JP4713398B2 - 映像音声再生装置、及びその音像移動方法 - Google Patents
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Description
本発明の映像音声再生装置は、映像を表示する表示部と、音声を出力するスピーカとを備える映像音声再生装置において、センタ音像処理を行う特定ジャンルを記憶する記憶手段と、受信されたコンテンツの付加情報に設定されたジャンルを抽出するコンテンツ情報検出手段と、受信されたコンテンツの付加情報に複数のジャンルが設定されている場合、前記受信されたコンテンツのジャンルを特定するジャンル特定手段と、前記コンテンツのジャンルが前記記憶手段に記憶されたセンタ音像処理を行う特定ジャンルに相当するか否かを判定する特定ジャンル判定手段と、前記特定ジャンル判定手段でコンテンツのジャンルが前記センタ音像処理を行う特定ジャンルでないと判定されたときは前記スピーカによって形成される音像の位置を移動させる処理を行わず、前記センタ音像処理を行う特定ジャンルであると判定されたときは前記スピーカによって形成される音像の位置を移動させる処理を行う仮想音源移動手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明の映像音声再生装置は、前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、前記仮想音源移動手段が、センタスピーカ用音声信号を前記センタスピーカへ出力するとともに、前記センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記左右フロントスピーカへ出力することを特徴とする。
また、本発明の映像音声再生装置は、前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、前記仮想音源移動手段が、センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記センタスピーカへ出力するとともに、前記センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記左右フロントスピーカへ出力することを特徴とする。
また、本発明の映像音声再生装置は、前記仮想音源移動手段が、前記センタスピーカ用音声信号の前記センタスピーカと前記左右フロントスピーカへの出力パワーが合わせて一定になるように減衰して出力することを特徴とする。
また、本発明の映像音声再生装置は、前記仮想音源移動手段は、仮想スピーカの仮想位置から発せれらた音声が視聴者の左の耳に到達する経路の伝達関数と実際の前記スピーカから発せれらた音声が視聴者の左の耳に到達する経路の伝達関数が等しくなり、また前記仮想スピーカの仮想位置から発せれらた音声が視聴者の右の耳に到達する経路の伝達関数と実際の前記スピーカから発せれらた音声が視聴者の右の耳に到達する経路の伝達関数とが等しくなるように前記スピーカの入力側にデジタルフィルタを備え、前記仮想スピーカの仮想位置が前記表示部に表示された画像の位置に近づくように前記デジタルフィルタの特性を設定することを特徴とする。
また、本発明の音像移動方法は、表示部に映像を表示すると共にスピーカから音声を出力するように構成された映像音声再生装置の音像移動方法において、センタ音像処理を行う特定ジャンルを記憶手段に記憶し、受信されたコンテンツの付加情報に設定されたジャンルをコンテンツ情報検出手段で抽出し、受信されたコンテンツの付加情報に複数のジャンルが設定されている場合、前記受信されたコンテンツのジャンルをジャンル特定手段で特定し、前記コンテンツのジャンルが前記記憶手段に記憶されたセンタ音像処理を行う特定ジャンルに相当するか否かを特定ジャンル判定手段で判定し、前記特定ジャンル判定手段でコンテンツのジャンルが前記センタ音像処理を行う特定ジャンルでないと判定されたときは前記スピーカによって形成される音像の位置を移動させる処理を行わず、前記センタ音像処理を行う特定ジャンルであると判定されたときは前記スピーカによって形成される音像の位置を移動させる処理を行うことを特徴とする。
また、本発明の音像移動方法は、前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、センタスピーカ用音声信号を前記センタスピーカへ出力するとともに、前記センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記左右フロントスピーカへ出力することを特徴とする。
また、本発明の音像移動方法は、前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記センタスピーカへ出力するとともに、前記センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記左右フロントスピーカへ出力することを特徴とする。
また、本発明の音像移動方法は、前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、センタスピーカ用音声信号の前記センタスピーカと前記左右フロントスピーカへの出力パワーが合わせて一定になるように減衰して出力することを特徴とする。
また、本発明の音像移動方法は、仮想スピーカの仮想位置から発せれらた音声が視聴者の左の耳に到達する経路の伝達関数と実際の前記スピーカから発せれらた音声が視聴者の左の耳に到達する経路の伝達関数が等しく、また前記仮想スピーカの仮想位置から発せれらた音声が視聴者の右の耳に到達する経路の伝達関数と実際の前記スピーカから発せれらた音声が視聴者の右の耳に到達する経路の伝達関数とが等しいデジタルフィルタを前記スピーカの入力側に挿入し、前記仮想スピーカの仮想位置が前記表示部に表示された画像の位置に近づくように前記デジタルフィルタの特性を設定することを特徴とする。
図7は、テレビジョン受信装置1におけるコンテンツの音声信号が1chである場合の音声出力モードを説明するためのフローチャートである。
2・・・アンテナ
3・・・チューナ
4・・・多重化復元部
5・・・映像復号部
6・・・音声復号部
7・・・コンテンツ情報復号部
8・・・表示部
9・・・オーディオ制御部
10・・・システムコントローラ
