JP4743553B2 - レンズユニット、撮像装置、および電子機器 - Google Patents

レンズユニット、撮像装置、および電子機器 Download PDF

Info

Publication number
JP4743553B2
JP4743553B2 JP2008251819A JP2008251819A JP4743553B2 JP 4743553 B2 JP4743553 B2 JP 4743553B2 JP 2008251819 A JP2008251819 A JP 2008251819A JP 2008251819 A JP2008251819 A JP 2008251819A JP 4743553 B2 JP4743553 B2 JP 4743553B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aberration control
optical system
aberration
control unit
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008251819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010085487A (ja
Inventor
直人 大原
佑介 林
丈也 杉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2008251819A priority Critical patent/JP4743553B2/ja
Priority to US12/568,478 priority patent/US8310583B2/en
Publication of JP2010085487A publication Critical patent/JP2010085487A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4743553B2 publication Critical patent/JP4743553B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0075Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 with means for altering, e.g. increasing, the depth of field or depth of focus
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/0025Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for optical correction, e.g. distorsion, aberration

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Lenses (AREA)

Description

本発明は、撮像素子を用い、光学系を備えた撮像装置および電子機器に関するものである。
近年急峻に発展を遂げている情報のデジタル化に相俟って映像分野においてもその対応が著しい。
特に、デジタルカメラに象徴されるように撮像面は従来のフィルムに変わって固体撮像素子であるCCD(Charge Coupled Device),CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサが使用されているのが大半である。
このように、撮像素子にCCDやCMOSセンサを使った撮像レンズ装置は、被写体の映像を光学系により光学的に取り込んで、撮像素子により電気信号として抽出するものであり、デジタルスチルカメラの他、ビデオカメラ、デジタルビデオユニット、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、携帯情報端末(PDA:Personal DigitalAssistant)、画像検査装置、自動制御用産業カメラ等に用いられている。
産業用途では、バーコードや虹彩や文字等の近接静止画像を読取る機能を有することが多く、さらにレンズの特性として、物体距離が近いと物体距離に対するピントの移動量が大きくなるため、深度が深くなることが有用であることが多い。
上記のようなバーコード読み取りは、光学系を絞る事で被写界深度を拡張していた。
また、オートフォーカス(AF)を用いることで対応した例もある。
しかし、上記の方法では、前者の場合、絞ることで深度は伸びるが、光量が減るため、シャッタースピードが遅くなり、手ブレを起こす可能性が高くなる。
後者においては、AFするということは、駆動部を有することになるため、コストアップ、耐久信頼性の低下を招く。
このような問題に対処するために、たとえば、多焦点レンズを用いることで深度を拡張するレンズ(たとえば特許文献1参照)や、位相変調素子を用いることで深度を拡張するレンズ(たとえば、特許文献2、非特許文献1参照)等、上記要求を満たすための高性能なレンズが紹介されている。
特開2006−139246号公報 米国特許5、748、371号 「Edward R. Dowski、Jr.、 W.Thomas Cathey、 "Extended depth of field through wave−front coding" 、Appl.Opt.Vol.34、1859−1866(1995)」
しかし、上記のような技術を実現しようとすると、特許文献1に開示された技術では、不連続形状によるエッジの端面反射、回折の影響により光学性能劣化を併発する。
特許文献2に開示された技術では、点像強度分布(PSF:Point−Spread−Function)が回転非対称であることから復元フィルタのサイズが大きくなること、復元が不十分で合った場合の偽像の発生が起きる。
本発明の目的は、深度を拡張する光学系において、ばらつきに対する感度を弱く抑えながら、画像復元処理に用いるフィルタのサイズを小さくすることが可能なレンズユニット、撮像装置、および電子機器を提供することにある。
本発明の第1の観点のレンズユニットは、レンズと、収差を発生させる収差制御機能を有する収差制御部と、を含む収差制御光学系を有し、前記収差制御部は、回転非対称で円周方向に2周期以上の周期形状を有し、前記収差制御部は、絞りの機能を含み、または、前記収差制御光学系は、絞りを有し、前記収差制御部は前記絞りに隣接して配置され、前記周期形状は正弦または余玄の三角関数波による連続的な関数で形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ異なる焦点距離を有し、記収差制御部は、前記収差制御光学系の光軸をz軸とし、前記光軸に垂直で互いに直交する2軸をそれぞれx、yとしたとき、以下の式によって表される。
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×cos{nθ}
または、
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×sin{nθ}
但し、α,βは係数、nは2以上の整数、x,y,zは入射瞳径を1として正規化した長さ、|x|≦1 、|y|≦1、x2はxの2乗を、y2はyの2乗を、θはxy平面における角度をそれぞれ示す。
