JP4751780B2 - キー入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のキーを備えており、一のキーに複数の機能が割り付けられたキー入力装置に関する。
従来、数字や文字を入力するための入力キー(例えば、「0」〜「9」、「*」、「#」などの12キー)やメニューを呼び出すための機能キーなどが設けられた携帯端末(例えば、携帯電話やPDA)が一般的に知られている。
このような携帯端末では、携帯端末の携帯性を重視する観点から、携帯端末のサイズは小さい方が好ましい。また、携帯端末に設けるキーの数は、携帯端末のサイズによって制約を受けるため、多数のキーを携帯端末に設けることは好ましくない。
一方で、携帯端末の機能が高度化している近年では、高度な機能を各キーに割り付けるために、複数の機能が一のキーに割り付けられた携帯端末も提案されている。
このような携帯端末としては、キーを押下している時間(以下、押下時間)の長さに応じて、複数の機能が一のキーに割り付けられた携帯端末(以下、第1の携帯端末)が挙げられる。具体的には、携帯端末は、押下時間が所定の判定時間未満である場合には、「短押し」に対応する機能を実行し、押下時間が所定の判定時間以上である場合には、「長押し」に対応する機能を実行する。
また、単位時間内にキーが押下された量(以下、押下量)の大きさに応じて、複数の機能が一のキーに割り付けられた携帯端末(以下、第2の携帯端末)も提案されている(例えば、特許文献1)。具体的には、押下量が所定の判定量未満である場合には、「弱押し」に対応する機能を実行し、押下量が所定の判定量以上である場合には、「強押し」に対応する機能を実行する。
特開2003−224646号公報(請求項1、請求項2、、図2など)
しかしながら、上述した第1の携帯端末及び第2の携帯端末では、キーの操作性の向上が十分に図られていなかった。
具体的には、第1の携帯端末では、「短押し」と「長押し」とをユーザが使い分けることを容易にするために、所定の判定時間を極端に短く設定することが好ましくない。従って、ユーザは、「長押し」に対応する機能を実行させる場合に、ある程度の長さを有する所定の判定時間以上に亘ってキーを押下し続けなければならないため、キーの操作性が悪化してしまい、ユーザにストレスを与えてしまう。
また、第2の携帯端末では、「弱押し」と「強押し」とをユーザが使い分けることが難しい。特に、「弱押し」を行おうとする際における力加減が難しいため、キーの操作性が悪化してしまう。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、キーの操作性の向上を図ることを可能とするキー入力装置を提供することを目的とする。
本発明の一の特徴は、複数のキー(キー30)を備えており、前記キーに複数の機能が割り付けられたキー入力装置(携帯端末100)が、前記キーの押下開始及び前記キーの押下終了を検出する押下検出部(キースイッチ31)と、前記キーが押下された押下力を検出する押下力検出部(押下力検出センサ32)と、前記キーの押下開始から前記キーの押下終了までの時間と、前記押下力検出部によって検出された前記押下力とを用いて、前記キーの押下に対応する入力ファクタを取得する入力ファクタ取得部(ファクタ算出部41)と、前記入力ファクタ取得部によって取得された前記入力ファクタに基づいて、前記キーに割り付けられた複数の機能の中から、前記キーの押下に応じて実行する機能を判定する判定処理部(キー機能判定部43)とを備えることを要旨とする。
かかる特徴によれば、キー入力装置は、キーの押下開始からキーの押下終了までの時間と押下力検出部によって検出された押下力とを用いて取得された入力ファクタに基づいて、キーに割り付けられた複数の機能の中から、キーの押下に応じて実行する機能を判定する。すなわち、キー入力装置は、時間要素と押下力要素とを用いてキーの押下に応じて実行する機能を判定する。
従って、ユーザがキーの押下を継続しなければならない時間については、キーの押下力によって短縮を図ることが可能となり、ユーザがキーを押下する力加減については、微妙な力加減の調節をしなくても、ユーザがキーの押下を継続する時間によってキーに割り付けられた機能を使い分けることができる。
このように、キーの押下時間のみでキーに割り付けられた機能を使い分けたり、キーの押下力のみでキーに割り付けられた機能を使い分けたりする場合に比べて、キーの操作性の向上を図ることが可能であり、ユーザのストレスを軽減することが可能である。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記入力ファクタ取得部が、前記押下力を時間軸で積算した値である押下力積算値を前記入力ファクタとして取得し、前記判定処理部が、前記入力ファクタ取得部によって取得された前記入力ファクタと所定のファクタ閾値との比較結果に基づいて、前記キーの押下に応じて実行する機能を判定することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記入力ファクタ取得部が、前記押下力検出部によって検出された前記押下力が所定の閾値を超えた場合にのみ、前記押下力積算値を前記入力ファクタとして取得することを要旨とする。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記キーの押下に応じて実行された機能を取り消す操作である取消操作を受付ける取消操作受付部と、前記入力ファクタ取得部によって取得された前記入力ファクタが前記所定のファクタ閾値を越えた前記キーの押下に応じて実行された機能の取消操作が前記取消操作受付部によって受付けられた場合に、前記所定のファクタ閾値を変更する閾値変更部とをキー入力装置がさらに備えることを要旨とする。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記判定処理部が、前記押下検出部によって検出された前記押下時間と所定の判定時間との比較結果に基づいて、前記キーの押下に応じて実行する機能を判定する判定部と、前記入力ファクタ取得部によって取得された前記入力ファクタに基づいて、前記所定の判定時間を変更する判定時間変更部とを備えることを要旨とする。
本発明の一の特徴は、本発明の上述した特徴において、前記入力ファクタ取得部が、前記押下力検出部によって検出された前記押下力の最大値と前記押下検出部によって検出された前記押下時間とを用いて、前記キーの押下に対応する前記入力ファクタを取得することを要旨とする。
本発明によれば、キーの操作性の向上を図ることを可能とするキー入力装置を提供することができる。
以下において、本発明の実施形態に係るキー入力装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。
[第1実施形態]
(キー入力装置の構成)
以下において、本発明の第1実施形態に係るキー入力装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る携帯端末100を示す外観図である。
図1に示すように、携帯端末100は、本体部10と表示部20とを有しており、本体部10には、複数のキー30が設けられている。なお、キー30とは、文字や数字を入力するための入力キー(例えば、「0」〜「9」、「*」及び「#」などの12キー)、キーの押下に応じて実行された機能を取り消す取消キー(例えば、「クリア」)、メニューを呼び出すための機能キー、オンフック、オフフックなどである。
また、各キー30には、後述するように、複数の機能(第1機能及び第2機能)が割り付けられている。例えば、「1」キーには、「あ行」の文字を候補文字として順に切り替える第1機能と、「あ行」の文字を候補文字として順に切り替えた後に、候補文字として表示された「あ行」の文字を確定文字として確定する第2機能とが割り付けられている。
なお、各キー30に割り付けられる機能は、多岐に亘っており、文字や数字を入力する機能だけではなく、短縮ダイヤル機能、各種画面を呼び出す機能、各種アプリケーションを起動する機能、各種コンテンツを出力する機能などであってもよい。
表示部20には、キー30の押下に応じて実行される機能の結果などが表示される。例えば、表示部20には、「1」キーの押下に応じて、「あ行」の文字が候補文字として順に表示されたり、候補文字として表示された「あ行」の文字が確定文字として表示されたりする。
図2は、本発明の第1実施形態に係る携帯端末100の構成を示す分解図である。図2に示すように、本体部10は、キー配置面10aと、スイッチ配置面10bと、制御基板10cとを有する。
キー配置面10aは、キー30を保持するシート状の部材であり、キー30が嵌め込まれる複数の孔(不図示)を有している。
スイッチ配置面10bは、各キー30の押下を検出するキースイッチ31と、各キー30の押下力を検出する押下力検出センサ32とを有する。ここで、キースイッチ31は、キー30の押下力が一定値(Fp)を超えた場合に、キー30の押下を検出する。
なお、第1実施形態では、キー30毎に設けられたキースイッチ31や押下力検出センサ32によって、各キー30の押下や押下力を検出するが、これに限定されるものではなく、他の方法によって各キー30の押下や押下力を検出してもよい(例えば、特開平5−11914号公報)。
制御基板10cは、キースイッチ31や押下力検出センサ32による検出結果などに応じて携帯端末100を制御する。なお、制御基板10cの詳細については後述する(図3を参照)。
(制御基板の構成)
以下において、本発明の第1実施形態に係る制御基板の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る制御基板10cの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御基板10cは、キースイッチインターフェース11と、押下検出センサインターフェース12と、キー割付情報記憶部13と、制御部14と、表示制御部15とを有する。
キースイッチインターフェース11は、キースイッチ31による検出結果を受付けるインターフェースであり、キースイッチ31による検出結果(キー30の押下)を制御部14に入力する。
押下検出センサインターフェース12は、押下力検出センサ32による検出結果を受付けるインターフェースであり、押下力検出センサ32による検出結果(キー30の押下力)を制御部14に入力する。
キー割付情報記憶部13は、各キー30の種別と各キー30に割り付けられた複数の機能とを対応付けるキー割付情報を記憶する。図4は、本発明の第1実施形態に係るキー割付情報記憶部13に記憶されたキー割付情報の一例を示す図である。
図4に示すように、キー割付情報は、各キー30の種別(キー種別)と、各キー30に割り付けられた複数の機能(第1機能及び第2機能)とを対応付ける情報である。例えば、「1」キーには、「あ行」の文字を候補文字として順に切り替える第1機能(候補文字切替)と、「あ行」の文字を候補文字として順に切り替えた後に、候補文字として表示された「あ行」の文字を確定文字として確定する第2機能(候補文字確定)とが割り付けられている。
制御部14は、キースイッチ31及び押下力検出センサ32による検出結果などに応じて、携帯端末100の各構成を制御する。例えば、制御部14は、ユーザによって押下されたキー30に割り付けられた複数の機能の中から、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。また、制御部14は、判定結果に対応する機能(例えば、候補文字切り替や候補文字確定)を実行する。なお、制御部14の詳細については後述する(図5を参照)。
