JP4723813B2 - 携帯端末の緊急メール通知制御方法及びシステム - Google Patents

携帯端末の緊急メール通知制御方法及びシステム Download PDF

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Description

本発明は突発的な事故・事件に遭遇又は巻き込まれた場合において、携帯端末からの緊急発信メールにより、指定された領域内の近隣者へ警察への救急通知よりも早急に救助通知を求めることを可能にし、多数の目撃情報を得る緊急メール通知制御方法及びシステムに関し、また複数の端末間の距離を収集蓄積することで、事件の兆候を予め確認し、事件を未然に防ぐことも可能な緊急メール通知制御方法及びシステムに関する。
近年、携帯電話・携帯端末の普及に伴い、インターネット経由によるネットワークを活用したサービスが拡充されてきており、メール送信/受信による活用は年々増加している。そして、携帯電話・携帯端末から発信した位置情報の技術も拡充されてきており、そのメール発信位置の精度も高度化されてきており、数々のサービスが存在している。
このような環境の中において、年々増加する犯罪に対する防止策も技術的に高度化されてきている。しかしながら、その高度化された環境の中において、例えば携帯端末を活用した悪質なストーカー犯罪も、法の規制がある中で、相変わらず発生している。犯罪においては、上記の限りではなく、特に人通りの少ない場所において、犯罪が多発するケースが最も多い。
ここで、このような犯罪に対応して(予防を含めて)、その犯罪地点からの緊急通知により、GPS(Global Positioning System:グローバル・ポジショニング・システム)を活用した位置検知を行ない、その情報から近隣地域に設置された警報通知を実施している。また、緊急警報受信センター側での監視システムの動作により、警報からの緊急出動を行なうことも可能である。このようなシステムによる犯罪の防止技術が既存機能として存在する。事故の場合も、事件発生と同類のシステム監視技術により緊急出動システムが存在する。上記の犯罪/事故の何れの場合でも、最近の高度化/多様化されている携帯端末を活用しての緊急発信通知が増加してきており、中には携帯端末から直接警報音を鳴動させ、近隣者に通知することも可能である。また、最近、事件発生後の110番の警察への通知により、警察センターからの携帯位置情報を取得後、発生したエリアの近隣者へ目撃情報の収集依頼を行なう機能も存在する。
従来のこの種のシステムとしては、携帯端末から緊急通報を受信すると、その端末が存在しているエリア内の携帯端末に通報元の加入者情報を含む緊急通知情報を出力するシステムが知られている(例えば特許文献1参照)。また、災害発生時に近傍区域のサービスエリアに存在する携帯電話に災害情報と地図情報を表示させるシステムが知られている(例えば特許文献2参照)。
特開2003−229973号公報(第2頁、第3頁、図1) 特開2002−111872号公報(第3頁、図1)
前述した既存システム環境では、犯罪/事故とも警報/監視といった技術がシステム共通となっている。事件(犯罪)の場合には、警報通知システムの場合、昼夜に関係なく、場所によっては隣接の住民に知らせるための警報通知を実施しても聞き取れない場合がある。
たいていの場合、事件(犯罪)は人通りの少ない地域(昼夜を問わず)、閑静な地域で発生しているケースが最も多い。しかしながら、昼間でも、騒音がある地域や閑静な場所でも、特に河川敷等のような場所においては音が伝達しにくい。また、人も少なく、目撃者も限定されてくる。場合によっては、目撃情報が得られない時もある。
夜間の場合、かなり近隣であれば音が聞こえるが、防犯ブザー又は警報から聞き取れる範囲が限定されていないため、特定の人々への確実な通知が不可能である。この場合、警報/防犯により、犯人は即逃げてしまい、目撃情報が得られにくい。近隣者であっても、真近くであれば目撃情報が得られるが、不在の場合では情報が得られにくい環境もある。やはり、道路上に存在している近隣者が一刻も早く、発生場所を把握できることが望ましい。
上記の事件(犯罪)の場合においては、警備本部への緊急通知により、ある特定エリア内の救援連絡加入の人々への連絡により担当者が救援出動することは現状可能である。しかしながら、更なる詳細な目撃情報や救援を得るには、近隣者全ての人々への正確な通知が必要であり、またこういう人々の方が早く何らかの救援活動に参加できる。
事故の場合も、上記と同様に、場所によっては、近隣者への通知(警報)を行なっても、聞き取りにくい場合が多々存在し、目撃者の不足から、警察/救急への通報が遅延してしまう場合がある。また、従来のメールによるプッシュ型配信サービスを活用して、近隣者へ通知するにしても、予め配信希望者がプッシュ型配信の許可登録をしておき、第三者がその個人宛に情報を配信するものであり、携帯端末保持者が、予め登録された複数携帯端末にプッシュ配信することはできなかった。
更に、警察通報による通報者の近隣の位置を検知する機能は存在するが、取得した位置情報は、在圏エリア内に絞った近隣者への通知が主となっている。また、近隣者であっても、範囲が広ければ正確な近隣者の情報収集が得にくいことや、在圏エリア外でも近隣者となる場合も考えられ、より近隣者位置の幅が狭く、しかも精度向上が望まれる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、事件又は事故の発生乃至は事件の起こる予兆を速やかに近隣者へ通知することができる緊急メールの通知制御方法及びシステムを提供することを目的としている。
本発明の構成の概略を説明する。本発明は、GPS機能付き携帯端末を利用した上で、メールの送受信を可能とするシステム環境配下において、何らかの事件又は事故が発生した場合、携帯端末を利用する者(発信者)が、緊急事態である旨のメールを通知すると、その情報を受信した緊急センター側では、既存のGPSを活用して、発信者の位置情報(緯度/経度)のみならず、発信された際に指定されたパラメータ条件(例えば半径の距離等)を基に位置情報を検知する。
そして、発信された位置を中心とする円内の領域、又は予め緊急発信時の通知地域内を防犯サービスの対象として登録された地域の人々の携帯端末の全ての位置情報(緯度/経度)を求める。この時、在圏内はもちろんのこと在圏外でも、その発信基地の対象端末を特定し、その近隣者に事件又は事故である旨の情報を着信対象地域の人々のそれぞれの位置と緊急情報発信地を記した地図を添付した上で配信する。
配信された近隣者の携帯端末側においては、事件/事故である旨の通知を受けると、近隣者としての目撃情報をメールの返信情報として緊急センター側に送信することを可能とすることにより、緊急センター側の受信情報は、重要証言情報として蓄積しておく。
また、事件が発生するおそれがある場合において、事件発生前の時点においても、予めある携帯端末保持者が、不審な人物から悪質なメール又は電話によるストーカー行為等を受けていた場合、その被害者は予兆型の緊急メールを発信する。この予兆型の緊急メールを受信したセンター側では、GPS位置検索機能を活用してその予兆型メールの発信位置から、被害者により指定されたパラメータ条件(期間、位置条件、言動等)に従って、その領域内の携帯端末保持者の全端末の位置の一定時間毎の軌跡情報の収集を開始する。そして、その被害者の携帯端末を中心とした領域内に、常にそのパラメータで通知を受けた条件に従って、指定の期間チェックし、その結果も含めての統計情報を収集/蓄積する仕組みも備えている。
