JP4747704B2 - 蛍光体層付き発光装置の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光出射側に蛍光体層を有するガラス封止部材で発光ダイオード素子を封止した蛍光体層付き発光装置及びその製造方法に関する。
近年における照明を含む発光装置としては、水銀ガスによる環境(人体)への悪影響をなくすという考えから、また紫外光の照射による構成部品の劣化を防止するとともに、消費電力コストを低減し、かつ良好な色再現性を得るという観点等から、水銀ガスを内封してなる冷陰極蛍光管に代わり、発光ダイオード(Light Emitting Diode:LED)素子を備えたものが採用されようとしている。
一般に、この種の発光装置としては、白色系の照明光を得る場合、赤色系,緑色系及び青色系のLED素子、あるいは青緑色系及び黄色系のLED素子が用いられている。
また、青色系のLED素子から出射される発光によって黄色光を出射する蛍光体を励起することによって白色光を得ることができる発光装置も用いられている。
従来、この種の発光装置には、照明対象側に開口する電極付きの筐体と、この筐体内に収容されたLED素子と、このLED素子を封止する樹脂モールド部材と、この樹脂モールド部材を覆う蛍光体含有のプラスチックフィルムとを備えたものが知られている(例えば特許文献1)。
このような発光装置においては、LED素子は青色光を発光するLED素子であり、蛍光体は青色光で励起されて黄色光を放射する蛍光体であり、LED素子から放射される青色の放射光と蛍光体から放射される黄色の波長変換光とを混合させてなる白色光が光出射側(照射対象側)に照射される。
特開2001−345482号公報
しかし、特許文献1に示す発光装置によると、LED素子の発光による発熱によって樹脂モールド部材が劣化し、このため樹脂モールド部材が変色してその透明度が低下し、長期間にわたって高輝度の照射光を得ることができないという不都合がある。
従って、本発明の目的は、長期間にわたって高輝度の照射光及び所望の配光特性を得ることができる蛍光体層付き発光装置及びその製造方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、光取出側に蛍光体層を有する発光ダイオード素子を備えた蛍光体層付き発光装置の製造方法であって、共通の素子搭載基板上に搭載された複数の発光ダイオード素子を共通のガラスからなる封止部材によって封止する工程と、前記共通のガラスからなる封止部材の光出射面側に蛍光体層を形成する工程と、前記素子搭載基板、前記封止部材、及び前記蛍光体層を前記複数の発光ダイオード素子の間の位置で切断し、前記素子搭載基板上で前記封止部材によって封止された前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子を複数個形成し、前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子を所定の間隔をもって並列配置する工程と、前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子が並列配置された状態で、前記封止部材の前記光出射面及び前記素子搭載基板側端面を除く部位に、前記封止部材の前記蛍光体層が設けられていない領域から前記発光ダイオード素子の放射光が出射するのを防ぐための反射枠を形成する工程とを備え、前記反射枠を形成する工程は、前記所定の間隔をもって並列配置された前記蛍光体層付きの発光ダイオードの外側に塗料貯留用の枠体を配置する工程と、前記枠体内に白色塗料を貯留して前記封止部材の前記領域に前記白色塗料を浸漬によって塗布する工程を含むことを特徴とする蛍光体層付き発光装置の製造方法を提供する。



本発明では、発光ダイオード素子と蛍光体層を有する発光装置における封止部材を、例えば、従来のエポキシ樹脂からガラスに変更した。エポキシ樹脂に蛍光体を混入して封止部材を構成することは既に行われているが、エポキシ樹脂は発光ダイオード素子の放射光、特に、紫外線成分によって劣化して変色し、それによって透明度が低下して輝度低下をもたらす。
本発明は、封止部材をガラスによって構成することによってこの輝度低下を防ぐことができる。ガラスは紫外線劣化を防ぐことができるので、長年の使用においても変色しない。
しかし、ガラス中に蛍光体を混入することが困難である。また、素子搭載部としてセラミック基板を用いると、セラミック基板に熱膨張係数を整合させると、ガラスとして高融点ガラスを使用することが必要になる。高融点ガラスを使用すると、蛍光体を高粘度状態でガラスに混入することになり、蛍光体とガラスの反応,困難な均一分散,気泡の発生等の種々の問題が生じる。
本発明は、これらの問題を、
(1)蛍光体をガラス封止部材上に層状に塗装すること
(2) 蛍光体をガラス封止部材内に層状にして形成すること
(3)蛍光体を混入した樹脂を層状にしてガラス封止部材上に配置すること
によって解決し、また、出射光の配向を制御する反射面は、
(1)ガラス封止部材上に塗布すること
(2)高反射樹脂材料を層状に成型体にしてガラス封止部材上に接着等によって設ける
ことによって解決するものである。
本発明によると、長期間にわたって高輝度の照射光及び所望の配光特性を得ることができる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置のLED素子を説明するために示す断面図である。
〔蛍光体層付き発光装置の全体構成〕
図1において、符号1で示す蛍光体層付き発光装置は、光取出側に蛍光体層2を有するLED素子3と、このLED素子3を搭載する素子搭載基板4と、この素子搭載基板4上のLED素子3を封止する封止部材5とを備え、全体が(例えば縦寸法及び横寸法・高さ寸法をそれぞれ1mmとする)略正六面体によって形成されている。
(LED素子3の構成)
LED素子3は、図2に示すように、p側電極3A及びn側電極3Bを有するフリップチップ型の青色LED素子からなり、光取出面6Aを有するサファイア(Al23)基板6上にバッファ(AlN)層7及びn型半導体(GaN)層8・発光層9・p型半導体(GaN)層10を順次結晶成長させることにより形成されている。そして、素子搭載基板4の回路パターン4A(後述)の素子搭載部にスタッドバンプ11を介して接続されている。LED素子3の熱膨張率αはα=7×10−6/℃に設定されている。p側電極3Aは、ロジウム(Rh)からなり、p型半導体層10の表面に配設されている。n側電極3Bは、アルミニウム(Al)からなり、n型半導体層8の外部露出面に配設されている。
(素子搭載基板4の構成)
素子搭載基板4は、回路パターン4A,4Bを表裏面に有する平面略正方形状のセラミックス基板(Al23基板)によって形成されている。素子搭載基板4の熱膨張率αはα=7×10−6/℃に設定されている。素子搭載基板4には、図1に示すように、両回路パターン4A,4B側(表裏面)に開口するビアホール4Cが設けられている。ビアホール4C内には、両回路パターン4A,4Bに接続するタングステン(W)からなるビアパターン4Dが形成されている。
(封止部材5の構成)
封止部材5は、全体が例えばSiO2−Nb25系の低融点ガラス(屈折率n=1.8)によって形成されている。そして、前述したようにLED素子3を封止するように構成されている。封止部材6の熱膨張率αはα=7×10−6/℃に設定されている。封止部材4の光出射面には、LED素子3から放射される放射光(青色光)を受けて励起されることにより黄色の波長変換光を放射するYAG(YttriumAluminum Garnet)等の蛍光体層2が形成されている。また、封止部材5には、その光出射面及び素子搭載基板側端面を除く部位を覆い、かつLED素子3からの放射光を受けて蛍光体層側に反射するための反射層からなる角筒状のカバー層12が形成されている。カバー層12の材料としては例えば顔料系の白色塗料が用いられる。
〔発光装置1の動作〕
発光装置1に電源から電圧が印加されると、LED素子3がその発光層9において発光し、これら放射光が封止部材5内に放射される。次いで、この放射光のうち第1放射光が封止部材5から蛍光体層2に入射する。また、第2放射光がカバー層12に入射して反射され、その後に蛍光体層2に入射する。この場合、蛍光体層2においては、LED素子3から放射される放射光(青色光)を受けて励起されることにより黄色の波長変換光を放射する。このため、LED3から放射される青色の放射光と蛍光体層2から放射される黄色の波長変換光とが混合して白色光となる。しかる後、蛍光体層2から白色光として照射対象側に出射される。
なお、本実施の形態では、カバー層12及び蛍光体層2を外部に露呈する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、図3に示すようにカバー層12の外面及び蛍光体層2の光出射面をPMMA(ポリメタクリル酸メチル)樹脂からなる透明コーティング膜31で被覆してもよい。
次に、第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置の製造方法につき、図4(a)〜(f)を用いて説明する。
〔蛍光体層付き発光装置1の製造方法〕
図4(a)〜(f)は、第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置の製造方法を説明するために示す断面図である。図4(a)はLED素子のガラス封止工程を、図4(b)は蛍光体層の形成工程を、図4(c)は蛍光体層付きLED素子の形成(ダイシング)工程を、図4(d)はエキスパンド工程を、図4(e)は蛍光体層付きLED素子の浸漬工程を、図4(f)はカバー層の形成工程をそれぞれ説明するために示す断面図である。
本実施の形態に示す発光装置の製造方法は、「LED素子のガラス封止」及び「蛍光体層の形成」・「ダイシング」・「エキスパンド」・「蛍光体層付きLED素子の浸漬」・「カバー層の形成」の各工程が順次実施されるため、これら各工程を順次説明する。
「LED素子のガラス封止」
先ず、予め回路パターン4A,4B(図1に示す)となる第1パターン(図示せず)が、また各第1パターンに接続するビアパターン4Dとなる第2パターン(図示せず)がそれぞれ形成されたセラミックス(Al23)基板(素子搭載基板)上において、縦横方向に所定の間隔をもって並列する複数の素子搭載部にそれぞれLED素子3を搭載する。この場合、セラミックス基板上の各搭載部にLED素子3が搭載されると、これら複数のLED素子3がセラミック基板上に縦横方向に所定の間隔をもって並列配置される。
次に、複数のLED素子3が搭載されたセラミックス基板の素子搭載面に対して板状の低融点ガラス(SiO2−Nb25系の低融点ガラス)を平行に配置し、窒素雰囲気中において500℃の温度でホットプレス加工を施し、その後冷却する。この場合、低融点ガラスが冷却されると、図4(a)に示すようにセラミックス基板A上の複数のLED素子3が封止部材Bによって封止される。
「蛍光体層の形成」
封止部材Bの反セラミックス基板側にYAG(Yttrium Aluminum Garnet)等の蛍光体含有の合成樹脂材をスクリーン印刷する。この場合、蛍光体含有の合成樹脂材が封止部材Bにスクリーン印刷されると、図4(b)に示すように封止部材Bの反素子搭載基板側に蛍光体層Cが形成される。
「ダイシング」
先ず、「蛍光体層の形成」工程において封止部材B上に形成された蛍光体層Cを有するLED素子3をセラミックス基板Aと共にダイシング粘着用テープ上に貼付する。
次に、ダイシング粘着用テープ上のセラミックス基板A及び封止部材B・蛍光体層CをLED素子3の個数に応じダイソーによって切断する。この場合、セラミックス基板A及び封止部材B・蛍光体層Cが切断されると、図4(c)に示すようにダイシング粘着用テープD上において素子搭載基板4上で封止部材5によって封止された蛍光体層2付きのLED素子3が複数個形成される。
「エキスパンド」
ダイシング粘着用テープDを加熱してLED素子3の並列(縦横)方向に伸長する。この場合、ダイシング粘着用テープDが伸長されると、図4(d)に示すようにダイシング粘着用テープD上で複数のLED素子3が所定の間隔をもって並列配置される。
「蛍光体層付きLED素子の浸漬」
先ず、「エキスパンド」工程において複数のLED素子3が所定の間隔をもって並列配置されたダイシング粘着用テープD上に塗料貯留用の枠体を配置する。この場合、ダイシング粘着用テープD上に枠体が配置されると、封止部材5の光出射面及び素子搭載基板側端面を除く部位を外部に露呈させた状態で複数のLED素子3が所定の間隔をもって枠体内に収容される。
次に、反射層の材料となる所定量の顔料系白色塗料を枠体内に貯留する。この場合、図4(e)に示すように枠体E内に所定量の顔料系白色塗料Fが貯留されると、LED素子3における封止部材5の外部露呈部(封止部材5の光出射面及び素子搭載基板側端面を除く部位)全体が浸漬される。
「カバー層の形成」
先ず、ダイシング粘着用テープDから枠体を取り除く(離間させる)。この場合、枠体Eが取り除かれると、封止部材5の光出射面及び素子搭載基板側端面を除く部位全体に顔料系白色塗料Fが塗布される。
次に、封止部材5に塗布された顔料系白色塗料Fを乾燥した後、各素子搭載基板4からダイシング粘着用テープDを取り除く。この場合、ダイシング粘着用テープDが取り除かれると、図4(f)に示すように各LED素子3における封止部材5の光出射面及び素子搭載基板側端面を除く部位全体がカバー層12で被覆される。
このようにして、蛍光体層付き発光装置1を製造することができる。
なお、本実施の形態では、封止部材5の光出射面及び素子搭載基板側端面を除く部位全体をカバー層12で被覆する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、図5に示すように封止部材5の蛍光体層側部を外部に露呈したままその一部をカバー層51で被覆してもよい。この場合、カバー層51の蛍光体層側部と封止部材5の外部露呈部との境界部は、LED素子3からの放射光が臨界角θをもって入射するような位置に配置される。これにより、LED素子3からの放射光は、封止部材5の外部露呈部と空気との間の界面に入射すると、この界面で全反射するため、封止部材5の外部露呈部から外部に漏洩することがない。
また、LED素子のp側電極3Aはロジウムに限らず、ITOなどの透明導電性酸化物としてもよい。ITOなどでは、半導体層への接着力が大きく、LED素子と熱膨張率が同等であることから、高温でのガラス封止加工においても、電極剥離が生じにくく、安定した特性と、量産時の歩留まりも高く維持することができる。
[第1の実施の形態の効果]
以上説明した第1の実施の形態によれば、次に示す効果が得られる。
(1)ガラスからなる封止部材5によってLED素子3が封止され、さらに蛍光体層2が封止部材5の光出射面に形成されているため、LED素子3の発光による発熱によって封止部材5が劣化せず、このため封止部材5の透明度の低下を防止することができ、長期間にわたって高輝度の照射光を得ることができる。
(2)蛍光体がLED素子3近傍に位置しないため、熱的・光学的に有利にできる。すなわち、LED素子3を大電流駆動する際には、LED素子3は100℃以上の高温となるが、蛍光体はLED素子3から離れているため、直接の熱影響は受けない。このため、初期特性、経時特性ともに影響が生じにくいものとできる。また、蛍光体がLED素子3に隣接していると、蛍光体表面で反射する光、蛍光体で波長変換励起された光がL素子3に再入射し、素子内で光吸収される確率が増し、発光効率が低下する。しかし、本発明では、蛍光体はLED素子3から離れているため、LED素子3への再入射の確率を減ずることができるので、発光効率の向上を図ることができる。
(3)蛍光体含有層はスクリーン印刷によって、高精度の膜厚制御可能である。そして、光出射面から出射される光はすべてこの蛍光体含有層を介して外部放射されるため、高精度の色度制御を可能にできる。特に、白色領域では人間の色感度が高いので、高精度制御が要求されるが、これによって、量産性を伴ったものとして対応できる。なお、樹脂封止LEDでは、封止材料充填用の枠形成の後、樹脂封止を行うのが一般的である。一方、ガラス封止LEDでは、製法上枠形成は不要である。しかし、高精度の色度制御を行うために、あえて、側面反射面となるカバー層12を設けてある。
(4)LED素子3から放射される放射光がカバー層12内の封止部材5を介して蛍光体層2の光出射面から出射されるため、従来のようにはLED素子3からの放射光が広い角度をもって出射されず、所望の配光特性を得ることができる。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す図である。図6(a)は断面図を、また図6(b)は平面図をそれぞれ示す。図6(a)及び(b)において、図1と同一又は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図6(a)及び(b)に示すように、第2の実施の形態に示す蛍光体層付き発光装置61は、蛍光体層62が封止部材5内に配置されている点に特徴がある。
このため、封止部材5は、LED素子3を封止するための第1封止部5A及び蛍光体層62をスクリーン印刷してなる第2封止部5Bを有している。これら両封止部5A,5Bは、蛍光体層62を介して互いに接合されている。この場合、第1封止部5Aと第2封止部5Bとを接合するために、蛍光体層62の平面サイズが両封止部5A,5Bの平面サイズより小さい寸法に設定されている。また、LED素子3は、平面縦横方向に複数個並列して封止部材5中に配置されている。
[第2の実施の形態の効果]
以上説明した第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果(1)及び(2)に加え、次に示す効果が得られる。
LED素子3が平面縦横方向に複数個並列して封止部材5中に配置されているため、近年における高輝度化に応じることができる。尚、蛍光体層を挟み込む上下ガラスの接着のため、蛍光体層62は端部まで形成されていないものとしたが、接着あるいは保持できる形態として、蛍光体層62が端部まで形成されたものとしてもよい。
[第3の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図である。図7において、図1と同一又は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7に示すように、第3の実施の形態に示す蛍光体層付き発光装置71は、1対の外部接続用リード72,73を有する点と側面反射面となるカバーが反射枠として形成されている点とに特徴がある。
このため、1対の外部接続用リード72,73は、白ナイロン等の高分子材料からなる有底角筒状のカバー74中に一部がインサート成形によって埋設され、全体が銅(Cu)製のリードフレームを切断(折曲)することにより形成されている。リード72,73の一端部はそれぞれp側電極3Aとn側電極3B(LED素子3)に回路パターン4A,4B及びビアパターン4D等を介して接続され、その他端部は外部にそれぞれ露出されている。また、LED素子3は、封止部材5によって封止され、かつカバー74内に収容されている。封止部材5の光出射面には、カバー74内に位置し、かつPMMA(ポリメタクリル酸メチル)樹脂からなる透明樹脂中にYAG(YttriumAluminum Garnet)等の蛍光体粒子を含有してなる蛍光体層75が形成されている。蛍光体層75及びカバー74の形成は2色成形によって行われる。
[第3の実施の形態の効果]
以上説明した第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果(1)及び(2)に加え、次に示す効果が得られる。
カバー74が白ナイロンによって形成されているため、カバー74の良好な成形加工性を得ることができるとともに、加工コストの低廉化を図ることができる。
[第4の実施の形態]
図8は、本発明の第4の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図である。図8において、図1及び図7と同一又は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図8に示すように、第4の実施の形態に示す蛍光体層付き発光装置81は、蛍光体層2からの出射光を受けて照射対象側に反射するための反射面鏡82を有する点に特徴がある。
このため、カバー74の光出射側端面には、照射対象側に開口する反射面鏡82が延設されている。反射面鏡82は、蛍光体層側から開口部に向かって広くなる平面円形状の空間部82Aを有するカップ状体によって形成されている。また、封止部材5の光出射面には蛍光体層2が形成されている。
なお、本実施の形態では、封止部材5の光出射面に蛍光体層2が形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、図9に示すように封止部材5中に蛍光体層75を配置してもよい。
[第4の実施の形態の効果]
以上説明した第4の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果(1)及び(2)に加え、次に示す効果が得られる。
蛍光体層2から出射される出射光を反射面鏡82が受けて照射対象側に向かって反射するため、高輝度の照射光及びその良好な指向性を得ることができる。
[第5の実施の形態]
図10は、本発明の第5の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図である。図10において、図1と同一又は同等の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図10に示すように、第5の実施の形態に示す蛍光体層付き発光装置101は、LED素子3から放射される放射光を臨界角より大きい角度で入射させるような受面102Aを有するカバー102を備えた点に特徴がある。
このため、カバー102は、照射対象側に開口し、かつ素子搭載側からその開口部に向かって広がる截頭角錐形状の空間部102Bを有するカップ状体によって形成されている。
なお、本実施の形態では、受面102Aが反射面で形成されない場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、受面102Aを反射面で形成してもよく、この場合にはLED素子3からの放射光を受面102Aが受けて蛍光体層側に効果的に全反射することができる。
また、本実施の形態では、カバー102が素子搭載側からその開口部に向かって広がる截頭角錐形状の空間部102Bを有するカップ状体によって形成されている場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、図11に示すように素子搭載側から照射対象側に向かって広がる截頭角錐形状の第1空間部111A及びこの第1空間部111Aに連通する平面正方形状の第2空間部111Bを有するカバー111であっても本実施の形態と同様の効果を奏する。
[第5の実施の形態の効果]
以上説明した第5の実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果(1)及び(2)に加え、次に示す効果が得られる。
LED素子3からの放射光を受面102Aが受けて蛍光体層側に全反射することができるため、LED素子3への再入射による光吸収を減ずることにより、光取出効率を高めることができる。
以上、本発明の蛍光体層付き発光装置を上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能であり、例えば次に示すような変形も可能である。
(1)本実施の形態では、LED素子3から放射される放射光(青色光)を受けて励起されることにより黄色の波長変換光を放射する蛍光体層2,62,75である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、LED素子として近紫色光(波長370〜390nm)を放射するLED素子とし、このLED素子から放射される放射光を受けて励起されることにより白色の波長変換光を放射する蛍光体層であってもよい。短波長ほど封止材劣化が問題となるが、ガラス封止ではこの問題が生じない。
(2)本実施の形態では、LED素子3の実装面に平行な位置関係にある蛍光体層と、主に実装面に垂直な位置関係にある側面反射面とを備えた発光装置1である場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、実装面に垂直な位置関係にある側面の1つに蛍光体層を設け、他の側面と実装面に平行な位置関係にある上面とが反射面とされた発光装置であってもよい。
(3)本実施の形態では、蛍光体層を光取出側のみに形成した場合について説明したが、反射枠や素子搭載基板にも蛍光体層が形成されていても構わない。これによって、例えばLED素子が発する青色光を黄色光に変換することで、金めっき処理されている回路パターンなどでの光吸収を減ずることができる。また、光取出側の蛍光体層を薄くすることができることでも、発光装置内での光吸収を減ずることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置のLED素子を説明するために示す断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置の変形例について説明するために示す断面図。 (a)〜(f)は、本発明の第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置の製造方法を説明するために示す断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置の製造方法の変形例について説明するために示す断面図。 (a)及び(b)は、本発明の第2の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図と平面図。 本発明の第3の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図。 本発明の第4の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図 本発明の第4の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置の変形例について説明するために示す断面図。 本発明の第5の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置を説明するために示す断面図。 本発明の第5の実施の形態に係る蛍光体層付き発光装置の変形例について説明するために示す断面図。
符号の説明
1,61,71,81,101…蛍光体層付き発光装置、2,62,75…蛍光体層、3…LED素子、3A…p側電極、3B…n側電極、4…素子搭載基板、4A,4B…回路パターン、4C…ビアホール、4D…ビアパターン、5…封止部材、5A…第1封止部、5B…第2封止部、6…サファイア基板、6A…光取出面、7…バッファ層、8…n型半導体層、9…発光層、10…p型半導体層、11…スタッドバンプ、12,51…カバー層、31…透明コーティング膜、72,73…外部接続用リード、74,102,111…カバー、82…反射面鏡、82A,102B…空間部、102A…受面、111A…第1空間部、111B…第2空間部、A…セラミックス基板、B…封止部材、C…蛍光体層、D…ダイシング粘着用テープ、E…枠体、F…顔料系白色塗料、θ…臨界角

Claims (6)

  1. 光取出側に蛍光体層を有する発光ダイオード素子を備えた蛍光体層付き発光装置の製造方法であって、
    共通の素子搭載基板上に搭載された複数の発光ダイオード素子を共通のガラスからなる封止部材によって封止する工程と、
    前記共通のガラスからなる封止部材の光出射面側に蛍光体層を形成する工程と、
    前記素子搭載基板、前記封止部材、及び前記蛍光体層を前記複数の発光ダイオード素子の間の位置で切断し、前記素子搭載基板上で前記封止部材によって封止された前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子を複数個形成し、前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子を所定の間隔をもって並列配置する工程と、
    前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子が並列配置された状態で、前記封止部材の前記光出射面及び前記素子搭載基板側端面を除く部位に、前記封止部材の前記蛍光体層が設けられていない領域から前記発光ダイオード素子の放射光が出射するのを防ぐための反射枠を形成する工程とを備え
    前記反射枠を形成する工程は、前記所定の間隔をもって並列配置された前記蛍光体層付きの発光ダイオードの外側に塗料貯留用の枠体を配置する工程と、
    前記枠体内に白色塗料を貯留して前記封止部材の前記領域に前記白色塗料を浸漬によって塗布する工程を含むことを特徴とする蛍光体層付き発光装置の製造方法。
  2. 前記反射枠は、前記封止部材の前記光出射面及び前記素子搭載基板側端面を除く部位に形成される請求項1に記載の蛍光体層付き発光装置の製造方法。
  3. 前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子を所定の間隔をもって並列配置する工程は、前記素子搭載基板上で前記封止部材によって封止された前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子を複数個形成した後、前記蛍光体層付きの発光ダイオード素子同士の間を広げて所定の間隔をもって並列配置する工程である請求項1又は2に記載の蛍光体層付き発光装置の製造方法。
  4. 前記反射枠には、前記蛍光体層から外部放射された光を光学制御する反射面が形成されている請求項1から3のいずれか1項に記載の蛍光体層付き発光装置の製造方法。
  5. 前記発光ダイオード素子は、前記発光装置の封止部材において複数個配置されている請求項1から3のいずれか1項に記載の蛍光体層付き発光装置の製造方法。
  6. 前記発光ダイオード素子のp側電極が透明導電性酸化物である請求項1から5のいずれか1項に記載の蛍光体層付き発光装置の製造方法。
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