好適には、前記収差制御部は、前記収差制御光学系の光軸をz軸とし、前記光軸に垂直で互いに直交する2軸をそれぞれx、yとしたとき、以下の式によって表される。
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×cos{nθ}
または、
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×sin{nθ}
但し、α,βは係数、nは実数の値の係数、x,y,zは入射瞳径を1として正規化した長さ、|x|≦1 、|y|≦1、x2はxの2乗を、y2はyの2乗を、θはxy平面における角度をそれぞれ示す。
本発明の第2の観点の撮像装置は、レンズと、収差を発生させる収差制御機能を有する収差制御部と、を含む収差制御光学系と、前記収差制御光学系を介して得られる像を光電変換する撮像素子と、を有し、前記収差制御部は、回転非対称で円周方向に2周期以上の周期形状を有し、前記収差制御部は、絞りの機能を含み、または、前記収差制御光学系は、絞りを有し、前記収差制御部は前記絞りに隣接して配置され、前記周期形状は正弦または余玄の三角関数波による連続的な関数で形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ異なる焦点距離を有し、前記収差制御部は、前記収差制御光学系の光軸をz軸とし、前記光軸に垂直で互いに直交する2軸をそれぞれx、yとしたとき、以下の式によって表される。
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×cos{nθ}
または、
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×sin{nθ}
但し、α,βは係数、nは2以上の整数、x,y,zは入射瞳径を1として正規化した長さ、|x|≦1 、|y|≦1、x2はxの2乗を、y2はyの2乗を、θはxy平面における角度をそれぞれ示す。
本発明の第3の観点の電子機器は、撮像装置を有し、前記撮像装置は、レンズと、収差を発生させる収差制御機能を有する収差制御部と、を含む収差制御光学系と、前記収差制御光学系を介して得られる像を光電変換する撮像素子と、を有し、前記収差制御部は、回転非対称で円周方向に2周期以上の周期形状を有し、前記収差制御部は、絞りの機能を含み、または、前記収差制御光学系は、絞りを有し、前記収差制御部は前記絞りに隣接して配置され、前記周期形状は正弦または余玄の三角関数波による連続的な関数で形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ異なる焦点距離を有し、前記収差制御部は、前記収差制御光学系の光軸をz軸とし、前記光軸に垂直で互いに直交する2軸をそれぞれx、yとしたとき、以下の式によって表される。
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×cos{nθ}
または、
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×sin{nθ}
但し、α,βは係数、nは2以上の整数、x,y,zは入射瞳径を1として正規化した長さ、|x|≦1 、|y|≦1、x2はxの2乗を、y2はyの2乗を、θはxy平面における角度をそれぞれ示す。
本発明によれば、深度を拡張する光学系において、ばらつきに対する感度を弱く抑えながら、画像復元処理に用いるフィルタのサイズを小さくすることができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に関連付けて説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電子機器としての情報コード読取装置の一例を示す外観図である。
図2(A)〜(C)は、情報コードの例を示す図である。
図3は、図1の情報コード読取装置に適用可能な撮像装置の構成例を示すブロックである。
なおここでは、本実施形態の撮像装置が適用可能な装置として、情報コード読取装置を例示している。
本実施形態に係る情報コード読取装置100は、図1に示すように、本体110がケーブル111を介して図示しない電子レジスタ等の処理装置と接続され、たとえば読み取り対象物120に印刷された反射率の異なるシンボル、コード等の情報コード121を読み取り可能な装置である。
読み取り対象の情報コードとしては、たとえば図2(A)に示すような、JANコードのような1次元のバーコード122と、図2(B)および(C)に示すようなスタック式のCODE49、あるいはマトリックス方式のQRコードのような2次元のバーコード123が挙げられる。
本実施形態に係る情報コード読取装置100は、本体110内に、図示しない照明光源と、図3に示すような撮像装置200とが配置されている。
撮像装置200は、後で詳述するように、光学系に収差制御部(収差制御面、または収差制御素子)を適用し、収差制御素子により収差(本実施形態においてはコマ収差)を意図的に発生させ、焦点深度拡張機能を有する。
そして、本実施形態においては、収差制御部を回転非対称で円周方向に周期を持つ形状(放射形状)とすることによって、回転非対称でありながら略円形のPSFを形成する。回転非対称な形状にすることによってバラツキに対する感度を弱く抑えることができ、大きくならざるを得ないフィルタサイズは周期を持たせることで小さくできるような構成を有している。
これにより、収差制御光学系から被写体までの距離が異なっても、固体撮像素子に結像するPSFが多焦点、もしくはソフトフォーカスとなることで略同じ状態となり、被写体距離に関わらず、単一のフィルタによる画像復元を可能とする収差制御面の形状を提供する収差制御光学系システムというシステムを採用し、JANコードのような1次元のバーコードとQRコードのような2次元のバーコードのような情報コードを的確に高精度で読み取ることが可能に構成されている。
情報コード読取装置100の撮像装置200は、図3に示すように、収差制御光学系210、撮像素子220、アナログフロントエンド部(AFE)230、画像処理装置240、カメラ信号処理部250、画像表示メモリ260、画像モニタリング装置270、操作部280、および制御装置290を有している。
図4は、本実施形態に係る収差制御光学系を形成する撮像レンズユニットの基本構成を示す図である。
収差制御光学系210Aは、被写体物体OBJを撮影した像を撮像素子220に供給する。また、収差制御光学系210Aは、物体側から順に、第1レンズ211、第2レンズ212、第3レンズ213、絞り214、第4レンズ215、第5レンズ216が配置されている。
本実施形態の収差制御光学系210Aは、第4レンズ215と第5レンズ216が接合されている。すなわち、本実施形態の収差制御光学系210Aのレンズユニットは、接合レンズを含んで構成されている。
そして、本実施形態の収差制御光学系210Aは、収差を意図的に発生させる収差制御機能を有する収差制御部として収差制御面を適用した光学系として構成されている。
本実施形態においては、コマ収差のみを発生させるために、収差制御面を挿入する必要がある。なお、収差制御効果は別素子の収差制御素子を挿入しても良い。
その例を示すと図4のようになり、通常の光学系に収差制御面(第3レンズR2面)を含んだ形となっている。
ここでいう収差制御面とは、収差制御素子の持つ収差制御効果をレンズ面に内包したものをいう。収差制御面213aは絞り214に隣接していることが好ましい。
収差制御部は、それ自身が絞りの機能を有するように形成することも可能である。
