JP4708825B2 - チルトフット構造体 - Google Patents

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Description

本発明はチルトフット構造体に関し、特にフット部の回転による微妙な調整とフット部の自由な上下動とが可能なチルトフット構造体に関する。
従来から、投写型プロジェクタは低い位置からスクリーンや壁などの投射面に上向きに投射されることが多く、投写型プロジェクタと投射面との相対関係から望ましい位置に画像を投射するためには投写型プロジェクタの投写光軸を上下、左右に調整する必要があった。左右については投写型プロジェクタを左右に回転させることで調整できるが、上下については投写型プロジェクタの投写側を持ち上げる必要があった。
図7は、投写型プロジェクタの模式的側面図である。投写型プロジェクタ50は上部ケース1と下部ケース2とを有し、下部ケース2の投写レンズ40側の下面にはチルトフットのフット部11が設けられ、通常はフット部11を回転させることによりスクリュー機構によって下部ケース2から出入させて投写型プロジェクタ50の上下方向の傾斜角を調整している。通常は下部ケース2の左右にそれぞれ設けられて後部の固定脚と協働して上下方向の傾斜の調整とともに光軸を中心とした回転方向も調整している。
また、スクリュー機構を使用せずに上下にスライドするフット部と、フット部の係止機構とを設け、係止機構を解除してフット部を所望の高さに上下させて係止機構で固定する方法も用いられており、特許文献1には操作を容易にするために係止機構の操作部をケース上面に設けた投射角度調整機構および高さ調整機構が開示されている。
特開2001−218130号公報
スクリュー機構を使用した従来のチルトフット構造体は微妙な投射角度調整が可能であるが、調整をする際、片手で投写型プロジェクタ50を保持しフット部11を回転させて調整する方法しかなく、調整量の多い場合には重い投写型プロジェクタ50を持ち上げながら多くの回転をさせる必要があった。また、角度調整をした際にフット部4が多く出た状態では、スクリューのかみ合わせ部からフット部4までの距離が長くなってチルトフット部のがたつく度合いが大きくなるという問題があった。
また、特許文献1に記載の機構ではフット部の出し入れは容易であるが微妙な投射角度調整が容易でないという問題があった。
本発明の目的は、調整量の多い場合にも容易に調整が可能で、かつ微妙な投射角度調整が可能なチルトフット構造体を提供することにある。
本発明のチルトフット構造体は、
機器の下面から突き出てその機器の傾きを調整するチルトフット部を上下させるチルトフット構造体であって、雄ねじが設けられたシャフトとフット部とからなるチルトフット部と、シャフトを囲んで設けられ、内面に雄ねじと螺合可能な雌ねじを有し、シャフトの軸線と平行方向に2分割された円筒形状の保持ブロックと、2分割された保持ブロックのそれぞれを、雄ねじと雌ねじとが螺合する位置と、雄ねじと雌ねじのかみ合いが外れる位置とに移動させる移動手段と、機器の表面に設けられて移動手段を操作する操作ボタンとを有し、それぞれの保持ブロックの外面は下端部に末広がりのテーパ部を有する曲面からなり、移動手段には、保持ブロックを取り囲む円筒面を持った部材を有し、円筒面の内面の下端部近傍には保持ブロックのテーパ部と整合する末広がりのテーパ部を有し、その円筒面の内径は、保持ブロックのテーパ部を除く外面が接触したときにその保持ブロックの雌ねじとシャフトの雄ねじとの螺合が開放され、保持ブロックのテーパ部の拡張端が接触したときにその保持ブロックの雌ねじがシャフトの雄ねじと螺合するように形成されており、操作ボタンによる操作は、保持ブロックのテーパ部を、円筒面に接触する位置から円筒面のテーパ部と当接する位置との間で移動させる操作である。
保持ブロックは、シャフトを取り囲む2分割された円筒の形状の構造体であり、円筒の一端側は機器のチルトフット部の貫通孔周辺と当接する大きさで、その一端側の内面にはシャフトの雄ねじと螺合可能な雌ねじが設けられ、円筒の外面の雌ねじと対応する部分には下開きのテーパ部が設けられ、雌ねじと反対側の端部は互いに固定ピンで開閉可能に支持されて圧縮手段で開放側に付勢され、それぞれの上部には横に伸びる支持腕が設けられており、移動手段は、機器のチルトフット部の貫通孔を取り囲み、保持ブロックを取り囲むようにその機器に固定された円筒形の構造体と、その円筒形の構造体の外部に設けられ保持ブロックのそれぞれの支持腕を貫通孔から離す方向に押圧する圧縮スプリングとを有し、円筒形の構造体の内面の保持ブロックのテーパ部と対応する部分には保持ブロックの雌ねじとシャフトの雄ねじとの螺合が開放された状態で保持ブロックの外側のテーパ部と当接するテーパ部が設けられ、上部には保持ブロックの支持腕がそれぞれ挿入可能な切込みが設けられていてもよい。
保持ブロックの内面の雌ねじの設けられていない部分は、その雌ねじがシャフトの雄ねじと螺合した状態でその雄ねじのねじ山の頂点と近接する曲面であってもよい。
