以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施におけるユーザー端末装置と情報処理装置との関係を説明するためのブロック図である。
図2は、本発明の実施におけるユーザー端末装置と第1の情報処理装置と第2の情報処理装置との関係を説明するためのブロック図である。
図3は、本発明の実施におけるユーザー端末装置の環境を説明するための図である。
図4は、本発明の実施におけるユーザー端末装置に第1の画像データプログラム製品が表示された状態における第1の画像データプログラム製品内におけるプログラムフローおよび当該プログラム製品と情報処理装置との関係を説明するための図である。
図5は、本発明の実施におけるユーザー端末装置に第2の画像データプログラム製品が表示された状態における第2の画像データプログラム製品内におけるプログラムフローおよび当該プログラム製品と第2の情報処理装置との関係を説明するための図である。
図6は、本発明の実施における、画像データプログラム製品を実際に活用したアンケートキャンペーンにおいて入力および抽選が行われている具体例を説明するための図である。
図7は、本発明の実施における、画像データプログラム製品を実際に活用した株価検索サービスにより株価を検索し自動的にリアルタイムに株価を表示している具体例を説明するための図である。
図8は、本発明の実施における、画像データプログラム製品を実際に活用したパソコンの販売サービスにおいて実際に商品情報を確認し、購入依頼および決済が行われている具体例を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1において、ユニホーム リソース ロケーター(URL:Uniform Resource Locator)に基づいたウェブページを表示するためのコンテンツまたはデジタル映像を表示するためのデジタル映像コンテンツや本発明の第1の画像データプログラム製品を持つ報処理装置1は、アパッチ(Apache)等のウェブサーバーアプリケーションとポストグレエスキューエル(PostgreSQL)等のデータベースアプリケーションおよびリナックス(Linux)等のデータベースサーバー用オーエス(OS)がインストールされており、これらは、必ずしも一台にインストールされる必要は無く、一個または又は複数のアプリケーションが複数台にインストールされていてもよく、情報配信受信サーバー11、情報処理サーバー12のように複数台で構成されてもよい。さらに、ウェブページを表示するためのコンテンツまたはデジタル映像を表示するためのデジタル映像コンテンツを持つ情報処理サーバー1が通信系統4により接続または連動された、第三者の情報処理サーバー16を含めた構成となっていてもよい。
情報配信受信サーバー11や情報処理サーバー12は、ワールドワイドウェブ(WWW)の標準プロトコルを用いてネットワーク(例えばインターネット)上でユーザー端末装置3から送られてくる指示(例えばURL等)を受信し、この受信情報に応じてウェブページ(デジタル映像)構成コンテンツ14や第1の画像データプログラム製品5を提供するための、サーバーソフトウェアがインストールされたハードウェアおよびソフトウェアコンポーネントと、ウェブページや画像データプログラム製品を表示したりするなどの当該機能をなすためのプログラムが設定されており、画像データプログラム製品から送信されるデータを受信し、受信した情報に基づいて処理し、処理結果を画像データプログラム製品に対して送信するためのハードウェアとソフトウェアコンポーネントの両方が含まれていれており、当該機能をなすためのプログラムが設定されていればよい。
ユーザー端末装置3は、図3に示すように各種情報入力するための情報入力手段と表示手段(ディスプレイ装置31)と処理手段(コンピュータ本体32)から構成されている。TVのような場合はディスプレイ装置31内にコンピューター本体32が内蔵されているケースもあり、また携帯電話や各種ディスプレイ装置付の携帯端末装置の場合は、情報入力手段と表示手段と処理手段が一体型になっていてもよい。
前記情報入力手段としては、キーボード33、マウス34、携帯電話/PDA35、リモコン36等市販の任意のものが使用でき、情報入力データやその他の表示データを表示する表示手段としてのディスプレイ装置31は、液晶、プラズマ、CRTモニター、ブラウン管等の各種市販の任意のものを使用することができる。各種制御や情報を処理する処理手段であるコンピューター本体32には、市販のオーエス(OS)と呼ばれるアプリケーションとインターネットを通じてウェブページを表示するためのマイクロソフト・インターネット・エクスプローラー(Microsoft Internet Explorer)またはネットスケープ・ナビゲーター(Netscape Navigator)等のブラウザソフト、映像データを表示する場合は、指定の市販またはフリーソフトがインストールされており、また前記コンピューター本体がTV番組を放映する場合はTVチューナー装置が装備されていればよい。さらに、コンピューター本体32は本発明である第1の画像データプログラム製品を表示または起動させるためのマクロメデア(Macromedia)社のフラッシュプレヤー(FlashPlayer)やショックウエーブ プレヤー(Shockwave Player)等の市販またはフリーの閲覧ソフトがインストールされており、これら情報入力手段、表示手段および情報処理手段はランケーブル等の有線または赤外線等による無線により連動されていればよい。
また、上記に示すユーザー端末装置と情報処理装置は、ウェブ、電波、短波、無線、衛星・地上波デジタル通信網を含む通信系統4で接続もしくは連動されている。
これにより、多数のユーザー端末装置からの情報処理装置に対する要求に応答または処理できる環境となっている。
上記のように構成された装置において、本発明の第1の画像データプログラム製品を利用実施の形態について図1および図4を参照しさらに説明する。
図1および図4に示すディスプレイ装置31内にはブラウザが起動されており、ブラウザを介してウェブページ15(デジタル映像ページ)を配信できる情報処理装置1内の情報配信受信サーバー11は、典型的には少なくとも1つのインターネットプロトコルを(IP)アドレスと、おそらくドメイン名(1つまたは複数のIPアドレスを識別する名)を有し、ウェブページと第1の画像データプログラム製品は、固有のユニホームリソースロケーター(URL)によって識別されるように、情報配信受信サーバー11に設定されており、または、ある一定の周波数またはアクセスポイントに、デジタル映像ページと第1の画像データプログラム製品を自動的に配信するように設定されている。
このような状態で、上記ユーザー端末装置3により、ディスプレイ装置31に表示されたブラウザ内にURLを入力し、情報配信受信サーバー11にアクセスまたは、周波数もしくはアクセスポイントを合わせることにより、ディスプレイ装置31にウェブページ(またはデジタル映像ページ)15と第1の画像データプログラム製品が表示される。
前記表示手段(ディスプレイ装置31)に表示されたウェブページもしくはデジタル映像ページの所定のエリア内に表示された第1の画像データプログラム製品は、
第1の画像データプログラム製品が表示されている、URLに基づいたウェブページまたはアクセスポイントに基づいて配信されているデジタル映像ページからの移動もしくは再読み込みを行なうことなく、第1の画像データプログラム製品内にて、情報入力や一部画像の移動や、ボタンのクリック等のインタラクティブな動作や表示ができるように、
情報入力プログラムS501、入力情報可否プログラムS502、入力継続判断プログラムS504、と入力情報確認プログラムS506を有するプログラムオブジェクト50Aと、目的に応じて、複数のプログラムオブジェクト50B、50C・・・・によって構成されており、情報入力プログラムS501にて要求された情報に対する収集情報の可否、継続可否の判断、入力情報の確認をすることが可能である。
ユーザー端末装置3により当該情報入力プログラムS501にて要求された情報が入力(尚、本発明において、入力には、文字入力だけでなく、クリック、ドラック、選択も含まれる。以下、同様。)されたときに、入力情報可否プログラムS502により当該入力情報の可否(例えば、メールアドレスの入力欄であれば、その入力欄に正しいメールアドレスが入力されているかどうか等)を判断し、目的(例えば、当該情報入力プログラムによって予め設定した入力や動作(クリックやチェック等)等)に応じた情報が入力されなかった場合は、S503にてエラーを表示すると同時に前記情報入力プログラムS501に戻すことができ、また別のプログラムオブジェクトを起動させるてもよい。
上記目的に応じた情報が入力されていた場合は、入力継続判断プログラムS504により、新しい入力を引続き行うかどうかの判断が入力継続判断プログラムS504にて行なわれる。
入力継続判断プログラムにて、入力継続、イエス(Yes)と判断された場合は、次のプログラムオブジェクト50Bが起動し、当該プログラムオブジェクト50Bによって構成された新たな入力欄や回答欄が第1の画像データプログラム製品5内に表示され、継続して情報入力プログラムS501にて要求された情報に対してユーザー端末装置31により、さらに継続して入力することができ、入力情報確認プログラムS506にて、最終的に情報入力プログラムにて予め設定された要件に対してユーザーが入力したすべて(または一部でもよい)を認識することが可能である。
入力情報の可否判断や継続的な入力を必要としない場合には、各プログラムオブジェクト内の各プログラム要素(例えば、入力情報可否プログラムや入力継続判断プログラム等、プログラムオブジェクトを構成するプログラムの一部)が省略することができる。
さらに、第1の画像データプログラム製品5は、入力情報を確認した後に、入力した情報の一部もしくは全部である入力情報S515を、送信できる入力情報送信プログラムS507を有し、当該入力情報送信プログラムS507により、通信系統4を通じてウェブページもしくはデジタル映像ページの配信先である情報処理装置1との通信が可能となる。
また、第1の画像データプログラム製品5は、前記第1の画像データプログラム製品5より送信された入力情報を含むデータを受信した情報処理サーバー12内の第1の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム13により、当該データが処理され、入力情報S515に対する処理結果として指示情報S516が新たに生成された後に当該画像プログラム製品に対して返信され、当該返信情報を受信することができる、指示情報受信プログラムS508を有している。
前記指示情報受信プログラムS508は、が受信した結果として、指示情報S516の指示に従って新たなプログラムを実行させる指示情報実行プログラムS509と、指示情報を表示させる指示情報表示プログラムS510を有し、第1の画像データプログラム製品5内に受信結果を表示させることができる。
また、指示情報実行プログラムS509により、新たなプログラムオブジェクト50D・・・が必要に応じて起動し、新たな情報の入力が可能となり、また新たな入力情報が入力情報送信プログラムS507により情報処理装置1に送信されることにより、また新たな指示情報が返信され、必要に応じて一連のプログラムおよびプログラムオブジェクトを組み合わせることにより、当該画像データが一部または全部表示掲出されているウェブページの移動(URLの変更)、再読み込み、転送、移動、デジタル映像ページを表示掲出している周波数もしくはアクセスポイントの変更を含むページ全体の移動もしくはその動作指示をユーザー処理端末装置により入力することなく、画像プログラム製品5内にて配信基の情報処理装置1とインタラクティブな通信が可能となり、情報入力、情報収集とコミュニケーションを可能にする。
また、第1の画像データプログラム製品5は、上記ユーザー端末装置3により、ディスプレイ装置31に表示されたブラウザ内にURLを入力し、情報配信受信サーバー11にアクセスし、または、周波数もしくはアクセスポイントを合わせることにより、ディスプレイ装置31にウェブページ(デジタル映像ページ)15と第1の画像データプログラム製品5または、デジタル映像ページ15と第1の画像データプログラム製品5が表示され、ディスプレイ装置31に表示された時点で、ウェブぺージまたはデジタル映像ページと配信元である情報処理装置1とは通信系統4を通じて通信が開始されている状態であるが、前記表示手段であるディスプレイ装置31に表示されたウェブページもしくはデジタル映像ページの所定のエリア内に表示された第1の画像データプログラム製品5は、通信を行なわないように設定する事ができる。
前記第1の画像データプログラム製品に有するプログラムオブジェクト50Aの指示に従って、ユーザ端末装置3により当該画像データ5内に入力された情報が完了したことを入力情報確認プログラムS506が確認し、入力情報送信プログラムS707が起動した時点で、初めて情報処理装置1との通信を開始し始める。
これにより、多数のユーザーが同時に、ウェブページもしくはデジタル映像ページの所定のエリア内に表示された第1の画像データプログラム製品5をユーザー端末装置に表示させたとしても、第1の画像データプログラム製品と通信を行なう情報処理サーバーに対するアクセス負荷を軽減させることができる。
さらに、第1の画像データプログラム製品5は、情報処理装置1と通信を開始し始めると同時に、情報処理装置1内の情報処理サーバー12内に予め設定してある、ソフトウェアプログラムが第1の画像データプログラム製品5との通信が開始されたことを認識し、当該画像データプログラム製品5と情報処理装置1間で入力情報の受け渡しを行なうために予め設定してあるプログラムファイルが起動し、当該画像データプログラム製品に対して当該プログラムファイルが送信され、当該プログラムファイルを第1の画像データプログラム製品5が受信し、当該プログラムファイルに入力情報S515を格納した上で、当該入力情報が格納された当該プログラムファイルを情報処理装置1に送信し、また第1の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム13により処理された結果として当該画像プログラム製品5に返信される指示情報S516も当該プログラムファイルに格納され、当該画像データプログラム製品5に送信される。
このように本発明のシステムはプログラムファイルを活用した送受信を当該画像プログラム製品5と当該情報処理装置1とが双方で行なうことにより、より高度なセキュリティーを保った状態で且つ、必要最低限のデータ送受信処理を行ない、情報処理装置1に対す付加が軽減させることができる。
図2は、URL(ユニホームリソースロケーター)に基づいたウェブページを表示するためのコンテンツまたは、デジタル映像を表示するためのデジタル映像コンテンツや本発明の第2の画像データプログラム製品6を持つ第1の情報処理装置1Aは、アパッチ(Apache)等のウェブサーバーアプリケーションとポストグレ・エスキューエル(PostgreSQL)等のデータベースアプリケーションおよびリナックス(Linux)等のデータベースサーバー用オーエス(OS:Operating System オペレーティング・システム)がインストールされており、これらは、必ずしも一台にインストールされる必要は無く、それぞれのアプリケーションが複数台にインストールされていてもよく、さらに情報配信・受信サーバーA1も複数台で構成されてもよい。
前記情報配信・受信サーバーA1は、ワールドワイドウェブ(WWW)の標準プロトコルを用いてネットワーク(例えばインターネット)上でユーザー端末装置3から送られてくる指示情報を受信し、当該受信情報に応じてウェブページ(デジタル映像)構成コンテンツA2や第2の画像データプログラム製品を提供するための、サーバーソフトウェアがインストールされたハードウエアおよびソフトウェアコンポーネントの両方が含まれており、ウェブページや画像データプログラム製品を表示したりするなどの機能をなすためのソフトウェアプログラムが設定せれていればよい。
また、第2の情報処理装置2も情報受信・返信サーバー21や情報処理サーバー22のように複数台で構成されていてもよく、第2の画像プログラム製品2から送信される情報等のデータを受信し、受信した情報に基づいて処理し、処理結果を第2の画像データプログラム製品に対して送信するためのハードウェアとソフトウェアコンポーネントの両方が含まれており、当該機能をなすためのソフトウェアプログラムが設定されていればよい。
ユーザー端末装置3は、図3に示すように各種情報入力するための情報入力手段と表示手段(ディスプレイ装置31)と処理手段として(コンピューター本体32)から構成され、TVのような場合はディスプレイ装置内にコンピューター本体32が内臓されているケースもあり、また携帯電話や各種ディスプレイ装置付の携帯端末装置の場合は、情報入力手段、表示手段、および処理手段が一体型になっていてもよい。
