JP4710472B2 - 車両情報処理装置、車両情報処理装置の検査方法、および車両情報処理装置のid登録方法 - Google Patents

車両情報処理装置、車両情報処理装置の検査方法、および車両情報処理装置のid登録方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両に関連する車両情報を処理するための技術に関し、特に、それぞれ車両情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段を用いた技術に関する。
従来から、車両に設けられた車輪の状態を監視するための装置として、車輪のホイールにそれぞれ装着される複数の送信機と、車両の車体に設けられる受信機とを備えた無線方式の車輪状態監視装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。各送信機は、対応する車輪を構成するタイヤの空気圧等を計測し、計測により得た車輪情報を車体側の受信機に送信する。受信機は、送信機から受信した車輪情報に所定の処理を施す。この場合、送信機の各々には固有の識別データ(ID)が付与されており、各送信機は、車輪情報と自己のIDとを含む信号を送信する。一方、受信機には、当該受信機を備えた車両に関連するすべての送信機のIDが予め登録されている。受信機は、受信した信号に含まれるIDが登録されているIDのうちの1つと一致したときに、受信された信号の処理を実行する。
この車輪状態監視装置において各送信機のIDを受信機に登録する際には、先ず、ケーブルを介して受信機に接続されたコマンダを所望の送信機に近づける。次に、コマンダの操作スイッチを押してコマンダから送信機に対して命令信号(トリガ信号)を送信する。また、操作スイッチのオン状態にある旨は、ケーブルを介して受信機にも伝えられる。送信機は、コマンダからの命令信号に応じて、IDを含む信号を受信機に対して送信する。そして、受信機は、操作スイッチのオン状態にある旨を伝達された状態で送信機からの応答信号を受信すると、受信した信号中のIDを記憶する。
また、この種の車輪状態監視装置において各送信機のIDを受信機に登録するための技術として、タイヤ空気圧を強制的に変化させることによりID登録を実行するシステムも知られている(例えば、特許文献2参照。)。このシステムにおいて、受信機に各送信機のIDを登録する場合、受信機の登録スイッチをONした上で、タイヤの空気バルブの軸部を押すことによりタイヤ内部の空気を抜いてタイヤ空気圧を変化させる。この操作により、車輪に装着されている送信機はタイヤ内部の圧力変化を検出するので、その時点で送信機は直ちに異常送信として受信機にデータを送信する。そして、送信機からの信号が受信機により受信されると、受信されたIDがEEPROMに書き込まれる。
なお、車両用キーレスエントリーシステムの送信機のIDを車体側に登録するための技術として、車体側の受信機に電源の供給が開始されてから所定時間だけ当該受信機を強制的に登録モードに設定する自動車用IDシステムが知られている(例えば、特許文献3参照。)。このシステムにおいて、受信機は、電源の供給が開始されてから所定時間だけ強制的に登録モードに入るように構成されており、受信機が登録モードにある状態でユーザにより送信機が操作されると、送信機のIDが受信機に登録されることになる。
特開2003−276410号公報 特開2000−103209号公報 特開平9−256703号公報
しかしながら、上述のように、ID登録に際して、コマンダを用いたり、各車輪のタイヤ空気圧を順次変化させたりすることは、特別な機器を必要とすると共に極めて手間を要するものであり、車両の製造工程や整備工程における省力化の要請に反する。また、上述のような車輪状態を監視する装置に関しては、送信機の送信状態等を検査する必要があるが、このような検査に際しても、それに要する機器や手間をできるだけ省くことが求められている。
そこで、本発明は、各種検査やID登録の省力化を可能とする車両情報処理装置、車輪情報処理装置の検査方法、および車輪情報処理装置のID登録方法の提供を目的とする。
本発明による車両情報処理装置は、車両に関連する車両情報を処理するための車両情報処理装置において、車両の車輪ごとに設けられており、それぞれ車両情報として車輪に関連する所定の情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段と、各車両情報取得手段から車両情報を受け取って処理する処理手段と、処理手段に電力を供給するための電源とを備え、処理手段は、電源から電力が供給されている状態で検査モードへの移行指令を受け取ると、各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて所定の検査を実行し、検査モードは、移行指令後、処理手段に対する電力供給が禁止はたは開始された回数が所定値を超えるまで継続されることを特徴とする。
