JP4720170B2 - 起動制御装置、プログラム及び起動方法 - Google Patents

起動制御装置、プログラム及び起動方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4720170B2
JP4720170B2 JP2004354893A JP2004354893A JP4720170B2 JP 4720170 B2 JP4720170 B2 JP 4720170B2 JP 2004354893 A JP2004354893 A JP 2004354893A JP 2004354893 A JP2004354893 A JP 2004354893A JP 4720170 B2 JP4720170 B2 JP 4720170B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
instruction
activation
predetermined
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004354893A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006163857A5 (ja
JP2006163857A (ja
Inventor
智 片貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004354893A priority Critical patent/JP4720170B2/ja
Publication of JP2006163857A publication Critical patent/JP2006163857A/ja
Publication of JP2006163857A5 publication Critical patent/JP2006163857A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4720170B2 publication Critical patent/JP4720170B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Studio Devices (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Description

本発明は、各種電子機器の電源や他の機能を起動させる起動制御装置、起動制御プログラム及び電子機器の起動方法に関する。
従来、各種電子機器には、例えば電源をオンにする際に操作される電源ボタンを有する起動回路等の、当該機器が有する機能をオンする際に動作する起動制御装置が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。この起動制御装置には、所謂短押しタイプと長押しタイプとが存在し、短押しタイプの起動制御装置にあっては、操作ボタンが瞬間的に操作されるのみで、電源等の対応する機能をオンにし、長押しタイプの起動制御装置にあっては、操作ボタンが所定の継続時間例えば1秒間、操作されたことを条件に、電源等の対応する機能をオンにする。
特開2004−78080号公報
前記短押しタイプの起動制御装置にあっては、短い操作時間で瞬時に対応する機能をオンにすることができるメリットを有する。しかしその反面、この起動制御装置を有する機器が携帯機器である場合、これをポケットや鞄等に収納して携帯した際、携帯時の外力が操作ボタンに作用すると、不意に対応する機能がオンとなってしまい、無用な起動が生じてしまうデメリットを有する。また、この起動制御装置を有する機器が据え置き型の機器である場合であっても、不用意に操作ボタンに触れた際に対応する機能がオンとなってしまい、無用な起動が生じてしまう。
これに対し、長押しタイプの起動制御装置にあっては、操作ボタンが所定の継続時間で操作されたことを条件に対応する機能をオンにすることから、前述した携帯時の外力により不意に対応する機能がオンとなったり、不用意に操作ボタンに触れた際に対応する機能がオンとなってしまうデメリットが生ずることはない。しかしその反面、ユーザがボタン操作を開始してから、所定の継続時間後に対応する機能がオンとなることから、操作から起動するまでにタイムラグが存在する。このため、このタイムラグの存在により、ユーザにおいて当該機能を有効に利用できない場合が生ずる。例えば、デジタルカメラに長押しタイプの電源起動制御装置が設けられている場合、ユーザがシャッタチャンスと思うシーンに遭遇して、電源ボタンを操作しても、電源がオンとなるまでに前記タイムラグが介在することから、その間におけるシーンの変化により、シャッタチャンスを喪失してしまう不都合が生ずる。
