JP4731395B2 - 電動リニアアクチュエータ - Google Patents

電動リニアアクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP4731395B2
JP4731395B2 JP2006130974A JP2006130974A JP4731395B2 JP 4731395 B2 JP4731395 B2 JP 4731395B2 JP 2006130974 A JP2006130974 A JP 2006130974A JP 2006130974 A JP2006130974 A JP 2006130974A JP 4731395 B2 JP4731395 B2 JP 4731395B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nut
bearing
linear actuator
housing
electric linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006130974A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007303514A (ja
Inventor
良則 池田
康司 立石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to JP2006130974A priority Critical patent/JP4731395B2/ja
Publication of JP2007303514A publication Critical patent/JP2007303514A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4731395B2 publication Critical patent/JP4731395B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

この発明は、ボールねじ機構を用いた電動リニアアクチュエークに関し、詳しくはボールねじ機構の回転ナットをハウジング内に支持する軸受の軸方向固定構造に関する。
自動車等の車両の駆動部に、電動モータの回転力をボールねじ機構を介して直線運動に
変換して用いる電動リニアアクチュエータが知られている(例えば、特許文献1の図1,図6)。この特許文献1に開示された電動リニアアクチュエータにおいては、ボールねじ機構の回転ナットがハウジングに対して転がり軸受によって回転自在に支持されている。また、ねじ軸が回転ナット内に多数のボールを介して軸方向に移動自在に嵌挿されており、これらは2つ割りの分割ハウジング内に収められている。そして、ボールねじ軸端のロッド部より外部からの軸方向荷重が負荷された時、その荷重をクラッチによって遮断し、モータヘ逆入力トルクを伝達しない構造となっている。
ところで、上記の電動リニアアクチュエータでは、ボールねじ軸端のロッド部より軸方向荷重を受けるため、回転ナットを支持する両側の軸受の少なくとも一方は、軸方向荷重を受けることが可能な4点接触玉軸受や、アンギュラ軸受が選択採用される。また、特許文献1の上記電動リニアアクチュエータでは、組立上の配慮から、回転ナットの両側の軸受が分割ハウジングの各々に分けて配置されている。しかし、ねじ軸を押し引きする両方の荷重が発生した時、このようなハウジング構造では、2つの軸受肩間寸法に対し同ハウジング肩間寸法が広い場合は正隙間となり軸方向にガタが発生する。また、逆に負隙間にし過ぎると、軸受内の隙間の減少や変形によって回転トルクの増加や回転時の発熱の原因となることがある。よって、望ましいのは、2つの軸受肩間とハウジング取付肩間の寸法がないか、または適正な負隙間状態とすることであるが、適正寸法に調整するための寸法管理が大変難しくなる。
特開2005−83474号公報
そこで、本発明者等は、軸方向荷重を受ける軸受側の軸方向固定を、外周面に雄ねじを有する締付ナットを用いてハウジングに締付けることで軸受の軸方向ガタをなくし、 煩わしい寸法管理を不要にするよう試みた。 図6はその試作例の電動リニアアクチュエータの縦断面図である。
図6に示す電動リニアアクチュエータBは、 ハウジング1に取付けられた電動モータ2と、この電動モータ2の出力軸2aに固定された動力伝達ギヤ3と、この動力伝達ギヤ3に噛合する被動力伝達ギヤ4が形成された回転ナット5と、この回転ナット5に多数のボール6を介して嵌挿されたねじ軸7と、 このねじ軸7の一端部に連結されたリニアクラッチ8とを備えている。 動力伝達ギヤ3と被動力伝達ギヤ4とにより回転ナット5の動力伝達手段が構成される。
回転ナット5は、前記ギヤ4の両側の部分において一対の転がり軸受9,10により回
転自在に支持され、その内周には螺旋状のねじ溝5aが形成されている。一方、ねじ軸7の外周にはこのねじ溝5aに対応して螺旋状のねじ溝7aが形成され、 これらのねじ溝5a,7a間に多数のボール6 が転動自在に収容されている。この回転ナット5、ボール6およびねじ軸7によってボールねじ機構が構成されている。電動モータ2が作動すると、出力軸2aの回転に伴って動力伝達ギヤ3および被動力伝達ギヤ4を介して回転ナッ
5が回転し、この回転ナット5の回転によりねじ軸7が軸回転することなく軸方向(図中左右方向)に移動する。すなわち、このボールねじ機構により、出力軸2aの回転運動がねじ軸7の軸方向運動に変換される。
ハウジング1は、2つ割りの分割ハウジング11,12からなり、この分割ハウジング11,12によりナット配置空間1aが形成され、このナット配置空間1a内にボールねじ機構が収められている。また、各分割ハウジング11,12に形成された円形凹部11a,12aの内周面に嵌合する前記転がり軸受9,10によって回転ナット5が回転自在に支持されている。さらに、一方の円形凹部12aの内周面に成形された雌ねじ部12bに外周面に雄ねじ部が形成された締付けナット13を螺合・ 締付けることによって、軸受10を円形凹部12a内の軸向き面に押し付け、軸受9,10の軸方向ガタをなくすようになされている。図6は、締付けナット13を緩めた状態を示し、この状態では軸受肩間寸法L1とハウジング肩間寸法L2とに差(L1−L2)が存在する。この差が軸受9,10の軸方向ガタとなるが、 締付けナット13を締付けることによって、この差( L1−L2) がゼロとなりガタがなくなる。
図6の例では、実質的に軸受の軸方向ガタがなくなることになるから、回転トルクの増加や回転時の発熱等の抑制に効果的であるが、 振動荷重によって締付けナット13が緩んだ場合、 軸受やボールねじ機構の構成部品が振動荷重によって軸方向に振られ、 部品同士がぶつかり合うことで、音や振動の発生要因となることが予想される。また、締付けナット13の緩み止めにロックタイト等の接着剤で補強、固定することも可能であるが、 信頼性、組立作業性の点で十分でなく、なお改善の余地が残されていた。
この発明の目的は、 回転ナットを支持する軸受の軸方向ガタを安定的になくすようにした電動リニアアクチュエータを提供することである。
この発明の電動リニアアクチュエータは、ハウジングに設置された電動モータの回転を、動力伝達手段を介してボールねじ機構の回転ナットに伝達し、このボールねじ機構のねじ軸の直線運動に変換する電動リニアアクチュエータにおいて、前記ボールねじ機構の回転ナットを、前記ハウジング内に設けられた円形凹部の内周面に嵌合する一対の転がり軸受により回転自在に支持し、これら一対の軸受のうち、前記ねじ軸の出力端側の転がり軸受は軸方向荷重を受ける軸受であり、前記円形凹部の内周面に成形された雌ねじ部にねじ込まれて前記ねじ軸の出力端側の転がり軸受を前記円形凹部内の軸向き面に押し付ける締付けナットを設け、前記ハウジングの前記円形凹部の開ロ縁に加締片を設け、この加締片を前記締付けナットの幅面に設けられた凹部内に加締めたことを特徴とする。
この構成によると、ハウジング内に設けられた円形凹部の内周面に嵌合する転がり軸受により支持された回転ナットに対して、電動モータの回転が、動力伝達手段を介して伝達されて、回転ナットは回転する。この回転ナットの回転は、ボールねじ機構のねじ軸の直線運動に変換される。回転ナットを支持する転がり軸受は、ハウジングの円形凹部の内周面に成形された雌ねじ部にねじ込まれる締付けナットによって、円形凹部内の軸向き面に押し付けられるから、転がり軸受の軸方向ガタがなくなる。そして、この締付けナットは、ハウジングの円形凹部の開口縁に設けられた加締片を締付けナットの幅面に設けられた凹部内に加締めているから、軸受の回転に伴う振動荷重によっても緩むことがなく、上記ガタの発生抑止が安定的に持続される。
この発明において、前記回転ナットは、外周面における幅方向の中間に、前記動力伝達手段を構成するギヤが外周に突出し、 前記ハウジングは、前記ギヤの両側に対向して位置する一対の円形凹部によりナット配置空間が形成され、 前記回転ナットは、 前記一対の円形凹部にそれぞれ嵌合する複数の転がり軸受により、 前記ギヤの両側の部分が回転自在に支持され、 前記締付けナットおよび加締片は、前記一対の円形凹部のうちの片方の円形凹部に設けるようにしても良い。
この構成によれば、 ハウジングの一対の円形凹部のうちの片方の円形凹部に設けられた締付けナットおよび加締片によって、 回転ナットのギヤの両側の部分を回転自在に支持する転がり軸受の軸方向ガタがなくなり、かつ締付けナットの緩みも生じずガタの発生抑止が安定的に持続される。
また、この発明の電動リニアアクチュエータは、自動車等の車両のクラッチの駆動に使用されるものとすることができる。このように、自動車等の車両のクラッチの駆動に用いると、軸方向荷重がクラッチによって遮断され、モータに逆入力トルクが伝達されず、これにより電動モータの大型化や消費電力増大を来たさず、効率的なアクチュエータが構成される。
この発明の電動リニアアクチュエータは、ハウジングに設置された電動モータの回転を、動力伝達手段を介してボールねじ機構の回転ナットに伝達し、このボールねじ機構のねじ軸の直線運動に変換する電動リニアアクチュエータにおいて、前記ボールねじ機構の回転ナットを、前記ハウジング内に設けられた円形凹部の内周面に嵌合する一対の転がり軸受により回転自在に支持し、これら一対の軸受のうち、前記ねじ軸の出力端側の転がり軸受は軸方向荷重を受ける軸受であり、前記円形凹部の内周面に成形された雌ねじ部にねじ込まれて前記ねじ軸の出力端側の転がり軸受を前記円形凹部内の軸向き面に押し付ける締付けナットを設け、前記ハウジングの前記円形凹部の開口縁に加締片を設け、この加締片を前記締付けナットの幅面に設けられた凹部内に加締めるようにしたため、部品点数を増やすことなく、比較的安価な構造で確実な締付けナットおよび軸受の軸方向固定が可能とされる。これにより、軸受肩間寸法とハウジングの取付肩間寸法との寸法差を厳重に管理する必要がなくなるから、アクチュエ一タの生産性が向上すると共に、アクチュエータ軸端に押し引きの軸方向荷重が負荷される状況であっても取付ガタがなく、部品の緩みも防止できる。このため緩み時のガタ増大による音や振動発生が防止され、また、構成部品の破損がなく、さらに、アクチュエータとしての信頼性も向上する。
この発明の一実施形態を図1ないし図5と共に説明する。 図1に示す電動リニアアクチュエータAは、図6に示す電動リニアアクチュエータBと基本構成が同様であるので、共通部分に同一の符号を付して以下説明する。すなわち、この実施形態の電動リニアアクチュエータAは、 ハウジング1に取付けられた電動モータ2と、この電動モータ2の出力軸2aに固定された動力伝達ギヤ3と、この動力伝達ギヤ3に噛合する被動力伝達ギヤ4が形成された回転ナット5と、この回転ナット5に多数のボール6を介して嵌挿されたねじ軸7と、このねじ軸7の一端部に連結されたリニアクラッチ8とを備えている。出力軸2aの先端側は、 転がり軸受2bによってハウジング1に回転自在に支持されている。被動力伝達ギヤ4は、回転ナット5の外周面における幅方向の中間に突出するよう形成され、上記動力伝達ギヤ3と被動力伝達ギヤ4とにより回転ナット5の動力伝達手段34が構成される。
回転ナット5は、前記ギヤ4の両側の部分において一対の転がり軸受9,10により回転自在に支持され、その内周にねじ溝5aが形成されている。一方、ねじ軸7の外周にはこのねじ溝5aに対応してねじ溝7aが形成され、 これらのねじ溝5a,7a間に多数のボール6が転動自在に収容されている。この回転ナット5、ボール6およびねじ軸7によってボールねじ機構50が構成される。 電動モータ2が作動すると、 出力軸2aの回転に伴って動力伝達ギヤ3および被動力伝達ギヤ4を介して回転ナット5が回転し、この回転ナット5の回転によりボール6がねじ溝5a,7a間を転動し、この転動作用によって、ねじ軸7が軸回転することなく軸方向(図中左右方向)に移動する。すなわち、このボールねじ機構50により、出力軸2aの回転運動がねじ軸7の軸方向運動に変換される。
ハウジング1は、2つ割りの分割ハウジング11,12からなる。この分割ハウジング11,12には、前記ギヤ4の両側に対向して位置する一対の円形凹部11a,12aが同軸的に設けられ、この一対の円形凹部11a,12aによりナット配置空間1aが形成され、このナット配置空間1a内にボールねじ機構50が収められる。各円形凹部11a,12aの内周面には転がり軸受9,10が嵌合し、この転がり軸受9,10によって回転ナット5が回転自在に支持されている。さらに、片方の円形凹部12aの内周面に成形された雌ねじ部12bに、外周面に雄ねじ部13aが形成された締付けナット13を螺合・締付けることによって、転がり軸受10を円形凹部12a内の軸向き面に押し付け軸受10の軸方向ガタをなくすようになされている。
分割ハウジング12の上記円形凹部12aの開口縁にはその周方向に沿って多数の加締片12cが等間隔で軸方向に突設されている。各加締片12cの背後、つまり外径側には、この加締片12cの加締代としてのポケット12dが形成されている。また、締付けナット13の外周縁側幅面には、この各加締片12cに対応する多数の凹部13bが放射状に形成されている。
転がり軸受10を片方の分割ハウジング12の上記円形凹部12a内に軸方向に位置決め固定する要領について説明する。図3に示すように円形凹部12a内に転がり軸受10を嵌合し、さらに、円形凹部12aの開口部側から締付けナット13を、その雄ねじ部13aを円形凹部12aの内周面に形成された雌ねじ部12bにねじ込み、軸受10を円形凹部12a内の軸向き面に押し付ける。次いで、加締片12cを内径方向に屈折させて、締付けナット13の凹部13b内に加締める。図5,図3および図2の2点鎖線部は、加締める前の状態を示し、図1および図2の実線部は加締片12cが締付けナット13の凹部13b内に加締められた状態を示している。このように、セットビス等を用いずとも、加締片12cを締付けナット13に加締めることにより締付けナット13の緩みが防止され、部品点数の増大を招くことなく、軸受10の軸方向ガタおよび締付けナット13の緩みを抑止することができる。
そして、他方の分割ハウジング11の円周凹部11aに、ボールねじ機構50の回転ナット5を転がり軸受9を介して嵌合し、上記要領で分割ハウジング12の円周凹部12aに嵌合固定された転がり軸受10を回転ナット5の上記とは反対側部分に嵌合し、両分割ハウジング11、12を図示しない冶具等を用いて合体させる。これにより、図1に示すようにボールねじ機構50が両円形凹部11a,12aにより形成されたナット配置空間1a内に収められた電動リニアアクチュエータAが構成される。この合体によって、両転がり軸受9,10は、ナット配置空間1a内で回転ナット5を介して軸方向にガタ付くことなく固定される。
図1では、ねじ軸7の一端部に伝達ピン14を介してリニアクラッチ8が連結されている。このリニアクラッチ8は、分割ハウジング12に嵌合され、円筒状の内周面を有する外輪15と、ねじ軸7の一端部に形成された円筒状の保持部16内にスライド自在に挿入された出力軸17と、この出力軸17の外周に形成されて緩やかな傾斜面を備えた周溝状係合凹部17aと、この係合凹部17aと外輪15の内周面15aとの間に収容された複数のボールからなる係合子18とにより構成されている。この出力軸17の係合凹部17aと外輪15の内周面15aとの間には環状空間19が形成され、図示しない保持部のポケット内に圧縮ばねからなる弾性部材20を介して複数の係合子18が円周方向等間隔に、かつ軸方向の中立位置に保持されている。なお、ここでは、係合子18として単列のボールを例示したが、これに限らず、複列のボールであっても良い、また、係合子18としてころを使用することもできる。
上記伝達ピン14は、出力軸17に形成されたピン挿入孔17bに対して所定の隙間をもって挿入されている。
この構成のリニアクラッチ8は、特許文献1に開示されたリニアクラッチと同様の作用を奏し、出力軸17の軸方向運動がスムースになされ、また、出力軸17に外部から軸方向(図中左方向)の荷重が負荷された場合でも、ボールねじ機構50を介して電動モータ2に逆入力トルクが発生することはない。すなわち、出力軸17の軸方向の移動と共にねじ軸7が同方向に移動し、このねじ軸7の軸方向の移動に伴ってナット5が回転するようなことはない。したがって、電動モータ2への衝撃を緩和すると共に、電動モータ2の発熱や消費電力の増大等が生じるのを防止することができる。
したがって、この実施形態の電動リニアアクチュエータAを、自動車等の車両のクラッチの駆動に使用すれば、従来のような複雑な電気制御を必要とせず、転がり軸受9、10の軸方向固定がガ付くことなく安定的かつ持続的になされることとも相侯って、その適性が増大する。
なお、転がり軸受9,10としては、図示のようなアンギュラ玉軸受の他にころ軸受を用いても良い。また、図例では単列の転がり軸受としているが、複列の転がり軸受であっても良い。その他、アクチュエータAの全体形状も図例のものに限定されるものではない。
この発明に係る電動リニアアクチュエータの一実施形態を示す縦断面図である。 図1におけるII部の拡大図である。 同電動リニアアクチュエータの構成部品の一部を示す縦断面図である。 図3において、矢示IVから見た締付けナットの平面図である。 図3におけるV部の拡大図である。 この発明に係る電動リニアアクチュエータの試作品を示す縦断面図である。
符号の説明
1…ハウジング
1a…ナット配置空間
2…電動モータ
3…動力伝達ギヤ
4…被動力伝達ギヤ
34…動力伝達手段
5…回転ナット
50…ボールねじ機構
7…ねじ軸
8…リニアクラッチ
9…転がり軸受
10…転がり軸受
11a…円形凹部
12a…円形凹部
12b…雌ねじ部
12c…加締片
13…締付けナット
13b…凹部
A…電動リニアアクチュエータ

Claims (3)

  1. ハウジングに設置された電動モータの回転を、 動力伝達手段を介してボールねじ機構の回転ナットに伝達し、 このボールねじ機構のねじ軸の直線運動に変換する電動リニアアクチュエータにおいて、
    前記ボールねじ機構の回転ナットを、前記ハウジング内に設けられた円形凹部の内周面に嵌合する一対の転がり軸受により回転自在に支持し、これら一対の軸受のうち、前記ねじ軸の出力端側の転がり軸受は軸方向荷重を受ける軸受であり、前記円形凹部の内周面に成形された雌ねじ部にねじ込まれて前記ねじ軸の出力端側の転がり軸受を前記円形凹部内の軸向き面に押し付ける締付けナットを設け、前記ハウジングの前記円形凹部の開口縁に加締片を設け、この加締片を前記締付けナットの幅面に設けられた凹部内に加締めたことを特徴とする電動リニアアクチュエータ。
  2. 請求項1において、前記回転ナットは、外周面における幅方向の中間に、前記動力伝達手段を構成するギヤが外周に突出し、前記ハウジングは、前記ギヤの両側に対向して位置する一対の円形凹部によりナット配置空間が形成され、前記回転ナットは、前記一対の円形凹部にそれぞれ嵌合する複数の転がり軸受により前記ギヤの両側の部分が回転自在に支持され、前記締付けナットおよび加締片は、前記一対の円形凹部のうちの片方の円形凹部に設けた電動リニアアクチュエータ。
  3. 請求項1または請求項2において、 自動車等の車両のクラッチの駆動に使用されるものである電動リニアアクチュエータ。
JP2006130974A 2006-05-10 2006-05-10 電動リニアアクチュエータ Expired - Fee Related JP4731395B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006130974A JP4731395B2 (ja) 2006-05-10 2006-05-10 電動リニアアクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006130974A JP4731395B2 (ja) 2006-05-10 2006-05-10 電動リニアアクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007303514A JP2007303514A (ja) 2007-11-22
JP4731395B2 true JP4731395B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=38837617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006130974A Expired - Fee Related JP4731395B2 (ja) 2006-05-10 2006-05-10 電動リニアアクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4731395B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6111038B2 (ja) * 2012-10-12 2017-04-05 Ntn株式会社 電動リニアアクチュエータ
KR102117884B1 (ko) * 2018-11-16 2020-06-04 현대트랜시스 주식회사 베어링과 유성 기어 세트의 고정 구조 및 이를 포함하는 변속기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425031U (ja) * 1990-06-25 1992-02-28
JP2003227575A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Saginomiya Seisakusho Inc 電動流量制御弁
JP2005083474A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Ntn Corp 電動リニアアクチュエータ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4610234B2 (ja) * 2004-06-03 2011-01-12 Ntn株式会社 ボールねじ使用アクチュエータ
JP4697926B2 (ja) * 2004-08-23 2011-06-08 Ntn株式会社 電動リニアアクチュエータ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0425031U (ja) * 1990-06-25 1992-02-28
JP2003227575A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Saginomiya Seisakusho Inc 電動流量制御弁
JP2005083474A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Ntn Corp 電動リニアアクチュエータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007303514A (ja) 2007-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005083474A (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP2007247734A (ja) ウォーム式減速機及び電動式パワーステアリング装置
JP2007211793A (ja) ボールねじ軸の支持構造
JP4697785B2 (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP2014035016A (ja) 伝達比可変装置
JP2007040424A (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP2007333046A (ja) 電動アクチュエータ
JP2000152557A5 (ja)
JP4731395B2 (ja) 電動リニアアクチュエータ
WO2020004334A1 (ja) ロックプレートとこのプレートを備えたロック装置、並びにこのロック装置を備えた電動アクチュエータ
WO2017010553A1 (ja) ボールねじおよびこれを備えた電動アクチュエータ
JP5101227B2 (ja) 電動リニアアクチュエータの組立方法
JP2007032703A (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP6111038B2 (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP2008002523A (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP2008069793A (ja) 電動リニアアクチュエータ
JP7222263B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5138616B2 (ja) ボールねじ軸の支持構造
JP2011051386A (ja) 電動パワーステアリング装置
JP5348006B2 (ja) 遊星差動ネジ型回転直動変換機構及びアクチュエータ
JP2021025642A (ja) 電動アクチュエータ
JP4775219B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
WO2019059355A1 (ja) 電動アクチュエータ
JP2020148213A (ja) 直動アクチュエータ
WO2021020075A1 (ja) 電動アクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101021

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110419

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110419

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140428

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4731395

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees