JP4723317B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に設けられた現像装置にトナーを補給するべく当該現像装置に着脱自在に装着されるトナーカートリッジの着脱構造を備えた画像形成装置に関するものである。
従来、読み取ったり他の機器から電送されてきた画像情報に基づき画像を形成して出力したりするように構成された画像形成装置に適用されるトナーカートリッジが知られている。このトナーカートリッジは、画像形成装置において、前記画像情報による静電潜像が形成された感光体ドラムの周面にトナーを供給してトナー像を形成させる現像装置へトナーを補給するためのものであり、当該現像装置に対し着脱自在に装着し得るようになっている。
かかるトナーカートリッジは、箱形を呈したカートリッジ本体の底部に開口されたトナー補給口を開閉自在に閉止するシャッタ部材を有している。そして、トナーカートリッジを現像装置に装着した状態でオペレータの手操作によりこのシャッタ部材を開放することによってカートリッジ本体内のトナーがトナー補給口を通って現像装置に装填されるようになされている。
このようなトナーカートリッジは、現像装置の直上位置に配置されるようになされ、装置本体のメンテナンス用の前面ドアーを開放した状態で当該トナーカートリッジを現像装置に対して平行に挿脱することにより着脱操作し得るようになっているのが一般的であるが、装置本体内の各種機器の配置レイアウトによっては、トナーカートリッジを現像装置の前面側に配置するようにしたものも存在する。
ところで、トナーカートリッジを現像装置の前面側に配置するようにしたタイプの画像形成装置にあっては、確実な装着状態を確保するためにトナーカートリッジの着脱操作を現像装置に対して上方から行うようにすることが考えられる。しかしながら、トナーカートリッジを上方から真っ直ぐに落とし込むようにして現像装置の前面側に装着する一方、真っ直ぐに引き上げるようにして現像装置から取り外すようにするためには、現像装置のトナー受入口を構成する部分との干渉を回避するために、画像形成装置内における前面ドアーの裏側に広い空間を確保しなければならず、これによって画像形成装置のコンパクト化が阻害されるとともに、トナーカートリッジの着脱操作の操作性が劣るという問題点を有していた。
かかる問題点を解消するものとして、特許文献1に記載されているような画像形成装置が提案されている。この画像形成装置においては、装置本体にトナーカートリッジを包持するフォルダがその底部に設けられた回転軸回りに回動可能とされ、このフォルダを装置本体に対して傾斜した傾斜姿勢に姿勢設定することによりトナーカートリッジをフォルダに対して着脱可能とする一方、直立姿勢に姿勢設定することにより当該トナーカートリッジが装置本体に装着されるようになっている。かかるトナーカートリッジの着脱構造によれば、画像形成装置のコンパクト化に貢献した上でトナーカートリッジの着脱操作の操作性も向上する。
特開2004−4559号公報
しかしながら、特許文献1に記載のトナーカートリッジの着脱構造にあっては、トナーカートリッジを包持するフォルダの回転支点となる回転軸が当該フォルダの底部における装置本体の奥側に設けられているため、直立姿勢に姿勢設定されたフォルダを傾斜姿勢に姿勢変更するに際し、フォルダの底板の手前側の角部の回転軌跡が回動軸を中心とした大きな円になるため、装置本体内にその分のスペースを確保しなければならず、結局、画像形成装置のコンパクト化に課題を残したものになっている。
そこで、フォルダの手前側下部の角部を回転支点とすることが考えられるが、このようにすると、フォルダの上側の角部の回転軌跡の径寸法が大きくなって装置本体内の上側にその分のスペースを確保しなければならず、画像形成装置のコンパクト化に課題を残すことについては前記同様である。
本発明は、従来のかかる状況に鑑みなされたものであって、従来にも増して画像形成装置のコンパクト化に貢献することが可能なトナーカートリッジの着脱構造を備えた画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、画像形成装置の装置本体内に設けられた所定のフレームに、像担持体へトナーを供給してトナー像を形成させる現像装置が装着され、前記現像装置にトナーを補給するためのトナーカートリッジが設けられ、このトナーカートリッジを前記現像装置に対して着脱自在に装着するトナーカートリッジの着脱構造であって、前記フレームには、起立姿勢と傾斜姿勢との間で姿勢変更可能なカートリッジ支持部材が設けられ、前記カートリッジ支持部材は、傾斜姿勢に姿勢設定されて前記トナーカートリッジが前記現像装置に装着されていない状態で前記トナーカートリッジが挿脱可能になると共に、起立姿勢に姿勢設定された状態でトナーカートリッジが前記現像装置に装着されるように構成され、前記支点は、前記カートリッジ支持部材の下部における回動中心の延びる方向と直交する水平方向の略中央位置に設定されており、前記トナーカートリッジには、当該トナーカートリッジに収容された前記トナーを前記現像装置へ補給するためのトナー補給口が形成され、さらに、前記トナーカートリッジは、前記トナー補給口を開閉するシャッタ部材を備えており、前記トナーカートリッジは、前記シャッタ部材によって前記トナー補給口が閉じられた状態でのみ、前記起立姿勢から前記傾斜姿勢へ移行することが可能であることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、トナーカートリッジを現像装置に装着するに際し、カートリッジ支持部材を支点回りに一方向に回動させて傾斜姿勢に姿勢設定することにより、トナーカートリッジを斜めに傾けた状態でカートリッジ支持部材に装着することができる。その後、トナーカートリッジが装着されたカートリッジ支持部材を支点回りに他方向に回動させて起立姿勢に姿勢変更することにより、トナーカートリッジが現像装置に装着される。
現像装置に装着されたトナーカートリッジを取り外すに際しては、起立姿勢に姿勢設定されているカートリッジ支持部材を傾斜姿勢に姿勢設定すればよい。こうした上でトナーカートリッジをカートリッジ支持部材に沿って斜め上に引き上げることにより当該トナーカートリッジは現像装置から取り外される。
そして、傾斜姿勢に設定されたカートリッジ支持部材が装置本体の前面側に向けて傾くようにカートリッジ支持部材の傾動方向を設定しておくことにより、装置本体の前面ドアーを開放した状態で、カートリッジ支持部材は、その上面開口がオペレータに向いた状態になるため、トナーカートリッジは、各所への干渉が回避された状態で着脱操作が容易になるとともに、トナーカートリッジが現像装置に装着された状態で場所を取らない起立姿勢に姿勢設定されるため、装置本体内にトナーカートリッジを着脱するための広い空間を確保する必要がなくなり、その分画像形成装置の設置スペースのコンパクト化に貢献する。
加えて、カートリッジ支持部材の回動支点は、カートリッジ支持部材の下部における回動中心の延びる方向と直交する水平方向の略中央位置に設定されているため、カートリッジ支持部材の底部の回動軌跡の曲率径寸法は、支点がカートリッジ支持部材の下部の端部側に設けられている場合の回動軌跡の曲率半径に比べて小さくなってカートリッジ支持部材の回動に要する空間を少なくすることが可能になり、これによっても画像形成装置のコンパクト化に貢献する。
しかも、トナーカートリッジは、シャッタ部材によってトナー補給口が閉じられた状態でのみ、起立姿勢から前記傾斜姿勢へ移行することが可能であるので、トナーカートリッジの交換時に、装置本体から取り出した使用済みのトナーカートリッジから残留トナーが外部へ漏れ出すことを防止できる。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記シャッタ部材は、前記トナーカートリッジを前記フレームに係合させるための係合部材を備えており、前記係合部材は、前記シャッタ部材が前記トナー補給口を閉じているときには、前記トナーカートリッジと前記フレームとの係合を解除させた状態となり、前記トナーカートリッジの前記起立姿勢から前記傾斜姿勢への移行を許容し、一方、前記シャッタ部材が前記トナー補給口を開放しているときには、前記トナーカートリッジと前記フレームとを係合させた状態となり、前記トナーカートリッジの前記起立姿勢から前記傾斜姿勢への移行を禁止することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、シャッタ部材がトナー補給口を開放しているときには、係合部材がトナーカートリッジとフレームとを係合させてトナーカートリッジの起立姿勢から傾斜姿勢への移行を禁止するので、トナーがトナー補給口から外部に排出されることを防止できる。
また、請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記フレームには、前記カートリッジ支持部材の後方下縁部に向けてストッパ突起が突設され、前記カートリッジ支持部材は、前記傾斜姿勢の状態では、当該カートリッジ支持部材の後方下縁部が前記ストッパ突起に当たり、これにより、当該カートリッジ支持部材が前記傾斜姿勢を超えて回動範囲外に傾くことを防止することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、カートリッジ支持部材が傾斜姿勢の状態になったときには、カートリッジ支持部材の後方下縁部がストッパ突起に当たることにより、カートリッジ支持部材が傾斜姿勢を超えて回動範囲外に傾くことを防止することができる。
請求項記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、前記トナー像が被転写材に転写された後に、像担持体に残留したトナーを取り除くクリーニング装置を具備し、前記現像装置には、トナーカートリッジからのトナーを受入れるためのトナー受入開口と、このトナー受入開口を開閉する第1シャッタが設けられ、前記クリーニング装置には、貯留した廃トナーを排出するための廃トナー排出口と、この廃トナー排出口を開閉する第2シャッタが設けられ、前記カートリッジ支持部材が傾斜姿勢から起立姿勢に姿勢変更されることにより前記第1および第2シャッタのいずれか一方または双方が開放されるように構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、カートリッジ支持部材を傾斜姿勢から起立姿勢に姿勢変更することによりトナーカートリッジの第1シャッタおよびクリーニング装置の第2シャッタのいずれか一方または双方が開放されるため、そのシャッタについては別途開放操作を行う必要はなく、その分シャッタの開閉操作も含めたトナーカートリッジの着脱操作が容易になる。
請求項記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載の発明において、前記トナーカートリッジには、前記クリーニング装置からの廃トナーを受け入れる廃トナー回収ボトルが一体的に接続されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、装置本体に対するトナーカートリッジの着脱操作で廃トナー回収ボトルも同時に着脱されるため、廃トナー回収ボトルをトナーカートリッジと別体として設けた場合に比較し、トナーカートリッジおよび廃トナー回収ボトルの着脱操作が容易になる。
請求項記載の発明は、請求項記載の発明において、前記廃トナー回収ボトルは、前記第2シャッタが開放されることにより、クリーニング装置に貯留された廃トナーが前記廃トナー排出口を介して回収されるように設置位置が設定されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、トナーカートリッジを現像装置に装着することにより同時に装置本体に装着された廃トナー回収ボトルの第2シャッタが開放され、これによってクリーニング装置内に貯留される廃トナーが廃トナー排出口を介して直ちに廃トナー回収ボトルに回収される。
請求項1記載の発明によれば、傾斜姿勢に設定されたカートリッジ支持部材が装置本体の前面側に向けて傾くようにカートリッジ支持部材の傾動方向を設定しておくことにより、装置本体の前面ドアーを開放した状態で、カートリッジ支持部材は、その上面開口がオペレータに向いた状態になるため、トナーカートリッジは、各所への干渉が回避された状態で着脱操作が容易になるとともに、装置本体内にトナーカートリッジを着脱するための広い空間を確保する必要がなくなり、その分画像形成装置の設置スペースのコンパクト化に貢献することができる。
また、カートリッジ支持部材の回動支点は、カートリッジ支持部材の下部における回動中心の延びる方向と直交する水平方向の略中央位置に設定されているため、カートリッジ支持部材の底部の回動軌跡の曲率径寸法は、支点がカートリッジ支持部材の下部の端部に設けられている場合の回動軌跡の曲率半径に比べて小さくなってカートリッジ支持部材の回動に要する空間を少なくすることが可能になり、これによっても画像形成装置のコンパクト化に貢献することができる。
しかも、トナーカートリッジは、シャッタ部材によってトナー補給口が閉じられた状態でのみ、起立姿勢から前記傾斜姿勢へ移行することが可能であるので、トナーカートリッジの交換時に、装置本体から取り出した使用済みのトナーカートリッジから残留トナーが外部へ漏れ出すことを防止できる。
請求項2記載の発明によれば、シャッタ部材がトナー補給口を開放しているときには、係合部材がトナーカートリッジとフレームとを係合させてトナーカートリッジの起立姿勢から傾斜姿勢への移行を禁止するので、トナーがトナー補給口から外部に排出されることを防止できる。
請求項3記載の発明によれば、カートリッジ支持部材が傾斜姿勢の状態になったときには、カートリッジ支持部材の後方下縁部がストッパ突起に当たることにより、カートリッジ支持部材が傾斜姿勢を超えて回動範囲外に傾くことを防止することができる。
請求項記載の発明によれば、カートリッジ支持部材を傾斜姿勢から起立姿勢に姿勢変更することによりトナーカートリッジの第1シャッタおよびクリーニング装置の第2シャッタのいずれか一方または双方が開放されるため、そのシャッタについては別途開放操作を行う必要はなく、その分シャッタの開閉操作も含めたトナーカートリッジの着脱操作を容易に行うことができる。
請求項記載の発明によれば、トナーカートリッジには、クリーニング装置からの廃トナーを受け入れる廃トナー回収ボトルが一体的に接続されているため、装置本体に対するトナーカートリッジの着脱操作で廃トナー回収ボトルも同時に着脱され、これによって廃トナー回収ボトルをトナーカートリッジと別体として設けた場合に比較し、トナーカートリッジおよび廃トナー回収ボトルを容易に着脱することができる。
請求項記載の発明によれば、トナーカートリッジを現像装置に装着することにより同時に装置本体に装着された廃トナー回収ボトルの第2シャッタが開放され、これによってクリーニング装置内に貯留される廃トナーを廃トナー排出口を介して直ちに廃トナー回収ボトルへ回収することができる。
まず、本発明に係るトナーカートリッジ20の着脱構造が適用された画像形成装置について説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の内部構造の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10は、複写機として使用されるものであり、胴内排紙型と称される箱形を呈した装置本体11と、この装置本体11の上部に設けられた、原稿画像を読み取る画像読取部16とを備えた基本構成を有している。前記装置本体11には、画像読取部16によって読み取られた原稿の画像情報に基づき画像を形成する画像形成部12と、この画像形成部12によって形成され、用紙に転写された画像に定着処理を施す定着部13と、転写用の用紙を貯留する用紙貯留部14とが内装されている。
前記画像読取部16は、装置本体11の上面に開閉可能に設けられた原稿押え161と、装置本体11の上部の筐体内でコンタクトガラス163を介して原稿押え161と対向配置された光学系ユニット162とを備えている。コンタクトガラス163は、載置された原稿の原稿面を読み取るために原稿押え161より若干小さい平面形状に寸法設定されている。前記原稿押え161は、装置本体上面の一側辺に設けられた所定の軸回りに正逆回動して開閉可能になっている。
かかる画像読取部16の適所には、原稿読み取りや複写処理等に関する処理条件を入力操作するための図略の操作パネルが設けられている。この操作パネルには、図略の表示パネルやテンキー、さらにはスタートボタン、モード切換えキー等が設けられている。
前記光学系ユニット162は、図略の光源や複数のミラー、レンズユニット、さらにはCCD(charge coupled device)等を有している。そして、光源からの光が原稿面で反射され、この反射光がこれらミラーおよびレンズユニットを介して原稿情報としてCCDに入力されるようになっている。CCDに入力されたアナログ量としての原稿情報は、デジタル信号に変換されて所定の記憶装置に記憶されるようになっている。
前記画像形成部12は、用紙貯留部14から給紙された用紙にトナー画像を形成させるものであり、本実施形態では、上流側(図1の紙面の右側)から下流側へ向けて順次配設されたマゼンタ用ユニット12Mと、シアン用ユニット12Cと、イエロー用ユニット12Yと、ブラック用ユニット12Kとが備えられている。各ユニット12M,12C,12Y,12Kには、感光体ドラム(像担持体)121および現像装置122がそれぞれ備えられている。各感光体ドラム121は、図1において反時計方向へ向けて回転しつつ対応した現像装置122からトナーの供給を受けるようになっている。
各ユニット12M,12C,12Y,12Kの各現像装置122に対応した位置には、装置本体11の前面側(図1の紙面の表側)のそれぞれに対向して配設された4台のトナーカートリッジ20が設けられ、これらのトナーカートリッジ20から対応したユニット12M,12C,12Y,12Kの現像装置122に対して所定の色のトナーが補給されるようになっている。
前記各感光体ドラム121の直下位置には帯電器123がそれぞれ設けられているとともに、帯電器123のさらに下方位置には露光装置124が設けられている。そして、各感光体ドラム121は、前記帯電器123によって周面が一様に帯電され、画像読取部16で入力された画像データに基づく各色に対応したレーザー光が前記各露光装置124から帯電後の感光体ドラム121の周面に照射されることにより、各感光体ドラム121の周面に静電潜像が形成されるようになっている。かかる静電潜像に現像装置122からトナーが供給されることにより、感光体ドラム121の周面にトナー像が形成される。
前記各感光体ドラム121の上方位置には、当該各感光体ドラム121に当接するように駆動ローラ125aおよび従動ローラ125b間に張設された転写ベルト125が設けられている。この転写ベルト125は、各感光体ドラム121に対応して設けられた転写ローラ125cによって感光体ドラム121の周面に押し付けられた状態で各感光体ドラム121と同期しながら駆動ローラと従動ローラとの間を周回するようになっている。
従って、転写ベルト125が周回することによりその表面に対しマゼンタ用ユニット12Mの感光体ドラム121によるマゼンタのトナー像の転写が静電気的に行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にシアン用ユニット12Cの感光体ドラム121によるシアンのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、ついで転写ベルト125の同一位置にイエロー用ユニット12Yの感光体ドラム121によるイエローのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、最後のブラック用ユニット12Kの感光体ドラム121によるブラックのトナー像の転写が重ね塗り状態で行なわれ、これによって転写ベルト125の表面にカラーのトナー像が形成される。この転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像が用紙貯留部14から搬送されてきた用紙(被転写剤)Pに転写されることになる。
そして、各感光体ドラム121の図1における左方位置には当該感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去して清浄化するクリーニング装置126が設けられている。クリーニング装置126によって清浄化処理された感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために帯電器123へ向かうことになる。
前記クリーニング装置126で感光体ドラム121の周面から取り除かれた廃トナーは、所定の経路を通って廃トナー回収ボトル90に回収され、貯留されるようになっている。
画像形成部12の図1における左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路111が形成されている。この用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対112が設けられ、用紙貯留部14からの用紙がこの搬送ローラ対112の駆動で駆動ローラ125aに掛け回されている転写ベルト125へ向けて搬送されるようになっている。かかる用紙搬送路111には、駆動ローラ125aと対向した位置に転写ベルト125の表面と当接した第2転写ローラ113が設けられ、用紙搬送路111を搬送されつつある用紙Pが転写ベルト125と第2転写ローラ113とに押圧挟持された状態で第2転写ローラ113により転写ベルト125上のトナー像が当該用紙Pに静電気的に吸着されることで用紙Pに対する転写処理が行われるようになっている。
そして、転写ベルト125の図1における右端部には、当該転写ベルト125の表面に残留した残留トナーを除去する転写ベルト用クリーニング装置127が設けられ、用紙Pへの転写処理が完了した転写ベルト125は、表面の残留トナーがこの転写ベルト用クリーニング装置127によって取り除かれ清浄化された状態で次の転写処理へ向けて周回されるようになっている。転写ベルト用クリーニング装置127の下部には、それ専用の図略の廃トナー回収ボトル90′が設けられている。
前記定着部13は、画像形成部12で転写された用紙上のトナー像に対し定着処理を施すものであり、内部に加熱源である通電発熱体を備えた定着ローラ131と、図1における左方でこの定着ローラ131と対向配置された加圧ローラ132とを備えて構成されている。そして、画像形成部12から第2転写ローラ113を介して導出された転写処理済の用紙Pは、これら定着ローラ131および加圧ローラ132間に押圧挟持されつつ定着ローラ131により加熱される熱処理でトナー画像が定着され、用紙上に安定した状態のカラー画像が形成されるようになっている。
定着処理の完了したカラー画像付の用紙Pは、定着部13の上部から延設された排紙搬送路114を通って装置本体11に設けられた胴内排紙トレイ115へ向けて排出されることになる。
前記用紙貯留部14は、装置本体11における露光装置124の下方位置に挿脱自在に装着された用紙トレイ141を有している。用紙トレイ141には用紙束が貯留されるようになっている。そして、用紙トレイ141に貯留された用紙束からピックアップローラ142の駆動で用紙Pが1枚ずつ繰り出され、用紙搬送路111を通って画像形成部12へ導入されるようになっている。
以下、トナーカートリッジ20および廃トナー回収ボトル90が一体化されてなるトナー貯留ユニット17について、図2および図3を基に説明する。図2は、トナー貯留ユニット17を正面側(図1の紙面の表面側)から斜めに見た斜視図であり、図3は、図2に示すトナー貯留ユニット17を背面側(図1の紙面の裏面側)から見た斜視図である。
まず、図2に示すように、トナー貯留ユニット17は、上下方向に長尺の略矩形状を呈したフレーム板171の略上半分に形成されたトナーカートリッジ20と、同略下半分に形成された廃トナー回収ボトル90とを備えた基本構成を有している。
前記トナーカートリッジ20は、フレーム板171の略上半分の位置に形成されたカートリッジ本体30と、このカートリッジ本体30の下部の図2における右方側に設けられたシャッタ部材40と、このシャッタ部材40の開閉操作を行う操作レバー50と、この操作レバー50の動きをロックすることによってシャッタ部材40の開放姿勢と閉止姿勢との間の姿勢変更を規制する姿勢変更規制構造60と、カートリッジ本体30内のトナーを攪拌しながら移送するスパイラルフィーダ70と、図略の駆動モータの駆動力をスパイラルフィーダ70に伝達するための駆動力伝達機構80とを備えている。
前記廃トナー回収ボトル90は、フレーム板171の略下半分の位置に形成されている。かかる廃トナー回収ボトル90は、フレーム板171から前方に向けて膨設されることによって形成された前面側ボトル容器91と、フレーム板171の背面側に付設された後面側ボトル容器92とからなっている。フレーム板171におけるこれらボトル容器91,92間には仕切りが存在しない状態とされ、これによって廃トナー回収ボトル90内には、前面側ボトル容器91内と後面側ボトル容器92内とからなる廃トナー貯留空間が形成されている。
前記後面側ボトル容器92の後面には、図3における上方右側にクリーニング装置126の廃トナー回収管126aに対応した廃トナー回収孔921が設けられ、トナーカートリッジ20が傾斜姿勢V1に姿勢設定された状態で、廃トナー回収管126aがこの廃トナー回収孔921に差し込まれるようになっている。そして、クリーニング装置126に溜まった廃トナーは、廃トナー回収管126aの先端開口から廃トナー回収孔921を介して後面側ボトル容器92内に回収されるようになっている。
このような廃トナー回収ボトル90がフレーム板171を介してカートリッジ本体30と一体的に形成されているのは、カートリッジ本体30からのトナーの消費量と、廃トナー回収ボトル90に回収されるトナー回収量とのバランスを考慮して両者の容量を予め設定しておくことにより、カートリッジ本体30内が空になった状態で廃トナー回収ボトル90が満杯になるようにすることができ、このタイミングで両者を同時に交換するのが交換作業の作業性の面で好都合だからである。
前記カートリッジ本体30は、フレーム板171の前面側に膨設された前面側カートリッジ容器31と、同背面側に膨設された背面側カートリッジ容器32とからなっている。フレーム板171におけるこれら前面側カートリッジ容器31と背面側カートリッジ容器32との間には仕切りが存在しない状態とされ、これによって前面側カートリッジ容器31と背面側カートリッジ容器32との間にトナー貯留空間が形成されている。