そして、本実施形態の収差制御光学系210Aの収差制御面213aは、回転非対称で円周方向に2周期以上の周期形状を有する。
収差制御光学系210Aの収差制御面213aが円周方向に2周期以上の周期形状を形成するか、もしくは収差制御光学系210Aを通過した光線のPSFが略円形を形成するかの何れか少なくとも一方を満足する。
図5は、本実施形態に係る収差制御光学系のスポット像を示す図である。
図6は、比較のために示す一般的に光学系のスポット像を示す図である。
図5と図6を比較してわかるように、本実施形態に係る収差制御光学系210Aによれば、スポット像を拡散させる。
収差制御光学系210Aの収差制御面213aは、周期形状は三角関数波の組み合わせによる連続的な関数で形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ異なる焦点距離を有する。
収差制御面213aは、収差制御光学系210Aの光軸をz軸とし、光軸に垂直で互いに直交する2軸をそれぞれx、yとしたとき、以下の式によって表される。
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×cos{nθ}
または、
z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×sin{nθ}
但し、α,βは係数、nは実数の値の係数、x,y,zは入射瞳径を1として正規化した長さ、|x|≦1 、|y|≦1、x2はxの2乗を、y2はyの2乗を、θはxy平面における角度をそれぞれ示す。
収差制御光学系210Aの収差制御面213aは、周期形状はステップ状によって形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ多値の何れかの焦点距離を有するように形成することも可能である。
図7は、収差制御光学系の収差制御面形状(コサイン波)と断面図を示す図である。
図8は、図7のより具体的な断面図である。
図9は、収差制御光学系の収差制御面形状(サイン波)と断面図を示す図である。
図10は、図9のより具体的な断面図である。
図11は、収差制御光学系の周期を矩形とした場合を示す図である。
上述したように、本実施形態では、収差制御光学系210Aにおいて、周期構造である収差制御面213aの振幅回数を固体撮像素子に応じて制御している。
振幅回数は、固体撮像素子の画素ピッチ、画素形状(たとえば正方画素、ハニカム画素)に依存する。
この際、周期構造は、図7〜図10に示すように、コサイン波、サイン波、矩形波、いずれで形成しても良い。
また、周期構造により、複数の独立した焦点距離(たとえば矩形波による2値)、連続したある幅を持つ焦点距離(サイン波、コサイン波)を同時に有することで、深度を拡張する。
このように、本実施形態においては、収差制御面213aの形状を、回転非対称とし、さらに周期構造を有し、周期を増やすことによって、PSFを実質的に円形に近づけることで効率の良い深度拡張を実現する。
まず、多焦点の実現を同心円ではなく、放射状としたことのメリットは、同心円状に焦点距離を複数持つと、ピッチを無限に細かくしないと中心部に第一の焦点距離を持つ場合と周辺部に第一の焦点距離を持つ場合とで焦点距離ごとのウエイトが変化してしまう。
換言すれば、製造感度が非常に厳しく、わずかな誤差で遠距離側、近距離側にウエイトが傾いてしまう。
これを、放射状とすることで、製造自体の難易度は高まるが、バラツキに対する感度は弱く、生産性に優れる。
次に、振幅を増やすことのメリットは、撮像素子220の画素によるサンプリング効果を利用すれば、PSFを実質的に円形に近づくことである。
PSFを円形とすることで、ピントを外した時のボケは自然なボケ味となり、さらに画像処理に用いるフィルタは、その対称性を利用すれば、フィルタサイズを小さくすることも可能となる。
図12は、周期数とPSF形状の関係を示す図である。
図13は、アナログPSFとAD変換でサンプリングされた後のPSFを示す図である。
図12および図13に示すように、収差制御面213aの形状を、回転非対称とし、さらに周期構造を有し、周期を増やすことによって、実質的に円形に近づけることで効率の良い深度拡張を実現することができる。
以上、本実施形態に係る光学系の特徴的な構成、機能、効果について説明した。
以下に、撮像素子、画像処理部等の他の構成部分の構成、機能について説明する。
撮像素子220は、たとえば図4に示すように、第5レンズ216側から、ガラス製の平行平面板(カバーガラス)221と、CCDあるいはCMOSセンサ等からなる撮像素子の撮像面222が順に配置されている。
収差制御光学系210Aを介した被写体OBJからの光が、撮像素子220の撮像面222上に結像される。
なお、撮像素子220で撮像される被写体分散像は、収差制御面213aにより撮像素子220上ではピントが合わず、深度の深い光束とボケ部分が形成された像である。
そして、図3に示すように撮像素子220は、収差制御光学系210で取り込んだ像が結像され、結像1次画像情報を電気信号の1次画像信号FIMとして、アナログフロントエンド部230を介して画像処理装置240に出力するCCDやCMOSセンサからなる。
図3においては、撮像素子220を一例としてCCDとして記載している。
アナログフロントエンド部230は、タイミングジェネレータ231、アナログ/デジタル(A/D)コンバータ232と、を有する。
タイミングジェネレータ231では、撮像素子220のCCDの駆動タイミングを生成しており、A/Dコンバータ232は、CCDから入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、画像処理装置240に出力する。
信号処理部の一部を構成する画像処理装置240は、前段のAFE230からくる撮像画像のデジタル信号を入力し、エッジ強調等の画像処理を施し、収差制御光学系210Aの収差により低下したコントラストを向上させ、後段のカメラ信号処理部(DSP)250に渡す。
カメラ信号処理部(DSP)250は、カラー補間、ホワイトバランス、YCbCr変換処理、圧縮、ファイリング等の処理を行い、メモリ260への格納や画像モニタリング装置270への画像表示等を行う。
制御装置290は、露出制御を行うとともに、操作部280などの操作入力を持ち、それらの入力に応じて、システム全体の動作を決定し、AFE230、画像処理装置240、DSP250、絞り214等を制御し、システム全体の調停制御を司るものである。
以下、本実施形態の光学系、画像処理装置の構成および機能について具体的に説明する。
本実施形態においては、収差制御光学系を採用し、高精細な画質を得ることが可能で、しかも、光学系を簡単化でき、コスト低減を図ることが可能となっている。
画像処理装置240は、上述したように、撮像素子220による1次画像FIMを受けて、エッジ強調等の画像処理を施し、収差制御光学系210Aの収差により低下したコントラストを向上させる処理等を施して高精細な最終画像FNLIMを形成する。
画像処理装置240のMTF補正処理は、たとえば図14の曲線Aで示すように、本質的に低い値になっている1次画像のMTFを、空間周波数をパラメータとしてエッジ強調、クロマ強調等の後処理にて、図14中曲線Bで示す特性に近づく(達する)ような補正を行う。
図14中曲線Bで示す特性は、たとえば本実施形態のように、収差制御面または収差制御光学素子を用いずに波面を変形させない場合に得られる特性である。
なお、本実施形態における全ての補正は、空間周波数のパラメータによる。
