JP4706406B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4706406B2
JP4706406B2 JP2005267078A JP2005267078A JP4706406B2 JP 4706406 B2 JP4706406 B2 JP 4706406B2 JP 2005267078 A JP2005267078 A JP 2005267078A JP 2005267078 A JP2005267078 A JP 2005267078A JP 4706406 B2 JP4706406 B2 JP 4706406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
power
forming apparatus
motor
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005267078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007076170A (ja
Inventor
勝己 犬飼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2005267078A priority Critical patent/JP4706406B2/ja
Publication of JP2007076170A publication Critical patent/JP2007076170A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4706406B2 publication Critical patent/JP4706406B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、1つの電源から電力の供給を受ける複数の電装品を備えた画像形成装置に関し、詳しくは、上記電源の電源電圧の安定化を考慮した画像形成装置に関する。
従来より、例えばレーザプリンタ等の各種電子機器の直流電源として、CPU等に給電するための比較的低電圧(例えば3.3V)の安定化された制御系用出力と、プリンタエンジンやファンなどの複数の電装品に電力を供給するための比較的高電圧(例えば24V)の駆動系用出力とを有する電源が使用される場合がある。また、この種の電源としては、上記制御系用出力と駆動系用出力とを2次側に有する1つのトランスを含むスイッチング電源が使用される場合がある。
この種の電源では、制御系用出力の電圧が上昇してプリンタエンジン等のモータに高電圧がかかると、故障の原因となる場合がある。そこで、制御系用出力の電圧が上昇したとき、ファンなどの負荷を駆動することにより駆動系用出力の負荷を大きくして、駆動系用出力の電圧上昇を抑制することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−196574号公報
発明は、1つの電源から電力の供給を受ける複数の電装品を備えた画像形成装置において、上記電源における負荷変動を抑制して電源電圧を安定化することを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明の画像形成装置は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段を通って被記録媒体を搬送する搬送手段と、該搬送手段を駆動するための搬送モータと、装置内の機器を冷却するための冷却用ファンと、上記搬送モータ及び上記冷却用ファンに電力を供給する1つの電源と、該電源から電力の供給を受ける他の電装品と、を備え、上記電源は、制御系用の出力と上記搬送モータ及び上記冷却用ファン及び上記他の電装品用の出力とを2次側に有する1つのトランスを含むスイッチング電源である画像形成装置であって、上記搬送モータの駆動電力を検出する検出手段と、該検出手段により検出された駆動電力が一定範囲を超えて増加したとき、その駆動電力の増加による上記電源の出力の増減を打ち消すように上記冷却用ファンの駆動電力を減少させる制御手段と、を備え、上記制御手段は、上記検出手段により検出された駆動電力が上記一定範囲を超えて減少したとき、その駆動電力の減少による上記電源の出力の増減を打ち消すように上記他の電装品の駆動電力を増加させることを特徴としている。
このように構成された本発明では、搬送手段は、搬送モータによって駆動されることにより被記録媒体を画像形成手段を通って搬送する。すると、画像形成手段は、その被記録媒体に画像を形成する。また、搬送モータと共通の電源から電力を供給される冷却用ファンは、画像形成装置内の機器を冷却する。
このような画像形成装置では、被記録媒体の搬送状態等によって搬送モータのトルクが変動し、その搬送モータの駆動電力も変動する。一方、正確に画像を形成するためには、搬送モータを一定速度で駆動することが要請される。そこで、本発明では、搬送モータの駆動電力を検出手段が検出し、該検出された駆動電力が一定範囲を超えて増加したとき、制御手段はその駆動電力の増加による上記電源の出力の増減を打ち消すように冷却用ファンの駆動電力を減少させる。このため、本発明では、上記電源における負荷変動を抑制して、電源電圧を安定化することができる。しかも、本発明では、上記搬送モータの駆動電力が一定範囲を超えて増加したときにその駆動電力の増加による上記電源の出力の増減を打ち消すように冷却用ファンの駆動電力を減少させているので、電源電圧が実際に上昇または下降したときにのみ電装品の駆動電力を制御する場合に比べて応答性がよく、電源電圧を一層良好に安定化することができる。従って、本発明では、上記電源の電源電圧を良好に安定化することができ、搬送モータを一定速度で駆動することも容易になる。また、冷却用ファンは一時的に駆動電力を減少させても画像形成手段の動作に大きな影響を与えない。従って、本発明では、前述のように電源電圧を安定化させることにより、被記録媒体に良好な画像を形成することができる。
