JP4714118B2 - 基板アンロード装置および基板アンロード方法 - Google Patents

基板アンロード装置および基板アンロード方法 Download PDF

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Description

この発明は、電気めっき装置などの表面処理装置で用いられる搬送用ハンガーから基板を取り外して搬送する技術に関する技術である。
まず、基板アンロード装置(アンローダー)を備えた表面処理装置の構造について、図7、図8を用いて以下に説明する。図7は、表面処理装置100を上方からみた平面図である。図8は、図7に示す表面処理装置100をα方向から見た側面図である。
図7および図8に示すように、表面処理装置100は、いわゆるプッシャー式のめっき装置であり、プリント基板などの基板を保持する搬送用ハンガー15、当該搬送用ハンガー15を摺動可能状態で昇降する昇降ガイドレール10、12、当該搬送用ハンガー15を前後に所定間隔を維持しつつ順次搬送するための固定ガイドレール11、13を備えている。
図7に示すように、これらのガイドレール10〜13に沿って、めっき前処理工程を行うための各種前処理槽1、電気めっきを行うためのめっき槽2、めっき後処理工程を行うための回収槽3と水洗槽4、基板の取り外しを行うための基板アンロード装置が設けられたアンロード部5、搬送用ハンガー15に付着しためっき皮膜等を剥離(ハンガー戻し工程)するための剥離槽6、剥離処理後に搬送用ハンガー15の水洗を行う水洗槽7、基板の取り付けを行うロード部8が設けられている。
図7に示す昇降ガイドレール10、12は、搬送用ハンガー15に基板W(プリント基板など)の取り付け、取り外しを行ったり、基板Wを各種処理槽(めっき槽2、剥離槽6、水洗槽、湯洗槽等)内に浸漬する際に昇降するガイドレールである。固定ガイドレール11、13は、それぞれめっき槽2、剥離槽6等に降下した搬送用ハンガー15を搬送するために固定されたガイドレールである。図8に示す昇降ガイドレール10、12が降下した状態において、固定ガイドレール11、13と一体となって、ガイドレール10〜13が1つの環状ガイドレールを構成する。
図7に示す表面処理装置100によって搬送される従来の搬送用ハンガー15の構造を、図9および図10を用いて以下に説明する。図9は、図8に示す搬送用ハンガー15の構造を示す詳細図である。図10は、搬送用ハンガー15の一部中央断面図である。
図9に示すように搬送用ハンガー15は、被処理物Wを保持するクランプ48を複数備えた被処理物保持部材90と、固定ガイドレール11などのガイドレールに対して摺動接触する摺動部材35と、これらを連結する連結部材44を有している。
図9に示すように、被処理物保持部材90は、連結部材44に連設されかつ搬送方向に略水平に伸びる水平杆部46と、この水平杆部46の所定箇所に垂下した状態で連設される複数の垂杆部49と、この垂杆部49の下端に基板を狭持するクランプ48を配してなるものである。
クランプ48は、図10に示すように、垂杆部49に取付けられる固定部材48a、可動部材48bとによって構成されており、可動部材48bは固定部材48aに設けられた軸に回動可能に取付けられている。クランプ48は、ばねによって固定部材48aと可動部材48bが先端部において通常閉じる状態となっている。ばねの力に逆らって可動部材48bの上端部を押し込むとクランプ48の先端部において固定部材48aと可動部材48bとに隙間ができ、この隙間に基板Wを差込むことができる。
図7に示すアンロード部5に設けられた基板アンロード装置5’は、図11に示すように、基板取り外し手段であるクランプ開放手段50とハンガーサポート手段51、及び受け台53を有している。
クランプ開放手段50は、押圧シリンダの先端にクランプ押圧部材が取付けられて構成されており、図7に示すアンロード部5の上方に達した搬送用ハンガー15が、図11に示すように昇降ガイドレール12と共に降下した際、クランプ開放手段50の押圧シリンダが伸長作動してクランプ48(図10)の可動部材48b上端部を押圧して基板Wの挟持を解除する。ハンガーサポート手段51は、支持シリンダの先端に支持板が取付けられて構成されており、クランプ開放手段50が作動する前に、ハンガーサポート手段51の支持シリンダが伸長作動して、上記降下してきた搬送用ハンガー15の被処理物保持部材90をクランプ開放手段50の反対側から支持板によって当接支持する。これにより、搬送用ハンガー15の被処理物保持部材90が反ったりして、クランプ開放手段50がクランプ48を押圧する際の押圧力が弱まることを防止できる。受け台53は、昇降ガイドレール12と共に降下してきた搬送用ハンガー15の下方に配設されており、クランプ48による挟持が解除されて落下してくる基板を受け止めて収納する。
これらクランプ開放手段50、ハンガーサポート手段51及び受け台53を有する基板アンロード装置5’により、昇降ガイドレール12と共に降下してきた搬送用ハンガー15が挟持する基板Wは、クランプ開放手段50及びハンガーサポート手段51によりクランプ48による挟持が解除されると、受け台53に落下し、その後作業者によって運ばれ積載されることになる(特許文献1を参照)。
特開2002−363796号
しかしながら、上記のような従来の基板アンロード装置5’には、以下のような問題点があった。
図11に示す受け台53に落下した基板Wを、作業者が積載するのは煩雑で面倒な作業であった。また、基板Wの表面に付着した処理液による表面貼力やめっきのこびりつきによって、搬送用ハンガー15による基板Wの挟持を解除しても基板Wがクランプ48から落脱せず、装置を停止しなければならないことがあった。更に、厚さが0.1mm以下であるような薄い基板Wの場合、上記処理液の表面貼力によって基板Wが落下途中に受け台53に貼り付き、受け台53に受け止められていない上端部が折れ曲がるなどの不良が発生することがあった。
この発明は、上記各問題を解決すべく、基板の取り外し作業を容易に行える基板アンロード装置を提供することを目的とするものである。
(1)この発明の基板アンロード装置は、
基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード装置であって、
搬送用ハンガーの基板挟持を解除する基板取り外し手段と、
