JP4751611B2 - コンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

コンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4751611B2
JP4751611B2 JP2004379934A JP2004379934A JP4751611B2 JP 4751611 B2 JP4751611 B2 JP 4751611B2 JP 2004379934 A JP2004379934 A JP 2004379934A JP 2004379934 A JP2004379934 A JP 2004379934A JP 4751611 B2 JP4751611 B2 JP 4751611B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
content
log
distribution
distributed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004379934A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006186821A (ja
Inventor
龍一郎 伴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dwango Co Ltd
Original Assignee
Dwango Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dwango Co Ltd filed Critical Dwango Co Ltd
Priority to JP2004379934A priority Critical patent/JP4751611B2/ja
Publication of JP2006186821A publication Critical patent/JP2006186821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4751611B2 publication Critical patent/JP4751611B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Description

本発明は、コンテンツデータの視聴状況を集計するのに好適なコンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
従来、音、映像等のコンテンツデータをサーバからダウンロードしながら端末側で順次再生するストリーミングと呼ばれるコンテンツデータの配信が行われている。このようなストリーミングでの配信においては、伝送路の通信遅延等に起因して各端末へのコンテンツデータの到達時間にばらつきが生じ、サーバが同じ時間に配信したコンテンツデータであっても、異なる時間にユーザが視聴する場合がある。図25を用いてこの一例を説明する。同図において、配信サーバは、端末a,b,cに対して、コンテンツA,コンテンツB,コンテンツC、…のコンテンツデータを順に配信している。このとき、時間tにおいて、端末a及びbは、コンテンツBを再生しており、端末a及びbより通信遅延の大きい端末cは、まだコンテンツAを再生している。
一方、特許文献1には、ユーザがコンテンツを異なる時間に視聴するような場合において視聴状況指標を算出する技術が開示されている。この特許文献1に開示の技術によれば、視聴開始時刻及び視聴終了時刻とのログを用いてコンテンツにおける特定時間範囲における視聴数の情報を算出している。
特開2003−224829号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、視聴開始時刻や視聴終了時刻などの時刻に関する情報を使用しているため、この間においては、いずれの端末に対しても同じようにコンテンツデータを送信できることが保証されていなければならないという問題がある。例えば、複数の端末において視聴開始時刻から視聴終了時刻までの時間が同じであっても、通信遅延等によってそれぞれの端末に送信できるコンテンツの量が異なってしまう場合にあっては、図25に一例を示したように同じコンテンツを再生していないことが起こり得るため、この時間に基づいて算出された視聴状況は、適切とはいえない。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、コンテンツの所定の部分毎の適切な視聴状況を収集することができるコンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の一実施の形態は、コンテンツを複数の分割データにより複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信手段と、前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段と、前記ログ生成手段により生成されたログデータを記憶するログ記憶手段と前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ配信システムである。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記分割データを受信し、受信した前記分割データの再生が終了した場合は、前記分割データに付加された情報により示される次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記分割データを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、ことを特徴としてもよい。
本発明の一実施の形態は、コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムであって、前記配信サーバは、前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信手段と、前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段と、前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段とを備え、前記視聴情報管理サーバは、ログデータを記憶するログ記憶手段と、前記配信サーバからログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込むログ書込手段と、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段とを備える、ことを特徴とするコンテンツ配信システムである。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記分割データを受信し、受信した前記分割データの再生が終了した場合は、前記分割データに付加された情報により示される次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記分割データを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、ことを特徴としてもよい。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信システムは、前記配信サーバを複数備え、各配信サーバの前記ログ生成手段は、自配信サーバの備える前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成し、前記ログ書込手段は、前記各配信サーバから当該配信サーバにおいて生成されたログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込み、前記集計処理手段は、前記ログ記憶手段内に記憶される、前記各配信サーバにおいて生成された前記ログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する、ことを特徴としてもよい。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツにおける部分を示す情報は、前記分割データの配信の順番を示す番号に対応することを特徴としてもよい。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信手段は、コンテンツ再生端末から分割データの要求を受信し、要求された分割データを配信することを特徴としてもよい。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信手段は、複数のコンテンツの分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信し、前記ログ生成手段は、前記コンテンツ配信手段により配信されたコンテンツを示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成し、前記集計処理手段は、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいて所定の前記コンテンツについての配信数を集計する、ことを特徴としてもよい。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段と、前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信手段と、前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段と、前記ログ生成手段により生成されたログデータを記憶するログ記憶手段と、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段と、を備えることを特徴とするコンテンツ配信システムである。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムであって、前記配信サーバは、前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段と、前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信手段と、前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段と、前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段とを備え、前記視聴情報管理サーバは、ログデータを記憶するログ記憶手段と、前記配信サーバからログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込むログ書込手段と、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段とを備える、ことを特徴とするコンテンツ配信システムである。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信し、前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記コンテンツのデータを受信し、受信した前記データの再生が終了した場合は、前記データに付加された情報により示される次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記コンテンツのデータを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、ことを特徴としてもよい。
本発明の一実施の形態は、ココンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記配信サーバであって、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信するコンテンツ配信手段と、前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段と、前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段と、を備え、前記コンテンツ配信手段は、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、ことを特徴とする配信サーバである。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記配信サーバであって、前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段と、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信するコンテンツ配信手段と、前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段と、前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段と、前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段と、を備え、前記コンテンツ配信手段は、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、ことを特徴とする配信サーバである。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記視聴情報管理サーバであって、コンテンツの所定部分に対応付けられるコンテンツのデータが送信されたことを示す情報と前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを含むログデータを記憶するログ記憶手段と、前記配信サーバからログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込むログ書込手段と、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段と、を備えることを特徴とする視聴情報管理サーバである。
本発明の一実施の形態は、コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムに用いられる視聴情報管理方法であって、前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信過程と、配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成過程と前記ログ生成過程において生成されたログデータをログ記憶手段に記憶させるログ記憶過程と、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理過程とを有することを特徴とする視聴情報管理方法である。
本発明の一実施の形態は、コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムに用いられる視聴情報管理方法であって、前記配信サーバが、前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信過程と、配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成過程と、生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信過程と、前記視聴情報管理サーバが、前記配信サーバからログデータを受信して自身の備えるログ記憶手段へ書き込むログ書込過程と、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理過程とを有することを特徴とする視聴情報管理方法である。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信過程においては、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記分割データを受信し、受信した前記分割データの再生が終了した場合は、前記分割データに付加された情報により示される次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記分割データを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、ことを特徴としてもよい。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムに用いられる視聴情報管理方法であって、前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶過程と、前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信過程と、配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出過程と、マーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成過程と前記ログ生成過程において生成されたログデータをログ記憶手段に記憶させるログ記憶過程と、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理過程とを有することを特徴とする視聴情報管理方法である。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムに用いられる視聴情報管理方法であって、前記配信サーバが、前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶過程と、前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信過程と、配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出過程と、マーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成過程と、生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信過程と、前記視聴情報管理サーバが、前記配信サーバからログデータを受信して自身の備えるログ記憶手段へ書き込むログ書込過程と、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理過程とを有することを特徴とする視聴情報管理方法である。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信過程においては、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信し、前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記コンテンツのデータを受信し、受信した前記データの再生が終了した場合は、前記データに付加された情報により示される次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記コンテンツのデータを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、ことを特徴としてもよい。
