JP4716850B2 - 医用画像診断装置用寝台 - Google Patents

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本発明は、医用画像診断装置用寝台に係わり、特に非常時に被検体を退避する機構を備えた寝台に関する。
医用画像診断装置として、CT装置や磁気共鳴イメージング(以下MRIと称する)装置等、各種の装置がある。これらの装置においては、被検体を寝台の天板上に載置し、装置の撮像可能範囲まで被検体の撮像部位を移動させ、撮像を行う。通常時の天板の移動は天板駆動機構によって行われる。天板を撮像可能範囲まで移動させた後は摩擦力を利用する位置保持機構によりその位置を保持している。一方、緊急時には、撮像可能範囲から被検体を退避させる必要があるが、従来は、被検体を載置した天板を駆動機構及び位置保持機構から切り離し、手動で天板を移動させている。
例えば、特許文献1には、天板に取り付けられた操作ハンドルを操作することにより、天板下面から補助輪が下降して天板をベッド本体から持ち上げることにより、駆動機構との接触を解除して天板を手動で引き出すことができる構成が開示されている。
特開平6−14919号公報
近年、医用画像診断装置においては、被検体を再配置することなく被検体の全身を撮像可能な構成が主流となりつつあり、天板の移動ストロークが長く、天板が端部までガントリ内に引き込まれる構成のものが増加している。このため、緊急退避時には、操作者は、上半身をガントリ内に潜り込ませるような不自然な体勢で天板端部のハンドルを掴む必要があり、さらに、その体勢から被検体の全身がガントリから出るまで天板を長いストローク移動させる必要がある。退避作業に要する労力は、必要な力と移動量の両観点から増加している。しかも、医用画像診断装置は撮像メカニズムから金属ベアリングや高性能タイヤといった動摩擦抵抗が小さい公知の金属製機構を採用することができないため、動摩擦抵抗そのものを低減することは難しい。また、緊急時には、電力が使用できないことが前提となるため、電動力によるアシストは利用できない。
特許文献1に記載の天板退避機構は、天板下面から補助輪を下降させベッド本体から天板を持ち上げる構成であるが、現実には、天板には被検体が載置されており、その体重に逆らって補助輪を下降させ、天板と補助輪の支持部との間にくさびを挿入して補助輪を固定しなければならず、操作者の人力でこの作業を行うのは容易ではないと思われる。
本発明の目的は、手動により被検体を退避する作業を容易に行うことができる寝台を備えた医用画像診断装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の医用画像診断装置は、被検体を撮像する撮像装置と、被検体を前記撮像装置の撮像空間まで移動させる寝台とを備え、寝台は、被検体を搭載する天板と、天板を駆動する駆動機構と、撮像空間から退避する方向に手動で天板を移動させるための補助機構とを有する。補助機構は、天板と前記駆動機構との連結を解除する解除部と、天板を退避させる方向に補助力を付与する付勢部とを備える構成とする。これにより、退避時には、駆動機構の影響を受けず、しかも補助機構の補助力の分だけ手動で与える力が軽減される。
上記駆動機構は、摩擦力により天板の位置を保持する保持部を有する構成にすることができる。この構成の場合には、解除部が連結を解除することにより、容易に手動退避できるという効果が顕著に表れる。
上記付勢部は、常時、補助力を付与する構成であり、駆動機構は、天板を撮像空間に挿入する方向に移動させる場合には、補助力に逆らって天板を駆動する構成にすることができる。このように常時補助力を付与する構成にすることにより、補助機構として電力を用いないバネ等の機械構造を用いることが可能になるため、停電時にも手動退避が可能となる。例えば、付勢部は、天板の位置にかかわらず一定の補助力を付与する定荷重バネを有する構成にすることができる。
上記解除部は、通電状態では連結され、通電停止状態で解除される電動クラッチと、電動クラッチへの通電を停止させるスイッチとを有する構成にすることができる。これにより、緊急時にはスイッチの操作により、停電時には何ら操作することなく、駆動機構との解除が可能になる。
上記補助機構は、天板に一端が接続されたロープを有し、ロープを介して天板に補助力を付与する構成にすることができる。ロープの一端は、駆動機構による天板の駆動に伴い移動するため、ロープに、移動量を検出する検出手段を備えることにより、天板移動量が検出できる。
本発明によれば、緊急時に手動で被検体を退避する際の操作力を低減することが出来る。したがって、手動により被検体を退避する作業を容易に行うことができる寝台を備えた医用画像診断装置を実現することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照して説明する。
