JP4726977B2 - 減衰機構付き免震テーブル及びこれを利用した免震テーブルユニット - Google Patents

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Description

本発明は、精密機器、電子機器、美術品等の免震対象物と建物の床面との間に介装され、前記免震対象物を地震等の外部振動から保護する目的で使用される減衰機構付き免震テーブル及びこれを利用した免震テーブルユニットに関する。
従来、精密機器、電子機器、美術品等の免震対象物の運搬時における振動対策として、あるいは当該免震対象物を建物内に設置した場合における地震等の外部振動対策として、これら免震対象物を床面の振動から断絶する目的で免震テーブルが用いられている。
この種の免震テーブルとしては、特開2000−240719号公報に開示されるものが知られている。この免震テーブルは床面に対してY方向免震部とX方向免震部とを積み重ねて構成された2次元免震テーブルであり、最上位に設けられた載置台が床面に対してX方向及びY方向に対して自由に移動するようになっている。
前記Y方向免震部は、床面に対して固定された案内部材と、この案内部材によってY方向に移動自在に保持されると共に中間プレートに固定されたY方向レールと、前記中間プレートを床面上の初期位置に保持すべく前記中間プレートと床面との間に設けられた複数の弾性部材とから構成されている。また、前記X方向免震部は、前記Y方向免震部の中間プレートに対して固定された案内部材と、この案内部材によってX方向に移動自在に保持されると共に前記載置台に固定されたX方向レールと、前記載置台を中間プレート上の初期位置に保持すべく前記載置台と前記中間プレートとの間に設けられた複数の弾性部材とから構成されている。
このような構成の免震テーブルでは床面に対して振動が作用した場合に、前記Y方向免震部及びX方向免震部の相互作用によって、免震対象物を載せた載置台を床面の振動から断絶し、かかる載置台の振動の周期を十分に長く設定して免震対象物の揺れを軽減することが可能となっている。また、床面の振動が収まり、前記載置台の振動も収束すると、かかる載置台は弾性部材の張力によって初期位置に引き戻されるように構成されている。
また、この従来の免震テーブルには前記載置台の振動を早期に収束させるための減衰機構が設けられている。かかる減衰機構はY方向免震部及びX方向免震部の双方に設けられている。Y方向免震部の減衰機構は、前記Y方向レールの側面と僅かな隙間を介して対向すると共に床面に対して回転自在に保持された摩擦部材を有しており、前記弾性部材はこの摩擦部材の一端と前記中間プレートとの間に架け渡されている。X方向免震部の減衰機構も同様に構成されており、前記X方向レールの側面と僅かな隙間を介して対向すると共に前記中間プレートに対して回転自在に保持された摩擦部材を有しており、前記弾性部材はこの摩擦部材の一端と前記載置台との間に架け渡されている。
このように構成された減衰機構においては、前記中間プレートが床面に対してY方向へ、あるいは前記載置台が中間プレートに対してX方向へ移動すると、前記弾性部材の張力によって前記摩擦部材が回転し、かかる摩擦部材がY方向レール又はX方向レールに圧接して摩擦抵抗力が発生することになる。床面に対する中間プレートの移動距離、または中間プレートに対する載置台の移動距離が大きいほど、前記弾性部材は大きな張力を発揮するので、摩擦部材と各レールとの間に発生する摩擦抵抗力も大きなものとなる。
すなわち、特開2000−240719号公報の免震テーブルでは、載置台が初期位置から離れる程、かかる載置台の振動に対して大きな減衰力が作用するようになっている。
特開2000−240719号公報
しかし、前述した従来の減衰機構付き免震テーブルでは、例えば床面から免震対象物に対して振動が作用せず、載置台がX方向及びY方向とも初期位置に設定されている状態では、前記摩擦部材はX方向レール及びY方向レールのいずれにも圧接していないことから、かかる摩擦部材と各レールとの間には何ら摩擦抵抗力が作用しない。このため、初期位置における載置台の剛性が不足しており、床面が僅かに振動しただけでも、前記載置台が床面に対して移動してしまい、免震対象物が床面に対して揺らぎやすいといった不都合があった。
