JP4712174B2 - 積層シートの頂部から一枚ずつシートを取出する装置 - Google Patents

積層シートの頂部から一枚ずつシートを取出する装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4712174B2
JP4712174B2 JP2000301645A JP2000301645A JP4712174B2 JP 4712174 B2 JP4712174 B2 JP 4712174B2 JP 2000301645 A JP2000301645 A JP 2000301645A JP 2000301645 A JP2000301645 A JP 2000301645A JP 4712174 B2 JP4712174 B2 JP 4712174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
take
air flow
air
sheets
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000301645A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001139174A (ja
Inventor
ヘオルヘ ラー フォス ペーテル
ヨーハネス マリーアー ティッセン ペートルス
Original Assignee
オセ−テクノロジーズ ビーブイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オセ−テクノロジーズ ビーブイ filed Critical オセ−テクノロジーズ ビーブイ
Publication of JP2001139174A publication Critical patent/JP2001139174A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4712174B2 publication Critical patent/JP4712174B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/12Suction bands, belts, or tables moving relatively to the pile
    • B65H3/124Suction bands or belts
    • B65H3/128Suction bands or belts separating from the top of pile
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/48Air blast acting on edges of, or under, articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、積層シートの支持体と、前記支持体に位置する積層シートの頂部シートを引き付け、かつ、取出方向に取出する、上記積層上の僅かな距離に配設させた取出手段と、前記積層の方向に側面からシートの取出方向に空気を吹き付ける側面吹き付け手段とを具備し、積層シートの頂部から取出方向に一枚ずつシートを取出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記種類の装置は、米国特許第4,787,618号にて公知である。この明細書には、取出手段は積層したシートの頂部シートをしっかりと吸引し、運搬させて取出する吸引手段を具備し、加えて側面吹き付け手段が互いに付いているシートの場合と、正確な時間に前記吸引手段と接触していない頂部シートの場合の、シートの積層に空気を送り込む装置を開示している。
【0003】
印刷機械の現在の世代の受容材料として利用されているシートの範囲はかなりのものであり、将来はさらに増大することが予想される。このような状況下で、受容材料の上記の広範囲にて信頼性のある供給は、薄いものから厚いもの、かつ滑らかなものから硬いものとの間を変化しながら、ますます厳しい条件になる。特に、高速生産性の印刷機械の場合、高速印刷機での二枚給送不良間の経過時間を許容し得るほど短いものにするために、給送欠陥、特に、二枚送り又は紙給送不良を最小限にすることが好ましい。遅く、生産性の劣る印刷機の場合、全く同一の機能不全の頻度(全給送回数に対する不良回数)は、例えば、1日に1回起こるが、高速生産性印刷機の場合、1時間に1回発生し、後者の場合は許容し得るものではない。
【0004】
積層した頂部シートとその積層の残りのシートとの間に良好な分離を生じさせるために、シートが一枚ずつ積層から取出される方向と反対の方向で、シートの積層のフロントに、さまざまな方向の数多くのエアージェットを向かわせることが、欧州特許第0223502号に開示されている。上記のエアージェットは積層の頂部にあるシートに空気を吹き付けて、シート同士の拘束をゆるめ、積層の上に配設した吸引運搬ベルトの方向にシートを上に向かって移動させ、吸引運搬ベルトに対して吸引された頂部シートと積層の残りのシートとの間の領域に正の圧力を発生させ、吸引運搬ベルトよる頂部シートの取出の際に、次の積層のシートは下に押圧されることにより保持されることを確実にする。