表示制御部15は、制御部14によって実行された機能に応じた画像を表示部20上に表示する。なお、表示部20がLCD(Liquid Crystal Display)である場合には、表示制御部15はLCDドライバなどによって構成されている。
(制御部の構成)
以下において、本発明の第1実施形態に係る制御部の構成について、図面を参照しながら説明する。図5は、本発明の第1実施形態に係る制御部14の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、制御部14は、ファクタ算出部41と、タイマ42と、キー機能判定部43と、処理部44とを有する。
ファクタ算出部41は、キースイッチインターフェース11及び押下検出センサインターフェース12に接続されており、キー30の押下に応じて実行する機能を判定するために用いられる入力ファクタを算出する。ここで、入力ファクタは、キー30が押下された押下力とキー30が押下されている押下時間とを用いて算出される。なお、第1実施形態では、入力ファクタは、押下力を時間軸で積算した値(押下力積算値)である。
具体的には、ファクタ算出部41は、キー30の押下開始がキースイッチ31によって検出された際にタイマ42を起動して、キー30の押下終了がキースイッチ31によって検出された際にタイマ42をリセットする。
また、ファクタ算出部41は、キー30の押下開始からキー30の押下終了までの間に、押下力検出センサ32によって検出されたキー30の押下力を時間軸で積算して、押下力積算値(入力ファクタ)を算出する。続いて、ファクタ算出部41は、算出された押下力積算値(入力ファクタ)をキー機能判定部43に入力する。
タイマ42は、キー30が押下されている押下時間をカウントするタイマである。なお、タイマ42は、上述したように、キー30の押下開始がキースイッチ31によって検出された際にカウントアップを開始する。
キー機能判定部43は、ファクタ算出部41によって算出された押下力積算値(入力ファクタ)と所定のファクタ閾値とを比較した結果に基づいて、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。
具体的には、キー機能判定部43は、キースイッチ31による検出結果に応じて、ユーザによって押下されたキー30の種別を特定する。また、キー機能判定部43は、キー割付情報記憶部13を参照して、特定されたキー30の種別に対応する複数の機能(第1機能及び第2機能)を特定する。
続いて、キー機能判定部43は、ファクタ算出部41によって算出された押下力積算値(入力ファクタ)が所定のファクタ閾値を越えているか否かを判定し、押下力積算値(入力ファクタ)が所定のファクタ閾値を越えていない場合には、キー30の押下に応じて実行する機能が第1機能であると判定する。一方、キー機能判定部43は、押下力積算値(入力ファクタ)が所定のファクタ閾値を越えている場合には、キー30の押下に応じて実行する機能が第2機能であると判定する。
なお、キー機能判定部43は、キー30の押下に応じて実行すると判定された機能を処理部44に入力する。
処理部44は、キー機能判定部43によってキー30の押下に応じて実行すると判定された機能を実行する。また、処理部44は、キー30の押下に応じて実行された機能に応じた画像の表示を表示制御部15に指示する。
(キー押下の一例)
以下において、本発明の第1実施形態に係るキー押下の一例について、図面を参照しながら説明する。図6は、キー30の押下力の時間的な推移を示す図である。
図6に示すように、携帯端末100は、キー30の押下力が一定値(Fp)を超えた場合に、キー30の押下を検出する。なお、図6では、3回のキー30の押下(押下1〜押下3)が行われた場合について示している。
また、携帯端末100は、キー30の押下力を時間軸上で積算して、押下力積算値(入力ファクタ)をキー30の押下毎に算出する。なお、図6では、押下1に対応する押下力積算値がIであり、押下2に対応する押下力積算値がIであり、押下3に対応する押下力積算値がIである。
さらに、携帯端末100は、押下力積算値(入力ファクタ)と所定のファクタ閾値(Ith)との比較結果に基づいて、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。なお、図6では、押下1については、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)よりも小さいため、押下1に応じて実行する機能が第1機能(候補文字切替)であると判定する。同様に、押下2については、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)よりも小さいため、押下2に応じて実行する機能が第1機能(候補文字切替)であると判定する。一方で、押下3については、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)よりも小さいため、押下3に応じて実行する機能が第2機能(候補文字確定)であると判定する。
次に、図6に示した3回のキー30の押下(押下1〜押下3)が行われた場合に、表示部20上に表示される画像について説明する。図7は、キー30の押下に応じて表示部20上に表示される画像の一例を示す画面遷移図である。なお、図7は、「1」キーが3回押下された場合について示している。
図7(a)に示すように、機能キーなどの押下によって、文字入力を受付ける画像が表示部20上に表示される。なお、図7(a)では、1つ目の文字入力を受付ける画像が表示されている。
次いで、図7(b)に示すように、1回目の「1」キーの押下(押下1)によって、「1」キーに割り付けられた第1機能が実行されて、「あ」が候補文字として表示部20上に表示される。
次いで、図7(c)に示すように、2回目の「1」キーの押下(押下1)によって、「1」キーに割り付けられた第1機能が実行されて、候補文字が「あ」から「い」に切り替えられて表示部20上に表示される。
