JP4717789B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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Description

本発明は、金属製の燃料タンクと、前記燃料タンクよりも低く配置されて前記燃料タンクからの燃料を濾過するフィルタ装置と、前記フィルタ装置を通過した燃料をエンジンへの吸気流路内に噴射する燃料噴射ポンプと、前記燃料噴射ポンプからの蒸発ガスを前記燃料タンクに戻すリターンパイプとを備えた自動二輪車に関するものである。
従来のフューエルインジェクションシステム(FIシステム)では、燃料タンク内の燃料を燃料ポンプで常時加圧してレギュレータで一定圧力に調節し、高圧用フィルタ装置を通過させた燃料を燃料タンクから高圧用配管を介して送り出し、インジェクタによりエンジンへの吸気流路に計量・噴射している。
これに対して、特許文献1で新たに提案されたスクータ等の小型二輪車に用いる燃料供給装置では、燃料ポンプとレギュレータとインジェクタとの機能を1つの燃料噴射ポンプに統合し、燃料噴射ポンプを燃料タンク内の液面よりも低く配置し、その水頭圧により燃料タンクからフィルタ装置を介して燃料噴射ポンプに低圧で燃料を供給している。また、燃料噴射ポンプで発生した蒸発ガスは、燃料タンクに連通接続されたリターンパイプにより返送される構成となっており、燃料タンク内の空気層に突出したリターンパイプの先端開口には樹脂製のフィルタ部材が圧入されている。この燃料供給装置によれば、燃料噴射時のみ通電・加圧が行われるために消費電力が低減できると共に、燃料が低圧で供給されるために配管やフィルタなどに高圧仕様のものを用いずに済み部品コストも低減することができる。
特開2004−278526号公報
しかしながら、特許文献1で提案された構成を中・大型の自動二輪車に適用しようと思えば、燃料タンクが金属製となるために燃料タンク塗装の加熱工程において樹脂製のフィルタ部材が変形して、リターンパイプの先端開口からフィルタ部材が脱落するおそれがある。即ち、スクータ等の小型二輪車では燃料タンクが樹脂製であり、燃料タンクの加熱工程が不要となるため、リターンパイプの先端開口に圧入された樹脂製のフィルタ部材の脱落の心配はないが、中・大型の自動二輪車ではそれが問題となる。このように、金属製の燃料タンクを有する自動二輪車において燃料供給系統に燃料噴射ポンプを適用するとリターンパイプのフィルタに不都合が生じるため、スクータ等の小型二輪車のみに適用しているのが現状である。
そこで、本発明は、金属製の燃料タンクを有する自動二輪車においてリターンパイプのフィルタ構造を改善することを目的としている。
本発明は上述のような事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る自動二輪車は、金属製の燃料タンクと、前記燃料タンクよりも低く配置されて前記燃料タンクからの燃料を濾過するフィルタ装置と、前記フィルタ装置を通過した燃料をエンジンへの吸気流路内に噴射する燃料噴射ポンプと、前記燃料噴射ポンプからの蒸発ガスを前記燃料タンクに戻すリターンパイプとを備え、前記リターンパイプは、前記燃料タンク内の上限の液面より上方の空気層に突出した状態で前記燃料タンクに固定された金属パイプを有し、前記金属パイプは前記上限の液面より上方で軸線方向が略水平となる水平部を有し、前記水平部の端部は閉鎖され、かつ、前記水平部の上部に開口が形成されており、前記金属パイプには前記上限の液面より上方にある前記開口に金属フィルタが一体的に取り付けられていることを特徴とする。
このようにすると、金属製の燃料タンクには金属パイプが固定され、その金属パイプの開口に金属フィルタが一体的に取り付けられているので、燃料タンクの加熱工程においてもフィルタは熱変形しにくく、燃料タンク内でフィルタが脱落するのを防止することができる。また、金属フィルタは金属パイプに一体的に設けられているので、フィルタ部材を後付けする必要がなく組立作業性も向上する。
しかも、金属パイプの水平部の上部に開口があるため、リターンパイプを通って浮力で戻される蒸発ガスを、金属フィルタを介して前記開口から燃料タンク内にスムーズに放出することができる。また、金属パイプの水平部に開口を設けているので、開口形成位置がパイプの上部に限定された場合でも、水平方向に金属フィルタの面積を大きく確保することができ、リターンパイプ内の圧力上昇を抑制してガス抜き性を向上させることができる。
前記金属フィルタは、前記金属パイプの前記開口に金属メッシュがロウ付けにより取り付けられてなるものであってもよい。
このようにすると、ロウ付けにより金属メッシュを固定しているので、溶接のように製造作業時に火花によって金属メッシュを損傷させる恐れがなく、製造効率を向上させることができる。
前記燃料タンクは、最下面となる第1底壁部と、上げ底部分の第2底壁部と、前記第1底壁部と前記第2底壁部とを連続する傾斜した内壁部とを有し、前記金属パイプは前記第2底壁部に貫通固定されていてもよい。
このようにすると、リターンパイプが燃料タンクの上げ底状の底壁部に接続されているため、燃料タンクの側壁部に接続されている場合に比べて外観が良好となる。また、リターンパイプの導出箇所が燃料タンクの最下面よりも上方に位置し、その導出箇所が側面視で外から視認できないように覆われるので、意匠性が更に向上する。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、金属製の燃料タンクには金属パイプが固定され、その金属パイプの開口に金属フィルタが一体的に取り付けられているので、燃料タンクの加熱工程においてもフィルタが燃料タンク内で脱落するのを防止することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る自動二輪車1の左側面図である。なお、本実施形態で用いる方向の概念は、自動二輪車1に搭乗したライダーから見た方向の概念と一致するものとして説明する。
図1に示すように、自動二輪車1は前輪2と後輪3とを備え、前輪2は略上下方向に延びるフロントフォーク4の下部にて回転自在に支持されている。フロントフォーク4は、その上端部に設けられたアッパーブラケット5と、該アッパーブラケット5の下方に設けられたアンダーブラケット6とを介してステアリングシャフト7に支持されている。ステアリングシャフト7は、ヘッドパイプ8によって回転自在に支持されている。アッパーブラケット5には左右へ延びるバー型のステアリングハンドル9が取り付けられている。従って、ライダーはステアリングハンドル9を操作することにより、ステアリングシャフト7を回転軸として前輪2を所望の方向へ転向させることができる。
ヘッドパイプ8からは車体の骨格を構成するフレーム10が後方へ延設されている。フレーム10にはスイングアーム11の前端部11aが軸支されており、該スイングアーム11の後端部に後輪3が回転自在に支持されている。フレーム10の上方であってステアリングハンドル9の後方には燃料タンク12が設けられ、該燃料タンク12の後方には騎乗用のシート13が設けられている。燃料タンク12の略直下にはエンジン14が搭載されている。エンジン14は、略鉛直方向に立設した直立単気筒4サイクルエンジンであり、シリンダー42の下部にクランクケース15が設けられている。クランクケース15の後部にはギアケース16が設けられており、その出力がチェーン17を介して後輪3へと伝達される。
エンジン14の後部には、バタフライバルブ23(図2参照)により吸気量を調節する吸気流路41(図2参照)を有するスロットルボディ18が接続されている。スロットルボディ18の後部には、上流側がエアクリーナ(図示せず)に連通された吸気流路を有する吸気ダクト19が接続されている。スロットルボディ18には、燃料ポンプとレギュレータとインジェクタとの機能を統合した公知の燃料噴射ポンプ22が取り付けられている。燃料タンク12には燃料タップ20が取り付けられており、燃料タップ20から流下する燃料がフィルタ装置21を介して燃料噴射ポンプ22に供給される構成となっている。
図2は図1に示す自動二輪車1の燃料供給系統を説明する概念図である。図2に示すように、燃料タンク12には、燃料タンク12内の燃料を流下させて燃料流路を開閉可能な燃料タップ20が取り付けられている。燃料タップ20には第1フィードパイプ24の一端部が接続されており、第1フィードパイプ24の他端部はフィルタ装置21にそのフィルタエレメント(図示せず)の上流側で接続されている。フィルタ装置21は、燃料タンク12よりも低い位置に設置されている。そのフィルタ装置21には、フィルタエレメント(図示せず)の下流側で第2フィードパイプ25の一端部が接続されている。第2フィードパイプ25の他端部は燃料噴射ポンプ22に接続されており、燃料噴射ポンプ22からスロットルボディ18内の吸気流路41に燃料が計量・噴射される構成となっている。
燃料噴射ポンプ22には、燃料噴射ポンプ22からの余剰燃料をフィルタ装置21(即ち、燃料噴射ポンプ22の上流側)へと戻す循環パイプ26が接続されている。循環パイプ26は、フィルタ装置21にそのフィルタエレメント(図示せず)の下流側で接続されている。循環パイプ26には、燃料噴射ポンプ22等で発生して循環パイプ26の液中を浮上する蒸発ガスVを燃料タンク12に戻すリターンパイプ27が分岐接続されており、リターンパイプ27の開口部は燃料タンク12の空気層(満タン時の空間部)に突出している。
図2により燃料の流れを説明すると、燃料タンク12から燃料タップ20を介して第1フィードパイプ24を流下した燃料は、フィルタ装置21で濾過された後、第2フィードパイプ25を介して燃料噴射ポンプ22に供給される。燃料噴射ポンプ22での余剰燃料は、循環パイプ26を介してフィルタ装置21に返送される。燃料噴射ポンプ22等において外部からの熱により発生した蒸発ガスVは、循環パイプ26及びリターンパイプ27の内部を浮上して燃料タンク12へと戻される。
図3は図1に示す自動二輪車1の燃料供給系統を拡大表示した左側面図である。図4は図1に示す自動二輪車1の燃料供給系統を後方から見た一部断面背面図である。図4に示すように、燃料タンク12は、主に底壁部を形成する金属製のインナーパネル38と、ドーム状の外壁部を形成する金属製のアウターパネル39とを有し、互いが溶接等で接合されることで燃料空間が形成されている。特に、インナーパネル38は上げ底状であり、最下面となる第1底壁部38aと、上げ底部分の第2底壁部38bと、第1底壁部38aと第2底壁部38bとを連続する傾斜した内壁部38cとを有している。燃料タンク12の第1底壁部38aには、燃料タップ20が取り付けられている。
図3及び図4に示すように、燃料タップ20には第1フィードパイプ24を介してフィルタ装置21が接続されており、フィルタ装置21は燃料タップ20よりも後方で吸気ダクト19の略直下に配置されている。フィルタ装置21には第2フィードパイプ25を介して燃料噴射ポンプ22が接続されており、燃料噴射ポンプ22は燃料タップ20の後方でスロットルボディ18の上方に取り付けられている。即ち、フィルタ装置21及び燃料噴射ポンプ22が燃料タンク12よりも低い位置に配置されていることで、燃料タンク12内の燃料の水頭圧により、燃料タップ20からフィルタ装置21を介して燃料噴射ポンプ22へと低圧で燃料が供給される構成となっている。
燃料噴射ポンプ22には、燃料噴射ポンプ22からの余剰燃料をフィルタ装置21へと戻す循環パイプ26が接続されている。循環パイプ26は、燃料噴射ポンプ22に直接接続される第1パイプ30と、第1パイプ30に接続されて出力側を上下2方向に分岐するセパレータ31と、セパレータ31の分岐した下部に上端部が接続された第2パイプ32とを備えている。第2パイプ32の下端部はフィルタ装置21に接続されている。また、セパレータ31は、燃料タンク12の底壁部38bの下方の上げ底空間を通過するメインフレーム(図示せず)に対して固定部材32で固定されている。
セパレータ31の分岐した上部にはリターンパイプ27の下端部が接続されており、リターンパイプ27の上端部は燃料タンク12の上限液面FLより上方の空気層に突出している。リターンパイプ27は、セパレータ31に下端部が直接接続されるゴムチューブ等のフレキシブルパイプ33と、フレキシブルパイプ33の上端部に下端部が接続されて燃料タンク12の第2底壁部38bに予めロウ付け等で貫通固定された金属パイプ34とを備えている。フレキシブルパイプ33の下端部はセパレータ31の上部に対してクランプ部材35で締結されており、フレキシブルパイプ33の上端部は金属パイプ34の下端部に対してクランプ部材36で締結されている。
さらに、フレキシブルパイプ33の中間部分には、近接配置された前記メインフレーム(図示せず)等との接触からフレキシブルパイプ33を守るための保護部材37が外装されている。また、金属パイプ34の第2底壁部38bから下方への導出箇所(金属パイプ34とフレキシブルパイプ33の接続箇所)や、フレキシブルパイプ33とセパレータ31との接続箇所などは、燃料タンク12の最下面である第1底壁部38aよりも上方に位置しており、側面視で燃料タンク12に覆われている。よって、それら接続箇所は外部から視認できないように隠れており、意匠性が良好となっている。
図5は図1に示す自動二輪車1のリターンパイプ27の左側面図である。図5に示すように、リターンパイプ27の金属パイプ34は、燃料タンク12の第2底壁部38bにロウ付け等で貫通固定された垂直部34aと、垂直部34aの上端から連続して前方に向けて突出した水平部34bとを有している。水平部34bは、上限液面FLより上方で軸線方向が略水平となるように配置されており、その前端部34dは閉鎖されている。水平部34bの所要箇所の上半分には開口34cが形成されており、その開口34cに金属メッシュ40がロウ付けにより一体的に取り付けられている。
以上の構成とすれば、金属製の燃料タンク12には金属パイプ34が固定され、その金属パイプ34の開口34cに金属フィルタ40が一体的に取り付けられているので、製造時における燃料タンク12の加熱工程でフィルタ40が燃料タンク12内で脱落するのを防止することができる。また、金属フィルタ40は金属パイプ34に一体的に設けられているので、フィルタ部材を後付けする必要がなく組立作業性も向上する。
さらに、金属パイプ34の水平部34bの上部に開口34cがあるため、金属パイプ34を通って浮力で戻される蒸発ガスVを、金属フィルタ40を介して開口34cから燃料タンク12内にスムーズに放出することができる。また、金属パイプ34の水平部34bに開口34cを設けているので、開口形成位置がパイプの上部に限定されていても、水平方向に金属フィルタ40の面積を水平方向に大きく確保することができ、リターンパイプ27内の圧力上昇を好適に軽減することができる。さらに、金属メッシュ40は金属パイプ34にロウ付けで固定されているので、溶接のように製造作業時に火花によって金属メッシュ40を損傷させる恐れがなく、製造効率を向上させることができる。
なお、前記実施形態では、金属メッシュ40をロウ付けにより金属パイプ34に固定しているが、加熱工程で金属メッシュ40が脱落しないものであれば他の固定方法であってもよい。また、前記実施形態では直立単気筒エンジンについて例示しているが、これに限られず、例えば2〜4気筒であってもよく、直列式、水平対向式、あるいはV型のエンジンであってもよい。さらに、本発明に係る自動二輪車は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でその構成を変更、追加、又は削除することができる。
以上のように、本発明に係る自動二輪車は、金属製の燃料タンクの加熱工程においてもフィルタが燃料タンク内で脱落するのを防止できる優れた効果を有し、この効果の意義を発揮できる中・大型の自動二輪車に広く適用することができる。
本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 図1に示す自動二輪車の燃料供給系統を説明する概念図である。 図1に示す自動二輪車の燃料供給系統を拡大表示した左側面図である。 図1に示す自動二輪車の燃料供給系統を後方から見た一部断面背面図である。 図1に示す自動二輪車のリターンパイプの左側面図である。
符号の説明
1 自動二輪車
12 燃料タンク
21 フィルタ装置
22 燃料噴射ポンプ
26 循環パイプ
27 リターンパイプ
34 金属パイプ
34b 水平部
34c 開口
40 金属メッシュ
FL 上限液面
V 蒸発ガス

Claims (3)

  1. 金属製の燃料タンクと、前記燃料タンクよりも低く配置されて前記燃料タンクからの燃料を濾過するフィルタ装置と、前記フィルタ装置を通過した燃料をエンジンへの吸気流路内に噴射する燃料噴射ポンプと、前記燃料噴射ポンプからの蒸発ガスを前記燃料タンクに戻すリターンパイプとを備え、
    前記リターンパイプは、前記燃料タンク内の上限の液面より上方の空気層に突出した状態で前記燃料タンクに固定された金属パイプを有し、
    前記金属パイプは前記上限の液面より上方で軸線方向が略水平となる水平部を有し、前記水平部の端部は閉鎖され、かつ、前記水平部の上部に開口が形成されており、
    前記金属パイプには前記上限の液面より上方にある前記開口に金属フィルタが一体的に取り付けられていることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記金属フィルタは、前記金属パイプの前記開口に金属メッシュがロウ付けにより取り付けられてなる請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 前記燃料タンクは、最下面となる第1底壁部と、上げ底部分の第2底壁部と、前記第1底壁部と前記第2底壁部とを連続する傾斜した内壁部とを有し、
    前記金属パイプは前記第2底壁部に貫通固定されている請求項1又は2に記載の自動二輪車。
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