JP4755423B2 - 像形成装置における過剰信号補正方法及び装置 - Google Patents

像形成装置における過剰信号補正方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、大面積のフラットパネル像形成装置に係る。より詳細には、本発明は、アモルファスシリコン及び/又は有機半導体薄膜トランジスタ(TFT)又はダイオードスイッチ型アレイの像形成装置に係る。
本出願は、2002年10月16日に出願された米国プロビジョナル特許出願第60/419,132号の利益を請求する。
大面積のフラットパネル像形成装置は、シンチレータを伴うp−i−nホトダイオード(アモルファスシリコン又は有機半導体)のピクセル或いは光導体のピクセルにより形成されたキャパシタに電荷を蓄積することにより機能する。通常は、像形成装置の表面上に多数のピクセルが配列され、各ピクセルにおけるTFT(又は単一及び/又は二重ダイオード)が、荷電されたキャパシタを、適当な時期に読み出し増幅器へ接続する。ピクセルは、シンチレータ/ホトダイオード/キャパシタ/TFT又はスイッチングダイオードの組合せで構成されるか、或いは光導体/キャパシタ/TFT又はスイッチングダイオードの組合せで構成される。ホトダイオードは、本来、個別の電荷蓄積キャパシタが必要とされないほど充分なキャパシタンスを有する場合がほとんどである。図1Aに示すように、放射線(例えば、α線、β線、γ線、X線、中性子、陽子、重イオン、等)がシンチレータに当たると、シンチレータは、可視光線を発生する。この可視光線がホトダイオードに当たって、電流を発生する。或いは又、図1Bに示すように、バイアスされた光導体に放射線が当たって電流を発生するように像形成装置が構成されてもよい。電流は、キャパシタを充電し(図示されたキャパシタは、光導体の自己キャパシタンスを含む)、そしてキャパシタに電荷を残す。キャパシタの積分電荷は、所与の積分時間中に各光導体に当たる光の積分強度に比例する。適当な時期に、スイッチ(例えば、TFT又はスイッチングダイオード(1つ又は複数))が動作して、キャパシタから電荷感知増幅器(図示せず)へ電荷を読み出す。
アモルファスシリコン技術の場合に典型的に20秒以上の長い積分時間にわたり、スイッチ(例えば、TFT)、ダイオード又は光検出器からの一定の漏れ(又は暗)電流のために、離散的フレーム時間Tの関数として、電荷QLiがピクセル「i」のキャパシタ電荷(単位クーロン)まで直線的に増加する。この暗電流IDは、アモルファスシリコンTFT構造の100から200ミクロン巾のピクセルに対して1から2フェムトアンペア(fA)程度である。QLiの式は、暗電流IDにTを乗じたものである。暗電流IDは、過剰電荷QEの貢献が時間に対して直線的又は非直線的であると、各々、一定であるか又は経時変化する。QLiに対するこの直線的暗電荷貢献は、ピクセル「i」のキャパシタから読み取られた全電荷QTiから差し引かれて、真の像電荷QSiを与える。暗電流電荷貢献(直線的又は非直線的)を、キャパシタから読み取られた全電荷QTiから差し引くことを、バックグランド(又はオフセット)補正と称する。
スイッチ(例えば、TFT)からの暗電流電荷貢献に加えて、キャパシタ及びホトダイオードからの漏れ(又は暗)電流電荷貢献もある。真の像電荷QSiは、バックグランド(又はオフセット)暗電荷貢献を、ピクセル「i」の測定された電荷QTiから差し引くことにより得られる。最も簡単なバックグランド補正方法は、少なくとも1つの、そして時には、付加的な以前のフレームの間にピクセル「i」に存在した電荷の一定の部分を差し引くことである。
以前のバックグランド補正方法は、オフセット補正を推定するように実施されている。米国特許第5,452,338号に説明された1つの以前のバックグランド補正方法は、検出器がX線に露出されないときに、X線露出像を取得するのに使用された同じタイミングを使用して、像を取得することにより、オフセット像を分離する。次いで、露出後に取得した像を、将来のフレームから差し引く。オフセット補正の決定に1つの単一フレームを使用することに伴う1つの問題は、オフセット像が付加的なノイズを導入することである。この付加的なノイズを減少するために、多数の非露出像を取得して平均化することもできる。単一像、又は多数の像の平均化を使用することに伴う1つの問題は、単一像又は平均化された像が一定に保たれる間にオフセット信号が時間、温度及び他の付帯的ファクタと共にドリフトし得ることである。
スーザン・ポーヤビット氏等の「Compensation for Image Retention in an Amorphous Silicon Detector」(SPIEコンファレンス・オン・フィジックス・オブ・メディアル・イメージング、1999年2月)と題する論文及び米国特許第5,452,338号に説明された別の従来のバックグランド補正方法は、オフセット信号におけるドリフトを補償するようにオフセット像を連続的に更新する。これら参照文献に説明された方法は、直線的システム理論(最小自乗方法)を使用して直線的時間不変システム(LTI)としてダイオードの漏れ電流(又は暗像)からバックグランド貢献の時間応答をモデリングする。次いで、この応答モデルから導出したLTIシステムを使用して、像の補正に必要なオフセットを予想する。しかしながら、例えば、近代的な医療用像形成装置では、リアルタイムの30フレーム/秒の像の需要があり、この場合に、33ミリ秒の積分時間で走査が行なわれる。コンピュータ断層写真のような更に進歩した像形成の分野では、8、3及び1ミリ秒の各積分時間に各々対応する120、360又は900フレーム/秒の非常に高いフレームレートを使用することができる。このような状況において離散的フレーム時間の最小自乗予想を使用するバックグランド補正は、あまり有効ではない。例えば、3フレーム/秒(FPS)以上のほぼリアルタイムの像形成では、最小自乗予想を伴うバックグランド補正は、著しい像エラー及び欠陥を導入し得る。短積分時間の像形成の用途では、バックグランド(又はオフセット)補正のための更に効率的な方法が要望される。
本発明は、フラットパネル像形成センサにおける過剰電荷の補正方法及び装置に関する。
本発明の更に別の特徴及び効果は、添付図面及びそれを参照した以下の詳細な説明から明らかとなろう。
以下、添付図面を参照して本発明を一例として説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。
以下の説明においては、本発明の完全な理解を与えるために、特定の材料、処理パラメータ、処理ステップ等の多数の特定の細部について述べる。当業者であれば、本発明を実施するためにこれらの細部に固執する必要はないことが明らかであろう。他の例では、本発明を不明瞭にしないために、良く知られた処理ステップ、材料等は記述しない。
以下の説明のある部分は、メモリ内に記憶されてプロセッサにより操作されるデータビットに対する操作のアルゴリズム及び記号表示に関して表現される。これらのアルゴリズム記述及び表示は、当業者が彼等の仕事を効果的に伝えるために使用する手段である。アルゴリズムは、一般に、希望の結果を導く理路整然とした一連の行動であると考えられる。これらの行動は、量の操作を必要とする。必ずしもそうではないが、通常、これらの量は、記憶、転送、合成、比較及びその他操作することのできる電気又は磁気信号の形態をとる。時には、主として、共通使用の理由で、これらの信号をビット、値、エレメント、記号、キャラクタ、項、数字、パラメータ等として参照するのが便利であると分かった。ここで使用する「結合」という語は、直接的な結合、又は1つ以上の介在する要素を経ての間接的な結合を意味する。電荷を参照するときには、時間にわたって積分される電流に関して表現されてもよい。電流は、単位時間当たりに特定回路ポイントを越えて流れる電荷の量である。
本発明は、過剰電荷による像形成センサにおける像欠陥を補正するための方法及び装置を提供する。過剰電荷のソースは、例えば、漏れ電流、オフセット(時間従属暗電流による)、及び遅れ電流(像の持続による一定、直線的及び非直線的な項を含む)の貢献を受ける。暗電流電荷の貢献は、スイッチ(例えば、TFT)から導入されることがある。漏れ(又は暗)電荷の貢献は、キャパシタ及びホトダイオードから導入されることがある。又、高線量の放射線露出を受けた以前のフレームの所与のフレームにおいて、光導体/ホトダイオードか、或いはキャパシタから読み出された不完全な電荷から、持続又は「遅れ」電荷貢献(及びピクセルキャパシタ電荷貢献)が生じることがある。この「遅れ」電荷貢献は、離散的フレーム時間Tにおいて直線的又は非直線的である。この遅れ電荷貢献は、1つのフレームが明るくそして次のフレームが暗いときに特に優勢となる。
以下、説明上、信号という語は、例えば、図2Aを参照して以下に述べるA/Dコンバータ17の出力に発生される像形成装置のデジタル出力を指す。デジタル信号(例えば、SE235)は、一般に、良く知られたように、像形成センサアレイ16の出力において測定された電荷(例えば、QE35)に比例する。
一実施形態において、この方法は、像のフレームレートに基づいて積分時間を決定し、そして非直線性バックグランド信号SNLi及び/又は以前のフレームに従属する遅れ信号SLAGi/ピクセル「i」を計算することを含む。この遅れ信号SLAGiは、ピクセル「i」の真の像信号SSiの一定の部分でもよいし、或いは適当な重みファクタを伴う1又はそれ以上の以前のフレームからのピクセル「i」の測定信号STiの一定の部分でもよい。像を補正するために、この方法は、遅れ信号SLAGi及び非直線的バックグランド信号SNLiを、像フレームごとに各ピクセル「i」のキャパシタの電荷を表わす測定信号STiから差し引くことを含んでもよい。
0.1フレーム/秒より速い場合に、ピクセル「i」の真の像信号SSiを発生する1つの方法は、モデリングされた(又は理論的な或いはシミュレーションされた)、時間に依存する、過剰な(例えば、漏れ、暗及び遅れ)電荷を、ゼロから積分時間までの時間の関数として推定することである。真の像信号SSiを発生する別の方法は、時間に依存する過剰電荷の実験データの滑らかな曲線適合を、時間の関数として積分することである。積分時間の1つの値は、フレームレートの逆数である。推定される過剰電流は、非直線的バックグランド信号SNLi及び/又は計算された遅れ信号SLAGiで構成され、これは、ピクセル「i」の測定信号STiから差し引かれ、通常0.1フレーム/秒より速いフレームレートをもつピクセル「i」の真の像信号SSiを発生する。
一実施形態では、この方法は、高線量の放射線写真像の露出時間終了が分かっているときには1つの基準像フレームを使用することにより過剰信号SE(過剰電荷QEを表わす)を推定することを含む。この方法は、上記基準像フレームのフレーム時間と、高線量放射線写真像の露出時間終了との間の差を決定する。この実施形態では、過剰信号は、パワーファンクション(power function)を使用して推定することができる。このパワーファンクションは、上記基準像フレームの測定信号ST(測定された電荷を表わす)と、上記基準像フレームのフレーム時間と露出時間終了との間の時間差とを使用して、係数を決定する。次いで、この係数に経時変化代数減衰を乗算して、過剰信号SEを推定する。この過剰信号SEは、フレーム時間にわたる過剰信号の積分である。別の実施形態では、過剰信号は、ルックアップテーブルを使用して推定されてもよい。ルックアップテーブルを使用する1つの例は、露出後のフレーム数と、上記基準像フレームの測定信号STとを使用して、過剰信号SE(過剰電荷QEを表わす)を推定するように、予め計算された過剰信号SPREをインデックスすることを含む。次いで、時間差が、フレームレートに基づいてフレーム番号に変換される。パワーファンクション及びルックアップテーブルの少なくとも一方を使用して過剰信号SEが推定されると、この方法は、推定された過剰信号SEを、1つの像フレームに対する測定信号STから差し引くことを含んでもよい。上記像フレームの推定された過剰信号SEを差し引くことで、1又はそれ以上の以前のフレーム中に放射線の入射から「ゴースト」像として現在フレームに現われることのある著しい像エラー及び欠陥を除去することができる。
別の実施形態では、この方法は、2つの異なるフレーム時間に2つの基準像フレームを使用することにより過剰信号SEを推定することを含む。2つの基準像フレームは、高線量の放射線写真像の露出時間終了が未知であるときに選択されてもよい。2つの基準像フレームの2つのフレーム時間は、フレームレートに基づいてもよく、そして選択された基準像フレームのフレーム番号として表わされてもよい。この方法は、2つのフレーム時間の時間差と、補償のために選択される像のフレーム時間とを決定する。一実施形態では、過剰信号SEの推定は、パワーファンクションを使用して行なわれてもよい。このパワーファンクションは、2つの基準像フレームの少なくとも1つの全測定信号STと、2つの基準像フレーム間の時間差とを使用して、係数を決定する。次いで、この係数に経時変化代数減衰を乗算して、過剰信号SEが推定される。別の実施形態では、過剰信号SEは、ルックアップテーブルを使用して推定されてもよい。ルックアップテーブルを使用する1つの例は、2つの基準像フレームのうちの少なくとも1つのフレームのフレーム番号及び測定信号STを使用して、過剰信号SEを推定するように、予め計算された過剰信号SPREをインデックスすることを含む。この実施形態では、フレーム番号は、2つの基準像フレームのフレーム時間の時間差を使用して決定されることに注意されたい。次いで、この時間差は、フレームレートに基づいてフレーム番号に変換される。別の実施形態では、過剰信号SEは、反復ファンクションを使用して推定されてもよい。この反復ファンクションを使用して過剰信号SEを推定する一例は、選択された2つの基準像フレームのうちの少なくとも1つのフレームの測定信号STと、それら2つの基準像フレームの2つのフレーム時間の時間差とを使用して、以前のフレーム係数を決定することを含む。次いで、この以前のフレーム係数を使用して、次のフレーム係数を決定する。次いで、この次のフレーム係数に基準像フレームの測定信号STを乗算し、次のフレームの過剰信号SEを推定する。パワーファンクション、及び/又はルックアップテーブル、及び/又は反復ファンクションのいずれかを使用して、過剰信号SEの推定が決定されると、この方法は、その推定された過剰信号SE1つの像フレームの測定信号STから差し引くことを含んでもよい。1つの像フレームの全過剰信号SEを差し引くことで、高線量の放射線写真露出のフレームのような1又はそれ以上の以前のフレーム中に放射線の入射から「ゴースト像」として現在フレームに現われることのある著しい像エラー及び欠陥を除去することができる。
図2Aは、像形成システムの一実施形態を示す。像形成システム2は、像形成センサアレイ16に結合された計算装置4を備えている。像形成センサアレイ16は、例えば、アモルファスシリコン有機半導体TFT又はダイオードスイッチ型アレイ像形成装置でよい。図1A及び1Bを参照して上述したように、像形成センサアレイ16は、シンチレータを伴うp−i−nホトダイオード(アモルファスシリコン又は有機半導体)のピクセル或いはバイアスされた光導体のピクセルにより形成されたキャパシタに電荷を蓄積することにより機能する。通常は、像形成センサアレイ16の表面上に多数のピクセルが配列され、例えば、各ピクセルにおけるTFT(又は単一及び/又は二重ダイオード)が、荷電されたキャパシタを、適当な時期に電荷感知増幅器19へ接続する。この電荷感知増幅器19は、アナログ/デジタル(A/D)コンバータ17を駆動し、該コンバータは、次いで、増幅器19から受信したアナログ信号を、計算装置4で処理するためにデジタル信号(例えば、ST、SE)へ変換する。A/Dコンバータ17は、例えば、I/O装置10又は相互接続部14を使用して計算装置4に結合することができる。A/Dコンバータ17及び電荷感知増幅器19は、計算装置4又は像形成センサアレイ16内にあってもよいし、或いは各装置の外部にあってもよい。
計算装置4は、ここに述べる過剰電荷QEを表わす過剰信号SEにより像形成センサを補正する方法を実施する。計算装置4により実行できる方法は、それ以降の図に示された方法の例においてステップとして示すコンピュータ実行可能な命令で作り上げられるコンピュータプログラムを構成する。一実施形態において、計算装置4は、プロセッサ6と、記憶装置8と、入力/出力(IO)装置10と、メモリ12とを備え、これらは、全て、バス又は他のデータ経路のような相互接続部14により一緒に結合される。別の実施形態では、計算装置は、プログラマブルロジックデバイス(PLD)又はフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を使用して実施されてもよく、この場合に、数学演算は、加算器、乗算器等の物理的装置により実行される。別の実施形態では、計算装置は、データ処理のための特殊な集積回路、例えば、加算器、乗算器、バススイッチ、レジスタ、RAM、ROM論理ゲート等を使用して実施することができる。
プロセッサ6は、任意の形式のアーキテクチャー(例えば、インテルアーキテクチャー又はサン・マイクロシステムズアーキテクチャー)、或いはハイブリッドアーキテクチャーの中央処理ユニットを表わす。更に、プロセッサ6は、1つ以上の半導体チップで実施することもできる。記憶装置8は、データ及び/又は命令、例えば、本発明の方法ステップ、を記憶するための1つ以上のメカニズムを表わす。記憶装置8は、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、及び/又は他のマシン読み取り可能な媒体を表わす。相互接続部14は、1つ以上のバス(例えば、加速グラフィックポートバス、周辺コンポーネント相互接続バス、工業規格アーキテクチャーバス、Xバス、ビデオ電子規格アソシエーション関連バス、等)と、ブリッジ(バスコントローラとも称される)とを表わす。I/O装置10は、例えば、キーボード、マウス、トラックボール又は他のポインティング装置、シリアル又はパラレル入力装置、ディスプレイモニタ、プラズマスクリーン、又は同様の従来のコンピュータI/O装置を含む1組の従来のコンピュータ入力及び/又は出力装置のいずれかを表わす。メモリ12は、本発明の方法ステップに基づくプロセッサ6のプロセッサ命令及びデータを保持するための高速メモリ装置を表わす。メモリ12は、記憶装置8について上述したメモリ装置のいずれを使用して実施されてもよい。更に、メモリ12は、プロセッサ6に対するデータキャッシュとして使用することもできる。この実施形態は、単一プロセッサコンピュータシステムに関連して説明するが、別の実施形態では、本発明は、マルチプロセッサコンピュータシステムで実施されてもよい。
図2Bは、像形成装置のセンサアレイ要素の一実施形態を示す。像形成センサアレイ16は、バイアス電圧27と、光導体26と、キャパシタ28と、スイッチ32とを含む。放射線24(X線、α線、β線及びγ線粒子、中性子等)は、像形成センサアレイ16の特定の実施形態に基づいて種々のエネルギーを有する。別の実施形態では、図2Cに示す像形成センサアレイ16は、ホトダイオード26aを備え、これは、シンチレータ26bからの可視光線25を受光する。このシンチレータ26bは、放射線24(例えば、α線、β線、γ線、X線、中性子、陽子等)を受け取り、そして可視光線25を発生する。可視光線25は、ホトダイオード26aに当たり、電流I29を発生する。
別の実施形態では、像形成センサアレイ16は、他の構成を有してもよい。例えば、図2Bの光導体26は、放射線24を直接受け取るホトトランジスタでもよい。このような実施形態では、バイアスされたホトトランジスタに当たる放射線24が電流I29を発生する。
電流I29は、キャパシタ28を充電して、キャパシタ28に電荷値を残し、キャパシタ28の積分された電荷は、所与の積分時間中に光導体26に当たる光の積分強度に比例する。キャパシタ28は、スイッチ32(例えば、TFT又はスイッチングダイオード)に結合される。適当な時期に、制御入力30(例えば、TFTのゲート)がスイッチ32を作動して、キャパシタ28の電荷をノード34に読み出す。ノード34における測定電荷QT36は、過剰電荷QE35を含むことができる。
過剰電荷QE35の1つのソースは、スイッチ32である。スイッチ32の動作は、単に説明を容易にする目的でTFTに関連して以下に述べる。別の実施形態では、例えば、スイッチングダイオードのような他の形式のスイッチング装置を使用してもよく、これも、過剰電荷QE35のソースになり得る。キャパシタ28の電荷値がノード34において読み出されるときには、ゲート30から漏れ電流が生じて、ノード34における検出された測定電荷QT36に貢献する。過剰電荷QE35の他のソースは、キャパシタ28及び光導体26である。光導体26(又はホトダイオード26a)からの遅れが、1つ以上の以前のフレームの間に入射した放射線により発生される現在フレームに残された電荷から生じ、これら早期フレームの「ゴースト像」を生じさせる。更に、キャパシタ28を完全に放電するのに読み出し中のRC時定数が小さ過ぎる等の不充分さのためにキャパシタ28の不完全な放電からも遅れが生じる。遅れソースが光導体26からの永続的光電流である場合には、現在ピクセルにおける遅れ電荷を補償するための1つの方法は、1つ以上の以前のフレームの真の像信号Siの一部分を、現在ピクセルの真の像信号Siから差し引くことである。遅れソースがキャパシタ28の不完全な読み出し放電の結果である場合には、過剰電荷QE35を補償するための1つの方法は、測定信号STiの一部分を1つ以上の以前のフレームから差し引くことである。非直線性バックグランド信号SNLi及び/又は遅れ信号SLAGiで構成された過剰信号SE(過剰電荷QE35を表わす)の像補正は、像形成レートが約0.1フレーム/秒では益々有用となる。過剰信号SEは、キャパシタ28に結合できる他の要素から生じることもある。過剰信号SE235を測定電荷STi236から差し引くと、図2Aの像の真の像信号SSi239を与える。
図3は、アモルファスシリコンセンサからのグラフの一例で、時間と共に直線的に変化する一定電流成分をもつ推定過剰電流と、時間と共に非直線的に変化する推定経時変化電流とからの、測定キャパシタ電荷(単位フェムトクーロン即ちfC)を示している。グラフ300の横軸は、時間(単位秒)を示し、一方、縦軸は、キャパシタ電荷(単位fC)を示している。測定電荷は、通常、30ミリ秒から1000ミリ秒の積分時間(フレーム時間)中にキャパシタに蓄積される電荷である。
図1のTFTによる測定電荷310は、一例では、短い時間中(例えば、5から200マイクロ秒間)TFTをイネーブルし(これを低インピーダンス状態に入れ)、そしてセンサキャパシタに蓄積された電荷を電荷積分増幅器へ転送することにより測定される。一定電流320により生じる時間に伴う推定一定測定電荷は、グラフ300に示すように、像取得時間が20秒より長い状態で正確な推定を与える。像取得時間が20秒より短いと、非直線性電流により生じる非直線性貢献QNLiは、ピクセル「i」電荷補正に大きな影響を及ぼす。
非直線的電荷補正QNLi330に対する1つのモデリングされた式が図4に示されている。IE(t)は、時間と共に逆に変化する電流に対する1つの式で、Kは定数、そしてtは時間(単位秒)である。積分時間Tiは、図6に示すように、1をフレームレートで除算することにより決定される。Kに対する1つの値を、図5を参照して以下に説明する。QNLiは、ノード34におけるピクセル「i」に対する測定電荷QTi36の過剰(オフセット、バックグランド又は暗)電荷QE35の1つの式であり、フレーム周期(積分時間)にわたり過剰電流IE(t)を積分することにより計算される。当業者であれば、IE(t)モデリングは、経時変化電流を調整するための1つの方法に過ぎないことが明らかであろう。別の実施形態では、IE(t)は、例えば、連続的な滑らかな曲線適合(smooth curve fit)のような他の方法を使用することにより推定されてもよい。更に別の実施形態では、例えば、IE(t)は、理論的なモデル式により推定される。
図5は、並列に接続された多数のTFTに対して、縦軸に電流を示しそして横軸に時間を示すグラフ500の一例である。一実施形態では、Kは、1000個のTFTを並列に配置して、0.0001から10秒まで変化する時間で電流を測定することにより決定されてもよい。グラフ500では、時間に対して対数スケールを使用し、〜T-1の負の傾斜をもつ直線として結果が推定される。1000個のTFTで除算すると、10-15A(アンペア)が生じ、これは、定数Kの1つの値である。当業者であれば、Kの値を決定するための他の方法も使用できることが明らかであろう。一実施形態では、例えば、TFTの理論値からKが導出される。別の実施形態では、本発明を実施すべきシステムから過剰電流を測定することによりKが導出されてもよい。
経時変化する過剰電流をモデリングする付加的な方法は、次のものを含む。
Figure 0004755423
式(1)において、nは、0より大きくても小さくてもよいが、0又は1に等しくはない。定数Aは、理論的に決定されてもよいし、或いは測定データとの比較により決定されてもよい。ある典型的なn個の値は、例えば、−0.3、−0.5、−1.0及び−1.3である。
Figure 0004755423
式(2)において、Bi及びDiは定数であり、そしてm及びnは整数である。Bi、Di、m及びnは、理論的に決定されてもよいし、或いは測定データとの比較により決定されてもよい。
Figure 0004755423
式(3)において、Fiは定数であり、そしてm及びnは整数である。Fi、m及びnは、理論的に決定されてもよいし、或いは測定データとの比較により決定されてもよい。
Figure 0004755423
式(4)において、Gnは、1/2Tと、xに対するIE(x)e-inπx/Tの整数(−Tiから+Tiまでの)との積に等しく、Tiは、当該積分時間インターバルであり、そしてnは、計算されたIE(Ti)値が、観察された値を希望の精度で近似するに充分なほど大きな整数である。
図6は、フレームレートを積分時間に相関させるテーブルである。積分時間(Ti)は、1をフレームレートで除算したものである。例えば、0.1フレーム/秒(FPS)のフレームレートは、10秒の積分時間を生じ、1FPSのフレームレートは、1秒の積分時間を生じ、30FPSのフレームレートは、0.033秒の積分時間を生じ、そして100FPSのフレームレートは、0.001秒の積分時間を生じる。
図7は、A/Dコンバータ19から出力された過剰信号SE(像形成センサアレイ16により捕獲されたフレームのピクセルにおけるQE35を表わす)を推定し、そしてその捕獲されたフレームのピクセルにおける過剰信号SEを補償する方法の一実施形態を示すフローチャートである。ここに述べる方法は、過剰信号SE235を発生するように計算装置4により実施できることに注意されたい。積分時間は、ステップ700において、フレームレートに基づいて決定される。図6に示されたように、積分時間は、フレームレートの逆数である。当業者であれば、積分時間は、積分以外の方法にも使用されることが明らかであろう。
この方法は、ステップ710において、例えば、図5を参照して上述したようにKの値を決定する。ステップ720において、直線的及び非直線的バックグランド信号SNL、及び/又は非直線的遅れ信号SLAGで構成される過剰信号SE235の推定値が、定数(K)値及びフレームレートに基づいて、計算される。一実施形態では、過剰信号SE235は、例えば、図4を参照して上述したように、決定されたKの値で、積分時間(T)(フレームレートの逆数)にわたり、IE(t)を積分することにより計算することができる。別の実施形態では、過剰信号SE235は、一連のステップにわたりIE(t)を加算することにより計算することができる。ステップ730では、過剰信号SE235の推定値が測定信号ST236から差し引かされる。測定信号ST236は、例えば、適当な時期に図2Bのノード34から読み出された測定電荷QT36を表わすもので、図2Bのキャパシタ28に蓄積された電荷からの貢献と、フレームレートが20秒/フレームより低い場合のTFT32からの非直線的電荷貢献(過剰電流35)とを含む(図1を参照)。ステップ730の結果は、遅れ貢献を構成する1つ以上の以前のフレームからの、ホトダイオード26aに入射する放射線により生じる過剰信号SE235の推定を含む。別の実施形態では、プロセッサ6は、過剰信号SE235の推定をフレームレートに基づく積分時間値に対して記憶しているルックアップテーブルを使用してもよい。
図8は、1つの基準像フレームを使用して像形成センサアレイ16により捕獲された1つのフレームのピクセルから過剰信号SE235を推定し、そしてその捕獲されたフレームのピクセルからの過剰信号SE235を補償する方法の一実施形態を示すフローチャートである。上記基準像フレームの各ピクセルは、測定信号ST236を有する。過剰信号SE235は、上記基準像フレームの各ピクセルからの測定信号ST236と、高線量の放射線写真像の露出終了と補正像フレームのフレーム時間との時間差とを使用して推定することができる。推定された過剰信号SE235は、次いで、補正像フレームの測定信号STから差し引かれ、真の像信号SS239を発生する。
一実施形態では、過剰信号SE235は、パワーファンクション(以下に述べる)を使用して推定されてもよい。別の実施形態では、過剰信号SE235は、ルックアップテーブル(以下に述べる)を使用して推定されてもよい。先ず、この方法は、ステップ800において、フレームレートを選択する。ステップ810では、測定信号ST236の1つの不飽和、非露出の像フレームが、1つの基準像フレームとして選択される。ステップ820において、この方法は、上記選択された基準像フレームのフレーム時間と、高線量放射線写真像の露出時間終了との間の時間差を決定する。この時間差は、フレームレートを使用して決定されてもよい。別の実施形態では、時間がフレーム番号として表わされてもよい。ステップ830では、1つの像フレームの過剰信号SE235は、上記基準像フレームの測定信号ST236と、露出時間終了と補正像フレームのフレーム時間との間の時間差とを使用して推定される。この方法は、ステップ840において、像フレームの推定された過剰信号SE235を、補正像フレームの測定信号ST236から差し引いて、真の像信号SS239を発生する。この方法は、像フレームの全ピクセルに対して繰り返されることに注意されたい。フレームの各ピクセルの真の像信号SS239は、1又はそれ以上の以前のフレームの間に入射する放射線から「ゴースト」像として像フレームに現われることのある著しい像エラー及び欠陥を伴わずに補正像フレームを与える。
