JP4738947B2 - ナビゲーション装置のデータ更新方法、データ更新システム、サーバ及びデータ更新プログラム - Google Patents

ナビゲーション装置のデータ更新方法、データ更新システム、サーバ及びデータ更新プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ナビゲーション装置のデータ更新方法、データ更新システム、サーバ及びデータ更新プログラムに関する。
従来より、ナビゲーション装置は、現在地から目的地までの案内経路を探索する探索機能、現在位置や案内経路をディスプレイに表示する経路案内機能等を備えている。これらの機能を実行するために、ナビゲーション装置は、日本全国の道路を探索するための経路ネットワークデータ及び地図を表示するための地図描画データを、光ディスク等の外部記憶媒体又は内蔵ハードディスク等に格納している。
一方、実際の道路網は、道路の新設、道路規制の変更等により日々変化する。しかし、経路ネットワーク及び地図描画データのバージョンアップや、バージョンアップに伴う外部記憶媒体の交換、内蔵ハードディスクのデータ書換えを行うには、長時間を要する。このため、道路が新設されても、ナビゲーション装置に出力表示された地図には、その道路が表示されないことがあった。
これに対し、ホスト等の親局から、通信回線又は無線通信を介して、ナビゲーション装置等の子局に最新版のデータを直接送信し、更新頻度を高めるシステムが提案されている。(例えば、特許文献1参照)。さらに、特許文献1では、親局から子局へ送信されるデータ量を軽減するため、親局から旧データと新データとの差分を送信する方法も提案されている。
特開2000−3609号公報
ところが、上記した方法でデータ更新を行うと、ナビゲーション装置が受信した更新データのなかには、ユーザにとって不必要なデータも存在する。即ち、ユーザは、不必要なデータを受信するための通信コストを負担しなければならない。又は、不必要なデータを不本意に購入する可能性もある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、各ユーザに応じて、必要性の高い更新データを配信することができるナビゲーション装置のデータ更新方法、データ更新システム、サーバ及びデータ更新プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、地理データを格納した地理データ記憶手段が設けられたサーバと、車両に搭載されるとともにナビ側地理データを格納したナビゲーション装置とを備えたデータ更新システムにおけるナビゲーション装置のデータ更新方法において、前記ナビゲーション装置が、前記車両が走行したことのある走行道路を走行履歴データとして記憶する段階と、前記ナビゲーション装置が、記憶した走行履歴データを前記サーバに送信する段階と、前記サーバが、前記地理データ記憶手段に格納された前記地理データから、受信した前記走行履歴データにおける前記走行道路に接続している新設道路を検索する段階と、前記サーバが、前記走行道路に接続している新設道路に関する地理データを前記ナビゲーション装置に送信する段階と、前記ナビゲーション装置が、受信した前記地理データに基づいて、前記ナビ側地理データを更新する段階とを有することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のナビゲーション装置のデータ更新方法において、受信した前記地理データに基づき、前記ナビゲーション装置が、前記新設道路を表示した画像、及びユーザによりデータの更新の可否を選択可能な選択表示部を表示手段に表示する段階と、前記選択表示部においてデータ更新が選択された場合に、前記ナビゲーション装置が、受信した前記地理データを格納して前記ナビ側地理データを更新する段階とをさらに有することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のナビゲーション装置のデータ更新方法において、前記ナビ側地理データを更新した場合、前記ナビゲーション装置が、課金データを課金端末に送信する段階をさらに有することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、地理データを格納した地理データ記憶手段が設けられたサーバと、車両に搭載されるとともにナビ側地理データを格納したナビゲーション装置とを備えたデータ更新システムにおいて、前記ナビゲーション装置には、前記車両が走行したことのある走行道路を走行履歴データとして記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段に記憶された前記走行履歴データを前記サーバに送信するとともに前記サーバから送信される前記地理データを受信する送受信手段と、受信した前記地理データに基づいて前記ナビ側地理データを更新する更新手段とが設けられ、前記サーバには、前記地理データ記憶手段に格納された前記地理データから、受信した前記走行履歴データにおける前記走行道路に接続している新設道路を検索する検索手段と、前記走行道路に接続している新設道路に関する地理データを前記ナビゲーション装置に送信する更新データ配信手段とが設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