JP4708352B2 - 自動密閉式雄コネクタ - Google Patents

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Description

本出願は米国特許出願第10/438,702号の優先権を主張する。
本発明は一般にバルブを有する医療用流体コネクタに関し、より詳細には自動密閉式の針なし雄コネクタに関する。
医療用流体の雄コネクタ及び雌コネクタが様々な医療用途において使用されている。一般的な適用例の1つでは、医療用デバイスを、患者の静脈内(IV)医療用流体投与セットの一部を形成する管材料と相互連結させることが望まれている。このような投与セットは流体連通を確立するために、一般に、雄コネクタを挿入することができる1つ又は複数の雌コネクタを含む。雌コネクタは、一般に、雌コネクタ内に雄コネクタを挿入することによって作動又は開口する、内側バルブを含む。内側バルブが開口すると、流体は雌コネクタ及び雄コネクタの両方を通り双方向に流れることができる。IV流体交換の最も一般的な様式では、患者のIVセットに取り付けられた雌コネクタ内に受けられるように設計されたノズルとともに固定されたシリンジを使用する。シリンジを使用して流体を患者の循環系に注入し、又は患者から流体を吸引することができる。
上記の例では、このような目的で使用される一般的なコネクタはルアー部を含む。そのようなコネクタは、流体を誘導するために鋭針などの鋭利な先端を使用しない、針なしコネクタとして周知である。雌ルアー・コネクタの場合、一般に認められたISOルアー仕様書に従って、コネクタの中心に向かって内側に先細状である壁面を有する空洞部が設けられている。雄コネクタの場合、雄コネクタ又はノズルが、雌コネクタの先細形状に対して相補的でありISOルアー仕様書に従った先細形状を有している。雄コネクタの全体的な外観は円錐形である。
閉位置、即ち流体の流れを阻止する位置に初期設定されている一体型バルブを有するコネクタは、自動密閉式コネクタとしても知られている。一体型バルブはまた「シール」といわれることもある。現在、当技術分野で周知であり使用されている自動密閉式の針なしコネクタは、一般に患者のIVライン、薬物、又は溶液供給源、或いはコネクタのシールによってコネクタ側の全流体が患者又は他のデバイスに向かって流れないようになっている他の医療用デバイスと連結するように設計されている。このようなコネクタは雌型である。一方、一般的な雄コネクタは密閉されていない。
使用時には、多くの場合シリンジ又は他のデバイスは、自動密閉式雌コネクタの雌ルアー・コネクタに係合するような雄ルアー・コネクタを備える形状であり、雄ルアーの中心ボスを雌ルアーのシール膜に接触させることにより、膜に形成されたスリットを開口させ、コネクタを通過する流路を形成する。雌ルアー・コネクタ及び一体型バルブを有するコネクタの一例がLeinsingの米国特許第5,676,346号に示されており、参照によって援用する。必要な流体を投薬又は吸引した後シリンジを取り外し、針なしコネクタのシール膜にあるスリットを閉じて、コネクタを再度密閉し投薬したばかりの薬物を含むすべての体液をコネクタの患者側に閉じ込める。
これにより、流体を漏らすことなく、起こり得る危険な感染から患者及び介護者の両方を保護する。ただし、シリンジの自由端及び内部に残っている残留流体は密閉されず、露出している。化学療法の場合、使用される化学試薬のなかには毒性のものもあり、介護者はそれらに接触しないようにするべきである。雄コネクタが密閉されていないと、そのようにすることはより困難になる。不注意によって雄コネクタから滴が落ちて床の上に留まり、介護者の皮膚に接触する可能性があり、或いは雄コネクタから介護者の皮膚の上に直接落下する可能性もある。どちらの状況も非常に望ましくないものである。
別の場合、即ち、放射性アイソトープが患者に投与される核医学領域では、不注意によるアイソトープへの暴露を最小限に抑えることが、介護者及び患者の両方の安全のために不可欠である。このような不安定元素は、介護者への望ましくない接触が起こらないよう注意深く監視するべきである。しかし、上述のように、当業者に周知であり使用されている既存のコネクタは、投与前にバイアル内にあるアイソトープを密封することができ、且つ投与後には一般的な自動密閉式針なし雌コネクタの患者側を密閉することができるが、投与中にアイソトープを容器から患者へ搬送するために使用されるシリンジ又は他のデバイスは密閉されず、アイソトープへの望ましくない暴露が起こる恐れがある。
自動密閉式針なし雌ルアー・コネクタは当技術分野に著しい進歩をもたらし、患者のインターフェースなどにあり投薬又は流体吸引を行うシリンジ又は同様のデバイスを連結することのできる密閉式の針なし連結という、所期の目的を一般的には果たしているが、ある流体がシリンジや他のデバイスの外面に流れ出ないように密閉することもできる雄コネクタが利用可能になれば、当技術分野に改良がもたらされるだろう。
いくつかの密閉式針なし雄コネクタは当技術分野では周知である。しかし、比較的公差の小さい数多くの部品が、これらのコネクタを低コストで製造することを困難にしている場合もある。可能な限り多くの人々が医療を受けられるように、可能な限り最小コストで高品質の医療用部品を製造することは、現在も医療用デバイス製造業者の目標になっている。
したがって、コネクタからの流体の漏洩、及び雄コネクタを別のコネクタから取り外す際の流体の漏洩を防ぐバルブ又はシールを有する雄コネクタが必要であることが当業者に認識されている。また、係合解除するときにルアー先端面に残っている危険な薬物からコネクタのユーザを保護するように、雄ルアー・コネクタを雄雌型連結で密閉する針なし雄ルアー・コネクタが必要であることも認識されている。さらに、より低コストでより簡単に製造することのできる一体型バルブを備えた雄コネクタが必要であることも認識されている。本発明は、これらの必要性及びその他の必要性を満たすものである。
簡潔広義の概念で云うと、本発明は雌コネクタに針なしで連結するための自動密閉式雄コネクタを対象としている。雌コネクタは患者のIVライン又は他のそのようなライン又は容器の一部を形成することができる。従来の雌ルアー・コネクタは雄ねじ部と、流体開口を画成する近位側に面したリムを有する筒状の円筒部を備えた形状である。雌コネクタ内には圧縮可能な内部ピストンがある。
本発明の一特徴では、筒状の円筒部に流体開口を有する雌コネクタと連結するための自動密閉式雄コネクタが提供され、筒状の円筒部が第1の係合デバイスを備え開口付近に配設された近位側リムを有し、雄コネクタが近位側流体開口を有する近位端を構成する円筒部を含み、円筒部の遠位先端を形成し遠位先端に遠位側流体開口を有する細長い円柱が遠位方向に延び、円柱が外面を有し、流体流路が円筒部を通って近位側開口から遠位側開口に延び、円柱の遠位先端が雌コネクタの流体開口内に嵌合するのに十分小さい外径を有し、弾性のブーツが円筒部に設置され、且つ円柱の遠位開口を密閉するために円柱の外面を覆う関係で延びており、第2の係合デバイスが円筒部に設置され、第2の係合デバイスが雌コネクタと雄コネクタを係合状態で互いに固定するために雌コネクタの第1の係合デバイスと相互作用するように適合されている。
別の特徴では、第2の係合デバイスが円筒部に設置されたねじ付きハブを含み、ねじ付きハブが雌コネクタの外面のねじ山に係合するための雌ねじを有する。ブーツが径方向外側にフレア状であるフランジを備えた遠位端に形成され、フランジが雌コネクタの流体開口よりも大きい直径を有し、且つ遠位側に面した閉鎖壁を有し、それにより雌コネクタとの係合中に雌コネクタのリムがブーツのフレア状フランジに係合しフランジを近位方向に動かす。フランジは遠位先端状にある閉鎖壁に開口を有し、雌コネクタとの係合によってフランジが遠位方向に動かされると、遠位先端が閉鎖壁の開口を通って突出し、雄コネクタと雌コネクタの間に流体が流れるようになる。ブーツの遠位端は、遠位側に面した閉鎖壁と、雌コネクタの流体開口の内径よりも大きい外径を有するほぼ平面のブーツ・フランジを備える形状であり、ブーツはさらに、第1の係合デバイスと第2の係合デバイスの係合によってブーツの遠位側に面した閉鎖壁を雌コネクタのリムに接触させ、且つ、雌コネクタ及び雄コネクタが近付いて係合状態になるにつれて、ブーツが圧縮され円柱先端が開口を通って少なくとも部分的に雌コネクタ流体開口内へと突出するように、フランジの開口をほぼ雌コネクタの開口の付近に配置する。
他の特徴では、ブーツは、ブーツ開口が形成されている遠位側に先細の先端を備える遠位端に形成され、先細先端が雌コネクタの流体開口より小さい直径を有する。ブーツはさらに、第1の係合デバイスと第2の係合デバイスの係合によってブーツの先細先端が雌コネクタの流体開口内に入り、その場所で雌コネクタの開口より大きい先細先端の直径が開口内面に接触するように形成され、雌コネクタ及び雄コネクタが近付いて係合状態になるにつれて、ブーツが圧縮され円柱先端がブーツの開口を通り、雄コネクタと雌コネクタの間を流体が流れるようになっている。ブーツの遠位端は、近位側の第1の直径及び遠位側の第2の直径を有するほぼ環状で先細のブーツ先端を備えた形状であり、第1の直径が貫通孔の内径よりも大きく、第2の直径が貫通孔の内径よりも小さく、ハブが雌ルアー・デバイスに係合することによってブーツ先端がほぼ第2の直径の位置で貫通孔に入り内面に接触するようにブーツ先端が形成されており、それによりスリットを貫通孔内に配置し、ハブが雌ルアー・デバイスにねじ込まれブーツが圧縮されるにつれて、円柱先端がスリットを通って突出し少なくとも部分的に貫通孔内に入り、ブーツ先端がほぼ遠位側の第2の直径に近位側に面したピストン面に接触する形状の遠位側に面したブーツ先端面を有し、そのように接触するとき、ブーツ先端が貫通孔に挿入されるとピストンを少なくとも部分的に軸方向に圧縮し、円柱先端がスリットを通って突出するとき、反対側の開口内に少なくとも部分的に挿入されるようにピストンに係合するようになる。
他の特徴では、円柱先端が突出部頂端を有するほぼ円形の突出部内で終端し、内部管腔が、長手方向に向いた開口を備えた突出部頂端と交差する。別の方法では、内部管腔が突出部頂端の近位側で終端し、1つ又は複数の径方向の交差孔が円柱先端に形成され、径方向を向いた交差孔の開口を備える管腔と連通するようになる。さらに別の方法では、円柱先端で向かい合って遠位側に突出する歯を形成するように、交差切欠きがほぼ突出部頂端に円柱先端を通って形成され、ブーツの遠位端スリットの開口及びそこを円柱先端が通ることが容易になる。
他の特徴は、長手方向に圧縮可能であり、遠位側流体開口上にある閉鎖壁を備えて遠位端に形成されたブーツを含み、ブーツは、ブーツを圧縮すると遠位先端によって開口されるブーツ開口を有する。円筒部はねじ付きハブを設置する第1の溝を含む。円筒部はブーツを設置する第2の溝を含む。ねじ付きハブは第1の溝に回転可能に設置されるので、円筒部からは独立的に回転することができ、それにより、雄型及び雌型を互いに締結するためにねじ付きハブを回転するとき、互いに係合しながらも円筒部及び雌コネクタは回転的に固定状態を維持することができる。ハブは径方向内側に突出し、環状の第1のハブ開口を画成する環状のハブ・フランジを備えて近位端に形成され、ハブ・フランジは、ハブを円筒部上に回転式に設置するように、第1の溝内で受けられる形状になっており、ハブの長手方向の動作を制限するように、第1の溝内で軸方向にハブ・フランジを閉じ込めている。第1及び第2の溝は円柱の近位側基部に形成される。
別の特徴は、設置用の溝を含む円柱、及び設置用の溝内で受けられる弾性の設置リップを含むブーツを含み、それによりブーツを円柱上の定位置に保持する。円柱は近位側基部を有し、遠位先端へ向かって先細になり、近位側基部が遠位側先端より大径になっており、先細形状によってブーツが円筒部上を覆う関係に戻りやすいようになっている。
自動密閉式雄コネクタは、ブーツが円筒部上を覆う関係にある閉位置になるよう押し付ける形状のばねをさらに含む。さらにブーツは、ブーツが圧縮されると円筒部上を覆う関係にある閉位置になるようばね部がブーツを押し付けるように、ブーツの一部として形成された内部ばね部を有する。
他の特徴は、雄ねじ部を備えた全体的に筒状のバレルを有する雌コネクタに連結するための自動密閉式雄コネクタを含み、自動密閉式雄コネクタが、近位端及び遠位端を有し、近位端が流体開口を有し、遠位端が、肩部の遠位側に延びる細長い円柱形状に形成され、筒形の近位側円柱部及び小径の遠位側円柱先端に向かって先細である遠位側円柱部を有し、近位側円柱部が隣接する第1及び第2の溝を備えて形成され、近位端と遠位端の間を内部管腔が連通する円筒部と、円柱周りを覆う関係で第2の溝に設置され、ブーツが遠位端に沿って一般に直径方向のスリットを備えて形成され、さらにブーツが休止状態のとき円柱の遠位端を覆うように形成され、それにより、内部管腔内の流体が漏洩しないように制限する弾性ブーツと、雌ねじを備え、遠位端のハブとブーツの間に何もないようにブーツ及び円柱周りの円周上で第1の溝に設置され、ハブがハブの雌ねじ及び雌コネクタのねじ部に沿って雌コネクタと係合することによって、ブーツの遠位端を雌コネクタと接触させるように働き、それによってブーツを圧縮し、円柱先端をスリットを通して突出させ、自動密閉式雄コネクタと雌コネクタの間で内部管腔を通る流体連通を可能にする、雄型ねじ付きハブとを含む。
本発明によるさらに他の特徴が、雌コネクタに連結するための自動密閉式雄コネクタを含み、自動密閉式雄コネクタが、近位端及び遠位端を有し、近位端が流体開口を有し、遠位端が雌コネクタ内に突出してその間に流体連通を確立するための円柱を備えた形状であり、円柱が遠位側流体開口を有し、近位端から遠位端への管腔が開口と相互連結する円筒部と、円柱に設置されるとき円柱の遠位端を密閉するための非収縮形状を有し、長さの少なくとも一部分に沿って形成され、密閉手段を近位側に動かし、非収縮位置に戻るように押し付けることができる圧縮手段を有し、圧縮手段が作動すると、円柱が開口しそこを通って突出することができる遠位端に開口を有する密閉手段と、雄コネクタと雌コネクタを係合関係で固定するために、それらを連結するための手段とを含む。
本発明のこれら及び他の特徴及び利点は、添付の図面と併せて読めば、例を使用して本発明の原理を示す、好ましい実施例の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
図示の目的で図面に示す同様の参照番号はいくつかの図において対応する又は同様の要素を示し、一般的な注入装置が図1に示されている。注入ポンプ30は、この場合は吊下げバッグである流体供給源38から患者40に医療用流体36を注入することを精確に制御するように、投与セット34の管32上で作動する。患者の血管内に導入され医療用流体が中を通って患者に注入されるカニューレ42の遠位端で、管は終端する。一体型内部バルブを含む雌ポート又はコネクタ46を有するYコネクタ44が、管に設置されている。このコネクタ46は、上記で参照した米国特許第5,676,346号に示されている形態を取ることができる。他の医療用流体を有するシリンジ48が雌コネクタに連結されている。この場合、シリンジは雌コネクタに導入された雄先端50を有し、そのように導入することによって雌コネクタの内部バルブを開口させ、投与セットの管との流体連結が確立されるようになっている。シリンジは、流体をシリンジバレルから投与セットに導入するため、或いは投与セットから流体を吸引するためのどちらにも使用できる。
患者40に導入される化学療法薬物がシリンジ48内に含まれる場合、シリンジをYコネクタ44の雌コネクタ46から引き抜くとき、いずれの薬物もシリンジ先端50から不注意によって落下することは望ましくない。そのような薬物は介護者の皮膚に接触させるべきではないが、雄型先端50を雌コネクタから引き抜く際に雄型先端がそれ自体を密閉する手段を持たない場合には、そのような状況が起こる可能性がある。
ここで図2を見ると、例示的な自動密閉式雄ルアー・コネクタ60の上面角度からの破断斜視図が示されている。雄ルアー・コネクタは円筒部62、弾性の密閉式ブーツ64、雌ねじ68を有する雄ねじハブ66を有する。ブーツ及びハブは円筒部に固定され、当技術分野で周知であり使用されている従来の雌ルアー・コネクタに連結するように、協働して雄ルアー・コネクタを形成する。円筒部70の近位端は、従来の雌ルアー・コネクタ72を含むが、本発明の範囲から逸脱せずに様々なコネクタやデバイスを使用することが可能であることを理解されたい。例えば、別の実施例では、円筒部の近位端を管に直接連結することができ、又はシリンジの一部として連結又は形成することもできる。
全体を通して使用される「遠位」とは患者に近付く方向をいい、「近位」とは患者から離れる方向をいう。この場合、この実施例ではブーツ64で覆われたコネクタの端部を示すのに遠位を使用し、雌型であるコネクタ70端部を示すのに近位を使用する。
図2を引き続き参照すると、雌ルアー・コネクタ72は、コネクタ円筒部の近位端に、雄ねじハブに係合するための2つのねじ部74を含む。本明細書で使用される「ねじ」及び「ねじ部」又は「ねじ要素」は同義語である。円筒部62の遠位端80(図示せず)と近位端70の間には、軸方向に突き出た円柱78を有する径方向フランジ82がある。円柱は異なる実施例では異なる形状を取るが、一般には細長く遠位先端が円形であり、後の図において示すように突出部を形成する。円柱の基部84はその上面に形成されたリテーナ・フランジ86(図3)を含み、リテーナ・フランジ86と円筒部フランジ82の間に第1の溝88を形成する。この場合、内向きに突出するハブ・リップ90が第1の溝の内部に取り付けられている。第1の溝の幅は、ハブの長手方向又は軸方向92の動作を制限するように、ハブ・リップの幅とほぼ等しい、又はそれよりわずかに大きい形状になっている。明確化のために、図2には長手方向基準線又は軸方向92が示されており、これを図を通して使用する。
