JP4728192B2 - 軸流タービン及びその入口構造 - Google Patents

軸流タービン及びその入口構造

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Description

本発明はタービンロータの軸方向に作動流体を流通させてエネルギーを得る軸流タービン、及びこの軸流タービンへ作動流体を導入する軸流タービンの入口構造に関する。
軸流タービンは、軸方向に複数の翼列が取り付けられたタービンロータと、このタービンロータの外周に形成された環状流路(環帯部)とを有しており、この環状流路に作動流体を流通させることによってタービンロータ上の複数の翼列と衝突させ軸駆動力を得ている。
軸流タービンの効率を向上させるには上記の環状流路に作動流体を均一に導入することが重要であり、作動流体を環状流路に導く役割を有する軸流タービンの入口構造には様々な工夫が施されている。このような軸流タービンの入口構造にはタービンロータの回転軸心に向かって作動流体を直角に導入するものがある。そして、この種の軸流タービンの入口構造を採用しているものの中には、作動流体が環状流路の入口へ向かう経路に流体を分散させる板(分流板)を設けることにより流れを整え、環状流路に導入される作動流体の流量の均一化を図ってタービン効率を改善したものがある(特許文献1等参照)。
特開平9−158703号公報
ところが、上記のような技術では、分流板の設置箇所に至るまでに流路中心線と直交する面において作動流体が均一に分布しているとは限らず、その分布が不均一な場合も考慮すると、環状流路へ作動流体を均一に導入するには分流板を設置するだけでは不充分である。また、上流からの作動流体の流れの分布によっては分流板が抵抗として作用して圧力損失が増大し、タービン効率が低下する場合もある。
本発明の目的は環状流路に作動流体を均一に導入することができる軸流タービン及びその入口構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、タービンロータの軸方向に作動流体を流通させて回転動力を得る軸流タービンにおいて、前記タービンロータの外周側から前記タービンロータを覆い、前記タービンロータとの間に作動流体を流通させる環状流路を形成するケーシングと、前記環状流路に導入される作動流体を流通させる流路である導入管と、この導入管と接続され流路中心線が前記タービンロータの回転軸心と直交する方向に変更されるように形成された曲がり部、及びこの曲がり部と連続して設けられ前記環状流路と接続して前記環状流路に作動流体を分配する分配部を有する分配室とを備え、前記曲がり部は、前記導入管との接続部における流路中心線の方向が当該接続部における前記導入管の流路中心線の方向と一致するように前記導入管と接続されており、前記分配室は、前記分配室の流路中心線に直交する面と前記タービンロータの回転軸心に直交する面の交線方向における流路幅が、前記分配室の流路中心線の方向に沿って前記曲がり部における前記導入管との接続部から単調に拡大するように形成されているものとする。
本発明によれば、分配室の流路中心線と直交する面において作動流体を均一に分布させることができ作動流体を環状流路に均一に導入することができるので、タービン効率を向上させることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書に記載する「平行」、「直角(直交)」及び「対称」という表現は、厳密な平行、直角、対称関係を限定するものではなく、製作公差・設計公差、或いはこれらの累積による誤差等の範囲を許容するものである。
まず、本発明の第1の実施の形態を図1から図6を用いて説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態である軸流タービンを備える火力発電プラントのシステムを模式的に示す図であり、図2は図1に示した火力発電プラントにおける低圧タービンの側面図であり、図3は図2に示した低圧タービンにおける初段静翼付近の拡大図である。
図1に示す火力発電プラントは、高圧タービン1と、中圧タービン2と、低圧タービン3とを備えている。低圧タービン3は軸方向に作動流体を流通させて回転動力を得るタービンロータ4を備えており、高圧タービン1及び中圧タービン2のロータはタービンロータ4と同一軸上に配置されている。
高圧タービン1には作動流体(蒸気)を流通させる導入管5及び導入管6が接続されている。導入管5は作動流体流通方向の上流側において蒸気発生源(図示せず)と接続されており、高圧タービン1に蒸気を導入している。導入管6には高圧タービン1で仕事をした蒸気が排出されており、この導入管6は作動流体流通方向の下流側において高圧タービン1から排出された蒸気を再加熱する再熱器(図示せず)と接続されている。