のデータ更新システムにおいて、前記ナビゲーション装置には、受信した前記地理データに基づいて前記新設道路を表示手段に識別表示させる表示制御手段が設けられていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、車両に搭載されたナビゲーション装置に格納されたナビ側地理データを更新するためのサーバであって、地理データを記憶する地理データ記憶手段と、前記ナビゲーション装置から送信されるとともに前記車両が走行したことのある走行道路が示された走行履歴データを受信する受信手段と、前記地理データ記憶手段に格納された前記地理データから、受信した前記走行履歴データにおける前記走行道路に接続している新設道路を検索する検索手段と、前記走行道路に接続している新設道路に関する地理データを前記ナビゲーション装置に送信する更新データ配信手段とを備えたことを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、地理データを格納した地理データ記憶手段が設けられたサーバと、車両に搭載されるとともにナビ側地理データを格納したナビゲーション装置とを備えたコンピュータシステムに、前記ナビ側地理データを更新するための処理を実行させるデータ更新プログラムであって、前記ナビゲーション装置を、前記車両が走行したことのある走行道路を走行履歴データとして記憶する履歴記憶手段と、該履歴記憶手段に記憶された前記走行履歴データを前記サーバに送信するとともに前記サーバから送信される前記地理データを受信する送受信手段と、として機能させ、前記サーバを、前記地理データ記憶手段に格納された前記地理データから、受信した前記走行履歴データにおける前記走行道路に接続している新設道路を検索する検索手段と、前記走行道路に接続している新設道路に関する地理データを前記ナビゲーション装置に送信する更新データ配信手段と、として機能させることを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、車両が走行したことのある走行道路に接続する新設道路に関するデータを送信する。このため、ユーザにとって必要性の高いデータのみを用いてナビゲーション地理データを更新するので、例えばデータ通信を行う場合には、通信データ量を軽減できる。又は、更新データの購入コストを削減できる。
請求項2に記載の発明によれば、新設道路を表示した画像と選択表示部とを表示手段に表示するので、ユーザに、データ更新の可否を問い合わせることができる。即ち、ユーザによる必要性の判断も行われるため、不必要なデータによる更新を抑制できる。
請求項3に記載の発明によれば、ナビ側地理データを更新した場合、課金データを課金端末に送信する。従って、ユーザにとって必要性の高いデータにより、データ書換えを行った際に課金するので、データ購入によるコストを削減できる。
請求項4に記載の発明によれば、車両が走行したことのある走行道路に接続する新設道路に関するデータを送信する。このため、ユーザにとって必要性の高いデータのみを用いてナビゲーションの地理データを更新するので、例えばデータ通信を行う場合には、通信データ量を軽減できる。又は、更新データの購入コストを削減できる。
請求項5に記載の発明によれば、表示手段には新設道路を識別可能に表示されるので、更新箇所を判りやすくすることができる。
請求項6に記載の発明によれば、サーバは、車両が走行したことのある走行道路に接続する新設道路に関するデータを送信する。このため、ユーザにとって必要性の高いデータのみを用いてナビゲーション地理データを更新するので、例えばデータ通信を行う場合には、通信データ量を軽減できる。又は、更新データの購入コストを削減できる。
請求項7に記載の発明によれば、サーバが、車両が走行したことのある走行道路に接続する新設道路に関するデータを送信する。このため、ユーザにとって必要性の高いデータのみを用いてナビゲーション地理データを更新するので、例えばデータ通信を行ってデータ更新する場合には、通信データ量を軽減できる。又は、更新データの購入コストを削減できる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図11に従って説明する。図1は、本実施形態における、データ更新システムとしての更新データ配信システム1の概略図である。
図1に示すように、更新データ配信システム1は、サーバ、課金端末としての配信サーバ2を有している。配信サーバ2は、インターネット、衛星回線、基地局3等から構成されるネットワークNを介して、車両Cに搭載されたナビゲーション装置10に接続されている。
次に、ナビゲーション装置10の構成について、図2に従って説明する。ナビゲーション装置10は、履歴情報送信手段、表示制御手段としてのCPU11、履歴記憶手段としてのRAM12、ROM13、外部入力I/F15、タイマ17及びGPS受信部18を備えている。CPU11は、GPS(Global Positioning System)衛星からGPS受信