また、本発明の画像形成装置では、更に、上記電源から電力の供給を受ける他の電装品を備え、上記検出手段により検出された駆動電力が上記一定範囲を超えて減少したとき、上記制御手段が、上記他の電装品の駆動電力を増加させる。よって、冷却用ファンを全速で駆動しているときに搬送モータの駆動電力が減少しても、上記他の電装品の駆動電力を増加させることによって電源電圧を安定化することができる。このため、搬送モータの駆動電力が減少しても、電源電圧を安定化することによりその搬送モータを一定速度で駆動することができ、延いては、被記録媒体に一層良好な画像を形成することができる。
なお、上記制御手段としては、種々の形態が考えられるが、上記制御手段が、上記搬送モータを一定速度で駆動する定速駆動手段と、上記冷却用ファンの駆動電力を連続的に変化させる駆動手段と、を備えた場合、次のような更なる効果が生じる。すなわち、この場合、冷却用ファンの駆動電力を駆動手段によって連続的に変化させることができるので、電源電圧を一層良好に安定化することができ、定速駆動手段によって搬送モータを一定速度で駆動することが一層良好に行える。従って、被記録媒体に一層良好な画像を形成することができる。
なお、上記他の電装品としては、種々の形態が考えられるが、例えば、上記他の電装品がソレノイドまたは抵抗器であってもよい。ソレノイドは多少の通電を行っても動作せず、抵抗器も、多少の通電を行ってもその発熱等を無視することができる。従って、上記他の電装品がソレノイドまたは抵抗器である場合、多少の通電を行っても画像形成装置の本来の動作に影響を及ぼさないので、画像形成装置の動作に影響を及ぼすことなく電源電圧を安定化することができる。
また、上記制御手段としては、更に種々の形態が考えられるが、上記制御手段は、上記検出手段により検出された駆動電力がその駆動電力の平均値に対して一定範囲を超えて増加したとき、上記冷却用ファンの駆動電力を減少させるものであってもよい。
また、このような制御手段を適用した場合において、上記検出手段により検出された駆動電力がその駆動電力の平均値に対して上記一定範囲を超えて増加した状態が所定時間を越えて継続したとき、上記一定範囲を超えて検出された駆動電力を反映した値に上記平均値を修正する平均値修正手段を、更に備えてもよく、その場合、次のような更なる効果が生じる。
搬送モータの駆動電力は、負荷変動などの突発的な要因によって一時的に増加するばかりでなく、経時変化等によって継続的に増加する場合もある。このような場合に、冷却用ファンの駆動電力を継続的に減少させておくことは、画像形成装置にとって必ずしも好ましくない場合がある。そこで、本発明では、検出手段によって検出された搬送モータの駆動電力がその駆動電力の平均値に対して上記一定範囲を超えて増加した状態が所定時間を越えて継続したとき、平均値修正手段は上記一定範囲を超えて検出された駆動電力を反映した値に上記平均値を修正する。このため、本発明では、搬送モータの駆動電力が経時変化等によって継続的に増加した場合には、上記平均値を修正することによって、冷却用ファンの駆動電力が継続的に減少されることを防止することができる。
更に、前述のような制御手段を適用した場合において、上記検出手段により検出された駆動電力がその駆動電力の平均値に対して上記一定範囲を超えて増加した状態が所定時間を越えて継続したとき、上記冷却用ファンの駆動電力を増加させてもよい。このような制御を行うことによって、冷却用ファンの駆動電力が減少された状態が長時間継続されるのを防止して、画像形成装置の各部が過熱するのを防止することができる。なお、本発明における所定時間は、前述の発明の所定時間と同一であってもよく異なってもよい。
次に、本発明の実施の形態を、図面と共に説明する。なお、以下に説明するように、本実施の形態は、電子機器及び画像形成装置としてのいわゆるレーザプリンタに本発明を適用したものである。
1.レーザプリンタの全体構成
図1は本実施の形態に係るレーザプリンタ1の外観を表す斜視図であり、このレーザプリンタ1は、紙面上側を重力方向上方側として設置され、通常、紙面左手前側を前側として使用される。
そして、レーザプリンタ1の筐体3は略箱状(直方体状)に形成されており、この筐体3の上面側には、印刷を終えて筐体3から排出された被記録媒体が載置される排紙トレイ5が設けられている。なお、本実施の形態では、被記録媒体として、紙やOHPシート等の用紙を想定している。
また、排紙トレイ5は、後方側に向かうほど、筐体3の上面から下がるように傾斜した傾斜面5aにて構成されており、この傾斜面5aの後端側には、印刷が終了した被記録媒体が排出される排出部7が設けられている。
そして、筐体3のうち排紙トレイ5(傾斜面5a)を囲むように略コの字状に形成された上カバー9には、レーザプリンタ1をネットワークに接続する場合とネットワークから切り離す場合とを切り替えるラインスイッチ1a、及び印刷を強制的に終了(中断)させるジョブキャンセルスイッチ1b等が設けられている。
2.レーザプリンタの内部構成
図2はレーザプリンタ1の内部構成を表す縦断面図である。レーザプリンタ1の内部に収容された画像形成部10は被記録媒体に画像を形成する画像形成手段を構成するものであり、フィーダ部20は、画像形成部10に被記録媒体を供給するためのものであり、従って、レーザプリンタ1の内部には、フィーダ部20から画像形成部10を通って排紙トレイ5に向かって被記録媒体を搬送するための搬送手段が形成されている。