本発明の一実施の形態は、コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムの前記配信サーバに用いられるログ生成方法であって、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信するコンテンツ配信過程と、配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成過程と、生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信過程とを有し前記コンテンツ配信過程においては、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、ことを特徴とするログ生成方法である。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムの前記配信サーバに用いられるログ生成方法であって、前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶過程と前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信するコンテンツ配信過程と、配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出過程と、マーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成過程と、生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信過程とを有し前記コンテンツ配信過程においては、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、ことを特徴とするログ生成方法である。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムの前記視聴情報管理サーバに用いられる視聴情報管理方法であって、コンテンツの所定部分に対応付けられるコンテンツのデータが送信されたことを示す情報と前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを含むログデータを前記配信サーバから受信して自身の備えるログ記憶手段へ書き込み、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する、ことを特徴とする視聴情報管理方法である。
本発明の一実施の形態は、コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムのコンピュータを、前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信手段、前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段、前記ログ生成手段により生成されたログデータを記憶するログ記憶手段、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段、として機能させるためのコンピュータプログラムである。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信手段は、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、ことを特徴としてもよい。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムのコンピュータを、前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段、前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信手段、前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段、前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段、前記ログ生成手段により生成されたログデータを記憶するログ記憶手段、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段、として機能させるためのコンピュータプログラムである。
上記の発明の一実施形態において、前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、ことを特徴としてもよい。
本発明の一実施の形態は、コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記配信サーバのコンピュータを、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信するコンテンツ配信手段、前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段、前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段、として機能させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記配信サーバのコンピュータを、前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信するコンテンツ配信手段、前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段、前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段、前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段、として機能させるためのコンピュータプログラムである。
本発明の一実施の形態は、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記視聴情報管理サーバのコンピュータを、コンテンツの所定部分に対応付けられるコンテンツのデータが送信されたことを示す情報と前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを含むログデータを記憶するログ記憶手段、前記配信サーバからログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込むログ書込手段、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段、として機能させるためのコンピュータプログラムである。
この発明によれば、コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムにおいて、コンテンツの所定の部分毎の視聴数を容易かつ適切に集計することが可能となる。
以下、本発明の一実施形態によるコンテンツ配信システムを図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるコンテンツ配信システム1を示す概略構成図である。
コンテンツ配信システム1は、番組を進行する司会者が話す内容を録音装置40にて録音し、録音した内容をサーバシステム30を介して複数の携帯電話端末10にストリーミング配信を行うことにより、ラジオ放送のようなリアルタイム性のある多人数への情報発信を行う。
コンテンツ配信システム1において、移動体通信網51は、移動体通信事業者が運営する通信網である。基地局52は、移動体通信網51に接続され、携帯電話端末10との間で無線電波の送受信を行う。コンテンツ再生端末としての携帯電話端末10は、通常の無線による電話通信に加えて、基地局52と移動体通信網51を介してネットワーク50に接続し、コンテンツデータの配信を受信し、この受信したコンテンツデータを再生することができる端末である。録音装置40は、司会者が発声する音声を録音装置40に備え付けられたマイクによって音声信号に変換して音声データとして一時的に記録し、記録した音声データをサーバシステム30に送信する。また、録音装置40は、司会者が操作することによって内部のハードディスク等に記憶されている画像データから選択された画像データなどをサーバシステム30に送信する。サーバシステム30は、コンテンツ配信事業者によって運営される複数のサーバ装置を有しており、録音装置40から音声や画像のデータを受信する。また、サーバシステム30は、録音装置40から受信した音声や画像のデータを配信を要求している携帯電話端末10にコンテンツデータとして配信する。また、サーバシステム30は、配信したコンテンツデータの履歴をログとして蓄積するとともに、このログからコンテンツデータの視聴の状況に係る情報である視聴情報を生成する。視聴状況閲覧端末60は、例えば、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ端末であり、ネットワーク50と接続され、サーバシステム30から受信した視聴情報を表示する。ネットワーク50は、例えばインターネットであり、移動体通信網51とサーバシステム30と録音装置40と視聴状況閲覧端末60とを相互に接続する。
図2は、サーバシステム30の構成を示した概略ブロック図である。サーバシステム30において、ルータ36は、各サーバとネットワーク50に接続し、予め定められた経路に従って情報の転送を行う。
会員情報管理サーバ35は、コンテンツ配信システム1におけるコンテンツ配信サービスに登録しているユーザを識別しているために用いるUID(UserID)を含む会員登録データを記憶する。ここで、UIDとしては、携帯電話端末10を一意に識別することのできる識別情報を用いることができる。携帯電話端末10を一意に識別することのできる識別情報としては、例えば、通信事業者の移動体通信網51におけるゲートウェイが携帯電話端末10による送信データに対して含める通信事業者における管理識別情報であってもよく、携帯電話端末10の内部に記憶されている端末固有識別情報であってもよい。
ここで、上記の管理識別情報が付与される流れを簡単に説明する。移動体通信網51では、携帯電話端末10を識別するための識別情報と管理識別情報とが対応付けて管理されている。ここで、識別情報とは携帯電話端末10を無線端末として識別するような情報であり、携帯電話端末10が移動体通信網51の基地局52からの無線信号を検出すると、携帯電話端末10が自動的に内部に記憶している識別情報を基地局52に送信する。当該識別情報は、外部のネットワーク50に送信する送信データに含めることは好ましくない情報であるため、携帯電話端末10からの送信データをゲートウェイを介して外部のネットワーク50に送信する際には、ゲートウェイが移動体通信網内で携帯電話端末10の識別情報に対応する管理識別情報を検出して送信データに付与する。
以下の説明では、UIDは、携帯電話端末10が内部に記憶している端末固有識別情報と、上記のように移動体通信網51で付与される管理識別情報の両方を意味しているものとする。
配信予約DB35a−2は、UIDと会員が配信を予約した番組コンテンツの番組コンテンツデータの情報とを有する配信予約データを記憶する。登録部35cは、携帯電話端末10からの会員登録の要求を受信して携帯電話端末10のユーザをコンテンツ配信システム1に登録する会員登録処理を行い、会員登録情報DB35a−1に携帯電話端末10から受信した会員の情報を記録する。また、登録部35cは、携帯電話端末10から配信予約情報を受信して、番組の予約情報を配信予約DB35a−2に記録する。検出部35dは、他のサーバからの要求に応じて会員登録情報DB35a−1や配信予約DB35a−2から該当する携帯電話端末10のユーザに関する情報を検出する。送受信部35bは、ルータ36に接続され、ネットワーク50を介して携帯電話端末10や、他のサーバとの間で情報の送受信を行う。
認証サーバ31は、携帯電話端末10が番組コンテンツデータの配信を受信する前に、当該携帯電話端末10が登録されているものか否かを判定し、登録されている場合には携帯電話端末10へ接続先の配信サーバのURLを通知する。
認証サーバ31において、番組対応接続先データベース31a−1は、番組を一意に識別可能な番組IDと、配信を行う配信時間と、当該番組コンテンツデータを配信する配信サーバのURL(Uniform Resource Locator)とを対応付けて記憶する。CM(CoMmercial)対応接続先データベース31a−2は、CMを一意に識別可能なCM−IDと、CMコンテンツのCMコンテンツデータの再生時間と、CMコンテンツデータを配信するCM配信サーバのURLとを対応付けて記憶する。送受信部31bは、ルータ36に接続され、ネットワーク50を介して携帯電話端末10との間で情報の送受信を行い、またルータ36を介して他のサーバと情報の送受信を行う。
認証部31dは、携帯電話端末10が登録されているものであるか否かを会員情報管理サーバ35の会員登録情報DB35a−1が記憶している会員登録データに基づいて判定する。検出部31cは、時計31fから現在時刻を取得し、配信開始時刻が取得した時刻から所定の範囲内の時刻となっている番組コンテンツデータと、その配信元の配信サーバのURLとを検出する。ここで、所定の範囲内とは、時計31fから取得した時刻を過ぎている範囲であってもよく、あるいは時計31fから取得した時刻を基準とした前後数分程度の近傍の範囲でもよく、例えば前後5分としてもよい。この範囲は、携帯電話端末10が配信サーバ34に接続するまでに必要とする時間や番組の配信が準備されることによる遅延時間などを考慮してもよい。記録部31eは、送受信部31bを介してコンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末(図示せず)から受信した新たな番組の予定情報等の番組に関する更新情報を番組対応接続先DB31a−1に記録する。
配信サーバ34は、番組コンテンツデータを配信する複数の配信サーバ34A〜Zを有しており、携帯電話端末10からの要求に応じて番組コンテンツデータを送信する。配信サーバ34A〜Zは、それぞれ異なる番組コンテンツデータを配信することでもよく、負荷分散などのために同一の番組コンテンツデータを配信するものがあってもよい。複数の配信サーバ34A〜Zの内部構成は同じであり、以下代表して配信サーバ34Aの内部構成について説明する。
配信サーバ34Aにおいて、番組コンテンツDB34Aaは、録音装置40から送信される番組コンテンツデータを受信し、上述した番組IDに対応付けて記憶する。送受信部34Abは、ルータ36に接続され、携帯電話端末10からの配信要求を受信して番組コンテンツデータの送信を行う。また、送受信部34Abは、視聴情報管理サーバ37からログ要求を受信し、ログデータが書き込まれたログファイルを返送する。ログデータとは、番組コンテンツデータの送信履歴を示すデータである。検出部34Acは、送受信部34Abを介して携帯電話端末10から配信要求を受信し、配信要求に基づいて該当する番組コンテンツデータを番組コンテンツDB34Aaから検出する。また、検出部34Acは、送受信部34Abを介して視聴情報管理サーバ37からログ要求を受信し、未送信のログデータが書き込まれているログファイルをログファイル記憶部34Agから検出する。記録部34Adは、送受信部34Abを介して録音装置40から受信した番組コンテンツデータを番組コンテンツDB34Aaに記録する。ログ生成部34Aeは、送受信部34Abから番組コンテンツデータが送信されたときに、時計34Afから時刻を取得してログデータを生成し、ログファイルに書き込む。ログファイル記憶部34Agは、ログファイルを記憶する。
なお、以下の記載で、例えば、配信サーバ34Bについて記載する場合には、その内部構成に付与する符号は番組コンテンツDB34Ba、送受信部34Bb、検出部34Bc、記録部34Bd、ログ生成部34Be、時計34Bf、ログファイル記憶部34Bgとして記載する。配信サーバ34と符号A〜Zを省略して記載したときは、配信サーバ34A〜Zのいずれか1つを選択して示したものとし、その場合、内部構成を記載する場合にも、符号A〜Zを省略して、番組コンテンツDB34a、送受信部34b、検出部34c、記録部34d、ログ生成部34e、時計34f、ログファイル記憶部34gとして記載する。
CM配信サーバ32は、配信サーバ34において番組コンテンツデータが配信されていない場合に、代わりに配信する広告や宣伝の情報を含むCMコンテンツデータを記憶しており、携帯電話端末10に当該CMコンテンツデータを送信する。
CM配信サーバ32において、CMコンテンツDB32aは、CMを一意に識別可能なCM−IDと、CMコンテンツデータとを対応付けて記憶する。送受信部32bは、ルータ36に接続され、携帯電話端末10からの配信要求を受信してCMコンテンツデータの送信を行う。検出部32cは、送受信部32bを介して携帯電話端末10から配信要求を受信し、配信要求に基づいて該当するCMコンテンツデータをCMコンテンツDB32aから検出する。記録部32dは、送受信部34bを介してコンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末からCMコンテンツデータを受信して、CMコンテンツDB32aに記録する。
管理サーバ33は、内部に記憶している番組表データに基づいて、優先度の高い番組が開始されたときに、配信サーバ34やCM配信サーバ32に新たな番組が開始されたことを示す番組の進行状態通知を送信し、携帯電話端末10に配信される番組コンテンツデータが切り替わるように配信サーバの動作を制御する。
管理サーバ33において、番組表DB33aは、番組IDと配信時間とを有する番組表データを記憶する。送受信部33bは、ルータ36に接続され、配信サーバ34、CM配信サーバ32に進行状態通知を送信する。検出部33cは、時計33eから現在時刻を取得し、配信開始時刻が時計33eから取得した時刻を過ぎている番組コンテンツデータ、あるいは当該時刻を基準とした前後数分の近傍の時刻となっている番組コンテンツデータを検出する。記録部33dは、送受信部33bを介してコンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末から受信した番組に関する更新情報を番組表DB33aに記録する。
視聴情報管理サーバ37は、配信サーバ34から受信したログデータを基にコンテンツデータの視聴情報の生成及び出力を行う。視聴情報管理サーバ37において、送受信部37aは、ルータ36に接続され、配信サーバ34へログ要求を送信するとともに、ログデータが書き込まれたログファイルを受信する。記録部37bは、送受信部37aを介して配信サーバ34から受信したログファイルをログDB37cに記録する。ログDB37cは、ログファイルを記憶する。視聴情報DB37eは、キャリア対応テーブル及び視聴情報を記憶する。キャリア対応テーブルは、携帯電話端末10の機種と、携帯電話サービスの提供会社であるキャリアとを対応付ける情報を示す。集計処理部37dは、ログDB37cに記憶されているログファイル内のログデータ、さらには、視聴情報DB37eに記憶されているキャリア対応テーブルに基づいて視聴情報を生成し、視聴情報DB37eへ書き込む。検出部37fは、送受信部37aを介して視聴状況閲覧端末60から視聴情報の閲覧要求を受信し、視聴情報DB37eから閲覧を要求された視聴情報を検出する。表示制御部37gは、検出部37fが検出した視聴情報を視聴状況閲覧端末60に表示させるための画面データを生成する。
図3は、サーバシステム30に含まれる各サーバ(会員情報管理サーバ35、認証サーバ31、配信サーバ34、CM配信サーバ32、管理サーバ33、視聴情報管理サーバ37)のハードウェア構成例を示す図である。図3において、CPU(Central Processing Unit)100は、各サーバにおける登録部、検出部、認証部、記録部などによって行われる処理を実行する。RAM(Random Access Memory)101は、データを読み書きすることができるメモリであり、CPU100がプログラムを実行する際に使用する各種データを記録する。ROM(Read Only Memory)102は、読み取りのみ可能な記録媒体であり、電源が切られても情報が失われないため、サーバを動かすために必要な基本部分のプログラムなどを記憶する。
通信部103は、ルータ36に接続される。入力装置105は、例えばマウスやキーボードなどの入力デバイスが適用される。表示装置104は、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイなどが適用される。記憶装置106は、ハードディスク等であり、各サーバにおける登録部、検出部、認証部、記録部などを実現するプログラムなどを記憶する。各データベースは、当該記憶装置106に該当する。なお、この記憶装置106は、外部記憶装置としてのFD(フレキシブルディスク)やCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などを適用することも可能である。
図4は、会員情報管理サーバ35の会員登録情報DB35a−1が記憶する会員登録データのデータ構成を示した図である。
会員登録データのエントリは、UIDを有する。UIDは、上述したように携帯電話端末10を一意に識別可能なIDであり、登録時に携帯電話端末10から受信した登録部35cによって、図4に示すように「00F0A001」などとして記録される。
図5は、会員情報管理サーバ35の配信予約DB35a−2が記憶する配信予約データのデータ構成を示した図である。ここで、配信予約データとは、携帯電話端末10のユーザが、配信サーバ34からの番組コンテンツデータの配信を要求する番組を予め登録しておくためのデータである。配信予約データのエントリは、UIDと、複数の番組予約1〜nの項目とを有する。番組予約1〜nには、携帯電話端末10から番組予約の情報を受信した登録部35cによって携帯電話端末10のUIDに対応づけて番組IDが、図5に示すように予約した順に「A00001」などとして記録される。
図6は、認証サーバ31の番組対応接続先DB31a−1が記憶する番組対応接続先データのデータ構成を示した図である。番組対応接続先データのエントリは、配信時間と、番組名と、番組IDと、配信サーバURLと、優先度とを有し、コンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末(図示せず)から情報を受信した記録部31eによってエントリの各情報が記録される。配信時間には、番組の配信開始時刻と配信終了時刻、例えば「10:00−10:30」などが記録される。番組名には、配信する番組のタイトル、例えば「××ニュース」などが記録される。番組IDには、上述した番組ID、例えば、「A00001」などが記録される。配信サーバURLには、配信サーバ34ごとに予め付与されている当該番組を配信する配信サーバ34のURLである「www.XX.com/server_A/play.php」などが記録される。優先度には、番組コンテンツデータの優先度の値が記録される。なお、当該優先度は配信時間が重なる番組をユーザが予約した場合に、どちらの配信を受信するかを判定する判定基準とされる。優先度は、本実施の形態では、値が小さい方が優先度が高く、1から10の10段階が設定される。
また、本実施形態では、例えば、番組コンテンツデータと番組コンテンツデータとの間にCMコンテンツデータが配信される番組コンテンツデータごとの配信時間、即ちコンテンツ配信スケジュールが設定されている。
図7は、認証サーバ31のCM対応接続先DB31a−2が記憶するCM対応接続先データのデータ構成を示した図である。CM対応接続先データのエントリは、CM名と、CM−IDと、再生時間と、CM配信サーバURLと、優先度とを有し、コンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末から情報を受信した記録部32dによってエントリの各情報が記録される。CM名には、配信するCMのタイトル、例えば「商品広告」などが記録される。CM−IDには、上述したCM−ID、例えば「C00001」などが記録される。CM配信サーバURLには、CM配信サーバ32に予め付与されているURL、即ち「www.XX.com/server_cm」にCMコンテンツデータが記録され、再生時間ごとに異なるファイル名、例えば30.phpなどが付加されたURLが記録される。優先度には、優先度の値が記録される。なお、番組コンテンツデータが常にCMコンテンツデータより優先されるようにCMの場合には全て最も優先度の低い「10」が設定される。
図8は、配信サーバ34の番組コンテンツDB34aが記憶する番組コンテンツデータのデータ構成を示した図である。番組コンテンツデータのエントリは、番組IDと優先度と番組コンテンツデータリストとを有する。番組IDには、上述した番組ID、例えば「A00001」などがコンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末から情報を受信した記録部34dによって予め記録される。優先度には、コンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末から当該番組コンテンツデータの優先度を受信した記録部34dによって優先度の値が予め記録される。番組コンテンツデータリストには、録音装置40から番組コンテンツデータを受信した記録部34dが、番組IDに対応付けて1回に受信した単位で別々のファイルとして記録する。この別々に記録されたそれぞれのファイルのデータを、番組分割データと呼ぶ。つまり、1つの番組を構成する番組コンテンツデータは、複数の番組分割データを含むことになる。また、当該番組分割データは記録される際に、ファイル名には図7に示すように受信した順番を示すコンテンツ位置番号が付与される。コンテンツの配信は、この番組分割データの単位で行われる。
図9は、CM配信サーバ32のCMコンテンツDB32aが記憶するCMコンテンツデータのデータ構成を示した図である。CMコンテンツデータのエントリは、CM−IDと、優先度と、CMコンテンツデータリストとを有する。CM−IDには、上述したCM−ID、例えば「C00001」などがコンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末から情報を受信した記録部32dによって予め記録される。優先度には、当該CMコンテンツデータの優先度の値がコンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末から情報を受信した記録部32dによって予め記録される。CMコンテンツデータリストには、CMコンテンツデータがコンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末から情報を受信した記録部32dによって予め一定の容量に分割されて記録される。この一定の容量に分割されたCMコンテンツデータをCM分割データと呼ぶ。当該CM分割データが記録される際に、CM分割データのファイル名には図9に示すように配信の順番を示すコンテンツ位置番号が付与される。
図10は、管理サーバ33の番組表DB33aが記憶する番組表データのデータ構成を示した図である。番組表データのエントリは、配信時間と、番組名と、番組IDと、優先度と、定員とを有する。配信時間と、番組IDと、優先度と、定員とには、上述した番組対応接続先データと同じ情報がコンテンツ配信システム1における配信サービスの運営者の管理端末から情報を受信した記録部33dによって記録される。なお、定員とは、番組コンテンツデータを配信可能な携帯電話端末10の数を示す。
なお、番組表DB33a及び認証サーバ31の番組対応接続先DB31a−1、CM対応接続先DB31a−2に設定される番組IDあるいはCM−IDと優先度の対応関係は同じになるようにコンテンツ配信システム1におけるコンテンツ配信サービスの運営者によって設定されることとなる。
図11は、配信サーバ34のログファイル記憶部34gが記憶するログファイル内のログデータの構成を示した図である。ログデータのエントリは、番組IDと、UIDと、分割番号と、時刻と、機種名と、送出バイト数と、ステータス情報とを有し、配信サーバ34のログ生成部34eによってエントリの各情報が記録される。UIDには、番組分割データの送信先である携帯電話端末10のUID、例えば、「A0001」などが記録される。番組IDには、送信された番組分割データの番組ID、例えば、「00F0A001」などが記憶され、分割番号には、同番組分割データのコンテンツ位置番号、例えば、「3」などが記録される。時刻には、番組分割データを送信した時刻、例えば、「2001/12/21 12時23分45秒」が記録される。機種名には、番組分割データの送信先である携帯電話端末10の機種、例えば、「L0001」などが記録される。送出バイト数には、番組分割データのバイト数、例えば、「24563」などが記録される。ステータス情報には、番組分割データの送信が正常終了したか異常終了したかを示す情報として、「正常」または「異常」が記録される。
図12は、視聴情報管理サーバ37の視聴情報DB37eが記憶するキャリア対応テーブルのデータ構成を示す図である。キャリア対応テーブルのエントリは、キャリア名と、機種名とを有し、コンテンツ配信システム1の運営者の管理者端末から情報を受信した記録部37bによってエントリの各情報が記録される。機種名には、携帯電話端末10の機種の名称、例えば、「L0001」などが記録される。キャリア名には、機種名により示される機種の携帯電話端末10へ携帯電話サービスを提供しているキャリアの名称、例えば「B社」などが記録される。なお、キャリア対応テーブル内には、各機種が属する世代やシリーズ名(例えば、「0001シリーズ」など)、機種を提供しているメーカー名(例えば、「L社」など)のエントリをさらに有することでもよい。なお、本実施の形態において、機種名は、メーカー名と世代名とが組み合わされたものであり、例えば、機種名「L0001」は、メーカー名「L」社と世代名「0001」シリーズとが組み合わされたものである。
図13は、録音装置40の録音画面41の構成を示した図である。
録音画面41において、タイムスタンプ42は、番組の進行時間を示しており、基準とされる時刻が左端の0で、それ以降、基準時刻からの相対時刻が示されている。司会者は、タイムスタンプ42を参照して、予め画像やテキストを録音画面41で登録しておくことで、所望の時に画像やテキストが表示されるように設定することができる。ここで、録音装置40は、音声データを15秒ごとに編集して送信する場合に、編集される音声データの開始時刻からの画像やテキストが登録されている箇所までの相対時刻をタイムスタンプ42を参照して算出する。そして、算出した相対時刻の情報を含むテキストや画像が音声データとともに配信サーバ34を介して携帯電話端末10に送信されることになる。
カウンタ43には、録音装置40を操作する司会者が録音装置40のキーボードなどを操作によって入力されたイベントIDとカウンタ文言とカウントダウンの初期値とが表示される。ここで、カウンタ43を利用する場合としては、録音装置40の司会者と携帯電話端末10のユーザとの間で司会者が提供した事柄や知識の情報に対するユーザの興味度合いや評価の度合いを集計するといったイベントを開催する場合において利用される。当該イベントでは、録音装置40から配信した情報に対して携帯電話端末10のユーザが感じた興味度合いをユーザが携帯電話端末10の所定のキーを押下した回数によって示すという興味度合い測定が行われる。また、イベントIDとは、番組内で一意になるように予めイベントごとに付与されるIDであり、録音装置40によって付与されるIDである。カウンタ文言とは、ユーザにキーの押下を求める前に、最初に、ユーザの携帯電話端末10に録音装置40から送信する文言、例えば、「今の情報は面白かったですか?」などが入力される。カウントダウンの初期値とは、集計を締め切るまでの時間を携帯電話端末10に表示させる際の初期値となる値であり、例えば秒単位で設定される。なお、カウントダウンの値が0である場合には、携帯電話端末10においてカウントダウンの表示はされない。
質問44には、録音装置40を操作する司会者が録音装置40のキーボードなどを操作によって入力されたイベントIDと質問内容と選択項目とカウントダウンの初期値とが表示される。ここで、質問44を利用する場合としては、録音装置40の司会者と携帯電話端末10のユーザとの間で、クイズなどのイベントを行う場合において利用される。当該イベントでは、録音装置40から配信した質問と選択項目に対して携帯電話端末10のユーザが正解と思う選択項目をユーザが携帯電話端末10のキーを操作することによって選択することで正解者の選別が行われる。