本実施形態においては、図14に示すように、光学的に得られる空間周波数に対するMTF特性曲線Aに対して、最終的に実現したいMTF特性曲線Bを達成するためには、それぞれの空間周波数に対し、図15に示すようにエッジ強調等の強弱を付け、元の画像(1次画像)に対して補正をかける。
たとえば、図14のMTF特性の場合、空間周波数に対するエッジ強調の曲線は、図15に示すようになる。
すなわち、空間周波数の所定帯域内における低周波数側および高周波数側でエッジ強調を弱くし、中間周波数領域においてエッジ強調を強くして補正を行うことにより、所望のMTF特性曲線Bを仮想的に実現する。
このように、実施形態に係る撮像装置200は、基本的に、1次画像を形成する収差制御光学系210および撮像素子220と、1次画像を高精細な最終画像に形成する画像処理装置40からなり、光学系システムの中に、収差制御素子を新たに設けるか、またはガラス、プラスチックなどのような光学素子の面を収差制御用に成形したものを設けることにより、球面収差を意図的に発生させて結像の波面を変形(変調)し、そのような波面をCCDやCMOSセンサからなる撮像素子220の撮像面(受光面)に結像させ、その結像1次画像を、画像処理装置240を通して高精細画像を得る画像形成システムである。
本実施形態では、撮像素子220による1次画像は深度が非常に深い光束条件にしている。そのために、1次画像のMTFは本質的に低い値になっており、そのMTFの補正を画像処理装置240で行う。
次に、本実施形態および通常光学系のMTFのレスポンスについて考察する。
図16は、通常の光学系の場合において物体が焦点位置にあるときと焦点位置から外れたときのMTFのレスポンス(応答)を示す図である。
図17は、収差制御素子を有する本実施形態の光学系の場合において物体が焦点位置にあるときと焦点位置から外れたときのMTFのレスポンスを示す図である。
また、図18は、本実施形態に係る撮像装置の画像処理後のMTFのレスポンスを示す図である。
図からもわかるように、収差制御面または収差制御素子を有する光学系の場合、物体が焦点位置から外れた場合でもMTFのレスポンスの変化が収差制御面または収差制御素子を挿入してない光学系よりも少なくなる。
この光学系によって結像された画像を、後段の画像処理装置240によって画像処理することにより、MTFのレスポンスが向上させることができる。
ただし、画像処理を行うとノイズが増加してしまう場合には、好適にはMTFのレスポンスを向上させるような画像処理は行わないようにすることも可能である。
上述したように、目的に応じて意図的に収差を発生させる光学系を収差制御光学系という。
図17に示した、収差制御光学系のOTFの絶対値(MTF)はナイキスト周波数において0.1以上であることが好ましい。
なぜなら、図18に示した復元後のOTFを達成するためには画像処理でゲインを上げることになるが、センサのノイズも同時に上げることになる。そのため、ナイキスト周波数付近の高周波ではできるたけゲインを上げずに画像処理を行うことが好ましい。
通常の光学系の場合、ナイキスト周波数でのMTFが0.1以上あれば解像する。
したがって、画像処理前のMTFが0.1以上あれば、画像処理でナイキスト周波数でのゲインを上げずに済む。画像処理前のMTFが0.1未満であると、画像処理後の画像がノイズの影響を大きく受けた画像になるため好ましくない。
以上説明したように、本実施形態によれば、収差制御光学系210Aの収差制御面213aは、回転非対称で円周方向に2周期以上の周期形状を有するか、もしくは収差制御光学系210Aを通過した光線のPSFが略円形を形成するかの何れか少なくとも一方を満足する。
収差制御光学系210Aの収差制御面213aは、周期形状は三角関数波の組み合わせによる連続的な関数で形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ異なる焦点距離を有する。
あるいは、収差制御光学系210Aの収差制御面213aは、周期形状はステップ状によって形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ多値の何れかの焦点距離を有する。
したがって、本実施形態によれば、以下の効果を得ることできる。
収差制御光学系から被写体までの距離が異なっても、固体撮像素子に結像するPSFが多焦点、もしくはソフトフォーカスとなる事で略同じ状態となり、被写体距離に関わらず、単一のフィルタによる画像復元が可能となる。
換言すれば、深度を拡張する光学系において、ばらつきに対する感度を弱く抑えながら、画像復元処理に用いるフィルタのサイズを小さくすることが可能となる。
また、本実施形態によれば、コマ収差を適切に制御することで、画像復元処理を施さなくても深度を拡張することができ、適切な画質の、ノイズの影響が小さい良好な画像を得ることが可能となる。
また、難度が高く、高価でかつ大型化した光学レンズを必要とせずに、かつ、レンズを駆動させること無く、自然な画像を得ることができる利点がある。
そして、本実施形態に係る撮像装置200は、デジタルカメラやカムコーダー等の民生機器の小型、軽量、コストに考慮が必要な光学システムに使用することが可能である。
また、収差制御光学系210の構成を簡単化でき、製造が容易となり、コスト低減を図ることができる。
なお、本実施形態に係る撮像装置100が適用可能な電子機器としては、情報読み取り装置の他に、デジタルスチルカメラの他、ビデオカメラ、デジタルビデオユニット、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA、画像検査装置、自動制御用産業カメラ等に適用可能である。
本発明の実施形態に係る電子機器としての情報コード読取装置の一例を示す外観図である。 情報コードの例を示す図である。 図1の情報コード読取装置に適用される撮像装置の構成例を示すブロックである。 本実施形態に係る光学系を形成する撮像レンズユニットの基本構成例を示す図である。 本実施形態に係る収差制御光学系のスポット像を示す図である。 比較のために示す一般的に光学系のスポット像を示す図である。 収差制御光学系の収差制御面形状(コサイン波)と断面図を示す図である。 図7のより具体的な断面図である。 収差制御光学系の収差制御面形状(サイン波)と断面図を示す図である。 図9のより具体的な断面図である。 収差制御光学系の周期を矩形とした場合を示す図である。 周期数とPSF形状の関係を示す図である。 アナログPSFとAD変換でサンプリングされた後のPSFを示す図である。 本実施形態に係る画像処理装置におけるMTF補正処理を説明するための図である。 本実施形態に係る画像処理装置におけるMTF補正処理を具体的に説明するための図である。 通常の光学系の場合において物体が焦点位置にあるときと焦点位置から外れたときのMTFのレスポンス(応答)を示す図である。 収差制御素子を有する本実施形態の光学系の場合において物体が焦点位置にあるときと焦点位置から外れたときのMTFのレスポンスを示す図である。 本実施形態に係る撮像装置の画像処理後のMTFのレスポンスを示す図である。
符号の説明
200・・・撮像装置、210・・・収差制御光学系、211・・・第1レンズ、212・・・第2レンズ、213・・・第3レンズ、213a・・・収差制御面、214・・・絞り、215・・・第4レンズ、220・・・撮像素子、230・・・アナログフロントエンド部(AFE)、240・・・画像処理装置、250・・・カメラ信号処理部、280・・・操作部、290・・・制御装置。

Claims (3)

  1. レンズと、
    収差を発生させる収差制御機能を有する収差制御部と、を含む収差制御光学系を有し、
    前記収差制御部は、
    回転非対称で円周方向に2周期以上の周期形状を有し、
    前記収差制御部は、
    絞りの機能を含み、または、
    前記収差制御光学系は、
    絞りを有し、
    前記収差制御部は前記絞りに隣接して配置され、
    前記周期形状は正弦または余玄の三角関数波による連続的な関数で形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ異なる焦点距離を有し、
    記収差制御部は、
    前記収差制御光学系の光軸をz軸とし、前記光軸に垂直で互いに直交する2軸をそれぞれx、yとしたとき、以下の式によって表される
    レンズユニット。
    z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×cos{nθ}
    または、
    z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×sin{nθ}
    但し、α,βは係数、nは2以上の整数、x,y,zは入射瞳径を1として正規化した長さ、|x|≦1 、|y|≦1、x2はxの2乗を、y2はyの2乗を、θはxy平面における角度をそれぞれ示す。
  2. レンズと、
    収差を発生させる収差制御機能を有する収差制御部と、を含む収差制御光学系と、
    前記収差制御光学系を介して得られる像を光電変換する撮像素子と、を有し、
    前記収差制御部は、
    回転非対称で円周方向に2周期以上の周期形状を有し、
    前記収差制御部は、
    絞りの機能を含み、または、
    前記収差制御光学系は、
    絞りを有し、
    前記収差制御部は前記絞りに隣接して配置され、
    前記周期形状は正弦または余玄の三角関数波による連続的な関数で形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ異なる焦点距離を有し、
    前記収差制御部は、
    前記収差制御光学系の光軸をz軸とし、前記光軸に垂直で互いに直交する2軸をそれぞれx、yとしたとき、以下の式によって表され
    撮像装置
    z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×cos{nθ}
    または、
    z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×sin{nθ}
    但し、α,βは係数、nは2以上の整数、x,y,zは入射瞳径を1として正規化した長さ、|x|≦1 、|y|≦1、x2はxの2乗を、y2はyの2乗を、θはxy平面における角度をそれぞれ示す。
  3. 撮像装置を有し、
    前記撮像装置は、
    レンズと、
    収差を発生させる収差制御機能を有する収差制御部と、を含む収差制御光学系と、
    前記収差制御光学系を介して得られる像を光電変換する撮像素子と、を有し、
    前記収差制御部は、
    回転非対称で円周方向に2周期以上の周期形状を有し、
    前記収差制御部は、
    絞りの機能を含み、または、
    前記収差制御光学系は、
    絞りを有し、
    前記収差制御部は前記絞りに隣接して配置され、
    前記周期形状は正弦または余玄の三角関数波による連続的な関数で形成され、光軸を含む任意の断面においてそれぞれ異なる焦点距離を有し、
    前記収差制御部は、
    前記収差制御光学系の光軸をz軸とし、前記光軸に垂直で互いに直交する2軸をそれぞれx、yとしたとき、以下の式によって表される
    電子機器
    z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×cos{nθ}
    または、
    z=α×[exp{β(x2×y2)}−1]×sin{nθ}
    但し、α,βは係数、nは2以上の整数、x,y,zは入射瞳径を1として正規化した長さ、|x|≦1 、|y|≦1、x2はxの2乗を、y2はyの2乗を、θはxy平面における角度をそれぞれ示す。
JP2008251819A 2008-09-29 2008-09-29 レンズユニット、撮像装置、および電子機器 Active JP4743553B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008251819A JP4743553B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 レンズユニット、撮像装置、および電子機器
US12/568,478 US8310583B2 (en) 2008-09-29 2009-09-28 Lens unit, image pickup apparatus, electronic device and an image aberration control method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008251819A JP4743553B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 レンズユニット、撮像装置、および電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010085487A JP2010085487A (ja) 2010-04-15
JP4743553B2 true JP4743553B2 (ja) 2011-08-10