図1は本発明方法の原理を示すフローチャートである。本発明は、何らかの事故又は事件に巻き込まれた人の第1の携帯端末又は事故や事件を目撃した人の第2の携帯端末からネットワークを介して緊急時の発信メールである旨の情報を指定されたパラメータ条件に従って緊急センター側に通知し(ステップ1)、この緊急通信を受信した緊急センター側では、その緊急情報から発信位置の緯度/経度を抽出し、指定されたパラメータ条件に合致する該当基地局に在圏する携帯端末及び隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末を有する携帯端末群に対する詳細位置情報(地図情報)をGPS情報に従って取得し(ステップ2)、前記第3の携帯端末に前記第1及び第2の携帯端末が存在する位置の地図と緊急発信地を記した地図を添付して、緊急メールである旨のメールを配信する(ステップ3)ことを特徴とする。ここで、パラメータ条件とは事件又は事故発生地点から100m以内等の条件をいう。
(1)請求項1記載の発明は、何らかの事故又は事件に巻き込まれた人の第1の携帯端末又は事故や事件を目撃した人の第2の携帯端末からネットワークを介して緊急時の発信メールである旨の情報を緊急センター側に通知し、この緊急通信を受信した緊急センター側では、その緊急情報から発信位置を抽出し、隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末を有する携帯端末群に対する詳細位置情報を取得し、前記第3の携帯端末に前記第1及び第2の携帯端末が存在する位置の情報を通知する緊急メール通知制御方法において、
被害者の携帯端末(前記第1の携帯端末)保持者が事件発生前に何らかの携帯端末を活用した被害を受けていた場合において、前記第1の携帯端末から予兆型の緊急メールを救急センターに通知し、緊急センター側では、その緊急情報から、第1の携帯端末の位置を抽出し、第1の携帯端末から一定距離にある全ての携帯端末に対する位置情報を割り出し、その対象となる第4の携帯端末群の位置の変化を所定の条件に従って測定していき、その結果を統計情報として蓄積することを特徴とする。
(2)請求項2記載の発明は、緊急メールを配信する地区において、犯罪防止区域、その他の緊急非難場所等、予め予約登録された地域に存在する第5の携帯端末にも通知することを特徴とする。
(3)請求項3記載の発明は、何らかの事故又は事件に巻き込まれた人の第1の携帯端末又は事故や事件を目撃した人の第2の携帯端末から送られてくる緊急メールを受信する位置情報取得機能部と、該位置情報取得機能部からの出力を受けて、その緊急情報から発信位置を抽出し、隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末を有する携帯端末群に対する詳細位置情報を取得する周辺情報収集機能部と、前記第1の携帯端末及び第2の携帯端末から、前記第3の携帯端末に前記第1及び第2の携帯端末が存在する位置情報を添付して緊急メールである旨のメールを通知する緊急通知部、とを有する緊急メール通知制御システムにおいて、被害者の携帯端末(前記第1の携帯端末)保持者が事件発生前に何らかの携帯端末を活用した被害を受けていた場合において、前記第1の携帯端末から予兆型の緊急メールを救急センターに通知し、緊急センター側では、その緊急情報から、第1の携帯端末の位置を抽出し、第1の携帯端末から一定距離にある領域内の全ての携帯端末に対する位置情報を割り出し、その対象となる第4の携帯端末群の位置の変化を所定の条件に従って測定していき、その結果を統計情報として蓄積することを特徴とする。
図2は本発明の第1の原理ブロック図である。図において、10は緊急センターである。該緊急センター10において、1は何らかの事故又は事件に巻き込まれた人の第1の携帯端末21又は事故や事件を目撃した人の第2の携帯端末22からネットワーク(携帯電話網)5を介して送られてくる緊急メールを受信する位置情報取得機能部、2は該位置情報取得機能部1からの出力を受けて、その緊急情報から発信位置の緯度/経度を抽出し、指定されたパラメータ条件に合致する該当基地局に在圏する携帯端末及び隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末23を有する携帯端末群に対する詳細位置情報(地図情報)をGPS6からのGPS情報に従って取得する緊急センター側の周辺情報収集機能部、3は前記第1の携帯端末21及び第2の携帯端末22から、前記第3の携帯端末23に前記第1及び第2の携帯端末21及び第2の携帯端末22から、前記第3の携帯端末23に前記第1及び第2の携帯端末21,22が存在する位置の地図と緊急発信地を記した地図を添付して緊急メールである旨のメールを事故現場周辺の携帯端末に通知する緊急センター側の緊急通知部である。6はGPS、15は緊急連絡先としての警察署又は消防署である。
(1)請求項1記載の発明によれば、事件又は事故の発生を速やかに近隣者へ通知することができる。
(2)請求項2記載の発明によれば、緊急メールを配信する地区において、犯罪防止区域、その他の緊急非難場所等、予め予約登録された地域に存在する第5の携帯端末にも通知することで、犯罪の未然防止をすることができる
)請求項記載の発明によれば、被害者の携帯端末保持者が事件発生前に何らかの携帯端末を利用した被害を受けていた場合において、前記第1の携帯端末からネットワークを介して、予兆型の緊急メールを指定のパラメータ条件に従って緊急センターに通知し、緊急センター側では、指定されたパラメータ条件に合致する領域内の全ての携帯端末に対する位置情報を既存GPSから割り出し、その対象となる第5の携帯端末群の位置の変化を所定の条件に従って測定していき、その結果を統計情報として蓄積することができる
先ず、図2に示す第1の原理ブロック図の動作を説明する。図において、事故当事者(ここでは溺れている人)が有する第1携帯端末21、又はこの事故を目撃した人の有する第2の携帯端末22から携帯電話網5を介して緊急センター10の位置情報取得機能部1に指定されたパラメータ条件に従って、事故発生緊急通知を行なう。緊急センター10は、位置情報取得機能部1と、周辺情報収集機能部2と、緊急通知部3より構成される。この緊急通知には、事故又は事件発生場所のGPS情報が含まれている。位置情報取得機能部1はGPS6からの情報も受けており、周辺情報収集機能部2は位置情報取得機能部1からの出力を受けて、その緊急情報から発信位置の緯度/経度を抽出し、指定されたパラメータ条件に合致する該当基地局に在圏する携帯端末及び隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末23を有する携帯端末群に対する詳細位置情報(地図情報)をGPS6からのGPS情報に従って取得する。このように構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通りである。
緊急通知部3は前記第1の携帯端末21及び第2の携帯端末22から、前記第3の携帯端末23に前記第1及び第2の携帯端末が21,22が存在する位置の地図と緊急発信地を記した地図を添付して緊急メールである旨のメールを通知する。必要に応じて、緊急通知部3は、緊急連絡先15にも緊急情報を通知する。
第3の携帯端末23は、事件又は事故現場の情報を緊急センター10に通知する。緊急センター10側では、この情報を受けて、事件又は事故発生現場付近の情報を収集することができる。この第3の携帯端末23からの通知は、所定時間間隔で緊急センター10に第1回目、第2回目…という具合に行なわれる。緊急センター10又は緊急連絡先15では、目撃情報や事故情報の通知を参考にして、事件解決、事故現場への対応を行なう。
このように構成すれば、所定の時間経過毎に事件又は事故の発生を速やかに近隣者へ通知することができる。また、所定の時間毎に第3の携帯端末23に情報を通知することにより、第1の携帯端末の近辺にいつも存在する携帯端末を検知して該携帯端末の所持人がストーカーであると判断することができる。
また、この場合において、緊急センター20は、緊急メールのパラメータ条件だけに依存せず、犯罪防止地域、その他の緊急避難場所等、予め予約登録された地域に存在する第4の携帯端末にも緊急メールを配信することができる。これによれば、更に関連する地域の携帯端末にも緊急メールを配信することで、事件又は事故が発生した時の対応をより的確にとることができる。
図3は本発明の第2の原理ブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、10は緊急センター、6はGPS、5は携帯電話網、21は依頼者の保持する携帯端末、26は怪しい人物の保持する携帯端末、27は人物の保持する携帯端末、17は緊急センター10からの通知を受けるオペレータである。該オペレータ(監視者)17としては、例えば警察署が挙げられる。緊急センター10において、1はGPS6、携帯電話網5、人物21,22,23からの通信情報を受けて位置情報を取得する位置情報取得機能部、11は該位置情報取得機能部1からの出力を受けて、特定ユーザの周辺情報を収集する周辺情報収集機能部、12は該周辺情報収集機能部11の出力を受けて、履歴管理・統計処理を行なう履歴管理・統計処理機能部である。このように構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通りである。
ある時刻において、依頼者21から緊急センター10に対して、予兆型の緊急メールを指定されたパラメータ条件に従って通知する。周辺情報収集機能部11は、その依頼者21の周辺にいる人物の位置情報を収集し、履歴管理・統計処理機能部12に与える。該履歴管理・統計処理機能部12は、周期的に履歴管理、統計処理を行ない、オペレータ17に通知する。履歴管理・統計処理機能部12は、定期的に通知される緊急メールを処理して、常に依頼者の保持する携帯端末21の周辺にいる人物26の保持する携帯端末を抽出し、例えばオペレータ17に通知する。このようにして、犯罪発生を未然に防いだり、迷惑となる人物の特定を割り出したりすることができる。
図4は本発明の第1の実施の形態例を示すブロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、5は携帯電話網としてのインターネット、6はGPS、10は緊急センターである。該緊急センター10としては、例えば電話会社が相当する。緊急センター10において、1は位置情報取得機能部、8は加入者情報を記憶する加入者情報記憶部、9は緊急通知を受け付ける緊急通知受付部である。加入者情報記憶部8としては、例えばディスク装置が用いられる。20は周辺情報取得・配信サーバである。該周辺情報取得・配信サーバ20において、2は周辺情報を取得する周辺情報取得機能部、3は該周辺情報取得機能部2の出力を受けて緊急通知等を行なう緊急通知&配信機能部、7は各種の情報を登録している情報登録部である。該情報登録部7としては、例えばディスク装置が用いられる。ここで、周辺情報取得機能部2、緊急通知&配信機能部(緊急通知部)3、情報登録部7は本発明に特有の構成部である。
21は事故発生現場における第1の携帯端末、22は事故を目撃した人が持つ第2の携帯端末、23は事件又は事故発生場所の近辺に存在する第3の携帯端末である。Z1は無線基地局に対応するエリア、Z2は他の無線基地局に対応するエリアである。25はエリアZ2において、隣接するエリアZ1に近い場所に存在する携帯端末である。ここで、太い実線の矢印はプロセス制御の流れ、破線の矢印はデータの流れ、細い実線の流れは情報の流れを示す。このように構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通りである。
予め加入者情報は、加入者情報記憶部8へ記憶され、関連する情報は情報登録部7に記憶されているものとする。何らかの事件又は事故が発生した場合、第1携帯端末21又は事故による第2携帯端末22から緊急通報によるメールを発信すると、緊急センター10内の緊急通知受付部9で受け付ける(C1のルート)。そして、緊急位置情報取得サービスであれば、周辺情報取得機能部2が動作する(C2のルート)。ここでは、既存の位置情報取得機能部1を利用して、発信者の位置をGPS6を活用して得る。そして、周辺情報取得機能部2は情報登録部7を参照して、発信者から指定されたパラメータ条件である半径のエリア内に存在する人々の全ての携帯端末の電話番号、メールアドレス、位置情報を特定し、その情報を収集する。この場合において、必要に応じて、加入者情報記憶部8及び情報登録部7を参照する。ここで、周辺情報取得・配信サーバ20は、発信者の位置情報と受信者の位置情報とから地図情報を画像処理にて作成する(C3、C4、C6、C7のルート)。
そして、周辺情報取得・配信サーバ20は、特定された地域とその地域内に存在する携帯端末全てのメールアドレス情報から、画像処理によって得られたファイルを添付して、緊急通知&配信機能部3を起動し、指定された地域内の配信対象の携帯端末に緊急事件・事故である旨のメールを送信する(C10、C11のルート)。
このような処理により、配信を受信した近隣者の携帯端末保持者の携帯端末を確認し、事件/事故であることを判断し、発信地点に急ぐことになる。ここで、受信した携帯端末の保持者は、近隣者としての目撃情報があれば、緊急配信通知情報の返信情報として返送することができるようになっている(C12のルート)。
近隣者として受信した携帯端末から、返信情報を受けた緊急センター10側では、その返信情報として一時的に情報登録部7に蓄積し、この状態でも後の操作と解析に活用できるようにする。
しかしながら、最初に位置情報として収集して得た配信対象端末は、常に移動している可能性があり、通報者の位置が配信対象圏外になる可能性もあり、逆に新たな配信対象端末が存在する可能性もある。また、既に得られた目撃情報の近隣者への配信をすることにより、さらなる詳細な目撃情報を得られやすくし、後の操作と解析に活用する際の効率化を目的として、予め緊急センター10側で登録された時間を経過すると、再度前述した処理(C2のルートをトリガとする処理からC12までのルート)を繰り返すことになる。
図5は本発明の第2の実施の形態例を示すブロック図である。図4と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、10は緊急センター、5は緊急センター10と携帯端末保持者とを接続するインターネットである。緊急センター10において、1は位置情報取得機能部、14は第1の携帯端末21からの緊急メールを受け付ける通知受付部、8は加入者情報を記憶する加入者情報記憶部である。20’は特定ユーザ周辺情報取得サーバである。該特定ユーザ周辺情報取得サーバ20’において、11は周辺情報を収集する周辺情報収集部、12は特定ユーザ情報を記憶する特定ユーザ情報記憶部である。13は特定ユーザ周辺情報取得サーバ20’と接続される履歴管理・統計処理部である。該履歴管理・統計処理部13は、オペレータ17と接続されている。
21はZ1なる在圏エリアに存在する人(ストーカー被害者)の持つ第1携帯端末、26は指定されたパラメータ条件に合致する領域内の全ての携帯端末に対する位置情報を既存GPSから割り出してその対象となる第5の携帯端末、25は予め予約された地域に存在する第4の携帯端末である。図において、太い実線の矢印はプロセス制御の流れ、破線の矢印はデータの流れ、細い実線の矢印は情報の流れを示している。このように構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通りである。
受験発生前の時点において、ある携帯端末保持者が、不審な人物からの悪質な携帯端末によるメール又は電話機によるストーカー行為等を受けていた場合、被害者である携帯端末保持者は第1の携帯端末21から、事件兆候調査サービスとしてのメールを発信する(C1)。このメールを受信した緊急センター10内では、緊急通知受付部14で受け付ける(C1のルート)。そして、受信したメールが事件兆候調査サービスであった場合、特定ユーザの周辺情報収集機能部11を起動させる(ルートC2)。
周辺情報収集機能部11は、位置情報取得機能部1を利用して、発信者の位置をGPSを活用し、GPS位置検索機能を活用して、緊急メール発信位置から、常にある指定された領域内の携帯端末保持者の全端末の位置情報を求める機能を利用し(C3、C4,C6、C7のルート)、被害者からのパラメータによって指定された情報(期間、位置、検知条件、言動等)を元に、通報者の携帯端末21を中心とした領域内に、常にその指定期間存在するかどうかについての詳細情報を収集する(C9、C10)。緊急センター10側のオペレータ17は、履歴管理・統計処理部13を動作させて(C12)、位置情報の分布図から不審な人物を割り出す。
このような仕組みにより、事故、事件(人通りの少ない地点)の発生時において、携帯端末からの緊急発信通知により、その発信位置の指定された領域内に存在する近隣の人々に事故発生の旨を早急に知らせ、場合によっては、緊急又は警察よりも早めに何らかの貸先を立てることが可能である。
事件の場合には、その情報発信の近隣の人々に、被害者の位置(地図)情報と近隣者である受信者の存在する位置情報(地図)と共に、早急に事件である旨を緊急センター10に通知することにより、多数の重要証言、犯人の目撃情報による返信メールを得て、後の警察捜査による犯人の絞り込み作業効率が向上する。場合によっては、多数の近隣者によって犯人を取り押さえる可能性も高くなる。
また、うっかり携帯端末を所持し通信可能状態である場合に、うっかり事件を引き起こして逃走したとしても、その後の調査により、早期解決が期待である。また、本発明では、事件の発生前において、被害者が予め予兆型の緊急メールを緊急センター10に発信しておくことにより、不審者が携帯端末を利用した悪質なストーカー行為(電話/メール)を実施していたかどうかの確認や、常に一定の距離内に存在する人物(例えば被害者の後をつけている人物)等が予め把握できるので、更なる不審者の絞り込みに貢献することができる。
また、本発明によれば、事件又は事故の発生を速やかに近隣者へ通知することができる。また、前記予兆型の緊急メールによる不審者の位置情報の測定を行なった場合に、不審者が怪しい人物ではなかったことが判明したら、その人物に関する測定を強制終了させるようにしている。また、本発明によれば、事故又は事件発生現場の画像情報を緊急センター10に通知することで、事故又は事件発生現場の状況をよりよく把握することができる。更に、前記1回目の返信に加えて、所定時間経過後に前記第3の携帯端末から緊急センター10へ重要目撃情報を通知することにより、第1の携帯端末近隣にいつも存在する携帯端末を検知して該携帯端末の所持人がストーカーであると判断することができる。
(形態例1)
図6は緊急メール受け付け処理を示すフローチャート、図7、図8は緊急メール受け付け処理の詳細を示すフローチャートである。システム構成図としては、図4又は図5に示すものを用いる。先ず事件又は事故が発生すると、第1の携帯端末21又は第2の携帯端末22からの通報を緊急通知受付部9で受け付ける。通報を受けると、緊急メール受け付け処理が起動される。緊急受け付け処理では、緊急通知受付部9で緊急通知電文読み出し処理を実行し(S1)、周辺情報取得・配信サーバ20で要求条件の判定を行なう(S2)。
判定の結果、一般的な既存緊急サービスの場合には、一般緊急通知関連処理を行ない(S3)、処理を終了する。ステップS2の判定で一般的な緊急サービスでない場合には、緊急位置情報取得サービスの場合と、事件兆候調査サービスの場合と、近隣者からの返信メールの場合と、事件兆候調査サービス停止の場合とに分けられる。
緊急位置情報取得サービスの場合には、周辺情報取得機能起動部を起動し(S4)、通信インタフェース(IF)制御部50によってどのような処理を行なうか判断し(S5)、周辺情報取得機能処理(詳細後述)を実行する(S6)。この処理が実行されたら、処理を終了する。
ステップS2において、要求条件が事件兆候調査サービスであった場合には、特定ユーザの周辺情報収集機能部を起動し(S7)、通信インタフェース制御部50によってどのような処理を行なうか判断し(S8)、特定ユーザの周辺情報収集機能処理(詳細後述)を実行する(S9)。この処理が実行されたら、処理を終了する。
ステップS2において、近隣者からの返信メールであった場合には、通報者端末の基地局のエリア名を取得し、近隣候補者からの詳細目撃メール情報を蓄積し(S10)、詳細目撃情報ファイル30に蓄積する。この処理が実行されたら、処理を終了する。
ステップS2において、事件兆候調査サービス停止の場合、周辺情報取得・配信サーバ20は事件兆候調査サービス停止要求を通報者から受けた場合、停止フラグを設定し(S11)、このフラグを停止フラグファイル31に蓄積する。この処理が実行されたら、処理を終了する。
図9乃至図14は周辺情報取得機能処理を示すフローチャートであり、図7のステップS6の詳細を示している。起動された周辺情報取得機能部2では、緊急位置情報取得サービス実施用カウンタ32を初期化し(S20)、位置情報取得機能部起動のための入力情報設定処理(S21)を経由して、通信インタフェース制御部50により(S22)位置情報取得機能部1を起動する(S23)。
そして、該当通報者の電話番号により基地局内エリア名を取得する(S24)(後述のシーケンスM03部分)。そして、取得したエリア名をエリア内ファイル33に蓄積する(S25)。次に、通報者端末の詳細位置情報の取得のために詳細位置情報取得機能部起動のための入力情報設定処理(S26)を経由して、通信インタフェース制御部50により(S27)位置情報取得機能部1を起動する(S28)。そして、当該通報者の電話番号により、位置情報の詳細情報を取得する(S29)(後述のシーケンスM08部分)。そして、取得したエリア名を位置詳細情報ファイル34に蓄積する(S30)。
更に、通報者のエリア名から近隣候補者の端末番号を割り当てるために、詳細位置情報取得機能起動のための入力情報設定を行ない(S31)、通信インタフェース制御部50により(S32)位置情報取得機能部1を起動する(S33)。そして、該当通報者のエリア名により、近隣者の電話番号情報を取得する(S34)(後述のシーケンスM10部分)。そして、取得したエリア名を全端末番号ファイル35に蓄積する(S35)。
また、近隣者候補者端末の詳細位置情報の取得のために、詳細位置情報取得機能起動のための入力情報設定処理を経由して(S36)、通信インタフェース制御部50により(S37)、位置情報取得機能部1を起動する(S38)。
そして、近隣候補者端末の端末番号により、位置情報の詳細情報を取得する(S39)(後述のシーケンスM15部分)。そして、取得した近隣候補者の詳細位置情報名を全端末の位置詳細情報ファイル36に蓄積する(S40)。
ここで、近隣候補者から、各条件データ(図A−3,図A−4,図A−5,図A−6(図21〜図24参照))によって、近隣者の配信端末の絞り込みを実施し、編集結果を各条件情報ファイル37に蓄積する(S41)。
次に、周辺情報取得・配信サーバ20は本通知処理が2回目の要求であるかどうかチェックする(S42)。2回目以降の通知である場合には、該当事件・事故の最新目撃情報を目撃情報ファイル38から取得する(S43)。ステップS42において、初回の通知であった場合には、ステップS44に飛ぶ。ステップS43を実行した後、又はステップS42の判断で初回の通知であった場合、各加入者情報ファイル39を参照して、各加入者番号からメールアドレス情報を取得する(S44)。そして、近隣者へ緊急配信メールを実施するため、起動制御部51を経由して(S45)緊急通知・配信機能を起動する(S46,S47)。
この後、現在のカウンタ登録情報ファイル32から処理実行カウンタを取得し(S48)、カウンタ値を判定する(S49)。ここで、終了であった場合には、後処理を実行し(S53)、起動元へリターンする。若し、初回配信が終了した段階であれば、カウンタ登録情報ファイル32の処理実行カウンタを更新する(S50)。そして、その後、カウンタ値に対応したタイマ登録データをタイマ登録情報ファイル47から取得し(S51)、取得したいタイミングデータの間、タイミングをとる(S52)。ステップS49において、カウンタ値判定が終了した場合には、後処理を実行した後(S53)、処理を終了(リターン)する。
そして、規定の時間が経過した後、2回目の調査を開始するために、S21の処理から再実行する。この場合には、S42まで同じ処理を実行する。そして、2回目の処理中かどうか判定後(S42)、近隣者からの目撃情報が蓄積された最新の目撃情報を取得する(S43)。そして、この処理の配信は、上述した処理と同じである。ステップS48において最新の処理実行カウンタを取得し、カウンタを判定後(S49)終了の場合は、後処理(S53)を行なった後、終了する。S46の緊急通知&配信機能部起動によって、緊急通知&配信機能が起動されると、近隣者へ緊急メールである旨の通知を実施する(S60)。図15は緊急通知&配信機能処理を示すフローチャートである。近隣者へ緊急情報が配信された後、近隣者へ緊急メールを配信する(S60)。
このように、第1の形態例によれば、事件又は事故の発生を速やかに近隣者へ通知することができる。
(形態例2)
前記第1の形態例の処理によって、緊急通知&配信機能により、近隣者へ通知された後、近隣者からの目撃情報である返信メールは、緊急メール受け付け処理フロー(図6)で受信される。そして、電文の読み出し処理(S1)を実行し、要件条件判定処理S2により近隣者からの返信メールの場合、近隣者の端末からの詳細目撃情報を蓄積しておく(図8のS10)。この後の処理は終了となるが、前記第1の形態例で詳細に説明したように、初回終了後、所定の時間経過後、2回目の詳細目撃情報を取得するために、S21〜S49までの処理を繰り返す(図9〜図14参照)。
第2の形態例によれば、事故発生箇所の近隣に存在する携帯端末から緊急メールを受信したことに対する返信として、重要目撃情報を速やかに通知することができる。
(形態例3)
前記第1の形態例の処理の中で、近隣者からの指定の条件によって、特定のエリアを条件データから読み出して配信地域を決定する(図12のS41)。
第3の形態例によれば、緊急メールを配信する地域において、予め予約登録された地域に存在する第4の携帯端末にも配信することができ、より高速な対応をとることができる。
(形態例4)
先ず、兆候・調査サービス発信の場合、第1の携帯端末21から通報を受けると、通知受付部14が起動される。通知受付部14では緊急電文読み出し処理を実行し(図6のS1)、要求条件の判定を行なう(同S2)。ここで、事件兆候・調査サービスの場合は、特定ユーザ周辺情報取得機能を処理した後(図7のS7)、通信インタフェース制御部40により(同S8)、特定ユーザ周辺情報取得機能部2を起動する(S9)。
図16乃至図20は特定ユーザの周辺情報収集機能処理を示すフローチャートである。起動された特定ユーザ周辺情報取得機能部2では、特定ユーザ周辺情報取得サービス実施カウンタ32を初期化する(S70)。この後、位置情報取得機能起動のための入力情報設定処理(S71)から詳細位置情報取得処理(S90)までは、図9〜図11に示す処理と同じである。
この後、現在の処理実行カウンタを取得し(S91)、カウンタ値を判定する(S92)。ここで、終了ならが起動元へのリターンを行なう。
若し、未終了ならば、通報者からの停止フラグ情報ファイル37からフラグ情報を読み出し(S93)、停止カウンタ値を判定する(S94)。その後、カウンタ登録情報ファイル32を更新する(S96)。この後、カウンタに対応したタイマ登録情報ファイル41からカウンタに対応したタイマ登録データを取得し(S97)、タイマ値のタイミングをとる(S98)。ステップS92で処理実行からカウンタ終了の場合は後処理を行なう(S95)。そして、兆候・調査通報者の特定の時間分、S71〜S90までの処理を実行する。その後、実行された状態において、緊急センター20側のオペレータ17は、常時、履歴・統計情報機能を活用して監視することが可能である。図21は履歴・統計処理を示すフローチャートである。オペレータは、履歴・統計処理を行なう場合、位置情報詳細収集データファイル42からの位置情報の収集結果を基に履歴管理・統計処理に活用する(S100)。
第4の形態例によれば、被害者の携帯端末保持者が事件発生前に何らかの携帯端末を活用した被害を受けていた場合において、前記第1の携帯端末からネットワークを介して、予兆型の緊急メールを指定のパラメータ条件に従って緊急センターに通知し、緊急センター側では、指定されたパラメータ条件に合致する領域内の全ての携帯端末に対する位置情報を既存GPSから割り出し、その対象となる第5の携帯端末群の位置の変化を所定の条件に従って測定していき、その結果を統計情報として蓄積することができる。
(形態例5)
形態例4で予兆型の緊急発信メールによる、不審者の位置情報の測定を強制終了するようにしたもの
以下、上記形態例で使用されるデータ構成例について説明する。図22は形態例1〜3のデータ構成例を示す図である。図A−1は緊急位置情報取得サービス実施用カウンタの構成で、サービス実施カウンタ情報Cより構成されている。図A−2は緊急位置情報取得サービス実施用停止情報であり、サービス停止フラグ情報Fより構成されれている。図A−3は通報者のエリア名蓄積データであり、通報者の電話番号と、該当エリア名と、詳細地図情報と、通報者の条件情報と、隣接エリア番号より構成されている。通報者の条件情報Pは、10,50,100(m)等であり、端末から選択可能である。
図23は形態例1〜3のデータ構成例を示す図である。図A−4は通報者のエリア名蓄積データであり、1回目の位置、2回目の位置という具合に記憶され、それぞれの回は東経と緯度情報よりなる。図24は形態例1〜3のデータ構成例を示す図である。図A−5は近隣者のエリア名蓄積データであり、それぞれの回毎に、東経と緯度と距離(被害者と通報者との距離)と地図データより構成されている。
図25は形態例1〜3のデータ構成例を示す図である。図A−6−aは近隣者のメール受信可能条件のパラメータ登録情報Zエリアに関するものであり、近隣者の電話番号とサービス提供のオン/オフより構成されている。サービス提供のオン/オフは、オンが提供、オフが非提供である。初期値はオンとしている。図A−6−bは近隣者のメール受信可能条件のパラメータ登録情報Yエリアに関するもので、近隣者の電話番号とサービス提供のオン/オフより構成されている。図A−7はタイマ登録データであり、実施回数とタイマ登録情報とから構成されている。
図26は形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。図B−1は緊急位置情報取得サービス実施用カウンタ情報であり、サービス実施カウンタ情報Cより構成されている。図B−2は緊急位置情報取得サービス実施用停止情報であり、サービス停止フラグ情報Fで構成されている。
図27は形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。図B−3は通報者のエリア名蓄積データであり、通報者の電話番号と、各週毎の1時間単位の位置情報が登録される。例えば、1日目の測定結果は、1時間毎に東経と緯度情報とが登録されている。図28は形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。図B−4は近隣者のエリア名蓄積データであり、通報者の電話番号と、各週毎の一日の位置データが記憶されている。例えば1日目の24時間毎の位置データは、図に示すように、電話番号毎に1時間間隔で東経と緯度情報が記憶される。なお、近隣者が不在の場合はデータはとれないので、「不在」と記憶されている。
図29は形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。図B−5は近隣者のエリア名蓄積データである。通報者の電話番号と、各週毎の位置データが1日毎に記憶されている。例えば、2日目の位置データは、1時間毎に電話番号と東経と緯度が記憶されている。図30は形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。図B−6−aは在圏するエリアの近隣者の電話番号とサービス提供のオン/オフとから構成されている。サービス提供のオンが提供、オフが非提供であり、オン/オフの初期値はオンである。図B−6−bは隣接する在圏エリアの近隣者の電話番号とサービス提供から構成されている。図B−7はタイマ登録データを示し、実施回数とタイマ登録情報(日数分)から構成されている。
図31乃至図33は本発明の緊急メール送信のシーケンス例を示す図である。何れも形態例1〜形態例3までに該当するシーケンスである。ここでは、通報者の携帯端末を携帯端末1、近隣者の携帯端末を携帯端末2とする。9は緊急通知受付部、2は周辺情報取得機能部、3は緊急通知&配信機能部、1は位置情報取得機能部、6はGPSである。
事故・事件が発生すると、携帯端末1から緊急通知受付部9に電話番号と緊急フラグを含む緊急メールを通知する(M01)。緊急通知受付部9はこの緊急メールを受け付けると、周辺情報取得機能部2に緊急メール位置取得開始通知を行なう(M02)。この通知を受けた周辺情報取得機能部2は、位置情報取得機能部1に対して通報エリア要求を出す(M03)。位置情報取得機能部1は、取得した通報エリア(エリア名)を周辺情報取得機能部2に通知する(M04)。
周辺情報取得機能部2は、位置情報取得機能部1に対して詳細位置要求を出す(M05)。位置情報取得機能部1はGPS位置/経度情報を取得して携帯端末1に通知する(M06)。携帯端末1はGPS6に対してGPS位置/経度情報要求を行ない、受け取った位置情報からGPS位置/経度取得返信を位置情報取得機能部1に対して返信する(M07)。
位置情報取得機能部1は、周辺情報取得機能部2に対して詳細位置情報を返信する(M08)。この情報を受けると、周辺情報取得機能部2は位置情報取得機能部1に対して近隣候補者番号要求を行なう(M09)。位置情報取得機能部1は周辺情報取得機能部2に対して電番1〜電番nまでの近隣候補者番号を通知する(M10)。この情報を受け取った周辺情報取得機能部2は、近隣候補者の詳細位置要求を位置情報取得機能部1に対して行う(M11)。
次に、位置情報取得機能部1は、携帯端末2に対して近隣候補者位置情報取得要求を通知する(M12)。携帯端末2はGPS6に対してGPS位置/経度取得要求を出し(S13)、GPS位置/経度情報を取得する(M14)。次に、携帯端末2は位置情報取得機能部1に対して近隣候補者位置情報を送信する(M15)。位置情報取得機能部1は、周辺情報取得機能部2に対して近隣候補者の位置情報(経度/緯度/)を電番毎に返信する(M16)。周辺情報取得機能部2は、近隣候補者から近隣者を絞り込み(緯度・経度の差から緊急情報通知範囲を絞り込み)、情報登録部7からメールアドレス等の情報を取得する。そして、緊急通知&配信機能部3へ緊急情報通知を出す(M17)。
緊急通知&配信機能部3は、携帯端末2に対して事件/事故情報の通知を行なう(M18)。携帯端末2から緊急通知受付部9に対して緊急メール通知の返信を行なう(M19)。緊急通知受付部9は目撃メール情報等を情報登録部7に蓄積する(M19’)。
図34乃至図37は本発明の兆候調査メール送信時のシーケンスを示す図である。図において、通報者の携帯端末を携帯端末1、近隣者の携帯端末を携帯端末2とする。9は緊急通知受付部、25は特定ユーザの周辺情報収集機能部、13は履歴管理・統計機能部(履歴管理・統計処理部)、1は位置情報取得機能部1、6はGPSである。
携帯端末1から事件兆候調査依頼が発生すると、電話番号、緊急フラグよりなる兆候調査依頼メール通知を緊急通知受付部9に対して行なう(M20)。緊急通知受付部9はこの通知を受けると、特定ユーザの周辺情報収集機能部25に対して緊急メール位置取得開始通知を行なう(M21)。特定ユーザの周辺情報収集機能部25は、この通知を受けると、位置情報取得機能部1に対して通報エリア要求を出す(M22)。位置情報取得機能部1は、この要求を受けると通報エリアを取得してエリア名を特定ユーザの周辺情報収集機能部25に通知する(M23)。特定ユーザの周辺情報収集機能部25は、この通知を受けると、位置情報取得機能部1に対して詳細位置要求を通知する(M24)。
