JP4732317B2 - 撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法 - Google Patents

撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4732317B2
JP4732317B2 JP2006331379A JP2006331379A JP4732317B2 JP 4732317 B2 JP4732317 B2 JP 4732317B2 JP 2006331379 A JP2006331379 A JP 2006331379A JP 2006331379 A JP2006331379 A JP 2006331379A JP 4732317 B2 JP4732317 B2 JP 4732317B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
camera
unit
parameter
illumination unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006331379A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008147896A (ja
Inventor
徹 鶴田
隆文 枝並
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006331379A priority Critical patent/JP4732317B2/ja
Publication of JP2008147896A publication Critical patent/JP2008147896A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4732317B2 publication Critical patent/JP4732317B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、照明及び撮影の制御を行う撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法に関するものである。
交通事故を減らすための技術の一つとして、車両周辺の歩行者や走行車両等、走路上もしくは走路内に進入し得る障害物を、車載カメラ映像に基づいて認識し、運転者へ提示することにより、運転者への注意を喚起する技術がある。
なお、本発明の関連ある従来技術として、ステレオカメラを用いて障害物を検出するステレオ式車外監視装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、単一カメラを用いて障害物を検出する障害物検出装置がある(例えば、特許文献2参照)。また、アクティブセンサを用いる車両周辺監視装置がある(例えば、特許文献3参照)。また、外乱光の影響を抑える車載周辺状況検出装置がある(例えば、特許文献4参照)。
特開2001−41741号公報 特開2003−44996号公報 特開2005−159392号公報 特開2006−11671号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の技術においては、複雑な画像処理が必要であるという問題がある。また、パッシブセンサであるため、撮影した画像に外乱光(夜間の対向車のヘッドライトや昼間の逆光等)が入った場合、障害物として誤認識する場合がある。また、撮影した画像における外乱光の影響により撮影した画像が飽和してしまう場合、障害物を認識することができなくなる。
また、特許文献3の技術によれば、近赤外光を照射して障害物を高輝度に撮影するアクティブセンサを用いることにより、画像処理の負荷を軽減することができる。また、夜間の障害物認識にも有効であり、障害物認識を行わない夜間の視覚補助機能は、実用化されている。しかしながら、上述した外乱光を障害物として誤認識する問題、及び外乱光による画像の飽和の問題には対応できていない。
また、特許文献4の技術によれば、近赤外光をONにして撮影した画像(ON画像)と近赤外光をOFFにして撮影した画像(OFF画像)との差分画像から、高輝度で反射する標識を認識することができる。この技術によれば、ON画像とOFF画像において、外乱光が同様に撮影されるため、差分画像において外乱光の影響を小さくすることができ、上述した外乱光を障害物として誤認識する問題を低減することができる。しかしながら、外乱光による画像の飽和の問題は、解決されていない。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、外乱光の影響を低減した画像を取得する撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、照明部を点灯状態にしてカメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを行う取得部と、前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記カメラの露光量の調整を行う調整部とを備える。本発明によれば、外乱光の影響を低減した画像を取得することができる。
また、本発明は、指示に基づいて発光量を変化させることができる照明部と、指示に基づいて露光量を変化させることができるカメラと、前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを行う取得部と、前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記カメラの露光量の調整を行う調整部とを備える。
また、本発明は、照明部とカメラの制御をコンピュータに実行させる撮影制御プログラムであって、前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを実行する取得ステップと、前記取得ステップより取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記取得ステップにおける前記カメラの露光量の制御を行う調整ステップとをコンピュータに実行させる。
また、本発明は、照明部とカメラの制御を行う撮影制御方法であって、前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを実行する取得ステップと、前記取得ステップより取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記取得ステップにおける前記カメラの露光量の制御を行う調整ステップとを実行する。
また、本発明の構成要素、または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、記録媒体、データ構造などに適用したものも本発明に含む。本発明によれば、外乱光の影響を低減した画像を取得することができる。
本発明によれば、外乱光の影響を低減した画像を取得することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
実施の形態1.
本実施の形態においては、本発明の撮影装置を適用した障害物検知装置について説明する。この障害物検知装置は、車両に搭載され、撮影した障害物(被写体)の存在を運転者に通知するものである。
まず、障害物検知装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る障害物検知装置の構成の第1の例を示すブロック図である。この障害物検知装置20は、タイミング制御部1、照明部2、カメラ3、画像メモリ4a,4b、差分演算部5、強調部6、認識部7、通知部8、外乱光評価部9、強調評価部10、調整部11を備える。
照明部2は、可視光から近赤外光までの光を照射できるLED(Light-Emitting Diode)であり、所定の撮影方向に向けて設置されている。また、照明部2の発光量は、調整部11から与えられる発光量制御パラメータにより制御される。本実施の形態における発光量制御パラメータは、照明部2へ供給される電流値である。同様に、カメラ3は、可視光から近赤外光までを撮影できるカメラであり、所定の撮影方向に向けて設置されている。また、カメラ3の露光量は、調整部11から与えられる露光量制御パラメータにより制御される。本実施の形態における露光量制御パラメータは、カメラ3のシャッタースピード及びアイリス(絞り)である。
タイミング制御部1は、照明部2がONになる照射タイミング、カメラ3が撮影を行う撮影タイミングの制御を行う。なお、照明部2及びカメラ3は、本実施の形態の波長領域と異なる波長領域(例えば、近赤外光のみ、可視光のみ)を対象としても良い。
次に、障害物検知装置20の動作について説明する。
図2は、本実施の形態に係る障害物検知装置の動作の一例を示すフローチャートである。最初の動作の前に、調整部11は、照明部2に対して予め設定された発光量制御パラメータの初期値を設定し、カメラ3に対して予め設定された露光量制御パラメータの初期値を設定する。
まず、タイミング制御部1は、第1撮影処理を行う(S11)。第1撮影処理において、タイミング制御部1は、照明部2に点灯タイミングを指示し、カメラ3、画像メモリ4a、調整部11に対して、撮影タイミングを指示する。照明部2は、タイミング制御部1からの点灯タイミングの指示に従って点灯を行い、その後、カメラ3は、タイミング制御部1からの撮影タイミングに従って撮影を行う。画像メモリ4aは、タイミング制御部1からの撮影タイミングに従って、照明部2の点灯時にカメラ3で撮影された画像aを格納する。
次に、タイミング制御部1は、第2撮影処理を行う(S12)。第1撮影処理と同様、第2撮影処理において、タイミング制御部1は、照明部2に消灯タイミングを指示し、カメラ3、画像メモリ4b、調整部11に対して、撮影タイミングを指示する。照明部2は、タイミング制御部1からの消灯タイミングの指示に従って消灯を行い、その後、カメラ3は、タイミング制御部1からの撮影タイミングに従って撮影を行う。画像メモリ4bは、照明部2の消灯時にカメラ3で撮影された画像bを格納する。
次に、外乱光評価部9及び強調評価部10は、評価準備処理を行う(S13)。ここで、外乱光評価部9は、外乱光の輝度の最大値である外乱光輝度最大値Pの値を0に初期化する。更に、強調評価部10は、強調処理に用いる強調パラメータQの値を1に初期化する。
次に、差分演算部5は、画素読み出し処理を行う(S14)。ここで、差分演算部5は、第1撮影処理により画像メモリ4aに格納された画像aからラスタスキャン順に1画素ずつの輝度A(画素値)を読み出すと共に、第2撮影処理により画像メモリ4bに格納された画像bからラスタスキャン順に1画素ずつの輝度B(画素値)を読み出す。
次に、差分演算部5は、画素毎に(A−B)を算出して輝度Cとする差分演算処理を行う(S15)。ここで、各画素の輝度Cからなる画像を画像cとする。次に、外乱光評価部9は、輝度A,Cに基づいて、外乱光の部分の輝度Aの最大値Pを求める外乱光評価処理を行う(S16)。外乱光評価処理については、後述する。
次に、強調評価部10は、画像cに基づいて、後述する強調処理により画像cを強調するための強調パラメータQを算出する強調評価処理を行う(S17)。強調処理は、画像cのダイナミックレンジを拡大する処理であり、強調評価処理は、強調処理において画像cに乗ずる倍率を強調パラメータQとして算出する処理である。つまり、画像cのダイナミックレンジが小さいほど、強調パラメータQの値は大きくなる。ここで、強調評価部10は、画像cのダイナミックレンジ(輝度Cの最小値及び最大値)を算出し、このダイナミックレンジに基づいてQを算出し、1フレーム分の強調評価処理から得られたQの値を次のフレームの強調処理まで格納しておく。
次に、強調部6は、1フレーム前に算出されて格納された強調パラメータQの値であるQ’を用いて、現フレームの画像cを強調する強調処理を行う(S18)。ここで、強調部6は、画像cにおける各画素の輝度Cに強調パラメータQ’を乗じ、画像dを得る。つまり、画像dは、画像cのコントラストを高めた画像であり、障害物が強調された画像である。障害物が強調された画像dを用いて後段の認識処理を行うことにより、認識処置の負荷を軽減することができる。更に、後段の通知処理においてユーザが障害物を認識しやすい表示を行うことができる。
次に、強調部6は、1フレーム分の全ての画素について処理S14〜S18が終了したか否かの判定を行い、終了していない場合(S19,N)、処理S14に戻り、次の画素の処理を行い、終了した場合(S19,Y)、次の処理へ移行する。
次に、調整部11は、外乱光評価処理により算出された外乱光輝度最大値P及び強調評価処理により算出された強調パラメータQに基づいて、照明部2の発光量制御パラメータ及びカメラ3の露光量制御パラメータを調整する調整処理を行う(S20)。次に、認識部7は、画像dに基づいて撮影方向における障害物を認識する認識処理を行う(S21)。次に、通知部8は、画像dの表示、及び認識処理により認識された障害物の通知を行う通知処理を行い(S22)、このフローは終了する。
なお、通知部8は、画像dを表示すると共に、認識処理により認識された障害物を強調表示しても良い。また、通知部8が画像dの表示だけを行う場合、障害物検知装置20は、認識部7を備えなくても良い。また、障害物検知装置20が認識部7を備える場合、通知部8は、画像dの表示を行わずに、表示、音声、振動等による障害物の通知を行っても良い。
次に、外乱光評価処理の詳細について説明する。
図3は、本実施の形態に係る外乱光評価処理の一例を示すフローチャートである。まず、外乱光評価部9は、予め設定された閾値T1(第1閾値)を用いて、|C|<Tdが成立するか否かの判定を行い、|C|<T1が成立しない場合(S31,N)、このフローは終了し、|C|<T1が成立する場合(S31,Y)、次の処理へ移行する。次に、外乱光評価部9は、予め設定された閾値T2(第2閾値)を用いて、A>T2が成立するか否かの判定を行い、A>T2が成立しない場合(S32,N)、このフローは終了し、A>T2が成立する場合(S32,Y)、次の処理へ移行する。次に、外乱光評価部9は、予め設定された閾値T2を用いて、A>Pが成立するか否かの判定を行い、A>Pが成立しない場合(S33,N)、このフローは終了し、A>Pが成立する場合(S33,Y)、AをPの値として更新し(S34)、このフローは終了する。この外乱光評価処理によれば、点灯時と消灯時の輝度の差が小さく且つ輝度が高い画素を、外乱光の画素と判定することにより、外乱光輝度最大値Pを算出することができる。
次に、調整処理について説明する。
図4は、本実施の形態に係る調整処理の内容の一例を示す表である。この表は、外乱光輝度最大値P及び強調パラメータQについての条件C1,C2,C3を示し、各条件に対して、Pの範囲、Qの範囲、状況、照明部2の発光量の調整方法、カメラ3の露光量の調整方法を示す。照明部2の発光量の調整方法、及びカメラ3の露光量の調整方法の内容は、実行済みの第1撮影処理及び第2撮影処理における発光量及び露光量に対して、次に実行する第1撮影処理及び第2撮影処理における発光量及び露光量をどのように変更するかを示す。
照明部2の発光量の調整方法において、「発光量を増大させる」とは、次回の第1撮影処理時に照明部2に供給する電流値を増大させることであり、「発光量を減少させる」とは、次の第1撮影処理時に照明部2に供給する電流値を減少させることである。また、カメラ3の露光量の調整方法において、「露光量を増大させる」とは、次の第1撮影処理時及び第2撮影処理時にカメラ3のシャッタースピードをより遅くすること、またはアイリスをより広くすること、または、それら両方を行うことであり、「露光量を減少させる」とは、次の第1撮影処理時及び第2撮影処理時にカメラ3のシャッタースピードをより速くすること、またはアイリスをより狭くすること、またはそれら両方を行うことである。
図5は、本実施の形態に係る発光量と露光量と画像の関係の第1の例を示す表である。この例の撮影環境は、夜間の場合であり、且つ画像内にヘッドライト光が入る場合である。この表は、照明部2の発光量の設定及びカメラ3の露光量の設定と、その設定に応じて得られる画像a,b,cを示す。ここで、発光量は、「強」、「中」、「弱」の3段階で表され、露光量は、「大」、「小」の2段階で表される。図6は、本実施の形態に係る発光量と露光量と画像の関係の第2の例を示す表である。この例の撮影環境は、昼間の場合であり、且つ画像内に太陽光が入る場合である。この表の表記方法は、図5と同様である。
また、図5及び図6において、画像F10,F30は、照明部2が消灯状態、露光量が小のときの画像bである。画像F11,F31は、照明部2が点灯状態で発光量が弱、露光量が小のときの画像aである。画像F12,F32は、照明部2が点灯状態で発光量が中、露光量が小のときの画像aである。画像F13,F33は、照明部2が点灯状態で発光量が強、露光量が小のときの画像aである。同様に、画像F20,F40は、照明部2が消灯状態、露光量が大のときの画像bである。画像F21,F41は、照明部2が点灯状態で発光量が弱、露光量が大のときの画像aである。画像F22,F42は、照明部2が点灯状態で発光量が中、露光量が大のときの画像aである。画像F23,F43は、照明部2が点灯状態で発光量が強、露光量が大のときの画像aである。
ここで、画像F20,F21,F22,F23は、ヘッドライト光により飽和し、ヘッドライト光の領域が広がった画像になっている。また、画像F40,F41,F42,F43は、太陽光により飽和し、太陽光の領域が広がった画像になっている。
画像F14は、画像F10,F11から得られる画像cである。画像F15は、画像F10,F12から得られる画像cである。画像F16は、画像F10,F13から得られる画像cである。画像F24は、画像F20,F21から得られる画像cである。画像F25は、画像F20,F22から得られる画像cである。画像F26は、画像F20,F23から得られる画像cである。画像F34は、画像F30,F31から得られる画像cである。画像F35は、画像F30,F32から得られる画像cである。画像F36は、画像F30,F33から得られる画像cである。画像F44は、画像F40,F41から得られる画像cである。画像F45は、画像F40,F42から得られる画像cである。画像F46は、画像F40,F43から得られる画像cである。
ここで、認識処理や通知処理に適している画像c、即ち、外乱光による飽和がなく、且つ障害物を区別することができる画像cは、画像F15,F36である。従って、それぞれの例の撮影環境における画像cとして画像F15,F36以外が得られた場合、調整部11は、画像F15,F36が得られるように調整処理を行う。
例えば、画像cとして画像F14,F24が得られた場合、調整部11は、発光量が弱過ぎると判断する。画像cとして画像F16,F26が得られた場合、調整部11は、発光量が強過ぎると判断する。画像cとして画像F24,F25,F26が得られた場合、調整部11は、露光量が大き過ぎると判断する。同様に、画像cとして画像F34,F35,F44,F45が得られた場合、調整部11は、発光量が弱過ぎると判断する。画像bとしてF40が得られた場合、または画像aとして画像F41,F42,F43が得られた場合、調整部11は、露光量が大き過ぎると判断する。
図7は、本実施の形態に係る調整処理の一例を示すフローチャートである。まず、調整部11は、条件C1が成立するか否かの判定を行い、成立する場合(S41,Y)、第1調整処理を行い(S42)、このフローを終了し、成立しない場合(S41,N)、次の処理へ移行する。ここで、条件C1は、外乱光輝度最大値P及び予め設定された閾値T3を用い、P≧T3(第1範囲内)で表される。条件C1が成立する場合とは、外乱光が強すぎる場合である。また、この場合に実行される第1調整処理は、少なくともカメラ3の露光量を減少させるように露光量制御パラメータを変更する処理である。なお、第1調整処理は、更に照明部2の発光量を増大させるように発光量制御パラメータを変更しても良い。この第1調整処理によれば、次の第1撮影処理及び第2撮影処理において外乱光の影響を減少させ、飽和しない画像を撮影することができる。
次に、調整部11は、条件C2が成立するか否かの判定を行い、成立する場合(S43,Y)、第2調整処理を行い(S44)、このフローを終了し、成立しない場合(S43,N)、次の処理へ移行する。ここで、条件C1は、強調パラメータQ及び予め設定された閾値T4を用い、Q≧T4(第2範囲内)で表される。条件C2が成立する場合とは、障害物からの反射光が弱すぎる場合である。また、この場合に実行される第2調整処理は、照明部2の発光量を増大させるように発光量制御パラメータを変更する処理、またはカメラ3の露光量を増大させるように露光量制御パラメータを変更する処理、またはそれら両方を行う処理である。例えば、障害物が遠方にのみ存在する場合、発光量制御パラメータと露光量制御パラメータの両方を変更する処理を行う。この第2調整処理によれば、次の第1撮影処理及び第2撮影処理において障害物からの反射光をより強く撮影することができる。
次に、調整部11は、条件C3が成立するか否かの判定を行い、成立する場合(S45,Y)、第3調整処理を行い(S46)、このフローを終了する。一方、成立しない場合(S45,N)、調整部11は、発光量及び露光量が適切であると判定し、照明部2の発光量制御パラメータ及びカメラ3の露光量制御パラメータを現状のまま変更せず、このフローを終了する。ここで、条件C3は、外乱光輝度最大値P及び予め設定された閾値T5を用いて、Q<T5(第3範囲内)で表される。条件C3が成立する場合とは、障害物からの反射光が強すぎる場合である。また、この場合に実行される第3調整処理は、照明部2の発光量を減少させるように発光量制御パラメータを変更する処理、またはカメラ3の露光量を減少させるように露光量制御パラメータを変更する処理、またはそれら両方を行う処理である。この第3調整処理によれば、次の第1撮影処理及び第2撮影処理において障害物からの反射光をより弱く撮影することができる。
この調整処理によれば、発光量及び露光量がフィードバック制御されることにより、以後の第1撮影処理及び第2撮影処理において認識処理及び通知処理に適した画像を取得することができる。特に、以後の第1撮影処理及び第2撮影処理における外乱光の影響を低減することができる。
なお、閾値T1,T2,T3,T4,T5は予め設定されるとしたが、調整部11は、取得した画像に基づいて各閾値を調整しても良い。また、調整処理において、Pの範囲、Qの範囲、発光量の調整方法、露光量の調整方法は、本実施の形態と異なる内容を用いても良い。
また、強調パラメータQの代わりに画像cのダイナミックレンジRを用いても良い。この場合、ダイナミックレンジが小さいほど、強調パラメータが大きくなるので、条件C1,C2,C3に用いるRの範囲は、Qの範囲に比べて大小関係が逆になる。
本実施の形態によれば、障害物検知装置20は、画像から撮影環境を判断し、発光量と露光量を調整することにより、障害物認識に適した画像を得ることができる。
ここで、本実施の形態に係る障害物検知装置の構成の第2の例について説明する。
図8は、本実施の形態に係る障害物検知装置の構成の第2の例を示すブロック図である。この図において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。この図は、図1と比較すると、新たに差分画像メモリ12を備える。
図9は、本実施の形態に係る障害物検知装置の動作の第2の例を示すフローチャートである。この図において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。この図は、図2と比較すると、処理S18を必要としない。
まず、図2と同様、処理S11〜S17が実行される。処理S15において、差分演算部5は更に、画像cを差分画像メモリ12に格納する。また、処理S17において、強調評価部10は、算出した強調パラメータQを次のフレームまで格納する必要がない。処理S17の後、強調評価部10は、1フレーム分の全ての画素について、処理S14〜S17を終了したか否かの判断を行い、終了しない場合(S50,N)、処理S14へ戻り、次の画素の処理を行い、終了した場合(S50,Y)、次の処理へ移行する。
次に、強調部6は、画素読み出し処理を行う(S51)。ここで、強調部6は、差分画像メモリ12に格納された画像cからラスタスキャン順に1画素ずつの輝度C(画素値)を読み出す。次に、強調部6は、処理S17により算出された現フレームの強調パラメータQを用いて、現フレームの画像cを強調する強調処理を行う(S54)。
次に、強調部6は、1フレーム分の全ての画素について、処理S51,S54を終了したか否かの判断を行い、終了しない場合(S55,N)、処理S51へ戻り、次の画素の処理を行い、終了した場合(S55,Y)、図2と同様、処理S20〜S22が実行される。
図1及び図2で示される障害物検知装置は、前フレームから得られる強調パラメータQ’を用いて現フレームの強調処理を行ったが、図8及び図9で示される障害物検知装置は、現フレームから得られる強調パラメータQを用いて現フレームの強調処理を行うことができ、強調パラメータQの誤差が小さく、より正確な強調処理、認識処理、通知処理を行うことができる。
ここで、本実施の形態に係る障害物検知装置の構成の第3の例について説明する。
ここでの障害物検知装置の構成は、図1と同様である。図10は、本実施の形態に係る障害物検知装置の動作の第3の例を示すフローチャートである。この図において、図2と同一符号は図2に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。この図は、図2と比較すると、処理S18を必要としない。
まず、図2と同様、処理S11〜S17が実行される。処理S17において、強調評価部10は、算出した強調パラメータQを次のフレームまで格納する必要がない。処理S17の後、強調評価部10は、1フレーム分の全ての画素について、処理S14〜S17を終了したか否かの判断を行い、終了しない場合(S50,N)、処理S14へ戻り、次の画素の処理を行い、終了した場合(S50,Y)、次の処理へ移行する。
次に、差分演算部5は、処理S14と同様の画素読み出し処理を行い(S52)、処理S15と同様の差分演算処理を行う(S53)。次に、強調部6は、処理S17により算出された現フレームの強調パラメータQを用いて、処理S53により算出された現フレームの画像cを強調する強調処理を行う(S54)。
次に、強調部6は、1フレーム分の全ての画素について、処理S52,S53,S54を終了したか否かの判断を行い、終了しない場合(S55,N)、処理S51へ戻り、次の画素の処理を行い、終了した場合(S55,Y)、図2と同様、処理S20〜S22が実行される。
この障害物検知装置は、現フレームから得られる強調パラメータQを用いて現フレームの強調処理を行うことができるだけでなく、差分演算メモリ12を必要としないため、コストの上昇を防ぐことができる。
実施の形態2.
本実施の形態においては、本発明の撮影装置を適用した障害物検知システムについて説明する。
まず、障害物検知システムの構成について説明する。
図11は、本実施の形態に係る障害物検知システムの構成の一例を示すブロック図である。この障害物検知システムは、インフラ装置21と車載装置22を備える。この図において、図1と同一符号は図1に示された対象と同一又は相当物を示しており、ここでの説明を省略する。インフラ装置21は、障害物検知装置20におけるタイミング制御部1、照明部2、カメラ3、画像メモリ4a,4b、差分演算部5、強調部6、外乱光評価部9、強調評価部10、調整部11の他に、送信部31を備える。車載装置22は、障害物検知装置20における認識部7、通知部8の他に、受信部41を備える。
次に、障害物検知システムの動作について説明する。
この障害物検知システムにおいて、障害物検知装置20における処理S11〜S20は、インフラ装置21により行われ、障害物検知装置20における処理S21〜S22は、車載装置22により行われる。また、送信部31は、強調部6により得られる画像dのデータを車載装置22へ送信し、受信部41は、インフラ装置21から送信された画像dのデータを受信し、認識部7及び通知部8へ渡す。
図12は、本実施の形態に係る障害物検知システムの動作の一例を示す概念図である。交差点において路側に設置されたインフラ装置21は、カメラ3で障害物を撮影し、撮影した画像から得られるデータを送信部31により車載装置22へ送信する。車両51に搭載された車載装置22は、受信したデータに基づいて車両の運転者への通知を行う。この図に示すように、カメラ3は、車両51の死角53を撮影するように設置される。ここで、車両51は、交差点で右折しようとする車両であり、車両51の死角53とは、車両51から見て対向車線の右折車52により隠れる領域である。
なお、車載装置22における認識部7は、インフラ装置21に備えられても良い。この場合、送信部31は、認識部7により認識された障害物のデータを車載装置22へ送信し、受信部41は、インフラ装置21から送信された障害物のデータを受信し、通知部8へ渡す。この場合、車載装置22は、認識部7が不要となるため、車載装置22の負担を軽減することができる。更に、送信部31から受信部41へのデータは、画像のデータより小さいため、通信への負担を軽減することができる。また、通知部8が画像dの表示だけを行う場合、インフラ装置21及び車載装置22は、認識部7を備えなくても良い。また、インフラ装置21または車載装置22が認識部7を備える場合、通知部8は、画像dの表示を行わずに、表示、音声、振動等による障害物の通知を行っても良い。
本実施の形態によれば、車両の運転者に対して視覚補助を行うことにより、車両の運転における安全性を向上させることができる。
なお、取得部は、実施の形態におけるタイミング制御部1に対応する。また、調整部は、実施の形態における調整部、差分演算部、外乱光評価部、強調評価部に対応する。また、表示部及び通知部は、実施の形態における通知部に対応する。また、第1処理は、実施の形態における第1撮影処理に対応する。また、第2処理は、実施の形態における第3撮影処理に対応する。また、取得ステップは、実施の形態における処理S11,S12に対応する。また、調整ステップは、実施の形態における処理S13〜S17,S19,S20に対応する。
また、上述した実施の形態に係る障害物検知装置、インフラ装置、車載装置は、情報処理装置に容易に適用することができ、情報処理装置の性能をより高めることができる。ここで、情報処理装置には、例えばカーナビゲーションシステム、ECU(Electric Control Unit)、PC(Personal Computer)等が含まれ得る。
更に、撮影制御装置を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、撮影制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、撮影制御装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
(付記1) 照明部を点灯状態にしてカメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを行う取得部と、
前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記カメラの露光量の調整を行う調整部と、
を備える撮影制御装置。
(付記2) 付記1に記載の撮影制御装置において、
前記調整部は更に、前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記照明部の発光量の調整を行うことを特徴とする撮影制御装置。
(付記3) 付記1または付記2に記載の撮影制御装置において、
前記調整部は、前記第1画像及び前記第2画像における対応する画素値の差を算出することにより第3画像を取得し、前記第1画像及び前記第2画像のいずれかである第4画像と前記第3画像とに基づいて前記調整を行うことを特徴とする撮影制御装置。
(付記4) 付記3に記載の撮影制御装置において、
前記調整部は、前記第3画像中の画素値が所定の第1閾値より小さく、且つ前記第4画像中の画素値が所定の第2閾値より大きい領域を第1領域とし、前記第4画像のうち前記第1領域中の画素値に基づいて第1パラメータを算出し、前記第3画像中の画素値の分布に基づいて第2パラメータを算出し、前記第1パラメータと前記第2パラメータを含むことを特徴とする撮影制御装置。
(付記5) 付記4に記載の撮影制御装置において、
前記第1パラメータが所定の第1範囲内である場合、前記調整部は、前記発光量を増大させる処理と前記露光量を減少させる処理との少なくとも前記露光量を減少させる処理を行うことを特徴とする撮影制御装置。
(付記6) 付記5に記載の撮影制御装置において、
前記第1パラメータが所定の第1範囲内でない場合、且つ前記第2パラメータが所定の第2範囲内である場合、前記調整部は、前記発光量を増大させる処理と前記露光量を増大させる処理との少なくともいずれかを行うことを特徴とする撮影制御装置。
(付記7) 付記6に記載の撮影制御装置において、
前記第1パラメータが所定の第1範囲内でない場合、且つ前記第2パラメータが所定の第2範囲内でない場合、且つ前記第2パラメータが所定の第3範囲内である場合、前記調整部は、前記発光量を減少させる処理と前記露光量を減少させる処理との少なくともいずれかを行うことを特徴とする撮影制御装置。
(付記8) 付記4乃至付記7のいずれかに記載の撮影制御装置において、
前記第1パラメータは、前記第4画像のうち前記第1領域中の画素値の最大値であることを特徴とする撮影制御装置。
(付記9) 付記4乃至付記8のいずれかに記載の撮影制御装置において、
前記第2パラメータは、前記第3画像中の画素値のダイナミックレンジを拡大するための画素値の倍率であることを特徴とする撮影制御装置。
(付記10) 付記1乃至付記9のいずれかに記載の撮影制御装置において、
前記調整部は、前記カメラのシャッタースピード及びアイリスの少なくともいずれかの制御を行うことにより、前記露光量の制御を行うことを特徴とする撮影制御装置。
(付記11) 付記4乃至付記10のいずれかに記載の撮影制御装置において、
更に、前記調整部により算出された第2パラメータに基づいて前記第3画像における被写体の強調を行うことにより第5画像を取得する強調部を備えることを特徴とする撮影制御装置。
(付記12) 付記11に記載の撮影制御装置において、
更に、前記強調部により算出された第5画像の表示を行う表示部を備えることを特徴とする撮影制御装置。
(付記13) 付記11または付記12に記載の撮影制御装置において、
更に、前記強調部により算出された第5画像に基づいて、前記被写体の認識を行う認識部を備えることを特徴とする撮影制御装置。
(付記14) 付記13に記載の撮影制御装置において、
更に、前記認識部により認識された被写体の通知を行う通知部を備えることを特徴とする撮影制御装置。
(付記15) 付記13または付記14に記載の撮影制御装置において、
更に、前記強調部により算出された第5画像と前記認識部により認識された被写体の情報との少なくともいずれかの送信を行う送信部を備えることを特徴とする撮影制御装置。
(付記16) 指示に基づいて発光量を変化させることができる照明部と、
指示に基づいて露光量を変化させることができるカメラと、
前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを行う取得部と、
前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記カメラの露光量の調整を行う調整部と、
を備える撮影装置。
(付記17) 付記16に記載の撮影装置において、
前記調整部は更に、前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記照明部の発光量の調整を行うことを特徴とする撮影装置。
(付記18) 照明部とカメラの制御をコンピュータに実行させる撮影制御プログラムであって、
前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを実行する取得ステップと、
前記取得ステップより取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記取得ステップにおける前記カメラの露光量の制御を行う調整ステップと、
をコンピュータに実行させる撮影制御プログラム。
(付記19) 付記18に記載の撮影制御プログラムにおいて、
前記調整ステップは更に、前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記照明部の発光量の調整を行うことを特徴とする撮影制御プログラム。
(付記20) 照明部とカメラの制御を行う撮影制御方法であって、
前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを実行する取得ステップと、
前記取得ステップより取得された前記第1画像及び前記第2画像に基づいて、以後の前記取得ステップにおける前記カメラの露光量の制御を行う調整ステップと、
を実行する撮影制御方法。
実施の形態1に係る障害物検知装置の構成の第1の例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る障害物検知装置の動作の第1の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る外乱光評価処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る調整処理の内容の一例を示す表である。 実施の形態1に係る発光量と露光量と画像の関係の第1の例を示す表である。 実施の形態1に係る発光量と露光量と画像の関係の第2の例を示す表である。 実施の形態1に係る調整処理の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る障害物検知装置の構成の第2の例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る障害物検知装置の動作の第2の例を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る障害物検知装置の動作の第3の例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る障害物検知システムの構成の一例を示すブロック図である。 実施の形態2に係る障害物検知システムの動作の一例を示す概念図である。
符号の説明
1 タイミング制御部、2 照明部、3 カメラ、4a,4b 画像メモリ、5 差分演算部、6 強調部、7 認識部、8 通知部、9 外乱光評価部、10 強調評価部、11 調整部、12 差分画像メモリ、20 障害物検知装置、21 インフラ装置、22 車載装置、31 送信部、41 受信部、51 車両、52 右折車、53 死角。

Claims (5)

  1. 照明部を点灯状態にしてカメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを行う取得部と、
    前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像における対応する画素値の差を算出することにより第3画像を取得し、前記第3画像中の画素値が所定の第1閾値より小さく、且つ前記第1画像及び前記第2画像のいずれかである第4画像中の画素値が所定の第2閾値より大きい領域を第1領域とし、前記第4画像のうち前記第1領域中の画素値に基づいて第1パラメータを算出し、前記第3画像中の画素値のダイナミックレンジに基づいて第2パラメータを算出し、前記第1パラメータと前記第2パラメータとに基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記カメラの露光量の調整と以後の前記第1処理における前記照明部の発光量の調整とを行う調整部と、
    を備える撮影制御装置。
  2. 請求項に記載の撮影制御装置において、
    前記第1パラメータは、前記第4画像のうち前記第1領域中の画素値の最大値であることを特徴とする撮影制御装置。
  3. 指示に基づいて発光量を変化させることができる照明部と、
    指示に基づいて露光量を変化させることができるカメラと、
    前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを行う取得部と、
    前記取得部より取得された前記第1画像及び前記第2画像おける対応する画素値の差を算出することにより第3画像を取得し、前記第3画像中の画素値が所定の第1閾値より小さく、且つ前記第1画像及び前記第2画像のいずれかである第4画像中の画素値が所定の第2閾値より大きい領域を第1領域とし、前記第4画像のうち前記第1領域中の画素値に基づいて第1パラメータを算出し、前記第3画像中の画素値のダイナミックレンジに基づいて第2パラメータを算出し、前記第1パラメータと前記第2パラメータとに基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記カメラの露光量の調整と以後の前記第1処理における前記照明部の発光量の調整とを行う調整部と、
    を備える撮影装置。
  4. 照明部とカメラの制御をコンピュータに実行させる撮影制御プログラムであって、
    前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを実行する取得ステップと、
    前記取得ステップより取得された前記第1画像及び前記第2画像おける対応する画素値の差を算出することにより第3画像を取得し、前記第3画像中の画素値が所定の第1閾値より小さく、且つ前記第1画像及び前記第2画像のいずれかである第4画像中の画素値が所定の第2閾値より大きい領域を第1領域とし、前記第4画像のうち前記第1領域中の画素値に基づいて第1パラメータを算出し、前記第3画像中の画素値のダイナミックレンジに基づいて第2パラメータを算出し、前記第1パラメータと前記第2パラメータとに基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記カメラの露光量の調整と以後の前記第1処理における前記照明部の発光量の調整とを行う調整ステップと、