まず、第1の実施の形態の医用画像診断装置について説明する。この医用画像診断装置は、図1に示したように被検体3が配置される寝台20と、被検体を撮像するための撮像装置とを備えている。ここでは撮像装置がMRI装置の場合を例に説明するが、撮像装置はMRI装置に限られず、CT装置等他の撮像装置であっても構わない。MRI装置は、撮像空間に静磁場を発生する静磁場発生系と、撮像空間に配置された被検体に傾斜磁場パルスを印加する傾斜磁場発生系と、被検体に高周波磁場パルスを印加する高周波磁場送信系と、被検体が発生する核磁気共鳴信号を受信する高周波磁場受信系と、得られたデータの画像再構成処理等を行う演算制御部と、演算制御部の指示に従い各部を制御し所望の撮像シーケンスを実行させるシーケンサと、操作部23とを備えて構成される。静磁場発生系、傾斜磁場発生系の傾斜磁場コイル、高周波磁場送信系の送信コイルは、図1のガントリ1の内部に配置されている。傾斜磁場発生系および高周波磁場発生系の電源や、シーケンサ等の他の構成は、ガントリ1の外部の筐体24等に配置されている。
ガントリ1は、円筒形状であり、中心軸を水平にして配置されている。ガントリ1の中央の空間25には静磁場発生系等により撮像空間が形成される。撮像空間には寝台20によって被検体3が挿入される。
寝台20は、図1のように、天板2aと、寝台本体2eとを有する。天板2aは、下面に複数の車輪2bを備え、寝台本体2eの上面及びガントリ1の内部空間25の下部壁面を走行可能である。寝台本体2eは、タイミングベルト2dとタイミングベルト2dを駆動する天板駆動機構4とを備えている。天板2aは、連結金具2cによって、寝台20内のタイミングベルト2dと連結されている。タイミングベルト2dは、天板2aを長手方向に駆動する。天板2aの端部には、ハンドル22が備えられている。寝台本体2eの側面には、操作者が操作可能な位置に退避スイッチ21が設けられている。緊急時には、操作者が退避スイッチ21を操作すると、ハンドルを掴んで天板2aをガントリ1内から引き出すことが可能になる。
天板駆動機構4の構造を図2を用いて説明する。天板駆動機構4は、タイミングベルト2dが巻装されたプーリー4aと、プーリー4aの側方に配置されプーリー4aの回転軸に連結された電動クラッチ4bと、ギア4c,4dを介して電動クラッチ4bの回転軸に接続されたブレーキ付きモーター4eと、プーリー4aの他側に配置され、その回転軸に連結された手動退避補助機構5とを備えている。すなわち、天板2aが接続されているタイミングベルト2dは、プーリー4a、クラッチ4b、ギヤ4c、4dを介して、ブレーキ付きモーター4eと接続されている。ブレーキ付きモーター4eは、MRI装置の操作部23が受け付けた指示に応じた演算制御部やシーケンサの制御信号により動作し、タイミングベルト2dを駆動して移動させる。これにより、ブレーキ付きモーター4eは、天板2aを所望位置まで移動させ、そのブレーキによって位置を保持する。
電動クラッチ4bは、通電時に接続状態、通電停止時に解除状態となるように構成されている。ここでは励磁式電動クラッチを用いている。退避スイッチ21は、電動クラッチ4bの電源線に接続され、退避スイッチ21が押された場合には、電動クラッチ4bへの通電が停止し、電動クラッチ4bは解除状態となる。また、停電等により通電が停止した場合にも、電動クラッチ4bは解除状態になる。よって、天板2aは、通常の静止状態では、ブレーキ付きモーター4eのブレーキによって位置を保持されているが、電動クラッチ4bにより、ブレーキ付きモーター4eとの接続が解除された場合には、手動で退避することが可能となる。
一方、手動退避補助機構5は、常に、天板2aを退避する方向、すなわち天板2aをガントリ1から引き出す方向にプーリー4aを付勢している。図2および図3を用いて手動退避補助機構5の構造を説明する。手動退避補助機構5は、プーリー4aの回転軸と接続されたドラム5aと、ドラム5aに対向配置されたドラム5bと、定荷重バネ5cとを備えている。定荷重バネ5cは、一端がドラム5aに他端がドラム5bに固定され、それぞれ巻回されている。定荷重バネ5cの長さは、天板2aがガントリ1内から完全に引き出されるまでのストローク長よりも長い。これにより、定荷重バネ5cは、天板2aの位置にかかわらず常に一定の荷重で、天板2aを引き出す方向にプーリー4aを付勢することができ、天板2aの手動退避時の補助力6bとなる。
つぎに、第1の実施の形態の医用画像診断装置の動作について説明する。
操作者は、被検体3を寝台20の天板2aに搭載し、操作部23を操作することにより、天板駆動機構4のブレーキ付きモーター4eを動作させて、ガントリ1内の撮像空間25に天板2aを挿入する。その後、所望の撮像シーケンスをMRI装置に実行させ、被検体の撮像を行う。