本発明は、短押しタイプと長押しタイプの起動制御装置が有する各デメリットを共に解消することのできる起動制御装置、起動制御プログラム及び電子機器の起動方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項記載の発明に係る起動制御装置にあっては、電子機器の所定機能を起動させる起動制御装置であって、前記所定機能を起動させるための起動指示と、前記所定機能を停止させるための停止指示とを夫々継続して検出する第1の操作子と、前記第1の操作子によって前記起動指示が継続して検出された第1の時間を計測する第1の計測手段と、前記第1の操作子によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を計測する第2の計測手段と、前記第2の計測手段によって計測された前記第2の時間に基づき、所定の起動時間を決定する決定手段と、前記第1の計測手段によって計測された前記第1の時間が、前記決定手段によって決定された前記所定の起動時間以上であることを条件として、前記所定機能の起動を完了させるよう制御する起動制御手段と、前記停止指示を継続して検出する複数の第2の操作子とを備え、前記第2の計測手段は、前記第1の操作子と前記複数の第2の操作子によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を夫々計測し、前記決定手段は、前記第2の計測手段によって最後に計測された前記第2の時間に基づき、前記所定の起動時間を決定することを特徴とする。
また、請求項記載の発明あっては、前記請求項1記載の起動制御装置であって、前記決定手段は、前記第2の計測手段によって計測された前記第2の時間を前記所定の起動時間として決定することを特徴とする。
また、請求項4記載の発明に係る起動制御装置にあっては、前記第2の時間検出手段によって計測される前記第2の時間と所定の第3の時間とを対応付けて記憶する記憶手段を更に備え、前記決定手段は、前記第2の計測手段によって計測された前記第1の時間に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記所定第3の時間を、前記所定の起動時間として決定することを特徴とする。
また、請求項記載の発明あっては、前記請求項記載の起動制御装置であって、前記第2の時間検出手段によって計測される前記第2の時間と所定の第3の時間とを対応付けて記憶する記憶手段を更に備え、前記決定手段は、前記第2の計測手段によって計測された前記第の時間に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記所定第3の時間を、前記所定の起動時間として決定することを特徴とする。
また、請求項記載の発明あっては、前記請求項1又は2記載の起動制御装置であって、前記所定機能とは電源機能であり、前記第1の操作子は電源ボタンであることを特徴とする。
また、請求項記載の発明に係るプログラムにあっては、所定機能を起動させるための起動指示と前記所定機能を停止させるための停止指示とを夫々継続して検出する第1の操作子及び前記停止指示を継続して検出する複数の第2の操作子を備えた電子機器のコンピュータを、当該電子機器の所定機能を起動させるための起動指示を継続して検出する第1の指示検出手段、前記所定機能を停止させるための停止指示を継続して検出する第2の指示検出手段、前記第1の指示検出手段によって前記起動指示が継続して検出された第1の時間を計測する第1の計測手段、前記第2の指示検出手段によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を計測する第2の計測手段、前記第2の計測手段によって計測された前記第2の時間に基づき、所定の起動時間を決定する決定手段、前記第1の計測手段によって計測された前記第1の時間が、前記決定手段によって決定された前記所定の起動時間以上であることを条件として、前記所定機能の起動を完了させるよう制御する起動制御手段として機能させ前記第2の計測手段は、前記第1の操作子と前記複数の第2の操作子によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を夫々計測し、前記決定手段は、前記第2の計測手段によって最後に計測された前記第2の時間に基づき、前記所定の起動時間を決定することを特徴とする。
また、請求項記載の発明に係る起動方法にあっては、前記所定機能を起動させるための起動指示と前記所定機能を停止させるための停止指示とを夫々継続して検出する第1の操作子及び前記停止指示を継続して検出する複数の第2の操作子を有する電子機器の所定機能を起動させる起動方法であって、前記所定機能を起動させるための起動指示を継続して検出する第1の指示検出ステップと、前記所定機能を停止させるための停止指示を継続して検出する第2の指示検出ステップと、前記第1の指示検出ステップに前記起動指示が継続して検出された第1の時間を計測する第1の計測ステップと、前記第2の指示検出ステップに前記停止指示が継続して検出された第2の時間を計測する第2の計測ステップと、前記第2の計測ステップに計測された前記第2の時間に基づき、所定の起動時間を決定する決定ステップと、前記第1の計測ステップに計測された前記第1の時間が、前記決定ステップに決定された前記所定の起動時間以上であることを条件として、前記所定機能の起動を完了させるよう制御する起動制御ステップとを含み前記第2の計測ステップは、前記第1の操作子と前記複数の第2の操作子によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を夫々計測し、前記決定ステップは、前記第2の計測ステップによって最後に計測された前記第2の時間に基づき、前記所定の起動時間を決定することを特徴とする。