基板受けを有し、前記基板取り外し手段によって搬送用ハンガーから取り外された基板を前記基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、当該基板受けを旋回して基板を前記開口部から搬出する基板収容手段と、
を備えたことを特徴とする。
これにより、基板の取り外し作業を自動化するとともに、公知の水平搬送型のコンベアや集積装置に容易に接続でき、積載を容易に行えるようにすることができる。
(2)この発明の基板アンロード装置は、
前記基板収容手段が、旋回後の基板受けに収容される基板を、基板搬送手段によって基板受けの開口部から搬出する、ことを特徴とする。
これにより、基板受けから基板を自動で円滑に搬出することが可能となる。
(3)この発明の基板アンロード装置は、
前記基板受けが旋回後下側になる側壁に切り欠きを有し、前記基板搬送手段は、旋回後の基板受けに収容される基板を、当該切り欠きを通して支持して前記基板受けの開口部から搬出することを特徴とする。
これにより、基板の全体を支承しながら搬出し、搬出時に基板が折れ曲がったりすること防止できる。また、基板を速く搬出することができ、結果として、単位時間に搬送されてくる基板枚数が多い(生産性の高い)表面処理装置であっても、円滑な自動基板取り外しが可能になる。
(4)この発明の基板アンロード装置は、
前記基板収容手段が、前記搬送用ハンガーから取り外された基板の落下距離を調節する基板サポート手段を有すること、を特徴とする。
これにより、基板のサイズが異なった場合でも、基板が基板受け上に落下した際に発生する傷を防止することができる。
(5)この発明の基板アンロード装置は、
前記基板取り外し手段が、基板の挟持を解除した後に、基板受けの開口部付近において水平方向に前後動して基板受け内に落下していない基板に接触することにより、基板を基板受け内に落下させる基板落脱手段を有することを特徴とする。
これにより、基板表面に付着した処理液の表面貼力によって、基板がクランプなどから落脱せず、装置の動作が停止することを防止することができる。
(6)この発明の基板アンロード装置は、
前記基板受けが、旋回後下側および上側になる両側壁に切り欠きを有しており、
前記基板取り外し手段が搬送用ハンガーの基板挟持を解除する際に、エアー吹付手段が、前記切り欠きを通して基板の両側からエアーを吹き付けることを特徴とする。
これにより、基板が落下途中で基板受けの側壁に貼り付くことを防止することができる。
(7)この発明の基板アンロード装置は、
前記エアー吹付手段が、少なくとも基板の下端より上の位置に向けてエアーを吹き付けることを特徴とする。
これにより、基板が落下途中で基板受けの側壁に貼り付くことを確実に防止することができる。
(8)この発明の基板アンロード装置は、
前記基板受けの内面に、貼付防止ガイドが設けられていることを特徴とする。
これにより、基板が基板受けの側壁に貼り付くことを防止することができる。
(9)この発明の基板アンロード方法は、
基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード方法であって、
搬送用ハンガーの基板挟持を解除して基板を取り外し、
搬送用ハンガーから取り外された基板を基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、前記基板受けを旋回して基板を前記開口部から搬出する、
ことを特徴とする。
これにより、基板の取り外し作業を自動化するとともに、公知の水平搬送型のコンベアや集積装置に容易に接続でき、積載を容易に行えるようにすることができる。
1.基板アンロード装置の構造
図1は、この発明の基板アンロード装置(アンローダー5a)の構造を示す図である。なお、図1に示すアンローダー5aは、後述するように、図7に示す表面処理装置100のアンロード部5の位置に設けられる。
図1に示すアンローダー5aは、基板Wを挟持した搬送用ハンガー15から基板Wを取り外すための装置であり、搬送用ハンガー15から基板Wを取り外し、その後基板Wを積載(集積)する基板Wのアンロード作業に用いられる。
アンローダー5aは、図1に示すように基枠70に設けられたハンガーサポート手段51並びに基枠72に設けられたクランプ開放手段50及び基板落脱手段58によって構成される基板取り外し手段と、基板受け52(一部切り欠き)、旋回手段54及び基板搬送手段56とによって構成される基板収容手段とを備える。上記基板取り外し手段は、搬送用ハンガー15による基板Wの挟持を解除して基板収容手段の基板受け52内へ基板Wを落下させる。また、上記基板収容手段は、基板取り外し手段によって搬送用ハンガー15から取り外され、鉛直方向に落下してきた基板Wを収容した後旋回して水平状態で搬出する。なお、基枠70、72は、鋼材で構成されている。
まず、図1に示すハンガーサポート手段51、クランプ開放手段50及び基板落脱手段58によって構成される基板取り外し手段について、以下に説明する。
図1に示すように、ハンガーサポート手段51は、搬送用ハンガー15の左側に位置する支持板51a、支持シリンダ51bによって構成されている。ハンガーサポート手段51は、搬送用ハンガー15が昇降ガイドレール12と共に図1に示すような位置に降下した状態で、図面左側から被処理物保持部材90に対して当接して搬送用ハンガー15を支持する。
具体的には、後述するクランプ開放手段50がクランプ48の解除を行う前に、支持シリンダ51bが作動して支持板51aが搬送用ハンガー15の被処理物保持部材90に当接して支持する。これにより、搬送用ハンガー15の被処理物保持部材90がクランプ48の解除の際に反ったりすることを防止し、クランプ48の解除を確実に行える。
クランプ開放手段50は、図1に示すように、搬送用ハンガー15の右側に位置するクランプ押圧部材50a、押圧シリンダ50bによって構成されている。クランプ開放手段50は、搬送用ハンガー15が昇降ガイドレール12と共に図1に示すような位置に降下した状態で、基板Wを挟持するクランプ48の解除を行う。
具体的には、図1に示す上述したハンガーサポート手段51の支持シリンダ51bが作動し、支持板51aが搬送用ハンガー15に当接された状態となった後、その状態で押圧シリンダ50bが作動することでクランプ押圧部材50aがクランプ48の可動部材48b(図10参照)の上端部を押圧し、基板Wの挟持を解除する。