ブーツ64は円柱78(図3)の周りに同心同軸関係で受けられる。ブーツはその長さに沿って形成された一般に筒状の中実の中心壁94を含み、中心壁を長手方向に縮小するためにアコーディオン式に収縮可能な軸方向に離間している環状の可撓性折畳み部96を備えている。ブーツは、下記で説明及び図示する径方向内側に突き出た弾性の環状リップを備える形状の拡大直径の基部98を備えた形状であり、また、ブーツを円柱上に設置し固定するために第2の溝に収容することも下記で説明及び図示する。ブーツは遠位端98で径方向外側にフレア状になり、遠位側拡大フランジ100を形成する。ブーツの遠位側閉鎖壁98は、穿通可能なスリット102を含む。
筒状のねじ付きハブ66は、ほぼブーツ64周りの円筒部62に同心的に設置されているが、ブーツは遠位方向にハブより長く突き出ていてもよい。ハブはその内面に、雄ねじ又は従来の雌ルアー・コネクタ周りに配設されたねじ部に係合する形状のねじ山68を有する。雌ルアー・コネクタに配設されたこのようなねじ山又はねじ要素は、上述の米国特許第5,676,346号に見ることができる。近位側ハブ・リップ90はある程度可撓性であり、その中央開口104は円筒部62に形成された第1の溝88内で受けるのに十分な大きさである。ハブ・リップは、ねじ付きハブの円筒部への組み付けを完了させるためにハブをリテーナ・フランジ(後述)上で円筒部に設置することを容易にするように、遠位方向に内側に傾斜する斜面106を備えて下側に形成される。
図3を見ると、円筒部62の上面斜視図が示されている。円筒部は雄ねじ部74を備えた雌コネクタ72として形成された近位端70を含む。この形状において、近位端は雄ノズル及びシリンジのねじ付きハブを受け入れることができ、それにより図1に示すようにシリンジを本発明による密閉式雄コネクタに適合させることができる。円筒部はまた遠位端80を有し、近位端と遠位端の間には径方向の円筒部フランジ82がある。細長い円柱78が円筒部フランジのほぼ中心にあり、そこから遠位側に延びている。
円筒部円柱78は、本実施例では概ね円柱状の円柱基部84を有する。第1のリテーナ・フランジ86が円柱基部周りの円周上に形成され、円筒部フランジ82から遠位方向に離間している。これにより、図2に関連して述べたように第1のリテーナ溝88が形成される。図では、ねじ付きハブ66が第1の溝に設置され維持されている。特に、ハブ・リップ90が溝内部に設置された。一実施例では、ハブを収容しながらも長手方向にある程度動かすことができるように、第1の溝の長さがハブ・リップの幅を超えた。また溝の直径は、ねじ付きハブが円柱周りを自由に回転することができるように選択された。
第2の円柱フランジ108が円柱基部84周りの円周上で第1のフランジ86に対して遠位側に形成されており、それにより第2の溝110が円柱周りに形成される。図には示していないが、この第2の溝の中にブーツ64が設置される。後の図面において詳細を示すが、ブーツ64はさらに、設置のために第2の溝の中に配置するように使用される開口を備えた環状の設置リップを含む。したがって、これらの2つの溝88及び110は、ねじ付きハブ及び密閉式ブーツを精確に円筒部に配置するように働く。これらの特定の形状及び配置によって、密閉式雄コネクタは組み付けが容易になり、比較的少ない数の部品が使用され、低コストでの製造が可能になる。
図に示した実施例では、第1及び第2の溝は円柱上にフランジを形成することによって作製され、それらの間で効果的に「溝」を形成することに留意されたい。ただし、他の技法を使用して溝を形成することもできる。例えば、円柱の基部を大幅に拡大した外径で形成し、第1及び第2の溝を形成するように材料にアンダーカットを形成することもできる。また本実施例では、溝を円柱に形成するように述べているが、本実施例では円柱は円筒部の一部であり、後の図に示すように、溝を円筒部の他の部分に形成することもできる。
図3を引き続き参照すると、円柱78が長さに沿って基部84の大径から遠位先端114の小径に先細112になっている。図3に示した例では、円柱の遠位先端は一般に円形である。円形先端114がブーツのスリット(図2)を穿通する際の助けとなることが明らかになっている。さらに、円柱のこの先細特徴は、図2に示すように、外側ブーツ64が閉位置になるようにする傾向がある点において有益であることが明らかになっている。即ち、密閉式雄コネクタを雌コネクタに係合させるためにブーツを円柱上で近位方向に動かすと、ブーツの開口スリットが円柱の先細部に沿った位置に動く。先細形状は遠位方向により小さい直径に向かっており、ブーツは閉形状又は密閉形状、即ち図2に示す密閉形状に戻るように自己バイアスされた弾性材料で形成されているので、円柱の先細形状はブーツが密閉式形状に向かって摺動する際の助けとなる。
ここで図4aを見ると、円柱78の遠位先端114の拡大上面斜視図が部分的に断面で示されている。中央の長手方向の内部管腔116が、ほぼ円柱の長手方向軸92に沿って形成されている。本実施例では、管腔が円柱頂端と交差しており、孔又は開口118がほぼ先端を中心として形成され、長手方向を向き、流体連通が先端を通って内部管腔へと可能であるようになっている。さらに、円柱及び管腔のサイズを、開口118が従来技術の自動密閉式雌ルアー・コネクタ(図示せず)に形成された内部円柱又はスパイクの先端に係合し中心にくることができるようなサイズにすることができることは、当業者には明らかである。
図4bの拡大上面斜視図に、円柱78の遠位先端114の代替実施例が部分的に断面で示されている。円柱先端はやはり一般に円形であり、円柱は長手方向の内部管腔116を含む。ただし、図4aの実施例とは異なり、管腔は先端部の頂端と交差せずに円柱先端内の頂端の近位側で終端する。中心管腔に合流するように、円柱先端に長手方向軸92に対して一般に径方向に交差孔120が形成される。個々の交差孔の内径は中央管腔の内径よりも小さくすることができるが、図4bに示した3つのそのような交差孔では、交差孔が内部管腔を通る流体連結の妨げにならないように、交差孔によって形成された流体通路の断面積の合計が内部管腔の断面積と等しい、又はそれより大きい。他の数及びサイズの交差孔も所望の流体性質を得るために可能であることは、当業者には明らかである。円柱先端に複数の孔を設け、孔を突出部の周りに径方向に配置することによって、流体通路が塞がれる可能性を低減していることがさらに理解されよう。
本発明の雄コネクタ・デバイスが、中央貫通孔を有するのではなく、近位孔(図示せず)に至る横方向通路で溝を付けた内側スパイクを有する従来技術の自動密閉式雌コネクタに連結される場合、図4bに示す代替実施例の円柱の鈍い突出部がスパイクに係合することができ、鈍い突出部とスパイク先端の係合によって遮られない、交差孔と雌スパイクの横方向通路の間の流体通路が形成される。
図4cの拡大上面斜視図に、円柱78の別の代替実施例が部分的に断面で示されている。円柱先端114はやはり一般に円形であり、図4aと同様に先端部の頂端と交差して開口122を形成する内部管腔116を含む。さらに、横方向の交差切欠き124が、先端部の頂端を横切って長手方向軸92に対して垂直方向に形成されている。交差切欠き124の幅は内部管腔116の直径とほぼ等しくすることができ、切欠きの両側に残される円形突出部の残りの部分が開口122周りで遠位側に突出する歯126を形成するようになる。歯は、後述するように円柱先端がブーツ64のスリット102を通りやすいようにし、対合する雌コネクタにあるかもしれない密閉面及び流体システム内に存在する可能性のある他のより大きな物質が、開口122上にじかに接触し、開口を通る流体を遮断することを防ぐ。したがって、交差切欠きは管腔と協働して先端部の端を通って流体が同軸方向及び横方向に流れるようにし、それにより開口が閉塞される可能性が低くなる。
本発明の精神と範囲から逸脱せずに、現在周知であり後に展開する雌コネクタに最適に係合する際に様々な円柱先端の形状を使用することができることは、当業者には明らかである。
ここで図5を見ると、図2及び3の斜視図で示した円筒部62の断面図が示されている。円柱78の基部84にある第1及び第2の環状フランジ86及び108が、ねじ付きハブ及びブーツをそれぞれ溝88及び110に組み付けるために動かしやすいように傾斜断面を備えて形成されている。この場合、フランジの遠位面の縁部が傾斜、面取り、又は丸み付けされている。別の実施例では、フランジは、ブーツ64及びねじ付きハブ66の対応する設置面を維持するために明瞭な縁部を形成する角型とすることもでき、これは特に第1及び第2のフランジそれぞれの近位側縁部128及び130にとって重要である。図5では各フランジはほぼ同じ直径で示されているが、ねじ付きハブ66がより簡単に第2のフランジを通り、第1のフランジにスナップ嵌めするだけで円筒部上に固定できるように、第2のフランジ108の直径は第1のフランジ86の直径よりも小さくすることができることは明らかである。
また図5に示すように、円筒部の内部管腔116は段状直径部132、134、及び136を含む。近位側管腔部132の直径は最も大きく、内部が先細になっており雌ルアー・コネクタ72を形成する。中間管腔部134は円柱の基部84内にあり、より小さい内径を有する。遠位側管腔部136は円柱の先細部112内にあり、内径が最も小さい。近位側及び中間管腔は、それぞれ次の段状管腔部が接している底面が角型で終端するように示されている。それぞれの管腔部の底面は角度又はフィレットを付けた縁部を備えて形成することもできる。円筒部の近位端70から遠位端80に向かう流体通路の所望の壁厚及び必要なサイズを実現するために、円筒部内に様々な段状管腔を形成することができることは明らかであろう。
図2、3、及び5に示す円筒部40の形状は、比較的単純な2つの半割金型のキャビティで単一の線形コアを引き抜くことによって円筒部を作製でき、射出成形による製法に十分適していることは当業者には明らかである。図4に示す交差孔を備えた遠位先端80の形状は、別個のスライド上に別の金型のコアピンを使用する必要が生じることがある。円筒部の設計は射出成形に特に適しているので、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、PVC、ABS、アクリル、Kレジンなど、様々なプラスチック材料から形成することができる。さらに、円筒部は、例えばアルミニウム、マグネシウム、ガラス、ナイロン、及びポリカーボネートなどの材料で、金属粉末射出成形(MIM)による製法で形成することもできる。他の材料、及び成形又は形成方法もまた、本発明の範囲から逸脱せずに可能である。
図6、図7を見ると、ブーツ64の図が示されている。図6は弾性のブーツの上面斜視図を示し、図7は側面断面図を示す。ブーツは一般に円柱78上の第2の溝110(図3)内に設置される形状の近位端138、及びスリット102を備えた形状の遠位端98を有する。図に示す例示的な実施例では、ブーツの近位端と遠位端の間に平行に隣接する多数の円周上リブ又は螺旋98が形成され、互いに軸方向に圧縮可能なばね部140を形成している。
ブーツ64は、その近位端138に、軸方向に配設された円形開口144を画成する環状リップ142を備えて形成される。リップは第2の溝110(図3)内で円柱78の基部84の外径に隙間なく嵌合するように選択された内径、及びブーツ・リップを溝に確実に設置することができるように第2の溝の幅以下の厚さを有する開口を備える形状である。リップは円柱の第2のフランジ108を通るのに十分な大きさの内径を有する近位側壁部146で径方向外側に終端する。ブーツの近位側壁部は再び径方向内側に向かい、中間のリブ付きばね部140に移行する。
弾性ブーツ64のばね部140は例示的な一実施例では、螺旋を形成する4つの平行に隣接する円周上のリブ96を備えて形成される。リブはブーツ中間部の周りに離間した関係で形成された径方向外側に突き出た弧状部148からなる。弧状部は、ブーツ長さの中間部に沿って一体型の圧縮可能ばねを形成するように、ほぼ等間隔で線形部150に相互連結している。弧状部及び線形部を含むばね部はほぼ一定の壁厚を有する形状である。このように、ブーツは自動密閉式雄コネクタ30を使用する際に圧縮され、弧状部は接近し線形部は収縮することができ、それによりブーツの軸方向の直線状態を全体的に維持しながら、ブーツ全体の長さを大幅に減らすことができる。
ブーツの軸方向に圧縮可能なばね部を形成するために、リブの数及びサイズは変えることができることは明らかである。さらに、圧縮可能部分は円周上のリブを有するばねとして説明し図示しているが、例えばアコーディオン様式の構造、反対側端部から内側に収束する円錐形壁部、折畳み式又は回転式壁部、可撓性の長さ方向のリブ又はプリーツ、入れ子式の軸方向部、螺旋状収縮部、又は圧縮可能発泡材料など、軸方向圧縮が可能な他の様々な形状を本発明で使用することができることも明らかである。ブーツを所望の位置に付勢する他の形態のばねを使用することもできる。例えば、適切な材料の個別のコイルばねを作製し、ブーツをコネクタの遠位端に付勢することもできる。図2に示す円筒部を通る流体通路は、円柱内部の管腔を通過しており、したがってばねは流体通路の外側にあるとみなされる。
ブーツ64のばね部140の遠位端は、遠位側に面した閉鎖壁156を有し、直径に沿ったスリット102を形成する拡大ブーツ・フランジ152を含むブーツの遠位端98に移行する。穿通可能なスリット102は、例えば十字型スリット、重複フラップ、変形可能縁部、又は当業者に周知である、又は将来開発可能な他の任意の構造など、多数の様々な形態又は形状に形成することができる。
また、遠位側ブーツ・フランジ152、環状側壁160によって遠位側閉鎖壁156と相互連結する近位面158(図7)を含む。近位面158は、その外縁部に、ブーツ・フランジに一体性及び安定性をもたらし、ブーツが圧縮されたときも全体的に平面形状を維持することを助けるのに使用される、近位側に突出した環状リップ162を含む。
円筒部62(図3)のように、弾性ブーツ64も成形工程によって製造しやすい。スリット102及び近位側開口144は2次的作業で形成することができる。例えばポリウレタン、シリコーン、Kraton(登録商標)、熱可塑性エラストマー、及びゴムなど、可撓性の医療用ポリマー系のプラスチック材料を使用することができる。
図8には、図2に示す雄型ねじ付きハブの、一部を破断した上面斜視図が示されている。ハブは全体的に円筒形であり、側壁170及びハブの近位端172に近位端壁部90又はリップを備えている。遠位端174は開口している。環状側壁の内面は、本実施例では、雌コネクタ上にあるねじ山又はねじ要素に係合することが可能なねじ山68を含む。ルアー・コネクタの標準的なねじ山、又は他の配置を使用することができる。ねじ付きハブの近位側リップは、円柱78(図3)の基部84の第1の溝88内に受けられる形状の中央開口104を含む。このように、ハブの開口104の内径は、第1の溝の外径よりもわずかに大きいが、円筒部の径方向フランジ82の外径よりも小さく、円柱状にある第1のフランジ86の外径よりも小さい。ハブが円柱78(図3)を通過し、第1のリテーナ溝88に固定されると、第1のフランジ86がハブの遠位方向の動きを制限し、径方向円筒部フランジ82がハブの近位方向への動きを制限する。第1のフランジ86と径方向円筒部フランジ82の間の距離は一般にハブ・リップ90の厚さよりも大きく、それによりハブは長手方向の動作にある程度の自由が与えられている。この形状の結果、ハブは円柱周りで自由に回転することができるが、円柱に沿った長手方向の動きは制限される。
引き続き図8を見ると、ねじ付きハブ66を円柱78(図3)上に固定しやすくするために、近位側リップ90は開口に向かって内側に円周的に角度を付けた面106を形成するように、傾斜又は面取りがなされ、円柱上で近位側に取り付けるときハブをスナップ嵌めすることが可能になっている。リップ90又はハブの円筒部への組付けをより容易にするために、より可撓性の現在の蝶番タイプのリップを形成するように、径方向スリット又は円周上の溝(図示せず)を備える形状にすることもできることは、当業者には明らかである。使用の際にハブの把持及び回転をしやすくするために、長手方向リブ又はローレット特徴(図示せず)を側壁170の外側に形成することができる。このようなすべての特徴、並びに全体的なハブの設計によって、ハブを、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、PVC、ABS、アクリル、及びKレジンなどのプラスチック材料を使用して、射出成形による製造法に十分適合させられることは明らかであろう。ハブは円筒部上に回転可能に設置する形状として説明し図示しているが、ハブは、円筒部上に非回転式に設置する、円筒部上に溶剤接着又は超音波溶接法などによって永久的に設置する、単一工程で円筒部とともに、又は次工程で円筒部上に成形する、或いは他の方法で円筒部に一体成形することも可能である。
本明細書にはねじ付きハブを説明し図に示しているが、雌コネクタと雄コネクタの係合を確実にする他の手段も有用である。例えば、クリップ・アーム又はアームを有する一方のコネクタ、及びスロット又は突起を有する他方のコネクタも同様の働きをすることができる。当業者であれば他の固定装置も想起することができる。
ここで図9を見ると、図2に示す自動密閉式雄コネクタ60の展開斜視図が示されており、ハブ66及びブーツ64の円筒部62上への組付けを示している。まず、ハブを円柱上に押し付け、ハブの近位側開口を第1の溝88にスナップ嵌めすることによってハブを円柱78に設置する。次に、ブーツが軸方向にハブ中心から突出し円柱先端114を十分に閉じるように、ブーツの近位側開口144(図7)が第2のリテーナ溝110に係合するまでブーツを円柱上で動かすことによって、ブーツを円柱に設置する。このように、3つの部品を使用する2つの単純な組付工程によって、本発明の態様による自動密閉式雄コネクタが完成し、完全に作動可能になる。
ここで図10aを見ると、断面で示された雌コネクタ180に係合しようとしているところの、組み付けられた図2の自動密閉式雄コネクタ60の断面図が示されている。雌コネクタは、バレル形を形成する全体的に筒状の円筒部182を有し、近位側リム184及び雌型の雄ねじ部186を備える。コネクタは、近位側リムの中心にある長手方向流体通路188を含む。図示していないが、自動密閉式雄コネクタ60は、患者のIVライン34(図1)又は溶液投薬装置の雌コネクタ180に連結される近位端70で、シリンジ48(図1)又は他の投薬装置又は流体デバイスに取り付けることができる。次に、矢印190の方向に、雌コネクタ180を雄コネクタ60へ向かって、又はその反対に動かす。そうしている間に、雌コネクタの近位側リムがブーツ64の遠位側フランジ152の閉鎖壁156と接触するようになる。ブーツの遠位側フランジ152の外径は雌コネクタの流体通路188の直径よりも大きく、したがって雌コネクタの近位側リム184はブーツの遠位側フランジの閉鎖壁156と接触するようになる。
したがって、雄コネクタ60の遠位側フランジ152に面した雌コネクタ180の、近位側に面したリム184を使用して、雌型の雄ねじ部186をハブ66の雌ねじ68に係合させるように雌コネクタをさらに近位側に動かすことによって、雌型リムと雄型遠位側フランジが接触しブーツを圧縮し、それにより円柱78の先端114がブーツの遠位端に形成されたスリット102を通って部分的に突き出る。
図10bを簡略に参照すると、雌コネクタ194が雌コネクタの流体通路198内にある内部密閉デバイス又はバルブ196を有すること以外は、図10aと同様の構成である図が示されている。雌コネクタ・バルブは圧縮可能な内部ピストン200を含み、雌コネクタも自動密閉式にしている。
医療分野では周知であるように、薬液を投与し体液を吸引する際に使用されるシリンジ及び他の医療用投薬デバイスは、一般に従来の雄ルアー・コネクタを使用する。本発明の実施例では、自動密閉式雄コネクタ60は、図10a及び10bに示すように雌ルアー・デバイスを受け入れ、ともに働く形状になっている。ねじ付きハブ66及びそのねじ山68のサイズは、標準的な雌ルアー・デバイスを固定する形状になされている。円柱78のサイズは標準的な雌ルアー・コネクタの流体通路内に嵌合するように選択され、ブーツの遠位側フランジ152のサイズは、標準的な雌ルアー・デバイスの流体通路188より大きくなるように選択される。雄コネクタ60の円筒部62の近位端70は、シリンジ又は他のデバイスの雄ルアー・コネクタ(図示せず)に簡便且つ簡単に取り付けることができるように、雌ねじ部74を有する。このように、本発明による雄コネクタ60は、デバイスが取り付けられると、それ自体がシリンジの雄ルアー・コネクタとしての機能を果たす。したがって、本発明による自動密閉式雄コネクタは、従来の密閉されないシリンジの雄ルアー・コネクタを、望ましい自動密閉式雄ルアー・コネクタへと適応させる。
ブーツ64が、図2に示すようにスリットが閉じている休止形状にあるとき、円柱78が完全にブーツ内に閉じ込められていることは明らかである。したがって、自動密閉式雄コネクタ60が、近位側の雌コネクタ端70でシリンジの雄ルアー・コネクタに連結しているとき、円柱の内部管腔116内で円柱のシリンジ側にあるあらゆる流体はブーツによって遮断され、シリンジから漏れないようになっている。このように、自動密閉式雄ルアー・デバイスは、作動可能にシリンジ又は他のそのようなデバイスに連結されているとき、シリンジが雌ルアー・コネクタに連結されていないときにシリンジから流体が漏れないようにしながら、従来のようにシリンジが雌ルアー・コネクタに連結することができるように働き、それによりシリンジなどを通して効果的で安全であり汚染のない流体投与が可能になっている。本発明によれば自動密閉式雄コネクタとの連結に鋭針は必要なく、それにより患者又は介護者の不注意な穿刺によって起こる交差汚染の危険性がさらに抑えられている。
ここで図11aを見ると、雌ルアー・コネクタ180が自動密閉式雄ルアー・コネクタ60に向かって近位側に進められており、雌ルアー・デバイスの近位側リム184がブーツの遠位側フランジ152の遠位側閉鎖壁156に接触している。ブーツのばね140がわずかに圧縮され、円柱の遠位先端114が、ブーツの遠位側に面した面に形成されたスリット102を通って突出し始めているのを見ることができる。図12は、流体開口118を備えた円柱の遠位先端114が、遠位側ブーツ・フランジ152の遠位側閉鎖壁156を通ってちょうど突出していることを示す、上面斜視図である。
図11bは図11aと同様の構成であるが、円柱78の遠位先端114が、ブーツの遠位側フランジ152を通り、雌コネクタ194のピストン200に係合することができる。雌ルアー・デバイスが自動密閉式雄ルアー・デバイス60上をねじ込み式にさらに進められるにつれて、円柱先端114は雌型ピストンを雌コネクタの管の中へと押し付けることができ、或いは雌デバイスのピストンを穿通して流体が流れるようにすることもできる。図には示していないが、当分野で既知の自動密閉式雌ルアー・デバイスには、雄コネクタとの係合によってピストンが圧縮されるとき協働して雌ピストンを開口する、近位側に突出する円柱部又はスパイクを含むものもある。したがって、コネクタが互いに対して中心にくるようにスパイクを係合させ、それらの間に直線状の流体通路を確立するように、円柱先端114を上述のように管腔116を備える形状にすることもできる。一例では、ここで示す雄コネクタの円柱78は、雌ルアー・コネクタのスパイク内に嵌合し流体の流れを確立するように、外径をより小さくすることもできる。
ここで図13aを見ると、雌ルアー・デバイス194がねじ付きハブ66内で自動密閉式雄コネクタ60上を完全にねじ込み式に進められたことが示されている。雄型のハブ66を遠位端から見て反時計方向に回転することにより、雌ルアー・デバイスが近位側に進められるにつれて、雌ルアー・コネクタの雄ねじ部202は、ねじ付きハブ66の雌ねじ68への係合を実現する。ハブを約2分の1回転だけさせた後、雌ルアー・デバイスは、図に示すように、雄ルアー・デバイスに確実に係合する。この位置において、雌ルアー・デバイスは経路の約3分の1程度だけハブ内に引き込まれるが、これはブーツ64のばね140を圧縮し、円柱78の遠位先端114をブーツのスリット102を通して雌コネクタ180の流体通路188内へと突出させるのには十分な距離である。
図14は遠位先端114が図13aの遠位側閉鎖壁156を通って突出することを示す上面斜視図である。ブーツの遠位側フランジ152は、ブーツの遠位側閉鎖壁を通って突出し、円柱の円周にほぼ一致しているために円柱78周りで隙間なく嵌合していることに留意されたい。
図13aを再び参照すると、リブ148及びリブ同士の間にある線形部150の両方を、一連の凹凸を折り畳むように圧縮することによって、ブーツ78のばね部140の効果的な軸方向圧縮が行われている。ブーツが圧縮されていても、遠位側ブーツ・フランジ152の形状は、遠位側フランジ、特に遠位閉鎖壁156をほぼ平面に維持し、ブーツの長手方向軸92に垂直にすることが可能であり、平坦な密閉面を雌コネクタに提供しながらブーツをほぼ軸方向に均一にさらに圧縮することが可能であることが理解されよう。このように、雌コネクタがブーツの遠位側閉鎖壁に対して圧縮され、ねじ付きハブ66内へさらに引き込まれると、完全連結中は、雌コネクタのリム184が閉鎖壁156との密閉を形成する。したがって、雄コネクタ60及び雌コネクタ180を通る流体は、円柱の管腔116及び雌コネクタの流体通路188内に閉じ込められる。
ここで図13bを見ると、雌ルアー・コネクタ194が内部ピストン200を含むが、雌ルアー・コネクタの雄ねじ部202が雄型ねじ付きハブ66の雌ねじ68と係合することによって、ブーツ64を圧縮し、円柱先端114の一部がブーツのスリット102を通って突出していることに留意されたい。遠位側の円柱先端はピストンの近位側に面した面206にある開口204内にも突出している。したがって、雄ルアー・コネクタ60と雌ルアー・コネクタ194の間に流体連通路が確立される。
相互連結された自動密閉式雄ルアー・デバイス60及び雌ルアー・デバイス194を通る所望の流体交換が完了すると、雄ルアー・デバイスは、ハブ66を回転させるだけで、雌コネクタのねじ要素202の係合を解除するように連結を解除することができ、雌ルアー・コネクタが雄コネクタから離れて遠位方向に動くことが可能になる。同時に、雌コネクタが雄コネクタから離れて収縮すると、ブーツ64のばね部140が休止時の非圧縮状態に向かって拡張し、遠位側ブーツ・フランジが円柱の先細形状を下って動き、それによりブーツの遠位側閉鎖壁156と雌ルアー・デバイスの近位側に面したリム184の間の接触が維持され、何らかの流体の漏洩を防ぐ。同時に、ブーツが拡張し長さが長くなるにつれて、ブーツが円柱先端66の周りを覆う関係になるように元に戻り、円柱先端の突出部68が、図12に示すように、ほとんど閉じられたブーツ・スリット106内で見られるようになる。したがって、ブーツは再び円柱先端114を完全に閉じ、ブーツの遠位側閉鎖壁156のスリット102は図2に示すように閉位置に戻り、それにより雄ルアー・コネクタ60を遮断し、円柱のねじ付き内部管腔116内に残るすべての流体を閉じ込める。同様に、雌ルアー・コネクタ194を雄コネクタ60から係合解除すると、雌型流体通路198から円柱78が引き抜かれるので、雌コネクタのピストン200自体があらわれる。このように、雄ルアー・デバイス60を雌ルアー・デバイス194から係合解除することによって、同時に、ブーツが雄ルアー・コネクタの遠位端をあらわし、本発明の自動密閉式雄ルアー・デバイスに適合させたシリンジの連結及び非連結が簡便、安全、且つ効果的になる。
雄ルアー・デバイス60が図2に最も良く示すように、使用前後で休止形状にあるとき、遠位側ブーツ・フランジ152(図6)に簡単に手が届くことが、当業者にはさらに明らかである。したがって、起こり得る汚染を防ぐように、ブーツ・フランジの遠位側閉鎖壁156を簡単に拭き取り、消毒薬を吹き付け、又は他の方法で清浄にすることができる。或いは雄ルアー・デバイス全体を、エチレンオキシド、ガンマ線照射、電子ビーム照射、高圧蒸気滅菌、又は他の同様の滅菌工程において安全で効果的な使用に適した、当技術分野で既知の滅菌可能なプラスチック材料から作製することもできる。
ここで図15を見ると、円筒部232、弾性ブーツ234、及び雄ルアー・ハブ236を有する自動密閉式雄ルアー・デバイス230の別の実施例が示されている。本実施例では、円筒部232及びハブ236は、図2の第1の例示的な実施例に示した円筒部62及びハブ66とほぼ同じであるが、図15のブーツ234の形状は図2のブーツ64の形状に修正が行われている。
図16を見ると、図15に示す代替的な雄ルアー・コネクタ230で使用されるブーツ234の上面斜視図が示されている。ブーツは、例示的な代替実施例においてばね部242を画成する3つの離間された円周上のリブ240を備える形状の近位端238を有する。ブーツの遠位端244は本実施例では、ブーツ近位端のより大きい円形の外縁部から先細になっていく円形の外縁部を有する。この先細部分は図16では246の番号が付されている。ばね部242は本実施例ではブーツの近位端と一体型である。遠位端244は本実施例ではほぼ平面である遠位側閉鎖壁248で終端する。遠位側閉鎖面は、円柱の遠位先端を選択的に遮断し、又は使用中に円柱先端の一部を通して突出させるための、図2に示すスリット102とほぼ同様の直径方向のスリットを備える形状である。
ここで図17を見ると、図16に示すブーツ234の断面図が示されている。ブーツの近位端238は、径方向内側に突出するブーツ・リップ250を備える形状であり、図2の実施例と同様に、環状のブーツ開口252を画成する。ブーツの近位端は、現在のばね部が4つではなく3つのリブで示されていること以外は図2のばね部と同様である、ばね部242に移行する。円周上リブは弧状部256及び対応する内部溝258を有し、図7に示すばね部と同様の線形部260によって相互連結されている。次いでばね部の遠位端は先細のブーツ部246の近位端262に移行する。
図18aを見ると、密閉された雄コネクタ230のアセンブリを見ることができる。図2に示す実施例と同様に、雄型ねじ付きハブ236がまず円柱上で摺動し、第1の設置溝266内で円筒部232上にスナップ固定される。次にブーツ234は円筒部の第2の設置溝268と係合し、円筒部の円柱264の周りを覆う関係において、ブーツを確実に設置する。次いで雄コネクタが完全に組み付けられる。
図18aの参照を開始すると、密閉された雄コネクタ230と雌コネクタ194の代替的な実施例の係合が示されている。図18a及び19aでは、ピストンを含まない雄コネクタと雌コネクタの係合が示され、図18b及び19bでは、内部ピストン・バルブを含む雄コネクタと雌コネクタの係合が示されている。図10aから13bに示した第1の実施例と同様に、ねじ付きハブ236及び円柱264の使用が不可欠である。
ブーツ234は、休止時の非圧縮状態で円筒部232に設置されると、ブーツが完全に円柱の円筒部先端270を閉じ込め、円筒部の内部管腔272内及び連結されたシリンジ内の流体の漏洩を防ぐような形状になっている。ブーツ234の遠位側閉鎖面248の直径は、雌コネクタの流体通路198の内径より小さいことに留意されたい。
ここで図19aを見ると、雌ルアー・コネクタ194が近位方向に進められコネクタのねじ山が互いに係合するにつれて、ブーツ234の遠位端244が雌ルアー・デバイスの流体通路198に入る。先細のブーツ先端234の遠位端の外径は貫通孔の内径よりも小さいので、先端が入ることができ、貫通孔内で中心にくる。一実施例では、雄コネクタと雌コネクタの間の係合を容易にするために、ブーツの先細部はANSI/AAMI/ISO雄ルアー・コネクタ寸法とほぼ同一にする。ただし、図19aの実施例では、ブーツの先細部は雌コネクタの流体通路の開口より大きい外径に達し、リムがブーツの一部に接触し、ブーツを圧縮し始める。したがって、円柱の遠位端がスリット278を通って雌ルアー・コネクタの流体通路内へと突出する。
したがって、図19aに示すように、ブーツ234の先細面246が雌コネクタ194の流体通路198内で固定されブーツの遠位端244が通路内でそれ以上突出できなくなると、図に示すように、雌ルアー・コネクタを雄コネクタへと引き続き近位側に進めようとすることによって弾性ブーツのばね部分242が圧縮されることになる。図に示す実施例では、ブーツの先細面の直径が雌コネクタの流体通路の直径とほぼ等しくなり先細面を中に固定させる位置は、ブーツの遠位端により近く、先細面が貫通孔に係合するまでにブーツ先端全体の約3分の1の長さが雌ルアー・デバイス内に突出するようになっている。雌ルアー・コネクタを雄型ねじ付きハブ236内でさらに進めると、ばねを圧縮し、円柱264の遠位端270をブーツ先端のスリット278を通って突出させる。図14に示した実施例と同様に、スリットは突出している円柱周りで隙間なく嵌合する。さらに、先細のブーツ先端が雌コネクタの通路内に固定されると、ブーツと雌コネクタの流体通路の間に流体密封が形成され、それにより、望ましくない流体漏洩を防ぐ。
図10b、11b、13b、18a、及び19aと同様に、同じ雄コネクタ230が内部ピストン・シール200を有する雌コネクタ194に設置されている。図19a及び19bから、雌ルアー・デバイスを矢印190の方向に近位側に進めるにつれて、ブーツの遠位側に面した面248が雌型ピストンの近位側に面した面206と接触するようになることが分かる。ピストン206の近位側に面した面とブーツ248の遠位側に面した面が接触した後、雌ルアー・デバイス194がさらに雄コネクタ230に向かって進められると、雌コネクタのピストンの任意のばねによって圧縮力が生成され、雄コネクタの弾性ブーツのばね242が最初に圧縮される部材となる。いずれの場合においても、ねじ付きハブ236が雌コネクタを雄コネクタ230と接触するのに十分な距離だけ引き込むと、円柱部264の遠位先端270は、雄コネクタのブーツ234のスリット278を通って、また隣接するスリット204又は雌コネクタのピストン200の他の開口を通って突出し、それにより雄コネクタと雌コネクタの間の流体通路が確立される。
ブーツ先端244が雌型の流体通路198と接触し、突出する円柱先端270を有するので、雌コネクタ194と自動密閉式雄ルアー・コネクタ230の連結がほぼ耐漏洩性を有することは当業者には明らかである。同様に、雌コネクタの解除時にも、雌ルアー・コネクタが引き抜かれるにつれてブーツのばね部分242が拡張し、ブーツが図18bに示した休止時の非圧縮状態に戻るまで、向かい合う雄ブーツ面248と雌ピストン面206の間の接触が維持され、それにより、ブーツ先端の遠位側に面した面がピストンの近位側に面した面から係合解除されるまで円柱先端を完全に閉じ込める。さらに、図2に示したブーツ64の実施例と同様に、ブーツの遠位側閉鎖面248及びブーツの先細面246の大部分には簡単に手が届くので、安全な取扱い、保存、又は次の使用のために清浄にすることができる。
図7のブーツ実施例64及び図17のブーツ実施例234ではそれぞれ、各ブーツの内部断面はそれぞれ円柱78及び264の外部断面より大きく、それらにほぼ一致することは明らかであろう。このことは図10a、13a、18a、及び19aに見ることができる。このように、密閉された雄コネクタ60及び230が雌コネクタに係合している間、ブーツが円柱に沿って圧縮されるとき、ブーツの内面は円柱の外面をどのようにも拘束しない。むしろ、ブーツの内部断面のサイズ及び形状、並びにブーツと円柱外面の間に設けられる間隙によって、使用の際に各ブーツが円柱周りで前後に円滑に動作することが容易になっている。円柱及びブーツは、ほぼ円形の断面であると説明し図示しているが、当業者であれば、所望の結果を得るために他の断面形状を使用することもできることが明らかであることを理解されたい。
ここで図20を見ると、本発明の態様による自動密閉式雄コネクタ290の別の代替実施例が示されている。この密閉された雄コネクタは、円筒部292、弾性ブーツ294、及び雄型ねじ付きハブ296を含む。密閉された雄コネクタ290の本実施例は、図15に示したのと同様の円柱及びブーツを含むとして示されているが、ある程度異なっている。図示されているコネクタの様々な部品には変更が可能であることを理解されたい。
図21には、図20の実施例の円筒部292の上面斜視図が示されている。円筒部は、雄ねじ部300を備える雌ルアー・コネクタとして形成されている近位端298を含む。近位端は、遠位方向で降段状のより小径の中間円筒部302へと移行し、中間円筒部302は遠位側に面した肩部304で遠位側に終端する。細長い円柱306が肩部304から遠位側に延び、ほぼ中心を合わせている。円柱は円筒部の遠位端308へと延びる。円柱は、全体的に直径が一定である近位側基部310、及び長さに沿って円柱基部のより大きい直径から円柱先端314のより小さい直径へと先細になる先細部312を含む。肩部304の遠位側にある円柱の基部周りの円周上に、径方向フランジ316が形成されている。フランジ316は、ブーツを維持するためにフランジと肩部の間に配設された第2の溝318をもたらす。他の実施例と同様に、溝はフランジを成形することによって形成することができるが、後で円柱から材料を取り除くことによって、又は他の方法によっても形成することができることに留意されたい。
中間円筒部302にはねじ付きハブ296を受けるために第1の溝322が形成されている。一実施例では、定位置にスナップ嵌めすると、ねじ付きハブの長手方向の動きは溝の縁部によって制限される。ある程度の長手方向の動きが可能であることもあるが、ここでは制限される。同様に、一実施例では、雌コネクタを密閉された雄コネクタに設置するのを助けるために、ハブは第1の溝で円筒部周りで回転することができる。
本実施例では、円柱は従来の円柱より細くなっている。このように、円柱は、当技術分野で現在使用され後に使用される様々な雌ルアー・コネクタ内で突出し固定することができる。本実施例の細い円柱形状の設計及び製造を容易にするために、円筒部は比較的強度の高い金属又はポリマーから、金属粉末射出成形(MIM)によって形成することができる。
ここで図22を見ると、図21で斜視図を示した円筒部292の断面図が示されている。内部管腔322は段状の直径部を含む。近位側管腔部324は、標準的な先細壁部分を有する雌ルアー・コネクタとして形成されている。近位側管腔部の遠位端は角度又はフィレットを付けた縁部で終端するとして示されている。所望の壁厚及び円筒部の近位端と遠位端の間に必要な流体通路を形成するために、円筒部内には様々な形状の段状管腔を設けることができることは明らかである。
また図22に示すように、ブーツ設置面を第2の溝318内に固定するためにフランジ上を近位方向に通しやすいように面取りをした、先頭又は遠位側フランジ縁部326を有する円柱フランジ316が形成されている。近位側フランジ縁部328は、ブーツ設置面を維持するために明確な縁部を備えたほぼ矩形の断面を有する。同様に、円筒部の肩部304も、ねじ付きハブを円筒部上で第1の溝320内にスナップ嵌めするために、近位側への取り付けをしやすいように面取りをしてある。第1の溝は、ねじ付きハブを円筒部上に最適に維持し、溝内で回転は可能であるが軸方向の動きは制限するように、矩形断面を備えて形成されている。
ここで図23を見ると、自動密閉式雄コネクタ290が、ねじ付きハブ296を円筒部306上及び肩部304上を摺動させ、ハブを円筒部の第1の溝320内にスナップ嵌めすることによって、組み立てられる。次に、近位側ブーツ開口330を円柱に形成された第2の溝318内に係合させることによって、ブーツ294を円柱上に設置する。ブーツは円柱先端314を完全に閉じ込めるようになる。図23の雄コネクタ290は、上記の他の実施例で図示し説明したのと同様に雌コネクタに係合する。
したがって、本発明による自動密閉式雄ルアー・デバイスは、患者又は介護者の安全性を低下させずに、患者に核薬物や化学療法薬物などを搬送する際に使用するシリンジ又は他の投薬装置に連結するのに十分適している。部品の数が少なく、組付けが簡単であるので、性能を向上させながらもコストを低減することができる。図2、15、及び20からハブや他の連結デバイスとブーツの間には何も配設されていないことに留意されたい。このことにより、部品の数を少なくすることができ、製造コストを低くすることができるようになる。実施例では線形のコネクタを示し、コネクタの2つの開口を整列させたが、他の開口の向きも可能であることにも留意されたい。例えば、開口は互いに直角にすることもでき、又は他の向きにすることもできる。
以上、本発明の実施例の特定の形態及び使用について示し説明してきたが、当業者であれば、本発明の範囲から逸脱せずに様々な修正が可能であることは明らかである。したがって、本発明は、添付の特許請求の範囲以外によって制限を受けるものではない。
シリンジの雄ルアー先端をYコネクタの雌ポートに連結することによって、Yコネクタの雌ポートが追加の薬物を注入するために使用されるYコネクタを有する医療用流体投与セットを通して、流体供給源からの医療用流体を患者の血管に注入することを精確に制御するために注入ポンプが使用される、一般的な患者注入装置の図である。 コネクタが円筒部、弾性のブーツ、及び雌コネクタに係合するための雄ねじハブを含む、本発明の態様による自動密閉式雄コネクタの実施例の、一部を破断した拡大上面斜視図である。 円筒部が近位側の雌コネクタ、及びコネクタの他方の部品を維持するために円柱に沿って設置フランジを備える遠位側の先細円柱を含む、図2の雄コネクタの円筒部の上面斜視図である。 図3に示す円筒部の円柱の遠位先端の一部を破断した拡大上面斜視図であり、内部流体管腔及び管腔への遠位側開口を示す図である。 図3に示す円筒部の円柱の遠位先端の一部を破断した拡大上面斜視図であり、内部流体管腔及び内部管腔と通じる開口の代替的配置を示す図である。 図3に示す円筒部の円柱の遠位先端の一部を破断した、さらに別の拡大上面斜視図であり、内部流体管腔並びに遠位先端に横向きのスロットが形成された、内部管腔と通じる開口の別の代替的配置を示す図である。 本発明の態様による雄コネクタの、図3に示す円筒部の前方断面図である。 ブーツが近位側リップ、遠位側フランジ、及び中間ばね部を含む、本発明の態様による雄コネクタの、図2に示すブーツの上面斜視図である。 図6に示すブーツの前方断面図である。 図2に示す雄コネクタのハブの、一部を破断した上面斜視図であり、近位側設置リップ及び雌コネクタの雄ねじに係合する雌ねじが見えるようにした図である。 図2に示す雄コネクタの展開斜視図である。 図2に示す密閉式の雄コネクタの前方断面図であり、雄コネクタに係合する位置にある隣接の従来の雌ルアー・コネクタの断面図をさらに示し、雄コネクタのブーツ・フランジが雌コネクタの流体通路の開口よりも大きいことを示す図である。 図2に示す密閉式の雄コネクタの前方断面図であり、雄コネクタに係合する位置にあって内部密閉ピストンを有する隣接の従来の雌ルアー・コネクタの断面図をさらに示し、雄コネクタのブーツ・フランジが雌コネクタの流体通路の開口よりも大きいことを示す図である 図10aに示す雌ルアー・コネクタに係合を開始している図10aの雄コネクタの前方断面図であり、流体通路を確立するために雄コネクタの円柱の遠位側先端がブーツを通って突出を開始するように、雌コネクタのリムがブーツの圧縮を開始している図である。 図11aと同様であるが、雌ルアー・コネクタが図10bに示す内部ピストンを含む、前方断面図である。 ブーツのスリットを通って突出する雄コネクタの円柱を円柱の管腔とともに示す部分上面斜視図であり、このとき雄コネクタの外部に流体が流れることが可能になる図である。 図10a及び11aに示す雌ルアー・コネクタに係合する雄コネクタの前方斜視図であり、2つのコネクタ間に十分に流体が流れるように雌ルアー・コネクタが雄ルアー・デバイスに固定されてブーツに接触しそれを十分に圧縮している図である。 図10b及び11bに示す雌ルアー・コネクタに係合する雄コネクタの前方斜視図であり、2つのコネクタ間に十分に流体が流れるように雌ルアー・コネクタが雄ルアー・デバイスに固定されてブーツに接触しそれを十分に圧縮している図である。 図13a及び13bの構成にあるブーツのスリットを通って突出する雄コネクタの円柱の部分上面斜視図である。 内部構成がよりはっきり見えるように一部を破断した、円筒部、弾性のブーツ、及び雄ねじハブを有する本発明の態様による自動密閉式雄コネクタの代替実施例の上面斜視図である。 図15に示す弾性のブーツの上面斜視図であり、ブーツが近位側設置リップ、先細部、及びばね部を含む図である。 図16に示すブーツの前方断面図である。 図15に示す自動密閉式雄コネクタの前方断面図であり、雄コネクタに係合する位置にある隣接の従来の雌ルアー・コネクタの断面図をさらに示す図である。 図15に示す自動密閉式雄コネクタの前方断面図であり、雄コネクタに連結する位置にある隣接の自動密閉式雌ルアー・コネクタの部分断面図をさらに示し、この場合雌コネクタが内部密閉ピストンを有する図である。 図18aに示す雄コネクタ及び雌コネクタの前方断面図であり、雌ルアー・コネクタが雄コネクタに係合し、ブーツに接触しそれを圧縮して流体が流れるようにしている図である。 図18bに示す雄コネクタ及び雌コネクタの前方断面図であり、雌ルアー・コネクタが雄コネクタに係合し、ブーツに接触しそれを圧縮して流体が流れるようにしており、雄コネクタの円柱と雌ピストンの相互作用を示す図である。 本発明の態様による自動密閉式雄コネクタの他の代替実施例の上面斜視図であり、コネクタが中心円筒部、弾性のブーツ、及びコネクタの配置がよりはっきり見えるように一部を破断した環状のねじ付き雄型ハブを有する図である。 図20に示す雄コネクタの円筒部の上面斜視図であり、円筒部が近位側の雌コネクタ、ねじ付きハブ設置溝、及びブーツ設置フランジを備える遠位側の先細円柱を有する中間部を含む図である。 図21に示す円筒部の前方断面図である。 図20に示す雄コネクタ・デバイスの前方断面図である。