図4は、天板駆動機構4が天板2aを移動させる際に、天板2aに作用する力の関係を示す説明図である。天板2aを駆動する際は、天板2aの自重と、天板2a上に載置した被検体3の体重と、車輪2b部分の摩擦によって、天板駆動機構4が駆動される方向と逆方向に摩擦反力6aが発生する。この摩擦反力6aは、天板駆動機構4が天板2aをガントリ1の内部へ挿入する方向へ移動させる場合にも、ガントリ1から外部へ出す方向に移動させる場合にも、それぞれ移動方向とは逆方向に生じる。一方、手動退避補助機構5がプーリー4aを付勢する手動退避補助力6bは、天板2aの移動方向にかかわらず、常に天板2aをガントリ1から外部へ移動させる方向に作用している。
よって、天板駆動機構4が、天板2aをガントリ1の内部方向に移動する場合は、摩擦反力6aと手動退避補助機構5の手動退避補助力6bを合わせた力に逆らって、天板2aを移動させる。天板駆動機構4のブレーキ付きモーター4eとしては、摩擦反力6aと手動退避所助力6bよりも十分に大きな駆動力6cを有するものが備えられている。ガントリ1内に天板2aを移動させた後は、ブレーキ付きモーター4eのブレーキ力によって位置が保持される。天板駆動機構4が、天板2aをガントリ1内から外部へ移動する場合は、摩擦反力6aに逆らいつつ、手動退避補助力6bにより付勢されながら、天板2aを駆動する。
天板2aがガントリ1に挿入された状態で、緊急事態や停電が生じた場合には、操作者は天板2aのハンドル22を掴んで引っ張り、ガントリ1内から手動退避させる。緊急事態の際は、操作者が寝台本体2eの側面の退避スイッチ21を押し、天板駆動機構4のクラッチ4bを解除することにより、ブレーキ付きモーター4eからプーリー4aを切り離す。停電の場合は、操作者が操作するまでもなく、クラッチ4bへの通電が止まり解除状態となる。
図5は、天板2aを手動退避する際に、天板2aに作用する力の関係を示す図である。天板2aをガントリ1から手動退避する際は、天板2aを天板駆動機構4により駆動する際と同様に、摩擦反力7aが発生するが、手動退避補助機構5が天板2aを付勢する手動退避補助力6bは、操作者が天板2aを手で引く力7bと方向と同じであるため、操作者に求められる力7bは、手動退避補助力6bの分だけ軽減される。
また、手動退避補助力6bは、天板2a上に被検体3を載置しない状態の摩擦反力7aよりも小さくなるように設定されている。よって、クラッチ4bにより天板2aと天板駆動機構4との連結を解除した状態においても天板2aの位置は保持される。なお、補助力6bの設定は、定荷重バネ5cのバネ力の調整により可能である。
このように、本実施の形態では、手動退避補助機構5が電力を用いることなく、天板2aを引き出す方向に天板2aを常に付勢し、通常時にはモーター4eが補助力6bに逆らって天板2aをガントリ1内に移動させる構成にしているため、手動退避時には、補助力6bの分だけ天板を手で引く力7bが軽減され、小さな力で天板2aをガントリ1から容易に引き出すことができる。よって、操作者の負担を軽減できる。また、モーター4eは、補助力6bに逆らって天板2aを移動させる必要があるため、負荷が若干増すが、電動モーターとして駆動力は十分大きなものは容易に用意できるため、天板2aの移動精度に影響を与える恐れはない。
また、補助力6bは、定荷重バネ5cという機械的構造により発生されるため、緊急時にスイッチ21を操作した時のみならず、停電時にも補助力を付与して退避させることができる。
なお、本実施の形態では、天板駆動機構4のブレーキ付きモーター4eは、MRI装置の操作部23の制御により動作する構成であったが、操作部23とは別の操作部を設けることも可能である。
つぎに、第2の実施の形態の医用画像診断装置について図6および図7を用いて説明する。
第2の実施の形態の医用画像診断装置は、寝台20の手動退避補助機構8が、天板駆動機構4とは別に備えられている点で第1の実施の形態とは相違している。それ以外の寝台20の構成およびMRI装置の構成は、第1の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
天板駆動機構4は、図2と同様の構成であるが、図2の手動退避補助機構4は備えられていない。第2の実施の形態では図6のように、寝台本体2eの内部に、天板駆動機構4とは別に手動退避補助機構8が備えられている。