基板落脱手段58は、図1に示す基板押出部材58aと押出シリンダ58bで構成される。基板落脱手段58は、上述したクランプ開放手段50がクランプ48を解除した後に、基板受け52の開口部52a付近において水平方向に前後動して、基板Wを基板受け52内に確実に落下させる。例えば、基板Wに付着した処理液の表面貼力やめっきのこびりつきによって、クランプ48の挟持が解除されても基板Wがクランプ48から落脱しなかったり、基板受け52の側壁52e内面に貼り付くことがある。このような場合であっても、基板押し出し部材58aが基板Wに接触する(例えば、数ミリ程度押し込む)ことによって衝撃を与え、基板Wを揺らして落下させることができる。なお、ここでは基板押し出し部材58aが基板Wに接触する回数を1回だけとしたが、基板Wを確実に落下させるためには、基板受け52aの底面辺りにセンサー(図示せず)を設けておき基板Wが落下したことを検知するまで複数回前後動させるようにしてもよい。
図13Aは、基板落脱手段58を上方から見た平面図である。基板落脱手段58の基板押出部材58aは、図13Aに示すように、押出シリンダ58bに取り付けられた平板部材581に、基板Wを接触して押出する突起材582が6個取り付けられて構成されている。突起材582は、樹脂(PP)で形成されており、先端が丸く加工されている。これは、基板Wを押出した際に突起材582が基板Wを傷つけないようにするためである。
図13Bは、搬送用ハンガー15および基板Wに対する上記基板落脱手段58の突起材582の位置関係を示す図である。図13Bに示すように、基板落脱手段58の突起材582は、搬送用ハンガー15のクランプ48よりも下側(例えば、数mm下)に位置し、両端のクランプ48よりも内側の接触位置583で基板Wを押出する。これは、特に厚さが1mm以下である薄い基板でも、確実に押出動作が基板Wに伝わるようにし、基板Wとクランプ48や基板受け52内側壁との間に起きる処理液の表面貼力やめっきのこびりつきを解消するためである。なお、基板Wを確実に落下させるためには、図13Bに示す突起材582の接触位置583をできるだけクランプ48の近傍とすることが好ましいが、さらに基板受け52に基板Wが貼り付くのを防止したいような場合には、基板Wを大きく揺らせるためにクランプ48から離れた位置(隣り合うクランプ48の中間位置)を接触位置583としてもよい。
次に、図1に示す基板受け52、旋回手段54及び基板搬送手段56とによって構成される基板収容手段について、図2などを用いて以下に説明する。なお、図2は、基板受け52の構造を示す図であり、この実施形態では、基板受け52はPVC(塩化ビニル)で成型されている。
基板収容手段は、図1に示す回転軸54cを中心として、E方向に旋回可能となるよう旋回手段54が連結された基板受け52を備えており、基板受け52には、図2に示すように、側壁52eに縦方向の切り欠き(52b)が設けられている。
基板受け52が旋回して水平状態となったとき(図1の点線で示す)に、図1に示す上記基板搬送手段である搬送ローラ56が、上記切り欠き52b(図2を参照)を通して内部に案内される。これにより、図3A、Bに示すように、基板搬送手段である搬送ローラ56は、基板受け52が旋回手段54によって水平状態となった位置において基板受け52内に収容された基板Wが側壁52eおよび後述する貼付防止ガイド52d(図3Cを参照)に接触しないように、上記切り欠き52bを通して基板Wを支持する。なお、図3Aは、基板受け52を旋回した状態を示す側面図であり、図3Bは、基板受け52を旋回した状態を示す底面図である。
このように基板受け52に、図2に示すような切り欠き52bを設けたことで、図3Bに示すように基板受け52の切り欠き52bを通して基板Wが搬送ローラ56によって支持された状態とすることができ、図3AのF方向に基板Wを円滑に搬送することができる。例えば、基板受け52の側壁52eから搬送ローラ5が10mm程度突出することにより基板Wが支持される。
また、基板受け52は、図1に示すように、搬送用ハンガー15が鉛直方向(図1のD方向)に降下した際に、基板を受け入れる開口部52aを有しており、開口部52aは基板Wを基板受け52の内部に確実に案内することができるように上方に向かって幅を広げた形に成形されている。
また、基板受け52は、図1に示すように、搬送用ハンガー15のクランプ48の位置(P)が基板受け52の中央(M)よりも側壁52eの内面付近(例えば、側壁52e内面から10〜50mm)に位置するように配設され、基板Wを基板受け52の側壁52eの内面付近に沿って案内する構造としている。これにより、基板受け52が図1E方向に旋回するときに、基板受け52内に収容された基板Wが基板受け52内を移動して基板Wが傷つくことが抑制される。
さらに、図3Cに示すように、上記基板受け52の側壁52e、52fの内面には、棒状(直径数ミリ)に成形されたPVC製の貼付防止ガイド52dが縦方向に向かって、側壁52e、52f全体にわたって接着して設けられている。図3Cは、基板受け52が図1の実線状態にある時に、基板受けの開口部52aを上方から見た図である。これにより、基板Wと基板受け52の側壁52e、52fの内面が面接触にならないようにして、基板Wの表面に擦傷が発生したり、付着した処理液の表面貼力で基板Wが基板受け52の側壁52e、52fの内面に貼り付いたりすることを防止できる。
旋回手段54は、図1に示すように、基板受け52を旋回させる動力となる旋回シリンダ54aと、一端が上記基板受け52の下端部に固定され、他端が旋回シリンダ54aに連結され、旋回シリンダ54aの動力を基板受けに伝えるL型の一体部材である旋回腕54bとで構成される。図1に示す旋回シリンダ54aが伸長作動して旋回腕54bが基枠72に固着された軸54cを中心として旋回することで、基板受け52は、基板Wが収容された状態で図1のE方向に旋回される。なお、旋回シリンダ54aの一端は、軸54eを介して、基枠72に対して回転可能に接続されており、他の一端は基板受け52に固着された旋回腕54bに固定した軸54dに対して回転可能に接続されている。
基板搬送手段は、駆動モータで駆動する搬送ローラ56で構成されており、図1の点線位置に旋回された基板受け52が収容する基板Wを、開口部50aから水平方向(図1のF方向)に搬出する。なお、搬送ローラ56の直径は、例えば40mmとする。これは、あまり大きい直径のローラを用いた場合、薄い基板では、基板の端部が搬送ローラ56間に入り込み、搬送不良を起こすおそれがあるためである。また、搬送ローラ56の回転軸は旋回した状態の基板受け52よりも下方に位置している。
