JP4752259B2 - 電子血圧計および血圧測定システム - Google Patents

電子血圧計および血圧測定システム Download PDF

Info

Publication number
JP4752259B2
JP4752259B2 JP2004358815A JP2004358815A JP4752259B2 JP 4752259 B2 JP4752259 B2 JP 4752259B2 JP 2004358815 A JP2004358815 A JP 2004358815A JP 2004358815 A JP2004358815 A JP 2004358815A JP 4752259 B2 JP4752259 B2 JP 4752259B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood pressure
measurement
data
storage unit
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004358815A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006158879A (ja
Inventor
幸哉 澤野井
浩也 中西
孝英 田中
修 白崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Healthcare Co Ltd
Priority to JP2004358815A priority Critical patent/JP4752259B2/ja
Priority to KR1020050117412A priority patent/KR100739265B1/ko
Priority to EP05026651A priority patent/EP1669023B1/en
Priority to DE602005027162T priority patent/DE602005027162D1/de
Priority to CA002529327A priority patent/CA2529327A1/en
Priority to TW094143305A priority patent/TWI296515B/zh
Priority to CNB2005101294889A priority patent/CN100475133C/zh
Priority to RU2005138459/14A priority patent/RU2311119C2/ru
Priority to US11/298,509 priority patent/US7367952B2/en
Publication of JP2006158879A publication Critical patent/JP2006158879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4752259B2 publication Critical patent/JP4752259B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/74Details of notification to user or communication with user or patient ; user input means
    • A61B5/7475User input or interface means, e.g. keyboard, pointing device, joystick
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/02Detecting, measuring or recording pulse, heart rate, blood pressure or blood flow; Combined pulse/heart-rate/blood pressure determination; Evaluating a cardiovascular condition not otherwise provided for, e.g. using combinations of techniques provided for in this group with electrocardiography or electroauscultation; Heart catheters for measuring blood pressure
    • A61B5/021Measuring pressure in heart or blood vessels
    • A61B5/022Measuring pressure in heart or blood vessels by applying pressure to close blood vessels, e.g. against the skin; Ophthalmodynamometers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2560/00Constructional details of operational features of apparatus; Accessories for medical measuring apparatus
    • A61B2560/02Operational features
    • A61B2560/0295Operational features adapted for recording user messages or annotations

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Cardiology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Physiology (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Description