【0005】
前記の後者装置の一つの欠点は、高さを考慮すると、頂部シートの取出用の積層のフロントに設けられた運搬経路が、吹き付け手段を設けるための空間を制限していることにある。実際に、吹く付け手段は、ベルトと積層からシートを邪魔されずに取出するための吹き付け手段との間に十分なフリーアクセスを提供するため、吸引運搬ベルトの下でかなりの距離の所に配設しなければならない。これは、最適な吹き付け構造を達成させるための自由を制限する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものであり、前記欠点のない、積層シートの支持体と、前記支持体に位置する積層シートの頂部にあるシートを引き付け、かつ、取出方向に取出する、上記積層上の僅かな距離に配設させた取出手段と、前記積層の方向に側面からシートの取出方向に空気を吹き付ける側面吹き付け手段とを具備し、積層シートの頂部から取出方向に一枚ずつシートを取出する装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的は、積層シートの支持体と、前記支持体に位置する積層シートの頂部にあるシートを引き付け、かつ、取出方向に取出する、上記積層上の僅かな距離に配設させた取出手段と、前記積層の方向に側面からシートの取出方向に空気を吹き付ける側面吹き付け手段とを具備し、積層シートの頂部から取出方向に一枚ずつシートを取出する装置であって、前記吹き付け手段は少なくとも二つの異なる方向に空気の流れを発生させ、第一の空気の流れは前記シートが位置する面に実質的に平行で、かつ、前記積層の頂部シートとその上の空間に少なくとも導き、第二の空気の流れは前記第一の空気の流れに対して、前記取出手段により引き付けられるシートの方向の上向き斜めに導くことを特徴とする装置より達成される。
【0008】
結果として、吹き付けられてゆるみ、上記第一の空気の流れにより持ち上がった積層の頂部シートは、吸引運搬ベルトの範囲に達し、吸引運搬ベルトにより引き付けられた頂部シートの下に位置するシートは、引き付けられたシートの下にあるフラットな空気の流れの発生のため、前記頂部シートからの束縛が効果的に解放され、風により旗が翻るように、引き付けられたシートが揺れ、束縛から解放される。別の効果は、吹き付け手段は、可摺動側面案内に前記手段を収納させて、積層に対して固定配向を占め、その動作はシートフォーマットとは無関係である。
【0009】
好ましくは、フロント吹き付け手段を設けて、取出手段により引き付けたシートと積層の残りのシートとの間の取出方向と反対方向に空気を吹き付ける。結果として、側面吹き付け手段により生じた頂部シートの下にある空間に、空気が容易に吹き付けられ、頂部シートの取出の際に、同じ位置を保持するように、頂部シートの下に位置するシートは下に押圧される。
【0010】
さらに、側面吹き付け手段は、積層の頂部シートの下に位置するシートに向かって、少なくとも一つの第三の空気の流れを発生させる。この効果は、例えばシートが非常に重く、及び/又は支持体の頂部に位置する凸部で湾曲しているため、吹き付けても容易にゆるまず、第一の空気の流れで持ち上がらないシートが、第一の空気の流れと取出手段の引き付ける作用の範囲内で持ち上がることにある。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明は添付図面を参照して、以下に説明する。
【0012】
シート1の積層から頂部シートをゆるめ、取出する図1に示す装置は、供給容器から印刷機(図示せず)へ一枚ずつ受容シートを給送し、前記受容シートは印刷される。ここに示す装置は、シート1の積層上に配設された吸引ベルトコンベア2を具備し、無端コンベアベルト4のある吸引ボックス3を有する。その吸引ボックス3の底とコンベアベルト4は、双方とも穴を有している。穴が互いに対向する位置で空気が通り、上に向かう力が、図1の矢印7で示すように得られる。この上に向かう力7は吸引ライン9を介して吸引ボックス3に接続しているファン8により発生する。ファン8が回転すると、上に向かう力7は、吸引ライン9の磁気バルブ10を動作させることにより、吸引ベルトコンベア4に対して積層1の頂部シートを吸引し、前記磁気バルブは制御システム(図示せず)により動作する。積層から開放され、吸引により引き付けられたシートは、次いで駆動するコンベアベルトにより積層1から取出される。前記シートを取出経路の運搬ニップ(図示せず)へ移動させる際に、無端コンベアベルト4の駆動は停止し、吸引ボックス3の真空も解除される。
【0013】
運搬ライン11はファン12の運搬側に接続しており、シート1の積層の一方で排出される。積層の頂部シートが吸引ベルトコンベアに対して吸引されていないと、ファン12は空気の運搬ラインに吹き込む。この空気はシート1の積層側の方向に流出し、頂部シートに吹き付けてゆるめ、図3乃至図5を参照して以下に詳細に説明するように、吸引ベルトコンベア2の方向に頂部シートを押し上げる。積層の一方から頂部シートに吹き付けてゆるめている間、入ってくる空気はシートを分離させる目的で、シート間に空気を吹き付ける核を形成する。