図9は、2つの基準像フレームを使用して像形成センサアレイ16により発生されたフレームのピクセルにおける過剰信号SE235を推定し、そして捕獲されたフレームのピクセルにおける過剰信号SE235を補償する方法の一実施形態を示すフローチャートである。第1及び第2の基準像フレームの各ピクセルは、それに対応する測定信号ST236を有する。過剰信号SE235は、第1基準像フレームの各ピクセルの測定信号ST236と、第2基準像フレームの各ピクセルの測定信号ST236と、第1基準像フレームの第1フレーム時間と第2基準像フレームの第2フレーム時間との間の時間差と、第1又は第2の基準像フレームのフレーム時間と補正されるべき捕獲された像フレームのフレーム時間との間の時間差とを使用して、推定されてもよい。推定された過剰信号SE235は、次いで、補正像フレームの測定信号ST236から差し引かれて、真の像信号SS239を発生する。過剰信号SE235のソースは、例えば、像形成センサアレイ16のキャパシタ28及び/又は光導体26からの漏れ電流、暗/オフセット電流及び遅れ電流からの貢献である。放射線写真像から残留する過剰電荷QE35は、その後の透視像に「ゴースト」像を形成し得ることに注意されたい。過剰電荷QE35を表わす信号SE235を推定して補償することで、以前のフレームにより表わされる残留「ゴースト」像を減少する。
一実施形態において、過剰信号SE235は、パワーファンクション(以下に述べる)を使用して推定されてもよい。一実施形態において、過剰信号SE235は、ルックアップテーブル(以下に述べる)を使用して推定されてもよい。先ず、この方法は、ステップ900において、フレームレートを選択する。ステップ910では、2つの不飽和、非露出の像フレームが、第1及び第2の基準像フレームとして選択される。ステップ920において、この方法は、第1の基準像フレームの第1フレーム時間と、第2の基準像フレームの第2フレーム時間との間の時間差を決定する。この時間差は、フレームレートを使用して決定されてもよい。別の実施形態では、時間は、フレーム番号として表わされてもよい。ステップ930において、像フレームの過剰信号SE235は、第1及び第2の基準像フレームの測定信号ST236と、第1及び/又は第2フレーム時間と補償のために選択されたフレームとの間の時間差と、の少なくとも1つを使用して推定される。この方法は、ステップ940において、像フレームの推定された過剰信号SE235を、像フレームの測定信号ST236から差し引いて、真の像信号SS239を発生する。この方法は、像フレームの全てのピクセルに対して繰り返されることに注意されたい。フレームの各ピクセルの真の像信号SS239は、1つ以上の以前のフレームの間に入射する放射線から「ゴースト」像として像フレームに現われることのある著しい像エラー及び欠陥を伴わずに補正像フレームを与える。
図10A及び10Bは、透視像フレームの一例で、像F1000における過剰信号SE235を補償して、真の像F1010を発生するところを示す。図10A及び10Bは、放射線写真の露出の直後に取得された同じ透視フレーム、即ち補償されない像フレームF1000及び補償された像フレームF1010を含む。放射線写真の露出に対し、20cmのアクリルが像形成センサアレイ16上にある角度で配置された。放射線写真露出の約3秒後に、アクリルブロックを移動し、像形成センサアレイ16の水平の向きに整列させて、透視像の取得を開始した。補償されないフレームF1000は、放射線写真露出の約13秒後に取得された。図10Aの左上隅及び右下隅の明るい三角形領域1020は、放射線写真「ゴースト」の信号貢献によるものである。図10Bの補償されたフレームF1010は、図10Aで使用されたものと同じウインドウ及びレベルを使用する。図10Bの三角形領域1030は、図10Aの三角形領域1020に比してほとんど見えない。
図11A及び11Bは、透視像フレームの一例で、像G1100における信号SE235を補償して、骨盤模型の真の像G1110を形成するところを示す。図11A及び11Bは、放射線写真の露出の直後に取得された同じ透視フレーム、即ち補償されない像フレームG1100及び補償された像フレームG1110を含む。図11Aに示された補償されないフレームG1100は、放射線写真の「ゴースト」からの信号貢献が目に見える像欠陥1140を導入する領域1130を示している。図11Bは、補償されない像フレームG1100における信号SE235を推定して補償した後の補償された像フレームG1110を示している。信号SE235の補償は、図11Aの領域1130の欠陥1140を減少する。
図12は、測定信号レベルを像形成システム2の時間の関数として示すグラフ1200の一例である。測定信号レベルは、時間的に、2つの段階を有する。第1段階は、像形成システム2の不飽和露出像1211の露出時間Texp1220中の測定信号である。測定信号レベルの第2段階は、露出時間Texp1220の終了後の不飽和の過剰信号1212を示す。測定信号ST236は、図2A−2Cを参照して既に述べたように、ノード34における測定電荷のA/D変換により得られる。
図12の高線量の不飽和露出像1211の測定信号ST236は、荷電レベルLref1251において一定ラインであるとして表わされている。別の実施形態では、測定された高線量の不飽和露出像1211は、経時変化関数として示すこともできる。高線量の不飽和露出像1211の測定電荷は、信号飽和レベルLSAT1231より低い電荷レベルLref1251において測定される。不飽和過剰信号1212は、露出時間Texp1220の終了後の過剰信号の量である。過剰信号1212のソースは、例えば、像形成センサアレイ16のキャパシタ28及び/又は光導体26及び/又はスイッチ32からの漏れ電流、暗/オフセット電流、及び遅れ貢献電流である。過剰信号1212による貢献は、もし除去されないと、その後の像に「ゴースト」を導入する。
グラフ1200は、高線量の不飽和露出像1211の露出時間Texp1220の終了後に非直線的減衰応答を有する不飽和過剰信号1212を示す。例示的な不飽和過剰信号1212は、自動的に減衰を開始する。というのは、測定された高線量の不飽和露出像1211は、不飽和信号レベルLref1251にあるからである(Lref1251は、現在飽和レベルLSAT1231より低い)。図8を参照して述べた方法は、不飽和過剰信号1212を使用して、その後のフレームの過剰信号SE235を推定するものである。図8で述べたように、ステップ810において、不飽和基準像フレームが選択される。基準像フレームFref11240が図12に示されている。この方法は、ステップ820で決定された、測定された不飽和電荷レベルLD11241及び時間差tD11260を使用して、ステップ830において、過剰信号を推定する。この方法は、ステップ840において、推定された過剰信号SE235を差し引いて、測定信号ST236を補償し、像形成システム2から出力される真の像SS239を発生する。時間差tD11260は、ステップ820において、測定された不飽和過剰信号1212の基準像フレームFref11240のフレーム時間Tref11230を、露出時間Texp1220の終了から差し引くことにより決定される。一実施形態では、過剰信号SE235は、図7を参照して既に述べたように、積分時間の関数において時間差tD11260及び基準像フレームFref11240の測定されたLD11241を使用して推定することができる。別の実施形態では、過剰信号SE235は、パワーファンクションにおいて時間差tD11260及び基準像フレームFref11240の測定されたLD11241を使用して推定することができる。更に別の実施形態では、過剰信号SE235は、ルックアップテーブルにおいて時間差tD11260及び基準像フレームFref11240の測定されたLD11241を使用して推定することができる。別の実施形態では、過剰信号SE235は、パワーファンクション及びルックアップテーブルを使用して決定することができる。別の実施形態では、時間差tD11260、露出時間Texp1220の終了、及び基準像フレームFref11240のフレーム時間Tref11230は、フレーム番号に関するものでよい。フレーム番号は、当業者に良く知られたように、フレームレートを使用して計算されてもよい。
図13は、像形成システム2の時間の関数として測定信号レベルを示すグラフ1300の一例である。測定信号ST236は、時間的に、3つの段階を有する。第1段階は、高線量の飽和露出像1311の露出時間Texp1320の終了までの測定信号である。測定信号ST236の第2段階は、露出時間Texp1320の終了後の飽和過剰信号1312を示している。測定信号ST236第3段階は、飽和時間TSAT1321の終了後の不飽和過剰信号1313を示す。測定信号ST236は、図12を参照して述べたのと同様に得られる。
図13の高線量の飽和露出像1311の測定信号ST236は、それが信号飽和レベルLSAT1331で飽和されるので、一定のラインとして表わされる。又、測定された飽和過剰信号1312も、信号飽和レベルLSAT1331で飽和され、飽和時間TSAT1321の終りまで一定ラインとして表わされる。