レイヤ45には、司会者が録音装置40を操作することによって登録される画像データが表示される。図13に示すようにレイヤ45は、少なくとも3つの[レイヤ1]〜「レイヤ3]を有しており、司会者はタイムスタンプ42を参照して、画像を予め登録しておく。
テキスト46には、司会者が録音装置40のキーボードを操作することによって入力され登録されたテキストが表示される。
音声47には、司会者が録音装置40のマイクに対して話した音声の音声信号の波形情報が表示される。
画像登録領域48には、司会者が録音装置40から配信を行いたい画像を予め登録しておく領域であり、例えば、CD−ROMなどから読み込んだ画像データが表示される。司会者は、録音装置40のマウスなどでドラッグアンドドロップすることで上述したレイヤ45に画像データを登録することが可能である。
上述した、カウンタ43、質問44、レイヤ45、テキスト46、音声47の情報はタイムスタンプ42に従う時刻に録音装置40から配信サーバ34に送信され、携帯電話端末10に配信される。
また、カウンタ43、質問44、レイヤ45、テキスト46には、携帯電話端末10に対して表示を開始させるか、表示している内容を消去して終了させるかを示す動作フラグを設定することができるが、特に設定をしない場合には、表示を開始させる動作フラグが設定され、携帯電話端末10においては上書きされることになる。
次に、図14から図17を参照して、携帯電話端末10、認証サーバ31、配信サーバ34、CM配信サーバ32、管理サーバ33の間で送受信される情報のデータフォーマットについて説明する。
図14は、携帯電話端末10と認証サーバ31の間で送受信される情報のデータフォーマットを示した図である。図14(a)は、携帯電話端末10から認証サーバ31に送信される認証要求のデータフォーマットであり、当該データフォーマットにはUIDと、認証フラグが含まれている。UIDには、上述したように携帯電話端末10ごとに付与されているUIDが設定される。UIDは、上述したように移動体通信網51において設定される場合と、携帯電話端末10が内部に記憶しているUIDを読み出して設定する場合がある。認証フラグは、認証サーバ31において認証を行うか否かを判定するためのフラグであり、「0:会員認証不要」と、「1:会員認証必要」とが設定される。
図14(b)は、携帯電話端末10から認証サーバ31に送信される接続先要求のデータフォーマットであり、当該データフォーマットにはUIDと、エラーコードと、番組IDと、コンテンツ位置番号とが含まれている。UIDには、上述した携帯電話端末10ごとに付与されているUIDが設定される。エラーコードには、「1:終了」と「2:途中」が設定される。「1:終了」が設定されるのは、番組コンテンツデータが最後まで配信されて終了した場合に携帯電話端末10が接続先要求を送信した場合であり、「2:途中」が設定されるのは、番組コンテンツデータの配信の途中で終了した場合に携帯電話端末10が接続先要求を送信した場合である。番組IDには、エラーコードが「2:途中」の場合に、携帯電話端末10が直前に配信を受けていた番組IDあるいはCM−IDが設定される。コンテンツ位置番号には、エラーコードが「2:途中」の場合に、携帯電話端末10が最後に配信サーバ34に送信した配信要求に設定されていたコンテンツ位置番号が設定される。
図14(c)は、認証サーバ31から携帯電話端末10に送信される接続先通知のデータフォーマットを示した図である。当該データフォーマットには、配信サーバURLと番組IDとコンテンツ位置番号が含まれている。配信サーバURLには、番組コンテンツデータの配信元の配信サーバ34のURLあるいはCM配信サーバ32のURLが設定される。番組IDには、配信を受信する番組IDが設定される。コンテンツ位置番号には、携帯電話端末10が配信を要求するコンテンツ位置番号が設定される。
図15は、携帯電話端末10と配信サーバ34あるいはCM配信サーバ32の間で送受信される情報のデータフォーマットを示した図である。図15(a)は、携帯電話端末10から配信サーバ34に送信される配信要求のデータフォーマットであり、当該データフォーマットには、UIDと配信サーバURLと番組IDとコンテンツ位置番号と機種名とが含まれている。UIDには携帯電話端末10ごとに付与されているUIDが設定される。配信サーバURLには、番組コンテンツデータの配信元の配信サーバ34のURLあるいはCM配信サーバ32のURLが設定される。コンテンツ位置番号には、携帯電話端末10が配信を受けたいコンテンツ位置番号が設定される。機種名には、配信要求を送信した携帯電話端末10の機種名が設定される。
図15(b)は、配信サーバ34から携帯電話端末10に送信される配信応答のデータデータフォーマットであり、当該データフォーマットには、エラーコード、番組ID、コンテンツ位置番号、データ件数が含まれており、更にデータ件数に相当する数のデータ格納オフセットと、データ長と、データ種別とが繰り返し設定される。その後に、データ件数に相当する数のコンテンツデータを構成する構成データが設定されている。エラーコードには、番組コンテンツデータあるいはCMコンテンツデータの配信が正常の場合には「正常:0」、番組コンテンツデータあるいはCMコンテンツデータが最後まで配信され終了した場合には「1:終了」、番組コンテンツデータあるいはCMコンテンツデータの配信の途中で終了した場合には「2:途中」が設定される。番組IDには、当該データフォーマットに含まれている番組コンテンツデータあるいはCMコンテンツデータに対応する番組IDが設定される。コンテンツ位置番号には、次に配信する番組コンテンツデータの番組分割データの番号あるいはCMコンテンツデータのCM分割データの番号が設定される。
データ件数には当該データフォーマットに含まれている構成データの件数が設定される。データ格納オフセットとデータ長とデータ種別は構成データごとのヘッダに該当し、データ件数分ヘッダが繰り返された後に、構成データが設定されている。データ格納オフセットは、当該ヘッダが示す構成データの当該データフォーマットにおける開始位置が設定される。データ長には、当該ヘッダが示す構成データのデータ長が設定される。データ種別には、当該ヘッダが示すコンテンツの種別が設定される。データ種別には、0から6までの値が設定される。0から6はそれぞれ、以下の構成データを示している。
「0」の音声データは、音声を再生するために用いられるデータである。本実施形態では、携帯電話端末10の着信時に再生するメロディデータと同じ形式(例えば、mld形式、mmf形式)で音声データを生成している。「1」の画像は、携帯電話端末10の液晶画面に画像を表示するための画像データである。「2」のテキストは、携帯電話端末10の液晶画面にテキストを表示するためのテキストデータである。「3」のバイブは、携帯電話端末10のバイブレータを起動させるための制御データである。「4」の液晶点滅は、携帯電話端末10の液晶表示部の液晶のバックライトを点滅させるための制御データである。「5」のカウンタは、カウンタを利用するイベント時に携帯電話端末10に送信されるデータである。「6」の質問は、クイズなどのイベントを行う場合に、携帯電話端末10に送信されるデータである。各構成データの内部のデータ構成については後述する。
図16は、管理サーバ33から配信サーバ34あるいはCM配信サーバ32へ送信される進行状態通知のデータフォーマットを示した図である。当該データフォーマットには、次に開始される番組を示す番組IDとその番組の優先度の情報が含まれている。
図17は、図15で説明した配信サーバ34から携帯電話端末10に送信されるデータに含まれているデータ種別ごとの構成データを示した図である。
図17(a)は、音声、即ち司会者が話した内容をデータに変換した音声データのデータ構成を示した図である。音声の構成データは、特殊動作フラグと、再生時間と、データ領域を有する。特殊動作フラグには、「特殊動作なし」を示す0と、データ領域に音声の構成データが含まれていない場合に、携帯電話端末10の内部に記憶されているメロディデータを代わりに再生することを示す1が設定される。再生時間には、データ領域に記憶されている当該音声の構成データの再生時間が設定される。データ領域には15秒ごとに編集された音声データの構成データが設定される。
図17(b)は、画像、即ち画像データのデータ構成を示した図である。画像の構成データは、相対開始時刻、動作フラグ、レイヤ指定、画像種別、データ領域を有する。相対開始時刻には、当該構成データと共に同じ番組分割データで送信される音声の構成データが再生されてからの相対開始時刻が設定され、具体的には、上述した録音装置40の録音画面41において画像データを登録した箇所に対応するタイムスタンプ42の値に基づいて設定される。動作フラグは、携帯電話端末10に画像データを表示させることを示す「0:開始」と、携帯電話端末10に表示を消去させる「1:消去」が設定される。レイヤ指定には、上述した録音装置40の録音画面41において画像データを登録したレイヤ45の番号、即ち[レイヤ1]〜[レイヤ3]が設定される。画像種別には、画像データのデータ形式が設定される。データ形式としては、GIF(Graphics Interchange Format)、JPEG(Joint Photographic Expert Group)、PNG(Protable Network Graphics)が設定できる。データ領域には、画像データが設定される。
図17(c)は、テキスト、即ちテキストデータのデータ構成を示した図である。テキストの構成データは、相対開始時刻、動作フラグ、データ領域を有する。相対開始時刻には、当該構成データと共に同じ番組分割データで送信される音声の構成データが配信されてからの相対開始時間が設定される。動作フラグは、携帯電話端末10にテキストデータを表示させることを示す「0:開始」と、携帯電話端末10に表示を消去させる「消去:1」が設定される。
図17(d)は、バイブ、即ち携帯電話端末10に内蔵されているバイブレータを起動するための制御データのデータ構成を示した図である。バイブ制御のための構成データは、相対開始時刻、動作フラグを有する。相対開始時刻には、当該構成データと共に同じ番組分割データで送信される音声の構成データが配信されてからの相対開始時間が設定される。動作フラグには、バイブレータの起動を開始させることを示す「0:開始」とバイブレータを停止させる「1:消去」が設定される。
図17(e)は、液晶点滅、即ち携帯電話端末10の液晶画面のバックライトを点滅するための制御データのデータ構成を示した図である。液晶のバックライトの点滅制御のための構成データは、相対開始時刻、動作フラグを有する。相対開始時刻には、当該構成データと共に同じ番組分割データで送信される音声の構成データが配信されてからの相対開始時間が設定される。動作フラグには、バックライトの点滅を開始させることを示す「0:開始」とバックライトの点滅を停止させる「1:消去」が設定される。
図17(f)は、カウンタの構成データのデータ構成を示した図である。カウンタの構成データは、相対開始時刻、動作フラグ、イベントID、カウントダウン、カウンタ文言を有する。相対開始時刻には、当該構成データと共に同じ番組分割データで送信される音声の構成データが配信されてからの相対開始時間が設定される。動作フラグには、当該データに含まれているカウントダウンとカウンタ文言を携帯電話端末10の液晶画面に表示させることを示す「0:開始」と液晶画面の表示を消去する「1:消去」が設定される。イベントIDには、イベントごとに予め付与されているイベントIDが設定される。カウントダウンには、集計を締め切るまでの残り時間を示す時間の値が設定される。カウンタ文言には、カウントの集計を開始する際に、携帯電話端末10の画面に表示させるテキストデータが設定される。
図17(g)は、質問の構成データのデータ構成を示した図である。質問の構成データは、相対開始時刻、動作フラグ、イベントID、カウントダウン、選択文言、選択項目件数、選択項目件数分の選択項目テキストを有する。相対開始時刻には、当該構成データと共に同じ番組分割データで送信される音声の構成データが配信されてからの相対開始時間が設定される。動作フラグには、当該データに含まれているカウントダウンとカウンタ文言を携帯電話端末10の液晶画面に表示させることを示す「0:開始」と液晶画面の表示を消去する「1:消去」が設定される。イベントIDには、イベントごとに予め付与されているイベントIDが設定される。カウントダウンには、集計を締め切るまでの残り時間を示す時間の値が設定される。選択文言には、当該イベントがクイズの場合には、質問事項を示すテキストデータが設定される。選択項目件数には、選択項目の数が設定される。選択項目テキストには、選択項目のテキストデータが選択項目件数分だけ設定される。
なお、図17(a)〜(g)のデータフォーマットは、録音装置40から配信サーバ34に送信される場合のデータフォーマットと同じである。
次に、上述したコンテンツ配信システム1 の動作について図面を用いて説明する。
図18は、コンテンツ配信システム1におけるコンテンツ配信処理を示したシーケンス図である。
最初に、ユーザが操作することによって予めダウンロードされているコンテンツ受信用アプリケーションが携帯電話端末10で起動され、ユーザによって携帯電話端末10に認証要求の指示が入力されると、携帯電話端末10からUIDと認証フラグを含む認証要求が認証サーバ31に送信される(ステップSa1)。
認証サーバ31の認証部31dは、携帯電話端末10から認証要求を受信し、認証要求に含まれている認証フラグとUIDとを読み出し、認証フラグを参照する。認証フラグが「1:会員認証必要」を示している場合、認証部31dは、会員情報管理サーバ35に接続し、会員登録情報DB35a−1に、携帯電話端末10から受信したUIDが登録されているか否かを判定することによって認証を行う(ステップSa2)。
UIDが会員登録情報DB35a−1に登録されていない場合、認証部31dは、エラー応答を携帯電話端末10に送信する。一方、UIDが会員登録情報DB35a−1に登録されている場合あるいは認証フラグが「0:会員認証不要」となっている場合、認証部31dは、次に会員登録情報DB35a−1から当該UIDに対応する番組予約の情報を配信予約DB35a−2から読み出し、UIDと番組予約の情報を検出部31cに送信する。
検出部31cは、UIDと番組予約の情報を認証部31dから受信し、受信した番組予約の情報に含まれている番組IDに対応する番組の配信開始時刻を番組対応接続先DB31a−1から読み出す。次に、検出部31cは、時計31fから現在時刻を取得し、配信開始時刻が時計31fから取得した時刻を過ぎている、あるいは当該時刻を基準とした前後数分の近傍の時刻である番組IDを検出する。検出部31cは、検出した番組IDに対応する配信サーバURLを番組対応接続先DB31a−1から読み出す。そして、検出部31cは、読み出した配信サーバURLと読み出した番組IDとを含みコンテンツ位置番号に「0」が設定された接続先通知を携帯電話端末10に送信する(ステップSa3)。
一方、録音装置40において、認証サーバ31が携帯電話端末10に送信した番組IDに対応する番組の司会者が録音装置40を操作して録音を開始すると、録音装置40から配信サーバ34に番組IDが付与された番組コンテンツデータが送信される(ステップSa4)。配信サーバ34の記録部34dは、録音装置40から1つめの番組分割データ(番組分割データ(0))を受信し、番組分割データに含まれている番組IDに基づいて番組コンテンツDB34aの番組コンテンツデータリストに番組分割データを記録する。記録する際に、番組分割データのファイル名には最初を示す「0」が付与される。
なお、音声の構成データの他に画像のデータやテキストのデータを受信した場合には、図15(b)に示す、データ件数、データ格納オフセット、データ長、データ種別、構成データのフォーマットに従って複数のデータを1つのファイルとして記録する。
認証サーバ31から接続先通知を受信した携帯電話端末10は、接続先通知から配信サーバURLと番組IDとコンテンツ位置番号とを読み出し、読み出した配信サーバURLと番組IDとコンテンツ位置番号とUIDとを含む配信要求をネットワークに送出する。当該配信要求は配信サーバURLに基づいてネットワーク50内でルーティングされ配信サーバ34に到達する(ステップSa5)。
配信要求を受信した配信サーバ34の検出部34cは、配信要求から、番組IDとコンテンツ位置番号を読み出し、番組コンテンツDB34aから読み出した番組IDとコンテンツ位置番号に対応する番組分割データ(0)を読み出す。そして、検出部34cは、読み出した番組分割データ(0)を含む配信応答を生成する。このとき、配信応答のエラーコードには正常:0が設定され、番組IDには配信する番組分割データ(0)の番組IDが設定され、コンテンツ位置番号には次に送信する番組分割データ(1)のコンテンツ位置番号である「1」が設定される。また、データ件数、データ格納オフセット、データ長、データ種別には、当該番組分割データ(0)に対応するデータが設定される。検出部34cは、生成した配信応答を配信要求の送信元の携帯電話端末10に送信する(ステップSa6)。ログ生成部34eは、この配信応答に含まれる番組分割データ(0)の送信についてのログデータを生成してログファイルに書き込む。