操作ボタンが、保持ブロックの支持腕を圧縮スプリングの押圧力に抗して押し下げることで、保持ブロックのテーパ部が円筒形の構造体の内面のテーパ部と整合するまで保持ブロックが押し下げられるように構成されていてもよく、圧縮手段がコイルばねであっても弾性のある合成樹脂、およびゴム部材のいずれかであってもよい。
圧縮スプリングは円筒形の構造体の外周を取り囲んで設けられている1本のコイルばねであってもよく、円筒形の構造体の外周を挟んでそれぞれが指示腕を付勢する2本のコイルばねであってもよい。
フット部の回転によるシャフトの雄ねじと保持ブロックの雌ねじの螺合を利用した微妙な高さ調整と、操作ボタンの押圧による螺合の解除によるフット部の自由な上下による大きな高さの調整ができる。また、シャフトと保持ブロックとの長い距離での接触によりシャフトの振れが抑えられる。
本発明の次のような効果が得られる。即ち、
第一の効果は、高さの微妙な調整から大きな調整までが容易に行なえることである。これはスクリュー機構とスライド機構が選択可能となっているからである。
第二の効果は、チルトフット部の突き出しが多い場合にもチルトフット部のがたつく度合いが軽減されることである。これはチルトフット部のシャフトと係合するような筒形状の構造部品が設けられたからである。
第三の効果は、チルトフット部の取外しが容易で、破損時のチルトフット部の交換も容易であることである。これはチルトフット部のねじ部と係合する部材との係合が容易に開放でき、チルトフット部の抜き出しが可能になったからである。
本発明のチルトフット構造体は、高さの微妙な調整から大きな調整までが容易に行なえることに特徴がある。
本発明のチルトフット構造体の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施の形態のチルトフット構造体の模式的部分分解斜視図であり、図2は図1のチルトフット構造体の操作ボタンが押圧されない状態での断面図であり、図3は図1のチルトフット構造体の操作ボタンが押圧された状態での断面図である。また、図4は図3のチルトフット部の拡大断面図であり、図5は図3の操作ボタン近傍の拡大断面図である。
第1の実施の形態では、チルトフット構造体100は、機器に取り付けられる高さ調整可能な支持脚とその調整機構であり、ここでは図7に模式的に示される投写型プロジェクタ50の上部ケース1および下部ケース2の関連部分も含むものとする。実施の形態では投写型プロジェクタ用のチルトフット構造体として説明するが、用途は投写型プロジェクタ用に限定されるものではなく、高さ調整の必要な機器の支持脚として有効に利用可能である。投写型プロジェクタ自体は、従来例として図7を参照して説明した投写型プロジェクタ50と同じなので説明には図7を引用し、同じ構成には同じ符号を付する。
本発明による投写型プロジェクタ50のチルトフット構造体100は、投写型プロジェクタ50の上部ケース1および下部ケース2と、チルトフット部10と、チルトフット部10のロックと開放とを行なうロック機構20と、上部ケース1に設けられてロック機構を操作する操作ボタン30とから構成される。ロック機構20は保持ブロックと、2分割された保持ブロックのそれぞれを、雄ねじと雌ねじとが螺合する位置と、雄ねじと雌ねじのかみ合いが外れる位置とに移動させる移動手段とからなる。
チルトフット部10は、外周に雄ねじのねじ部12aを有するシャフト12と、シャフト12と一体になって床面に接触して荷重を支持するフット部11とから構成される。
ロック機構20は、保持ブロックである第1の可動ブロック21、および第2の可動ブロック22と、移動手段である固定ブロック23と、縦圧縮スプリング24と、横圧縮スプリング25とを有する。
固定ブロック23は、円筒部23aと円筒部23aを固定しているベース23bとからなり、円筒部23aはベース23bにより下部ケース2のチルトフット部10のための貫通部を囲んで設けられており、上部に第1の可動ブロック21および第2の可動ブロック22のそれぞれの腕部21a、22bが挿入される上下方向のガイド用の溝が対向して設けられ、内面の下部に所定の長さと所定の段差で下開きのテーパ部が形成されている。
第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22とは、シャフト12を取り囲むガイド用の円筒を縦方向に二分割した同じ形状の部材であり、固定ブロック23の円筒部23aの内部にシャフト12を挟んで対称に設けられている。二つの可動ブロック21、22は上部で交差して固定ピン26で開閉可能に固定されており、閉じた状態では内面がシャフト12の外面全体と接触する。固定ピン26の下部に設けられた横圧縮スプリング25で二つの可動ブロック21、22が固定ピン26を中心に両側に開く方向に押圧されている。内面には下側の所定の長さを除いてシャフト12のねじ部12aのねじ山の頂部と殆ど接触する半径の曲面が設けられ、内面の下端の所定の長さにはシャフト12の雄ねじのねじ部12aと螺合可能な雌ねじのねじ部21b、22bがそれぞれに設けられている。従って第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22が閉じた状態ではねじ部21b、22bがシャフトのねじ部12aと螺合し、上部の円筒部はねじ部12aをガイドする状態となる。外面は下側の所定の長さを除いて閉じたときには円筒部23aの内面とは間隙を有する曲面となっており、下側の所定の長さには円筒部23aの下部に設けられた所定の長さと所定の段差の下開きのテーパ部と当接できる下開きのテーパ部が設けられており、閉じられた状態では第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のテーパ部の下端の先端の間隔は円筒部23aの内径と略等しくなっており、第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のテーパ部と円筒部23aのテーパ部とが係合した場合には、第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のねじ部21b、22bとシャフト12のねじ部12aとの螺合がはずれるようにテーパの寸法が設定されている。従って第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のテーパ部の先端が円筒部23aのストレート部まで上昇した状態ではシャフト12のねじ部12aがねじ部21a、22aと螺合し、第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22がテーパ部の先端が円筒部のテーパ部に当合するまで下降した状態ではシャフト12のねじ部12aとねじ部21a、22aとの螺合が解除される。
第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のそれぞれに設けられた腕部21a、22aが円筒部23aの上下方向の溝に挿入されている。腕部21a、22aの下面は、一端が固定ブロック23のベース23bに保持されて円筒部23aを取り囲んだ縦圧縮スプリング24の他端がそれぞれ当接しており、第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22とは縦圧縮スプリング24により操作ボタン30の方向に向けて付勢されて、それぞれの腕部21a、22aが操作ボタン30のスカート部30aの下面と接触している。
第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22の腕部21a、22aの上面が操作ボタン30のスカート部30aの下面と接触しているので、操作ボタン30の押し下げにより第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22とは縦圧縮スプリング24の付勢力に抗して円筒部23aの内部を下降する。固定ピン26の下方に設けられた横圧縮スプリング25により第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22には先端が開く方向の力が加えられており、それぞれの先端外側が円筒部22aの内面に接触する。操作ボタン30のストロークは円筒部23aのテーパの長さより長く設定されており、第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22の下降はその先端が下部ケース2と接触することにより阻止される。従って、操作ボタン30が押されない状態では第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22の先端は円筒部23aのストレートな円筒内面に接触し、ねじ部21b、22bはシャフト12のねじ部12aと螺合する。操作ボタン30が押された状態では第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22の先端外面は円筒部23aの内面のテーパ部を下降し、先端が下部ケース2と接触した状態では第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22の外面下側のテーパ部は円筒部23aの内面下側のテーパ部と当接するので、ねじ部21b、22bは開いてシャフト12のねじ部12aとの螺合は開放される。従ってチルトフット部10は第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22の内面で自由に上下できるようになる。操作ボタン30を戻すと第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22とは縦圧縮スプリング24の付勢力により上昇を始め、テーパ部が円筒部23aのストレートな円筒面に入るとともに第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22の先端が内側に移動して、ねじ部21b、22bがシャフト12のねじ部12aと螺合状態となる。
本発明による投写型プロジェクタ50のチルトフット構造体100は投射角度を調整する際に、微妙な角度を調整する際は、操作ボタン30を押し下げない状態で第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のそれぞれ内面に形成された雌ねじのねじ部21b、22bと螺合するシャフト12に形成された雄ねじのねじ部12aとの関係を利用して、フット部11を回すことで高さを調整できる。
それよりも大きな調整を行なう場合には、操作ボタン30を押し下げる。それによって、操作ボタン30のスカート部30aが第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のそれぞれの上部に設けられている腕部21a、22aを押し下げることで第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22は縦圧縮スプリング24の付勢力に抗して下降する。固定ピン26を中心に横圧縮スプリング25によって下部が開く方向に押圧されている第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22の下部の外面の下開きのテーパ−部が、それによって円筒部23aの内面の下部の下開きのテーパ部と当接する方向に下降する。所定の距離の下降によってシャフト12のねじ部12aと第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のそれぞれ内面に形成されたねじ部21b、22bとの螺合が解け、シャフト12は自由に上下することが可能になる。従って予め投写型プロジェクタ50を希望の角度に保持していれば開放されたフット部11が床面まで下降するので、そこで操作ボタン30を開放すれば第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22は上昇し、シャフト12のねじ部12aと第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のそれぞれ内面に形成されたねじ部21b、22bとの螺合が行なわれ、フット部11は固定される。この場合フット部11は第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のストロークだけ上昇するので予めその分だけ多く引き出しておくことが望ましい。その後はフット部11を回転させることで高さの細かい調整ができる。
また、フット部11を床から離した状態で操作ボタン30をノックするように操作することでその都度、ねじ部12aが開放されてフット部11が少し下がり、またロックされるという動作を繰り返すので、少しずつフット部11を繰り出すこともできる。
操作ボタン30が押されていない状態では、第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のねじ部21a、22a以外の内面はシャフト12のねじ部12aのねじ山の頂部と略接触しているので、フット部11に横方向の力がかかってもシャフト12ががたつくことはなく、フット部11は安定する。
第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22は、横圧縮スプリング25によって常に固定ピン26を中心として外側へ開こうとする力が働いていることとして説明したが、このスプリングを弾性のある合成樹脂やゴム部材に置き換えてもよい。
また、本発明のチルトフット構造体100を投写型プロジェクタ50の前側の左右に設置することで投写画面の左右の傾きを容易に調整できるようになる。
次に、本発明のチルトフット構造体の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。図6は本発明の第2の実施の形態のチルトフット構造体の模式的部分分解斜視図である。第2の実施の形態は、第1の実施の形態と縦圧縮スプリングの構成が異なるだけでその他は第1の実施の形態の構成と同じなので、同じ部分については同一の符号と名称を付して説明を省略する。
第1の実施の形態と同様に、第1の可動ブロック21、第2の可動ブロック22のそれぞれに設けられた腕部21a、22aが円筒部23aの上下方向の溝に挿入されている。腕部21a、22aの先端部には、一端が固定ブロック23のベース23bに保持された2本の縦圧縮スプリング27の他端がそれぞれ固定され、第1の可動ブロック21と第2の可動ブロック22とは縦圧縮スプリング27により操作ボタン30の方向に向けて付勢されて、それぞれの腕部21a、22aが操作ボタン30のスカート部30aの下面と接触している。他の構成部材との配置関係で円筒を取り囲む1本のスプリングとしても、それぞれの支持腕を付勢する2本のスプリングとしてもよい。
本発明の第1の実施の形態のチルトフット構造体の模式的部分分解斜視図である。 図1のチルトフット構造体の操作ボタンが押圧されない状態での断面図である。 図1のチルトフット構造体の操作ボタンが押圧された状態での断面図である。 図3のチルトフット部の拡大断面図である。 図3の操作ボタン近傍の拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態のチルトフット構造体の模式的部分分解斜視図である。 投写型プロジェクタの模式的側面図である。
符号の説明
1 上部ケース
2 下部ケース
10 チルトフット部
11 フット部
12 シャフト
12a、21b、22b ねじ部
20 ロック機構
21 第1の可動ブロック
21a、22a 腕部
22 第2の可動ブロック
23 固定ブロック
23a 円筒部
23b ベース
24、27 縦圧縮スプリング
25 横圧縮スプリング
26 固定ピン
30 操作ボタン
30a スカート部
40 投写レンズ
50 投写型プロジェクタ
100 チルトフット構造体

Claims (8)

  1. 機器の下面から突き出て該機器の傾きを調整するチルトフット部を上下させるチルトフット構造体であって、
    雄ねじが設けられたシャフトとフット部とからなるチルトフット部と、
    前記シャフトを囲んで設けられ、内面に前記雄ねじと螺合可能な雌ねじを有し、前記シャフトの軸線と平行方向に2分割された円筒形状の保持ブロックと、
    前記2分割された保持ブロックのそれぞれを、前記雄ねじと前記雌ねじとが螺合する位置と、前記雄ねじと前記雌ねじのかみ合いが外れる位置とに移動させる移動手段と、
    前記機器の表面に設けられて前記移動手段を操作する操作ボタンとを有し、
    それぞれの前記保持ブロックの外面は下端部に末広がりのテーパ部を有する曲面からなり、
    前記移動手段には、前記保持ブロックを取り囲む円筒面を持った部材を有し、円筒面の内面の下端部近傍には前記保持ブロックのテーパ部と整合する末広がりのテーパ部を有し、該円筒面の内径は、前記保持ブロックの前記テーパ部を除く外面が接触したときに該保持ブロックの前記雌ねじと前記シャフトの雄ねじとの螺合が開放され、前記保持ブロックの前記テーパ部の拡張端が接触したときに該保持ブロックの前記雌ねじが前記シャフトの雄ねじと螺合するように形成されており、
    前記操作ボタンによる操作は、前記保持ブロックの前記テーパ部を、前記円筒面に接触する位置から前記円筒面のテーパ部と当接する位置との間で移動させる操作である、チルトフット構造体。
  2. 前記保持ブロックは、前記シャフトを取り囲む2分割された円筒の形状の構造体であり、前記円筒の一端側は前記機器の前記チルトフット部の貫通孔周辺と当接する大きさで、該一端側の内面には前記シャフトの雄ねじと螺合可能な雌ねじが設けられ、前記円筒の外面の前記雌ねじと対応する部分には下開きのテーパ部が設けられ、前記雌ねじと反対側の端部は互いに固定ピンで開閉可能に支持されて圧縮手段で開放側に付勢され、それぞれの上部には横に伸びる支持腕が設けられており、
    前記移動手段は、前記機器の前記チルトフット部の貫通孔を取り囲み、前記保持ブロックを取り囲むように該機器に固定された円筒形の構造体と、該円筒形の構造体の外部に設けられ前記保持ブロックのそれぞれの前記支持腕を前記貫通孔から離す方向に押圧する圧縮スプリングとを有し、
    前記円筒形の構造体の内面の前記保持ブロックの前記テーパ部と対応する部分には前記保持ブロックの雌ねじと前記シャフトの雄ねじとの螺合が開放された状態で前記保持ブロックの外側の前記テーパ部と当接するテーパ部が設けられ、上部には前記保持ブロックの前記支持腕がそれぞれ挿入可能な切込みが設けられている、請求項1に記載のチルトフット構造体。
  3. 前記操作ボタンが、前記保持ブロックの前記支持腕を前記圧縮スプリングの押圧力に抗して押し下げることで、前記保持ブロックの前記テーパ部が前記円筒形の構造体の内面の前記テーパ部と整合するまで前記保持ブロックが押し下げられるように構成されている、請求項1または請求項2に記載のチルトフット構造体。
  4. 前記保持ブロックの内面の前記雌ねじの設けられていない部分は、該雌ねじが前記シャフトの前記雄ねじと螺合した状態で該雄ねじのねじ山の頂点と近接する曲面である、請求項1または請求項2に記載のチルトフット構造体。
  5. 前記圧縮手段がコイルばねである、請求項2に記載のチルトフット構造体。
  6. 前記圧縮手段が弾性のある合成樹脂、およびゴム部材のいずれかである、請求項2に記載のチルトフット構造体。
  7. 前記圧縮スプリングは前記円筒形の構造体の外周を取り囲んで設けられている1本のコイルばねである、請求項2または請求項3に記載のチルトフット構造体。
  8. 前記圧縮スプリングは前記円筒形の構造体の外周を挟んでそれぞれが前記指示腕を付勢する2本のコイルばねである、請求項2または請求項3に記載のチルトフット構造体。



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