第1排出シュート30及び第2排出シュート40は、画像形成部10にて画像形成が終了した被記録媒体の搬送方向をUターンさせるように略180°転向させて、被記録媒体を定着器ユニット90(詳細は、後述する)の上方に設けられた排出部7に案内する案内部材を構成するものである。
正逆切替機構50は、画像形成部10から排出された被記録媒体の搬送方向を反転させると共に、搬送方向が反転された被記録媒体を再び画像形成部10側に搬送する排紙ローラ反転機構を構成するものであり、両面印刷ユニット60は、正逆切替機構50にて搬送方向が反転された被記録媒体の搬送手段としての搬送経路を構成するものである。
2.1.フィーダ部
フィーダ部20は、筐体3の最下部に収納された給紙トレイ21、給紙トレイ21の前端部上方に設けられて画像形成部10に被記録媒体を搬送する給紙ローラ22、並びに給紙ローラ22にて搬送される被記録媒体を1枚毎に分離する分離ローラ23及び分離パッド24等を有して構成されている。そして、給紙トレイ21に載置されている被記録媒体は、筐体3内前側にてUターンするようにして、筐体3内の略中央部に配設された画像形成部10に搬送される。
なお、給紙トレイ21から画像形成部10に至る被記録媒体の搬送経路のうち、略U字状に転向する部位の頂部外側には、被記録媒体の画像形成面(印刷面)に付着した紙粉等を取り除く紙粉取りローラ25が配設され、その頂部内側には搬送される被記録媒体を紙粉取りローラ25に押圧する対向ローラ26が配設されている。
また、給紙トレイ21から画像形成部10に至る搬送経路のうち画像形成部10の入口には、被記録媒体に搬送抵抗を付与して被記録媒体の搬送状態を整える一対のローラからなるレジストローラ27が配設されている。
2.2.画像形成部
画像形成部10は、スキャナ部70、プロセスカートリッジ80及び定着器ユニット90等を有して構成されている。
2.2.1.スキャナ部
スキャナ部70は、筐体3内の上部に設けられて後述する感光体ドラム81の表面に静電潜像を形成するものであり、図示しないレーザ光源、ポリゴンモータ71によって駆動されるポリゴンミラー72、fθレンズ73、反射鏡74、レンズ75、及び反射鏡76を有して構成されている。
そして、レーザ光源から発光される画像データに基づくレーザビームは、ポリゴンミラー72で偏向されて、fθレンズ73を通過した後、反射鏡74によって光路が折り返され、更にレンズ75を通過した後、反射鏡76によって光路が下方に屈曲されることにより、感光体ドラム81の表面上に照射され、静電潜像が形成される。
2.2.2.プロセスカートリッジ
プロセスカートリッジ80は、スキャナ部70の下方側において着脱可能に筐体3内に配設されており、このプロセスカートリッジ80は、感光体ドラム81、帯電器82、転写ローラ83、及び、現像カートリッジ84等から構成されている。
感光体ドラム81は、最表層がポリカーボネート等からなる正帯電性の感光層により形成される円筒状のドラム本体81aと、このドラム本体81aの軸心において、ドラム本体81aの長手方向に沿って延びてドラム本体81aを回転可能に支持するドラム軸81bとを有して構成されている。
帯電器82は、上記レーザビームによる静電潜像形成に先立って感光体ドラム81の表面を帯電させるもので、感光体ドラム81の後側斜め上方において、感光体ドラム81と接触しないように所定間隔を有して感光体ドラム81と対向配設されている。なお、本実施の形態に係る帯電器82は、コロナ放電を利用して感光体ドラム81の表面に略均一に正電荷を帯電させるスコロトロン型帯電器を採用している。
転写ローラ83は、感光体ドラム81と対向して配設されて感光体ドラム81の回転と連動して回転し、被記録媒体が感光体ドラム81近傍を通過する際に、感光体ドラム81に帯電した電荷と反対の電荷(本実施の形態では、負電荷)を印刷面とは反対側から被記録媒体に作用させることにより、感光体ドラム81の表面に付着したトナーを被記録媒体の印刷面に転写させる転写手段をなすものである。
現像カートリッジ84は、トナーが収容されたトナー収容室84a、トナーを感光体ドラム81に供給するトナー供給ローラ84b及び現像ローラ84c等を有して構成されている。
そして、トナー収容室84aに収容されているトナーは、トナー供給ローラ84bの回転によって現像ローラ84c側に供給される。更に、現像ローラ84c側に供給されたトナーは、現像ローラ84cの表面に担持され、層厚規制ブレード84dにより所定の厚みとなるように調整されると共に摩擦帯電された後、スキャナ部70にて露光された感光体ドラム81の表面に供給される。
2.2.3.定着器ユニット
定着器ユニット90は、搬送手段の被記録媒体の搬送方向において感光体ドラム81より下流側に配設され、被記録媒体に転写されたトナーを加熱溶融させて定着させるものである。具体的には、定着器ユニット90は、被記録媒体の印刷面側に配設されてトナーを加熱する加熱ローラ91、及び、被記録媒体を挟んで加熱ローラ91と反対側に配設されて被記録媒体を加熱ローラ91側に押圧する加圧ローラ92等を有して構成されている。
因みに、本実施の形態に係る加熱ローラ91は、表面がフッ素樹脂によってコーティングされた金属管と、その金属管内に加熱のためのハロゲンランプとから構成されており、一方、加圧ローラ92は、金属製のローラ軸を、ゴム材料からなるローラで被覆することにより構成されている。
以上に説明した画像形成部10においては、以下のようにして被記録媒体に画像が形成される。
すなわち、感光体ドラム81の表面は、その回転に伴って、帯電器82により一様に正帯電された後、スキャナ部70から照射されるレーザビームの高速走査により露光される。これにより、感光体ドラム81の表面には、被記録媒体に形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、現像ローラ84cの回転により、現像ローラ84c上に担持され、かつ、正帯電されているトナーが、感光体ドラム81に対向して接触するときに、感光体ドラム81の表面上に形成されている静電潜像、つまり、一様に正帯電されている感光体ドラム81の表面のうち、レーザビームによって露光され電位が下がっている露光部分に供給される。これにより、感光体ドラム81の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム81の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光体ドラム81の表面上に担持されたトナー像は、転写ローラ83に印加される転写バイアスによって被記録媒体に転写される。そして、トナー像が転写された被記録媒体は定着器ユニット90に搬送されて加熱され、トナー像として転写されたトナーが被記録媒体に定着して、画像形成が完了する。
2.3.第1排出シュート
本実施の形態に係るレーザプリンタ1では、第1排出シュート30は、図2に示すように、筐体3内の後端側に配設され、かつ、筐体3の後端側、つまり第1排出シュート30の近傍には、筐体3に形成された開口部3aを開閉するリアカバー3bが回転可能に組み付けられている。
また、第1排出シュート30は、被記録媒体の搬送方向において定着器ユニット90より搬送方向下流側に配設されていると共に、画像形成部10にて画像形成が終了した被記録媒体の搬送方向を略90°転向させて被記録媒体を第2排出シュート40に案内する。
なお、第1排出シュート30は、定着器ユニット90から排出された被記録媒体が最初に接触する部位に配設されたフロントシュート31、及びフロントシュート31よりも被記録媒体搬送方向下流側に配設されたアウタシュート32を有して構成されている。また、フロントシュート31及びアウタシュート32には、それぞれ、被記録媒体搬送方向に沿って延びる突状のフロントシュートリブ31a及びアウタシュートリブ32aが複数本形成されており、被記録媒体は、これらのリブ31a、32aの先端側に接触しながら第2排出シュート40に向けて案内される。また、第1排出シュート30には、第1排紙ローラ34aが設けられ、定着器ユニット90側の第1排紙ローラ34aと対向する位置には、第1ピンチローラ34bが設けられている。
第1排紙ローラ34aは、被記録媒体に接触しながら回転することにより被記録媒体に搬送力を付与する搬送ローラであり、第1ピンチローラ34bは、被記録媒体を挟んで第1排紙ローラ34aと反対側から被記録媒体を第1排紙ローラ34a側に押圧するものである。このため、定着器ユニット90から排出された被記録媒体は、第1排紙ローラ34a及び第1ピンチローラ34bにより挟まれるようにして第2排出シュート40側に搬送される。
2.4.第2排出シュート
第2排出シュート40は、第1排出シュート30に対して所定の隙間40aを有して上カバー9に設けられ、第1排出シュート30にて搬送方向が略90°転向された被記録媒体を更に略90°転向させて排出部7に案内する。
また、第1排出シュート30と第2排出シュート40との隙間40aは、正逆切替機構50にて搬送方向が反転された被記録媒体の搬送通路(太い二点鎖線で示された搬送経路)の一部を構成している。因みに、図2中、太い一点鎖線で示された搬送経路が、フィーダ部20にて搬送される被記録媒体の搬送通路を示している。
2.5.正逆切替機構及び両面印刷ユニット
正逆切替機構50は、第2排紙ローラ43の回転の向きを切り替えることより、第1排出シュート30から搬送されてきた被記録媒体を排出部7(排紙トレイ5)側に搬送する場合と隙間40a側に搬送する場合とを切り替えるものである。この正逆切替機構50は、例えば、後述のDCモータ450(図4参照)で発生した回転力を第2排紙ローラ43まで伝達する歯車の個数を、図示しないソレノイドにより切り換えて第2排紙ローラ43の回転方向を切り換える機構である。なお、第2排紙ローラ43と対向配置された第2ピンチローラ43bは、第2排紙ローラ43と協働して被記録媒体を挟み込むようにして回転することにより、被記録媒体と第2排紙ローラ43との接触面圧を高めている。
両面印刷ユニット60は、被記録媒体の搬送方向(前後方向)に延びるように突状に形成された複数本の案内リブ(図示せず)と、回転しながら被記録媒体に接触することにより被記録媒体に搬送力を付与する複数のローラ(図示せず)とを備え、第2排紙ローラ43から隙間40aを介して搬送されてきた被記録媒体を画像形成部10に搬送するものである。
なお、DCモータ450は、ギャー列を介して、搬送手段を構成するところの、給紙ローラ22,分離ローラ23,紙粉取りローラ25,レジストローラ27,加熱ローラ91,第1排紙ローラ34a,第2排紙ローラ43などを回転駆動する。また、DCモータ450は、プロセスカートリッジ80の感光体ドラム81,転写ローラ83なども駆動可能に構成されている。
2.6.電源ユニット
定着器ユニット90と両面印刷ユニット60との間には、レーザプリンタ1の各部に電力を供給する電源ユニット100が配設されている。次に、この電源ユニット100の構成について、図3の回路図を用いて説明する。なお、この電源ユニット100は、各種モータ等に供給する電圧(本実施の形態では24V)と、各部を制御するロジック回路等に供給する電圧(本実施の形態では3.3V)とを、並行して出力するものである。