情報入力手段は、キーボード33、マウス34、携帯電話/PDA35、リモコン36等市販の任意のものが使用できる。情報入力データやその他の表示データを表示する表示手段としてのディスプレイ装置31としては、液晶、プラズマ、CRTモニター、ブラウン管等の各種市販の任意のものを使用することができる。 各種制御や情報を処理する処理手段であるコンピューター本体32は、市販のオーエス(OS:Operating System オペレーティング・システム)と呼ばれるアプリケーションとインターネットを通じてウェブページを表示するためのMicrosoft Internet ExplorerまたはNetscape Navigator等のブラウザソフト、映像データを表示する場合は、指定の市販またはフリーソフト、TV番組であればTVチューナー装置が装備されていればよい。また、コンピューター本体32は、本発明の第1の画像データプログラム製品を表示または起動させるためのMacromedia社のFlashPlayerやShockwave Player等の市販またはフリーの閲覧ソフトがインストールされており、これら情報入力手段と表示手段および情報処理する処理手段はランケーブル等の有線または赤外線等による無線により連動されていればよい。
また、上記ユーザー端末装置3、第1の情報処理装置1および第2の情報処理装置2は、ウェブ、電波、短波、無線、衛星・地上波デジタル通信網を含む通信系統4で接続もしくは連動されている。
これにより、多数のユーザー端末装置3からの第1の情報処理装置1Aおよび第2の情報処理装置2に対する要求に応答または処理できる環境となっている。
上記のように構成された装置において本発明である、第2の画像データプログラム製品6を活用した実施の形態について図2および図5を参照しさらに説明する。
図2および図5において、ディスプレイ装置内31にはブラウザが起動されており、ブラウザを介してウェブページA2(デジタル映像構成コンテンツ)を配信できる情報配信・受信サーバーA1は、少なくとも1つのインターネットプロトコル(IP)アドレスと、ドメイン名(1つまたは複数のIPアドレスを識別する名)を有し、ウェブページA2と第2の画像データプログラム製品6は固有のユニホームリソースロケーター(URL)によって識別されるように、情報配信・受信サーバーA1に設定されており、または、ある一定の周波数またはアクセスポイントに、デジタル映像ページA2と第2の画像データプログラム製品6が自動的に配信できるように設定されていて、第2の画像データプログラム製品6から送信されるデータを受信し、受信した情報に基づいて処理し、処理結果を画像データプログラム製品6に対して送信するためのハードウェアとソフトウェアコンポーネントの両方が含まれている第2の情報処理装置2は第1の情報処理装置Aとは別の少なくとも1つのインターネットプロトコル(IP)アドレスと、これに連動されたドメイン名(1つまたは複数のIPアドレスを識別する名)を有し、ウェブページA2とは別の固有のインターネットプロトコル(IP)アドレスまたはユニホームリソースロケーター(URL)によって識別されるように設定されている。
上記ユーザー端末装置3により、ディスプレイ装置31に表示されたブラウザ内にURLを入力し、情報配信・受信サーバーA1にアクセスし、または、周波数もしくはアクセスポイントを合わせることにより、ディスプレイ装置31にウェブページA2(デジタル映像ページ)と第2の画像データプログラム製品6が表示される。
前記表示手段であるディスプレイ装置31に表示されたウェブページもしくはデジタル映像ページA2の所定のエリア内に表示された第2の画像データプログラム製品6は、
第2の画像データプログラム製品6が表示されている、URLに基づいたウェブページまたはアクセスポイントに基づいて配信されているデジタル映像ページA2からの移動もしくは再読み込みを行なうことなく、第2の画像データプログラム製品6内にて、情報入力や一部または全部の画像の移動や、ボタンのクリック等の目的に応じたインタラクティブな動作や表示ができるよう、情報入力プログラムS701、入力情報可否プログラムS702、入力継続判断プログラムS704、入力情報確認プログラムS706を有するプログラムオブジェクト70Aと、目的に応じて、複数のプログラムオブジェクト70B、70C・・・・によって構成され、情報入力プログラムS701にて要求された情報に対する収集情報の可否、継続判断、入力情報を確認することが可能である。
ユーザー端末装置3により当該情報入力プログラムS701にて要求された情報が入力(文字入力だけでなく、クリックやドラックや選択も含まれる。以下、同様。)されると、当該入力情報の可否を判断し(例えば、メールアドレスの入力欄であれば、その入力欄に正しいメールアドレスが入力されているかどうか等)、情報入力プログラムによって予め設定した入力や動作(クリックやチェック等)の要件が入力されなかった場合は、S703にてエラーを表示すると同時に情報入力プログラムS701に戻すことができ、また別のプログラムオブジェクトを起動させてもよい。
目的に応じた情報が入力された場合は、入力継続判断プログラムS704により、新しい入力を引続き行うかどうかの判断が行なわれる。
新しい入力を引続き行う必要がある場合は次のプログラムオブジェクト70Bが起動し、構成された新たな入力欄や回答欄が第2の画像データプログラム製品6内に表示され、継続して情報入力プログラムにて要求されたものに対してユーザー端末装置3により、さらに継続して入力することができ、入力情報確認プログラムにて、最終的情報入力プログラムにて予め設定された要件に対してユーザーが入力したすべて(または一部でもよい)の情報を認識することが可能である。
また、入力情報の可否判断や継続的な入力を必要としない場合には、プログラムオブジェクト内の各プログラム要素(例えば、入力情報可否プログラムや入力継続判断プログラム等、プログラムオブジェクトを構成するプログラムの一部)が省略されてもよい。
さらに、第2の画像データプログラム製品6は、入力情報を確認した後に、入力した情報の一部もしくは全部(入力情報の他に予め当該画像に設定しているデータも含まれる場合もある。)の入力情報S715を送信することができる入力情報送信プログラムS707を有し、入力情報送信プログラムS707により、通信系統4を通じて第2の画像プログラム製品6が表示されているウェブページもしくはデジタル映像ページの配信元である情報処理装置A1とは異なる、別の固有のインターネットプロトコル(IP)アドレスまたはユニホームリソースロケーター(URL)により識別可能に設定されている第2の情報処理装置2との通信が可能となる。
第2の画像データプログラム製品6より送信されたデータを受信した第2の情報処理装置2は、その中にある第2の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム23により、当該データが処理され、入力情報S715に対する処理結果として第2の画像データプログラム製品6に返信するために生成された指示情報S716を受信することを可能とする指示情報受信プログラムS708を有している。
指示情報受信プログラムS708は、受信した結果として、指示情報S716の指示に従って新たなプログラムを実行させる指示情報実行プログラムS709と、指示情報を表示させる指示情報表示プログラムS710を有し、第2の画像データプログラム製品6内に受信結果を表示させることができる。
また、指示情報実行プログラムS709により、新たなプログラムオブジェクト70D・・・が必要に応じて起動し、新たな情報の入力が可能となる。また新たな入力情報が入力情報送信プログラムS707により第2の情報処理装置2に送信、返信され、必要に応じて一連のプログラムおよびプログラムオブジェクトを組み合わせることにより、当該画像データの一部または全部が表示されているウェブページの移動(URLの変更)、再読み込み、転送、移動、またはデジタル映像ページが表示されている周波数もしくはアクセスポイントの変更を含むページ全体の移動やその動作指示を、ユーザー処理端末装置31により入力すること無く、画像プログラム製品6内にて、当該画像データが一部または全部を表示されているウェブページやデジタル映像ページの配信元である第1の情報処理装置Aとは異なる別の第2の情報処理装置2とインタラクティブな通信が可能となり、情報入力、情報収集とコミュニケーションを可能にする。
また、第2の画像データプログラム製品6は、上記ユーザー端末装置3により、ディスプレイ装置31に表示されたブラウザ内にURLを入力し、情報配信・受信サーバーA1にアクセスし、または、周波数もしくはアクセスポイントを合わせることにより、ディスプレイ装置31にウェブページ(デジタル映像ページ)A2と第2の画像データプログラム製品が表示され、ディスプレイ装置31に表示された時点では、ウェブぺージ(またはデジタル映像ページ)と当該コンテンツの配信元である第1の情報処理装置Aとは、通信系統4を通じて通信が開始されている状態であるが、前記表示手段に表示されたウェブページ(もしくはデジタル映像ページ)の所定のエリア内に表示された第2の画像データプログラム製品6は、前記表示された時点では第2の情報処理装置2と何ら通信が行なわないように設定することができる。
前記第2の画像データプログラム製品6が有するプログラムオブジェクト70A…の各プログラムの一連の指示に従って、ユーザ端末装置3により当該第2の画像データプログラム製品6内に入力された情報が完了したことを入力情報確認プログラムS706が確認し、入力情報送信プログラムS707が起動した時点で、初めて第2の情報処理装置との通信を開始する。
これにより、多数のユーザーが同時に、ウェブページもしくはデジタル映像ページの所定のエリア内に表示された第1の画像データプログラム製品5をユーザー端末装置に表示させたとしても、第1の画像データプログラム製品と通信を行なう情報処理サーバーに対するアクセス負荷を軽減させることができる。
さらに、第2の画像データプログラム製品6が第2の情報処理装置2と通信を開始し始めると同時に、第2の情報処理装置2内の、情報処理サーバー22が第2の画像データプログラム製品6との通信が開始されたことを認識し、当該第2の画像データプログラム製品6と第2の情報処理装置2間で入力情報の受け渡しを行なうために、予め設定したプログラムファイルが起動され、当該第2の画像データプログラム製品に対して当該プログラムファイルが送信される。 第2の画像データプログラム製品6が当該プログラムファイルを受信し、当該プログラムファイルに入力情報S515を格納した上で、当該入力情報S715が格納された当該プログラムファイルを第2の情報処理装置2に送信し、また第2の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム23により処理された結果として当該画像データプログラム製品6に返信される指示情報S716も当該プログラムファイルに格納し、当該画像データプログラム製品6に送信することができる。
プログラムファイルには、入力情報送信プログラムS707のみに反応するように設定することが可能であり、第2の情報処理装置2に設定された固有のIPもしくはURL間のみで送受信可能となっており、当該プログラムファイルを活用した送受信を当該画像データプログラム製品6と当該第2の情報処理装置2とが双方で行なうことにより、より高度なセキュリティーを保った状態で且つ、必要最低限のデータ送受信処理を行ない、第2の情報処理装置2に対する負荷が軽減させることもできる。
本発明の実施例を、図6を参照して説明する。
図6は、第1の発明の実施における、画像データプログラム製品を実際に活用したアンケートキャンペーンにおいて入力および抽選が行われている具体例を説明するための図である。
E-SHOP.COMという会社が第1の発明の第1の画像プログラム製品6を活用して、顧客登録キャンペーンを行なっている場合の具体例である。
HYPERLINK "http://www.yahoo.co.jp/" この実施例ではwww.yahoo.co.jpドメインのウェブページを運用するサーバーである情報処理装置1には、Yahooドメインのページを構成するコンテンツを配信することができるよう情報配信・受信サーバー11が設定されている。
さらにE-SHOP.COMが当該キャンペーンの目的を達成できるように制作された第1の画像プログラム製品5もYahooドメイン110のページに表示されるように設定されている。
さらに、情報処理サーバー12として1台または複数台の情報処理装置の一部に、第1の画像プログラム製品からの送信データを受信し、受信したデータを処理し、処理した結果を返信するためのソフトウェアプログラム(第1の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム13)が設定されている。
ユーザー端末装置3の操作により、ディスプレイ装置31にYahooのTOPページが表示されており、そのページの一部に第1の画像プログラム製品5により製作されたE-SHOP.COMのキャンペーンバナー120A表示されている。
図4では、Yahooはウェブページ15、E-SHOP.COMのキャンペーンバナーは画像データ5に相当する。
E-SHOP.COMのキャンペーンバナー広告120A内には名前、住所、E-mailアドレス等の入力欄が表示されているが、図4で説明すると、これらが複数のプログラムオブジェクト50A…で構成されており、入力欄は1個または複数のボタンやチェックボックス等で表示されている。ユーザー端末装置3により、各プログムオブジェクトの情報入力プログラムS501の要求に応じて、例えば、名前(AAA…)、住所(KKKDDD)、メールアドレス等を順次入力した後にOKボタン122をクリックすると、入力情報可否プログラムS502により、入力情報の可否が判断され、「可」(Yes)の場合は入力継続判断プログラムS504により継続かどうか(情報入力が完了かどうか)の判断が行なわれる。この場合は継続となり、キャンペーンバナー広告120Cが表示される。
図7で表すように、既存のキャンペーンバナー広告では、この時点で他のURL(ドメイン)で運用されているウェブページに転送されるか、他のページの再読み込みがブラウザー内で自動的に行なわれることにより、表示変更が行なわれるが、本発明の第1の画像プログラム製品で作成されたE-SHOP.COMのキャンペーンバナー広告120Aは、プログラムオブジェクト内の各プログラムにより入力内容がチェックされ、当該バナー広告内の表示のみが変更されていることが特徴の一つである。
続いて、入力継続判断プログラムS504にて「継続」(Yes)と判断された後に新たなプログラムオブジェクトが起動し、このプログラムオブジェクトには、入力内容を再表示する、という指示が含まれているため、123のようにキャンペーンバナー広告120Bにて当該バナー広告内に入力された内容がキャンペーンバナー広告120Cで表示され、さらに新たなチャンス[Chance]ボタンが表示されている。
入力内容を確認した後に、チャンス[Chance]ボタンをクリックすると、上記と同じくプログラムオブジェクト内のプログラムが判断した後に、継続ノー(No)となり入力情報確認プログラムS506により、入力情報送信プログラムS507が起動する。
これにより、先に入力した住所/名前/メールアドレス(Mail)(その他、必要により、入力時間やその他キーとなる情報も含まれる。また、入力した全部の情報だけでなく住所/名前だけ、のように一部の情報の場合でもよい。)が入力情報S515として情報処理装置1内の情報配信・受信サーバー11に送信され、情報処理サーバー12が受信した後に第1の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム13内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、抽選を行なう。
また、場合よっては入力情報S515として情報処理装置1内の情報配信・受信サーバー11に送信され、情報処理サーバー12が受信した後に13:第1の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム13内にて、抽選を行ない、抽選を行なった後にデータを格納してもよい。
抽選結果および新たなプログラムオブジェクトの指示情報が生成され、指示情報S516としてE-SHOP.COMのキャンペーンバナー広告120Dに返信される。
この場合の指示情報S516には、具体的には、キャンペーンバナー広告120D内に抽選結果「あたりA賞」の画面と表示指示125の色変更およびドラック可能なカードをドラックさせ128に照合さえせたら抽選結果を浮かび上がらせる等の指示情報が含まれているが、絵や図柄の情報が含まれていてもよい。
指示情報S516をE-SHOP.COMのキャンペーンバナー広告120D内の指示情報受信プログラムS508が受信し、指示情報S516に従い、指示情報実行プログラムS509が起動し、新たなプログラムオブジェクトが起動することで、E-SHOP.COMキャンペーンバナー広告内における表示が120Cから120Dに変更される。
ここにおいてもウェブページ110は変更されておらず、チャンス[Chance]ボタン124をクリックすると、入力情報等の必要な情報のみが情報処理装置1に送信され、情報処理装置1から返信された指示情報S516によってキャンペーンバナー広告120Cから120Dのようにバナー広告の表示のみが変更されている。