【0014】
さらに、ファン13はライン14を介して空気を吹き付けノズル15に送り込み、積層から離れる頂部シートのフロントに対して吹き付ける。このようにして、積層のフロントに対して吹き付けられた上記の空気の流れ16は、頂部シートと積層の残りのシートとの間に正の圧力を生じさせることにより、積層の頂部シートのみをゆるませる働きをし、かかる正の圧力は取出を防止するため、頂部シートの下に位置するシートの積層にしっかりと押圧する。
【0015】
運搬ラインの開口部にある、図5A及び図5Bに詳細に示すインサート17により、側面に吹き付けた空気は数多くの異なる空気の流れに分割することを確保し、各空気の流れは固有の機能を有し、頂部シートをシートの積層から正しく取出させる。そのインサート17は、インサート17が異なるフォーマット、例えば積層の一方から実質的に同等な距離に配置された、A5とA3との間の変換をさせて、シートを分離させるために、運搬ラインの開口部の摺動可能に取付けた放出口の形のノズルとして作用する。運搬ラインからの空気の流れは高速度であり、例えば22乃至28m/sの流出速度である。
【0016】
インサート17により形成される吹き付けノズルには、積層1の頂部シートを吹き付けてゆるめる離間関係にある相互の隣に配設させた二つの吹き付けノズル18及び19がある。この目的のために、ノズル18及び19は積層の頂部シートに対向してノズルの底の半分で、図2に示す積層上の頂部の半分のところに位置する。
【0017】
さらに、インサート17により形成される吹き付けノズルには、吹き付けノズル18及び19により吹き付けられてゆるんだ頂部シートを吸引コンベアベルト4の範囲へ給送するために、吹き付けノズル18及び19よりも高いレベルに配設された吹き付けノズル20がある。
【0018】
さらに、インサート17により形成される吹き付けノズルには、比較的重いシートを持ち上げるために、吹き付けノズル18及び19よりも低いレベルに配設された二つの吹き付けノズル21及び22がある。
【0019】
さらに、インサート17により形成される吹き付けノズルには、吸引コンベアベルト4に付着する頂部シートに付く一枚以上のシートを吹く付けてゆるめるために、斜め上に向かう吹き付けノズル23がある。
【0020】
図5A及び図5Bに詳細に示すように、含まれる流出開口部18乃至23は、インサートの矩形断面を有する。この目的のため、インサート17には二つの垂直な区分25及び26があり、シート取出側から観察すると、インサート幅の1/3及び5/6の距離に、それぞれ配置されている。その区分は運搬ライン11の断面の1/3、1/2及び5/6のサイズで三つのコンパートメント27、28及び29を構成する。
【0021】
中間の高さで、区分26に半分接しているコンパートメント29は、上に流出開口部20と下に流出開口部22を形成させるために、区分の1/3の高さでブロック30を備えている。コンパートメント29の他の半分では、ブロック31及び32が、それぞれ頂部と底部に配設されており、それぞれ区分の高さの1/3の高さであり、流出開口部19を形成する。
【0022】
ブロック30は、流出開口部19を形成する端部から区分26へ延在する斜めの側面を有し、ブロック32は、流出開口部19の底端部からインサート17の底壁へ延在する斜め頂部を有し、ブロック31は、底部と側面を有し、それぞれインサート17の外からの連続的な移動を構成し、それぞれ流出開口部31の頂端部と流出開口部20の側端部を形成する。
【0023】
頂部及び端部では、コンパートメント27はそれぞれブロック33と34とを有し、それぞれのブロックの高さは区分の高さの1/3であり、流出開口部18を形成する。
【0024】
プレート35が区分25と26との間に、インサートの長手方向に対して約40°の角度で配設される。プレート35は開口部18及び22の流出面の外まで延在し、インサート17の高さの約1/5の高さで、インサート17の頂部で幅広い流出開口部23を形成する。斜めプレート35の下には、ブロック36はインサート17を密閉し、流出開口部22に隣に位置し、僅かに小さな高さの正方形流出開口部21を残す。
【0025】
図3及び図4は吹き付けノズル15を示し、そのノズルは、吸引コンベアベルト4に対して吸引されたシートと下にあるシートとの間に空気を送るように、さらに積層の下にあるシートを押圧するように、積層から離れたシートのフロントに対して空気の流れ16を吹き付ける。空気の流れ16は、吸引コンベアベルト4に対して吸引されたシートのフロント端部の直前に位置する領域上にナイフの形態で向かい、中央部品37’は隣に位置する部品37’’よりも幅広であるスロット形吹き付け口37により具現化され、よってサイドよりも中央部分で強い空気の流れが得られ、頂部シートの下にある空気圧力の良好な形成が得られる。空気圧力の形成は、シートの積層に関してシート取出方向に分岐する吸引コンベアベルト4により、さらに積層の後にある二つの接触圧力要素38により改善される。その要素38は、シート取出方法から観察すると、十分な空気圧力が頂部シートの下に形成される前に、積層側に吹き付け口から空気が逃げるのを防止するために、頂部シート側を下に維持させる。