この車両情報処理装置に備えられた複数の車両情報取得手段は、それぞれ取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能なものである。また、この車両情報処理装置の処理手段は、電源から電力が供給されている状態で検査モードへの移行指令を受け取ると、各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて所定の検査を実行する。そして、検査モードは、移行指令後、予め定められた条件が成立するまで継続され、当該条件が成立すると終了させられる。従って、この車輪情報処理装置においては、例えば処理手段を所定の機器に接続した上で処理手段に検査モードの移行指令を与えれば、その後は、トリガ信号を発生する機器等の使用や作業員の手作業無しで、各車両情報取得手段による信号の定期送信を利用しながら所定の検査を実行することが可能となる。そして、各車両情報取得手段による信号の定期送信の周期や、例えば製造ラインにおいて検査が実行される工程等を踏まえた上で、検査モードの継続(あるいは終了)条件を定めておけば、基本的に、移行指令後十分な時間が経過した段階で検査が完了していることになる。この結果、この車両情報処理装置によれば、それに関連する各種検査を良好に省力化することが可能となる。
一般に、車両の製造工程や整備工程においては、車両のイグニッションスイッチやこれに類するスイッチが比較的頻繁にON/OFFされ、その都度、処理手段に対する電力供給も許容または禁止される。従って、各車両情報取得手段による信号の定期送信の周期や、例えば製造ラインにおいて検査が実行される工程等を踏まえた上で、検査モードの継続(あるいは終了)条件として、処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数、すなわち電源がOFFまたはONされる回数の上限値を定めておけば、車両の製造あるいは整備中に車両情報処理装置に関連する各種検査を完了させることが可能となる。
また、検査モードは、移行指令後、すべての車両情報取得手段についての検査が完了すると終了させられてもよい。
更に、本発明による車両情報処理装置は、電源から処理手段への電力供給を許容または禁止するためのスイッチと、電源から処理手段への電力供給が禁止されるようにスイッチが操作された後、電源から所定時間だけ処理手段に電力が供給されるようにする手段とを更に備えると好ましい。
この態様のもとでは、例えば車両の製造工程において検査が実行される際に、車両のイグニッションスイッチやこれに類するスイッチがOFFされても、処理手段は、その後所定時間だけ車両情報取得手段からの信号を受信可能となる。従って、この態様によれば、処理手段に対する電力供給が断たれて検査が中断される時間を短縮することができるので、車両情報処理装置に関連する検査を速やかに完了させることが可能となる。
また、処理手段は、車両の車体に設けられているとよい。
本発明による他の車両情報処理装置は、車両に関連する車両情報を処理するための車両情報処理装置において、車両の車輪ごとに設けられており、それぞれ車両情報として車輪に関連する所定の情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段と、各車両情報取得手段から車両情報を受け取って処理する処理手段と、処理手段に電力を供給するための電源とを備え、処理手段は、電源から電力が供給されている状態でID登録モードへの移行指令を受け取ると、各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて各車両情報取得手段についてのID登録を実行し、ID登録モードは、移行指令後、処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えるまで継続されることを特徴とする。
この車両情報処理装置に備えられた複数の車両情報取得手段も、それぞれ取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能なものである。また、この車両情報処理装置の処理手段は、電源から電力が供給されている状態でID登録モードへの移行指令を受け取ると、各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて各車両情報取得手段についてのID登録を実行する。そして、ID登録モードは、移行指令後、予め定められた条件が成立するまで継続され、当該条件が成立すると終了させられる。従って、この車輪情報処理装置においては、処理手段にID登録モードの移行指令を与えれば、その後は、トリガ信号を発生する機器等の使用や作業員の手作業無しで、各車両情報取得手段による信号の定期送信を利用しながら各車両情報取得手段についてのID登録を実行することが可能となる。そして、各車両情報取得手段による信号の定期送信の周期や、例えば製造ラインにおいて検査が実行される工程等を踏まえた上で、ID登録モードの継続(あるいは終了)条件を定めておけば、基本的に、移行指令後十分な時間が経過した段階で各車両情報取得手段についてのID登録が完了していることになる。この結果、この車両情報処理装置によれば、各車両情報取得手段についてのID登録を良好に省力化することが可能となる。
また、ID登録モードは、移行指令後、すべての車両情報取得手段についてのID登録が完了すると終了させられてもよい。
