JP4727405B2 - 電動機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動機の制御装置に関する。
従来、例えば車両駆動用の電動機をパルス幅変調(PWM)により制御するインバータに対して、インバータの動作を制御する制御信号であるPWM信号が出力されていないタイミングで電流センサにより検出された電動機の各相電流の値をオフセットとして設定し、このオフセットにより電流センサの検出値を補正する制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、例えば電流センサにより検出された電動機の各相電流を1周期に亘って積算して得た積算値、あるいは、電流センサにより検出された電動機の各相電流の1周期に亘る正負の時間比からオフセットを算出し、このオフセットにより電流センサの検出値を補正する制御装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−23490号公報 特開平5−252785号公報
ところで、上記従来技術に係る制御装置において、単に、PWM信号が出力されていないタイミングのみで電流センサのオフセットを設定するだけでは、電動機の運転を継続する期間においてオフセットを検出することができず、例えば電動機に対する通電を継続する状態の温度変化に応じて電流センサのオフセットが変動する場合には、電流センサの検出値を適切に補正することが困難であるという問題が生じる。
また、電動機の各相電流を1周期に亘って積算、または、電流センサにより検出された各相電流の1周期に亘る正負の時間比を算出する場合には、演算負荷が増大してしまうと共に、各相電流の電流リップルや高調波成分によってオフセットの算出精度が低下してしまうという問題が生じる。
しかも、電流センサのオフセットを補正する処理の実行に先立って、電流センサが正常であるか否かを迅速かつ精度良く判定することが望まれている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、電動機の運転状態に拘わらずに、電動機に通電される電流を検出する電流センサが正常であるか否かを迅速かつ精度良く判定し、電流センサの検出値に生じるオフセット誤差を適切に補正して、電動機を適切に制御することが可能な電動機の制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の電動機の制御装置は、パルス幅変調信号(例えば、実施の形態でのPWM信号)により複数相の電動機への通電を順次転流させるインバータ(例えば、実施の形態でのPWMインバータ14A)と、該インバータの直流側電流(例えば、実施の形態でのDCリンク電流IDC)を検出する電流検出手段(例えば、実施の形態での直流側電流センサ14b)と、該電流検出手段により検出された前記直流側電流に基づいて前記電動機の相電流(例えば、実施の形態での各相電流Iu,Iv,Iw)を推定する相電流推定手段(例えば、実施の形態での相電流推定部26)と、該相電流推定手段により推定された前記相電流に基づき前記インバータのスイッチング素子のオン/オフ状態を制御するスイッチング制御を実行する制御手段(例えば、実施の形態での制御部15)とを備える電動機の制御装置であって、前記制御手段による前記スイッチング制御の実行時に、適宜のタイミングが、前記直流側電流がゼロとなる時間区間であるゼロ区間内のタイミングであるか否かを判定するゼロ判定手段(例えば、実施の形態での電流検知可否判定部30)と、前記ゼロ判定手段により前記ゼロ区間内のタイミングであると判定されたタイミングで前記電流検出手段により所定値よりも大きな前記直流側電流が検出された場合に異常状態であると判定する第1異常判定手段(例えば、実施の形態での異常判定部33)と、前記適宜のタイミングが、前記直流側電流がゼロよりも大きくなる時間区間である非ゼロ区間内のタイミングであるか否かを判定する非ゼロ判定手段(例えば、実施の形態での電流検知可否判定部30)と、前記非ゼロ判定手段により前記非ゼロ区間内のタイミングであると判定されたタイミングで前記電流検出手段によりゼロとなる前記直流側電流が検出され、かつ、前記非ゼロ区間に対応する前記相電流の指令値の絶対値が所定の下限値よりも大きい場合に、異常状態であると判定する第2異常判定手段(例えば、実施の形態での異常判定部33)と、前記適宜のタイミングが、前記電動機の駆動状態および発電状態の何れの状態のタイミングであるかを判定する状態判定手段(例えば、実施の形態での駆動−発電判定部29)と、前記状態判定手段により前記電動機の駆動状態であると判定されたタイミングで前記電流検出手段により前記直流側電流として発電電流が検出された場合、あるいは、前記状態判定手段により前記電動機の発電状態であると判定されたタイミングで前記電流検出手段により前記直流側電流として駆動電流が検出された場合に、異常状態であると判定する第3異常判定手段(例えば、実施の形態での異常判定部33)と、前記第1異常判定手段と前記第2異常判定手段と前記第3異常判定手段とのうち少なくとも何れかひとつで異常状態であると判定された場合に、前記電流検出手段が異常状態であると判定する判定手段(例えば、実施の形態での異常判定部33)と、前記判定手段により前記電流検出手段が異常状態ではないと判定された後に、前記ゼロ判定手段により前記ゼロ区間内であると判定されたタイミングで前記電流検出手段により前記所定値以下の前記直流側電流が検出された場合の該直流側電流を前記電流検出手段の検出結果に対するオフセット値として設定して該オフセット値に応じて前記電流検出手段の検出結果を補正する直流側電流補正手段(例えば、実施の形態でのオフセット補正部25)とを備えることを特徴としている。
上記構成の電動機の制御装置によれば、例えばスイッチング制御における各種の指令値等に応じて直流側電流がゼロとなると判定されたタイミングで所定値よりも大きな直流側電流が検出された場合には、電流検出手段が異常状態であると判定されることから、例えば、単に、電流検出手段により検出された直流側電流が所定の判定閾値を超えたか否かの判定結果に応じて電流検出手段が異常状態であるか否かを判定する場合に比べて、迅速かつ精度良く電流検出手段が異常状態であるか否かを判定することができる。
上記構成の電動機の制御装置によれば、例えばスイッチング制御における各種の指令値等に応じて直流側電流がゼロ以外の値となるタイミングであると判定されたタイミングでゼロとなる直流側電流が検出された場合には、電流検出手段が異常状態であると判定されることから、電流検出手段により直流側電流が検出されない場合であっても、迅速かつ精度良く電流検出手段が異常状態であるか否かを判定することができる。
上記構成の電動機の制御装置によれば、例えばスイッチング制御における各種の指令値等に応じて電動機が駆動状態または発電状態であると判定された際に、電動機の状態に対応しない直流側電流が検出された場合には、電流検出手段が異常状態であると判定されることから、例えば、単に、電流検出手段により検出された直流側電流が所定の判定閾値を超えたか否かの判定結果に応じて電流検出手段が異常状態であるか否かを判定する場合に比べて、迅速かつ精度良く電流検出手段が異常状態であるか否かを判定することができる。
上記構成の電動機の制御装置によれば、例えばスイッチング制御における各種の指令値等に応じて直流側電流がゼロとなるタイミングであると判定されたタイミングで所定値以下の直流側電流が検出された場合には、電流検出手段の検出結果に対してオフセット誤差が生じていると判断して、この直流側電流をオフセット値として設定することにより、迅速かつ適切に電流検出手段の検出結果に対する信頼性を向上させることができる。
請求項1に記載の本発明の電動機の制御装置によれば、例えばスイッチング制御における各種の指令値等に応じて直流側電流がゼロとなると判定されたタイミングで所定値よりも大きな直流側電流が検出された場合には、電流検出手段が異常状態であると判定されることから、例えば、単に、電流検出手段により検出された直流側電流が所定の判定閾値を超えたか否かの判定結果に応じて電流検出手段が異常状態であるか否かを判定する場合に比べて、迅速かつ精度良く電流検出手段が異常状態であるか否かを判定することができる。
さらに電流検出手段により直流側電流が検出されない場合であっても、迅速かつ精度良く電流検出手段が異常状態であるか否かを判定することができる。
さらに迅速かつ精度良く電流検出手段が異常状態であるか否かを判定することができ電流検出手段の検出結果に対する信頼性を向上させることができる。
以下、本発明の電動機の制御装置の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
この実施形態による電動機の制御装置10(以下、単に、モータ制御装置10と呼ぶ)は、例えばハイブリッド車両に内燃機関11と共に駆動源として搭載されるブラシレスDCモータ12(以下、単に、モータ12と呼ぶ)を駆動制御するものであって、このモータ12は、内燃機関11と直列に直結され、界磁に利用する永久磁石を有する回転子(図示略)と、この回転子を回転させる回転磁界を発生する固定子(図示略)とを備えて構成されている。
そして、モータ制御装置10は、例えば図1に示すように、バッテリ13を直流電源とするパワードライブユニット(PDU)14と、制御部15とを備えて構成されている。
このモータ制御装置10において、複数相(例えば、U相、V相、W相の3相)のモータ12の駆動および回生作動は制御部15から出力される制御指令を受けてパワードライブユニット(PDU)14により行われる。