次いで、図7(d)に示すように、3回目の「1」キーの押下(押下1)によって、「1」キーに割り付けられた第2機能が実行されて、候補文字が「い」から「う」に切り替えられるとともに、「う」が確定文字として表示部20上に表示される。
(携帯端末の動作)
以下において、本発明の第1実施形態に係る携帯端末の動作について、図面を参照しながら説明する。図8及び図9は、本発明の第1実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。
まず、キー30が押下されている押下時間をタイマ42で管理しない動作について、図8を参照しながら説明する。
ステップ10において、携帯端末100のキースイッチ31は、キー30の押下力(F)が一定値(Fp)を超えたことを検出する。
ステップ20において、携帯端末100の押下力検出センサ32は、キー30の押下力(F)を検出する。
ステップ30において、ファクタ算出部41は、キー30の押下に対応する入力ファクタ(押下力積算値)を算出する。具体的には、ファクタ算出部41は、ステップ20で検出されたキー30の押下力(F)を取得して、取得されたキー30の押下力(F)を押下力積算値(I)に加算する。なお、押下力積算値(I)の初期値は“0”である。
ステップ40において、携帯端末100は、キー30の押下力(F)が一定値(Fp)を下回ったことがキースイッチ31によって検出されたか否かを判定する。また、携帯端末100は、キー30の押下力(F)が一定値(Fp)を下回った場合には、ステップ50の処理に移り、キー30の押下力(F)が一定値(Fp)を下回っていない場合には、ステップ20の処理に移る。
ステップ50において、携帯端末100のキー機能判定部43は、ユーザによって押下されたキー30に割り付けられた複数の機能の中から、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。具体的には、キー機能判定部43は、ステップ30で算出された押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)を超えているか否かを判定する。また、携帯端末100は、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)を超えている場合には、ステップ60の処理に移り、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)を超えていない場合には、ステップ70の処理に移る。
ステップ60において、携帯端末100の処理部44は、キー30に割り付けられた第2機能を実行する。例えば、処理部44は、「1」キーが押下された場合には、「あ行」の文字を候補文字として切り替えるとともに、切り替えられた候補文字を確定文字として確定する。
ステップ70において、携帯端末100の処理部44は、キー30に割り付けられた第1機能を実行する。例えば、処理部44は、「1」キーが押下された場合には、「あ行」の文字を候補文字として切り替える。
ステップ80において、携帯端末100のファクタ算出部41は、入力ファクタ(押下力積算値(I))をリセットする。
次に、キー30が押下されている押下時間をタイマ42で管理する動作について、図9を参照しながら説明する。なお、図9の説明では、上述した図8との相違点についてのみ説明するものとし、図8と同様の処理に係る説明については省略する。
ステップ12において、携帯端末100のファクタ算出部41は、タイマ42(タイマ(T))によるカウントアップを開始する。なお、タイマ42の初期値は“0”である。
ステップ22において、携帯端末100のファクタ算出部41は、タイマ42(タイマ(T))の値から経過時間(T)を引いた値を差分時間(T)として記憶する。続いて、ファクタ算出部41は、タイマ42(タイマ(T))の値を経過時間(T)として記憶する。なお、差分時間(T)及び経過時間(T)の初期値は“0”である。
ステップ32において、ファクタ算出部41は、キー30の押下に対応する入力ファクタ(押下力積算値)を算出する。具体的には、ファクタ算出部41は、ステップ20で検出されたキー30の押下力(F)を取得して、取得された押下力(F)と差分時間(T)とを積算した値を押下力積算値(I)に加算する。なお、押下力積算値(I)の初期値は“0”である。
ステップ52において、携帯端末100のキー機能判定部43は、ユーザによって押下されたキー30に割り付けられた複数の機能の中から、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。具体的には、キー機能判定部43は、ステップ32で算出された押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)を超えているか否かを判定する。また、携帯端末100は、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)を超えている場合には、ステップ60の処理に移り、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith)を超えていない場合には、ステップ70の処理に移る。
ステップ82において、携帯端末100のファクタ算出部41は、入力ファクタ(押下力積算値(I))及びタイマ42(タイマ(T))をリセットする。また、ファクタ算出部41は、差分時間(T)及び経過時間(T)をリセットする。
(作用及び効果)
本発明の第1実施形態に係る携帯端末100によれば、携帯端末100は、キー30の押下開始からキー30の押下終了までの時間と押下力検出センサ32によって検出されたキー30の押下力とを用いて算出された押下力積算値(I)に基づいて、キー30に割り付けられた複数の機能の中から、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。すなわち、携帯端末100は、時間要素と押下力要素とを用いてキー30の押下に応じて実行する機能を判定する。
従って、ユーザがキー30の押下を継続しなければならない時間については、キー30の押下力によって短縮を図ることが可能となり、ユーザがキー30を押下する力加減については、微妙な力加減の調節をしなくても、ユーザがキー30の押下を継続する時間によってキー30に割り付けられた機能を使い分けることができる。
例えば、キー30の押下力が弱くてもキー30の押下時間が長ければ、キー30に割り付けられた第2機能が実行され、キー30の押下時間が短くてもキー30の押下が強ければ、キー30に割り付けられた第2機能が実行される。
このように、キー30の押下時間のみでキー30に割り付けられた機能を使い分けたり、キー30の押下力のみでキー30に割り付けられた機能を使い分けたりする場合に比べて、キー30の操作性の向上を図ることが可能であり、ユーザのストレスを軽減することが可能である。
[第2実施形態]
以下において、本発明の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第2実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、ファクタ算出部41は、キースイッチ31によってキー30の押下が検出された場合に、入力ファクタ(押下力積算値)を算出する。
これに対して、第2実施形態では、ファクタ算出部41は、押下力検出センサ32によって検出されたキー30の押下力が所定の閾値(Fth)を超えた場合にのみ、入力ファクタ(押下力積算値)を算出する。すなわち、ファクタ算出部41は、キースイッチ31によってキー30の押下が検出されても、キー30の押下力が所定の閾値(Fth)を超えなければ、入力ファクタ(押下力積算値)を算出しない。
(キー押下の一例)
以下において、本発明の第2実施形態に係るキー押下の一例について、図面を参照しながら説明する。図10は、キー30の押下力の時間的な推移を示す図である。
図10に示すように、携帯端末100は、キー30の押下力が一定値(Fp)を超えた場合に、キー30の押下を検出する。なお、図10では、3回のキー30の押下(押下1〜押下3)が行われた場合について示している。
また、携帯端末100は、キー30の押下力が所定の閾値(Fth)を超えた場合にのみ、キー30の押下力を時間軸上で積算して、押下力積算値(入力ファクタ)を算出する。
ここで、押下1及び押下2の押下力が所定の閾値(Fth)を超えていないため、押下1及び押下2に対応する入力ファクタ(押下力積算値)は算出されない。
一方、押下3の押下力が所定の閾値(Fth)を超える期間があるため、押下3に対応する入力ファクタ(押下力積算値)は算出される。具体的には、押下力が所定の閾値(Fth)を超える期間(期間(1)及び期間(3))については、入力ファクタ(押下力積算値)が算出され、押下力が所定の閾値(Fth)を超えない期間(期間(2))については、入力ファクタ(押下力積算値)は算出されない。
(携帯端末の動作)
以下において、本発明の第2実施形態に係る携帯端末の動作について、図面を参照しながら説明する。図11は、本発明の第2実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。なお、図11の説明では、上述した図9との相違点についてのみ説明するものとし、図9と同様の処理に係る説明については省略する。
ステップ24において、携帯端末100は、ステップ20で検出されたキー30の押下力が所定の閾値(Fth)を超えているか否かを判定する。また、携帯端末100は、キー30の押下力が所定の閾値(Fth)を超えている場合には、ステップ32の処理に移り、キー30の押下力が所定の閾値(Fth)を超えていない場合には、ステップ40の処理に移る。
(作用及び効果)
本発明の第2実施形態に係る携帯端末100によれば、携帯端末100は、押下力検出センサ32によって検出されたキー30の押下力が所定の閾値(Fth)を超えた場合にのみ、押下力積算値(I)を算出する。
従って、ユーザが第2機能を実行させることを意図せずに弱い押下力でキー30を押下し続けたとしても、第2機能が実行されることがないため、ユーザが意図していない機能が実行されてしまうことを防止することができる。
[第3実施形態]
以下において、本発明の第3実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第3実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、特に触れていないが、第2実施形態では、携帯端末100は、第2機能を実行した後に当該第2機能が取り消された場合に、所定のファクタ閾値(Ith)を変更する。
(携帯端末の動作)
以下において、本発明の第3実施形態に係る携帯端末の動作について、図面を参照しながら説明する。図12及び図13は、本発明の第3実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。なお、図12の説明では、上述した図9との相違点についてのみ説明するものとし、図9と同様の処理に係る説明については省略する。
図12に示すように、ステップ62において、携帯端末100は、第2機能が実行されたことを示す“S”をフラグFkにセットする。一方、ステップ72において、携帯端末100は、第2機能が実行されたことを示す“W”をフラグFkにセットする。
このように、フラグFkは、キー30の押下に応じて実行された機能を識別するためのフラグである。また、フラグFkは、“S”又は“W”がセットされてから一定時間が経過した後にリセットされてもよい。
ステップ82に続いて、図13に示すように、ステップ91において、携帯端末100のキースイッチ31は、キー30の押下を検出する。
ステップ92において、携帯端末100は、ステップ91で押下が検出されたキー30に割り付けられた機能が取消操作であるか否かを判定する。また、携帯端末100は、キー30に割り付けられた機能が取消操作である場合には、取消操作を実行した後にステップ93の処理に移り、キー30に割り付けられた機能が取消操作でない場合には、ステップ12の処理に戻る。
ステップ93において、携帯端末100は、フラグFkが“S”であるか否かを判定する。また、携帯端末100は、フラグFkが“S”である場合には、ステップ94の処理に移り、携帯端末100は、フラグFkが“W”である場合には、ステップ95の処理に移る。
ステップ94において、携帯端末100は、所定のファクタ閾値(Ith)に単位量(Id)を加算する。なお、所定のファクタ閾値(Ith)には上限値が定められており、所定のファクタ閾値(Ith)が上限値に達している場合には、単位量(Id)を加算しないものとする。
ステップ95において、携帯端末100は、所定のファクタ閾値(Ith)から単位量(Id)を減算する。なお、所定のファクタ閾値(Ith)には下限値が定められており、所定のファクタ閾値(Ith)が下限値に達している場合には、単位量(Id)を減算しないものとする。
(作用及び効果)
本発明の第3実施形態に係る携帯端末100によれば、携帯端末100は、第2機能を実行した後に当該第2機能が取り消された場合に、所定のファクタイ閾値(Ith)を変更する。
すなわち、携帯端末100は、ユーザ毎に異なる個人的な特徴(押下力の強さや押下時間の長さ)に合わせて、所定のファクタイ閾値(Ith)を変更することによって、ユーザの個人差を吸収してキー30の操作性の向上を図ることができる。
[第4実施形態]
以下において、本発明の第4実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第4実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、携帯端末100は、キー30の押下力を時間軸上で積算した値(押下力積算値)と所定のファクタ閾値(Ith)との比較結果に基づいて、キー30の押下に応じて実行する機能を判定している。
これに対して、第4実施形態では、携帯端末100は、キー30を押下している押下時間と所定の判定時間(Tth)との比較結果に基づいて、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。また、携帯端末100は、キー30の押下力を時間軸上で積算した値(押下力積算値)と所定のファクタ閾値との比較結果に基づいて、所定の判定時間(Tth)を変更する。
(携帯端末の動作)
以下において、本発明の第4実施形態に係る携帯端末の動作について、図面を参照しながら説明する。図14は、本発明の第4実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。なお、図14の説明では、上述した図9との相違点についてのみ説明するものとし、図9と同様の処理に係る説明については省略する。
図14に示すように、ステップ34において、携帯端末100は、ステップ32で算出された入力ファクタ(押下力積算値)に基づいて、所定の判定時間(Tth)を変更する。例えば、携帯端末100は、押下力積算値(I)に所定の係数kを乗算した値を所定の判定時間(Tth)から減算して、新たな所定の判定時間(Tth)を取得する。
ステップ42において、携帯端末100は、タイマ42(タイマ(T))を停止する。なお、タイマ42(タイマ(T))の値は、キー30が押下されていた押下時間を示している。
ステップ54において、携帯端末100は、タイマ42(タイマ(T))の値がステップ34で取得された所定の判定時間(Tth)を超えているか否かを判定する。また、携帯端末100は、タイマ42(タイマ(T))の値が所定の判定時間(Tth)を超えている場合には、ステップ60の処理に移り、タイマ42(タイマ(T))の値が所定の判定時間(Tth)を超えていない場合には、ステップ70の処理に移る。
なお、第4実施形態では、所定の判定時間(Tth)の変更は、キー30の押下が終了する前に(すなわち、ステップ40の前に)行われているが、これに限定されるものではなく、キー30の押下が終了した後に(すなわち、ステップ40の後に)行われてもよい。
(作用及び効果)
本発明の第4実施形態に係る携帯端末100によれば、携帯端末100は、キー30の押下力を時間軸上で積算した値(押下力積算値)と所定のファクタ閾値との比較結果に基づいて、所定の判定時間(Tth)を変更する。
すなわち、携帯端末100は、キー30の押下力によって所定の判定時間(Tth)を変更することによって、いわゆる「長押し」を判定する時間の短縮を図り、ユーザのストレスを軽減することができる。
[第5実施形態]
以下において、本発明の第5実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第5実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、携帯端末100は、キー30の押下力を時間軸上で積算した値(押下力積算値)と所定のファクタ閾値(Ith)との比較結果に基づいて、キー30の押下に応じて実行する機能を判定している。
これに対して、第5実施形態では、携帯端末100は、キー30の押下力の最大値(Fpeak)とキー30を押下している押下時間(Tm)との関係に基づいて、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。また、携帯端末100は、キー30の押下力の最大値(Fpeak)と、キー30を押下している押下時間(Tm)と、キー30の押下に応じて実行する機能を判定するための判定値(入力ファクタ)とを対応付けた判定テーブルを記憶している。
(判定テーブル)
以下において、本発明の第5実施形態に係る判定テーブルの一例について、図面を参照しながら説明する。図15は、本発明の第5実施形態に係る判定テーブルの一例を示す図である。
図15に示すように、判定テーブルでは、キー30の押下力の最大値(Fpeak)と、キー30を押下している押下時間(Tm)と、キー30の押下に応じて実行する機能を判定するための判定値(“1”又は“2”)とが対応付けられている。なお、判定値が“1”である場合には、キー30の押下に応じて実行する機能が第1機能であると判定され、判定値が“2”である場合には、キー30の押下に応じて実行する機能が第2機能であると判定される。
例えば、キー30の押下力の最大値(Fpeak)が15であり、キー30を押下している押下時間(Tm)が350msである場合には、判定値は“1”である。一方で、キー30の押下力の最大値(Fpeak)が35であり、キー30を押下している押下時間(Tm)が350msである場合には、判定値は“2”である。
ここで、判定値は、キー30の押下力とキー30の押下時間とを用いて取得される入力ファクタの一例であることに留意すべきである。
(携帯端末の動作)
以下において、本発明の第5実施形態に係る携帯端末の動作について、図面を参照しながら説明する。図16は、本発明の第5実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。なお、図16の説明では、上述した図9との相違点についてのみ説明するものとし、図9と同様の処理に係る説明については省略する。
ステップ26において、携帯端末100は、ステップ20で検出されたキー30の押下力(F)がFpeakを超えているか否かを判定する。なお、Fpeekの初期値は“0”である。また、携帯端末100は、キー30の押下力(F)がFpeakを超えている場合には、ステップ28の処理に移り、キー30の押下力(F)がFpeakを超えていない場合には、ステップ40の処理に移る。
ステップ28において、携帯端末100は、ステップ20で検出されたキー30の押下力(F)をFpeakとして記憶する。このように、Fpeakは、キー30の押下力の最大値として記憶される。
ステップ42において、携帯端末100は、タイマ42(タイマ(T))を停止する。なお、タイマ42(タイマ(T))の値は、キー30が押下されていた押下時間を示している。
ステップ56において、携帯端末100は、判定テーブルを参照して判定値を取得する。具体的には、携帯端末100は、判定テーブルにおいて、キー30の押下力の最大値(Fpeak)とタイマ42(タイマ(T))の値とによって特定される判定値を取得する。
ステップ56において、携帯端末100は、ステップ56で取得された判定値が“1”であるか否かを判定する。また、携帯端末100は、判定値が“1”である場合には、ステップ70の処理に移り、判定値が“0”である場合には、ステップ60の処理に移る。
ステップ84において、携帯端末100は、キー30の押下力の最大値(Fpeak)及びタイマ42(タイマ(T))をリセットする。
(作用及び効果)
本発明の第5実施形態に係る携帯端末100によれば、携帯端末100は、キー30の押下力の最大値(Fpeak)とキー30を押下している押下時間(Tm)との関係に基づいて、キー30の押下に応じて実行する機能を判定する。従って、キー30の押下に応じて実行する機能の判定に係る処理負荷の軽減を図ることができる。
[第6実施形態]
以下において、本発明の第5実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態と第6実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、上述した第1実施形態では、キー30に割り付けられた機能は、2機能であるが、第6実施形態では、キー30に割り付けられた機能は、3機能である。なお、キー30に割り付けられた機能が4機能以上であってもよいことは勿論である。
(携帯端末の動作)
以下において、本発明の第6実施形態に係る携帯端末の動作について、図面を参照しながら説明する。図17は、本発明の第6実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。なお、図17の説明では、上述した図9との相違点についてのみ説明するものとし、図9と同様の処理に係る説明については省略する。
図17に示すように、ステップ52aにおいて、携帯端末100は、ステップ32で算出された押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith1)を超えているか否かを判定する。また、携帯端末100は、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith1)を超えている場合には、ステップ52bの処理に移り、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith1)を超えていない場合には、ステップ70の処理に移る。
ステップ52bにおいて、携帯端末100は、ステップ32で算出された押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith2)を超えているか否かを判定する。また、携帯端末100は、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith2)を超えている場合には、ステップ90の処理に移り、押下力積算値(I)が所定のファクタ閾値(Ith2)を超えていない場合には、ステップ60の処理に移る。
ステップ90において、携帯端末100の処理部44は、キー30に割り付けられた第3機能を実行する。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、上述した第1実施形態〜第3実施形態、第6実施形態では、押下力積算値(I)は、押下力(F)と差分時間(T)とを積算した値を累積的に加算した値であるが、これに限定されるものではない。例えば、押下力積算値(I)は、押下力(F)から一定値(Fp)を減算した値と差分時間(T)とを積算した値を累積的に加算した値であってもよい。
また、上述した第1実施形態〜第3実施形態、第6実施形態では、キー入力装置は携帯端末100であるが、これに限定されるものではない。例えば、キー入力装置は、パーソナルコンピュータなどキーボードであってもよい。
本発明の第1実施形態に係る携帯端末100を示す外観図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯端末100を示す分解図である。 本発明の第1実施形態に係る制御基板10cの構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るキー割付情報記憶部13に記憶されたキー割付情報の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る制御部14の構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態おいて、キー30の押下力の時間的な推移の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態おいて、キー30の押下に応じて表示部20上に表示される画像の一例を示す画面遷移図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である(その1)。 本発明の第1実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である(その2)。 本発明の第2実施形態おいて、キー30の押下力の時間的な推移の一例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。 本発明の第3実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である(その1)。 本発明の第3実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である(その2)。 本発明の第4実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。 本発明の第5実施形態に係る判定テーブルの一例を示す図である。 本発明の第5実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。 本発明の第6実施形態に係る携帯端末100の動作を示すフロー図である。
符号の説明
10・・・本体部、10a・・・キー配置面、10b・・・スイッチ配置面、10c・・・制御基板、11・・・キースイッチインターフェース、12・・・押下検出センサインターフェース、13・・・キー割付情報記憶部、14・・・制御部、15・・・表示制御部、20・・・表示部、30・・・キー、31・・・キースイッチ、32・・・押下力検出センサ、41・・・ファクタ算出部、42・・・タイマ、43・・・キー機能判定部、44・・・処理部、100・・・携帯端末

Claims (4)

  1. 複数のキーを備えており、前記キーに複数の機能が割り付けられたキー入力装置であって、
    前記キーの押下開始及び前記キーの押下終了を検出する押下検出部と、
    前記キーが押下された押下力を検出する押下力検出部と、
    前記キーの押下開始から前記キーの押下終了までの時間と、前記押下力検出部によって検出された前記押下力とを用いて、前記キーの押下に対応する入力ファクタを取得する入力ファクタ取得部と、
    前記入力ファクタ取得部によって取得された前記入力ファクタに基づいて、前記キーに割り付けられた複数の機能の中から、前記キーの押下に応じて実行する機能を判定する判定処理部と
    を備え、
    前記入力ファクタ取得部は、前記押下力を時間軸で積算した値である押下力積算値を前記入力ファクタとして取得し、
    前記判定処理部は、前記入力ファクタ取得部によって取得された前記入力ファクタと所定のファクタ閾値との比較結果に基づいて、前記キーの押下に応じて実行する機能を判定し、
    前記キーの押下に応じて実行された機能を取り消す操作である取消操作を受付ける取消操作受付部と、
    前記入力ファクタ取得部によって取得された前記入力ファクタが前記所定のファクタ閾値を越えた前記キーの押下に応じて実行された機能の取消操作が取消操作受付部によって受付けられた場合に、前記所定のファクタ閾値を変更する閾値変更部と
    をさらに備えることを特徴とするキー入力装置。
  2. 前記入力ファクタ取得部は、前記押下力検出部によって検出された前記押下力が所定の閾値を超えた場合にのみ、前記押下力積算値を前記入力ファクタとして取得することを特徴とする請求項に記載のキー入力装置。
  3. 前記判定処理部は、
    前記押下検出部によって検出された前記押下時間と所定の判定時間との比較結果に基づいて、前記キーの押下に応じて実行する機能を判定する判定部と、
    前記入力ファクタ取得部によって取得された前記入力ファクタに基づいて、前記所定の判定時間を変更する判定時間変更部とを備えることを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
  4. 前記入力ファクタ取得部は、前記押下力検出部によって検出された前記押下力の最大値と前記押下検出部によって検出された前記押下時間とを用いて、前記キーの押下に対応する前記入力ファクタを取得することを特徴とする請求項1に記載のキー入力装置。
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