更に、この車両情報処理装置は、電源から処理手段への電力供給を許容または禁止するためのスイッチと、電源から処理手段への電力供給が禁止されるようにスイッチが操作された後、電源から所定時間だけ処理手段に電力が供給されるようにする手段とを更に備えると好ましい。
また、処理手段は、車両の車体に設けられているとよい。
本発明による車両情報処理装置の検査方法は、車両の車輪ごとに設けられており、それぞれ車両情報として車輪に関連する所定の情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段と、各車両情報取得手段から車両情報を受け取って処理する処理手段とを備えた車両情報処理装置の検査方法であって、
(a)各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて所定の検査を実行するための検査モードに処理手段を移行させるステップと、
(b)検査モードへの移行指令後、処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたか否か判定するステップと、
(c)ステップ(b)で処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたと判断された場合に、検査モードを終了させるステップとを含むものである。
また、この方法は、検査モードへの移行指令後、すべての車両情報取得手段についての検査が完了したか否か判定するステップを更に含むとよく、ステップ(c)では、処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたと判断された場合、または、すべての車両情報取得手段についての検査が完了したと判断された場合に、検査モードを終了させると好ましい。
本発明による車両情報処理装置のID登録方法は、車両の車輪ごとに設けられており、それぞれ車両情報として車輪に関連する所定の情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段と、各車両情報取得手段から車両情報を受け取って処理する処理手段とを備えた車両情報処理装置のID登録方法であって、
(a)各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて各車両情報取得手段についてのID登録を実行するためのID登録モードに処理手段を移行させるステップと、
(b)ID登録モードへの移行指令後、処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたか否か判定するステップと、
(c)ステップ(b)で処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたと判断された場合に、ID登録モードを終了させるステップとを含むものである。
また、この方法は、ID登録モードへの移行指令後、すべての車両情報取得手段についてのID登録が完了したか否か判定するステップを更に含むとよく、ステップ(c)では、処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたと判断された場合、または、すべての車両情報取得手段についてのID登録が完了したと判断された場合に、ID登録モードを終了させると好ましい。
本発明によれば、車両情報処理装置における各種検査やID登録の省力化を図ることが可能となる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明による車両情報処理装置を備えた車両を示す概略構成図である。同図に示される車両10は、車体12に設けられた4体の走行車輪14および1体のスペア車輪15と、走行車輪14のうちの操舵輪を操舵する図示されない操舵装置や、これら走行車輪14のうちの駆動輪を駆動する図示されない走行駆動源等を備えるものである。そして、各車輪14,15は、それぞれホイールとタイヤとを含む。
上述の各車輪14,15には、タイヤの空気圧調整用バルブとして機能するTPMSバルブ20が装着されている。各TPMSバルブ20は、ホイールのホイールリムに設けられた取付孔に弾性ゴムからなるグロメット、ワッシャおよびボルト等を介して取り付けられる。TPMSバルブ20の図示されないバルブキャップは、ホイールリムの外側に突出しており、このバルブキャップを取り外して、図示されない弁口に空気供給装置のホースを接続すれば、タイヤの内部空間に空気を供給可能となる。
各TPMSバルブ20は、図示されないハウジングを有している。そして、このハウジング内には、図2に示されるように、空気圧センサ21、車輪側通信機22、制御回路23およびバッテリ24が収容されている。これにより、各TPMSバルブ20は、それぞれ車輪情報としてのタイヤ空気圧を取得すると共に取得した車輪情報を定期的に送信可能な車両情報取得手段としても機能する。空気圧センサ21は、例えば半導体センサであり、タイヤ内部空間内の空気圧を検出する。車輪側通信機22は、空気圧センサ21の検出値を示す信号を所定周期(例えば3分間隔)で定期的に無線送信可能なものである。制御回路23は、ICチップ等に実装されており、空気圧センサ21や車輪側通信機22を制御する。バッテリ24は、空気圧センサ21、車輪側通信機22および制御回路23に電力を供給する。なお、TPMSバルブ20は、タイヤの内部空間の空気温度を検出する温度センサや、前後加速度センサ、横Gセンサ、接地圧センサ等を更に備えるものであってもよい。