この発明考案は電子血圧計および血圧測定システムに関し、特に心血管リスクに関する情報を測定・記録することができる電子血圧計および血圧測定システムに関する。
血圧は心機能を解析するバロメータであり、血圧に基づいてリスク解析を行なうことは、たとえば脳卒中や心不全や心筋梗塞などの心血管系の疾患を予防する上で有効である。たとえば、モーニングサージと呼ばれる、起床後1時間から1時間半ぐらいの間に生じる急峻な血圧上昇は脳卒中との間に因果関係があり、心血管系の疾患のリスク解析を行なうには、血圧変化の相互関係を把握する必要がある。このように、血圧は個々の身体活動やストレスへの反応、行動様式に対する心血管の反動によって変化し、また、睡眠時に血圧は下降し、覚醒前後に上昇に転ずるという日内変動リズムがある。
上述の血圧変動の要因に着目し、出願人により特許文献1に記載の血圧計が提案された。当該血圧計では、測定された血圧値と、測定時刻情報や測定条件を対応づけて格納し、たとえば、朝時間帯と夕方時間帯などの特定の時間帯に測定された血圧値の平均値をそれぞれ算出し、その算出結果に基づいてリスク値を算出、表示する。当該血圧計では、血圧計に搭載された時計機能より得た時刻により測定時刻情報を得て、得られた測定時刻情報と測定値とは対応付けされて自動で分類し格納される。
また、血圧被測定者の測定当時の生理的または心理的状況などは血圧測定に影響を与えるなど上述と同様の変動要因に着目して、特許文献2に記載の血圧計が提案されている。当該血圧計では、被測定者が電源をONし、起動キーを操作して血圧測定を開始すると、血圧測定の結果は表示されて、それから、被測定者が測定当時の状況(飲酒、耳鳴り、寝起き直後、運動後、入浴後)の選択キーを操作すると、測定値と選択された状況とが対応付けてメモリに格納される。
特開2004−261452号公報 実用新案登録第3070676号公報
特許文献1と2の血圧計では、測定時刻情報と対応づけて測定値を格納する場合には、血圧計の時計の設定を間違えた場合、誤った測定時刻情報が測定値に対応づけられる、また、シフトワーカーのように、起床・就寝などの生活サイクルが通常の人とは異なる場合でも、血圧を測定した時間帯に基づいてリスク値を算出しているため、本来の覚醒後・就寝前の測定値から算出するリスク値とは乖離するなどの課題が残されていた。
また、測定条件は血圧計に設けられた条件入力スイッチを操作して、測定の都度入力するようにしている。そのため、測定のたびに条件入力スイッチを操作しなければならずスイッチ操作が煩雑である、また、条件入力スイッチの操作忘れにより、測定値に誤った測定条件が対応づけられ、正しいリスク値が算出されないという課題が残されている。
それゆえにこの発明の目的は、より正確な血圧データと測定条件の対応付けを可能ならしめる電子血圧計および血圧測定システムを提供することである。
この発明のある局面に従う電子血圧計は、血圧測定部位に装着する腕帯と、腕帯に加える圧力を調整する加圧・減圧手段、加圧・減圧手段により調整される腕帯内の圧力を検出する圧力検出手段および圧力検出手段による検出圧力に基づき血圧を算出する血圧算出手段を有する血圧測定手段と、血圧算出手段により出力された血圧のデータを記憶する記憶部と、少なくとも血圧のデータを表示する表示部、とを備えさらに、
血圧測定手段による血圧測定開始前に、複数種類の測定条件のうちから、所定の測定条件を選択する選択手段と、
選択手段により所定の測定条件の選択がされたことに応じて血圧測定手段による血圧測定を開始させる制御手段と、
血圧算出手段により出力された血圧のデータと前記選択手段により選択された所定の測定条件とを関連付けて記憶部に格納するデータ格納手段とを備える。
このように、選択手段により所定の測定条件が選択されると、血圧測定が開始されて、測定して得られた血圧のデータは、選択された所定の測定条件と関連付けされて記憶部に格納されるから、別途、測定条件を入力する操作を省略できる。
好ましくは、選択手段は、測定開始を指示するために外部から操作される操作部と兼用されるので、測定条件の選択手段と測定開始指示部とが兼用された装置構成を簡略化できる。
好ましくは、操作部は、複数種類の測定条件それぞれが対応付けされた複数のスイッチを有し、
複数のスイッチのいずれかが操作されることに応じて、当該スイッチに対応付けされた種類の測定条件が前記所定の測定条件として選択されて、
複数種類の測定条件には、「起床後」および「就寝前」それぞれにおける血圧測定であることを示す測定条件が含まれる。
したがって、個々の被測定者の生活サイクル(シフト勤務など)に適した測定条件を選択できる。
好ましくは、複数種類の測定条件には、「服薬前」、「服薬後」、「運動前」および「運動後」のそれぞれにおける血圧測定であることを示す測定条件が含まれる。
好ましくは、データ格納手段は、血圧測定毎に、選択された所定の測定条件と血圧のデータとを対にして記憶部に格納する。
好ましくは、記憶部には、複数種類の測定条件のそれぞれ毎に記憶領域が設けられて、データ格納手段は、血圧測定毎に、選択された所定の測定条件に該当の記憶領域に血圧のデータを格納する。
好ましくは、記憶部に格納された同一の前記測定条件の下で測定された少なくとも1個の血圧のデータを含む血圧データ群と、異なる測定条件下で測定された血圧データ群との相互関係に基づく評価量を算出する手段をさらに備える。
好ましくは、血圧測定手段による血圧測定開始前に、被測定者に選択手段を用いて所定の測定条件を選択するように促す選択要求を提示する選択要求手段をさらに備える。
この発明の他の局面に従う電子血圧計は、血圧測定部位に装着する腕帯と、腕帯に加える圧力を調整する加圧・減圧手段、加圧・減圧手段により調整される腕帯内の圧力を検出する圧力検出手段および圧力検出手段による検出圧力に基づき血圧を算出する血圧算出手段を有する血圧測定手段と、血圧算出手段により出力された血圧のデータを記憶する記憶部と、少なくとも血圧のデータを表示する表示部、とを備えて、さらに、
複数種類の測定条件のうちから、所定の測定条件を選択する選択手段と、
血圧測定手段による血圧測定開始前に、被測定者に選択手段を用いて所定の測定条件を選択するように促す選択要求を提示する選択要求手段と、
血圧算出手段により出力された血圧のデータと選択手段により選択された所定の測定条件とを関連付けて記憶部に格納するデータ格納手段とを備える。
好ましくは、選択要求手段は、選択要求として、選択手段を用いて所定の測定条件を選択するように促すメッセージを表示部に表示する。
好ましくは、選択要求手段は、選択要求として、選択手段を用いて所定の測定条件を選択するように促すメッセージを音声出力する。
好ましくは、選択要求手段は、選択要求として、選択手段を光を用いた所定態様で提示する。
この発明のさらに他の局面に従う血圧測定システムは、血圧測定部位に装着する腕帯と、腕帯に加える圧力を調整する加圧・減圧手段、加圧・減圧手段により調整される腕帯内の圧力を検出する圧力検出手段および圧力検出手段による検出圧力に基づき血圧を算出する血圧算出手段を有する血圧測定手段と、血圧算出手段により出力された血圧のデータを記憶する記憶部と、少なくとも血圧のデータを表示する表示部、とを備えた電子血圧計と情報処理装置とを備える。
電子血圧計は、さらに、血圧測定手段による血圧測定開始前に、複数種類の測定条件のうちから、所定の測定条件を選択する選択手段と、選択手段により所定の測定条件の選択がされたことに応じて血圧測定手段による血圧測定を開始させる制御手段と、血圧算出手段により出力された血圧のデータと選択手段により選択された所定の測定条件とを関連付けて記憶部に格納するデータ格納手段とを備える。
情報処理装置は、記憶部に格納された内容を電子血圧計から受理して、受理した内容に基づき血圧管理情報を生成する情報生成手段と、情報生成手段により生成された前記血圧管理情報を表示する情報表示手段とを備える。
この発明によれば、電子血圧計の構成を起床後、就寝前、通常などの複数種類の測定条件から所定の測定条件を選択するための選択手段を設け、選択手段で所定の測定条件が選択されると、当該選択操作に応じて測定開始されて、測定された血圧のデータは、選択された所定の測定条件と関連付けされた記憶部に自動的に格納して管理することができる。
また、測定条件の選択が測定開始の指示として兼用されるから、測定の都度、測定条件を別に入力する必要がないので、測定条件の入力忘れ防止、測定条件の誤入力を防止できる。
また、このようにして記憶部に格納された同一の測定条件の下で測定された血圧データ群と、異なる測定条件下で測定された血圧データ群との相互関係に基づく評価量を算出するので、電子血圧計内部の時計の誤設定による、測定結果と間違った測定条件との関連づけによる、評価量の誤算出が防止される。
また、測定条件として起床後、就寝前、通常と種類別に設けた場合に、被測定者は選択手段を介して自己の生活サイクルに合わせた測定条件(起床後、就寝前など)の設定が可能であるから、シフトワーカーなど、起床・就寝などの生活サイクルが通常とは異なる人であっても、記憶部に関連付けされて格納された測定条件と血圧のデータを用いれば、被測定者の生活サイクルをより的確に反映した評価量を算出できる。
また、上述のように測定の都度、測定条件を別に入力する必要がなくなるため、測定条件の入力忘れ防止、測定条件の誤入力防止ができ、その結果、評価量の誤算出を防止できる。
また上記評価量を含む血圧管理情報の生成と表示は、電子血圧計の外部情報処理装置にて行なうシステムを提供できる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