本発明はこのような課題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、初期剛性があり、何ら振動が作用していない状態において免震対象物が揺らいでしまうことがない一方、地震などの大きな振動が作用した場合には確実に機能して免震対象物を保護することが可能な減衰機構付き免震テーブル及びこれを用いた免震テーブルユニットを提供することにある。
前記目的を達成する本発明の減衰機構付き免震テーブルは、固定プレートと、この固定プレートに対してX方向へ移動自在に設けられた案内部材と、免震対象物が載置されると共に前記案内部材に対して前記X方向と直交するY方向へ移動自在に設けられ、前記固定プレートと平行な面内を移動自在な移動プレートと、前記固定プレートと前記案内部材との間、及び前記移動プレートと前記案内部材との間に設けられ、前記固定プレートに対して変位した前記移動プレートを初期位置に引き戻す複数の弾性部材と、前記固定プレートに対して所定の経路で環状に張り巡らされ、かかる固定プレートに対する前記案内部材のX方向移動に伴って循環するX方向循環ベルトと、前記移動プレートに対して所定の経路で環状に張り巡らされ、前記案内部材に対する前記移動プレートのY方向移動に伴って循環するY方向循環ベルトと、前記固定プレート及び移動プレートに設けられると共に前記X方向循環ベルト又はY方向循環ベルトが架け回された回転従動部材を有し、かかる回転従動部材の回転運動に抵抗を付与するロータリダンパと、を備えている。
このような本発明の減衰機構付き免震テーブルでは、前記案内部材を介して移動プレートが固定プレートに対して自由にX方向及びY方向に移動可能であり、固定プレートに対して地震などの振動が作用すると、前記移動プレートが固定プレートに作用する振動とは無関係に振動することができ、かかる移動プレート上に載置される免震対象物を固定プレートに作用する振動から断絶することができる。このとき、前記移動プレートが固定プレートに対してX方向及びY方向へ移動すると、前記X方向循環ベルト及びY方向循環ベルトが張り巡らされた所定経路内をそれに伴って循環し、前記ロータリダンパに具備された回転従動部材に対して回転運動を伝達する。前記ロータリダンパは回転従動部材の回転運動に対して抵抗を付与するので、前記移動プレートのX方向及びY方向の振動が減衰される。
前記ロータリダンパは回転従動部材の回転運動に対して抵抗を付与することから、移動プレートが固定プレートに対して振動せずに初期位置に設定されている状態では、これらロータリダンパが移動プレートに対して初期剛性を与えている。このため、地震などによる大きな振動エネルギが入力されない限りは、固定プレートに対する移動プレートの揺らぎを防止することが可能である。
本発明が適用された減衰機構付き免震テーブルの実施形態の一例を示す一部断面正面図である。 図1に示す減衰機構付き免震テーブルの固定プレート側の構造を示す平面図である。 図1に示す減衰機構付き免震テーブルの動作時における固定プレート側の様子を示す平面図である。 図1に示す減衰機構付き免震テーブルと組み合わせて使用される慣性質量付き免震テーブルの実施形態の一例を示す平面図である。 図2に示す減衰機構付き免震テーブルと図4に示す慣性質量付き免震テーブルとを連結して構成した免震テーブルユニットの固定プレート側の構造の一例を示す平面図である。 免震テーブルユニットの他の組み合わせを示す平面図である。
以下、添付図面を用いて本発明の減衰機構付き免震テーブル及びこれを用いた免震テーブルユニットを詳細に説明する。
図1は本発明を適用した減衰機構付き免震テーブル1の一例を示す正面断面図である。この減衰機構付き免震テーブル1(以下、「減衰免震テーブル1」という)は、床面に載置される固定プレート2と、精密機器、電子機器、美術品等の免震が必要とされる免震対象物を搭載する移動プレート3と、前記固定プレート2に対して前記移動プレート3をX方向及びこれと直交するY方向(図1の紙面奥行き方向)へ自在に移動させる二次元案内機構4とを備えている。尚、本発明の適用例は図1に示した減衰免震テーブル1に限定されるものではない。