本発明によれば、種機器が有する起動制御装置を当該機器の種類や機器がおかれている環境に応じて短押しタイプと長押しタイプとすることにより、両タイプのデメリットを随時解消することができるとともに、適切なタイムラグを設定することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に従って説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態を適用したデジタルカメラ1の背面斜視図である。図示のように、このデジタルカメラ1には、カメラ本体2の上面に電源スイッチ3と、シャッターキー4とが配設され、カメラ本体2の背面に光学ファインダ5と、再生(PLAY)モードを設定する際に操作される再生モードキー61、記録(REC)モードを設定する際に操作される記録モードキー62、記録画像や各種の情報を表示するとともに電子ビューファインダとして機能する液晶モニタ7、メニュー画面を表示させるためのメニュー(MENU)キー8、表示されたメニュー項目等の選択や確定操作に使用する操作キー9が配設されている。
図2は、デジタルカメラ1の電気的構成の概略を示すブロック図である。デジタルカメラ1は、カメラ本体2の図示しない正面側に配置された撮像レンズ10の光軸後方に配置された撮像素子であるCCD11を備えている。CCD11は、タイミング発生器(TG)12、垂直ドライバ13によって走査駆動され、一定周期で1画面分の撮像信号を出力する。
CCD11の出力信号は、アナログ信号の状態でRGBの原色成分毎に適宜ゲイン調整された後に、サンプルホールド回路(S/H)14でサンプルホールドされ、A/D変換器15でデジタルデータに変換されカラープロセス回路16に送られる。カラープロセス回路16は画像補間処理を含むカラープロセス処理により、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを生成し、DMA(Direct Memory Access)DMAコントローラ17に出力する。
DMAコントローラ17は輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、カラープロセス回路16からの複合同期信号、メモリ書込みイネーブル信号、及びクロック信号を用いて一度DMAコントローラ17内部のバッファに書込み、DRAMインタフェース(I/F)18を介してDRAM19にDMA転送する。制御部20は、上記輝度及び色差信号データ、つまり画像データのDRAM19へのDMA転送終了後に、その画像データを、DRAMインタフェース18を介してDRAM19から読み出し、VRAMコントローラ21を介してVRAM22に書き込む。
デジタルビデオエンコーダ23は、上記画像データを、VRAMコントローラ21を介してVRAM22より定期的に読出し、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部24に出力する。表示部24は、上記液晶モニタ7とその駆動回路等により構成され、デジタルビデオエンコーダ23からのビデオ信号に基づいた表示を行うことで、その時点でVRAMコントローラ21から取り込まれている画像情報に基づくスルー画像を表示する。
キー入力部25は、前述した電源スイッチ3や、シャッターキー4、再生モードキー61、記録モードキー62等の各キーを含み、スルー画像が表示されている状態でシャッターキー4が操作されると、撮像開始用のトリガ信号を発生する。
記録モードによる静止画撮像モード時には、上記トリガ信号に応じて制御部20がCCD11からのDRAM19への経路を停止し、DRAM19に書込まれている1フレーム分の画像データを、DRAMインタフェース18を介して読み出し、JPEG回路26に送る。JPEG回路26では送られた画像データを圧縮符号化し、圧縮された画像データは制御部20によって読み出され、静止画ファイルとして不揮発性メモリであるフラッシュメモリ27に記録される。
フラッシュメモリ27に記録された画像ファイルは、再生モードにおいて、前記操作キー9等による選択操作に応じてJPEG回路26に読み込まれ、そこで画像データに復号された後、VRAMコントローラ21を介してVRAM22へ送られ、表示部24で表示される。
電源回路28は、電池29から各部に供給される電力を制御する。制御部20は、主としてCPU及びその周辺回路と、CPUの作業用メモリであるRAM、及びカレンダ機能を有する内蔵時計から構成されるマイクロコンピュータであり、タイマーを内蔵するとともに、フラッシュメモリ27に確保されているプログラム領域に格納されているプログラムに基づき動作し、電源回路28を含む前述した各部の動作を制御する。
以上の構成に係る本実施の形態において、制御部20は前記プログラムに基づき、図3に示すフローチャートに従って処理を実行する。すなわち、電源回路28を制御して電池29から各部への電力供給を停止した電源OFFの状態を維持し(ステップS101)、この状態において電源スイッチ3を監視して、電源スイッチ3が押し操作されたか否かを判断する(ステップS102)。電源スイッチ3が押し操作されたならば、タイマーをスタートさせて、ユーザが電源スイッチ3の押し操作を継続している時間であるスイッチ押し時間を計測する(ステップS103)。
次に、この計測しているスイッチ押し時間が、後述するステップS110でRAMに記憶される直前のOFFでの押し時間、すなわち、ユーザが前回この電源スイッチ3を操作して電源をOFFにした際に、電源スイッチ3の押し操作を継続した時間と一致したか否かを判断する(ステップS104)。そして、未だスイッチ押し時間が直前のOFFでの押し時間と一致していない場合には、電源スイッチ3の押し操作を継続中であるか否かを判断する(ステップS105)。
このとき、ユーザが直前のOFFでの押し時間となる前に、電源スイッチ3の押し操作をやめてしまうと、ステップS105の判断がNOとなり、ステップS106の電源ON処理を行うことなく、ステップS102に戻る。よって、ユーザが直前のOFFでの押し時間となるまで電源スイッチ3の押し操作を行わなかった場合には、電源ONとなることなく、電源OFFを維持して電源スイッチ3の操作を監視する状態に戻る。
また、ユーザが電源スイッチ3の押し操作を継続している場合には、ステップS104→S105→S104のループを繰り返す。そして、電源スイッチ3のスイッチ押し時間が直前のOFFでの押し時間と一致すると(ステップS104;YES)、電源ON処理を実行し、電源回路28を介して各部への電力を供給させる(ステップS106)。これにより、前記記録モードにおける静止画ファイルのフラッシュメモリ27への記録や、再生モードにおける画像ファイルの表示部24での再生が可能となる。
また、制御部20はこの各部へ電力が供給されている電源ONの状態において電源スイッチ3を監視して、電源スイッチ3が押し操作されたか否かを判断する(ステップS107)。電源スイッチ3が押し操作されたならば、タイマーをスタートさせて、ユーザが電源スイッチ3の押し操作を継続している時間であるスイッチ押し時間の計測を開始する(ステップS108)。引き続き、電源スイッチ3の押し操作を継続中であるか否かを判断し(ステップS109)、ユーザが電源スイッチ3の押し操作を継続してい間は、ステップS108でスタートさせたタイマーの歩進を継続させる。そして、ユーザが電源スイッチ3の押し操作をやめると、ステップS109の判断がNOとなり、ステップS110に進んでタイマーにより計測した押し時間をRAMに記憶する。
このステップS110でRAMに記憶させた電源OFF時の押し時間が、前述したステップS104において直前のOFFでの押し時間として用いられることとなる。したがって、本実施の形態においては、電源ON時に、直前のOFFでの押し時間と一致する時間をもって、電源スイッチ3を押し操作した場合に、電源ONとなる。
しかし、これに限らず、直前のOFFでの押し時間に基づきタイムラグを決定し、この決定したタイムラグをステップS110において、押し時間として記憶するようにしてもよい。また、ステップS110ではこの実施の形態と同様に、直前のOFFでの押し時間を記憶し、ステップS104での判断を行う際に、直前のOFFでの押し時間に基づきタイムラグを決定し、電源オン時のスイッチ押し時間が、この決定したタイムラグと一致したか否かを判断するようにしてもよい。
(第2の実施の形態)
図4は、本発明の第2の実施の形態において、制御部20のROMに記憶されているテーブル201を示す図である。このテーブル201には、直前のOFFでの電源スイッチ3の押し時間に対応して、前記ステップS110でRAMに記憶させる記憶押し時間が記憶されている。すなわち、直前のOFFでの電源スイッチ3の押し時間が、「0秒以上1秒未満」に対応して記憶押し時間「0秒」が記憶され、「1秒以上2秒未満」に対応して記憶押し時間「1秒」が記憶され、また「10秒以上」に対応して最大値「10秒」が記憶されている。したがって、直前のOFFでの電源スイッチ3の押し時間が、10秒以上であっても、前記ステップS110でRAMに記憶させる記憶押し時間は最大10秒である。
かかる第2の実施の形態においても、図3に示したフローチャートに従って処理が実行され、このときステップS110では、前記テーブル201から、タイマーで計測した電源オフ時の押し時間に対応する記憶押し時間を読み出して、その押し時間をRAMに記憶させる。また、ステップS104の判断に際しては、電源オン時のスイッチ押し時間が、このRAMに記憶させた記憶押し時間と一致したか否かを判断する。したがって、本実施の形態においては、電源ON時に、直前のOFFでの押し時間に対応する記憶押し時間と一致する時間をもって、電源スイッチ3を押し操作した場合に、電源ONとなる。
しかし、このようなテーブル201を用いることなく、電源をOFFにする手法が複数ある場合には、直前にいずれの手法で電源をOFFにしたかにより、次の電源オン時における必要操作継続時間を決定するようにしてもよい。また、当該機器が、例えば携帯電話のように、テンキーを有するものである場合には、テンキーの操作により入力された数値を電源オン時における必要操作継続時間とし、ステップS104の判断で「直前のOFFでの押し時間」として用いるようにしてもよい。さらに、メニューキー8の操作により表示されたメニュー項目において、入力された数値を電源オン時における必要操作継続時間とし、ステップS104の判断で「直前のOFFでの押し時間」として用いるようにしてもよい。
また、各実施の形態においては、電源スイッチ3の操作により電源をONにする場合を示したが、これに限らず例えばメニューキー8の操作によりメニュー表示をONにする場合等の他の機能をONにする場合、あるいは複数のキーに適用するようにしてもよい。
