JP4717246B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置、特に抵抗体を有する半導体装置や、抵抗体を使用したブリーダー抵抗回路及び該ブリーダー抵抗回路を有する半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ポリシリコン等の半導体薄膜で形成された抵抗体や、それらを使用したブリーダー抵抗回路は数多く使用されているが、N型あるいはP型のどちらか一方の導電型の半導体薄膜で形成されたものが知られていた。MOS型トランジスタのゲート電極はN型のポリシリコン薄膜が一般的であり、一部、パフォーマンスを重視する用途でNMOSにはN型の、PMOSにはP型のゲート電極を与えるいわゆる同極ゲート電極が知られていた。また、レーザートリミングによりポリシリコンヒューズを切断して、ブリーダー抵抗回路の接続を変化させることで、所望の電圧の分圧比を得る方法が知られていた。そして、これらを利用してボルテージディテクタや、ボルテージレギュレータなどのICが作られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の薄膜抵抗体は、樹脂パッケージ化した場合等、薄膜抵抗体に応力がかかった場合には抵抗値が変化してしまい、ブリーダー抵抗回路では、樹脂パッケージ後に、しばしば分圧比が変動してしまうという問題点があった。また、従来のレーザートリミング法では、ブリーダー抵抗回路の他に、レーザービームによるトリミングのためのヒューズを設ける必要があった。
【0004】
本発明は、上記課題を解消して、パッケージ後も初期の抵抗値を保持し、ブリーダー抵抗回路においては正確な分圧比を保持できる、高精度のブリーダー抵抗回路を得ること、また、従来必要だったヒューズを設置することなく、小型で高精度な半導体装置、例えばボルテージディテクタ、ボルテージレギュレータ等の半導体装置を高いパフォーマンスで安価に提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の半導体装置が上記目的を達成するために採用した第1の手段は、抵抗体およびそれらを使用したブリーダー抵抗回路の抵抗体は、P型の半導体で形成されたP型抵抗体と、N型の半導体で形成されたN型抵抗体とから構成するようにした。さらにブリーダー抵抗回路において、1単位となる抵抗値はP型抵抗体と、N型抵抗体とを組み合せて作られた抵抗値によって規定するようにしたことにより、以下に述べるP型抵抗体と、N型抵抗体とのピエゾ効果による抵抗値の変化を互いに相殺するようにしたことを特徴とする。
【0006】
以下にピエゾ効果による抵抗値の変化とブリーダー抵抗回路に及ぼす影響を述べる。
【0007】
抵抗体に応力を加えた場合には、いわゆるピエゾ効果によって、抵抗体の抵抗値が変化してしまうが、P型抵抗体と、N型抵抗体とでは抵抗値の変化の方向が逆になる。これは本発明者の実験によっても確かめられている。例えばP型抵抗体の抵抗値は減少し、N型抵抗体の抵抗値は増加する(変化の向きは応力の方向によって変わる)。
【0008】
ICを樹脂パッケージ化すると応力が生じるので上述のようにピエゾ効果によって、抵抗体の抵抗値は変化する。ブリーダ抵抗回路は正確な分圧比を得るためのものであるが、個々の抵抗体の抵抗値が変化してしまうので分圧比も変動してしまう。
【0009】
本発明による抵抗体は、P型の半導体で形成されたP型抵抗体と、N型の半導体で形成されたN型抵抗体とから構成しているので応力がかかった場合でも抵抗値の変化を防止できる。またブリーダー抵抗回路においては、1単位となる抵抗値は、P型抵抗体と、N型抵抗体とを組み合せて作られた抵抗値によって規定するようにしたので、応力がかかったばあいでも、個々の抵抗体の抵抗値変化を相殺し、正確な分圧比を保つことができる。
【0010】
本発明の半導体装置が上記目的を達成するために採用した第2の手段は、P型抵抗体は低電位側に、前記N型抵抗体は高電位側に配置し、互いに絶縁膜により分離し、そのままでは電流が流れない状態としておき、必要な部分のみにレーザービームを絶縁膜部に照射することにより、絶縁性を破壊して導通を可能にするようにする。これにより、従来必要であったヒューズを不要としたことを特徴とする。
【0011】
本発明の半導体装置が上記目的を達成するために採用した第3の手段は、MOS型トランジスタのゲート電極とP型抵抗体を同一のポリシリコン薄膜により形成し、P型抵抗体の金属配線との電気的接続を行うための高濃度の不純物領域は、MOS型トランジスタのゲート電極と同一の不純物及び不純物濃度を有するポリシリコン薄膜により形成したことを特徴とする。これにより、工程増なしに、安価にP型MOSトランジスタのパフォーマンスを向上させることができる。
