JP4718981B2 - コルゲートマシンおよびこれに用いる生産管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コルゲートマシンおよびこれに用いる生産管理装置に関するものである。
コルゲートマシンでは、シングルフェーサで波状に段繰りされた中芯に裏ライナが貼合され片面段ボールが形成され、この片面段ボールにダブルフェーサでライナが貼合わされて両面段ボールが形成される。
ダブルフェーサを通過した両面段ボールはスリッタスコアラにより搬送方向に所定のスリットや罫線を入れられた後、カットオフ装置により幅方向に切断されて段ボールシートとされ、スタッカに積上げられ、順次排出される。
裏ライナ、中芯および表ライナの各原紙は、ロール紙を巻き戻すようにして供給され、一つのロール紙が使い尽くされると別のロール紙へ紙継ぎすることにより連続して供給されている。
ユーザの注文により1オーダ当りの生産長さは数拾mから数千mまでの範囲でまちまちであり、さらに各オーダ毎に段ボールシートの種類(大きさ、紙質)が異なる。このため、コルゲータマシンでは、1日当り数百種類の異なるオーダの段ボールシートが連続生産されている。
生産される段ボールシートの所定長さと所要枚数は、各オーダ毎に予め生産管理装置にセットされ、生産管理装置が各オーダに対応した段ボールシートを生産するように各部の運転を管理(制御)している。
オーダ替えで段ボールシートの寸法のみが変更される場合、スリッタスコアラでのスリット等の加工位置およびカットオフ装置の回転数(切断長)が変更されるが、これをドライエンドオーダ替えと称している。
このドライエンドオーダ替えの場合、特許文献1に示されるように、スリッタスコアラでのスリット位置の変更に伴い両面段ボールの両端部に形成されるトリムを確実に処理できるようにロータリシャによって両面段ボールのオーダ替え位置において少なくともその両端部は幅方向に切断される。
特開平6−210772号公報
ところで、近年ユーザからより短い、例えば、数mの生産長さを求められる事態が発生している。
特許文献1に示されるものを含め従来のものは、このような短い生産長さのオーダを含む多オーダの段ボールシートを連続して生産するのが難しかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、短い生産長を包含する種類の異なる多オーダを確実に連続して生産し得る生産管理装置およびこれを用いたコルゲートマシンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明にかかるコルゲートマシンは、連続して搬送される段ボールの少なくとも両端部分をその搬送方向に略直交する方向に切断するロータリシャと、前記段ボールにその搬送方向に沿ったスリットおよび罫線を加工するスリッタスコアラと、前記段ボールをその搬送方向に略直交する方向に切断して段ボールシートとするカットオフ装置と、少なくとも前記ロータリシャ、前記スリッタスコアラおよび前記カットオフ装置のオーダ替え動作を制御するオーダ替制御部を有し、装置全体の動作を制御する生産管理装置と、を備えるコルゲートマシンであって、前記オーダ替制御部には、オーダ替ポイントを算出するオーダ替ポイント設定部と、それぞれ該オーダ替ポイント設定部から導入される複数の前記オーダ替ポイントの搬送方向における位置を別個に追跡するオーダ替ポイント追跡部と、追跡される前記各オーダ替ポイントの位置がそれぞれ前記ロータリシャ、前記スリッタスコアラおよび前記カットオフ装置の各オーダ替位置に到ったかを判定してオーダ替指令信号を発信する判定指示部と、が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、オーダ替ポイント追跡部は、オーダ替ポイント設定部でオーダ替ポイントが算出された都度それを導入し、複数のオーダ替ポイントの搬送方向における位置を並列的に追跡する。
そして、判定指示部は追跡されている各オーダ替ポイントの位置がそれぞれロータリシャ、スリッタスコアラおよびカットオフ装置の各オーダ替位置に到ったかを判定してオーダ替指令信号を発信し、ロータリシャ、スリッタスコアラおよびカットオフ装置のオーダ替えを行なうこととなる。
このように、複数のオーダ替ポイントが並列的に追跡され、それぞれが所定の位置に到った時点でロータリシャ、スリッタスコアラおよびカットオフ装置のオーダ替えが行なわれるので、制御的にはオーダ替えに必要な距離をほとんど無くすことができる。
したがって、ロータリシャ、スリッタスコアラおよびカットオフ装置のオーダ替え準備に要する時間(セット時間)で制限されるだけであるので、段ボールの搬送速度を調整することによって短い(例えば、数mの)生産オーダが介在される場合でも、オーダ替に対応することができ、多種オーダの段ボールシートを連続的に生産することができる。