部18が受信した、位置検出信号を入力する。また、外部入力I/F15を介して、車両Cに設けられた車速センサ及びジャイロから車速パルス、方位検出信号を入力する。そして、CPU11は、これらの信号に基づき、電波航法及び自律航法を組み合わせて自車位置を演算する。外部入力I/F15は、ナビゲーション装置10の表示手段としてのディスプレイ30に隣設された操作スイッチ32等が操作されたとき、その入力操作に応じた信号をCPU11に出力する。また、ディスプレイ30は、タッチパネルであって、タッチパネルが入力操作されると、外部入力I/F15は、CPU11に入力操作に応じた信号を出力する。タイマ17は、CPU11からのクロック信号に基づき計時動作を行う。
また、ナビゲーション装置10は、地理データ記憶部19、画像プロセッサ22及び画像メモリ23を備えている。記憶手段としての地理データ記憶部19は、ハードディスク、又は光ディスク等の外部記憶媒体である。この地理データ記憶部19には、目的地までの経路を探索するためのナビ側地理データとしての経路ネットワークデータ(以下、経路データという20)と、ディスプレイ30に地図画面31を出力するためのナビ側地理データとしての地図描画データ21とが格納されている。
図3(a)に示すように、経路データ20は、全国を各区域に区画したリージョン毎のデータであって、ヘッダ20a、ノードデータ20b、リンクデータ20c、リンクコスト20d、座標データ20e、バージョン20fを有している。ヘッダ20aは、各経路データ20を管理するためのデータを有している。ノードデータ20bは、交差点、道路の端点等を示す各ノードの識別データ、隣接するノードの識別データ等を有している。リンクデータ20cは、リンク列を構成し、接続ノードを示す各リンクレコード、通行規制を示すデータ等を有している。リンクコスト20dは、各リンクレコードに対して付与されたリンクID、リンク長、平均旅行時間等から構成されるデータ群である。座標データ20eは、各ノードの絶対座標を示す。バージョン20fは、その経路データ20のバージョンを示している。
CPU11は、この経路データ20を用いて、タッチパネル等の入力操作により入力された目的地と、現在の自車位置とを接続する推奨経路を探索する。このとき、リンクコスト20dのリンク長、平均旅行時間等を用い、走行時間が最も短縮化される推奨経路、最短距離となる推奨経路、経費が縮小できる推奨経路等のように、複数の経路を探索する。そして、CPU11は、各推奨経路を一度探索すると、その経路を表わすノード・リンクを示す、ノードデータ20b、リンクデータ20c、リンクコスト20d、バージョン20f等を、過去探索履歴としての探索履歴データ14aとしてRAM12に記憶する。
また、CPU11は、車両Cが一度走行した道路は、移動履歴としての走行履歴データ14bとして、RAM12に格納する。走行履歴データ14bは、経路探索の有無に関わらず、車両Cが走行した道路を示し、ノードデータ20b、リンクデータ20c、リンクコスト20d、バージョン20f等が記憶されている。また、私道等、車両Cが地図に登録されていない道を走行した場合には、車両Cの走行軌跡が、その座標・方位を示すデータによって補間される。尚、以下、これらの探索履歴データ14a及び走行履歴データ14bを合わせて、履歴データ14という。
また、図3(b)に示すように、地図描画データ21は、全国の地図を分割したエリア毎に格納され、広域の地図から狭域の地図まで各階層毎に分かれている。各地図描画データ21は、ヘッダ21a、道路データ21b、背景データ21c、誘導データ21dを有している。ヘッダ21aは、その地図描画データ21の階層、エリア等を示し、管理目的のデータである。道路データ21bは、地図上に表示される道路の形状を示すデータであって、ノードデータ、リンクデータの他、カーブを描画するための形状補間点を示すデータを有している。背景データ21cは、道路、市街地、河川等を描画する描画データである。誘導データ21dは、道路名称、道路の方向、施設に関するデータ、文字列データ等を有している。
画像プロセッサ22は、CPU11に基づき、自車位置周辺の地図描画データ21を地理データ記憶部19から読出し、自車位置及び選択された推奨経路をそれぞれ示す各指標、テンプレートデータ等とともに画像メモリ23に出力する。画像メモリ23は、画像プロセッサ22が出力したデータを一時記憶し、映像信号としてディスプレイ30に出力する。
またナビゲーション装置10は、音声プロセッサ25を備えている。音声プロセッサ25は、CPU11の制御に従って、図示しない音声ファイルデータベースから音声ファイルを読出して音声信号をスピーカ26に出力する。これにより、経路を案内する案内音声等が出力される。
また、ナビゲーション装置10は、通信I/F24を備えている。ナビゲーション装置10は、この通信I/F24を介して、配信サーバ2と接続するようになっている。
次に、配信サーバ2の構成について、図4に従って説明する。図4に示すように、配信サーバ2は、受信手段、更新データ配信手段、検索手段、探索手段、コンピュータ、履歴収集手段及び更新データ生成手段としてのCPU40、履歴記憶手段としてのRAM41、ROM42、及び通信I/F43を備える。さらに、配信サーバ2は、地理データ記憶手段としての地理データベース44を備える。CPU40は、ROM42に格納されたデータ更新プログラムに従って、データ更新のための各種処理を行う。地理データベース44には、全国地図に対応した、最新版の地理データとしてのサーバ側経路データ45、地理データとしての地図描画データ46が格納されている。サーバ側経路データ45は、ナビゲーション装置10の経路データ20(図3(a)参照)と同様に、ヘッダ45a、ノードデータ45b、リンクデータ45c、リンクコスト45d、座標データ45e、バージョン45fを有している。また、地図描画データ46は、ナビゲーション装置10の地図描画データ21(図3(b)参照)と同様に、ヘッダ46a、道路データ46b、背景データ46c、誘導データ46dを有している。