(構成)
図1を参照して本実施の形態に係る電子血圧計は、血圧計本体1と、被測定者の血圧測定部位に装着されて空気圧により加圧するための腕帯2と、血圧計本体1と腕帯2とを接続するエア管3とを備える。
血圧計本体1は被測定者が表示内容を確認可能なように設けられた表示部4、被測定者が外部から操作可能なように設けられた電源スイッチ5、測定スイッチ6、7および8、メモスイッチ9、通信スイッチ10およびリスク表示スイッチ11、スピーカ24、血圧計本体1に外部から記録媒体を着脱自在に装着するための記録媒体装着部41、および血圧計本体1と外部装置と通信するためのケーブル(図示せず)を着脱自在に装着するための通信コネクタ部42を有する。
電源スイッチ5は血圧計本体1の電源をON/OFFするために操作される。測定スイッチ6、7および8のそれぞれは血圧測定の開始を指示するために操作される、測定スイッチ6は血圧測定が就寝前、たとえば就寝前2時間以内に行なわれる場合において操作され、同様に測定スイッチ7は起床後、たとえば起床後2時間以内に行なわれる場合において操作されて、測定スイッチ8はその他の場合に血圧測定されるときに操作される。測定スイッチ6、7および8のそれぞれには‘就寝前’、‘起床後’および‘通常’の文字がプリントされている。
メモスイッチ9は、血圧測定が特別の状況で行なわれた場合に操作される。例えば、被測定者は、処方された薬剤を服用後に血圧測定することが医家より指示されていた場合において、服用し忘れた状態で血圧測定した場合にはメモスイッチ9を操作することにより、測定結果は薬の服用しない状態での測定結果であることを示す情報が付加されて記録される。この対応付けの詳細は後述する。
通信スイッチ10は、血圧計本体1により測定された結果データを外部装置に通信により送信する場合に操作される。リスク表示スイッチ11は、血圧計本体1による測定結果データに基づく心血管リスクの情報を表示部4に表示するために操作される。
図2には血圧計本体1の内部構成が示される。図2を参照して血圧計本体1は腕帯2に内蔵されている空気袋であるカフ21を介して検出される被測定部位の脈圧の変化を脈波の信号として出力するための圧力センサ14、圧力センサ14から出力される脈波信号を示す電圧信号に従う周期のパルス信号を出力する発振回路15、カフ21による加圧(空気圧)レベルを調整するためのポンプ16および弁18、ポンプ16を駆動するポンプ駆動回路17、弁18の開閉を調整するための弁駆動回路19、表示部4、メモリ12、操作部210、計時動作して計時データを出力するタイマ13、記録媒体アクセス部22、通信I/F(インターフェィスの略)23、スピーカ24、音声データメモリ25およびバッテリ29ならびにこれら各部を制御するCPU(Central Processing Unit)20を含む。カフ21と圧力センサ14、ポンプ16および弁18とはエア管3を介して接続される。ここでは、バッテリ29により各部に駆動用の電源が供給されるとしているが、商用電源から供給されるようにしてもよい。CPU20は、発振回路15から入力するパルス信号に基づき血圧値、脈拍数などを算出する。
操作部210は、図1に示した電源スイッチ5、測定スイッチ6、7および8、メモスイッチ9、通信スイッチ10およびリスク表示スイッチ11を有する。
記録媒体アクセス部22は、記録媒体装着部41に装着された記録媒体についてCPU20の制御のもとにデータを読出しまたは書き込む。通信I/F23は、通信コネクタ部42に接続されたケーブルを介してCPU20の制御のもとに外部装置と通信する。
メモリ12には、測定結果データ、血圧測定動作、表示部4を介した表示動作、通信動作などを制御するための各種プログラムおよびデータが格納される。
上述した構成において、血圧測定に際しては、CPU20は発振回路15から出力されたパルス信号(圧力信号)をデジタルデータに変換した後、当該データについて所定のアルゴリズムを適用して最高血圧・最低血圧を決定するとともに、脈拍数を算出する。このような測定の手順は従来から提供される周知の手順を適用できるから、ここではその詳細説明は略す。
図1と図2に示すように、本実施の形態に係る電子血圧計では、血圧の測定開始を指示するための操作スイッチである複数の測定開始スイッチ6、7および8を設け、それぞれの測定開始スイッチに、生活リズムに従う測定時間帯の区分(就寝前、起床後、通常)である測定条件を予め割当て、測定結果は血圧測定の開始指示のために操作したスイッチが示す測定条件と関連付けてメモリ12の所定領域に格納する。このように、本実施の形態に係る電子血圧計では、測定開始を指示するためのスイッチと測定条件を選択するためのスイッチとが兼用される。このようなスイッチ操作により血圧測定がされた場合の測定結果のメモリ12への格納例が図3(A)と(B)に示される。
対応付けした格納の具体例として、図3(A)に示すように、測定結果を測定開始のために操作された測定開始スイッチに対応の測定条件情報、すなわち測定時間帯の区分:就寝前、起床後、通常の別に基づいてグループ化して、メモリ12のグループごとの領域26、27および28に格納する方法が挙げられる。領域26、27および28それぞれには、測定結果はレコードR単位で格納される。レコードRは、測定時刻データT、メモフラグM、最高血圧を示す最高血圧データSBP、最低血圧を示す最低血圧データDBPおよび脈拍数を示す脈拍数データPLSを含む。これらデータは、測定毎に対応付けされて各領域に格納されればよく、レコードRを用いた格納形式に限定されるものではない。
測定時刻データTは、タイマ13により計時された測定時刻(測定開始または終了の時刻)のデータをCPU20が入力してレコードRに格納する。メモフラグMは0または1を示す。CPU20は、血圧測定する場合にメモスイッチ9が操作されたか否かを検出して、検出結果に基づき、当該測定結果のレコードRのメモフラグMの値をセットする。具体的には、メモスイッチ9が操作された場合には当該レコードRのメモフラグMを1にセットし、操作されなければ0をセットする。
以降の説明においては、図3(A)に示すように、測定条件情報に基づきグループ化され各々のメモリ領域に血圧値が格納されているものとするが、言うまでもなく関連付けの方法はこのような方法に限定されない。例えば、図3(B)のように、血圧値と測定条件情報とを対にしてメモリ12に格納する方法であってもよい。図3(B)では、血圧値と条件情報とを対にして格納したレコードRi(i=1,2,3,…,n)が血圧測定毎にメモリ12に格納される。レコードRiには、測定時刻データTi、最高血圧データSBPi、最低血圧データDBPi、脈拍数データPLSi、ならびに測定条件データC1、C2およびC3のいずれかが格納される。測定条件データC1、C2およびC3それぞれは、測定開始のために操作された測定開始スイッチに対応の測定条件情報、すなわち測定時間帯の区分:就寝前、起床後、通常のそれぞれに対応する。
(リスク値の算出)
本実施の形態では、測定されてメモリ12に格納された血圧値に基づき心血管のリスクが算出される。具体的には、CPU20は内部のメモリまたはメモリ12に予め格納された心血管のリスク値算出のプログラムに基づきリスク値を算出する。リスク値算出のために、まず、CPU20は、メモリ12に格納された血圧値を読出して、図3(A)に示されるような領域26、27および28のそれぞれごとに、血圧値の平均を算出する処理を行なう。すなわち、同じ測定条件下で測定された血圧データを含む血圧データグループのグループ内平均を、血圧データグループごとに算出する。そして、血圧データグループ内の算出された平均の血圧値を用いてリスク値を算出する。
平均の血圧値の算出は次の式を用いて行なわれる。
起床後測定SBP平均=(起床後測定結果SBP1+起床後測定結果SBP2+・・・+起床後測定結果SBPn)/n(ただし、n=1,2,3,…)
就寝前測定SBP平均=(就寝前測定結果SBP1+就寝前測定結果SBP2+・・・+就寝前測定結果SBPm)/m(ただし、m=1,2,3,…)
また、リスク値算出のために、以下の式に従い算出される、就寝前の時間帯と起床直後の時間帯とに測定した血圧値の平均値(ME平均値)と、両者の差(ME差)とを用いる。
ME差=起床後測定SBP平均−就寝前測定SBP平均
ME平均=(起床後測定SBP平均+就寝前測定SBP平均)/2
このようなリスク値の算出は、脳卒中、心不全、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血発作、転倒、失神、めまい、ふらつき、心筋梗塞、狭心症、無症候性心虚血、不整脈、突然死、解離性大動脈瘤、および大動脈瘤破裂などの心血管事故を防止するのに特に有効である。
血圧は種々の要因に影響されてばらつくため、好ましくは複数日にわたってこれらの時間帯で血圧測定を繰返し、それぞれの時間帯について平均値を求めてからME平均値やME差を得て、結果を求めた方がリスク推定の精度が向上する。
本発明にかかる電子血圧計では、算出したリスク値に従いリスク分析処理を実行することで、就寝前の時間帯と起床直後の時間帯に測ったそれぞれ少なくとも1つの血圧値を含む血圧データ群(就寝前領域26および起床後領域27に含まれるデータ)を得て、各群に含まれる血圧値の平均をそれぞれ算出した後、群どうしの平均値(ME平均値)と差(ME差)という2つの心血管系疾患のリスク値を算出して、そのリスク値を結果として提示(表示)する。リスク値の結果は前述のようにME平均値およびME差を提示するだけでなく、特許文献1の第4図に開示されるような方法で出力させてもよい。
