JP4705689B2 - 圧電インジェクタの開放電圧を確定するための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電アクチュエータを備えたインジェクタ、特に内燃機関のインジェクタの開放電圧を確定するための方法であって、インジェクタの遮蔽状態において初期電圧が圧電アクチュエータに印加され、インジェクタを開くための電圧が圧電アクチュエータの通電によって低減される形式の方法、並びに該方法を実施するための制御機器に関している。
最近のディーゼル機関及びオット機関のための燃料インジェクタ(インジェクタ)の噴射ノズルは動的な高い要求のために圧電素子(圧電アクチュエータないしピエゾアクチュエータ)を介して直接的若しくは間接的に操作されている。
しかしながらそのような圧電素子の機械的及び電気的特性はその寿命に亘って一定に保たれるものではない。アクチュエータのストロークやキャパシタンス、剛性もその寿命に亘って変化する。このような変化は高価で複雑な測定技術なしでは運転中に直接検出することができず、そのため補償することもできない。その結果として噴射燃料量のくるいにつながる。
発明の開示
それ故に本発明の課題は、冒頭に述べたような方法及び制御機器において、前述したような経年劣化現象の補償ができるように検出の改善を行うことである。
前記課題は、圧電アクチュエータを備えたインジェクタ、特に内燃機関のインジェクタの開放電圧を確定するための方法であって、インジェクタの遮蔽状態において初期電圧が圧電アクチュエータに印加され、インジェクタを開くための電圧が圧電アクチュエータの通電によって低減される形式の方法において、保持電圧のもとでの通電を中断し、その後で圧電アクチュエータに印加されている電圧変化を時間に関して測定し、その際に電圧が上昇した場合に開放電圧の到達を判別するようにして解決される。
本発明のさらなる構成例によれば、燃料噴射のための噴射保持電圧を、通電中断後の電圧上昇値が最小値を下回るまで漸次高められる。
本発明のさらに別の構成例によれば、燃料噴射のための噴射保持電圧を、通電中断後の電圧上昇が最小の勾配を下回るまで漸次高められる。
この方法は有利には内燃機関の規則的な作動モード中に実施される。このことは当該方法が例えば修理工場の付加的な制御機器や検査機器を必要とすることなく車両内の既存の手段を用いて実施できることを意味する。この方法は有利には、運転期間中の所定の時間間隔の経過後に、又は所定の期間の経過後に、制御機器によってプログラム制御されて自動実行される。
別の有利な構成によれば、インジェクタの保持電圧が変更され、噴射量補償制御部の積分器が監視される。さらに別の改善構成によれば、インジェクタの駆動制御時間及び/又は駆動制御電圧が噴射量補償制御部によってより多くの噴射量が生じるように変更された場合に開放電圧の達成が識別される。
また前記課題は、インジェクタの遮蔽状態において初期電圧が圧電アクチュエータに印加され、インジェクタを開くための電圧が圧電アクチュエータの通電によって低減される、圧電アクチュエータを備えたインジェクタ、特に内燃機関のインジェクタの開放電圧を確定するための手段を備えた制御機器において、保持電圧のもとでの通電を中断し、その後で圧電アクチュエータに印加されている電圧変化を測定し、電圧が上昇した場合に開放電圧の達成を識別するように構成されて解決される。
図面の簡単な説明
以下では図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。これらの図面中、
図1は本発明の技術的な環境を示し、
図2は、印加された最大電圧に関する圧電インジェクタの噴射量の例を示した図であり
図3は、通電遮断時の圧電インジェクタの圧電素子における電圧経過の例を示した図であり、
図4は、図3における領域Xの拡大詳細図であり、
図5は、この方法の実施例のフローチャートを示す図である。
本発明の実施形態
図1には蓄圧式噴射システム10が示されており、このシステム10はインジェクタ(噴射弁)12と、制御機器14と、燃料蓄圧器16と、燃料タンク18と、高圧ポンプ20と、圧力センサ22と圧力制御弁24とを有している。インジェクタ12は高圧管路26を介して蓄圧器16に接続されている。そのためその内部は定常的に蓄圧器16内部の圧力と同じ圧力で占められている。インジェクタ12の内部には圧電アクチュエータ28が設けられており、この圧電アクチュエータ28はn個の圧電材料層からなる積層部として実現されており、これらの層はそれぞれ第1の端子30と第2の端子32の間で電気的な環境に置かれている。
圧電アクチュエータ28は、油圧結合器34を介して噴射ノズル36に接続されており、さらに制御機器14によって制御されている。それに対して制御機器14は線路と測定電子系38と制御ユニット40を有している。結合器34はチョーク42を有している。このチョーク42は結合器34の内外で緩慢に行われる圧力補償を可能にしている。それにより噴射ノズル36に対する圧電アクチュエータ28の迅速な長さ変化のみが伝達され、熱的に誘発される緩慢な体積変化が補償される。
電力及び測定電子系38に対する介入制御は図1中に矢印44で表されている。矢印46は電力及び測定電子系38によって検出された電圧Uの制御ユニット40への引渡しを表している。圧電アクチュエータ28の充放電は端子30、32を介して行われる。燃料高圧蓄積器16内の燃圧pまたは蓄圧式燃料噴射システム10におけるその他の高圧下の燃料案内部分における燃圧pは、圧力センサ22によって検出され、制御機器14に伝送される。
図1中に基本的に示されているように、長さ変化を伴う圧電アクチュエータ28は、油圧式結合器34を介して噴射ノズル36に直接作用する。この噴射ノズル36は、圧電アクチュエータ28が充電されてそれと共に伸張した場合にはその座部に固定される。この場合の遮蔽力は結合器空間内の圧力によって生成される。圧電アクチュエータ28が放電されると、圧電アクチュエータ28自身は収縮し、燃料の充填される油圧式結合器34を介して噴射ノズル36の負荷が軽減される。噴射ノズル36の圧力肩部49に現われる噴射圧力は、噴射ノズル36に作用する開放圧力を絶え間なく形成している。圧電アクチュエータ28の放電のもとで結合器34内部の圧力が開放圧力の絶対値よりも下方に低減した場合には、このことは噴射ノズル36の座部からの引き上げにつながり、さらにそれに伴って燃料の噴射が引き起こされる。
図2には、圧電インジェクタ12の噴射量Qの1例が圧電アクチュエータ28に印加された初期電圧UAに亘って示されている。この場合横座標には、圧電アクチュエータ28に印加された初期電圧UAがプロットされており、縦座標には噴射量Qがmm3で表されている。図2中の特性曲線には前述したような噴射量が200bar〜2000barの間の種々のレール圧毎に表されている。ここから明らかなことは、所定の初期電圧UAからは、レール圧に依存して大幅な噴射量Qの上昇が現われることである。この場合図2では、アクチュエータにおいて初期電圧UAから約0Vの開放電圧UOEまでの電圧降下が生じており、これは圧電素子が完全に放電されていることを意味する。図2にはアクチュエータにおける所要最小初期電圧UAが、それぞれUAMin(レール圧)と共にプロットされている。この場合例えば2000barの噴射圧ないしレール圧の際の確実な噴射のための圧電素子における所要最小初期電圧はUAMin(2000)で表す。例えば2000barのレール圧において圧電アクチュエータ28が120Vの初期電圧UAで駆動されるならば、インジェクタ12は0Vまでの電圧低下のもとで開放されない。それに対して2000barのレール圧のもとで約125Vの初期電圧UAの場合には、0Vまでの電圧低下の際に例えば30mm3の噴射量が得られる。遮蔽電圧をさらに高めた場合には噴射量が僅かに上昇する。例えば2000barのレール圧で200Vの遮蔽電圧にした場合には、0Vまでの電圧低下の際に約44mm3の噴射量が達成される。圧電インジェクタ12の作動は、そのつどのレール圧に対する電圧UAMinの上方で行われる。圧電アクチュエータ28は、実質的にはコンデンサに類似している。この場合インジェクタの遮蔽状態において初期電圧UA(例えば当該実施例では180V)が印加される。インジェクタの開放に対しては、圧電素子が放電され、その場合にはシフト電流が流れる。補助回路図として最も簡単なケースでは、圧電素子の端子間に配設され切換え可能なオーム抵抗が回路図毎に示され、それを介して圧電素子が放電される。スイッチが閉じられると圧電素子が放電され、スイッチが開かれるとこの放電は中断される。