また、本実施形態の車両10では、各車輪14のTPMSバルブ20に含まれる車輪側通信機22に対して、それぞれ固有のIDコードが付与されている。本実施形態では、例えば、右前方の車輪14に装着されるTPMSバルブ20の車輪側通信機22にIDコード=1が付与され、左前方の車輪14に装着されるTPMSバルブ20の車輪側通信機22にIDコード=2が付与され、右後方の車輪14に装着されるTPMSバルブ20の車輪側通信機22にIDコード=3が付与され、左後方の車輪14に装着されるTPMSバルブ20の車輪側通信機22にIDコード=4が付与され、スペア車輪15に装着されるTPMSバルブ20の車輪側通信機22にIDコード=5が付与されている。そして、各車輪側通信機22から定期送信される信号には、空気圧センサ21による検出値と共に、送信元の車輪側通信機22を示すIDコードが含まれる。すなわち、各車輪側通信機22は、空気圧センサ21による検出値と自己のIDコードとを情報として含む信号を所定周期で定期的に送信する。なお、このような車輪側通信機22の信号の定期送信は、ホイールにタイヤを装着することにより構成された車輪14にTPMSバルブ20が装着され、アセンブリとして工場から出荷された段階から開始されている。
一方、車両10の車体12には、図1および図2に示されるように、TPMSバルブ20の車輪側通信機22から送信される情報を用いて各種制御を実行する処理手段としての電子制御ユニット(以下「ECU」という)30が搭載されている。ECU30は、各種演算処理を実行するCPU、各種制御プログラムを格納するROM、データ格納やプログラム実行のためのワークエリアとして利用されるRAM、入出力インターフェース、記憶装置等を備えるものである。そして、当該ECU30には、図1に示されるように、車体側通信機25、センサ群26および警報装置27が接続されている。更に、ECU30は、車両10のイグニッションスイッチ28を介して車載バッテリ29と接続されている。イグニッションスイッチ28がONされると、車載バッテリ29から車体側通信機25、センサ群26、警報装置27およびECU30等に電力が供給される。
車体側通信機25は、各車輪14のTPMSバルブ20に含まれる車輪側通信機22との間で信号の送受信を行うものであり、車輪側通信機22から無線送信された信号を受信してECU30に与える。センサ群26には、例えば、車輪14ごとに設けられて対応する車輪14の速度を検出する図示されない車輪速センサ等が含まれる。警報装置27は、ECU30の制御のもと、所定条件下でドライバーに警報を発するものであり、例えば、車両10のインストルメンツパネルに設けられている警告表示装置等が含まれる。
本発明による車両情報処理装置は、主として、上述の車輪側通信機22を含む各TPMSバルブ20と、車体側通信機25やECU30等とにより構成される。車両10の走行中等には、各TPMSバルブ20の空気圧センサ21により車輪14,15の空気圧が検出され、各車輪側通信機22から、空気圧センサ21の検出値と自己のIDとを示す信号が車体側通信機25に定期的に無線送信される。そして、車体側通信機25により車輪側通信機22からの信号が受信されると、ECU30は、車体側通信機25により受信された信号に含まれるIDがその記憶装置に記憶(登録)されているIDのうちの1つと一致したときに、受信された信号を用いた所定の処理を実行する。従って、車両情報処理装置を機能させるためには、車両10の出荷時までに、各TPMSバルブ20の車輪側通信機22のIDをECU30に登録しておくことが必要となる。そこで、次に、図3を参照しながら、上述の車両10に設けられている各TPMSバルブ20の車輪側通信機22のIDを車体側に登録する手順について説明する。
本実施形態の車両10において、各TPMSバルブ20の車輪側通信機22のID登録は、車輪14,15、ECU30等が車体12に対して実装された後の車両10の製造ライン上にて、あるいは、車両10の点検整備時等に実行される。この場合、図3に示されるように、まず、作業員の手により、ECU30が管理PC等と接続され、車載バッテリ29から電力が供給された状態にあるECU30がID登録モードに設定される(S10)。ID登録モードへの移行指令を受け取ると、ECU30のCPUは、予め記憶装置に記憶されているID登録プログラムを起動させる。そして、ECU30は、移行指令後に車両10の製造工程においてイグニッションスイッチ28がOFFされた回数、すなわちECU30に対する電力供給が禁止された回数(電源OFF回数)を読み出すと共に、読み出した電源OFF回数が予め定められた閾値n以下であるか否か判定する(S12)。