アンローダ5aにおける制御フローチャートを図22を用いて説明する。なお、アンローダ5aの動作は、CPUなどによって構成される電気めっき装置100(図7)の制御部(図示せず)によって制御される。
基板Wを有する搬送用ハンガー15が、図7に示す電気めっき装置100の水洗槽4からアンロード部5に搬送さたことがセンサー(図示せず)によって検出されると、図22に示すように、制御部からの指令により、昇降ガイドレール12が図1のD方向に降下する(ステップS02)。
つぎに、上記センサーの検出後、タイマなどの計測によって所定時間が経過すると、制御部からの指令により図1に示す支持シリンダ51bが作動し、支持板51aが被処理物保持部材90に当接することにより搬送用ハンガー15を支持する(ステップS04)。その後、さらに所定時間が経過すると、制御部からの指令により押圧シリンダ50bが作動し、クランプ押圧部材50aがクランプ48の上端部を押圧することにより、基板Wの挟持を解除する(ステップS06)。
さらに、所定時間が経過すると押出シリンダ58bが作動し、基板押出部材58aが基板Wに接触する(ステップS08)。なお、クランプ48による基板Wの挟持が解除された時(上記ステップS06)に、すでに基板Wが落脱している場合には、押出シリンダ58bが作動しても基板押出部材58aは基板Wに接触しない。
基板Wが基板受け52に収容されると(例えば、基板受け52に設けたセンサーで検出する)、旋回シリンダ54aが作動し、基板受け52が図1に示す回転軸54cを中心として、E方向に旋回し、基板Wが搬送ローラ56によって水平状態に保持される(ステップS10)。搬送ローラ56は、基板受け52が水平状態になると回転を開始し、基板Wを図1のF方向に搬出する(ステップS12)。
基板Wが搬送されると、昇降ガイドレール12が上昇すると共に、各シリンダ(支持シリンダ51b、押圧シリンダ50b、押出シリンダ58b、旋回シリンダ54a)がそれぞれ退避して元の状態に戻る(ステップS14)。
その後、基板Wを取り外した搬送用ハンガー15は図7に示す剥離槽6へと送られる。一方、アンロード部5には水洗槽4から新たに基板Wを有する搬送用ハンガー15が搬送され、上記アンローダ5aによる一連の動作(図22のステップS02からS14)が行われることになる。
なお、図22に示す制御フローチャートでは、基板Wの挟持が解除(ステップS06)された後、ステップS08において、所定時間が経過すると押出シリンダ58bが作動するように制御したが、基板受け52に設けたセンサーが基板Wの落下を検出した場合には押圧シリンダ58bを作動させずに、基板受け52を旋回させる(ステップS10)ように制御したり、基板受け52に設けたセンサーが基板Wの落下を検出しなかった場合に限り、押圧シリンダ58bを作動させるように制御してもよい。
以上のように、この発明のアンローダー5aは、クランプ開放手段50、ハンガーサポート手段51、基板落脱手段58により構成される基板取り外し手段、及び基板受け52、旋回手段54、基板搬送手段56により構成される基板収容手段を備えたことにより、以下のことが実現できる。
(i)公知の積載(集積)装置を本発明のアンローダー5aの基板搬送手段56に連結することで、基板Wの積載作業までを自動化することができる。また、基板Wが基板搬送手段56によって搬出されてくるので、作業者は容易に基板Wを受け取ることができ、積載作業が容易になる。
(ii)基板落脱手段58を備えたことで、基板Wの表面に付着している処理液の表面貼力によって基板受け52内に基板Wが落下しないことが防止される。これにより、装置停止の危険性や、薄い基板Wが基板受け52内に円滑に収容されないことによる折れ曲がり等の不良を回避することができる。
2.表面処理装置および搬送用ハンガーの構造
この発明のアンローダー5aを用いる表面処理装置の構造は、前述の図7、8に示すものと同じである。
図7および図8に示すように、表面処理装置100は、いわゆるプッシャー式のめっき装置であり、プリント基板などの基板Wを保持する搬送用ハンガー15、当該搬送用ハンガー15を摺動可能状態で昇降する昇降ガイドレール10、12、当該搬送用ハンガー15を前後に所定間隔を維持しつつ順次搬送する固定ガイドレール11、13を備えており、これらのガイドレール10〜13に沿って、めっき前処理工程を行うための前処理槽1、電気めっき工程を行うためのめっき槽2、めっき後処理工程を行うための回収槽3と水洗槽4、基板Wの取り外しを行うためのアンロード部5、搬送用ハンガー15に付着しためっき皮膜等を剥離するための剥離槽6、剥離処理後に搬送用ハンガー15の水洗を行う水洗槽7、基板Wの取り付けを行うロード部8が設けられている。図7または図8に示すように、昇降ガイドレール10、12は、搬送用ハンガー15を間欠的に搬送し、当該搬送用ハンガー15に基板W(プリント基板など)の取り付け(ロード)、取り外し(アンロード)を行ったり、基板Wを各種処理槽(めっき槽2、剥離槽6、水洗槽、湯洗槽等)内に浸漬等する際に昇降するガイドレールである。
図9、図10などを用いて、この発明の搬送用ハンガー15の構造について説明する。
図9に示すように、搬送用ハンガー15は、基板Wを保持するクランプ48を複数備えた被処理物保持部材90と、固定ガイドレール11に対して摺動接触する摺動部材35と、これらを連結する連結部材44を有している。摺動部材35および連結部材44の材質としては、銅、真ちゅうが用いられる。
また、図10に示すように、摺動部材35の上部にはチェーンベルト39(図7に示す固定ガイドレール搬送手段19を構成)に噛み合うワンウェイクラッチ方式のギヤ40を有する軸受け36が固着されている。このため、固定ガイドレール11,13上でチェーンベルト39に噛み合うギヤ40は、前送り時において図9に示すB方向へのみ回転することができる。
また、図9に示すプッシャー当接面37に間欠搬送手段17、22のプッシャー16,21(図8)が当接されることにより、搬送用ハンガー15の搬送が行われる。例えば、図12に示す間欠搬送手段22のプッシャー21cが図7の(j)の位置にある搬送用ハンガー15のプッシャー当接面37に当接することにより、搬送用ハンガー15がアンローダ5aの位置(図7の(k)位置)に搬送される。図12は、昇降ガイドレール10、12の上部に設けられる間欠搬送手段17、22の構造を示す平面図である。
図10の爪当接部32は、搬送用ハンガー15の搬送手段である位置決め搬送手段18の搬送爪30(図7)が当接する部分である。