中圧タービン2には導入管7及び導入管8が接続されている。導入管7は作動流体流通方向の上流側において上記の再熱器と接続されており、再加熱した蒸気を中圧タービン2に導入している。導入管8には中圧タービン2で仕事をした蒸気が排出されており、この導入管8は作動流体流通方向の下流側において低圧タービン3と接続されている。また、この導入管8は、低圧タービン3に至る経路においてその流路中心線がタービンロータ4の回転軸心Oと平行に配置される平行部9、及び低圧タービン3と接続して低圧タービン3に作動流体を分配する分配室20(後述)を有している。
低圧タービン3は、分配室20(後述)を介して導入されてタービンロータ4に対して仕事をした蒸気を復水器(図示せず)へ導入している。なお、図中の矢印10は復水器への蒸気の流れを示している。
次に、図2を用いて本発明の第1の実施の形態である低圧タービン3の構成を詳しく説明する。図2において、低圧タービン3は、タービンロータ4と、タービンロータ4をその外周側(径方向外側)から覆い、タービンロータ4との間に作動流体を流通させる環状流路(環帯)11を形成する内ケーシング12と、内ケーシング12を外側(タービンロータ4の径方向外側)から覆う隔壁であって、内ケーシング12との間に真空に保持される空間を形成する外ケーシング13と、環状流路11に導入される作動流体を流通させる流路であって、その流路中心線14がタービンロータ4の回転軸心Oと平行に配置された平行部9を有する導入管8と、導入管8の平行部9と接続部15において接続され流路中心線16がタービンロータ4の回転軸心Oと直交する方向に変更されるように形成された曲がり部17、曲がり部16と連続して設けられ環状流路11と接続して環状流路11に作動流体を分配する分配部18、及び分配部18内に設けられるとともに環状流路11の作動流体流通方向上流側に配置され環状流路11に流入する前の作動流体が流通される流路を狭める絞り部19を有する分配室20とを備えている。
タービンロータ4は、タービンロータ4の周方向に環状に配列された動翼21を有しており、このような環状の動翼21の列である動翼列22がタービンロータ4の軸方向に所定の間隔を介して複数設けられている。動翼列22の配置は分配室20の位置を基準としてタービンロータ4の両端部に向かってそれぞれ対称に形成されており、動翼列22を構成する動翼21の長さは分配室20から離れるにつれて大きくなっている。
環状流路11内には、上記の動翼21に加え、動翼21と対になってタービン段落を形成する静翼23が内ケーシング11によって保持されている。静翼23は動翼21と同様にタービンロータ4の軸方向に複数の静翼列24を形成し、静翼列24はタービンロータ4の軸方向に沿って動翼列22と交互に設けられている。本実施の形態における初段静翼23aは、図2及び図3(a)に示すように、環状流路11の入口近傍にタービンロータ4の回転軸に対して放射状に設けられているが、このような配置に代えて図3(b)に示すように分配室20内の絞り部19に初段静翼23aを設けても良い。このように構成すると、環状流路11に流入する直前の作動流体に対して均一な旋回成分を付与することができる。なお、この場合は環状流路11内における最初の翼は動翼21aとなる。
次に図4及び図5を用いて分配室20について詳しく説明する。
図4は図2に示した低圧タービンにおける分配室付近を示す図であり、図5は図2に示した低圧タービンにおける分配室の斜視図である。図4(a)は分配室20をタービンロータ4の軸方向からみた立面図であり、図4(b)分配室20の断面をタービンロータ4の軸と直交する方向からみた断面図である。なお、先の図と同じ部分には同じ符号を付して説明は省略し、後の図についても同様とする。
分配室20は、曲がり部17及び分配部18を有し、流路中心線16に直交する面Sとタービンロータ4の回転軸心Oに直交する面Uの交線L方向における流路幅Wが、曲がり部17が開始する接続部15から分配室20の流路中心線16の方向に沿って単調に拡大するように形成されている。
流路中心線16は、分配室20の曲がり部17及び分配部18によって形成される流路の中心に位置する線である。ここで流路中心線16上の点を接続部15からタービンロータ4方向に向かって順番に、図5に示すように、A点〜F点と定義する。流路中心線16の始点であるA点は接続部15における流路中心点であり、終点であるF点は分配室20の長手方向(図4(a)の紙面上における上下方向)において接続部15と反対側に位置する端部(図4(a)の紙面上における下端部)である。
曲がり部17は、本実施の形態において、導入管8と接続されているA点(接続部15)から開始し、分配部19と接続されるE点で終了している。曲がり部17は上記のように流路中心線16がタービンロータ4の回転軸心Oと直交する方向に変更されるように形成されているため、A点における流路中心線16の方向は、導入管8の流路中心線14と同様に、タービンロータ4の回転軸心Oと平行な方向になっており、E点における流路中心線16の方向は、分配部18の流路中心線16と同様に、タービンロータ4の回転軸心Oと直交する方向になっている。
分配部19は、E点において曲がり部17と接続されており、その流路中心線16はタービンロータ4の回転軸心Oと直交している。分配部18にはタービンロータ4が貫通しており、タービンロータ4の径方向外側には所定の間隔を介して環状に絞り部19が設けられている。絞り部19からタービンロータ4の径方向内側に続く環状の流路は、流路面積が絞り部19の流路面積より拡大されており、絞り部19を通過した作動流体の速度を低減させて作動流体を環状流路11へ均一に導入するように構成されている。
面Sは、流路中心線16上の位置に応じて個別に定義される面である。以下において、流路中心線16上に上記のように定義した各点(図5のA点〜F点)における面Sを表す際には、例えばA点における面は面Saというように、各点を示す符号の小文字をSの添字にして示す。
交線Lは、面Sと面Uの交線によって定義され、本実施の形態においてはタービンロータ4の回転軸心Oと流路中心線16を含む面に直交する線として一義的に決定される。ここで、図5において、E点における面Se、面U、及び交線Lを例示する。なお、厳密には接続部15(A点)において流路中心線16に直交する面Saと面Uは同一となるので交線Lは形成されないが、この場合も他の場合と同じ方向を交線Lの方向とする。
流路幅Wは分配室20の交線L方向における流路幅である。流路幅Wについても、面Sと同様に、流路中心線16上に定義した各点(図5のA点〜F点)における流路幅Wを表す際には、各点を示す符号の小文字をWの添字にして示す。本実施の形態における流路幅Wは、流路中心線16上のA点(接続部15)における流路幅Wa(導入管8の流路径)を最小値として、流路中心線16に沿ってB点、C点と進むごとに徐々に拡大し、タービンロータ4の回転軸心Oを含む面において最大値となっている。このように最大値となった流路幅Wは、更に流路中心線16の終点であるF点の方向(接続部15と反対の方向)に向かうにつれて、最大値からゼロになるまで徐々に縮小する。このように、本実施の形態における分配室20は、流路中心線16に直交しかつ回転軸心Oを含む面より下方に位置する下半部において、流路中心線16の終点を頂点とした下に凸状の曲面を形成している。
また、本実施の形態における分配室20の流路断面の形状(面Sの形状)は、接続部15(A点)において導入管8の断面形状と同じ円形状(第1断面形状)となっている一方で、タービンロータ4近傍のE点においては矩形(第2断面形状)となっており、流路中心線16上のA点とE点で断面形状を比較するとその変化は著しい。このように分配室20の上流側と下流側で断面形状の変化が激しい場合には、流路中心線16の方向において連続的に断面形状を変化させることによって、流路中心16方向における形状変化の割合を和らげると良い。このように断面形状の変化の割合を和らげると、急激な断面形状の変化が緩和されて、作動流体による圧力損失が流路内で発生することが抑制されるので、作動流体を効率よく環状流路11に導くことができる
ところで、このような面Sの形状を決定する1つの手段として、いわゆる超楕円を利用する方法がある。ここで、流路中心線16上の任意の点Pにおける面Spを考え、そのP点における交線L方向にx軸を設定し、面Sp上に含まれ交線Lと直交する直線方向にy軸を設定し、流路幅Wpを2a,流路幅Wpと直交する流路幅を2b(a≧b)とすると、超楕円は下記の式(1)で表すことができる。
Figure 0004728192
上記式(1)は、指数nが「n=2」のときは楕円を表し、「n→ ∞(無限大)」のときは矩形を表す。したがって、この式(1)を利用して、面Saから面Seへ向かうに伴って指数nを2から無限大まで増加することにより断面形状を決定すれば、円から矩形への形状変換を滑らかに行うことができる。なお、断面形状を決定する方法は上記の超楕円を利用するのみに限られず、例えば、いわゆるCAD等を用いてコンピュータによって求めることも勿論可能である。
次に、上記のように構成される本実施の形態の軸流タービンの作用及び効果を説明する。
まず、本実施の形態の効果の理解を容易にするために、本実施の形態と異なる構造を有する2種類の軸流タービンについて図6を用いて説明する。
図6は本発明の第1の実施の形態の比較例である2種類の軸流タービンの分配室付近を示す図である。
図6(a)に示す分配室60は、本実施の形態の第1の比較例であり、本実施の形態同様、タービンロータ4の回転軸心Oに向かって作動流体を導入している。この分配室60は、作動流体が環状流路11へ向かう経路に作動流体を分散させる複数の分流板61を有しており、この分流板61により作動流体の流れを整え、環状流路11に導入される作動流体の流量の均一化を図っている。ところが、この種の技術では、分流板61の設置箇所に至るまでに流路中心線62と直交する面上において作動流体が均一に分布しているとは限らず、その分布が不均一な場合も考慮すると、環状流路11へ作動流体を均一に導入するには分流板61を設置するだけでは不充分である。また、上流からの作動流体の流れの分布によっては分流板61が抵抗として作用して圧力損失が増大し、タービン効率が低下する場合もある。また、環状流路11に導入される流量が均一になるように分流板61を適宜成形し、それを軸流タービンの分配室60に取り付ける手間も生じてしまう。
また、図6(b)に示す分配室70は本実施の形態の第2の比較例であり、本実施の形態と異なり、タービンロータ4の回転軸心Oと異なる位置に作動流体を導入している。この分配室70は、その流路中心線72がタービンロータ4の回転軸心Oからずれるように取り付けられた導入管71を有しており、この構造により分配室70内の作動流体に回転軸心Oを中心とした旋回流れを与え、作動流体を環状流路11へ均一に導入することを図っている。しかし、この種の導入方式は、分配室70内を旋回するための速度成分を作動流体に与えるので、図6(a)に示した方式と比較して環状流路11への作動流体の流入速度が速くなる傾向があり、環状流路11へ流入する際に生じる圧力損失を低減するには流入速度の制御に充分配慮する必要が生じる。また、図に示すように作動流体は環状流路11の接線に対して入射角αをもって環状流路11へ流入するため、流入の際に流路を構成する部材との摩擦が生じて圧力損失は更に大きくなってしまう。
これらの比較例に対し、本実施の形態の軸流タービンは、流路中心線16がタービンロータ4の回転軸心Oと直交する方向に変更されるように形成された曲がり部17、及びこの曲がり部17と連続して設けられ環状流路11に作動流体を分配する分配部18を有し、流路中心線16に直交する面Sとタービンロータ4の回転軸心Oに直交する面Uの交線L方向における流路幅Wが、流路中心線16の方向に沿って曲がり部17から単調に拡大するように形成される分配室20を備えている。
このように交線L方向における流路幅Wが曲がり部17が開始されるA点から流路中心線16の終点の方向に向かって単調に拡大するように分配室20を形成すると、曲がり部17で生じる2次流れ渦40(図5中の各面S上に示した矢印参照)によって流路幅W方向に作動流体が拡散するので、作動流体を面S上に均一に分布させることができる。このように面S上に均一に分布された作動流体は、分配室20内を分散しながら環状流路11へ導入されるので、上記の図6(a)に示した比較例のような構成から成る軸流タービンと比較して作動流体をより均一に環状流路11へ導入することができる。従って、本実施の形態の軸流タービンは図6(a)に示したものと比較してタービン効率が向上する。
また、本実施の形態の軸流タービンは、分流板61のような特別な部材を分配室20内に取り付けることなくその効果を奏するので、そのような部材による圧力損失が発生することはなく、その製造も容易である。更に、図6(b)に示した導入方式を採用した軸流タービンのように、回転軸心O周りに旋回させるための速度成分は作動流体に積極的に付与されないので、作動流体の速度増大等によって圧力損失が発生することも抑制することができる。
なお、上記においては、特に顕著な効果を発揮する実施の形態として、分配室20の曲がり部17が導入管8の平行部9と接続されている軸流タービンを例に挙げて説明してきたが、上記のような効果が得られる実施の形態はこれのみに限られない。即ち、タービンロータ4の回転軸心Oと流路中心線16を含む平面上に流路中心線を有する導入管を設け、この導入管と分配室20を曲がり部17を介して接続すれば、曲がり部17で曲がりながら流路幅Wが拡大される分配室が構成されるので、上記の実施の形態と同じ原理を作動流体に作用させることができる。従って、作動流体を面S上に均一に分布させることができ、タービン効率を向上させることが可能である。
また、本実施の形態の分配室20は、回転軸心Oにおいて流路幅Wが最大となるように構成されているが、流路幅Wが最大値をとる位置が回転軸心Oと異なるように分配室20を構成しても、流路中心線16に直交する面において作動流体を均一に分布させることができる。
さらに、上記の説明においては、火力発電プラントにおいて最終段タービンを構成するタービン(いわゆる低圧タービン)に本発明を適用した場合について説明してきたが、プラント内で低圧タービンの作動流体流通方向の上流側に設けられる他のタービン(いわゆる、高圧タービンや中圧タービン等)の分配室にも適用することができる。
次に、分配室20の流路面積の変化に着目した実施の形態を本発明の第1の実施の形態の第1変形例及び第2変形例とし、これらについて説明する。
まず初めに、第1変形例を図7を用いて説明する。
本実施の形態における分配室20は、流路中心線16に直交する面Sの流路面積が、接続部15(A点)から流路中心線16の終点(F点)方向に向かうにつれて拡大するように形成されている。なお、他の部分は第1の実施の形態の軸流タービンと同じように構成されており、各部分の説明は省略する。
図7は本実施の形態の分配室20の流路面積の変化を表す図である。図の縦軸は面積の大きさを示し、流路中心線16上のA点における面Saの面積を1とした場合の比で面積を表している。また、図の横軸は流路中心線16上におけるA点からの距離を示し、横軸上に付した符号は流路中心線16上の各点(A点〜E点)に対応している。
図7において、分配室20の流路面積は、A点から下流側に向かって拡大するように変化しており、下流側に向かうにつれてその拡大率が低減している。このように流路面積が変化するように分配室20を構成すると、環状流路11へ向かう作動流体の流速を徐々に低減することができ、環状流路11近傍における作動流体の運動量を小さくすることができる。これにより作動流体が環状流路11に流入する際に回転軸心O周りに旋回させるような速度成分が付与されることが低減でき、作動流体が環状流路11に均一に導入され易くなるので、タービン効率をさらに向上させることができる。
次に、第2変形例を図8を用いて説明する。
本実施の形態は、上記の第1変形例を改良したものであり、分配室20の流路断面積の値以外は第1変形例と同じ構成から成り立っている。本実施の形態における分配室20は、流路中心線16に直交する面Sの流路面積が、曲がり部17が始まる接続部15から流路中心線16に沿って絞り部19に至るまでに絞り部19における流路面積Tになるように形成されている。ここで、絞り部19における流路面積Tとは、絞り部19においてタービンロータ4の回転軸心O回りに形成することができる円筒形状の流路の面積である。
図8は本実施の形態の原理を示す図である。図8において、G点は流路中心線16上の点であり、絞り部19はこのG点で形成される面Sgと接している。図8(a)に示す分配室20Aは、A点からG点に至るまでに面Sの面積が絞り部19の流路面積Tに満たないように構成されており、図8(b)に示す分配室20Bは、A点からG点に至るまでに面Sの面積が絞り部19の流路面積Tに達するように構成されている。
分配室20Aのように流路を構成すると、環状流路11に至る直前の流路面積が絞り部19の流路面積Tより小さくなるので、G点から下流に向かうほど作動流体が小さい角度で環状流路11に流入する傾向が強くなり、環状流路11に均一に流入することを抑制してしまう。これに対して、分配室20Bのように流路を構成すると、環状流路11に至る直前の流路面積が絞り部19の流路面積Tより大きくなるので、作動流体が環状流路11に流入する際に回転軸心Oに向かって流入する傾向(大きい角度で流入する傾向)が強くなり、環状流路11に均一に流入することを促進する。
従って、本実施の形態のように、面Sの流路面積が曲がり部17が始まる接続部15から流路中心線16に沿って絞り部19に至るまでに絞り部19における流路面積Tになるように分配室20を形成すると、タービン効率を一層向上させることができる。なお、A点からG点に至るまでの面Sの面積は絞り部19の流路面積Tより大きければ大きいほど好ましく、面Sの面積が大きくなればなるほど環状流路11に対して均一に作動流体を導入することができる。
続いて、本発明の第2の実施の形態を図9及び図10を用いて説明する。
本実施の形態は、第1の実施の形態と異なり、原子力発電プラントの軸流タービンに本発明を適用したものである。
図9は本発明の第2の実施の形態である軸流タービンを備える原子力発電プラントのシステムを模式的に示す図であり、図10は図9に示した原子力発電プラントにおける低圧タービンの分配室付近を示す図である。
図9に示す原子力発電プラントは、高圧タービン81と、2つの低圧タービン82a,82bと、これらタービン81,82a,82bを中心として両側に配置される2つの湿分分離加熱器83a,83bとを備えている。低圧タービン82aは軸方向に作動流体を流通させて回転動力を得るタービンロータ84aを備えており、高圧タービン81及び低圧タービン82bのロータはタービンロータ84aと同一軸上に配置されている。
高圧タービン81には作動流体(蒸気)を流通させる導入管85及び2つの導入管86a,86bが接続されている。導入管85は、作動流体流通方向の上流側において蒸気発生源(図示せず)と接続されており、高圧タービン81に蒸気を導入している。導入管86a,86bには高圧タービン81で仕事をした蒸気が排出されており、この2つ導入管86a,86bは作動流体流通方向の下流側においてそれぞれ湿分分離加熱器83a,83bと接続されている。
湿分分離加熱器83aには作動流体を流通させる導入管87a及び導入管88aが接続されており、これと同様に、湿分分離加熱器83bには導入管87b及び導入管88bが接続されている。湿分分離加熱器83a,83bは、導入管86a,86bによって供給された作動流体に含まれている湿分を分離して作動流体から湿分を除去し、この湿分が除去された作動流体を加熱している。このように加熱された作動流体は、導入管87a,87b及び導入管88a,88bを介して低圧タービン82a,82bに導入される。
低圧タービン82aには導入管87a,87bが接続されており、これと同様に、低圧タービン82bには導入管88a,88bが接続されている。導入管87a,87bは、湿分分離加熱器83a,83bから低圧タービン82aに至る経路においてその流路中心線がタービンロータ84aの回転軸心と平行に配置される平行部90a,90bを有している。平行部90a,90bは、それぞれ、タービンロータ84aの回転軸心Oに対して線対称になるように分配室100aと接続されている。また、導入管88a,88bは、導入管87a,87bと同様に、平行部92a,92bを有しており、この平行部92a,92bを介して分配室100bと接続されている。
図10において、分配室100aは、2つの導入管87a,87bと接続されており、タービンロータ84aの回転軸心Oに対してその形状が線対称になるように第1の実施の形態における分配室20を2つ結合させたような形状から構成されている。
また、この分配室100aは、導入管87a,87bの平行部90a,90bと接続部94a,94bにおいて接続され流路中心線95a,95bがタービンロータ84aの回転軸心Oと直交する方向に変更されるように形成された曲がり部91a,91b、曲がり部91a,91bと連続して設けられ環状流路11と接続して環状流路11に作動流体を分配する分配部96a,96b、及び分配部96a,96b内に設けられるとともに環状流路11の作動流体流通方向上流側に配置され環状流路11に流入する前の作動流体が流通される流路を狭める絞り部19を有しており、これら構成要素によって、接続部94a,94bからそれぞれ環状流路11に接続して環状流路11に作動流体を分配する2つの流路であって、タービンロータ84aの周辺で互いに結合している2つの流路98a,98bを形成している。
流路98aは、その流路中心線96aに直交する面Sとタービンロータ84aの回転軸心Oに直交する面の交線L方向における流路幅Wが、流路中心線96aの方向に沿って曲がり部91aから単調に拡大するように形成されている。ここで、流路98bは流路98aと同様に構成されているのでその説明は省略する。なお、分配室100bは、上記において説明した分配室100aと同様に構成されており、各部分の説明は省略する。
このように軸流タービンを構成すれば、本発明は上記のように分配室に導入管が2つ接続されている場合にも適用可能であり、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、第1の実施の形態の第1及び第2変形例で説明したように軸流タービンを構成すれば、それらと同様の効果が得られることは言うまでもない。
なお、本実施の形態では導入管が2つ接続されているものを取り上げて説明したが、分配室に3つ以上の導入管が接続されている場合にも本発明は適用可能である。このような場合には、分配室に導入管が接続する位置を回転軸心Oを基準として点対称に配置し、各導入管との接続部から曲がり部を介して環状流路11へ向かって流路幅が単調に拡大するように各流路を形成し、このように形成した各流路をタービンロータ付近で結合させて分配室を構成すれば良い。
本発明の第1の実施の形態である軸流タービンを備える火力発電プラントのシステムを模式的に示す図である。 本発明の第1の実施の形態である軸流タービンの側面図である。 図2に示した軸流タービンにおける初段静翼付近の拡大図である。 図2に示した軸流タービンにおける分配室付近を示す図である。 図2に示した軸流タービンにおける分配室付近の斜視図である。 本発明の第1の実施の形態の比較例である2種類の軸流タービンの分配室付近を示す図である。 本発明の第1の実施の形態の第1変形例である軸流タービンの分配室20の流路面積の変化を表す図である。 本発明の第1の実施の形態の第2変形例の原理を示す図である。 本発明の第2の実施の形態である軸流タービンを備える原子力発電プラントのシステムを模式的に示す図である。 本発明の第2の実施の形態である軸流タービンの分配室付近を示す図である。
符号の説明
L 面Sと面Uの交線
O 回転軸心
S 流路中心線16に直交する面
T 絞り部19における流路面積
U 回転軸心Oに直交する面
W 交線L方向における流路幅
3 低圧タービン
4 タービンロータ
8 導入管
9 平行部
11 環状流路
13 外ケーシング
14 流路中心線
15 接続部
16 流路中心線
17 曲がり部
18 分配部
19 絞り部
20 分配室
22 動翼列
24 静翼列
82 低圧タービン
87 導入管
90 平行部
91 曲がり部
95 流路中心線
96 分配部
98 流路
100 分配室

Claims (12)

  1. タービンロータの軸方向に作動流体を流通させて回転動力を得る軸流タービンにおいて、
    前記タービンロータの外周側から前記タービンロータを覆い、前記タービンロータとの間に作動流体を流通させる環状流路を形成するケーシングと、
    前記環状流路に導入される作動流体を流通させる流路である導入管と、
    この導入管と接続され流路中心線が前記タービンロータの回転軸心と直交する方向に変更されるように形成された曲がり部、及びこの曲がり部と連続して設けられ前記環状流路と接続して前記環状流路に作動流体を分配する分配部を有する分配室とを備え、
    前記曲がり部は、前記導入管との接続部における流路中心線の方向が当該接続部における前記導入管の流路中心線の方向と一致するように前記導入管と接続されており、
    前記分配室は、前記分配室の流路中心線に直交する面と前記タービンロータの回転軸心に直交する面の交線方向における流路幅が、前記分配室の流路中心線の方向に沿って前記曲がり部における前記導入管との接続部から単調に拡大するように形成されていることを特徴とする軸流タービン。
  2. タービンロータの軸方向に作動流体を流通させて回転動力を得る軸流タービンにおいて、
    前記タービンロータの外周側から前記タービンロータを覆い、前記タービンロータとの間に作動流体を流通させる環状流路を形成するケーシングと、
    前記環状流路に導入される作動流体を流通させる流路であって、その流路中心線がタービンロータの回転軸心と平行に配置された平行部を有する導入管と、
    この導入管の平行部と接続され流路中心線が前記タービンロータの回転軸心と直交する方向に変更されるように形成された曲がり部、及びこの曲がり部と連続して設けられ前記環状流路と接続して前記環状流路に作動流体を分配する分配部を有する分配室とを備え、
    前記曲がり部は、前記導入管との接続部における流路中心線の方向が当該接続部における前記導入管の流路中心線の方向と一致するように前記導入管と接続されており、
    前記分配室は、前記分配室の流路中心線に直交する面と前記タービンロータの回転軸心に直交する面の交線方向における流路幅が、前記分配室の流路中心線の方向に沿って前記曲がり部における前記導入管との接続部から単調に拡大するように形成されていることを特徴とする軸流タービン。
  3. タービンロータの軸方向に作動流体を流通させて回転動力を得る軸流タービンにおいて、
    前記タービンロータの外周側から前記タービンロータを覆い、前記タービンロータとの間に作動流体を流通させる環状流路を形成するケーシングと、
    前記環状流路に導入される作動流体を流通させる流路である導入管と、
    この導入管と接続され流路中心線が前記タービンロータの回転軸心と直交する方向に変更されるように形成された曲がり部、この曲がり部と連続して設けられ前記環状流路と接続して前記環状流路に作動流体を分配する分配部、及びこの分配部内に設けられ前記環状流路の作動流体流通方向上流側に配置された絞り部を有する分配室とを備え、
    前記曲がり部は、前記導入管との接続部における流路中心線の方向が当該接続部における前記導入管の流路中心線の方向と一致するように前記導入管と接続されており、
    前記分配室は、前記分配室の流路中心線に直交する面と前記タービンロータの回転軸心に直交する面の交線方向における流路幅が前記分配室の流路中心線の方向に沿って前記曲がり部における前記導入管との接続部から単調に拡大し、かつ、前記分配室の流路中心線に直交する面の流路面積が前記曲がり部から前記絞り部に至るまでに前記絞り部における流路面積になるように形成されていることを特徴とする軸流タービン。
  4. 請求項1記載の軸流タービンにおいて、
    前記分配室は、前記分配室の流路中心線に直交する面と前記タービンロータの回転軸心に直交する面の交線方向における流路幅が、前記分配室の流路中心線の方向に沿って前記曲がり部における前記導入管との接続部から前記タービンロータの回転軸心に至るまで単調に拡大するように形成されていることを特徴とする軸流タービン。
  5. 請求項1記載の軸流タービンにおいて、
    前記分配室の流路中心線に直交する面の流路面積は、前記分配室の流路中心線の方向に沿って前記曲がり部における前記導入管との接続部から前記タービンロータの回転軸心に至るまで、連続して拡大することを特徴とする軸流タービン。
  6. 請求項1記載の軸流タービンにおいて、
    前記分配室を流路中心線に直交する面で切断したときの断面形状は、前記導入管との接続部における第1断面形状と、当該接続部よりも前記タービンロータ軸心側における第2断面形状とで異なっており、
    前記分配室は、前記断面形状が流路中心線に沿って前記第1断面形状から前記第2断面形状へ徐々に変化するように形成されていることを特徴とする軸流タービン。
  7. 請求項1記載の軸流タービンにおいて、
    前記導入管は複数備えられていることを特徴とする軸流タービン。
  8. 請求項7記載の軸流タービンにおいて、
    前記複数の導入管は前記タービンロータの回転軸心に対してそれぞれ対称になるように前記分配室と接続されており、
    前記分配室は、前記複数の導入管との各接続部から前記環状流路に接続する複数の流路であって、前記環状流路に作動流体を分配する複数の流路を前記タービンロータの周りに形成しており、
    前記複数の流路は、それぞれ、各流路中心線に直交する面と前記タービンロータの回転軸心に直交する面の交線方向における流路幅が、前記分配室の流路中心線の方向に沿って前記曲がり部における前記導入管との接続部から単調に拡大するように形成されていることを特徴とする軸流タービン。
  9. 請求項1記載の軸流タービンにおいて、
    前記タービンロータの回転軸心は他のタービンロータの回転軸心と同一線上に配置されていることを特徴とする軸流タービン。
  10. 請求項9記載の軸流タービンにおいて、
    前記タービンロータは最終段タービンを構成していることを特徴とする軸流タービン。
  11. 請求項1記載の軸流タービンにおいて、
    前記タービンロータは前記分配室の位置を基準として前記タービンロータの両端部に向かってそれぞれ対称に形成される複数の翼列を有していることを特徴とする軸流タービン。
  12. タービンロータの軸方向に作動流体を流通させて回転動力を得る軸流タービンの入口構造において、
    前記タービンロータの外周側から前記タービンロータを覆い、前記タービンロータとの間に作動流体を流通させる環状流路を形成するケーシングと、
    前記環状流路に導入される作動流体を流通させる流路である導入管と、
    この導入管と接続され流路中心線が前記タービンロータの回転軸心と直交する方向に変更されるように形成された曲がり部、及びこの曲がり部と連続して設けられ前記環状流路と接続して前記環状流路に作動流体を分配する分配部を有する分配室とを備え、
    前記曲がり部は、前記導入管との接続部における流路中心線の方向が当該接続部における前記導入管の流路中心線の方向と一致するように前記導入管と接続されており、
    前記分配室は、前記分配室の流路中心線に直交する面と前記タービンロータの回転軸心に直交する面の交線方向における流路幅が、前記分配室の流路中心線の方向に沿って前記曲がり部における前記導入管との接続部から単調に拡大するように形成されていることを特徴とする軸流タービンの入口構造。
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