JP4756141B2 - 発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置 - Google Patents

発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、メカニカルフロス(機械的攪拌)により作製されるウレタン原料をロール形状に成形する製造装置に好適に使用される原料注入装置に関するものである。
【0002】
【従来技術】
コピー機やファクスその他の事務機器等には、転写ローラまたは静電ローラ等の構成部材が配設されている。このローラは、所謂マイクロセル構造を有する高機能ウレタンを所要長さのロール状に成形し、これに回転支持部材としての軸体を同軸的に挿通配置することで得られるものであって、このロール体を成形するに際しては、一般にその原料に対して水や発泡材を添加せずに、窒素等の不活性の造泡用気体を混合して所要の発泡体を製造すると云った所謂メカニカルフロス(機械的攪拌)が好適に採用されている。このメカニカルフロスを採用することによって得られる発泡体は、内部に含まれる気泡の大きさが均一にかつ均質に分散すると共に、その形状の異方性が小さいと云った利点がある。このため該発泡体をロール状に成形しこれに軸体を挿通してローラとした場合に、被搬送物と当接する周面の押圧力が一定となるために、薄肉な該被搬送物(この場合は印刷用紙)を確実に給送するのに適したものとすることができる。
【0003】
しかるに前記メカニカルフロスによって発泡体を成形する際には、前記造泡用気体と原料とを混合して得られるウレタン原料を、得るべき製品の形状にキャビティが成形された成形型内に注入する。この場合の成形型216は、図17に示すように、複数の独立したキャビティ218を画成する各キャビティ半体220が当接面上に並列状態で凹設された一対の金型半体222を回動可能に軸支したものであって、複数の該成形型216が搬送ラインに沿って並列状態で配設されている。また成形型216の所定位置には、該ウレタン原料を注入するための孔224が、キャビティ218と空間的に連通するよう開設されている。更に各キャビティ半体220には、成形品であるロール体の両端部位となる位置から金型半体222の各端部に至る部位に掛けて断面半円状の溝226が形成されており、該成形型216が開放された際に、この溝226を介して中子228が装着されるようになっている。
【0004】
そして発泡体を成形するに際しては、搬送ラインの所定位置において成形型216の一方の金型半体222を回動し、前記キャビティ半体220を開放させる。この状態で該一方の金型半体222の各キャビティ半体220に、前記溝226を介して中子228を夫々装着する。この中子228自体は、成形品である前記ロール体に同心的に挿通配置されるシャフトと同径の外径寸法に設定されると共に、該ロール体の形成長さよりも充分に長い寸法に設定された棒状部材であり、当該溝226に装着した際には、キャビティ半体220の軸心と整列した状態でその内側面との間に充分な成形用の空間が画成される。そしてこの中子228を装着した成形型216は、その一方の金型半体222を回動して閉成され、例えば1ブロック分だけ前記搬送ラインに沿って下流側に移動される。これにより、それまで上流側に位置していた別の成形型216が下流側に搬送され、前記開放位置に到来した時点で、先の成形型216と同様にその一方の金型半体222が開放されて各キャビティ218に中子228が夫々装着される。そしてこの手順が繰り返されることにより、成形型216が順次搬送ラインに沿って下流側に移送される。
【0005】
この中子228が装着された位置から下流側に搬送された成形型216には、その上流側に位置する成形型216に対して前記中子228が装着される間に、前記孔224を介してウレタン原料が注入される。そして原料が注入された成形型216は、搬送ラインの下流側に配設された加熱炉230で加熱される。この加熱炉230は、図18に示すように、搬送ラインに沿って成形された所要長さのトンネルであって、その内部の加熱温度が150度前後に保持されるよう制御されている。そしてウレタン原料が注入された成形型216は、この加熱炉230の内部で加熱される。これにより該原料が前記キャビティ218内で反応を起こし所定のロール形状に成形される。キュア終了後は、下流側に移送された成形型216の前記金型半体222を開放し、中子228の両端部を前記溝226から離脱させると共に成形品である発泡ウレタンロール229をキャビティ半体220から離脱させ、該中子228をこの発泡ウレタンロール229から引き抜くことによって成形品を得るようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、発泡ウレタンロール229を製造する工程によれば、前記キャビティ218の内部でウレタン原料をキュアさせることにより前記ロール状の発泡ウレタンロール229が得られる。しかしながら製造工程では、中子228を装着した成形型216に対して、作業者が注入ホース等の注入孔を前記孔224に整合させた状態でウレタン原料が注入され、注入が終了した後に栓部材によって該孔224が閉塞される。このため定量的に該ウレタン原料を注入するには熟練を要すると共に、各孔224を閉塞するために多大な手間を要する難点がある。
【0007】
【発明の目的】
この発明は、前述した従来技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、製造工程をシステム化して作業者の介在する工程を最小限とすることにより、製造効率の向上と作業の安全性を高めると共に、製造工程を改善することでウレタン原料を適正な状態で良好にキュアできるようにする発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決し、所期の目的を好適に達成するため本発明に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置は、2つの開閉自在な金型半体からなり、夫々の金型半体の内側に発泡ウレタンロール成形用のキャビティが凹設され、型締め時に画成される筒状キャビティへウレタン原料の注入を許容する注入孔を一方の金型半体に穿設したロール成形金型と、
前記ロール成形金型が所要間隔で複数配設され、その所要間隔毎の間欠送りがなされて所定の経路をエンドレスに周回する金型送り機構と、
前記ロール成形金型の周回経路に近接した定位置に設けられ、この定位置へ到来停止した該成形金型に対し接離自在でかつ前記周回経路に沿って所要距離だけ往復移動し得る原料注入ノズルを備え、該注入ノズルを停止中の成形金型の注入孔に当接させてウレタン原料を前記筒状キャビティへ注入する原料注入機構とから構成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお従来技術で既出した部材と同一の部材に関しては、同一符号を付けてその説明は省略する。
【0010】
【発泡ウレタンロールの製造装置の全体構成について】
実施例に係る発泡ウレタンロールの製造装置10は、図1から図3に示すように、複数のロール成形金型12と、該金型12が所要間隔で複数配設された金型送り機構14と、ロール成形金型12の周回経路に近接した定位置に設けられた原料注入機構16と、該原料注入機構16の直下流に配設されたテープ供給機構18と、原料注入機構16より下流側に配設された金型加熱手段20と、テープ供給機構18より下流側に設けられたテープ剥離機構22と、該テープ剥離機構22より下流側に配設されたロール脱型ステーション24とから基本的に構成されている。
【0011】
【ロール成形金型について】
前記ロール成形金型12は、図4および図5に示すように、開閉自在に構成した2つの金型半体26からなり、その各内側に発泡ウレタンロール成形用のキャビティ半体28が凹設されることで型締め時に筒状キャビティ30が画成されるものであって、前記金型送り機構14を構成する円形のターンテーブル32(後述〔0016〕)に配設されている。すなわちターンテーブル32の周縁部には、図2に示すように、周方向に沿って所要間隔で複数のブラケット34が直立配置される。各ブラケット34の上端には、L字状に成形されたアーム36の上端部が揺動可能に枢支されており、このL字形アーム36(後述〔0035〕)の下端部が水平方向に延出する開放端にロール成形金型12が立設固定されている。なおL字形アーム36の背面側(ターンテーブル32の中心部に近接する側)には、所要長さの棒状部材38が水平方向に配設されている。
【0012】
またロール成形金型12の筒状キャビティ30は、図4に示すように、ロール成形金型12に所要間隔で8本が平行に設けられており、丸棒状に成形された中子40(後述〔0015〕)がその軸心を該キャビティ30に整列させた状態で挿脱自在にセットされるようになっている。またロール成形金型12には、ウレタン原料を筒状キャビティ30に対して注入を許容する注入孔42が一方の金型半体26に穿設されている。すなわちこの注入孔42は、図5に示すように、ターンテーブル32の外側に位置する金型半体26の下端部がその表面側から半径方向内方に凹設する部位44(以下 凹設部と云う)において、隣接する各キャビティ30の中間位置に対応して設けられている。なおここで云う前記ウレタン原料とは、ロール成形金型12の筒状キャビティ30に注入される直前のものであって、従来技術で述べた如く、不活性ガス等の気体(造泡用気体)を発泡体原料に混入させて機械的に撹拌するメカニカルフロス法により得られる。
【0013】
また各注入孔42とキャビティ半体28とは、該注入孔42から左右上方に延在する溝46,46で連通されている。従って金型半体26にはキャビティ半体28が8本形成されているため、この注入孔42は凹設部44に対して4箇所形成されることになる。そして該注入孔42にウレタン原料が注入された際には、この溝46を介して左右の各筒状キャビティ30に夫々分散して供給されるようになっている。また各キャビティ半体28の下端部には、図4に示すように、支持孔31が形成されており、中子40(後述〔0015〕)の下端部が係合するよう構成されている。更に前記凹設部44の外表面は、ターンテーブル32の外周面が描くカーブに略合致するよう湾曲成形されている。なおキャビティ半体26は8本に限定されるものではなく、これ以外に例えば6本や4本あるいは10本以上であってもよいことは勿論である。また各ロール成形金型12が相互に離間する空間には、図1および図10に示す如く、凹設部44と水平方向に整列する位置に連結部材45が配設されており、後述する如く(〔0049〕)、機能するようになっている。また該凹設部44は、湾曲成形に限定されるものではなく、例えば該テーブル32の接線方向に沿って直線的に構成してもよい。
【0014】
また各金型半体26には、図5に示すように、複数の凹部48が形成されている。すなわちこの凹部48は、横長の長方形状を呈すると共に該金型半体26の外表面から浅底に凹設された部位であって、金型半体26の高さ方向に沿って3箇所形成されている。また上下方向に該凹部48を形成することにより、金型半体26の横幅方向に沿って相対的にリブ49が形成される。このように凹部48およびリブ49を形成することで、該金型半体26の重量を低減すると共に耐久強度を向上させることができる。更に金型半体26は、各凹部48に対してこれと対応する形状に成形された加熱板154(後述〔0031〕)が係合し、これによって所定温度にまで加熱されるよう構成されているが、このように凹部48を形成することによって、該金型半体26に対する熱効率の向上にも寄与し得るようになっている。
【0015】
なお前記中子40は、図4に示すように、筒状キャビティ30(キャビティ半体28)よりも若干長尺に作製された部材であって、その一端部側に位置する共通基台50に対して、夫々の筒状キャビティ30の数だけ櫛歯状に植設されている。共通基台50の両端には、該中子40と平行に位置決めピン52が突設されており、この位置決めピン52をロール成形金型12の定位置に凹設した基準凹部54に合致させると共に、該中子40の下端部をキャビティ30の下端部に形成した前記支持孔31に係合させることで、夫々の中子40を対応の筒状キャビティ30に同心的にセットし得るようになっている。更にキャビティ28内へは、この中子46の代わりに、図6に示す如く、製造するべきローラ用のシャフト56を装着するようにしてもよい。すなわち該ロール用シャフト56は、中子40に配設される各丸棒と同径に成形された単独の部材であって、その両端部位に延長固定部材57,57が取付けられる。この場合に一方の延長固定部材57が中子40に代わって前記共通基台50に取付けられ、他方の延長固定部材57が、該シャフト56に取付けられた状態で前記支持孔31に同心的にセットし得るように構成されている。このようにシャフト56を両端に夫々延長固定部材57,52を取り付け、前記共通基台50側を用いることで該シャフト56をキャビティ30に同心的にセットした状態でウレタン原料を供給すれば、該シャフト56を内挿されて製品状態となったローラ部材が得られる。またキュア終了後は、共通基台50を上方に移動してシャフト56から離脱させ、金型半体26を開放してキャビティ半体28から取出す。そして他方の延長固定部材57を該シャフト56から離脱させることによりロール体が得られるようになっている。
【0016】
【金型送り機構について】
前記ロール成形金型12が所要間隔で複数配設された前記金型送り機構14は、その所要間隔毎の間欠送りがなされて所定の経路をエンドレスに周回するよう構成されている。すなわち金型送り機構14は、図2および図3に示すように、床面に立設した枢支部58を中心とする所要直径の前記ターンテーブル32と、該床面に所要中心角で立設されて該ターンテーブル32を回転自在に支持する複数の回転支持部60と、該ターンテーブル32の外周に所要間隔で複数配設した前記ロール成形金型12と、該ターンテーブル32をロール成形金型12の配設間隔に応じた距離だけ一方向へ送って停止させる間欠送り部62とから基本的に構成されている。回転支持部60は、ターンテーブル32の外周部に近接した位置に等間隔で8箇所設けられた回転ローラであって、テーブル32の底面を支持している。