3.その他の実施形態
なお、上記実施形態においては、基板受け52は、その底面位置で落下してきた基板Wを受け止めているが(図1を参照)、図4に示すように上記基板収容手段に基板サポート手段60を加えて設け、基板受け52’内において当該基板サポート手段60で落下してくる基板Wを受け止めるとともに、基板Wが落下する距離を調節可能な構造としてもよい。図4に示すアンローダー5bは、基枠74に設けられた基板サポート手段60を備える点で、図1に示すアンローダー5aと異なる。なお、基枠74は、鋼材で構成されている。
基板サポート手段60は、図4に示すように、落下してきた基板Wを受け止める基板停止部材60aと、モーターや電動アクチュエータなどの駆動により基板停止部材60aを所定の高さ位置に移動させる停止位置調節リフト60bとにより構成されている。
具体的には、上述したクランプ開放手段50がクランプ48を解除する前に、図4に示す搬送用ハンガー15が挟持する基板Wの縦方向の長さに対応して、基板停止部材60aが停止位置調節リフト60bの駆動で所定高さ(例えば、基板Wの下端から、少なくともクランプ48による基板Wの挟み代L10(図9)よりも長い間隔となる高さ位置:好ましくは、基板Wの下端から10〜30mm下の高さ位置)に移動し、その後降下して基板Wの下端が基板受け52’の底面によって支承されるようにする。これにより、基板Wが基板受け52’に収容される際に基板Wが傷つくことを効果的に防止することができる。
図5に、この実施形態における基板サポート手段60および基板受け52’の構造を示す。図5に示すように、基板停止部材60aは、垂直方向に延びた複数の棒材で構成されており、これらの棒材が基板受け52’を貫けるように、基板受け52’には、図2に示す側壁52eの切り欠き52bだけでなく、側壁52fにも切り欠き52cが設けられている。
なお、上記実施形態においては、図5に示すように、基板受け52’の側壁52e,fに設けられた切り欠き52b,cを貫く基板停止部材60aで基板Wの落下距離を調節していたが、かかる構造に限られるものではない。例えば、図14に示すように、旋回手段54を基板受け台55に固定し、当該基板受け台55上に基板受け52(図1に示す基板受け52と同様に側壁52fに切り欠き52cはない)を上下動可能に載置して、当該基板受け52が基板受け位置調節リフト61bに取付けられた基板受け支承部材61aの上下移動によって高さが調節されるような構造としても良い。
また、図4に示す実施態様では、基板Wが基板受け52に収容される際の基板Wの落下距離を調節するために、基板Wを受け止める基板停止部材60aを停止位置調整リフト60bで移動させて高さを調節していたが、かかる構造に限られるものではなく、停止位置調整リフト60bを用いなくても良い。
例えば、図15に示すように、2つの基板停止部材60a’、60a’’を調節シリンダ60dに取り付け、それぞれ予め所定の高さで停止位置固定部材60cに固定しておき、基板Wを落下させる際に、基板Wのサイズに応じて基板停止部材60a’または60a’’を前進させて、基板受け52’の切り欠き52c内へ挿入するような構造にしても良い。
なお、図15に示す基板サポート手段60’を基板アンロード装置として実施する場合には、図4における基枠74を省略し、基板サポート手段60に代えて、図15に示す基板サポート手段60’を設置すればよい。
なお、上記実施形態においては、図1に示すように基板Wが基板受け52の側壁52e内面付近で鉛直方向に受け入れられるようにしたが、側壁52e内面から離れた位置(例えば、図1に示す開口部52aの中央辺り)で基板Wが受け入れられるようにしてもよい。
なお、上記実施形態においては、図1に示すように基板受け52を鉛直方向に設けるようにしたが、図6に示すように基板受け52を予め傾斜させて設け、その状態で基板Wを鉛直方向に受け入れるようにしても良い。
なお、上記実施形態においては、図1に示す旋回手段54によって基板受け52を水平状態に旋回した後、駆動源を有する基板搬送手段56で基板Wを搬出していたが、駆動源を有さない基板搬送手段であるフリーローラを用いることもできる。
例えば、図16に示すように、基板受け52’’の側壁52e’’内面に駆動源と接続されていないフリーローラ56aを設け、旋回手段54によって開口部52a’’が水平状態よりも下向きになるようにして、基板Wが重力の作用で、フリーローラ56aによって滑り落ちて開口部52a’’から搬出されるようにしても良い。
なお、図16に示す基板受け52’’を基板アンロード装置として実施する場合には、図14における基板受け52を図16の基板受け52’’に代えて用いればよい。装置全体としては、図4における基板受け52を図14の基板受け52’’および図16の基板受け台55とに代え、図4における基板サポート手段60を図14の基板サポート手段61に代えて設置するとともに、搬送ローラ56を省略すればよい。
なお、上記実施形態においては、図5に示すように、基板受け52の側壁52eに切り欠き52bを縦方向に(搬送方向に沿って)成形したが、これに限定されるものではない。例えば、図4における各搬送ローラ56の紙面奥方向に並設されるローラを案内する横方向の(搬送方向に直行する方向に沿って)切り欠きを成形するようにしても良い。この場合、側壁52fの切り欠きcをローラを案内できるように横方向に成形し、図15に示す基板サポート手段60’を設置した基板アンロード装置の実施形態において、当該横方向の切り欠きを成形した基板受けを用いればよい。
なお、上記実施形態においては、図1に示すように、基板受け52の切り欠き52bを通して基板を支持して駆動源であるモータによって駆動するローラで搬出する搬送ローラ56としていたが、図17に示すように、旋回後の基板受け52’の底部(旋回前時に底部の部分)の左側に駆動源である搬出シリンダ56bを設け、当該搬出シリンダ56bで基板Wを押出して搬出してもよい。また、図18に示すように、旋回後の基板受け52の右側(開口部の前位置)に駆動源である引出シリンダ56cを備え、当該引出シリンダ56cにエア等で基板Wをパッドに吸引吸着させる吸着手段56dを取付け、引出シリンダ56cの作動で吸着手段56dが開口部52aから基板受け52内に入り、基板Wを吸引吸着しての開口部52aから引出シリンダ56cで引き出して搬出するようにしても良い。
なお、上記実施形態においては、図1に示す基板落脱手段58は、水平方向に前後動して基板Wに接触して基板Wを揺らすようにしたが、シリンダショックにより基板受け52の側壁52eや搬送用ハンガー15に衝撃を与えて基板Wを揺らすようにしても良い。
なお、上記実施態様では、基板落脱手段58は、図1に示すように、クランプ位置(P)に対して図面右側のみに設けられているが、図面左側のみに設けてもよく、図面右側および左側の両方に設けても良い。
例えば、図10に示すクランプ48に対して、基板Wは可動部材48bか固定部材48aに貼り付くため、可動部材48bに貼り付いた場合は、図面右側から貼り付いた基板Wを押出することが、固定部材48aに貼り付いた基板Wに対しては、図面左側から押出することが有効である。
なお、上記実施態様では、基板取り外し手段は、クランプ開放手段50、ハンガーサポート手段51、及び基板落脱手段58の3つの手段で構成されているが、少なくともクランプ開放手段50を備えればよい。
なお、上記実施形態では、基板受け52が旋回することで搬送ローラ56が自動的に基板Wを支持するように構成しているが、基板受け52が旋回した後に搬送手段が上昇することで基板Wを支持するように構成してもよい。
なお、上記実施形態においては、図3Cに示すように、基板受け52の側壁52fの内面に貼付防止ガイド52dを設けて、搬送用ハンガー15から基板Wが落下する際に基板受け52に付着するのを防止したが、貼付防止ガイド52dを設ける代わりに、図19および図20に示すような第1エアーノズル62、および第2エアーノズル64で構成されるエアー吹付手段を設けるようにしてもよい。
図19および図20は、それぞれ基板サポート手段60を用いた場合のアンローダー5bの構造を示す図4、および基板受け52の構造を示す図5において、さらにエアー吹付手段である第1エアーノズル62、および第2エアーノズル64を設けた状態を示す図である。図21は、図19に示す基板受け52’のZ部分の詳細を示す図である。
この実施形態における基板受け52’には、図20に示すように、側壁52e(旋回後に下側になる側壁)に切り欠き52bが設けられているだけでなく、側壁52f(旋回後に上側になる側壁)にも切り欠き52cが設けられている。
また、図19に示すように、基板受け52’の図中右側(基枠72側)には、水平より上向きの方向(つまり、降下する基板Wに対して斜め方向)に吐出口62aが向けらた第1エアーノズル62が4カ所(図20を参照)設けられており、基板受け52’の図中左側(基枠74側)には、その吐出口64aを水平方向(つまり、降下する基板Wに対して垂直方向)に向けた第2エアーノズル64が4カ所(図20を参照)設けられている。
また、図20に示すように、第1エアーノズル62は、基枠72(図19を参照)に固着された軸54cに沿って設けられた固定シャフト66(基板受け52が旋回しても回転しない)に取り付けられており、第2エアーノズル64は、モーターや電動アクチュエータなどの駆動により第2エアーノズル64を所定の高さ位置に移動させる吹付位置調節リフト64bに取り付けられている。ここで、基板Wが基板受け52’に付着するのをより効果的に防止するためには、図21に示すように、(i)搬送用ハンガー15が降下した際に、少なくとも基板の下端Yより上の位置Xに向けてエアーを吹き付けるように第1エアーノズル62、および第2エアーノズル64の高さおよびノズルの吹出角度を調節したり、図20に示すように(ii)基板Wの表裏において、対向する位置からのエアーが同一位置Xにあたるように第1エアーノズル62、および第2エアーノズル64を配置することが好ましい。
以下に、図19および図20を用いて、第1エアーノズル62、および第2エアーノズル64の動作について説明する。なお、第1エアーノズル62、および第2エアーノズル64へのエアーの供給は、工場内を流れるクリーン・エアを利用してコンプレッサで行い、その制御は電磁弁の動きをプログラミングして制御部から行う。
図19に示すように、搬送用ハンガー15が鉛直方向(図19のD方向)に降下すると、クランプ開放手段50がクランプ48を開く前、またはクランプ48を開くと同時に第1エアーノズル62、および第2エアーノズル64はエアーの吹き出しを開始する。さらに、基板Wが、クランプ開放手段50が搬送用ハンガー15の基板挟持状態を解除すると共に落下するか、そうでない場合は、基板落脱手段58の基板押出部材58aが水平方向に前後動して接触することにより落下する。このとき、基板Wの表裏面には基板受け52’の外側から切り欠き52b、52cを通してエアーが両面からつり合うように当てられているため、基板受け52’の内壁から離れた(浮いた)状態でスムーズに落下することになる。センサー(図示せず)が、基板サポート手段60の基板停止部材60aに基板Wが到達したこと感知すると、第1エアーノズル62、および第2エアーノズル64によるエアーの吹き出しが停止する。その後、基板Wが収容された状態で基板受け52が図19のE方向に旋回され、開口部50aから水平方向(図19のF方向)に基板Wが搬出されることになる。なお、上記一連の工程は前述の制御部(図示せず)によって制御されて行われる。
これにより、基板を基板受けへ確実に収容することができ、基板Wが落下途中で基板受け52’の側壁に貼り付くことによって生じる問題を解消することができる。例えば、基板受け52’の上部開口から基板Wの上部がはみ出し、基板受け52’の旋回時に基板Wが基板落脱手段58と接触して、折れ曲がりや損傷が生じるという事態を回避することができる。
なお、上記実施形態では、第1エアノズル62を基板受け52’の固定シャフト66に取り付けるようにしたが、取付位置や取付方法はこれに限定されるものではなく、例えば、基枠72に直接取り付けるようにしたり、図23に示すように、エアー吐出口80を開けたパイプ材82と板状材84a、84b、84cとを組み合わせて、基板受け52’と一体的に成形してもよい。
なお、上記実施形態では、第2エアノズル64を吹付位置調節リフト64bに取り付けるようにしたが、取付位置や取付方法はこれに限定されるものではなく、例えば、図24に示すように、基板サポート手段60を覆うカバー86に第2エアノズル64を配設してもよい。
また、図25に示すように、第1エアーノズル62および第2エアーノズル64を共に、基板停止部材60a(図4)に取り付けるようにしてもよい。例えば、図25に示すように、基板受け52(52f’、52e’)の外側に位置するように第1エアーノズル62および第2エアーノズル64を基板停止部材60aに取り付け、エアーノズル62、64の可動範囲θ1、θ2においてエアーの当たる位置が調節可能な構成とすることもできる。
なお、上記実施形態では、第1エアノズル62の数および第2エアノズル64の数をそれぞれ4つとしたが、ノズル数は特に限定されるものではない。
なお、上記実施形態では、第1エアーノズル62からのエアーの吹き付け方向を水平より上向きの方向とし、第2エアーノズル64からのエアーの吹き付け方向を水平方向にしたが、吹き付け方向はこれに限られず、例えば、吹き付け方向を水平方向よりも下向きとしたり、第1エアーノズル62および第2エアーノズル64からのエアーの吹き付け方向を何れも水平方向としたり、水平方向よりも上向き方向としてもよい。
また、エアーを吹き付ける角度や対向するエアーの当り方は、基板Wの大きさや厚さ、重さ、エアーの吐出量等の要素に基づいて、任意に設定するようにすればよい。
なお、上記実施形態では、基板落脱手段58を図1に示す基板押出部材58aと押出シリンダ58bとで構成したが、基板落脱手段58を図19、図20に示す第1エアーノズル62や第2エアーノズル64に用いたようなエアーノズルを用いて実現し、エアーの圧力によって基板Wをクランプ48から落脱させるようにしてもよい。例えば、図13に示す基板押出部材58aと押出シリンダ58bの代わりに、図26に示すように、支持部材58cにエアーノズル58dを取り付けたもので基板落脱手段58を実現することもできる。
この場合、基板落脱手段58として用いるエアーノズルは、図1に示す、クランプ位置(P)に対して図面右側のみに設けたり、図面左側のみに設けたりしてもよく、図面右側および左側の両方に設けるようにしても良い。また、基板押出部材58aと押出シリンダ58bと共にエアーノズルをさらに併せて、基板落脱手段58として用いるようにしてもよい。
なお、図2に示すような、片方の側壁52eにしか切り欠き52bを有さない基板受け52の場合には、図27に示すように、他方の側面52fには第2エアーノズル64からのエアーを通すための通気孔88を空けるようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、図20に示すように、第1エアーノズル62を、基枠70(図19を参照)に固着された軸54cに沿って設けられた固定シャフト66(基板受け52’が旋回しても回転しない)に取り付けるようにしたが、図28に示すような、基板受け52’が旋回すると一緒に回転する回転シャフト66’に取り付けるようにしてもよい。
また、上記実施形態における基板受け52(図1等)は、旋回腕54bをL型の一体部材で構成したが、図28では、別個に回転シャフト66’に固定された部材54b’および54b’’によって旋回腕を構成し、回転シャフト66’に第1エアーノズル62を取り付けるようにしてもよい。なお、図28において、回転シャフト66’は基枠72に対して摺動可能な構造となっている。
なお、基板落脱手段58、貼付防止ガイド52d、エアー吹付手段(62,64)、基板落下を検知するためのセンサーはそれぞれ組み合わせて用いることが可能である。以下に、基板落脱手段58、貼付防止ガイド52d、エアー吹付手段(62,64)、基板落下を検知するためのセンサーをそれぞれ組み合わせた場合に生じる効果について説明する。
基板落脱手段58と貼付防止ガイド52dを組み合わせた場合は、基板落脱手段58だけの場合に比べて、基板Wが基板受け52に貼り付くのをより確実に防止できる。基板落脱手段58とエアー吹付手段(62,64)を組み合わせた場合は、基板落脱手段58だけの場合に比べて、基板Wを基板受け52へより確実に収容することができる。基板落脱手段58とセンサーを組み合わせた場合は、基板落脱手段58だけの場合に比べて、基板Wが基板受け52に正しく落下したことを確実に判別することができる。
基板落脱手段58と貼付防止ガイド52dとエアー吹付手段(62,64)を組み合わせると、エアー吹付手段(62,64)だけの場合に比べて、基板受け52への貼り付きをより確実に防止できると共に、基板Wが基板受け52に正しく落下したことをより確実に判別することができる。
貼付防止ガイド52dとエアー吹付手段(62,64)を組み合わせると、エアー吹付手段(62,64)だけの場合に比べて、基板受け52への基板Wの貼り付きをより確実に防止できる。貼付防止ガイド52dとセンサーを組み合わせた場合には、基板Wが貼り付くのを防止できるだけでなく、基板Wが基板受け52に正しく落下したことを確実に判別することができる。エアー吹付手段(62,64)とセンサーを組み合わせると、基板受け52への基板Wを確実に落下させ、それを確実に判別することができる。
基板落脱手段58、貼付防止ガイド52d、エアー吹付手段(62,64)、センサーを全て組み合わせた場合には、基板Wが基板受け52へ落下したことを確実に判別して、基板Wを基板受け52に極めて確実かつ安全に収容することができる。
この発明の基板アンロード装置(アンローダー5a)の構造を示す図である。 図1に示す基板受け52の構造を示す斜視図である。 図3Aは、基板受け52を旋回した状態を示す側面図であり、図3Bは、基板受け52を旋回した状態を示す底面図であり、図3Cは、基板受けの開口部52aを上方から見た図である。 基板サポート手段60を備えたアンローダー5bの構造を示す図である。 基板サポート手段60および基板受け52の構造を示す図である。 他の実施形態におけるアンローダー5cの構造を示す図である。 電気めっき装置100を上方からみた平面図である。 電気めっき装置100をα方向から見た側面図である。 搬送用ハンガー15の構造を示す詳細図である 搬送用ハンガー15の一部中央断面図である。 従来の基板アンロード装置(アンローダー5’)の構造を示す図である。 昇降ガイドレール10の上部に設けられる間欠搬送手段17の構造を示す平面図である。 基板落脱手段58の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 基板アンロード装置における制御フローチャートを示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。 他の実施形態における基板アンロード装置の構造を示す図である。
符号の説明
1・・・・前処理槽
2・・・・めっき槽
3・・・・回収槽
4、7・・・・水洗槽
5、5a、5b、5c・・・・アンローダー
6・・・・剥離槽
8・・・・ローダー
10、12・・・・昇降ガイドレール
11、13・・・・固定ガイドレール
15、15・・・・搬送用ハンガー
17、22・・・・間欠搬送手段
18、23・・・・位置決め搬送手段
19、24・・・・固定ガイドレール搬送手段
20、25・・・・送り出し搬送手段
35・・・・摺動部材
44・・・・連結部材
47・・・・基板保持部材
50・・・・基板取り外し手段
51・・・・ハンガーサポート手段
52・・・・基板受け
54・・・・旋回手段
56・・・・基板搬送手段
58・・・・基板揺動手段
60・・・・基板サポート手段
62,64・・・・エアー吹付手段
100・・・・電気めっき装置

Claims (9)

  1. 基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード装置であって、
    搬送用ハンガーの基板挟持を解除する基板取り外し手段と、
    基板受けを有し、前記基板取り外し手段によって搬送用ハンガーから取り外された基板を前記基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、当該基板受けを旋回して基板を前記開口部から搬出する基板収容手段と、
    を備え、
    前記基板受けが旋回後下側になる側壁に切り欠きを有し、基板を把持しない状態で旋回し、
    基板搬送手段が、旋回後の基板受けに把持しない状態で収容される基板を、当該切り欠きを通して支持して前記開口部から搬出すること、
    を特徴とする基板アンロード装置。
  2. 基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード装置であって、
    搬送用ハンガーの基板挟持を解除する基板取り外し手段と、
    基板受けを有し、前記基板取り外し手段によって搬送用ハンガーから取り外された基板を前記基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、当該基板受けを旋回して基板を前記開口部から搬出する基板収容手段と、
    を備え、
    前記基板取り外し手段が、基板の挟持を解除した後に、基板受けの開口部付近において水平方向に前後動して基板受け内に落下していない基板に接触することにより、基板を基板受け内に落下させる基板落脱手段を有することを特徴とする基板アンロード装置。
  3. 基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード装置であって、
    搬送用ハンガーの基板挟持を解除する基板取り外し手段と、
    基板受けを有し、前記基板取り外し手段によって搬送用ハンガーから取り外された基板を前記基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、当該基板受けを旋回して基板を前記開口部から搬出する基板収容手段と、
    を備え、
    前記基板受けが、旋回後下側および上側になる両側壁に切り欠きを有しており、
    前記基板取り外し手段が搬送用ハンガーの基板挟持を解除する際に、エアー吹付手段が、前記切り欠きを通して基板の両側からエアーを吹き付けること、
    を特徴とする基板アンロード装置。
  4. 前記エアー吹付手段が、少なくとも基板の下端より上の位置に向けてエアーを吹き付けることを特徴とする請求項3に記載の基板アンロード装置。
  5. 基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード装置であって、
    搬送用ハンガーの基板挟持を解除する基板取り外し手段と、
    基板受けを有し、前記基板取り外し手段によって搬送用ハンガーから取り外された基板を前記基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、当該基板受けを旋回して基板を前記開口部から搬出する基板収容手段と、
    を備え、
    前記基板受けの内面に、貼付防止ガイドが設けられていること、
    を特徴とする基板アンロード装置。
  6. 前記基板収容手段が、前記搬送用ハンガーから取り外された基板の落下距離を調節する基板サポート手段を有することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の基板アンロード装置。
  7. 基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード方法であって、
    搬送用ハンガーの基板挟持を解除して基板を取り外し、
    搬送用ハンガーから取り外された基板を基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、旋回後下側になる側壁に切り欠きを有する前記基板受けを基板を把持しない状態で旋回して、旋回後の基板受けに収容される基板を、基板搬送手段が当該切り欠きを通して支持して前記開口部から搬出すること、
    ことを特徴とする基板アンロード方法。
  8. 基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード方法であって、
    搬送用ハンガーの基板挟持を解除して、
    搬送用ハンガーから基板の挟持を解除した後に、基板受けの開口部付近において水平方向に前後動して基板受け内に落下していない基板に接触することにより、基板落脱手段が基板を基板受け内に落下させ、
    搬送用ハンガーから取り外された基板を基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、前記基板受けを旋回して基板を前記開口部から搬出する、
    ことを特徴とする基板アンロード方法。
  9. 基板を挟持した搬送用ハンガーから基板を取り外すための基板アンロード方法であって、
    搬送用ハンガーの基板挟持を解除する際に、旋回後下側および上側になる両側壁に切り欠きを有する基板受けの前記切り欠きを通して基板の両側からエアーを吹き付け、
    搬送用ハンガーから取り外された基板を基板受けの開口部から鉛直方向に受け入れて収容した後、前記基板受けを旋回して基板を前記開口部から搬出する、
    ことを特徴とする基板アンロード方法。
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