図3に示すように、この電源ユニット100は、トランス200の1次側に、商用電源110(AC100V)から供給される電流を整流する整流回路120、平滑用コンデンサ130の他に、トランス200の1次側コイルへの通電をスイッチングするスイッチング素子140、スイッチング素子140のON/OFFを制御する発振制御回路150を備えている。
発振制御回路150は、後述する2次側のフォトダイオード161と共にフォトカプラを構成し、フォトダイオード161の発光を受けてON/OFFが切り替わるフォトトランジスタ160を内部に備えている。本実施の形態では、発振制御回路150は、フォトトランジスタ160のON/OFFにより規定される発振周波数にてスイッチング素子140が発振を起こす自励式の構成を想定しているが、PWM−IC等を用いてトランス200の1次側への通電時間を制御する他励式の構成であってもよい。なお、本実施の形態では、スイッチング素子140がONとなったときにトランス200にエネルギが蓄積され、1次側のスイッチング素子140がOFFとなったときに2次側に起電力が生じるフライバック方式の構成を採用した。
トランス200の2次側には、整流素子310を介して24Vの電圧を出力する第1出力ライン311と、整流素子312を介して3.3Vの電圧を出力する第2出力ライン313とが設けられている。第2出力ライン313に出力される3.3Vの電圧は、前述のようにロジック回路等に供給されるため安定化する必要がある。そこで、電源ユニット100では、第2出力ライン313とグランドライン314との間にフォトダイオード161を接続し、このフォトダイオード161とフォトカプラを構成するフォトトランジスタ160によって第2出力ライン313の出力電圧を1次側にフィードバックしている。
フォトダイオード161が点灯するのは、第2出力ライン313の出力が所定の値より高くなり、シャントレギュレータ321が第2出力ライン313からグランドライン314の方向へ導通状態となった場合である。なお、シャントレギュレータ321が導通状態となる第2出力ライン313の電圧は、可変抵抗330により微調整することができる。本実施の形態のように自励式の場合、フォトダイオード161が点灯することによりスイッチング素子140の発振周波数が上がり、トランス200の1次側の通電量が減少し、2次側の電圧が下がる方向にフィードバック制御される。逆に、第2出力ライン313の電圧が低くなると、フォトダイオード161が消灯し、1次側の通電量が増加する。
2.7.冷却用ファン及び制御系
図1,図2に示すように、更に、レーザプリンタ1は、冷却用ファンとして、定着器ユニット90を中心に画像形成部10の全体を冷却するメインファン410と、主として電源ユニット100を冷却するPSファン420とを備えている。そして、これらのメインファン410,PSファン420は、図4に示すように、ソレノイド430,抵抗器440(ブリーダ抵抗),及びDCモータ450と共に、CPUを内蔵したASIC(application specific integrated circuit )500に、接続されている。なお、図4に示すソレノイド430は、DCモータ450で発生した回転力を給紙ローラ22へ伝達するか否かを切り換えるものである。
また、図4に示すように、ASIC500の1つのPWMポートは、D/A変換回路411,変圧回路412,駆動回路413を介してメインファン410に接続されている。このため、上記PWMポートからメインファン410の駆動電流に対応するデジタル信号が出力されると、そのデジタル信号がD/A変換回路411にてアナログの電圧信号に変換され、その電圧信号が変圧回路412を介して増幅され駆動回路413に入力されることにより、メインファン410には上記デジタル信号に対応した駆動電流が通電される。なお、駆動回路413は、コレクタが電源ユニット100の第1出力ライン311に接続されたトランジスタを主要部とする周知の構成を有している。
同様に、ASIC500の他のPWMポートは、D/A変換回路421,431,441、変圧回路422,432,442、駆動回路423,433,443を介してPSファン420,ソレノイド430,抵抗器440に接続され、それぞれに供給する駆動電流を調整可能に構成されている。
また、ASIC500は、DCモータ駆動回路451を介してDCモータ450に接続されている。このDCモータ駆動回路451は、DCモータ450に接続されてその回転速度を検知する速度検知回路452からの信号を受信して、DCモータ450をフィードバック制御により定速駆動する回路である。第1出力ライン311(24V)からDCモータ駆動回路451,DCモータ450を経てグランドライン314(0V)に到る通電経路には、DCモータ450とグランドライン314との間に抵抗器453が直列に設けられている。この抵抗器453には、その抵抗器453における電圧値をDCモータ450への通電電流として検出する電流検出回路454が設けられ、検出された電圧値はASIC500のA/Dポートに入力されている。ASIC500は、このA/Dポートに入力される電圧値(すなわちDCモータ450への通電電流)に基づき、以下のような制御を実行する。
3.実施の形態のレーザープリンタにおける制御
次に、ASIC500で実行される制御について説明する。図5は、ASIC500にて実行される処理を表すフローチャートである。なお、ASIC500は、DCモータの駆動中は繰り返しこの処理を実行し、電源OFFなどにより処理が中断された場合は、必要なパラメータを不揮発メモリに記憶した上で次回は処理の続きを実行する。
図5に示すように、処理が開始されると、先ず、S1(Sはステップを表す:以下同様)にて、DCモータ450への通電電流(以下、このステップで読み込まれる通電電流をモータ電流値Im0 という)が電流検出回路454を介して読み込まれる。続くS2では、予め定められた一定回数そのモータ電流値Im0 が読み込まれたか否かが判断される。そして、一定回数読み込まれていない場合は(S2:N)、処理はS1へ移行し、モータ電流値Im0 が更に読み込まれる。こうして、モータ電流値Im0 が一定回数読み込まれると(S2:Y)、S3にて、そのモータ電流値Im0 を平均した平均電流値Iaveが算出され、処理はS4へ移行する。
S4では、S1と同様に、DCモータ450への通電電流(以下、このステップで読み込まれる通電電流をモータ電流値Im1 という)が電流検出回路454を介して読み込まれる。続くS5では、前述のモータ電流値Im1 と平均電流値Iaveとの差としての差電流Isが算出され、S6にて、その差電流Isが予め定められた一定範囲内にあるか否かが判断される。ここで、上記一定範囲とは、0を挟んで+−両側に設定されており、+側の幅と−側の幅とは同一であってもよく異なってもよい。
差電流Isが上記一定範囲内にある場合は(S6:Y)、S7にて、前述のモータ電流値Im1 を含めた平均電流値Iaveが新たに算出され、処理は前述のS4へ移行する。一方、差電流Isが上記一定範囲内にない場合は(S6:N)、S11にて、メインファン410,PSファン420,ソレノイド430,抵抗器440への通電電流が調整され、更に、タイマtがスタートされる。
ここで、S11における処理について、図6を用いて詳細に説明する。図6において、(A)はDCモータ450への通電電流を、(B)はPSファン420への通電電流を、(C)はメインファン410への通電電流を、(D)はソレノイド430への通電電流を、(E)は抵抗器440への通電電流を、それぞれ表している。DCモータ450の駆動時には、通常、メインファン410及びPSファン420は全速(それぞれ0.1A)で駆動され、抵抗器440への通電電流は0Aで、ソレノイド430への通電電流も給紙時等の特定のタイミングを除いて0Aである。
例えば、給紙開始でソレノイド430により給紙ローラ22へ回転が伝達されるなど、何らかの要因でDCモータ450のトルクが上昇すると、DCモータ駆動回路451はDCモータ450を定速駆動すべく、DCモータ450への通電電流を増加させる(時点t1)。すると、ASIC500は、DCモータ450への通電電流の増加に応じてPSファン420への通電電流を減少させ、PSファン420への通電電流が0AとなってPSファン420が停止した後は(時点t2)、メインファン410への通電電流を減少させる。そして、DCモータ450への通電電流の増加幅が0.15Aであった場合、メインファン410への通電電流は、半速に対応する0.05Aまで減少される(時点t3)。
例えば、給紙が完了して給紙ローラ22への回転の伝達が中止されるなど、何らかの要因で一旦増加したDCモータ450への通電電流が減少に転じると(時点t4)、ASIC500は、先ず、PSファン420を全速に復帰させ、続いて、メインファン410を全速に復帰させる。
一方、例えば、レジストローラ27への回転の伝達が中止されるなど、何らかの要因でDCモータ450への通電電流が減少した場合は(時点t6)、ASIC500は、ソレノイド430への通電電流をそのソレノイド430が動作しない上限電流の0.14Aまで上昇させ(時点t7)、DCモータへの通電電流が更に減少した場合は、抵抗器440への通電電流を上昇させる。
例えば、レジストローラ27が再び回転駆動されるなど、一旦減少したDCモータ450への通電電流が増加に転じると(時点t8)、ASIC500は、先ず、ソレノイド430への通電電流を0Aに戻し(時点t9)、続いて、抵抗器440への通電電流を0Aに戻す。
メインファン410,PSファン420,ソレノイド430,抵抗器440への通電電流は、D/A変換回路411,421,431,441を介して連続的に変化させることができるので、ASIC500は、DCモータ450への通電電流の変動を丁度打ち消すように上記通電電流を変化させることができる。以下、このようにDCモータ450への通電電流の変動を打ち消すための電流の調整量(絶対値)を、調整電流Iaという。
S11では、このように、S4で読み込まれたモータ電流値Im1 に基づき、調整電流Iaを制御して電源ユニット100の24V系に加わる負荷(すなわち、全体としての通電電流)を一定にする処理が実行される。また、S11にてタイマtがスタートされた後は、再びS11へ移行してもタイマtはリセットされることなく、そのまま継続的に計時が続行される。
続くS12では、その時点のDCモータ450への通電電流(以下、このステップで読み込まれる通電電流をモータ電流値Im2 という)が電流検出回路454を介して読み込まれ、S13にて、そのモータ電流値Im2 を含めた平均電流値Iave2が算出される。更に続くS14では、タイマtの計時時間が予め定められた所定時間以下であるか否かが判断され、所定時間以下である場合は(S14:Y)、処理は前述のS4へ移行する。
一方、タイマtの計時時間が上記所定時間を超えた場合は(S14:N)、S21にてタイマtがリセットされ、S22にて、調整電流Iaが0.05A減少される。続くS23では、調整電流Iaが0Aとなったか否かが判断され、0Aとなっていない場合は(S23:N)、処理は再びS22へ移行する。このS22,S23の処理により、調整電流Iaが0.05Aずつ減少され、S11による調整がなされなかったのと同様の状態(Ia=0A)にまで戻される。そして、Ia=0Aとなると(S23:Y)、S24にて平均電流値IaveがIave2によって更新され、処理はS4へ移行する。
このように、本実施の形態では、S11における処理により、モータ電流値Im1 に基づき調整電流Iaが制御され、電源ユニット100の24V系に加わる負荷が一定に調整される。このため、24V系の電圧の変動を良好に抑制することができ、延いては、DCモータ450を一定速度で駆動して良好に画像形成を実行することができる。また、上記調整電流Iaも、メインファン410,PSファン420等のように画像形成動作に直接影響を及ぼさない部材への通電電流に対してなされたり、ソレノイド430または抵抗器440に対して画像形成動作に影響を及ぼさない範囲でなされたりするので、レーザプリンタ1の本来の動作に影響を及ぼすことなく上記調整を行うことができる。
また、本実施の形態では、差電流Isが上記一定範囲を超えてS11による電流調整がなされる期間が所定時間を超えると(S14:N)、調整電流Iaを徐々に0Aに戻している(S22,S23)。このため、メインファン410またはPSファン420が長時間停止されるなどの事態を回避して、装置の過熱を良好に防止することができる。更に、上記実施の形態では、上記調整電流Iaを0Aに戻すと同時に、平均電流値Iaveを、上記電流調整中のモータ電流値Im2 を反映した平均電流値Iave2によって更新している(S24)。DCモータ450の駆動系は、ローラの回転抵抗の上昇などを伴う経時変化等により、DCモータ450への通電電流が継続的に増加する場合がある。そこで、本実施の形態では、上記S24の処理により、このような経時変化に応じて平均電流値Iaveを更新することにより、メインファン410またはPSファン420の駆動電流が必要以上に頻繁に減少されるのを防止している。
なお、上記実施の形態において、DCモータ450が所定電装品及び定速駆動されるモータ及び搬送モータに、メインファン410,PSファン420,ソレノイド430,及び抵抗器440が他の電装品に、そのうちメインファン410及びPSファン420が非定速駆動されるモータに、ASIC500が制御手段に、DCモータ駆動回路451が定速駆動手段に、D/A変換回路411,421,431,441が駆動手段に、S24の処理が平均値修正手段に、電源ユニット100が電源に、電流検出回路454が検出手段に、それぞれ相当する。
また、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、S24にて平均電流値Iaveを更新する際、何らかの異常が発生していることも考えられるのでアラームなどによって使用者に報知を行ってもよい。更に、本発明は画像形成装置以外の電子機器にも適用することができる。
本発明を適用したレーザプリンタの外観を表す斜視図である。 そのレーザプリンタの内部構成を表す縦断面図である。 そのレーザプリンタの電源ユニットの構成を表す回路図である。 そのレーザプリンタの制御系の構成を表すブロック図である。 その制御系による処理を表すフローチャートである。 その処理による各部の電流変化を表すタイミングチャートである。
符号の説明
1…レーザプリンタ 10…画像形成部 20…フィーダ部 22…給紙ローラ
70…スキャナ部 72…ポリゴンミラー 80…プロセスカートリッジ
81…感光体ドラム 90…定着器ユニット 100…電源ユニット
410…メインファン 411,421,431,441…D/A変換回路
412,422,432,442…変圧回路
413,423,433,443…駆動回路
420…PSファン 430…ソレノイド 440…抵抗器
450…DCモータ 451…DCモータ駆動回路 454…電流検出回路

Claims (6)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    該画像形成手段を通って被記録媒体を搬送する搬送手段と、
    該搬送手段を駆動するための搬送モータと、
    装置内の機器を冷却するための冷却用ファンと、
    上記搬送モータ及び上記冷却用ファンに電力を供給する1つの電源と、
    該電源から電力の供給を受ける他の電装品と、
    を備え、
    上記電源は、制御系用の出力と上記搬送モータ及び上記冷却用ファン及び上記他の電装品用の出力とを2次側に有する1つのトランスを含むスイッチング電源である画像形成装置であって、
    上記搬送モータの駆動電力を検出する検出手段と、
    該検出手段により検出された駆動電力が一定範囲を超えて増加したとき、その駆動電力の増加による上記電源の出力の増減を打ち消すように上記冷却用ファンの駆動電力を減少させる制御手段と、
    を備え、
    上記制御手段は、上記検出手段により検出された駆動電力が上記一定範囲を超えて減少したとき、その駆動電力の減少による上記電源の出力の増減を打ち消すように上記他の電装品の駆動電力を増加させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記制御手段が、
    上記搬送モータを一定速度で駆動する定速駆動手段と、
    上記冷却用ファンの駆動電力を連続的に変化させる駆動手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記他の電装品がソレノイドまたは抵抗器であることを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 上記制御手段が、上記検出手段により検出された駆動電力がその駆動電力の平均値に対して一定範囲を超えて増加したとき、上記冷却用ファンの駆動電力を減少させることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 上記検出手段により検出された駆動電力がその駆動電力の平均値に対して上記一定範囲を超えて増加した状態が所定時間を越えて継続したとき、上記一定範囲を超えて検出された駆動電力を反映した値に上記平均値を修正する平均値修正手段を、