【0012】
【作用】
本発明の半導体装置の抵抗体は、P型の半導体で形成されたP型抵抗体と、N型の半導体で形成されたN型抵抗体とから構成されているので、樹脂パッケージ化などで応力がかかった場合でも、個々の抵抗体の抵抗値変化を相殺し、初期の抵抗値を保持する事ができる。また、ブリーダー抵抗回路において、1単位となる抵抗値は、P型抵抗体と、N型抵抗体とを組み合せて作られた抵抗値によって規定するようにしたので、正確な分圧比を保つことができる。また、P型抵抗体は低電位側に、N型抵抗体は高電位側に絶縁膜を介して隣接して配置し、レーザービーム等を絶縁膜部に照射することにより、絶縁性を破壊して導通を可能にするようにしたので、従来必要であったヒューズを不要とすることができる。また、MOS型トランジスタのゲート電極とP型抵抗体とを同一のポリシリコン薄膜により形成し、P型抵抗体の金属配線との電気的接続を行うための高濃度の不純物領域は、MOS型トランジスタのゲート電極と同一の不純物及び不純物濃度を有するポリシリコン薄膜により形成したので、P型MOSトランジスタのパフォーマンスを工程増なしに向上させることができる。
【0013】
このようなブリーダー抵抗回路を用ることにより、小型で高精度な半導体装置、例えばボルテージディテクタ、ボルテージレギュレータ等の半導体装置を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例を説明する。
【0015】
図1は本発明の半導体装置のポリシリコン薄膜抵抗体の1実施例を示す模式的断面図である。
【0016】
半導体基板101上には第1の絶縁膜102が形成され、第1の絶縁膜102上には、濃いP型の不純物を含むP型の低抵抗領域701に挟まれたP型の高抵抗領域702を有するP型ポリシリコン抵抗体703及び、濃いN型の不純物を含むN型の低抵抗領域704に挟まれたN型の高抵抗領域705を有するN型ポリシリコン抵抗体706が、P型の低抵抗領域701の1つとN型の低抵抗領域704の1つとが薄い絶縁膜815を介して接するように配置され、P型ポリシリコン抵抗体703とN型ポリシリコン抵抗体706とが1対のペアとなった抵抗体707が形成される。また、N型ポリシリコン抵抗体706と接していない側のP型の低抵抗領域701には、アルミニウムからなる配線810が、また、P型ポリシリコン抵抗体703と接していない側のN型の低抵抗領域704には、アルミニウムからなる配線811が接続される。ここで配線810は例えばVSS側へ、配線811はVDD側へと接続され、配線810の方が、配線811よりも低い電位に接続されるようにする。さらに、抵抗体707の上には、窒化シリコン膜等からなる保護膜813が、レーザービームを照射して、絶縁膜815にダメージを与え、絶縁性を無くすための、P型の低抵抗領域701の1つとN型の低抵抗領域704の1つとが接するエリア814上を除いて形成される。
【0017】
ここで、P型ポリシリコン抵抗体703とN型ポリシリコン抵抗体706との組み合わせで得られた抵抗体707の抵抗値は、樹脂パッケージ化などで応力がかかった場合でも、P型ポリシリコン抵抗体703の抵抗値変化とN型ポリシリコン抵抗体706の抵抗値変化を互いに相殺できるので初期の抵抗値を保持する事ができる。
【0018】
図1では、1つのP型ポリシリコン抵抗体703と1つのN型ポリシリコン抵抗体706とを組み合わせた
例のみを示したが、ブリーダー抵抗回路は、複数のP型ポリシリコン抵抗体703とN型ポリシリコン抵抗体706を組み合わせて得られた抵抗体707によって構成されている。
【0019】
また、図1に示したP型ポリシリコン抵抗体703とN型ポリシリコン抵抗体706との組み合わせで得られた抵抗体707をブリーダ回路の1単位として規定し、抵抗体707を複数個形成してブリーダ回路全体を構成するようにすると、樹脂パッケージ化などで応力がかかった場合でも、正確な分圧比を保つことができる。このようなブリーダー抵抗回路を用ることにより、高精度な半導体装置、例えばボルテージディテクタ、ボルテージレギュレータ等の半導体装置を得ることができる。
【0020】
さらに、図1では、ポリシリコン薄膜抵抗体を用いた例を示したが、本発明はこれに限定するものではなく、単結晶薄膜抵抗体や、シリコン基板中に形成した拡散抵抗体等、P型とN型の抵抗体を一体化して形成できれば適用可能である。
【0021】
