JP4727136B2 - 架台への重量物収納又は取り出し方法及びこれらに使用する重量物据付冶具 - Google Patents

架台への重量物収納又は取り出し方法及びこれらに使用する重量物据付冶具 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数のナトリウム−硫黄電池の単電池から構成されるモジュール電池等の重量物を載置、収納する重量物載置棚を、多段及び多列に有する架台の、各重量物載置棚に重量物を設置する又は取り出す方法及びこれらの方法に使用する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ナトリウム−硫黄電池は、危険物に指定されている金属ナトリウムと硫黄を使用し300°Cで反応させ充放電するため、単電池を集合化した、約3tの断熱容器(電池モジュール)に収納されている。単電池の固定は、防災機能も兼ねた砂を充填固化して行っている。この電池モジュールを収納する電池収納パケージAは、図10及び図11に示すように、1列最大5段の収納が可能であり、1列(250KW)〜4列(1000KW)が標準化されていて、高さは3.5〜4mに達する。この電池モジュールの収納又は引き出し作業においては、断熱容器の特徴から大きな衝撃、大きな傾きを与えてはならないことが要求されている。
【0003】
このような電池モジュール等の重量物を載置、収納する重量物載置棚を、多段及び多列に有する架台の、各重量物載置棚に重量物を設置する装置及び方法としては以下のものが開発されている。
例えば特開平10−326605号公報記載のように、移動手段、重量物を載置するための重量物載置板、重量物載置板ごと重量物を上下させる昇降手段、並びにベアリングユニット本体からの突出及びベアリングユニット本体への格納が可能なボール部を備えた複数のベアリングユニットとを有する架台への重量物設置装置がある。また、この装置を用いて重量物を架台に設置するには、重量物を当該重量物設置装置の重量物載置板に載置した後、移送手段により重量物を架台近傍に搬送し、次いで、昇降手段により重量物を所定の高さまで上昇させ、さらに重量物の底部に設けた溝型部材にセットしたベアリングユニットのボール部をベアリングユニット本体から突出させ、ボール部のころがりにより重量物を架台上に移動し、その後ボール部をベアリングユニット本体に格納することにより、重量物の底部に設けた溝型部材を架台に当接させ、重量物を架台に載置するものである。
【0004】
また、特開2002−226009号公報のものは、架台の前面に沿って敷設されたレール上を走行する車輪付き台車、この台車に重量物を載置するための重量物載置板、重量物載置板の床面が架台に設けた重量物載置棚の上面と同一高さとなる、車輪付き台車の上部に取り付ける支持台、並びに本体からの突出及び格納が可能なボール部を備えた複数のベアリングユニットを有する架台への重量物設置装置であって、重量物を車輪付き台車の載置板に載置した後、架台前面にこの車輪付き台車を搬送し、車輪付き台車をレール上に固定し、重量物の底部に設けた溝型部材にセットしたボール部のころがりにより重量物を重量物載置棚上に移動し、その後ボール部を本体に格納することにより溝型部材を架台に設けた重量物載置棚に当接させ、重量物を架台に設置する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者(段落0003)の重量物を架台に載置、収納する重量物設置装置及び方法では、クレーンなどで重量物を吊るして当該重量物設置装置の重量物載置板に置くか、又は当該重量物設置装置そのものがフォークリフトであり、このフォークリフトのアームに重量物載置板を設け、この重量物載置板に重量物を載置する。
フォークリフトを使用する場合、図10のような電池収納パッケージの上部に載置する際には、電池モジュール1体が約3tもあるため、大型フォークリフトでないと、持ち上げることが出来ない。しかし大型フォークリフト(自重12t)は大きすぎて、通常の地下搬入口のハッチを介してクレーンで吊り下ろすことは出来ない。また、大型のフォークリフトを使用しても、図10の最上段までは、約3.5mもあるため、約3tもある電池モジュールを最上段まで持ち上げようとすると、フォークリフトの支点が2点のために、電池モジュールをフォークリフトの自重で支えきれなくなって、フォークリフトが前方へ回転しそうになり、きわめて不安定な状態となる。
クレーンを使用して電池モジュールを吊るす場合には、天井部にクレーンが設置されている建屋でないと使用出来ないので、地下室の様な狭い空間に配設する場合には、クレーンが配設されていない為、設置できない。このため、地下室の天井部のH杭等の端部にチェーンを掛けて、手作業で、長時間かけて吊り上げざるを得ないのが現状である。
また、これらのフォークリフトを用いた重量物設置装置を使用して、重量物を架台に移す作業の間は、完全に重量物設置装置の重量物載置板に重量物がなくならないと、次の重量物を重量物設置装置に載置するために重量物設置装置を動かすことができない。従って、これらの多段、多列の架台に多数の重量物を載置するのに多大の時間を要し、極めて効率が悪い。
【0006】
また、後者(段落0004)の重量物設置装置においても、地下室での作業においては、地下搬入口のハッチを介して、地上のクレーンより車輪付き台車の重量物載置板に直接重量物を載置するもので、車輪付き台車に重量物を載せて、レール上を走行させて、架台に運び、それから当該車輪付き台車の重量物載置板上の重量物を架台の重量物載置棚に移すが、この作業が終り、車輪付き台車が空になった時点で、次の重量物を搭載するため、車輪付き台車を走らせ、そこで、重量物を載せなければならない。また、重量物を1段上の架台に載せる場合には、車輪付き台車の上に1台の支持台を、2段上の架台に載せる場合には、2台の支持台を取り付けて、重量物載置板の高さを合わせなければならない。重量物を架台から取り出すときは、この逆の要領で、重量物載置板の高さに合わせるように、支持台を除去してから行う。従って、重量物を一個一個台車に搭載して、ハッチ下から架台まで運び、そこで架台に設置するという作業の繰り返しを行いながら、高さの異なる架台に載せる場合には、重量物をハッチ下で台車に載せる際に必要な数の支持台を台車に取り付ける必要がある。このため、多段、多列からなる架台に多数の重量物を設置するには多大な作業時間を要するものである。
【0007】
そこで、この発明は、架台に重量物を移す重量物据付冶具とは別に、台車を設け、重量物を架台に移している作業の合間に当該台車を移動させて、当該台車に重量物を搭載し、重量物据付冶具箇所に戻すという、多数の重量物を架台に短時間で効率よく載置出来る作業方法及びこの方法に使用する装置を提供し、上記課題を解決しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、重量物を載置、収納する重量物収納スペースを、多段及び多列に有する架台の、各重量物収納スペースに重量物を設置する方法において、走行及び停止可能な重量物据付治具を設け、この重量物据付治具は枠体から成る本体の四隅に支柱を立設し、各支柱は、それぞれの支柱に沿って支柱から上部へ摺動自在に昇降する可動柱を支持しており、前記四隅の支柱間に水平に設けた重量物載置板の端部と、前記本体の四隅とを、前記可動柱の上端に設けた滑車を介してチェーンで結合し、前記本体の四隅に設けた油圧シリンダーにより前記滑車を昇降することにより、前記重量物載置板を昇降自在とし、前記チェーンには、間隔をあけて複数の突起を設け、各突起の間隔は架台の各重量物載置棚の高さに合わせてあり、突起が、前記滑車の上側近傍に設定してあるリミットスイッチに接触することにより、所望の前記棚の高さで前記油圧シリンダーの動作が停止する構成とし、重量物を載置した前記重量物載置板の上昇中に、重量物載置板が傾いた際には、前記各油圧シリンダーへの油圧の低減した油圧シリンダーのみに油圧が供給されるように油圧系統を切り替えて、重量物を載置した前記重量物載置板を水平調整するように構成し、この重量物据付治具を前記架台の所望の重量物収納スペースの前に置き、前記架台とは別の箇所において重量物を搭載した台車を移動させて、当該重量物据付治具の前に台車を止め、この台車から重量物を重量物据付治具の重量物載置板に移し、当該重量物据付治具の各油圧シリンダーによって、重量物とともに重量物載置板を上昇させて、架台の所定の段の重量物収納スペースの重量物載置棚に重量物載置板の高さを合わせ、当該重量物据付治具のリミットスイッチによって、当該重量物載置板を停止させ、当該重量物載置板上の重量物を前記重量物収納スペースの重量物載置棚に移動させて載置する、これらの作業の間に、からの前記台車を移動させ、次の重量物を搭載させ、前記重量物据付治具の近傍に待機させておく架台への重量物収納方法とした。また、請求項2の発明は、上記請求項1の発明において、前記台車が複数である方法とした。
【0009】
請求項3の発明は、重量物を載置、収納する重量物収納スペースを、多段及び多列に有する架台の、各重量物収納スペースから重量物を取り出す方法において、走行及び停止可能な重量物据付治具を設け、この重量物据付治具は枠体から成る本体の四隅に支柱を立設し、各支柱は、それぞれの支柱に沿って支柱から上部へ摺動自在に昇降する可動柱を支持しており、前記四隅の支柱間に水平に設けた重量物載置板の端部と、前記本体の四隅とを、前記可動柱の上端に設けた滑車を介してチェーンで結合し、前記本体の四隅に設けた油圧シリンダーにより前記滑車を昇降することにより、前記重量物載置板を昇降自在とし、前記チェーンには、間隔をあけて複数の突起を設け、各突起の間隔は、架台の各重量物載置棚の高さに合わせてあり、突起が、前記滑車の上側近傍に設定してあるリミットスイッチに接触することにより、所望の前記棚の高さで前記油圧シリンダーの動作が停止する構成とし、重量物を載置した前記重量物載置板の下降中に、重量物載置板が傾いた際には、前記各油圧シリンダーへの油圧の低減した油圧シリンダーのみに油圧が供給されるように油圧系統を切り替えて、重量物を載置した前記重量物載置板を水平調整するように構成し、この重量物据付治具を前記架台の所望の重量物収納スペースの前に置き、さらに当該重量物据付治具の前に台車を止め、当該重量物据付治具の油圧シリンダーによって、当該重量物据付治具の重量物載置板を上昇させて、架台の所定の段の重量物収納スペースの重量物載置棚に重量物載置板の高さを合わせ、前記リミットスイッチによって、当該重量物載置板を停止させ、前記重量物収納スペース内の重量物を、重量物据付治具の重量物載置板上に移動させ、さらに、前記油圧シリンダーによって、この重量物と共に重量物載置板を降下させ、この重量物載置板を前記台車の載置板の高さに合わせ、この重量物を当該台車に移し、当該台車を移動させ、架台と離れた箇所で重量物を台車から下ろし、からの前記台車をこの重量物据付治具の近傍にとめる、これらの作業の間に、前記重量物据付治具を架台の次の重量物収納スペースの前まで移動させておき、当該重量物据付治具の油圧シリンダーによって、当該重量物据付治具の重量物載置板を上昇させて、架台の所定の段の重量物収納スペースの重量物載置棚に重量物載置板の高さを合わせ、前記リミットスイッチによって、前記重量物載置板を停止させ、当該重量物収納スペース内の重量物を、重量物据付治具の重量物載置板上に移動させ、さらに、前記油圧シリンダーによって、この重量物と共に重量物載置板を降下させて待機させておく架台の重量物取り出し方法とした。また、請求項4の発明は、上記請求項3において、前記台車が複数である方法とした。
【0010】
また、請求項5の発明は、前記重量物がNAS電池モジュールである請求項1から4のいずれかに記載された方法とした。また、請求項6の発明は、枠体から成る本体の四隅に支柱を立設し、各支柱は、それぞれの支柱に沿って支柱から上部へ摺動自在に昇降する可動柱を支持しており、前記四隅の支柱間に水平に設けた重量物載置板の端部と、前記本体の四隅とを、前記可動柱の上端に設けた滑車を介してチェーンで結合し、前記本体の四隅に設けた油圧シリンダーにより前記滑車を昇降することにより、前記重量物載置板を昇降自在とし、前記チェーンには、間隔をあけて複数の突起を設け、各突起の間隔は、架台の各重量物載置棚の高さに合わせてあり、突起が、前記滑車の上側近傍に設定してあるリミットスイッチに接触することにより、所望の前記棚の高さで前記油圧シリンダーの動作が停止する構成とし、重量物を載置した前記重量物載置板の上昇乃至下降中に、重量物載置板が傾いた際には、前記各油圧シリンダーへの油圧の低減した油圧シリンダーのみに油圧が供給されるように油圧系統を切り替えて、重量物を載置した前記重量物載置板を水平調整するように構成した請求項1乃至5の方法に使用する重量物据付治具とした
【0011】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態例を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の方法の概要を示す平面図である。架台1には1列5段の重量物収納スペース2が設けられ、この各重量物収納スペース2は、図2(正面図)に示すように、各重量物収納スペース2の両側に位置する支柱1a、1aからそれぞれ重量物載置棚2aを突出して構成されている。この架台1の前面(図1では右横)に重量物据付冶具3が設けられ、この重量物据付冶具3はレールを設置した場合は、レール上を走行自在な車輪(図示省略)により移動走行自在とし、これらの車輪にはレールクランプ(図示省略)が設けられ、その位置を固定できる構造になっている。レールを設置しない場合は、重量物据付治具3にキャスター状のゴムローラ4を設け、これにもブレーキを設けて位置を固定できる構造とする。この場合、レールが無いので、曲折のある地下室構内でも、小型牽引車等により自由に移送することが出来る。また、この重量物据付冶具3には、略水平な重量物載置板5が設けられており、この重量物載置板5は、四隅の支柱に支持されて後述の昇降手段により昇降自在である。さらに、この重量物載置板5の前面(図1では右横)には車輪付き台車6が設けられ、この車輪付き台車6には重量物7を載置する載置板8がある。この車輪付き台車5にも4個の車輪9又は、キャスター状のゴムローラ(ブレーキ付き)が設けられている。
【0012】
まず、重量物据付冶具3を架台1の所定の列の重量物収納スペース2の前に停め、これを固定しておく。そして、上記車輪付き台車6を牽引して、重量物7の載積場所(地下搬入口ハッチ下)に行き、そこで、クレーン(図示省略)で重量物7を車輪付き台車6の載置板8に搭載し、再び上記重量物据付冶具3の前面に車輪付き台車6を牽引して戻す。その間に、他の車輪付き台車6を重量物7の積載場所へ配車する。最初の車輪付き台車6が、重量物据付治具3の脇に到着すると、重量物据付冶具3の重量物載置板5を昇降させて、当該重量物載置板5を車輪付き台車6の載置板8の高さに合わせ、図1に示すように、車輪付き台車6上の重量物7を重量物据付冶具3の重量物載置板5に移す。この重量物7の移し変えは後述するベアリングユニット11を用いることも出来る。そしてこの重量物7が載った重量物載置板5を上昇させ、架台1の所定の重量物収納スペース2の位置に合わせる。具体的には、当該重量物収納スペース2の両側の重量物載置棚2a,2aと重量物据付冶具3の重量物載置板5の高さを合わせる。
【0013】
そして、図3に示すように、重量物7の底部の両側に設けた下向き溝枠体10の中にそれぞれベアリングユニット11を挿入し、これらのベアリングユニット本体11a内に窒素ガスを供給して、図4に示すように、各ベアリングユニット本体11aの下から多数のボール部11bを突出させ、これにより重量物7を重量物載置板5から浮かせる。そして、これらのボール部11bをころがしてベアリングユニット11と一体となった下向き溝枠体10及び重量物7を架台1の所定の重量物収納スペース2の中に入れる。その際重量物7の底部の各ベアリングユニット11は重量物収納スペース2の両側の重量物載置棚2a、2aに載り移る。重量物7が重量物収納スペース2に入った後、各ベアリングユニット本体11aの窒素ガスを抜き、ボール部11bを各ベアリングユニット本体11aに収納させ、これにより各下向き溝枠体10内でベアリングユニット11が小さくなり、重量物7の底部の各下向き溝枠体10が重量物載置棚2a、2aに当接し、これらの下向き溝枠体10からベアリングユニット11を取り出す。この際、ボール部11bがベアリングユニット本体11aに収納されると、ベアリングユニット11の高さが、下向き溝枠体10の溝の高さより小さくなるため、下向き溝枠体10内のベアリングユニット11を容易に取り出すことができる。またこのベアリングユニット11は市販品が適用できる。
【0014】
これらの重量物据付冶具3の重量物載置板5から重量物7を架台1の重量物収納スペース2に移している作業の合間に、からの上記車輪付き台車6を重量物据付冶具3から離し、これを走行させて重量物の積載箇所に移動させ、クレーン又はフォークリフト等で重量物7を当該車輪付き台車6に搭載する。その間に、先に積載して移送してきた他の車輪付き台車6を上記重量物据付冶具3の近傍箇所に牽引しておく。そして、次の重量物を収納する重量物収納スペース2の箇所に重量物据付冶具3を移動させ、停止固定した段階で、上記車輪付き台車6を当該重量物据付冶具3の前面に移動させ、再び重量物を重量物据付冶具3の重量物載置板5に移し変える。この場合も、上記ベアリングユニット11を用いて行うことも出来る。これらを繰り返し行い、多段、多列の架台1へ多数の重量物7を収納する。
【0015】
上記は架台1への重量物7の収納方法を説明したが、以下は架台1からの重量物7の取り出し方法につき説明する。
上記重量物据付冶具3を上記架台1の所望の重量物収納スペース2の前面(図1では右横)に置き、さらに当該重量物据付冶具3の前面(図1では右横)に車輪付き台車6を止め、当該重量物据付冶具3の重量物載置板5を上昇させて、架台1の所定の段の重量物収納スペース2の重量物載置棚2aに重量物載置板5の高さを合わせ、当該重量物収納スペース2内の重量物7を重量物据付冶具3の重量物載置板5上に移動させる。これには上記ベアリングユニット11を用いる。さらに、この重量物7と共に重量物載置板5を降下させ、当該重量物載置板5を車輪付き台車6の載置板8の高さに合わせて、この重量物7を上記車輪付き台車6に移す。この場合も上記ベアリングユニット11を用いる。そして、当該車輪付き台車6を移動させ、架台1と離れた箇所(地下搬入口ハッチ下)で重量物7を台車6からクレーンで下ろす。その間に他のからの上記台車6をこの重量物据付冶具3の近傍にとめる。これらの作業の間に、上記重量物7を下ろした重量物据付冶具3を架台1の次の重量物収納スペース2の前まで移動させておき、当該重量物据付冶具3の重量物載置板5を上昇させて、架台1の所定の段の重量物収納スペース2の重量物載置棚2aに重量物載置板5の高さを合わせ、当該重量物収納スペース2内の重量物7を、重量物据付冶具3の重量物載置板5上に移動させる。さらに、この重量物7と共に重量物載置板5を降下させ待機させておき、からの車輪付き台車6にこの重量物7を車輪付き台車6の載置板8上に移す。このようにして、複数の車輪付き台車6を使用して、短時間に多段、多列の架台1の重量物7を取り外す。
【0016】
図6乃至図9は、上記重量物据付冶具3の具体的構成を示し、図6は重量物据付冶具3の正面図、図7はその平面図、図8は重量物載置板が底部に位置する状態の昇降装置を示す説明図、図9は重量物載置板が上部に位置する状態の昇降装置を示す説明図である。この重量物据付冶具3は、枠体から成る本体3aの四隅に支柱12を立設し、これらの各支柱12にはそれぞれ可動柱13が支柱12に沿って摺動自在に支持されている。これらの各可動柱13の上端には、滑車14が設けられ、また本体3aに設けられた油圧シリンダー15の作動ピストン15aの先端が固定されている。さらに上記四隅の支柱12の間に水平な上記重量物載置板5が設けられ、この重量物載置板5の四隅から支持板16を突出させ、これらの各支持板16に設けたローラ16a,16aが上記各可動柱13の溝に回転自在に嵌っており、これにより、重量物載置板5は4本の可動柱13に摺動自在に支持されている。
【0017】
そして、図8のように本体3aの下部に一端17aを固定された各チェーン17は上方に伸び、上記各可動柱13の上端に設けた滑車14を通って降下させ、他端17bを上記各支持板16に固定している。また、本体3aには、図6のように上記4個の油圧シリンダー15を作動させるポンプモータ18、制御盤19が設けられ、また、外側には、突出自在なアウトリガー20,20が設けられている。さらにまた、本体3aの下部には4個のレール車輪21、4個のキャスター機能付きのゴムローラ4及びこの各ゴムローラ4には本体3aを水平に調整するジャッキ22が設けられている。また、上記重量物載置板5の側面には、手摺付き作業台24が着脱自在に設けられ、架台1の上段の重量物収納スペース2に重量物7を収納したり、そこから取り出す際等の作業者の足場となる。
【0018】
そして、この重量物据付冶具3の重量物載置板5を図8の位置から上昇させるには、本体3aに設けた自動運転用の押しボタン(図示省略)を押す。これにより制御盤19及びポンプモータ18が作動し、4個の油圧シリンダー15に油が供給される。そこで図9に示すように、各油圧シリンダー15の作動ピストン15aが伸び、各滑車14が各可動柱13とともに上昇するため、一端17を本体3aに固定した各チェーン17の他端17bがこれに引っ張られて上昇し、他端17bにより固定された各支持板16が各可動柱13に沿って上昇し、4個の支持板16に支持された重量物載置板5も上昇することとなる。この重量物載置板5は油圧シリンダー15の作動により動く。また、その際、チェーン17に間隔をあけて複数の突起17cを設けており、これらの一つの突起17cが滑車14の近くにあるリミットスイッチ25を作動させるまで油圧シリンダー15の作動は止まらない構造になっており、上記各突起17cは、架台1の各重量物載置棚2aの高さに合わせて設けられている。この場合の重量物載置板5は、重量物載置棚2aの各位置に各駅停車のように停車しながら昇降することになるため、最上段に配設する場合には、多少時間を要するが、格段ごとに必ず停止するので、重量物の安全を確かめながら確実に昇降できる。所望する段まで直接に昇降したい場合には、リミットスイッチが作動しないように、予め設定しておけばよい。
また、このように重量物載置板5を上昇させた際、何らかの事由で重量物載置板5が一方に傾いたりすると、油圧系統を切換え、各油圧シリンダー15の任意の一つに油が供給され、当該一つの油圧シリンダー15のみが作動し、重量物載置板5及びこれに載置された重量物7を水平調整することができる。
また、地下搬入口のハッチが小さすぎて、上記重量物据付治具3を地下室等に搬入出来ないこともあるので、予め、重量物据付治具3を分割できる構成にしておくこともできる。
【0019】
なお、この発明における重量物据付冶具3の重量物載置板5の昇降装置乃至は手段は、上記実施の形態例のものに限るものではなく、適宜の昇降手段が適用できる。また、重量物7を重量物載置板5から他のものへ水平移動する際、上記実施の形態例のベアリングユニット11に限らず、適宜の方法を用いることができる。また、前記重量物7としては、例えば、NAS電池モジュールを用いることが出来る
【0020】
【発明の効果】
請求項1及び2の発明によれば、重量物を載置、収納する重量物収納スペースを、多段及び多列に有する架台の、各重量物収納スペースに重量物を設置する方法において、台車から重量物を重量物据付冶具の重量物載置板に置き換えた後の、重量物の架台への収納作業の間、他の空いている台車を移動させ、次の重量物を搭載させ、上記重量物据付冶具の近傍に待機させておくことにより、すぐに次の重量物収納スペースに次の重量物を収納する作業ができ、極めて効率よく、迅速に作業が行える。
【0021】
また、請求項3及び4の発明によれば、重量物を載置、収納する重量物収納スペースを、多段及び多列に有する架台の、各重量物収納スペースから重量物を取り出す方法において、複数の台車を使用し、重量物を台車に移した後の当該台車の移動、移動先での重量物を台車から下ろす作業、からの台車を架台箇所に戻す作業の間に、架台の次の重量物収納スペースの重量物を重量物据付冶具に載せて待機させておくことにより、帰ってきた台車に直ちに重量物据付冶具に載せた重量物を移すことが出来、極めて効率よく、迅速に作業が行える。
従って、重量物の架台への収納又は、取り出し作業の効率化と短時間作業によるコスト低減が実現できる。
【0022】
また、金属ナトリウム収納の重量物をフォークリフトにより昇降させる従来技術では、何らかの理由でこの重量物が傾いた場合、水平を調節する機構が設けられていなかった為、全く対処することが出来なかったが、請求項1、3、6の各発明によれば、このような重量物を載置した重量物載置板の上昇乃至下降中に、重量物載置板が傾いた際には、昇降機構用油圧シリンダーの減圧油圧シリンダーのみに油圧が供給されるように油圧系統を切り替えて、重量物を載置した重量物載置板を水平調整するように構成してあるので、防災機能を施した金属ナトリウム収納の重量物の昇降時に、更に安定技術を付加するという効果をもたらしている。
また、支持台を重ねたり、取り外したりして重量物載置板の高さを調節する従来技術に比べ、請求項1、3、6の各装置は、装置自体で高さを調整できる構成であって、なんらこのような支持台の取り外し作業を行う必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態例の収納方法を示す概略平面図である。
【図2】この発明の実施の形態例の架台の重量物収納スペースの正面図である。
【図3】この発明の実施の形態例の重量物を重量物載置板に載置した状態を示す正面図である。
【図4】この発明の実施の形態例の重量物を重量物載置板から浮かした状態を示す正面図である。
【図5】この発明の実施の形態例のベアリングユニットの側面図である。
【図6】この発明の実施の形態例の重量物据付冶具の正面図である。
【図7】この発明の実施の形態例の重量物据付冶具の平面図である。
【図8】この発明の実施の形態例の重量物載置板が底部に位置する状態の昇降装置を示す説明図である。
【図9】この発明の実施の形態例の重量物載置板が上部に位置する状態の昇降装置を示す説明図である。
【図10】この発明の実施の形態例の方法を使用する電池モジュールを収納する電池収納パケージの正面図である。
【図11】この発明の実施の形態例の方法を使用する電池モジュールを収納する電池収納パケージの平面図である。
【符号の説明】
1 架台 2 重量物収納スペース
2a 重量物載置棚 3 重量物据付冶具
4 ゴムローラ 5 重量物載置板
6 車輪付き台車 7 重量物
8 載置板 9 車輪
10 下向き溝枠体 11 ベアリングユニット
11a ベアリングユニット本体 11b ボール部
12 支柱 13 可動柱
14 滑車 15 油圧シリンダー
16 支持板 17 チェーン
18 ポンプモータ 19 制御盤
20 アウトリガー 21 レール車輪
22 ジャッキ装置 24 手摺付き作業台
25 リミットスイッチ

Claims (6)

  1. 重量物を載置、収納する重量物収納スペースを、多段及び多列に有する架台の、各重量物収納スペースに重量物を設置する方法において、
    走行及び停止可能な重量物据付治具を設け、この重量物据付治具は枠体から成る本体の四隅に支柱を立設し、各支柱は、それぞれの支柱に沿って支柱から上部へ摺動自在に昇降する可動柱を支持しており、前記四隅の支柱間に水平に設けた重量物載置板の端部と、前記本体の四隅とを、前記可動柱の上端に設けた滑車を介してチェーンで結合し、前記本体の四隅に設けた油圧シリンダーにより前記滑車を昇降することにより、前記重量物載置板を昇降自在とし、前記チェーンには、間隔をあけて複数の突起を設け、各突起の間隔は架台の各重量物載置棚の高さに合わせてあり、突起が、前記滑車の上側近傍に設定してあるリミットスイッチに接触することにより、所望の前記棚の高さで前記油圧シリンダーの動作が停止する構成とし、重量物を載置した前記重量物載置板の上昇中に、重量物載置板が傾いた際には、前記各油圧シリンダーへの油圧の低減した油圧シリンダーのみに油圧が供給されるように油圧系統を切り替えて、重量物を載置した前記重量物載置板を水平調整するように構成し、
    この重量物据付治具を前記架台の所望の重量物収納スペースの前に置き、前記架台とは別の箇所において重量物を搭載した台車を移動させて、当該重量物据付治具の前に台車を止め、この台車から重量物を重量物据付治具の重量物載置板に移し、
    当該重量物据付治具の各油圧シリンダーによって、重量物とともに重量物載置板を上昇させて、架台の所定の段の重量物収納スペースの重量物載置棚に重量物載置板の高さを合わせ、当該重量物据付治具のリミットスイッチによって、当該重量物載置板を停止させ、当該重量物載置板上の重量物を前記重量物収納スペースの重量物載置棚に移動させて載置する、
    これらの作業の間に、からの前記台車を移動させ、次の重量物を搭載させ、前記重量物据付治具の近傍に待機させておくことを特徴とする、架台への重量物収納方法。
  2. 前記台車が複数であることを特徴とする、請求項1に記載された架台への重量物収納方法。
  3. 重量物を載置、収納する重量物収納スペースを、多段及び多列に有する架台の、各重量物収納スペースから重量物を取り出す方法において、
    走行及び停止可能な重量物据付治具を設け、この重量物据付治具は枠体から成る本体の四隅に支柱を立設し、各支柱は、それぞれの支柱に沿って支柱から上部へ摺動自在に昇降する可動柱を支持しており、前記四隅の支柱間に水平に設けた重量物載置板の端部と、前記本体の四隅とを、前記可動柱の上端に設けた滑車を介してチェーンで結合し、前記本体の四隅に設けた油圧シリンダーにより前記滑車を昇降することにより、前記重量物載置板を昇降自在とし、前記チェーンには、間隔をあけて複数の突起を設け、各突起の間隔は、架台の各重量物載置棚の高さに合わせてあり、突起が、前記滑車の上側近傍に設定してあるリミットスイッチに接触することにより、所望の前記棚の高さで前記油圧シリンダーの動作が停止する構成とし、重量物を載置した前記重量物載置板の下降中に、重量物載置板が傾いた際には、前記各油圧シリンダーへの油圧の低減した油圧シリンダーのみに油圧が供給されるように油圧系統を切り替えて、重量物を載置した前記重量物載置板を水平調整するように構成し、
    この重量物据付治具を前記架台の所望の重量物収納スペースの前に置き、さらに当該重量物据付治具の前に台車を止め、当該重量物据付治具の油圧シリンダーによって、当該重量物据付治具の重量物載置板を上昇させて、架台の所定の段の重量物収納スペースの重量物載置棚に重量物載置板の高さを合わせ、前記リミットスイッチによって、当該重量物載置板を停止させ、前記重量物収納スペース内の重量物を、重量物据付治具の重量物載置板上に移動させ、さらに、前記油圧シリンダーによって、この重量物と共に重量物載置板を降下させ、この重量物載置板を前記台車の載置板の高さに合わせ、この重量物を当該台車に移し、当該台車を移動させ、架台と離れた箇所で重量物を台車から下ろし、からの前記台車をこの重量物据付治具の近傍にとめる、
    これらの作業の間に、前記重量物据付治具を架台の次の重量物収納スペースの前まで移動させておき、当該重量物据付治具の油圧シリンダーによって、当該重量物据付治具の重量物載置板を上昇させて、架台の所定の段の重量物収納スペースの重量物載置棚に重量物載置板の高さを合わせ、前記リミットスイッチによって、前記重量物載置板を停止させ、当該重量物収納スペース内の重量物を、重量物据付治具の重量物載置板上に移動させ、さらに、前記油圧シリンダーによって、この重量物と共に重量物載置板を降下させて待機させておくことを特徴とする、架台の重量物取り出し方法。
  4. 前記台車が複数であることを特徴とする、請求項3に記載された架台の重量物取り出し方法。
  5. 前記重量物がNAS電池モジュールであることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載された方法
  6. 枠体から成る本体の四隅に支柱を立設し、各支柱は、それぞれの支柱に沿って支柱から上部へ摺動自在に昇降する可動柱を支持しており、前記四隅の支柱間に水平に設けた重量物載置板の端部と、前記本体の四隅とを、前記可動柱の上端に設けた滑車を介してチェーンで結合し、前記本体の四隅に設けた油圧シリンダーにより前記滑車を昇降することにより、前記重量物載置板を昇降自在とし、前記チェーンには、間隔をあけて複数の突起を設け、各突起の間隔は、架台の各重量物載置棚の高さに合わせてあり、突起が、前記滑車の上側近傍に設定してあるリミットスイッチに接触することにより、所望の前記棚の高さで前記油圧シリンダーの動作が停止する構成とし、重量物を載置した前記重量物載置板の上昇乃至下降中に、重量物載置板が傾いた際には、前記各油圧シリンダーへの油圧の低減した油圧シリンダーのみに油圧が供給されるように油圧系統を切り替えて、重量物を載置した前記重量物載置板を水平調整するように構成したことを特徴とする、請求項1乃至5の方法に使用する重量物据付治具
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