JP4709250B2 - 携帯電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、回転ダイヤルを有する携帯電子機器に関する。
携帯電子機器としての携帯電話機において、より直感的なユーザインターフェースが要求されている。ここで、ヒンジ部を有するフォルダタイプの携帯電話機において、ヒンジ部にボリューム切り替え等に用いる回転ダイヤルを設けた携帯電話機が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
近年、携帯電話機は、通信・通話機能のみならずテレビやラジオを視聴する機能も搭載され多機能化されている。
ここで、携帯電話機において、テレビ視聴機能等の機能が選択されていない場合には、通信・通話の待受画面がトップ画面として表示される。
そして、ユーザが所定の操作を行うことにより、待受画面から他の機能を選択するメニュー選択画面に移行すると共に、当該選択メニュー画面においてユーザが所定の機能を選択することで所望の機能を起動させることができる。
しかし、メニュー選択画面には、多数の機能が列記されるため不慣れなユーザにとってはスムースな操作が困難であり、携帯電話機自体の使用について抵抗を感じる場合があった。
ところで、デジタルカメラにおいては、回転ダイヤルによってメニュー選択を行うものが知られている。この回転ダイヤルには、ムービー機能(動画を記録する機能)や、連写機能(静止画撮影を短時間に複数行う機能)等の撮影作業を補助するメニューが選択可能に割り当てられている(例えば、特許文献2を参照。)。
特開平6−90200号公報 特開2001−245189号公報
現在、携帯電話機においては、デジタルカメラに用いられているような回転ダイヤルによる複数メニューの選択方式は採用されていない。
また、携帯電話機には、デジタルカメラにはない特有の機能(通信・通話機能)が含まれており、トップ画面としての通信・通話の待受画面が表示されるという相違点がある。
本発明は、回転ダイヤル部を備えることにより、直感的な操作が可能な携帯電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、第1面を有する第1筐体片と、第2面を有する第2筐体片と、前記第1面と前記第2面とが対向するように近接して配置される閉状態と前記第1面と前記第2面とが互いに離間して配置される開状態とに前記第1筐体片と前記第2筐体片とを開閉軸を中心に開閉可能に連結するヒンジ機構と、を有する筐体と、前記筐体に回転軸を中心に回転可能に取り付けられる回転ダイヤル部と、前記筐体に前記開状態及び前記閉状態の双方の状態において外部から視認可能な位置に設けられ、前記回転ダイヤル部の回転位置に対する目印となる目印部と、前記回転ダイヤル部の回転位置に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動可能な状態にする制御部と、を備え、前記第1筐体片は、前記第1面に配置される操作部を有し、前記第2筐体片は、前記第2面に配置される第1表示部を有し、かつ、前記第2面と反対側に配置される第2表示部を有し、前記制御部は、前記開状態において、前記回転ダイヤル部における回転位置に基づいて起動された一のアプリケーションに対応した画像を前記第1表示部に表示させ、前記閉状態において、前記起動された一のアプリケーションに対応した画像を前記第2表示部に表示させ、かつ、前記開状態の場合に比べて起動可能なアプリケーションを制限する携帯電子機器に関する。
また、前記回転ダイヤル部における回転量を検出する回転量検出部と、を備え、前記制御部は、前記回転量検出部により検出された前記回転ダイヤル部における回転量に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動させることが好ましい。
また、前記回転ダイヤル部は、前記回転軸が前記ヒンジ機構における前記開閉軸と同軸になるよう前記筐体に取り付けられ、前記ヒンジ機構は、前記第1筐体片及び/又は前記第2筐体片の一部を構成する連結部に収容され、前記連結部は、前記筐体が開状態及び閉状態の双方において外部に露出される露出部を有し、前記目印部は、前記露出部に形成されることが好ましい。
また、前記露出部は、前記第1筐体片に形成され、前記回転ダイヤル部は、前記第1筐体片における露出部に隣接する位置に取り付けられることが好ましい。
また、前記回転ダイヤル部は、前記回転軸が前記ヒンジ機構における前記開閉軸と同軸になるよう前記筐体に取り付けられ、前記ヒンジ機構は、前記第1筐体片及び/又は前記第2筐体片の一部を構成する連結部に収容され、前記連結部は、前記開状態において露出される第1露出部と、前記閉状態において露出される第2露出部と、を有し、前記目印部は、前記第1露出部に形成される第1目印部と、前記第2露出部に形成される第2目印部と、を有することが好ましい。
また、前記第1露出部及び第2露出部は、前記第2筐体片に形成され、前記回転ダイヤル部は、前記第1筐体片であって該第1筐体片の所定部分を挟んで第1露出部及び第2露出部と対向する位置に取り付けられることが好ましい。
また、前記閉状態において、前記回転ダイヤル部は、前記制限されたアプリケーションを起動する回転位置への回転が制限されることが好ましい。
また、本発明は、表示部と、前記表示部が固定され開閉可能に連結される筐体と、前記筐体に回転自在に取り付けられる回転ダイヤル部と、前記回転ダイヤル部における回転位置を検出する回転検出部と、複数のアプリケーションのうちいずれかを選択的に起動可能な制御部と、を備え、前記回転ダイヤル部は、表面に複数の指標が設けられると共に、前記筐体の開状態でも閉状態でも露出する位置に回転可能に取り付けられており、前記筐体は、前記開状態でも前記閉状態でも露出する位置に前記複数の指標のいずれかを指し示す目印が配され、前記制御部は、前記回転検出部により前記回転位置が検出されると、前記複数の指標のうち、前記目印により指し示される指標に対応する所定のアプリケーションを起動し、前記開状態において、前記回転ダイヤル部における回転位置に基づいて起動された一のアプリケーションに対応した画像を第1表示部に表示させ、前記閉状態において、前記起動された一のアプリケーションに対応した画像を前記第1表示部が形成されている面とは反対側に配置される第2表示部に表示させ、かつ、前記開状態の場合に比べて起動可能なアプリケーションを制限する携帯電子機器に関する。
また、本発明は、第1面を有する第1筐体片と、第2面を有する第2筐体片と、前記第1面と前記第2面とが対向するように近接して配置される閉状態と前記第1面と前記第2面とが互いに離間して配置される開状態とに前記第1筐体片と前記第2筐体片とを開閉軸を中心に開閉可能に連結するヒンジ機構と、を有する筐体と、前記筐体に回転軸を中心に回転可能に取り付けられる回転ダイヤル部と、前記筐体に前記開状態及び前記閉状態の双方の状態において外部から視認可能な位置に設けられ、前記回転ダイヤル部の回転位置に対する目印となる目印部と、前記回転ダイヤル部の回転位置に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動可能な状態にする制御部と、を備え、前記回転ダイヤル部は、前記回転軸が前記ヒンジ機構における前記開閉軸と同軸になるよう前記筐体に取り付けられ、前記ヒンジ機構は、前記第1筐体片の先端部及び前記第2筐体片の下端部を連結する連結部に収容され、前記第2筐体片の下端部は、前記開状態において露出される第1露出部と、前記閉状態において露出される第2露出部と、を有し、前記目印部は、前記第1露出部に形成される第1目印部と、前記第2露出部に形成される第2目印部と、を有する携帯電子機器に関する。
また、本発明は、表示部と、前記表示部が固定され開閉可能に連結される筐体と、前記筐体に回転自在に取り付けられる回転ダイヤル部と、前記回転ダイヤル部における回転位置を検出する回転検出部と、複数のアプリケーションのうちいずれかを選択的に起動可能な制御部と、を備え、前記回転ダイヤル部は、表面に複数の指標が設けられると共に、前記筐体の開状態でも閉状態でも露出する位置に回転可能に取り付けられており、前記筐体は、前記開状態でも前記閉状態でも露出する位置に前記複数の指標のいずれかを指し示す目印が配され、前記制御部は、前記回転検出部により前記回転位置が検出されると、前記複数の指標のうち、前記目印により指し示される指標に対応する所定のアプリケーションを起動し、前記筐体は、操作部を有する第1筐体片と、前記表示部を有する第2筐体片から構成され、前記目印は、前記第1筐体片と連結される前記第2筐体片の端部であって、前記開状態において露出される部分と、前記閉状態において露出される部分にそれぞれ形成されている携帯電子機器に関する。
また、本発明は、第1面を有する第1筐体片と、第2面を有する第2筐体片と、前記第1面と前記第2面とが対向するように近接して配置される閉状態と前記第1面と前記第2面とが互いに離間して配置される開状態とに前記第1筐体片と前記第2筐体片とを開閉軸を中心に開閉可能に連結するヒンジ機構と、を有する筐体と、前記筐体に回転軸を中心に回転可能に取り付けられる回転ダイヤル部と、前記筐体に前記開状態及び前記閉状態の双方の状態において外部から視認可能な位置に設けられ、前記回転ダイヤル部の回転位置に対する目印となる目印部と、前記回転ダイヤル部の回転位置に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動可能な状態にする制御部と、を備え、前記回転ダイヤル部は、前記回転軸が前記ヒンジ機構における前記開閉軸と同軸になるよう前記筐体に取り付けられ、前記ヒンジ機構は、前記第1筐体片の先端部及び前記第2筐体片の下端部を連結する連結部に収容され、前記第1筐体片の先端部は、前記開状態においても前記閉状態においても露出される露出部を有し、前記目印部は、前記露出部に形成される携帯電子機器に関する。
また、本発明は、表示部と、前記表示部が固定され開閉可能に連結される筐体と、前記筐体に回転自在に取り付けられる回転ダイヤル部と、前記回転ダイヤル部における回転位置を検出する回転検出部と、複数のアプリケーションのうちいずれかを選択的に起動可能な制御部と、を備え、前記回転ダイヤル部は、表面に複数の指標が設けられると共に、前記筐体の開状態でも閉状態でも露出する位置に回転可能に取り付けられており、前記筐体は、前記開状態でも前記閉状態でも露出する位置に前記複数の指標のいずれかを指し示す目印が配され、前記制御部は、前記回転検出部により前記回転位置が検出されると、前記複数の指標のうち、前記目印により指し示される指標に対応する所定のアプリケーションを起動し、前記筐体は、操作部を有する第1筐体片と、前記表示部を有する第2筐体片から構成され、前記目印は、前記第2筐体片と連結される前記第1筐体片の端部であって、前記開状態においても前記閉状態においても露出される部分に形成されている携帯電子機器に関する。
本発明は、回転ダイヤル部を備えることにより、直感的な操作が可能な携帯電話機を提供することを目的とする。
以下、本発明の実施の形態について説明する。まず、図1から図7により、携帯電話機1における構成について説明する。図1は、本発明に係る携帯電話機の一例である携帯電話機1の外観図を示す。また、図2は、携帯電話機1の閉状態における表示部側筐体3から見たときの外観図を示す。また、図3は、携帯電話機1の閉状態における操作部側筐体2から見たときの外観図を示す。また、図4は、回転ダイヤル部付近の拡大図を示す。また、図5は、回転ダイヤル部の機能を示す図である。図6は、回転ダイヤル部における裏面41Cから見た平面図である。図7は、回転ダイヤル部41に形成された位置ポイント43とカウント部44との関係を説明する図である。
携帯電話機1は、図1に示すように、第1面としての第1表面部10を有する第1筐体片としての操作部側筐体2と、第2面としての第2表面部20を有する第2筐体片としての表示部側筐体3と、を備える。操作部側筐体2の上端部と表示部側筐体3の下端部とは、連結部4に配置され開閉軸を中心に開閉可能なヒンジ機構4Aを介して連結される。
携帯電話機1は、ヒンジ機構4Aを介して連結された操作部側筐体2と表示部側筐体3とを相対的に回転することにより、操作部側筐体2における第1表面部10と表示部側筐体3における第2表面部20とが互いに離間した開状態と、操作部側筐体2における第1表面部10と操作部側筐体2における第2表面部20とが互いに対向して近接配置された閉状態とに開閉軸を中心に開閉可能に構成される。携帯電話機1における開閉状態は、操作部側筐体2に配置される不図示の磁石と、操作部側筐体2に配置される不図示のホール素子とにより構成される開閉センサ300(図8参照)により検出される。
また、携帯電話機1は、ヒンジ機構4Aと略同軸に設定された回転軸Zを中心に回転可能に取り付けられた回転ダイヤル部41が配置される。
連結部4は、操作部側筐体2の一部と、表示部側筐体3の一部とにより構成される。連結部4を構成する操作部側筐体2の一部は、図1及び図2に示すように、開状態及び閉状態の双方において外部に露出する露出部120を有する。露出部120には、後述する回転ダイヤル部41の回転量に対する目印となる目印42が形成される。目印部としての目印42は、回転ダイヤル部41の回転量に対する目印となる。
操作部側筐体2は、第1表面部10Aと第1裏面部10Bとを有する。操作部側筐体2における第1表面部10Aには、図1に示すように、閉状態にて隠れる操作部11と、使用者が通話時に発した音声が入力されるマイク12とが配置される。操作部側筐体2における第1裏面部10Bには、図3に示すように、被写体を撮像するCCD(Charge Coupled Device)カメラ等により構成される撮像部17と、一定の光量を出力する発光部18とが形成される。
操作部11は、各種設定や電話帳機能やメール機能等の各種機能(アプリケーション)を動作させるためのキー、オフフックキーや、オンフックキーを含む機能設定操作ボタン13と、電話番号の数字やメール等の文字等を入力するための入力操作ボタン14と、各種操作における決定やスクロール等を行う決定操作ボタン15と、ボリュームコントロール等を行うコントロールボタン16と、から構成される。
ここで、携帯電話機1には、所定の機能(アプリケーション)を選択する操作部材として上述の機能設定操作ボタン13のほか、後に詳述する回転ダイヤル部41が配置される。
また、操作部側筐体2は、キー構造部と、キー基板と、ケース体と、基準電位パターン層及び携帯電話機用のRF(Radio Frequency)モジュール等の各種電子部品を備える回路基板と、アンテナ部と、充電池80と、後述する回転ダイヤル部41における回転量を検出するために用いられるカウント部44(図7参照)と、を収容する。
表示部側筐体3における第2表面部20には、各種情報を表示するための第1表示部としてのディスプレイ21と、通話の相手側の音声を出力する音声出力部22と、が配置される。
ディスプレイ21は、トップ画面として通信・通話待受画像を表示する。また、ディスプレイ21は、機能の内容を示す画像を含むメニュー画像M(図11参照)が表示可能に構成される。詳細には、ディスプレイ21には、後述するタッチセンサ200(図8参照)が回転ダイヤル部41に指等の導電体が接触したことを検出した場合、メニュー画像Mが表示される。
メニュー画像Mは、目印42の横に並ぶ選択位置Sに配置された後述のアイコンIに対応する機能(アプリケーション)の内容を示す画像(文字を含む)を含んで構成される。メニュー画像Mは、開状態において操作部11及びディスプレイ21側から見た回転ダイヤル部41における機能表示部41Bの表示態様と類似して構成される。本実施形態においては、メニュー画像Mは、アプリケーションに対応する機能の名称(略称)を含んで構成される。メニュー画像Mは、機能表示部41BにおけるアイコンIと同様(例えば、相似)の画像を含んで構成されていてもよい。また、ディスプレイ21は、所定の機能を動作させるためのアプリケーションに基づく画像を表示可能に構成される。なお、ディスプレイ21は、閉状態において隠れる位置に配されている。
ここで、カメラ機能を動作させるアプリケーションが起動している場合、ディスプレイ21には、撮像部17により撮像される画像が表示可能に構成される。メール機能を動作させるアプリケーションが起動されている場合、ディスプレイ21には、受信された電子メールの一覧やメール作成画面が表示可能に構成される。カレンダー機能を動作させるアプリケーションが起動されている場合、ディスプレイ21には、各月のカレンダー画面やスケジュール画面が表示可能に構成される。ツール機能を動作させるアプリケーションが起動されている場合、ディスプレイ21には、複数のツール機能を示すアイコンが表示可能に構成される。テレビ機能を動作させるアプリケーションが起動されている場合、ディスプレイ21には、受信した放送信号のうち選択されたチャンネルに対応する放送信号に基づいた映像を表示可能に構成される。メモ帳機能を動作させるアプリケーションが起動されている場合、ディスプレイ21には、文字入力が可能な入力画面が表示可能に構成される。アドレス帳機能を動作させるアプリケーションが起動されている場合、ディスプレイ21には、不図示のメモリに記憶される複数のアドレス情報が表示可能に構成される。これらのアプリケーションは、オンフックキー(終話キー)の押下で終了することが可能である。
上述のアプリケーションが終了された場合、ディスプレイ21は、トップ画面としての通信・通話の待受画面を表示する。そして、後述する制御部74は、電話機能を使用可能なアプリケーションを動作させている。そして、操作部11は、数字を入力する機能が割り当てられた入力操作ボタン14が押下されることで発呼すべき電話番号の入力を受け付ける。
表示部側筐体3における第2裏面20B(第2表面20Aと反対側の面)には、図2に示すように、各種情報を表示するためのサブディスプレイ23が閉状態であっても外部に露出する位置に配置される。
サブディスプレイ23は、ディスプレイ21と同様に上述の各種機能を動作させるアプリケーションに基づく画像が表示される。具体的には、開状態の場合にはディスプレイ21にアプリケーションに基づく画像が表示され、閉状態の場合にはサブディスプレイ23にアプリケーションに基づく画像が表示される。
サブディスプレイ23は、ディスプレイ21に比べて画面が小さいので、ディスプレイ21に表示される画像の一部や、相似(小さくした)画像が表示される。また、サブディスプレイ23には、各種機能のうち携帯電話機1が閉状態の場合では起動されない機能を動作させるアプリケーションに基づく画像は表示されないように構成される。
ここで、ディスプレイ21及びサブディスプレイ23それぞれは、液晶パネルと、液晶パネルを駆動する駆動回路と、液晶パネルの背面側から光を照射するバックライト等の光源部とを有して構成される。
回転ダイヤル部41は、回転軸Zを中心として回転可能に配置される。具体的には、回転ダイヤル部41は、筐体の一部である連結部4における幅方向Xにヒンジ機構4Aと略同軸の回転軸Zを中心として回転可能に取り付けられる。回転ダイヤル部41は、図1に示すように、携帯電話機1が開状態において、操作部11及びディスプレイ21を見ながら回転操作が可能に配置される。また、回転ダイヤル部41は、図2に示すように、携帯電話機1が閉状態において、サブディスプレイ23を見ながら回転操作が可能に配置される。
回転ダイヤル部41は、当接部41Aと、機能表示部41Bとを備える。
当接部41Aは、回転ダイヤル部41における側面であって、該回転ダイヤル部41が取り付けられた状態で幅方向Xにおける端部側に配置される部分に形成される。当接部41Aは、表面に凹凸が形成され回転ダイヤル部41を回転動作させやすいように構成される。
機能表示部41Bは、回転ダイヤル部41における側面であって、該回転ダイヤル部41が取り付けられた状態で当接部41Aよりも幅方向Xにおける中央側に配置される部分に形成される。機能表示部41Bには、表面に機能を示す記号又絵であるアイコンI(指標)が表示される。機能表示部41Bには、図5に示すように、回転方向に所定角度(例えば、45度)ごとに機能を示すアイコンIが表示される。
具体的には、機能表示部41Bには、標準位置としてのニュートラルを示す丸印のアイコンIaが表示される。また、機能表示部41Bには、45度(ニュートラルを基準とした場合の回転a方向の角度を示す。以下同様である。)の位置に形成されるカメラ機能を示すカメラのアイコンIbが表示される。また、機能表示部41Bには、90度の位置に形成されたメール機能を示す手紙のアイコンIcが表示される。また、機能表示部41Bには、135度に形成されたカレンダー機能を示すカレンダーのアイコンIdが表示される。また、機能表示部41Bには、180度の位置に形成されたツール機能を示す工具のアイコンIeが表示される。また、機能表示部41Bには、225度の位置に形成されたテレビ機能を示すテレビのアイコンIfが表示される。また、機能表示部41Bには、270度の位置に形成されメモ帳機能を示すペンのアイコンIgが表示される。また、機能表示部41Bには、315度の位置に形成されアドレス機能を示す手帳のアイコンIhが表示される。
機能表示部41Bは、回転操作が加えられた当接部41Aの回転にともなって回転される。携帯電話機1が開状態における操作部11及びディスプレイ21側に表示されるアイコンIは、当接部41Aによる回転にともなって変更される。更には、連結部4の外面であって携帯電話機1が開状態において操作部11及びディスプレイ21側を向く位置に形成される目印42と幅方向Xに並んだ位置である選択位置Sに配置されるアイコンIは、回転ダイヤル部41の回転にともなって変更される。選択位置Sに配置されるアイコンIは、回転ダイヤル部41の回転量により決まる。本実施形態において、回転位置は標準位置を基準とした回転量をいう。
ここで、本実施形態において、標準位置とは、機能表示部41Bにおける丸印のアイコンIaが選択位置Sに配置された状態をいう。
回転ダイヤル部41における連結部4側には、連結部4に形成された不図示の挿通部に挿入される回転軸部45が形成される。回転ダイヤル部41における連結部4側の面である裏面41Cには、図6に示すように、円周方向(回転方向)に沿って突起状の位置ポイント43aから43hが形成される。位置ポイント43aから43hは、円周方向に所定間隔をあけて形成される。位置ポイント43aから43hは、円周方向において、各機能を示すアイコンI同士の間に形成される。
連結部4には、回転ダイヤル部41が回転された状態における位置ポイント43aから43hの移動軌跡上に舌片44aが位置するカウント部44が配置される。
カウント部44は、舌片44aが回転方向に移動されることで通過した位置ポイント43aから43hの数をカウントする。具体的には、舌片44aが回転a方向に移動した場合においてはカウント数を加算し、回転b方向に移動した場合にはカウント数を減算する。標準位置を基準としたカウント数に応じて、後述する回転量検出部72(図9参照)により回転ダイヤル部41における回転量が検出され、その結果、回転位置が特定できる。
回転ダイヤル部41は、回転軸Zがヒンジ機構4の開閉軸と同軸になるよう操作部側筐体2に取り付けられる。回転ダイヤル部41は、操作部側筐体2における露出部120に隣接する位置に取り付けられる。つまり、回転ダイヤル部41は、露出部120に配置された目印42と隣接して配置される。
更に、回転ダイヤル部41は、導電性を有する金属製あるいは導電性を有するよう処理された樹脂製の部材により構成される。
回転ダイヤル部41の内部には、該回転ダイヤル部41への接触を検出するタッチセンサ200が配置される。タッチセンサ200(タッチセンサ検出部71)は、回転ダイヤル部41におけるユーザの指の当接による静電容量の変化により該回転ダイヤル部41への接触を検出する。
タッチセンサ200(タッチセンサ検出部71)による回転ダイヤル部41に対する接触検出は、回転量検出部72や制御部74に対するトリガーとされる。
具体的には、タッチセンサ200により回転ダイヤル部41への接触が検出された場合、後述する回転量検出部72(図9参照)は、回転ダイヤル部41における回転量が検出可能な状態となる。回転量検出部72は、タッチセンサ200により接触が検出された状態における回転ダイヤル部41の回転量を検出する。そして、後述する制御部74は、回転ダイヤル部41により検出された回転量に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動可能な状態する。
