JP4751366B2 - 自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデー - Google Patents

自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデー Download PDF

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Description

本発明は、燃料タンク内の燃料が燃料ポンプによって昇圧され、この昇圧された燃料がスロットルボデーに取着された燃料噴射弁を介して内燃機関(以下単に機関という)へ噴射供給される燃料噴射装置に関し、そのうち特に、スロットルボデーは、スロットルボデー内に第1吸気通路とその他側方に第2吸気通路とが平行に隣設して穿設配置される単一のツインバレル型スロットルボデーとして形成され、第1吸気通路の機関側端面に向けて第1吸気通路及び第1吸気通路に連設される第1噴霧逃げ孔を囲繞する第1機関側取付口金が形成されるとともに第2吸気通路の機関側の端面に向けて第2吸気通路及び第2吸気通路に連設される第2噴霧逃げ孔を囲繞する第2機関側取付口金が形成され、又前記単一のツインバレル型スロットルボデーが側方に2個平行に隣設して配置され、一側のツインバレル型スロットルボデーの第2吸気通路と他側のツインバレル型スロットルボデーの第1吸気通路とが側方に対向して隣設配置され、更に各第1機関側取付口金、第2機関側取付口金がゴムマウントを介して機関に接続配置される自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデーに関する。
かかる従来の内燃機関用のスロットルボデーは、特許文献1に開示される。かかる特許文献1に開示される技術に基づくツインバレル型スロットルボデーについて図2、図3により説明する。図2は機関側よりみた正面図。図3は図2のP−P線における要部縦断面図。である。単一のツインバレル型スロットルボデーSは以下によって形成される。単一のツインバレル型スロットルボデーS内には、第1吸気通路20とその他側方(図2において右側)に第2吸気通路21とが側方に平行に隣設して穿設配置される。22は第1吸気通路20、第2吸気通路21の長手軸心線W−Wに直交し、第1、第2吸気通路20、21を横断してツインバレル型スロットルボデーSに回転自在に支持される一本軸よりなる絞り弁軸であり、この絞り弁軸22には、第1吸気通路20を開閉する第1絞り弁23と、第2吸気通路21を開閉する第2絞り弁24とがネジによって取着される。J1は第1吸気通路20の下方Hに配置される第1燃料噴射弁であり、燃料分配管30とツインバレル型スロットルボデーSとにより挟持され、第1燃料噴射弁J1の先端に開口する噴孔は、第1絞り弁23より機関側の第1吸気通路20aに、第1噴霧逃げ孔26Aを介して開口配置される。(第1噴霧逃げ孔26Aは、第1絞り弁23より機関側の第1吸気通路20aの下方底部に連設して形成される)以上によれば、第1吸気通路20aの機関側端面20bには第1絞り弁23より機関側の第1吸気通路20aと、第1絞り弁23より機関側の第1吸気通路20aに連設される第1噴霧逃げ孔26Aが開口配置される。そして第1吸気通路20の機関側端面20bには、第1絞り弁23より機関側の第1吸気通路20a及び前記第1吸気通路20aに向かって連設される第1噴霧逃げ孔26Aを囲繞する第1機関側取付口金25が形成される。この第1機関側取付口金25は、図2に示されるように絞り弁軸22の長手軸心線X−Xに直交し、第1吸気通路20の中心Bを通る線Y−Y上であって、且つ絞り弁軸22の長手軸心線X−Xより下側Hに向けてa偏芯した位置を基準として円形状に形成される。尚、かかる第1機関側取付口金25は第1吸気通路20の機関側端面20bより絞り弁軸22側に向けて取付け長さLを有する。J2は第2吸気通路21の下方Hに配置される第2燃料噴射弁であり、燃料分配管30とツインバレル型スロットルボデーSとにより挟持され、第2燃料噴射弁J2の先端に開口する噴孔は、第2絞り弁24より機関側の第2吸気通路21aに、第2噴霧逃げ孔26Bを介して開口配置される。(第2噴霧逃げ孔26Bは、第2絞り弁24より機関側の第2吸気通路21aの下方底部に連設して形成される)以上によれば、第2吸気通路21の機関側端面21bには第2絞り弁24より機関側の第2吸気通路21aと、第2絞り弁24より機関側の第2吸気通路21aに連設される第2噴霧逃げ孔26Bが開口配置される。