また、図1に示した実施例によれば、ブリーダー抵抗回路の所望の分圧比を得るために、抵抗体707に対してレーザートリミングを行なえば良いことになるので、従来必要であったレーザービームによる切断を行なうためのヒューズは不要になる。なお、図1の実施例では、抵抗体707の上には、窒化シリコン膜等からなる保護膜813が、レーザービームを照射して、絶縁膜815にダメージを与え、絶縁性を無くすための、P型の低抵抗領域701の1つとN型の低抵抗領域704の1つとが接するエリア814上を除いて形成されるようにしたが、保護膜813が存在しても、レーザービームによる絶縁性の破壊が可能である場合は、P型の低抵抗領域701の1つとN型の低抵抗領域704の1つとが接するエリア814上にも保護膜813を形成して構わない。
【0022】
また、図示しないが、抵抗体707と同一チップに搭載されるMOS型トランジスタのゲート電極はP型ポリシリコン抵抗体703と同一のポリシリコン薄膜により形成されている。さらにMOS型トランジスタのゲート電極は濃いP型の不純物を含むP型の低抵抗領域701と同一の不純物および不純物濃度を有するP型ポリシリコン薄膜であり、その形成工程は、P型ポリシリコン抵抗体703内におけるP型の低抵抗領域701と全く同一である。このため、特別な工程を増加させることなく、特にP型MOSトランジスタのパフォーマンス向上に適したP型の不純物を有するゲート電極を形成することが出来る。この際、N型MOSトランジスタのパフォーマンスは若干のダウンが見られる場合もあるが、後述するようにボルテージレギュレータなどの電源コントロール用ICの場合、ほとんどの場合はP型MOSトランジスタをドライバトランジスタとして用いるのでこちらのほうが好都合である場合が多い。
【0023】
図2は本発明によるブリーダ抵抗回路を用いたボルテージディテクタの一実施例のブロック図である。
【0024】
簡単のため単純な回路の例を示したが、実際の製品には必要に応じて機能を追加すればよい。
【0025】
ボルテージディテクタの基本的な回路構成要素は電流源903、基準電圧回路901、ブリーダー抵抗回路902、誤差増幅器904であり他にインバータ906、N型トランジスタ905および908、P型トランジスタ907などが付加されている。以下に簡単に動作の一部を説明をする。
【0026】
VDDが所定の解除電圧以上のときはN型トランジスタ905、908がOFFし、P型トランジスタ907はONとなり出力OUTにはVDDが出力される。
このとき誤差増幅器904の入力電圧は(RB+RC)/(RA+RB+RC)*VDDとなる。
【0027】
VDDが低下し検出電圧以下になると出力OUTにはVSSが出力される。このときN型トランジスタ905はONで、誤差増幅器904の入力電圧はRB/(RA+RB)*VDDとなる。
【0028】
このように、基本的な動作は、基準電圧回路901で発生した基準電圧とブリーダー抵抗回路902で分圧された電圧とを誤差増幅器904で比較することにより行われる。従ってブリーダー抵抗回路902で分圧された電圧の精度がきわめて重要となる。ブリーダー抵抗回路902の分圧精度が悪いと誤差増幅器904への入力電圧がバラツキ、所定の解除あるいは検出電圧が得られなくなってしまう。本発明によるブリーダー抵抗回路を用いることによりICを樹脂パッケージした後も高精度の分圧が可能となるためICとしての製品歩留まりが向上したり、より高精度なボルテージディテクタを製造する事が可能となる。
【0029】
図3は本発明によるブリーダ抵抗回路を用いたボルテージレギュレータの一実施例のブロック図である。
【0030】
簡単のため単純な回路の例を示したが、実際の製品には必要に応じて機能を追加すればよい。
【0031】
ボルテージレギュレータの基本的な回路構成要素は電流源903、基準電圧回路901、ブリーダー抵抗回路902、誤差増幅器904そして電流制御トランジスタとして働くP型トランジスタ910などである。以下に簡単に動作の一部を説明をする。
【0032】
誤差増幅器904は、ブリーダー抵抗回路902によって分圧された電圧と基準電圧回路901で発生した基準電圧とを比較し、入力電圧VINや温度変化の影響を受けない一定の出力電圧VOUTを得るために必要なゲート電圧をP型トランジスタ910に供給する。ボルテージレギュレータにおいても図2で説明したボルテージディテクタの場合と同様に、基本的な動作は、基準電圧回路901で発生した基準電圧とブリーダー抵抗回路902で分圧された電圧とを誤差増幅器904で比較することにより行われる。従ってブリーダー抵抗回路902で分圧された電圧の精度がきわめて重要となる。ブリーダー抵抗回路902の分圧精度が悪いと誤差増幅器904への入力電圧がバラツキ、所定の出力電圧VOUTが得られなくなってしまう。本発明によるブリーダー抵抗回路を用いることによりICを樹脂パッケージした後も高精度の分圧が可能となるためICとしての製品歩留まりが向上したり、より高精度なボルテージレギュレータを製造する事が可能となる。
【0033】
また、P型トランジスタ910は一般にドライバトランジスタと呼ばれるもので、高い電流駆動能力が要求されるものである。本発明では、ゲート電極としてP型の濃い不純物濃度のポリシリコン薄膜が用いられるため、表面チャネル型のデバイスとすることが可能となり、一定のリーク電流に抑えるためのトランジスタのゲート長(いわゆるL長)を一般のN型ポリシリコン薄膜のゲート電極を有するP型MOSトランジスタに比べて短くすることができるようになる。したがって高い電流駆動能力を発揮することが出来る。
【0034】
【発明の効果】
上述したように、本発明の半導体装置の薄膜抵抗体は、P型の半導体薄膜で形成されたP型薄膜抵抗体と、N型の半導体薄膜で形成されたN型薄膜抵抗体とから構成されているので、樹脂パッケージ化などで応力がかかった場合でも、個々の抵抗体の抵抗値変化を相殺し、初期の抵抗値を保持する事ができる。また、ブリーダー抵抗回路において、1単位となる抵抗値は、P型薄膜抵抗体と、N型薄膜抵抗体とを組み合せて作られた抵抗値によって規定するようにしたので、正確な分圧比を保つことができる。また、P型抵抗体は高電位側に、N型抵抗体は低電位側に配置し、レーザービーム等を絶縁膜部に照射することにより、絶縁性を破壊して導通を可能にするようにしたので、従来必要であったヒューズを不要とすることができる。また、P型MOSトランジスタであるドライバトランジスタの電流駆動能力を特別な工程増加無しで、向上させることができる。
【0035】
このようなブリーダー抵抗回路を用ることにより、小型で高精度な半導体装置、例えばボルテージディテクタ、ボルテージレギュレータ等の半導体装置を得ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の半導体薄膜抵抗体の1実施例を示す模式的断面図である。
【図2】本発明によるブリーダ抵抗回路を用いたボルテージディテクタの一実施例のブロック図である。
【図3】本発明によるブリーダ抵抗回路を用いたボルテージレギュレータの一実施例ののブロック図である。
【符号の説明】
101 半導体基板
102 第1の絶縁膜
701 P型の低抵抗領域
702 P型の高抵抗領域
703 P型ポリシリコン抵抗体
704 N型の低抵抗領域
705 N型の高抵抗領域
706 N型ポリシリコン抵抗体
707 抵抗体
801 第2の絶縁膜
810 配線
811 配線
814 P型の低抵抗領域701の1つとN型の低抵抗領域704の1つ とが接するエリア
815 絶縁膜
901 基準電圧回路
902 ブリーダー抵抗回路
903 電流源
904 誤差増幅器
905 N型トランジスタ
906 インバータ
907 P型トランジスタ
908 N型トランジスタ
909 寄生ダイオード
910 P型トランジスタ

Claims (5)

  1. MOS型トランジスタと、抵抗体とを有する半導体装置において、前記抵抗体は、P型の半導体で形成されたP型抵抗体と、N型の半導体で形成されたN型抵抗体とが絶縁膜を介して隣接し配置されて成り、前記P型抵抗体は低電位側に、前記N型抵抗体は高電位側に配置されており、レーザービーム等を前記絶縁膜部に照射することにより、絶縁性を破壊して導通を可能にすることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記抵抗体はポリシリコン薄膜により形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記MOS型トランジスタのゲート電極と前記P型抵抗体とは、同一のポリシリコン薄膜により形成され、前記P型抵抗体の金属配線との電気的接続を行うための高濃度の不純物領域は、前記MOS型トランジスタのゲート電極と同一の不純物及び不純物濃度を有するポリシリコン薄膜により形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記半導体装置はボルテージディテクタであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記半導体装置はボルテージレギュレータであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
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