(測定手順)
本実施の形態の電子血圧計では、図1に示したように血圧測定開始を指示するために操作される複数の測定開始スイッチを測定条件毎に設けている。
図4のフローチャートに従う血圧測定動作について説明する。図4のフローチャートは、予めプログラムとしてメモリ12に格納されて、CPU20により読出されて実行される。
まず、被測定者は腕帯2を測定部位に巻き付けて、電子血圧計の電源スイッチ5を操作すると、操作信号はCPU20に与えられるので、CPU20は操作信号に基づきバッテリ29による各部へ電源供給を開始する(ステップS(以下、単にSと略す)1)。次に、CPU20は、電子血圧計の初期化処理として、各部を制御してカフ21内の空気を排気し、圧力センサ14の0mmHg補正を行なう(S3)。
次に、被測定者は測定条件に応じた測定開始スイッチ、すなわち就寝前スイッチ6、起床後スイッチ7および通常スイッチ8のいずれかを操作すると(S5)、操作されたスイッチ毎に異なる操作信号が操作部210からCPU20に与えられる。CPU20は、与えられる操作信号に基づきいずれのスイッチが操作されたかを判別し、判別結果が示すスイッチに対応の測定条件のデータを内部メモリに一時的に記録する(S7)。また、このときのタイマ13の計時による現在の時刻データを入力して、測定時刻データTとして内部メモリに一時的に記録する。
操作スイッチに基づく測定条件の判別は、例えば次のようにして行なわれる。つまり、メモリ12には操作部210に設けられたスイッチ毎に、当該スイッチが操作されたことを示す操作信号のデータと、当該操作信号が示す指示内容のデータとが対応付けて格納されている。したがって、操作信号に基づき、この対応付けされたデータを検索して、対応の指示内容のデータを読出すことができる。そして読出した指示内容のデータを解釈することで、測定条件付けされたこと、および条件付けされた測定条件(就寝前測定、起床後測定、通常の別)を判別することができる。
上述した測定開始スイッチの操作に応じて、CPU20は各部を制御して、被測定者の最高血圧+40mmHg程度まで加圧した後(S9)、徐々にカフ21内の圧力を減圧していく(S11)。この減圧過程においてカフ21内の圧力を圧力センサ14で検出して、CPU20は検出された圧力に基づき血圧(最高血圧および最低血圧)値ならびに脈拍数を算出し(S13)、算出された血圧値および脈拍数を表示部4に表示する(S15)。S9〜S15の血圧測定のための処理は従来の電子血圧計のそれと同様である。なお、ここでは血圧測定は減圧過程でするとしているが加圧過程で行なうようにしてよい。
CPU20は、血圧算出・表示が終了すると、S5で操作された測定開始スイッチが指示する測定条件のデータに対応したメモリ12の領域に、測定結果(血圧値および脈拍数)および測定時刻データTを格納したあらたなレコードRを登録する(S17)。
その後、CPU20は、メモリ12の各領域のデータが、リスク値を算出可能な数だけ、たとえば少なくとも1つ以上記録されたか否かを判定し(S19)、記録されていないと判定すると(S19でNO)一連の処理を終了するが、各領域のデータが、リスク値を算出可能な数だけ記録されたと判定した場合には(S19でYES)、上述した手順に従い各領域のデータ群の平均値を算出する(S21)。そして、心血管系疾患のリスク値としてME平均値とME差を算出して(S23)、算出したリスク値を表示部4に表示する(S24)。
(他の実施例)
本実施の形態では、測定条件の種類は、生活リズムに対応づけて就寝前、起床後および通常を設けているが、種類および数はこれに限定されない。たとえば、服薬前、服薬後、運動前、運動後などの測定条件が設けられてもよい。
図4の手順では、被測定者は電源スイッチを操作後に、続いて、測定条件に一致した想定開始スイッチを操作することで測定開始されることを知っていると想定しているが、それを知らない被測定者もいるであろう。したがって、測定開始スイッチを操作することで血圧測定が開始される旨を具体的に報知するようにしてもよい。例えば、初期化(S3)の終了後に、CPU20は表示部4に図5のようなメッセージを表示するようにしてもよい。図5では表示部4はウィンドウ51と52を有し、ウィンドウ51には被測定者に対して測定条件と操作すべき操作部210の測定スイッチとの対応がメッセージで報知される。当該メッセージは、被測定者に対して、測定開始前に特定の測定条件を選択することを促す選択要求のメッセージとして機能する。ウィンドウ52には測定結果が表示される。被測定者はウィンドウ51のメッセージを確認することで測定開始を指示するための測定開始スイッチを容易に特定できる。
また、図5で表示されるような選択要求のメッセージを音声で提示するようにしてもよい。具体的には、図5のメッセージの音声データを音声データメモリ25に予め格納しておき、CPU20は当該音声データを読出し、データ変換してスピーカ24から音声として出力するようにしてもよい。
または、測定スイッチ6、7および8自体にLEDなどを内蔵して、これらLEDを所定態様(点滅、点灯など)で光らせることで、次に操作すべき測定開始のスイッチを提示するようにしてもよい。
また、メッセージ表示、音声出力およびスイッチの点灯などのうちの2つ以上を組合わせて、測定開始スイッチを操作することで血圧測定が開始される旨を報知するようにしてもよい。
また、メモスイッチ9が操作される場合には、S5〜S15のいずれかのタイミングで操作される。メモスイッチ9が操作された場合には、CPU20は、‘1’にセットしたメモフラグMを一時的に記録して、S17において測定結果と対応付けて当該メモフラグMをメモリ12に記録する。また、メモスイッチ9が操作された場合には、その旨をS15において測定結果とともに表示してもよい。またS23にリスク値算出のために元となった測定結果にメモリスイッチ9が操作されたときの測定結果が含まれている場合には、S24で、その旨をリスク値とともに表示するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、血圧測定からの一連の操作によりリスク値算出・表示の処理が実行されるとしたが、要求される場合にのみ行なわれるようにしてもよい。つまり、S19〜S24の処理は、S17による記録後に、被測定者がリスク表示スイッチ11を操作した場合に行なわれるようにしてもよい。
他の実施の形態として、上述の実施の形態に示す電子血圧計と情報処理装置を備える血圧測定システムが提供される。
当該システムでは、各データ群の平均値を算出し、リスク値を算出・表示する機能は、電子血圧計ではなく外部の情報処理装置であるパーソナルコンピュータ等で実行可能である。例えば、図6のように、外部のパーソナルコンピュータ40には、電子血圧計のメモリ12から読出された各データ群について、その平均値を算出しリスク値を算出・表示する機能を備えておく。電子血圧計とパーソナルコンピュータ40は通信回線3を介して接続する。電子血圧計は通信I/F23および通信コネクタ部42を用いて通信可能な状態となり、この状態で被測定者が通信スイッチ10を操作すると、CPU20はメモリ12に格納された領域26〜28のデータを読出して通信I/F23および通信回線3を介してパーソナルコンピュータ40に転送する。ここで、通信回線3はローカルエリアネットワークなどの専用回線、電話回線などの公衆回線を適用できる。
また、図6の通信回線3を介したデータ転送に代替して、図7のようにメモリカードなどの記録媒体27を用いて測定データの授受を行なうようにしてもよい。具体的には、記録媒体27を記録媒体アクセス部22に装着して、CPU20はメモリ12の領域26〜28のデータを読出して記録媒体アクセス部22に装着された記録媒体27に書込む。書込み後、記録媒体27を取外しパーソナルコンピュータ40に装着してデータが読出されることで、転送が行なわれる。記録媒体27が記憶媒体アクセス部22に装着されている場合には、図4のS17における測定結果の記憶先をメモリ12に代えて、記録媒体27としてもよい。
また、パーソナルコンピュータ40は、被測定者の血圧管理情報を生成して表示するようにしてもよい。この血圧管理情報は、上述のリスク値の算出の他に、メモリ12から読出された各データ群について、月単位で最高血圧の平均値、最低血圧の平均値、脈拍数の平均値などが含まれる。表示おいては、生成された月単位の最高血圧の平均値、最低血圧の平均値、脈拍数の平均値は、WHOなどから提示されている所定の指標(適正血圧値、適正脈拍数)と関連付けて表示されてもよい。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本実施の形態に係る電子血圧計の概観図である。 本実施の形態に係る電子血圧計の内部構成図である。 (A)と(B)は、メモリの記憶内容例を示す図である。 本実施の形態に係る処理フローチャートである。 本実施の形態に係る表示の一例を示す図である。 他の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図である。 他の実施の形態に係るシステムの構成例を示す図である。
符号の説明
1 血圧計本体、2 腕帯、3 エア管、4 表示部、5 電源スイッチ、6,7,8 測定スイッチ、12 メモリ。

Claims (6)

  1. 血圧測定部位に装着される腕帯と、前記腕帯に加える圧力を調整する加圧・減圧手段、前記加圧・減圧手段により調整される前記腕帯内の圧力を検出する圧力検出手段および前記圧力検出手段による検出圧力に基づき血圧を算出する血圧算出手段を有する血圧測定手段と、前記血圧算出手段により出力された血圧のデータを記憶する記憶部と、少なくとも前記血圧のデータを表示する表示部、とを備えた電子血圧計において、さらに、
    前記血圧測定手段による血圧測定開始前に、複数種類の測定条件のうちから、所定の測定条件を選択するための操作を受付ける選択手段と、
    前記選択手段により前記所定の測定条件の選択の操作が受付けられたことに応じて前記血圧測定手段による血圧測定を開始させる制御手段と、
    前記血圧算出手段により出力された前記血圧のデータと前記選択手段により選択された前記所定の測定条件とを関連付けて前記記憶部に格納するデータ格納手段と、
    前記記憶部に格納された同一の前記測定条件の下で測定された少なくとも1個の前記血圧のデータを含む血圧データ群と、異なる前記測定条件下で測定された前記血圧データ群との相互関係に基づく評価量を算出する手段と、
    メモスイッチと、
    血圧測定毎に、当該血圧測定において前記メモスイッチが操作されたときに所定値がセットされるフラグデータを格納するフラグ格納部と、を備え、
    前記選択手段は、前記血圧測定手段による血圧測定の開始を指示するための操作を受付ける操作部と兼用され
    前記フラグデータは、当該血圧測定によって記憶された前記記憶部の血圧のデータと関連付けて前記フラグ格納部に格納され、
    前記評価量とともに、当該評価量は前記所定値がセットされた前記フラグデータが関連付けされた血圧のデータに基づき算出されたものであるか否かの情報を出力する、電子血圧計。
  2. 前記選択手段は、前記複数種類の測定条件それぞれが対応付けされた複数のスイッチを有し、
    前記複数のスイッチのいずれかが操作されることに応じて、当該スイッチに対応付けさ
    れた種類の前記測定条件が前記所定の測定条件として選択されて、
    前記複数種類の測定条件には、「起床後」および「就寝前」それぞれにおける血圧測定であることを示す測定条件が含まれることを特徴とする、請求項に記載の電子血圧計。
  3. 前記選択手段は、前記複数種類の測定条件それぞれが対応付けされた複数のスイッチを有し、
    前記複数のスイッチのいずれかが操作されることに応じて、当該スイッチに対応付けされた前記測定条件が前記所定の測定条件として選択されて、
    前記複数種類の測定条件には、「服薬前」、「服薬後」、「運動前」および「運動後」のそれぞれにおける血圧測定であることを示す測定条件が含まれることを特徴とする、請求項に記載の電子血圧計。
  4. 前記データ格納手段は、血圧測定毎に、前記選択された前記所定の測定条件と前記血圧のデータとを対にして前記記憶部に格納することを特徴とする、請求項からのいずれかに記載の電子血圧計。
  5. 前記記憶部には、前記複数種類の測定条件のそれぞれ毎に記憶領域が設けられて、
    前記データ格納手段は、血圧測定毎に、前記選択された前記所定の測定条件に該当の前記記憶領域に前記血圧のデータを格納することを特徴とする、請求項1からのいずれかに記載の電子血圧計。
  6. 血圧測定部位に装着される腕帯と、前記腕帯に加える圧力を調整する加圧・減圧手段、前記加圧・減圧手段により調整される前記腕帯内の圧力を検出する圧力検出手段および前記圧力検出手段による検出圧力に基づき血圧を算出する血圧算出手段を有する血圧測定手段と、前記血圧算出手段により出力された血圧のデータを記憶する記憶部と、少なくとも前記血圧のデータを表示する表示部、とを備えた電子血圧計と情報処理装置とを備える血圧測定システムであって、
    前記電子血圧計は、さらに、
    前記血圧測定手段による血圧測定開始前に、複数種類の測定条件のうちから、所定の測定条件を選択するための操作を受付ける選択手段と、
    前記選択手段により前記所定の測定条件の選択の操作が受付けられたことに応じて前記血圧測定手段による血圧測定を開始させる制御手段と、
    前記血圧算出手段により出力された前記血圧のデータと前記選択手段により選択された前記所定の測定条件とを関連付けて前記記憶部に格納するデータ格納手段と、
    メモスイッチと、
    血圧測定毎に、当該血圧測定において前記メモスイッチが操作されたときに所定値がセットされるフラグデータを格納するフラグ格納部と、を備え、
    前記選択手段は、前記血圧測定手段による血圧測定の開始を指示するための操作を受付ける操作部と兼用され、
    前記フラグデータは、当該血圧測定によって記憶された前記記憶部の血圧のデータと関連付けて前記フラグ格納部に格納され、
    前記情報処理装置は、
    前記記憶部に格納された内容を前記電子血圧計から受理して、受理した内容に基づき同一の前記測定条件の下で測定された少なくとも1個の前記血圧のデータを含む血圧データ群と、異なる前記測定条件下で測定された前記血圧データ群との相互関係に基づく評価量を算出する手段と、
    前記算出する手段により算出された前記評価量を表示する手段とを備え、
    前記記憶部に格納された内容とともに前記フラグ格納部に格納された内容を前記電子血圧計から受理し、
    前記表示する手段は、
    前記評価量とともに、当該評価量は前記所定値がセットされた前記フラグデータが関連付けされた血圧のデータに基づき算出されたものであるか否かの情報を表示する、血圧測定システム。
JP2004358815A 2004-12-10 2004-12-10 電子血圧計および血圧測定システム Expired - Fee Related JP4752259B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004358815A JP4752259B2 (ja) 2004-12-10 2004-12-10 電子血圧計および血圧測定システム
KR1020050117412A KR100739265B1 (ko) 2004-12-10 2005-12-05 전자 혈압계 및 혈압 측정 시스템
DE602005027162T DE602005027162D1 (de) 2004-12-10 2005-12-06 Elektronisches Blutdruckmessgerät
EP05026651A EP1669023B1 (en) 2004-12-10 2005-12-06 Electronic blood pressure monitor
CA002529327A CA2529327A1 (en) 2004-12-10 2005-12-07 Electronic blood pressure monitor and blood pressure measuring system
TW094143305A TWI296515B (en) 2004-12-10 2005-12-08 Electronic blood pressure monitor and blood pressure measuring system
CNB2005101294889A CN100475133C (zh) 2004-12-10 2005-12-09 电子血压计以及血压测定***
RU2005138459/14A RU2311119C2 (ru) 2004-12-10 2005-12-09 Электронный монитор артериального давления и система измерения артериального давления
US11/298,509 US7367952B2 (en) 2004-12-10 2005-12-12 Electronic blood pressure monitor and blood pressure measuring system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004358815A JP4752259B2 (ja) 2004-12-10 2004-12-10 電子血圧計および血圧測定システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006158879A JP2006158879A (ja) 2006-06-22
JP4752259B2 true JP4752259B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=35945250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004358815A Expired - Fee Related JP4752259B2 (ja) 2004-12-10 2004-12-10 電子血圧計および血圧測定システム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7367952B2 (ja)
EP (1) EP1669023B1 (ja)
JP (1) JP4752259B2 (ja)
KR (1) KR100739265B1 (ja)
CN (1) CN100475133C (ja)
CA (1) CA2529327A1 (ja)
DE (1) DE602005027162D1 (ja)
RU (1) RU2311119C2 (ja)
TW (1) TWI296515B (ja)

Families Citing this family (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4687321B2 (ja) * 2005-08-12 2011-05-25 オムロンヘルスケア株式会社 電子血圧計
JP2007044438A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Omron Healthcare Co Ltd 電子血圧計
JP2007111119A (ja) * 2005-10-18 2007-05-10 Omron Healthcare Co Ltd 電子血圧計
JP4247691B2 (ja) * 2006-05-17 2009-04-02 ソニー株式会社 登録装置、照合装置、登録方法、照合方法及びプログラム
JP4153543B2 (ja) * 2006-10-27 2008-09-24 シチズンホールディングス株式会社 電子血圧計
US20080171912A1 (en) * 2006-10-28 2008-07-17 Yi-Ta Chiang Basal Blood pressure measuring method
US7717855B2 (en) * 2006-12-06 2010-05-18 The Hospital For Sick Children System for performing remote ischemic preconditioning
US20090062664A1 (en) * 2007-08-30 2009-03-05 Fego Precision Industrial Co., Ltd. Blood pressure measurement device
WO2010023578A1 (en) * 2008-08-28 2010-03-04 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Method for providing visualization of data age
JP5169643B2 (ja) * 2008-09-02 2013-03-27 オムロンヘルスケア株式会社 電子血圧計および血圧測定制御方法
JP2010057817A (ja) * 2008-09-05 2010-03-18 Omron Healthcare Co Ltd 電子血圧計
JP5200903B2 (ja) * 2008-12-08 2013-06-05 オムロンヘルスケア株式会社 電子血圧計
KR20120080134A (ko) * 2009-05-13 2012-07-16 더 호스피탈 포 식 칠드런 수행 강화
JP5476546B2 (ja) * 2009-05-14 2014-04-23 株式会社デルタツーリング 腹部大動脈瘤検出装置
CN102458238B (zh) * 2009-06-22 2014-11-26 皇家飞利浦电子股份有限公司 无创血压监测***
US8211029B2 (en) * 2009-08-27 2012-07-03 Memsic, Inc. Devices, systems, and methods for accurate blood pressure measurement
JP5517554B2 (ja) * 2009-10-15 2014-06-11 テルモ株式会社 電子血圧計
JP5141666B2 (ja) * 2009-11-13 2013-02-13 オムロンヘルスケア株式会社 電子血圧計
CN103037829A (zh) * 2010-02-01 2013-04-10 儿童医院 用于治疗和预防再狭窄的远程缺血调节
CA2795053A1 (en) 2010-03-31 2011-10-06 The Hospital For Sick Children Use of remote ischemic conditioning to improve outcome after myocardial infarction
CA2800520A1 (en) 2010-04-08 2011-10-13 The Hospital For Sick Children Use of remote ischemic conditioning for traumatic injury
JP2012139286A (ja) * 2010-12-28 2012-07-26 Omron Healthcare Co Ltd 血圧測定装置
US8764789B2 (en) 2011-04-15 2014-07-01 CellAegis Devices Inc. System for performing remote ischemic conditioning
JP5714469B2 (ja) * 2011-11-15 2015-05-07 シチズンホールディングス株式会社 電子血圧計
USD708338S1 (en) 2012-08-15 2014-07-01 CellAegis Devices Inc. Cuff for remote ischemic conditioning
US10098779B2 (en) 2013-03-15 2018-10-16 The Hospital For Sick Children Treatment of erectile dysfunction using remote ischemic conditioning
CA2904162A1 (en) 2013-03-15 2014-12-18 The Hospital For Sick Children Methods relating to the use of remote ischemic conditioning
WO2014167423A2 (en) 2013-03-15 2014-10-16 The Hospital For Sick Children Methods for modulating autophagy using remote ischemic conditioning
AU2013203746B2 (en) 2013-03-15 2015-05-07 Cellaegis Devices, Inc. Gas Powered System for Performing Remote Ischemic Conditioning
JP2014190199A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Yanmar Co Ltd 農作業車
CN104188639B (zh) * 2014-09-10 2017-02-15 朱宇东 一种动态血压连续监测和实时分析***
WO2017179695A1 (ja) 2016-04-15 2017-10-19 オムロン株式会社 生体情報分析装置、システム、及び、プログラム
EP3498159B1 (en) * 2016-08-31 2021-09-29 Huawei Technologies Co., Ltd. Method, apparatus and device for determining blood pressure calibration period
JP6793522B2 (ja) 2016-10-31 2020-12-02 オムロンヘルスケア株式会社 生体データ処理装置、生体データ処理システムおよびプログラム
CN109541194B (zh) * 2018-10-30 2021-10-19 北京雪扬科技有限公司 一种用于脑梗检测的身体检测***

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5714655A (en) * 1980-06-12 1982-01-25 Ciba Geigy Ag Easily dispersible dyestuff composition
JPS59197238A (ja) * 1983-04-25 1984-11-08 株式会社日本コ−リン 自動血圧測定装置
US4998534A (en) * 1989-10-19 1991-03-12 Medical Devices Limited Partnership Blood pressure monitor with compensation for physique and method of use
JPH089798Y2 (ja) * 1989-11-07 1996-03-21 日本信号株式会社 自動改札機
US5649536A (en) * 1994-02-25 1997-07-22 Colin Corporation Blood pressure measuring apparatus
RU2158107C2 (ru) 1995-09-13 2000-10-27 Научно-исследовательский институт кардиологии Минздравмедпрома РФ Монитор артериального давления
JP3974973B2 (ja) * 1997-05-29 2007-09-12 株式会社セタ 在宅医療や往診に用いる携帯型医療機
JPH11155824A (ja) * 1997-11-28 1999-06-15 Matsushita Electric Works Ltd 在宅健康管理システム
JP2000131316A (ja) * 1998-10-22 2000-05-12 Toto Ltd 健康管理装置および健康管理システム
TW396033B (en) 1999-09-23 2000-07-01 Rossmax Int Ltd Sphygmomanometer with conditional setting
JP2001112724A (ja) * 1999-10-13 2001-04-24 Yusei Kokusai Kofun Yugenkoshi 血圧計の測定状況設定方法
JP3772682B2 (ja) * 2001-03-15 2006-05-10 オムロンヘルスケア株式会社 血圧計
JP3668843B2 (ja) * 2001-08-27 2005-07-06 オムロンヘルスケア株式会社 電子血圧計および血圧測定データ処理システム
JP2003093355A (ja) * 2001-09-21 2003-04-02 Omron Corp 生体情報測定装置、生体情報管理装置、生体情報測定システム、生体情報測定方法、生体情報管理方法、生体情報測定プログラム、該プログラムを記録した記録媒体、生体情報管理プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体
JP4025220B2 (ja) 2003-03-03 2007-12-19 ▲苅▼尾 七臣 血圧計および心血管系疾病リスク分析プログラム
US7762956B2 (en) * 2003-10-28 2010-07-27 A & D Company, Ltd. Electronic blood pressure meter
TWM262152U (en) * 2004-08-31 2005-04-21 Avita Corp Sphygmomanometer
TWM262153U (en) * 2004-08-31 2005-04-21 Avita Corp Sphygmomanometer

Also Published As

Publication number Publication date
RU2005138459A (ru) 2007-06-20
CN1785117A (zh) 2006-06-14
EP1669023B1 (en) 2011-03-30
JP2006158879A (ja) 2006-06-22
KR20060065495A (ko) 2006-06-14
DE602005027162D1 (de) 2011-05-12
CA2529327A1 (en) 2006-06-10
TW200626105A (en) 2006-08-01
EP1669023A1 (en) 2006-06-14
US20060142663A1 (en) 2006-06-29
CN100475133C (zh) 2009-04-08
TWI296515B (en) 2008-05-11
RU2311119C2 (ru) 2007-11-27
KR100739265B1 (ko) 2007-07-12
US7367952B2 (en) 2008-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4752259B2 (ja) 電子血圧計および血圧測定システム
JP4595739B2 (ja) 電子血圧計、血圧測定データ処理装置、プログラムならびに記録媒体
RU2383299C2 (ru) Устройство измерения кровяного давления и способ работы с устройством измерения кровяного давления
JP5200903B2 (ja) 電子血圧計
RU2345707C2 (ru) Электронное устройство для измерения артериального давления, способное осуществлять сохранение результатов измерения
JP4902153B2 (ja) 電子血圧計およびデータ処理装置
JP4687321B2 (ja) 電子血圧計
JP4659646B2 (ja) 血圧測定装置
JP2007135818A (ja) 電子血圧計および電子血圧計における測定回数報知方法
WO2017221937A1 (ja) 生体情報測定支援装置、生体情報測定装置、生体情報測定支援方法、及び、生体情報測定支援プログラム
JP2007125427A (ja) 電子血圧計
US11116455B2 (en) Diagnostic assistance device, vital signs information measuring device, and diagnostic assistance method
JP6746508B2 (ja) ユーザ端末装置およびデータ送信方法
JPH05184668A (ja) 透析用血圧測定システム
JPH05207981A (ja) 携帯型自動血圧計

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101117

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20101221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110307

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20110310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110509

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140603

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4752259

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees