JP4751664B2 - 空袋供給装置 - Google Patents

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本発明は、物品の袋詰め工程で用いられる空袋供給装置に関する。
物品の包装資材として袋を選択した場合、空袋を1枚ずつばらばらにして袋詰め包装機に供給する必要がある。こういった空袋は開口部と底部とで厚味が異なるため、製袋業者から納入される場合、数十枚分を一束とし、一束毎に袋開口部の向きを逆にして交互に積み上げることにより比較的安定した状態にして箱詰めされている。空袋を袋詰め包装機に供給するとき、箱から取り出した空袋の束をそのまま供給コンベアの上に載置したのでは、束は一方の端のみ厚くなっていることから荷崩れを起こしてしまう。これを防ぐため、刺身の盛り付けのように空袋を少しずつずらして並べる必要があり、また袋開口部の向きが逆になっている束は袋開口部の向きを直す必要があり、並べるだけでも手間がたいへんであった。この手間の軽減を図るべく、貯袋器の中に空袋を積み重ねて貯留し、最上層から1枚ずつ吸着して取り出す方式が開発された。その例を特許文献1、2に見ることができる。
特許文献1、2に記載された空袋供給装置では、貯袋器の中に空袋が垂直方向に1列に積み上げられている。空袋の底の部分はマチをとるための折り込みで開口部側よりも厚くなっていることが多いので、単純に積み重ねて行くと底の方がどんどん厚くなり、横から見ると袋開口部の方を扇の要とする扇形になってしまう。扇形の角度を無制限に大きくする訳には行かないので、適当枚数毎に袋開口部の向きを入れ替えて、つまり扇形が適宜方向を反転して積み上がるようにして、空袋は貯袋器に入れられている。その最上層から1対の吸盤で空袋を吸着して取り出し、必要に応じ回転シリンダで空袋の向きを変え、袋の開口側を一定方向に揃えて自動包装機に供給する。
特公平7−42008号公報(第2−3頁、図1−4) 特許第2583206号公報(第2−3頁、図1−4)
特許文献1、2に記載の空袋供給装置は、空袋が貯袋器の中に縦1列に詰め込まれている、すなわち貯袋器内での各空袋の位置が高さ方向を除いては一定しているということを前提として動作が成立している。貯袋器に空袋を移し替える手間を省くため、空袋製造工場から出荷される梱包箱をそのまま貯袋器に転用しようと思えば、箱の水平断面の内寸法が空袋の寸法にぴったり合った、丈の高い専用箱を用いる必要がある。このような特殊形状の梱包箱をわざわざ製作して用いることはコスト面で得策ではない。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、空袋をその梱包箱から移し替えることなく直接、あるいは梱包箱から取り出した空袋の束を入れた適宜のプラスチック箱から専用の貯袋器に移し替えることなく直接、1枚ずつ取り出すことが可能であり、しかも梱包箱やプラスチック箱の中で空袋同士がどのように積層されていようと問題とせず、刺身状に並んでいたとしても空袋の位置の変化と袋開口部の向きを画像解析で判別して、吸着ハンドの吸着位置が一定になるよう空袋を1枚ずつ吸着して取り出すことができる空袋供給装置を提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するために本発明は、多数の空袋を複数段に、段毎に刺身状に並べ且つ袋開口部の向きを逆転させつつ積層収納するものであって、空袋の長さより長い空袋容器と、この空袋容器内の空袋を吸着ハンドで1枚ずつ吸着して取り出し、必要に応じ吸着ハンドを回転させて袋開口部の向きを一定に揃えてから所定場所に置く空袋取り出し機構とを備えた空袋供給装置において、前記空袋容器内の状態を撮像する撮像装置と、この撮像装置の撮像した画像を解析する画像解析装置と、この画像解析装置の解析結果に基づき、前記吸着ハンドの水平位置に関する指令と、吸着した空袋の向きの修正に関する指令を前記空袋取り出し機構に与える制御装置を備えることを特徴としている。
この構成によると、容器に対する空袋の位置が一定していることをもって吸着ハンドの位置決めを行うのでなく、吸着ハンドを降下させる位置を画像解析に基づき決定して吸着ハンドの位置決めを行うものであるから、空袋が空袋容器の中のどこにあろうと的確に吸着することができる。このため、空袋の寸法にぴったり合った専用の貯袋器は必要でなく、1種類の梱包箱あるいは通い箱を多種類の空袋に共用して物流コストの低減を図ることが可能になる。
(2)また本発明は、上記構成の空袋供給装置において、前記撮像装置が前記吸着ハンドと共に前記空袋取り出し機構内の移動ブロックに支持されていることを特徴としている。
この構成によると、撮像の視点を吸着ハンドの近傍に置くことが可能となり、吸着ハンドを降下させる位置を誤差の少ない形で決定することができる。
(3)また本発明は、上記構成の空袋供給装置において、前記撮像装置が不動部材に支持されていることを特徴としている。
この構成によると、撮像装置が動かないので電力供給や信号授受のための配線が簡単であり、装置の故障率を低減し信頼性を高めることができる。
(4)また本発明は、上記構成の空袋供給装置において、前記空袋容器内の空袋までの距離を測定する測距センサを備え、前記制御装置は、前記測距センサの測定結果に基づき、前記吸着ハンドの昇降位置に関する指令を前記空袋取り出し機構に与えることを特徴としている。
この構成によると、吸着すべき空袋までの距離を測定して吸着ハンドの降下量を決めるので、吸着ハンドを空袋に届かせられなかったり、吸着ハンドの降下量を必要以上に大きくして空袋に強く突き当てたりすることがなく、丁度良い高さまで吸着ハンドを速やかに降下させることができる。
(5)また本発明は、上記構成の空袋供給装置において、前記制御装置は、前記画像解析装置の解析結果に基づき、前記吸着ハンドの昇降位置に関する指令を前記空袋取り出し機構に与えることを特徴としている。
この構成によると、吸着ハンドの昇降位置に関する指令までもが撮像装置の撮像した画像をベースとして行われるので、吸着ハンドを三次元空間内で移動させるのに必要な構成要素が少なくて済み、装置コストを低減することができる。
本発明によると、吸着ハンドを降下させる位置を画像解析に基づき決定するから、空袋の寸法にぴったり合った空袋容器に空袋を入れなくても、空袋の所定箇所を吸着して取り出すことができる。
以下、本発明の第1実施形態を図1−8に基づき説明する。図1−7は空袋供給装置の概略構成図にしてそれぞれ異なる動作状態を示すもの、図8はブロック構成図である。
空袋供給装置1は次の構成要素を備える。すなわち多数の空袋Bを積層収納した空袋容器10、空袋容器10から1枚ずつ取り出された空袋Bを図示しない袋詰め包装機に供給するコンベア20、及び空袋容器10から空袋Bを1枚ずつ吸着して取り出し、袋開口部の向きを一定に揃えてコンベア20の上に置く空袋取り出し機構30である。
空袋Bは細長い台形で表現されている。台形の細くなった方が袋開口部であり、太くなった方が底部である。空袋容器10は上面が開口した細長い箱であって、図の奥行き方向の幅は空袋Bをほぼきっちりと納められるだけの幅となっているが、図の左右方向の長さは空袋Bの長さよりずっと長い。空袋容器10は段ボール製の梱包箱であってもよく、合成樹脂製の通い箱であってもよい。
空袋Bは空袋容器10の中に次のように入れられる。まず空袋容器10の底に複数の空袋Bを1段目として刺身状に並べる。その上に2段目の空袋Bを、今度は袋開口部の向きを逆にして刺身状(鎧重ね状、ドミノ状)に並べる。袋開口部の向きを逆にするのは、言うまでもなく、空袋容器10の一方の端のみ空袋Bの積み重ね高さが高くなることを防ぎ、可能な限り多数の空袋Bを空袋容器10に入れられるようにするためである。2段目を並べ終わった後、その上に3段目の空袋Bを、袋開口部の向きを1段目と同じにして刺身状に並べる。このようにして、1段毎に袋開口部の向きを逆転させつつ、空袋容器10の容積一杯まで空袋Bを積層収納する。図では空袋列の段数を3段として描いているが、段数に制限がないことは言うまでもない。
空袋取り出し機構30の構成の柱となるのは、空袋Bを吸着する吸着ハンドと、吸着ハンド移動機構である。まず吸着ハンド移動機構から説明する。図には空袋取り出し機構30を支える架台31が一部だけ示されている。架台31に1対の軸受ブロック32L、32Rを固定する。軸受ブロック32L、32Rの間にはガイドバー33とボールねじ34が水平且つ互いに平行するように掛け渡す。ガイドバー33は回転不能であるが、ボールねじ34は軸線まわりに回転自在である。軸受ブロック32Lに取り付けられたサーボモータ35がボールねじ34を正逆回転させる。
ガイドバー33とボールねじ34は移動ブロック36を支持する。移動ブロック36はボールねじ34と対をなすボールナット(図示せず)を内蔵しており、ボールねじ34が回転すると図の左右方向に直線的に移動する。この移動方向をX軸方向とする。
移動ブロック36にはスライドバー37とボールねじ38が垂直且つ互いに平行するように支持されている。スライドバー37とボールねじ38は下端にて昇降ブロック39を支える。ボールねじ38は移動ブロック36の上面に設置された軸受ブロック40の中を通る。軸受ブロック40はボールねじ38と対をなすボールナット(図示せず)を内蔵しており、このボールナットをサーボモータ41が回転させることによりボールねじ38は昇降する。ボールねじ38が昇降するとスライドバー37及び昇降ブロック39も昇降する。昇降方向をZ軸方向とする。
昇降ブロック39の下面にはθ軸アクチュエータ42が取り付けられる。θ軸アクチュエータ42はロータリーソレノイドやシリンダ、減速機付モータ等で構成される。θ軸アクチュエータの中心からは出力軸43が垂直に突き出す。出力軸43の下端には吸着ハンド44が固定される。
吸着ハンド44の構成は次の通りである。まず出力軸43の下端に水平な旋回アーム45を固定する。旋回アーム45は出力軸43を中心として左右対称的に張り出しており、両端部にはスライド軸46a、46bが垂直に取り付けられている。スライド軸46a、46bは下端に吸盤47a、47bを有する。スライド軸46a、46bは所定ストロークの上下動が可能であり、常時は圧縮コイルばね48により下限位置(図1の位置)に押し下げられている。
昇降ブロック39からはブラケット50が水平に張り出す。ブラケット50は撮像装置51と測距センサ52を支持する。撮像装置51はCCDカメラ等からなり、吸着しようとする空袋Bの形状、模様等の画像を撮像する。測距センサ52は超音波測距センサやレーザー測距センサ等からなり、吸着しようとする空袋Bまでの距離を測定する。
図8において、60は空袋供給装置1全体の制御を司る制御装置である。制御装置60には、これまでに述べたθ軸アクチュエータ42、撮像装置51、測距センサ52の他、次の構成要素が接続される。すなわち撮像装置51が撮像した画像を解析する画像解析装置61、サーボモータ35を駆動するX軸モータドライバ62、サーボモータ41を駆動するZ軸モータドライバ63、及び吸盤47a、47bの真空吸引をON−OFFする吸引制御弁64である。
空袋供給装置1の動作は次の通りである。制御装置60はX軸モータドライバ62に指令を出し、サーボモータ35を駆動して移動ブロック36をX軸方向に移動させる。撮像装置51は空袋容器10の上方を移動しつつ空袋容器10の内部を撮像する。撮像した画像は画像解析装置61で解析され、取り出される空袋Bが特定される。図1の状態であると、下から3段目の空袋列の右端側のものが取り出されるべき空袋Bということになる。取り出すべき空袋Bの特定後、その空袋Bの形状や表面のパターンが解析され、吸着ポイントが決定される。制御装置60はX軸モータドライバ62に指令を与え、吸盤47a、47bが吸着ポイントの真上に来るように移動ブロック36の水平位置を調整する。同時に制御装置60は、測距センサ52が測定した空袋列までの距離に基づき、吸盤47a、47bの降下量を予測する。
続いて制御装置60はZ軸モータドライバ63に指令を出し、サーボモータ41を駆動して昇降ブロック39及びこれに支持された吸着ハンド44を降下させる。おおよその降下量は予測がついているので、吸盤47a、47bが空袋Bに近接するところまでは昇降ブロック39を急速降下させるものの、その後は降下速度を落とし、吸盤47a、47bが空袋Bに勢い良く衝突することのないようにする制御が可能である。これにより、吸着ハンド44を空袋Bに届かせられなかったり、吸着ハンド44の降下量を必要以上に大きくして吸盤47a、47bを空袋Bに強く突き当てたりする事態を避けながら、丁度良い高さまで吸着ハンド44を速やかに降下させることができる。
図2は吸盤47a、47bが目的の空袋Bに当たった状態を示している。空袋Bの上面は必ずしも水平ではないが、高い方の場所に当たった吸盤が圧縮コイルばね48を縮ませるようにして上方に相対移動(他方の吸盤に対して)することにより、吸盤47a、47bは両方とも空袋Bの上面に密着する。図2では吸盤47aの方が上方に相対移動している。