グラフ1300は、高線量の不飽和露出像1311の露出時間Texp1320の終了後に非直線的減衰応答を有する不飽和過剰信号1313を示している。図8を参照して述べた方法は、測定された不飽和過剰信号STを使用して、その後のフレームの過剰信号SE235を推定する。図8で述べたように、ステップ810において不飽和基準像フレームが選択される。基準像フレーム信号Fref11340が図13に示されている。この方法は、ステップ820で決定された、測定された不飽和信号レベルLD11361、時間差tD11360、及び露出時間Texpの終了と補正(補償)されているフレームの時間との間の時間差を使用して、ステップ830において過剰信号SE235を推定する。この方法は、ステップ840において、推定された過剰信号SE235を差し引いて、測定された不飽和信号1313を補償し、像形成システム2から出力される真の像SS239を発生する。時間差tD11360は、ステップ820において、測定された不飽和過剰信号1313の基準像フレーム信号Fref11340のフレーム時間Tref11330を、露出時間Texp1320の終了から差し引くことにより決定される。一実施形態では、過剰信号SE235は、図7を参照して既に述べたように、積分時間の関数において時間差tD11360及び基準像フレーム信号Fref11340の測定された信号レベルLD11361を使用して推定することができる。別の実施形態では、過剰信号SE235は、パワーファンクションにおいて時間差tD31360及び基準像フレーム信号Fref11340の測定された信号レベルLD11361を使用して推定することができる。更に別の実施形態では、過剰信号SE235は、ルックアップテーブルにおいて時間差tD31360及び基準像フレームFref11340の測定された信号レベルLD11361を使用して推定することができる。別の実施形態では、過剰信号SE235は、パワーファンクション及びルックアップテーブルを使用して決定することができる。別の実施形態では、時間差tD31360、露出時間Texp1320の終了、飽和時間TSAT1321の終了、及び基準像フレームFref11340のフレーム時間Tref11330、並びに露出時間Texp1320の終了と補正されるべき像フレームの時間との間の時間差は、フレーム番号に関するものでよい。フレーム番号は、当業者に良く知られたように、フレームレートを使用して計算されてもよい。
図14は、測定信号レベルを時間の関数として示すグラフ1400の一例である。測定信号ST236は、時間的に、3つの段階を有する。第1段階は、高線量の飽和露出像1410の露出時間Texp1420の終了までの測定信号ST236である。測定信号ST236の第2段階は、露出時間Texp1420の終了後の飽和過剰信号SE1412を示している。測定信号ST236第3段階は、飽和時間TSAT1421の終了後の不飽和過剰信号SE1413を示す。測定信号ST236は、図12を参照して述べたのと同様に得られる。図14の高線量の飽和露出像1410の測定電荷は、信号飽和レベルLSAT1431において信号が飽和するので、一定のラインとして表わされる。又、測定された飽和過剰信号1412も、信号飽和レベルLSAT1431で飽和し、飽和時間TSAT1421の終了まで一定ラインとして表わされる。
グラフ1400は、高線量の不飽和露出像1411の飽和時間TSAT1421の終了後に非直線的減衰応答を有する測定された不飽和過剰信号1413を示している。図9を参照して述べた方法は、この測定された不飽和過剰信号1413を使用して、その後のフレームの過剰信号SE235を推定する。図9で述べたように、ステップ910において、2つの不飽和基準像フレームが選択される。第1の基準像フレームFref11440及び第2の基準像フレームFref21441が図14に示されている。この方法は、ステップ920で決定された、測定された不飽和信号レベルLD11481及びLD21491、時間差tD31460、及び第1又は第2の基準フレームの時間と補正されるべき像フレームの時間との間の時間差を使用して、ステップ930において、過剰信号SE235を推定する。この方法は、推定された信号SE235をステップ940において差し引いて、測定された過剰信号1413を補償し、真の像電荷SS239を発生する。時間差tD31460は、ステップ920において、基準像フレームFref11440の第1フレーム時間Tref11430を、測定された不飽和過剰信号1413の基準像フレームFref21441の第2フレーム時間Tref21431から差し引くことにより決定される。一実施形態では、過剰信号SE235は、図7を参照して既に述べたように、積分時間の関数において、時間差tD31460、基準像フレームFref11440及びFref21441の測定された信号レベルLD11481及びLD21491、並びに第1又は第2の基準フレームの時間と補正されるべき像フレームの時間との間の時間差を使用して推定することができる。別の実施形態では、過剰信号SE235は、パワーファンクションにおいて、時間差tD31460、基準像フレームFref11440及びFref21441の測定信号レベルLD11481及びLD21491、並びに第1又は第2の基準フレームの時間と補正されるべき像フレームの時間との間の時間差を使用して推定することができる。更に別の実施形態では、過剰信号SE235は、ルックアップテーブルにおいて、時間差tD31460、基準像フレームFref11440及びFref21441の測定信号レベルLD11481及びLD21491、並びに第1又は第2の基準フレームの時間と補正されるべき像フレームの時間との間の時間差を使用して推定することができる。更に別の実施形態では、過剰信号SE235は、反復ファンクションにおいて、時間差tD31460、基準像フレームFref11440及びFref21441の測定信号レベルLD11481及びLD21491、並びに第1又は第2の基準フレームの時間と補正されるべき像フレームの時間との間の時間差を使用して推定することができる。
別の実施形態では、時間差tD31460、露出時間Texp1420の終了、時間差tD11451、時間差tD21452、飽和時間TSAT1421の終了、第1基準像フレームFref11440の第1フレーム時間Tref11430、第2基準像フレームFref21441の第2フレーム時間Tref21431、及び第1又は第2の基準フレームの時間と補正されるべき像フレームの時間との間の時間差は、フレーム番号に関するものでもよい。フレーム番号は、当業者に知られたように、フレームレートを使用して計算できる。
一実施形態では、図8、9、12、13及び14を参照して述べたように、過剰信号SE235を推定するのにパワーファンクションが使用されてもよい。パワーファンクションを使用して過剰信号SE235を推定する1つの方法として次の説明及び式が使用される。パワーファンクションは、測定信号S236の過剰信号SE235を推定する。パワーファンクションを使用して、測定信号ST236の過剰信号SE235を補償した後に、過剰信号SE235が測定信号ST236から差し引かれて、以前の放射線写真像フレームからの「ゴースト」像を伴わずに、補正された真の像信号SS239が発生される。過剰信号SE235のパワーファンクション推定は、フレームのピクセルごとに行なわれてもよいことに注意されたい。又、過剰信号SE235の補償も、フレームのピクセルごとに行なわれて、真の像信号SS239を形成することができる。
パワーファンクション近似の一例を以下の式で示す。
Figure 0004755423

Figure 0004755423

Figure 0004755423
式(5)は、図12、13及び14に各々示された過剰信号SE1212、1313及び1413を近似する。SE(t)は、推定された過剰信号1212、1313及び1413を表わす。指数αは、広範囲な放射線写真露出に対して一定であると仮定できる。連続時間変数tは、露出時間Texp1220、1320及び1420の終了後の時間である。SE(t0)は、過剰信号1212、1313又は1413の遅れ基準定数を表わす。定数SE(t0)は、各々の放射線写真露出にとって独特である。別の実施形態では、式(5)の連続時間変数tは、式(6)のように離散的フレーム時間nTと置き換えられてもよい。Tは、式(7)のように像形成センサアレイ16のフレームレートの逆数である。変数nは、離散的フレーム時間nTが露出時間Texp1220、1320及び1420の終了より長いように正の整数である。式(6)は、この置き換えを示すと共に、像形成センサアレイ16の個別の特性を示す。
Figure 0004755423

Figure 0004755423
式(8)は、像Fの過剰信号SEをフレームFの測定信号ST36からいかに差し引いて、補償された信号SS(t)を得るか示している。SS(t)は、補償後のフレームFの電荷を時間の関数として示す。ST(t)は、補償前のフレームFの測定電荷をTexp1220、1320及び1420後の特定時点において表わしている。SE(t)は、式(5)について述べたように、そして図12、13及び14に各々示すように、時間の関数としての過剰信号1212、1313及び1413の近似を表わす。2つの式(5)及び(8)を結合すると、式(9)になる。
Figure 0004755423

Figure 0004755423
式(10)は、像Fの過剰信号SEをフレームFの測定信号ST26からいかに差し引いて、その過剰信号SE235をフレーム番号の関数として補償するかを示す。SS(nT)は、フレーム番号の関数として補償した後のフレームFの電荷を示す。ST(nT)は、特定フレームに対する補償後のフレームFの測定信号ST236を示す。SE(nT)は、式(6)について述べたように、フレーム番号の関数としての過剰信号1212、1313及び1413の近似を表わす。式(6)と(10)を結合すると、式(11)となる。
Figure 0004755423

Figure 0004755423

Figure 0004755423
式(12)は、時間基準tD1が既知である場合に遅れ基準定数SE(t0)をいかに導出するかを示す。時間基準tD1は、式(13)に示すように、露出時間Texpの終了と、取得した第1基準像フレームTref1の基準時間との時間差を表わす。tD1は、例えば、図12及び13に、時間基準tD11260及び時間基準tD11360として各々示されている。図12及び13の信号レベルLD11241及び信号レベルLD11361は、取得した基準像フレームFref11240及びFref11340の測定信号を各々表わす。式(9)と(12)を結合すると、式(14)となる。式(12)、(13)及び(14)の変数tは、離散的フレーム時間nTにおいて特定フレーム番号に関するものでもよいことに注意されたい。離散的フレーム時間nTにおける特定フレーム番号は、正の整数のフレーム番号nと、フレームレートの逆数Tとで決定される(式(7)を参照)。
Figure 0004755423

Figure 0004755423

Figure 0004755423

Figure 0004755423
式(15)は、図14の放射線写真露出時間Texp1420の終了と、時間基準Tref11430及びTref21431との間に経過する時間が未知である場合に、式(12)に使用される時間tD1をいかに近似して遅れ基準定数SE(t0)を計算するかを示す。時間差tD31460は、第1基準像フレーム1440の第1フレーム時間Tref11430と、第2基準像フレーム1441の第2フレーム時間Tref21431との間の時間差である(式(15))。信号レベルLD1は、第1基準像フレームFref11440の測定電荷を表わす。信号レベルLD2は、第2基準像フレームFref21490の測定電荷を表わす。時間差tD31460は、フレームレートの逆数(式(7))である式(15)の時間Tに等しくセットされ、次いで、式(12)と(14)を結合して、式(17)とする。式(17)の変数kは、1でスタートする正の整数を表わす。式(17)の信号レベルLD(k+1)は、次のフレームに対する推定過剰信号SE235を表わす。式(17)の定数αの測定値は、像形成センサアレイ16において1.05から1.08の範囲である。一実施形態では、ハードウェア実施を簡単にするために、定数αを1.0に等しくセットしてもよい。定数αを数字1.0に置き換えた簡単な式(17)が、式(18)で示されている。
図15は、所与の時間に測定信号を使用して予め計算された推定過剰信号をインデックスするのに使用されるルックアップテーブルの一例を示す。選択された過剰信号は、次いで、測定信号において補償されて、真の像信号が発生される。ルックアップテーブルは、一実施形態では、時間の関数として過剰信号SEを推定するために、予め計算された過剰信号をインデックスするのに使用される。別の実施形態では、ルックアップテーブルは、フレーム番号の関数として過剰信号SEを推定するために、予め計算された過剰信号をインデックスするのに使用される。基準像フレームのフレーム番号及び測定電荷は、それに対応する予め計算された過剰電荷をインデックスするのに使用される。インデックスされた予め計算された過剰信号は、像の測定信号から差し引かれて、真の像信号SSを発生する。予め計算された過剰信号は、ピクセルごとにインデックスできることに注意されたい。各ピクセルの真の像信号SSは、真の像フレーム信号を形成する。
一実施形態では、ルックアップテーブル1500は、フレーム番号1510及び測定された基準像フレーム信号1520を使用して、予め計算された過剰信号SPRE1530をインデックスすることができる。フレーム番号1510は、図12、13及び14のフレーム時間Tref11230、Tref11330、Tref11430、及びTref11431に対応する。測定された基準像フレーム信号1520は、選択された基準像フレーム1240、1340、1440及び1441の測定信号レベルLD11241、LD11361、LD11481及びLD21491に対応する。予め計算された過剰信号SPRE1530は、一実施形態では、図4の積分関数を使用した過剰信号SE235の予め計算された推定値である。別の実施形態では、予め計算された過剰信号SPRE1530は、パワーファンクションを使用して予め計算されてもよい。別の実施形態では、予め計算された過剰信号SPRE1530は、非直線的動作範囲を経てセンサアレイの振舞いをテストすることにより予め計算されてもよい。更に別の実施形態では、予め計算された過剰信号SPRE1530は、非直線的動作範囲を経てセンサアレイの振舞いをシミュレーションすることにより決定されてもよい。更に別の実施形態では、予め計算された過剰信号SPRE1530は、非直線的動作範囲を経てセンサアレイの振舞いを理論付けることにより決定されてもよい。次いで、予め計算された過剰信号SPRE1530を像フレームの測定信号ST236から差し引いて、測定信号ST236に存在する過剰信号SE235を補償することができる。
別の実施形態では、過剰信号SE235の推定に反復ファンクションを使用することもできる。以下の説明及び式は、反復ファンクションを使用して過剰信号SE235を推定する1つの方法として使用される。反復ファンクションは、以前のフレーム(N−1)の計算された過剰信号SE235と、補正されるべき各連続フレームに対して再計算された係数αとを使用して、補正されるべきフレーム(N)の過剰信号SE235を推定する。補正されるべき第1フレームに対する係数αは、2つの以前の連続基準フレームの測定信号ST236を使用して決定される。反復ファンクションを使用して過剰信号SE235を推定した後に、過剰信号SE235をフレームの測定信号ST236から差し引いて、以前の放射線写真像フレームにより導入されることのある「ゴースト」像を伴わずに、補正された真の像信号を発生することができる。

Figure 0004755423

Figure 0004755423
反復ファンクション近似の一例がしき(19)及び(20)で示されている。式(19)の反復ファンクションは、以前の遅れフレームN−1の過剰信号SEN-1に係数αNを乗算することにより遅れフレームNの過剰信号SENを計算する。係数αNは、式(20)において、定数Kp及び以前のフレームαN-1の係数を使用して計算される。定数Kpは、像形成センサアレイ16の属性に依存し、一実施形態では、0.5から1.1の範囲でよい。係数αNは、新たなフレームごとに計算される。
図16Aは、フレーム番号の関数として3つの異なる推定ファンクションを使用して補償した後の像の残留過剰信号SE235を示すグラフの一例である。図16A及び16Bに示された推定方法1640、1650及び1660から得られるエラー信号カウント1610は、各々、図7、8及び9に示す方法のステップ720、830及び930で行なわれる推定の例である。グラフ1600aは、過剰信号SE235が補償されない像1630の実際の測定信号ST236のエラー信号カウント1610を含む。又、グラフ1600aは、フレーム番号1620の関数として3つの異なる推定方法を使用して補償された後の残留過剰信号SE235のエラー信号カウント1610も含む。3つの推定方法は、一定減衰ファンクション1640、パワーファンクション1650及び反復ファンクション1660である。
図16Bは、図16Aより小さなスケールでフレーム番号の関数として2つの推定方法に対する同じ残留過剰信号SE235を示す。グラフ1600bは、パワーファンクション1650及び反復ファンクション1660のエラー信号カウント1610を示す。実際の過剰信号SEで、補償が行なわれないもの1630、及び一定減衰ファンクションによるもの1640は、グラフのスケールの外側であるので、グラフ1600bには示されない。放射線写真/透視の混合用途では、高線量の放射線写真露出の直後に低線量の透視像が取得される。放射線写真露出からの残留過剰信号は、透視像において「ゴースト」像として現われることがある。補償後に残留過剰信号SE235のエラーカウントを下げられる場合には、像に現われる「ゴースト」を補正することができる。図16Bに示されたエラーカウントは、約0.5μR/フレームのX線線量に対応し、これは、像形成センサアレイ16の透視モードに推奨される最小線量の約半分である。エラー信号カウント1610を、補償後に400エラーカウント未満にすることのできる過剰信号推定方法は、以前の放射線写真露出から導入されるその後の透視像に生じることのある「ゴースト」像を減少又は補正することができる。図16Aの一定減衰の推定方法1640を使用する補償は、エラー信号カウント1610のレベルが400エラーカウントより高い最大絶対大きさを有するので、過剰信号を充分に補償しないことがある。パワーファンクション1650及び反復ファンクション1660を使用した補償後の残留過剰信号は、最大絶対大きさが10カウント未満である。エラー信号カウントが10未満であるパワーファンクション1650及び反復ファンクション1660は、過剰信号SE235により生じることのある「ゴースト」像を充分に減少又は補正することができる。
本発明の特定の方法は、一連のフローチャートを参照してコンピュータソフトウェアに関して説明した。計算装置4により実行されるべき方法は、ブロック(行動)として示されたコンピュータ実行可能な命令で作られたコンピュータプログラムを構成する。フローチャートを参照してこれらの方法を説明することで、当業者であれば、適当に構成されたコンピュータ(コンピュータ読み取り可能な媒体からの命令を実行するコンピュータの処理ユニット)でこれら方法を実行する命令を含むプログラムを開発することができよう。コンピュータ読み取り可能な命令は、コンピュータプログラミング言語で書かれてもよいし、又はプログラム可能な又は個別ロジックで実施されてもよい。確認された規格に適合するプログラミング言語で書かれる場合には、このような命令は、種々のハードウェアプラットホームで実行できると共に、種々のオペレーティングシステムへインターフェイスすることができる。更に、本発明は、特定のプログラミング言語を参照して説明していない。ここに示す本発明の教示を実施するために種々のプログラミング言語を使用できることが明らかである。更に、一般にこの分野では、ある形態又は別の形態(例えば、プログラム、手順、プロセス、アプリケーション、モジュール、ロジック・・・)で行動をとらせ又は結果を生じさせるものをソフトウェアという。このような表現は、コンピュータによるソフトウェアの実行がコンピュータのプロセッサをして行動をとらせ又は結果を生じさせることの単なる略式表現である。又、本発明の範囲から逸脱せずに、上述した方法に、より多くの又はより少数のプロセスを組み込むことができ、且つ図示して説明したブロックの配列が特定の順序を意味するものでないことが明らかであろう。
以上、特定の実施形態を参照して本発明を説明した。しかしながら、特許請求の範囲に規定された本発明の広い精神及び範囲から逸脱せずに種々の変更や修正がなされ得ることが明らかとなろう。従って、添付図面を参照した以上の説明は、本発明を単に例示するものに過ぎず、これに限定するものではない。
像形成センサアレイの従来の要素を示す図である。 像形成センサアレイの別の構成を示す図である。 像形成システムの一実施形態を示す図である。 像形成センサアレイの一実施形態を示す図である。 像形成センサアレイの他の一実施形態を示す図である。 一定及び経時変化の両過剰電流成分により発生された過剰電流のグラフの一例である。 経時変化過剰電流IEと、時間的に非直線的な過剰電荷QEを決定するためのその時間積分とに対する1つの表現である。 並列に接続された多数のTFTに対する経時変化過剰又は漏れ電流を示すグラフの一例である。 フレームレートと積分時間を相関させるテーブルである。 像形成システムにおいて過剰電荷を推定しそして過剰信号を補償する方法の一実施形態を示すフローチャートである。 像形成システムにおいて1つの基準像フレームを使用して過剰電荷を推定しそして過剰信号を補償する方法の一実施形態を示すフローチャートである。 像形成システムにおいて2つの基準像フレームを使用して過剰電荷を推定しそして過剰信号を補償する方法の一実施形態を示すフローチャートである。 過剰信号を補償しない状態の放射線写真露出後の透視像フレームの一例である。 過剰信号を補償した状態の放射線写真露出後の透視像フレームの一例である。 過剰信号を補償しない状態の放射線写真露出後の骨盤模型の透視像フレームの一例である。 過剰信号を補償した状態の放射線写真露出後の骨盤模型の透視像フレームの一例である。 像形成システムにおける測定信号レベルを時間の関数として示すグラフの一例である。 像形成システムにおける測定信号レベルを時間の関数として示すグラフの別の例である。 像形成システムにおける測定信号レベルを時間の関数として示すグラフの別の例である。 ルックアップテーブルの一例である。 異なる推定方法を使用して補償した後の残留過剰信号を示すグラフの一例である。 2つの推定方法の補償後の残留過剰信号を図16Aより小さいスケールで示すグラフの一例である。

Claims (81)

  1. 像フレームの測定信号の少なくとも非直線的時間変化減衰応答モデルに基づいて過剰信号を推定するステップと、
    前記モデルを用いて像形成システムの将来の像フレームにおける前記過剰信号を補償するステップであって、前記モデルが前記測定信号の時間変化を補償する像フレームの測定信号の表示を含むステップと、
    フレームレートを選択するステップと、
    を含み、
    前記像形成システムにおける前記過剰信号を補償するステップが前記フレームレートに基づいて行われ、
    前記像フレームにおける前記過剰信号を補償するステップが、像形成システムの非直線的な運転範囲において過剰信号の推定を決定することを含む、
    ことを特徴とする方法。
  2. 前記過剰信号の推定を、前記将来の像フレームの前記測定信号から差し引くステップを更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記過剰信号の推定は、第1の基準像フレームを選択することを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の基準像フレームは、露出された像フレームである、請求項3に記載の方法。
  5. 前記露出された像フレームは、不飽和の露出された像フレームである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の基準像フレームは、遅れ像フレームである、請求項3に記載の方法。
  7. 前記遅れ像フレームは、不飽和の遅れ像フレームである、請求項6に記載の方法。
  8. 前記過剰信号は、前記第1の基準像フレームの測定信号と、前記第1の基準像フレームのフレーム時間と放射線写真像の露出時間終了との間の時間差とを使用して推定され、前記第1の測定信号の値は、前記第1の基準像フレームのフレーム時間における前記測定信号に対応する、請求項3に記載の方法。
  9. 前記過剰信号の推定は、更に、積分時間の関数の集積として前記過剰信号を計算することを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記過剰信号の推定は、更に、べき関数を使用して前記過剰信号を計算することを含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記べき関数は、
    前記第1の基準像フレームの測定信号と、前記第1の基準像フレームのフレーム時間と放射線写真像の露出時間終了との間の時間差とを使用して係数を計算する段階と、
    前記係数と不飽和像フレームのフレーム時間とを使用して前記過剰信号を計算する段階と、
    を含む請求項10に記載の方法。
  12. 前記過剰信号の推定は、更に、ルックアップテーブルから前記過剰信号を選択することを含む、請求項8に記載の方法。
  13. 前記ルックアップテーブルは、
    複数のフレーム時間と、
    前記複数のフレーム時間に対応する複数の測定信号と、
    前記複数のフレーム時間及び前記複数の測定信号に対応する複数の予め計算された過剰信号と、
    を含む請求項12に記載の方法。
  14. 像フレームの測定信号の少なくとも非直線的時間変化減衰応答モデルに基づいて過剰信号を推定するステップと、
    前記モデルを用いて像形成システムの将来の像フレームにおける前記過剰信号を補償するステップであって、前記モデルが前記測定信号の時間変化を補償する像フレームの測定信号の表示を含むステップと、
    フレームレートを選択するステップと、
    前記過剰信号の推定を前記将来の像フレームの前記測定信号から差し引くステップと、を含み、
    前記像形成システムにおける前記過剰信号を補償するステップが前記フレームレートに基づいて行われ、
    前記過剰信号を推定するステップが、更に、第1の基準像フレームを選択することを含み、
    前記過剰信号が、前記第1の基準像フレームの測定信号と、該第1の基準像フレームのフレーム時間と放射線写真像の露出時間終了との間における時間差とを用いて推定され、第1の測定信号の値が、前記第1の基準像フレームのフレーム時間における前記測定信号に対応し、
    前記過剰信号を推定するステップが、更に、ルックアップテーブルから前記過剰信号を選択することを含み、
    前記ルックアップテーブルが、
    複数のフレーム時間と、
    該複数のフレーム時間に対応する複数の測定信号と、
    前記複数のフレーム時間及び前記複数の測定信号に対応する複数の予め計算された過剰信号と、を含み、
    前記ルックアップテーブルから前記過剰信号を選択することが、更に、前記第1の基準像フレームの前記フレーム時間及び前記測定信号を使用して前記ルックアップテーブルから第1の予め計算された過剰信号を選択することを含む、
    ことを特徴とする方法。
  15. 前記複数のフレーム時間は、前記フレームレートに基づくフレーム番号である、請求項14に記載の方法。
  16. 前記過剰信号の推定は、更に、第2の基準像フレームを選択することを含む、請求項3に記載の方法。
  17. 前記第2の基準像フレームは、露出された像フレームである、請求項16に記載の方法。
  18. 前記露出された像フレームは、不飽和の露出された像フレームである、請求項17に記載の方法。
  19. 前記第2の基準像フレームは、遅れ像フレームである、請求項16に記載の方法。
  20. 前記遅れ像フレームは、不飽和の遅れ像フレームである、請求項19に記載の方法。
  21. 前記過剰信号は、前記第1の基準像フレームの測定信号と、前記第1の基準像フレームのフレーム時間と前記第2の基準像フレームのフレーム時間との間の時間差とを使用して推定される、請求項16に記載の方法。
  22. 前記過剰信号の推定は、更に、積分時間の関数として前記過剰信号を計算することを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記過剰信号の推定は、更に、べき関数を使用して前記過剰信号を計算することを含む、請求項21に記載の方法。
  24. 前記べき関数は、
    前記第1の基準像フレームの測定信号及び前記第2の基準像フレームの測定信号の少なくとも1つと、前記第1の基準像フレームのフレーム時間及び前記第2の基準像フレームのフレーム時間の少なくとも1つとを使用して係数を計算する段階と、
    前記係数と、前記第1の基準像フレームのフレーム時間と前記第2の基準像フレームのフレーム時間との間の時間差とを使用して前記過剰信号を計算する段階と、
    を含む請求項23に記載の方法。
  25. 前記過剰信号の推定は、更に、ルックアップテーブルから前記過剰信号を選択することを含む、請求項16に記載の方法。
  26. 前記ルックアップテーブルは、
    複数のフレーム時間と、
    前記複数のフレーム時間に対応する複数の測定信号と、
    前記複数のフレーム時間及び前記複数の測定信号に対応する複数の予め計算された過剰信号と、
    を含む請求項25に記載の方法。
  27. 前記ルックアップテーブルからの前記過剰信号の選択は、更に、前記第1の基準像フレームの前記フレーム時間と、前記第1の基準像フレームの前記測定信号とを使用して前記ルックアップテーブルから予め計算された過剰信号を選択することを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 像フレームの測定信号の少なくとも非直線的時間変化減衰応答モデルに基づいて過剰信号を推定するステップと、
    前記モデルを用いて像形成システムの将来の像フレームにおける前記過剰信号を補償するステップであって、前記モデルが前記測定信号の時間変化を補償する像フレームの測定信号の表示を含むステップと、
    フレームレートを選択するステップと、
    前記過剰信号の推定を前記将来の像フレームの前記測定信号から差し引くステップと、を含み、
    前記像形成システムにおける前記過剰信号を補償するステップが前記フレームレートに基づいて行われ、
    前記過剰信号を推定するステップが、更に、第1の基準像フレームを選択することを含み、
    前記過剰信号を推定するステップが、更に、第2の基準像フレームを選択することを含み、
    前記過剰信号を推定するステップが、更に、ルックアップテーブルから前記過剰信号を選択することを含み、
    前記ルックアップテーブルが、複数のフレーム時間と、該複数のフレーム時間に対応する複数の測定信号と、前記複数のフレーム時間及び前記複数の測定信号に対応する複数の予め計算された過剰信号と、を含み、
    前記ルックアップテーブルから前記過剰信号を選択することが、更に、前記第2の基準像フレームの前記フレーム時間と、前記第2の基準像フレームの前記測定信号とを使用して前記ルックアップテーブルから予め計算された過剰信号を選択することを含む、
    ことを特徴とする方法。
  29. 前記複数のフレーム時間は、フレームレートに基づくフレーム番号である、請求項26に記載の方法。
  30. 前記過剰信号の推定は、更に、反復関数を使用して次のフレームの過剰信号を計算することを含む、請求項16に記載の方法。
  31. 前記反復関数は、
    前記第1の基準像フレームの前記測定信号及び前記第2の基準像の前記測定信号を使用して第1係数を計算する段階と、
    前記第1係数を使用して第2係数を計算する段階と、
    前記第2係数と、前記第1の基準像信号の測定信号又は前記第2の基準像信号の測定信号の少なくとも1つとを使用して次のフレームの過剰信号を計算する段階と、
    を含む請求項30に記載の方法。
  32. 前記過剰信号の推定を前記測定信号から差し引くステップは、所与の積分時間中に光導体に当たる光の積分強度に比例する推定信号を発生する、請求項2に記載の方法。
  33. 前記過剰信号の推定は、実験で導出された過剰信号データの滑らかな曲線適合を時間の関数として積分することにより導出される、請求項2に記載の方法。
  34. 前記過剰信号の推定は、理論的モデル式を使用することにより導出される、請求項24に記載の方法。
  35. 前記過剰信号の推定を前記測定信号から差し引くステップは、多数のフレームのピクセルに対して像形成システムのキャパシタにおける測定信号から前記過剰信号の推定を差し引くことを含む、請求項2に記載の方法。
  36. 前記過剰信号は、毎秒1/10フレームより速いフレームレートで補償される、請求項1に記載の方法。
  37. 前記過剰信号のソースは薄膜トランジスタ(TFT)である、請求項1に記載の方法。
  38. 前記過剰信号のソースはキャパシタである、請求項1に記載の方法。
  39. 前記過剰信号のソースはホトダイオードである、請求項1に記載の方法。
  40. 前記過剰信号のソースは光導体である、請求項1に記載の方法。
  41. 前記過剰信号は漏れ電流からの貢献を含む、請求項1に記載の方法。
  42. 前記過剰信号は暗電流からの貢献を含む、請求項1に記載の方法。
  43. 前記過剰信号は遅れ電流からの貢献を含む、請求項1に記載の方法。
  44. 前記過剰信号の推定は、更に、前記過剰信号を積分時間の関数として計算しそしてルックアップテーブルを使用することを含む、請求項2に記載の方法。
  45. 前記過剰信号の推定は、更に、前記過剰信号をべき関数及びルックアップテーブルから計算することを含む、請求項2に記載の方法。
  46. 前記過剰信号の推定は、更に、前記過剰信号を積分時間の関数として計算することを含む、請求項2に記載の方法。
  47. 前記積分時間はフレームレートに基づく、請求項46に記載の方法。
  48. 前記積分時間はフレームレートの逆数である、請求項47に記載の方法。
  49. 一定値及びフレームレートに基づいて前記過剰信号の推定を計算するステップを更に含む、請求項48に記載の方法。
  50. 前記一定値を決定するステップを更に含む、請求項49に記載の方法。
  51. 前記一定値の決定は、非直線的な動作範囲を経てセンサアレイをテストすることを含む、請求項50に記載の方法。
  52. 前記一定値の決定は、非直線的な動作範囲を経てセンサアレイの振舞いをシミュレーションすることを含む、請求項50に記載の方法。
  53. 前記一定値の決定は、非直線的な動作範囲を経てセンサアレイの振舞いを理論付けることを含む、請求項50に記載の方法。
  54. 前記過剰信号の推定は、更に、べき関数を使用して前記過剰信号を計算することを含む、請求項2に記載の方法。
  55. 前記べき関数は、
    基準像フレーム及びフレームレートを使用して係数を計算する段階と、
    前記係数及びフレームレートを使用して過剰信号を計算する段階と、
    を含む請求項54に記載の方法。
  56. 前記過剰信号の推定は、更に、ルックアップテーブルから過剰信号を選択することを含む、請求項2に記載の方法。
  57. 像フレームの測定信号の少なくとも非直線的時間変化減衰応答モデルに基づいて過剰信号を推定するステップと、
    前記モデルを用いて像形成システムの将来の像フレームにおける前記過剰信号を補償するステップであって、前記モデルが前記測定信号の時間変化を補償する像フレームの測定信号の表示を含むステップと、
    フレームレートを選択するステップと、
    前記過剰信号の推定を前記将来の像フレームの前記測定信号から差し引くステップと、を含み、
    前記像形成システムにおける前記過剰信号を補償するステップが前記フレームレートに基づいて行われ、
    前記過剰信号を推定するステップが、更に、ルックアップテーブルから前記過剰信号を選択することを含み、
    前記ルックアップテーブルから前記過剰信号を選択することが、更に、前記像フレームの測定信号及び前記像フレームのフレーム番号を使用して前記ルックアップテーブルから予め計算された過剰信号を選択することを含み、前記フレーム番号は、前記像フレームのフレーム時間及びフレームレートを使用して計算される、
    ことを特徴とする方法。
  58. 前記過剰信号の推定は、更に、反復関数を使用して過剰信号を計算すること
    を含む、請求項2に記載の方法。
  59. 前記反復関数は、第1の以前のフレーム及び第2の以前のフレームを使用して次のフレームの過剰信号を決定することを含む、請求項58に記載の方法。
  60. 前記次のフレームの過剰信号の決定は、更に、
    測定信号と、前記第1の以前のフレームのフレーム時間と前記第2の以前のフレームのフレーム時間との間の時間差とを使用して第1係数を計算する段階であって、前記測定信号は、前記第1の以前のフレームの測定信号及び前記第2の以前のフレームの測定信号の少なくとも一方に対応するものである段階と、
    前記第1の係数を使用して第2の係数を計算する段階と、
    前記第2係数及び測定信号を使用して次のフレームの過剰信号を計算する段階と、
    を含む請求項59に記載の方法。
  61. 像形成装置と、
    該像形成装置に結合され、フレームレートに基づいて前記像形成装置における過剰信号を補償し、少なくとも非直線的時間変化減衰応答モデルに基づいて前記像形成装置の過剰信号を推定するように構成されたプロセッサとを備え、
    前記モデルが前記測定信号の時間変化を補償する像フレームの測定信号の表示を含んでおり、
    前記プロセッサが、前記モデルを用いて像形成システムの過剰信号を補償し、
    前記プロセッサが、前記フレームレートに基づいて前記過剰信号の推定を差し引くことにより前記補償を行うように構成され、
    前記過剰信号が非直線的信号である、
    ことを特徴とする装置。
  62. 前記像形成装置は、
    光導体と、
    前記光導体に結合されたキャパシタと、
    前記キャパシタに結合されたスイッチと、
    を備えた請求項61に記載の装置。
  63. 前記過剰信号は、前記スイッチに流れる電流からの電荷貢献を表わす、請求項62に記載の装置。
  64. 前記スイッチが前記過剰信号を発生する、請求項62に記載の装置。
  65. 前記光導体が前記過剰信号を発生する、請求項62に記載の装置。
  66. 前記キャパシタが前記過剰信号を発生する、請求項62に記載の装置。
  67. 前記プロセッサは、積分時間にわたって前記過剰信号を推定するように構成された、請求項61に記載の装置。
  68. 前記プロセッサは、パワーファンクションを使用して前記過剰信号を推定するように構成された、請求項61に記載の装置。
  69. 前記プロセッサは、ルックアップテーブルを使用して前記過剰信号を推定するように構成された、請求項61に記載の装置。
  70. 前記プロセッサは、反復ファンクションを使用して前記過剰信号を推定するように構成された、請求項61に記載の装置。
  71. 前記積分時間はフレームレートの逆数である、請求項61に記載の装置。
  72. 前記フレームレートは少なくとも0.1フレーム/秒(FPS)である、請求項61に記載の装置。
  73. 前記像形成装置はフラットパネル像形成装置である、請求項61に記載の装置。
  74. 前記像形成装置はアモルファスシリコンホトダイオードである、請求項73に記載の装置。
  75. 少なくとも非直線的時間変化減衰応答モデルに基づいて像形成システムの過剰信号を推定する手段であって、前記モデルが前記測定信号の時間変化を補償する像フレームの測定信号の表示を含む手段と、
    前記モデルに基づいて前記像形成システムの前記過剰信号を補償する手段と、
    を備え、
    前記モデルが1つの像フレームの測定信号の表示を含む
    ことを特徴とする装置。
  76. 光を受光する手段と、
    前記受光した光に比例する電流を前記像形成装置に発生する手段と、
    を更に備え、前記電流は過剰電流を含み、そしてこの過剰電流は、積分時間にわたる過剰電流の積分である、請求項75に記載の装置。
  77. 前記像フレームの前記測定信号が少なくとも1つの像フレームの少なくとも1つの測定信号であり、
    前記モデルが前記将来の像フレームの前記過剰信号を推定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  78. 前記像フレームの前記測定信号が少なくとも1つの像フレームの少なくとも1つの測定信号であり、
    前記モデルが前記将来像のフレームの前記過剰信号を推定することを特徴とする請求項61に記載の装置。
  79. 前記像フレームの前記測定信号が少なくとも1つの像フレームの少なくとも1つの測定信号であり、
    前記モデルが前記将来像のフレームの前記過剰信号を推定することを特徴とする請求項75に記載の装置。
  80. 前記モデルが1つの像フレームの測定信号の表示を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  81. 前記モデルが1つの像フレームの測定信号の表示を含むことを特徴とする請求項61に記載の装置。
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