さらに、配信サーバ2は、ユーザデータベース47を備えている。ユーザデータベース47には、各ナビゲーション装置10に対応するユーザデータ48が格納されている。ユーザデータ48には、各ナビゲーション装置10に対して付与されたIPアドレス等のID、ユーザが更新用のサーバ側経路データ45等を購入した際に、ユーザに対して課金を行うための各種データが格納されている。
次に、本実施形態の処理手順について、図5及び図6に従って説明する。まず、図5に示すように、ナビゲーション装置10のCPU11は、タイマ17による計測時間が所定時間(例えば30日間に相当する時間)を経過すると、履歴データ14をRAM12から読出す。そして、その履歴データ14を配信サーバ2に送信する(ステップS1−1)。配信サーバ2は、履歴データ14を受信すると、その履歴データ14をRAM41に記憶し、更新データ検索処理を行う(ステップS1−2)。
この更新データ検索処理について、図6に従って説明する。まず、配信サーバ2のCPU40は、データ更新プログラムに従って、受信した履歴データ14に含まれるバージョン20fと、配信サーバ2が有するサーバ側経路データ45のバージョン45fとを比較して、各バージョン20f,45fが互いに異なるか否かを判断する(ステップS2−1)。各バージョン20f,45fが互いに異なると判断した場合には(ステップS2−1においてYES)、ステップS2−2に進む。また、探索経路又は走行経路が、異なるリージョンの経路データ20に亘り、一方のリージョンのバージョン20fは最新ではないが、他方のリージョンのバージョン20fが旧いものであるときには、バージョン20fが最新の版番と異なると判断して(ステップS2−1においてYES)、ステップS2−2に進む。ナビゲーション装置10が送信した履歴データ14のバージョン20fが、サーバ側経路データ45のバージョン45fと同じである場合には(ステップS2−1においてNO)、図5に示すステップS1−3に進む。
ナビゲーション装置10が有する経路データ20のバージョン20fが、最新版のバージョン45fと異なると判断すると、配信サーバ2のCPU40は、走行履歴データ14
bに基づき、車両Cの走行履歴に接続する新設道路を検索する(ステップS2−2)。例えば、走行履歴が、図7(a)に示すリンクL1〜L4で表わされる道路である場合、図7(b)に示すように、そのリンクL1〜L4に新たに接続するリンクLn1(又はリンク列)、ノードNn1を検索する。具体的には、CPU40は、走行履歴データ14bを構成するノードデータ20b、リンクデータ20cに基づき、サーバ側経路データ45内で、対応するノードデータ45b、リンクデータ45cを検索及び抽出する。そして、走行履歴データ14bと、抽出したサーバ側経路データ45との差異を検出する。例えば、各リンクの接続ノードが異なる場合には、その隣接関係の差異を検出する。又は、新たなリンクLn1及びノードNn1が追加されることにより、リンクIDが変更された場合には、走行履歴データ14bのリンクIDと、検出したサーバ側経路データ45のリンクIDとを照合して、異なるリンクIDを有するリンクを検出し、新設道路を示すリンクレコードを判断する。
新設道路を示すリンク、各ノードが検出された場合には、配信サーバ2のCPU40は、その新設道路に関するリンクレコード、リンクID、リンク長、平均旅行時間、座標、バージョンを更新経路データ49として、サーバ側経路データ45から抽出する。尚、新設道路により、隣接するリンクのデータ、リンク列のリンクID等が変更されている場合には、変更が生じたリンクレコード、リンクID、リンク長、平均旅行時間、座標、バージョン等を更新経路データ49に含める。そして、更新経路データ49をRAM41に一時格納する。また、新設道路のリンク列、各ノードに対応する、地図描画データ46内の道路データ46bも、更新経路データ49としてRAM41に一時格納する。
次に、配信サーバ2のCPU40は、走行履歴データ14bに基づく走行履歴中での新設道路を検索する(ステップS2−3)。このとき、まず、CPU40は、走行履歴データ14b内で、座標データや方位データで補間された、補間軌跡としての履歴を検索する。例えば、図8(a)に模式的に示すように、車両Cの走行履歴を表わすリンクL6,L7の間が、図中鎖線で示す経路Pのように、座標データ等で補間されている場合がある。この経路Pは、私道や、幅員が狭小な道等であって、地図に登録されていない経路である。配信サーバ2のCPU40は、そのように座標で補間された経路Pを検出した場合には、サーバ側経路データ45の座標データ45eに基づいて、その座標に対応するリンク、ノードがあるか否かを検索する。図8(b)に示すように、サーバ側経路データ45内で、経路Pの座標に対応するリンクLn3(又はリンク列)が検出された場合には、経路Pに相当する位置に道路が新設されたと判断する。