11L・・・左のフロントスピーカ
11R・・・右のフロントスピーカ
11C・・・センタスピーカ
11SW・・・サブウーハ
13・・・リモコン受光部
14L、14R、14C、14SW・・・アンプ
15・・・ボリューム
17・・・メモリ(記憶手段)
18・・・操作部
20・・・リモコン
21・・・垂直対称軸
91・・・チャンネル数変換処理部
92・・・センタ音像処理部(仮想音源移動手段)
93、94、95・・・増幅部
96、97・・・加算部
Claims (10)
- 映像を表示する表示部と、音声を出力するスピーカとを備える映像音声再生装置において、
センタ音像処理を行う特定ジャンルを記憶する記憶手段と、
受信されたコンテンツの付加情報に設定されたジャンルを抽出するコンテンツ情報検出手段と、
受信されたコンテンツの付加情報に複数のジャンルが設定されている場合、前記受信されたコンテンツのジャンルを特定するジャンル特定手段と、
前記コンテンツのジャンルが前記記憶手段に記憶されたセンタ音像処理を行う特定ジャンルに相当するか否かを判定する特定ジャンル判定手段と、
前記特定ジャンル判定手段でコンテンツのジャンルが前記センタ音像処理を行う特定ジャンルでないと判定されたときは前記スピーカによって形成される音像の位置を移動させる処理を行わず、前記センタ音像処理を行う特定ジャンルであると判定されたときは前記スピーカによって形成される音像の位置を移動させる処理を行う仮想音源移動手段と、
を備えたことを特徴とする映像音声再生装置。 - 前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、
前記仮想音源移動手段は、
センタスピーカ用音声信号を前記センタスピーカへ出力するとともに、前記センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記左右フロントスピーカへ出力することを特徴とする請求項1に記載の映像音声再生装置。 - 前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、
前記仮想音源移動手段は、
センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記センタスピーカへ出力するとともに、前記センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記左右フロントスピーカへ出力することを特徴とする請求項1に記載の映像音声再生装置。 - 前記仮想音源移動手段は、
前記センタスピーカ用音声信号の前記センタスピーカと前記左右フロントスピーカへの出力パワーが合わせて一定になるように減衰して出力することを特徴とする請求項2乃至請求項3のいずれか一項に記載の映像音声再生装置。 - 前記仮想音源移動手段は、
仮想スピーカの仮想位置から発せれらた音声が視聴者の左の耳に到達する経路の伝達関数と実際の前記スピーカから発せれらた音声が視聴者の左の耳に到達する経路の伝達関数が等しくなり、また前記仮想スピーカの仮想位置から発せれらた音声が視聴者の右の耳に到達する経路の伝達関数と実際の前記スピーカから発せれらた音声が視聴者の右の耳に到達する経路の伝達関数とが等しくなるように前記スピーカの入力側にデジタルフィルタを備え、前記仮想スピーカの仮想位置が前記表示部に表示された画像の位置に近づくように前記デジタルフィルタの特性を設定することを特徴とする請求項1に記載の映像音声再生装置。 - 表示部に映像を表示すると共にスピーカから音声を出力するように構成された映像音声再生装置の音像移動方法において、
センタ音像処理を行う特定ジャンルを記憶手段に記憶し、
受信されたコンテンツの付加情報に設定されたジャンルをコンテンツ情報検出手段で抽出し、
受信されたコンテンツの付加情報に複数のジャンルが設定されている場合、前記受信されたコンテンツのジャンルをジャンル特定手段で特定し、
前記コンテンツのジャンルが前記記憶手段に記憶されたセンタ音像処理を行う特定ジャンルに相当するか否かを特定ジャンル判定手段で判定し、
前記特定ジャンル判定手段でコンテンツのジャンルが前記センタ音像処理を行う特定ジャンルでないと判定されたときは前記スピーカによって形成される音像の位置を移動させる処理を行わず、前記センタ音像処理を行う特定ジャンルであると判定されたときは前記スピーカによって形成される音像の位置を移動させる処理を行う
ことを特徴とする音像移動方法。 - 前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、
センタスピーカ用音声信号を前記センタスピーカへ出力するとともに、前記センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記左右フロントスピーカへ出力することを特徴とする請求項6に記載の音像移動方法。 - 前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、
センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記センタスピーカへ出力するとともに、前記センタスピーカ用音声信号を減衰させて前記左右フロントスピーカへ出力することを特徴とする請求項6に記載の音像移動方法。 - 前記スピーカとしてセンタスピーカと左右フロントスピーカが備わり、
センタスピーカ用音声信号の前記センタスピーカと前記左右フロントスピーカへの出力パワーが合わせて一定になるように減衰して出力することを特徴とする請求項6に記載の音像移動方法。 - 仮想スピーカの仮想位置から発せれらた音声が視聴者の左の耳に到達する経路の伝達関数と実際の前記スピーカから発せれらた音声が視聴者の左の耳に到達する経路の伝達関数が等しく、また前記仮想スピーカの仮想位置から発せれらた音声が視聴者の右の耳に到達する経路の伝達関数と実際の前記スピーカから発せれらた音声が視聴者の右の耳に到達する経路の伝達関数とが等しいデジタルフィルタを前記スピーカの入力側に挿入し、前記仮想スピーカの仮想位置が前記表示部に表示された画像の位置に近づくように前記デジタルフィルタの特性を設定することを特徴とする請求項6に記載の音像移動方法。
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