また、撮影を指示するシャッターキー4を電源スイッチと兼用する場合に本発明を適用するようにしてもよい。つまり、シャッターキー4の操作により電源をONする場合、直前のシャッターキー4の操作による電源OFFでの押し時間分だけ押し続けると電源がONされるようにしてもよい。但し、シャッターキー4の操作により電源をOFFする時、撮影・記録動作も行ってしまうのでシャッターキー4の押し時間が所定時間(例えば、1秒)を超えた場合は撮影のためではなく電源をOFFするためにシャッターキー4が操作されたものと判断して撮影・記録動作によりメモリに記録されてしまった撮影画像データを自動的に消去するといった工夫が必要になる。
(第3の実施の形態)
図5は、本発明の第3の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。電源がONの状態において、制御部20は前記プログラムに基づき、このフローチャートに従って処理を実行する。すなわち、記録モードキー62が押し操作されたか否かを判断する(ステップS201)。記録モードキー62が押し操作されたならば、タイマーをスタートさせて、ユーザが記録モードキー62の押し操作を継続している時間であるキー押し時間を計測する(ステップS202)。
次に、この計測しているキー押し時間が、後述するステップS208で用いる時間Bよりも短い時間である時間A(A<B)と一致したか否かを判断する(ステップS203)。そして、未だキー押し時間が時間Aと一致していない場合には、記録モードキー62の押し操作を継続中であるか否かを判断する(ステップS204)。
このとき、時間Aとなる前に、記録モードキー62の押し操作をやめてしまうと、ステップS204の判断がNOとなり、ステップS205の記録モード設定処理を行うことなく、ステップS201に戻る。また、ユーザが記録モードキー62の押し操作を継続している場合には、ステップS203→S204→S203のループを繰り返す。そして、記録モードキー62のキー押し時間が時間Aと一致すると(ステップS203;YES)、記録モード設定処理を実行し、記録モードで撮像及び画像記録するに必要な各部を起動させる(ステップS205)。これにより、液晶モニタ7にスルー画像が表示されて、記録モードにおける静止画ファイルのフラッシュメモリ27への記録が可能となる。
他方、ステップS201での判断の結果記録モードキー62が押し操作されなかった場合には、再生モードキー61が押し操作されたか否かを判断する(ステップS206)。再生モードキー61が押し操作されたならば、タイマーをスタートさせて、ユーザが再生モードキー61の押し操作を継続している時間であるキー押し時間を計測する(ステップS207)。
次に、この計測しているキー押し時間が、前述のステップS203で用いた時間Aよりも長い時間である時間B(B>A)と一致したか否かを判断する(ステップS208)。そして、未だキー押し時間が時間Bと一致していない場合には、再生モードキー61の押し操作を継続中であるか否かを判断する(ステップS209)。このとき、時間Bとなる前に、再生モードキー61の押し操作をやめてしまうと、ステップS209の判断がNOとなり、ステップS210の再生モード設定処理を行うことなく、ステップS201に戻る。また、ユーザが再生モードキー61の押し操作を継続している場合には、ステップS208→S209→S208のループを繰り返す。そして、再生モードキー61のキー押し時間が時間Bと一致すると(ステップS208;YES)、再生モード設定処理を実行し、再生モードで再生画像を液晶モニタ7に表示するに必要な各部を起動させる(ステップS210)。これにより、液晶モニタ7には、フラッシュメモリ27に記憶されている静止画ファイルに基づく再生画像が表示されることとなる。
なお、実施の形態においては、本発明を携帯機器であるデジタルカメラに適用した場合を示したが、他の携帯機器は無論のこと、携帯機器に限らず据え置き型の機器にも本発明を適用し得ることは勿論である。
本発明の一実施の形態を適用したデジタルカメラの背面斜視図である。 同デジタルカメラの電気的構成の概略を示すブロック図である。 本発明の第1及び第2の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態において用いられるテーブルを示す概念図である。 本発明の第3の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタルカメラ
2 カメラ本体
3 電源スイッチ
7 液晶モニタ
8 メニューキー
11 CCD
17 DMAコントローラ
19 DRAM
20 制御部
22 VRAM
23 デジタルビデオエンコーダ
24 表示部
25 キー入力部
26 JPEG回路
27 フラッシュメモリ
28 電源回路
29 電池
61 再生モードキー
62 記録モードキー
201 テーブル

Claims (6)

  1. 電子機器の所定機能を起動させる起動制御装置であって、
    前記所定機能を起動させるための起動指示と、前記所定機能を停止させるための停止指示とを夫々継続して検出する第1の操作子と、
    前記第1の操作子によって前記起動指示が継続して検出された第1の時間を計測する第1の計測手段と、
    前記第1の操作子によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を計測する第2の計測手段と、
    前記第2の計測手段によって計測された前記第2の時間に基づき、所定の起動時間を決定する決定手段と、
