JP4708642B2 - 櫛付き容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、容器本体に充填された毛染め料や頭髪料などの液剤を、容器本体から頭髪に直接塗布する櫛付き容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
容器内に溜められている毛染め料や頭髪料などの液剤を、頭髪に直接塗布できるように、容器のキャップに櫛を設けた櫛付きキャップが広く使用されている。例えば特開平10−137029号公報、特開平9−23922号公報などに開示されている櫛付きキャップでは、一列に列設した櫛体の各中間部に注出口を形成し、この注出口から液剤を注出可能にしている。
【0003】
また、特開平8−196331号公報には、櫛体の両側にブラシを着脱可能に設けた櫛付き容器が開示されている。この従来の技術では、液剤を充填した容器に取付けた櫛体から液剤が吐出され、直接液剤を頭髪に塗布できるようにしている。そして頭髪の一部にポイント状に塗布する際には櫛体のみを使用するとしている。また、頭髪全体に塗布するために、この櫛体の両側にブラシを装着して使用するというものである。このため、櫛体の先端側からブラシを植生した断面U字状のブラシ体をスライドさせて取付け可能にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、頭髪の生え際など局所的に塗布したい場合があるが、従来の櫛付き容器では、別途用意した櫛などにより塗布する必要があった。また、特開平8−196331号公報に開示された櫛では、ポイント状に塗布する櫛を使用して液剤により汚れた後に、ブラシ体を櫛体の先端からスライドして装着することになり、ブラシ体を装着する際に、手が汚れたり、装着しにくいなどの課題を有していた。
【0005】
そこで、本発明では、キャップを容器本体に取付けるキャップ本体に刷毛を設け、このキャップ本体に櫛歯体を取外し可能に冠着して、櫛歯体を取外した状態で、局所的な塗布を刷毛により施すことができるようにしている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明では、キャップは、上面に刷毛と液剤を吐出する吐出管とを設けた容器本体に取付けられるキャップ本体と、キャップ本体に取外し可能に冠着され、立設された櫛歯片の内部に吐出管に連通する連通孔を設けた櫛体とからなる。
これにより、容器本体内の液剤を櫛歯片から吐出して塗布される。また、局所を塗布する際には、キャップ本体を取外し、吐出管から液剤を吐出して刷毛により塗布することができる。
【0007】
請求項2の発明では、刷毛を吐出管の両側に設けている。これにより、吐出管から吐出された液剤が、刷毛によってたれ落ちるのが防止される。
請求項3の発明では、櫛体の下面には吐出管に連結する連結管が下方に延長して設けられている。これにより、キャップ本体を冠着した状態では、吐出管から吐出される液剤が連結管35に流れ込み、吐出管25外に流れ出さない。
請求項4の発明では、櫛体は、立設された刷毛の毛先が該櫛体に接触しない高さに保持されている。これにより、刷毛が保護される。
【0008】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明では、液剤を充填した容器本体の口縁に櫛歯を設けたキャップを取付け、液剤を櫛歯から吐出する櫛付き容器において、キャップは、上面に刷毛と液剤を吐出する吐出管とを設けた容器本体に取付けられるキャップ本体と、キャップ本体に取外し可能に冠着され、立設された櫛歯片の内部に吐出管に連通する連通孔を設けた櫛体とからなることにより、容易に頭髪の局所にも液剤を塗布することができるという効果を奏する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、毛染め料を液剤とする容器に適用した本発明の一実施例を図1〜図6を参照して説明する。
図1に示すように、この実施例では、有底筒状とされた容器本体1の広口の口縁1aの外周に設けられた雄ねじ部(図示しない。)にキャップ2が密に取付けられている。
【0010】
図2に示すように、キャップ2は、合成樹脂からなり、キャップ本体20とこのキャップ本体20に取外し可能に冠着される櫛体30との二部材により構成されている。キャップ本体20は、その下側が有蓋円筒形とされ、内面に容器本体1の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部21(図3参照)が形成されている。また、キャップ本体20の上面には、略方形の取付ベース22が突出して一体成形され、さらに取付ベース22上に刷毛台23が設けられている。刷毛台23の外周には、係合リブ24が設けられている。また、刷毛台23の上面中央には、五本の吐出管25が直列に一定間隔で突出形成されている。この吐出管25は、キャップ本体20内に連通している。また、刷毛台23の両側には、吐出管25よりも長い多数の刷毛26が一体成形され、吐出管25から液剤が吐出された際に、刷毛26によりたれ落ちが防止される。
【0011】