    をコンピュータに実行させる撮影制御プログラム。
  5. 照明部とカメラの制御を行う撮影制御方法であって、
    前記照明部を点灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第1画像を取得する第1処理と、前記照明部を消灯状態にして前記カメラに撮影を行わせることにより第2画像を取得する第2処理とを実行する取得ステップと、
    前記取得ステップより取得された前記第1画像及び前記第2画像おける対応する画素値の差を算出することにより第3画像を取得し、前記第3画像中の画素値が所定の第1閾値より小さく、且つ前記第1画像及び前記第2画像のいずれかである第4画像中の画素値が所定の第2閾値より大きい領域を第1領域とし、前記第4画像のうち前記第1領域中の画素値に基づいて第1パラメータを算出し、前記第3画像中の画素値のダイナミックレンジに基づいて第2パラメータを算出し、前記第1パラメータと前記第2パラメータとに基づいて、以後の前記第1処理及び前記第2処理における前記カメラの露光量の調整と以後の前記第1処理における前記照明部の発光量の調整とを行う調整ステップと、
    を実行する撮影制御方法。
JP2006331379A 2006-12-08 2006-12-08 撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法 Expired - Fee Related JP4732317B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006331379A JP4732317B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006331379A JP4732317B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008147896A JP2008147896A (ja) 2008-06-26
JP4732317B2 true JP4732317B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=39607593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006331379A Expired - Fee Related JP4732317B2 (ja) 2006-12-08 2006-12-08 撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4732317B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5574734B2 (ja) * 2010-02-08 2014-08-20 ジオ・システムズ株式会社 計測器読取装置
JP5437855B2 (ja) * 2010-03-02 2014-03-12 パナソニック株式会社 障害物検知装置およびそれを備えた障害物検知システム、並びに障害物検知方法
JP6646879B2 (ja) * 2018-03-13 2020-02-14 オムロン株式会社 撮像装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001148808A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Kokukan Watanabe 固体撮像装置及び固体撮像素子
JP2002281387A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Hamamatsu Photonics Kk ロックイン撮像装置
JP2007093306A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 空間情報の検出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001148808A (ja) * 1999-11-18 2001-05-29 Kokukan Watanabe 固体撮像装置及び固体撮像素子
JP2002281387A (ja) * 2001-03-15 2002-09-27 Hamamatsu Photonics Kk ロックイン撮像装置
JP2007093306A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 空間情報の検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008147896A (ja) 2008-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108513059B (zh) 图像处理方法、设备以及自动驾驶车辆
JP5071198B2 (ja) 信号機認識装置,信号機認識方法および信号機認識プログラム
CN108460395B (zh) 目标检测方法和装置以及模糊处理方法和装置
JP5682304B2 (ja) 画像提供装置
JP5115792B2 (ja) 画像処理装置および方法、並びに、プログラム
JP2008135856A (ja) 物体認識装置
US20130083971A1 (en) Front vehicle detecting method and front vehicle detecting apparatus
JP2007142624A (ja) 車両搭載撮像装置
US10348975B2 (en) Light system for a motor vehicle
JP5948170B2 (ja) 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム
JP2011178301A (ja) 障害物検知装置およびそれを備えた障害物検知システム、並びに障害物検知方法
JP2010088045A (ja) ナイトビューシステム、夜間歩行者表示方法
WO2019085930A1 (zh) 车辆中双摄像装置的控制方法和装置
JP2016196233A (ja) 車両用道路標識認識装置
US20230342894A1 (en) Converting input image data from a plurality of vehicle cameras of a surround-view system into optimised output image data
WO2016163094A1 (ja) 表示装置
JP4732317B2 (ja) 撮影制御装置、撮影装置、撮影制御プログラム、撮影制御方法
JP2012153256A (ja) 画像処理装置
JP4731177B2 (ja) 車両の赤外線撮影表示装置及び赤外線撮影表示方法
JP6847781B2 (ja) 画像処理装置
JP2013016981A (ja) 撮影表示制御システム
JP2018106239A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JP4655947B2 (ja) 車両用表示装置、プログラム
JP4818027B2 (ja) 車載画像処理装置
JP2013192003A (ja) 撮像ユニットの露光制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110324

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110420

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees