JP4732248B2 - 画像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像処理装置およびその制御方法に関し、特に実行中に中断されたジョブを再開可能とする画像処理装置およびその制御方法に関する。
従来の画像処理装置においては、ジョブを実行中に例えば不測の事態によって電源が遮断されて該ジョブが中断された場合、次回の電源供給再開時に中断されたジョブの実行を再開できることが望ましい。そのために、ジョブ実行時にその進行情報を不揮発性の記憶装置に記憶させ、ジョブの再開時に、その記憶装置から読み出した進行情報に基づいて、ジョブを自動再開させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一方、複写機やプリンタなどの組み込み機器においては、要求に対する応答時間が一定の範囲内にあることが要求されるため、リアルタイム性に重点を置いた組み込み用リアルタイムオペレーティングシステム(以下、リアルタイムOS)が用いられる。従来のリアルタイムOSでは、一度に動作する全アプリケーション分のメモリ容量を物理メモリに確保する必要があり、近年の組み込み機器の多機能化に伴って搭載される物理メモリ容量が増加し続けている。
特開2000−181735号公報
しかしながら、上記従来の画像処理装置においては、電源が再投入された時に中断されたジョブの有無に関わらず、機器を起動する手順は一定である。したがって、電源遮断等によって中断されたジョブがあった場合、これを再開するまでに、中断されたジョブとは無関係のソフトウェアモジュールを含む全ソフトウェアモジュールが所定順にロードされてしまう。したがって、電源再投入からジョブ再開までに余分な時間がかかってしまい、新規ジョブの実行遅れ等、生産性が低下するという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、中断されたジョブが、電源投入時に再開されるまでに要する時間を短縮する画像処理装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための一手法として、本発明における画像処理装置は以下の構成を備える。
すなわち、複数のソフトウェアモジュールを起動することによって複数のジョブを実行可能とする画像処理装置であって、実行中のジョブが中断された場合に、該ジョブの中断時における実行状況を示す実行情報を記憶する不揮発性記憶手段と、前記画像処理装置に対する電源供給開始時に、前記実行情報に基づいて前記中断されたジョブを再開するジョブ再開手段と、を有し、前記ジョブ再開手段は、前記中断されたジョブに関するソフトウェアモジュールを、他のソフトウェアモジュールよりも先に不揮発性記憶手段から揮発性記憶手段にロードし起動することを特徴とする。
例えば、前記ジョブ再開手段は、前記実行情報に記載されたジョブ順に、関連するソフトウェアモジュールを起動することを特徴とする。
例えば、前記ジョブ再開手段は、前記実行情報に記載された複数のジョブについて、関連するソフトウェアモジュールを起動し、実行可能となったジョブから順次再開することを特徴とする。
上記構成からなる本発明によれば、電源供給開始時に中断されたジョブが存在する場合は、ジョブ再開に必要なソフトウェアモジュール群が優先的にロード及び起動されるので、中断されたジョブが再開されるまでに要する時間を短縮することができる。
以下、添付の図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施形態において示す構成は一例に過ぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
<第1実施形態>
●装置構成
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100の全体構成を示す図である。画像形成装置100には、原稿読取部300、給紙部400、画像形成部500、原稿給送部600、シート処理部700、が備えられている。なお、原稿読取部300の上部には不図示の操作部200が設けられている。また、画像形成装置100の内部に不図示のコントローラ部800が設けられている。
ユーザが操作部200からスキャン開始、もしくは、原稿複写開始の指示を出すと、その指示がコントローラ部800に伝えられ、コントローラ部800は原稿読み取り部300に対して画像読み取り開始を指示する。すると、原稿給送部600の原稿給紙トレイ605に載置された原稿Dが、分離ローラ601によって1枚ずつ分離され、搬送ローラ602によってプラテンガラス301上に搬送される。なお、プラテンガラス301上を通過した原稿Dは、排紙ローラ603によって排紙トレイ604に排紙される。
プラテンガラス301上を通過する原稿Dに、光源302から照射されて反射した光は、レンズ系303を介して、CCDイメージセンサ304において画像データとして読み取られる。CCDイメージセンサ304で読み取られた画像データは、一旦コントローラ部800に転送され、後述するハードディスク(以下、HDD)1004に保存される。 画像形成部500では、HDD1004に保存された画像データがレーザー出力部501に送られ、画像データに基づいたレーザー光がレーザー出力部501から出力される。 出力されたレーザー光は、結像レンズ系502を通過し、ミラー503で反射されて、感光ドラム504面上に集光結像する。
感光ドラム504は、予め一次帯電器505によって帯電されており、光が照射されることによって静電潜像が形成され、該静電潜像が現像器506によって現像されることによって、トナー像が形成される。
給紙部400から給送されたシートSは、レジストローラ401で斜行が補正され、さらにタイミングが合わされて画像形成部500へ送られる。
画像形成部500では、感光ドラム504上のトナー像が、送られてきたシートSに転写用帯電器507によって転写される。トナー像が転写されたシートSは、分離帯電器508によって感光ドラム504から分離される。
分離されたシートSは、搬送装置509により定着装置510に搬送される。定着装置510では熱と圧力によって、シートSにトナー画像が永久定着される。画像が定着されたシートSは、排紙ローラ511によってシート処理部700に搬送される。
シート処理部700に搬送されたシートSは、搬送ローラ701,702によって処理トレイ703に搬送される。処理トレイ703に順次搬送されたシートSは、整合部材704によってシート束に整合される。整合されたシート束は、ユーザからの指定に従い、必要に応じて不図示のステイプルユニットによってステイプル処理される。そして、束排出ローラ705によって積載トレイ706に排出される。
以上の処理によって、原稿Dの複写紙が1部完成する。したがって、ユーザの所望する部数を得るには、上記処理が繰り返される。
図2は、操作部200の構成を示す。同図に示すように操作部200は、テンキー201、スタートキー202、タッチパネル203、IDキー204、電源キー205を有する。なお、本実施形態の画像処理装置においてはソフトスイッチ機構を使用しているため、電源キー205を押下しても直接機械的に電源回路が切断されることはない。すなわち、所定のソフトウェアを実行することによって、一連の所定動作後に内部の電源回路を落とす構成となっている。
図3は、本実施形態におけるコントローラ部800の構成を示すブロック図である。同図において、1001は本装置全体の制御と各種の計算を行なう中央演算処理ユニット(以下、CPU)である。1002は、システムを起動するプログラムを格納するリードオンリメモリ(以下、ROM)である。1003は、二次記憶からロードしたOSやアプリケーションなどのプログラムを格納するための領域や、CPU1001のワークエリアやバッファ、さらに、画像メモリとして使われるランダムアクセスメモリ(以下、RAM)である。このRAM1003のことを揮発性記憶手段又は揮発性メモリ又は揮発性装置と呼ぶこともある。ここでRAM1003は、バックアップ電源等を持たないこと等によって、画像処理装置本体のメイン電源が遮断された場合に、データを保持しつづけることができない記憶手段を指す。1004は、システムを制御するプログラムや比較的データ量の大きい画像データ等を大量に記憶するHDDである。このHDD1004のことを不揮発性記憶手段又は不揮発性メモリ又は不揮発性装置と呼ぶこともある。ここでHDD1004は、画像処理装置本体のメイン電源が遮断された場合にでも、データを保持しつづけることができる記憶手段を指す。
1005は、ネットワークとのインタフェースとなるネットワークインタフェース(以下、NetI/F)である。1006は、実際に画像の読み込み処理を行なうスキャナエンジン(図1に示す原稿読取部300および原稿給送部600に相当)である。また1007は、実際に印刷処理を行なうプリンタエンジン(図1に示す給紙部400、画像形成部500、およびシート処理部700に相当)である。1008は、タッチパネルや各種キーなどを備え、ユーザへの情報を表示したり、ユーザからの指示入力を受け付ける操作パネル(図1の操作部200に相当)である。1009は、電源オフ時にも記憶したデータが消えないように専用電源を持つスタティックランダムアクセスメモリ(以下、SRAM)である。このSRAM1009もHDD1004と同様に、画像処理装置本体のメイン電源が遮断された場合にでも、データを保持しつづけることができる記憶手段を指す。1010は、電話回線を介して受信した圧縮画像データを伸長し、該伸長された画像データをHDD1004へ転送する、また、HDD1004から転送された画像データを圧縮し、該圧縮された圧縮画像データを電話回線を介して送信するファクシミリ部である。1011はPDLデータを画像データに展開するPDL処理部、1012は上記各構成要素を接続して互いのデータの送受を行う内部バスである。
また、CPU1001には、メモリマネージメントユニット(以下、MMU)1013が内蔵されている。MMU1013を使用することによって、物理メモリをページまたはセグメントと呼ばれるブロックごとに分割して管理し、これを論理アドレス空間に割り当てることができる。物理メモリが不足する場合には、二次記憶であるHDD1004を論理アドレス空間に割り当てることにより、物理メモリより大きい仮想的なメモリ空間を、OS上で動作するアプリケーションに提供することができる。
また、CPU1001上で動作するOSは、MMU1013と協調して動作を行う。プログラムが論理アドレスにアクセスした場合、MMU1013は論理アドレスを物理アドレスに変換し、該変換した物理アドレスが物理メモリ上のアドレスであるか否かをチェックする。物理上のアドレスであった場合には、MMU1013は物理メモリへアクセスを行う。一方、物理上のアドレスでなかった場合には、MMU1013はOSに制御を渡し、OSが必要なブロックをHDD1004から物理メモリに読み込み(スワップイン)を行ってから、制御をMMU1013に戻す。OSはブロックの読み込みに対して十分な物理メモリ上の空きがない場合には、不必要なブロックをHDD1004に書き出す(スワップアウト)。
●電源遮断時の制御
図4は、本実施形態におけるジョブ実行中における電源遮断時の制御を示すフローチャートである。S401においてユーザが電源キー205を押下すると、CPU1001は操作パネル1008を介して電源キー205が押下された旨を検知する。するとS402においてCPU1001は、実行中のジョブを中断する。そしてS403において、中断されたジョブの実行情報を記録する。すなわち、該ジョブの実行中にRAM1003に書き込まれている実行情報を、SRAM1009に書き込む。なお、SRAM1009の代わりにハードディスク1004を用いるようにしても良い。すなわち、この実行情報の書き込み先としては、SRAM1009やハードディスク1004等、電源遮断時にも情報を保持しつづけることが出来る不揮発性記憶手段を適用することができる。以下、中断されたジョブの実行情報を記憶する媒体としてSRAM1009を用いた例を説明する。
なお、電源キー205の押下検知に連動してS402以降の処理を行うよう説明したが、例えば、外部ホストからの電源遮断命令に連動してS402以降の処理を行うよう構成してもよい。また、画像処理装置に設けられた電源遮断タイマーの計時処理に従う、画像処理装置の内部的な電源遮断命令の検知によりS402以降の処理を行うよう構成してもよい。また、停電等の不慮の電源遮断に連動し、充電池による電源駆動により、S402以降の処理を行うよう構成してもよい。
図5に、本実施形態におけるジョブの実行情報の一例を示す。この図5の実行情報は、RAM1003や、図4のS403でSRAM1009に書き込まれる実行情報に相当する。また、ジョブの中断時における実行状況を示す情報にも相当する。同図において、1102はジョブに割り振られた機器内で固有の番号であるジョブIDであり、ジョブ開始時(ジョブ発生時)に割り当てられる。1103は、ScanToSend(原稿から読み取った画像データを他のPCや機器へ送信するジョブ)やScanToPrint(原稿から読み取った画像データを印刷するジョブ)等の、実行ジョブの種類である。1104は、電源遮断時におけるジョブの進行状況を表す実行フェーズであり、例えばScanToSendのジョブであれば、原稿読み取りが全て終了する前(スキャン終了前)と原稿読み取りが全て終了後(スキャン終了後)という2つのフェーズがある。このように、本実施形態におけるジョブはジョブは複数の処理フェーズから構成され、図5の実行情報には、どの処理フェーズを実行しているかを示す実行状況情報が含まれる。1105は処理対象となる画像ファイルのフォルダのパス(格納位置)であり、すなわち、原稿から読み取った画像データが格納されているHDD1004のディレクトリを示している。このディレクトリは、ジョブの開始時(ジョブ発生時)に作成される。1106は、ユーザが指定したジョブの動作指示が記載されたジョブ設定情報が保存されているHDD1004のディレクトリおよびファイル名である。ジョブの動作指示にはステイプル仕上げ等の各種ジョブ処理内容が該当する。また、このファイルは、ジョブの開始時(ジョブ発生時)に作成される。なお、本実施形態におけるジョブの実行情報は、実行中断時の制御用に設けられているため、該ジョブの正常終了時にはRAM1003から削除される。
●電源投入時の制御
図6は、本実施形態における電源投入時の制御を示すフローチャートである。該フローチャートに示す制御は、CPU1001によって実行される。
CPU1001に電源が供給されると、S601において、HDD1004からOSを読み出して起動し、さらに各種デバイスドライバやミドルウェアも起動される。このとき、スキャナエンジン1006やプリンタエンジン1007にも同時に電源が供給され、それぞれが独自に起動する。
次にS602において、図5に示した実行情報1101がSRAM1009に記憶されているか否かを検索し、検出されればこれを読み出してRAM1003に記憶させる。。
次にS603において、S602で実行情報1101が検出されたか否か、すなわち、中断ジョブがあるか否かを判断する。中断ジョブがある場合はS604に移行し、中断ジョブがない場合はS610に移行する。
S604では、実行情報1101内で一番目に記載された中断ジョブについて、そのジョブ種1103と、更に特定のジョブ種についてどのフェーズを実行中かを示す実行フェーズ1104を取得する。そしてS605では、この取得されたジョブ種1103と実行フェーズ1104に基づき、HDD1004に記憶されているソフトウェアモジュールの組み合わせリストから、再開処理に必要となるソフトウェアモジュールのリストを特定し取得する。
ここで図7に、ソフトウェアモジュールの組み合わせリストの一例を示し、各種類のジョブと各ソフトウェアモジュールとを関連付ける関連情報に相当する。また、この図7の関連情報は、HDD1004等に記憶されており、参照される時には一旦RAM1003にロードされる。図7に示すソフトウェアモジュールの組み合わせリストにおいて、1202は実行ジョブの種類を示し、1203はジョブ進行状況を表すフェーズを示す。また1204は、実行ジョブ1202の各フェーズ1203において必要となるソフトウェアモジュールの格納場所である、HDD1004上のディレクトリおよびファイル名を示している。
次にS606では、S605で取得したソフトウェアモジュールのリストから、すでに起動済みのモジュールを除くモジュールをHDD1004から優先的に読み出して起動する。この読出し及び起動じについては、基本的に、図5の実行情報に記述されるジョブ順序に従う。
ここで、図5および図7を用いて、S606における必要モジュールの起動について具体的に説明する。
まず、図5に示す実行情報1101の先頭である、ジョブIDが2001であるジョブの再開時には、必要なソフトウェアモジュールは未だ起動されていない。図5によれば、ジョブID2001のジョブ種1103はScanToSendであり、実行フェーズ1104はScan終了後であるので、図7によれば、再開時に実行すべきモジュールは送信モジュールと画像管理モジュールである。また、言い換えれば、ジョブID2001のみに着目した時点では、Scanモジュール及び操作画面モジュールの起動は優先されない。したがってこの場合、NetI/F1005を介した画像データのEメール送信やFTP送信等の送信モジュールと、HDD1004からの画像データの出し入れ等の画像管理モジュールを起動する。
そして次に、ジョブIDが2002であるジョブの再開時には、既にジョブID2001のジョブ再開時に送信モジュールと画像管理モジュールは起動されている。図5によれば、ジョブID2002のジョブ種1103はScanToSendであり、実行フェーズ1104はScan終了前であるので、図7によれば、再開時に実行すべきモジュールはScan,送信,画像管理および操作画面のモジュールである。したがってこの場合、既に起動されている送信モジュールと画像管理モジュールを除いた、スキャナエンジン1006で原稿を読み取らせて画像データを作成するScanモジュールと、操作パネル1008を制御する操作画面モジュールを起動する。
以上のようにS606で、図5の実行情報中に記述されるジョブ順に従い、必要なモジュールが順次起動されると、次にS607で中断ジョブを順次再開する。再開されたジョブは、各ジョブ種と実行フェーズの組み合わせによって予め定められた処理手順によって実行される。
例えば、まず図5に示すジョブID2001のジョブを再開するが、このジョブ種1103はScanToSendで、実行フェーズ1104はScan終了後である。この場合、画像フォルダ1105に示されたHDD1004のディレクトリ"/IMAGE/2001"から画像ファイルを読み出し、NetI/F1005を介してジョブ設定情報ファイル1106に記載されている送信先へ送信する。そして、実行情報1101からジョブID2001の情報を削除すると供に、HDD1004のディレクトリ"/IMAGE/2001"について、その内部の画像データを消去し、さらに該ディレクトリを削除する。
次にジョブID2002のジョブを再開するが、このジョブ種1103はScanToSendで、実行フェーズ1104はScan終了前である。この場合、スキャナエンジン1006の起動終了を待って、操作パネル1008のタッチパネル203に原稿読み取り再開画面を表示する。原稿読み取り再開画面においては、図8に一例を示すように、ユーザに対して原稿読み取りの再開を促すメッセージが表示される。該メッセージに応じてユーザがスタートキー202を押下すると、スキャナエンジン1006で原稿を読み取り、作成された画像データを、画像フォルダ1105に示されたHDD1004上のディレクトリ"/IMAGE/2002"に保存する。そして、実行フェーズ1104を"スキャン終了後"に書き換える。その後、ディレクトリ"/IMAGE/2002"から画像ファイルを読み出し、NetI/F1005を介してジョブ設定情報ファイル1106に記載された送信先へ送信する。そして、実行情報1101からジョブID2002の情報を削除すると供に、HDD1004のディレクトリ"/IMAGE/2002"について、その内部の画像データを消去し、さらに該ディレクトリを削除する。
S608では、実行情報1101に記載された全ての中断ジョブの再開又は再開準備が終了したか否かを判断し、全ての再開が終了していた場合はS609に移行し、再開が終了していない場合はS604に移行する。
S609では、これまでの再開処理によって起動されたソフトウェアモジュール以外のモジュールを、HDD1004からRAM1003にロードして起動する。なお、この時、再開された中断ジョブの処理と、S609での再開処理とは並行して処理されるものとする。ここで本実施形態においては予め、起動する必要のあるモジュールのリストとして、HDD1004上のディレクトリとファイル名で示された起動モジュールリストを有している。この起動モジュールリストの一例を図9に示す。図5に示す実行情報1101の例によれば、画像管理,送信,Scan,操作画面の各モジュールが起動済みであるため、図9の起動モジュールリスト1301に示す、画像管理,送信,Scan,操作画面以外のモジュールが起動される。すなわち、ファクシミリ部1010を制御して電話回線で他のファクシミリ装置と画像データの送受信を行うFAXモジュールが起動される。さらに、プリンタエンジン1007と通信して画像データを紙媒体上に印刷するPrintモジュールが起動される。さらに、PDLデータを解釈して画像データに変換するRIPモジュール、が起動される。
一方、S603で中断ジョブが無いと判断された場合、S610において、HDD1004に格納されている図9に示す起動モジュールリスト1301を取得する。そしてS611において、S610で取得した起動モジュールリスト1301に記載された全てのモジュールを通常の手順に従いHDD1004からロードし、起動する。
なお、図6の説明においては、S606で、図5の実行情報に含まれる各ジョブIDに対応して必要なソフトウェアモジュールを全てHDD1004からRAM1003にロードし、その後にS607の処理を実行するよう説明した。しかしながら本発明はこの例に限定されない。具体的には、まずS606で、全てのジョブについてはではなく、最初に着目するジョブID2001についてのみ必要なソフトウェアモジュールをロードし、即時にS607の処理を実行するよう構成しても良い。この場合には、次のジョブID2002についてS606の処理を実行しながら、ジョブID2001についてS607の処理を並行して実行する。そして、ID2002についてもS606の必要なソフトウェアモジュールのロード処理を完了すると、ID2002についてS607の処理を実行し、S608の処理を判断する。
以上説明したように本実施形態によれば、電源供給開始時に中断されたジョブが存在する場合は、ジョブ再開に必要なソフトウェアモジュール群が優先的に起動される。したがって、中断されたジョブが再実行されるまでの時間が短縮される。このように、中断されたジョブがより早く再開されることにより、ひいては新規ジョブが実行可能になるまでの時間も短縮されるため、機器全体としての生産性を向上させることができる。
<第2実施形態>
以下、本発明に係る第2実施形態について説明する。
上述した第1実施形態においては、中断ジョブを再開する際に、ジョブ種に関係なく、実行情報リストに記載されている順番に従って再開する方法を示したが、第2実施形態では、実行可能となったジョブ種から順次再開することを特徴とする。
第2実施形態においては、電源遮断時にSRAM1009に書き込まれる実行情報が、図11に示す実行情報1501であった場合を例として説明する。
●電源投入時の制御
図10は、第2実施形態における電源投入時の制御を示すフローチャートである。該フローチャートに示す制御は、CPU1001によって実行される。
CPU1001に電源が供給されると、S701において、HDD1004からOSを読み出して起動し、さらに各種デバイスドライバやミドルウェアも起動される
。このとき、スキャナエンジン1006やプリンタエンジン1007にも同時に電源が供給され、それぞれが独自に起動する。
次にS702において、図11に示した実行情報1501がSRAM1009に記憶されているか否かを検索し、検出されればこれを読み出してRAM1003に記憶させる。
次にS703において、S702で実行情報1501が検出されたか否か、すなわち、中断ジョブがあるか否かを判断する。中断ジョブがある場合はS704に移行し、中断ジョブがない場合はS711に移行する。
S704では、実行情報1501内に記載された全ての中断ジョブについて、そのジョブ種1103および実行フェーズ1104を取得する。そしてS705では、この全てのジョブ種1103と実行フェーズ1104に基づき、HDD1004に記憶されているソフトウェアモジュールの組み合わせリストから、再開処理に必要となるソフトウェアモジュールのリストを特定し取得する。なお、このソフトウェアモジュールの組み合わせリストは、上述した第1実施形態と同様に図7に示す構成からなる。
次にS706では、S705で取得したソフトウェアモジュールのリストから、すでに起動済みのモジュールを除くモジュールをHDD1004から優先的に順次読み出して起動する。そしてS707に移行するとともに、S710を動作させるスレッドを起動する。
ここで、図11および図7を用いて、S706における必要モジュールの全起動について具体的に説明する。
図11によれば、まずジョブID3005のジョブ種1103はScanToPrintであり、実行フェーズ1104はScan終了前である。したがって図11によれば、ジョブID3005の再開時に実行すべきモジュールはScan,Print,画像管理および画面操作の各モジュールであるため、これらが全て起動される。
そして、ジョブID4021については、そのジョブ種1103はPDLPrintであり、実行フェーズ1104はRIP終了前であるので、図7によれば、その再開時に必要かつ未起動のRIPモジュールを起動する。
さらに、図11のジョブID2001については、そのジョブ種1103はScanToSendであり、実行フェーズ1104はScan終了後であるので、図7によれば、その再開時に必要かつ未起動の送信モジュールを起動する。
S707においては、S706で起動した各ソフトウェアモジュールが使用可能になるのを待ち、いずれかのジョブ種について、中断ジョブの再開が可能となったらS708へ移行する。なお、プリンタエンジン1007やスキャナエンジン1006等のデバイスを使用する場合には、それぞれのデバイスが起動完了するまで、そのモジュールは使用可能にはならないため、実行情報1501に記載された順にジョブが再開されるとは限らない。
S708では、再開可能となったジョブ種に該当する中断ジョブを、実行情報1501から読み出して全て再開する。なお、同じジョブ種のジョブが複数存在した場合には、それらのジョブ間において、実行情報中に記述されたジョブ順番に従って中断ジョブ再開が行われる。再開されたジョブは、各ジョブ種と実行フェーズの組み合わせによって予め定められた処理手順によって実行される。
例えば、スキャナエンジン1006やプリンタエンジン1007、およびPDL処理部1011の起動に時間がかかる場合、図11に示すジョブID3005や4021よりも先に、ジョブID2001のジョブが再開される。これは、ジョブID3005の再開にはScan,Printモジュールの起動が必要であり、同様にジョブID4021の再開にはPrint,RIPモジュールの起動が必要であることによる。対して、ジョブID2001ではこれらの起動を必要としないため、より早期に再開が可能となる。
以下、この場合の再開動作について詳細に説明する。
まず、図11のジョブID2001のジョブ種1103はScanToSendで、実行フェーズ1104はScan終了後である。この場合、画像フォルダ1105に示されたHDD1004のディレクトリ"/IMAGE/2001"から画像ファイルを読み出し、NetI/F1005を介してジョブ設定情報ファイル1106に記載されている送信先へ送信する。そして、実行情報1501からジョブID2001の情報を削除すると供に、HDD1004のディレクトリ"/IMAGE/2001"について、その内部の画像データを消去し、さらに該ディレクトリを削除する。
その後、スキャナエンジン1006の起動が完了すると、Scanモジュールが使用可能となり、Scan終了前のフェーズであるジョブID3005のジョブが再開される。このとき、ジョブID3005のジョブ種1103がScanToPrint、実行フェーズ1104がScan終了前であるため、操作パネル1008のタッチパネル203に原稿読み取り再開画面を表示する。原稿読み取り再開画面においては、図12に一例を示すように、ユーザに対して原稿読み取りの再開を促すメッセージが表示される。該メッセージに応じてユーザがスタートキー202を押下すると、スキャナエンジン1006によって原稿を読み取り、作成された画像データを、画像フォルダ1105に示されたHDD1004のディレクトリ"/IMAGE/3005"に保存する。そして、実行フェーズ1104を"スキャン終了後"に書き換えて、Printモジュールが使用可能になるのを待つ。
次いで、PDL処理部1011の起動が完了すると、RIPモジュールが使用可能となり、PDLデータを受信済みで、かつRIP完了前のフェーズであるジョブID4021のジョブが再開される。このとき、ジョブID4021のジョブ主1103がPDLPrint、実行フェーズ1104がRIP終了前であるため、HDD1004から、ジョブ設定情報ファイル1106に記載されたPDLデータファイルを読み出し、PDL処理部1011へ転送する。そして、PDL処理部1011で変換された画像データを、画像フォルダ1105に示されたHDD1004上のディレクトリ"IMAGE/4021"に保存する。そして、実行フェーズ1104を"RIP終了後"に書き換えて、Printモジュールが使用可能になるのを待つ。
そして、プリンタエンジン1007の起動が完了すると、Printモジュールが使用可能となり、該モジュールの起動を待っていたジョブがその待ち状態に入った順に再開される。
まず、ジョブID3005のジョブによる印刷動作が開始される。すなわち、HDD1004のディレクトリ"/IMAGE/3005"から画像データを読み出してプリンタエンジン1007に送り、印刷を実行する。そして印刷が終了すると、実行情報1501からジョブID3005の情報を削除すると供に、HDD1004のディレクトリ"/IMAGE/3005"について、その内部の画像データを消去し、さらに該ディレクトリを削除する。
次に、ジョブID4021のジョブによる印刷動作が開始される。すなわち、HDD1004のディレクトリ"/IMAGE/4021"から画像データを読み出してプリンタエンジン1007に送り、印刷を実行する。そして印刷が終了すると、実行情報1501からジョブID4021の情報を削除すると供に、HDD1004のディレクトリ"/IMAGE/4021"について、その内部の画像データを消去し、さらに該ディレクトリを削除する。
S709では、実行情報1501に記載された全ての中断ジョブの再開が終了したか否かを判断し、全ての再開が終了していた場合には再開処理を終了するが、再開が終了していない場合はS707に戻る。
上述したS707〜S709に示した中断ジョブの再開処理と並行して、S710において未起動のモジュールを起動する。ここで第2実施形態においても、上述した第1実施形態と同様に、起動する必要のあるモジュール群として、図9に示すような起動モジュールリスト1301を有している。したがってS710では、図9に示す起動モジュールリスト1301のうち、これまでに起動されたソフトウェアモジュール以外のモジュールをHDD1004からロードして起動する。例えばこの場合、画像管理,送信,Scan,操作画面,Print,RIPの各モジュールが起動済みであるため、未起動であるFAXモジュールを起動する。
一方、S703で中断ジョブが無いと判断された場合、S711において、HDD1004に格納されている図9に示す起動モジュールリスト1301を取得する。そしてS712において、S711で取得した起動モジュールリスト1301に記載された全てのモジュールをHDD1004からロードし、起動する。
なお、第2実施形態においては、プリンタエンジン1007の起動を待たずにジョブID3005のScanToPrintジョブや、ジョブID4021のPDLPrintジョブを再開する例を示した。しかしながら本発明はこの例に限定されず、例えば、必要なソフトウェアモジュールが全て使用可能になった時点で、ジョブを再開するようにしても良い。
以上説明したように第2実施形態によれば、電源供給開始時に中断されたジョブが複数存在する場合に、全てのジョブ再開に必要なソフトウェアモジュール群を優先的にロード及び起動し、実行可能となったジョブから順次再開する。したがって、上述した第1実施形態に比べて、中断されたジョブの全てが再実行されるまでの時間を最短とすることができる。。
<変形例>
上述した第1および第2実施形態においては、操作パネル1008上の操作によって原稿読み取りを指示する例を示したが、ネットワークで接続されたパーソナルコンピュータなどの外部ホストからのアクセスによってこれを指示する構成にしてもよい。
また、上述した各実施形態においては、画像形成装置が複写機である場合について説明したが、プリンタ装置やファクシミリ装置等を用いた場合についても本発明は同様に適用可能であり、上述した各実施形態の機能を実施することができる。
さらに、上述した各実施形態においては、プリンタ部(プリンタエンジン)がレーザビーム方式である場合を例にして説明したが、他のプリント方式であっても本発明は同様に適用可能である。他のプリント方式としては例えば、レーザビーム方式以外の電子写真方式(例えばLED方式)や液晶シャッタ方式、インクジェット方式、熱転写方式、昇華方式等が挙げられる。
<他の実施形態>
以上、実施形態例を詳述したが、本発明は例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、撮像装置、webアプリケーション等)から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
尚本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。なお、この場合のプログラムとは、実施形態において図に示したフローチャートに対応したプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体としては、以下に示す媒体がある。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM,DVD-R)などである。
プログラムの供給方法としては、以下に示す方法も可能である。すなわち、クライアントコンピュータのブラウザからインターネットのホームページに接続し、そこから本発明のコンピュータプログラムそのもの(又は圧縮され自動インストール機能を含むファイル)をハードディスク等の記録媒体にダウンロードする。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせることも可能である。すなわち該ユーザは、その鍵情報を使用することによって暗号化されたプログラムを実行し、コンピュータにインストールさせることができる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、実行されることによっても、前述した実施形態の機能が実現される。すなわち、該プログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行うことが可能である。
本発明に係る一実施形態における画像形成装置の全体構成を示す図である。 本実施形態の画像形成装置に設けられた操作部を示す図である。 本実施形態におけるコントローラ部の構成を示すブロック図である。 本実施形態のジョブ実行中における電源遮断時の制御を示すフローチャートである。 本実施形態におけるジョブの実行情報の一例を示す図である。 本実施形態における電源投入時の制御を示すフローチャートである。 本実施形態におけるソフトウェアモジュールの組み合わせリストの一例を示す図である。 本実施形態におけるタッチパネル上の原稿読み取り再開画面例を示す図である。 本実施形態における起動モジュールリストの一例を示す図である。 第2実施形態における電源投入時の制御を示すフローチャートである。 第2実施形態におけるジョブの実行情報の一例を示す図である。 第2実施形態におけるタッチパネル上の原稿読み取り再開画面例を示す図である。

Claims (16)

  1. 複数のソフトウェアモジュールを起動することによって複数のジョブを実行可能とする画像処理装置であって、
    実行中のジョブが中断された場合に、該ジョブの中断時における実行状況を示す実行情報を記憶する不揮発性記憶手段と、
    前記画像処理装置に対する電源供給開始時に、前記実行情報に基づいて前記中断されたジョブを再開するジョブ再開手段と、を有し、
    前記ジョブ再開手段は、前記中断されたジョブに関するソフトウェアモジュールを、他のソフトウェアモジュールよりも先に前記不揮発性記憶手段から揮発性記憶手段にロードし起動することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ジョブは複数の処理フェーズから構成され、前記実行情報は、前記中断されたジョブの種類および処理フェーズの情報を含むことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記実行情報はさらに、処理対象である画像ファイルの位置および処理内容を示す情報を含むことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記ジョブ再開手段は、予め設定されている前記ジョブとソフトウェアモジュールとの関連情報に基づいて、前記中断されたジョブに関するソフトウェアモジュールをロードし起動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記ジョブとソフトウェアモジュールとの関連情報は、前記ジョブの処理フェーズごとに必要となるソフトウェアモジュールを示す情報を含むことを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記ジョブ再開手段は、前記実行情報に記載されたジョブ順に、関連するソフトウェアモジュールを起動することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 前記ジョブ再開手段は、前記実行情報に記載された複数のジョブについて、関連するソフトウェアモジュールを起動し、実行可能となったジョブから順次再開することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 複数のソフトウェアモジュールを起動することによって複数のジョブを実行可能とする画像処理装置の制御方法であって、
    実行中のジョブが中断された場合に、該ジョブの中断時における実行状況を示す実行情報を不揮発性記憶手段に記憶する実行情報記憶ステップと、
    前記画像処理装置に対する電源供給開始時に、前記実行情報に基づいて前記中断されたジョブを再開するジョブ再開ステップと、を有し、
    前記ジョブ再開ステップにおいては、前記中断されたジョブに関するソフトウェアモジュールを、他のソフトウェアモジュールよりも先に前記不揮発性記憶手段から揮発性記憶手段にロードし起動することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  9. 前記実行情報は、前記中断されたジョブの種類および処理フェーズの情報を含むことを特徴とする請求項8記載の画像処理装置の制御方法。
  10. 前記ジョブは複数の処理フェーズから構成され、
    前記実行情報はさらに、処理対象である画像ファイルの位置および処理内容を示す情報を含むことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置の制御方法。
  11. 前記ジョブ再開ステップにおいては、予め設定されている前記ジョブとソフトウェアモジュールとの関連情報に基づいて、前記中断されたジョブに関するソフトウェアモジュールをロードし起動することを特徴とする請求項8乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  12. 前記ジョブとソフトウェアモジュールとの関連情報は、前記ジョブの処理フェーズごとに必要となるソフトウェアモジュールを示す情報を含むことを特徴とする請求項11記載の画像処理装置の制御方法。
  13. 前記ジョブ再開ステップにおいては、前記実行情報に記載されたジョブ順に、関連するソフトウェアモジュールを起動することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  14. 前記ジョブ再開ステップにおいては、前記実行情報に記載された複数のジョブについて、関連するソフトウェアモジュールを起動し、実行可能となったジョブから順次再開することを特徴とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の画像処理装置の制御方法。
  15. コンピュータ上で実行されることによって、該コンピュータが請求項1乃至7のいずれか1項に記載された画像処理装置として動作するように制御することを特徴とするプログラム。
  16. 請求項15記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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