手法が求められている。
本発明は以上の問題に鑑みてなされたものであり、仮想物体同士が干渉した場合に、その干渉部分を報知できるようにする為の技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。
即ち、複数の仮想物体の形状データおよび該仮想物体を構成する全ての構成要素の各々予め対応づけられた情報を保持する保持手段と、
前記複数の仮想物体の形状データに基づき、視点の位置姿勢に応じた画像を生成する生成手段と、
前記複数の仮想物体の衝突および該仮想物体を構成するそれぞれの構成要素のうち衝突した構成要素を検出する検出手段とを有し、
前記生成手段は、衝突した仮想物体として前記検出手段が検出した仮想物体を衝突仮想物体とし、該衝突仮想物体を構成するそれぞれの構成要素のうち前記衝突した構成要素として前記検出手段検出た構成要素を衝突構成要素とし、該衝突仮想物体を構成する全ての構成要素の色を、該衝突構成要素に対応する前記保持手段内の色情報が示す色に変更することで、該衝突仮想物体の全体の表示色を該色情報が示す色に変更した該衝突仮想物体の画像を生成することを特徴とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の情報処理方法は以下の構成を備える。
即ち、複数の仮想物体の形状データおよび該仮想物体を構成する全ての構成要素の各々予め対応づけられた情報を保持する保持手段を有する情報処理装置が行う情報処理方法であって、
前記複数の仮想物体の形状データに基づき、視点の位置姿勢に応じた画像を生成する生成工程と、
前記複数の仮想物体の衝突および該仮想物体を構成するそれぞれの構成要素のうち衝突した構成要素を検出する検出工程とを有し、
前記生成工程では、衝突した仮想物体として前記検出工程で検出した仮想物体を衝突仮想物体とし、該衝突仮想物体を構成するそれぞれの構成要素のうち前記衝突した構成要素として前記検出工程で検出された構成要素を衝突構成要素とし、該衝突仮想物体を構成する全ての構成要素の色を、該衝突構成要素に対応する前記保持手段内の色情報が示す色に変更することで、該衝突仮想物体の全体の表示色を該色情報が示す色に変更した該衝突仮想物体の画像を生成することを特徴とする。
本発明の構成により、仮想物体同士が干渉した場合に、その干渉部分を報知できるようにすることができる。
以下添付図面を参照して、本発明を好適な実施形態に従って詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態に係る画像処理装置は、複数の仮想物体が配置された仮想空間を、所定の位置姿勢を有する視点から見た場合に見える画像(仮想空間画像)を生成して表示する処理を行うのであるが、仮想物体同士が干渉(一方の仮想物体の一部若しくは全部が他方の仮想物体の内部に入り込む)した場合に、それぞれの仮想物体における干渉箇所を報知する処理を行う。以下、この画像処理装置、及びこの画像処理装置が行う画像処理方法について説明する。
図5は、本実施形態に係る画像処理装置として機能するコンピュータの基本構成を示すブロック図である。なお、このコンピュータには一般のPC(パーソナルコンピュータ)やWS(ワークステーション)等が適用可能である。
501はCPUで、RAM502やROM503に格納されているプログラムやデータを用いてコンピュータ全体の制御を行うと共に、コンピュータが行う後述の各処理を実行する。
502はRAMで、外部記憶装置506からロードされたプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアや、CPU501が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアなど、各種のエリアを適宜提供可能なように構成されている。
503はROMで、ここに本コンピュータの設定データやブートプログラムなどを格納している。
504は操作部で、キーボードやマウスなどにより構成されており、本コンピュータの操作者が操作することで、各種の指示をCPU501に対して入力することができる。
505は表示部で、CRTや液晶画面などにより構成されており、CPU501による処理結果を画像や文字などもでって表示することができる。
506は外部記憶装置で、ハードディスクドライブ装置などの大容量情報記憶装置として機能するものであり、ここにOS(オペレーティングシステム)や、CPU501にコンピュータが行う処理として後述する各処理を実行させるためのプログラムやデータ、また、仮想空間を構成する各仮想物体を描画するために必要なデータ群を保存しており、これらの一部若しくは全部はCPU501の制御に従って適宜RAM502にロードされ、CPU501による処理対象となる。
508は上述の各部を繋ぐバスである。
図1は、上記構成を備えるコンピュータの機能構成を示すブロック図である。同図は即ち、コンピュータ内で行われる処理の流れを示すものである。
同図において102は仮想空間を構成する各仮想物体を描画するために必要なデータ(形状データ)が登録されたデータベースである。本実施形態では仮想物体はポリゴンでもって構成されているとするので、この形状データにはポリゴンを構成する各頂点の座標値データ、各ポリゴンの法線ベクトルデータ、各ポリゴンの色データ等が含まれることになる。このような形状データは例えば予め3DCADでもって作成することができる。
101は、仮想物体の各部分(予め決められた部分)について設定した特性情報(特性データ)を仮想物体毎に登録しておくデータベースである。
ここで、特性情報について説明する。図2は、面毎に特性情報を設定する様子を示す図である。同図では仮想物体として直方体を用いているが、同図を用いた特性情報設定技術の説明はこのような形状の仮想物体に限定するものではない。
同図において201から203はそれぞれこの仮想物体を構成する面(ポリゴン)で、それぞれに特性情報1,特性情報2,特性情報3を設定する。設定したものを色分けして表示したものが211〜213である。よってこのようにして仮想物体を構成する各部分(ここではポリゴン)について設定した特性情報がこのデータベース101に登録されている。なお、この特性情報は、仮想物体を構成する全てのポリゴンについて設定することに限定するものではなく、ユーザによって適宜設定すればよい。
図1に戻って、111はデータベース101,102のそれぞれに登録されているデータ群により構成されるデータベースで、各仮想物体について、仮想物体を描画するために必要なデータ群とこの仮想物体の各部分について設定された特性情報とのセットを管理する。
このセットデータにより、仮想物体A、仮想物体Bのデータを抽出したとする。112,113はそれぞれ仮想物体Aのセットデータ、仮想物体Bのセットデータである。ここで、仮想物体Aと仮想物体Bとは、それぞれが干渉しているのか否かを判断するために抽出されたものである。
この2つの仮想物体A、Bは仮想空間中に配置されるのであるが、所定の位置(予め決められた位置)に固定して配置しても良いし、予め決めた位置に配置し、その後予め決められた運動(回転、移動など)を行うようにしても良い。いずれにせよ、この2つの仮想物体A、仮想物体Bを仮想空間中に配置し、回転や移動などを行うのであれば回転、移動を行わせる。
そしてこれら2つの仮想物体がそれぞれ干渉しているのか否かをチェックするのであるが、このチェック処理、及び干渉(衝突)の検出は衝突検出部115によって行われる。仮想物体同士が衝突しているのか否かの判定技術については周知の技術であるので、ここでの説明は省略する。
そして衝突している場合には干渉領域演算部116はそれぞれの仮想物体について、干渉している部分を検索する。例えば仮想物体A、仮想物体Bがそれぞれ図2に示したものであったとすると、仮想物体Aはポリゴン201でもって仮想物体Bと干渉しており(即ち干渉部分はポリゴン201)、仮想物体Bはポリゴン203でもって仮想物体Aと干渉している(即ち干渉部分はポリゴン203)場合には、干渉領域演算部116は、仮想物体Aにおける干渉部分はポリゴン201、仮想物体Bにおける干渉部分はポリゴン203と判断する。
そして、所定の位置姿勢を有する視点から見た場合に見える仮想空間の画像を生成するのであるが、特性データ反映部117は、それぞれの仮想物体の画像を、干渉部分に設定された特性情報に基づいて生成する。より具体的には、例えば仮想物体Aにおける干渉部分はポリゴン201、仮想物体Bにおける干渉部分はポリゴン203であり、且つポリゴン101には特性情報1が設定されており、ポリゴン203には特性情報3が設定されており、且つ特性情報1に基づいて仮想物体の画像を生成する場合には「仮想物体全体を赤で描画する」、特性情報3に基づいて仮想物体の画像を生成する場合には「仮想物体全体を青で描画する」、というように予め決めている場合には、仮想物体A全体を赤一色で生成し、仮想物体B全体を青一色で生成する。
そして仮想物体表示部118は、このようにして生成されたそれぞれの仮想物体を仮想空間中に配置し、これを所定の位置姿勢を有する視点から見た場合に見える画像を生成して表示部505の表示画面上に表示する。
これにより、衝突部分に応じて仮想物体A、仮想物体Bの色が変化するので、例え仮想物体Aが仮想物体Bに隠蔽されて干渉部分が見えなくても、仮想物体Aの一部でも見えていれば、その表示色を見れば、どの部分が干渉しているのかが分かる。なお、表示色の変更は仮想物体全体とすることに限定するものではなく、衝突部分のみ、衝突部分と同じテクスチャが張られている部分、衝突部分をその一部とするパーツ、というように、ある単位でもって表示色を変更するようにしても良い。
なお、同図においてデータベースは全て外部記憶装置506内に設けられるものであり、衝突検出部115、干渉領域演算部116、特性データ反映部117、仮想物体表示部118は、CPU501の機能として動作する。
図6は、仮想物体を構成する各部分に設定された特性情報によって、干渉部分を報知する処理のフローチャートである。なお、同図のフローチャートに従った処理をCPU501に行わせるためのプログラムやデータは外部記憶装置506に保存されており、これをCPU501による制御に従ってRAM502にロードし、これを用いてCPU501が処理を行うことで、本コンピュータは以下説明する各処理を実行することになる。
先ず、仮想物体の各部について設定された特性情報を外部記憶装置506からRAM502にロードする(ステップS601)。そして外部記憶装置506に保存されている各仮想物体の描画データを用いて2以上の仮想物体を仮想空間中に配置し(ステップS602)、配置した仮想物体を予め決まった規則でもって運動させ、その様子を予め決められた(若しくは操作部504を用いた操作指示により逐次変更可能な)位置姿勢の視点から見た場合に見える画像を生成して表示部505の表示画面上に表示する処理を行う(ステップS603)。
なお、所定の状態における仮想空間を所定の位置姿勢を有する視点から見た場合に見える画像を生成する処理については周知の技術であるので、ここでの説明は省略する。
次に、CPU501は、衝突している(干渉している)仮想物体があるのかをチェックし(ステップS604)、なかった場合にはステップS603における処理を繰り返す。一方、衝突している仮想物体が存在する場合には処理をステップS605に進め、衝突している仮想物体(衝突仮想物体)のそれぞれについて、衝突している箇所を特定する処理を行う(ステップS605)。
そして衝突仮想物体の衝突箇所に設定された特性情報に基づいて、この衝突箇所を報知する処理を、衝突仮想物体毎に行う(ステップS606)のであるが、報知方法には様々な方法があり、特に限定するものではないが、例えば、衝突仮想物体の衝突箇所に設定された特性情報に応じた色でもってこの衝突仮想物体のモデルを生成する処理を、衝突仮想物体毎に行う。
報知方法についてはこのほかにも例えば、本コンピュータにスピーカを接続し、『特性情報1に基づいた音声「ポリゴンXが干渉しています」をスピーカを介して出力する、特性情報2に基づいた音声「ポリゴンYが干渉しています」をスピーカを介して出力する、特性情報3に基づいた音声「ポリゴンZが干渉しています」をスピーカを介して出力する』と予め決めており、且つ一方の衝突仮想物体の干渉部分に特性情報1が設定されており、他方の衝突仮想物体の干渉部分に特性情報3が設定されている場合には、「ポリゴンXが干渉しています」という音声と「ポリゴンZが干渉しています」という音声をスピーカを介して出力する。このように、予め設定した特性情報に基づいて干渉部分を報知する方法については特に限定するものではない。
また、以上の例では特性情報はポリゴン毎に設定していたが、これに限定するものではなく、その他にも例えば、仮想物体にテクスチャマッピングを行う場合には、同じテクスチャ毎に特性情報を設定するようにしても良い。また、仮想物体が複数のパーツにより構成されている場合には、パーツ毎に特性情報を設定するようにしても良い。もちろん、このような場合であっても、特性情報に基づいた衝突部分の報知方法には上述のように様々なものが適用できる。
[第2の実施形態]
仮想物体を構成する各部分について特性情報を設定する方法については例えば以下のような方法がある。例えば、図2に示す仮想物体を例に取り説明すると、x軸に面するポリゴンには特性情報1、y軸に面するポリゴンには特性情報2、z軸に面するポリゴンには特性情報3をそれぞれ設定するようにしておけば、仮想物体を構成する各ポリゴンについてユーザが逐一設定することなく、CPU501側で設定することができる。なお、ポリゴンがどの軸にも面していない場合には、最も近い軸を探し、その軸に応じた特性情報を設定すればよい。
[第3の実施形態]
本実施形態では仮想物体を構成するポリゴンの頂点毎に特性情報を設定する。図3は、特性情報を頂点毎に設定する様子を示す図で、ここでは仮想物体として直方体を用いているが、同図を用いた特性情報設定技術の説明はこのような形状の仮想物体に限定するものではない。
同図左側において、301,302,303はそれぞれポリゴンの頂点を示しており、これらの頂点に特性情報を設定するのであるが、同図右側において312,311,313はそれぞれ、各頂点301〜303について特性情報を設定した場合に、設定した特性情報が参照されうる範囲を示すものであり、例えば312で示す範囲内に衝突部分が存在した場合には頂点301に対して設定された特性情報に基づいて「頂点301が衝突部分であること」を報知する。
このように、特性情報は頂点単位で設定するようにしても良い。なお、仮想物体がポリゴンでなく、ボリュームデータやNURBS等でもって表現されるものである場合には、制御点毎、パーツ毎に特性情報を設定するようにしても良い。
[第4の実施形態]
図4は、図3に示した仮想物体401(図3の右側に示すように、各頂点に特性情報が設定された仮想物体)が、仮想物体402と頂点301を干渉させながら、仮想物体402上を移動する様子を示す図で、本実施形態では仮想物体同士が干渉した場合には干渉した時点のそれぞれの干渉部分の位置をRAM502に記録する。
よって、RAM502に記録した位置群を順次記録順に線分で繋いで表示することで、同図に示す如く、その軌跡450を表示することができる。なお、頂点301に対して干渉部分となった場合に領域312が所定の色で表示されるように特性情報が設定されていると共に、仮想物体402を構成する面460に対しても干渉部分となった場合に表示色を指定するための特性情報が設定されているので、同図に示す如く、それぞれの領域は設定された特性情報に従った色でもって表示される。当然、衝突部分の報知方法は上述の通り、これに限定するものではない。
[第5の実施形態]
図7は、仮想物体に対して特性情報を設定するためのGUIの表示例を示す図である。同図のGUIは表示部505の表示画面上に表示されるものである。同図において701は特性情報を設定する対象となる仮想物体を表示するための領域であり、特性情報を設定する箇所の選択はカーソル702でもって指示する。カーソル702の移動操作、及びカーソル702による指示操作は操作部504を用いた操作でもって行う。
領域704には設定可能な特性情報が一覧表示されており、この表示された中から用いる特性情報を選択する。例えばカーソル702でもって仮想物体703のあるポリゴンを選択し、その後領域704内に表示された特性情報の中から、選択したポリゴンに対して設定する特性情報を指示する。同図では特性情報2が選択されており、その表示位置はハイライト表示されている。なお、操作手順は逆でも良い。
ここで、各特性情報が何を意味するのかについてはボタン画像705を指示することでその設定画面を表示することができる。CPU501はボタン画像705の指示を検知すると、表示部505の表示画面上に図8に示すGUIを表示する。図8は、特性情報によって干渉部分を色変化によって報知するのか、音声情報にて報知するのかを選択するためのGUIの表示例を示す図である。なお、上述の通り、報知方法はこれに限定するものではにので、その他の報知方法も適宜このGUIに追加するようにしても良い。
ここで801は報知方法を色変化とすべく選択するチェックボタンで、802は報知方法を音声情報でもって行うべく選択するチェックボタンである。ここで本コンピュータの操作者が操作部504を操作してチェックボタン801を指示した後にボタン画像803を指示すると、CPU501はこれを検知して表示部505の表示画面上に図9に示す画面を表示する。
図9は、各特性情報に対して、報知色を設定するためのGUIの表示例を示す図である。同図において領域902には設定可能な特性情報が一覧表示されており、この表示された中から1つ特性情報を選択した後に、メニュー901の中から色を1つ選択し、そして「設定」のボタン画像903を指示する。例えば領域902から「特性情報2」を選択した後に、メニュー901で「赤」を選択し、その後「設定」のボタン画像903を指示すると、「特性情報2を設定した部分(ポリゴン、頂点など)が衝突箇所となった場合には仮想物体全体、若しくはその一部を赤でもって生成する」というように設定することができる。これにより、色でもって衝突箇所を報知する為に特性情報を用いる場合には、用いる特性情報がどのような色でもって報知するのかを設定することができる。
このように、用いる特性情報について色を設定する操作が完了し、ボタン画像904を指示すると、CPU501はこれを検知して表示部505の表示画面上に図7に示す画面を表示する。
一方、図8に示したGUIにおいてチェックボタン802を指示すると、CPU501はこれを検知して表示部505の表示画面上に図10に示すGUIを表示する。
図10は、各特性情報に対して、発声内容を設定するためのGUIの表示例を示す図である。同図において領域1002には設定可能な特性情報が一覧表示されており、この表示された中から1つ特性情報を選択した後に、入力領域1001内に発声内容を操作部504を用いて入力し、そして「設定」のボタン画像1003を指示する。例えば領域1002から「特性情報2」を選択した後に、領域1001内に「ポリゴンXが衝突箇所です」なる文章を入力し、その後「設定」のボタン画像1003を指示すると、『特性情報2を設定した部分(ポリゴン、頂点など)が衝突箇所となった場合には「ポリゴンXが衝突箇所です」なる音声出力がなされる』というように設定することができる。これにより、音声情報でもって衝突箇所を報知する為に特性情報を用いる場合には、用いる特性情報がどのような発声内容でもって報知するのかを設定することができる。
このように、用いる特性情報について発声内容を設定する操作が完了し、ボタン画像1004を指示すると、CPU501はこれを検知して表示部505の表示画面上に図7に示す画面を表示する。
以上の処理により、仮想物体に対して特性情報が設定できると共に、その特性情報による報知形態、及び報知内容についても設定することができる。
[その他の実施形態]
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明を上記記録媒体に適用する場合、その記録媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードが格納されることになる。
コンピュータの機能構成を示すブロック図である。 面毎に特性情報を設定する様子を示す図である。 特性情報を頂点毎に設定する様子を示す図である。 図3に示した仮想物体401(図3の右側に示すように、各頂点に特性情報が設定された仮想物体)が、仮想物体402と頂点301を干渉させながら、仮想物体402上を移動する様子を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像処理装置として機能するコンピュータの基本構成を示すブロック図である。 仮想物体を構成する各部分に設定された特性情報によって、干渉部分を報知する処理のフローチャートである。 仮想物体に対して特性情報を設定するためのGUIの表示例を示す図である。 特性情報によって干渉部分を色変化によって報知するのか、音声情報にて報知するのかを選択するためのGUIの表示例を示す図である。 各特性情報に対して、報知色を設定するためのGUIの表示例を示す図である。 各特性情報に対して、発声内容を設定するためのGUIの表示例を示す図である。

Claims (5)

  1. 複数の仮想物体の形状データおよび該仮想物体を構成する全ての構成要素の各々予め対応づけられた情報を保持する保持手段と、
    前記複数の仮想物体の形状データに基づき、視点の位置姿勢に応じた画像を生成する生成手段と、
    前記複数の仮想物体の衝突および該仮想物体を構成するそれぞれの構成要素のうち衝突した構成要素を検出する検出手段とを有し、
    前記生成手段は、衝突した仮想物体として前記検出手段が検出した仮想物体を衝突仮想物体とし、該衝突仮想物体を構成するそれぞれの構成要素のうち前記衝突した構成要素として前記検出手段検出た構成要素を衝突構成要素とし、該衝突仮想物体を構成する全ての構成要素の色を、該衝突構成要素に対応する前記保持手段内の色情報が示す色に変更することで、該衝突仮想物体の全体の表示色を該色情報が示す色に変更した該衝突仮想物体の画像を生成することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記形状データはポリゴンの情報を有し、前記情報はポリゴンに対応づけられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報は、前記仮想物体の頂点に対応づけられていることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. コンピュータを、請求項1乃至の何れか1項に記載の情報処理装置が有する各手段として機能させるためのプログラム。
  5. 複数の仮想物体の形状データおよび該仮想物体を構成する全ての構成要素の各々予め対応づけられた情報を保持する保持手段を有する情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記複数の仮想物体の形状データに基づき、視点の位置姿勢に応じた画像を生成する生成工程と、
    前記複数の仮想物体の衝突および該仮想物体を構成するそれぞれの構成要素のうち衝突した構成要素を検出する検出工程とを有し、
    前記生成工程では、衝突した仮想物体として前記検出工程で検出した仮想物体を衝突仮想物体とし、該衝突仮想物体を構成するそれぞれの構成要素のうち前記衝突した構成要素として前記検出工程で検出された構成要素を衝突構成要素とし、該衝突仮想物体を構成する全ての構成要素の色を、該衝突構成要素に対応する前記保持手段内の色情報が示す色に変更することで、該衝突仮想物体の全体の表示色を該色情報が示す色に変更した該衝突仮想物体の画像を生成することを特徴とする情報処理方法。
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