PDU14は、例えば図2に示すように、トランジスタのスイッチング素子(例えば、IGBT:Insulated Gate Bipolar mode Transistor)を複数用いてブリッジ接続してなるブリッジ回路14aと平滑コンデンサCとを具備するパルス幅変調(PWM)によるPWMインバータ14Aを備え、モータ12と電気エネルギーの授受を行う高圧系のバッテリ13が接続されている。
PDU14に具備されるPWMインバータ14Aは、各相毎に対をなすハイ側,ロー側U相トランジスタUH,ULおよびハイ側,ロー側V相トランジスタVH,VLおよびハイ側,ロー側W相トランジスタWH,WLをブリッジ接続してなるブリッジ回路14aと、平滑コンデンサCとを備えて構成され、各トランジスタUH,VH,WHはバッテリ13の正極側端子に接続されてハイサイドアームを構成し、各トランジスタUL,VL,WLはバッテリ13の負極側端子に接続されローサイドアームを構成しており、各相毎に対をなす各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLはバッテリ13に対して直列に接続され、各トランジスタUH,UL,VH,VL,WH,WLのコレクタ−エミッタ間には、エミッタからコレクタに向けて順方向となるようにして、各ダイオードDUH,DUL,DVH,DVL,DWH,DWLが接続されている。
そして、ブリッジ回路14aと、バッテリ13の負極側端子との間には、PWMインバータ14Aの直流側電流(DCリンク電流)IDCを検出する直流側電流センサ14bが備えられている。
そして、PDU14は、例えばモータ12の駆動時等において制御部15から入力されるスイッチング指令であるゲート信号(つまり、PWM(パルス幅変調)信号)に基づき、PWMインバータ14Aにおいて各相毎に対をなす各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLのオン(導通)/オフ(遮断)状態を切り替えることによって、バッテリ13から供給される直流電力を3相交流電力に変換し、3相のモータ12の固定子巻線への通電を順次転流させることで、各相の固定子巻線に交流のU相電流IuおよびV相電流IvおよびW相電流Iwを通電する。
制御部15からPDU14に入力されるゲート信号は、各相毎に対をなす各トランジスタUH,ULおよびVH,VLおよびWH,WLのオン/オフ状態の組み合わせに応じて、例えば下記表1および図3(a)〜(h)に示すように、8通りの各スイッチング状態S1〜S8に応じたPWM(パルス幅変調)信号となる。
そして、PWMインバータ14Aの直流側には各スイッチング状態S1〜S8に応じて断続的に各相電流Iu,Iv,Iwが発生し、直流側電流センサ14bにより検出される直流側電流(DCリンク電流)IDCは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつ、あるいは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつの符号が反転したもの、あるいは、ゼロとなる。
Figure 0004727405
例えば、図4に示す各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwに対する単一の三角波からなるキャリア信号の1周期(キャリア周期fc)での各時刻t1〜時刻t8において、このキャリア周期fcの開始タイミングである時刻t1から時刻t2の期間、および、時刻t7からキャリア周期fcの終了タイミングである時刻t8までの期間では、ブリッジ回路14aのハイサイドアームがオン状態かつローサイドアームがオフ状態となる第1スイッチング状態S1となり、DCリンク電流IDCはゼロとなる。
そして、ハイ側U相およびV相トランジスタUH,VHとロー側W相トランジスタWLとがオン状態となる第2スイッチング状態S2である時刻t2から時刻t3の期間および時刻t6から時刻t7の期間では、DCリンク電流IDCはW相電流Iwの符号が反転した電流(−Iw)となる。
そして、ハイ側U相トランジスタUHとロー側V相およびW相トランジスタUL,WLとがオン状態となる第7スイッチング状態S7である時刻t3から時刻t4の期間および時刻t5から時刻t6の期間では、DCリンク電流IDCはU相電流Iuとなる。
そして、ハイサイドアームがオフ状態かつローサイドアームがオン状態となる第8スイッチング状態S8である時刻t4から時刻t5の期間では、DCリンク電流IDCはゼロとなる。
制御部15は、回転直交座標をなすdq座標上で電流のフィードバック制御を行うと共に直流側電流センサ14bの異常(例えば、故障等)を検知するものであり、例えば電流のフィードバック制御では、運転者のアクセル操作に係るアクセル開度等に応じて設定されるトルク指令TrからId指令*Id及びIq指令*Iqを演算し、Id指令*Id及びIq指令*Iqに基づいて各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwを算出し、各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwに応じてPDU14へゲート信号であるPWM信号を入力すると共に、実際にPDU14からモータ12に供給される各相電流Iu,Iv,Iwに対する各推定値である各相推定電流Ius,Ivs,IwsをDCリンク電流IDCから推定し、各相推定電流Ius,Ivs,Iwsをdq座標上に変換して得たd軸電流Ids及びq軸電流Iqsと、Id指令*Id及びIq指令*Iqとの各偏差がゼロとなるように制御を行う。