電源OFF回数が閾値n以下であると判断すると(S12におけるYes)、ECU30は、各車輪14,15に設けられているTPMSバルブ20の車輪側通信機22の何れかから定期送信される信号が車体側通信機25によって受信されたか否か判定する(S14)。車体側通信機25が何れの車輪側通信機22からも信号を受信していないと判断した場合(S14におけるNo)、ECU30は、再度S12移行の処理を実行する。
車体側通信機25が何れかの車輪側通信機22から信号を受信したと判断した場合(S14におけるYes)、ECU30は、車体側通信機25により受信された信号に含まれるIDを記憶装置のIDコード記憶領域に記憶・登録させる(S16)。S16におけるID登録を実行すると、ECU30は、すべての車輪14,15のTPMSバルブ20(車輪側通信機22)についてID登録が完了したか否か判定する(S18)。すべての車輪14,15についてID登録が完了したと判断すると(S18におけるYes)、ECU30は、ID登録モードを終了させ(S20)、これにより、図3のルーチンが終了する。
また、すべての車輪14,15についてID登録が完了していないと判断すると(S18におけるNo)、ECU30は、再度S12以降の処理を実行する。この場合、電源OFF回数が上記閾値n以下である場合(S12におけるYes)、S14およびS16の処理を経て、車体側通信機2により受信された信号に含まれるIDが記憶装置のIDコード記憶領域に記憶されていく。また、電源OFF回数が上記閾値nを上回っていると判断した場合(S12におけるNo)、ECU30は、ID登録モードを終了させ(S20)、これにより、図3のルーチンが終了する。
このように、本実施形態の車両10では、各車輪14,15に設けられた複数のTPMSバルブ20の車輪側通信機22が、それぞれ取得した車輪と自己のIDとを定期的に送信可能なものであり、ECU30は、車載バッテリ29から電力が供給されている状態でID登録モードへの移行指令を受け取ると、各車輪側通信機22から定期的に送信される信号に基づいて各TPMSバルブ20(車輪側通信機22)についてのID登録を実行する。そして、ID登録モードは、移行指令後、予め定められた条件(S12およびS18)が成立するまで継続され、当該条件が成立すると終了させられる。すなわち、本実施形態の車両10では、ECU30にID登録モードの移行指令を与えれば、その後は、トリガ信号を発生する機器等の使用や作業員の手作業無しで、各TPMSバルブ20の車輪側通信機22による信号の定期送信を利用しながら各TPMSバルブ20(車輪側通信機22)についてのID登録を実行することが可能となる。
そして、S18にて全TPMSバルブ20(車輪側通信機22)についてのID登録が完了したか否かの判定処理を行う他に、各車輪側通信機22による信号の定期送信の周期や、例えば製造ラインにおいて検査が実行される工程等を踏まえた上で、S12におけるID登録モードの継続(あるいは終了)条件を定めておけば、基本的に、ID登録モードへの移行指令後十分な時間が経過した段階で各TPMSバルブ20(車輪側通信機22)についてのID登録がほぼ確実に完了していることになる。
すなわち、一般に、車両の製造工程や整備工程においては、イグニッションスイッチやこれに類するスイッチが比較的頻繁にON/OFFされ、その都度、ECUに対する電力供給も許容または禁止される。従って、各車輪側通信機22による信号の定期送信の周期や、製造ラインにおいて検査が実行される工程等を踏まえた上で、ID登録モードの継続(あるいは終了)条件として、ECU30に対する電力供給が禁止された回数、すなわち電源OFF回数の上限値nを定めておけば、車輪側通信機22、車体側通信機25およびECU30に何らかの異常がない限り、車両10の製造あるいは整備中に全TPMSバルブ20(車輪側通信機22)についてのID登録をほぼ確実に完了させることが可能となる。なお、上述のS12では、電源OFF回数が予め定められた閾値n以下であるか否か判定される代わりに、電源ON回数が予め定められた閾値以下であるか否か判定されてもよく、このような態様によっても、車両10の製造あるいは整備中に全TPMSバルブ20(車輪側通信機22)についてのID登録をほぼ確実に完了させることが可能となる。
この結果、本実施形態の車両10では、各車両情報取得手段についてのID登録を良好に省力化することが可能となる。なお、図3のルーチンは、車両10の製造工程や整備工程においてイグニッションスイッチがOFFされた時点、すなわちECU30への電力供給が禁止された時点で一旦中断されるが、その後、イグニッションスイッチがONされ、ECU30に電力が供給されるようになると再開される。
上述のようにして、各車輪14,15に設けられたTPMSバルブ20の車輪側通信機22についてのID登録が完了すると、次に、各TPMSバルブ20の車輪側通信機22についての検査が実行される。この検査は、上述のID登録の完了後、製造ライン上にて、あるいは、車両10の点検整備時等に実行される。図4は、車両10に設けられている各TPMSバルブの車輪側通信機を検査する手順を説明するためのフローチャートである。
各車輪側通信機22の検査に際しては、図4に示されるように、まず、作業員の手により、ECU30が管理PC等と接続され、車載バッテリ29から電力が供給された状態にあるECU30が検査モードに設定される(S30)。検査モードへの移行指令を受け取ると、ECU30のCPUは、予め記憶装置に記憶されている検査プログラムを起動させ、各TPMSバルブ20の車輪側通信機22についてのテストフラグをONする(S31)。これにより、管理PCの表示部あるいはインストルメンツパネル上に、車輪側通信機22ごとに所定のダイアグノーシスコードが表示される。次いで、ECU30は、移行指令後に車両10の製造工程においてイグニッションスイッチ28がOFFされた回数、すなわち電源OFF回数を読み出すと共に、読み出した電源OFF回数が予め定められた閾値n以下であるか否か判定する(S32)。
電源OFF回数が閾値n以下であると判断すると(S32におけるYes)、ECU30は、各車輪14,15に設けられているTPMSバルブ20の車輪側通信機22の何れかから定期送信される信号が車体側通信機25によって受信されたか否か判定する(S34)。車体側通信機25が何れの車輪側通信機22からも信号を受信していないと判断した場合(S34におけるNo)、ECU30は、再度S32移行の処理を実行する。
車体側通信機25が何れかの車輪側通信機22から信号を受信したと判断した場合(S34におけるYes)、ECU30は、車体側通信機25により受信された信号の情報に基づいて当該車輪側通信機22のデータ送信状態や空気圧センサ21の検出状態等についての検査を実行した上で、車体側通信機25により受信された信号に含まれるIDに対応する車輪側通信機22(TPMSバルブ20)についてのテストフラグをOFFする(S36)。これにより、管理PCの表示部あるいはインストルメントパネルに表示されていた当該車輪側通信機22についてのダイアグノーシスコードは消去される。そして、S34の処理を実行すると、ECU30は、すべての車輪14,15の車輪側通信機22についての検査が完了したか否か判定する(S38)。すべての車輪14,15について検査が完了したと判断すると(S38におけるYes)、ECU30は、検査モードを終了させ(S40)、これにより、図4のルーチンが終了する。
また、すべての車輪14,15について検査が完了していないと判断すると(S38におけるNo)、ECU30は、再度S32以降の処理を実行する。この場合、電源OFF回数が上記閾値n以下である場合(S32におけるYes)、S34およびS36の処理を経て、車輪側通信機22についての検査が実行されていく。また、電源OFF回数が上記閾値nを上回っていると判断した場合(S32におけるNo)、ECU30は、検査モードを終了させ(S40)、これにより、図4のルーチンが終了する。
このように、本実施形態の車両10において、ECU30は、車載バッテリ29から電力が供給されている状態で検査モードへの移行指令を受け取ると、各車輪側通信機22から定期的に送信される信号に基づいて各TPMSバルブ20の車輪側通信機22についての検査を実行する。そして、検査モードは、移行指令後、予め定められた条件(S32およびS38)が成立するまで継続され、当該条件が成立すると終了させられる。すなわち、本実施形態の車両10では、ECU30に検査モードの移行指令を与えれば、その後は、トリガ信号を発生する機器等の使用や作業員の手作業無しで、車輪側通信機22による信号の定期送信を利用しながら各車輪側通信機22についての検査を実行することが可能となる。
そして、S38にて全車輪側通信機22についての検査が完了したか否かの判定処理を行う他に、各車輪側通信機22による信号の定期送信の周期や、例えば製造ラインにおいて検査が実行される工程等を踏まえた上で、S32における検査モードの継続(あるいは終了)条件を定めておけば、基本的に、検査モードへの移行指令後十分な時間が経過した段階で各TPMSバルブ20の車輪側通信機22についての検査がほぼ確実に完了していることになる。
すなわち、車両の製造工程や整備工程においては、イグニッションスイッチやこれに類するスイッチが比較的頻繁にON/OFFされ、その都度、ECUに対する電力供給も許容または禁止される。従って、各車輪側通信機22による信号の定期送信の周期や、製造ラインにおいて検査が実行される工程等を踏まえた上で、検査モードの継続(あるいは終了)条件として、ECU30に対する電力供給が禁止された回数、すなわち電源OFF回数の上限値nを定めておけば、車輪側通信機22、車体側通信機25およびECU30に何らかの異常がない限り、車両10の製造あるいは整備中に全TPMSバルブ20(車輪側通信機22)についての検査をほぼ確実に完了させることが可能となる。なお、上述のS32では、電源OFF回数が予め定められた閾値n以下であるか否か判定される代わりに、電源ON回数が予め定められた閾値以下であるか否か判定されてもよく、このような態様によっても、車両10の製造あるいは整備中に全TPMSバルブ20(車輪側通信機22)についての検査をほぼ確実に完了させることが可能となる。
この結果、本実施形態の車両10では、各TPMSバルブ20の車輪側通信機22等についての検査をも良好に省力化することが可能となる。なお、図4のルーチンも、車両10の製造工程や整備工程においてイグニッションスイッチがOFFされた時点、すなわちECU30への電力供給が禁止された時点で一旦中断されるが、その後、イグニッションスイッチがONされ、ECU30に電力が供給されるようになると再開される。
図5は、本発明による車両情報処理装置の変形例を説明するためのブロック図である。図5に例示されるECU300は、車載バッテリ29からの電力供給を許容または禁止するためのイグニッションスイッチ28がOFFされても、その後所定時間だけ車載バッテリ29から電力の供給を受けることができるように構成されたものである。
すなわち、図5のECU300は、電力供給用の端子として、バッテリ側端子301とIG側端子302とを有している。バッテリ側端子301は、ECU300のCPU310に接続されると共に、車載バッテリ29の正端子に接続される。また、IG側端子302は、ECU300のCPU310に接続されると共に、イグニッションスイッチ28の一方の端子に接続される。イグニッションスイッチ28の他方の端子は、車載バッテリ29の正端子に接続される。また、バッテリ側端子301とCPU310とを結ぶ導線には、通常OFF状態にあるトランジスタ等のスイッチング素子303が接続されており、バッテリ側端子301は、スイッチング素子303を介してICチップ等の給電対象とも接続されている。そして、CPU310は、タイマ311を内蔵しており、イグニッションスイッチ28がOFFされた場合、スイッチング素子303をONすると共に、その後にタイマ311の計時時間が所定値になると、スイッチング素子303をOFFする。
これにより、イグニッションスイッチ28がONされている状態では、バッテリ側端子301は電力供給用の端子としては機能せず、IG側端子302を介してCPU310や他の給電対象に車載バッテリ29から電力が供給されることになる。また、イグニッションスイッチ28がOFFされると、IG側端子302は電力供給用の端子としては機能しなくなるが、スイッチング素子303が所定時間だけONされるので、その間、バッテリ側端子301を介してCPU310や他の給電対象に車載バッテリ29から電力が供給されることになる。この結果、例えば車両の製造工程において各TPMSバルブ20の車輪側通信機22についての検査やID登録が実行される際、イグニッションスイッチ28やこれに類するスイッチがOFFされても、その後所定時間だけECU300には車載バッテリ29から電力が供給されるので、ECU300は、各車輪側通信機22からの信号を受信することができる。従って、図5の構成を採用すれば、ECU300に対する電力供給が断たれて検査が中断される時間を短縮することができるので、各TPMSバルブ20の車輪側通信機22についての検査やID登録を速やかに完了させることが可能となる。
なお、上記説明において、車両情報取得手段は、車両の車輪ごとに設けられるTPMSバルブ20であるとされたが、これに限られるものではない。すなわち、車両情報取得手段は、車体に設けられて、車体あるいは車外の処理手段と無線通信を行うものであってもよい。また、上述のECU30やECU300は、車輪や車外に設けられるものであってもよい。
本発明による車両情報処理装置を備えた車両を示す概略構成図である。 図1の車両に含まれるTPMSバルブを説明するためのブロック図である。 図1の車両に設けられている各TPMSバルブの車輪側通信機のIDを車体側に登録する手順を説明するためのフローチャートである。 図1の車両に設けられている各TPMSバルブの車輪側通信機を検査する手順を説明するためのフローチャートである。 本発明による車両情報処理装置の変形例を説明するためのブロック図である。
符号の説明
10 車両、12 車体、14、走行車輪、15 スペア車輪、20 TPMSバルブ、21 空気圧センサ、22 車輪側通信機、23 制御回路、24 バッテリ、25 車体側通信機、26 センサ群、27 警報装置、28 イグニッションスイッチ、29 車載バッテリ、30,300 ECU、301 バッテリ側端子、302 IG側端子、303 スイッチング素子、310 CPU、311 タイマ。

Claims (10)

  1. 車両に関連する車両情報を処理するための車両情報処理装置において、
    前記車両の車輪ごとに設けられており、それぞれ車両情報として車輪に関連する所定の情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段と、
    前記各車両情報取得手段から車両情報を受け取って処理する処理手段と、
    前記処理手段に電力を供給するための電源とを備え、
    前記処理手段は、前記電源から電力が供給されている状態で検査モードへの移行指令を受け取ると、前記各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて所定の検査を実行し、前記検査モードは、前記移行指令後、前記処理手段に対する電力供給が禁止はたは開始された回数が所定値を超えるまで継続されることを特徴とする車両情報処理装置。
  2. 前記検査モードは、前記移行指令後、すべての車両情報取得手段についての検査が完了すると終了させられることを特徴とする請求項1に記載の車両情報処理装置。
  3. 前記電源から前記処理手段への電力供給を許容または禁止するためのスイッチと、
    前記電源から前記処理手段への電力供給が禁止されるように前記スイッチが操作された後、前記電源から所定時間だけ前記処理手段に電力が供給されるようにする手段とを更に備えることを特徴とする請求項1または2に記載の車両情報処理装置。
  4. 記処理手段は、前記車両の車体に設けられていることを特徴とする請求項1からの何れかに記載の車両情報処理装置。
  5. 車両に関連する車両情報を処理するための車両情報処理装置において、
    前記車両の車輪ごとに設けられており、それぞれ車両情報として車輪に関連する所定の情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段と、
    前記各車両情報取得手段から車両情報を受け取って処理する処理手段と、
    前記処理手段に電力を供給するための電源とを備え、
    前記処理手段は、前記電源から電力が供給されている状態でID登録モードへの移行指令を受け取ると、前記各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて前記各車両情報取得手段についてのID登録を実行し、前記ID登録モードは、前記移行指令後、前記処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えるまで継続されることを特徴とする車両情報処理装置。
  6. 前記ID登録モードは、前記移行指令後、すべての車両情報取得手段についてのID登録が完了すると終了させられることを特徴とする請求項5に記載の車両情報処理装置。
  7. 前記電源から前記処理手段への電力供給を許容または禁止するためのスイッチと、
    前記電源から前記処理手段への電力供給が禁止されるように前記スイッチが操作された後、前記電源から所定時間だけ前記処理手段に電力が供給されるようにする手段とを更に備えることを特徴とする請求項5または6に記載の車両情報処理装置。
  8. 記処理手段は、前記車両の車体に設けられていることを特徴とする請求項からの何れかに記載の車両情報処理装置。
  9. 車両の車輪ごとに設けられており、それぞれ車両情報として車輪に関連する所定の情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段と、各車両情報取得手段から車両情報を受け取って処理する処理手段とを備えた車両情報処理装置の検査方法であって、
    (a)前記各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて所定の検査を実行するための検査モードに前記処理手段を移行させるステップと、
    (b)前記検査モードへの移行指令後、前記処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたか否か判定するステップと、
    (c)ステップ(b)で前記処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたと判断された場合に、前記検査モードを終了させるステップと
    前記検査モードへの移行指令後、すべての車両情報取得手段についての検査が完了したか否か判定するステップと、を含み、
    ステップ(c)では、前記処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたと判断された場合、または、すべての車両情報取得手段についての検査が完了したと判断された場合に、前記検査モードを終了させる車両情報処理装置の検査方法。
  10. 車両の車輪ごとに設けられており、それぞれ車両情報として車輪に関連する所定の情報を取得すると共に取得した車両情報と自己のIDとを定期的に送信可能な複数の車両情報取得手段と、各車両情報取得手段から車両情報を受け取って処理する処理手段とを備えた車両情報処理装置のID登録方法であって、
    (a)前記各車両情報取得手段から定期的に送信される信号に基づいて前記各車両情報取得手段についてのID登録を実行するためのID登録モードに前記処理手段を移行させるステップと、
    (b)前記ID登録モードへの移行指令後、前記処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたか否か判定するステップと、
    (c)ステップ(b)で前記処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたと判断された場合に、前記ID登録モードを終了させるステップと
    前記ID登録モードへの移行指令後、すべての車両情報取得手段についてのID登録が完了したか否か判定するステップと、を含み、
    ステップ(c)では、前記処理手段に対する電力供給が禁止または開始された回数が所定値を超えたと判断された場合、または、すべての車両情報取得手段についてのID登録が完了したと判断された場合に、前記ID登録モードを終了させる車両情報処理装置のID登録方法。
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