位置情報取得機能部1は、GPS位置/経度情報を取得するため携帯端末1に通知する(M25)。携帯端末1はGPS6に対して通信を行ないGPS位置/経度情報を取得して位置情報取得機能部1に返信する(M26)。この通知を受けて、位置情報取得機能部1は特定ユーザの周辺情報収集機能部25に対して詳細位置情報を返信する(M27)。この通知を受けた特定ユーザの周辺情報収集機能部25は、位置情報取得機能部1に対して近隣候補者番号返信要求を行なう(M28)。
位置情報取得機能部1は、特定ユーザの周辺情報収集機能部25に対して近隣候補者番号(電番1、電番2…)を取得して通知する(M29)。特定ユーザの周辺情報収集機能部25は、位置情報取得機能部1に対して詳細位置要求を出す(M30)。次に、位置情報取得機能部1は近隣者の携帯端末2に対して近隣候補者位置情報取得要求を通知する(M31)。次に、携帯端末2はGPS6に対して通信を行ない、GPS位置/経度情報を取得する(M32、M33)。
次に、携帯端末2は位置情報取得機能部1に対して近隣候補者位置情報返信を行なう(M34)。位置情報取得機能部1は、この情報を受けると、特定ユーザの周辺情報収集機能部25に対して近隣候補者位置情報返信を行なう(M35)。この時の情報は電番と緯度/経度情報である。特定ユーザの周辺情報収集機能部25は、依頼者の条件により、同一エリア又は隣接するエリアの加入者について、依頼者の指定条件(期間等の条件パラメータ)位置情報を収集する。収集情報は情報登録部7に蓄積される。次に、特定ユーザの周辺情報収集機能部25は、履歴管理・統計機能部26に対して履歴・統計情報処理通知を行なう(M36)。
次に、運用端末オペレータ17は、履歴管理・統計機能部26に対して、兆候調査監視開始を行なう(M37)。履歴管理・統計機能部26では、システム保守者(オペレータ)は、不審な加入者端末の履歴情報と統計処理を保守的に監視することに利用できる。次に、履歴管理・統計処理機能部26はオペレータ17に対して兆候調査監視情報を参照する(M38)。また、不審者の位置分布結果から、ストーカ犯罪調査への協力もできる。次に、携帯端末1は、緊急通知受付部9に対して兆候調査依頼メール通知を行なう(M39)。緊急通知受付部9は、停止フラグ蓄積ファイル28に対して停止フラグを蓄積する。通報者からの調査停止要求により、兆候調査は即停止する。
図38は携帯端末からの緊急メール送信時の画面イメージを示す図である。事件・事故が発生した場合、被害者又は目撃者は携帯端末をメール送信モードにする。この時、携帯端末のディスプレイは60に示すようなものになる。1は緊急通知、2は目撃情報返信、3は兆候調査、4は兆候調査停止である。ここで、被害者又は目撃者が1を選択すると、緊急通知条件メニュー61が表示される。
ディスプレイには、緊急通知条件と詳細情報設定の記入欄が表示される。例えば、近隣者配信条件を“有り”に設定し、半径を1000mに設定する。詳細情報設定を“有り”に設定し、送信キーを押すと、緊急メールが送信される。70は通知を受けた人が持つ携帯端末のディスプレイである。ディスプレイには、目撃情報と写真を入力することができるようになっている。目撃情報では、服装、年代が入力され、写真が有るか無いかを知らせることができる。このようにして設定された情報は、必要に応じて被害者又は目撃者に通知される。
図39は携帯端末からの目撃情報メール返信時の画面イメージを示す図である。目撃者が2を選択すると、目撃情報の返信メニュー62が表示される。目撃情報として、服装が黒ジャンパー、年20代を入力して、返信キーを押す。目撃情報は緊急センターに送信される。
図40は携帯端末からの兆候調査送信時の画面イメージを示す図である。3の兆候調査を選択すると、兆候調査のメニュー63が表示される。ここで、近隣者調査条件(距離、期間、日数等)を入力して、調査送信キーを押すことにより、緊急センターに通知することができる。
図41は兆候分析イメージの説明図である。 依頼者の要請をトリガにして、依頼者の周辺に存在する携帯端末ユーザとの距離を監視し、近づく周期性等を調べ、ストーカ特定の参考データとする。例えば、家族以外の人間がある決まった時間に常に近くにいる場合には、怪しいと判断するものである。図の特性Kを参照する。横軸ば日時、縦軸は依頼者と不審者との距離を示す。実線は依頼者と不審者Aとの距離、破線は依頼者と不審者Bとの距離である。一定周期で常に不審者Aが近くにいることになるので、この人物Aが怪しいと判断することができる。
図42は隣接エリアの関係を示す図である。通報者の携帯端末aが在圏する基地局Aには、携帯端末bも存在するが、距離的には他の基地局の携帯端末cの方が近い。そこで、基地局Aは、隣接する基地局Bや基地局Cに在圏する携帯端末を調べ、携帯端末aに近い携帯端末cを探しだし、そこにも緊急メールを通知する。本発明では、パラメータとしてXm以内の端末というように指定するので、在圏する全ての携帯端末に通知するものではない。
(付記1) 何らかの事故又は事件に巻き込まれた人の第1の携帯端末又は事故や事件を目撃した人の第2の携帯端末からネットワークを介して緊急時の発信メールである旨の情報を指定されたパラメータ条件に従って緊急センター側に通知し(ステップ1)、
この緊急通信を受信した緊急センター側では、その緊急情報から発信位置の緯度/経度を抽出し、指定されたパラメータ条件に合致する該当基地局に在圏する携帯端末及び隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末を有する携帯端末群に対する詳細位置情報(地図情報)をGPS情報に従って取得し(ステップ2)、
前記第3の携帯端末に前記第1及び第2の携帯端末が存在する位置の地図と緊急発信地を記した地図を添付して緊急メールである旨のメールを配信する(ステップ3)
ことを特徴とする緊急メール通知制御方法。
(付記2) 前記配信された第3の携帯端末側では、そのメールに対する返信として、重要目撃情報を速やかに通知することを特徴とする付記1記載の緊急メール通知制御方法。
(付記3) 緊急メールを配信する地区において、緊急メールのパラメータ条件だけに依存せず、犯罪防止区域、その他の緊急避難場所等、予め予約登録された地域に存在する第4の携帯端末にも配信することを特徴とする付記1記載の緊急メール通知制御方法。
(付記4) 被害者の携帯端末保持者が事件発生前に何らかの携帯端末を活用した被害を受けていた場合において、前記第1の携帯端末からネットワークを介して、予兆型の緊急メールを指定のパラメータ条件に従って緊急センターに通知し、緊急センター側では、指定されたパラメータ条件に従ってその緊急情報から、発信位置の緯度/経度を抽出し、その指定されたパラメータ条件に合致する領域内の全ての携帯端末に対する位置情報を既存GPSから割り出し、その対象となる第5の携帯端末群の位置の変化を所定の条件に従って測定していき、その結果を統計情報として蓄積することを特徴とする付記1記載の緊急メール通知制御方法。
(付記5) 何らかの事故又は事件に巻き込まれた人の第1の携帯端末又は事故や事件を目撃した人の第2の携帯端末からネットワークを介して送られてくる緊急メールを受信する緊急センター側の位置情報取得機能部と、
該位置情報取得機能部からの出力を受けて、その緊急情報から発信位置の緯度/経度を抽出し、指定されたパラメータ条件に合致する該当基地局に在圏する携帯端末及び隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末を有する携帯端末群に対する詳細位置情報(地図情報)をGPS情報に従って取得する緊急センター側の周辺情報収集機能部と、
前記第1の携帯端末及び第2の携帯端末から、前記第3の携帯端末に前記第1及び第2の携帯端末が存在する位置の地図と緊急発信地を記した地図を添付して緊急メールである旨のメールを事故現場周辺の携帯端末に通知する緊急センター側の緊急通知部と、
から構成される緊急メール通知制御システム。
(付記6) 前記予兆型の緊急メールによる不審者の位置情報の測定を強制終了することを特徴とする付記4記載の緊急メール通知制御方法。
(付記7) 前記携帯端末がカメラ付き携帯端末であった場合に、事故又は事件発生現場の周辺の画像を撮影した写真情報も添付ファイルとして緊急センターに通知することを特徴とする付記5記載の緊急メール通知制御システム。
(付記8) 前記第1回目の返信に加えて、所定時間経過毎に前記第3の携帯端末から緊急センターへ重要目撃情報を通知することを特徴とする付記2記載の緊急メール通知制御システム。
本発明方法の原理を示すフローチャートである。 本発明の第1の原理ブロック図である。 本発明の第2の原理ブロック図である。 本発明の第1の実施の形態例を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態例を示すブロック図である。 緊急メール受け付け処理を示すフローチャートである。 緊急メール受け付け処理の詳細を示すフローチャートである。 緊急メール受け付け処理の詳細を示すフローチャートである。 周辺情報取得機能処理を示すフローチャートである。 周辺情報取得機能処理を示すフローチャートである。 周辺情報取得機能処理を示すフローチャートである。 周辺情報取得機能処理を示すフローチャートである。 周辺情報取得機能処理を示すフローチャートである。 周辺情報取得機能処理を示すフローチャートである。 緊急通知&配信機能処理を示すフローチャートである。 特定ユーザの周辺情報収集機能処理を示すフローチャートである。 特定ユーザの周辺情報収集機能処理を示すフローチャートである。 特定ユーザの周辺情報収集機能処理を示すフローチャートである。 特定ユーザの周辺情報収集機能処理を示すフローチャートである。 特定ユーザの周辺情報収集機能処理を示すフローチャートである。 履歴・統計処理を示すフローチャートである。 形態例1〜3のデータ構成例を示す図である。 形態例1〜3のデータ構成例を示す図である。 形態例1〜3のデータ構成例を示す図である。 形態例1〜3のデータ構成例を示す図である。 形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。 形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。 形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。 形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。 形態例4〜5のデータ構成例を示す図である。 本発明の緊急メール送信のシーケンスを示す図である。 本発明の緊急メール送信のシーケンスを示す図である。 本発明の緊急メール送信のシーケンスを示す図である。 本発明の兆候調査メール送信時のシーケンスを示す図である。 本発明の兆候調査メール送信時のシーケンスを示す図である。 本発明の兆候調査メール送信時のシーケンスを示す図である。 本発明の兆候調査メール送信時のシーケンスを示す図である。 携帯端末からの緊急メール送信時の画面イメージを示す図である。 携帯端末からの目撃情報メール返信時の画面イメージを示す図である。 携帯端末からの兆候調査送信時の画面イメージを示す図である。 兆候分析イメージの説明図である。 隣接エリアの関係を示す図である。
符号の説明
1 位置情報取得機能部
2 周辺情報収集機能部
3 緊急通知部
5 携帯電話網
6 GPS
21 第1携帯端末
22 第2携帯端末
23 第3携帯端末

Claims (3)

  1. 何らかの事故又は事件に巻き込まれた人の第1の携帯端末又は事故や事件を目撃した人の第2の携帯端末からネットワークを介して緊急時の発信メールである旨の情報を緊急センター側に通知し、この緊急通信を受信した緊急センター側では、その緊急情報から発信位置を抽出し、隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末を有する携帯端末群に対する詳細位置情報を取得し、前記第3の携帯端末に前記第1及び第2の携帯端末が存在する位置の情報を通知する緊急メール通知制御方法において、
    被害者の携帯端末(前記第1の携帯端末)保持者が事件発生前に何らかの携帯端末を活用した被害を受けていた場合において、前記第1の携帯端末から予兆型の緊急メールを救急センターに通知し、緊急センター側では、その緊急情報から、第1の携帯端末の位置を抽出し、第1の携帯端末から一定距離にある全ての携帯端末に対する位置情報を割り出し、その対象となる第4の携帯端末群の位置の変化を所定の条件に従って測定していき、その結果を統計情報として蓄積することを特徴とする緊急メール通知制御方法。
  2. 緊急メールを配信する地区において、犯罪防止区域、その他の緊急非難場所等、予め予約登録された地域に存在する第5の携帯端末にも通知することを特徴とする請求項1記載の緊急メール通知制御方法。
  3. 何らかの事故又は事件に巻き込まれた人の第1の携帯端末又は事故や事件を目撃した人の第2の携帯端末から送られてくる緊急メールを受信する位置情報取得機能部と、
    該位置情報取得機能部からの出力を受けて、その緊急情報から発信位置を抽出し、 隣接するエリアに在圏する第3の携帯端末を有する携帯端末群に対する詳細位置情報を取得する周辺情報収集機能部と、
    前記第1の携帯端末及び第2の携帯端末から、前記第3の携帯端末に前記第1及び第2の携帯端末が存在する位置情報を添付して緊急メールである旨のメールを通知する緊急通知部、
    とを有する緊急メール通知制御システムにおいて、
    被害者の携帯端末(前記第1の携帯端末)保持者が事件発生前に何らかの携帯端末を活用した被害を受けていた場合において、前記第1の携帯端末から予兆型の緊急メールを救急センターに通知し、緊急センター側では、その緊急情報から、第1の携帯端末の位置を抽出し、第1の携帯端末から一定距離にある領域内の全ての携帯端末に対する位置情報を割り出し、その対象となる第4の携帯端末群の位置の変化を所定の条件に従って測定していき、その結果を統計情報として蓄積することを特徴とする緊急メール通知制御システム。
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