125はドラック可能となり、この場合のプログラムオブジェクトには、入力情報可否プログラムS502に相当するものや入力継続判断プログラムS504に相当するものは含まれておらず、125がドラックされたかどうか、ドラックした後にバナー下のスペースに照合されたか否かの判断が行なわれ、照合されたときに入力情報確認プログラムS506が照合されたことを認識し、指示情報表示プログラムS510が起動し、指示情報S516により受信した抽選結果「あたり A賞」が120E内の128のように表示される。入力継続判断プログラムS512により継続が「無い」(No)と判断された場合は、ENDS514となる。
また、抽選結果「あたり A賞」表示後に、また新たな表示として、賞品送付先住所の入力欄やリンク先、「はずれ」の場合は、再抽選等プログラムの設定により様々な展開がバナー内にて行うことも可能である。
このように本発明によれば、E-SHOP.COMのキャンペーンバナーはYahooウェブページ内で、自社ページに転送また、Yahooページ内での移動をすること無く、顧客データの収集が可能となり、ユーザーもその場で抽選結果を確認することが可能である。
また、E-SHOP.COMキャンペーンバナーがデジタル映像ページ内、例えばクイズ番組やイベント番組等の番組映像内に表示されているときは、ユーザーはクイズやイベント番組を見ながら、アンケートに答えて、キャンペーンに参加することができ、また、クイズ番組と連動させたクイズ形式のアンケート内容がE-SHOP.COMキャンペーンバナー内に設定されているときは、番組とバナーを活用した立体感のあるキャンペーンを実施することができる。
次に、第2の発明を活用した場合について説明する。
HYPERLINK "http://www.yahoo.co.jp/" www.yahoo.co.jpのウェブページ110内に表示されたE-SHOP.COMのバナー広告120Aは表示された時点で、通信系統4を通じて情報処理装置1との通信を常時開始しているが、第2の発明によると、第1の画像データプログラム製品により作成されたE-SHOP.COMバナーとはなんら通信を行なっていない状態である。
E-SHOP.COMのバナー広告120A内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、バナー広告120Cのステップまで到達したところでチャンス[Chance」ボタン124をクリックすると前記第1の発明と同様に入力情報確認プログラムS506により入力情報送信プログラムS507が起動して、初めて、情報配信・受信サーバー11を通じて、情報処理サーバー12との通信を開始する。
これにより、多数(例えば10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置3によりアクセス可能な状態となっているが、同時にウェブページ110内のE-SHOP.COMバナー広告120Aが表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置3により、チャンス[Chance」ボタン124をクリックするまでは、情報配信・受信サーバー11や情報処理サーバー12との通信が開始せず、バナー広告120Aを表示したユーザーが全員同時にチャンス[Chance」ボタン124をクリックすることはあり得ないため、第2の発明によって、余分な通信を回避することができ、E-SHOP.COMバナー120Aと情報処理装置1との通信負荷を大幅に軽減すること事ができる。
次に、第3の発明について説明する。ここでも、 HYPERLINK "http://www.yahoo.co.jp/" www.yahoo.co.jpウェブページ110内に表示されたE-SHOP.COMのバナー広告120Aは表示された時点で、通信系統4を通じて情報処理装置1との通信を常時開始しているが、第1の画像プログラム製品5により作成されたE-SHOP.COMバナー広告120Aはなんら通信を行なっていない状態である。
E-SHOP.COMバナー広告120A内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、バナー広告120Cのステップまで到達したところでチャンス[Chance」ボタン124をクリックすると前記第1、2の発明と同様に入力情報確認プログラムS506により入力情報送信プログラムS707が起動し、初めて、情報配信・受信サーバー11を通じて、情報処理サーバー12との通信を開始し始める。
これと同時に、情報処理サーバー12内に設定された画像データプログラム製品送信情報処理プログラム13がE-SHOP.COMバナー広告120Aとの通信が開始されたことを認識し、同時にE-SHOP.COMバナー広告120Aからのデータのみを受け付けるように情報処理サーバー12に予め設定されたデータ送受信用プログラムファイルP1が情報処理サーバー12から送信され、第1の画像データプログラム製品が当該プログラムファイルP1を読み込む。
E-SHOP.COMバナー広告120からのデータのみを受付けるように設定するとは、E-SHOP.COMバナー広告120が表示されているウェブページ110のドメイン名指定(この場合はyahoo.co.jpであったり、IPでもよい)また、予めバナー広告内に組み込まれたID等その他E-SHOP.COMバナー広告を特定もしくは識別できる固有の情報を持たせておくことであり、この特定の情報に基づいてデータ送受信用プログラムファイルP1が送信されるように設定されていることである。
また、ある場合において、E-SHOP.COMバナー広告120が前記プログラムファイルを情報処理装置1から読み込む際には、前記プログラムファイルP1の配信場所または当該バナー広告120の専用プログラムファイルであることが識別できるよう、固有のIPまたドメイン名もしくは、IDもしくは特定の識別できる固有の情報をプログラムファイル内に持たせることにより、専用のプログラムファイルしか読み込むことができないよう設定されていればよい。
第3の発明によると、このプログラムファイルが情報処理サーバー12から配信され、このファイル内に入力情報S515が格納され、さらにまた入力情報送信プログラムS507により情報処理装置1に送信される。
情報処理サーバー12は、E-SHOP.COMバナー広告120から送られてきたことをこの当該プログラムファイルが認識した後に、初めて指示情報S516を生成する。
生成された指示情報S516はまた当該プログラムファイル内に格納され、指示情報S516としてE-SHOP.COMバナー広告120に対して送信される。
E-SHOP.COMバナー広告120内の、指示情報受信プログラムS508は、情報処理サーバー12から送られてきた正当な指示情報であることを認識した後に、指示情報実行プログラムS509の実行へと進み、バナー広告120Dおよび120Eのようにプログラムオブジェクトが稼動する。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置3によりアクセス可能な状態となっているが、同時にウェブページ110内のE-SHOP.COMバナー広告120Aに、ユーザーがユーザー端末装置3により、チャンス [Chance」ボタン124をクリックするまでは、情報配信受信サーバー11や情報処理サーバー12との通信が開始せず、バナー広告120Aを表示したユーザーが全員同時にチャンス[Chance」ボタン124をクリックすることはあり得ないため、第3の発明によって、余分な通信を回避することができ、E-SHOP.COMバナー広告と情報処理装置1との通信負荷を大幅に軽減すること事ができると同時に、固有のプログラムファイルでの送受信を行なうことにより、全く別の第三者から送られてくる、不正確な情報を第1の画像プログラム製品が送受信することを回避することができ、高度なセキュリティーを保ったままで、E-SHOP.COMは第1の画像データプログラム製品を活用して、顧客登録キャンペーンを行ない、目的を達成することが可能である。
次に、第4の発明の実施例について、図5および図6を参照して説明する。
図6はE-SHOP.COMが第2の画像データプログラム製品を活用して、顧客登録キャンペーンバナー広告を制作し、YAHOO JAPANに当該バナー広告を表示しているものとする。
第4の発明の特徴は、第2の画像プログラム製品6を表示しているウェブページ110を運用するサーバー以外の第三者サーバー(主に、第2の画像プログラム製品6を活用してバナー広告を掲載する広告主が運用するサーバー)と、第2の画像データプログラム製品を活用して制作されたバナー広告のみとの通信(入力情報S715や指示情報S716の送受信)が可能となるところにある。
第4の発明である図5で説明すると、yahoo.co.jpドメインのウェブページを運用するサーバーが図5の第1の情報処理装置であり、Yahoo ドメインのページを構成するコンテンツを配信することができるよう情報配信・受信サーバーA1内に設定されており、E-SHOP.COMが当該キャンペーンの目的を達成できるように制作された第2の画像データプログラム製品6も同時に当該情報処理装置A内にてYahoo ドメイン110のページに表示されるように設定されている。
さらに、第2の情報処理装置2は、E-SHOP.COMが運用するドメインもしくは第2の画像データプログラム製品6とデータ送受信および送信データ処理することを可能にするために設定された、Yahoo以外の当該画像データプログラム製品6専用の情報処理装置であり、当該情報処理サーバー22として1台または複数台ある情報処理装置の一部に、第2の画像データプログラム製品6からの送信データを受信し、処理し、処理した結果を返信するためのソフトウェアプログラム第2の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム23)が設定されている。
ユーザー端末装置3の操作により、ディスプレイ装置31にYahooのウェブページ110が表示されており、このウエブページの一部(または全部)に第2の画像データプログラム製品6により作成されたE-SHOP.COMのキャンペーンバナー120Aが表示されている。
図5では、ディスプレイ装置内31のウエブページA2がYahoo110であり、画像データ6がE-SHOP.COMのキャンペーンバナー広告120Aである。
キャンペーンバナー広告120A内には名前、住所、E-mailアドレスの入力欄121が表示されているが、図5で説明すると、これらが複数のプログラムオブジェクト70A・・・で構成されており、入力欄は一個または複数のボタンやチェックボックス等で表示されている。ユーザー端末装置により、各プログラムオブジェクトの情報入力プログラムの要求に応じて、名前(AAA・・・)、住所(KKKDDD)、メールアドレス(E-Mail)を順次入力した後にオーケー[OK]ボタン122をクリックすると、入力情報可否プログラムS702により、入力情報の可否が判断され、「可」(Yes)の場合は入力継続判断プログラムS704により継続可または否(情報入力が完了かどうか)の判断がなされる。この場合は継続可となり、バナー120Cが表示される。
図6で示す表すとおり、既存のバナー広告では、この時点で他のURL(ドメイン)がで運用されているウェブページに転送されるか、他のページの再読み込みがブラウザー内で自動的に行なわれることにより、表示変更が行なわれるが、第2の画像データプログラム製品で作成されたE-SHOP.COMのキャンペーンバナー広告120は、プログラムオブジェクト内の各プログラムにより入力内容がチェックされ、バナー広告120内の表示のみが変更されていることが特徴の一つである。
続いて、入力継続判断プログラムS704にて「継続」(Yes)と判断された後に新たなプログラムオブジェクトが起動し、このプログラムオブジェクトには(入力内容を再表示する。)という指示が含まれているため、表示123のようにバナー広告120Bにて当該バナー広告120内に入力された内容がバナー広告120Cで表示され、さらに新たなチャンス[Chance」ボタン124が表示されている。
入力内容を確認した後に、チャンス[Chance」ボタン124をクリックすると、上記と同じくプログラムオブジェクト内のプログラムが判断し、継続否(No)となり入力情報確認プログラムS706により、入力情報送信プログラムS707が起動する。
これにより、先に入力した住所/名前/E-Mail(その他場合によっては、入力時間やその他キーとなる情報も含まれる。また、場合によっては、入力した全部の情報だけでなく住所/名前のように一部の情報の場合もある。)が入力情報S715として第2の情報処理装置2内の情報配信・受信サーバー21に送信され、情報処理サーバー22が受信した後に第2の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム23内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、抽選を行なう。
また、場合によっては、入力情報S715として第2の情報処理装置2内の情報配信・受信サーバー21に送信され、情報処理サーバー22が受信した後に第2の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム23内にて抽選が行われた後に、データが格納されてもよい。
抽選結果および新たなプログラムオブジェクトの指示情報が生成され、指示情報S716としてE-SHOP.COMのキャンペーンバナー広告120Dに返信される。第2の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム23内の処理については、このキャンペーンに複数回参加していないかどうかの重複チェックや、他のサーバーに格納されているデータとの照合等、必要に応じてプログラムを設定すればよい。
この場合の指示情報S716には、具体的には、抽選結果「あたりA賞」/画面120D、表示指示/125カード125の色変更およびドラック可能/カードをドラックさせ128に照合させて抽選結果を顕在させる等の指示情報が含まれている。 場合によっては、絵や図柄の情報が含まれていてもよい。
抽選結果も「はずれです」「残念です。」等の表示を設定によって任意に変えることができることは容易に想像できる範囲である。
これにより、指示情報S716を、E-SHOP.COMのキャンペーンバナー120D内の指示情報受信プログラムS708が受信し、指示情報S716に従い、指示情報実行プログラムS710が起動し、新たなプログラムオブジェクトが起動することで、E-SHOP.COMキャンペーンバナー広告内における表示が120Cから120Dに変更される。
ここにおいても、ウェブページ110は変更されておらず、チャンス[Chance」ボタンをクリックすると、入力情報等必要な情報のみが当該バナー広告120を表示しているYahooのウェブページ110を運用している第1の情報処理装置Aとはまったく独立した第三者(ここではE-SHOP.COMが運用者となっている。)の運用する第2の情報処理装置2に送信され、当該情報処理装置2から返信された指示情報をE-SHOP.COMバナー広告120が受信することによって、120Cから120Dのようにバナーのみ表示が変更されていることができる。
さらに、この時点で、E-SHOP.COMは自社の運用する情報処理装置にYahooのウェブページ利用者の顧客を自社のウェブページに誘導することなく、Yahooのウェブページ内に表示しているバナー広告120内にて顧客情報を獲得することが可能である。
バナー広告120D内に表示されたカード125はがドラック可能であり、この場合のプログラムオブジェクトには、入力情報可否プログラムS701に相当するものや入力継続判断プログラムS704に相当するものは含まれておらず、カード125がドラックされたかどうか、カード125をドラックした後にバナー広告下の定められた所定のスペースに照合されたかどうかの判断が行なわれ、照合されたときに入力情報確認プログラムS706が照合されたことを認識し、指示情報表示プログラムS710が起動し、指示情報S716により受信した抽選結果「あたり A賞」がバナー広告120E内の128のように表示される。入力継続判断プログラムS712により継続が「無い」(No)と判断された場合は、END S714となる。
また、場合によっては、抽選結果「あたり A賞」表示後に、また新たな表示として、賞品送付先住所の入力欄やリンク先、「はずれ」の場合は、再抽選等プログラムの設定により様々な展開をバナー内にて行うことも可能となる。
このように第4の発明では、E-SHOP.COMはYahooウェブページ内で、自社ページに転送また、Yahooページ内での移動をすること無く、顧客データの収集が可能となり、ユーザーもその場で抽選結果を確認することが可能となる。
[第5の発明の実施]
次に第5の発明を活用した場合について説明する。前述のように、yahoo.co.jp のウェブページ110内に表示されたバナー広告120Aは表示された時点で、ウエブページ110は通信系統4を通じて第1の情報処理装置Aとの通信を常時開始しているが、第2の画像データプログラム製品により作成されたE-SHOP.COMバナー広告120Aはなんら通信を行なっていない状態である。
E-SHOP.COMバナー広告120A内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、バナー広告120Cのステップまで到達したところでチャンス[Chance」ボタン124をクリックすると、前述と同様に入力情報確認プログラムS706により入力情報送信プログラムS707が起動し、第2に情報処理プログラム2内の情報配信・受信サーバー21と通じて情報処理サーバー22との通信を開始する。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となっているが、ウェブページ110内のE-SHOP.COMのバナー広告120Aが表示されていても、ユーザーがユーザー端末装置により、チャンス [Chance」ボタン124をクリックするまでは、情報配信・受信サーバー21や情報処理サーバー22との通信が開始せず、バナー広告120Aを表示したユーザーが全員同時にチャンス[Chance」ボタン124をクリックすることはないため、余分な通信を回避することができ、E-SHOP.COMバナー広告と第2の情報処理装置2との通信負荷を大幅に軽減する事ができる。
特に、ウェブサイト来訪者数の多いウェブサイトに、ウェブサイト運用者とは別の広告出稿主等である第三者が運用するサーバーとの双方向通信が可能な第2の画像プログラム製品を活用することになると、常時通信をした場合に、ユーザがユーザー端末装置に第2の画像プログラム製品を表示した回数分に相当するアクセスが情報処理サーバーに対して発生するため、バナー広告表示先のウェブサイト運用サーバーと異なり、一時的な集中と大量なアクセスに耐えうるだけの規模や容量を想定した情報処理サーバーが必要となる場合には、相当な負荷がかかることが予想されるが第5の発明を適用することによってこのような問題が解消されるという利点がある。
[第6の発明の実施]
次に第6の発明について説明する。前述のように、yahoo.co.jpウェブページ110内に表示されたバナー広告120Aは表示された時点で、通信系統4を通じて第1の情報処理装置Aとの通信を常時開始しているが、
第2の画像データプログラム製品により作成されたE-SHOP.COMのバナー広告120はなんら通信を行なっていない状態である。
E-SHOP.COMバナー広告120内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、バナー広告120Cのステップまで到達したところでチャンス[Chance」ボタン124をクリックすると、前述と同様に入力情報確認プログラムS706により入力情報送信プログラムS707が初めて起動し、第2の情報処理装置2内の情報配信・受信サーバー21と通じて情報処理サーバー22との通信を開始する。
これと同時に、情報処理サーバー22内に設定された画像データプログラム製品送受信情報処理プログラム23がE-SHOP.COMのバナー広告120との通信が開始されたことを認識し、同時にE-SHOP.COMのバナー広告120からのデータのみを受け付けるように予め設定されたデータ送受信用プログラムファイルP2が情報処理サーバー22から送信され、第2の画像データプログラム製品が当該プログラムファイルP2を読み込む。
E-SHOP.COMのバナー広告120からのデータのみを受付けるような設定とは、E-SHOP.COMのバナー広告120が表示されているウェブページ110のドメイン名指定(この場合はyahoo.co.jpであったり、IPでもよい)または、予めバナー広告120内に組み込まれたID等その他バナー広告120を特定できる固有の情報を持っていればよく、この予め設定した特定の認識情報を持っているE-SHOP.COMのバナー広告120に対して、データ送受信用プログラムファイルが送信されるように設定されていればよい。
第6の発明によると、このプログラムファイルP2が情報処理サーバー22から配信され、このファイル内に入力情報S715が格納され、さらにまた入力情報送信プログラムにより情報処理装置に送信される。
情報処理サーバー22は、E-SHOP.COMのバナー広告から送られてきたことを認識した後に、初めて指示情報を生成する。
生成された指示情報はまた当該プログラムファイル内に格納され、指示情報S716としてE-SHOP.COMのバナー広告120に対して送信される。
E-SHOP.COMのバナー広告120内の、指示情報受信プログラムS708は、情報処理サーバー22から送られてきた正当な指示情報であることを認識した後に、指示情報プログラムS709の実行へと進み、E-SHOP.COMのバナー広告120Dおよび120Eのようにプログラムオブジェクトが稼動する。
これにより、多数(例えば、10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となっているが、同時にウエブページ110内にE-SHOP.COMのバナー広告120Aが表示されていても、ユーザーがユーザー端末装置により、チャンス[Chance」ボタン124をクリックするまでは、情報配信・受信サーバー21や情報処理サーバー22との通信が開始せず、バナー広告120Aを表示したユーザーが全員同時にチャンス[Chance」ボタン124をクリックすることはあり得ないため、第6の発明によって、余分な通信を回避する事ができ、E-SHOP.COMのバナー広告120と第2の情報処理装置2との間の通信負荷を大幅に軽減することができると同時に、固有のプログラムファイルでの送受信を行なうことにより、全く別の第三者から送られてくる、不正確な情報の第2の画像データプログラム製品が送受信することを回避することができ、高度なセキュリティーを保ったままで、E-SHOP.COMは第2の画像データプログラム製品6を活用して、顧客登録キャンペーンを行ない、目的を達成することが可能である。
[実施例]
第1の画像データプログラム製品を活用した別の実施例を、図7を基に説明する。
図7は、本発明の実施における、画像データプログラム製品を株価検索サービスに活用することにより株価を検索し自動的にリアルタイムに株価を表示している具体例を説明するための図である。
図7は、ある証券会社が第1の画像データプログラム製品を活用して、最新の株価情報をポータルサイトであるBIGLOBEの政治・経済コーナー(ウェブページ)の閲覧者に対して提供しているものとする。
この場合、biglobe.ne.jp ドメインのウェブページを運用するサーバーが図1の情報処理装置1であり、biglobe.ne.jp ドメイン内で展開される、様々なコーナーのウェブページを構成するコンテンツと同様に、政治・経済コーナのページを構成するコンテンツを配信することができるよう情報配信・受信サーバー11内に設定されており、当該証券会社がサービスの目的を達成できるように制作された第1の画像データプログラム製品も同時に当該情報処理装置1内にてBIGLOBEドメイン130内の「政治・経済ページのTOPページ」(以下、「BIGLOBE政治経済TOP」という。)に表示されるように設定されている。
さらに、情報処理サーバー12として複数台ある情報処理装置1の一部に、第1の画像データプログラム製品からの送信データを受信し、受信したデータを処理し、処理した結果を返信するためのソフトウェアプログラム(第1の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム13)が設定されている。
ユーザー端末装置3の操作により、ディスプレイ装置31には、BIGLOBE政治経済TOPが表示されており、このページの一部に第1の画像データプログラム製品により制作された当該証券会社の最新株価情報提供サービス-「On Time 株価バナー」140が表示されている。
図4で表わすと、BIGLOBE政治・経済TOP130はウエブページ15、On Time 株価バナー140Aは画像データ5である。
On Time 株価バナー140A内には、目的の株価を表示するための会社名、証券コードの入力欄が表示されているが、図4で説明すると、これら入力欄141や検索ボタン142は複数のプログラムオブジェクト50A・・・で構成されており、入力欄141はボタンやチェックボックス等の複数の入力欄が表示されていてもよい。
ユーザー端末装置3により、各プログムオブジェクト50A…の情報入力プログラムS501の要求に応じて、ユーザーが目的としている会社名(AA株式会社)、住所(K-0012)等を順次入力した後に検索ボタン142をクリックすると、入力情報可否プログラムS502により、入力情報の可否が判断され、「可」(Yes)の場合は入力継続判断プログラムS504により継続かどうか(情報入力が完了かどうか)の判断が下される。
この場合は、入力継続判断プログラムS504により、目的とする企業の株価を検索するための情報として、これ以上の情報入力が必要ないと判断され、入力情報送信プログラムS507が起動し、これにより、先に入力した「会社名」や「コード」(その他場合によっては、入力時間やその他キーとなる情報も含まれる。
また、場合によっては、入力した全部の情報だけでなく「コード」だけのように一部の情報の場合もある。)が入力情報S515として情報処理装置1内の情報配信・受信サーバー11に送信される。
当該入力情報S515を情報配信・受信サーバー11を通じて情報処理サーバー12が受信した後に、第1の画像データプログラム製品送信情報処理プログラム13内にて、データが格納され、格納された事を認識した後に、当該入力情報に含まれる、会社名/コードに一致する最新の株価を情報処理サーバー12内から抽出し、最新の株価情報と新たなプログラムオブジェクトへの指示情報が生成され、指示情報S516としてのOn Time 株価バナー140Bに返信される。
図7で表すとおり、既存のバナー広告だと、この時点で他のURL(ドメイン)で運用されているウェブページに転送されるか、他のページの再読み込みがブラウザー内で自動的に行なわれることにより、表示変更が行なわれ、情報処理装置内で、入力したデータが正しいかどうかの判断を行なうが、第1の画像プログラム製品で制作されたOn Time 株価バナー140Aは、プログラムオブジェクト内の各プログラムにより入力内容がチェックされた後に、正しいデータとして、情報処理装置1に送信される。
返信された指示情報S516を、On Time 株価バナー140B内の指示情報受信プログラムS508が受信することで、On Time 株価バナー140Bにて入力した会社名とコードに適応した、会社名およびどの時点での株価なのかを表す時間143と最新の株価144がOn Time 株価バナー140Cの通り表示される。
この場合の指示情報S516には、具体的には、検索結果「AA株式会社の株価」/「検索時間」/および各情報を表示するための指示情報および、自動的に検索ボタン142をクリックするための指示情報が含まれている。
このように、情報処理装置1より返信された指示情報S516を指示情報受信プログラムS508が受信した時に、指示情報実行プロググラムS509が起動し、指示情報内に含まれる、会社名および検索時間143、株価144を表示するよう、指示情報表示プログラムS510に指示することで、On Time 株価バナー140Cの通り表示されている。
また、指示情報S516に会社名や検索時間の他に、例えばAA株式会社のURLも含まれていて、143の会社名(AA株式会社)がクリック可能となるようOn Time 株価バナー内に設定しておく事により、当該会社のホームページにリンクし、当該会社のホームページにて情報を閲覧するようになっていてもよい。
この時点で、ユーザーはBIGLOBE政治・経済TOP130から他のページに強制的もしくは自動的に移動されること無く、またOn Time 株価バナー140Cを含めたページ全体の再読み込みが行なわれることも無く、第1の画像データプログラム製品を活用したOn Time 株価バナー130内にて、株価の検索および最新の株価情報の獲得が可能となる。
さらに、指示情報S516内に含まれる、自動的に検索ボタン142をクリックするための指示情報により、入力継続判断プログラムS512により継続「Yes」と判断され、On Time 株価バナー140C内で、新たなプログラムオブジェクトが起動すると同時に、例えば3分おきに、既に入力された会社名(AA株式会社)、コード(K-0012)が新たな入力情報として、前述同様に、確認および判断が行なわれ、情報処理装置1に送信され、また送信された結果として情報処理装置1から最新の株価情報を含む指示情報S516が返信され、返信された指示情報S516を指示情報受信プログラムS508が受信することで、On Time 株価バナー140Dのように、自動的にAA株式会社の最新の株価146がOn Time 株価バナー140D内に表示される。
On Time 株価バナー140Eもまた同様に、返信された当該指示情報S516内に含まれる、自動起動指示により、自動的に画像データプログラム製品内の各プログラムが起動するようになり、143(15:30)、145(15:33)、147(15:36)のように3分間隔で、On Time 株価バナー140Bの141内にて一度入力された入力情報に基づき、On Time 株価バナーと情報処理装置との間で定期的な送受信が行なわれることにより、最新の株価が表示される。
On Time 株価バナー140A,140B、140C…が表示されているウェブページとは別に、画像データプログラム製品と情報処理装置との間のみで、双方向データ送受信を行なうことにより、ユーザーはウェブページ内記載の他の情報を閲覧しながら、自動的に最新の株価情報を獲得することが可能である。
また、指示情報またOn Time 株価バナー内のプログラムの設定により1分間隔または数秒間隔(また、数秒以下でもよい)の最新株価表示も可能である。また141内に新たな会社名また新たなコードを入力することにより、他の会社の新たな情報を表示することも可能である。
また、表示される株価情報144、146、148の最新株価情報を時系列に並べて表すことも時系列を図で表示させることも可能である。
また、情報処理サーバー12と他の複数の企業情報が格納された図1の第三者情報処理サーバー16と連動させることにより、例えば、第三者情報処理サーバー16が帝国データバンク等の企業情報の提供会社が運営するサーバーであれば、前述の入力情報である会社名/コードを1:情報処理サーバー12が受信し、当該会社名にあった株価以外の他の会社情報を第三者情報処理サーバー16から抽出し、指示情報S516内に株価とあわせて返信することにより、On Time 株価バナー140内にて、株価以外の最新の会社情報を表示することも可能である。
その結果、ユーザーはBIGLOBE政治・経済TOPページ130内で、当該証券会社の運用するウェブページへの転送また、BIGLOBEページ内での移動をすること無く、最新の株価情報の取得が可能である。
また、On Time 株価バナー140がデジタル映像ページ内、例えばドラマやニュース等の番組映像内に表示されていたとすれば、ユーザーはドラマやニュースを見ながら、目的の会社の株価情報を検索することができ、また随時更新された最新の株価をディスプレイ上で閲覧することができる。
[実施例]
前述のように、 HYPERLINK "http://www.biglobe.ne.jp/" www.biglobe.ne.jp130ドメイン内のBIGLOBE政治・経済TOPページと当該ウェブページ内に表示された、On Time 株価バナー140Aは、表示された時点で、通信系統4を通じて情報処理装置1との通信を常時開始しているが、
第2の発明によると、第1の画像データプログラム製品により制作されたOn Time 株価バナー140Aはなんら通信を行なっていない状態である。
On Time 株価バナー140A内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、On Time 株価バナー140Bのステップまで到達したところで「検索」ボタン142をクリックすると前述同様に入力情報確認プログラムS506により入力情報送信プログラムS507が起動すると、初めて、入力情報送信プログラムS507により、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したあるコード値となるものを送信し、情報配信受信サーバー11を通じて、情報処理サーバー12との通信を開始し始めるようになる。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となっているが、同時にBIGLOBE政治・経済TOPページ130内のOn Time 株価バナー140Aが表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置により、「検索」ボタン142をクリックするまでは、情報配信受信サーバー11や情報処理サーバー12との通信が開始せず、On Time 株価バナー140Aを表示したユーザーが全員同時に「検索」ボタン142をクリックすることはあり得ないため、第2の発明によって、余分な通信を回避することができ、On Time 株価バナーと情報処理装置との通信負荷を大幅に軽減する事ができる。
[実施例]
前述のように、 HYPERLINK "http://www.biglobe.ne.jp/" www.biglobe.ne.jp ドメイン内のBIGLOBE政治・経済TOPページ130と当該ウェブページ内に表示されたOn Time 株価バナー140Aは表示された時点で、通信系統4を通じて情報処理装置との通信を常時開始しているが、
第3の発明によると、ウェブページ130は通信を開始していても、第1の画像データプログラム製品により制作されたOn Time 株価バナー140はなんら通信を行なっていない状態である。
On Time 株価バナー140内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、On Time 株価バナー140Bのステップまで到達したところで「検索」ボタン142をクリックすると前述同様に入力情報確認プログラムS506により入力情報送信プログラムS507が起動すると、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したあるコード値となるものを送信し、情報配信受信サーバー11を通じて、情報処理サーバー12との通信を開始し始めるようになる。
これと同時に、情報処理サーバー12内に設定された画像データプログラム製品送受信情報処理プログラム13との通信が開始されたことを認識し、同時にOn Time 株価バナー140からのデータのみ受付けるように設定されたデータ送受信用プログラムファイルP1が起動する。
On Time 株価バナー140からのデータのみ受付けるように設定するには、On Time株価バナー140が表示されているウェブページのドメイン名指定(この場合はbiglobe.ne.jp であったり、IPでもよい)また、予めバナー内に組み込まれたID等その他On Time 株価バナーを特定もしくは識別できる固有の情報を持たせておいてもよく、この特定の情報に基づいてデータ送受信用プログラムファイルP1が送信されるように設定されていればよい。
また、On Time 株価バナーがプログラムファイルを情報処理装置1から読み込む際には、プログラムファイルの配信場所また当該バナーの専用プログラムファイルであることが識別できるよう、固有のIPまたはドメイン名もしくは、IDもしくは特定の識別できる固有の情報をプログラムファイル内に持たせることにより、専用のプログラムファイルのみ読み込むことができるように設定されていればよい。
第3の発明によると、このプログラムファイルが情報処理サーバー12から送信されると同時に、画On Time 株価バナー140がこのファイルを読み込み、当該プログラムファイル内に入力情報S515が格納され、さらにまた入力情報送信プログラムS507により情報処理装置1に送信される。
情報処理サーバー12は、On Time 株価バナー140から送られてきたことをこの当該プログラムファイルを受信することで認識し、初めて指示情報を生成する。
生成された指示情報はまた当該プログラムファイル内に格納され、指示情報S516としてOn Time 株価バナー140に対して送信される。
On Time 株価バナー140内の、指示情報受信プログラムS508は、情報処理サーバー12から送られてきた正当な指示情報であることを認識した後に、指示情報プログラムの実行へと進み、On Time 株価バナー140Cまたは140Dのようにプログラムオブジェクトが稼動することで、ユーザーの目的にあった最新の株価情報を表示および自動再検索を行なう。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となっているが、同時にBIGLOBE政治・経済TOPページ130内のOn Time 株価バナー140Aが表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置により、「検索」ボタン142をクリックするまでは、情報配信受信サーバー11や情報処理サーバー12との通信が開始せず、On Time 株価バナー140Aを表示したユーザーが全員同時に「検索」ボタン142をクリックすることはあり得ないため、第3の発明によって、余分な通信を回避する事ができ、On Time 株価バナー140Aと情報処理装置1との通信負荷を大幅に軽減することができると同時に、固有のプログラムファイルでの送受信を行なうことにより、全く別の第三者から送られてくる、不正確な情報の第1の画像データプログラム製品が送受信することを回避することができ、高度なセキュリティーを保ったままで、当該証券会社は第1の画像データプログラム製品を活用して、最新の株価情報をユーザーに提供することができ、目的を達成することが可能である。
[実施例]
第2の画像データプログラム製品を活用した場合について図7を基に説明する。
図7はある証券会社が第2の画像データプログラム製品を活用して、最新の株価情報をポータルサイトであるBIGLOBEの政治・経済コーナーのウェブページにおけるTOPページ(以降、「BIGLOBE政治・経済TOP」という。)の閲覧者に対して提供しているものである。
第4の発明によれば、第2の画像プログラム製品を表示しているウェブページを運用するサーバー以外の第三者サーバー(主に、第2の画像プログラム製品を活用してバナー広告を掲載する広告主が運用するサーバー)と、第2の画像プログラム製品を活用して制作されたバナーのみとの通信(入力情報S715や指示情報S716の送受信)が可能となる。
第4の発明を図5で説明すると、 HYPERLINK "http://www.biglobe.ne.jp/" www.biglobe.ne.jp ドメインのウェブページを運用するサーバーが図2の第1の情報処理装置Aであり、biglobe.ne.jpドメインのページを構成するコンテンツ(BIGLOBE政治・経済コーナーのウェブページを構成するコンテンツも含まれる。)を配信することができるよう情報配信・受信サーバーA1が第1の情報処理装置A内に設定されており、On Time 株価バナーが当該サービスの目的を達成できるように制作された第1の画像データプログラム製品も同時に第1の情報処理装置A内にてBIGLOBE政治・経済TOPのページ130に表示されるように設定されている。
さらに、第2の情報処理装置2は、On Time 株価バナーが運用するためのドメインに連動されているか、もしくは第2の画像データプログラム製品との間で、データの送受信および送信データ処理をすることを可能にするために設定された、biglobe.ne.jpドメインを運用もしくは、当該ウェブページを構成するコンテンツを配信するための情報処理装置以外の第2の画像データプログラム製品専用(もしくは兼用)の情報処理装置であり、当該情報処理サーバーとして1台または複数台ある情報処理装置の一部に、第2の画像データプログラム製品からの送信データを受信し、受信したデータを処理し、処理した結果を返信するためのソフトウェアプログラム(第2の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム23)が設定されている。
ユーザー端末装置の操作により、ディスプレイ装置31にBIGLOBE政治・経済TOPページ130が表示されており、ページの一部に第2の画像プログラム製品により制作されたOn Time 株価バナー140Aが表示されている。
図5で表わすと、ディスプレイ装置31内のウエブページA2がBIGLOBE政治・経済TOPページ130、画像データ6が:On Time 株価バナー140である。
株価バナー140A内には、目的の株価を表示するための会社名、証券コードの入力欄が表示されているが、
図5で説明すると、これら入力欄141や検索ボタン142は複数のプログラムオブジェクト50A・・・で構成されている。
また、場合によっては、入力欄にボタンやチェックボックス等の複数の他の入力欄が表示されていてもよい。
ユーザー端末装置により、各プログムオブジェクトの情報入力プログラムの要求に応じて、ユーザーが目的としている会社名(AA株式会社)、住所(K-0012)を順次入力した後に検索ボタン142をクリックすると、入力情報可否プログラムS702により、入力情報の可否が判断され、「可」(Yes)の場合は入力継続判断プログラムS704により継続かどうか(情報入力が完了かどうか)の判断が下される。
この場合は、入力継続判断プログラムS704により、目的とする企業の株価を検索するための情報として、これ以上の情報入力が必要ないと判断され、入力情報送信プログラムS707が起動し、これにより、先に入力した「会社名」や「コード」(その他場合によっては、入力時間やその他キーとなる情報も含まれる。また、場合によっては、入力した全部の情報だけでなく「コード」だけのように一部の情報の場合もある。)が入力情報S715として第2の情報処理装置2内の情報受信・返信サーバー21に送信される。
当該入力情報を当該証券会社が運用する情報処理サーバー22が受信した後に情報処理サーバー22内の第2の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム23内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、当該入力情報に含まれる、会社名/コードに一致する最新の株価を情報処理サーバー22内から抽出し、最新の株価情報と新たなプログラムオブジェクトへの指示情報が生成され、指示情報S716としてのOn Time 株価バナー140Bに返信される。
返信された指示情報S716を、On Time 株価バナー140B内の指示情報受信プログラムS708が受信することで、On Time 株価バナー140Bにて入力した会社名とコードに適応した、会社名およびどの時点での株価なのかを表す時間143と最新の株価144がOn Time 株価バナー140Cの通り表示される。
第4の発明によれば、図7で表すとおり、既存のバナー広告だと、この時点で他のURL(ドメイン)で運用されているウェブページに転送されるか、他のページの再読み込みがブラウザー内で自動的に行なわれることにより、表示変更が行なわれ、第2の情報処理装置2内で、入力したデータが正しいかどうかの判断を行なうが、第1の画像プログラム製品で制作されたOn Time 株価バナー140Aは、プログラムオブジェクト内の各プログラムにより入力内容がチェックされた後に、正しいデータとして、第2の情報処理装置2に送信される。
この場合の指示情報S716には、具体的には、検索結果「AA株式会社の株価」/「検索時間」/および各情報を表示するための指示情報および、自動的に検索ボタン142をクリックするための指示情報が含まれている。
そのため、第2の情報処理装置2より返信された指示情報を指示情報受信プログラムS708が受信した時に、指示情報実行プロググラムS709が起動し、指示情報内に含まれる、会社名および検索時間143、株価144を表示するよう、指示情報表示プログラムS710に指示することで、On Time 株価バナー140Cの通り表示される。
また、指示情報S516に会社名や検索時間の他に、例えばAA株式会社のURLも含まれていて、143の会社名(AA株式会社)がクリック可能となるようOn Time 株価バナー内に設定しておく事により、当該会社のホームページにリンクし、当該会社のホームページにて情報を閲覧するようになっていてもよい。
この時点で、ユーザーはBIGLOBE政治・経済TOPから他のページに強制的もしくは自動的に移動されること無く、またOn Time 株価バナー140Cを含めたページ全体の再読み込みが行なわれることも無く、第2の画像データプログラム製品を活用したOn Time 株価バナー140内にて、株価の検索や最新の株価情報などの獲得が可能となる。
さらに、指示情報S716内に含まれる、自動的に検索ボタン142をクリックするための指示情報により、入力継続判断プログラムS712により継続「Yes」と判断され、On Time 株価バナー140C内で、新たなプログラムオブジェクトが起動すると同時に、例えば、3分おきに、既に入力された会社名(AA株式会社)、コード(K-0012)が新たな入力情報として、前述同様に、確認および判断が行なわれ、第2の情報処理装置2に送信され、また送信された結果として第2の情報処理装置2から最新の株価情報を含む指示情報が返信され、返信された指示情報を指示情報受信プログラムが受信することで、On Time 株価バナー140Dのように、自動的にAA株式会社の最新の株価146がOn Time 株価バナー140D内に表示される。
On Time 株価バナー140Eもまた同様に、返信された当該指示情報に内に含まれる、自動起動指示により、自動的に画像データプログラム製品内の各プログラムが起動するようになり、時刻143(15:30)、145(15:33)、147(15:36)のように3分間隔で、On Time 株価バナー140Bの141内にて一度入力された入力情報に基づき、On Time 株価バナーと情報処理装置との間で定期的な送受信が行なわれることにより、最新の株価が表示される。
On Time 株価バナーが表示されているウェブページとは別に、第2の画像データプログラム製品と第2の情報処理装置との間のみで、双方向データ送受信を行なうことにより、ユーザーはウェブページ内記載の他の情報(この場合はBIGLOBE政治・経済TOPページ記載の情報)を閲覧しながら、自動的に最新の株価情報を獲得することが可能である。
また、指示情報またはOn Time 株価バナー140内のプログラムの設定により1分間隔また数秒間隔(数秒いないでもよい)での最新株価の表示も可能である。また141内に新たな会社名または新たなコードを入力することにより、他の会社の新たな情報を表示することも可能である。
また、表示される株価144、146、148の最新株価情報を時系列に並べてで表すことも可能であり、時系列の図で表示させることも可能である。
また、検索した順番に、複数の会社の最新株価情報および更新情報を同時に表示することも可能である。
また、情報処理サーバー22と他の複数の企業情報が格納された図1の第三者情報処理サーバー16のように、他の情報処理サーバーと連動させることにより、例えば、帝国データバンク等の企業情報の提供会社が運営するサーバーであれば、前述の入力情報である会社名/コードを21:情報処理サーバーが受信し、当該会社名にあった株価以外の他の会社情報を第三者情報処理サーバーから抽出し、指示情報S716内に株価とあわせて返信することにより、On Time 株価バナー140内にて、株価以外の最新の会社情報を表示することも可能となる。
結果として、ユーザーはBIGLOBE政治・経済TOPページ130内で、当該証券会社の運用するウェブページへの転送やBIGLOBEページ内での移動をすること無く、最新の株価情報の取得が可能となり、On Time 株価バナー140がデジタル映像ページ内、例えばドラマやニュース等の番組映像内に表示されていたとすれば、ユーザーはドラマやニュースを見ながら、目的の会社の株価情報を検索することができ、また随時更新された最新の株価をディスプレイ上で閲覧する事ができるようになる。
[実施例]
第5の発明を活用した場合について説明する。前述のように、biglobeドメイン内のBIGLOBE政治・経済TOPページ130と当該ウェブページ内に表示されたOn Time 株価バナー140Aは表示された時点で、通信系統4を通じて第1の情報処理装置Aとの通信を常時開始しているが、
第5の発明によると、当該ウェブページ130は通信を開始しているが第2の画像データプログラム製品により制作されたOn Time 株価バナー140は、第2の情報処理装置2となんら通信を行なっていない状態である。
On Time 株価バナー140内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、On Time 株価バナー140Bのステップまで到達したところで「検索」ボタン142をクリックすると、前述同様に入力情報確認プログラムS706により入力情報送信プログラムS707が起動し、初めて、入力情報送信プログラムS707により、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したコード値を送信し、情報受信・返信サーバー21を通じて、情報処理サーバー22との通信を開始する。
これにより、多数(例えば10,000あるいは100,000端末)のユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となるが、同時にウェブページ130内のOn Time 株価バナー140A が表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置により、「検索」ボタン142をクリックするまでは、情報受信・返信サーバー21や情報処理サーバー22との通信が開始せず、On Time 株価バナー140Aを表示したユーザーが全員同時に「検索」ボタン142をクリックすることは通常ではあり得ないので、第5の発明によって、余分な通信を回避する事ができ、On Time 株価バナーと第2の情報処理装置2との通信負荷を大幅に軽減することができる。
特に、来訪者数の多いポータルサイトと呼ばれる媒体者のウェブサイトに、ウェブサイト運用者とは別の広告出稿主等である第三者が運用するサーバーとの双方向通信が可能な第2の画像プログラム製品を活用することになると、常時通信をした場合に、ユーザがユーザー端末装置に第2の画像プログラム製品を表示した回数分に相当するアクセスが第2の情報処理装置21に対して発生するため、バナー広告表示先(この場合はBIGLOBE)のウェブサイト運用サーバーと異なり、一時的な集中かつ大量なアクセスに耐えうるだけの規模や容量を想定した情報処理サーバーを必要としないなどの利点がる。
[実施例]
第6の発明を活用した場合について説明する。
前述のように、biglobe130ドメイン内のBIGLOBE政治・経済TOPページと当該ウェブページ内に表示されたOn Time 株価バナー140Aは表示された時点で、通信系統4を通じて第1の情報処理装置Aとの通信を常時開始しているが、
第6の発明によると、ウェブページ130は通信を開始していても、第2の画像データプログラム製品により制作されたOn Time 株価バナー140は当該証券会社が運用する第2の情報処理装置2となんら通信を行なっていない状態である。
On Time 株価バナー140内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、On Time 株価バナー140Bのステップまで到達したところで「検索」ボタン142をクリックすると、前述同様に、入力情報確認プログラムS706により入力情報送信プログラムS707が起動し、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したあるコード値を送信し、情報受信・返信サーバー21を通じて、情報処理サーバー22との通信を開始する。
これと同時に、情報処理サーバー22内に設定された第2の画像データプログラム製品送受信情報の処理プログラム23との通信が開始されたこと事を認識し、同時On Time 株価バナー140からのデータのみを受け付けるように設定されたデータ送受信用プログラムファイルP2が起動する。
On Time 株価バナー140からのデータのみを受け付けるように設定するには、On Time 株価バナー140が表示されているウェブページ130のドメイン名指定(この場合はbiglobe.ne.jp やIPでもよい)や予めバナー内に組み込まれたID等その他On Time 株価バナー140を特定もしくは識別できる固有の情報を持たせておき、この特定の情報に基づいてデータ送受信用プログラムファイルP2が送信されるように設定されていればよい。
On Time 株価バナー140がプログラムファイルP2を第2の情報処理装置2から読み込む際には、プログラムファイルの配信場所や当該バナーの専用プログラムファイルであることが識別できるよう、固有のIP、ドメイン名もしくは、IDもしくは特定の、識別できる固有の情報をプログラムファイル内に持たせることにより、専用のプログラムファイルP2しか読み込むことができないよう設定されていればよい。
第6の発明によると、このプログラムファイルが情報処理サーバー22から送信されると同時に、On Time 株価バナー140がこのファイルを読み込み、当該プログラムファイル内に入力情報S715が格納され、さらにまた入力情報送信プログラムにより第2の情報処理装置に送信される。
情報処理サーバー22は、On Time 株価バナーから送られてきたことをこの当該プログラムファイルを受信することで認識し、初めて指示情報を生成する。
生成された指示情報は、また当該プログラムファイル内に格納され、指示情報S716としてOn Time 株価バナー140に送信される。
On Time 株価バナー140内の、指示情報受信プログラムS708は、情報処理サーバー22から送られてきた正当な指示情報であることを認識した後に、指示情報プログラムの実行へと進み、On Time 株価バナー140C、140Dのようにプログラムオブジェクトが稼動することで、ユーザーの目的にあった最新の株価情報を表示また自動再検索を行なうこととなる。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となっているが、同時にウェブページ130内のOn Time 株価バナー140Aが表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置により、「検索」ボタン142をクリックするまでは、情報受信・返信サーバー21や情報処理サーバー22との通信が開始せず、On Time 株価バナー140Aを表示したユーザーが全員同時に「検索」ボタン142をクリックすることは通常ではあり得ないため、第6の発明によって、余分な通信を回避する事ができ、On Time 株価バナー140Aと情報処理装置との通信負荷を大幅に軽減することができると同時に、固有のプログラムファイルでの送受信を行なうことにより、全く別の第三者から送られてくる、不正確な情報の第2の画像データプログラム製品が送受信することを回避することができ、高度なセキュリティーを保ったままで、当該証券会社は第2の画像データプログラム製品を活用して、最新の株価情報をユーザーに提供することができ、所定の目的を達成することが可能である。
[実施例]
本発明の別の実施の形態によれば、第1の画像データプログラム製品を活用した場合について図8を基に説明する。
図8はパソコン通販のDELL(Dell Inc. 商標登録であり、以下同様)が第1の画像データプログラム製品を活用して、キャンペーン対象商品であるパソコンの情報提供と販売サービスをポータルサイトであるinfoseekのパソコン・携帯コーナー(ウェブページ)の閲覧者に対して提供しているものを想定したものである。
この場合、infoseek. co. jp. ドメインのウェブページを運用するサーバーが図1の情報処理装置1であり、infoseek. co. jp. ドメイン内で展開される、様々なコーナーのウェブページを構成するコンテンツと同様に、パソコン・携帯コーナのページを構成するコンテンツを配信することができるよう情報配信受信サーバー11内に設定されており、DELLがサービスの目的を達成できるように制作された第1の画像データプログラム製品も同時に当該情報処理装置内にてinfoseekドメイン内のパソコン・携帯ページのTOPページ150(以降、「infoseek パソコン・携帯TOP」という。)に表示されるように設定されている。
さらに、情報処理サーバー12として複数台(一台でもよい)ある情報処理装置の一部に、第1の画像データプログラム製品からの送信データを受信し、受信したデータを処理し、処理した結果を返信するためのソフトウェアプログラム(第1の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム13)が設定されている。
ユーザー端末装置3の操作により、ディスプレイ装置31にinfoseekパソコン・携帯TOP150が表示されており、ページの一部には第1の画像データプログラム製品により制作されたDELLのキャンペーン対象商品であるパソコンの情報提供と販売サービスバナー(以下「情報提供・販売バナー」という。)160Aが表示されている。
図4で表わすと、infoseek パソコン・携帯TOP がウェブページ(デジタル映像ページ)15、情報提供・販売バナーが画像データ5である。
情報提供・販売バナー160A内には、当該バナーで購入することができるパソコン(商品)の最新情報162と、商品を選択できるラジオボタン161、また詳細説明を当該バナー上に表示する指示を出すための[詳細説明]ボタン162、選択した商品を購入するための画面を当該バナー上に表示するための指示を出すための購入ボタン163が表示されている。
図4で説明すると、商品の最新情報162、これら商品選択用ラジオボタン161や[詳細説明]ボタン162、購入ボタン163は複数のプログラムオブジェクト50A・・・で構成されている。
また、場合によって、入力欄は1個または複数のボタンやチェックボックス等で構成されていてもよい。
情報提供・販売バナー160Bにおいてユーザー端末装置3により、各プログムオブジェクトの情報入力プログラムの要求に応じて、ユーザーが目的としている商品を選択し162、[詳細説明]ボタン166をクリックすると、入力情報可否プログラムS502により、入力情報の可否が判断され、「可」(Yes)の場合は入力継続判断プログラムS504により継続かどうか(情報入力が完了かどうか)の判断が下される。
この場合は、入力継続判断プログラムS504により、目的とする商品の詳細情報を検索するための情報として、これ以上の情報入力が必要ないと判断され、入力情報送信プログラムS507が起動し、これにより、先に入力した商品名(目的としている商品コードでもよい。その他場合によっては、入力時間やその他キーとなる情報も含まれる。また、場合によっては、入力した全部の情報だけでなく「コード」だけのように一部の情報の場合もある。)が入力情報S515として情報処理装置内1の情報配信・受信サーバー11に送信される。
当該入力情報を情報処理サーバー12が受信した後に、第1の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム13内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、当該入力情報に含まれる、商品名もしくは商品名を判断できるコードの場合はそのコードに一致する最新の商品情報および商品の画像を情報処理サーバー12内から抽出し、当該抽出情報と新たなプログラムオブジェクトへの指示情報が生成され、指示情報S516としての情報提供・販売バナー160Bに返信される。
また、場合によっては、予め当該バナー内にて商品内容、商品を表す画像が組み込まれていて[詳細説明]ボタン166をクリックすると、入力継続判断プログラムS504の判断により継続「Yes」と判断され、新しいプログラムオブジェクトを起動させて、データの送受信を行なわず選択した商品の情報を当該バナー内に表示してもよい。
図8で表わすとおり、既存のバナーだと、この時点で他のURL(ドメイン)で運用されているウェブページに転送されるか、他のページの再読み込みがブラウザー内で自動的に行なわれることにより、表示変更が行なわれ、情報処理装置1内で、入力したデータが正しいかどうかの判断を行なうが、第1の画像プログラム製品で制作された情報提供・販売バナー162は、プログラムオブジェクト内の各プログラムにより入力内容がチェックされた後に、正しいデータとして、情報処理装置に送信される。
返信された指示情報S516を、情報提供・販売バナー160B内の指示情報受信プログラムが受信することで、情報提供・販売バナー160Bにて選択した商品に基づいて、情報提供・販売バナー160Cのように、商品画像168、商品詳細説明169、[戻る]ボタン170、購入する場合に必要な画面への進むための購入ボタンが表示される。
この場合の指示情報S516には、具体的には、各種情報や画像を表示するための指示情報が含まれている。
また場合によっては、商品画像169だけでなく各種ボタンを表す画像が含まれていてもよい。
よって、情報処理装置1より返信された指示情報S516を指示情報受信プログラムS508が受信した時に、指示情報実行プロググラムS509が起動し、指示情報S516内に含まれる、各種画像や情報が表示されるよう、指示情報表示プログラムS510に指示することで、情報提供・販売バナー160Cが表示される。
また、場合によっては、情報処理サーバー12内で在庫状況をチェックし、在庫状況を指示情報S516に返信することにより、最新の在庫状況を表示することもできるし、価格が変動していれば、その価格状況もあわせて返信することにより、最新の価格もリアルタイムに表示することができる。
第1の発明によれば、この時点で、ユーザーはinfoseekパソコン・携帯TOP150から他のページに強制的もしくは自動的に移動されること無く、また情報提供・販売バナー140Cを含めたページ全体の再読み込みが行なわれること無く、第1の画像データプログラム製品を活用した情報提供・販売バナー162内にて、最新の情報の提供と詳細の情報提供が可能となる。
さらに、指示情報S516内に、自動的に選択した商品の情報を情報処理装置1に送信する指示情報が含まれていた場合は、他のユーザーが購入することで減っていく在庫状況が自動的に変更されたり、また商品が無くなった場合には新たな代替商品の詳細を表示することもできる。
情報提供・販売バナー160Dは、情報提供・販売バナー160Cにてユーザーが当該選択商品を購入することを決定し、購入ボタン171をクリックしたことにより、予め当該バナーに設定してあった新たなプログラムオブジェクトが起動し、選択した商品名172、購入のための決済情報入力欄173、前ステップ160Cに戻るための[戻る]ボタン174と次のプログラムオブジェクトを起動させるための[次へ]ボタン175が予め当該バナーに設定され、これらが表示されているものである。
ユーザー端末装置により各プロググラムオブジェクトの情報入力プログラムの要求に応じて名前(AAABBBC)、住所(KKKDDD)、電話、カード会社名、カード、有効期限を入力し、[
次へ]ボタン175をクリックすると
情報入力可否プログラムにより、入力情報の可否が判断され、入力情報が正しい(Yes)の場合は入力継続判断プログラムS504により入力継続の判断が行なわれ、この場合は入力継続(Yes)と判断され、入力情報を表示するための新たなプログラムオブジェクトが起動する。
これにより情報提供・販売バナー160Eには情報提供・販売バナー160Dにて入力された情報が目視にて確認できるように表示され、[戻る]ボタン177と決済ボタン178が表示されていて、このプログラムオブジェクトには、情報入力プログラムS501と入力情報確認プログラムS506にて構成されていてもよい。
ユーザーが目視にて、入力情報を確認することでもし間違っていたら[戻る]ボタン177をクリックすることにより、情報提供・販売バナー160Dに戻り再入力することもできる。
次に、ユーザーが決済ボタン178をクリックすることにより、情報入力プログラムS501から情報入力確認プログラムS506により、入力情報を認識し、入力情報送信プログラムS507が起動することにより、当該決済情報が新たな入力情報S515として情報処理装置内1の情報配信・受信サーバー11に送信される。
送信される情報の中には、入力情報だけでなく、選択商品の金額や、場合によっては決済ボタン178をクリックした時点の日時等が含まれる場合もある。
当該入力情報を情報処理サーバー12が受信した後に、第1の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム13内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、カード決済情報に基づいた決済処理がされて、決済の結果が生成され、新たな指示情報S516として、情報提供・販売バナー160Eに返信される。
返信された指示情報S516を指示情報受信プログラムS508が受信し、指示情報実行プログラムS509が起動することにより指示情報表示プログラムS510が起動し、情報提供・販売バナー160Fのように、情報提供・販売バナー内に購入したユーザーに対するDELL側のコメント181や決済結果情報179として、承認日(2003/11/20)や商品番号、承認金額が表示される。
この場合の指示情報S516には、コメント181、決済結果情報179の他に、160Fにて表示するための指示情報も含まれていることになる。
また、情報提供・販売バナー160Eにて決済ボタン178をクリックし、情報処理装置1に入力情報S515が送信され決済処理を情報処理サーバー12内で行ったときに、有効期限が無効/カードが無効/決済金額が利用限度額を超えている等の理由によりカード決済が承認できないと判断した場合は、情報処理装置1から返信される指示情報S516には、決済無効な旨通知するコメントや決済無効な旨表示するための決済結果情報179が含まれている。
この場合は、[戻る]ボタン180をクリックすると再度決済情報を入力するステップの報提供・販売バナー160Dに戻るよう設定されていてもよい。
また、ある場合においては、再度また報提供・販売バナー160Aのような最初のステップに戻してもよい。
また、ある場合においては、付属品やその他のサービスを購入するための商品情報の表示や選択できるラジオボタンが表示されるように予め、情報提供・販売バナーに設定して置くことにより、関連商品の販売に繋げてもよい。
また、図1の第三者情報処理サーバー16がカード会社の決済処理サーバーである場合は、カード会社の決済サーバーと複数台連動させることにより、情報提供・販売バナー160Eの時点で決済ボタン178をクリックすると、決済情報としての入力情報S515を情報処理サーバー12が受信した後に、第1の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム13内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、通信系統4を通じて、カード会社の決済処理サーバーである第三者情報処理サーバー16に送信され、決済結果が情報処理サーバー12に返信されるようになり、この決済結果が決済結果情報179に表示されるようになり、複数のカード会社の決済機能と連動させることも可能となる。
また、別の場合では、コンビニエンスストアやインターネットバンキングとも同様に連動させることにより、カードを使用する場合だけで無く、他の様々な決済手段により、第1の画像プログラム製品を活用した当該バナーにて、商品を購入することが可能となる。
第1の発明を上記パソコンの情報提供と販売サービスをポータルサイトのパソコン・携帯コーナー(ウェブページ)の閲覧者に対して提供することにより、結果として、ユーザーはinfoseekパソコン・携帯TOP150ページ内で、DELLの運用するウェブページへの転送また、infoseekページ内での移動をすること無く、最新の情報の収集や、最新情報に基づいた商品やサービスの購入ができることになる。
また、DELL側にとっては、一つのバナー内で、最新の情報を提供することができ、さらにユーザーにストレスを与えること無く商品やサービスの販売が可能となり、売上増加が見込めることが可能である。
また、情報提供・販売バナーがデジタル映像ページ内、例えばドラマやニュース等の番組映像内に表示されていたとすれば、ユーザーはドラマやニュースを見ながら、最新の情報を収集し、購入することができるし、通販番組であれば、番組内で説明している商品を、コールセンターに電話することで購入する必要が無く、番組を見ながら番組を表示しているユーザー端末装置による当該バナーへの入力を行なうことにより、購入することができるようになる。
infoseekのようなウェブサイト運用者またデジタル映像ページを提供する番組提供者側にすれば、当該バナーを表示しているページや番組から移動する必要がないため、ウェブページの滞在時間の増加が見込め、番組提供者とすれば視聴率の増加にも繋がる。
[第2の発明への適用例]
第2の発明に適用した場合について説明する。前述のように、infoseek.co.jpドメイン内のinfoseekパソコン・携帯TOPページ150と当該ウェブページ内に表示された情報提供・販売バナー160Aは表示された時点で、通信系統4を通じて情報処理装置との通信を常時開始しているが、
第2の発明によると、当該ウェブページ150は通信を開始しているが第1の画像データプログラム製品により制作された情報提供・販売バナー160はなんら通信を行なっていない状態である。
情報提供・販売バナー160内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、情報提供・販売バナー160Bのステップまで到達したところで[詳細説明]ボタン166をクリックすると前述同様に入力情報確認プログラムにより入力情報送信プログラムS507が起動し、初めて、入力情報送信プログラムS501により、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したあるコード値を送信し、情報配信・受信サーバー11を通じて、情報処理サーバー12との通信を開始する。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となっているが、同時にウェブページ150内の情報提供・販売バナー160A が表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置により、[詳細説明]ボタン166をクリックするまでは、情報配信・受信サーバー11や情報処理サーバー12との通信が開始せず、情報提供・販売バナー160Aを表示したユーザーが全員しかも同時に[詳細説明]ボタン166をクリックすることは通常ではあり得ないため、第2の発明によって、余分な通信を回避することができ、情報提供・販売バナー160と情報処理装置1との通信負荷を大幅に軽減することができる。
同様に、情報提供・販売バナー160Cから160Eまでは当該バナーはなんらの通信も行なっておらず、決済ボタン178を押した時点で情報配信・受信サーバー11を通じて、情報処理サーバー12との通信を開始し始めるようになる。
当該バナー内にて入力チェックや入力確認、入力情報の認識や判断を完結するできることを特徴としているために、サーバーとの最低限の通信のみで、バナーを通じた双方向コミュニケーションが可能である。
[第3の発明への適用例]
前述のように、infoseek.co.jpドメイン内のinfoseekパソコン・携帯TOPページ150と当該ウェブページ内に表示された情報提供・販売バナー160A は表示された時点で、通信系統4を通じて情報処理装置との通信を常時開始しているが、
第3の発明によると、ウェブページ150は通信を開始していても、第1の画像データプログラム製品により制作された情報提供・販売バナー160はなんら通信を行なっていない状態である。
情報提供・販売バナー160内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、情報提供・販売バナー160Bのステップまで到達したところで、[詳細説明]ボタン166をクリックすると、前述同様に入力情報確認プログラムS506により入力情報送信プログラムS 507が起動し、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したあるコード値を送信し、情報配信・受信サーバー11を通じて、情報処理サーバー12との通信を開始し始める。
情報提供・販売バナー160Cから160Eのステップの間も前述と同様になんらの通信も行なっていない状態で、決済ボタン178をクリックした時点で入力情報確認プログラムS506により入力情報送信プログラムS 507が起動し、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したあるコード値を送信し、情報配信・受信サーバー11を通じて、情報処理サーバー12との通信を開始し始める。
これと同時に、情報処理サーバー12内に設定された画像データプログラム製品送受信情報の処理プログラム13との通信が開始されたことを認識し、同時に情報提供・販売バナー160からのデータのみを受付けるように設定されたデータ送受信用プログラムファイルP1が起動する。
情報提供・販売バナー160からのデータのみを受け付けるように設定するには、情報提供・販売バナーが表示されているウェブページのドメイン名指定(この場合はinfoseek.co.jp であったり、IPアドレスでもよい)、予めバナー内に組み込まれたID等その他情報提供・販売バナーを特定もしくは識別できる固有の情報を持たせておいてもよく、この特定の情報に基づいてデータ送受信用プログラムファイルP1が送信されるように設定されていればよい。
また、情報提供・販売バナー160がプログラムファイルを情報処理装置1から読み込む際には、プログラムファイルの配信場所や当該バナーの専用プログラムファイルであることが識別できるよう、固有のIPやドメイン名もしくは、IDもしくは特定の、識別できる固有の情報をプログラムファイル内に持たせることにより、専用のプログラムファイルのみを読み込むことができるように設定されていればよい。
第3の発明によると、このプログラムファイルが情報処理サーバー12から送信されると同時に、画情報提供・販売バナー160がこのファイルを読み込み、当該プログラムファイル内に入力情報S515が格納され、指示情報S515が含まれたプログラムファイルP2が入力情報送信プログラムS507により情報処理装置1に送信される。
情報処理サーバー12は、情報提供・販売バナー160から送られてきたことをこの当該プログラムファイルP2を受信することで認識し、初めて指示情報を生成する。
生成された指示情報はまた当該プログラムファイル内に格納され、指示情報S516として情報提供・販売バナー160に対して送信される。
情報提供・販売バナー内の、指示情報受信プログラムS508は、情報処理サーバー12から送られてきた正当な指示情報であることを認識した後に、指示情報実行プログラムS509の実行へと進み、情報提供・販売バナー160Cや160Fのようにプログラムオブジェクトが稼動することで、ユーザーの目的にあった、情報の提供や、商品またサービスの売買が可能になる。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となっているが、同時にウェブページ150内の情報提供・販売バナー160Aが表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置により、[詳細説明]ボタン166や決済ボタン178をクリックするまでは、情報配信・受信サーバー11や情報処理サーバー12との通信が開始せず、情報提供・販売バナー160Bや160Eを表示したユーザーが全員しかも同時に詳細説明166や決済178ボタンをクリックすることは通常ではあり得ないため、第3の発明によって、余分な通信を回避することができ、情報提供・販売バナー160と情報処理装置1との通信負荷を大幅に軽減することができると同時に、固有のプログラムファイルでの送受信を行なうことにより、全く別の第三者から送られてくる、不正確な情報の第1の画像データプログラム製品が送受信することを回避することができ、高度なセキュリティーを保ったままで、決済情報や個人情報の双方向通信が第1の画像データプログラム製品をすることにより可能となり、目的のサービスを達成することが可能となる。
[第4の発明を第1の画像データプログラム製品に適用した場合]
図8はパソコン通販のDELL(Dell Inc. 商標登録であり以下同様)はが第2の画像データプログラム製品を活用して、キャンペーン対象商品であるパソコンの情報提供と販売サービスをポータルサイトであるinfoseekのパソコン・携帯コーナー(ウェブページ)の閲覧者に対して提供しているものを想定したものである。
この場合、infoseek. co. jp. ドメインのウェブページを運用するサーバーが図2の第1の情報処理装置Aであり、 infoseek. co. jp. ドメイン内で展開される、様々なコーナーのウェブページを構成するコンテンツと同様に、パソコン・携帯コーナのページを構成するコンテンツを配信することができるよう情報配信受信サーバーA1内に設定されており、DELLがサービスの目的を達成できるように制作された第2の画像データプログラム製品も同時に当該情報処理装置内にてinfoseekドメイン内のパソコン・携帯ページのTOPページ150(「infoseek パソコン・携帯TOP」という。)に表示されるように設定されている。
さらに、第2の情報処理装置2内には、第2の画像データプログラム製品とのデータ通信ができるよう、情報受信・返信サーバー21、第2の画像データプログラム製品からの送信データを受信し、受信したデータを処理し、処理した結果を返信するためのソフトウェアプログラム(第2の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム23)が設定されている。また、ハードウェアである情報受信・返信サーバー21、情報処理サーバ22は一台で構成されている場合もあり、また複数台で構成されていてよい。
ユーザー端末装置3の操作により、ディスプレイ装置31にinfoseekパソコン・携帯TOP150が表示されており、ページの一部に第2の画像データプログラム製品により制作されたDELLのキャンペーン対象商品であるパソコンの情報提供と販売サービスバナー(以下「情報提供・販売バナー」という。)160Aが表示されている。
図5で表わすと、infoseek パソコン・携帯TOP150 がウェブページ(デジタル映像ページ)A2 、情報提供・販売バナー160Aが画像データ6である。
情報提供・販売バナー160A内には、当該バナーで購入することができるパソコン(商品)の最新情報162と、商品を選択できるラジオボタン161、また詳細説明を当該バナー上に表示する指示を出すための[詳細説明]ボタン162、選択した商品を購入するための画面を当該バナー上に表示するための指示を出すための購入ボタン163が表示されているが、
図5で説明すると、商品の最新情報162、これら商品選択用ラジオボタン161や[詳細説明]ボタン162、購入ボタン163は複数のプログラムオブジェクト50A・・・で構成されている。
また、ある場合においては、目的に応じて一つまたは複数の入力欄がボタンやチェックボックス等で構成されていてもよい。
情報提供・販売バナー160Bにおいてユーザー端末装置3により、各プログムオブジェクトの情報入力プログラムS701の要求に応じて、ユーザーが目的としている商品を選択し(162)、[詳細説明]ボタン166をクリックすると、入力情報可否プログラムS702により、入力情報の可否が判断され、「可」(Yes)の場合は入力継続判断プログラムS704により継続かどうか(情報入力が完了かどうか)の判断が下される。
この場合は、入力継続判断プログラムS704により、目的とする商品の詳細情報を検索するための情報として、これ以上の情報入力が必要ないと判断され、入力情報送信プログラムS707が起動し、これにより、先に入力した商品名(目的としている商品コードでもよい。その他場合によっては、入力時間やその他キーとなる情報も含まれる。また、場合によっては、入力した全部の情報だけでなく「コード」だけのように一部の情報の場合もある。)が入力情報S715として、第2の情報処理装置内2内の情報受信・返信サーバー21に送信される。
ここでは、第2の画像データプログラム製品で制作されたDELLの情報提供・販売バナー160は、当該バナーが一部表示されているinfoseekパソコン・携帯TOP150を配信し、また運用している第1の情報処理装置Aとは全く別の、DELLが当該バナー160を通じてサービスを提供するために運用している第2の情報処理装置2とのデータ通信を行う。
ここでは、DELLが直接運用する第2の情報処理装置2を想定しているが、DELLが第三者に委託して運用しているものでもよい。
当該入力情報を情報処理サーバー22が受信した後に、第2の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム23内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、当該入力情報に含まれる、商品名もしくは商品名を判断できるコードの場合はそのコードに一致する最新の商品情報および商品の画像を情報処理サーバー22内から抽出し、当該抽出情報と新たなプログラムオブジェクトへの指示情報が生成され、指示情報S716としての情報提供・販売バナー160Bに返信される。
また、場合によっては、予め当該バナー内にて商品内容、商品を表す画像が組み込まれていて[詳細説明]ボタン166をクリックすると入力継続判断プログラムS704の判断により継続「Yes」と判断され、新しいプログラムオブジェクトを起動させることにより、データの送受信を行なわず選択した商品の情報を当該バナー内に表示してもよい。
図8で表すとおり、既存のバナーでは、この時点で他のURL(ドメイン)で運用されているウェブページに転送されるか、他のページの再読み込みがブラウザー内で自動的もしくは強制的に行なわれることにより、表示変更が行なわれ、当該バナーの提供主のウェブページを運用する(この場合は、DELLのwww1.jp.dell.com ドメインのウェブページが想定される)第2の情報処理装置2内で、入力したデータが正しいかどうかの判断を行なうが、第2の画像プログラム製品で制作された情報提供・販売バナー160は、プログラムオブジェクト内の各プログラムにより入力内容がチェックされた後に、正しいデータとして、情報処理装置に送信される。
返信された指示情報S716を、情報提供・販売バナー160B内の指示情報受信プログラムS708が受信すると、情報提供・販売バナー160Bにて選択した商品に基づいて、情報提供・販売バナー160Cで示すように、商品画像168、商品詳細説明169、[戻る]ボタン170、購入する場合に必要な画面171に進むための購入ボタンが表示される。
この場合の指示情報S716には、具体的には、各種情報や画像を表示するための指示情報が含まれている。
また場合によっては、商品画像169だけでなく各種ボタンを表す画像が含まれていてもよい。
よって、第2の情報処理装置2より返信された指示情報S716を指示情報受信プログラムS708が受信した時に、指示情報実行プロググラムS709が起動し、指示情報内に含まれる、各種画像や情報が表示されるよう、指示情報表示プログラムS710に指示することで、情報提供・販売バナー160Cが表示される。
また、場合によっては、第2の情報処理装置2内の情報処理サーバー22内で在庫状況をチェックし、在庫状況を指示情報S716に返信することにより、最新の在庫状況を表示することもできるし、価格が変動していれば、その価格状況もあわせて返信することにより、最新の価格もリアルタイムで表示することができる。
この時点で、ユーザーはinfoseekパソコン・携帯TOP150から他のページに強制的もしくは自動的に移動されること無く、また情報提供・販売バナー140Cを含めたページ全体の再読み込みが行なわれることも無く、第2の画像データプログラム製品を活用した情報提供・販売バナー160内にて、最新の情報の提供と詳細の情報提供が可能となっている。
さらに、指示情報S716内に、ユーザーが選択した商品の情報を自動的に第2の情報処理装置2に送信する指示情報が含まれていた場合は、他のユーザーが購入することで減っていく在庫状況が自動的に変更されたり、また商品が無くなった場合には新たな代替商品の詳細を表示することもできる。逐次タイムリーにそして自動的に変わっていく在庫状況を当該バナー160で、他の商品情報を閲覧しながら、確認することができる。
情報提供・販売バナー160Dは、情報提供・販売バナー160Cにてユーザーが当該選択商品を購入することを決定し、購入ボタン171をクリックしたことにより、予め当該バナーに設定されている新たなプログラムオブジェクトが起動し、選択した商品名172、購入のための決済情報入力欄173、前ステップ160Cに戻るため[戻る]ボタン174と次のプログラムオブジェクトを起動させるための「次へ」ボタン175が予め当該バナーに設定されており、これらが表示されているものである。
ユーザー端末装置3により各プロググラムオブジェクトの情報入力プログラムの要求に応じて名前(AAABBBC)、住所(KKKDDD)、電話、カード会社名、カード、有効期限等を入力し、「次へ」ボタン175をクリックすると、情報入力可否プログラムS702により入力情報の可否が判断され、入力情報が正しい(Yes)場合は入力継続判断プログラムS704により入力継続の判断が行なわれ、この場合は入力継続(Yes)と判断され、入力情報を表示するための新たなプログラムオブジェクトが起動する。
これにより情報提供・販売バナー160Eには情報提供・販売バナー160Dにて入力された情報が目視にて確認できるように表示され(170)、[戻る]ボタン177と決済ボタン178が表示されていて、このプログラムオブジェクトには、情報入力プログラムS701と入力情報確認プログラムS706にて構成されていてもよい。
ユーザーが目視にて、入力情報を確認することで、もし間違っていたら「戻る」ボタン177をクリックすることにより、情報提供・販売バナー160Dに戻り再入力することもできる。
次に、ユーザーが決済ボタン178をクリックすることにより、情報入力プログラムS701から情報入力確認プログラムS706により、入力情報を認識し、入力情報送信プログラムS707が起動し、当該決済情報が新たな入力情報S715として第2の情報処理装置2内の情報受信・返信サーバー21に送信される。
送信される情報の中には、入力情報だけでなく、選択商品の金額や、場合によっては決済ボタン178をクリックした時点の日時等が含まれていてもよい。
当該入力情報を情報処理サーバー22が受信した後に、第2の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム23内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、カード決済情報に基づいた決済処理がされて、決済の結果が生成され、新たな指示情報S716として、情報提供・販売バナー160Eに返信される。
返信された指示情報S716を指示情報受信プログラムS708が受信し、指示情報実行プログラムS709が起動することにより、指示情報表示プログラムS710が起動し、情報提供・販売バナー160Fで示す情報提供・販売バナー内に購入したユーザーに対するDELL側のコメント181や決済結果情報179として、承認日(2003/11/20)や商品番号、承認金額が表示される。
この場合の指示情報S716には、コメント181、決済結果情報179の他に、情報提供・販売バナー160Fにて表示するための指示情報表示プログラムS710を起動させるための指示情報も含まれている。
また、情報提供・販売バナー160Eにて決済ボタン178をクリックし、第2の情報処理装置2に入力情報S715が送信され決済処理を情報処理サーバー22内で行ったときに、有効期限が無効/カードが無効/決済金額が利用限度額を超えている等の理由によりカード決済が承認できないと判断した場合は、第2の情報処理装置2から返信される指示情報には、決済無効な旨通知するコメントや決済無効な旨表示するための決済結果情報179が含まれている。
この場合は、[戻る]ボタン180をクリックすると再度決済情報を入力するステップ160Dに戻るよう設定されていてもよい。
また、ある場合においては、再度また情報提供・販売バナー160Aのような最初のステップに戻してもよい。
さらに、目的の商品を購入することができたユーザーに対して、付属品やその他のサービスを購入するための商品情報の表示や選択できるラジオボタンが表示されるように予め情報提供・販売バナーに設定して置くことにより、関連商品の販売に繋げてもよい。
また、カード会社の決済処理サーバーと第2の情報処理装置2内の情報処理サーバーを連動させることにより、情報提供・販売バナー160Eの時点で決済ボタン178をクリックすると、決済情報としての入力情報S515を報処理サーバー22が受信した後に、第1の画像データプログラム製品送信情報の処理プログラム23内にて、データが格納され、格納されたことを認識した後に、通信系統4を通じて、カード会社の決済処理サーバーである第三者情報処理サーバーに送信され、決済結果が情報処理サーバー22に返信されるようになり、この決済結果が179に表示されるようになり、複数のカード会社の決済機能と連動させることも可能となる。
また、別の場合では、コンビニエンスストアやインターネットバンキングとも同様に連動させることにより、カードだけで無く様々な決済手段により、第1の画像プログラム製品を活用した当該バナーにて、商品を購入することが可能となる。
第2の画像データプログラム製品を活用したDELLの情報提供・販売バナーは、当該バナーの表示ページ(ウェブページもしくはデジタル映像ページ)および表示ページを運用する第1の情報処理装置Aを介さず、全く別な自社または自社が委託して運用するDELLのドメインの運用サーバーである、第2の情報処理装置2との双方通信を行なうことにより、結果として、ユーザーはinfoseekパソコン・携帯TOP150ページ内で、DELLの運用するウェブページへの転送また、infoseekページ内での移動をすること無く、最新の情報の収集や、最新情報に基づいた商品またサービスの購入ができることになる。
また、DELL側にとっては、一つのバナー内で、最新の情報を提供することができ、さらに、ユーザーにストレスを与えること無く、商品またサービスの販売が可能となり、売上増加が見込めることが可能である。
また、情報提供・販売バナーがデジタル映像ページ内、例えばドラマやニュース等の番組映像内に表示されていたとすれば、ユーザーはドラマやニュースを見ながら、最新の情報を収集し、購入することができるし、通販番組であれば、番組内で説明している商品を、コールセンターに電話することで購入する必要が無く、番組を見ながら番組を表示しているユーザー端末装置による当該バナーへの入力を行なうことにより、購入することができるようになる。
infoseekのようなウェブサイト運用者またデジタル映像ページを提供する番組提供者側にすれば、当該バナーを表示しているページや番組から移動する必要がないため、ウェブページの滞在時間の増加が見込め、番組提供者とすれば視聴率の増加にも繋がる。
[第5の発明への適用例]
前述のように、infoseek.co.jpドメイン内のinfoseekパソコン・携帯TOP150ページと当該ウェブページ内に表示された160Aは表示された時点で、通信系統4を通じて第1の情報処理装置Aとの通信を常時開始しているが、
第5の発明によると、当該ウェブページ150は通信を開始しているが第2の画像データプログラム製品により制作された情報提供・販売バナー160Aはなんら通信を行なっていない状態である。
情報提供・販売バナー内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、160Bのステップまで到達したところで[詳細説明]ボタンをクリックすると前述同様に入力情報確認プログラムにより入力情報送信プログラムS707が起動し、初めて、入力情報送信プログラムにより、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したあるコード値となるものを送信し、第2の情報通信処理装置2内の情報受信・返信サーバー21を通じて、情報処理サーバー22との通信を開始し始めるようになる。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置によりアクセス可能な状態となっているが、同時にウェブページ150内の情報提供・販売バナー160A が表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置3により、詳細説明ボタン166をクリックするまでは、第2の情報処理装置2内の情報配信・受信サーバー21や情報処理サーバー22との通信が開始せず、情報提供・販売バナー160Aを表示したユーザーが、全員しかも同時に詳細説明ボタン166をクリックすることは通常ではあり得ないため、第5の発明によって、余分な通信を回避することができ、情報提供・販売バナー160Aと情報処理装置2との通信負荷を大幅に軽減することができる。
同様に、情報提供・販売バナー160Cから160Eまでは当該バナーはなんらの通信も行なっておらず、決済ボタン178を押した時点で情報配信・受信サーバー21を通じて、情報処理サーバー22との通信を開始し始めるようになる。
当該バナー内にて入力チェックや入力確認、入力情報の認識や判断を完結するできることを特徴としてもいるために、サーバーとの最低限の通信のみで、バナーを通じた双方向コミュニケーションが可能となる。
特に、来訪者数の多いポータルサイトと呼ばれる媒体者のウェブサイトに、ウェブサイト運用者とは別の広告出稿主等である第三者が運用するサーバーとの双方向通信が可能な第2の画像プログラム製品を活用することになると、常時通信をした場合に、ユーザーがユーザー端末装置3に第2の画像プログラム製品を表示した回数分に相当するアクセスが第2の情報処理装置2に対して発生するため、バナー広告表示先(この場合はinfoseekである)のウェブサイト運用サーバーと異なり、一時的な集中かつ大量なアクセスに耐えうるだけの規模や容量を想定した情報処理サーバーを必要としないので、余分な負荷がかかることを回避することができるなど非常に大きな効果を発揮するものである。
[第6の発明への適用例]
前述のように、infoseek.co.jpドメイン内のinfoseekパソコン・携帯TOP150ページと当該ウェブページ150内に表示された情報提供・販売バナー160A は、これらが表示された時点で、通信系統4を通じて第1の情報処理装置Aとの通信のみを常時開始しているが、
第6の発明によると、ウェブページ150は通信を開始していても、第2の画像データプログラム製品により制作されたDELLの情報提供・販売バナー160Aはなんら通信を行なっていない状態である。
情報提供・販売バナー160A内に設定されている各プログラムオブジェクトのプログラムに応じて、入力し、情報提供・販売バナー160Bのステップまで到達したところで詳細説明ボタン166をクリックすると前述同様に入力情報確認プログラムS706により入力情報送信プログラムS 707が初めて起動し、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定してあるコード値を送信し、第2の情報処理装置2内の情報受信・返信サーバー21を通じて、情報処理サーバー22との通信を開始し始める。
情報提供・販売バナー160Cから160Eのステップの間も前述と同様になんらの通信も行なっていない状態で、決済ボタン178をクリックした時点で、入力情報確認プログラムS706により入力情報送信プログラムS707が、初めて起動し、通信開始用の指示情報が入力情報とは別に、予め設定したあるコード値を送信し、情報配信・受信サーバー21を通じて、情報処理サーバー22との通信を開始し始める。
これと同時に、情報処理サーバー22内に設定された画像データプログラム製品送受信情報の処理プログラム23との通信が開始されたことを認識し、同時に情報提供・販売バナー160からのデータしか受付けないように設定されたデータ送受信用プログラムファイルP2が起動する。
情報提供・販売バナー160からのデータしか受付けないようにな設定するにはとは、例えば、情報提供・販売バナー160が表示されているウェブページ150のドメイン名指定(この場合はinfoseek.co.jpであったり、IPアドレスでもよい)や予め当該バナー160内に組み込まれたID等その他情報提供・販売バナー160を特定もしくは識別できる固有の情報を持たせておいてもよく、この特定の情報に基づいてデータ送受信用プログラムファイルP2が送信されるように設定されていればよい。
また、情報提供・販売バナー160がプログラムファイルを第2の情報処理装置2から読み込む際には、プログラムファイルの配信場所や当該バナー160の専用プログラムファイルであることが識別できるように、固有のIPやドメイン名もしくはIDまたは特定の識別できる固有の情報をプログラムファイル内に持たせることにより、専用のプログラムファイルしか読み込むことができないよう設定されていればよい。
第6の発明によると、このプログラムファイルが情報処理サーバーから送信されると同時に、画情報提供・販売バナー160Aがこのファイルを読み込み、当該プログラムファイル内に入力情報S715が格納され、さらにまた入力情報送信プログラムS707により第2の情報処理装置2に送信される。
情報処理サーバー22は、情報提供・販売バナー160Aから送られてきたことをこの当該プログラムファイルを受信することで認識し、初めて指示情報S716を生成する。
生成された指示情報S716はまた当該プログラムファイル内に格納され、指示情報S716として情報提供・販売バナー160Aに対して送信される。
情報提供・販売バナー160A内の、指示情報受信プログラムS708は、情報処理サーバー22から送られてきた正当な指示情報であることを認識した後に、指示情報実行プログラムS709の実行へと進み、情報提供・販売バナー160Cや160Fのようにプログラムオブジェクトが稼動することで、ユーザーの目的にあった、情報の提供や、商品またサービスの売買が可能になる。
これにより、多数(例えば 10,000あるいは100,000端末)あるユーザー端末装置3によりアクセス可能な状態となっているが、同時にウェブページ150内の情報提供・販売バナー160Aが表示されたとしても、ユーザーがユーザー端末装置により、詳細説明ボタン166や決済ボタン178をクリックするまでは、情報配信・受信サーバー21や情報処理サーバー22との通信が開始せず、情報提供・販売バナー160Bや160Eを表示したユーザーが全員しかも同時に詳細説明ボタン166や決済ボタン178ボタンをクリックすることは通常ではあり得ないため、第6の発明によって、余分な通信を回避することができ、情報提供・販売バナー160A……と第2の情報処理装置2との通信負荷を大幅に軽減することができると同時に、固有のプログラムファイルでの送受信を行なうことにより、全く別の第三者から送られてくる、不正確な情報を第2の画像データプログラム製品2が送受信することを回避することができ、高度なセキュリティーを保ったままで、決済情報や個人情報の双方向通信が第2の画像データプログラム製品を利用することにより可能となり、よって目的のサービスを達成することが可能となる。
[本発明のその他の適用例]
第2の画像データプログラム製品を活用して、先の例ではDELL一1社を想定しての適用展開事例であったが、第2の画像データプログラム製品を活用した情報提供・販売バナーが通信することができる、第2の情報処理装置を第3、第4・・・と複数の事業会社が運営する複数の情報処理装置と連動させることにより、例えば、第2の情報処理装置がDELL、第3の情報処理装置がNEC、第4の情報処理装置が東芝のように、パソコン情報を提供する複数の会社の情報処理装置と通信を可能にするように設定することにより、複数の会社のパソコンの在庫状況等最新の情報を獲得することができ、複数の会社の製品の中から、ユーザーは目的の商品を選択することができ、最終的には購入も可能となる。
また、別の場合においては、図8の情報提供・販売バナー160A内に商品名を入力することができる入力欄を設定し、ユーザーが入力欄に入力した情報を第2の情報処理サーバーに送信し、送信した結果をまた当該バナーに返信することにより、特定の商品だけでなく、ユーザーが求める商品にあった情報を提供し、またその情報に基づいた商品購入も可能となる。
また別の場合においては、検索した商品名の商品を製造販売している各メーカーが運用するウェブサイトに顧客を誘導することもできる。 既存のバナーであると、一つのバナーに対する誘導先(リンク先)ウェブページは一つであるが、当該バナーはユーザーの目的にあったウェブページへの誘導も可能となる。
また、別の場合においては、商品がパソコンに限るわけではなく、食品、飲料、賃貸マンション等の特定の複数の事業会社の運用する情報処理装置と連動させることにより、活用範囲は広範である。
更に、本発明は、例えば、リアルタイムで変動する株価に基づいた株の売買、オークション形式での物品売買におけるリアルタイムに変更される価格の表示や、その変動価格に基づいた物品の売買、乗車券・航空券・映画館、劇場、コンサート・旅行・旅館・ホテル・スポーツイベント等のリアルタイムな空き情報の表示や、その変動価格に基づいたチケット等の売買、その他の情報の表示では、生産状況、在庫状況、配達状況等をリアルタイムに表示するなどに利用でき、その利用範囲は広範である。