JP4729781B2 - 畝作業機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車体を畝に沿って走行させながら苗植や、施肥、播種、薬剤散布、その他中耕除草等の管理作業を行う畝作業機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車体の前後部に畝法面に摺接して案内する案内ロールを配置する技術は知られている(実公平6ー26096号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
案内ロールが車体の前端部に設けられる構成では、車体の走行案内の効果を高めることができるが、畝途中の障害物に衝突したり、大きい推進抵抗を受けると、この案内ロール機構が損傷し易くなる。
また、畝作業機が播種作業を行う場合に、圃場に確実に播種することを課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、車体1の前端部に設けたエンジン4及びミッションケース5と、該ミッションケース5の左右両側部に上下回動自在に設けた車輪伝動ケース9の先端部に設けた駆動される車輪10と、車体1の前端部に設けた車輪ブラケット12の左右両側に回転自在に設けた補助車輪11と、後方へ突出させたハンドルフレーム6の後端に設けたハンドル7を装備した畝作業機において、車輪ブラケット12の左右両端部に設けた第1ソケット22に補助車輪11の高さを調節できるように補助車輪11の支持杆23を挿通して上下位置調節自在に設け、ロールアーム21の先端に回転自在に設けられた案内ロール2を補助車輪11の内側乃至この補助車輪11よりも前側に位置して、畝面Bの左右両側の畝法面Aに接するように配置し、該ロールアーム21の第2ソケット25を前記第1ソケット22の内側の車輪ブラケット12に嵌合させて、該ロールアーム21を車輪ブラケット12に摺動自在でかつ車輪ブラケット12周りに回動自在に設け、第2ソケット25を車体1の内側へ付勢し、かつ案内ロール2が上方へ回動するように付勢するばね3を第1ソケット22と第2ソケット25間に設け、第2ソケット25の内側端縁に切欠部26を形成して、該ばね3の押圧で車輪ブラケット12に固定したストッパピン27に係合する構成とし、該切欠部26を数箇所形成して、何れかの切欠部26をストッパピン27に係合することにより案内ロール2の案内位置Dの高さを調節自在に構成すると共に、該切欠部26とストッパピン27の係合は、案内ロール2が一定以上の推進抵抗を受けることによって、第2ソケット25がばね3に抗して外側へ移動することにより外れて、ばね3の付勢力で案内ロール2が非案内位置Uへ上昇することを特徴とする畝作業機とする。
【0005】
請求項2に記載の発明は、苗供給を行うターンテーブル14の苗カップ15から操出される苗を受けて苗植付を行う植付嘴16からなる苗植装置13を車輪10の後部上方に配置し、ターンテーブル14と共に間欠回転される各苗カップ15に種子を繰出供給する種子繰出装置28をターンテーブル14の中央部上に配置し、苗カップ15の底部に開閉蓋32を設け、該開閉蓋32は一側に開閉ヒンジ33を有し、ターンテーブル14の旋回に伴って、苗カップ15が植付嘴16の直上に位置したとき、この開閉蓋32を支持案内するガイドレール34から外れて開閉ヒンジ33回りに下方回動して、底面を開放する構成とし、苗カップ15に嵌合した漏斗状のスリーブ31の内底部に上端面の外側を高く内側を低く形成したスポンジ状の弾性筒29,30を嵌めると共に、植付嘴16の外周に円盤状の規制板42を取付けたことを特徴とする請求項1に記載の畝作業機である。
【0006】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、車体1を畝に沿わせて走行させながら対地作業するとき、前端部の案内ロール2を畝法面Aに摺接させて、車体1の走行推進を案内させる。この案内ロール2を畝法面Aに摺接させた案内位置Dにするとき、作業者が手でロールアーム21をばね3に抗して下方へ回動させると、案内位置Dでストッパピン27に第2ソケット25の切欠部26が係合されて、案内位置Dを維持させることができる。そして、この数箇所形成した切欠部26の選択によって案内ロール2を畝法面Aに適した高さに設定できる。
また、この案内ロール2の推進案内において障害物や畦等に当接して大きい抵抗を受けると、この抵抗に基づいて第2ソケット25がばね3に抗して外側へ移動することによりストッパピン27から切欠部26の係合が外れる。このとき、ばね3の付勢力によって第2ソケット25が車輪ブラケット12の回りに上方へ回動されて、案内ロール2が上方の非案内位置Uへ移動されて、畦法面Aの摺接位置から離れて、案内作用が解除される。このため、案内ロール2にはこれ以上の過大の抵抗を受けることなく、構成の安全を図ることができる。しかも、案内ロール2やこの支持機構等は小さく、軽量な形態とすることができる。更に、このような案内位置Dの係止と非案内位置Uへの弾発付勢は同じばね3によって行われるため、構成を簡単化することができる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明の効果に加えて、苗植付作業をする苗植装置13を用いて、ターンテーブル14と共に間欠回転される各苗カップ15に種子を繰出供給する種子繰出装置28をターンテーブル14の中央部上に配置し、苗カップ15に嵌合した漏斗状のスリーブ31の内底部に上端面の外側を高く内側を低く形成したスポンジ状の弾性筒29,30を嵌めると共に、植付嘴16の外周に円盤状の規制板42を取付けることによって、種子繰出装置28から供給される種子を苗カップ15の中央部に落下案内させて苗カップ15の外側へ飛散するのを防止し、下側の開閉蓋32の振動があっても上方への反発力が緩衝されて、スリーブ31から外部への跳ね出しが防止され、圃場に確実に播種することができる。
また、植付嘴16は下動して畝面Bに突き刺さり、その外周に取付けた規制板42が畝面Bに押圧されて、植付嘴16の突入が規制される。従って、植付嘴16によって形成される播種穴を一定深さに形成し、ダイコンのような小さい野菜種子を浅く播種する場合に好適である。
【0008】
【発明の実施の形態】
この発明に係る畝作業機の畝案内装置は、圃場の畝法面に沿って車体走行を案内させながら推進させて対地作業する例えば、苗植機や、施肥播種機、薬剤散布機、その他中耕除草機等の管理作業機として、更には、歩行操作のハンド操作形態の作業機として有効に利用、実施できる。そこで、苗植機に実施した場合を図面に基づいて説明する。
【0009】
苗植車体1は、前端部にエンジン4やミッションケース5を有し、ハンドルフレーム6を後方へ突出させて、後端にハンドル7を有する。このミッションケース5の左右両側部にアクスルハウジング8を有して、この回りに上下回動可能の車輪伝動ケース9を設けて、先端部に車輪10を軸装して伝動駆動し走行できる構成としている。車体1の前端部には、補助車輪11が車輪ブラケット12の左右両側に回転自在に軸装される。これら車輪10,11は畝B両側の溝C部を踏圧して走行しうる。
【0010】
苗植装置13は、苗供給を行うターンテーブル14と、このターンテーブル14の苗カップ15から操出される苗を受けて苗植付を行う植付嘴16等からなり、車輪10の後部上方に配置される。17は苗補給台、18は苗植伝動ケース、19は苗植付嘴16を苗植付軌跡線Eに作動されるための植付リンク機構、20は植付嘴16による苗植付土壌面を培土する培土輪である。
【0011】
案内ロール2は、このような車体1の前端部に取付けられ、補助車輪11の内側乃至この補助車輪11よりも前側に位置して、左右両側部において畝面Bの左右両側の畝法面Aを接圧するように配置される。この案内ロール2は、ロールアーム21の先端に回転自在に設けられて、前記補助車輪11を装着する車輪ブラケット12の周りに回動可能に軸装される。
【0012】
ここで、車体1の前端部にあって畝法面Aを摺接案内する案内ロール2を、この車体1の推進時に案内ロール2が推進抵抗を受けることによって非案内位置Uへ上昇させることを特徴とする畝作業機の畝案内装置の構成として、車体1を畝に沿わせて走行させながら対地作業するとき、前端部の案内ロール2を畝法面Aに摺接させて、車体1の走行推進を案内させる。この案内ロール2の推進案内において障害物や畦等に当接して大きい抵抗を受けると、この抵抗に基づいて案内ロール2が上方の非案内位置Uへ移動されて、畦法面Aの摺接位置から離れて、案内作用が解除される。このため、案内ロール2にはこれ以上の過大の抵抗を受けることなく、構成の安全を図ることができる。しかも案内ロール2やこの支持機構等は小さく、軽量な形態とすることができる。又、畝走行の途中行程で案内ロール2が畝法面の凹凸面等による大きい抵抗を受けたときは、この抵抗によって案内ロール2を浮かせて、畝法面の凹凸面等を一旦逃げて、更に走行作業を継続させることができる。又、案内ロ−ル2が抵抗によって非案内位置Uへ逃げるので、案内ロ−ル2により畝を崩すようなことを防止できる。
【0013】
ここに、案内ロール2の受ける推進抵抗の検出は、センサスイッチのON,OFFによって行う形態とすることもできる。センサスイッチのONによって、電磁的に油圧制御弁を切替えて油圧リフトシリンダを伸縮させ、乃至スイッチを切替えてギヤドモータによりリフトシリンダを伸縮させて、案内ロール2を非案内位置Dへ上昇させる形態とすることもできる。
【0014】
次に、前記案内ロール2は、畝法面Aに対する案内位置Dの係止と、この案内位置Dから上側の非案内位置Uへばね3で弾発付勢し、推進抵抗を受けることによってこの案内位置Dの係止を解除することを特徴とするもので、案内ロール2による畝法面Aへの摺接案内位置Dは、ばね3の弾発によって係止されると共に、この案内位置Dにおいても常時ばね3により非案内位置Uへ弾発されている。このため、案内ロール2が作業中に大きい推進抵抗を受けることによって、案内位置Dの係止が解除されて、非案内位置Uへ上昇される。従って、このような案内位置Dの係止と非案内位置Uへの弾発付勢は同じばね3によって行われるため、構成を簡単化することができる。
【0015】
ここに、前記車輪ブラケット12は車体1の前端部に固定されて、丸チューブ形態で横方向にして設けられて、左右両端部の第1ソケット22に上下動可能の補助車輪11の支持杆23が挿通されて、ピン24の抜き挿しで補助車輪11の高さを調節できる構成としている。この第1ソケット22の内側に前記ロールアーム21の第2ソケット25を嵌合させて、この車輪ブラケット12の方向へ摺動自在で、かつブラケット12周りに回動自在に設ける。そしてこれら第1ソケット22,第2ソケット25間にばね3を設けて、第2ソケット25を車体1の内側へ張圧し、かつ案内ロール2が上方へ回動するように張圧させている。この第2ソケット25の内側端縁には切欠部26が形成されて、該ばね3の押圧で車輪ブラケット12に固定のストッパピン27に係合することができる。
【0016】
この切欠部26は、数箇所に形成されて、ストッパピン27に対する係合によって案内ロール2の案内位置Dの高さを調節できる。又、これら切欠部26とストッパピン27との係合は、案内ロール2が一定以上の推進抵抗を受けることによって、第2ソケット25がばね3に抗して外側へ移動できるように滑りうる形態に構成されている。この第2ソケット25の移動によって切欠部26がストッパピン27から外れるとばね3の回動力で案内ロール2が上方へ回動される。
【0017】
このため、案内ロール2を畝法面Aに摺接させた案内位置Dにおくときは、作業者が手でロールアーム21をばね3に抗して下方へ回動させると、案内位置Dでストッパピン27に第2ソケット25の切欠部26が係合されて、案内位置Dを維持させることができる。この切欠部26の選択によって案内ロール2を畝法面Aに適した高さに設定できる。
【0018】
次に作業中に案内ロール2が障害物に当接すると、この圧力によってロールアーム21及び第2ソケット25がばね3に抗して下側へ回動させて、ストッパピン27から切欠部26の係合が外れる。このときばね3のトルク圧力によって第2ソケット25が車輪ブラケット12の回りに上方へ回動されて、案内ロール2が案内位置Dから非案内位置Uへ一気に回動されて、障害物に対する当接位置から逃げることができる。
【0019】
図4、図5に基づいて上例と異なる点を説明する。前記苗植機の苗植装置13を用いて、播種作業を行う播種機とするもので、苗植装置13の苗カップ15に繰出落下供給する種子繰出装置28を設けると共に、ターンテーブル14の各苗カップ15の底部にはスポンジ形態の材質からなる弾性筒29,30を設けて、繰出装置28から供給される種子が苗カップ15の外側へ飛散するのを防止する。
【0020】
種子繰出装置28は、ターンテーブル14の中央部上に配置されて、このターンテーブル14と共に間欠回転される各苗カップ15に、所定粒毎の種子を繰出供給する構成としている。この各苗カップ15には漏斗状のスリーブ31を嵌合し、この内底部にスポンジ状の弾性筒29,30を二重にて嵌挿する。この弾性筒29,30は下端を苗カップ15の底部の開閉蓋32の上面に接近させる。この開閉蓋32は一側に開閉ヒンジ33を有し、ターンテーブル14の旋回に伴って、苗カップ15が植付嘴16の直上に位置したとき、この開閉蓋32を支持案内するガイドレール34から外れてヒンジ33回りに下方回動して、底面を開放し、この弾性筒29,30内の種子35を落下して、植付嘴16内へ供給することができる。
【0021】
このような弾性筒29,30は、スポンジ状マットを筒状に形成したもので、上端面は外側の筒29で高く形成し、内側の筒30で低く形成して、種子を中央部に落下案内させる。又、スリーブ31自体をこれら弾性筒29,30と同様に弾性体で構成することもできる。
【0022】
このような苗カップ15の内部構成であるため、種子35が落下供給されたり、下側の開閉蓋32の振動等であっても上方への反発力が緩衝されて、スリーブ31から外部への跳ね出しが防止され、圃場に確実に播種することができる。
図6、図7に基づいて上例と異なる点は、前記開閉蓋32の開閉位置36に開閉のタイミングを調節する開閉アーム37を設け、この開閉アーム37を苗カップ15の旋回方向の前後に移動調節して、開閉蓋32の上下揺動を少くすることができる。即ち、前記苗カップ15底部の開閉蓋32を摺動案内させるガイドレール34には、植付嘴16の直上に位置してこの開閉蓋32の開きうる開閉位置36が形成されるが、この開閉位置36には、横側から回動して出入りする開閉アーム37が設けられる。この開閉アーム37は基部をアーム軸38の回り回動自在に支持されて、カム39を有するアーム40の揺動によって回動される。このアーム40の角度によって開閉アーム37の回動角度が大R1,小R2に変更調節される。
【0023】
このような開閉アーム37の開閉位置36への突出によって開閉蓋32の開くタイミングが異なるため、植付嘴16の上死点位置に対するタイミングを調節することができる。開閉蓋32が開くときは、ガイドレール34の終端41から外れたのち開閉アーム37に受け継がれて、更にこの開閉アーム37の回動によって、このアーム37上から外れたときヒンジ33回りに下動される。このため、この開閉アーム37の回動によって開閉蓋32の上下揺動量は、回動角度が大きいR1ほど小さくなり、小さいR2ほど大きく揺動される。
【0024】
図8、図9に基づいて上例と異なる点を説明する。前記植付嘴16を用いて播種作用を行わせる形態において、この植付嘴16の外周に円盤状の規制板42を取付けて、この植付嘴16によって形成される土壌面上の播種穴43を一定深さに形成させるものである。
【0025】
植付嘴16は植付リンク機構19によって所定の苗植付軌跡線Eに沿って作動される。上死点部の植付嘴16は閉鎖状態にあって、前記繰出装置28から苗カップ15を介して繰出供給される種子35を受ける。この種子35を受けた植付嘴16は下動して畝面Bに突き刺されて、この外周面に一体の規制板42が畝面Bに押圧されて、これ以上の植付嘴16の突入を規制される。このため植付嘴16によって形成される播種穴43を一定深さに形成する。ダイコンのような小さい野菜種子を浅く播種する場合にはより好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 苗植機の側面図。
【図2】 その案内ロール部の斜視図。
【図3】 その作業状態を示す正面図。
【図4】 一部別実施例を示す播種機の側面図。
【図5】 その種子供給部の側面図と、一部の斜視図。
【図6】 一部別実施例を示す苗カップの開閉蓋部の斜視図。
【図7】 その作用を示す側面図。
【図8】 植付嘴の作動を示す側面図。
【図9】 その一部の側面図と、平面図。
【符号の説明】
1 車体
2 案内ロール
3 ばね
4 エンジン
5 ミッションケース
6 ハンドルフレーム
7 ハンドル
9 車輪伝動ケース
10 車輪
11 補助車輪
12 車輪ブラケット
13 苗植装置
14 ターンテーブル
15 苗カップ
16 植付嘴
21 ロールアーム
22 第1ソケット
23 支持杆
25 第2ソケット
26 切欠部
27 ストッパピン
28 種子繰出装置
29 弾性筒
30 弾性筒
31 スリーブ
32 開閉蓋
33 開閉ヒンジ
34 ガイドレール
42 規制板
A 畝法面
B 畝面
D 案内位置
U 非案内位置

Claims (2)

  1. 車体(1)の前端部に設けたエンジン(4)及びミッションケース(5)と、該ミッションケース(5)の左右両側部に上下回動自在に設けた車輪伝動ケース(9)の先端部に設けた駆動される車輪(10)と、車体(1)の前端部に設けた車輪ブラケット(12)の左右両側に回転自在に設けた補助車輪(11)と、後方へ突出させたハンドルフレーム(6)の後端に設けたハンドル(7)を装備した畝作業機において、車輪ブラケット(12)の左右両端部に設けた第1ソケット(22)に補助車輪(11)の高さを調節できるように補助車輪(11)の支持杆(23)を挿通して上下位置調節自在に設け、ロールアーム(21)の先端に回転自在に設けられた案内ロール(2)を補助車輪(11)の内側乃至この補助車輪(11)よりも前側に位置して、畝面(B)の左右両側の畝法面(A)に接するように配置し、該ロールアーム(21)の第2ソケット(25)を前記第1ソケット(22)の内側の車輪ブラケット(12)に嵌合させて、該ロールアーム(21)を車輪ブラケット(12)に摺動自在でかつ車輪ブラケット(12)周りに回動自在に設け、第2ソケット(25)を車体(1)の内側へ付勢し、かつ案内ロール(2)が上方へ回動するように付勢するばね(3)を第1ソケット(22)と第2ソケット(25)間に設け、第2ソケット(25)の内側端縁に切欠部(26)を形成して、該ばね(3)の押圧で車輪ブラケット(12)に固定したストッパピン(27)に係合する構成とし、該切欠部(26)を数箇所形成して、何れかの切欠部(26)をストッパピン(27)に係合することにより案内ロール(2)の案内位置(D)の高さを調節自在に構成すると共に、該切欠部(26)とストッパピン(27)の係合は、案内ロール(2)が一定以上の推進抵抗を受けることによって、第2ソケット(25)がばね(3)に抗して外側へ移動することにより外れて、ばね(3)の付勢力で案内ロール(2)が非案内位置(U)へ上昇することを特徴とする畝作業機。
  2. 苗供給を行うターンテーブル(14)の苗カップ(15)から操出される苗を受けて苗植付を行う植付嘴(16)からなる苗植装置(13)を車輪(10)の後部上方に配置し、ターンテーブル(14)と共に間欠回転される各苗カップ(15)に種子を繰出供給する種子繰出装置(28)をターンテーブル(14)の中央部上に配置し、苗カップ(15)の底部に開閉蓋(32)を設け、該開閉蓋(32)は一側に開閉ヒンジ(33)を有し、ターンテーブル(14)の旋回に伴って、苗カップ(15)が植付嘴(16)の直上に位置したとき、この開閉蓋(32)を支持案内するガイドレール(34)から外れて開閉ヒンジ(33)回りに下方回動して、底面を開放する構成とし、苗カップ(15)に嵌合した漏斗状のスリーブ(31)の内底部に上端面の外側を高く内側を低く形成したスポンジ状の弾性筒(29,30)を嵌めると共に、植付嘴(16)の外周に円盤状の規制板(42)を取付けたことを特徴とする請求項1に記載の畝作業機。
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