そして第2吸気通路21の機関側端面21bには、第2絞り弁24より機関側の第2吸気通路21a及び前記第2吸気通路21に向かって連設される第2噴霧逃げ孔26Bを囲繞する第2機関側取付口金27が形成される。この第2機関側取付口金27は、図2に示されるように絞り弁軸22の長手軸心線X−Xに直交し、第2吸気通路21の中心Dを通る線Z−Z上であって、且つ絞り弁軸22の長手軸心線X−Xより下側Hに向けてa偏芯した位置を基準として円形状に形成される。尚、かかる第2機関側取付口金27は第2吸気通路21の機関側端面21bより絞り弁軸22側に向けて取付け長さLを有する。
特開2006−342675
そして、上記単一のツインバレル型スロットルボデーSが側方に2個隣設配置される。(両ツインバレル型スロットルボデーの連結手段は省略された)尚、説明を容易にする為に図2において左方のツインバレル型スロットルボデーを一側のツインバレル型スロットルボデーS1と呼び、右方のツインバレル型スロットルボデーを他側のツインバレル型スロットルボデーS2と呼ぶ。上記した配置によると、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2吸気通路21と他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1吸気通路20とが隣設して対向配置される。いいかえれば、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2機関側取付口金27と他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1機関側取付口金25が対向して隣設配置される。又、両ツインバレル型スロットルボデーS1、S2に配置されるそれぞれの絞り弁軸22、22はその長手軸心線X−X、X−Xが同芯にて同一直線上に配置される。そして、一側のツインバレル型スロットルボデーS1に配置された絞り弁軸22の他端22aと他側のツインバレル型スロットルボデーS2に配置された絞り弁軸22の一端22bとは、従動レバー28、主動レバー29等よりなる連結同調機構30により連動連結される。尚、31は他側のツインバレル型スロットルボデーS2に支持される絞り弁軸22の他端22aに取着されるスロットルドラムであり、図示せぬアクセルワイヤにより、運転者が操作するアクセルドラムに接続される。又31aはアクセルドラム30から延びる全開調整レバー片であり、31bはアクセルドラム30から延びるアイドル調整片であり、全開調整レバー片31aには、全開調整スクリュー32が当接配置され、アイドル調整片31bには、アイドル調整スクリュー33が当接配置される。更に、34は一側のスロットルボデーS1に支持される絞り弁軸22の一端22bに係合配置されるスロットル開度センサであり、絞り弁軸22の回転角度を捻出し、図示せぬECUに向けて電気的開度出号を出力する。そして、一側のツインバレル型スロットルボデーS1、他側のツインバレル型スロットルボデーS2の各第1機関側取付口金25及び第2機関側取付口金27に図示されぬ円形状をなすゴムマウントの一側が接続され、その他側が機関に接続されるもので、各吸気通路を流れる制御された混合気は各ゴムマウントを介して機関に供給される。
かかる従来のツインバレル型2連スロットルボデーによると、特に一側のツインバレル型スロットルボデーS1の、第2絞り弁24より機関側の吸気通路21a及び第2噴霧逃げ孔26Bを囲繞する第2機関側取付口金27の他側端27a(他側のツインバレル型スロットルボデーS2に臨む側の外側端)と、他側のツインバレル型スロットルボデーS2の、第1絞り弁23より機関側の吸気通路20a及び第1噴霧逃げ孔26Aを囲繞する第1機関側取付口金25の一側端25a(一側のツインバレル型スロットルボデーS1に臨む側の外側端)との間隙Tを効果的に小さくすることができない。これは、第1機関側取付口金25、第2機関側取付口金27が円形状をなすゴムマウントに挿入接続することから断面が円形状に形成されること。及び第1、第2機関側取付口金25、27の円形中心が第1、第2吸気通路20、21の前記中心線Y−Y及びZ−Z上に配置されたことによる。上記の如く、前記間隙Tを効果的に小さくできないことによると、かかる間隙T内に配置される連結同調機構30の設計的自由度が阻害されることになり小型化されたツインバレル型2連スロットルボデーを提供することが困難である。