前記二次元案内機構4は、前記固定プレート2上にX方向に沿って敷設された下側案内レール40と、前記移動プレート3の下面側にY方向に沿って固定された上側案内レール41と、これら下側案内レール40及び上側案内レール41の双方に沿って運動する案内部材42とから構成されている。また、前記案内部材42は、多数の転動体を介して下側案内レール40に組付けられた下側スライドブロック43と、多数の転動体を介して上側案内レール41に組付けられた上側スライドブロック44と、これらスライドブロック43,44が表裏に固定された結合プレート45とから構成されている。
前記下側案内レール40と下側スライドブロック43との組み合わせ、前記上側案内レール41と上側スライドブロック44の組み合わせとしては、市販の直線案内装置を利用することが可能である。かかる直線案内装置は、例えば、多数の転動体と、長手方向に沿ってこれら転動体の転走面が形成された案内レールと、前記転動体の無限循環路を有すると共に前記案内レールに沿って移動自在に組付けられたスライドブロックとから構成されている。前記移動プレート3と固定プレート2との分離を防止するといった観点からすれば、前記スライドブロック43,44は案内レール40,41に組付けられた状態で、かかる案内レール40,41の長手方向と直交する面内に作用するあらゆる荷重を負荷できることが望ましい。また、前記下側スライドブロック43及び上側スライドブロック44の耐荷重は、前記移動プレート3上に設置する免震対象物の重量に応じて適宜選定することができる。
前記移動プレート3は前記二次元案内機構4を介して前記固定プレート2上に積み重ねられており、前記案内部材42が固定プレート2に対してX方向へ自在に移動し、更に前記移動プレート3が前記案内部材42に対してY方向へ自在に移動することにより、前記移動プレート3は固定プレート2に対してX方向及びY方向へ自在に移動することが可能となっている。これにより、床面に設置された固定プレート2に対して当該床面から振動が作用した際に、前記移動プレート3が固定プレート2と異なる周期でX方向及びY方向へ自由に振動することが可能となっている。
図2は、前記案内部材42の結合プレート45に対する前記上側スライドブロック44の固定状態を解除し、前記固定プレート2上から移動プレート3を取り外した状態を示す平面図である。この固定プレート2はアルミニウム合金のダイカスト鋳造によって製造されており、図2に示されるように正方形状をなしている。前記固定プレート2の周囲四辺には当該固定プレート2の強度を高めるためにフランジ部20が設けられており、かかるフランジ部20には後述する免震テーブルユニットを構成する際に他の減衰免震テーブル又は慣性質量テーブルとの連結に利用されるタップ孔21が形成されている。
前記固定プレート2には、対角に位置する角部2aと角部2cとの間に前記下側案内レールの固定ベース部22が設けられており、前記下側案内レール40はこの固定ベース部22上に配設されている。すなわち、図2では角部2aと角部2cを結ぶ対角線がX方向に合致している。また、前記固定ベース部22に敷設された下側案内レール40の両側には当該固定ベース部22を補強するリブ23が設けられている。前記下側スライドブロック43は前記下側案内レール40に跨がるようにして当該下側案内レール40に組付けられており、固定プレート2の角部2aと角部2cとの間で自在に往復運動する。尚、下側スライドブロック43の上には結合プレート45が固定されているので、図2では前記下側スライドブロック43が破線で描かれている。
また、前記下側案内レール40の側方に位置する前記固定プレート2の角部2b,2dと下側スライドブロック43に固定された結合プレート45との間にはコイルスプリングからなる複数の弾性部材5がそれぞれ設けられている。これら弾性部材5は、前記下側スライドブロック43が固定プレート2の中央位置(以下、「初期位置」という)に設定されている際に、その張力がもっとも軽減されるように張り渡されている。
図3は前記下側スライドブロック43が下側案内レール40に沿って移動し、前記初期位置から下側案内レール40の端部にまで移動した状態を示す図である。このように、前記下側スライドブロック43が初期位置から下側案内レール40のいずれかの端部へ向けて移動すると、前記弾性部材5の張力が増大し、かかる下側スライドブロック43に対してこれを初期位置に引き戻す力Fが作用する。このため、前記下側ブロックが初期位置から変位すると、その後、下側ブロックは初期位置を振幅の中心としてX方向へ振動することになる。
尚、図2に示す例では、前記下側案内レール40の両側に弾性部材5を2本ずつ配置したが、これら弾性部材5の数は、前記移動プレート3上に設置する免震対象物の重量や、下側案内レール40に対する下側スライドブロック43の移動抵抗等を考慮し、適宜変更して差し支えない。
一方、前記結合プレート45には一対のX方向循環ベルト6が接続されている。この実施の形態において、前記X方向循環ベルト6は長手方向に沿って一定の間隔で歯が設けられたタイミングベルトである。前記固定ベース部22には下側案内レール40の長手方向の両端に対応して従動ローラ60が設けられており、前記X方向循環ベルト6はこれら従動ローラ60に架け回されている。すなわち、前記X方向循環ベルト6は下側案内レール40と平行な経路を含んで張り渡されている。
また、下側案内レール40の側方に位置する固定プレート2の角部2b,2dにはロータリダンパ7が固定されており、前記X方向循環ベルト6は前記ロータリダンパ7に設けられた回転従動部材70にも架け回されている。従って、各X方向循環ベルト6は前記下側案内レール40の側方において略三角形状の経路に沿って環状に張り巡らされており、前記結合プレート45が下側スライドブロック43と共にX方向へ移動すると、かかる結合プレート45に接続されたX方向循環ベルト6が前記経路内を循環移動し、前記ロータリダンパ7に設けられた回転従動部材70に対して前記結合プレート45のX方向移動量に応じた回転運動を与えるようになっている。
前記ロータリダンパ7は、前記固定プレート2に固定されると共に粘性流体を封入した作用室を有するケースと、このケースの作用室内で自在に回転すると共に前記回転従動部材70と結合されたロータとから構成されている。前記ロータが前記ケースに対して回転すると、当該回転に対して粘性流体の剪断摩擦力が回転抵抗として作用し、ロータに結合された回転従動部材70に対して回転抵抗が与えられる。
このロータリダンパ7が発生する回転抵抗は前記X方向循環ベルト6の循環移動に作用し、最終的には下側スライドブロック43のX方向への移動の抵抗力として作用する。すなわち、下側スライドブロック43のX方向の振動が前記ロータリダンパ7によって減衰されることになる。
尚、前記ロータリダンパ7としては、前記回転従動部材70の回転に対して抵抗を及ぼすものであれば、市販される種々のロータリダンパの中から必要とされる抵抗力に応じて適宜選択して使用することが可能である。この際、前記固定プレート2と移動プレート3との隙間にロータリダンパ7を収容し、且つ、床面に対する移動プレート3の高さを低く抑えるといった観点からすれば、ロータリダンパ7は回転軸方向の高さの低いものが好ましい。
一方、前記固定プレート2上に積み重ねられる前記移動プレート3は、前述した固定プレート2と同様に、アルミニウム合金のダイカスト鋳造によって製造されており、当該固定プレート2と同一形状をなしている。但し、図1に示すように、前記移動プレート3は表裏を逆転した状態で前記固定プレート2上に積み重ねられている。
この移動プレート3に対する前記上側案内レール41及び前記上側スライドブロック44の配設状態は、前記固定プレート2に対する前記下側案内レール40及び前記下側スライドブロック43の配設状態と同一である。但し、前記上側案内レール41は前記下側案内レール40と直交する方向に沿って配設されている。すなわち、前記上側案内レール41は、図2における固定プレート2の角部2bと角部2dを結ぶ対角線に沿って配設されており、かかる対角線が本発明のY方向に合致している。