また、ステップS2−3において、CPU40は、走行履歴データ14bと、サーバ側経路データ45とを照合して、差異を検索する。例えば、道路の拡幅、車線増により、リンクデータ45c又はリンクコスト45dが更新されている場合には、その差異を検出する。
そして、CPU40は、その新設道路、又は変更のある道路のみを示すリンクレコード、リンクID、リンク長、平均旅行時間、座標、バージョン等を更新経路データ49としてサーバ側経路データ45から抽出し、RAM41に一時格納する。また、新設道路又は変更のある道路のリンク及びノードに対応する地図描画データ46の道路データ46bも、更新経路データ49としてRAM41に一時格納する。
続いて、配信サーバ2のCPU40は、探索履歴データ14aをRAM41から抽出し、その探索経路が短縮化される経路を検索する(ステップS2−4)。具体的には、CPU40は、最新版のサーバ側経路データ45を用いて、探索履歴データ14aの始点(出発地)と終点(目的地)とを接続する推奨経路を新たに探索する。このとき、新たに探索した経路(以下、再探索経路という)のリンクコスト45dの各値をそれぞれ累積して、
予想走行時間、距離、経費を算出する。そして、探索履歴データ14aに基づく推奨経路に比べて、予想走行時間、距離、経費の少なくとも一つが軽減又は短縮される再探索経路があるか否かを判断する。
例えば、ナビゲーション装置10が探索した、探索履歴データ14aに基づく推奨経路が図9(a)に示すリンクL10〜L14で構成されているとする。そして、配信サーバ2が探索した再探索経路が図9(b)に示すリンクL10,L14,L15,L16と、新設道路を示すリンクLn5とから構成され、新設道路(Ln5)により、時間等が短縮される場合、CPU40は、時間等が短縮化又は軽減される再探索経路があると判断する。
該当する再探索経路が存在する場合には、CPU40は、その再探索経路と、探索履歴データ14aに基づく推奨経路の差分を検出する。この差分は、新設道路、又は幅員増大、通行規制の変更等を示す。そして、差分を示す、リンクレコード、リンクID、リンク長、平均旅行時間、座標、バージョン等を更新経路データ49としてサーバ側経路データ45から抽出し、RAM41に一時格納する。また、その新設道路を表わすリンク列及び各ノードに対応する地図描画データ46の道路データ46bも、更新経路データ49としてRAM41に一時格納する。即ち、車両Cの走行履歴経路に直接接続しない新設道路でも、探索履歴に関わる道路であれば、更新経路データ49に含める。
更新データ検索処理が終了すると、図5に示すステップS1−3に戻り、配信サーバ2のCPU40が、更新データ検索処理において、更新経路データ49を生成したか否かを判断し、生成したと判断した場合には(ステップS1−3においてYES)、更新経路データ49をナビゲーション装置10に送信する(ステップS1−4)。また、更新経路データ49が生成されていないと判断した場合には(ステップS1−3においてNO)、更新データを検出しなかった旨を示す検索結果をナビゲーション装置10に送信する(ステップS1−5)。ナビゲーション装置10は、検索結果を受信すると、ディスプレイ30にその検索結果に基づく表示を出力する。この表示には、例えば「更新データはありません」等の案内が描画されている。ナビゲーション装置10は、ディスプレイ30に検索結果を表示すると、データ更新のための処理を終了し、次の更新時点まで待機する。
ナビゲーション装置10のCPU11は、更新経路データ49を受信すると、その更新経路データ49をRAM12に一時格納する(ステップS1−6)。そして、その更新経路データ49に基づいて、更新確認画面を表示する(ステップS1−7)。このとき、画像プロセッサ22は、CPU11の制御に従って、更新経路データ49、経路データ20及び地図描画データ21を用いて、新設道路又は変更のある道路が反映された地図を出力するためのデータを生成する。また、画像プロセッサ22は、もともと格納していた経路データ20及び地図描画データ21のみを用いて、新設道路又は変更のある道路が反映されていない出力データを生成する。そして、各出力データを画像メモリ23に記憶した後、ディスプレイ30に出力する。
その結果、図10に示すような更新確認画面50がディスプレイ30に表示される。更新確認画面50の左半分には、新設道路又は変更のある道路が反映されていない出力データに基づく、旧地図画像51が表示されている。更新確認画面50の右半分には、新設道路又は変更のある道路が反映された、新地図画像52が表示されている。新設道路又は変更のある道路を示す画像53は、他の道路の画像と判別可能にするため、赤色等、他の道路と異なる色で描画される。さらに、画面には、更新データの存在等を案内する案内表示部54と、更新の可否を選択するための選択表示部としての各操作部55,56とが表示されている。
さらに、ナビゲーション装置10のCPU11は、操作部55,56の入力操作により、データの書換えを実行するか否かを判断する(ステップS1−8)。データ書換えを見送る入力操作が行われたと判断すると(ステップS1−8においてNO)、CPU11は、更新経路データ49を消去して(ステップS1−10)、処理を終了する。
データ書換え実行を指示する入力操作が行われたと判断すると(ステップS1−8においてYES)、CPU11は、更新経路データ49を、経路データ20と、地図描画データ21の道路データ21bに追加して、データの書換えを行う(ステップS1−9)。これにより、例えば新設道路周辺を走行するとき等には、図11に示すように新設道路の画像57が反映された地図画面31がディスプレイ30に表示される。
更新経路データ49を用いてデータ書換えを行うと、ナビゲーション装置10は、課金データを配信サーバ2に送信する(ステップS1−11)。課金データには、ナビゲーション装置10のID、書換えを実行したことを示すフラグ、書換えを行ったデータ量等が含まれている。配信サーバ2は、この課金データを受信すると、課金処理を行う(ステップS1−12)。例えば、課金データを送信したナビゲーション装置10のIDに基づき、ユーザデータ48を検索して、そのユーザデータ48を課金データに応じて更新する。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)上記実施形態では、ナビゲーション装置10は、探索履歴データ14a、走行履歴データ14bからなる履歴データ14を、配信サーバ2に定期的に送信するようにした。また、配信サーバ2は、受信した走行履歴データ14bに基づき、車両Cの走行経路に接続する新設道路を、地理データベース44内で検索するようにした。新設道路を検出した場合、その新設道路を示すリンクレコード、ノードデータ、リンクID、リンク長等を、更新経路データ49として、ナビゲーション装置10に送信するようにした。そして、ナビゲーション装置10は、ユーザの入力操作に基づき、受信した更新経路データ49を経路データ20又は地図描画データ21に追加するようにした。このため、ナビゲーション装置10は、走行履歴に関連のある、必要性の高いデータのみを受信することができる。従って、通信データ量を軽減できる他、更新データの購入コストを削減できる。
(2)上記実施形態では、配信サーバ2は、走行履歴データ14bに基づく走行経路中において、座標又は方位等で補間された経路を検出するようにした。そして、補間された経路に相当する新設道路を検出し、その新設道路に関する更新経路データ49を生成するようにした。また、走行履歴データ14bと、サーバ側経路データ45とを比較して、拡幅、車線増等の変更箇所に基づく差異を検出し、変更箇所を反映した更新経路データ49を生成するようにした。そして、ナビゲーション装置10は、ユーザの入力操作に基づき、受信した更新経路データ49を経路データ20又は地図描画データ21に追加するようにした。このため、ナビゲーション装置10は、車両Cが走行したことがある区域の道であって、必要性の高いデータのみを受信することができる。従って、通信データ量を軽減できる他、更新データの購入コストを削減できる。
(3)上記実施形態では、配信サーバ2は、受信した探索履歴データ14aよりも、時間、距離及び経費のうち、少なくとも一つが短縮化される経路を再探索するようにした。そして、短縮化される再探索経路が検出された場合に、探索履歴データ14aと、再探索経路との差分を検出するようにした。そして、その差分を示すリンクレコード、ノードデータ、リンクID、リンク長等を更新経路データ49として、ナビゲーション装置10に送信するようにした。そして、ナビゲーション装置10は、ユーザの入力操作に基づき、受信した更新経路データ49を経路データ20又は地図描画データ21に反映するようにした。このため、ナビゲーション装置10は、車両Cが走行したことのない区域でも、探索履歴に関連のある、必要性の高いデータのみを受信することができる。従って、通信デ
ータ量を軽減できる他、更新データの購入コストを削減できる。
(4)上記実施形態では、走行経路に接続する新設道路の検索(ステップS2−2)、走行経路中の新設道路又は変更のある道路の検索(ステップS2−3)、探索履歴に基づく推奨経路がより短縮化できる経路の検索(ステップS2−4)を行って、複数条件で検索を行うようにした。このため、車両Cが走行したことがある経路に関連する新設道路又は変更のある道路と、走行したことが無くても、過去に向った目的地まで走行するための新設道路とを検索できる。従って、ユーザにとって必要性のあるデータを漏れなく検出することができる。
(5)上記実施形態では、ナビゲーション装置10は、配信サーバ2から更新経路データ49を受信した際に、更新する新設道路又は変更のある道路を示す新地図画像52と、ユーザによりデータの更新の可否を選択可能な操作部55,56をディスプレイ30に表示するようにした。そして、操作部55においてデータ更新が選択された場合に、受信した更新経路データ49を地理データ記憶部19に追加するようにした。即ち、配信サーバ2により、必要性が高いと想定される更新経路データ49を送信した後、ユーザによる必要性の判断も行われるため、不必要なデータがナビゲーション装置10に格納されない。このため、ナビゲーション装置10に格納された経路データ20、地図描画データ21のデータ容量の増大を抑制できる。
(6)上記実施形態では、ナビゲーション装置10は、履歴データ14を定期的に配信サーバ2に送信して、更新経路データ49の検索及び送信を要求するようにした。このため、ナビゲーション装置10は、定期的に、必要性の高い更新データを受信できる。
(7)上記実施形態では、配信サーバ2は、履歴データ14に基づいて、更新経路データ49の有無を判断するようにした。即ち、自車位置周辺の新設道路を検索する場合、道路が網の目状に敷設されていると検索量が多くなり、ユーザにとって必要性の無い新設道路まで検出してしまうが、走行履歴データ14b又は探索履歴データ14aを用いて検索ことにより、必要性の高いデータを検出できる。また、検索の効率性を向上できる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では、配信サーバ2は、ナビゲーション装置10が有する地図描画データ21のバージョン情報は参照しないようにしたが、参照するようにしてもよい。
・経路データ20及びサーバ側経路データ45は、新設道路を示すリンクレコードに、新設フラグを対応させて格納してもよい。そして、配信サーバ2は、履歴データ14に対応する、サーバ側経路データ45のリンクレコードに、「新設道路」を示したフラグが関連付けられている場合に、そのリンクレコードに対応する道路が新設道路であると判断しても良い。
・上記実施形態では、配信サーバ2は、走行時間、距離、経費の少なくとも一つが短縮される経路に関するデータを、更新経路データ49としたが、走行時間又は距離だけが短縮化される経路を再探索するようにしてもよい。
・上記実施形態では、課金処理を省略しても良い。また、課金端末を配信サーバ2としたが、他の端末を設けるようにしてもよい。
・上記実施形態では、ナビゲーション装置10が、履歴データ14を蓄積し、その蓄積したデータを定期的に配信サーバ2に送信するようにしたが、配信サーバ2が、ナビゲーション装置10から受信した走行履歴、探索履歴等に基づき、履歴データ14を図示しないデータベースに蓄積するようにしてもよい。
・上記実施形態では、配信サーバ2が新設道路を検出した場合、新設道路の位置等を案内した描画データ(ビットマップデータ等)を送信するようにしてもよい。そして、ナビゲーション装置10で更新実行が選択された後に、更新経路データ49を送信するようにしてもよい。このようにすると、ユーザが不必要であると判断したデータは送信されないので、通信データ量をより軽減できる。
・上記実施形態では、更新確認画面50において、新設道路又は変更箇所の画像53を赤色に描画したが、その他の色、点滅表示にしてもよい。又は、新設道路又は変更箇所の画像53をその他の指標で表示するようにしてもよい。
・上記実施形態では、更新確認画面50中の新地図画像52において、データ更新が完了するまで、その新設道路の位置、形状等が判別不可能になるように、出力データを暗号化したり、新設道路の画像53にマスクを重畳して表示しても良い。
・上記実施形態では、配信サーバ2は、ネットワークNを介して更新経路データ49をナビゲーション装置10に送信するようにした。これ以外に、ナビゲーション装置10の、記憶手段としての地理データ記憶部19(ハードディスク、又は光ディスク等の記憶媒体)を取り外し、その地理データ記憶部19を、配信サーバ2又は配信サーバ2の機能を有する専用の端末に、接続するようにしてもよい。また、更新確認画面50を、その専用端末に表示してもよい。そして、配信サーバ2又は専用端末に装着又は接続された地理データ記憶部19に、更新経路データ49を入力するようにしてもよい。又は、車両Cに配信サーバ2の機能を有する端末を運び、ナビゲーション装置10とその端末をケーブルで接続して、更新経路データ49の送受信を行うようにしてもよい。
・データ更新システムは、ナビゲーション装置10と、最新版の地理データを格納した、地理データ記憶手段としての光ディスク等の記憶媒体とから構成してもよい。この場合、ナビゲーション装置10において、履歴記憶手段としてのRAM12に、履歴データ14を格納する。そして、検索手段、探索手段、表示制御手段、コンピュータ、履歴収集手段及び更新データ生成手段としてのCPU11が、新設道路や変更の生じた道路を、記憶媒体に格納された地理データ内で検索し、新設道路又は変更の生じた道路をディスプレイ30に表示する。このようにすると、配信サーバ2と通信しない場合にも、新設道路又は変更の生じた道路に関するデータのみを用いて、経路データ20を更新することができる。また、それらの道路をディスプレイ30に表示するので、データの更新箇所を判りやすくすることができる。
本実施形態の更新データ配信システムの概略図。 ナビゲーション装置の構成のブロック図。 (a)は、経路データの説明図、(b)は、地図描画データの説明図。 配信サーバの構成のブロック図。 本実施形態の処理手順の説明図。 同処理手順の説明図。 (a)は旧版、(b)は最新版の経路データ又は道路データの説明図。 (a)は旧版、(b)は最新版の経路データ又は道路データの説明図。 (a)は旧版、(b)は最新版の経路データ又は道路データの説明図。 更新確認画面の説明図。 更新後の地図画面の説明図。
符号の説明
2…サーバ及び課金端末としての配信サーバ、10…ナビゲーション装置、11…履歴情報送信手段、表示制御手段及び更新データ生成手段としてのCPU、12…履歴記憶手段としてのRAM、13…ROM、14a…過去探索履歴としての探索履歴データ、14b…移動履歴としての走行履歴データ、19…記憶手段としての地理データ記憶部、20…ナビ側地理データとしての経路データ、21…ナビ側地理データとしての地図描画データ、30…表示手段としてのディスプレイ、40…受信手段、更新データ検索手段、更新データ配信手段、検索手段、探索手段及び更新データ生成手段としてのCPU、41…履歴記憶手段としてのRAM、44…データベースとしての地理データベース、45…地理データとしてのサーバ側経路データ、46…地理データとしての地図描画データ、53,57…画像、55,56…選択表示部としての操作部、C…車両、P…補間軌跡としての経路。

