JP4724463B2 - マイクロホン - Google Patents

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Description

本発明は、マイクロホンユニット側から引き出された接続コードを機器側に配線する際に該接続コードに応力が加わっても、マイクロホンユニットを弾性支持しているショックマウント側に変形を生じさせないようにしたマイクロホンに関する技術である。
手持ち用などの各種のマイクロホンにおいては、マイクロホンケースが振動することにより発生する振動雑音への対応策が問題になる。このような問題に対しては、リング状に形成されたショックマウント内にマイクロホンユニットを挿入保持させた上で、マイクロホンケースの内側に嵌合保持させることで、振動雑音を低減するようにしたマイクロホンも、例えば下記特許文献1などにおいて開示されている。
特開平11−331987号公報
一方、図2は、機器側への組込み用として用いられる比較的微小なマイクロホンの従来例を示す説明図であり、そのうちの(a)は正面図を、(b)は右側面図を、(c)は背面図をそれぞれ示す。
同図によれば、マイクロホン1は、マイクロホンユニット2側をその固定から引き離して設置することで、音響性能を劣化させないようにして形成されている。
すなわち、マイクロホンユニット2は、適宜の止着構造を備える固定側との間にゴムやエラストマーなどの弾性素材からなるショックマウント3を介在させ、該ショックマウント3に弾性支持させることで図示しない機器側から伝わる振動に起因して発生する振動雑音を低減させることができるようになっている。なお、ショックマウント3は、その全体を柔らかく形成すればするほど振動雑音を低減することができるとされている。
この場合、ショックマウント3は、適宜長さの支柱部4と、該支柱部4の頂部側に形成されてマイクロホンユニット2をその前面2a側と背面2b側とを露出させた状態で抱持する保持部5と、支柱部4の基端側に連設されて機器側に取り付ける固定部6とを備えおり、その全体がゴムやエラストマーなどの弾性素材を用いて一体形成されている。
また、マイクロホン1は、マイクロホンユニット2の背面2b側から引き出され、その外側を経由して機器側へと配線される接続コード8を備えている。そして、該接続コード8は、静電結合による雑音の発生を防止するためにシールド線が用いられている。
ところで、図2に示すマイクロホン1は、マイクロホンユニット2の背面2b側から引き出される接続コード8としてシールド線が用いられているものの、これを機器側へと配線する際に応力が加わってしまい、該応力によりショックマウント3を、とりわけ支持本体部4側を変位させてしまうという不都合があった。
このような不都合に対しては、細くて柔らかい接続コード8を用いることにより、ショックマウント3側の変位発生をある程度は軽減することができる。しかし、その一方には、既に述べたように振動雑音の発生をより効果的に軽減する観点から、ショックマウント3の全体をさらに柔らかくして形成したいとする要請もある。
つまり、接続コード8として細くて柔らかいものを用いたとしても、ショックマウント3側が柔らか過ぎる場合には、接続コード8を配線する際に応力が加わると、従来と同様にショックマウント3側を変位させてしまい、マイクロホンユニット2側を正しい位置関係のもとで弾性支持することができなくなるという問題が依然として残る不具合があった。
本発明は、従来技術の上記課題に鑑み、マイクロホンユニット側から引き出した接続コードを機器側に配線する際に該接続コードに応力が加わっても、マイクロホンユニットを弾性支持しているショックマウント側に変形を生じさせないようにしたマイクロホンを提供することに目的がある。
本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであり、マイクロホンユニットと、該マイクロホンユニットを弾性支持して機器側への取付けを自在に形成されたショックマウントと、前記マイクロホンユニット側から引き出されて前記機器側へと配線される接続コードとを少なくとも備えるマイクロホンにおいて、前記ショックマウントは、内部空間を有する適宜長さの中空支柱部と、該中空支柱部の頂部側に連設され、かつ、前面開口部と背面開口部とを備えて前記マイクロホンユニットを保持する保持部と、前記中空支柱部の基端側に連設されて前記機器側に取り付ける固定部とを少なくとも備え、前記マイクロホンユニットは、収音部である前面側を前記前面開口部側に、前記接続コードの一端側が接続された背面側を前記背面開口部側にそれぞれ位置させて前記保持部に保持させるとともに、マイクロホンユニットの前記背面側から引き出された前記接続コードは、前記背面開口部と連通させて前記中空支柱部側に設けられた導入口から前記内部空間内へと導入して、該内部空間と連通させた前記固定部の下面開口部を介して前記機器側への導出を自在としたことを最も主要な特徴とする。
この場合、前記ショックマウントは、ゴム材を含む弾性素材により一体形成するのが好ましい。また、前記マイクロホンユニットは、ショックマウントにおける前記保持部に対しその着脱を自在に抱持させるのが望ましい
本発明によれば、収音部である前面側を前面開口部側に位置させたマイクロホンユニットをショックマウントの保持部に保持させるとともに、マイクロホンユニットの背面側から引き出された接続コードは、保持部の後面開口部と連通させた導入口を介して中空支柱部の内部空間に導入し、固定部の下面開口部を介して機器側へと導出することができるので、機器側へと配線する際に応力が加わる可能性をそれだけ減ずることができるほか、仮に応力が加わったとしても、ショックマウントを変位させるような力を作用させることをなくすことができる。
図1は、本発明の一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は正面図を、(b)は要部断面を含む右側面図を、(c)は背面図をそれぞれ示す。
同図によれば、マイクロホン11は、マイクロホンユニット12と、該マイクロホンユニット12を弾性支持して図示しない機器側への取付けを自在に形成されたショックマウント22と、マイクロホンユニット12側から引き出されて機器側へと配線される接続コード32とを少なくとも備えて形成されている。
このうち、マイクロホンユニット12は、例えば外径が10mm前後の略円柱状を呈する微小なコンデンサマイクロホンユニットなどにより形成されており、その前面13側には振動板を含む収音部側が、背面14側には接続コード32の一端側が接続される接続端子などがそれぞれ配設されている。
また、ゴム材を含む弾性素材からなるショックマウント22は、適宜長さの中空支柱部23と、該中空支柱部23の頂部側にてマイクロホンユニット12を抱持する保持部25と、中空支柱部23の基端側に連設されて前記機器側に取り付ける固定部26とを少なくとも備えて一体形成されている。
この場合、中空支柱部23は、例えば高さが20mm程度で、その外径が10mm程度の略中空円柱状を呈してその長さ方向に沿わせた内部空間22aを有して形成されている。
しかも、マイクロホンユニット12の背面14側に位置している中空支柱部23には、これと隣接する保持部25側に設けられている後述する背面開口部25bと連通させた導入口24を設けることで、マイクロホンユニット12の背面14側から引き出されている接続コード32をその内部空間22a内へと導入することができるようになっている。
また、中空支柱部23の頂部側に一体形成される保持部25は、マイクロホンユニット12をその前面13側と背面14側とを露出させた状態で抱持したり保持したりすることができるように、マイクロホンユニット12の外径よりもやや小さな内径の前面開口部25aと背面開口部25bとを有して形成されている。
この場合、保持部25は、ある程度の伸縮性が付与されて形成されているので、前面開口部25aまたは背面開口部25bを介してマイクロホンユニット12を着脱自在に抱持することができるようになっている。
さらに、中空支柱部23の基端側に一体形成される固定部26は、機器側の対応部位の構造との関係で定まる適宜の取付け構造が付与されて形成されるものである。これを図示例に基づいて説明すれば、固定部26は、中空支柱部23の内部空間22aと連通する下面開口部26aを有する大径部位の略中間位置に周設された溝部27と、該溝部27を介して2分割された下側鍔部28と上側鍔部29とで形成されている。
次に、上記構成からなる本発明の作用・効果を説明すれば、マイクロホンユニット12は、ショックマウント22を介することで、図示しない取付け対象部材たる適宜の機器側から引き離して設置することができるので、その音響性能を劣化させることなく配置することができる。
すなわち、マイクロホンユニット12は、ショックマウント22における保持部25の前面開口部25aまたは背面開口部25bを介してその着脱を自在に抱持させることができる。
しかも、マイクロホンユニット12の背面14側から引き出されている接続コード32は、ショックマウント22における保持部25の背面開口部25bから中空支柱部23側へと至る部位に形成されている導入口24を介して、図1(b)に示すようにその内部空間22aに導入し、固定部26側の下面開口部26aから導出することができる。
したがって、マイクロホンユニット12の背面14側から引き出された接続コード32は、常にショックマウント22内を経由させることで機器側へと配線することができるので、配線する際に応力が加わる可能性をそれだけ減ずることができる。また、接続コード32を配線する際に仮に応力が加わったとしても、ショックマウント22を変位させるような力を作用させることをなくすことができる。
このため、ショックマウント22自体は、その全体をより柔らかくして形成することが可能となり、振動雑音の発生もそれだけ効果的に軽減することができることになる。
また、ショックマウント22は、例えば機器側に設けられている取付け用孔に対し、固定部26における下側鍔部28と上側鍔部29とを挟持するように配置することで、機器側に安定的に固定することができる。
したがって、マイクロホン11は、ショックマウント22の固定部26を介して機器側に位置固定させ、かつ、保持部25を介してマイクロホンユニット12を変形のないショックマウント22側に弾性支持させることで、正しい位置関係のもとで設置することができるので、常に設計したとおりの性能を発揮させることができることになる。
以上は、本発明を図示例に基づいて説明したものであり、その具体的な構成はこれに限定されるものではない。例えば、ショックマウント22側に形成される導入口24は、その位置や大きさなどを所望に応じて適宜選択することができる。また、ショックマウント22は、一体形成するのが望ましいものの、その一部を別体に形成し、これらを一体的に組み合わせて形成するものであってもよい。さらに、ショックマウント22における中空支柱部23は、内部空間22aさえ確保することができるものであれば、その具体的な形状は問わない。また、保持部25は、マイクロホンユニット12の着脱ができない抱持構造もしくは保持構造を付与して形成することもできる。
本発明の一例を示す説明図であり、そのうちの(a)は正面図を、(b)は要部断面を含む右側面図を、(c)は背面図をそれぞれ示す。 機器組込み用として用いられる比較的微小なマイクロホンの従来例を示す説明図であり、そのうちの(a)は正面図を、(b)は右側面図を、(c)は背面図をそれぞれ示す。
11 マイクロホン
12 マイクロホンユニット
13 前面
14 背面
22 ショックマウント
22a 内部空間
23 中空支柱部
24 導入口
25 保持部
25a 前面開口部
25b 背面開口部
26 固定部
26a 下面開口部
27 溝部
28 下側鍔部
29 上側鍔部
32 接続コード

Claims (3)

  1. マイクロホンユニットと、該マイクロホンユニットを弾性支持して機器側への取付けを自在に形成されたショックマウントと、前記マイクロホンユニット側から引き出されて前記機器側へと配線される接続コードとを少なくとも備えるマイクロホンにおいて、
    前記ショックマウントは、内部空間を有する適宜長さの中空支柱部と、該中空支柱部の頂部側に連設され、かつ、前面開口部と背面開口部とを備えて前記マイクロホンユニットを保持する保持部と、前記中空支柱部の基端側に連設されて前記機器側に取り付ける固定部とを少なくとも備え、
    前記マイクロホンユニットは、収音部である前面側を前記前面開口部側に、前記接続コードの一端側が接続された背面側を前記背面開口部側にそれぞれ位置させて前記保持部に保持させるとともに、
    マイクロホンユニットの前記背面側から引き出された前記接続コードは、前記背面開口部と連通させて前記中空支柱部側に設けられた導入口から前記内部空間内へと導入して、該内部空間と連通させた前記固定部の下面開口部を介して前記機器側への導出を自在としたことを特徴とするマイクロホン。
  2. 前記ショックマウントは、ゴム材を含む弾性素材により一体形成された請求項1に記載のマイクロホン。
  3. 前記マイクロホンユニットは、ショックマウントにおける前記保持部に対しその着脱を自在に抱持させた請求項1または2に記載のマイクロホン。
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