【0026】
シートを分離させる前記した装置の動作、特に側面吹き付け手段の動作を、図6乃至図8を参照して、以下にさらに説明する。図6乃至図8は、異なる断面での側面吹き付け手段からの空気の流れを示す。空気の流れのモデルによれば、図6乃至図8の空気の速度を、異なる場所で示し、高速度な空気ほど大きな矢印の頭部で示す。高速度でかなりの流れのある領域では、大きな矢印の頭部が密になっており、図6では特に明らかであるように、低速度の遅い流れを有する領域よりも、図面上の色が黒くなっている。
【0027】
分離サイクルを開始する際に、積層を形成するシートは互いにしっかりと載置されている。シート間に進入する空気が経験する抵抗のため、上記の開始状態では、積層の上にある吸引コンベア手段の吸引作用を単に動作させてシートを吸引して持ち上げることは、実際には不可能である。シートを上に移動させる際に、実際には、シート間に形成させる真空は存在し、ショートの上への速度を増大させると、真空度を増大させる。シート間に空気を吹き付けて、上記真空力を排除する。吸引コンベア手段の吸引効果が動作する前に、特に側面吹き付けノズル18及び19からの空気の流れにより動作する前に、この吹き付けにより、開始がゆるやかになる。図6に示すノズル19から空気の流れは上に向かう力が僅かに強いので、積層の頂部シートに対して直接吹き付けるノズル18により、第一の例のシートは吹き付けられてゆるみ、さらに上に向かって運ばれる。吹き付けノズル20からの空気の流れはシートを送り、上に向かって移動させ、さらに、頂部シートを吸引する吸引ベルトコンベア2まで上に向かう。吹き付けられゆるみ、上への給送が停止するとすぐに、積層はもとに戻る。静止している吸引コンベアベルト4の吸引作用は開始する直前に、頂部シートが積層に戻るのを防止するように動作する。
【0028】
既に述べたように、特に重いシート及び/又は凸側面のある積層で湾曲したシートを吹き付けて持ち上げることは、積層に対して吹き付けのノズル21及び22から空気を吹き付けることにより促進される。この水平に導かれる空気の流れは、図7にてよく分かる。底にて、吹き付けノズル19は、図3に示す低部分19’を具有しており、その部分19’は、頂部シートが吹き付けノズル22と19との間の移行部に位置する際に、前記シートを申し分なく持ち上げることを確実にする。
【0029】
吹き付けノズル23から斜め上に向かうフラットな空気の流れは、図8、さらに図7に詳細に示すように、吸引ベルト4に対して吸引されシートの側面に導かれる。特に、吸引されたシートの底に沿って流れ、接触するこの力強い空気の流れの発生により、頂部シートは風で旗が翻るようにはためく。空気の流れに沿うシートの場合に発生する不安定性は、ケルビン‐ヘルムホルツ(Kelvin-Helmholtz)効果として公知である。相互の付着している何れかのシートは、積層から吸引ベルトへ持ち上げられる最後の部分で、上記の効果の結果として離れる。特に湿気のある環境下での滑らかなシートは、相互付着の影響を受け易い。側面吹き付け手段の範囲内にて吸引ベルトコンベアに対して頂部シートを保持するために、吸引ノズルは、吸引ベルトの外に向かって一端で突出し、側面吹き付け手段の動作の範囲内で頂部シートが垂れ下がるのを防止するために接触‐吸引開口部を有する。
【0030】
図7及び図8に示す頂部空気の流れは、図7に示す底の空気の流れの結果として、吸引ボックスの下側に対してシートが互いに押圧されることを防止することをも意図している。空気の流れの均一な空気速度は、流出開口部と流入ダクトの形のかなりの制限の結果として生じる。
【0031】
シートが正しく吹き付けられゆるむ条件は、吹き付けられゆるむのに必要とされるシート側端部が互いの上に真っ直ぐと位置していることである。これは、側面吹き付け手段の反対側の積層の頂部シートを、停止に対して保持させることにより達成され、かかる停止はシートが悪影響を与える吹き付けて離れることを防止する。
【0032】
吸引ベルトコンベア2の吸引効果の動作と同時に、フロント吹き付け手段15からの空気の流れ16は、吸引ベルト4に対して吸引された頂部シートと積層の残りのシートとの間に空気を吹き付けるように動作し、側面吹き付け手段により形成される空間に、正の空気圧力、つまり、側面吹き付けノズル23からの空気の流れを生じさせ、積層を下に押圧する。
【0033】
積層を下に押圧する上記力が、側面の過剰な圧力空間を密閉する接触圧力手段38の助けをかりて十分に生じると、吸引コンベアベルト4は吸引シートを取出して接触させるように動き出し、次のシートが同時で、一緒に取出されないように、積層の残りのシートを下に押圧する空気圧力が生じる。
【0034】
上述した装置は、出願人の欧州特許出願第0801016号に記載された装置にて有利に利用されることができ、本願で開示した側面吹き付け手段は前記したように構成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明が適用される装置の線図である。