手動退避補助機構8は、図7のように、ロープ8dと、ドラム8aと、ドラム8i、8bと、定荷重バネ8cとを含んでいる。ロープ8dでは、一端が天板接続部8eによって天板2aに固定され、他端はドラム8aに固定され、巻き付けられている。ドラム8iは、ドラム8aと回転軸が接続されている。ドラム8bは、ドラム8iと対向配置されている。定荷重バネ8cは、一端がドラム8iに他端がドラム8bに固定され、それぞれ巻回されている。定荷重バネ8cの長さは、天板2aがガントリ1内から外部に完全に引き出されるまでのストローク長よりも長い。また、ロープ8dの長さも天板2aのストローク長よりも長い。これにより、定荷重バネ5cは、天板2aの位置にかかわらず常に一定の荷重で、天板2aを引き出す方向にロープ8dを引くことができ、天板2aの手動退避時の補助力となる。よって、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
さらに、ロープ8dは、天板接続部8eとドラム8aとの間に、一対のプーリー8hと、プーリー8gと、ロータリーエンコーダ8fとを配置している。プーリー8gは、ロープ8dの移動により回転し、ロータリーエンコーダ8fは、その回転量を検出する。よって、ロータリーエンコーダ8fの回転量をMRI装置の演算制御部または別途も受けた演算部に取り込んで、回転量を距離に換算することで、天板2aの移動量を検出することができる。なお、天板2aの移動量の検出は、手動退避時ではなく天板駆動機構4による、通常の天板2a移動時に用いられる。
このように、第2の実施の形態の構成によれば、第1の実施の形態の構成と同様に、手動退避時の補助力が得られるだけでなく、手動退避補助機構8に天板の移動量検出機能を付加することができる。
第1の実施の形態の医用画像診断装置の構成を示す説明図である。 図1の医用画像診断装置において、寝台20の天板駆動機構4の概略構成を示す説明図である。 図1の医用画像診断装置において、寝台20の手動退避補助機構8の概略構成を示す説明図である。 第1の実施の形態による天板駆動機構4の動作を示す説明図である。 第1の実施の形態による天板2aの手動退避時の動作を示す説明図である。 第2の実施の形態の医用画像診断装置の構成を示す説明図である。 図7の手動退避補助機構8の概略構成を示す説明図である。
符号の説明
1…ガントリ、2a…天板、2b…車輪、2c…連結金具、2d…タイミングベルト、2e…寝台本体、4…天板駆動機構、4a…プーリー、4b…電動クラッチ、4c、4d…ギア、4e…ブレーキ付きモーター、5…手動退避補助機構、5a、5b…ドラム、6a…摩擦反力、6b…手動退避補助力、6c…駆動力、8…手動退避補助機構、8a、8b…ドラム、8c…定荷重バネ、8d…ロープ、8e…天板接続部、8f…ロータリーエンコーダ、8g…プーリー、8h…プーリー、8i…ドラム、20…寝台、21…退避スイッチ、22…ハンドル、23…操作部、24…筐体、25…撮像空間。

Claims (6)

  1. 被検体を撮像する撮像装置と、被検体を前記撮像装置の撮像空間まで移動させる寝台とを備えた医用画像診断装置であって、
    前記寝台は、被検体を搭載する天板と、該天板を駆動する駆動機構と、前記撮像空間から退避する方向に手動で前記天板を移動させるための補助機構とを有し、
    前記補助機構は、前記天板と前記駆動機構との連結を解除する解除部と、前記天板を前記退避させる方向に補助力を付与する付勢部とを備えることを特徴とする医用画像診断装置。
  2. 請求項1に記載の医用画像診断装置において、前記駆動機構は、摩擦力により前記天板の位置を保持する保持部を有することを特徴とする医用画像診断装置。
  3. 請求項1または2に記載の医用画像診断装置において、前記付勢部は、常時、前記補助力を付与する構成であり、前記駆動機構は、前記天板を前記撮像空間に挿入する方向に移動させる場合には、前記補助力に逆らって前記天板を駆動することを特徴とする医用画像診断装置。
  4. 請求項3に記載の医用画像診断装置において、前記付勢部は、前記天板の位置にかかわらず一定の前記補助力を付与する定荷重バネを有することを特徴とする医用画像診断装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の医用画像診断装置において、前記解除部は、通電状態では連結され、通電停止状態で解除される電動クラッチと、前記電動クラッチへの通電を停止させるスイッチとを有することを特徴とする医用画像診断装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の医用画像診断装置において、前記補助機構は、前記天板に一端が接続されたロープを有し、該ロープを介して前記天板に前記補助力を付与する構成であり、前記ロープの前記一端は、前記駆動機構による前記天板の駆動に伴い移動し、
    前記ロープには、その移動量を検出する検出手段が備えられていることを特徴とする医用画像診断装置。
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