Claims (7)

  1. 地理データを格納した地理データ記憶手段が設けられたサーバと、車両に搭載されるとともにナビ側地理データを格納したナビゲーション装置とを備えたデータ更新システムにおけるナビゲーション装置のデータ更新方法において、
    前記ナビゲーション装置が、前記車両が走行したことのある走行道路を走行履歴データとして記憶する段階と、
    前記ナビゲーション装置が、記憶した走行履歴データを前記サーバに送信する段階と、
    前記サーバが、前記地理データ記憶手段に格納された前記地理データから、受信した前記走行履歴データにおける前記走行道路に接続している新設道路を検索する段階と、
    前記サーバが、前記走行道路に接続している新設道路に関する地理データを前記ナビゲーション装置に送信する段階と、
    前記ナビゲーション装置が、受信した前記地理データに基づいて、前記ナビ側地理データを更新する段階と
    を有することを特徴とするナビゲーション装置のデータ更新方法。
  2. 請求項1に記載のナビゲーション装置のデータ更新方法において、
    受信した前記地理データに基づき、前記ナビゲーション装置が、前記新設道路を表示した画像、及びユーザによりデータの更新の可否を選択可能な選択表示部を表示手段に表示する段階と、
    前記選択表示部においてデータ更新が選択された場合に、前記ナビゲーション装置が、受信した前記地理データを格納して前記ナビ側地理データを更新する段階と
    をさらに有することを特徴とするナビゲーション装置のデータ更新方法。
  3. 請求項1又は2に記載のナビゲーション装置のデータ更新方法において、
    記ナビ側地理データを更新した場合、前記ナビゲーション装置が、課金データを課金端末に送信する段階をさらに有することを特徴とするナビゲーション装置のデータ更新方法。
  4. 地理データを格納した地理データ記憶手段が設けられたサーバと、車両に搭載されるとともにナビ側地理データを格納したナビゲーション装置とを備えたデータ更新システムにおいて、
    前記ナビゲーション装置には、
    前記車両が走行したことのある走行道路を走行履歴データとして記憶する履歴記憶手段と、
    該履歴記憶手段に記憶された前記走行履歴データを前記サーバに送信するとともに前記サーバから送信される前記地理データを受信する送受信手段と、
    受信した前記地理データに基づいて前記ナビ側地理データを更新する更新手段とが設けられ、
    前記サーバには、
    前記地理データ記憶手段に格納された前記地理データから、受信した前記走行履歴データにおける前記走行道路に接続している新設道路を検索する検索手段と、
    前記走行道路に接続している新設道路に関する地理データを前記ナビゲーション装置に送信する更新データ配信手段とが設けられている
    ことを特徴とするデータ更新システム。
  5. 請求項4に記載のデータ更新システムにおいて、
    前記ナビゲーション装置には、受信した前記地理データに基づいて前記新設道路を表示手段に識別表示させる表示制御手段が設けられていることを特徴とするデータ更新システム。
  6. 車両に搭載されたナビゲーション装置に格納されたナビ側地理データを更新するためのサーバであって、
    地理データを記憶する地理データ記憶手段と、
    前記ナビゲーション装置から送信されるとともに前記車両が走行したことのある走行道路が示された走行履歴データを受信する受信手段と、
    前記地理データ記憶手段に格納された前記地理データから、受信した前記走行履歴データにおける前記走行道路に接続している新設道路を検索する検索手段と、
    前記走行道路に接続している新設道路に関する地理データを前記ナビゲーション装置に送信する更新データ配信手段と
    を備えたことを特徴とするサーバ。
  7. 地理データを格納した地理データ記憶手段が設けられたサーバと、車両に搭載されるとともにナビ側地理データを格納したナビゲーション装置とを備えたコンピュータシステムに、前記ナビ側地理データを更新するための処理を実行させるデータ更新プログラムであって、
    前記ナビゲーション装置を、
    前記車両が走行したことのある走行道路を走行履歴データとして記憶する履歴記憶手段と、
    該履歴記憶手段に記憶された前記走行履歴データを前記サーバに送信するとともに前記サーバから送信される前記地理データを受信する送受信手段と、として機能させ、
    前記サーバを、
    前記地理データ記憶手段に格納された前記地理データから、受信した前記走行履歴データにおける前記走行道路に接続している新設道路を検索する検索手段と、
    前記走行道路に接続している新設道路に関する地理データを前記ナビゲーション装置に送信する更新データ配信手段と、
    として機能させることを特徴とするデータ更新プログラム。
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