最も時間を要するスリッタスコアラのセット時間は、最近のものでは数秒以下であり、例えば、2秒とすると、段ボールの搬送速度が180m/分とすれば6mでオーダ替えができることになる。
また、本発明にかかるコルゲートマシンでは、前記オーダ替ポイント設定部は、現オーダ以降の前記オーダ替ポイントの算出にあたり各オーダ間に存在する不良部分の長さを含めて算出することを特徴とする。
このように、オーダ替ポイント設定部は、現オーダ以降のオーダ替ポイントの算出にあたり各オーダ間に存在する不良部分の長さを含めて算出するので、各オーダで製品として生産される段ボールシートの枚数は確実に、かつ、正確に確保できる。
このため、段ボールシートの生産が不足する、あるいは、過剰となることによって生じる無駄を阻止することができる。
本発明にかかる生産管理装置は、連続して搬送される段ボールの少なくとも両端部分をその搬送方向に略直交する方向に切断するロータリシャと、前記段ボールにその搬送方向に沿ったスリットおよび罫線を加工するスリッタスコアラと、前記段ボールをその搬送方向に略直交する方向に切断して段ボールシートとするカットオフ装置と、を備えるコルゲートマシンの運転を制御する生産管理装置であって、オーダ替ポイントを算出するオーダ替ポイント設定部と、それぞれ該オーダ替ポイント設定部から導入される複数の前記オーダ替ポイントの搬送方向における位置を別個に追跡するオーダ替ポイント追跡部と、追跡される前記各オーダ替ポイントの位置がそれぞれ前記ロータリシャ、前記スリッタスコアラおよび前記カットオフ装置の各オーダ替位置に到ったかを判定してオーダ替指令信号を発信する判定指示部と、が備えられていることを特徴とする。
本発明によれば、オーダ替ポイント追跡部は、オーダ替ポイント設定部でオーダ替ポイントが算出された都度それを導入し、複数のオーダ替ポイントの搬送方向における位置を並列的に追跡する。
そして、判定指示部は追跡されている各オーダ替ポイントの位置がそれぞれロータリシャ、スリッタスコアラおよびカットオフ装置の各オーダ替位置に到ったかを判定してオーダ替指令信号を発信し、ロータリシャ、スリッタスコアラおよびカットオフ装置のオーダ替えを行なうこととなる。
このように、複数のオーダ替ポイントが並列的に追跡され、それぞれが所定の位置に到った時点でロータリシャ、スリッタスコアラおよびカットオフ装置のオーダ替えが行なわれるので、制御的にはオーダ替えに必要な距離をほとんど無くすことができる。
したがって、ロータリシャ、スリッタスコアラおよびカットオフ装置のオーダ替え準備に要する時間で制限されるだけであるので、搬送速度を調整することによって短い(例えば、数mの)生産オーダが介在される場合でも、オーダ替に対応することができ、多種オーダの段ボールシートを連続的に生産することができる。
最も時間を要するスリッタスコアラのセット時間は、最近のものでは数秒以下であり、例えば、2秒とすると、段ボールの搬送速度が180m/分とすれば6mでオーダ替えができることになる。
また、本発明にかかる生産管理装置は、前記オーダ替ポイント設定部は、現オーダ以降の前記オーダ替ポイントの算出にあたり各オーダ間に存在する不良部分の長さを含めて算出することを特徴とする。
このように、オーダ替ポイント設定部は、現オーダ以降のオーダ替ポイントの算出にあたり各オーダ間に存在する不良部分の長さを含めて算出するので、各オーダで製品として生産される段ボールシートの枚数は確実に、かつ、正確に確保できる。
このため、段ボールシートの生産が不足する、あるいは、過剰となることによって生じる無駄を阻止することができる。
本発明によれば、オーダ替ポイント追跡部は、オーダ替ポイント設定部でオーダ替ポイントが算出された都度それを導入し、複数のオーダ替ポイントの搬送方向における位置を並列的に追跡するので、短い(例えば、数mの)生産オーダが介在される場合でも、オーダ替に対応することができ、多種オーダの段ボールシートを連続的に生産することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図1〜図10を用いて説明する。
本実施形態は、本発明を両面段ボールシートを製造する両面段ボール製造用のコルゲートマシン1に適用したものである。
図1は、コルゲートマシン1を示す模式的な構成図である。
コルゲートマシン1には、ミルロールスタンド3と、シングルフェーサ5と、ブリッジ部7と、グルーマシン9と、ダブルフェーサ11と、ロータリシャ13と、スリッタスコアラ15と、カットオフ17と、スタッカ19と、生産管理装置21とが備えられている。
これらの機器は、同一床面FL上に設置されている。
ミルロールスタンド3は、前後方向両側にそれぞれ原紙がロール状に巻かれたロール紙23が装着されるように構成されている。
ミルロールスタンド3の上部には、紙継ぎを行なうスプライサ25が備えられている。
一方の紙ロール23から給紙されている場合に、他方の紙ロール23が装着され、紙継ぎ準備がなされる。一方の紙ロール23の原紙が残り少なくなると、スプライサ25によって他方の紙ロール23の原紙に紙継ぎされる。そして、他方の紙ロール23から原紙が供給されている間に一方の紙ロール23が装着され紙継ぎ準備がなされる。
このようにして、原紙は順次紙継ぎされミルロールスタンド3から下流側へ向けて連続的に繰り出されることになる。
各原紙は、用途に応じて裏ライナ、中芯および表ライナとよばれている。
ミルロールスタンド3は、供給する紙の用途に応じて裏ライナ用ミルロールスタンド3a、中芯用ミルロードスタンド3bおよび表ライナ用ミルロードスタンド3cが備えられている。
裏ライナ用ミルロールスタンド3aは、シングルフェーサ5に対して裏ライナ27を供給するものである。
中芯用ミルロードスタンド3bは、シングルフェーサ5に対して段繰り加工される中芯29を供給するものである。
表ライナ用ミルロールスタンド3cは、ダブルフェーサ11に対して表ライナ31を供給するものである。
シングルフェーサ5には、上段ロール33と、下段ロール35と、糊付装置37と、加圧ベルト39と、が備えられている。
上段ロール33および下段ロール35の周面には、軸線方向に延在する凹部と凸部とが交互に形成されている。
上段ロール33および下段ロール35は、それぞれの凹部と凸部とが相互に噛合うように設置され、両者の噛合い部で中芯用ミルロードスタンド3bから両者の間に供給される中芯29を段繰りして波状に加工するように構成されている。
糊付装置37は、上段ロール33の周面における上段ロール33と下段ロール35との噛合い部の回転方向下流側に設置され、中芯29の頂部に糊を付ける機能を有している。
加圧ベルト39は、上段ロール33の上方に設置され、上段ロール33に対して接離するように設けられている。
加圧ベルト39は、裏ライナ用ミルロールスタンド3aから供給される裏ライナ27を上段ロール33の周面に沿って運ばれている波加工された中芯29に押圧し、貼り合わせて片面段ボール41を形成する機能を有している。
片面段ボール41は、裏ライナ25の片面に幅方向に延在する段山42が搬送方向に並設された形状をしている。
シングルフェーサ5の搬送方向下流側の斜め上方には、取上げコンベア43が設置されている。取上げコンベア43は、一対の無端ベルトで構成され、シングルフェーサ5において形成された片面段ボール41を挟持してブリッジ部7に搬送する機能を有している。
ブリッジ部7は、シングルフェーサ5とダブルフェーサ11以降の機器との速度差を吸収するために片面段ボール41を一次的に滞留させるものである。
グルーマシン9は、ブリッジ部7とダフルフェーサ11との間に介装されており、片面段ボール41の段山42の頂部に糊を付ける糊付装置45が備えられている。
ダブルフェーサ11は、片面段ボール41と表ライナ31とを貼り合わせて両面段ボール(段ボール)47を形成するものである。
ダブルフェーサ11には、熱板49と、ウェイトロール51と、上部コンベア53と、下部コンベア55とが備えられている。
熱板49は、金属製の中空の箱であり、内部の加熱源によって上面は高温に維持されている。
熱板49は、両面ダンボール47の搬送方向に複数並置され、それらの上面が両面ダンボール47の下面を案内するとともに加熱するように構成されている。
ウェイトロール51は、熱板49の上方に軸線が搬送方向に直交するように設置されている。
ウェイトロール51は、両面ダンボール47の搬送方向に複数並置され、両面ダンボール47を上側から熱板49に向けて押圧するものである。
上部コンベア53および下部コンベア55は、両面段ボール47を上下から挟持して搬送するものである。
ロータリシャ13は、ダブルフェーサ11の下流側に設置されており、オーダ替え時、両面段ボール47を幅方向に全幅切断あるいは部分切断するものである。
ロータリシャ13には、例えば、それぞれ軸線が幅方向に延在し、対向配置されたナイフシリンダ57とアンビルシリンダ59と備えられている。
ナイフシリンダ57の周面には幅方向に延設されたナイフが備えられている。
アンビルシリンダ59は、ナイフシリンダ57のナイフを受けるもので、例えば、ナイフの受部は軸方向に分割され、切断に要する部分を選択的にナイフに係合させることができるように構成されている。
ロータリシャ13の上流側部分には、両面段ボール47の移動量を測定するRS計測車81が備えられている。(図2参照)
スリッタスコアラ15は、幅広の両面段ボール47を搬送方向に所定の幅を持つように切断し、かつ搬送方向に延在する罫線を加工するものである。
スリッタスコアラ15は、両面段ボール47の搬送方向に沿って配列された第一スリッタスコアラユニット15aと第二スリッタスコアラユニット15bとから構成されている。
第一スリッタスコアラユニット15aおよび第二スリッタスコアラユニット15bは同様に構成されているので、同じ部材には符号の後にサフィックス”a”,”b”をつけて区別する。なお、以後の明細書内では、第一スリッタスコアラユニット15aおよび第二スリッタスコアラユニット15bを区別する場合には符号の後にa,bを付記するが、特に区別しない場合にはa,bを省略して符号のみで各部位や部材を示すものとする

第一スリッタスコアラユニット15aと第二スリッタスコアラユニット15bとは、一方が稼動中に、他方は、オーダチェンジのために設定変えなどの準備作業を行なうようにされている。図1は、第二スリッタスコアラユニット15bが稼動している状態を示している。
第一スリッタスコアラユニット15aおよび第二スリッタスコアラユニット15bには、搬送方向の上流側に両面段ボール47を挟んで対向配置される上罫線ロール61と下罫線ロール63との組が幅方向に複数組備えられている。上罫線ロール61および下罫線ロール63はそれぞれ幅方向および上下方向に移動可能に構成されている。
上罫線ロール61の円周面の略中央部には、周方向に連続した凸部が形成されている。下罫線ロール63の円周面の略中央部には、周方向に連続した凹部が形成されている。
上罫線ロール61および下罫線ロール63の下流側には、両面段ボール47を挟んで対向配置される上スリッタナイフ65と下スリッタナイフ67との組が幅方向に複数組備えられている。上スリッタナイフ65および下スリッタナイフ67はそれぞれ幅方向および上下方向に移動可能にされている。
上スリッタナイフ65および下スリッタナイフ67は、それぞれ円板状で、外周部が鋭利な刃物であり、高速で回転させられるように構成されている。
スリッタスコアラ15の下流側には、両面段ボール47の両端部分に存在するトリム113を下方に排出するトリムシュータ83が備えられている。(図2参照)
カットオフ装置17は、スリッタスコアラ15によって搬送方向に切断された両面段ボール47を幅方向に切断し、板状の段ボールシート71を形成するものである。
カットオフ装置17には、両面段ボール47を挟んで対向配置され、相互に反対方向に回転される上ナイフシリンダ68と下ナイフシリンダ69が備えられている。
上ナイフシリンダ68の周面には幅方向に延設されたナイフ70が、下ナイフシリンダ69の周面には幅方向に延設されたナイフ72が、備えられている。(図2参照)
上ナイフシリンダ68および下ナイフシリンダ69が回転してナイフ70,72が噛合うことにより両面段ボール47は幅方向に切断されるように構成されている。
カットオフ装置17の下流側には、下流側を支点として上下方向に揺動し、上動時段ボールシート71の搬送経路に突出し、例えば、不良段ボールシート77を下方に案内する搬送路切換部材75が備えられている。
搬送路切換部材75の下方には、不良段ボールシート77を収納する箱79が設置されている。
カットオフ装置17の上流側には、両面段ボール47の移動量を測定するCO計測車85が備えられている。(図2参照)
スタッカ19は、搬送コンベア73によって搬送される段ボールシート71を積み上げ、製品として機外に排出するものである。
生産管理装置21は、オーダ通りの生産枚数を生産する生産枚数管理、オーダの変更に対応するオーダ替えおよび品質管理を行なうためにコルゲートマシン1の各部を制御するものである。
生産管理装置21に生産状況等の情報を提供するためにコルゲートマシン1の各部に種々のセンサ類が備えられている。
生産管理装置21には、オーダ替ポイント設定部87と、オーダ替ポイント追跡部89と、オーダ替判定指示部(判定指示部)91と、動作制御部93とが備えられている。
これらのオーダ替ポイント設定部87、オーダ替ポイント追跡部89、オーダ替判定指示部91および動作制御部93が本発明のオーダ替制御部を構成している。
オーダ替ポイント設定部87は、両面段ボール47における各オーダのオーダ替え位置がダブルフェーサ11の出口に到った時点で、オーダ替ポイントとして設定するものである。
オーダ替ポイント追跡部89には、複数、例えば3個の位置追跡回路95a,95b,95cが備えられている。
位置追跡回路95a,95b,95cには、それぞれオーダ替ポイント算出部87で設定されたオーダ替え位置が順次導入され、それらの現在位置を追跡するように構成されている。
オーダ替判定指示部91には、RS判定部97と、SS判定部99と、CO判定部101と、ST判定部103とが備えられている。
なお、RS判定部97、SS判定部99、CO判定部101およびST判定部103は説明の便宜上分割して記載しているが、一体的に構成されても、分割して構成されてもよい。
RS判定部97は、主として両面段ボール47の搬送速度に応じて決められるロータリシャ13のオーダ替え動作位置(以下、RR位置という)と、位置追跡回路95a,95b,95cのそれぞれから導入されるオーダ替ポイントの現在位置とを比較し、両者が一致した場合にRS切断指令信号を発信するものである。
SS判定部99は、主として両面段ボール47の搬送速度に応じて決められるスリッタスコアラ13のオーダ替え動作位置(以下、SS位置という)と、位置追跡回路95a,95b,95cのそれぞれから導入されるオーダ替ポイントの現在位置とを比較し、両者が一致した場合にSSシャフト昇降指令信号を発信するものである。
CO判定部101は、主として両面段ボール47の搬送速度に応じて決められるカットオフ装置17のオーダ替え動作位置(以下、CO位置という)と、位置追跡回路95a,95b,95cのそれぞれから導入されるオーダ替ポイントの現在位置とを比較し、両者が一致した場合に切断長切換指令信号を発信するものである。
RS判定部97は、スタッカ19における積載板替え動作位置(以下、ST位置という)と、位置追跡回路95a,95b,95cのそれぞれから導入されるオーダ替ポイントの現在位置とを比較し、両者が一致した場合にST替指令信号を発信するものである。
動作制御部93には、ロータリシャ13の動作を制御するRS動作制御部105と、スリッタスコアラ15の動作を制御するSS動作制御部107と、カットオフ装置17の動作を制御するCO動作制御部109と、スタッカ19の動作を制御するST動作制御部111とが備えられている。
なお、RS動作制御部105、SS動作制御部107、CO動作制御部109およびST動作制御部111は説明の便宜上分割して記載しているが、一体的に構成されても、分割して構成されてもよい。
以上、説明した本実施形態にかかるコルゲートマシン1の動作について説明する。
まず、段ボールシート71の製造動作について図1に基づいて説明する。
中芯用ミルロールスタンド3bから中芯29がシングルフェーサ5の上段ロール33と下段ロール35との間に供給される。
裏ライナ用ミルロールスタンド3aから裏ライナ27が、上段ロール33と加圧ベルト39との間に供給される。
供給された中芯29は上段ロール33と下段ロール35との噛合い部で波状に段繰り加工される。
波状に加工された中芯29は、上段ロール33の周面に沿って運ばれる途中で、その段頂部に糊付装置37によって糊が付けられる。
この状態で運ばれる中芯29が加圧ベルト39との係合部に到ると、加圧ベルト39が裏ライナ27を中芯29側に押圧し、中芯29の段頂部と裏ライナ27とを貼り合せて、片面段ボール41を形成する。
このようにして形成された片面段ボール41は、取上げコンベア43によって取上げられ、ブリッジ部7に搬送される。
片面段ボール41はブリッジ部7からダブルフェーサ11へ搬送されるが、ダブルフェーサへの搬送速度がシングルフェーサ5からの搬送速度よりも小さいので、片面段ボール41はブリッジ部7に複数の湾曲状を形成して滞留することとなる。
片面段ボール41は、ブリッジ部7に滞留している間に、糊が裏ライナ27および中芯29に十分に浸透し、さらに乾燥するので、強固に貼合された片面段ボール41となる。
ブリッジ部7からダブルフェーサ11へ供給される片面段ボール41は、グルーマシン9の糊付装置45によって段頂部に糊を付けられる。
糊を付けられた片面段ボール41は、表ライナ用ミルロールスタンド3cから供給される表ライナ31と貼り合わされてダブルフェーサ11に導入される。
ダブルフェーサ11に導入された片面段ボール41と表ライナ31とは、中芯29の段頂部に付着された糊を介して接合された状態になり、ウェイトロール51によって熱板49に押付けられつつ熱板49上を摺動しながら走行する。
この時、熱板49に接する表ライナ31は、熱板49から熱を受けて昇温され、片面段ボール41と表ライナ31との間の糊が乾燥固化されて両面段ボール47が形成される。
両面段ボール47は熱板49を通過してもしばらく上部コンベア53および下部コンベア55に挟持されて搬送され、この間に冷却される。
ダブルフェーサ11から搬出された両面段ボール47は、計測車81によってその移動量が測定される。この情報が生産管理装置21に送られ生産長さ等の算出に用いられる。
両面段ボール47は、スリッタスコアラ15に導入され、第二スリッタスコアラユニット15bの上罫線ロール61bおよび下罫線ロール63bによって折り曲げ易くするための罫線Kbが搬送方向に沿って加工され、次いで、上スリッタナイフ65bおよび下スリッタナイフ67bによって搬送方向に沿って断裁(スリットSb)される。
この時、生産管理装置21の指示によって第一スリッタスコアラユニット15aは待機状態とされ、上罫線ロール61aおよび下罫線ロール63aと上スリッタナイフ65aおよび下スリッタナイフ67aとの幅方向位置を次オーダの加工位置に移動させる等のオーダ替え準備を行なっている。
スリッタスコアラ15を通過した両面段ボール47は、両端部のトリム113がトリムシュータ83で排出され、製品部分がカットオフ装置17に導入される。
両面段ボール47は、カットオフ装置17の上ナイフシリンダ68および下ナイフシリンダ69が回転されることによってナイフ70,72によって幅方向に切断され、段ボールシート71とされる。
段ボールシート71は、搬送コンベア73によって搬送され、スタッカ19に積み上げられ、機外に排出される。
一方、カットオフ装置17で切断された不良部分を含む不良段ボールシートは、タイミングをみて上方に揺動した搬送路切換部材75によって下方に案内され、箱79に集積される。
次に、ロータリシャ13以降の機器(ドライエンドと称する)におけるオーダ替えについて説明する。
まず、オーダ替え動作について図2および図3に基づいて説明する。
ロータリシャ13によって両面段ボール47のオーダ替え位置における不良部分117の両端部分が幅方向に切断線Dで切断される。
この切断線Dの位置が移動してスリッタスコアラ15に入ると、待機中の第一スリッタスコアラユニット15aにおいて、上罫線ロール61aおよび下罫線ロール63aが昇降し、次オーダの罫線Kaの加工を開始する。
次いで、上スリッタナイフ65aおよび下スリッタナイフ67aが昇降し、次オーダのスリットSaの加工を開始する。
両面段ボール47が移動し、切断線Dの位置が第二スリッタスコアラユニット15bに入ると、加工中の第二スリッタスコアラユニット15bにおいて、上罫線ロール61bおよび下罫線ロール63bが昇降し、罫線Kbの加工を停止する。
次いで、上スリッタナイフ65bおよび下スリッタナイフ67bが昇降し、スリットSbの加工を停止する。
この時、スリットSaとスリットSbとが重複する部分ができる。この重複部分は製品とならない不良部分117となる。
この不良部分117の長さ(不良部分長Lw1)は、両面段ボール47の搬送速度と上スリッタナイフ65および下スリッタナイフ67の昇降タイミングおよび昇降時間とで生産管理装置21で算出される。
次いで、両面段ボール47が移動し、切断線Dの位置がカットオフ装置17に入ると、カットオフ装置17の切断長が変更される。すなわち、タイミングを見て現オーダの切断長L1から不良部分長Lw1に、次いで、次オーダの切断長L2と切換えられる。
現オーダの段ボールシート71はスタッカ19に積み上げられ、不良部分長Lw1で切断された不良段ボールシートはタイミングをみて上方に揺動した搬送路切換部材75によって下方に案内され、箱79に集積される。
これにより、現オーダの段ボールシート71と次オーダの段ボールシートとの間に間隔が空けられるので、その間隔の間にスタッカ19では、積み上げ位置の切換えが行なわれる。
次に、このオーダ替えの制御方法について主として図5に基づいて説明する。
図4に示すように、カットオフ装置17での切断長(L1)が2m、切断枚数が50枚のオーダV(現オーダ)が加工され、その後に、切断長(L2)が1mで、切断枚数が6枚のオーダW(次オーダ)および切断長が1.2mで切断枚数が6枚のオーダZ(次々オーダ)が続いているとする。
まず、オーダ替ポイントXの設定について図4により説明する。
オーダVの最終切断位置ClVの位置は、生産管理装置21で把握されている。この最終切断位置ClVから所定距離上流側の位置をオーダ替え位置とし、この位置がダブルフェーサ11の出口に到った時点で、オーダ替ポイント設定部87は、オーダ替ポイントX1を設定し、オーダ替ポイント追跡部89の、例えば、位置追跡回路95aに伝送する。
次いで、オーダ替ポイント設定部87は、オーダWの最終切断位置ClWの位置を、オーダVの最終切断位置ClVに不良部分長Lw1およびオーダWの生産長(L2×6)を加えた位置とて算出する。
オーダ替ポイント設定部87は、この最終切断位置ClWから所定距離上流側の位置をオーダ替え位置とし、この位置がダブルフェーサ11の出口に到った時点で、オーダ替ポイントX2を設定し、オーダ替ポイント追跡部89の、例えば、位置追跡回路95bに伝送する。
オーダ替ポイント設定部87は、順次これを繰り返し、各オーダのオーダ替ポイントXを設定し、その都度、オーダ替ポイント追跡部89に伝送する。
オーダ替ポイント追跡部89の各位置追跡回路95は、それぞれ導入されたオーダ替ポイントXの移動位置を追跡し、現時点での位置を把握している。各位置追跡回路95の現時点の位置は、それぞれオーダ替判定指示部91へ並列的に導入されている。
オーダ替判定指示部91では、次のようにしてオーダ替え操作を行なう。
まず、オーダ替ポイント追跡部89の位置追跡回路95aからRS判定部97に導入されるオーダ替ポイントX1の現在位置がRS位置に到ったかを判定する(ステップS1)
オーダ替ポイントX1の現在位置がRS位置に到っていない場合(NO)には、ステップS1を繰り返し行う。
オーダ替ポイントX1の現在位置がRS位置に到った場合(YES)には、RS判定部97は動作制御部93のRS動作制御部105へRS切断指令信号を発信する(ステップS2)。
RS動作制御部105は、RS判定部97からのRS切断指令信号に応じてロータリシャ13のナイフシリンダ57を回転駆動し、両面段ボール47の両端部分を切断(切断線D)する。
次いで、オーダ替ポイントX1の現在位置は、SS判定部99に導入され、それがSS位置に到ったかを判定する(ステップS3)。
オーダ替ポイントX1の現在位置がSS位置に到っていない場合(NO)には、ステップS3を繰り返し行う。
オーダ替ポイントX1の現在位置がSS位置に到った場合(YES)には、SS判定部99は動作制御部93のSS動作制御部107へSSシャフト昇降指令信号を発信する(ステップS4)。
SS動作制御部107は、SS判定部99からのSS切断指令信号に応じてスリッタスコアラ15の上罫線ロール61および下罫線ロール63と上スリッタナイフ65および下スリッタナイフ67とを昇降させ、罫線位置および切断位置の変更を行なう。
次いで、オーダ替ポイントX1の現在位置は、CO判定部101に導入され、それがCO位置に到ったかを判定する(ステップS5)。
オーダ替ポイントX1の現在位置がCO位置に到っていない場合(NO)には、ステップS5を繰り返し行う。
オーダ替ポイントX1の現在位置がCO位置に到った場合(YES)には、CO判定部101は動作制御部93のCO動作制御部109へ切断長切替指令信号を発信する(ステップS6)。
CO動作制御部109は、CO判定部101からの切断長切替指令信号に応じてカットオフ装置17のナイフシリンダ68,69の回転速度を変更し、切断長の変更を行なう。
次いで、オーダ替ポイントX1の現在位置は、ST判定部103に導入され、それがST位置に到ったかを判定する(ステップS7)。
オーダ替ポイントX1の現在位置がST位置に到っていない場合(NO)には、ステップS7を繰り返し行う。
オーダ替ポイントX1の現在位置がST位置に到った場合(YES)には、ST判定部103は動作制御部93のST動作制御部111へST替指令信号を発信する(ステップS8)。
ST動作制御部111は、ST判定部103からのST替指令信号に応じてスタッカ19の積み上げ位置の変更を行なう。なお、ST動作制御部111は、積み上げ位置の変更が必要なことを音あるいは光等で表示して作業員に知らせるようにしてもよい。
オーダ替判定指示部91へは、オーダ替ポイント追跡部89の各位置追跡回路95a,95b,95cからオーダ替ポイントX1,X2,X3がそれぞれ並列的に送られており、それぞれのオーダ替ポイントX1,X2,X3毎に上述のオーダ替処理がなされる。
このように、オーダ替ポイント追跡部89によって複数のオーダ替ポイントX1,X2,X3が並列的に追跡され、オーダ替判定指示部91によってそれぞれのオーダ替ポイントX1,X2,X3が所定の位置に到った時点でロータリシャ13、スリッタスコアラ15およびカットオフ装置17のオーダ替え処理が行なわれるので、オーダ替ポイントX1,X2,X3同士の距離が少なくてもロータリシャ13、スリッタスコアラ15およびカットオフ装置17にオーダ替を指示することができる。
したがって、ロータリシャ13、スリッタスコアラ15およびカットオフ装置17のオーダ替え準備ができれば、オーダ替えを即座に実施することができる。
ロータリシャ13は回転駆動させるだけであり、カットオフ装置17も回転速度を調節するだけであるので、準備時間はほとんど不要であるので、オーダ替えに要する間隔は、スリッタスコアラ15のセット時間で制限されるだけである。
スリッタスコアラ15のセット時間は、最近のものでは数秒以下であり、例えば、2秒とすると、両面段ボールの搬送速度が300m/分とすれば10mで、180m/分とすれば6mで、120m/分とすれば4mでオーダ替えができることになる。
このように、短い(例えば、数mの)生産オーダが介在される場合でも、両面段ボール47の搬送速度をあまり低下させることなく、オーダ替に対応することができるので、短い生産オーダが介在する多種オーダの段ボールシートを連続的に生産することができる。
これにより、ユーザからの小口注文にも対応できるなど、ユーザの多様なニーズに対応することができる。
オーダ替ポイント設定部87は、オーダWのオーダ替ポイントX2の算出にあたり現オーダVとオーダWと間に存在する不良部分長Lw1を含めて算出するので、オーダVで製品として生産される段ボールシート71の枚数および同時にオーダWで製品として生産される段ボールシート71の枚数は確実に、かつ、正確に確保できる。
このため、段ボールシート71の生産がオーダより不足する、あるいは、過剰となることによって生じる無駄を阻止することができる。
なお、本実施形態では両面段ボールシートを製造するコルゲートマシン1について説明したが、本発明は、その他のコルゲートマシン1、例えば、複両面段ボールシートを製造するコルゲートマシン1に適用できるものである。
本発明の一実施形態にかかるコルゲートマシンの全体概略構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかるドライエンド部および生産管理装置の概略構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態にかかる両面段ボールのオーダ替え時の加工状態を示す平面図である。 本発明の一実施形態にかかる両面段ボールのオーダの並びを示す平面図である。 本発明の一実施形態にかかるオーダ替え操作を示すフロー図である。
符号の説明
1 コルゲートマシン
13 ロータリシャ
15 スリッタスコアラ
17 カットオフ装置
21 生産管理装置
47 両面段ボール
71 段ボールシート
87 オーダ替ポイント設定部
89 オーダ替ポイント追跡部
91 オーダ替判定指示部

Claims (4)

  1. 連続して搬送される段ボールの少なくとも両端部分をその搬送方向に略直交する方向に切断するロータリシャと、
    前記段ボールにその搬送方向に沿ったスリットおよび罫線を加工するスリッタスコアラと、
    前記段ボールをその搬送方向に略直交する方向に切断して段ボールシートとするカットオフ装置と、
    少なくとも前記ロータリシャ、前記スリッタスコアラおよび前記カットオフ装置のオーダ替え動作を制御するオーダ替制御部を有し、装置全体の動作を制御する生産管理装置と、を備えるコルゲートマシンであって、
    前記オーダ替制御部には、オーダ替ポイントを算出するオーダ替ポイント設定部と、
    それぞれ該オーダ替ポイント設定部から導入される複数の前記オーダ替ポイントの搬送方向における位置を別個に追跡するオーダ替ポイント追跡部と、
    追跡される前記各オーダ替ポイントの位置がそれぞれ前記ロータリシャ、前記スリッタスコアラおよび前記カットオフ装置の各オーダ替位置に到ったかを判定してオーダ替指令信号を発信する判定指示部と、
    が備えられていることを特徴とするコルゲートマシン。
  2. 前記オーダ替ポイント設定部は、現オーダ以降の前記オーダ替ポイントの算出にあたり各オーダ間に存在する不良部分の長さを含めて算出することを特徴とする請求項1に記載のコルゲートマシン。
  3. 連続して搬送される段ボールの少なくとも両端部分をその搬送方向に略直交する方向に切断するロータリシャと、
    前記段ボールにその搬送方向に沿ったスリットおよび罫線を加工するスリッタスコアラと、
    前記段ボールをその搬送方向に略直交する方向に切断して段ボールシートとするカットオフ装置と、を備えるコルゲートマシンの運転を制御する生産管理装置であって、
    オーダ替ポイントを算出するオーダ替ポイント設定部と、
    それぞれ該オーダ替ポイント設定部から導入される複数の前記オーダ替ポイントの搬送方向における位置を別個に追跡するオーダ替ポイント追跡部と、
    追跡される前記各オーダ替ポイントの位置がそれぞれ前記ロータリシャ、前記スリッタスコアラおよび前記カットオフ装置の各オーダ替位置に到ったかを判定してオーダ替指令信号を発信する判定指示部と、
    が備えられていることを特徴とする生産管理装置。
  4. 前記オーダ替ポイント設定部は、現オーダ以降の前記オーダ替ポイントの算出にあたり各オーダ間に存在する不良部分の長さを含めて算出することを特徴とする請求項3に記載の生産管理装置。
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