また、図1に示すように、上側案内レール41に組付けられた上側スライドブロック44は前記結合プレート45に固定され、下側スライドブロック43と一体化されて前記案内部材42を構成している。これにより、前記移動プレート3は前記案内部材42に対してY方向へ自在に移動することが可能となる。前記結合プレート45と移動プレート3との間にはコイルスプリングからなる複数の弾性部材8がそれぞれ設けられている。前記移動プレート3に対するこれら弾性部材8の配設状態は、前記固定プレート2に対する前記弾性部材5の配設状態と同一である。すなわち、前記上側スライドブロック44が移動プレート3の中央位置(以下、「初期位置」という)に設定されている際に、その張力がもっとも軽減されるように張り渡されている。このため、前記上側スライドブロック44が初期位置から上側案内レール41に沿っていずれかの端部方向へ移動すると、前記弾性部材8の張力が増大し、かかる上側スライドブロック44が前記上側案内レール41上を初期位置に引き戻される。すなわち、前記上側ブロック43は初期位置を中心としてY方向へ振動するようになっている。
更に、前記移動プレート3には一対のY方向循環ベルト9が張り巡らされると共に、かかるY方向循循環ベルト9は前記結合プレート45に接続されている。また、前記上側案内レール41を挟んで対峙する移動プレート3の一対の角部にはロータリダンパ10がそれぞれ固定されており、これらロータリダンパ10のロータには回転従動部材100が固定されると共に、前記Y方向循環ベルト9がこの回転従動部材100に架け回されている。このため、前記上側スライドブロック44が上側案内レール41に沿ってY方向へ移動すると、前記結合プレート45に接続されたY方向循環ベルト9が所定の経路内を循環移動し、前記ロータリダンパ10に設けられた回転従動部材100に対して前記結合プレート45のY方向移動量に応じた回転運動を与えるようになっている。そして、このロータリダンパ10が発生する回転抵抗は前記Y方向循環ベルト9の循環移動に作用し、最終的には上側スライドブロック44のY方向への移動の抵抗力として作用する。すなわち、上側スライドブロック44のY方向の振動が前記ロータリダンパ10によって減衰されることになる。
前記移動プレート3に対する前記弾性部材8、Y方向循環ベルト9及びロータリダンパ10の配置は、前記固定プレートに対する前記弾性部材5、X方向循環ベルト6及びロータリダンパ7の配置と全く同じである。但し、前記上側案内レールの配設方向が下側案内レールの配設方向と直交しているので、前記ロータリダンパ10は図2における固定プレートの角部2aと角部2cに対応して前記移動プレート3に配設されていることになる。
尚、図1は図2のI−I線に沿って減衰免震テーブル1を切断した断面図であり、それ故に図1では固定プレート2に設けられたロータリダンパ7及び弾性部材5は描かれておらず、また、前記移動プレート3に配設された上側案内レール41は長手方向に垂直な断面が描かれている。
そして、以上のように構成された本実施形態の減衰免震テーブル1は、前記固定プレート2を建物や運搬車輛の床面に設置する一方、前記移動プレート3上には精密機器、美術品等の免震対象物を載置して使用される。
例えば運搬や地震等に起因して前記床面に対して振動が作用すると、かかる床面の振動が固定プレート2及び移動プレート3を介して免震対象物に伝播し、免震対象物も振動することになる。しかし、前述の如く、前記移動プレートは固定プレートに対してX方向及びY方向へ自由に振動することが可能であり、当該移動プレート3は固定プレート2の振動の振幅及び周期とは無関係に振動することが可能である。このため、免震対象物を搭載した移動プレート3は固定プレート2の振動からは断絶された状態にあり、床面の振動に拘束されることなく、当該振動に比べて長周期の振動で揺れることが可能となっている。これにより、床面の振動による前記免震対象物の損傷を効果的に防止することが可能となる。
前記移動プレート3が固定プレート2に対してX方向へ振動する際には、前記下側スライドブロック43及び結合プレート45が下側案内レール40上をX方向へ往復運動することから、前記結合プレート45に接続されたX方向循環ベルト6が移動プレート3のX方向の振動に応じて進退し、前記回転従動部材70を回転させる。前記固定プレートに設けられたロータリダンパ7は前記回転従動部材70に対して回転抵抗を付与することから、かかる回転抵抗はX方向循環ベルト6を介して結合プレート45のX方向の往復運動を押し止める力として作用し、これによって固定プレート2に対する移動プレート3のX方向の振動が減衰される。