Family

ID=42057057

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008251819A Active JP4743553B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 レンズユニット、撮像装置、および電子機器

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8310583B2 (ja)
JP (1) JP4743553B2 (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2011096193A1 (ja) * 2010-02-08 2013-06-10 パナソニック株式会社 撮像レンズ及びそれを用いた撮像装置、並びに、当該撮像装置を搭載した携帯機器
JP5477464B2 (ja) * 2010-04-21 2014-04-23 富士通株式会社 撮像装置
CN103033942B (zh) 2011-09-29 2015-07-15 通用电气公司 光学成像***和方法以及孔径光阑组合和孔径元件
JP6011796B2 (ja) * 2012-12-19 2016-10-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP6033673B2 (ja) * 2012-12-28 2016-11-30 株式会社日立製作所 撮像装置
RU2013106513A (ru) * 2013-02-14 2014-08-20 ЭлЭсАй Корпорейшн Способ и устройство для улучшения изображения и подтверждения границ с использованием по меньшей мере одного дополнительного изображения
US9232126B2 (en) * 2013-02-22 2016-01-05 Cognex Corporation Apparatus for adjusting the focus of an image capturing device
JP5741671B2 (ja) * 2013-11-27 2015-07-01 富士通株式会社 撮像装置及び撮像方法
JP6471031B2 (ja) * 2015-04-15 2019-02-13 マクセル株式会社 位相フィルタ、撮像光学系、及び撮像システム
WO2017146060A1 (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 富士フイルム株式会社 画像処理装置、撮像装置及び画像処理方法
CN108605095B (zh) * 2016-02-26 2021-04-09 富士胶片株式会社 图像处理装置、摄像装置以及图像处理方法
US10679024B2 (en) 2018-07-24 2020-06-09 Cognex Corporation System and method for auto-focusing a vision system camera on barcodes
CN110967826B (zh) * 2018-09-30 2022-04-12 成都微晶景泰科技有限公司 光学成像***及设计方法
CN110691180A (zh) * 2019-08-13 2020-01-14 中国人民解放军国防科技大学 一种可抑制激光后向反射的光电成像***

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420725A (en) * 1977-07-16 1979-02-16 Nippon Chemical Ind Variable softtfocus filter
JPS60207110A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Canon Inc 可変収差結像光学系
JPS6167014A (ja) * 1984-09-10 1986-04-07 Canon Inc 収差可変レンズ
JPS63214715A (ja) * 1987-03-03 1988-09-07 Nikon Corp ソフトフオ−カス用光学素子
JPH0580275A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JPH06331942A (ja) * 1993-05-19 1994-12-02 Olympus Optical Co Ltd 投影レンズ系
JP2000089114A (ja) * 1998-09-08 2000-03-31 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ

Family Cites Families (81)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3739089A (en) 1970-11-30 1973-06-12 Conco Inc Apparatus for and method of locating leaks in a pipe
JPH0624232B2 (ja) 1987-03-19 1994-03-30 株式会社東芝 固体撮像装置の製造方法
JPH0310380A (ja) 1989-06-07 1991-01-17 Sharp Corp 画像変換回路
JPH03175403A (ja) 1989-12-05 1991-07-30 Minolta Camera Co Ltd 固体撮像装置
US5724743A (en) 1992-09-04 1998-03-10 Snap-On Technologies, Inc. Method and apparatus for determining the alignment of motor vehicle wheels
JPH06130267A (ja) 1992-10-14 1994-05-13 Asahi Optical Co Ltd 温度補正型光学装置
US5606434A (en) * 1994-06-30 1997-02-25 University Of North Carolina Achromatic optical system including diffractive optical element
JP3504746B2 (ja) 1994-10-31 2004-03-08 オリンパス株式会社 画像評価装置
JPH08161250A (ja) 1994-12-06 1996-06-21 Canon Inc 情報処理装置
US5814803A (en) * 1994-12-23 1998-09-29 Spectra-Physics Scanning Systems, Inc. Image reader with multi-focus lens
JP3275010B2 (ja) 1995-02-03 2002-04-15 ザ・リジェンツ・オブ・ザ・ユニバーシティ・オブ・コロラド 拡大された被写界深度を有する光学システム
US20020118457A1 (en) 2000-12-22 2002-08-29 Dowski Edward Raymond Wavefront coded imaging systems
US5664243A (en) 1995-06-08 1997-09-02 Minolta Co., Ltd. Camera
US6144493A (en) * 1996-02-23 2000-11-07 Canon Kabushiki Kaisha Optical low-pass filter and optical apparatus having the same
JPH10145667A (ja) 1996-11-05 1998-05-29 Canon Inc 撮像装置
US6021005A (en) 1998-01-09 2000-02-01 University Technology Corporation Anti-aliasing apparatus and methods for optical imaging
JP2000005127A (ja) 1998-01-23 2000-01-11 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡システム
JP4048511B2 (ja) 1998-03-13 2008-02-20 富士通株式会社 魚眼レンズカメラ装置及びその画像歪み補正方法
US6069738A (en) 1998-05-27 2000-05-30 University Technology Corporation Apparatus and methods for extending depth of field in image projection systems
JP2000050146A (ja) 1998-07-30 2000-02-18 Minolta Co Ltd 撮像ユニット
JP2000098301A (ja) 1998-09-21 2000-04-07 Olympus Optical Co Ltd 拡大被写界深度光学系
US6233060B1 (en) 1998-09-23 2001-05-15 Seiko Epson Corporation Reduction of moiré in screened images using hierarchical edge detection and adaptive-length averaging filters
JP2000266979A (ja) 1999-03-16 2000-09-29 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JP2000275582A (ja) 1999-03-24 2000-10-06 Olympus Optical Co Ltd 被写界深度拡大システム
JP2001208974A (ja) 2000-01-24 2001-08-03 Nikon Corp 共焦点型顕微鏡及び一括照明型顕微鏡
JP4354076B2 (ja) 2000-03-13 2009-10-28 オリンパス株式会社 画枠センタリング調整方法および撮像装置
JP2001346069A (ja) 2000-06-02 2001-12-14 Fuji Photo Film Co Ltd 映像信号処理装置及び輪郭強調補正装置
JP2002027047A (ja) 2000-07-10 2002-01-25 Ribaaberu:Kk 携帯型情報端末装置
JP4628554B2 (ja) 2001-01-25 2011-02-09 富士フイルム株式会社 単焦点レンズ
JP2002127852A (ja) 2000-10-27 2002-05-09 Aisin Seiki Co Ltd 車両周辺表示装置
US6642504B2 (en) 2001-03-21 2003-11-04 The Regents Of The University Of Colorado High speed confocal microscope
US6525302B2 (en) 2001-06-06 2003-02-25 The Regents Of The University Of Colorado Wavefront coding phase contrast imaging systems
US6842297B2 (en) * 2001-08-31 2005-01-11 Cdm Optics, Inc. Wavefront coding optics
US7006252B2 (en) 2001-10-17 2006-02-28 Eastman Kodak Company Image processing system and method that maintains black level
JP4321056B2 (ja) 2001-12-17 2009-08-26 パナソニック株式会社 温度補償機能を有する変倍撮像装置およびそれを用いたビデオカメラ
JP2003185905A (ja) 2001-12-19 2003-07-03 Konica Corp カメラ
JP3791777B2 (ja) 2001-12-28 2006-06-28 オリンパス株式会社 電子内視鏡
US20030158503A1 (en) 2002-01-18 2003-08-21 Shinya Matsumoto Capsule endoscope and observation system that uses it
DE10202163A1 (de) 2002-01-22 2003-07-31 Bosch Gmbh Robert Verfahren und Vorrichtung zur Bildverarbeitung sowie Nachtsichtsystem für Kraftfahrzeuge
JP3958603B2 (ja) 2002-02-21 2007-08-15 オリンパス株式会社 電子内視鏡システム及び電子内視鏡システム用の信号処理装置
JP2003244530A (ja) 2002-02-21 2003-08-29 Konica Corp デジタルスチルカメラ、及びプログラム
JP2003262778A (ja) 2002-03-07 2003-09-19 Konica Corp 撮影機器
JP4109001B2 (ja) 2002-03-27 2008-06-25 富士通株式会社 画質補正方法
US7271838B2 (en) 2002-05-08 2007-09-18 Olympus Corporation Image pickup apparatus with brightness distribution chart display capability
US7158660B2 (en) 2002-05-08 2007-01-02 Gee Jr James W Method and apparatus for detecting structures of interest
JP4122865B2 (ja) 2002-07-02 2008-07-23 コニカミノルタオプト株式会社 オートフォーカス装置
JP2004147188A (ja) 2002-10-25 2004-05-20 Fuji Photo Film Co Ltd デジタルカメラ
JP2004153497A (ja) 2002-10-30 2004-05-27 Kyocera Corp ディジタルカメラの自動露出制御システム
JP3718199B2 (ja) 2003-02-28 2005-11-16 松下電器産業株式会社 レンズ鏡筒
JP4565192B2 (ja) * 2003-03-31 2010-10-20 オムニビジョン テクノロジーズ, インコーポレイテッド 画像システムにおける収差を生じる影響を最小化するための、システムおよび方法
JP2004328506A (ja) 2003-04-25 2004-11-18 Sony Corp 撮像装置および画像復元方法
JP4197994B2 (ja) 2003-06-19 2008-12-17 コニカミノルタオプト株式会社 撮像装置
US7596286B2 (en) 2003-08-06 2009-09-29 Sony Corporation Image processing apparatus, image processing system, imaging apparatus and image processing method
JP4383841B2 (ja) 2003-12-12 2009-12-16 キヤノン株式会社 交換レンズ
US7663668B2 (en) 2004-04-05 2010-02-16 Mitsubishi Electric Corporation Imaging device
JP4407448B2 (ja) 2004-09-24 2010-02-03 三菱電機株式会社 撮像装置
JP4458925B2 (ja) 2004-05-14 2010-04-28 キヤノン株式会社 映像処理装置
US7245133B2 (en) 2004-07-13 2007-07-17 Credence Systems Corporation Integration of photon emission microscope and focused ion beam
JP2006049949A (ja) 2004-07-30 2006-02-16 Fuji Photo Film Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
WO2006022373A1 (ja) 2004-08-26 2006-03-02 Kyocera Corporation 撮像装置および撮像方法
JP2006139246A (ja) 2004-10-15 2006-06-01 Riverbell Kk 多焦点レンズおよび撮像システム
JP4894222B2 (ja) 2004-11-01 2012-03-14 コニカミノルタオプト株式会社 撮像レンズ、撮像ユニット及び携帯端末
JP4728034B2 (ja) * 2005-04-25 2011-07-20 オリンパス株式会社 回転非対称光学系
JP4667952B2 (ja) 2005-04-28 2011-04-13 日本電産コパル株式会社 カメラモジュールの調整装置及び調整方法
JP4777177B2 (ja) 2005-07-28 2011-09-21 京セラ株式会社 撮像装置および撮像方法
JP4712631B2 (ja) 2005-07-28 2011-06-29 京セラ株式会社 撮像装置
JP4778755B2 (ja) 2005-09-09 2011-09-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 欠陥検査方法及びこれを用いた装置
KR101127346B1 (ko) 2005-09-13 2012-03-29 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 마이크로리소그라피 투영 광학 시스템, 디바이스 제작 방법 및 광학 표면을 설계하기 위한 방법
JP4961182B2 (ja) 2005-10-18 2012-06-27 株式会社リコー ノイズ除去装置、ノイズ除去方法、ノイズ除去プログラム及び記録媒体
JP4469324B2 (ja) 2005-11-01 2010-05-26 イーストマン コダック カンパニー 色収差抑圧回路及び色収差抑圧プログラム
CN101390382B (zh) 2005-12-27 2011-01-12 京瓷株式会社 成像设备和图像处理方法
US8514303B2 (en) * 2006-04-03 2013-08-20 Omnivision Technologies, Inc. Advanced imaging systems and methods utilizing nonlinear and/or spatially varying image processing
US7911501B2 (en) * 2006-04-03 2011-03-22 Omnivision Technologies, Inc. Optical imaging systems and methods utilizing nonlinear and/or spatially varying image processing
JP2007300208A (ja) 2006-04-27 2007-11-15 Kyocera Corp 撮像装置
EP2256538B1 (en) * 2006-05-23 2015-06-17 Omnivision Technologies, Inc. Optical system with segmented pupil function
JP2007322560A (ja) 2006-05-30 2007-12-13 Kyocera Corp 撮像装置、並びにその製造装置および製造方法
JP4749959B2 (ja) * 2006-07-05 2011-08-17 京セラ株式会社 撮像装置、並びにその製造装置および製造方法
JP2008035282A (ja) 2006-07-28 2008-02-14 Kyocera Corp 撮像装置と該撮像装置を備えた携帯機器
JP5089940B2 (ja) 2006-08-29 2012-12-05 株式会社トプコン 眼球運動測定装置、眼球運動測定方法及び眼球運動測定プログラム
JP4749984B2 (ja) * 2006-09-25 2011-08-17 京セラ株式会社 撮像装置、並びにその製造装置および製造方法
US8249695B2 (en) 2006-09-29 2012-08-21 Tearscience, Inc. Meibomian gland imaging

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5420725A (en) * 1977-07-16 1979-02-16 Nippon Chemical Ind Variable softtfocus filter
JPS60207110A (ja) * 1984-03-30 1985-10-18 Canon Inc 可変収差結像光学系
JPS6167014A (ja) * 1984-09-10 1986-04-07 Canon Inc 収差可変レンズ
JPS63214715A (ja) * 1987-03-03 1988-09-07 Nikon Corp ソフトフオ−カス用光学素子
JPH0580275A (ja) * 1991-09-19 1993-04-02 Olympus Optical Co Ltd 撮像装置
JPH06331942A (ja) * 1993-05-19 1994-12-02 Olympus Optical Co Ltd 投影レンズ系
JP2000089114A (ja) * 1998-09-08 2000-03-31 Olympus Optical Co Ltd ズームレンズ

Also Published As

Publication number Publication date
US8310583B2 (en) 2012-11-13
US20100079658A1 (en) 2010-04-01
JP2010085487A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4743553B2 (ja) レンズユニット、撮像装置、および電子機器
JP4749959B2 (ja) 撮像装置、並びにその製造装置および製造方法
JP4749984B2 (ja) 撮像装置、並びにその製造装置および製造方法
US8605192B2 (en) Imaging apparatus and electronic device including an imaging apparatus
US8462213B2 (en) Optical system, image pickup apparatus and information code reading device
US8502877B2 (en) Image pickup apparatus electronic device and image aberration control method
US8363129B2 (en) Imaging device with aberration control and method therefor
JP2007322560A (ja) 撮像装置、並びにその製造装置および製造方法
JP2008245157A (ja) 撮像装置およびその方法
JP2008048293A (ja) 撮像装置、およびその製造方法
JP4658162B2 (ja) 撮像装置および電子機器
US8472797B2 (en) Image capturing lens system
WO2011132280A1 (ja) 撮像装置及び撮像方法
WO2006106737A1 (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2009086017A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP2006094468A (ja) 撮像装置および撮像方法
JP5479123B2 (ja) 撮像装置および電子機器
JP2009033607A (ja) 撮像装置および画像処理方法
JP5809387B2 (ja) 撮像装置および電子機器
JP2008245265A (ja) 撮像装置、並びにその製造装置および製造方法
JP2009134023A (ja) 撮像装置および情報コード読取装置
JP2008167040A (ja) 撮像装置、その製造装置および製造方法、並びに情報コード読取装置
JP2010109625A (ja) 撮像装置および電子機器
JP2009008935A (ja) 撮像装置
JP2009181367A (ja) 撮像装置および電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100720

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101012

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110427

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140520

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4743553

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150