図3には本発明による方法の実施例における圧電アクチュエータ28の電圧経過が示されている。この実施例では初期電圧UAは180Vである。燃料噴射を中止するためには圧電アクチュエータ28が放電され、その場合にはシフト電流が流れる。図3には3つの充電フェーズに対する放電特性曲線が示されており、まず最初は第1の放電フェーズAにおいて圧電アクチュエータ28が放電され、この放電は保持電圧UHのもとで中断する。この中断は通電休止フェーズΔtとも称され、時点t1n〜時点t2nまで続く。ここで前記インデックスnは特性曲線1,2,3である。時点t2nからは第2の放電フェーズBにおける放電が再び続けられる。図3には圧電アクチュエータ28の様々な保持電圧UH1,UH2,UH3までの放電に対する特性曲線が示されている。図4には図3中に円Xで区切られた領域の拡大図が示されている。なおインデックスは読取り安くする理由から以下の説明では省く。圧電アクチュエータ28の放電は、時点t1〜時点t2nまでに対する保持電圧UHのもとで中断される。時点t1とt2の間の期間はここでは通電休止フェーズΔtとされる。図3には異なる保持電圧UHnに対する複数の電圧経過が特性曲線1,2,3として示されており、詳細には保持電圧UH1に対する特性曲線1,保持電圧UH2に対する特性曲線2、並びに保持電圧UH3に対する特性曲線3が示されている。時点t1、t2の直ぐ後にはそれぞれt1n,t2n,t3n,t4nのようにインデックスが付され、この場合前記nは保持電圧UHのインデックスに相応し、例えば保持電圧UH1に対する特性曲線1に対してはt11,t21及びΔt1となるこの場合保持期間Δtnはそれぞれ同じように選択される。保持期間Δtの終了した後では圧電素子はさらに通電され、それによって圧電アクチュエータ28における電圧が引き続き低下する。
図4からはそれぞれ時点t1nとt2nの間の電圧経過が読み取れる。この電圧経過は以下の明細書で特性曲線1に基づいて説明する。圧電アクチュエータ28に関する電圧Uは、まず時点t11での通電フェーズの終了後にはさらに時点t31まで低下し、この場合これは極小値に達し、その後は時点t41まで再び上昇する。時点t41と、圧電素子の通電が再開される時点t21との間では圧電素子に関する電圧Uが再び低下する。通電フェーズ内の時点t31の極小値と時点t41の極大値の間の電圧Uはここでは約3Vである。
放電が約65Vの保持電圧UH3のもとで中断すると(これは時点t13におけるケースに相応する)、まず電圧が引き続き時点t33まで低下し続け、その後で再び上昇する。この上昇は具体的には時点t23の通電再開まで行われ、約5Vの電圧変化ΔU3を含んでいる。この電圧変化はここでは約85Vの保持電圧UH1の場合よりも大きく、85Vの保持電圧UH1における時点t31でのケースのように顕著な極大値は有さない。65Vの保持電圧UH1における通電休止フェーズ中の圧電素子に関する電圧Uの明らかな上昇は、インジェクタ12の開放を引き起こす。
圧電アクチュエータ28の電圧の上下変化が大きければ大きいほど、油圧結合器34の圧力低減によるノズル負荷の軽減も増える。所期の電圧上下変化の時点からノズルは座部から引き上げられるが、その限りではアクチュエータ応力とノズル応力の間で油圧結合器34における上昇圧力を介した応力均衡が形成されるまで、ノズル自身が圧力の徐々の侵入によって突発的に上方に動く。この場合は事前に伸張する結合部分はアクチュエータ、ノズル、結合器の結合部からなり、この場合ノズルが再び強く押される。この押圧により圧電アクチュエータ内の圧電効果を介して当該圧電アクチュエータ28内部で電圧が誘起され、この電圧は放電フェーズΔtにおいてはっきりとわかる。
放電フェーズΔtにおいて時点t3nの極小値に達した時点から常に正の勾配を有する電圧上昇が観察されると、インジェクタ12が開かれる。極小値ΔUminよりも上方の電圧上昇(図3及び図4の実施例においては約3Vの値を超える上昇)が観察されても同じようにインジェクタ12の開放が推定される。
電圧勾配ΔU/Δtが極小値に達した場合にもインジェクタ12の開放が推定される。ここでは例えば時点t2nにおける通電再開直前に勾配が観察され得る。この勾配が顕著な正の勾配ならば、これは実施された燃料噴射に由来し得る。時点t3nにおける極小値の到達直後の領域における勾配は常に正の勾配であり、これは当該観察には適さない。
前述した本発明による方法を用いれば、内燃機関の運転中の電圧変動際し、若しくは一定の遮蔽電圧に基づいてどの開放電圧のもとで、開放電圧インジェクタ12が開かれが確定可能となる。この方法によれば、順次連続する燃料噴射のもとで電圧変動が漸進的に低減され、内燃機関の規則的な定常運転中実施が実現され得る。放電フェーズΔt(通電休止フェーズ)において負の電圧勾配、例えば図4中の特性曲線1に認められるような負の電圧勾配が発生すると直ちにインジェクタ12の開放が中止される。同じことは通電休止フェーズ中の電圧差分ΔUが閾値ΔUS以下に低減した場合にも当てはまる。図4の実施例の場合ではこの閾値は約3Vである。本発明による方法が内燃機関の平均的な回転数領域において実施されるならば、インジェクタ12の開放が中断されるような電圧変動が生じた場合に損なわれる燃料噴射が内燃機関の安定動作や走行快適性に与える影響を僅かに抑えることができる。さらにこの方法は長いスタンスの時間制御又は作動時間制御によって実施することも可能であり、例えば月ごと又は半年毎にあるいは内燃機関所定の期間使用された後で行うこと可能である。
前記方法の実施に対する1つの実施例においては車両運転中に個々のインジェクタ12の駆動電圧が前述したように変化し得るので噴射量補償制御部(MAR)の積分器が監視される。この噴射量補償制御部は個々のシリンダの均等な調整を行っており、つまり個々のシリンダによって内燃機関におけるできるだけ均等な総トルク成分が得られるように調整している。このことは通常は均等な燃料噴射に結び付く。噴射量補償制御部は、インジェクタ12の電圧変化の変動の際とそれに伴う噴射量減少の際に、駆動制御時間ないしは駆動電圧を変更させて、より多くの噴射量が生じるように制御している。検査すべきインジェクタ12の積分回路ないし積分器において前述したように電圧変化の変動のもとで上方に向けて急峻な勾配の経過が生じると直ちに臨界的な駆動電圧ないしは臨界的な電圧上下変動に到達し、その場合には噴射される燃料量が突発的に低下する。
図5は、この方法の実施例のフローチャートを示す図である。ステップ101では圧電アクチュエータ28が初期電圧UAの印加によって通電し、それによって圧電アクチュエータ28における電圧Uが低下する。ステップ102では、保持電圧UHのもとで圧電アクチュエータ28の通電が中断される。この中断はステップ103において期間Δtの間継続される。期間Δtの間は圧電アクチュエータ28に印加される電圧Uが測定される。その際には電圧変化ΔUが時間に関して測定される。ステップ104では前述したような電圧変化ΔUが評価される。ステップ105では、そのように求められた電圧がインジェクタの開放電圧であるか否かが検査される。このことが当てはまる場合にはこの方法はステップ107において終了し(ケースNの場合)、このことが当てはまらない場合(ケースJの場合)にはステップ106に分岐する。ステップ106では保持電圧UHが高められ(このことは図5では++UHで表されている)その後でステップ101にフィードバックされる。
本発明の技術的な環境を示した図 印加された最大電圧に関する圧電インジェクタの噴射量の例を示した図 通電遮断時の圧電インジェクタの圧電素子における電圧経過の例を示した図 図3における領域Xの拡大詳細図 この方法の実施例のフローチャートを示した図

Claims (6)

  1. 圧電アクチュエータ(28)を備えた内燃機関のインジェクタ(12)の開放電圧を確定するための方法であって、前記インジェクタ(12)の遮蔽状態において制御機器(14)の初期電圧(UA)を圧電アクチュエータ(28)に印加し、さらに前記制御機器(14)からの圧電アクチュエータ(28)への電流通流による圧電アクチュエータ(28)で生じる放電に基づいてインジェクタ(12)を開くための開放電圧(Uoe)を低減させる方法において、
    制御機器(14)から圧電アクチュエータ(28)入力側へ保持電圧(UH1,UH2,UH3,…UHn)が印加されている場合に、当該制御機器(14)から圧電アクチュエータ(28)への電流通流を中断し、その後で、圧電アクチュエータ(28)の入力側に印加された電圧の変化(ΔU)を制御機器(14)によって時間に関して測定し、測定された電圧変化(ΔU)において電圧上昇があった場合に、圧電アクチュエータを開放するための開放電圧(Uoe)の達成を制御機器(14)によって確定し、さらに
    前記ピエゾアクチュエータ(28)に対する可変の保持電圧(U H1 ,U H2 ,U H3 ,…U Hn )を、噴射毎に、前記ピエゾアクチュエータ(28)での電圧変化(ΔU)における電圧上昇値が極小値(ΔU min )を下回るまで漸次高めるようにしたことを特徴とする方法。
  2. 前記ピエゾアクチュエータ(28)に対する可変の保持電圧(UH1,UH2,UH3,…UHn)を、噴射毎に、前記ピエゾアクチュエータ(28)への電流通流中断後の電圧変化(ΔU)における電圧上昇値が最小勾配値(ΔUmin/Δt)を下回るまで漸次高める、請求項1記載の方法。
  3. 前記方法を、作動期間中の所定の時間間隔の経過後に、または所定の期間の経過後に行う、請求項1または2記載の方法。
  4. インジェクタ(12)の保持電圧(UH1,UH2,UH3,Hn)の変更の際に、噴射量補償制御部の積分器が監視される、請求項1からいずれか1項記載の方法。
  5. インジェクタ(12)の駆動制御時間又は駆動制御電圧が噴射量補償制御部によって、より多くの噴射量が生じるように変更された場合に、開放電圧(UOE)の達成が判別される、請求項記載の方法。
  6. 圧電アクチュエータ(28)を備えた内燃機関のインジェクタ(12)の開放電圧を確定するための手段を備えた制御機器であって、前記インジェクタ(12)の遮蔽状態において制御機器(14)の初期電圧(UA)が圧電アクチュエータ(28)に印加され、さらに圧電アクチュエータ(28)への電流通流に基づき圧電アクチュエータ(28)で生じる放電に基づいてインジェクタ(12)を開くための開放電圧(Uoe)が低減される形式の制御機器において、
    制御機器(14)から圧電アクチュエータ(28)入力側へ保持電圧(UH1,UH2,UH3,…UHn)が印加されている場合に、当該制御機器(14)から圧電アクチュエータ(28)への電流通流を中断し、その後で、圧電アクチュエータ(28)の入力側に印加された電圧の変化(ΔU)を制御機器(14)によって時間に関して測定し、測定された電圧変化(ΔU)において電圧上昇があった場合に、圧電アクチュエータを開放するための開放電圧(Uoe)の達成を制御機器(14)によって確定し、さらに
    前記ピエゾアクチュエータ(28)に対する可変の保持電圧(U H1 ,U H2 ,U H3 ,…U Hn )を、噴射毎に、前記ピエゾアクチュエータ(28)での電圧変化(ΔU)における電圧上昇値が極小値(ΔU min )を下回るまで漸次高めるように構成されていることを特徴とする制御機器。
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