【0017】
また前記間欠送り部62は、図1および図7に示すように、ターンテーブル32の周回経路に臨む定位置に配設されて、該テーブル32の接線方向に往復移動し得るスライダ64と、このスライダ64を前記接線方向に往復駆動する第1駆動源66と、前記スライダ64に搭載されて、該ターンテーブル32の半径方向に往復移動し得る移動用ピン捕捉具68と、この移動用ピン捕捉具68を前記半径方向に往復駆動する第2駆動源70および該ターンテーブル32に前記夫々のロール成形金型12と対応的に設けたピン72とから構成されている。
【0018】
このうち前記スライダ64は、ターンテーブル32の接線方向に沿って所要長さに設けられる第1支持基台74に配設された矩形状の板部材であって、該第1支持基台74の上面に平行配置された一対のレール76に載架されて移動し得るようになっている。このスライダ64の上面には、テーブル32の接線方向に沿った両端部近傍に、前記ターンテーブル32の半径方向に略沿った2本の案内部材78が平行に配置されている。またスライダ64を往復駆動させる前記第1駆動源66は、第1支持基台74の延在方向に沿って配設されたボールネジ80および該ボールネジ80の一端部に配設された駆動源としてのモータ82とから基本的に構成されている。該ボールネジ80には、図示しないナットが螺挿されており、このナットの上面に前記スライダ64が配設されている。
【0019】
更に前記移動用ピン捕捉具68は、前記案内部材78の移動先端部に配設された略三角形状の部材であって、その頂点部から該案内部材78の往復移動方向に沿って所要幅の溝68aが凹設されている。また移動用ピン捕捉具68には、三角形状の底部における部位に前記第2駆動源70が配設されている。すなわち第2駆動源70は、所謂複動シリンダ84であって、そのロッド86の先端部が移動用ピン捕捉具68に接続されている。更に前記各ロール成形金型12と対応する位置には前記ピン72が設けられている。このピン72は、移動用ピン捕捉具68に形成した前記溝68aが掛止し得る直径に設定された部材であって、後述する如く、第2駆動源70を駆動することによって移動用ピン捕捉具68がこのピン72に対して進退自在に移動するよう構成されている。
【0020】
また間欠送り部62の下流側には、図7に示すように、テーブルロック機構88が配設されている。このテーブルロック機構88は、該間欠送り部62と同様に、ターンテーブル32の周回経路に臨む定位置に配設された基台90と、該基台90の上面に配設された案内部材92を介して該ターンテーブル32の半径方向に案内されつつ往復移動し得る固定用ピン捕捉具94と、この固定用ピン捕捉具94を前記半径方向に往復駆動する駆動源96とから構成されている。固定用ピン捕捉具94は、前記と同様に、案内部材92の移動先端部に配設された略三角形状の部材であり、その頂点部から該案内部材92の往復移動方向に沿って所要幅の溝94aが凹設されている。また駆動源96は、該三角形状の底部に接続された複動シリンダ98であって、ロッド100の先端部が固定用ピン捕捉具94に接続されている。従ってターンテーブル32が成形金型12の配設間隔に応じた距離だけ間欠送りがなされた後、前記間欠送り部62の移動用ピン捕捉具68が前記特定のピン72から離脱する直前のタイミングで、固定用ピン捕捉具94を駆動源96を介して半径方向に移動させる。そして移動用ピン捕捉具68が離脱したピン72よりも下流側に位置するピン72を前記溝94aで捕捉することにより、該ターンテーブル32をロックして周方向への自由回動を阻止するよう構成されている。
【0021】
【原料注入機構について】
前記金型送り機構14を構成する前記ターンテーブル32の所定位置には、図1および図8に示すように、前記原料注入機構16が配設されている。この原料注入機構16は、前記ウレタン原料を供給する貯蔵タンク102に連通する原料注入ノズル104と、定位置へ到来停止した前記ロール成形金型12に対して該注入ノズル104を進退移動させる進退機構106と、該成形金型12における前記注入孔42に注入ノズル104を当接させた状態で横方向へ所要距離だけ往復移動させ得る往復スライド機構108とから基本的に構成されている。このうち原料注入ノズル104は、前記ターンテーブル32の接線方向に沿って配設された第2支持基台110に載置されたものであって、ロール成形金型12に穿設した少なくとも2つの前記注入孔42を同時に塞ぎ得る横寸法に設定されると共に、その略中央部にノズル孔104aが開口したブロック体で構成されている(図12)。また注入ノズル104がロール成形金型12の凹設部44に当接する面は、所要直径に設定された前記ターンテーブル32の外周面が描くカーブに略合致するよう湾曲されている。なお前述した如く、該凹設部44が直線的に構成される場合は、注入ノズル104の当接面も必然的に直線で構成される。また第2支持基台110は、注入孔42に対して該注入ノズル104が水平方向に整列する高さになるよう設定されると共に、後述する支持レール134(〔0026〕)に一体的に取付けられている。
【0022】
また前記進退機構106は、図8に示すように、第2支持基台110の上面に設置されたアクチュエータ112であって、その本体部から進退自在に延出するロッド113の先端部に前記原料注入ノズル104が配設されている。そして該アクチュエータ112を起動させ、ロッド113をターンテーブル32の半径方向に沿って近接する方向に移動させることで、原料注入ノズル104がロール成形金型12の注入孔42に当接するようになっている。
【0023】
更に第2支持基台110の下流側に設置された第3支持基台114には、ロール成形金型12の注入孔42に当接させた原料注入ノズル104をターンテーブル32の接線方向沿って所要距離だけ往復移動させ得る前記往復スライド機構108が配設されている。すなわちこの往復スライド機構108は、図8に示すように、第3支持基台114が配設された部位から外側に位置する部位に配設されたボールネジ118と、該ボールネジ118の一端部に配設されたモータ等の回転駆動源120とで構成されている。このうちボールネジ118には、図示しないナットが螺挿配置されている。ナットには、その上面に突起122を設けた板部材124が一体的に配設されており、この突起122に対して掛止片126が掛止される。
【0024】
掛止片126は、図8に示すように、支持レール134(後述〔0026〕)の所要位置においてターンテーブル32の半径方向外方に突出すると共に、該突起122の挿通を許容する長孔126aが所要長さで形成された部材であって、該長孔126aに突起122が介在している。この状態で往復スライド機構108を起動することで、板部材124および突起122を介して該掛止片126を所定方向に移動させると共に、支持レール134を介して前記第2支持基台110を移動させることができる。従って、停止中の成形金型12の各注入孔42に前記原料注入ノズル104を当接させた状態でウレタン原料を筒状キャビティ30へ注入し得ると共に、注入が終了した当該原料注入ノズル104を、往復スライド機構108によって前記ターンテーブル32の接線方向に沿って往復移動できるよう構成されている。