この間に、録音装置40から次の番組分割データ(1)が配信サーバ34に送信され、次の番組コンテンツデータを受信した配信サーバ34の記録部34dは、番組分割データ(1)に含まれている番組IDに基づいて番組コンテンツデータ34aの番組コンテンツデータリストに受信した番組分割データ(1)を記録する。記録する際に、番組コンテンツデータのファイル名には「1」が付与される(ステップSa7)。
配信サーバ34から、番組分割データ(0)のデータを含む配信応答を受信した携帯電話端末10は、配信応答から番組分割データ(0)を読み出して再生する。また、配信応答からコンテンツ位置番号、即ち「1」を読み出し、配信要求のデータを生成し、コンテンツ位置番号に配信応答から読み出したコンテンツ位置番号を設定し、配信応答を受信してから一定時間が経過した後に生成した配信要求を配信サーバ34に送信する(ステップSa8)。
配信要求を受信した配信サーバ34の検出部34cは、配信要求から、番組IDとコンテンツ位置番号を読み出し、番組コンテンツDB34aから読み出した番組IDとコンテンツ位置番号に対応する分割番組データ(1)を読み出す。そして、検出部34cは、読み出した分割番組データ(1)を含む配信応答を生成する。このとき、配信応答のエラーコードには正常:0が設定され、番組IDには配信する分割番組データ(1)の番組IDが設定され、コンテンツ位置番号には次に送信する分割番組データのコンテンツ位置番号である「2」が設定される。また、データ件数、データ格納オフセット、データ長、データ種別には、当該分割番組データ(1)に対応するデータが設定される。検出部34cは、生成した配信応答を配信要求の送信元の携帯電話端末10に送信する(ステップSa9)。ログ生成部34eは、この配信応答に含まれる番組分割データ(1)の送信についてのログデータを生成してログファイルに書き込む。
上記の配信処理において、録音装置40は、15秒ごとに音声の構成データを編集し、当該15秒の間に録音画面41に登録されている音声の構成データ以外の構成データを編集し、1つの番組分割データを生成して、配信サーバ34に送信する。一方、携帯電話端末10は、配信応答を受信し、配信応答に含まれている構成データを再生し、再生が終わった場合に配信要求を送信する。つまり、録音装置40と配信サーバ34との間での送受信と、携帯電話端末10と配信サーバ34との間での送受信は独立して行われており、ネットワーク50の遅延や配信サーバ34等の高負荷による処理遅延がなければ、上記のステップSa7からステップSa9の処理が繰り返される。しかし、遅延が発生すると、配信サーバ34には携帯電話端末10に対して未配信の番組コンテンツデータが蓄積されることになる。
録音装置40における録音が終了すると、終了通知が録音装置40から配信サーバ34に送信される(ステップSa10)。配信サーバ34の検出部34cは、終了通知を受信する。そして、携帯電話端末10から送信された配信要求を受信し(ステップSa11)、配信要求に含まれているコンテンツ位置番号を読み出す。検出部34cは、読み出した当該コンテンツ位置番号に対応する番組分割データが番組コンテンツDB34aの番組コンテンツデータリストに存在するか否かを検出する。ここでは、該当する番組分割データが存在しないため、配信応答のエラーコードに「1:終了」を設定して携帯電話端末10に送信する(ステップSa12)。
当該配信応答を受信した携帯電話端末10は、エラーコードを読み出し、エラーコードが「1:終了」であるため、配信サーバ34への配信要求の送信を終了し、次に予約している番組コンテンツデータを配信している配信サーバのURLを取得するためUIDを含みエラーコードに「1:終了」が設定された接続先要求を認証サーバ31に送信する(ステップSa13)。接続先通知を受信した認証サーバ31は後述する接続先判定処理を行う。
なお、上述するコンテンツ配信処理において、電波状況などにより、携帯電話端末10が、配信要求により要求した番組分割データを含む配信応答を、配信要求の送信後一定時間内、例えば、30秒以内に受信できなかった場合、配信要求を再送する。
なお、携帯電話端末10と配信サーバ34及びCM配信サーバ32との間の通信は、http(Hyper Text Trasfer Protocol)に基づいて行われ、携帯電話端末10から送信される配信要求はhttpのリクエストメッセージを用いて行われ、配信サーバ34及びCM配信サーバ32から送信される配信応答はhttpのレスポンスメッセージを用いて行われる。配信要求において、UID、番組ID、コンテンツ位置番号は配信サーバURLの後に付加される変数として設定され、機種名はヘッダ部分に設定される。
次に、図19から図20を参照して、認証サーバ31における接続先を判定する処理について説明する。図19は、配信サーバ34Aから配信されている番組が終了し、配信サーバ34Bから配信される次の番組の開始時刻まで空き時間がある場合のコンテンツ配信システム1の処理を示したシーケンス図である。
ここでは、配信サーバ34Aは既に録音装置40から終了通知を受信している場合について説明する。まず、配信サーバ34Aは、携帯電話端末10から配信要求を受信する(ステップSb1)。配信要求を受信した配信サーバ34Aの検出部34Acは、配信要求に含まれているコンテンツ位置番号を読み出す。当該コンテンツ位置番号に対応する分割番組データは、番組コンテンツDB34Aaの番組コンテンツデータリストに存在しないため、配信応答のエラーコードに「1:終了」を設定して携帯電話端末10に送信する(ステップSb2)。
当該配信応答を受信した携帯電話端末10は、エラーコードを読み出し、エラーコードが「1:終了」であるため、配信サーバ34Aへの配信要求の送信を終了し、次に接続するサーバのURLを取得するために、エラーコードに「1:終了」が設定された接続先要求を認証サーバ31に送信する(ステップSb3)。
接続先要求を受信した認証サーバ31の検出部31cは、後述する接続先判定処理を行う(ステップSb4)。そして、接続先判定処理によって、検出部31cは、携帯電話端末10のユーザによって予約されている次の番組がまだ開始されていないことを検出し、次の番組が開始されるまでの時間内の再生時間となっているCMコンテンツデータであって、最大の再生時間のCMコンテンツデータのCM−IDをCM対応接続先DB31a−2から検出する。このとき、番組が開始されるまでの時間内の再生時間のCMコンテンツデータであって最大の再生時間のCMコンテンツデータを検出するようにしてもよいが、CMコンテンツデータの半分以上の内容が配信できることを条件としてCMコンテンツデータを検出するようにしてもよい。
そして、検出したCM−IDに対応するCM配信サーバURLをCM対応接続先DB31a−2から読み出し、UIDと読み出したCM配信サーバURLとCM−IDとコンテンツ位置番号として「0」が設定された接続先通知を携帯電話端末10に送信する(ステップSb5)。接続先通知を受信した携帯電話端末10は、接続先通知からCM配信サーバURLとCM−IDとコンテンツ位置番号とを読み出し、UIDと読み出したCM配信サーバURLとCM−IDとコンテンツ位置番号とを含む配信要求をCM配信サーバ32に送信する(ステップSb6)。
配信要求を受信したCM配信サーバ32の検出部32cは、配信要求に含まれているCM−IDを読み出し、読み出したCM−IDに対応する最初のCM分割データ(0)をCMコンテンツDB32aのCMコンテンツデータリストから読み出す。そして、CM配信サーバ32の検出部32cは、エラーコードを0とし、当該CM−IDと読み出した分割CMデータ(0)と、次に配信する分割CMデータのコンテンツ位置番号である「1」を含む配信応答を携帯電話端末10に送信する(ステップSb7)。その後、CMコンテンツデータの再生時間の間ステップSb6とステップSb7の処理が繰り返される。
ステップSb6とSb7の処理が繰り返されている間、管理サーバ33の検出部33cは、一定間隔で時計33eから現在時刻を取得する。そして、検出部33cは、番組表DB33aの番組表DB33aから配信開始時刻が時計31fから取得した時刻を過ぎている、あるいは当該時刻を基準とした前後数分の近傍の時刻である番組IDが存在するか否かを判定し、存在した場合には当該番組IDを検出する。そして、検出した番組IDに対応する優先度を番組表DB33aから読み出し、番組IDと優先度とを含む進行状態通知をCM配信サーバ32に送信する。また、このとき全ての配信サーバ34にも進行状態通知を送信する(ステップSb8)。
進行状態通知を受信したCM配信サーバ32は、後述する優先度判定処理を行い、自らが配信しているCMコンテンツデータの優先度が通知された優先度よりも低いことを検出する。自らが配信しているCMコンテンツデータの優先度が通知された優先度よりも低いことを検出した場合には、その後、CM配信サーバ32が、携帯電話端末10から配信要求を受信した場合には(ステップSb10)、携帯電話端末10にエラーコードに「2:途中」を設定した配信応答を携帯電話端末10に送信する(ステップSb11)。
エラーコードに「2:途中」が設定された配信応答を受信した携帯電話端末10は、UIDと配信サーバ34Aから配信を受信していた番組IDと最後の配信要求を送信したときに設定されたコンテンツ位置番号とエラーコードとして「2:途中」が設定された接続先要求を認証サーバ31に送信する(ステップSb12)。接続先要求を受信した認証サーバ31は、再び接続先判定処理を行う(ステップSb13)。ここでは、当該接続先判定処理においても、配信開始時刻が現在時刻を過ぎている、あるいは現在時刻を基準として前後数分の近傍の時刻に開始される番組が存在すると判定され、該当する番組の番組IDと次の番組を配信する配信サーバ34Bの配信サーバURLとコンテンツ位置番号として「0」が設定された接続先通知を携帯電話端末10に送信する(ステップSb14)。
認証サーバ31から接続先通知を受信した携帯電話端末10は、接続先通知から配信サーバURLと番組IDとコンテンツ位置番号とを読み出し、読み出した配信サーバURLと番組IDとコンテンツ位置番号とUIDとを含む配信要求をネットワークに送出する。当該配信要求は配信サーバURLに基づいてネットワーク50内でルーティングされ配信サーバ34Bに到達する(ステップSb15)。
配信要求を受信した配信サーバ34Bの検出部34Bcは、配信要求から、番組IDとコンテンツ位置番号を読み出し、番組コンテンツDB34Baから読み出した番組IDとコンテンツ位置番号に対応する番組コンテンツデータ(0)を読み出す。そして、検出部34Bcは、読み出した番組コンテンツデータ(0)を含む配信応答を生成し、生成した配信応答を配信要求の送信元の携帯電話端末10に送信する(ステップSb16)。
次に、接続先判定処理について図20を用いて説明する。
図20は、上述した認証サーバ31によって行われる接続先判定処理を示したフローチャートである。認証サーバ31の検出部31cは、携帯電話端末10から接続先要求を受信する(ステップSc1(図19のステップSb3及びSb12に対応))。検出部31cは、接続先要求からエラーコードと番組IDとコンテンツ位置番号とを読み出す。そして、読み出したエラーコードが「1:終了」か「2:途中」かを判定する(ステップSc2)。エラーコードが「2:途中」の場合には、検出部31cは、時計31fから現在時刻を読み出し、配信開始時刻が現在時刻を過ぎている、あるいは現在時刻を基準として前後数分の近傍の時刻に開始される番組の番組IDを番組対応接続先DB31a−1から検出する(ステップSc3)。
次に、検出部31cは、接続先要求に含まれていた番組IDの優先度と、検出した番組の優先度とを番組対応接続先DB31a−1から読み出す。そして、接続先要求に含まれていた番組IDの優先度、即ち番組コンテンツデータの受信を途中で終了した番組の番組IDに対応する優先度と、検出した番組IDに対応する優先度とを比較し、検出した番組IDに対応する優先度が途中で終了した番組の番組IDに対応する優先度より高いか否かを判定する(ステップSc4)。検出した番組IDに対応する優先度が途中で終了した番組の番組IDに対応する優先度と同じあるいは低い場合には、途中で終了した番組コンテンツデータの配信を継続して携帯電話端末10に受けさせることになる。そのとき、認証サーバ31は、途中で終了した番組の番組IDに対応する配信サーバURLを番組対応接続先DB31a−1から読み出し、当該配信サーバURLと、途中で終了した番組の番組IDと、接続先要求から読み出したコンテンツ位置番号とを含む接続先通知を携帯電話端末10に送信する(ステップSc5)。
一方、検出した番組IDに対応する優先度が途中で終了した番組の番組IDに対応する優先度より高い場合には、優先度の高い新たな番組コンテンツデータを携帯電話端末10に配信を受ける。そのとき、認証サーバ31は、検出した番組IDに対応する配信サーバURLを番組対応接続先DB31a−1から読み出し、検出した番組IDと、読み出した配信サーバURLとコンテンツ位置番号として「0」が設定された接続先通知を携帯電話端末10に送信する(ステップSc6)。
一方ステップSc2において、エラーコードが「1:終了」の場合には、検出部31cは、時計31fから現在時刻を読み出し、配信開始時刻が現在時刻を過ぎている、あるいは現在時刻を基準として前後数分の近傍の時刻に開始される番組の番組IDを番組対応接続先DB31a−1から検出する(ステップSc10)。そして、検出部31cは、該当する番組ID、即ち配信可能な番組が存在するか否かを判定する(ステップSc11)。配信可能な番組が存在しない場合には、最先に開始される番組の配信開始時刻と現在時刻との差分を算出し、算出した差分の時間内で再生時間が収まるCMの中で最も再生時間の長いCMのCM−IDとCM配信サーバURLとをCM対応接続先DB31a−2から検出する。そして、検出したCM−IDとCM配信サーバURLとコンテンツ位置番号として「0」が設定された接続先通知を携帯電話端末10に送信する(ステップSc12(図19のステップSb5に対応))。
一方、配信可能な番組が存在する場合には、次に、配信可能な番組が複数存在するか否かを判定する(ステップSc13)。配信可能な番組が1個しか存在しない場合には、配信可能な番組の番組IDと配信サーバURLとを番組対応接続先DB31a−1から読み出し、読み出した番組IDと配信サーバURLとコンテンツ位置番号として「0」が設定された接続先通知を携帯電話端末10に送信する(ステップSc14(図19のステップSb14に対応))。一方、配信可能な番組が複数存在する場合には、全ての配信可能な番組の番組IDを番組対応接続先DB31a−1から検出し、その中で最も優先度が高い番組に対応する番組IDと配信サーバURLとを番組対応接続先DB31a−1から読み出す。そして、読み出した番組IDと配信サーバURLとコンテンツ位置番号として「0」が設定された接続先通知を携帯電話端末10に送信する(ステップSc15(図19のステップSb14に対応))。
次に、優先度判定処理について図21を用いて説明する。
図21は、上述したCM配信サーバ32あるいは配信サーバ34によって行われる優先度判定処理を示したフローチャートである。以下、CM配信サーバ32と配信サーバ34によって行われる処理は同じであるため、配信サーバ34の処理部を用いて処理の説明を行う。
最初に、配信サーバ34の検出部34cは、管理サーバ33から進行状態通知を受信する(ステップSe1(図19のステップSb8に対応))。このとき、番組コンテンツデータの配信を行っていない配信サーバ34が進行状態通知を受信した場合には、受信した進行状態通知を破棄する。番組コンテンツデータを配信中の配信サーバ34の検出部34cは、受信した進行状態通知に含まれている番組IDを読み出し、配信中の番組IDと一致するか否かを判定する(ステップSe2)。一致しない場合には、検出部34cは、番組コンテンツDB34aから配信中の番組IDに対応する優先度を読み出す。そして、進行状態通知に含まれている優先度と読み出した優先度とを比較し、進行状態通知に含まれている優先度が読み出した優先度を超えているか否かを判定する(ステップSe3)。
進行状態通知に含まれている優先度が読み出した優先度を超えている場合には、次に携帯電話端末10から配信要求を受信した場合に、エラーコードに「2:途中」を含む配信応答を生成して携帯電話端末10に送信する。
一方、進行状態通知に含まれている優先度が読み出した優先度を超えていない場合と、ステップSe2において配信中の番組IDと進行状態通知に含まれている番組IDとが一致した場合には、次に携帯電話端末10から配信要求を受信した場合には(図19のステップSb10に対応)、配信要求に含まれているコンテンツ位置番号に対応する番組分割データを番組コンテンツDB34aから読み出し、読み出した番組コンテンツデータを含む配信応答を生成して携帯電話端末10に送信する(ステップSe5(図19のステップSb11に対応))。
図22は、上記の構成によって実現される番組コンテンツデータの再生時間制御について説明するための図である。
図22(a)は、番組表DB33a及び番組対応接続先DB31a−1に設定される配信時間に基づいて行われるべき番組進行状況を示した図である。ネットワーク50の輻輳や携帯電話端末10において通信ができない状態の発生のために通信の遅延が発生しない場合には、携帯電話端末10によって再生される再生状況は図22(b)に示す通り、図22(a)と同じ時刻で番組AとCMと番組Bとが再生される。
しかし、通信の遅延が発生し、番組Aの再生が遅延してしまった場合には、CMを再生している途中に、上述した管理サーバ33から通知される進行状態通知によって、CMを配信しているCM配信サーバ32がCMコンテンツデータの配信を途中で終了し、携帯電話端末10が認証サーバ31に接続先要求を送信して番組Bの配信を最初から受信することが可能となる。つまり、図22(c)に示すように、管理サーバ33が番組表DB33aに記憶されている配信時間に基づいて進行状態通知を送信することでCMの再生時間を任意に短縮することが可能となり、携帯電話端末10のユーザが配信を受けたい番組Bについて予め設定した開始時刻またはその近傍の時刻に受信することが可能となる。
また、図22(d)に示すように、番組Aの配信が終了したときに既に番組Bの配信開始時刻を過ぎているかあるいはその近傍の時刻である場合には、認証サーバ31が空き時間が無いことを判定し、携帯電話端末10をCM配信サーバ32へ接続させず、直接番組Bを配信する配信サーバ34に接続させるようにすることも可能である。この場合には、管理サーバ33による進行状態通知なしに、認証サーバ31が番組の進行状況を番組対応接続先DB31a−1に記憶されている配信時間に基づいて適切な接続先を検出し、携帯電話端末10が検出された当該接続先に接続する。
次に、視聴情報生成処理について図23を用いて説明する。
図23は、上述したコンテンツ配信システム1における視聴情報生成手順を示した図である。
ステップSi1において、携帯電話端末10は、配信サーバ34へ番組分割データを要求するための配信要求を送信し(図18、ステップSa5、Sa8、…に相当)、配信サーバ34は、配信要求で要求された番組分割データを含む配信応答を携帯電話端末10へ返送している(図18、ステップSa6、Sa9、…に相当)。
このとき、各配信サーバ34のログ生成部34eは、携帯電話端末10から受信した配信要求それぞれに対応してログデータを生成し、ログファイルに書き込む(ステップSi2)。具体的には、検出部34cにおいて配信要求を受信し、当該配信要求で要求された番組分割データを含む配信応答を送信するまでの処理が正常に終了した場合、ログ生成部34eは、配信応答の送信後、ログデータを生成してログファイル記憶部34g内のログファイルに書き込む。ログデータには、配信要求に含まれるUID及び機種名と、配信応答により配信した番組分割データの番組ID及び分割番号と、配信応答の送信時刻と、分割データの送出バイト数と、「正常」を示すステータス情報とが書き込まれる。配信応答を送信した時刻は、時計34fから取得する。また、送出バイト数は、配信応答のhttpのボディのサイズである。一方、検出部34cにおいて配信要求の受信から配信応答の送信までの間に何らかのエラーが発生し、処理が終了した場合、ログ生成部34eは、配信要求に含まれるUID、機種名、番組ID及び分割番号と、時計34fから取得した処理終了時刻と、「異常」を示すステータス情報とからなるログデータをログファイルに書き込む。
視聴情報管理サーバ37は、1日の所定の時刻になると、配信サーバ34からログファイルを収集する(ステップSi3)。すなわち、視聴情報管理サーバ37の記録部37bは、1日の所定の時刻になると、配信サーバ34へログ要求を送信する。配信サーバ34の検出部34cは、現在ログデータの書き込み先となっているログファイルをログファイル記憶部34gから読み出して視聴情報管理サーバ37へ返送する。ログファイルの送信後、ログ生成部34eは、このログファイルへの書き込みを終了し、新たなログファイルを生成する。ログ生成部34eは、以降、新たに生成したログファイルへログデータを書き込む。これには、例えば、ログローテートが用いられる。ログローテートを用いる場合の具体例を説明する。ログファイル記憶部34gは、1週間分の1日毎のログファイル「log_1」、「log_2」、…、「log_7」を記憶しており、「log_1」が現在ログデータの書き込みを行っている最も新しいログファイルであり、「log_7」が最も古いログファイルであるとする。視聴情報管理サーバ37へ最新のログファイル「log_1」が送信された後、ログ生成部34eは、これまで「log_6」であったファイルの名称を「log_7」へ、「log_5」であったファイルの名称を「log_6」へ、…、「log_1」であったファイルの名称を「log_2」へというように、各ログファイルの名称を1つ古いログファイルの名称へと変更する。そして、新たにログファイル「log_1」を生成し、ログデータの書き込みを行う。
ログファイルを収集する所定の時刻は、番組コンテンツデータ配信終了の時刻からさらに番組の長さ分の時間が経過した時刻など、伝送遅延が発生した場合であっても、携帯電話端末10において番組分割データの再生を終了していることが想定される時刻であり、各配信サーバ34によって異なっていてもよい。配信サーバ34は、番組コンテンツデータの配信終了の時刻からログファイルを収集する所定の時刻までは、番組コンテンツデータの配信を停止する。これにより、同じ番組コンテンツデータの配信に対するログデータが複数のログファイルへ分割して書き込まれることを防ぐ。
視聴情報管理サーバ37は、送受信部37aを介して配信サーバ34から受信したログファイルをログDB37cへ書き込む(ステップSi4)。
全ての配信サーバ34からのログファイル収集後、集計処理部37dは、ログDB37cに記憶されているログファイル内のログデータに基づき集計処理を行って視聴情報を生成し、視聴情報DB37eに書き込む(ステップSi5)。視聴情報としては、各番組ID及び各分割番号毎の全視聴数、キャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数、視聴可能端末数に対する視聴数の割合、番組定員に対する視聴数の割合の情報等がある。視聴可能端末数とは、コンテンツデータの再生アプリケーションを備えた携帯電話端末10の数であり、視聴可能端末数に対する視聴数の割合の情報としては、視聴可能端末数に対する全視聴数、キャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数の割合の情報等がある。番組定員に対する視聴数の割合の情報としては、番組定員に対する全視聴数、キャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数の割合の情報等がある。
具体的には、集計処理部37dは、ログファイルから同一の番組ID及び同一分割番号毎にログデータを読み出す。そして、読み出したログデータのうち、ステータスが「異常」であるものを除外し、さらに、同一のUIDが送信先のログデータについては最も時刻が遅いもののみを残して除外する。このようにして残ったログデータを、視聴数算出ログデータとする。ステータスが「異常」であるログデータを除くことで、携帯電話端末10へ番組分割データが送信されていない、つまり、当該番組分割データが視聴されていないログデータにより視聴数がカウントされることを防止し、効果的に正確な視聴数を算出することができる。また、同一のUIDが送信先である場合、携帯電話端末10が電波やネットワークの状態により当該番組分割データを受信できず、同一の番組分割データの配信要求を再送したことが想定される。つまり、最後のログデータで示される番組分割データのみが視聴され、その他のログデータで示される番組分割データは視聴されていないことを示す。そこで、同一のUIDが送信先のログデータについては最も時刻が遅いもの以外を除くことで、再送が行われた番組分割データのログデータにより二重に視聴数がカウントされることを防止し、効果的に正確な視聴数を算出することができる。
集計処理部37dは、同一の番組ID及び同一分割番号毎の視聴数算出ログデータの数から、各番組ID及び各分割番号毎の番組分割データの全視聴数を求める。さらに、各視聴数算出ログデータ内の機種に対応するキャリア、機種シリーズを視聴情報DB37e内のキャリアテーブルから読み出す。そして、同一の番組ID及び同一分割番号毎のキャリア別、機種別、機種シリーズ別のログデータの数から、各番組ID及び各分割番号毎の番組分割データのキャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数を求める。
続いて、集計処理部37dは、各番組ID及び各分割番号毎の全視聴数、キャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数それぞれを視聴可能端末数で除算し、各番組ID及び各分割番号毎の視聴可能端末数に対する視聴数の割合を算出する。視聴可能端末数は、例えば、再生アプリケーションをダウンロードするためのアプリダウンロードサーバをネットワーク50上に設置し、このアプリダウンロードサーバにおいて携帯電話端末10への再生アプリケーションのダウンロード数をカウントして、視聴情報管理サーバ37へ通知することによって取得することができる。
さらに、集計処理部37dは、同一の番組ID及び同一分割番号毎の全視聴数、キャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数を、当該番組IDで識別される番組の定員数で除算し、各番組ID及び各分割番号毎の番組定員に対する視聴数の割合を算出する。各番組の定員数は、管理サーバ33の番組表DB33aが保持する番組表データから読みだして取得する。
視聴状況閲覧端末60は、ネットワーク50を介して視聴情報管理サーバ37へアクセスし、視聴状況閲覧要求を送信する。視聴情報管理サーバ37の検出部37fは、視聴状況閲覧端末60から視聴状況閲覧要求を受信すると、視聴情報DB37eから視聴情報を読み出す。検出部37fは、全ての視聴情報を読み出すことでもよく、視聴状況閲覧端末60が指定した条件(例えば、番組ID「A00001」など)に合致する視聴情報を読み出すことでもよい。表示制御部37gは、検出部37fが読み出した視聴情報をグラフにより画面に表示するための視聴情報表示画面データを生成し(ステップSi6)、視聴状況閲覧端末60へ返送する(ステップSi7)。視聴情報表示画面データには、htmlなどが使用される。視聴状況閲覧端末60は、自身の備えるブラウザに視聴状況閲覧端末60から受信した視聴情報表示画面データを表示する。
図24は、視聴情報表示画面データに表示される視聴情報のグラフ表示の一例を示す図である。同図においては、番組ID「A00001」の分割番号「1」〜「10」それぞれについて、全視聴数、「キャリアA」における視聴数、「キャリアB」における視聴数、機種「A0001」における視聴数の推移がグラフにより表示されている。なお、グラフの縦軸を、視聴可能端末数に対する視聴数の割合(=視聴数/視聴可能端末数)、番組定員に対する視聴数の割合(=視聴数/番組定員)としたグラフも表示することができる。
なお、上記実施形態においては、配信サーバ34のログ生成部34eは、全ての番組分割データの送信時にログデータを生成しているが、検出部34cは、番組の所定の部分に対応する番組分割データを送信した時のみログデータを生成することでもよい。この場合、配信サーバ34は、番組の所定の部分を識別する情報であるマーカを、番組コンテンツデータ内の対応する部分に記憶させておく。番組の所定の部分は、例えば、映画のあるシーンやある画像が表示されたり、ある曲が流れる部分などとすることができる。配信サーバ34のログ生成部34eは、検出部34cにより送信された番組分割データ内にマーカが含まれていることを検出した場合にのみ、当該マーカに対応した番組の部分を識別する情報を含んだログデータを生成する。これにより、視聴情報管理サーバ37の集計処理部37dは、各番組の部分毎の全視聴数、キャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数、視聴可能端末数に対する視聴数の割合、番組定員に対する視聴数の割合の情報等の視聴情報を生成する。
また、マーカを番組を識別する情報としてもよい。この場合、配信サーバ34のログ生成部34eは、マーカが含まれる番組分割データが送信されたことを検出した場合に、当該マーカに対応した番組を識別する情報を含んだログデータを生成する。これにより、視聴情報管理サーバ37の集計処理部37dは、番組毎の全視聴数、キャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数、視聴可能端末数に対する視聴数の割合、番組定員に対する視聴数の割合の情報等の視聴情報を生成する。
また、上記の実施形態によるコンテンツ配信システム1においては、ネットワーク50及び移動体通信網51を介して配信サーバ34から携帯電話端末10に番組コンテンツデータを送信しているが、IPネットワークを介して配信サーバからパーソナルコンピュータなどのコンテンツ再生端末へコンテンツデータを配信する配信システムにも適用することができる。また、この場合、コンテンツ再生端末から所定の時間毎に配信要求を送信しなくとも、配信サーバとコンテンツ再生端末との間のセッションを維持するようにしてもよい。この場合、コンテンツ再生端末は、一度配信要求を送信すれば、コンテンツ再生端末から配信終了の要求を送信するか、配信サーバからコンテンツデータの送信が終了するまで逐次配信要求を送信する必要はない。配信サーバは、一度の配信要求により要求された分割データから順次分割データを送信する。また、配信サーバは、要求された分割データに対応するコンテンツデータの送信が終了した後、さらに、他のコンテンツデータを順次送信してもよい。配信サーバは、分割データの送信時、上述した配信サーバ34と同様の手順によりログデータを生成しログファイルに書き込む。あるいは、配信サーバは、コンテンツの部分またはコンテンツ自体に対応するマーカを有する分割データを送信したときのみ、当該マーカに対応したコンテンツの部分またはコンテンツ自体を識別する情報を含んだログデータを生成してもよい。視聴情報管理サーバは、各番組及び各分割データ毎、あるいは、各コンテンツの部分毎、または、番組毎の全視聴数、キャリア別視聴数、機種別視聴数、機種シリーズ別視聴数、視聴可能端末数に対する視聴数の割合、番組定員に対する視聴数の割合の情報等の視聴情報を生成する。
上記実施形態によれば、配信サーバ34との接続を確立している携帯電話端末10の数ではなく、配信サーバ34が実際に携帯電話端末10へ番組分割データを送信したときのログにより番組における所定の部分毎の視聴数を集計することができるため、伝送の遅延等により各携帯電話端末10において番組の再生開始及び終了時刻が異なる場合や、同じ番組分割データがある時間の幅の中で携帯電話端末10へ送信される場合があっても、番組における所定の部分毎の視聴数を容易かつ適切に集計することが可能となる。例えば、番組における所定の部分を、著作権を有する画像や音楽などを送出した部分とすることで、この著作権を有する画像や音楽についての視聴数を集計することが可能となり、コンテンツ提供者への視聴数の報告や、コンテンツの著作権料の支払額の算出等に用いることができる。
なお、上述した、認証サーバ31、CM配信サーバ32、管理サーバ33、配信サーバ34、会員情報管理サーバ35、視聴情報管理サーバ37は、それぞれを1つの装置または複数の装置で構成してもよく、これらのサーバのうち任意の複数のサーバをひとつの装置により構成してもよい。
また、上述した実施形態においては、録音装置40は、コンテンツデータを配信するコンテンツ配信事業者によって管理されている例を示していたが、これ以外の者、例えば、一般のユーザが自らのPC(Personal Computer)に録音のためのプログラムをインストールして、録音を行い、インターネット経由で配信サーバに送信するようにしてもよい。
上述の認証サーバ31、会員情報管理サーバ35、配信サーバ34、CM配信サーバ32、管理サーバ33、視聴情報管理サーバ37、及び、視聴状況閲覧端末60は内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述したコンテンツ配信処理、接続先判定処理、優先度判定処理、視聴情報生成処理などの各処理は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
本発明の一実施形態によるコンテンツ配信システムを示すブロック図である。 本発明の一実施形態によるサーバシステムの構成を示したブロック図である。 本発明の一実施形態による各サーバのハードウェア構成を示した図である。 本発明の一実施形態による会員登録情報DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態による配信予約DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態による番組対応接続先DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態によるCM対応接続先DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態による番組コンテンツDBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態によるCMコンテンツDBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態による番組表DBのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態によるログデータのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態によるキャリアテーブルのデータ構成を示した図である。 本発明の一実施形態による録音装置の録音画面を示した図である。 本発明の一実施形態による携帯電話端末と認証サーバとの間で送受信される情報のデータフォーマットを示した図である。 本発明の一実施形態による携帯電話端末と配信サーバとの間で送受信される情報のデータフォーマットを示した図である。 本発明の一実施形態による管理サーバから配信サーバに送信される進行状態通知のデータフォーマットを示した図である。 本発明の一実施形態によるコンテンツデータのデータフォーマットを示した図である。 本発明の一実施形態によるコンテンツ配信処理を示したシーケンス図(その1)である。 本発明の一実施形態によるコンテンツ配信処理を示したシーケンス図(その2)である。 本発明の一実施形態による接続先判定処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態による優先度判定処理のフローチャートである。 本発明の一実施形態による番組コンテンツデータの再生時間制御を説明するための図である。 本発明の一実施形態による視聴情報生成処理の手順を説明するための図である。 本発明の一実施形態による視聴情報の表示画面を示した図である。 ストリーミングにおけるコンテンツ再生状況を説明するための図である。
符号の説明
1 コンテンツ配信システム
10 携帯電話端末(コンテンツ再生端末)
30 サーバシステム
31 認証サーバ
32 CM配信サーバ
33 管理サーバ
34、34A〜Z 配信サーバ
35 会員情報管理サーバ
36 ルータ
37 視聴情報管理サーバ
40 録音装置
50 ネットワーク
60 視聴状況閲覧端末

Claims (29)

  1. コンテンツを複数の分割データにより複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信手段と、
    前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段と、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを記憶するログ記憶手段と、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、
    前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記分割データを受信し、受信した前記分割データの再生が終了した場合は、前記分割データに付加された情報により示される次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記分割データを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ配信システム。
  3. コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムであって、
    前記配信サーバは、
    前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信手段と、
    前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段と、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段とを備え、
    前記視聴情報管理サーバは、
    ログデータを記憶するログ記憶手段と、
    前記配信サーバからログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込むログ書込手段と、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段とを備える、
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  4. 前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、
    前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記分割データを受信し、受信した前記分割データの再生が終了した場合は、前記分割データに付加された情報により示される次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記分割データを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のコンテンツ配信システム。
  5. 前記コンテンツ配信システムは、前記配信サーバを複数備え、
    各配信サーバの前記ログ生成手段は、自配信サーバの備える前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成し、
    前記ログ書込手段は、前記各配信サーバから当該配信サーバにおいて生成されたログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込み、
    前記集計処理手段は、前記ログ記憶手段内に記憶される、前記各配信サーバにおいて生成された前記ログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する、
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のコンテンツ配信システム。
  6. 前記コンテンツにおける部分を示す情報は、前記分割データの配信の順番を示す番号に対応することを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  7. 前記コンテンツ配信手段は、複数のコンテンツの分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信し、
    前記ログ生成手段は、前記コンテンツ配信手段により配信されたコンテンツを示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成し、
    前記集計処理手段は、前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいて所定の前記コンテンツについての配信数を集計する、
    ことを特徴とする請求項3から請求項5のいずれか1項に記載のコンテンツ配信システム。
  8. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムにおいて、
    前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信手段と、
    前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段と、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを記憶するログ記憶手段と、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段と、
    を備えることを特徴とするコンテンツ配信システム。
  9. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムであって、
    前記配信サーバは、
    前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信手段と、
    前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段と、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段とを備え、
    前記視聴情報管理サーバは、
    ログデータを記憶するログ記憶手段と、
    前記配信サーバからログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込むログ書込手段と、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段とを備える、
    ことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  10. 前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信し、
    前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記コンテンツのデータを受信し、受信した前記データの再生が終了した場合は、前記データに付加された情報により示される次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記コンテンツのデータを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、
    ことを特徴とする請求項8または請求項9に記載のコンテンツ配信システム。
  11. コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記配信サーバであって、
    前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信するコンテンツ配信手段と、
    前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段と、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段と、
    を備え
    前記コンテンツ配信手段は、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、
    ことを特徴とする配信サーバ。
  12. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記配信サーバであって、
    前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段と、
    前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信するコンテンツ配信手段と、
    前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段と、
    前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段と、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段と、
    を備え
    前記コンテンツ配信手段は、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、
    ことを特徴とする配信サーバ。
  13. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記視聴情報管理サーバであって、
    コンテンツの所定部分に対応付けられるコンテンツのデータが送信されたことを示す情報と前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを含むログデータを記憶するログ記憶手段と、
    前記配信サーバからログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込むログ書込手段と、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段と、
    を備えることを特徴とする視聴情報管理サーバ。
  14. コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムに用いられる視聴情報管理方法であって、
    前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信過程と
    配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成過程と
    前記ログ生成過程において生成されたログデータをログ記憶手段に記憶させるログ記憶過程と、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理過程と
    を有することを特徴とする視聴情報管理方法。
  15. コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムに用いられる視聴情報管理方法であって、
    前記配信サーバが、
    前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信過程と
    配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成過程と
    生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信過程と
    前記視聴情報管理サーバが、
    前記配信サーバからログデータを受信して自身の備えるログ記憶手段へ書き込むログ書込過程と
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理過程と
    を有することを特徴とする視聴情報管理方法。
  16. 前記コンテンツ配信過程においては、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、
    前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記分割データを受信し、受信した前記分割データの再生が終了した場合は、前記分割データに付加された情報により示される次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記分割データを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、
    ことを特徴とする請求項14または請求項15に記載の視聴情報管理方法。
  17. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムに用いられる視聴情報管理方法であって、
    前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶過程と
    前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信過程と
    配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出過程と
    マーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成過程と
    前記ログ生成過程において生成されたログデータをログ記憶手段に記憶させるログ記憶過程と、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理過程と
    を有することを特徴とする視聴情報管理方法。
  18. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムに用いられる視聴情報管理方法であって、
    前記配信サーバが、
    前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶過程と
    前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信過程と
    配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出過程と
    マーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成過程と
    生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信過程と
    前記視聴情報管理サーバが、
    前記配信サーバからログデータを受信して自身の備えるログ記憶手段へ書き込むログ書込過程と
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理過程と
    を有することを特徴とする視聴情報管理方法。
  19. 前記コンテンツ配信過程においては、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信し、
    前記コンテンツ再生端末は、前記配信要求により要求した前記コンテンツのデータを受信し、受信した前記データの再生が終了した場合は、前記データに付加された情報により示される次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を送信し、前記配信要求を送信してから所定時間内に要求した前記コンテンツのデータを受信しなかった場合は、送信した前記配信要求を再送する、
    ことを特徴とする請求項17または請求項18に記載の視聴情報管理方法。
  20. コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムの前記配信サーバに用いられるログ生成方法であって、
    前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信するコンテンツ配信過程と
    配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成過程と
    生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信過程とを有し
    前記コンテンツ配信過程においては、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、
    ことを特徴とするログ生成方法。
  21. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムの前記配信サーバに用いられるログ生成方法であって、
    前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶過程と
    前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信するコンテンツ配信過程と
    配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出過程と
    マーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成過程と
    生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信過程とを有し
    前記コンテンツ配信過程においては、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、
    ことを特徴とするログ生成方法。
  22. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムの前記視聴情報管理サーバに用いられる視聴情報管理方法であって、
    コンテンツの所定部分に対応付けられるコンテンツのデータが送信されたことを示す情報と前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを含むログデータを前記配信サーバから受信して自身の備えるログ記憶手段へ書き込み、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する、
    ことを特徴とする視聴情報管理方法。
  23. コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムのコンピュータを、
    前記分割データを複数の前記コンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信手段、
    前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを記憶するログ記憶手段、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記分割データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記部分のうちの所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  24. 前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、
    ことを特徴とする請求項23に記載のコンピュータプログラム。
  25. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信するコンテンツ配信システムのコンピュータを、
    前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段、
    前記コンテンツのデータを複数の前記コンテンツ再生端末へ順次配信するコンテンツ配信手段、
    前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段、
    前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを記憶するログ記憶手段、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じデータを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  26. 前記コンテンツ配信手段は、前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信する、
    ことを特徴とする請求項25に記載のコンピュータプログラム。
  27. コンテンツデータを複数の分割データによりコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記配信サーバのコンピュータを、
    前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記分割データに次に配信すべき分割データを示す情報を付加して配信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき分割データを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記分割データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信するコンテンツ配信手段、
    前記コンテンツ配信手段により配信される分割データについてのコンテンツにおける部分を示す情報と前記分割データの配信先と前記分割データを配信した時刻とを含むログデータを生成するログ生成手段、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  28. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記配信サーバのコンピュータを、
    前記コンテンツのデータの所定部分に対してマーカを対応付けて記憶する記憶手段、
    前記コンテンツ再生端末から配信要求を受信し、受信した前記配信要求により要求された前記コンテンツのデータに次に配信すべき前記コンテンツのデータを示す情報を付加して配信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において再生された場合は、次に配信すべき前記コンテンツのデータを要求する新たな配信要求を受信し、配信した前記データが前記コンテンツ再生端末において受信されなかった場合は、再送された前記配信要求を受信するコンテンツ配信手段、
    前記コンテンツ配信手段により配信するコンテンツのデータに対してマーカが対応づけられているか否かを検出する検出手段、
    前記検出手段によりマーカが対応づけられていることを検出した場合に、該マーカに対応づけられているデータを送信したことと前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを示すログデータを生成するログ生成手段、
    前記ログ生成手段により生成されたログデータを前記視聴情報管理サーバに送信するログ送信手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
  29. コンテンツのデータを複数のコンテンツ再生端末へ配信する配信サーバと、コンテンツの視聴状況に係る情報を管理する視聴情報管理サーバとを備えるコンテンツ配信システムにおける前記視聴情報管理サーバのコンピュータを、
    コンテンツの所定部分に対応付けられるコンテンツのデータが送信されたことを示す情報と前記データの配信先と前記データを配信した時刻とを含むログデータを記憶するログ記憶手段、
    前記配信サーバからログデータを受信して前記ログ記憶手段へ書き込むログ書込手段、
    前記ログ記憶手段内のログデータに、前記コンテンツにおける同じ部分の前記データを同じ配信先に配信したことを示すログデータがある場合には配信した時刻が最も遅い前記ログデータ以外を除き、除いた残りの前記ログデータに基づいてコンテンツの前記所定の部分についての配信数を集計する集計処理手段、
    として機能させるためのコンピュータプログラム。
JP2004379934A 2004-12-28 2004-12-28 コンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラム Active JP4751611B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004379934A JP4751611B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 コンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004379934A JP4751611B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 コンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006186821A JP2006186821A (ja) 2006-07-13
JP4751611B2 true JP4751611B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=36739568

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004379934A Active JP4751611B2 (ja) 2004-12-28 2004-12-28 コンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4751611B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5042800B2 (ja) * 2007-01-09 2012-10-03 ドコモ・テクノロジ株式会社 ネットワークデータ分散共有システム
JP5213217B2 (ja) * 2007-06-08 2013-06-19 楽天株式会社 情報提供装置および方法、プログラム、情報処理装置、並びに情報処理システム
BRPI0923917B1 (pt) * 2008-12-31 2021-05-25 Apple Inc Método implementado por máquina, meio de armazenamento não transitório legível por máquina, aparelho, e sistema de processamento de dados para transmissão contínua em tempo real ou próximo ao tempo real
JP5272990B2 (ja) * 2009-09-24 2013-08-28 ブラザー工業株式会社 情報通信システム、配信コンテンツ決定方法、管理装置、管理プログラム
JP5836406B2 (ja) * 2014-01-24 2015-12-24 株式会社Jストリーム Api提供サーバ及びapi提供システム
CN104994350B (zh) 2015-07-07 2019-01-04 小米科技有限责任公司 信息查询方法及装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174639A (ja) * 2001-12-05 2003-06-20 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> プレビュー映像登録方法及び装置及びプレビュー映像登録プログラム及びプレビュ映像登録プログラムを格納した記憶媒体及びプレビュー映像再生制御方法及び装置及びプレビュー映像再生制御プログラム及びプレビュー映像再生制御プログラムを格納した記憶媒体
JP3836030B2 (ja) * 2002-01-30 2006-10-18 富士通株式会社 ストリーミング配信コンテンツの視聴状況指標算出方法及びシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006186821A (ja) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7778636B2 (en) Mobile advertising systems and methods
EP1193898A2 (en) Method, system and apparatus for distribution of broadcast data, where certain parts of the broadcast data are retransmitted, upon a request from the receiver, when the receiver has detected missing/altered data and method and terminal for receiving this broadcast data
EP1286515A2 (en) Network system of distributing protected contents through secured carrier server
JP4751611B2 (ja) コンテンツ配信システム、配信サーバ、視聴情報管理サーバ、視聴情報管理方法、ログ生成方法、及び、コンピュータプログラム
JP2001147939A (ja) 音声情報配信・収集装置および方法
KR20050016216A (ko) 정보전송 시스템, 단말장치, 서버장치, 정보전송방법 및단말장치용 프로그램
JP2006202251A (ja) ストリーミング配信システム及びストリーミング配信方法
US20080195686A1 (en) Information Data Distribution System, Distribution Method, and Information Data Storage Terminal
JP4444810B2 (ja) 接続先通知サーバ、配信サーバ、管理サーバ、コンテンツ配信システム及びコンテンツ配信方法並びにコンピュータプログラム
WO2007101411A1 (fr) Procédé, système et dispositif de (re)diffusion
JP2008176126A (ja) 通信端末およびコンテンツリスト管理システム
JP2002026843A (ja) コンテンツ配信管理システム及びそのコンテンツ配信管理装置と端末装置並びにコンテンツ配信管理方法
JP2005020432A (ja) データ放送制作装置及びデータ放送制作方法
JP5651833B2 (ja) 視聴覚コンテンツの提供のための方法およびシステム
JP4653564B2 (ja) リクエスト番組制作放送システム,サーバ,方法,プログラム
JP4706691B2 (ja) 配信システム、オーディオ機器および受信制御方法
JP3577466B2 (ja) 情報サービスに特徴を有する通信カラオケシステム、ホスト装置
JP2006178890A (ja) サーバ装置、携帯端末、コンテンツ配信システム、及び、広告再生方法
JP4612976B2 (ja) アナウンス代行方法及び装置
JP2003169311A (ja) 動画像配信サービスシステムにおける動画像コンテンツ配信切替え装置ならびにその方法、および動画像コンテンツ配信切替えプログラムならびにその記録媒体
JP2009177673A (ja) テレビ番組リモート録画システム、方法、およびプログラム
JP2011138301A (ja) 携帯端末、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
KR100773516B1 (ko) 미니홈피 뮤직박스 연주서비스 시스템과 그 방법
JP2003173177A (ja) プロジェクタ装置、画像配信システム及び画像配信方法
JP2004109578A (ja) 楽曲配信システム、サーバ装置、オーディオ機器及び楽曲配信方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100907

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110510

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4751611

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250