    更に備えたことを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 上記検出手段により検出された駆動電力がその駆動電力の平均値に対して上記一定範囲を超えて増加した状態が所定時間を越えて継続したとき、上記冷却用ファンの駆動電力を増加させることを特徴とする請求項4または5記載の画像形成装置。
JP2005267078A 2005-09-14 2005-09-14 画像形成装置 Active JP4706406B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005267078A JP4706406B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005267078A JP4706406B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007076170A JP2007076170A (ja) 2007-03-29
JP4706406B2 true JP4706406B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=37936924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005267078A Active JP4706406B2 (ja) 2005-09-14 2005-09-14 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4706406B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019168648A (ja) * 2018-03-26 2019-10-03 コニカミノルタ株式会社 搬送駆動装置および画像形成装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11196574A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Canon Inc 電源装置および画像形成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11196574A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Canon Inc 電源装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007076170A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8899581B2 (en) Image processing apparatus, rotation control method for motor, and computer-readable recording medium
JP4485833B2 (ja) 定着装置、画像形成装置
JP2008015170A (ja) 画像形成装置
US8346114B2 (en) Image forming apparatus and high voltage output power source
US7539430B2 (en) Image forming apparatus with self cooling fixing section
JP4642433B2 (ja) 画像形成装置
US7453484B2 (en) Image forming apparatus
JP4067010B2 (ja) 電子機器
JP4706406B2 (ja) 画像形成装置
JP4962437B2 (ja) 画像形成装置
JP4547635B2 (ja) 画像形成装置
JP2008224861A (ja) 画像形成装置及び圧電トランス式高圧電源装置
JP4404022B2 (ja) 画像形成装置
US8483584B2 (en) Image forming apparatus including controller for detecting and reducing abnormal discharges
JP4696726B2 (ja) 電子機器
JP5012846B2 (ja) 画像形成装置および帯電器用電源
JP4345763B2 (ja) 画像形成装置
JP4882961B2 (ja) 電源装置及び画像形成装置
JP7353759B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4508200B2 (ja) 画像形成装置
JP2005031380A (ja) 画像形成装置
JP2006201351A (ja) 画像形成装置
JP2007295722A (ja) 高圧電源装置
JP2019161893A (ja) 電源装置、画像形成装置及び電源制御方法
JP4661318B2 (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100720

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100921

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110228