尚、かかる間隙Tを大きくする為に一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2吸気通路21の中心線Z−Zと、他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1吸気通路20の中心線Y−YとのピッチV1を大きくすることも考えられるが、これによるとスロットルボデーの横幅が大きく成るとともに第1、第2吸気通路のピッチV2を含む全ての連装ピッチが変化し、互換性を備えることができない。又第1、第2吸気通路20、21のピッチV2を小さくすることも考慮されるがこれを従来との互換性がそこなわれる。
本発明になるツインバレル型2連スロットルボデーは前記不具合に鑑み成されたもので、従来の吸気通路間のピッチ(単一のツインバレル型スロットルボデー内における第1吸気通路と第2吸気通路とのピッチV2及び一側のツインバレル型スロットルボデーの第2吸気通路と他側のツインバレル型スロットルボデーの第1吸気通路とのピッチV1)を何等変更することなく、一側のツインバレル型スロットルボデーの第2機関側取付口金の他側端と、他側のツインバレル型スロットルボデーの第1機関側取付口金の一側端との間に形成される間隙を効果的に増加し、もってこの間隙内に配置される連結同調機構等の配置の設計的自由度を向上し、小型化された自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデーを提供することを第1の目的とする。
本発明になる自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデーは、前記目的達成の為に、単一のツインバレル型スロットルボデーは、該スロットルボデー内に平行に隣設して穿設される第1吸気通路、第2吸気通路と、第1、第2吸気通路の長手軸心線に直交し、第1、第2吸気通路を側方に横断して配置されるとともに各吸気通路を開閉する第1絞り弁、第2絞り弁が取着された一本軸よりなる絞り弁軸と、第1吸気通路の下側であって、且つ絞り弁より機関側の第1吸気通路に向けて連設される第1噴霧逃げ孔を介して開口配置される第1燃料噴射弁と、第2吸気通路の下側であって、且つ絞り弁より機関側の第2吸気通路に向けて連設される第2噴霧逃げ孔を介して開口配置される第2燃料噴射弁と、絞り弁より機関側の第1吸気通路及び絞り弁より機関側の第1吸気通路に連設される第1噴霧逃げ孔を囲繞し、第1吸気通路の機関側端面の外周に向けて形成される円形状をなす第1機関側取付口金と、絞り弁より機関側の第2吸気通路及び絞り弁より機関側の第2吸気通路に連設される第2噴霧逃げ孔を囲繞し、第2吸気通路の機関側端面の外周に向けて形成される円形状をなす第2機関側取付口金とを、備え、前記単一のツインバレル型スロットルボデーが側方に2個隣設配置されることにより、一側のツインバレル型スロットルボデーの第2吸気通路と他側のツインバレル型スロットルボデーの第1吸気通路とが対向配置され、且つ両絞り弁軸の長手軸心線が同一直線上に配置されるとともに各ツインバレル型スロットルボデーの第1機関側取付口金、第2機関側取付口金がゴムマウントを介して機関に接続される自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデーにおいて、前記単一のスロットルボデーの第1吸気通路の機関側端面に向けて形成される前記第1機関側取付口金の第1円形中心Aを、絞り弁軸の長手軸心線X−Xより下側にa偏芯させるとともに前記長手軸心線X−Xに直交し、且つ第1吸気通路の中心Bを通る線Y−Yより第2吸気通路側にb偏芯して配置し、一方、第2吸気通路の機関側端面に向けて形成される前記第2機関側取付口金の第2円形中心Cを、絞り弁軸の長手軸心線X−Xより下側にa偏芯させるとともに前記長手軸心線X−Xに直交し、第2吸気通路の中心Dを通る線Z−Zより第1吸気通路側にb偏芯して配置したことを特徴とする。
一側のツインバレル型スロットルボデーと他側のツインバレル型スロットルボデーとは側方に2個隣設配置され、一側のツインバレル型スロットルボデーの第2機関側取付口金と、他側ツインバレル型スロットルボデーの第1機関側取付口金とは互いに対向して配置される。一側のツインバレル型スロットルボデーの第2機関側取付口金を形成する円形状をなす第2円形中心は、絞り弁軸の長手軸心線より下側にa偏芯されるとともに第2吸気通路の中心を通り、絞り弁軸の長手軸心線に直交する線より第1吸気通路側にb偏芯して配置される。而して、第2機関側取付口金の円形中心は、第2吸気通路の中心が従来と変更されることなく、第1吸気通路方向にb引寄せられて形成される。又、他側ツインバレル型スロットルボデーの第1機関側取付口金を形成する円形状をなす第1円形中心は、絞り弁軸の長手軸心線より下側にa偏芯されるとともに絞り弁軸の長手軸心線に直交し、第1吸気通路の中心を通る線より第2吸気通路側にb偏芯して配置される。而して、第1機関側取付口金の円形中心は第1吸気通路の中心が従来と変更されることなく、第2吸気通路方向にb引寄せられて形成される。以上によると、一側ツインバレル型スロットルボデーの第2機関側取付口金の他側端と、他側ツインバレル型スロットルボデーの第1機関側取付口金の一側端との間に対向して形成される間隙は、第1、第2吸気通路の中心が従来ピッチに維持された状態で、b+bに相当して大きく形成でき、これによって一側ツインバレル型スロットルボデーに配置される絞り弁軸の他端と、他側ツインバレル型スロットルボデーに配置される絞り弁軸の一端とを連結同調するための連結同調機構の配置の自由度を大きく向上できる。又、他側のツインバレル型スロットルボデーの第2機関側取付口金の他側端は、第2吸気通路の中心が従来と変更されることなくbに相当して第1吸気通路側へ引寄せることができたので、その分間隙を増加できスロットルドラム等に対する配置の自由度を向上できる。更に又、一側のツインバレル型スロットルボデーの第1機関側取付口金の一側端は、第1吸気通路の中心が従来と変更されることなくbに相当して第2吸気通路側へ引寄せることができたので、その分間隙を増加でき、スロットル開度センサー等に対する配置の自由度を向上できる。又、単一のツインバレル型スロットルボデー内における第1吸気通路と第2吸気通路とのピッチ及び一側のツインバレル型スロットルボデーの第2吸気通路と他側ツインバレル型スロットルボデーの第1吸気通路とのピッチが何等変更されることがないので、従来の機関に対して何等の変更がなく、互換性の高いツインバレル型2連スロットルボデーを提供できる。
以下、本発明になる自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデーの一実施例について図1により説明する。尚、説明を容易にする為に、燃料噴射弁J1、J2の記載は省略された。又、図2、図3と同一構造部分については同一符号を使用し、説明を省略する。図2、図3に示されるものに対し、本実施例のものは、ツインバレル型スロットルボデーに形成される第1機関側取付口金と第2機関側取付口金が異なる。単一のツインバレル型スロットルボデーSにおいて、第1絞り弁23より機関側の吸気通路20a及び第1絞り弁23より機関側の吸気通路20aに向けて連設される第1噴霧逃げ孔26Aを囲繞して第1機関側取付口金1が形成されるもので、第1吸気通路の機関側端面20bには、第1絞り弁23より機関側の吸気通路20aと、第1噴霧逃げ孔26Aが開口するとともに絞り弁軸22側に向けて取付け長さLを有する第1機関側取付口金1が形成される。そしてこの第1機関側取付口金1は円形状に形成されるもので、この第1円形の中心Aは、絞り弁軸22の長手軸心線X−Xより下方Hにa偏芯して配置され、更に絞り弁軸22の長手軸心線X−Xに直交するとともに第1吸気通路20の中心Bを通る線Y−Yに対し、第2吸気通路21側(図1において右側となる)にb偏芯した位置に配置される。(尚、かかる第1円形の直径は従来の第1円形の直径と同径に形成される)
又、前記単一のツインバレル型スロットルボデーSにおいて、第2絞り弁24より機関側の吸気通路21a及び第2絞り弁24より機関側の吸気通路21aに向けて連設される第2噴霧逃げ孔26Bを囲繞して第2機関側取付口金2が形成されるもので、第2吸気通路の機関側端面21bには、第2絞り弁24より機関側の吸気通路21aと、第2噴霧逃げ孔26Bが開口するとともに絞り弁軸22側に向けて取付け長さLを有する第2機関側取付口金2が形成される。そしてこの第2機関側取付口金2は円形状に形成されるもので、この第2円形の中心Cは、絞り弁軸22の長手軸心線X−Xより下方Hにa偏芯して配置され、更に絞り弁軸22の長手軸心線X−Xに直交するとともに第2吸気通路21の中心Dを通る線Z−Zに対し、第1吸気通路20側(図1において左側となる)にb偏芯した位置に配置される。(尚、かかる第2円形の直径は従来の第2円形の中心と同径に形成される)
以上をもって単一のツインバレル型スロットルボデーSが形成されるもので、かかる単一のツインバレル型スロットルボデーSが側方に2個隣設配置される。すなわち図1において、その左方に一側のツインバレル型スロットルボデーS1が配置され、その右方に他側のツインバレル型スロットルボデーS2が配置されるもので、このとき一側のツインバレル型スロットルボデーS1に配置される絞り弁軸22と、他側のツインバレル型スロットルボデーS2に配置される絞り弁軸22の各長手軸心線X−Xは直線上に同芯に配置される。又、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2吸気通路21と他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1吸気通路20、及び一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2機関側取付口金2の他側端2aと、他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1機関側取付口金1の一側端1aは互いに側方において隣設して対向配置される。更に単一のツインバレル型スロットルボデーSにおいて第1吸気通路20と第2吸気通路21とのピッチV2は従来の図2に示されるピッチV2と同一に形成され、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2吸気通路21と、他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1吸気通路20のピッチV1は従来の図2に示されるピッチV2と同一に形成される。
以上によってツインバレル型2連スロットルボデーが形成されるもので、これによると、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2機関側取付口金2の他側端2aと他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1機関側取付口金1の一側端1aとの対向する間に形成される間隙Tを、図2に示される従来の間隙Tに対して(偏芯b)+(偏芯b)に相当して大きく形成できる。すなわち一側のツインバレル型スロットルボデー1において、第2機関側取付口金2の第2円形の中心Cを、絞り弁軸22の長手軸心線X−Xより下方Hに向けてa偏芯させ、絞り弁軸22の長手軸心線X−Xに直交し、且つ第2吸気通路21の中心Dを通る線Z−Zより第1吸気通路20側にb偏芯させたことにより、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2機関側取付口金2の他側端2aを第1吸気通路20側(図1において左側)にb移動することができたものである。一方、他側のツインバレル型スロットルボデーS2において、第1機関側取付口金1の第1円形の中心Aを、絞り弁軸22の長手軸心線X−Xより下方Hに向けてa偏芯させ、絞り弁軸22の長手軸心線X−Xに直交し、且つ第1吸気通路20の中心Bを通る線Y−Yより第2吸気通路21側にb偏芯させたことにより、他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1機関側取付口金1の一側端1aを第2吸気通路21側(図1において右側)にb移動することができたものである。
以上の如く、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2機関側取付口金2の他側端2aと他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1機関側取付口金1の一側端1aとの対向する間に形成される間隙Tを、従来の間隙Tに対して(偏芯b)+(偏芯b)に相当して大きく形成できたことによると、かかる間隙Tに配置される連結同調機構30の配置の自由度を大きく向上することができたもので、二輪車の如く、かかるスロットルボデーを収納する収納空間が狭く限定されるものにおいて極めて効果的である。又、他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第2機関側取付口金2の他側端2aにあっても、従来のものに比較し、第1吸気通路20側に向けてb移動して形成されるので、スロットルドラム31の端部と第2機関側取付口金2の他側端2aとの間に形成される間隙T1を偏芯bに相当して大きく形成できるので、全開調整レバー片31a、アイドル調整片31bを含むスロットルドラム31の設計的自由度を向上できる。又、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第1機関側取付口金1の一側端1aにあっても、従来のものに比較し、第2吸気通路21側に向けてb移動して形成されるので、スロットル開度センサ34の端部と、第1機関側取付口金1の一側端1aとの間に形成される間隙T2を偏芯bに相当して大きく形成できるのでスロットル開度センサ34の設計的自由度を向上できる。更に、かかるツインバレル型2連スロットルボデーにおいて、一側及び他側のツインバレル型スロットルボデーS1、S2内における第1吸気通路20と第2吸気通路21とのピッチV2及び一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2吸気通路21と他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1吸気通路20とのピッチV1は、従来のピッチと何等変更されることがないので、機関に対する互換性を有し、かかる実施を量産中においても即座に実施ができる。尚、スロットルドラム31を、一側のツインバレル型スロットルボデーS1の第2機関側取付口金2と、他側のツインバレル型スロットルボデーS2の第1機関側取付口金1との間の間隙Tに配置してもよい。
本発明の自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデーの一実施例を示す要部正面図。 従来のツインバレル型2連スロットルボデーの正面図。 図2のP−P線における要部縦断面図。
符号の説明
1 第1機関側取付口金
2 第2機関側取付口金
20 第1吸気通路
21 第2吸気通路
22 絞り弁軸
S 単一のツインバレル型スロットルボデー
S1 一側のツインバレル型スロットルボデー
S2 他側のツインバレル型スロットルボデー

Claims (1)

  1. 単一のツインバレル型スロットルボデーは、該スロットルボデー内に平行に隣設して穿設される第1吸気通路、第2吸気通路と、第1、第2吸気通路の長手軸心線に直交し、第1、第2吸気通路を側方に横断して配置されるとともに各吸気通路を開閉する第1絞り弁、第2絞り弁が取着された一本軸よりなる絞り弁軸と、第1吸気通路の下側であって、且つ絞り弁より機関側の第1吸気通路に向けて連設される第1噴霧逃げ孔を介して開口配置される第1燃料噴射弁と、第2吸気通路の下側であって、且つ絞り弁より機関側の第2吸気通路に向けて連設される第2噴霧逃げ孔を介して開口配置される第2燃料噴射弁と、絞り弁より機関側の第1吸気通路及び絞り弁より機関側の第1吸気通路に連設される第1噴霧逃げ孔を囲繞し、第1吸気通路の機関側端面の外周に向けて形成される円形状をなす第1機関側取付口金と、絞り弁より機関側の第2吸気通路及び絞り弁より機関側の第2吸気通路に連設される第2噴霧逃げ孔を囲繞し、第2吸気通路の機関側端面の外周に向けて形成される円形状をなす第2機関側取付口金とを、備え、前記単一のツインバレル型スロットルボデーが側方に2個隣設配置されることにより、一側のツインバレル型スロットルボデーの第2吸気通路と他側のツインバレル型スロットルボデーの第1吸気通路とが対向配置され、且つ両絞り弁軸の長手軸心線が同一直線上に配置されるとともに各ツインバレル型スロットルボデーの第1機関側取付口金、第2機関側取付口金がゴムマウントを介して機関に接続される自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデーにおいて、前記単一のスロットルボデーの第1吸気通路20の機関側端面20bに向けて形成される前記第1機関側取付口金1の第1円形中心Aを、絞り弁軸22の長手軸心線X−Xより下側Hにa偏芯させるとともに前記長手軸心線X−Xに直交し、且つ第1吸気通路20の中心Bを通る線Y−Yより第2吸気通路21側にb偏芯して配置し、一方、第2吸気通路21の機関側端面21bに向けて形成される前記第2機関側取付口金2の第2円形中心Cを、絞り弁軸22の長手軸心線X−Xより下側Hにa偏芯させるとともに前記長手軸心線X−Xに直交し、第2吸気通路21の中心Dを通る線Z−Zより第1吸気通路20側にb偏芯して配置したことを特徴とする自動二輪車用の内燃機関におけるツインバレル型2連スロットルボデー。
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