この制御部15は、例えば、電流指令演算部21と、電流制御部22と、第1dq−3相変換部23と、PWM信号生成部24と、オフセット補正部25と、相電流推定部26と、3相−dq変換部27と、回転数演算部28と、駆動−発電判定部29と、電流検知可否判定部30と、第2dq−3相変換部31と、電流大小判定部32と、異常判定部33とを備えて構成されている。
そして、この制御部15には、直流側電流センサ14bにより検出される直流側電流(DCリンク電流)IDCと、バッテリ13の端子電圧(電源電圧)VBを検出する電圧センサ13aから出力される検出値と、モータ12の回転子の回転角(つまり、所定の基準回転位置からのロータの磁極の回転角度)θを検出する回転センサ12aから出力される検出信号と、外部の制御装置(図示略)から出力されるトルク指令Trとが入力されている。
電流指令演算部21は、例えば外部の制御装置(図示略)から入力されるトルク指令Tr(例えば、運転者によるアクセルペダルの踏み込み操作量およびモータ12の回転数ω等に応じて必要とされるトルクをモータ12に発生させるための指令値)と、回転数演算部28から入力されるモータ12の回転数ωとに基づき、PDU14からモータ12に供給される各相電流Iu,Iv,Iwを指定するための電流指令を演算しており、この電流指令は、回転する直交座標上でのId指令*Id及び*Iq指令*Iqとして電流制御部22へ出力されている。
この回転直交座標をなすdq座標は、例えば回転子の永久磁石による界磁極の磁束方向をd軸(界磁軸)とし、このd軸と直交する方向をq軸(トルク軸)としており、モータ12の回転子の回転位相に同期して回転している。これにより、PDU14からモータ12の各相に供給される交流信号に対する電流指令として、直流的な信号であるId指令*IdおよびIq指令*Iqを与えるようになっている。
電流制御部22は、Id指令*Idとd軸電流Idsとの偏差ΔId、および、Iq指令*Iqとq軸電流Iqsとの偏差ΔIqを算出し、例えば回転数演算部28から入力されるモータ回転数ωに応じたPI(比例積分)動作により、偏差ΔIdを制御増幅してd軸電圧指令値*Vdを算出し、偏差ΔIqを制御増幅してq軸電圧指令値*Vqを算出する。
第1dq−3相変換部23は、回転センサ12aから入力される回転子の回転角θを用いて、dq座標上でのd軸電圧指令値Vdおよびq軸電圧指令値Vqを、静止座標である3相交流座標上での電圧指令値であるU相出力電圧*VuおよびV相出力電圧*VvおよびW相出力電圧*Vwに変換する。
PWM信号生成部24は、例えば、正弦波状の各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwと、単一の三角波からなるキャリア信号とに基づくパルス幅変調により、PDU14のPWMインバータ14Aの各スイッチング素子をオン/オフ駆動させる各パルスからなるスイッチング指令であるゲート信号(つまり、PWM(パルス幅変調)信号)を生成する。
オフセット補正部25は、直流側電流センサ14bから入力される直流側電流(DCリンク電流)IDCと、後述する異常判定部33から入力されるオフセット補正値とに基づき、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCからオフセット値を減算することによってDCリンク電流IDCを補正する。
相電流推定部26は、オフセット補正部25から入力されるオフセット補正後のDCリンク電流IDCと、PWM信号生成部24から入力されるゲート信号とに基づき、モータ12の各相の固定子巻線に供給される各相電流Iu,Iv,Iwに対する推定値である各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを推定する。
つまり、直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつ、あるいは、各相電流Iu,Iv,Iwの何れかひとつの符号が反転したもの、あるいは、ゼロとなることから、例えば上記表1に基づき、PWMインバータ14Aの各スイッチング状態S2〜S7において直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを各相推定電流Ius,Ivs,Iwsとして設定する。
例えば、図4に示す各時刻t1〜時刻t8に対し、第2スイッチング状態S2となる時刻t2から時刻t3の期間および時刻t6から時刻t7の期間で直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを、負号のW相推定電流Iws(つまり、−Iws)として設定する。また、第7スイッチング状態S7である時刻t3から時刻t4の期間および時刻t5から時刻t6の期間で直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを、正号のU相推定電流Iusとして設定する。
3相−dq変換部27は、回転センサ12aから入力される回転子の回転角θを用いて、相電流推定部26により推定された静止座標上における電流である各相推定電流Ius,Ivs,Iwsを、モータ12の回転位相による回転座標すなわちdq座標上でのd軸電流Idsおよびq軸電流Iqsに変換する。
回転数演算部28は、回転センサ12aから出力される検出信号、つまりモータ12の回転子の回転角度に基づきモータ12の回転数ωを算出する。
駆動−発電判定部29は、電流指令演算部21から出力されるIq指令*Iqに基づき、例えばIq指令*Iqの符号が正であるか負であるかに応じて、電動機12が駆動状態であるか発電状態であるかを判定し、この判定結果を異常判定部33に出力する。
電流検知可否判定部30は、PWM信号生成部24から入力されるゲート信号に基づき、PWMインバータ14Aのスイッチング状態(つまり、ハイサイドアームがオン状態かつローサイドアームがオフ状態となる第1スイッチング状態S1またはPWMインバータ14Aのハイサイドアームがオフ状態かつローサイドアームがオン状態となる第8スイッチング状態S8)に応じてDCリンク電流IDCがゼロとなる時間区間であるゼロ区間であるか、あるいは、PWMインバータ14Aのスイッチング状態(つまり、第2スイッチング状態S1から第7スイッチング状態S7)に応じてDCリンク電流IDCがゼロよりも大きな値となる時間区間である非ゼロ区間であるかを判定し、この判定結果を異常判定部33に出力する。
第2dq−3相変換部31は、回転センサ12aから入力される回転子の回転角θを用いて、dq座標上でのId指令*IdおよびIq指令*Iqを、静止座標である3相交流座標上での電流指令値であるU相電流指令*IuおよびV相電流指令*IvおよびW相電流指令*Iwに変換し、電流大小判定部32に出力する。
電流大小判定部32は、各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが所定の下限値よりも大きいか否かを判定し、この判定結果を、各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwと共に異常判定部33に出力する。
異常判定部33は、駆動−発電判定部29および電流検知可否判定部30および電流大小判定部32による各判定結果に加えて、電流大小判定部32から入力される各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwを実電流とし、直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを検出値として、実電流と検出値との大小および符号を比較した比較結果に応じて、直流側電流センサ14bが異常(例えば、故障等)であるか、あるいは、正常であるかを判定する。そして、直流側電流センサ14bが正常であると判定した場合には、直流側電流センサ14bの検出値に対するオフセットを補正するためのオフセット補正値を算出する。
例えば図5(a)〜(c)に示すように、適宜の時間区間において、駆動−発電判定部29により電動機12が駆動状態であると判定され、かつ、電流大小判定部32により非ゼロ区間に対応する各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが、例えばゼロ近傍の所定の下限値よりも大きいと判定された状態において、例えば図5(a)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが、略ゼロ等の所定の下限値以下の最小値と、所定の下限値よりも大きい最大値との間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCが所定値よりも大きな値を維持する場合、つまりゼロ区間においてDCリンク電流IDCの検出値が略ゼロとはならない場合には、直流側電流センサ14bが異常であると判定される。
また、例えば図5(b)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが、略ゼロ等の所定の下限値以下の最小値と、所定の下限値よりも大きい最大値との間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCが、略ゼロ等の所定値以下の値を維持する場合、つまり非ゼロ区間においてDCリンク電流IDCの検出値が、略ゼロ等の所定値よりも大きな値とはならない場合には、直流側電流センサ14bが異常であると判定される。
また、例えば図5(c)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが、略ゼロ等の所定の下限値以下の最小値と、所定の下限値よりも大きい最大値との間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの符号が負となる場合、つまり検出されたDCリンク電流IDCが電動機12の発電状態に対応する場合、あるいは、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの絶対値が所定値よりも大きな値を維持する場合、つまりゼロ区間においてDCリンク電流IDCの検出値が略ゼロとはならない場合には、直流側電流センサ14bが異常であると判定される。
例えば図6(a)〜(c)に示すように、適宜の時間区間において、駆動−発電判定部29により電動機12が発電状態であると判定され、かつ、電流大小判定部32により非ゼロ区間に対応する各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwの絶対値が、例えばゼロ近傍の所定の下限値よりも大きいと判定された状態において、例えば図6(a)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwの絶対値が、略ゼロ等の所定の下限値以下の最小値と、所定の下限値よりも大きい最大値との間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの符号が正となる場合、つまり検出されたDCリンク電流IDCが電動機12の駆動状態に対応する場合、あるいは、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの絶対値が所定値よりも大きな値を維持する場合、つまりゼロ区間においてDCリンク電流IDCの検出値が略ゼロとはならない場合には、直流側電流センサ14bが異常であると判定される。
また、例えば図6(b)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwの絶対値が、略ゼロ等の所定の下限値以下の最小値と、所定の下限値よりも大きい最大値との間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの絶対値が、略ゼロ等の所定値以下の値を維持する場合、つまり非ゼロ区間においてDCリンク電流IDCの検出値の絶対値が、略ゼロ等の所定値よりも大きな値とはならない場合には、直流側電流センサ14bが異常であると判定される。
また、例えば図6(c)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwの絶対値が、略ゼロ等の所定の下限値以下の最小値と、所定の下限値よりも大きい最大値との間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの絶対値が所定値よりも大きな値を維持する場合、つまりゼロ区間においてDCリンク電流IDCの検出値の絶対値が略ゼロとはならない場合には、直流側電流センサ14bが異常であると判定される。
また、例えば図7(a)〜(c)に示すように、適宜の時間区間において、電流大小判定部32により非ゼロ区間に対応する各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが、例えば略ゼロ等の所定値以下であると判定された状態において、例えば図7(a)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが、略ゼロ等の所定値以下の最小値および最大値間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCが所定値よりも大きな値を維持する場合、つまりゼロ区間においてDCリンク電流IDCの検出値が略ゼロとはならない場合には、直流側電流センサ14bが異常であると判定される。
また、例えば図7(b)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが、略ゼロ等の所定値以下の最小値および最大値間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの符号が負となる場合、つまり検出されたDCリンク電流IDCが電動機12の発電状態に対応する場合、あるいは、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの絶対値が所定値よりも大きな値を維持する場合、つまりゼロ区間においてDCリンク電流IDCの検出値が略ゼロとはならない場合には、直流側電流センサ14bが異常であると判定される。
なお、例えば図7(c)に示すように、ゼロ区間と非ゼロ区間とに対応して各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwが、略ゼロ等の所定値以下の最小値および最大値間をステップ状に変化する状態に対して、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの絶対値が、略ゼロ等の所定値以下の値を維持する場合には、直流側電流センサ14bが異常であるか、あるいは、正常であるかを判定することは不可能であると判断される。
また、異常判定部33は、直流側電流センサ14bが正常であると判定した際に、ゼロ区間において検出された所定値以下の値のDCリンク電流IDCの検出値を、オフセット補正値として設定する。
本実施形態によるモータ制御装置10は上記構成を備えており、次に、このモータ制御装置10の動作、特に、直流側電流センサ14bが異常であるか、あるいは、正常であるかを判定する処理について添付図面を参照しながら説明する。
先ず、例えば図6に示すステップS01においては、例えば図5(c),図7(b)に示すように、駆動−発電判定部29により電動機12が駆動状態であると判定された状態で直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの符号が負となり電動機12の発電状態に対応する場合であるか否か、または、例えば図6(a)に示すように、駆動−発電判定部29により電動機12が発電状態であると判定された状態で直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの符号が正となり電動機12の駆動状態に対応する場合であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、ステップS02に進み、このステップS02においては、直流側電流センサ14bが異常であると判定して、一連の処理を終了する。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS03に進む。
そして、ステップS03においては、例えば図5(a),図6(c)に示すように、ゼロ区間において直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの絶対値が所定値よりも大きな値であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS02に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS04に進む。
そして、ステップS04においては、例えば図5(b),図6(b)に示すように、非ゼロ区間において直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCの絶対値が略ゼロ等の所定値以下であって、かつ、非ゼロ区間に対応する各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwの絶対値が、例えばゼロ近傍の所定の下限値よりも大きい場合であるか否かを判定する。
この判定結果が「YES」の場合には、上述したステップS02に進む。
一方、この判定結果が「NO」の場合には、ステップS05に進む。
そして、ステップS05においては、直流側電流センサ14bが正常であると判定する。
そして、非ゼロ区間において直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCをオフセット補正値として設定し、一連の処理を終了する。
上述したように、本実施形態による電動機の制御装置10によれば、例えば、単に、直流側電流センサ14bにより検出されたDCリンク電流IDCが所定の判定閾値を超えたか否かの判定結果に応じて直流側電流センサ14bが異常状態であるか否かを判定する場合に比べて、迅速かつ精度良く直流側電流センサ14bが異常状態であるか否かを判定することができる。
なお、上述した実施の形態において、異常判定部33は、駆動−発電判定部29および電流検知可否判定部30および電流大小判定部32による各判定結果に基づき、直流側電流センサ14bが異常であるか、あるいは、正常であるかを判定するとしたが、これに限定されず、例えば駆動−発電判定部29による判定結果を考慮せずに、つまり上述したステップS01の処理を省略して、直流側電流センサ14bが異常であるか、あるいは、正常であるかを判定してもよい。
本発明の実施形態に係る電動機の制御装置の構成図である。 図1に示すPDUのPWMインバータの構成図である。 図2に示すPWMインバータの各スイッチング状態S1〜S8を示す図である。 各相出力電圧*Vu,*Vv,*Vwに対する単一の三角波からなるキャリア信号の1周期(キャリア周期fc)でのPWM信号および各相電流Iu,Iv,IwおよびDCリンク電流IDCの変化の一例を示すグラフ図である。 図5(a)〜(c)は、電流大小判定部32から入力される各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwを実電流とし、直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを検出値として、実電流と検出値との時間変化の例を示す図である。 図6(a)〜(c)は、電流大小判定部32から入力される各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwを実電流とし、直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを検出値として、実電流と検出値との時間変化の例を示す図である。 図7(a)〜(c)は、電流大小判定部32から入力される各相電流指令*Iu,*Iv,*Iwを実電流とし、直流側電流センサ14bにより検出されるDCリンク電流IDCを検出値として、実電流と検出値との時間変化の例を示す図である。 直流側電流センサが異常であるか、あるいは、正常であるかを判定する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 電動機の制御装置
12 モータ
14 PWMインバータ(インバータ)
14b 直流側電流センサ(電流検出手段)
15 制御部(制御手段)
25 オフセット補正部(直流側電流補正手段)
26 相電流推定部(相電流推定手段)
29 駆動−発電判定部(状態判定手段)
30 電流検知可否判定部(ゼロ判定手段、非ゼロ判定手段)
33 異常判定部(第1異常判定手段、第2異常判定手段、第3異常判定手段、判定手段

Claims (2)

  1. パルス幅変調信号により複数相の電動機への通電を順次転流させるインバータと、該インバータの直流側電流を検出する電流検出手段と、該電流検出手段により検出された前記直流側電流に基づいて前記電動機の相電流を推定する相電流推定手段と、該相電流推定手段により推定された前記相電流に基づき前記インバータのスイッチング素子のオン/オフ状態を制御するスイッチング制御を実行する制御手段とを備える電動機の制御装置であって、
    前記制御手段による前記スイッチング制御の実行時に、適宜のタイミングが、前記直流側電流がゼロとなる時間区間であるゼロ区間内のタイミングであるか否かを判定するゼロ判定手段と、
    前記ゼロ判定手段により前記ゼロ区間内のタイミングであると判定されたタイミングで前記電流検出手段により所定値よりも大きな前記直流側電流が検出された場合に異常状態であると判定する第1異常判定手段と
    前記適宜のタイミングが、前記直流側電流がゼロよりも大きくなる時間区間である非ゼロ区間内のタイミングであるか否かを判定する非ゼロ判定手段と、
    前記非ゼロ判定手段により前記非ゼロ区間内のタイミングであると判定されたタイミングで前記電流検出手段によりゼロとなる前記直流側電流が検出され、かつ、前記非ゼロ区間に対応する前記相電流の指令値の絶対値が所定の下限値よりも大きい場合に、異常状態であると判定する第2異常判定手段と、
    前記適宜のタイミングが、前記電動機の駆動状態および発電状態の何れの状態のタイミングであるかを判定する状態判定手段と、
    前記状態判定手段により前記電動機の駆動状態であると判定されたタイミングで前記電流検出手段により前記直流側電流として発電電流が検出された場合、あるいは、前記状態判定手段により前記電動機の発電状態であると判定されたタイミングで前記電流検出手段により前記直流側電流として駆動電流が検出された場合に、異常状態であると判定する第3異常判定手段と、
    前記第1異常判定手段と前記第2異常判定手段と前記第3異常判定手段とのうち少なくとも何れかひとつで異常状態であると判定された場合に、前記電流検出手段が異常状態であると判定する判定手段と、
    前記判定手段により前記電流検出手段が異常状態ではないと判定された後に、前記ゼロ判定手段により前記ゼロ区間内であると判定されたタイミングで前記電流検出手段により前記所定値以下の前記直流側電流が検出された場合の該直流側電流を前記電流検出手段の検出結果に対するオフセット値として設定して該オフセット値に応じて前記電流検出手段の検出結果を補正する直流側電流補正手段と
    を備えることを特徴とする電動機の制御装置。
  2. 前記判定手段は、前記第1異常判定手段と前記第2異常判定手段と前記第3異常判定手段との全てにおいて異常状態ではないと判定された場合に、前記電流検出手段が異常状態ではないと判定することを特徴とする請求項1に記載の電動機の制御装置。
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