    前記第1の計測手段によって計測された前記第1の時間が、前記決定手段によって決定された前記所定の起動時間以上であることを条件として、前記所定機能の起動を完了させるよう制御する起動制御手段と、
    前記停止指示を継続して検出する複数の第2の操作子とを備え、
    前記第2の計測手段は、前記第1の操作子と前記複数の第2の操作子によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を夫々計測し、
    前記決定手段は、前記第2の計測手段によって最後に計測された前記第2の時間に基づき、前記所定の起動時間を決定することを特徴とする起動制御装置。
  2. 前記決定手段は、前記第2の計測手段によって計測された前記第2の時間を前記所定の起動時間として決定することを特徴とする請求項記載の起動制御装置。
  3. 前記第2の時間検出手段によって計測される前記第2の時間と所定の第3の時間とを対応付けて記憶する記憶手段を更に備え、
    前記決定手段は、前記第2の計測手段によって計測された前記第の時間に対応付けて前記記憶手段に記憶されている前記所定第3の時間を、前記所定の起動時間として決定することを特徴とする請求項記載の起動制御装置。
  4. 前記所定機能とは電源機能であり、前記第1の操作子は電源ボタンであることを特徴とする請求項1又は2記載の起動制御装置。
  5. 所定機能を起動させるための起動指示と前記所定機能を停止させるための停止指示とを夫々継続して検出する第1の操作子及び前記停止指示を継続して検出する複数の第2の操作子を備えた電子機器のコンピュータを、
    当該電子機器の所定機能を起動させるための起動指示を継続して検出する第1の指示検出手段、
    前記所定機能を停止させるための停止指示を継続して検出する第2の指示検出手段、
    前記第1の指示検出手段によって前記起動指示が継続して検出された第1の時間を計測する第1の計測手段、
    前記第2の指示検出手段によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を計測する第2の計測手段、
    前記第2の計測手段によって計測された前記第2の時間に基づき、所定の起動時間を決定する決定手段、
    前記第1の計測手段によって計測された前記第1の時間が、前記決定手段によって決定された前記所定の起動時間以上であることを条件として、前記所定機能の起動を完了させるよう制御する起動制御手段として機能させ、
    前記第2の計測手段は、前記第1の操作子と前記複数の第2の操作子によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を夫々計測し、
    前記決定手段は、前記第2の計測手段によって最後に計測された前記第2の時間に基づき、前記所定の起動時間を決定することを特徴とするプログラム
  6. 前記所定機能を起動させるための起動指示と前記所定機能を停止させるための停止指示とを夫々継続して検出する第1の操作子及び前記停止指示を継続して検出する複数の第2の操作子を有する電子機器の所定機能を起動させる起動方法であって、
    前記所定機能を起動させるための起動指示を継続して検出する第1の指示検出ステップと、
    前記所定機能を停止させるための停止指示を継続して検出する第2の指示検出ステップと、
    前記第1の指示検出ステップに前記起動指示が継続して検出された第1の時間を計測する第1の計測ステップと、
    前記第2の指示検出ステップに前記停止指示が継続して検出された第2の時間を計測する第2の計測ステップと、
    前記第2の計測ステップに計測された前記第2の時間に基づき、所定の起動時間を決定する決定ステップと、
    前記第1の計測ステップに計測された前記第1の時間が、前記決定ステップに決定された前記所定の起動時間以上であることを条件として、前記所定機能の起動を完了させるよう制御する起動制御ステップとを含み
    前記第2の計測ステップは、前記第1の操作子と前記複数の第2の操作子によって前記停止指示が継続して検出された第2の時間を夫々計測し、
    前記決定ステップは、前記第2の計測ステップによって最後に計測された前記第2の時間に基づき、前記所定の起動時間を決定することを特徴とする起動方法。
JP2004354893A 2004-12-08 2004-12-08 起動制御装置、プログラム及び起動方法 Active JP4720170B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354893A JP4720170B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 起動制御装置、プログラム及び起動方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004354893A JP4720170B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 起動制御装置、プログラム及び起動方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006163857A JP2006163857A (ja) 2006-06-22
JP2006163857A5 JP2006163857A5 (ja) 2007-12-13