前記前面側カートリッジ容器31には、図2における右方下部に正面視で扇形状を呈した操作レバー装着部311が形成されている。この操作レバー装着部311は、前面側カートリッジ容器31の図2における右下隅部の所定位置を曲率中心とした円弧状に形成され、前面側カートリッジ容器31の正面から所定寸法だけ背面側に向かって没設されている。前記操作レバー50は、かかる操作レバー装着部311に装着された状態で、前面側カートリッジ容器31の正面から前方に向かって突出しないように厚み寸法が設定され、これによってトナーカートリッジ20のコンパクト化の一助になっている。
前記背面側カートリッジ容器32には、上面にトナーをカートリッジ本体30内に装填するためのトナー装填口321が設けられていると共に、底面にトナーを現像装置122へ補給するためのトナー補給口322(図5)が開口されている。また、前記駆動力伝達機構80は、背面側カートリッジ容器32の背面に設けられている。
なお、前記トナー装填口321は、所定量のトナーがカートリッジ本体30内に装填された状態で図略の蓋体によって開放が困難な状態で閉止されるようになっている。このようにされるのは、トナーカートリッジ20は、トナーが消費されてしまうと補給することなく新たなトナーカートリッジ20と交換されるものであるため、ユーザーサイドでトナー装填口321が不用意に開放されないようにするためである。
以下、シャッタ部材40、操作レバー50および姿勢変更規制構造60について、図4〜図6を基に、必要に応じて図1〜図3を参照しながら説明する。図4は、トナーカートリッジ20の要部の部分拡大斜視図であり、図5は、図4のA−A線断面図である。また、図6は、シャッタ部材40、操作レバー50および姿勢変更規制構造60の相互の動作を説明するための一部切り欠きスケルトン斜視図であり、(イ)は、シャッタ部材40が閉止位相に位相設定された状態、(ロ)は、シャッタ部材40が開放位相に位相設定された状態をそれぞれ示している。
これらの図に示すように、シャッタ部材40は、筒状体によって形成され、カートリッジ本体30の図4における右方下部において前面側カートリッジ容器31の前面板および背面側カートリッジ容器32の背面板を貫通した状態で当該カートリッジ本体30に取り付けられている。シャッタ部材40をカートリッジ本体30に摺接状態で貫通させるために、前面側カートリッジ容器31の前面板には、貫通孔312(図5)が設けられていると共に、同背面側カートリッジ容器32の背面板にも貫通孔323(図5)が設けられている。
かかるシャッタ部材40には、当該シャッタ部材40が、図6の(イ)に示すように、閉止位相S1に位相設定された状態で、右方に向いたトナー通過開口41が前端側に設けられていると共に、同左方に向いたトナー払出開口42が後端側に設けられている。すなわち、トナー通過開口41とトナー払出開口42とは、シャッタ部材40において互いに対角位置(すなわち180°位相ずれした位置)に設けられているのである。前記操作レバー50は、このようなシャッタ部材40の前端部に一体的に形成されている。
従って、シャッタ部材40が閉止位相S1に位相設定された状態では、図6の(イ)に示すように、トナー通過開口41が横向きになっていることからカートリッジ本体30内のトナーがシャッタ部材40内に導入されないばかりか、トナー払出開口42もトナー補給口322(図5)から外れて横向きになっていることから、トナーがトナー補給口322を介して外部に排出されることはない。
そして、シャッタ部材40が閉止位相S1に位相設定された状態(図6の(イ))で、起立姿勢T1に位相設定されている操作レバー50をシャッタ部材40の筒心回りに反時計方向に向けて略90°回動させて横倒し姿勢T2に姿勢変更すると、シャッタ部材40は、筒心回りに略90°回動して、図6の(ロ)に示すように、閉止位相S1から開放位相S2に位相変更され、これによってトナー通過開口41が上向きになると共に、トナー払出開口42が下向きになり、これによってカートリッジ本体30内のトナーは、シャッタ部材40内を通ってトナー払出開口42から排出され得る状態になる。
図7および図8は、箱形フレーム100の一実施形態を示す斜視図であり、図7は、カートリッジ側トレイ105が本体側トレイ102に装着されていない状態、図8は、本体側トレイ102に装着されたカートリッジ側トレイ105にトナー貯留ユニット17が装着された状態をそれぞれ示している。なお、図7および図8においてX−X方向を左右方向(幅方向)、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。
図7に示すように、装置本体11(図1)内には、中央部に画像形成部12を構成する各種の機器(感光体ドラム121、現像装置122、帯電器123、露光装置124および転写ベルト125等)を装着すると共に、前方側にトナー貯留ユニット17を装着するための箱形フレーム(フレーム)100が設けられている。
この箱形フレーム100は、直方体状を呈したフレーム本体101と、このフレーム本体101の前面に固定された本体側トレイ102とを備えて構成されている。前記フレーム本体101は、平板状の底板101aと、この底板101aの幅方向両側部から立設された左右一対の側板101bと、これら一対の側板101bの上縁部間に架設された天板101cとを備えている。そして、これら底板101a、側板101bおよび天板101cに囲繞された空間に画像形成部12の各ユニット12M,12C,12Y,12Kを構成する感光体ドラム121や現像装置122、帯電器123、露光装置124、転写ベルト125等(図1)が内装されるようになっている。
前記本体側トレイ102は、後述するカートリッジ側トレイ(カートリッジ支持部材)105を介して前記トナー貯留ユニット17を装着するためのものであり、一対の側板101bの前方上縁部間に架設される梁材102aと、この梁材102aから前方に突出した状態で垂下された複数枚の仕切り板102bとからなっている。
前記仕切り板102bは、本実施形態においては、6枚が設けられ、各仕切り板102b間にカートリッジ側トレイ105を介して各ユニット12M,12C,12Y,12Kに対応したトナー貯留ユニット17および転写ベルト用クリーニング装置127に対応したトナー貯留ユニット17がぞれぞれ着脱自在に装着されるようになっている。具体的には、一番右側の本体側トレイ102とその左側の仕切り板102bとの間に転写ベルト用クリーニング装置127のトナー貯留ユニット17が装着され、以後、左側に向かって互いに対向した仕切り板102b間にマゼンタ用ユニット12Mのトナー貯留ユニット17、シアン用ユニット12Cのトナー貯留ユニット17、イエロー用ユニット12Yのトナー貯留ユニット17およびブラック用ユニット12Kのトナー貯留ユニット17がそれぞれ装着されるようになっている。
本実施形態においては、ブラック用ユニット12K用の仕切り板102b間の間隙寸法は、他の色用の仕切り板102b間の隙間寸法および転写ベルト用クリーニング装置127用の仕切り板102b間の隙間寸法より大きく寸法設定されている。このようにされているのは、他の色より使用量が多いブラックのトナーを貯留するトナー貯留ユニット17の容量が他の色のトナーを貯留するトナー貯留ユニット17の容量より大きいからであり、かかる容量の大きいブラック用のトナー貯留ユニット17を収容するべく、ブラック用ユニット12K用の仕切り板102b間の間隙寸法が他のものより大きく寸法設定されている。因みに、他の隙間寸法は同一に設定されている。
かかる各仕切り板102bには、前縁面の上下方向中央部から前方に向かって突設された矩形状の突設板102cが設けられ、この突設板102cの存在で、図8に示すように、起立姿勢に姿勢設定された各カートリッジ側トレイ105の姿勢保持が良好に行われるようになっている。また、各本体側トレイ102の下端部には、トナー貯留ユニット17の回動中心となる左右方向で互いに対向した短尺の突設軸(支点)103が設けられている。さらに、右端および左端の仕切り板102bの前方下端部間に、トナー貯留ユニット17の回動範囲の一方側を設定するための板状ストッパ104が設けられている。
図9は、カートリッジ側トレイ105の一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、トナー貯留ユニット17が外された状態、(ロ)は、トナー貯留ユニット17が装着された状態をそれぞれ示している。また、図10は、カートリッジ側トレイ105の側面視の説明図であり、(イ)は、カートリッジ側トレイ105が傾斜姿勢V1に姿勢設定された状態、(ロ)は、カートリッジ側トレイ105が起立姿勢V2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。なお、図9および図10におけるXおよびYによる方向表示は、図7の場合と同様(Xは左右方向(−X:左方、+X右方)、Yは前後方向(−Y:前方、+Y:後方))である。
まず、図9に示すように、カートリッジ側トレイ105は、矩形状の底板105aと、この底板105aの前縁部から立設された矩形状の前面板105bと、前記前面板105bの左右の各縁部から立設された前後幅方向一対の異形の側板105cとを備えて構成されている。
底板105aは、前記トナー貯留ユニット17の底板の寸法より僅かに大きく設定されている。また、前面板105bは、前記トナー貯留ユニット17の前面側ボトル容器91の前面板の傾斜に合わせて上方が前方に向かうように傾斜して形成されている。かかる前面板105bは、上下寸法が前面側ボトル容器91の上縁部より若干長めに設定されている。
前記各側板105cは、トナー貯留ユニット17の下半分(すなわちトナー回収ボトル90)の側面視の形状に合わせて形状設定され、下部が幅広に寸法設定されているとともに、上方に向かうに従って先細りになっている。かかる各側板105cの前後方向の略中央部には、上下方向に延びる互いに対向した一対のガイド凸条106が外方に向かって膨設され、各ガイド凸条106の対向面には、上下方向に延びたガイド溝106aが凹設されている。これらのガイド溝106aは、トナー貯留ユニット17をカートリッジ側トレイ105に対して着脱操作するに際し、当該トナー貯留ユニット17に設けられたフレーム板171の左右の縁部を案内するものである。
また、かかる各側板105cの下部前方の角部には、互いに反対方向に向けて突出した円形突起107がそれぞれ設けられている。これらの円形突起107は、前記本体側トレイ102の仕切り板102bに設けられた突設軸103に対応する位置に設けられている。また、各円形突起107には、下縁部から中心方向に向かって切り込まれることによって形成した外嵌溝107aが凹設されている。
そして、カートリッジ側トレイ105は、これらの外嵌溝107aを対応した前記各突設軸103に嵌め込むことによって突設軸103回りに正逆回動可能に互いに対向した仕切り板102b間に装着され、図10の(イ)に示す前方に向かって傾いた傾斜姿勢V1と、本体側トレイ102の板状ストッパ104から起立した起立姿勢V2との間で姿勢変更可能になっている。カートリッジ側トレイ105の底部の回動方向と直交する方向の略中央位置に設けられている本発明に係る支点は、前記突設軸103の軸心によって形成されている。
因みに、カートリッジ側トレイ105が傾斜姿勢V1に姿勢設定された状態では、カートリッジ側トレイ105の側板105cの前方下縁部が、図10の(イ)に示すように、板状ストッパ104の前縁部に当止すると共に、同後方下縁部が本体側トレイ102の背面板102dから前方に向けて突設されたストッパ突起102eに当止し、これによってカートリッジ側トレイ105が傾斜姿勢V1を越えて回動範囲外に傾くのを防止している。
一方、前記トナーカートリッジ20のシャッタ部材40の後端部(操作レバー50が設けられている側と反対側の端部)には、図2〜図5に示すような、トナーカートリッジ20を本体側トレイ102(図7)に係合させるための係合部材44が設けられている。この係合部材44は、シャッタ部材40の後端から同心で突設された若干小径の小径筒体43(図5)に一体的に外嵌される外嵌筒体441と、この外嵌筒体441の外周面から径方向の外方に向かって突設された背面視で扇状を呈する扇状フック442とを備えている。
前記扇状フック442は、シャッタ部材40の筒心を通る当該筒心と平行な面での断面形状が、図5に示すように、後方において外嵌筒体441との間に隙間を備えたフック状に形成されている。
かかる係合部材44は、シャッタ部材40が閉止位相S1に位相設定された状態で、図6の(イ)に示すように、横向きに方向設定される一方、シャッタ部材40が開放位相S2に位相設定された状態で、図6の(ロ)に示すように、斜め上向きに方向設定されるように設置位置が設定されている。
そして、トナーカートリッジ20が、図10の(イ)に示すように傾斜姿勢V1に姿勢設定されたカートリッジ側トレイ105に装着された状態を起点としてカートリッジ側トレイ105が突設軸103回りに時計方向に向けて回動され、これによってカートリッジ側トレイ105が、図10の(ロ)に示すように起立姿勢V2に姿勢設定された状態で、起立姿勢T1に姿勢設定されている操作レバー50を倒して横倒し姿勢T2に姿勢変更することにより、係合部材44が本体側トレイ102の背面板102dに設けられた円弧状係合溝102fに嵌り込んでいき、これによってトナーカートリッジ20が本体側トレイ102から外れ止めされるようになっている。
すなわち、係合部材44は、操作レバー50が起立姿勢T1に姿勢設定された状態で、図6の(イ)に示すように、扇状フック442が外嵌筒体441から横向きに突出した係合解除姿勢U1に姿勢設定される一方、操作レバー50が横倒し姿勢T2に姿勢設定された状態で、扇状フック442が前記円弧状係合溝102fに沿うように外嵌筒体441から斜め上に突出した係合姿勢U2に姿勢設定されるようになっているのである。
そして、トナーカートリッジ20が傾斜姿勢V1に姿勢設定されたカートリッジ側トレイ105に装着された後に起立姿勢V2に姿勢変更された状態で、操作レバー50が一旦起立姿勢T1から横倒し姿勢T2に姿勢変更されると、扇状フック442が係合姿勢U2に姿勢設定されて装置本体11から外れ止めされるため、トナーカートリッジ20の交換時には、操作レバー50を起立姿勢T1に戻さない限り係合姿勢U2に設定されている扇状フック442の装置本体11に対する外れ止め状態は解消されない。
従って、トナーカートリッジ20の交換時には、必ず操作レバー50が横倒し姿勢T2から起立姿勢T1に戻されるため、シャッタ部材40は、開放位相S2から閉止位相S1へ位相変更してトナー補給口322が閉止される。これによって、トナーカートリッジ20の交換時に装置本体11から取り出した使用済みのトナーカートリッジ20から残留トナーが漏れ出すような不都合が確実に防止される。
前記操作レバー50は、図4に示すように、シャッタ部材40の前端部から径方向に突設されたレバー本体51と、このレバー本体51の縁部から外方に向かって突設されたフランジ板52とを備えている。フランジ板52におけるレバー本体51の右側位置には、縁面からレバー本体51の方向に向かって切り掻かれることによって形成したコ字状を呈するロック溝53が凹設されている。このロック溝53は、姿勢変更規制構造60との協働によって閉止位相S1に位相設定されているシャッタ部材40の開放位相S2へ向かう位相変更を規制するためのものである。
前記姿勢変更規制構造60は、トナーカートリッジ20が現像装置122に装着されていない状態で、閉止位相S1に位相設定されているシャッタ部材40の開放位相S2へ向かう位相変更を規制する(すなわち、操作レバー50の起立姿勢T1をロックする)一方、トナーカートリッジ20が現像装置122に装着されることにより、前記規制を解除するものである。
かかる姿勢変更規制構造60は、図4に示すように、前面側カートリッジ容器31の右側壁における操作レバー装着部311の上端位置から下方に垂下された細長い規制アーム61と、この規制アーム61の下端部から起立姿勢T1に姿勢設定されている操作レバー50のロック溝53に向けて前方に突設された規制片62と、規制アーム61の下端部から図4における右方に向けて突設された被案内片63とを備えて構成されている。
前記規制アーム61は、操作レバー50に対し前後方向に向けて湾曲による弾性変形が可能なように厚み寸法が設定され、操作レバー50が起立姿勢T1に姿勢設定された状態で規制片62がロック溝53に嵌り込む(図6の(イ))ように寸法設定されている。そして、規制片62がロック溝53に嵌り込むことによって操作レバー50の反時計方向に向かうシャッタ部材40の筒心回りの回動が阻止される一方、規制アーム61が後方に向かって湾曲することにより規制片62のロック溝53に対する係合が解除されることにより、操作レバー50が起立姿勢T1から横倒し姿勢T2へ向けて姿勢変更し得るようになっている。
一方、前記カートリッジ側トレイ105の右側の側板105c上縁部には、図9および図10に示すような、前記被案内片63に対応した干渉部材108が設けられ、トナー貯留ユニット17をカートリッジ側トレイ105に装着することにより、被案内片63が干渉部材108と干渉し、これによって規制アーム61は、図6の(ロ)に示すように、その下端部が操作レバー50から離間する方向に向かって湾曲して規制片62がロック溝53から外れるようになっている。規制片62がロック溝53から外れると、起立姿勢T1に姿勢設定されていた操作レバー50を横倒し姿勢T2に姿勢変更することができる。
前記スパイラルフィーダ70は、図5に示すように、カートリッジ本体30内で筒心と同心で横方向に延びるフィーダ軸71と、このフィーダ軸71の周面に一体的に形成されたスパイラルフィン72とを備えている。前記フィーダ軸71は、前方(図5における左方)端部が軸心回りに回転可能にレバー本体51の背面側に穿設された装着孔54に装着されているとともに、後方端部が前記シャッタ部材40の小径筒体43に摺接状態で貫通され、これによってシャッタ部材40とは独立して軸心回りに回転し得るようになっている。
従って、シャッタ部材40が閉止位相S1に位相設定された状態で、スパイラルフィーダ70がフィーダ軸71回りに一体回転されることにより、トナー通過開口41を介してシャッタ部材40内に導入されたトナーは、スパイラルフィン72の回転に誘導されて後方に向かって移動し、トナー払出開口42を介し、トナー補給口322を通って現像装置122へ補給されることになる。
一方、前記現像装置122には、図10に示すように、前端面から前方に向かって突設された筒状のトナー受入れ筒122aを有している。このトナー受入れ筒122aは、トナーカートリッジ20から供給されるトナーを現像装置122内へ中継するものであり、本体側トレイ102の背面板102dを貫通して前方に突出されている。かかるトナー受入れ筒122aの上部には、前記トナーカートリッジ20のトナー補給口322と対向した位置にトナー受入れ口(トナー受入れ開口)122bが設けられていると共に、このトナー受入れ口122bを開閉するシャッタ(第1シャッタ)122cが設けられている。
前記シャッタ122cは、左右方向(図10の紙面に直交する方向)に延びる支軸122d回りに正逆回動し、図10の(イ)に示すトナー受入れ口122bを閉止した閉止姿勢と、図10の(ロ)に示すトナー受入れ口122bを開放した開放姿勢との間で姿勢変更可能とされ、カートリッジ側トレイ105が傾斜姿勢V1に姿勢設定された状態(図10の(イ))で図略の付勢手段の付勢力により閉止姿勢が維持されるようになっている。
かかるシャッタ122cには、上方に向けて突設された操作片122eが設けられている。この操作片122eは、カートリッジ側トレイ105が起立姿勢V2に姿勢設定された状態で、当該カートリッジ側トレイ105に装着されているトナー貯留ユニット17の背面側カートリッジ容器32の下端縁部と干渉するように設置位置が設定されている。
従って、図10の(イ)に示すように、トナー貯留ユニット17を傾斜姿勢V1に姿勢設定されているカートリッジ側トレイ105に装着した後、当該カートリッジ側トレイ105を起立姿勢V2に姿勢変更することにより、トナー貯留ユニット17の背面側カートリッジ容器32の下端縁部がシャッタ122cの操作片122eを後方に向かって押圧するため、これによるシャッタ122cの支軸122d回りの時計方向に向かう回動によってトナー受入れ口122bが、図10の(ロ)に示すように開放され、カートリッジ本体30内のトナーがこのトナー受入れ口122bを介して現像装置122内に供給されることになる。
逆に、起立姿勢V2に姿勢設定されたカートリッジ側トレイ105を傾斜姿勢V1に姿勢変更すると、背面側カートリッジ容器32の操作片122eに対する干渉が解消され、これによってシャッタ122cが付勢手段の付勢力で支軸122d回りに反時計方向に向けて回動し、トナー受入れ口122bが当該シャッタ122cによって閉止される。
因みに、図示はしていないが、トナー回収ボトル90にも、廃トナー受入れ口を対象とした同様の開閉構造が採用され、廃トナー受入れ開口は、トナー貯留ユニット17の装着されたトナー貯留ユニット17を傾斜姿勢V1から起立姿勢V2へ姿勢変更することにより自動的に開放される一方、起立姿勢V2から傾斜姿勢V1へ姿勢変更することにより自動的に閉止されるようになっている。
本実施形態においては、カートリッジ側トレイ105が傾斜姿勢V1から起立姿勢V2に姿勢変更されることにより、シャッタ122cおよび第2シャッタの双方が開放されるようになされているが、こうする代わりに状況に応じてシャッタ122cおよび第2シャッタの内のいずれか一方のみを開放させるようにしてもよい。
ついで、トナーカートリッジ20に設けられた駆動力伝達機構80について説明する。駆動力伝達機構80は、本体側トレイ102の適所に設けられた駆動モータ86(図6)の駆動力をスパイラルフィーダ70に伝達するものであり、図3に示すように、背面側カートリッジ容器32の背面板324に付設されている。かかる駆動力伝達機構80は、背面側カートリッジ容器32の背面板324の中央部より若干上方位置に設けられたカップリングギヤ81と、このカップリングギヤ81の下部において当該カップリングギヤ81と噛合するカップリングギヤ81より相当大径の第1アイドルギヤ82と、この第1アイドルギヤ82の図3における左下に設けられた第2アイドルギヤ83と、この第2アイドルギヤ83と同心で一体回転する第3アイドルギヤ84と、フィーダ軸71の背面板324から背面側に突出した部分に同心で一体的に装着されたフィーダギヤ85とを備えて構成されている。
前記カップリングギヤ81の図3における背面には、軸心を基準とした点対象位置に一対のカップリング片811が設けられ、トナーカートリッジ20が現像装置122に装着されることによってカップリングギヤ81がこれらのカップリング片811を介して駆動モータ86の駆動軸に同心で接続されることにより、駆動モータ86の駆動回転がカップリングギヤ81に伝達されるようになっている。
前記フィーダギヤ85は、図5に示すように、シャッタ部材40の小径筒体43に同心で遊嵌されるフィーダギヤ本体851と、このフィーダギヤ本体851から図5における右方に向けて同心で延設された、フィーダギヤ本体851より小径の外挿筒体852と、これらフィーダギヤ本体851と外挿筒体852との間に同心で介設されたフランジ853とからなっている。そして、外挿筒体852が一体回転可能にフィーダ軸71に一体的に外嵌されることにより、フィーダギヤ85の回転がスパイラルフィーダ70に伝達されるようになっている。
かかる駆動力伝達機構80の構成によれば、トナーカートリッジ20が現像装置122に装着された状態で駆動モータ86を駆動させることにより、この駆動はカップリング片811を介してカップリングギヤ81に伝達され、以後、カップリングギヤ81の回転は順次互いに噛合している第1アイドルギヤ82、第2アイドルギヤ83および第3アイドルギヤ84を介してフィーダギヤ85に伝達され、このフィーダギヤ85のフィーダ軸71回りの回転によってシャッタ部材40内のスパイラルフィーダ70が回転することになる。
従って、図6の(ロ)に示すように、操作レバー50の傾倒操作によってシャッタ部材40が開放位相S2に位相設定された状態で駆動モータ86が駆動されることにより、シャッタ部材40の上向きのトナー通過開口41を通ってカートリッジ本体30内からシャッタ部材40内に導入されたトナーは、スパイラルフィン72のフィーダ軸71回りの回転に誘導されて図6の(ロ)における右方に向けて移送され、トナー払出開口42およびトナー補給口322を通って現像装置122(図1)内に補給される。
つぎに、姿勢変更規制構造60の作用について、図11を基に必要に応じて図1〜図10を参照しながら説明する。図11は、姿勢変更規制構造60の作用を説明するためのトナー貯留ユニット17の側面視の部分説明図であり、(イ)は、トナー貯留ユニット17がカートリッジ側トレイ105に装着される直前の状態、(ロ)は、トナー貯留ユニット17がカートリッジ側トレイ105に装着されつつある状態、(ハ)は、トナー貯留ユニット17がカートリッジ側トレイ105に装着された状態をそれぞれ示している。
まず、図11の(イ)に示すように、トナー貯留ユニット17がカートリッジ側トレイ105に装着されていないとき(すなわち、現像装置122に装着されていないとき)には、カートリッジ本体30に形成された規制アーム61下端の規制片62が操作レバー50のロック溝53に嵌り込んだ状態になっている。この状態では、操作レバー50を図4における反時計方向に回動させようとしても、ロック溝53の下縁部が規制片62と干渉するため、操作レバー50を倒すことができない。従って、閉止位相S1に位相設定されているシャッタ部材40(図6の(イ))が開放位相S2に位相変更することがないため、不用意に操作レバー50を操作することによりカートリッジ本体30からトナーが飛散するような不都合の発生を防止することができる。
ついで、トナー貯留ユニット17をカートリッジ側トレイ105に装着していくと、図11の(ロ)に示すように、規制アーム61の下端に形成された被案内片63が装置本体11の適所に設けられた干渉部材108に当接する。この状態でトナー貯留ユニット17をさらにカートリッジ側トレイ105に向けて押し込むと、被案内片63は、干渉部材108によって図11における右方に向けて押圧され、これによって規制アーム61が弓なりに弾性変形する。この弾性変形によって規制アーム61の下端の規制片62がロック溝53から外れるため、操作レバー50を回動操作することができるようになる。
以上詳述したように、本発明に係るトナーカートリッジ20の着脱構造(本実施形態ではトナー貯留ユニット17の着脱構造)は、画像形成装置10の装置本体11内に設けられた箱形フレーム100に、感光体ドラム121の周面にトナーを供給してトナー像を形成させる現像装置122と、トナー像が被転写材に転写された後に感光体ドラム121の周面に残留した残留トナーを取り除くクリーニング装置126とが装着され、現像装置122にトナーを補給するためのトナーカートリッジ20を有し、このトナーカートリッジ20を現像装置122に対して着脱自在に装着するものであり、箱形フレーム100の本体側トレイ102には、起立姿勢V2と傾斜姿勢V1との間で姿勢変更可能なカートリッジ支持部材としてのカートリッジ側トレイ105が設けられ、カートリッジ側トレイ105は、傾斜姿勢V1に姿勢設定された状態でトナーカートリッジ20が挿脱可能になると共に、起立姿勢V2に姿勢設定された状態でトナーカートリッジ20が現像装置122に装着されるように構成されている。
かかる構成によれば、トナーカートリッジ20を現像装置122に装着するに際し、カートリッジ側トレイ105を傾斜姿勢V1に姿勢設定することにより、トナーカートリッジ20を斜めに傾けた状態でカートリッジ側トレイ105に装着することができる。そして、トナーカートリッジ20が装着されたカートリッジ側トレイ105を起立姿勢V2に姿勢変更することにより、トナーカートリッジ20が現像装置122に装着される。
現像装置122に装着されたトナーカートリッジ20を取り外すに際しては、起立姿勢V2に姿勢設定されているカートリッジ側トレイ105を傾斜姿勢V1に姿勢設定すればよい。こうした上でトナーカートリッジ20をカートリッジ側トレイ105に沿って斜め上に引き上げることにより当該トナーカートリッジ20は現像装置122から取り外される。
そして、傾斜姿勢V1に設定されたカートリッジ側トレイ105が装置本体11の前面側に向けて傾くようにカートリッジ側トレイ105の傾動方向を設定しておくことにより、装置本体11の前面ドアーを開放した状態で、カートリッジ側トレイ105は、その上面開口がオペレータに向いた状態になるため、トナーカートリッジ20は、各所への干渉が回避された状態で着脱操作が容易になるとともに、装置本体11内にトナーカートリッジ20を着脱するための広い空間を確保する必要がなくなり、その分画像形成装置10の設置スペースのコンパクト化に貢献することができる。
また、現像装置122には、トナーカートリッジ20からのトナーを受入れるためのトナー受入れ口122bと、このトナー受入れ口122bを開閉するシャッタ122cが設けられ、クリーニング装置126には、貯留した廃トナーを排出するための廃トナー排出口と、この廃トナー排出口を開閉する第2シャッタが設けられ、カートリッジ側トレイ105は、傾斜姿勢V1から起立姿勢V2に姿勢変更されることによりシャッタ122cおよび第2シャッタのいずれか一方または双方が開放されるように構成されているため、カートリッジ側トレイ105を傾斜姿勢V1から起立姿勢V2に姿勢変更することによりトナーカートリッジ20のシャッタ122cおよびクリーニング装置126の第2シャッタのいずれか一方または双方が開放されるため、そのシャッタについては別途開放操作を行う必要はなく、その分シャッタの開閉操作も含めたトナーカートリッジ20の着脱操作を容易に行うことができる。
そして、本実施形態においては、トナーカートリッジ20には、クリーニング装置126からの廃トナーを受け入れるトナー回収ボトル90が一体的に接続され、トナーカートリッジ20とトナー回収ボトル90とでトナー貯留ユニット17が構成され、このトナー貯留ユニット17がカートリッジ側トレイ105を介して本体側トレイ102に対して着脱可能になされているため、装置本体11に対するトナー貯留ユニット17の着脱操作でトナーカートリッジ20とトナー回収ボトル90とが同時に着脱され、これによってトナー回収ボトル90をトナーカートリッジ20と別体として設けた場合に比較し、トナーの補給や廃トナーの回収の操作性を向上させることができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、フレーム板171を介してトナーカートリッジ20とトナー回収ボトル90とが一体的に結合されたトナー貯留ユニット17の本体側トレイ102に対する着脱構造について説明したが、本発明の着脱構造は、トナー貯留ユニット17に対するものであることに限定されるものではなく、トナー回収ボトル90と一体化されていないトナーカートリッジ20のみを対象とした着脱構造であってもよい。
(2)上記の実施形態においては、トナーカートリッジ20は、現像装置122に装着された状態で操作レバー50が横倒し姿勢T2へ向けて操作されることによりシャッタ部材40を介して係合部材44が本体側トレイ102の円弧状係合溝102fに係合し、これによってトナーカートリッジ20が本体側トレイ102から外れ止めされるようになされているが、本発明は、トナーカートリッジ20に係合部材44を設けることに限定されるものではなく、例えば、カートリッジ側トレイ105が互いに対向した仕切り板102b間に押圧挟持されることにより、摩擦力で確実に起立姿勢V2が維持される場合には、特に係合部材44を設けなくてもよい。
(3)上記の実施形態においては、姿勢変更規制構造60を弾性変形が可能な棒状の規制アーム61と、この規制アーム61の下端に形成された規制片62および被案内片63とを備えて構成しているが、これに代えて、規制片62を例えばコイルスプリングの付勢力で押圧することにより当該規制片62をロック溝53に嵌め込むようにしてもよい。
(4)図12は、廃トナー回収ボトル90の後面側ボトル容器92に対するクリーニング装置126の廃トナー回収管126aの接続構造の一実施形態を説明するための斜視図であり、(イ)は、トナーカートリッジ20が傾斜姿勢V1に姿勢設定された状態、(ロ)は、トナーカートリッジ20が起立姿勢V2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
この実施形態の接続構造は、図12に示すように、廃トナー回収管126aに摺接状態で外嵌された環状シャッタ(第2シャッタ)122bと、この環状シャッタ126bを後面側ボトル容器92の廃トナー回収孔921の方向に向けて付勢する、廃トナー回収管126aに外嵌されたコイルスプリング126cとを備えて構成されている。
前記廃トナー回収管126aは、先端面が閉止されているとともに、先端より若干基端側に寄った部分の下面側に廃トナーを排出するための図略の廃トナー排出口が設けられている。この廃トナー排出口は、環状シャッタ126bがコイルスプリング126cの付勢力により廃トナー回収管126aの先端側に位置設定された状態で当該環状シャッタ126bによって閉止されるように設置位置が設定されている。
また、環状シャッタ126bの先端より若干基端側に寄った位置には、廃トナー回収孔921の孔径寸法より大きい径寸法を備えたフランジ126dが設けられ、環状シャッタ126bの先端が廃トナー回収孔921に嵌め込まれた状態で当該フランジ126dが廃トナー回収孔921の周縁と干渉するようになっている。
かかる構成の接続構造によれば、図12の(イ)に示すように、カートリッジ側トレイ105が突設軸103回りの図12における時計方向に回動されることにより傾斜姿勢V1に姿勢設定された状態(すなわちトナーカートリッジ20も傾斜姿勢V1に姿勢設定された状態)を始点としてトナーカートリッジ20を突設軸103回りに反時計方向に回動させることにより、廃トナー回収管126aの先端が廃トナー回収孔921に嵌り込んだ後、フランジ126dが廃トナー回収孔921の周縁と干渉することになる。
この状態でトナーカートリッジ20の回動操作を継続すると、フランジ126dが廃トナー回収孔921の周縁に相対的に押圧され、これによって環状シャッタ126bは、コイルスプリング126cの付勢力に抗して図12における左方に向けて移動し、これによって廃トナー回収管126aの廃トナー排出口が開口されることになる。
そして、トナーカートリッジ20が起立姿勢V2に姿勢設定された状態で当該起立姿勢V2を維持させるための外部から操作可能な係止部材(上記係合部材44(図2〜図6参照))が設けられ、この係合部材44による係止でコイルスプリング126cの付勢力に抗してトナーカートリッジ20の起立姿勢V2が保持されるようになっている。従って、トナーカートリッジ20が起立姿勢V2に姿勢設定された状態で係合部材44を操作することにより係止を解除すると、トナーカートリッジ20は、コイルスプリング126cの付勢力によって起立姿勢V2から傾斜姿勢V1へ自動的に姿勢変更するため、トナーカートリッジ20を新旧交換する際の作業性を向上させることができる。
なお、本実施形態においては、トナーカートリッジ20が傾斜姿勢V1から起立姿勢V2に姿勢変更されることによりシャッタ122cおよび環状シャッタ126bの双方が開放されるようになっているが、こうする代わりにシャッタ122cおよび環状シャッタ126bのいずれか一方が開放されるように構成してもよい。
本発明に係る画像形成装置の内部構造の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。 トナー貯留ユニットを正面側(図1の紙面の表面側)から斜めに見た斜視図である。 図2に示すトナー貯留ユニットを背面側(図1の紙面の裏面側)から見た斜視図である。 トナーカートリッジの要部の部分拡大斜視図である。 図4のA−A線断面図である。 シャッタ部材、操作レバーおよび姿勢変更規制構造の相互の動作を説明するための一部切り欠きスケルトン斜視図であり、(イ)は、シャッタ部材が閉止位相に位相設定された状態、(ロ)は、シャッタ部材が開放位相に位相設定された状態をそれぞれ示している。 装置本体内に設けられたトナー貯留ユニットを装着するための箱形フレームの一実施形態を示す斜視図であり、カートリッジ側トレイが本体側トレイから外された状態を示している。 図7に示す箱形フレームにトナー貯留ユニットが装着されたカートリッジ側トレイが本体側トレイに装着された状態を示す斜視図である。 カートリッジ側トレイの一実施形態を示す斜視図であり、(イ)は、トナー貯留ユニットが外された状態、(ロ)は、トナー貯留ユニットが装着された状態をそれぞれ示している。 カートリッジ側トレイの側面視の説明図であり、(イ)は、カートリッジ側トレイが傾斜姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、カートリッジ側トレイが起立姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。 姿勢変更規制構造60の作用を説明するためのトナー貯留ユニットの側面視の部分説明図であり、(イ)は、トナー貯留ユニット17がカートリッジ側トレイに装着される直前の状態、(ロ)は、トナー貯留ユニットがカートリッジ側トレイに装着されつつある状態、(ハ)は、トナー貯留ユニットがカートリッジ側トレイに装着された状態をそれぞれ示している。 廃トナー回収ボトルの後面側ボトル容器に対する廃トナー回収管の接続構造の一実施形態を説明するための斜視図であり、(イ)は、トナーカートリッジが傾斜姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、トナーカートリッジが起立姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
符号の説明
10 画像形成装置 11 装置本体
111 用紙搬送路 112 搬送ローラ対
113 第2転写ローラ 114 排紙搬送路
115 胴内排紙トレイ 12 画像形成部
12M マゼンタ用ユニット 12C シアン用ユニット
12Y イエロー用ユニット 12K ブラック用ユニット
121 感光体ドラム(像担持体)
122 現像装置 122a トナー受入れ筒
122b トナー受入れ口 122c シャッタ(第1シャッタ)
122d 支軸 122e 操作片
123 帯電器 124 露光装置
125 転写ベルト 125a 駆動ローラ
125b 従動ローラ 125c 転写ローラ
126 クリーニング装置 126a 廃トナー回収管
126b 環状シャッタ(第2シャッタ)
126c コイルスプリング 126d フランジ
127 転写ベルト用クリーニング装置
13 定着部 131 定着ローラ
132 加圧ローラ 14 用紙貯留部
141 用紙トレイ 142 ピックアップローラ
16 画像読取部 161 原稿押え
162 光学系ユニット 163 コンタクトガラス
17 トナー貯留ユニット 171 フレーム板
20 トナーカートリッジ 30 カートリッジ本体
31 前面側カートリッジ容器 311 操作レバー装着部
312 貫通孔 32 背面側カートリッジ容器
321 トナー装填口 322 トナー補給口
323 貫通孔 324 背面板
40 シャッタ部材
41 トナー通過開口 42 トナー払出開口
43 小径筒体 44 係合部材
50 操作レバー 51 レバー本体
52 フランジ板 53 ロック溝
54 装着孔 60 姿勢変更規制構造
61 規制アーム 62 規制片
63 被案内片
70 スパイラルフィーダ(トナー移送手段)
71 フィーダ軸 72 スパイラルフィン
80 駆動力伝達機構 81 カップリングギヤ
811 カップリング片 82 第1アイドルギヤ
83 第2アイドルギヤ 84 第3アイドルギヤ
85 フィーダギヤ 87 駆動モータ
90 トナー回収ボトル 91 前面側ボトル容器
92 後面側ボトル容器 100 箱形フレーム
101 フレーム本体 102 本体側トレイ
102a 梁材 102b 仕切り板
102c 突設板 102d 背面板
102e ストッパ突起 102f 円弧状係合溝
103 突設軸(支点) 104 板状ストッパ
105 カートリッジ側トレイ(カートリッジ支持部材)
105a 底板 105b 前面板
105c 側板 106 ガイド凸条
106a ガイド溝 107 円形突起
107a 外嵌溝 108 干渉部材
P 用紙(被転写材) S1 閉止姿勢
S2 開放姿勢 T1 起立姿勢
T2 横倒し姿勢 U1 係合解除姿勢
U2 係合姿勢 V1 傾斜姿勢
V2 起立姿勢

Claims (6)

  1. 画像形成装置の装置本体内に設けられた所定のフレームに、像担持体へトナーを供給してトナー像を形成させる現像装置が装着され、前記現像装置にトナーを補給するためのトナーカートリッジが設けられ、このトナーカートリッジを前記現像装置に対して着脱自在に装着するトナーカートリッジの着脱構造を備えてなる画像形成装置において、
    前記フレームには、起立姿勢と傾斜姿勢との間で姿勢変更可能なカートリッジ支持部材が設けられ、
    前記カートリッジ支持部材は、所定の支点回りの一方向への回動により傾斜姿勢に姿勢設定されて前記トナーカートリッジが前記現像装置に装着されていない状態で前記トナーカートリッジが挿脱可能になると共に、前記支点回りの他方向への回動により起立姿勢に姿勢設定された状態でトナーカートリッジが前記現像装置に装着されるように構成され、
    前記支点は、前記カートリッジ支持部材の下部における回動中心の延びる方向と直交する水平方向の略中央位置に設定されており、
    前記トナーカートリッジには、当該トナーカートリッジに収容された前記トナーを前記現像装置へ補給するためのトナー補給口が形成され、
    さらに、前記トナーカートリッジは、前記トナー補給口を開閉するシャッタ部材を備えており、
    前記トナーカートリッジは、前記シャッタ部材によって前記トナー補給口が閉じられた状態でのみ、前記起立姿勢から前記傾斜姿勢へ移行することが可能である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シャッタ部材は、前記トナーカートリッジを前記フレームに係合させるための係合部材を備えており、
    前記係合部材は、前記シャッタ部材が前記トナー補給口を閉じているときには、前記トナーカートリッジと前記フレームとの係合を解除させた状態となり、前記トナーカートリッジの前記起立姿勢から前記傾斜姿勢への移行を許容し、一方、前記シャッタ部材が前記トナー補給口を開放しているときには、前記トナーカートリッジと前記フレームとを係合させた状態となり、前記トナーカートリッジの前記起立姿勢から前記傾斜姿勢への移行を禁止する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記フレームには、前記カートリッジ支持部材の後方下縁部に向けてストッパ突起が突設され、
    前記カートリッジ支持部材は、前記傾斜姿勢の状態では、当該カートリッジ支持部材の後方下縁部が前記ストッパ突起に当たり、これにより、当該カートリッジ支持部材が前記傾斜姿勢を超えて回動範囲外に傾くことを防止する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記トナー像が被転写材に転写された後に感光体ドラムの周面に残留したトナーを取り除くクリーニング装置を具備し、
    前記現像装置には、トナーカートリッジからのトナーを受入れるためのトナー受入開口と、このトナー受入開口を開閉する第1シャッタが設けられ、
    前記クリーニング装置には、貯留した廃トナーを排出するための廃トナー排出口と、この廃トナー排出口を開閉する第2シャッタが設けられ、
    前記カートリッジ支持部材が傾斜姿勢から起立姿勢に姿勢変更されることにより前記第1および第2シャッタのいずれか一方または双方が開放されるように構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記トナーカートリッジには、前記クリーニング装置からの廃トナーを受け入れる廃トナー回収ボトルが一体的に接続されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記廃トナー回収ボトルは、前記第2シャッタが開放されることにより、クリーニング装置に貯留された廃トナーが前記廃トナー排出口を介して回収されるように設置位置が設定されていることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
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