この場合、回転量検出部72が回転ダイヤル部41の回転量を検出可能な状態になったこと、及び選択されて起動可能な状態になっているアプリケーションの内容を報知するメニュー画像Mがディスプレイ21に表示される。後述のように、起動可能なアプリケーションの内容を示す画像(文字)を含むメニュー画像Mが表示可能に構成される(図12参照)。
また、タッチセンサ200(タッチセンサ検出部71)による回転ダイヤル部41への接触が検出されなくなった場合、制御部74は、起動可能となっている一のアプリケーションを起動させる。具体的には、タッチセンサ200(タッチセンサ検出部71)による回転ダイヤル部41への接触が検出されなくなってから所定時間経過後、制御部74は、接触が検出されなくなった時点で起動可能となっている一のアプリケーションを起動させる。
ここで、回転ダイヤル部41の操作及び機能について説明する。回転ダイヤル部41は、図4に示すように、ユーザの指により当接部41Aに回転方向(図4中の矢印の回転a方向及び矢印の回転b方向)への力が加えられることで回転するように筐体における連結部4に取り付けられる。回転ダイヤル部41には、上述の通り、回転方向において所定の間隔ごとにアイコンI(アイコンIaからIh)が付されている。アイコンIは、図5に示すように、アプリケーションを選択する際にユーザにとって理解(イメージ)しやすい記号や絵によって描かれている。
ユーザは、回転ダイヤル部41における当接部41Aに指を置いて、回転ダイヤル部41を回転させるための準備状態に入る。この場合、回転ダイヤル部41における静電容量に変化が生じるため、タッチセンサ200は、回転ダイヤル部41への接触を検出する。これにより、後述の回転量検出部72は、回転ダイヤル部41における回転量を検出可能な状態となる。
そして、ユーザは、アイコンIを手掛かりとして、所望する機能(アプリケーション)に対応するアイコンIを選択位置Sまで移動させる。これにより、制御部74は、選択位置Sに配置されるアイコンIに対応する機能を動作させるアプリケーションを起動可能な状態にする。
ユーザは、所望の機能を動作させるアプリケーションに対応したアイコンIが選択位置Sに配置された状態において、当接部41Aに置かれていた指を離間させる。当接部41Aからユーザの指が離間されてタッチセンサ200が接触を検出しなくなってから所定時間経過した後、制御部74は、タッチセンサ200により接触が検出されなくなった時点で特定される回転位置に基づいて起動可能な状態にある一のアプリケーションを起動させる。このようにして、回転ダイヤル部41は、物理的な回転ダイヤルの操作により、各種の機能を発揮するメニュー選択を可能とする。
具体的には、回転ダイヤル部41が、図5に示すように、ユーザの回転操作によって、無操作時(ニュートラル(N))を基準として、回転a方向に45度(回転b方向に315度)±22.5度回転されることにより、撮像部17のカメラ機能を動作させるアプリケーションが起動可能な状態となる。そして、ユーザの指が回転ダイヤル部41から離間して所定時間(例えば、2から3秒間)経過した後、撮像部17のカメラ機能を動作させるアプリケーションが起動する。
また、ユーザの回転操作によって、回転ダイヤル部41が回転a方向に90度(回転b方向に270度)±22.5度回転されることにより、メールの機能を動作させるアプリケーションが起動可能な状態となる。そして、ユーザの指が回転ダイヤル部41から離間して所定時間(例えば、2から3秒間)経過した後、メールの機能を動作させるアプリケーションが起動する。
また、ユーザの回転操作によって、回転ダイヤル部41が回転a方向に135度(回転b方向に225度)±22.5度回転されることにより、カレンダー機能を動作させるアプリケーションが起動可能な状態となる。そして、ユーザの指が回転ダイヤル部41から離間して所定時間(例えば、2から3秒間)経過した後、カレンダー機能を動作させるアプリケーションが起動する。
また、ユーザの回転操作によって、回転ダイヤル部41が回転a方向に180度(回転b方向に180度)±22.5度回転されることにより、ツールメニュー(携帯電話機1における音出力等に関する各種の設定を行うメニュー)を動作させるアプリケーションが起動可能な状態となる。そして、ユーザの指が回転ダイヤル部41から離間して所定時間(例えば、2から3秒間)経過した後、ツールメニュー(携帯電話機1における音出力等に関する各種の設定を行うメニュー)を動作させるアプリケーションが起動する。
また、ユーザの回転操作によって、回転ダイヤル部41が回転a方向に225度(回転b方向に135度)±22.5度回転されることにより、テレビ機能を動作させるアプリケーションが起動可能な状態となる。そして、ユーザの指が回転ダイヤル部41から離間して所定時間(例えば、2から3秒間)経過した後、テレビ機能を動作させるアプリケーションが起動する。
また、ユーザの回転操作によって、回転ダイヤル部41が回転a方向に270度(回転b方向に90度)±22.5度回転されることにより、メモ帳機能を動作させるアプリケーションが起動可能な状態となる。そして、ユーザの指が回転ダイヤル部41から離間して所定時間(例えば、2から3秒間)経過した後、メモ帳機能を動作させるアプリケーションが起動する。
また、ユーザの回転操作によって、回転ダイヤル部41が回転a方向に315度(回転b方向に45度)±22.5度回転されることにより、アドレス帳機能を動作させるアプリケーションが起動可能な状態となる。そして、ユーザの指が回転ダイヤル部41から離間して所定時間(例えば、2から3秒間)経過した後、アドレス帳機能を動作させるアプリケーションが起動する。
ここで、本実施形態において、携帯電話機1が閉状態において、開状態の場合に比べて起動可能にできるアプリケーションが制限されるよう構成してもよい。具体的には、携帯電話機1は、開状態において起動可能にできるアプリケーションのうち限定された1又は複数のアプリケーションだけ起動可能にできるよう構成される。ここで、回転ダイヤル部41は、例えば、閉状態において起動可能なアプリケーションに対応する回転位置への回転が制限されるように構成してもよい。
このように閉状態において起動するアプリケーションを規制する方法には二通りが考えられる。
第1に、構造的に規制する場合である。
閉状態時には回転ダイヤル部41の回転可能範囲を制限するように構成し、回転ダイヤル部41へのアイコンI(指標)の割り当てにおいて、規制対象とするアプリケーションプログラムに対応するアイコンIを制限される回転位置に割り当てればよい。そして、開状態から閉状態に遷移した際には、ヒンジ部内の図示しないカムの移動等により、回転ダイヤル部41の回転が規制されれば、ユーザは規制対象となるアプリケーションプログラムのアイコンへ回転させることが出来なくなる。これにより、閉状態でのアプリケーションプログラムの一部規制が可能である。
また、第2に、ソフト的に規制する場合である。
閉状態時に起動可能/起動規制をアプリケーションプログラムごとに把握する規制テーブルを予め記憶部100に保存しておく。そして、閉状態に回転ダイヤル部41の回転を検出すると、制御部74は、特定された回転位置のアプリケーションプログラムが起動可能なものかどうか、規制テーブルを参照して特定する。規制対象ならば、アプリケーションプログラムを起動せず、回転発生前の状態を維持し、起動可能であれば対応アプリケーションプログラムを起動する。これにより、閉状態でのアプリケーションプログラムの一部規制が可能である。これら、規制するアプリケーションプログラムの対象としては、閉状態では使用しない、使用に適していないツールメニューや、インターネット接続等が好ましい。
目印42は、操作部側筐体2の一部であって連結部4を構成する部分に形成される。具体的には、目印42は、連結部4における露出部120に形成される。目印42は、携帯電話機1が開状態においても、閉状態においても外部から視認可能に露出される。つまり、開状態でも閉状態でも露出する位置に複数の指標(アイコンI)のいずれかを指し示す目印42が配されている。
また、回転ダイヤル部41も同様に、開状態においても、閉状態においても外部から視認可能に露出される。これにより、ユーザは、開状態及び閉状態において、外部から目印42及び目印42と並んで選択位置Sに配置されるアイコンIを視認することができる。また、ユーザは、開状態及び閉状態において、外部から目印42及び目印42と並んで選択位置Sに配置されるアイコンIを見ながら機能を変更することができる。
次いで、図8及び図9により、携帯電話機1における機能的な構成について説明する。
図8は、携帯電話機1の機能を示す機能ブロック図である。図9は、処理部70における機能ブロック図である。
携帯電話機1は、図8に示すように、所定の情報を表示するディスプレイ21と、所定の情報を表示するサブディスプレイ23と、ユーザの操作により回転される回転ダイヤル部41と、タッチセンサ200と、外部の端末と通信を行う通信部60と、所定の処理を行う処理部70と、所定容量を有する充電池80と、充電池80から供給される電源電圧を所定の電圧に変換し、変換後の電圧を通信部60や処理部70等に供給する電源回路部90と、記憶部100と、を備える。
通信部60は、所定の使用周波数帯により外部装置と通信を行うメインアンテナ61と、変調処理又は復調処理等の信号処理を行う通信処理部62と、を備える。
メインアンテナ61は、所定の使用周波数帯(例えば、800MHz)で外部装置(基地局)と通信を行う。なお、本実施の形態では、所定の使用周波数帯として、800MHzとしたが、これ以外の周波数帯であってもよい。また、メインアンテナ61は、所定の使用周波数帯の他に、第2の使用周波数帯(例えば、2GHz)に対応できる、いわゆるデュアルバンド対応型による構成であってもよいし、更に、第3の使用周波数帯以上にも対応できる複数バンド対応型により構成されていてもよい。
通信処理部62は、メインアンテナ61によって受信した信号を復調処理し、処理後の信号を処理部70に供給し、一方、処理部70から供給された信号を変調処理し、メインアンテナ61を介して外部装置(基地局)に送信する。
電源回路部90は、充電池80から供給される電源電圧を所定の電圧値に変圧し、変圧後の電源電圧を通信部60や処理部70等に供給する。
記憶部100は、処理部70にて実行される多数のプログラム及びパラメータや各種テーブル等が記憶される。具体的には、記憶部100は、制御部74にて起動、終了、中断等がなされる多数のアプリケーションプログラムや、これら複数のアプリケーションにて使用されるパラメータ、複数のアプリケーションプログラムを動作させるためのOSプログラムの他、回転量検出部72にて検出される回転量(カウント数)と複数のアプリケーションとの対応関係(図5参照)を示すテーブル110を記憶している。
なお、複数のアプリケーションプログラムには、基準アプリケーション、ミュージック・プレーヤー、カメラ、メール等の携帯電話機1が有するアプリケーションごとのアプリケーションプログラムが含まれる。
処理部70は、回転ダイヤル部41から供給される回転量に応じて各種機能に対する起動処理を行う。
ここで、処理部70の構成と動作について説明する。処理部70は、図9に示すように、回転ダイヤル部41へ導電体(例えば、ユーザの指)が接触したことを検出するタッチセンサ検出部71と、回転ダイヤル部41の回転量を検出する回転量検出部72と、携帯電話機1における開閉状態を検出する開閉検出部73と、回転量検出部72により検出された回転量に応じた機能を動作させる所定のアプリケーションを起動し、当該起動した所定のアプリケーションに対応する表示画面をディスプレイ21又はサブディスプレイ23に表示するよう制御する制御部74と、を備える。
タッチセンサ検出部71は、回転ダイヤル部41の内部に配置されるタッチセンサ200により検出される静電容量の変化により、回転ダイヤル部41に所定の導電体が接触しているかを検出する。タッチセンサ200により検出される静電容量の変化に基づいて所定の導電体が回転ダイヤル部41に接触していることを検出した場合、タッチセンサ検出部71は、回転量検出部72及び制御部74に検出信号を出力する。
回転量検出部72は、タッチセンサ検出部71から検出信号を受信することで、回転ダイヤル部41における回転量を検出可能な状態になる。
回転量検出部72は、上述の通り、カウント部44にカウントされた位置ポイント43aから43hの数により回転ダイヤル部41における回転量を検出する。例えば、回転a方向を+とした場合において、カウント部44における位置ポイントのカウント数が「+1」である場合、回転量検出部72は、回転量を22.5度から67.5度であることを検出する。そして、回転量検出部72は、一定時間(例えば、1から2秒)カウント部44における位置ポイントのカウント数が変化しない場合、当該回転量を制御部74に通知する。そして、これにより、回転位置を特定する。
ここで、回転量検出部72は、タッチセンサ検出部71からの検出信号が受信されなくなるまで、回転ダイヤル部41における回転量を検出可能な状態で維持される。
開閉検出部73は、上述の開閉センサ300から出力される信号に基づいて、携帯電話機1が開状態であるか又は閉状態であるかを検出する。開閉検出部73は、携帯電話機1が閉状態であることを検出した場合には、制御部74に検出信号を出力する。
制御部74は、タッチセンサ検出部71から検出信号を受信することで、複数のアプリケーションのうち、回転量検出部72により検出された回転量に応じた一のアプリケーションを起動可能な状態にする。
また、制御部74は、ユーザが回転ダイヤル部41から指を離間させてから所定時間経過後、起動可能な状態にあるアプリケーションを起動させる。具体的には、制御部74は、タッチセンサ検出部71からの検出信号が受信されなくなって所定時間経過後、検出信号が受信されなくなった時点で回転量検出部72により検出された回転量に対応して起動可能な状態になっているアプリケーションを起動させる。制御部74は、回転量検出部72により回転量が検出されると、複数の指標(アイコンI)のうち、目印42によりさし示される指標(アイコンI)に対応する所定のアプリケーションを起動させる。
また、制御部74は、タッチセンサ検出部71が静電容量の変化により回転ダイヤル部41に導電体が接触したことを検出した場合、起動可能な状態にあるアプリケーションを示す画像を含むメニュー画像M(画面)をディスプレイ21に表示される。具体的には、制御部74は、タッチセンサ検出部71から検出信号を受信することで、回転量検出部72により検出された回転量に基づいて起動可能な状態にあるアプリケーションを示す画像を含むメニュー画像Mをディスプレイ21に表示される(図11参照)。
ここで、メニュー画像Mは、回転量検出部72が回転ダイヤル部41における回転量を検出可能な状態になったことを示す機能も有する。つまり、ディスプレイ21にメニュー画像Mが表示されることで、ユーザは、回転ダイヤル部41によるアプリケーション選択が可能な状態になったことを知ることができる。
制御部74は、回転ダイヤル部41の回転が生じる都度、記憶部100のアプリケーション対応関係のテーブル110を参照し、回転量(カウント数)に応じたアプリケーションを特定する。
制御部74は、携帯電話機1が電源ONされると、まずOSプログラムを立ち上げ、OS管理下で基準アプリケーションプログラムを起動することでディスプレイ21に待受画面を表示可能としている。その後、起動すべきアプリケーションが発生する都度、OS管理下で基準アプリケーションプログラムを終了あるいは中断して新たなアプリケーションプログラムを起動する。この処理により、制御部74は、ディスプレイ21上に、待受画面に代えて新たに起動したアプリケーションに基づく画面を表示させる。
なお、入力操作ボタン14に含まれる終話キー(オンフックキー)が操作されると、OSの管理下において実行していたアプリケーションを終了させてから基準アプリケーションプログラムを再起動する。そして制御部74は、終了したアプリケーションの画面から待受画面へ表示を遷移させる。
具体的には、図4に示すように、カメラ機能を示すアイコンIが目印42の横(選択位置S)に配置されるよう回転ダイヤル部41を回転移動させた後、回転ダイヤル部41から指を離間させる。そして、回転ダイヤル部41から指を離間させて所定時間経過後、制御部74は、例えば、テーブル110を参照し、当該回転量(22.5度から67.5度)に割り当てられたカメラ機能を動作させるアプリケーションを起動すると共に、撮像部17を起動する。
また、制御部74は、カメラ機能を動作させるアプリケーションに基づく画像をディスプレイ21に表示させる。具体的には、ディスプレイ21には、撮像部17を介して撮像可能な被写体の画像が表示される。
制御部74は、回転量検出部72により所定の回転量が検出された後、一定時間(例えば、1から2秒)内にカウント部44における位置ポイントのカウント数が変化した場合、回転ダイヤル部41が回転される前に起動していたアプリケーションの起動状態を維持する。
また、制御部74は、回転量検出部72によりカウントされた位置ポイント43aから43hの数が結果的に「0」になった場合、回転ダイヤル部41が回転される前に動作しているアプリケーションの起動状態を維持する。
ここで、制御部74は、携帯電話機1が閉状態の場合、開状態の場合に比べて起動可能なアプリケーションが制限される。具体的には、制御部74は、開状態において起動可能なアプリケーションのうち限定された1又は複数のアプリケーションだけ起動可能とすることができる。つまり、制御部74は、開閉検出部73から検出信号を受信した場合、開状態で起動できるアプリケーションのうち、限定された1又は複数のアプリケーションだけを起動させることができる。例えば、閉状態において、ユーザによる操作ができない機能等は制限される。
また、制御部74は、携帯電話機1が開状態の場合には起動されたアプリケーションに基づく画像をディスプレイ21に出力させると共に、携帯電話機1が閉状態の場合には起動されたアプリケーションに基づく画像をサブディスプレイ23に表示させる。制御部74は、上述のメニュー画像Mも同様に開閉状態に応じてディスプレイ21又はサブディスプレイ23に表示させる。ここで、サブディスプレイ23に表示されるメニュー画像M1は、閉状態で起動可能なアプリケーション(機能)を示す画像(文字を含む)だけを含んで構成される。
続けて、図10から図12により、本実施形態における携帯電話機1の動作について説明する。
図10は、携帯電話機1の動作を説明するフローチャートである。図11は、開状態におけるメニュー画像Mを説明する図である。図12は、閉状態におけるメニュー画像M1を説明する図である。
ユーザは、回転ダイヤル部41を回転するため回転ダイヤル部41における当接部41Aに指を置く(ST1)。タッチセンサ200により回転ダイヤル部41における静電容量の変化が検出される。これにより、タッチセンサ検出部71は、回転ダイヤル部41に導電体としての指が接触したことを検出する。そして、タッチセンサ検出部71は、回転量検出部72及び制御部74に検出信号を出力する。回転量検出部72は、検出信号を受信することで、回転ダイヤル部41における回転量を検出可能な状態になる。
開閉検出部73は、携帯電話機1が開状態であるか、又は、閉状態であるかを検出する。そして、携帯電話機1が開状態である場合(ST2)、制御部74は、図11に示すように、開状態において起動可能なアプリケーションを示す画像を含むメニュー画像Mをディスプレイ21に表示させる(ST3)。ディスプレイ21にメニュー画像Mが表示されることで、携帯電話機1は、回転ダイヤル部41により機能(アプリケーション)が選択可能になったことをユーザに報知すると共に、機能を選択する際の指標としてユーザの選択動作を補助する。
ユーザは、開状態において露出される目印42を選択位置Sの目印として、選択位置Sに所定の機能を示すアイコンIが配置されるよう回転ダイヤル部41を回転移動させる(ST4)。
回転ダイヤル部41の回転量を検出可能な状態にある回転量検出部72は、ユーザにより回転された回転ダイヤル部41における回転量を検出する(ST5)。ディスプレイ21に表示されるメニュー画像Mは、回転ダイヤル部41における回転量に対応して表示内容が変更される。
ディスプレイ21に表示されたメニュー画像Mを見ながら所望のアプリケーションを選択した後、ユーザは、回転ダイヤル部41から指を離間させると、タッチセンサ200により、静電容量の変化を更に検知する(ST6)。回転ダイヤル部41から指が離間して(すなわち静電容量の変化が生じてから)所定時間経過した後(ST7)、制御部74は、選択位置Sに配置されたアイコンIに対応するアプリケーションを起動させる(ST8)。具体的には、制御部74は、回転量検出部72により検出された回転量により特定される回転位置に対応して割り当てられた機能を動作させるアプリケーションを起動させる。
回転ダイヤル部41から指が離間されてから所定時間経過前に再度回転ダイヤル部41にユーザの指が配置された場合(ST8)、制御部74は、一のアプリケーションを起動させない(ST1)。
制御部74は、起動されるアプリケーションに基づく画像をディスプレイ21に表示させる(ST9)。制御部74は、図11における状態で回転ダイヤル部41から指を離間させた場合、カメラ機能を動作させるアプリケーションを起動させる。そして、制御部74は、起動させたアプリケーションに基づく画像をディスプレイ21に表示させる。例えば、カメラ機能を動作させるアプリケーションに基づく画像として、撮像部17を介して撮像可能な被写体の画像をディスプレイ21に表示することができる。
続けて、ユーザは、機能終了キー(例えば、終話キー、オンフックキー)を押下して起動されたアプリケーションを終了させる(ST11)。
機能終了キーが押下され起動されていたアプリケーションが終了された場合、例えば、カメラ機能に関する表示が終了され、ディスプレイ21には、トップ画面としての通信・通話の待受画面が表示される(ST11)。
また、携帯電話機1が開状態ではない(閉状態)場合(ST2)、制御部74は、図12に示すように、閉状態において起動可能なアプリケーションを示す画像を含むメニュー画像M1をサブディスプレイ23に表示させる(ST12)。サブディスプレイ23にメニュー画像M1が表示されることで、携帯電話機1は、回転ダイヤル部41により機能(アプリケーション)が選択可能になったことをユーザに報知すると共に、機能を選択する際の指標としてユーザの選択動作を補助する。また、携帯電話機1は、閉状態において選択可能なアプリケーション(機能)を報知することができる。
ユーザは、閉状態において露出される目印42を選択位置Sの目印として、選択位置Sに所定の機能を示すアイコンIが配置されるよう回転ダイヤル部41を回転移動させる(ST13)。
回転ダイヤル部41の回転量を検出可能な状態にある回転量検出部72は、ユーザにより回転された回転ダイヤル部41における回転量を検出する(ST14)。サブディスプレイ23に表示されるメニュー画像M1は、回転ダイヤル部41における回転量に対応して表示内容が変更される。
サブディスプレイ23に表示されたメニュー画像Mを見ながら所望のアプリケーションを選択した後、ユーザは、回転ダイヤル部41から指を離間させると、タッチセンサ200により、静電容量の変化を更に検知する(ST15)。回転ダイヤル部41から指が離間して(すなわち静電容量の変化が生じてから)所定時間経過した後(ST16)、制御部74は、選択位置Sに配置されたアイコンIに対応するアプリケーションを起動させる(ST17)。具体的には、制御部74は、回転量検出部72により検出された回転量により特定される回転位置に対応して割り当てられた機能を動作させるアプリケーションを起動させる。
回転ダイヤル部41から指が離間されてから所定時間経過前に再度回転ダイヤル部41にユーザの指が配置された場合(ST16)、制御部74は、一のアプリケーションを起動させない(ST1)。
制御部74は、起動されるアプリケーションに基づく画像をサブディスプレイ23に表示させる(ST18)。制御部74は、図12における状態で回転ダイヤル部41から指を離間させた場合、カメラ機能を動作させるアプリケーションを起動させる。そして、制御部74は、起動させたアプリケーションに基づく画像をサブディスプレイ23に表示させる。例えば、カメラ機能を動作させるアプリケーションに基づく画像として、撮像部17を介して撮像可能な被写体の画像をサブディスプレイ23に表示することができる。
続けて、ユーザは、閉状態時に露出するサイドキー等に割り当てられた機能終了キーを押下して起動されたアプリケーションを終了させる(ST19)。
機能終了キーが押下され起動されていたアプリケーションが終了された場合、例えば、カメラ機能に関する表示が終了され、サブディスプレイ23には、トップ画面としての通信・通話の待ち受けの画面が表示される(ST20)。
本実施形態によれば、回転ダイヤル部41を直接操作することにより、一定条件下において、回転ダイヤル部41に割り当てられている各種機能を直接的に起動させることができ、従来のようにメインメニューを経由する必要がなく、簡易に所望するアプリケーションを起動することができる。
また、本実施形態によれば、開状態及び閉状態の双方において外部に露出する位置に目印42を形成したので、開状態及び閉状態の双方において、目印42を目印として回転ダイヤル部41を回転させることができる。具体的には、開状態及び閉状態の双方において、目印42を選択位置の目印として回転ダイヤル部41を回転させることができる。これにより、使用性が向上された携帯電話機1を提供することができる。
また、本実施形態によれば、閉状態において制限されるアプリケーションを目印42及びサブディスプレイ23に表示されるメニュー画像M1に基づいて選択することができる。これにより、ユーザは、閉状態で起動可能なアプリケーションを認識しながら所望のアプリケーションを選択することができる。また、これにより、閉状態で起動可能なアプリケーションを閉状態で好適に選択することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。例えば、本実施形態において、携帯電話機1について説明しているが、これに限定されず、PHS(登録商標;Personal Handy phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)ナビゲーション装置等であってもよい。
また、本実施形態においては、連結部4により折り畳み可能な携帯電話機1の説明をしているが、このような折り畳み式ではなく、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3との重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転(ターン)式や、操作部側筐体2と表示部側筐体3とが一つの筐体に配置され連結部を有さない型式(ストレートタイプ)でもよい。また、携帯電話機1は、開閉及び回転可能ないわゆる2軸ヒンジタイプであってもよい。
また、本実施形態において、回転ダイヤル部41は、ヒンジ機構4Aにおける開閉軸と略同軸の回転軸Zを中心に回転可能に構成されるが、これに限定されず、ユーザの操作によって回転自在な構成であればよい。例えば、回転ダイヤル部41は、回転軸Zと直交する所定の回転軸を中心に回転可能に構成してもよい。
また、本実施形態において、回転ダイヤル部41により選択可能な機能は上述の通りであるが、これに限定されず、例えば、ユーザ自身が頻繁に使用するメニューを登録可能な構成であってもよいし、また、所望のWebアドレスを登録しておき、当該Webアドレスを回転ダイヤル部41により選択することによって、Webブラウザが起動して当該WebアドレスのWebページを閲覧できるような構成であってもよい。また、メニューの数も上述した数(7つ)に限定されるものではない。
また、本実施形態において、回転量検出部72は、カウント部44によりカウントされた位置ポイントの数に基づいて回転量を検出しているが、これに限定されず、所定のセンサにより回転ダイヤル部41の回転角度の変化量を回転量として検出してもよい。また、回転量検出部72は、例えば、抵抗率の変化等により回転量を検出して回転位置を特定する構成にしてもよい。
また、本実施形態において、目印42は、操作部側筐体2に形成されているが、これに限定されず、図13及び図14に示すように、表示部側筐体3に形成されていてもよい。
具体的には、図13及び図14に示すように、目印としての第1目印42A及び第2目印42Bは、表示部側筐体3の一部であって連結部4を構成する部分に形成される。詳細には、第1目印としての第1目印42Aは、図13に示すように、表示部側筐体3部における連結部4を構成する部分であって、開状態において外部に露出される第1露出部120Aに形成される。また、第2目印としての第2目印42Bは、図14に示すように、表示部側筐体3における連結部4を構成する部分であって、閉状態において外部に露出される第2露出部120Bに形成される。つまり、開状態においては、第1目印42Aが所定位置に配置され、閉状態においては、第2目印42Bが所定位置に配置されるように構成される。
この場合、回転ダイヤル部41は、操作部側筐体2における連結部4を構成する部分挟んで第1露出部120A及び第2露出部120Bと対向する位置に取り付けられる。言い換えると、回転ダイヤル部41は、操作部側筐体2における連結部4を構成する部分挟んで第1目印42A及び第2目印42Bと対向する位置に取り付けられる。
ここで、閉状態において全てのアプリケーションが起動されない場合、図15に示すように、開状態では目印42Aに並んで配置されているアイコンIが、閉状態では目印42Bに並ばない(ずれて)ように配置されるよう、目印42Bが形成される位置を調整してもよい。
携帯電話機の外観を示す図である。 携帯電話機の閉状態における表示部側筐体から見たときの外観を示す図である。 携帯電話機の閉状態における操作部側筐体から見たときの外観を示す図である。 回転ダイヤル部付近を拡大したときの図である。 回転ダイヤル部の機能についての説明に供する図である。 回転ダイヤル部における裏面から見た平面図である。 回転ダイヤル部に形成された位置ポイントとカウント部との関係を説明する図である。 携帯電話機の機能を示す機能ブロック図である。 処理部における機能ブロック図である。 携帯電話機の動作を説明するフローチャートである。 開状態においてディスプレイに表示されるメニュー画像Mを説明する図である。 閉状態においてサブディスプレイに表示されるメニュー画像M1を説明する図である。 他の実施形態における携帯電話機の外観を示す図である。 他の実施形態における携帯電話機の閉状態における表示部側筐体から見たときの外観を示す図である。 他の実施形態における携帯電話機の閉状態における表示部側筐体から見たときの外観を示す図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 操作部側筐体
3 表示部側筐体
4 連結部
4A ヒンジ機構
11 操作部
21 ディスプレイ
23 サブディスプレイ
41 回転ダイヤル部
41A 当接部
41B 機能表示部
42 目印
70 処理部
71 タッチセンサ検出部
72 回転量検出部
73 開閉検出部
74 制御部
100 記憶部
120 露出部
200 タッチセンサ
300 開閉センサ
M メニュー画像
M1 メニュー画像

Claims (12)

  1. 第1面を有する第1筐体片と、第2面を有する第2筐体片と、前記第1面と前記第2面とが対向するように近接して配置される閉状態と前記第1面と前記第2面とが互いに離間して配置される開状態とに前記第1筐体片と前記第2筐体片とを開閉軸を中心に開閉可能に連結するヒンジ機構と、を有する筐体と、
    前記筐体に回転軸を中心に回転可能に取り付けられる回転ダイヤル部と、
    前記筐体に前記開状態及び前記閉状態の双方の状態において外部から視認可能な位置に設けられ、前記回転ダイヤル部の回転位置に対する目印となる目印部と、
    前記回転ダイヤル部の回転位置に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動可能な状態にする制御部と、を備え
    前記第1筐体片は、前記第1面に配置される操作部を有し、
    前記第2筐体片は、前記第2面に配置される第1表示部を有し、かつ、前記第2面と反対側に配置される第2表示部を有し、
    前記制御部は、
    前記開状態において、前記回転ダイヤル部における回転位置に基づいて起動された一のアプリケーションに対応した画像を前記第1表示部に表示させ、
    前記閉状態において、前記開状態の場合に比べて制限されたアプリケーションのうち起動可能なアプリケーションに対応した画像を前記第2表示部に表示させる携帯電子機器。
  2. 前記回転ダイヤル部における回転位置を検出する回転検出部と、を備え、
    前記制御部は、前記回転検出部により検出された前記回転ダイヤル部における回転位置に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動させる請求項1に記載の携帯電子機器。
  3. 前記回転ダイヤル部は、前記回転軸が前記ヒンジ機構における前記開閉軸と同軸になるよう前記筐体に取り付けられ、
    前記ヒンジ機構は、前記第1筐体片及び/又は前記第2筐体片の一部を構成する連結部に収容され、
    前記連結部は、前記筐体が前記開状態及び前記閉状態の双方において外部に露出される露出部を有し、
    前記目印部は、前記露出部に形成される請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  4. 前記露出部は、前記第1筐体片に形成され、
    前記回転ダイヤル部は、前記第1筐体片における露出部に隣接する位置に取り付けられる請求項3に記載の携帯電子機器。
  5. 前記回転ダイヤル部は、前記回転軸が前記ヒンジ機構における前記開閉軸と同軸になるよう前記筐体に取り付けられ、
    前記ヒンジ機構は、前記第1筐体片及び/又は前記第2筐体片の一部を構成する連結部に収容され、
    前記連結部は、前記開状態において露出される第1露出部と、前記閉状態において露出される第2露出部と、を有し、
    前記目印部は、前記第1露出部に形成される第1目印部と、前記第2露出部に形成される第2目印部と、を有する請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
  6. 前記第1露出部及び第2露出部は、前記第2筐体片に形成され、
    前記回転ダイヤル部は、前記第1筐体片であって該第1筐体片の所定部分を挟んで第1露出部及び第2露出部と対向する位置に取り付けられる請求項5に記載の携帯電子機器。
  7. 前記閉状態において、前記回転ダイヤル部は、前記制限されたアプリケーションを起動する回転位置への回転が制限される請求項1に記載の携帯電子機器。
  8. 表示部と、
    前記表示部が固定され開閉可能に連結される筐体と、
    前記筐体に回転自在に取り付けられる回転ダイヤル部と、
    前記回転ダイヤル部における回転位置を検出する回転検出部と、
    複数のアプリケーションのうちいずれかを選択的に起動可能な制御部と、を備え、
    前記回転ダイヤル部は、表面に複数の指標が設けられると共に、前記筐体の開状態でも閉状態でも露出する位置に回転可能に取り付けられており、
    前記筐体は、前記開状態でも前記閉状態でも露出する位置に前記複数の指標のいずれかを指し示す目印が配され、
    前記制御部は、前記回転検出部により前記回転位置が検出されると、前記複数の指標のうち、前記目印により指し示される指標に対応する所定のアプリケーションを起動し、
    前記開状態において、前記回転ダイヤル部における回転位置に基づいて起動された一のアプリケーションに対応した画像を第1表示部に表示させ、
    前記閉状態において、前記開状態の場合に比べて制限されたアプリケーションのうち起動可能なアプリケーションに対応した画像を、前記第1表示部が形成されている面とは反対側に配置される第2表示部に表示させる携帯電子機器
  9. 第1面を有する第1筐体片と、第2面を有する第2筐体片と、前記第1面と前記第2面とが対向するように近接して配置される閉状態と前記第1面と前記第2面とが互いに離間して配置される開状態とに前記第1筐体片と前記第2筐体片とを開閉軸を中心に開閉可能に連結するヒンジ機構と、を有する筐体と、
    前記筐体に回転軸を中心に回転可能に取り付けられる回転ダイヤル部と、
    前記筐体に前記開状態及び前記閉状態の双方の状態において外部から視認可能な位置に設けられ、前記回転ダイヤル部の回転位置に対する目印となる目印部と、
    前記回転ダイヤル部の回転位置に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動可能な状態にする制御部と、を備え、
    前記回転ダイヤル部は、前記回転軸が前記ヒンジ機構における前記開閉軸と同軸になるよう前記筐体に取り付けられ、
    前記ヒンジ機構は、前記第1筐体片の端部及び前記第2筐体片の端部を連結する連結部に収容され、
    前記第2筐体片の端部は、前記開状態において露出される第1露出部と、前記閉状態において露出される第2露出部と、を有し、
    前記目印部は、前記第1露出部に形成される第1目印部と、前記第2露出部に形成される第2目印部と、を有する携帯電子機器。
  10. 表示部と、
    前記表示部が固定され開閉可能に連結される筐体と、
    前記筐体に回転自在に取り付けられる回転ダイヤル部と、
    前記回転ダイヤル部における回転位置を検出する回転検出部と、
    複数のアプリケーションのうちいずれかを選択的に起動可能な制御部と、を備え、
    前記回転ダイヤル部は、表面に複数の指標が設けられると共に、前記筐体の開状態でも閉状態でも露出する位置に回転可能に取り付けられており、
    前記筐体は、前記開状態でも前記閉状態でも露出する位置に前記複数の指標のいずれかを指し示す目印が配され、
    前記制御部は、前記回転検出部により前記回転位置が検出されると、前記複数の指標のうち、前記目印により指し示される指標に対応する所定のアプリケーションを起動し、
    前記筐体は、操作部を有する第1筐体片と、前記表示部を有する第2筐体片から構成され、
    前記目印は、前記第1筐体片と連結される前記第2筐体片の端部であって、前記開状態において露出される部分と、前記閉状態において露出される部分にそれぞれ形成されている携帯電子機器。
  11. 第1面を有する第1筐体片と、第2面を有する第2筐体片と、前記第1面と前記第2面とが対向するように近接して配置される閉状態と前記第1面と前記第2面とが互いに離間して配置される開状態とに前記第1筐体片と前記第2筐体片とを開閉軸を中心に開閉可能に連結するヒンジ機構と、を有する筐体と、
    前記筐体に回転軸を中心に回転可能に取り付けられる回転ダイヤル部と、
    前記筐体に前記開状態及び前記閉状態の双方の状態において外部から視認可能な位置に設けられ、前記回転ダイヤル部の回転位置に対する目印となる目印部と、
    前記回転ダイヤル部の回転位置に基づいて、複数のアプリケーションのうち一のアプリケーションを起動可能な状態にする制御部と、を備え、
    前記回転ダイヤル部は、前記回転軸が前記ヒンジ機構における前記開閉軸と同軸になるよう前記筐体に取り付けられ、
    前記ヒンジ機構は、前記第1筐体片の端部及び前記第2筐体片の端部を連結する連結部に収容され、
    前記第1筐体片の端部は、前記開状態においても前記閉状態においても露出される露出部を有し、
    前記目印部は、前記露出部に形成される携帯電子機器。
  12. 表示部と、
    前記表示部が固定され開閉可能に連結される筐体と、
    前記筐体に回転自在に取り付けられる回転ダイヤル部と、
    前記回転ダイヤル部における回転位置を検出する回転検出部と、
    複数のアプリケーションのうちいずれかを選択的に起動可能な制御部と、を備え、
    前記回転ダイヤル部は、表面に複数の指標が設けられると共に、前記筐体の開状態でも閉状態でも露出する位置に回転可能に取り付けられており、
    前記筐体は、前記開状態でも前記閉状態でも露出する位置に前記複数の指標のいずれかを指し示す目印が配され、
    前記制御部は、前記回転検出部により前記回転位置が検出されると、前記複数の指標のうち、前記目印により指し示される指標に対応する所定のアプリケーションを起動し、
    前記筐体は、操作部を有する第1筐体片と、前記表示部を有する第2筐体片から構成され、
    前記目印は、前記第2筐体片と連結される前記第1筐体片の端部であって、前記開状態においても前記閉状態においても露出される部分に形成されている携帯電子機器。
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