JP4720170B2 true JP4720170B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=36665804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004354893A Active JP4720170B2 (ja) 2004-12-08 2004-12-08 起動制御装置、プログラム及び起動方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4720170B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5824245B2 (ja) * 2011-06-01 2015-11-25 キヤノン株式会社 操作装置及びそれを備える撮影装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310661U (ja) * 1989-06-15 1991-01-31
JP2003005975A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Sharp Corp 情報処理装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310661A (ja) * 1989-06-07 1991-01-18 Shinichi Goto リング状さきいかの製造法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310661U (ja) * 1989-06-15 1991-01-31
JP2003005975A (ja) * 2001-06-22 2003-01-10 Sharp Corp 情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006163857A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4095071B2 (ja) ディスプレイ付き電子装置、ディスプレイ付き電子装置の制御方法、及びプログラム
JP2005301992A5 (ja)
US20040201772A1 (en) Portable electronic apparatus and power source control method therefor
KR20080072547A (ko) 디스플레이 기능을 갖춘 휴대 기기
JP5161443B2 (ja) カメラ
JP2005143108A (ja) 自動モード検出を行うデジタルカメラ
US8164654B2 (en) Image storage apparatus, image storage method, and control program executed in image storage apparatus
JP4181206B2 (ja) 撮影機能付き電子装置、撮影機能付き電子装置の制御方法、及び、プログラム
JP4778022B2 (ja) 撮影機能付き電子装置、撮影機能付き電子装置の制御方法、及び、プログラム
US7116362B2 (en) Camera and computer program
JP4720170B2 (ja) 起動制御装置、プログラム及び起動方法
JP3750500B2 (ja) 電子カメラ及び撮影方法
JP2010183244A (ja) 撮像装置及び撮像装置の制御方法
JP4244539B2 (ja) カメラの遠隔制御方法及びカメラシステム
JP2007013472A (ja) 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体
JP2005033454A (ja) 撮影装置
KR101606071B1 (ko) 촬상장치, 그 제어 방법, 및 기억 매체
JP5371600B2 (ja) 記録装置及びその制御方法
JP2004120204A (ja) デジタルカメラ
JP2003274640A (ja) 電子機器、撮像装置および電源制御方法
JP2010124064A (ja) 電子装置及びその制御方法
JP5344604B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4721417B2 (ja) 撮像装置およびその制御方法
JP2010050690A (ja) 撮像装置
KR101010825B1 (ko) 외부 촬영 버튼을 구비한 이동 통신 단말기 및 그의 사진 촬영 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071026

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071026

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100114

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101001

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150