制御装置60は、吸盤47a、47bが空袋Bに当たった後、それまで閉じていた吸引制御弁64を開く。すると吸盤47a、47bに吸引力が発生し、空袋Bは吸着される。吸引制御弁64を開くタイミングは、吸盤47a、47bが空袋Bに当たる少し前でも構わない。
空袋Bを吸着した後、制御装置60はサーボモータ41を逆回転させる。すると図3のように吸着ハンド44が引き上げられ、吸着された空袋Bが残りの空袋Bから切り離されて上昇する。図3では吸着された空袋Bは袋開口部を右方に向けているが、これが空袋Bをコンベア20に載置する際の正規の向きである。すなわちこの空袋Bは向きを逆転する必要はない。
続いて制御装置60は移動ブロック36をコンベア20の上に移動させ、それから吸着ハンド44を降下させて、空袋Bをコンベア20の上に置く。これが図4の状態である。制御装置60は吸引制御弁64を閉じて吸盤47a、47bの吸引力を断ち、吸着ハンド44を引き上げる。空袋Bはもはや吸着されていないのでコンベア20の上に取り残される。コンベア20は袋詰め包装機の制御装置からの指令を受けて空袋Bを袋詰め包装機の所定ステーションへと運び去る。
このようにして下から3段目の空袋列の空袋Bを1枚ずつ取り出して行く。3段目の列が全部済んだら図5に示すように下から2段目の空袋列に取りかかる。今度は空袋列の左端側から右端側へと取り出し対象が移って行くことになる。
下から2段目の空袋Bは底の方が右を向いているが、これは正規の向きと逆である。そこで制御装置60は、空袋Bを吸着して引き上げた後、空袋Bをコンベア20の上に置くまでの間にθ軸アクチュエータ42に指令を与えて、空袋Bの向きを逆転させる。これが図7の状態である。このようにして、下から2段目の空袋Bについては1枚ずつ向きを逆転させてコンベア20の上に置いて行く。2段目を取り尽くし、1段目に入れば、3段目のときと同様、空袋Bをそのままの向きでコンベア20に置くことができるようになる。
吸着ハンド44を降下させる位置は画像解析に基づき決定されるから、空袋Bが空袋容器10の中のどこにあろうと的確に吸着することができる。空袋Bが表面平滑で摩擦係数の小さい材料からなる場合、刺身状に置くと上積みになったものが滑って前後間隔が乱れるという現象がしばしば発生するが、本発明の場合、どのように前後間隔が乱れようと吸着すべき空袋B及びその空袋Bの吸着ポイントを正確に認識し、的確に吸着することが可能である。また空袋Bの寸法にぴったり合った空袋容器10は必要でなく、1種類の梱包箱あるいは通い箱を多種類の空袋に共用して物流コストの低減を図ることが可能になる。
そして、撮像装置51は吸着ハンド44と共に移動ブロック39に支持されているから、撮像の視点を吸着ハンド44の近傍に置くことが可能となり、吸着ハンド44を降下させる位置を誤差の少ない形で決定することができる。
なお撮像装置51にオートフォーカス機能を持たせ、合焦位置を画像解析装置61で解析して空袋Bまでの距離を得るようにすることもできる。その解析結果に基づき制御装置60が吸着ハンド44の昇降位置に関する指令を空袋取り出し機構30に与えるようにすれば、測距センサ52を廃止し、装置コストを低減することができる。
図9に空袋供給装置の第2実施形態を示す。図9は空袋供給装置の概略構成図である。
第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、撮像装置51と測距センサ52の支持の仕方である。すなわち第2実施形態では、撮像装置51と測距センサ52を支持するブラケット50は昇降ブロック39から突出するのではなく、架台31から突出している。すなわち撮像装置51は空袋容器10の全体を見渡せる位置に、不動部材によって支持されている。撮像装置51には固定焦点方式でも、次に取り出される空袋Bに自動的に焦点を合わせるオートフォーカス方式でも、どちらでも採用可能である。オートフォーカス方式であれば、第1実施形態と同様、画像解析装置61で画像を解析して空袋Bまでの距離を知り、それに基づき吸着ハンド44の昇降を制御することが可能となる。
第2実施形態の場合、撮像装置51が動かないので電力供給や信号授受のための配線が簡単であり、装置の故障率を低減し信頼性を高めることができる。
第1実施形態も第2実施形態も、昇降ブロック39はX軸とZ軸によって規定される二次元平面内で単純なゲートモーションを行うだけであったが、これにもう1軸を加え、X−Y−Zの3軸方向に移動、すなわち3次元移動するようにしてもよい。このようにすれば、空袋容器10の中で紙面と直交する方向に空袋Bを何列にもわたって配置し、任意の列から空袋Bを取り出すことが可能となる。
また空袋容器10の中の空袋Bの向きも、正規の方向とその逆の方向という2種類だけに限定する必要はない。正規の方向から角度がずれていれば、角度ずれ分をθ軸アクチュエータ42で補正してやれば良いだけの話なので(θを自由に設定できるθ軸アクチュエータが必要であるが)、空袋Bの向きが無秩序であったとしても全く問題はない。
空袋容器10から取り出した空袋Bの置き場所にも制限はない。第1、第2実施形態ではコンベア20の上に置いているが、袋詰め包装機の空袋ホッパに直接置くようにしてもよい。
吸着ハンド44に設けられる吸盤の数は2個に限定されない。何個でもよい。また空袋Bの向きを逆転する機能を吸着ハンド44から分離することもできる。つまり吸着ハンド44は空袋Bを吸着したときの向きのまま袋詰め包装機の空袋ホッパに置くものとし、空袋ホッパの方で空袋Bの向きを変えるようにするのである。この場合、空袋ホッパは空袋取り出し機構の構成要素となる。
以上本発明の実施形態につき説明したが、発明の主旨を逸脱しない範囲でさらに種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、袋詰め包装機に対する空袋供給装置として広く利用可能である。
本発明の第1実施形態に係る空袋供給装置の概略構成図 同じく第1実施形態の概略構成図にして、異なる動作状態を示すもの 同じく第1実施形態の概略構成図にして、異なる動作状態を示すもの 同じく第1実施形態の概略構成図にして、異なる動作状態を示すもの 同じく第1実施形態の概略構成図にして、異なる動作状態を示すもの 同じく第1実施形態の概略構成図にして、異なる動作状態を示すもの 同じく第1実施形態の概略構成図にして、異なる動作状態を示すもの 第1実施形態に係る空袋供給装置のブロック構成図 本発明の第2実施形態に係る空袋供給装置の概略構成図
符号の説明
1 空袋供給装置
B 空袋
10 空袋容器
20 コンベア
30 空袋取り出し機構
31 架台
33 ガイドバー
34 ボールねじ
35 サーボモータ
36 移動ブロック
37 スライドバー
38 ボールねじ
39 昇降ブロック
41 サーボモータ
42 θ軸アクチュエータ
51 撮像装置
52 測距センサ
60 制御装置
61 画像解析装置

Claims (5)

  1. 多数の空袋を複数段に、段毎に刺身状に並べ且つ袋開口部の向きを逆転させつつ積層収納するものであって、空袋の長さより長い空袋容器と、この空袋容器内の空袋を吸着ハンドで1枚ずつ吸着して取り出し、必要に応じ吸着ハンドを回転させて袋開口部の向きを一定に揃えてから所定場所に置く空袋取り出し機構とを備えた空袋供給装置において、
    前記空袋容器内の状態を撮像する撮像装置と、この撮像装置の撮像した画像を解析する画像解析装置と、この画像解析装置の解析結果に基づき、前記吸着ハンドの水平位置に関する指令と、吸着した空袋の向きの修正に関する指令を前記空袋取り出し機構に与える制御装置を備えることを特徴とする空袋供給装置。
  2. 前記撮像装置が前記吸着ハンドと共に前記空袋取り出し機構内の移動ブロックに支持されていることを特徴とする請求項1に記載の空袋供給装置。
  3. 前記撮像装置が不動部材に支持されていることを特徴とする請求項1に記載の空袋供給装置。
  4. 記空袋容器内の空袋までの距離を測定する測距センサを備え、前記制御装置は、前記測距センサの測定結果に基づき、前記吸着ハンドの昇降位置に関する指令を前記空袋取り出し機構に与えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空袋供給装置。
  5. 前記制御装置は、前記画像解析装置の解析結果に基づき、前記吸着ハンドの昇降位置に関する指令を前記空袋取り出し機構に与えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空袋供給装置。
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