Claims (19)

  1. 筒状の円筒部に流体開口を有する雌コネクタと連結するための自動密閉式雄コネクタであって、前記筒状の円筒部が開口付近に配設された第1の係合デバイスを備える近位側リムを含み、前記雄コネクタが、
    近位側流体開口を有する近位端と、
    前記円筒部の遠位端を形成する遠位側先端を有し、前記遠位側先端に遠位側流体開口を有し、遠位方向に延びる、外面を含む細長い円柱と、
    前記近位側開口から前記遠位側開口に前記円筒部を通って延び、前記円柱が前記雌コネクタの前記流体開口内に嵌合するよう十分に小さい前記遠位側先端の外径を有する流体通路と、
    前記円筒部に設置され、前記円柱の前記遠位側開口を密閉するように前記円柱の外面上を覆う関係で延びる弾性ブーツと、
    前記円筒部に設置された第2の係合デバイスとを含む円筒部を含み、
    前記第2の係合デバイスが、前記雌コネクタと前記雄コネクタを係合形状に互いに固定するように、前記雌コネクタの前記第1の係合デバイスと相互作用するように適合されており、
    弾性ブーツが前記円筒部に設置され、遠位開口をシールするために前記円柱の外側を越えて覆う関係で延びており、前記弾性ブーツが長手方向軸線及び拡大された、中空の遠位フランジを形成するために径方向外側にフレア状になった遠位端を有し、前記フランジがほぼ平面形状を有すると共に開口を有する遠位側閉鎖壁を備え雌コネクタのリムにシール面を設け、前記フランジは更に、前記閉鎖壁に安定性を与えると共に前記遠位フランジ及び前記閉鎖壁で前記弾性ブーツが圧縮されて前記フランジのほぼ平面形状を維持するように前記閉鎖壁に対する環状側壁を接続した近位面を有し、平らなシール面が雌コネクタに維持される間更に前記弾性ブーツが実質的に軸線方向に一様に圧縮され前記弾性ブーツの長手方向軸線に垂直でほぼ平に維持される、自動密閉式雄コネクタ。
  2. 前記第2の係合デバイスが前記円筒部に設置されたねじ付きハブを含み、前記ねじ付きハブが前記雌コネクタの雄ねじに係合するための雌ねじを有する、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  3. 遠位端に、径方向外側にフレア状になったフランジを備えて前記ブーツが形成され、前記フランジが前記雌コネクタの流体開口より大きい直径を有し、遠位側に面した閉鎖壁を有し、
    それにより、前記雌コネクタとの係合中に前記雌コネクタの前記リムが、前記フランジを近位方向に動かすように前記ブーツの前記フレア状フランジに係合する、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  4. 前記フランジが前記遠位側先端に位置する前記閉鎖壁に開口を有し、前記フランジが前記雌コネクタとの係合によって近位方向に動かされると、前記遠位側先端が前記閉鎖壁の前記開口を通って突出し、前記雄コネクタと前記雌コネクタの間に流体が流れるようにする、請求項3に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  5. 前記雌コネクタの流体開口の内径よりも大きい外径を有し、前記第1及び第2の係合デバイスの係合によって前記ブーツの閉鎖壁が前記雌コネクタのリムに接触し、前記閉鎖壁の開口がほぼ前記雌コネクタの開口付近に配置される形状であり、前記雌コネクタ及び前記雄コネクタが係合関係へと接近するにつれて、前記ブーツが圧縮され前記円柱先端が前記閉鎖壁の前記開口を通り少なくとも一部が前記雌コネクタの開口内へと突出するようになる、請求項2に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  6. 前記円柱先端が突出部の頂端を有するほぼ円形の突出部で終端し、
    前記内部管腔が、長手方向を向いている開口を備えた前記突出部頂端と交差する、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  7. 前記円柱先端が突出部の頂端を有するほぼ円形の突出部で終端し、
    前記内部管腔が前記突出部の頂端の近位側で終端し、
    内部管腔と径方向を向いた交差孔の開口を連通させるように、1つ又は複数の径方向交差孔が前記円柱先端に形成されている、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  8. 前記ブーツの遠位端のスリットを開口し、そこを前記円柱先端が通ることを容易にするために、前記円柱先端に向かい合って遠位側に突出する歯を形成するように、前記円柱先端を通ってほぼ突出部頂端に交差切欠きが形成されている、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  9. 前記ブーツが長手方向に圧縮可能であり、遠位側流体開口を覆う閉鎖壁を備えて前記遠位端に形成され、前記ブーツが、前記ブーツが圧縮されると前記遠位側先端によって開口されるブーツ開口を有する、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  10. 前記第2の係合デバイスの前記ねじ付きハブが前記円筒部の第1の溝を有する、請求項2に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  11. 前記円筒部が前記ブーツを中に設置する第2の溝を有する、請求項10に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  12. 前記ねじ付きハブが前記第1の溝内に回転可能に設置され、それにより前記円筒部から独立的に回転することができ、
    前記ねじ付きハブを回転して雌型と雄型を互いに締結するとき、前記円筒部及び前記雌コネクタが互いに係合しながら回転式に固定されている、請求項11に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  13. 前記ハブが、径方向内側に突出し環状の第1のハブ開口を画成する環状のハブ・フランジを備えて近位端に形成され、前記ハブ・フランジが、ハブの長手方向の動きを制限するように前記第1の溝内にハブ・フランジを軸方向に閉じ込めながら、前記ハブを前記円筒部上に回転式に設置するように前記第1の溝内に受けられる形状である、請求項12に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  14. 前記第1及び第2の溝が前記円柱の近位側基部に形成されている、請求項11に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  15. 前記円柱が設置溝を含み、
    前記ブーツが前記設置溝で受けられるための弾性の設置リップを含み、それにより前記ブーツを前記円柱上の定位置に保持する、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  16. 前記円柱が近位側基部を有し、次いで前記遠位側先端に向かって先細になり、前記近位側基部が前記遠位側先端よりも直径が大きく、
    それにより前記先細形状が、前記ブーツが前記円筒部を覆う関係に戻ることを容易にする、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  17. 前記ブーツが前記円筒部を覆う関係の閉位置になるように押し付ける形状のばねをさらに含む、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  18. 前記ブーツが、前記ブーツの一部として形成された内部一体型ばね部を有し、前記ブーツが圧縮されると前記ばね部が前記ブーツを押し付けて前記円筒部を覆う関係の閉位置になるようにする、請求項17に記載の自動密閉式雄コネクタ。
  19. 前記雌コネクタが雄ねじ付きほぼ筒状容器を有し、
    前記円柱の近位円柱部が円柱形状であり、前記円柱の遠位側円柱部が遠位側円柱先端に向かって先細であり、前記近位側円柱部が隣接する第1及び第2の溝を備えて形成され、前記近位端と前記遠位端の間を内部管腔が連通し、
    前記ブーツがさらに前記ブーツが休止状態のとき前記円柱の前記遠位端を覆うように形成され、それにより、前記内部管腔内の流体が漏洩しないように制限し、
    前記第2の係合デバイスが前記雌ねじを有するねじハブを備えると共に前記遠位端の前記ハブと前記ブーツの間に何もないように前記ブーツ及び前記円柱周りの円周上で前記第1の溝に設置され、
    前記ハブが前記ハブの雌ねじ及び前記雌コネクタのねじ部に沿って前記雌コネクタと係合することによって、前記ブーツの遠位端を前記雌コネクタと接触させるように働き、それによって前記ブーツを圧縮し、前記円柱先端を前記スリットを通して突出させ、前記自動密閉式雄コネクタと前記雌コネクタの間で前記内部管腔を通る流体連通を可能にする、雄型ねじ付きハブとを含む、請求項1に記載の自動密閉式雄コネクタ。
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