JP4705228B2 - 視力計 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、視力計、特に、通常とは異なる背景色の状況で視力を測定できる視力計に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車走行中の障害や、信号、標識などを素早く的確に判断することが必要なことから、動体視力が重要視され、その測定が行われている。この場合、動体視力とは、動く物を見る能力、すなわち、自分が動いていて静止している物を見る場合、あるいは自分が静止していて動く物を見る場合、あるいは両方が動いている場合などの視知覚能力をいい、一般に静止視力より約20〜30%低下するといわれている。
【0003】
また、夜間では視力が低下することにより交通事故の原因が多くなることから、夜間での視力がどのくらいであるかを定量的に測定することが重要になっている。そこで、明順応の後での低照度下で視力を測定する夜間視力検査が行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、従来では、静止視力のほかに動体視力ないし夜間視力を測定する視力計が提案されているが、サングラスをかけた状態、つまり通常とは異なる背景色の状況で動体視力および夜間視力を測定するものは提案されていない。
【0005】
視覚障害者の中には暗順応しにくい人々がおり、このような人々は屋外から建物の中などに移動した際、しばらくの間何も見えない状態となる。またスポーツ選手など屋外で作業する人は眩しさにより能力が十分に発揮できない場合もある。このような人々は通常特定の波長域をカットするサングラスを着用しているが、個人により最適な色特性が異なる。そのため個人に適したサングラスを決めることが難しかった。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、特定の波長光での視力を定量的に測定することが可能な視力計を提供することをその課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明(請求項1)は、視標を表示するための視標表示手段と、表示された視標を観察するための接眼部と、前記視標の大きさあるいは方向を設定する手段と、前記視標の背景色を設定する手段とを有しており、前記視標が回転可能な円板の円周に沿って配置された複数の視標の一つを選択することによって表示され、また、それぞれ異なる色フィルタを装着した複数の色フィルタユニットの一つを光路中に挿入することにより前記背景色の設定を行い、視標の背景色を変化させて視力を測定できることを特徴としている。また、請求項8の発明では、背景色の設定が異なる色フィルタを交換して装着できる色フィルタユニットを光路中に挿入することにより行われている。これにより、特定の波長光における静止視力を測定できる。
【0008】
また、本発明(請求項2)では、接眼部と視標間の光学距離を所定速度で変化させる手段を備えており、これにより視標の背景色と光学距離を変化させることができる。このような構成により特定の波長光における動体視力を測定することが可能になる。
【0009】
また、本発明(請求項3)では、所定の時間被検者の目を照明するための照明手段を備えており、視標の背景色を変化させ、被検者の目を所定の時間照明した後、設定した視標が識別できるまでの時間を測定する。このような構成により特定の波長光における夜間視力を測定することが可能になる。
【0010】
このように、本発明(請求項3)では、暗順応能力が弱く、日常生活において不便を感じている視覚障害者や、眩しさを軽減したいと考えている人の特定の波長光での視力を定量的に測定することが可能となり、最適なサングラスの色特性を求めるのに効果的である。
また、本発明(請求項9)では、背景色の設定がそれぞれ異なる色フィルタを装着した複数の色フィルタユニットの一つを光路中に挿入することにより行われ、各色フィルタユニットには、そのユニットに装着される色フィルタが何色であるかを識別できるコードが設けられ、光路中に挿入された色フィルタユニットに装着されているフィルタの色が前記コードを読み取ることにより判別され、前記複数の色フィルタユニットの一つを光路中に挿入し、視標の背景色を変化させて視力が測定される。
また、本発明(請求項10)では、背景色の設定が、異なる色フィルタを交換して装着できる色フィルタユニットを光路中に挿入することにより行われ、前記色フィルタユニットに異なる色フィルタを装着し、視標の背景色を変化させて視力が測定される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
【0012】
図1(A)、(B)には、本発明の1実施形態に係わる視力計の正面並びに側面が概略図示されており、符号1で示すものは接眼部で、被検者がこの接眼部1の左眼部1aに左眼を、また右眼部1bに右眼を当て視標を観察する。視力計には、ガイド2に沿って伸縮できる暗幕3が設けられており、視標の観察が良好にできるようになっている。
【0013】
また、視力計の側面には、図2に詳細に図示したような操作パネル5が配置されている。操作パネル5には、電源スイッチ5aが設けられ、この電源スイッチを入れると、夜間視力測定スイッチ5b、動体視力測定スイッチ5b’、静止視力測定スイッチ5cが点灯する。更に、左眼、両眼、右眼選択スイッチ5d〜5fが設けられ、これらのスイッチを操作することにより被検眼の左眼、両眼、右眼をそれぞれ視標観測状態にすることができる。視標スイッチ5g〜5jはそれぞれ公知の視標(ランドルト環)の切れ目の方向を切り替えるもので、また視力変更スイッチ5m、5nは視標を変更して視力値を変更するもので、変更された視力値が表示部5qに表示される。また、順応時間表示部5pには、暗順応時間の経過が表示できるようになっている。
【0014】
更に、表示パネル5には、被検眼の開眼ないし閉眼状態を表示する点灯ランプ5xが設けられ、その下部にその検知感度を変更できる感度調節ボタン5yが配置されている。また、視野濃度ボタン5kにより視標の照明光路に種々の濃度の減光フィルタを挿入できるようになっており、それにより視標の背景濃度を変化させることができる。挿入されたフィルタ濃度、すなわち視標濃度はグレア出力として表示部5q’に表示させることができ、減光フィルタの濃度が大きいと、大きなグレア出力値が表示される。
【0015】
また、背景色選択ボタン5rにより視標の照明光路に種々の色フィルタを挿入でき、それにより視標の背景色を変化させることができる。どの色フィルタが選択されたかは、表示部5sにフィルタの色が示されることにより表示される。
【0016】
なお、図1(A)において、符号6で示すものは、被検者が視標の切れ目を認識して視標を確認できたときに押下する応答スイッチである。
【0017】
また、図1(B)に示すように、視力計の本体側部には、後述するようにプリンタ65を接続するプリンタ接続端子7が設けられており、また、視力計は、LAN接続端子8を介して他のネットワークにあるコンピュータ(PC)本体9a、モニター9b、プリンタ9cからなるネットワークコンピュータ9と接続できるようになっている。
【0018】
図3(A)には、視力計の光学配置並びに制御部の配置が示されており、同図において、被検者の左眼10並びに右眼10’は、測定時、接眼部1a、1bに配置されたカバーガラス11、11’、シャッター12、12’の前に位置する。左眼選択スイッチ5dを操作すると、シャッター12が、また右眼選択スイッチ5fを操作すると、シャッター12’が、更に両眼選択スイッチ5eを操作すると、両シャッター12、12’がそれぞれCPU40により作動されるアクチュエータ41により駆動され光路から離脱するようになる。
【0019】
シャッター12が光路から離脱すると、ミラー13、14、ハーフミラー14’、可動プリズム30、合焦レンズ15を介し、反射ドーム16の窓ガラス16aを通して反射ドームの背後に配置された視標板17を観察することができ、一方シャッター12’が光路から離脱すると、ミラー13’、ハーフミラー14’、可動プリズム30、合焦レンズ15を介し、反射ドーム16の窓ガラス16aを通して反射ドームの背後に配置された視標板17を観察することができる。
【0020】
可動プリズム30は、CPU40で制御されるプリズムモータ33により光路に沿って所定の速度で移動され、それにより接眼部と視標間の光学距離が変化し、接眼部を介して観察される視標板の視標の大きさ(倍率)がその変化に応じて変化する。この場合、移動速度は、例えば20km/h〜60km/hの範囲で変化させることができる。
【0021】
反射ドーム16は、内部が拡散性の部材で形成され、CPU40の制御のもとに駆動される動体ないし静止視力用のドーム照明光源42で照明され拡散照明される。この反射ドーム16は、夜間視力を測定する場合には、被検眼を明順応させるために明順応用のドーム照明光源(ハロゲンランプ)46を用いて照明される。
【0022】
視標板17はその軸17aが、CPU40により駆動されるステッピングモータ43の軸に結合されており、またその周囲には、図3(B)に示したように、ランドルト環として形成された複数の視標17bが透過拡散性のディスクに黒色(光を透過しない)の模様として配列されている。各視標は切れ目がそれぞれ90度異なる4個の視標を組にして各組の大きさが視力値に対応してそれぞれ異なるようになっており、ステッピングモータ43を駆動することによりその一つが反射ドームの窓16bに移動される。また、夜間視力を測定するために、例えば視力値0.2に対応する視標には、拡散板17cが被覆されている。
【0023】
更に、各視標は、動体ないし静止視力を測定する場合には、CPU40の制御のもとに駆動される視標照明光源44でハーフミラー18を介して背後から照明され、また夜間視力を測定する場合には、同様にCPU40の制御のもとに駆動される夜間視力用の視標照明光源45でハーフミラー18を介して照明される。この場合、各光源44、45はその光量を調節できるようになっている。
【0024】
更に、各光源で照明される指標は、濃度調節ディスク32により減光され背景濃度が調節できるようになっている。濃度調節ディスク32はその軸32’が、ステッピングモータ31の軸に結合されており、またその周囲には、図3(C)に示したように、濃度の異なる複数の減光フィルタ(NDフィルタ)が円周に沿って配置されている。例えばフィルタ32aはスルーで減光なしであり、図において右回りに次第に濃度が高くなり、フィルタ32bでは最も濃度が高くなり、減光が強くなるようになっている。ステッピングモータ31は、視野濃度ボタン5kを押下する毎に45°ずつ回転するので視野濃度ボタン5kの押下に応じて順次濃度の異なる減光フィルタを照明光路に挿入することができる。
【0025】
更に、ハーフミラー14’と可動プリズム30間には、色フィルタディスク61が配置され、視標の背景色を変化できるようになっている。色フィルタディスク61は、CPU40により制御されるステッピングモータ60によりその軸を中心にして回転できるように構成されており、その周囲には、図3(D)に示したように、種々の色フィルタが配置されており、例えば、フィルタ61aはスルーで背景色なしであり、フィルタ61bはA色のフィルタ、フィルタ61cはB色のフィルタ、フィルタ61dはC色のフィルタ、フィルタ61eはD色のフィルタ、フィルタ61fはE色のフィルタなどであり、それぞれその色に対応した波長を透過させるフィルタである。ステッピングモータ60は、背景色選択ボタン5rを押下する毎に45°ずつ回転するので背景色選択ボタン5rの押下に応じて順次色の異なる色フィルタを照明光路に挿入することができる。各視標は黒色であり、色フィルタの挿入によりその波長特性はほぼ変化しないので、実質的に視標の背景色を挿入した色フィルタの色に応じて変化させることができる。
【0026】
また、各表示された視標は、合焦レンズ15を調節することにより接眼部に対して視力測定に最適な光学距離に設定することができ、5mの見掛け視標を形成することができる。また測定中まばたきなどにより測定に支障をきたすのを防止するために、明順応用のドーム照明光源46で照明される被検眼からの反射光を受光する受光素子47が設けられ、この受光素子からの信号がCPU40に入力される。まぶたが閉じ受光素子47に入射する光量が減少すると、ランプ5xが点灯する。なお、このまぶたがが閉じてランプ5xを点灯させる感度は、感度調節ボタン5yで調節することができる。
【0027】
CPU40は、クロック50により駆動され、メモリ51には視力検査に必要なプログラム、データなどが格納されている。CPU40は、インターフェース52を介して操作パネル5に配置された各種スイッチないしボタンあるいは応答スイッチ6からの信号を取り込むことができ、また各種データを表示器5p、5q、5q’、5sないしランプ5xに表示させることができる。さらにプログラム進行を案内する音声ガイダンスが音声ガイダンス部53から出力できるようになっている。また、測定結果などは、プリンタ65に出力できるようになっている。
【0028】
次に、図4のフローチャートを参照して夜間視力並びに動体ないし静止視力を測定する流れを説明する。このプログラムは、メモリ51に格納されており、CPU40の制御のもとに実行される。
【0029】
まず、ステップS1において電源スイッチ5aをオンにする。これにより夜間視力測定スイッチ5b、静止視力測定スイッチ5c、動体視力測定スイッチ5b'が点灯し、各視力測定状態となる。
【0030】
ステップS2において、夜間視力測定スイッチ5bが押されると、夜間視力測定が開始され、このときまずステップS3でアクチュエータ41によりシャッター12、12’が光路から離脱される。夜間視力は両眼で測定するのが通常であるが、いずれかの眼で測定する場合には、それに応じたシャッターを光路から離脱させる。また、ステップS4において、ステッピングモータ43を駆動することにより例えば0.2の視力値に対応する所定方向に切れ目のある視標がその上の拡散板17cとともに拡散ドーム16の窓16bに移動される。また、視野濃度ボタン5kを押すことによりステッピングモータ31を駆動し濃度調節ディスク32を回転することにより、いずれかの減光フィルタを光路に挿入する。このときの濃度、すなわちグレア出力値が表示器5q’に表示される。
【0031】
更に、背景色選択ボタン5rを押すことによりステッピングモータ60を駆動し、色フィルタディスク61を回転させることにより所定の色フィルタを光路に挿入し、視標の背景色を設定することができる。このときの選択された色フィルタの色が表示器5sに表示される。
【0032】
このとき、ステップS5で夜間視力用の視標照明光源45が点灯され、背後から該視標が照明される(例えば、0.1〜0.15cd/平方mの暗い輝度で照明される)。
【0033】
また、夜間視力測定の場合、被検眼を十分明順応させておく必要があるので、ステップS6で明順応用のドーム照明光源46を点灯し、ドーム並びに被検眼を照明する(例えば5700cd/平方mの輝度で照明)。約30秒で明順応されるので、その後光源46を消灯し、ステップS7で被検者の応答を待つ。被検者は照明光源46の消灯によりほぼ暗やみの状態にされるが、そのうち暗順応して表示されている視標の切れ目が確認できるようになる。そして、被検者は視標の切れ目が識別できると、応答スイッチ6で応答する。
【0034】
光源46が消灯後応答までの時間はCPU内のタイマー(不図示)により計時され、表示器5pに表示される。この時間は被検者の暗順応能力、すなわち夜間視力を定量的に示しており、夜間視力として測定される。この場合、グレア出力値が表示器5q’に表示されるので、予め求められるグレア出力値と応答時間の特性曲線からグレア感度障害があるかを診断することができる。また、設定した背景色での視力値を測定できるので、特定波長光での夜間視力を定量的に測定することができる。
【0035】
なお、照明光源46を点灯して被検眼を明順応させる間被検眼のまぶたが開いているか否かが受光素子47を用いて測定され、まばたきなどで閉眼状態になったときは、ランプ5xが点灯して検者にそれを知らせる。
【0036】
一方、ステップS2において、静止視力測定スイッチ5cが選択されたときは、静止視力測定が開始され、ステップS13において、スイッチ5d〜5fによりどの眼が選択されているかに従ってシャッター12あるいは12’あるいはその両方が光路から離脱される。ステップS14で視標が視標照明光源44で照明され、また反射ドーム16がドーム照明光源42で照明される。ステップS15で視力変更スイッチ5m、5n及び視標スイッチ5g〜5jを用いて所定の視力値に対応する視標が設定されると、ステッピングモータ43が回転して選択された視標が窓16bに移動する。また視野濃度ボタン5kを押すことによりステッピングモータ31を駆動し濃度調節ディスク32を回転することにより、いずれかの減光フィルタを光路に挿入する。このときの濃度、すなわちグレア出力値が表示器5q’に表示され、またこのとき設定されている視力値が表示器5qに表示される。
【0037】
同様に、背景色選択ボタン5rを押すことによりステッピングモータ60を駆動し、色フィルタディスク61を回転させることにより所定の色フィルタを光路に挿入し、視標の背景色を設定する。このときの選択された色フィルタの色が表示器5sに表示される。
【0038】
被検者は視標が確認できた場合は、応答スイッチ6で応答し(ステップS16)、確認できない場合は、ステップS15に戻って検者は視標スイッチ5g〜5jあるいは視力変更スイッチ5m、5nを変更し、あるいは視野濃度ボタン5kを押すことにより視野の背景濃度を変更して、あるいは背景色選択ボタン5rを押して視標の背景色を変更して被検者が確認できるまでこれを繰り返す。応答のあったとき表示器5qに表示されている値を静止視力として測定する(ステップS17)。この場合、グレア出力値が表示器5q’に表示されるので、予め求められるグレア出力値と静止視力値の特性曲線からグレア感度障害があるかを診断することができる。また、設定した背景色での視力値を測定できるので、特定波長光での静止視力を定量的に測定することができる。
【0039】
また、ステップS2において、動体視力測定スイッチ5b’が選択されたときは、動体視力測定が開始され、ステップS23において、スイッチ5d〜5fによりどの眼が選択されているかに従ってシャッター12あるいは12’あるいはその両方が光路から離脱される。ステップS24で視標が視標照明光源44で照明され、また反射ドーム16がドーム照明光源42で照明される。ステップS25では、視力変更スイッチ5m、5n及び視標スイッチ5g〜5jを用いて所定の視力値に対応する視標が設定される。そして、その設定値に応じて、ステッピングモータ43が回転して選択された視標が窓16bに移動する。また視野濃度ボタン5kを押すことによりステッピングモータ31を駆動し濃度調節ディスク32を回転することにより、いずれかの減光フィルタが光路に挿入される。このときの濃度、すなわちグレア出力値が表示器5q’に表示される。
【0040】
同様に、背景色選択ボタン5rを押すことによりステッピングモータ60を駆動し、色フィルタディスク61を回転させることにより所定の色フィルタを光路に挿入し、視標の背景色を設定する。このときの選択された色フィルタの色が表示器5sに表示される。
【0041】
続いて、ステップS26で可動プリズム30を移動させることにより接眼部と視標間の光学距離を変化させて、視標の倍率を変化させる。被検者は接眼部を介してだんだん大きくなる視標の輪を観察し、輪の切れた方向が判った段階で応答スイッチ6で応答する(ステップS27)。CPU40は、インターフェース52を介して取り込まれるこの情報からそのときのプリズム30の位置に基づき動体視力を演算して(ステップS28)、それを表示器5qに表示させる。この場合、グレア出力値が表示器5q’に表示されているので、予め求められるグレア出力値と動体視力値の特性曲線からグレア感度障害があるかを診断することができる。また、設定した背景色での視力値を測定できるので、特定波長光での動体視力を定量的に測定することができる。
【0042】
上記の夜間視力あるいは動体視力測定中に応答スイッチ6からの応答がない場合には、自動的に視力値を変更させるなど測定プログラムを変化させて測定を進行させることもできる。また、夜間視力測定中まぶたが閉じたときには、その旨をランプ5xで検者に知らせたりあるいは音声で検者並びに被検者に知らせたりすることができる。更にまぶたが閉じたときには、自動的にまぶたが閉じたことを検出する検出レベルを変更して再度測定をやり直すように測定プログラムを変更することもできる。また各測定の進行等を音声ガイダンス53で随時出力し、予め設定しておいたプログラムに沿って被検者を音声誘導させることもできる。
【0043】
なお、上記の静止、動体並びに夜間視力測定において、視標の背景色を変化させる場合、視標の背景濃度が濃くなって、所定背景色における視力の測定が困難になる場合、あるいは純粋に背景色による影響を測定したい場合には、視標の背景濃度を0、すなわち濃度調節ディスク32でスルーのフィルタ32aを選択し、更に背景色選択ボタンで種々の背景色を選択し、その選択された背景色において視標の大きさあるいは方向を変化させ、視力を測定するようにする。
【0044】
図5には、例えば、0.2の視力値に対応する所定方向に切れ目のある視標で、背景濃度がなく(スルーのフィルタ32aが選択)、色フィルタ61b〜61fが選択されたときの応答時間が示されており、これは例えば、プリンタ65を介してプリントでき、またネットワーク上の他のコンピュータ9aに転送し、そこに接続されたプリンタ9cによってもプリントアウトすることができる。
【0045】
なお、上述した実施形態では、色フィルタディスク61に配置できる色フィルタの数が制限されるために、多種の色フィルタを使用できない、という難点があるので、色フィルタディスクの代わりに種々の色フィルタを用いた実施形態を図6を用いて説明する。
【0046】
この実施形態では、図6(A)に示したように、接眼部1にフィルタ挿入溝1cが設けられ、この挿入溝1cには、それぞれA色のフィルタ70a、B色のフィルタ71a、C色のフィルタ72aを装着した色フィルタユニット70、71、72、.....の一つが挿入できるようになっており、左眼部1a並びに右眼部1bに入射する光の波長特性を変化させることができる。各視標は黒色であり、色フィルタユニットの挿入によりその波長特性はほぼ変化しないので、実質的に視標の背景色を挿入した色フィルタの色に応じて変化させることができる。
【0047】
この場合、挿入された色フィルタユニットが何色のフィルタであるかを識別するために、各色フィルタユニットには、図6(B)〜(D)に示したように、色識別コードが設けられる。図6(B)に示した例では、色フィルタユニット70の色フィルタ70aに下方部に、光を遮断あるいは透過を切り換えることができる小窓70bを複数設け、各小窓を遮断小窓(黒印)とするか、あるいは透過小窓(白印)とすることにより、色フィルタの色をコード化する。
【0048】
また図6(C)に示した例では、色フィルタユニット70の本体と反射率の異なるマーク70cを取り付け、また図6(D)に示した例では、色フィルタユニット70の下方部に切り欠け70dを設け、色フィルタの色をコード化する。これらの色コードは、図3で点線で図示したような光学的に色コードを読み取る読み取り色コード判別手段80により読み取られ、CPU40が設定された視標背景色を認識する。
【0049】
また、上述した実施形態では、複数の色フィルタユニットを設けるようにしたが、図6(E)に示したように、複数の色フィルタ91、92、93、.....を交換して取り付けることができる単一の色フィルタユニット90を用いて、視標の背景色を設定することもできる。この色フィルタユニット90は、接眼部1の挿入溝1cに挿入可能であり、また色フィルタユニット90には、透過部90aが形成され、また種々の色フィルタ91、92、93、.....を挿入できる挿入溝90bが形成されている。所望の背景色を設定したい場合には、設定したい背景色と同じ色の色フィルタを色フィルタユニット90に取り付ける。これにより透過部90aにはその色の色フィルタが現れるので、色フィルタユニット90を接眼部1の挿入溝1cに挿入することにより視標の背景色を該色フィルタの色に設定することができる。この方法によっても、図6(A)に示した実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0050】
また、図7(A)に図示した実施形態のように、例えばA色の色フィルタ100aを装着した色フィルタユニット100と、A色の背景濃度を変化させるために、所定の濃度を有する濃度フィルタ100a’を装着した濃度フィルタユニット100’を組にして重ね、これを接眼部1のフィルタ挿入溝1cに挿入するようにしてもよい。A色の濃度を異なる濃度に変化させる場合には、他の濃度の濃度フィルタを装着した濃度フィルタユニットとA色の色フィルタ100aを装着した色フィルタユニット100とを組み合わせればよいし、また他の色の所定濃度の背景色を作りたい場合には、他の色のフィルタを装着したフィルタユニットと、所定の濃度の濃度フィルタを装着した濃度フィルタユニットを組にしてフィルタ挿入溝1cに挿入する。この実施形態の場合には、色フィルタディスク61並びに濃度調整ディスク32を省略することができ、また背景色並びに背景濃度の数を色フィルタディスク61並びに濃度調整ディスク32で実現できるものよりも多くすることができ、種々の濃度を持った種々の背景色での視力を測定することが可能になる。
【0051】
更に、図7(B)に示したように、透過部110aと挿入溝110bが形成された単一のフィルタユニット110を用い、所定の色の色フィルタ120と、所定濃度の濃度フィルタ120’を組にして、これを挿入溝110bに挿入し、フィルタユニット110を接眼部1の挿入溝1cに挿入するようにしてもよい。所望の濃度で所望の背景色を設定したい場合には、設定したい背景色と同じ色の色フィルタと、設定したい濃度の濃度フィルタを組にしてフィルタユニット110に取り付けるようにする。図7(B)に示した実施形態でも、図7(A)に示した実施形態と同様な効果を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、視標の背景色を種々に設定して視力を測定できるので、特定の波長光での視力を定量的に測定することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の一実施形態に係わる視力計の正面図、(B)はその側面図である。
【図2】操作パネルの各種スイッチの配置を示した配置図である。
【図3】(A)は視力計の光学系の構成並びに制御系の構成を示した構成図、(B)は視標板の正面図、(C)は濃度調節ディスクの正面図、(D)は色フィルタディスクの正面図である。
【図4】視力の測定の流れを示すフローチャート図である。
【図5】色フィルタを変化させて視力(応答時間)を測定した結果を示す線図である。
【図6】色フィルタを選択する他の実施形態を示した説明図である。
【図7】色フィルタと濃度フィルタを選択する他の実施形態を示した説明図である。
【符号の説明】
6 応答スイッチ
12、12’ シャッター
16 拡散ドーム
17 視標板
30 可動プリズム
32 濃度調節ディスク
61 色フィルタディスク
70、71、72 色フィルタユニット

Claims (10)

  1. 視標を表示するための視標表示手段と、
    表示された視標を観察するための接眼部と、
    前記視標の大きさあるいは方向を設定する手段と、
    前記視標の背景色を設定する手段とを有し、
    前記視標が回転可能な円板の円周に沿って配置された複数の視標の一つを選択することによって表示され、また、それぞれ異なる色フィルタを装着した複数の色フィルタユニットの一つを光路中に挿入することにより前記背景色の設定を行い、視標の背景色を変化させて視力を測定できることを特徴とする視力計。
  2. 視標を表示するための視標表示手段と、
    表示された視標を観察するための接眼部と、
    前記視標の大きさあるいは方向を設定する手段と、
    前記視標の背景色を設定する手段と、
    前記接眼部と視標間の光学距離を所定速度で変化させる手段とを備え、
    前記視標が回転可能な円板の円周に沿って配置された複数の視標の一つを選択することによって表示され、視標の背景色と前記光学距離を変化させて視力を測定できることを特徴とする視力計。
  3. 視標を表示するための視標表示手段と、
    表示された視標を観察するための接眼部と、
    前記視標の大きさあるいは方向を設定する手段と、
    前記視標の背景色を設定する手段と、
    所定の時間被検者の目を照明するための照明手段とを備え、
    前記視標が回転可能な円板の円周に沿って配置された複数の視標の一つを選択することによって表示され、
    視標の背景色を変化させ、被検者の目を所定の時間照明した後、設定した視標が識別できるまでの時間を測定することにより視力を測定することを特徴とする視力計。
  4. 前記視標がランドルト環であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の視力計。
  5. 前記背景色の設定が、回転可能な円板の周囲に沿って配置されている異なる背景色の一つに対応した色フィルタを選択し、その色フィルタを光路中に挿入することにより行なわれることを特徴とする請求項2又は3に記載の視力計。
  6. 前記背景色の設定が、それぞれ異なる色フィルタを装着した複数の色フィルタユニットの一つを光路中に挿入することにより行われることを特徴とする請求項2又は3に記載の視力計。
  7. 各色フィルタユニットには、そのユニットに装着される色フィルタが何色であるかを識別できるコードが設けられ、光路中に挿入された色フィルタユニットに装着されているフィルタの色が前記コードを読み取ることにより判別されることを特徴とする請求項1又は6に記載の視力計。
  8. 視標を表示するための視標表示手段と
    表示された視標を観察するための接眼部と
    前記視標の大きさあるいは方向を設定する手段と、
    前記視標の背景色を設定する手段とを有し、
    前記視標が回転可能な円板の円周に沿って配置された複数の視標の一つを選択することによって表示され、また、異なる色フィルタを交換して装着できる色フィルタユニットを光路中に挿入することにより前記背景色の設定を行い、視標の背景色を変化させて視力を測定できることを特徴とする視力計。
  9. 視標を表示するための視標表示手段と、
    表示された視標を観察するための接眼部と、
    前記視標の大きさあるいは方向を設定する手段と、
    前記視標の背景色を設定する手段とを有し、
    前記背景色の設定が、それぞれ異なる色フィルタを装着した複数の色フィルタユニットの一つを光路中に挿入することにより行われ、
    各色フィルタユニットには、そのユニットに装着される色フィルタが何色であるかを識別できるコードが設けられ、光路中に挿入された色フィルタユニットに装着されているフィルタの色が前記コードを読み取ることにより判別され、
    前記複数の色フィルタユニットの一つを光路中に挿入し、視標の背景色を変化させて視力を測定できることを特徴とする視力計。
  10. 視標を表示するための視標表示手段と、
    表示された視標を観察するための接眼部と、
    前記視標の大きさあるいは方向を設定する手段と、
    前記視標の背景色を設定する手段とを有し、
    前記背景色の設定が、異なる色フィルタを交換して装着できる色フィルタユニットを光路中に挿入することにより行われ、
    前記色フィルタユニットに異なる色フィルタを装着し、視標の背景色を変化させて視力を測定できることを特徴とする視力計。
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