【図2】図1に示した装置の平面図である。
【図3】シート積層に対して、空気分離手段の配置を示す、本発明による装置の側面図である。
【図4】図3に示す装置の平面図である。
【図5】図5A及び図5Bは、それぞれ、側面吹き付け手段によるさまざまな空気の流れを発生させるのに適するインサートの斜視図である。
【図6】図3に示すVI−VI断面にて、側面吹き付け手段により発生した空気の流れを示す線図である。
【図7】図3に示すVII−VII断面にて、側面吹き付け手段により発生した空気の流れを示す線図である。
【図8】図3に示すVIII−VIII断面にて、側面吹き付け手段により発生した空気の流れを示す線図である。
【符号の説明】
1 シート
2 吸引ベルトコンベア
3 吸引ボックス
4 無端コンベアベルト
7 上に向かう力
8 ファン
9 吸引ライン
10 磁気バルブ
11 運搬ライン
12、13 ファン
14 ライン
15 吹き付けノズル
16 空気の流れ
17 インサート
18、19 吹き付けノズル
20、21、22、23 流出開口部
25、26 垂直区分
27、28、29 コンパートメント
30、31、32、33、34、36 ブロック
35 プレート
37 スロット形吹き付け口
38 接触圧力要素

Claims (10)

  1. 積層シート(1)の支持体と、前記支持体に位置する積層シート(1)の頂部シートを引き付け、かつ、取出方向に取出する、上記積層上に僅かな距離で配設させた取出手段(2、3、4)と、前記積層(1)の方向に側面からシートの取出方向に空気を吹き付ける側面吹き付け手段(11、17)とを具備し、積層シート(1)の頂部から取出方向に一枚ずつシートを取出する装置であって、前記吹き付け手段(11、17)は少なくとも二つの異なる方向に空気の流れを発生させ、第一の空気の流れ(18、19)は前記シートが位置する面に実質的に平行で、かつ、前記積層の頂部シートとその上の空間に少なくとも導かれ、第二の空気の流れ(23)は前記第一の空気の流れに対して、前記取出手段により引き付けられるシートの方向の上向き斜めに導かれ
    記第一の空気の流れを発生させる前記側面吹き付け手段は、少なくとも二つの離間した第一の吹き付けノズル(18、19)を具備し、前記各ノズルは、いずれも、前記積層シート(1)の頂部から僅かに下のところ及び前記積層シート(1)の頂部から僅かに上のところに位置し
    前記第一の空気の流れを発生させる前記側面吹き付け手段は、第一の吹き付けノズル(18、19)の一つの上に位置する第二の吹き付けノズル(20)を具備することを特徴とする装置。
  2. 前記第二の空気の流れを発生させる前記側面吹き付け手段は、前記積層シート(1)上のある距離のところに配設させた前記取出手段(2、3、4)の底のレベルに位置する第三の吹き付けノズル(23)を具備することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記第三の吹き付けノズル(23)は、前記取出手段(2、3、4)の底に密接に沿って流れる前記第三の吹き付けノズル(23)から空気の流れを発生させるように、前記積層シート(1)の支持体と鋭角を形成する底面(35)を具有することを特徴とする請求項に記載の装置。
  4. 前記第三の吹き付けノズル(23)はその高さの少なくとも2倍の幅の流出開口部を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の装置。
  5. 前記第三の吹き付けノズル(23)は、水平方向に、第一の二つの吹き付けノズル(18、19)間に位置することを特徴とする請求項に記載の装置。
  6. 前記取出手段(2、3、4)により引き付けられたシートと前記積層(1)の残りのシートとの間の取出方向と反対方向に空気を吹き付けるために、フロント吹き付け手段(15)を設けることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  7. 前記側面吹き付け手段(11、17)は前記積層の頂部シートの下に位置するシートに向かう少なくとも一つの第三の空気の流れ(21、22)を発生させることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  8. 前記取出手段(2)は吸引運搬手段(3,4)を具備し、制御手段は前記吸引運搬手段(2、3)の動作が開始した直後に、前記側面吹き付け手段(11、17)の作用を停止させることを特徴とする請求項に記載の装置。
  9. 前記制御手段は前記取出手段(2、3、4)の動作と実質的に同時に、前記フロント吹き付け手段(15)の動作を開始させることを特徴とする請求項に記載の装置。
  10. 前記側面吹き付け手段(11、17)は、取出方向に、前記積層シート(1)の取出側の近傍に位置する特徴とする請求項1に記載の装置。
