JP4718028B2 - 生ごみ処理設備における生ごみ供給装置 - Google Patents

生ごみ処理設備における生ごみ供給装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホッパーより受け入れた生ごみを破砕して次工程に供給する生ごみ処理設備における生ごみ供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンポスト装置等に生ごみを投入するための設備としてホッパーが用いられており、このホッパーより受け入れた生ごみを破砕して切り出すための装置として、2軸のスクリューコンベヤが用いられていた。
この2軸のスクリューコンベヤは、ハウジング内に互いに平行状態に2本のスクリューコンベヤを配置し、2本のスクリューコンベヤが互いの回転によって生ごみを破砕しながら出口側に圧送するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、2軸のスクリューコンベヤに、繊維質等の多い生ごみやビニール袋入りの生ごみを投入すると、生ごみが圧縮されて過負荷状態となり、スクリューコンベヤがトリップして切り出し出来ない状態になる恐れがあった。また、水分や油が多い生ごみの中に、大根、キャベツ等の丸い形状をした生ごみが混入して送られることがあるが、これらの生ごみが最終段の二軸破砕機に落下すると、二軸破砕機の破砕軸上で、丸い形状をした生ごみが滑ることによって破砕歯に噛み込まれず、その場で回転を繰り返すことになる。その結果、破砕されずに残っていた生ごみが、その位置にとどまって破砕歯の閉塞を起こし、生ごみの処理が充分にできないという問題があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解決し、繊維質の多い生ごみでも効率良く切り出せるとともに、丸い形状をした生ごみでも確実に破砕することができる生ごみ処理設備における生ごみ供給装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、ホッパーから受け入れた生ごみを次工程に供給する生ごみ処理設備における生ごみ供給装置であって、上記ホッパーにビニール袋を破袋する破袋装置を備えた生ごみ処理設備における生ごみ供給装置において、上記ビニール袋を破袋された生ごみが供給されるハウジング内に互いに反対方向に回転する一対の破砕刃を備えた二軸式破砕装置を設け、該二軸式破砕装置の各破砕刃は、シャフトの周面の軸方向に一定間隔で複数の刃を設けて構成され、かつ一対の破砕刃は、互いに接近する方向に回転して生ごみを破砕するとともに、上記二軸式破砕装置の前段に、上記二軸式破砕装置の一対の破砕刃に生ごみを押し付ける1軸のスクリューコンベヤを縦置き式に内蔵した押込機を設けたことにある。
また、本発明は、ホッパーから受け入れた生ごみを次工程に供給する生ごみ処理設備における生ごみ供給装置であって、上記ホッパーにビニール袋を破袋する破袋装置を備えた生ごみ処理設備における生ごみ供給装置において、上記破袋装置を、前記ホッパー内に互いに平行に配設され、かつ互いに逆方向に回転駆動される2本のシャフトの周面にそれぞれ複数の破袋爪を設けて構成し、一方のシャフトに設けられた一対の破袋爪の間に他方のシャフトに設けられた1つの破袋爪が噛み合うようにしてビニール袋を破袋するように構成し、上記ビニール袋を破袋された生ごみが供給されるハウジング内に互いに反対方向に回転する一対の破砕刃を備えた二軸式破砕装置を設け、該二軸式破砕装置の各破砕刃は、シャフトの周面の軸方向に一定間隔で複数の刃を設けて構成され、かつ一対の破砕刃は、互いに接近する方向に回転して生ごみを破砕するとともに、上記二軸式破砕装置の前段に、上記一対の破砕刃に生ごみを押し付ける1軸のスクリューコンベヤを縦置き式に内蔵した押込機を設けたことにある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図示の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、生ごみ処理設備の概略を示したもので、図2は生ごみを受け入れる受け入れ装置としてのホッパーを示したものである。図3は、このホッパーから投入された生ごみを切り出して、次工程に供給する生ごみ供給装置を構成する生ごみ切り出し装置を示したものである。図4は生ごみ切り出し装置から送り込まれる生ごみを搬送して破砕機に押し込む搬送用コンベヤと押込機を示したものである。
【0007】
図1において、生ごみ処理設備は、生ごみを受け入れる受け入れ装置としてのホッパー1と、このホッパー1から投入される生ごみを切り出して、次工程に供給する生ごみ供給装置2を備えている。ホッパー1は内部に破袋装置3を設けたもので、この破袋装置3は、生ごみを入れたビニール袋を破り、ビニール袋から生ごみを取り出すものである。生ごみ供給装置2は、切り出し装置4と、搬送用コンベヤ5と、押込機6とで構成され、二軸式破砕装置7に連結されている。二軸式破砕装置7には、生ごみ移送コンベヤ8が連結され、破砕された生ごみを移送するものである。
【0008】
破袋装置3は、図2および図5(a)(b)(c)に示すように互いに平行に配設した2本のシャフト30,31の周面にそれぞれ複数の破袋爪32,33を設けたもので、減速器付モータなどの駆動源34によって回転駆動されるものである。上記2本のシャフト30,31は、それぞれ図示しない軸受けを介して上記ホッパー1の内壁面に回転自在に支持されており、これらシャフト30,31は、図示矢印のように互いに逆方向に回転駆動されて、互いの破袋爪32,33によってビニール袋を切り裂くものである。破袋爪32,33は回転方向に大きく湾曲して形成されており、一方のシャフト30に設けられた一対の破袋爪32の間に他方のシャフト31に設けられた1つの破袋爪33が噛み合うようにしてビニール袋を破袋するものである。シャフト30,31には、それぞれ一対の破袋爪32(33)と一つの破袋爪33(32)が噛み合うようにして複数の破袋爪32、33が円周方向の一定間隔で、かつ軸方向に所定間隔で設けられている。
【0009】
上記生ごみ供給装置2は、図3および図4に示すように、上記ホッパー1の排出口の下部側に横置き式に配置された切り出し装置4と、この切り出し装置4の排出口の下部側に横置き式に連結された搬送用コンベヤ5と、この搬送用コンベヤ5の排出口に縦置き式に連結された押込機6とで構成されている。切り出し装置4と搬送用コンベヤ5は、それぞれ第1のスクリューコンベヤを構成し、押込機6は、第2のスクリューコンベヤを構成する。
【0010】
切り出し装置4は、図3に示すように、蓋40aを有する断面U字状のハウジング40内に、1軸のスクリューコンベヤ41を内蔵したものである。このスクリューコンベヤ41は、シャフト42の周囲に螺旋状にスクリュー羽根43を配設したもので、スクリューコンベヤ41は、シャフト42の両端をハウジング40の壁面に、図示しない軸受けを介して回転自在に支持されている。このスクリューコンベヤ41は、シャフト42の一端部がハウジング40を貫通して設けられ、このシャフト42の突出端部に、スプロケットおよびチェーンを介して回転動力が伝達されている。
このスクリューコンベヤ41は、減速器付モータなどの駆動源44によって正逆回転駆動されるものである。
【0011】
上記切り出し装置4は、ハウジング40の蓋40aに設けられた開口穴(図示せず)から生ごみが供給されるもので、この生ごみをスクリューコンベヤ41によって移送するものである。
上記スクリューコンベヤ41の正転方向出口側には、ハウジング40に次工程への排出口45が設けられ、スクリューコンベヤ41の逆転方向端部側には、ハウジング40に不適物類の排出口46が設けられている。
上記排出口45の直下には、搬送用コンベヤ5が、連結されている。
【0012】
上記搬送用コンベヤ5は、図4に示すように、上記切り出し装置4の排出口45から切り出された生ごみが供給されるもので、ハウジング50に内装された1軸のスクリューコンベヤ51によって生ごみを移送するものである。このスクリューコンベヤ51は、シャフト52の周囲に螺旋状にスクリュー羽根53を配設したもので、スクリューコンベヤ51は、シャフト52の両端をハウジング50の壁面に、図示しない軸受けを介して回転自在に支持されている。このスクリューコンベヤ51は、シャフト52の一端部がハウジング50を貫通して設けられ、このシャフト52の突出端部に、スプロケットおよびチェーンを介して回転動力が伝達されている。
このスクリューコンベヤ51は、減速器付モータなどの駆動源54によって正逆回転駆動されるものである。
【0013】
上記スクリューコンベヤ51の正転方向出口側には、ハウジング50に次工程への排出口55が設けられ、スクリューコンベヤ51の逆転方向端部側には、ハウジング50に不適物類の排出口56が設けられている。
【0014】
上記押込機6は、図4に示すように、筒状のハウジング60内に、1軸のスクリューコンベヤ61を縦置き式に内蔵したものである。このスクリューコンベヤ61は、シャフト62の周囲に螺旋状のスクリュー羽根63を配設したもので、スクリューコンベヤ61は、シャフト62の一端部をハウジング60の壁面に、図示しない軸受けを介して回転自在に支持されている。このスクリューコンベヤ61は、シャフト62の一端部がハウジング60を貫通して設けられ、このシャフト62の突出端部に、スプロケットおよびチェーンを介して回転動力が伝達されている。
このスクリューコンベヤ61は、減速器付モータなどの駆動源64によって正逆回転駆動されるものである。
【0015】
上記押込機6の下端部には、二軸式破砕装置7が連結されている。この二軸式破砕装置7は、図6(a)(b)に示すように、ハウジング70内に、互いに反対方向に回転する一対の破砕刃71,72を備えたものである。一対の破砕刃71,72は、減速器付モータなどの駆動源73によって、上方から見て互いに破砕刃71,72が接近する方向に回転駆動されるものである。この破砕刃71,72は、図示しないシャフトの周面の軸方向に、それぞれ一定間隔で複数の刃71a,71bを設けたもので、互いの刃71a,71bが交互に一部がすれ違うように配列されている。
この二軸式破砕装置7は、上記押込機6によって押し付けられる生ごみを一対の破砕刃71,72によって破砕するものである。特に、水あるいは油の付着したキャベツ等の丸い生ごみを押込機6によって一対の破砕刃71,72に押し付けることで、破砕するものである。
【0016】
この二軸式破砕装置7の排出口74には、図1に示すように、生ごみ移送コンベヤ8が連結され、破砕された生ごみを移送するものである。生ごみ移送コンベヤ8は、ハウジング80内に、図示しない駆動機構によって駆動されるチェーンコンベヤ、ベルトコンベヤ等の搬送手段81が内装されており、破砕された生ごみを次の供給先に搬送するものである。
【0017】
なお、生ごみ移送コンベヤ8には、ドレン水槽9に連結されたドレンパイプ10が連結されており、ハウジング80に溜まった水をドレン水槽9に集めるようにしている。このドレン水槽9に溜まった水は、ポンプ11を介してパイプ12により、供給先に送るようにしている。
【0018】
上記生ごみ処理設備の動作を説明する。
例えば、ビニール袋入りの生ごみをホッパー1に投入すると、ビニール袋は、破袋装置3の破袋爪32,33の回転によって、破袋される。こうして、ビニール袋から飛び出した生ごみが切り出し装置4のハウジング40内に落下する。ハウジング40内に落下した生ごみは、切り出し装置4のスクリューコンベヤ41の回転によって、正転方向出口側に送り出される。
このとき、破袋装置3の破袋爪32,33あるいは、切り出し装置4のスクリューコンベヤ41にビニール袋が引っかかった場合には、破袋装置3の破袋爪32,33を逆回転駆動して取り出す。また、切り出し装置4のスクリューコンベヤ41を逆回転駆動させて取り出す。切り出し装置4のスクリューコンベヤ41を逆回転駆動させると、ハウジング40の正転方向出口側と逆方向に送られて排出口46の方へ送られる。こうしてハウジング40に設けられている不適物類の排出口46から取り出さすことができる。
【0019】
こうして、ハウジング40内の生ごみは、切り出し装置4のスクリューコンベヤ41の回転によって、破砕されながら正転方向出口側に送り出されて、搬送用コンベヤ5に供給される。搬送用コンベヤ5では、スクリューコンベヤ51によって、次の工程に送り込む。
【0020】
上記スクリューコンベヤ51の正転方向出口側には、ハウジング50に次工程への排出口55が設けられ、この排出口55から、押込機6のハウジング60内に生ごみを送り込む。
ビニール袋等がスクリューコンベヤ51に絡みついている場合には、スクリューコンベヤ51を逆転駆動して、ハウジング50の排出口56から取り出す。
【0021】
押込機6に送り込まれた生ごみは、1軸のスクリューコンベヤ61の回転によって破砕されながら、圧送され、順次、二軸破砕装置7に送り込まれる。このとき、丸いキャベツ類等の生ごみも、押込機6の1軸のスクリューコンベヤ61によって二軸破砕装置7の一対の破砕刃71,72に押し付けることで、確実に破砕される。
【0022】
二軸破砕装置7によって完全に破砕された、生ごみは生ごみ移送コンベヤ8によって次の工程に移送される。
【0023】
このように、上記実施の形態によれば、繊維質の多い生ごみ、あるいはビニール袋に入れた生ごみ等は、1軸のスクリューコンベヤ41,51,61を備えた切り出し装置4、搬送用コンベヤ5、押込機6によって順次、確実に切り出されるので、従来、2軸式のスクリューコンベヤで生じていた繊維質等の生ゴミが圧縮されて過負荷状態となる不具合を除去することができる。
【0024】
また、切り出し装置4、搬送用コンベヤ5には、不適物類の排出口46,56を設けているので、ビニール袋等が詰まった場合にも、スクリューコンベヤ41,51を逆転駆動することにより、簡単に取り出すことができる。
さらに、ホッパー1には、破袋装置3を設けているので、ビニール袋等を破袋して内部の生ごみのみを切り出し装置4側に供給することができる。
【0025】
二軸破砕装置7の前段には、1軸のスクリューコンベヤ61を備えた縦置き式の押込機6を配置したので、水あるいは油が付着した丸いキャベツ類等が破砕されずに送られてきた場合にも、1軸のスクリューコンベヤ61によって二軸破砕装置7の破砕刃71,72に押し付けるので、滑ることなく確実に破砕することができる。
【0026】
また、生ごみに含まれた水分は、生ごみ移送コンベヤ8で送られる際にハウジング80内に落下し、ハウジング80内に溜まった水分は、ドレンパイプ10を通してドレン水槽9に溜めることができるので、生ごみに含まれた水分を除去することができる。
【0027】
なお、本発明は、上記実施の形態のみに限定されるものではなく、例えば、上記実施の形態で使用したホッパーは、コンポスト装置に生ごみを投入する際に使用する他、メタン発酵装置に投入する際等にも使用することができる。また、上記実施の形態では、切り出し装置4と搬送用コンベヤ5によって、第1のスクリューコンベヤを構成し、押込機6によって、第2のスクリューコンベヤを構成したが、切り出し装置4を直に、押込機6に直結することもできる。その他、本発明の要旨を変更しない範囲内で適宜変更して実施し得ることは言うまでもない。
【0028】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の生ごみ処理設備における生ごみ供給装置によれば以下のような効果を奏する。
【0029】
ホッパーから受け入れた生ごみを次工程に供給する生ごみ処理設備における生ごみ供給装置であって、上記ホッパーにビニール袋を破袋する破袋装置を備えた生ごみ処理設備における生ごみ供給装置において、上記ビニール袋を破袋された生ごみが供給されるハウジング内に互いに反対方向に回転する一対の破砕刃を備えた二軸式破砕装置を設け、該二軸式破砕装置の各破砕刃は、シャフトの周面の軸方向に一定間隔で複数の刃を設けて構成され、かつ一対の破砕刃は、互いに接近する方向に回転して生ごみを破砕するとともに、上記二軸式破砕装置の前段に、上記二軸式破砕装置の一対の破砕刃に生ごみを押し付ける1軸のスクリューコンベヤを縦置き式に内蔵した押込機を設けたので、ビニール袋を破袋することができることからスクリューコンベヤが詰まる不具合を除去することができる。
【0030】
ホッパーから受け入れた生ごみを次工程に供給する生ごみ処理設備における生ごみ供給装置であって、上記ホッパーにビニール袋を破袋する破袋装置を備えた生ごみ処理設備における生ごみ供給装置において、上記破袋装置を、前記ホッパー内に互いに平行に配設され、かつ互いに逆方向に回転駆動される2本のシャフトの周面にそれぞれ複数の破袋爪を設けて構成し、一方のシャフトに設けられた一対の破袋爪の間に他方のシャフトに設けられた1つの破袋爪が噛み合うようにしてビニール袋を破袋するように構成し、上記ビニール袋を破袋された生ごみが供給されるハウジング内に互いに反対方向に回転する一対の破砕刃を備えた二軸式破砕装置を設け、該二軸式破砕装置の各破砕刃は、シャフトの周面の軸方向に一定間隔で複数の刃を設けて構成され、かつ一対の破砕刃は、互いに接近する方向に回転して生ごみを破砕するとともに、上記二軸式破砕装置の前段に、上記一対の破砕刃に生ごみを押し付ける1軸のスクリューコンベヤを縦置き式に内蔵した押込機を設けたので、丸い形状をした大根、キャベツ等の生ごみを破袋装置の破砕刃に押し付けて確実に破砕することができる。
上記ホッパーにビニール袋を破袋する破袋装置を備え、該破袋装置を正逆回転可能に構成したので、ビニール袋等の不適物類をホッパー内で除去することができる。
さらに、スクリューコンベヤを使用することによって、切り出す際に生ごみの一部を破砕する相乗効果も期待できる。また、ビニール袋等の不適物類をホッパー内、あるいはスクリューコンベヤの不適物類の排出口から確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による生ごみ処理設備における生ごみ供給装置を示す概念図である。
【図2】図1のホッパーを示す平面図である。
【図3】図1のホッパーと切り出し装置を一部を断面にして示す側面図である。
【図4】図1の搬送用コンベヤおよび押込機一部を断面にして示す側面図である。
【図5】破袋装置の破袋爪を示し、(a)は概念図、(b)は斜視図、(c)は(a)の側面図である。
【図6】二軸破砕装置を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【符号の説明】
1 ホッパー
2 生ごみ供給装置
3 破袋装置
4 切り出し装置
5 搬送用コンベヤ
6 押込機
7 二軸式破砕装置
32,33 破袋爪
40、50、60 ハウジング
41、51、61 スクリューコンベヤ
46、56 排出口
71、72 破砕刃

Claims (2)

  1. ホッパーから受け入れた生ごみを次工程に供給する生ごみ処理設備における生ごみ供給装置であって、上記ホッパーにビニール袋を破袋する破袋装置を備えた生ごみ処理設備における生ごみ供給装置において、
    上記ビニール袋を破袋された生ごみが供給されるハウジング内に互いに反対方向に回転する一対の破砕刃を備えた二軸式破砕装置を設け、該二軸式破砕装置の各破砕刃は、シャフトの周面の軸方向に一定間隔で複数の刃を設けて構成され、かつ一対の破砕刃は、互いに接近する方向に回転して生ごみを破砕するとともに、上記二軸式破砕装置の前段に、上記二軸式破砕装置の一対の破砕刃に生ごみを押し付ける1軸のスクリューコンベヤを縦置き式に内蔵した押込機を設けたことを特徴とする生ごみ処理設備における生ごみ供給装置。
  2. ホッパーから受け入れた生ごみを次工程に供給する生ごみ処理設備における生ごみ供給装置であって、上記ホッパーにビニール袋を破袋する破袋装置を備えた生ごみ処理設備における生ごみ供給装置において、
    上記破袋装置を、前記ホッパー内に互いに平行に配設され、かつ互いに逆方向に回転駆動される2本のシャフトの周面にそれぞれ複数の破袋爪を設けて構成し、一方のシャフトに設けられた一対の破袋爪の間に他方のシャフトに設けられた1つの破袋爪が噛み合うようにしてビニール袋を破袋するように構成し、
    上記ビニール袋を破袋された生ごみが供給されるハウジング内に互いに反対方向に回転する一対の破砕刃を備えた二軸式破砕装置を設け、該二軸式破砕装置の各破砕刃は、シャフトの周面の軸方向に一定間隔で複数の刃を設けて構成され、かつ一対の破砕刃は、互いに接近する方向に回転して生ごみを破砕するとともに、上記二軸式破砕装置の前段に、上記一対の破砕刃に生ごみを押し付ける1軸のスクリューコンベヤを縦置き式に内蔵した押込機を設けたことを特徴とする生ごみ処理設備における生ごみ供給装置。
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