櫛体30は、刷毛台23上を覆う櫛歯台31と、この櫛歯台31上に立設された櫛歯片32とが一体成形されている。櫛歯台31の下部は、刷毛台23を覆って冠着可能に周囲壁33が設けられ、周囲壁33の下端面が取付ベース22の上面に当接している。この周囲壁33の内周面には、リブ溝34が設けられていて、刷毛台23の係合リブ24に嵌合して、刷毛台23との連結が確保されている。なお、周囲壁33は、刷毛台23上に立設された刷毛26の毛先が櫛歯台23の下面と接触しない高さとされ、刷毛26の毛先が保護されて、ほつれなどを生じないようにされている。すなわち、櫛歯台31は、刷毛26の保護キャップの作用を奏する。
【0012】
櫛歯台31の内側下面には、図4において左右中央の吐出管25に対応した位置にそれぞれ連結管35が下方に延長して設けられている。連結管35の先端は、吐出管25を外嵌めして、吐出管25から吐出される液剤が連結管35に流れ込むようにされ、吐出管25から外に流れ出さないように形成されている。
【0013】
また、櫛歯台31の上面中央には、薄肉の平板状の櫛歯片32が複数本(この実施例では7本)列設されている。この各櫛歯片32には、図3に示すように、連結管35に連通する連通孔32aが櫛歯台31上の略4/5の高さ位置まで形成されている。そして、この連通孔32aの先端が、櫛歯片32の側面、すなわち、隣接する櫛歯片32に向けて注出口32bが開口している。これによって、容器本体1内の毛染め料が、櫛歯片32の各片間に注出される。なお、櫛歯列の最も外側に位置する端部櫛歯片32c、32dには、連通孔32aが設けられておらず、ここから毛染め料が流れ出ることはないようにされている。
なお、図2において、櫛歯台31の周囲壁33の側面には、櫛体30をキャップ本体20から取り外す際に押圧する操作面36が何条かの凹凸により形成されている。
【0014】
上記構成からなる実施例の櫛付き容器を使用して頭髪に毛染め料などの液剤を塗布する場合について説明する。
まず、頭髪の生え際などの局所に毛染め料を塗布する。キャップ本体20から櫛体30を取り外して、刷毛26を露出した状態にする。使用者は容器本体1をキャップ2を下に向けて持ち、塗布すべき箇所に刷毛26を合わせ、容器本体1のボディを軽く押さえる。これにより、容器本体1の毛染め料が吐出管25から吐出されて塗布される。この際、刷毛26が吐出管25の両側に設けられているために、吐出された毛染め料は液だれすることなく、この両刷毛26間に溜められる。
【0015】
次に、櫛体30をキャップ本体20に冠着する。そして、櫛歯片32の先端を塗布する部位の頭皮に軽く当てながら、容器本体1のボディを軽く押さえて頭髪を梳いていく。これにより、容器本体1内の毛染め料は、吐出管25、連結管35、櫛歯片32内の連通孔32aを通って注出口32bから吐出される。注出口32bは、各櫛歯片32に向けて設けられているために、櫛歯片32の間に吐出され、梳かれた頭髪に付着していく。ここで、吐出管25には、連結管35の先端が外嵌めされていて、吐出管25から吐出される毛染め料が外に流れ出すことが無く、連結管35内へ流れていく。
【0016】
以上、毛染め料の櫛付き容器に関する実施例を説明した。毛染め料では、細部用刷毛が附属品として同梱されることが多いが、輸送時に刷毛の毛先がほつれることもあった。この実施例では、刷毛26を設けたキャップ本体20に取外し可能に櫛体30を冠着し、刷毛26の毛先を保護しているために、同梱する附属品数を減らすことができるとともに、ほつれの無い健全な刷毛を維持することができる。
【0017】
なお、この実施例では、刷毛26を、吐出管25の両側に設けているが、必ずしも両側に設ける必要はなく、片側のみに設けることもできる。この構成の場合には、頭髪に毛染め料を塗布する際に、片側に設けた刷毛が下側になるように保持することが望ましい。
また、この実施例では、連結管35を設けて、吐出管25に連結して、毛染め料が吐出管25から連結管35に流れ込むようにされているが、必ずしも連結管35を設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図
【図2】キャップの分離斜視図
【図3】キャップを分離した状態の縦断正面図
【図4】キャップを分離した状態の縦断側面図
【図5】キャップの縦断正面図
【図6】キャップの縦断側面図
【符号の説明】
1…容器本体
2…キャップ
20…キャップ本体
23…刷毛台
25…吐出管
26…刷毛
30…櫛体
31…櫛歯台
32…櫛歯片
32a…連通孔
32b…注出口
33…周囲壁
35…連結管

Claims (4)

  1. 液剤を充填した容器本体の口縁に櫛歯を設けたキャップを密に取付けて該液剤を櫛歯から吐出する櫛付き容器において、
    前記キャップは、上面に刷毛と前記液剤を吐出する吐出管とを設けた前記容器本体に取付けられるキャップ本体と、該キャップ本体に取外し可能に冠着され、立設された櫛歯片の内部に前記吐出管に連通する連通孔を設けた櫛体とからなることを特徴とする櫛付き容器。
  2. 刷毛を、吐出管の両側に設けていることを特徴とする請求項1記載の櫛付き容器。
  3. 櫛体の下面には、吐出管に連結する連結管が下方に延長して設けられていることを特徴とする請求項1,2記載の櫛付き容器。
  4. 櫛体は、立設された刷毛の毛先が該櫛体に接触しない高さに保持されていることを特徴とする請求項1〜3記載の櫛付き容器。
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