JP2000301645A 1999-10-05 2000-10-02 積層シートの頂部から一枚ずつシートを取出する装置 Expired - Fee Related JP4712174B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL1013218A NL1013218C2 (nl) 1999-10-05 1999-10-05 Inrichting voor het ÚÚn voor ÚÚn afvoeren van vellen vanaf de bovenkant van een stapel vellen.
NL1013218 1999-10-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001139174A JP2001139174A (ja) 2001-05-22
JP4712174B2 true JP4712174B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=19769996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000301645A Expired - Fee Related JP4712174B2 (ja) 1999-10-05 2000-10-02 積層シートの頂部から一枚ずつシートを取出する装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6431538B1 (ja)
EP (1) EP1090859B1 (ja)
JP (1) JP4712174B2 (ja)
DE (1) DE60002811T2 (ja)
NL (1) NL1013218C2 (ja)
TW (1) TW469256B (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10250146A1 (de) * 2002-10-28 2004-05-13 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Einzelblatt-Zuführvorrichtung für einen Drucker
DE10250149A1 (de) * 2002-10-28 2004-05-13 OCé PRINTING SYSTEMS GMBH Einzelblatt-Zuführvorrichtung für einen Drucker
JP2006264955A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2006327716A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Konica Minolta Business Technologies Inc シート給送装置及び画像形成装置
JP4677354B2 (ja) 2006-02-21 2011-04-27 キヤノン株式会社 シート給送装置及び画像形成装置
US20080061493A1 (en) * 2006-09-11 2008-03-13 Imaging Business Machines, Llc Document Feeder Using Gas Flow For Document Separation and Methods of Using and Manufacturing
US8141864B2 (en) 2007-05-28 2012-03-27 Ricoh Company, Limited Recording-medium feeding device
EP2119652B1 (en) * 2007-05-28 2012-12-05 Ricoh Company, Ltd. Recording-medium feeding device
DE102007061410A1 (de) * 2007-12-11 2009-06-18 Gebr. Schmid Gmbh & Co. Verfahren und Vorrichtung zum Vereinzeln von Wafern von einem Waferstapel
CN109849034B (zh) * 2019-03-20 2022-03-29 湖北平安电工科技股份公司 一种用于拖动搬运柔软易碎粘性纸张的夹抓
CN114939532B (zh) * 2022-07-11 2022-11-08 河北汇金集团股份有限公司 乱序文档的分拣方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10194492A (ja) * 1996-12-28 1998-07-28 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3796455A (en) * 1972-09-05 1974-03-12 Unimation Inc Air flow actuated overhead pickup device for limp sheet materials
CH633490A5 (fr) * 1979-11-01 1982-12-15 Advanced Tech & Syst Ats Dispositif de separation de billets de banque.