また、同様にして、前記移動プレート3が固定プレート2に対してY方向へ振動する際には、前記移動プレート3が上側案内レール41と一緒になって案内部材42上をY方向へ往復運動することから、前記結合プレート45に接続されたY方向循環ベルト9が移動プレートのY方向の振動に応じて進退し、前記回転従動部材100を回転させる。前記移動プレート3に設けられたロータリダンパ10は前記回転従動部材100に対して回転抵抗を付与することから、かかる回転抵抗はY方向循環ベルト9を介して結合プレート45のY方向の往復運動を押し止める力として作用し、これによって固定プレート2に対する移動プレート3のY方向の振動が減衰される。
すなわち、前記移動プレート3が固定プレート2に対してX方向及びY方向へ振動すると、かかる振動が固定プレート2に設けられたロータリダンパ7及び移動プレート3に設けられたロータリダンパ10によって減衰され、床面から固定プレート2に作用する振動が収まれば、固定プレート2に対する移動プレート3の振動を早期に収束させることが可能である。
このとき、前記ロータリダンパ7は前記移動プレート3のX方向への移動を押し止める力を発揮する一方、前記ロータリダンパ10は前記移動プレート3のY方向への移動を押し止める力を発揮することから、これらロータリダンパ7,10は固定プレート2に対する移動プレート3の静的剛性を高める機能を発揮する。そのため、移動プレート3に僅かな力が作用しただけでは、かかる移動プレート3が固定プレート2に対して変位してしまうことはなく、移動プレート3上に設置した免震対象物が床面に作用する僅かな振動に反応して当該床面に対して揺らいでしまうといった課題を克服することが可能である。
また、粘性流体に作用する剪断摩擦力を減衰力として利用したロータリダンパは、ロータの回転速度が高まるにつれて大きな減衰力を発揮する。このため、固定プレート2に対して移動プレート3が振動している最中は、案内部材42が下側案内レール40の初期位置を通過する際にロータリダンパ7の減衰力は最大となり、案内部材42が上側案内レール41の初期位置を通過する際にロータリダンパ10の減衰力は最大となる。従って、これらロータリダンパ7,10の減衰力を移動プレート3の振動に対して効果的に作用させ、かかる振動を早期に収束させることが可能となる。
更に、この実施形態の減衰免震テーブル1では、前記X方向循環ベルト6、前記Y循環ベルト9及び前記ロータリダンパ7,10が前記案内部材42を介して積み重ねられた前記固定プレートと移動プレートとの隙間内に収容されているので、当該減衰免震テーブル1を極めてコンパクトに構成することが可能となる。
次に、本発明の減衰機構付き免震テーブルを慣性質量付き免震テーブルと組み合わせた免震テーブルユニットについて説明する。
床面から固定プレート2に対して大きな振幅の振動が作用すると、それに伴って固定プレート2に対する移動プレート3の振動の振幅は大きくなる傾向にある。固定プレート2に対する移動プレート3の振動の振幅が大きくなるということは、固定プレート2に対する移動プレート3のX方向及びY方向への移動量が大きくなるということなので、免震対象物を床面の振動から断絶するためには、前記下側案内レール40及び上側案内レール41の長さを十分に確保する必要が生じる。しかし、下側案内レール40及び上側案内レール41の長さを十分に設定すると、その分だけ固定プレート2及び移動プレート3が大型化してしまい、例えば移動プレート3上に載せる免震対象物のサイズが小さい場合であっても、それに見合ったサイズの減衰免震テーブル1を提供することができなくなってしまう。また、固定プレート2に対する移動プレート3の振幅が大きいと、かかる移動プレート3との干渉を避けるために、減衰免震テーブル1の周囲に大きな余裕空間が必要となってしまうといった課題もある。
従って、大きな振動の入力に対応しつつも、減衰免震テーブル1の小型化を図るといった観点からすれば、振動の振幅を抑える慣性質量付き免震テーブル(以下、「慣性質量テーブル」という)を減衰免震テーブルと組み合わせて使用することが考えられる。
かかる慣性質量テーブルとしては、図1に示した減衰免震テーブル1の基本的構成をそのまま使用し、前記固定プレート及び前記移動プレートに装着された各ロータリダンパ7,10を慣性質量体に置き換えた構成が考えられる。
図4は、図1に示した減衰免震テーブル1の構成をそのまま利用した慣性質量テーブル11の構成を示す平面図であり、図2と同様に、前記案内部材42の連結プレート45と上側スライドブロック44の連結状態を解除し、前記固定プレート2上から移動プレート3を取り外した状態を示すものである。この図において、符号12は慣性質量体であり、前記減衰免震テーブル1のロータリダンパ7に代えて設けられている。この慣性質量体12は一様な厚さを有する金属製円盤であり、その中心が固定プレート2に対して回転自在に支承されると共に、その回転軸の一端には回転従動部材としてのプーリ13が固定されている。固定プレート2に張り巡らされた前記X方向循環ベルト6はこのプーリ13に対して架け回されている。前記慣性質量体12はその厚さが固定プレート2に対する前記結合プレート45の高さよりも薄く形成されており、固定プレート2に対して移動プレート3を積み重ねた際に、これら固定プレート2と移動プレート3との隙間に収容されるようになっている。
尚、前記慣性質量体12以外の構成は前述した減衰免震テーブル1と同じなので、ここでは図4中に同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
また、図2は固定プレート2に対して組付けられた構成のみを示しているが、移動プレート3に組付けられた構成も全く同一であり、前記減衰免震テーブル1と同様にして、固定プレート2に対して前記案内部材42を介して移動プレート3を積み重ねることで、制振テーブル11が完成する。
この慣性質量テーブル11は、図5に示すように、前述の減衰免震テーブル1と繋ぎ合わせて、免震テーブルユニット15を構成して使用される。その際、減衰免震テーブル1と慣性質量テーブル11の固定プレート同士、移動プレート同士を結合され、減衰免震テーブル1及び慣性質量テーブル11の移動プレートは一体となって固定プレートに対してX方向及びY方向へ振動することになる。尚、図5は減衰免震テーブル1の固定プレートと慣性質量テーブル11の固定プレートとを結合した状態を示している。
例えば、慣性質量テーブル11において移動プレート2が固定プレート3に対してX方向へ振動すると、案内部材42を構成する下側スライドブロック43が下側案内レール40上をX方向に往復運動することになり、それに伴ってX方向循環ベルト6が前記慣性質量体12の回転方向を繰り返し反転させることになる。すなわち、固定プレート2に対する移動プレート3のX方向の移動が慣性質量体12の回転運動に変換されており、これによって固定プレート2に対する移動プレート3のX方向の振動の振幅を抑えることが可能となる。
また、移動プレート3のY方向への振動についても同じであり、移動プレート3がY方向へ振動すると、かかる移動プレート3に対して回転自在に設けられた慣性質量体12が回転方向を繰り返し反転させ、固定プレート2に対する移動プレート3のY方向の移動が慣性質量体12の回転運動に変換される。これにより、固定プレート2に対する移動プレート3のY方向の振動の振幅を抑えることが可能となる。
つまり、前記減衰免震テーブル1に対して慣性質量テーブル11を連結したことにより、免震テーブルユニット15全体で固定プレート2に対する移動プレート3の振幅を抑えることができ、免震テーブルユニット15それ自体の小型化、免震テーブルユニット15の周囲の余裕空間の削減を期待することができる。
図5では1基の減衰免震テーブル1に対して1基の慣性質量テーブル11を連結して免震テーブルユニット15を構成したが、相互に連結する減衰免震テーブル1と慣性質量テーブル11の数は必要とする移動プレート3のサイズ、移動プレート3上に載置する免震対象物の重量等に応じて適宜選定して差し支えない。すなわち、このような免震テーブルユニット15によれば、減衰免震テーブル1及び慣性質量テーブル11を任意に連結することによって、免震対象物の大きさや重量などに応じた免震テーブルユニット15を自由に構成することが可能であり、どのような免震対象物に対しても柔軟に対応することができる。
また、ロータリダンパ7,10、慣性質量体12のいずれも備えていない免震テーブル、すなわち固定プレート2上に二次元案内機構4を介して移動プレート3を支承したのみの免震テーブル(以下、「基本免震テーブル」という)を、前記減衰免震テーブル1及び慣性質量テーブル11と連結して使用することも可能である。
図6は、1基の減衰免震テーブル1、1基の慣性質量テーブル11及び2基の基本免震テーブル16を連結して構成した免震テーブルユニット15の一例を示すものである。このように、任意の数の減衰免震テーブル1、慣性質量テーブル11及び基本免震テーブル16を連結して免震テーブルユニット15を構成することにより、移動プレート上に載置する免震対象物の大きさ、重量、堅牢性等に応じ、かかる免震テーブルユニット15を自由に構築し、移動プレートに生じる振動の振幅や当該振動の減衰特性を制御することが可能となる。
1…減衰機構付き免震テーブル、2…固定プレート、3…移動プレート、4…二次元案内機構、5,8…弾性部材、7,10…ロータリダンパ、11…慣性質量付き免震テーブル、42…案内部材

Claims (5)

  1. 四つの角部を有して略四角形状に形成され、対向する一対の角部を結んだ対角線がX方向及びこのX方向と直交するY方向に合致している固定プレートと、
    この固定プレートに対して前記X方向へ移動自在に設けられた案内部材と、
    免震対象物が載置されると共に四つの角部を有して略四角形状に形成され、前記案内部材に対して前記Y方向へ移動自在に設けられて前記固定プレートと平行な面内を移動自在な移動プレートと、
    前記固定プレートと前記案内部材との間、及び前記移動プレートと前記案内部材との間に設けられ、前記固定プレートに対して変位した前記移動プレートを初期位置に引き戻す複数の弾性部材と、
    前記Y方向に合致した対角線上に位置する固定プレートの一対の角部、及び前記X方向に合致した対角線上に位置する移動プレートの一対の角部に配置されたロータリダンパと、
    前記ロータリダンパに設けられた回転従動部材に架け回されると共に前記固定プレートのX方向に合致した対角線と平行な径路を含む所定の経路で環状に張り巡らされ、かかる固定プレートに対する前記案内部材のX方向移動に伴って循環するX方向循環ベルトと、
    前記ロータリダンパに設けられた回転従動部材に架け回されると共に前記移動プレートのY方向に合致した対角線と平行な径路を含む所定の経路で環状に張り巡らされ、前記案内部材に対する前記移動プレートのY方向移動に伴って循環するY方向循環ベルトと、
    を備えたことを特徴する減衰機構付き免震テーブル。
  2. 前記X方向循環ベルト、Y方向循環ベルト、ロータリダンパは、前記案内部材を介して積み重ねられた前記固定プレートと前記移動プレートとの隙間内に収容されていることを特徴とする請求項1記載の減衰機構付き免震テーブル。
  3. 前記弾性部材の固定プレートとの結合位置は前記X方向循環ベルトに係る所定の経路の内側に設けられる一方、前記弾性部材の移動プレートとの結合位置は前記Y方向循環ベルトに係る所定の経路の内側に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の減衰機構付き免震テーブル。
  4. 前記弾性部材は、前記ロータリダンパが配置された固定プレートの角部又は前記ロータリダンパが配置された移動プレートの角部と前記案内部材との間に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載の減衰機構付き免震テーブル。
  5. 請求項1記載の減衰機構付き免震テーブルと、この免震テーブルと連結して使用される慣性質量付き免震テーブルとを備えた免震テーブルユニットであって
    前記慣性質量付き免震テーブルは、前記減衰機構付き免震テーブルのロータリダンパに代えて慣性質量体を設けたものであることを特徴とする免震テーブルユニット。
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