【0025】
【テープ供給機構について】
前記原料注入機構16に隣接した位置には、図1および図8に示すように、前記テープ供給機構18が配設されている。このテープ供給機構18は、前記ロール成形金型12の周回経路に沿って所要距離だけ往復移動が可能に構成されたものであって、該成形金型12の注入孔42に強制的に当接されて該注入孔42からのウレタン原料の流出を阻止する長尺テープ128(後述〔0029〕)を繰出し供給するようになっている。
【0026】
このテープ供給機構18には、前記原料注入機構16の下流側において前記ロール成形金型12の周回経路に沿うようエンドレスベルト130が配設されている。このエンドレスベルト130は、図8に示すように、前記ターンテーブル32に配設されたロール成形金型12の周回方向に沿って所定間隔毎に配設された複数の支持ローラ132および該支持ローラ群からターンテーブル32の半径方向外側に所定間隔で複数配設された別の支持ローラ133に巻掛けられた部材であって、図示しない駆動源を介して回転起動するよう構成されている。また各支持ローラ132および別の支持ローラ133は、その鉛直下方において該ローラ群の配置と対応する曲率で成形された前記支持レール134に配設されている。すなわちこの支持レール134は、図8に示すように、ターンテーブル32の周回方向の約1/8から1/10の長さに設定された部材であって、前記第3支持基台114の上面において、該支持レール134の延在経路に沿って所定間隔毎に配設された複数のローラ138の上部周端面に載置されている。
【0027】
またテープ供給機構18としては、前記注入ノズル104の往復スライドにタイミングを合わせて、前記エンドレスベルト130をロール成形金型12の周回経路に沿って往復スライドさせるベルトスライド機構142が配設されている。すなわちこのベルトスライド機構142は、前記原料注入ノズル104を往復スライドさせる前記往復スライド機構108で兼用されるものであって、図8に示すように、第3支持基台114が配設された部位から外側に位置する部位に配設されたボールネジ118と、該ボールネジ118の一端部に配設されたモータ等の回転駆動源120とで構成されている。
【0028】
更に前記支持レール134の上流側には、テープ供給源150が配設されている。このテープ供給源150は、前記長尺テープ128が繰り出されるテープのロール体そのものであって、その一端をエンドレスベルト130と前記ロール成形金型12との間に介在させ、該エンドレスベルト130がターンテーブル32の周回経路における上流方向へ移動した際に、これに伴ってテープ供給源150から繰り出されるようになっている。すなわち前記往復スライド機構108(ベルトスライド機構142)の回転駆動源120を一方向に回転起動させ、板部材124および突起122を介して該掛止片126と共に支持レール134を前記ローラ138上で所定位置まで移動することにより、前記テープ供給源150から前記長尺テープ128が繰出されるようになっている。また上流側の所定位置で停止した後は、該回転駆動源102を逆転させて支持レール134を下流側に移動させるよう構成されている。
【0029】
なお長尺テープ128としては、前記ロール成形金型12に漏出したウレタン原料の一部を吸収して膨潤することにより、漏出した該ウレタン原料自体をシール材として前記注入孔42のシール性を確保した状態で容易に閉塞でき、該原料がキュアした後は該成形金型12から容易に剥離させ得る材料、例えばクラフトテープが好適に使用される。すなわち該長尺テープ128は、所謂2層構造になっており、前記凹設部44に当接する側がクラフトテープであり、またエンドレスベルト130と接触する側にポリエチコートが積層されている。このポリエチコートはウレタンが含浸しないために、エンドレスベルト130が不用意に汚損するのを好適に防止するようになっている。また前記テープ供給機構18におけるエンドレスベルト130およびテープ供給源150は着脱自在なカセット式に構成されている。
【0030】
【金型加熱手段について】
前記原料注入機構16の下流側には、金型加熱手段20が配設されている。すなわちこの金型加熱手段20は、図1および図9に示すように、前記ロール成形金型12の周回経路に沿って該成形金型12の配設間隔に対応する間隔で配設された所要数のスタンド152と、このスタンド152に配設される一対の加熱板154およびこれら一対の加熱板154を近接移動または離間移動させる駆動機構156とから基本的に構成されている。
【0031】
このうち前記スタンド152には、前記ロール成形金型12を半径方向に挟んだ位置に一対の支持部材158が配設されて垂下している。支持部材158は、ロール成形金型12よりも縦長に成形された板状部材であって、各金型半体26と対向する内側面部には、成形金型12に設けた前記凹部48と対応する3基の加熱板154が、上下方向に沿って所定間隔離間した位置に配設されている。すなわち加熱板154は、該凹部48に係合し得る寸法に形成された所要厚みの板材に加熱源としての電気ヒータを配設したものであって、図9および図10に示すように、例えば圧縮バネ等を使用した緩衝部材160およびその開放端部に配設された取付けステー161を介して支持部材158に配設されている。なお加熱板154と取付けステー161との間には、図示しない断熱材(例えば石膏ボード)を所要厚みで介装することにより、金型半体26に対する熱伝導率を高めるよう構成されている。
【0032】
またこの加熱板154を配設した支持部材158をロール成形金型12に対して近接離間させる前記駆動機構156は、該支持部材158の上端部に配設された複動シリンダ162および案内レール164とから構成されている。複動シリンダ162は、図9に示す如く、両支持部材158に対して水平方向に架設されており、そのロッド166を進退自在に移動させることにより、該複動シリンダ162と平行に配設した案内レール164に沿って該支持部材158がロール成形金型12に近接離間するよう構成されている。なお前記支持部材158には加熱板154が3基配設されているが、複数配設される該支持部材158のうち、例えばこの加熱板154から下流側に配設された支持部材158には2基配設されている。これによりロール成形金型12の温度を調整したり、ウレタン原料のキュア速度を調整できるよう構成されている。また加熱板154に関しては、1つの支持部材158に対して2つまたは4つ以上を配置するようにしてもよい。更に本実施例の如く、該支持部材158の縦寸法が、3つの加熱板154を配置できる長さに設定されている場合であっても、原料の種類等に合わせて全ての加熱板154を配置しなくてもよい。
【0033】
【テープ剥離機構について】
前記テープ供給機構18より下流側でかつ前記ロール成形金型12の周回経路に近接した定位置には、図1に示すように、テープ剥離機構22が配設されている。すなわちテープ剥離機構22は、該定位置に回転自在に設けたテープ巻取体168と、このテープ巻取体168を所要のタイミングで間欠的に回転させてテープ巻取りを行なう回転駆動機構170とから基本的に構成されている。テープ巻取体168は、円形に形成された載置台の上面に矩形状の枠体を組上げたものであって、該載置台の下方に配設したモータ等の回転駆動機構170を介して前記ターンテーブル32の周回方向と逆向きに回転することにより、該成形金型12の注入孔42に当接した長尺テープ128を該注入孔42から剥離するよう構成されている。
【0034】
なお該テープ剥離機構22には、図示しないトルクリミッターが配設されている。これはテープ巻取りにおいて、停止状態にあるターンテーブル32が回転を開始する際に、予めテープ巻取体168に回転駆動力を付与して長尺テープ128にテンションを掛けておくことで、該テープ128が不用意に破断するのを好適に防止することができる。またこれと同様に、ターンテーブル32が回転状態から停止した際にも、テープ巻取体168に回転駆動力を付与して長尺テープ128を引張しておくことで該テープ128の破断防止に効果的である。従ってターンテーブル32の回転前または停止後にも回転駆動機構170からの駆動力をテープ巻取体168に対して継続的に付与しかつ該機構170の破損を防止できるよう、該トルクリミッターを作動させて所謂スリップ状態を発生させ得るようになっている。
【0035】
【ロール脱型ステーションについて】
前記テープ剥離機構22から下流側でかつロール成形金型12の周回経路に近接した定位置には、図1に示すように、該成形金型12を開放して前記筒状キャビティ30に成形された棒状の発泡ウレタンロール229を該キャビティ28から脱型するためのロール脱型ステーション24が配設されている。すなわちこのロール脱型ステーション24では、ターンテーブル32の外周に沿って配設された前記L字形アーム36が、該テーブル32の半径方向外方に所要タイミングで揺動されるようになっている。
【0036】
このL字形アーム36には、ロール脱型ステーション24で停止する成形金型12と干渉しないよう、前記ブラケット34に枢支された上端部近傍位置に前記棒状部材38が一体的に配設されている。またこの棒状部材38の開放端部には、ローラ172が自由回転可能に軸支されており、図16に示すように、このローラ172がターンテーブル32の外周に沿って配設された押圧部材174によって下方に押圧されることで、前記枢支部を中心として、L字形アーム36の下端部がターンテーブル32の中心から半径方向に離間するよう傾動する。これにより停止中のロール成形金型12に対する金型開放時の作業姿勢を容易化すると共に前記キャビティ半体28からの発泡成形品の脱型を容易とする。また金型半体26の開放面が傾斜しているために、キャビティ半体28への前記中子40のセットが容易になり、更にキャビティ半体28の清掃も簡便にすることができる。
【0037】
【中子抜き装置について】
前記ロール成形金型12の筒状キャビティ30に同心的に挿入配置された前記丸棒状の中子40は、前記ロール脱型ステーション24の直上流でかつロール成形金型12の周回経路に近接する定位置に設けた中子抜き装置176により抜き取られるよう構成されている。すなわち該中子抜き装置176は、図11に示すように、前記ターンテーブル32よりも充分に高い寸法で櫓状に組上げられた支持用基台178に配設されたものであって、前記丸棒状の中子40を設けた前記共通基台50を開閉自在に把持するグリップ機構180と、前記中子40をロール成形金型12から抜き取るに充分な距離だけ前記グリップ機構180を上昇および下降させるグリップ昇降機構182と、前記グリップ機構180を前記中子40の抜き取り位置から該中子40の解放位置まで移動させるグリップ移動機構184とから基本的に構成されている。
【0038】
このうち前記支持用基台178の上端部には、図7に示すように、ターンテーブル32の半径方向と略整列する方向に沿って横桟186が水平方向に架設されている。横桟186の上面には案内レール188が平行に配設されており、その上面に、前記グリップ昇降機構182が配設された長方形状の載置基台190が該案内レール188に沿って移動可能に載架されている。このグリップ昇降機構182は、載置基台190に対して倒立状態で配設された複動式シリンダ192であって、そのシリンダ本体194から該載置基台190を貫通して鉛直下方に進退するロッドの下端部に前記グリップ機構180が配設されている。
【0039】
グリップ機構180は、対向的に配置された一対の把持片196と該把持片196を夫々円弧状に近接離間させる公知のエアートルクアクチュエータ等の駆動源198とで構成されたものであり、この駆動源198を駆動して把持片196を開閉させることによって、中子40に設けられた共通基台50を把持するよう構成されている。更に前記案内レール188に沿った位置には、前記グリップ移動機構184が配設されている。該グリップ移動機構184は、図に示す如く、前記案内レール188に沿って配設されたボールネジ200であって、該ボールネジ200に螺挿されたナット(図示せず)が前記載置基台190に固定されている。従って、このボールネジ200の一端部側に配設された駆動源(図示せず)を起動させてナットを移動させることにより、図11に示す如く、グリップ機構180およびグリップ昇降機構182を、前記中子40の抜き取り位置と該中子40の解放位置との間で往復移動させるようになっている。
【0040】
更に前記中子抜き装置176に隣接する位置には、中子集積ステーション202が設けられている。この中子集積ステーション202は、図1および図11に示すように、グリップ昇降機構182が中子40を開放する位置の鉛直下方から僅かの角度で下方に傾斜するよう並列配置された一対の支持レール204であって、各支持レール204が相互に離間する幅は、中子40の両端部に位置する各棒材が前記共通基台50との間で該レール204に掛止される寸法に設定されている。そして前記グリップ機構180によりロール成形金型12から抜き取られた前記中子40が、この中子集積ステーション202へ移送されて順次集積されるようになっている。
【0041】
また前記ロール成形金型12の周回経路中の適宜位置には、金型冷却機構206が配設されている。すなわちこの金型冷却機構206は、例えば送風ファンの如き機構であって、図1に示すように、ロール脱型ステーション24と前記原料注入機構16との間に好適に配設されることにより、後述する如く(〔0057〕)、機能するようになっている。またこの冷却機構206から更に下流側に位置した箇所には、例えば温度センサからなる金型温度検出部208が配設されており、該ロール成形金型12の金型半体26に該温度センサを外表面から当接して内部温度を間接的に測定するよう構成されている。
【0042】
更に前記金型加熱手段20と中子抜き装置176との間には、図1に示すように、予備加熱機構210が配設されている。この予備加熱機構210は、前記金型加熱手段20と略同一に構成された機構である。すなわち予備加熱機構210は、前記ロール成形金型12の周回経路に沿って該成形金型12の配設間隔に対応する間隔で配設された所要数(実施例では2基)の加熱板154であって、該加熱板154が前記金型加熱手段20と同様の駆動機構156を介してロール成形金型12に対して近接移動または離間移動されるようになっている。
【0043】
【実施例の作用】
次に、前述した実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置の作用につき説明する。前記ロール成形金型12が配設されたターンテーブル32は、前記金型送り機構14によって所要間隔毎の間欠送りがなされる。すなわち間欠送りがなされる場合には、図7に示す如く、間欠送り部62の前記移動用ピン捕捉具68をターンテーブル32の半径方向に前進させることで、該移動用ピン捕捉具68により停止中のターンテーブル32における特定のピン72を捕捉する。しかる後に、前記スライダ64を該テーブル32の接線方向に前進させることで、前記移動用ピン捕捉具68およびピン72を介してターンテーブル32を前記ロール成形金型12の配設間隔に応じた距離だけ間欠送りする。
【0044】
この間欠送りが終了して移動用ピン捕捉具68が特定のピン72から離脱する直前のタイミングで、前記テーブルロック機構88に配設された前記固定用ピン捕捉具94が、半径方向に整列したピン72に進出して捕捉する。これにより該ターンテーブル32が回動不能に支持固定される。また間欠送り部62の移動用ピン捕捉具68は、そのまま半径方向に沿って後退し、特定のピン72から離脱した後に前記スライダ64を前述した前記接線方向に後退させることで原位置に復帰して次回の間欠送りを待機する。
【0045】
このようにターンテーブル32が間欠送りされることにより、その外周に配設されたロール成形金型12が前記原料注入機構16に向けて順次到来する。原料注入機構16では、定位置に到来して間欠送りが停止している該ロール成形金型12に対して、前記進退機構106に接続された原料注入ノズル104が進出する。進出した該ノズル104は、そのブロック体の略中央部に設けたノズル孔104aが、図12(a)および(b)に示すように、成形金型12に穿設された注入孔42のうちターンテーブル32の周回方向の最下流側に位置する該注入孔42に先ず当接することで空間的に連通する。また原料注入ノズル104の直下流に配設された前記テープ供給機構18のエンドレスベルト130には、ポリエチコート側を接触させた状態で前記長尺ベルト128が巻掛けられており、僅かの間隙をおいて近接している。
【0046】
この状態において、前記貯蔵タンク102から注入ノズル104を介してウレタン原料が前記キャビティ28に注入される。そして最下流に位置する注入孔42への注入が終了した後に、該原料注入ノズル104が前往復スライド機構108(ベルトスライド機構142)を介して隣接する上流側の注入孔42に移動する。この際にエンドレスベルト130の上流側端部は、当初の間隙を維持した状態で原料注入ノズル104に追従して上流側に移動すると同時に、該エンドレスベルト130の上流側端部に巻掛けられた長尺テープ128を前記テープ供給源150から繰出し、ウレタン原料の注入が終了した直後に注入孔42を順次閉塞する。そして図13(a)および(b)に示すように、最上流側に位置する注入孔42に注入ノズル104が移動してウレタン原料が注入される際には、その下流側にある3つの注入孔42が長尺テープ128によって閉塞される。
【0047】
この際に注入孔42が設けられる成形金型12の前記凹設部44は、前述した如く、ターンテーブル32の外周面が描くカーブに略合致するよう湾曲成形されると共に、原料注入ノズル104がこの凹設部44に当接する面部も、該ターンテーブル32の外周面が描くカーブと略合致するよう湾曲に成形されている。従ってウレタン原料の注入時には、注入ノズル104のノズル孔104aが注入孔42に対して密着状態となるために該原料の漏出が殆どない。しかも注入ノズル104となるブロック体は、少なくとも2つの該注入孔42を同時に塞ぎ得る横寸法に設定されている。このため下流側に位置する注入孔42からの原料注入が終了した後、注入ノズル104が凹設部44に沿って間欠的に上流側に移動する際にも、この直下流側の注入孔42が該ノズル104によって密着状態が良好に保持されるため、前記長尺テープ128によって閉塞される直前まで該ウレタン原料の漏出が最小限に抑制される。また凹設部44が直線的に形成される場合には、原料注入ノズル104も直線的に形成されるため、注入ノズル104のノズル孔104aが注入孔42に対して密着状態で移動し得るよう構成されている。
【0048】
なおウレタン原料は、長尺テープ128に閉塞された後も外部に漏出しようとする。しかしながら当該長尺テープ128は、前述した如く、漏出するウレタン原料の一部を吸収して膨潤することにより、漏出した該ウレタン原料自体が前記注入孔42のシール性を確保するクラフトテープが好適に使用されている。すなわち強制的に漏出を防止するのではなく、原料の一部を寧ろ漏出させてこれを栓として利用するようになっているため、ウレタン原料の漏出は却って良好にかつ容易に防止されると共に、原料がキュアした後には該成形金型12から容易に剥離できる。
【0049】
最上流側の注入孔42に対するウレタン原料の注入が終了した後には、それまで間欠停止状態にあったロール成形金型12が、図14(a)および(b)に示すように、注入終了のタイミングと合わせて所定距離だけ下流側に間欠送りされる。また原料注入ノズル104自体は、その注入孔42に対してノズル孔104aを整列させた状態で該成形金型12と一体的に下流側に移動する。そして上流側に位置する成形金型12が定位置に到来(すなわち間欠送りが終了)する直前に、図15(a)および(b)に示す如く、この下流側の成形金型12における最上流側に位置する注入孔42と整列する位置から、上流側に位置する成形金型12の最下流側の注入孔42に向けて移動する。この際に原料注入ノズル104が前記連結部材45に接触しつつ移動するために、該ノズル104からのウレタン原料の漏出が最小限に抑えられる。そして下流側の成形金型12の最上流側の注入孔42が長尺テープ128によって閉塞されると共に、新たに定位置に到来する該ロール成形金型12の注入孔42に原料注入ノズル104が整列する。
【0050】
各注入孔42から注入された前記ウレタン原料は、該注入孔42に連通する前記溝46を介して前述した各筒状キャビティ30に供給される。この各筒状キャビティ30に原料が注入されたロール成形金型12は、図9に示すように、前記原料注入機構16の下流側に配設された前記金型加熱手段20に移行する。この金型加熱手段20では、前記スタンド152の定位置へロール成形金型12が間欠的に到来停止したタイミングで前記駆動機構156を順作動させる。すなわちこの場合には、前記複動シリンダ162を作動させてそのロッド166をシリンダ本体内に収納する方向に移動させる。これによりロール成形金型12を挟んで配設された一対の前記支持部材158が前記案内レール164に案内された状態で該成形金型12に近接する方向に移動する。そして該支持部材158がその移動を完了することにより、これに配設された複数の前記加熱板154が、成形金型12に形成された前記凹部48に係合する。
【0051】
この加熱板154は、前述した如く、電気ヒータが配設されており、適宜タイミングで通電されることにより所定温度にまで加熱される。そして所定温度にまで加熱された該加熱板154を凹部48に当接させることでロール成形金型12を所定温度にまで加熱する。この際に、加熱板154は支持部材158との間に配設された圧縮バネ等の緩衝部材160によって所要圧力で付勢されつつ略密着状態に当接される。そして該加熱板154を成形金型12の停止時間だけその両側から抱持して加熱することにより、筒状キャビティ30内に注入されたウレタン原料がキュアする。しかる後に所要の加熱時間が経過したタイミングで前記駆動機構156を逆作動させて一対の加熱板154を開放させる。なお加熱板154の枚数を減少させた前記支持部材158を一部に配設することにより、前述した如く、ロール成形金型12の温度を調整したり、ウレタン原料のキュア速度を調整する。
【0052】
前記金型加熱手段20によってキュアが進行している成形金型12は、該テーブル32の約半周分だけ間欠的に周回移動することにより前記テープ剥離機構22に至る。この剥離機構22では、該成形金型12の凹設部44に配設されて注入孔42を閉塞している長尺テープ128が、前記回転駆動機構170を介して駆動する前記テープ巻取体168によって剥離される。なお長尺テープ128は、その巻取り作業がある程度が進行した時点で適宜箇所でカットされ、テープ巻取体168から除去された後に廃棄される。
【0053】
前記キャビティ28内でキュアが完了し、テープ剥離機構22で長尺テープ128が剥離されたロール成形金型12は、直下流に位置する前記中子抜き装置176に到来する。この中子抜き装置176では、図11に示すように、前記支持用基台178の横桟186に配設された前記グリップ移動機構184を介してグリップ昇降機構182およびその下方に配設されたグリップ機構180が、ロール成形金型12の周回経路に臨む鉛直上方に到来している。そして間欠送りされた該ロール成形金型12は、前記金型送り機構14によりグリップ機構180の鉛直下方に中子40が整列する位置に到来して間欠送りが停止する。この状態において、前記グリップ機構180を構成する複動シリンダ192を付勢することで、そのシリンダ本体194から下方に延在するロッドを突出させてグリップ機構180を中子40の共通基台50の上方から臨ませる。この共通基台50に近接した該グリップ機構180は、前記駆動源198を介して把持片196が開放し、しかる後に共通基台50に到達した位置で閉成することでこれを把持する。
【0054】
この共通基台50を把持したグリップ機構180は、図11に示すように、グリップ昇降機構182によって上方に移動される。この際に、ロール成形金型12の筒状キャビティ30内でキュアした発泡成形品は、該キャビティ30の下端部に形成された前記溝46に形成された部位によって上方への移動が規制される。このため該中子40をロール成形金型12に対して強制的に上方へ移動させることによって、筒状キャビティ30にこの発泡成形品のみが残留する。また中子40は、その下端部が成形金型12から完全に離脱する位置まで持ち上げられ、グリップ移動機構184によって前記中子集積ステーション202における上流側端部の鉛直上方、すなわち中子40の解放位置にまで搬送される。この際に中子40は、グリップ機構180がロール成形金型12から離脱された状態から90度回転され、該集積ステーション202を構成する前記支持レール204の延在方向と整列される。しかる後にグリップ機構180が解放することで、前述した如く、この中子集積ステーション202へ移送されて順次集積される。
【0055】
なおテープ剥離機構22を通過して前記中子抜き装置176に至ったロール成形金型12は、その加熱温度が殆ど下降しない状態で中子抜き装置176によって中子40が抜き取られる。そして成形金型12は、次のロール脱型ステーション24において筒状キャビティ30から前記発泡ウレタンロール229が離脱された後に、再び該中子40が該キャビティ30にセットされる。この際に中子40と成形金型12との間に大きな温度差が生じていると、従来技術で述べた如く、後工程におけるウレタン原料のキュアに悪影響を与えることになる。このため成形金型12から離脱された中子40は、前記中子集積ステーション202での集積数が僅かとなるよう時間調整されることで、成形金型12から離脱されてから再び該成形金型12にセットされる所謂タクトタイムが極力短縮される。この結果、該中子40の温度低下が抑えられてトータルなエネルギーロスが低減されると共に、ウレタン原料の注入時における該成形金型12内の部位による温度差が小さく抑えられる。またウレタンロール製造装置10の起動当初においては、ロール成形金型12および中子40の温度がウレタン原料のキュアに適した温度に達していない。このためターンテーブル32に配設されたロール成形金型12に該中子40を全て装着した後に、該テーブル32を2周から3周ほど所謂カラ運転し、その間に前記金型加熱手段20を介して各成形金型12および中子40の温度をウレタン原料のキュアに適した温度にまで上昇させる。
【0056】
中子40が抜き取られたロール成形金型12は、前記中子抜き装置176の下流側に配設された前記ロール脱型ステーション24に移行する。このロール脱型ステーション24では、図16に示すように、ターンテーブル32の外周に沿って配設された前記押圧部材174が、該ターンテーブル32の外周に沿って配設された前記L字形アーム36を該テーブル32の半径方向外方に所要タイミングで押圧する。すなわちこの押圧では、該L字形アーム36の棒状部材38における先端に配設された前記ローラ172が該押圧部材174によってその上方から下方に向けて押圧されることにより、該棒状部材38およびL字形アーム36を介して揺動される。そして前述した如く、停止中のロール成形金型12を手前側へ傾動させて金型開放時の作業姿勢を容易化するようになっている。 更に該ロール脱型ステーション24での成形品の脱型が終了した後に、前記中子40が再びセットされる。この場合にロール成形金型12が傾動しているために、キャビティ半体28に対する中子40の装着を容易にすると共に、該中子40の脱落が好適に防止される。
【0057】
なお成形金型12は、このロール脱型ステーション24から下流側に配設された前記金型冷却機構206により必要に応じて所定温度にまで冷却される。冷却されるケースとしては、製造工程で使用されるウレタン原料の適正なキュア温度よりも高い温度に加熱された際や、使用されるウレタン原料の配合を変えた際などに好適に使用されるセクションである。またこの温度が適正な温度であるかを、この金型冷却機構206の更に下流側に配設された前記金型温度検出部208によって測定する。更にロール成形金型12は、前記金型加熱手段20から中子抜き装置176に至る間に前記予備加熱機構210によって加熱されることがある。このケースとしては、該金型温度検出部208によって検出された温度が低く、その直下流側に配設された当該金型加熱手段20での上昇温度が充分でないと間接的に判断された際に起動する。
【0058】
【発明の効果】
以上説明した如く、請求項1に係る発明では、所要間隔で複数配設されたロール成形金型に対して、これに接離自在でかつ移動経路に沿って所要距離だけ往復移動するよう原料注入ノズルが配設されている。このため作業者の手作業によることなくウレタン原料を定量的にキャビティ内へ注入することができる。
【0059】
また請求項2から請求項4に係る発明では、請求項1による発泡ウレタンロール製造装置において、前記原料注入ノズルにノズル孔が開口しており、該注入ノズルを進退機構および往復スライド機構によって移動させることで前記注入孔に自動的に整列させることができるため、作業者の労力を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置を示す全体平面図である。
【図2】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置を示す全体側面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、開放状態にあるロール成形金型および中子を示す正面図である。
【図5】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、ロール成形金型に中子を装着した状態で示す要部切欠斜視図である。
【図6】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、ロール成形金型に装着するロール用シャフトを示す斜視図である。
【図7】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、間欠送り部および中子抜き装置を示す要部平面図である。
【図8】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、原料注入機構およびテープ供給機構を示す要部平面図である。
【図9】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、金型加熱手段を示す要部側面図である。
【図10】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、金型加熱手段を示す要部正面図である。
【図11】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、中子抜き装置および中子集積ステーションを示す正面図である。
【図12】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、ロール成形金型にウレタン原料を注入する状態を示す第1の動作図である。
【図13】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、ロール成形金型にウレタン原料を注入する状態を示す第2の動作図である。
【図14】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、ロール成形金型にウレタン原料を注入する状態を示す第3の動作図である。
【図15】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、ロール成形金型にウレタン原料を注入する状態を示す第4の動作図である。
【図16】本発明の好適な実施例に係る発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置において、ロール成形金型がL字形アームを介して傾動した状態を表わす要部側面図である。
【図17】従来技術に係る発泡ウレタンロールの製造において、ウレタン原料のキュアに使用するロール成形金型を示すものであって、(a)は平面図、(b)は縦断側面図である。
【図18】従来技術に係る発泡ウレタンロールの製造において、ウレタン原料を注入したロール成形金型の製造工程を概略的に示す構成図である。
【符号の説明】
12 ロール成形金型 104 原料注入ノズル
16 原料注入機構 104a ノズル孔
26 金型半体 106 進退機構
30 筒状キャビティ 108 往復スライド機構
42 注入孔
102 貯蔵タンク

Claims (4)

  1. 2つの開閉自在な金型半体(26,26)からなり、夫々の金型半体(26)の内側に発泡ウレタンロール成形用のキャビティ(28)が凹設され、型締め時に画成される筒状キャビティ(30)へウレタン原料の注入を許容する注入孔(42)を一方の金型半体(26)に穿設したロール成形金型(12)と、
    前記ロール成形金型(12)が所要間隔で複数配設され、その所要間隔毎の間欠送りがなされて所定の経路をエンドレスに周回する金型送り機構(14)と、
    前記ロール成形金型(12)の周回経路に近接した定位置に設けられ、この定位置へ到来停止した該成形金型(12)に対し接離自在でかつ前記周回経路に沿って所要距離だけ往復移動し得る原料注入ノズル(104)を備え、該注入ノズル(104)を停止中の成形金型(12)の注入孔(42)に当接させてウレタン原料を前記筒状キャビティ(30)へ注入する原料注入機構(16)とから構成した
    ことを特徴とする発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置。
  2. 前記原料注入機構(16)は、ウレタン原料の貯蔵タンク(102)に連通する前記原料注入ノズル(104)と、定位置で停止中のロール成形金型(12)に対して該注入ノズル(104)を進退移動させる進退機構(106)と、該成形金型(12)における前記注入孔(42)に該注入ノズル(104)を当接させた状態で横方向へ往復スライドさせる往復スライド機構(108)とからなる請求項1記載の発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置。
  3. 前記注入ノズル(104)は、前記ロール成形金型(12)に穿設した少なくとも2つの注入孔(42)を同時に塞ぎ得る横寸法を備えたブロック体から構成され、該ブロック体の略中央にノズル孔(104a)が開口している請求項1または2記載の発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置。
  4. 前記筒状キャビティ(30)に注入される直前のウレタン原料は、不活性ガス等の気体を発泡体原料に混入させて機械的に撹拌するメカニカルフロス法により得られる請求項1から3の何れかに記載の発泡ウレタンロール製造用の原料注入装置。
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