US4635921A (en) * 1985-11-06 1987-01-13 Xerox Corporation Front air knife top vacuum corrugation feeder
LU86728A1 (fr) 1986-12-30 1988-07-14 Guy Martin Dispositif de prise de feuilles planes
JP2934442B2 (ja) * 1988-09-19 1999-08-16 株式会社日立製作所 紙葉類分離給送装置及び紙葉類分離給送方法
DE3834400A1 (de) * 1988-10-10 1990-04-19 Heidelberger Druckmasch Ag Lockerungsblaeser fuer bogenanleger von bogenrotationsdruckmaschinen
ATE105668T1 (de) * 1989-03-17 1994-05-15 Martin Guy Vereinzelungsvorrichtung fuer ebene boegen mittels einer turbulenzblasduese
JP2533957B2 (ja) * 1990-03-20 1996-09-11 シャープ株式会社 重送防止機能付きシ―ト給送装置
JPH06227692A (ja) * 1993-02-03 1994-08-16 Hitachi Ltd 積層板状物分離搬送装置
NL1002819C2 (nl) * 1996-04-09 1997-10-14 Oce Tech Bv Inrichting voor het losmaken en afvoeren van het bovenste vel van een stapel.
JPH1159895A (ja) * 1997-08-27 1999-03-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 基板取り離し装置およびそれを用いた基板取り離し方法
NL1014351C2 (nl) * 2000-02-10 2001-08-14 Ocu Technologies B V Inrichting voor het positioneren van ontvangstmateriaal tijdens het aanbrengen van een inktbeeld daarop.

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10194492A (ja) * 1996-12-28 1998-07-28 Canon Inc シート給送装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
TW469256B (en) 2001-12-21
EP1090859B1 (en) 2003-05-21
NL1013218C2 (nl) 2001-04-06
EP1090859A1 (en) 2001-04-11
JP2001139174A (ja) 2001-05-22
DE60002811T2 (de) 2004-02-26
US6431538B1 (en) 2002-08-13
DE60002811D1 (de) 2003-06-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2934442B2 (ja) 紙葉類分離給送装置及び紙葉類分離給送方法
EP2385007B1 (en) Suctioning and conveying system
JP4712174B2 (ja) 積層シートの頂部から一枚ずつシートを取出する装置
JP2609773B2 (ja) 枚葉紙加工機における給紙装置
EP3967635A1 (en) Sheet supplying device
JP4772370B2 (ja) コンベヤテーブル
JP5090614B2 (ja) シートを処理する機械、特に印刷機にシートを案内する方法および装置
JPH1035913A (ja) スタックの最上部シートを分離し搬出する装置
JPH06107347A (ja) 給紙装置
JP4584475B2 (ja) エアブロワ手段によって積みパイルから最上位の枚葉紙を分離させるための装置
JP2019081641A (ja) シート供給装置
JP2588482B2 (ja) 積重ねシート順次放出装置
JP3220553B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2019107808A (ja) 印刷装置及び印刷制御方法
JPH0253339B2 (ja)
JP2000177870A (ja) シート紙給送装置
JP2001354345A (ja) 枚葉印刷機のシートガイド装置
JP4003073B2 (ja) 給紙装置
JPH11138752A (ja) 枚葉印刷機のシート案内装置
JPH0616305A (ja) 枚葉紙印刷機の気流発生装置を備えた排紙装置
JP2983977B2 (ja) 印刷機のグリッパ系の領域の枚葉紙案内装置
JP3054896B2 (ja) ***を有する板状体用空気保持装置
JPS6216944A (ja) 給紙装置
JP2871860B2 (ja) 印刷機の排紙装置に設けられた枚葉紙ブレーキ
JP3564348B2 (ja) 枚葉式印刷機の給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070920

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100419

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110323

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees