JP4753208B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

本発明は、流し台の一部に組付けられる所謂ビルトイン式の食器洗浄機に関し、特に、流し台の一部に組付けられるときに、床上にトレー状の床上防水パンを敷設して、この床上防水パン上に食器洗浄機本体を載置することにより、食器洗浄機本体の外部に漏れ出した水を床上防水パンで受けるようにした食器洗浄機に関する。
この種の食器洗浄機においては、食器類を洗浄する洗浄槽を内部に備える食器洗浄機本体の底部に、洗浄槽の外部に漏れた水を受ける水受け部が設けられている。水受け部は、トレー状に形成されて漏れた水が溜まるようになっている。水受け部には、溜まった水を検知するセンサと水受け部に溜まった水を外部に排出するポンプが設けられている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、食器洗浄機本体の底部に水受け部が設けられている場合、本体内部で生じた水漏れであれば本体底部の水受け部で受けることはできるが、本体の外部に漏れ出した水を本体底部の水受け部で受けることはできない。例えば、食器洗浄機本体を構成している筐体の周壁には、配管や配線等のための穴や隙間、或いはビルトイン式であることにより流し台の一部に固定するための穴が存在しており、このような穴や隙間から本体外部に漏れ出した水は、本体底部に設けられている水受け部の外側に生じたものとなるため、床が水浸しになって床を損傷するおそれがある。
また、給水弁のごみ詰まり等で給水弁が閉弁不能となった場合には洗浄槽への過剰給水となることが考えられ、この状態で更に停電が生じていると、本体底部の水受け部に設けられているセンサ及びポンプが作動せず、水受け部から本体外部に水が溢れ出して床が水浸しになるおそれがある。
そこで、トレー状の床上防水パンの上に食器洗浄機本体を載置し、本体外部に漏れた水を床上防水パンにより受けるようにすることが考えられる。
しかし、前述したような給水弁の閉弁不能と停電とが重なって生じた場合などは、食器洗浄機本体を載置した床上防水パンからも水が溢れ出して床が水浸しになるおそれもある。これを回避するために、例えば、床上防水パンに排水口を設け、床上防水パンを敷設した床下等に排水管を設けて排水路を確保すると、床上防水パンの設置施工が大掛かりとなってコストが増大するおそれがある。
特開平8−154885号公報
かかる不都合を解消して、本発明は、床上に敷設するトレー状の床上防水パンに食器洗浄機本体を載置するだけで、食器洗浄機本体の底部の水受け部では防ぐことができないような食器洗浄機本体外部への漏水が大量に生じた場合であっても、床上防水パンからの水の溢れ出しをなくして、水浸しによる床の損傷を防止することができる食器洗浄機を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明は、 食器類を洗浄する洗浄槽を内部に備える食器洗浄機本体を、該本体の外部に漏れ出た水を受けるべく床上に敷設するトレー状の床上防水パンに載置して、流し台の一部に組み付けられる食器洗浄機において、
床上防水パンに溜まった水を検知する漏水検知手段と、床上防水パンに溜まった水を排出する漏水ポンプと、漏水検知手段による水の検知に応じて漏水ポンプを作動させる漏水処理制御手段と、洗浄槽における洗浄時に電力を供給する食器洗浄機本体外部の第1の電源とは別に、漏水ポンプ及び漏水処理制御手段を駆動可能とする電池又は蓄電池による第2の電源とを備えてなり、前記漏水検知手段は、床上防水パンに溜まった低水位の水を検知する低水位検知部と、高水位の水を検知する高水位検知部とを備え、前記漏水処理制御手段は、漏水検知手段が低水位を検知したとき前記漏水ポンプを低出力に制御し、漏水検知手段が高水位を検知したとき前記漏水ポンプを高出力に制御し、更に、漏水検知手段が高水位を検知して前記漏水ポンプを高出力に制御した後に漏水検知手段が低水位を検知したとき、前記漏水ポンプを高出力から低出力に切換える出力制御手段を備えることを特徴とする。
本発明においては、前記漏水検知手段、前記漏水ポンプ及び前記漏水処理制御手段が食器洗浄機本体に設けられていることにより、床上防水パンに食器洗浄機本体を載置するだけで、床上防水パンに溜まった水を排出することができる。これによれば、床上防水パンに対する排水口の形成や排水管の施工が不要となるため、床上防水パンの設置施工に関わるコストの増大が防止できる。
更に、漏水ポンプ及び漏水処理制御手段は前記第2の電源により駆動可能となっているので、食器洗浄機本体外部の第1の電源(家庭用電源等)からの給電が不能となる停電時にも、漏水ポンプ及び漏水処理制御手段が駆動され、床上防水パンに溜まった水を円滑に排出することができる。これにより、給水弁の閉弁不能と停電が重なって生じた場合などに、食器洗浄機本体外部への漏水が大量に生じても、床上防水パンで受けた水を漏水ポンプによって確実に排出することができるので、床上防水パンから水が溢れ出すといった事態が回避でき、床が水浸しになることを確実に防止できる。
なお、第1の電源による給電が行なわれているときには、第1の電源により漏水ポンプ及び漏水処理制御手段を駆動し、第1の電源による給電が不能となる停電時にのみ、第2の電源によって漏水ポンプ及び漏水処理制御手段の駆動を行なうことが可能となる。また、第2の電源として蓄電池を採用すれば、第1の電源からの給電により第2の電源である蓄電池に常に充電することができて有利となる。
また、第2の電源により漏水ポンプ及び漏水処理制御手段が駆動されているとき、漏水処理制御手段が出力制御手段により床上防水パンに溜まった水の水位に応じて漏水ポンプの出力を制御するので、低水位のときは低出力で漏水ポンプを駆動して第2の電源の寿命を延ばすことができ、高水位のときは高出力で漏水ポンプを駆動して迅速且つ確実に水受け部に溜まった水を排出することができる。
また、本発明の食器洗浄機においては、前記第2の電源の電圧低下を検出する電圧監視手段と、電圧監視手段による電圧低下の検出に応じて警告を行なう電圧低下警告手段とを設けることが好ましい。こうすることにより、第2の電源として採用されている電池又は蓄電池の消耗による電圧低下を使用者が容易に確認でき、第2の電源が電池である場合には新しい電池に交換し、蓄電池の場合には充電や交換を行うことができる。これによって、第1の電源とは別に第2の電源から漏水ポンプ及び漏水処理制御手段へ給電可能な状態を常に維持することができる。
また、本発明において、前記第1の電源による給電が可能であるときには、該第1の電源により漏水ポンプ及び漏水処理制御手段を駆動し、該第1の電源による給電が不能となったとき、第2の電源による漏水ポンプ及び漏水処理制御手段の駆動に切換える電源切換手段を設けることが好ましい。これにより、第2の電源の消耗を抑えて、電池の交換時期や蓄電池の充電時期を延長することができ、経済的である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の食器洗浄機は、図1に示すように、食器洗浄機本体1と、食器洗浄機本体1を載置する床上防水パン2とからなる。食器洗浄機本体1は、食器類Wを収容して洗浄する洗浄槽3を外装ケース4の内部に備えている。外装ケース4の底部の下側四隅には脚5が設けられている。床上防水パン2は合成樹脂によってトレー状に形成されており、食器洗浄機本体1の脚5の下に敷設される。なお、床上防水パン2は脚5に連結されていてもよい。
食器洗浄機本体1と床上防水パン2とは、図示しない流し台(システムキッチン等)に組み付けられる。即ち、流し台に予め形成した食器洗浄機用収納空間(図示せず)の床上に、先ず、床上防水パン2を置き、次いで、食器洗浄機本体1を床上防水パン2の上に置くようにして食器洗浄機用収納空間に組付る。
食器洗浄機本体1の外装ケース4の内部には、前記洗浄槽3だけでなく、洗浄槽3に水を供給する給水管6、洗浄槽3の排水を行なう排水ホース7、洗浄槽3内に乾燥用の空気を送風する乾燥ファン8、洗浄槽3内の水位を所定レベルに規定するフロート式の水位スイッチ9、及び、洗浄槽3の運転を制御する運転制御手段10が設けられている。
そして、給水管6には、洗浄槽3への給水を制御する電磁式の給水弁11が設けられている。排水ホース7には、逆流防止のための逆U字状の立上り部12と、エア抜き部13と、排水トラップ部14と、逆止弁15とが設けられている。
洗浄槽3の内部には、食器類Wを保持する食器カゴ16と、食器カゴ16に保持された食器類Wに向けて洗浄水を噴射する洗浄ノズル17と、洗浄水を加温するヒータ18とが設けられている。洗浄槽3の底部には、残菜フィルタ19を介して接続される洗浄・排水ポンプ20が設けられている。洗浄・排水ポンプ20は、正転することにより洗浄水を洗浄ノズル17を介して洗浄槽3内に循環させ、逆転することにより洗浄槽3内の洗浄水を排水ホース7を介して排水する。なお、洗浄運転時に作動する各部品(給水弁11、洗浄・排水ポンプ20、乾燥ファン8、及び運転制御手段10等)は、図示しない電源コードを介して家庭用電源(第1の電源)から供給される電力により駆動される。
外装ケース4の前端部には、洗浄槽3への食器類Wの出し入れの際に開閉する扉21が設けられている。扉21には電源ボタン22とスタート/一時停止ボタン23とが設けられている。更に、外装ケース4の前面には表示器24が設けられている。
また、外装ケース4の底部には、洗浄槽3の外部に漏れた水を受ける水受け部25が設けられている。水受け部25には、その内部に溜まった水を検知する第1電極センサ26が設けられている。
また、外装ケース4の内部には、漏水ポンプ27と、漏水処理制御手段28とが設けられている。漏水ポンプ27は、駆動モータ29と、蓄電池30(第2の電源)と、電源制御手段31とを備えている。駆動モータ29は、その回転数が高低2段に切換可能とされており、低回転のときは水の送出量が比較的小さく消費電力も小さくなる。漏水ポンプ27の吸引側には、床上防水パン2の内部に延びる漏水吸い上げホース32が接続されており、漏水ポンプ27の吐出側には、床上防水パン2の水を導出する漏水導出ホース33が接続されている。漏水導出ホース33は、その下流端が逆止弁33aを介して洗浄槽3の排水ホース7に接続されている。
漏水処理制御手段28は、漏水ポンプ27の駆動と停止の制御を行なうが、更に、漏水ポンプ27の出力を供給電力によって制御する出力制御機能(出力制御手段)を備えている。即ち、漏水処理制御手段28は、漏水ポンプ27の駆動モータ29のON/OFFを行なうと共に、駆動モータ29をONした後、出力制御機能により駆動モータ29への供給電力の大小による回転数の切換えにより漏水ポンプ27による排水量、即ちポンプ出力の制御を行なう。
また、床上防水パン2に対向する外装ケース4の下面(水受け部25の下面)には、第2電極センサ34(漏水検知手段)が固定されている。第2電極センサ34は、低水位検知電極34a(低水位検知部)と、高水位検知電極34b(高水位検知部)とを備えている。高水位検知電極34bは、床上防水パン2に溜まった水が第1電極センサ26よりも高い水位になると、水面に触れて導通して床上防水パン2の水を検知し、低水位検知電極34aは、床上防水パン2に溜まった水が高水位検知電極34bよりも低い水位で、且つ、第1電極センサ26よりも高い水位になると、水面に触れて導通して床上防水パン2の水を検知する。
電源制御手段31は、家庭用電源(第1の電源)による電力供給と蓄電池30(第2の電源)による電力供給とを切換える電源切換機能(電源切換手段)を有している。更に、電源制御手段31は、電源切換機能により家庭用電源による電力供給から蓄電池30による電力供給に切換えた後に、蓄電池30の電圧を監視する電圧監視機能(電圧監視手段)と、蓄電池30の電圧が低下したときに警告を行なう電圧低下警告機能(電圧低下警告手段)とを有している。
次に、食器洗浄機の作動を説明する。電源ボタン22をオンし、スタート/一時停止ボタン23を初回操作すると、運転制御手段10の制御による運転が行なわれる。即ち、先ず給水弁11が開弁し、洗浄槽3に所定量の水が給水される。この水には図示しない洗剤供給手段から洗剤が混入されて洗浄水が生成される。次いで、給水停止後、ヒータ18に通電すると共に洗浄・排水ポンプ20を正転させて、洗浄水を加熱しつつ洗浄ノズル17から噴射させ、所定時間の洗浄運転を行う。そして、洗浄運転完了後は、洗浄・排水ポンプ20を逆転させて洗浄槽3内の洗浄水を排水する。続いて、洗浄槽3に所定量の水を給水し、洗浄・排水ポンプ20を正転させて洗浄ノズル17から水を噴射させ、所定時間のすすぎ運転を行う。すすぎ運転完了後は、洗浄・排水ポンプ20を逆転させて洗浄槽3内の水を排水し、次に、ヒータ18に通電すると共に乾燥ファン8を駆動させて、所定時間の乾燥運転を行う。また、以上の何れかの時点でスタート/一時停止ボタン23が再操作されると、運転が一時停止され、スタート/一時停止ボタン23が再々操作されると、続きの運転が行なわれる。
ここで、外装ケース4の内部で水漏れが生じると、外装ケース4の底部に設けられた水受け部25によって受けられる。このときの水が例えば扉21の開閉に伴う落下のような微少なものであれば支障はなく、自然乾燥等により消失する。一方、何らかの原因で、洗浄槽3、給水管6、或いは排水ホース7から水漏れが生じると、水受け部25には大量の水が溜まり、水受け部25の水位が所定の高さになると、第1電極センサ26により水が検知される。そして、運転制御手段10は、このときの第1電極センサ26による水の検知に応じて、洗浄運転を停止させると共に給水弁11を閉弁し、表示器24によって水漏れ警告を行なう。これにより、使用者に対して点検修理が促される。
また、外装ケース4の内部で極めて大量の水漏れが発生し、水受け部25から溢れ出した水が外装ケース4の外部に流れ出した場合には、食器洗浄機本体1が載置されている床上防水パン2で受けられる。そして、第2電極センサ34の低水位検知電極34aが床上防水パン2内の水を検知すると、それに応じて漏水処理制御手段28が漏水ポンプ27を作動させる。これによって、床上防水パン2に溜まった水が漏水吸い上げホース32から吸引されて漏水導出ホース33を介して排水ホース7へ排出される。このとき、第2電極センサ34の低水位検知電極34aが水を検知し、高水位検知電極34bが水を検知しない場合には、漏水処理制御手段28は漏水ポンプ27への供給電力を小として漏水ポンプ27の駆動モータ29を低回転に制御して漏水ポンプ27を低出力で駆動する。そして床上防水パン2の水がなくなって、低水位検知電極34aの導通が断たれれば、それに応じて漏水処理制御手段28が漏水ポンプ27を停止させる。また、高水位検知電極34bが水を検知した場合には、漏水処理制御手段28は漏水ポンプ27の駆動モータ29を高回転に制御して漏水ポンプ27を高出力で駆動し、床上防水パン2内からの排水量を大とする。その後、床上防水パン2内の水位が低下して高水位検知電極34bの導通が断たれ、低水位検知電極34aが水を検知した状態となったときには、漏水処理制御手段28は漏水ポンプ27への供給電力を小として漏水ポンプ27の駆動モータ29を低回転に制御して漏水ポンプ27を低出力で駆動する。そして床上防水パン2の水がなくなって、第2電極センサ34の低水位検知電極34a及び高水位検知電極34bの導通が共に断たれたとき、それに応じて漏水処理制御手段28が漏水ポンプ27を停止させる。
このように、外装ケース4の内部から外部に水が漏れ出したときには、床上防水パン2で受けることができるだけでなく、漏水ポンプ27によって確実に排出して床上防水パン2からの水の溢れ出しを確実に防止できるので、床が水浸しになることを防止することができる。しかも、漏水ポンプ27と漏水処理制御手段28とが蓄電池30によって駆動されるので、上記水漏れが発生した際に、家庭用電源が停電していても、水受け部25からの水の排出を滞りなく行なうことができる。更に、漏水処理制御手段28は、第2電極センサ34により検知した水位に応じて漏水ポンプ27の出力を切換えるので、床上防水パン2内の水位が低いときに漏水ポンプ27の消費電力を抑えることができ、蓄電池30の寿命を延ばすことができる。
そして、第2電極センサ34、漏水ポンプ27、及び漏水処理制御手段28が食器洗浄機本体1に設けられていることにより、床上防水パン2に食器洗浄機本体1を載置しておくだけで、床上防水パン2に溜まった水を排出することができる。これによれば、床上防水パン2に対する排水口の形成や排水管の施工が不要となるため、床上防水パン2の設置も極めて容易である。
ところで、本実施形態においては、漏水ポンプ27と漏水処理制御手段28とを駆動する蓄電池30が電源制御手段31によって制御されている。電源制御手段31は、その電源切換機能(電源切換手段)により、家庭用電源が通常の状態(停電していない状態)であるときには、家庭用電源を用いて漏水ポンプ27と漏水処理制御手段28とを駆動し、家庭用電源が停電したとき、漏水ポンプ27と漏水処理制御手段28との駆動電源を蓄電池30に切換える。更に、電源制御手段31は、その電圧監視機能(電圧監視手段)によって蓄電池30の電圧低下を監視し、蓄電池30の電圧低下が生じた場合には、家庭用電源を用いて充電を行なう。こうすることにより、蓄電池30を常に充電された状態に維持して、家庭用電源の停電に備えることができる。
また、停電時等には第1電極センサ26による水の検知が不能となるが、漏水処理制御手段28及び漏水ポンプ27への給電は蓄電池30により行なわれるので、床上防水パン2に水が溜まれば床上防水パン2内の水の排出を滞りなく行うことができる。
更に、電源制御手段31は、その電圧低下警告機能(電圧低下警告手段)により、蓄電池30の電圧が極度に低い場合に、前記表示器24に蓄電池30の電圧低下を警告する表示を行なう。これにより、蓄電池30の劣化が生じたときに使用者に新しい蓄電池への交換を促すことができる。
なお、本実施形態においては第2の電源として蓄電池30を採用した例を示したが、第2の電源として電池(乾電池)を採用してもよい。この場合には、電源制御手段31は、その電圧監視機能(電圧監視手段)によって電池の電圧低下を監視し、電池の電圧低下が生じた場合には、その電圧低下警告機能(電圧低下警告手段)により、前記表示器24に電池の電圧低下を警告する表示を行なう。これによって、使用者に新しい電池への交換を促すことができ、家庭用電源の停電に備えることができる。
また、本実施形態においては、電源制御手段31が電源切換機能(電源切換手段)を有して、通常は家庭用電源を用いて漏水ポンプ27と漏水処理制御手段28とを駆動し、家庭用電源が停電したときにのみ、電池や蓄電池30による漏水ポンプ27と漏水処理制御手段28との駆動を行なうことにより、電池や蓄電池30の消耗を抑えることができるものを示したが、それ以外に、電源制御手段31に電源切換機能(電源切換手段)を設けずに、電池や蓄電池30によってのみ、漏水ポンプ27と漏水処理制御手段28との駆動を行なうようにしてもよい。
また、本実施形態においては、本発明の漏水検知手段として低水位検知電極34aと高水位検知電極34bとの2つの検知電極を備える第2電極センサ34を採用したが、本発明の漏水検知手段はこれに限るものではなく、例えば図示しないが、床上防水パン2の水位が第1電極センサ26よりも高い位置になったときに、この水を検知する単一の検知電極を備える第2電極センサを設けてもよい。この場合には、漏水処理制御手段28は、第2電極センサによる水の検知により漏水ポンプ27の駆動を開始させ、第2電極センサによる水の検知がなくなったら漏水ポンプ27を停止させるだけでよいので、制御を単純化できる。
本発明の一実施形態を示す断面視説明図。
符号の説明
W…食器類、1…食器洗浄機、2…床上防水パン、3…洗浄槽、4…外装ケース、6…給水管、7…排水ホース、27…漏水ポンプ、28…漏水処理制御手段、30…蓄電池(第2の電源)、31…電源制御手段(電圧監視手段、電圧低下警告手段、電源切換手段)、34…第2電極センサ(漏水検知手段)、34a…低水位検知電極(低水位検知部)、34b…高水位検知電極(高水位検知部)。

Claims (3)

  1. 食器類を洗浄する洗浄槽を内部に備える食器洗浄機本体を、該本体の外部に漏れ出た水を受けるべく床上に敷設するトレー状の床上防水パンに載置して、流し台の一部に組み付けられる食器洗浄機において、
    床上防水パンに溜まった水を検知する漏水検知手段と、床上防水パンに溜まった水を排出する漏水ポンプと、漏水検知手段による水の検知に応じて漏水ポンプを作動させる漏水処理制御手段と、洗浄槽における洗浄時に電力を供給する食器洗浄機本体外部の第1の電源とは別に、漏水ポンプ及び漏水処理制御手段を駆動可能とする電池又は蓄電池による第2の電源とを備えてなり、
    前記漏水検知手段は、床上防水パンに溜まった低水位の水を検知する低水位検知部と、高水位の水を検知する高水位検知部とを備え、
    前記漏水処理制御手段は、漏水検知手段が低水位を検知したとき前記漏水ポンプを低出力に制御し、漏水検知手段が高水位を検知したとき前記漏水ポンプを高出力に制御し、更に、漏水検知手段が高水位を検知して前記漏水ポンプを高出力に制御した後に漏水検知手段が低水位を検知したとき、前記漏水ポンプを高出力から低出力に切換える出力制御手段を備えることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 前記第2の電源の電圧低下を検出する電圧監視手段と、電圧監視手段による電圧低下の検出に応じて警告を行なう電圧低下警告手段とを設けたことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 前記第1の電源による給電が可能であるときには、該第1の電源により漏水ポンプ及び漏水処理制御手段を駆動し、該第1の電源による給電が不能となったとき、第2の電源による漏水ポンプ及び漏水処理制御手段の駆動に切換える電源切換手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の食器洗浄機。
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