JP4703584B2 - 自律移動支援システム及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自律移動支援システム及びその制御方法に関し、とくに基地局への情報設定の際の作業効率を向上させる技術に関する。
昨今、「移動経路」、「交通手段」、「目的地」などの情報について、「いつでも、どこでも、だれでも」アクセスが可能なシステムを構築し、「ユニバーサル社会」の実現を目指す、いわゆる自律移動支援システム(歩行者ITS)に関する計画が各所で進められている(例えば、非特許文献1を参照)。
国土交通省、"自律移動支援プロジェクト"、[online]、平成19年1月15日検索、インターネット、<URL: http://www.jiritsu-project.jp/index.html>
上記自律移動支援システムの一例として、システムが適用される地域各所に設置される複数の基地局と、これら基地局のうち少なくとも一台と通信可能に接続するサーバ装置と、自律移動支援システムの支援対象者に携帯させる携帯端末とを含んで構成されるものがある。
このような構成からなる自律移動支援システムの基地局には、新設時や変更発生時等に基地局に記憶させておく情報(以下、設定情報と称する)の設定を行う必要があるが、従来、この設定情報の設定は、地上において保守コンソール等を用いて事前に基地局に設定しおき、その後、所定の取付け位置に設置することにより行われており、作業効率が悪いという問題があった。また設置後に設定情報の誤りや変更があった場合には、基地局を地上に降ろして設定し直すか、もしくは、高所作業車等を用いて作業員が基地局にアクセスして情報設定を行わねばならず、作業が煩雑であった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたもので、基地局への情報設定の際の作業効率を向上させた自律移動支援システム及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に記載の発明は、自律移動支援システムであって、当該自律移動支援システムが展開される地域各所に設置される複数の基地局と、前記基地局のうちの少なくとも一台と通信可能に接続するサーバ装置と、当該自律移動支援システムによる支援対象者によって携帯される携帯端末と、を含み、前記基地局は、他の前記基地局とアドホックネットワークを介して通信可能に接続する機能を有し、前記基地局は、隣接配置された複数のアンテナの夫々から、自身の位置を特定する情報である設定情報を含んだ無線信号である標定信号を送信し、前記携帯端末は、前記アンテナの夫々から送られてくる前記標定信号を受信し、受信した前記標定信号の位相差Δθに基づき前記基地局から見た自身の方向αを求め、求めた前記方向αと受信した前記標定信号に含まれている前記設定情報とに基づき当該携帯端末の現在位置を特定する情報を生成して前記基地局に返信し、前記基地局は、前記現在位置を特定する前記情報を受信してこれを前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記基地局から送信されてくる前記情報を受信して記憶し、前記サーバ装置は、前記設定情報を前記基地局のネットワークアドレスに対応づけて記憶し、前記基地局は、前記サーバ装置に自身のネットワークアドレスを送信し、前記サーバ装置は、前記ネットワークアドレスを受信すると対応する前記設定情報を前記基地局にダウンロードし、前記基地局は、前記設定情報を受信して自身の設定情報として記憶することとする。
本発明によれば、基地局の新設時などにおいて、携帯端末の現在位置の前記標定に利用され基地局に設定される情報である設定情報をサーバ装置から基地局にダウンロードすることにより基地局に設定情報を効率よく設定することができる。
本発明のうち請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の自律移動支援システムであって、前記ダウンロードは、前記アドホックネットワークを介して行われることとする。
本発明によれば、サーバ装置に直接接続していない基地局に対しても、前記アドホックネットワークを介して前記ダウンロードを容易に行うことができる。
本発明のうち請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の自律移動支援システムであって、前記設定情報には、前記基地局が設置されている場所の緯度、経度、設置高さが含まれることとする。
本発明のうち請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の自律移動支援システムであって、前記基地局は、RSSI試験を行う機能を有し、前記設定情報の設定対象となる基地局である対象基地局が、既設の他の前記基地局である既設基地局から送信されてくる固定出力の試験電波についてRSSI試験を実施し、前記対象基地局は、前記RSSI試験により取得した前記試験電波の受信電界強度と前記固定出力とに基づいて前記試験電波の自由空間損失を求めることにより当該対象基地局と前記既設基地局との間の距離を求め、前記対象基地局は、前記既設基地局から当該既設基地局の緯度、経度、設置高さを含む前記設定情報を受信し、前記対象基地局は、前記既設基地局に対して前記標定信号による位置標定を行い、前記対象基地局は、前記距離と、前記設定情報と、前記位置標定の結果とに基づいて、当該対象基地局の緯度、経度、設置高さを含む前記設定情報を生成して記憶することとする。
本発明によれば、設定情報の設定の対象となる対象基地局が、RSSI試験の機能により求めた対象基地局と既設基地局との間の距離と、既設基地局から受信した設定情報と、標定信号による位置標定の結果とに基づいて、設定情報を自動的に生成するので、効率よく基地局に設定情報を設定することが可能となる。またGPSや測量等により設定情報を作成する手間や管理負担が大幅に軽減される。
本発明のうち請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の自律移動支援システムであって、前記対象基地局は、単数又は複数の前記既設基地局から前記実行要求を受信し、単数の前記既設基地局から前記実行要求を受信した場合には、当該対象基地局の緯度、経度を、前記距離と、前記設定情報と、当該対象基地局が前記既設基地局に対して前記標定信号により位置標定を行った結果とに基づいて求めるとともに、当該対象基地局の設置高さについては前記既設基地局から受信した当該既設基地局の設置高さとすることにより前記設定情報を生成し、複数の前記既設基地局から前記実行要求を受信した場合には、当該対象基地局の緯度、経度、及び設置高さを、各前記既設基地局との間の前記距離と、前記設定情報と、当該対象基地局が各前記既設基地局に対して前記標定信号により位置標定を行った結果とに基づいて求めることにより前記設定情報を生成することとする。
本発明によれば、単数の既設基地局から実行要求を受信した場合と、複数の既設基地局から実行要求を受信した場合とで前記設定情報の生成方法を変更する。すなわち、単数の場合でも設定情報を生成することができ、複数の場合には生成する設定情報の精度を向上させることができる。このように本発明によれば、対象基地局の設置環境に応じて最適な設定情報の生成方法が自動的に選択される。
本発明によれば、自律移動支援システムの基地局の情報設定を効率よく行うことができる。
以下、本発明の一実施形態につき詳細に説明する。図1に本発明の一実施形態として説明する自律移動支援システム1の概略的な構成を示している。同図に示す自律移動支援システム1は、歩行者等の支援対象者への道案内や目的地までの誘導、支援対象者への地域情報の提供、支援対象者の現在位置や移動方向等の地理的情報の第三者による監視、支援対象者の安全確保等の各種サービスを提供するシステムである。
自律移動支援システム1は、データセンタ2などに設置されるサーバ装置100、自律移動支援システム1が展開される地域各所(電柱3等)に設置される複数の基地局200、及び支援対象者3によって携帯される携帯端末300を含んで構成される。複数の基地局200のうちの少なくとも1つは、専用線やインターネット等の有線通信網50を介してサーバ装置100に通信可能に接続している。以下、有線通信網50を介してサーバ装置100と直接通信することが可能な基地局200のことをマスター局200Aと称し、マスター局200Aとなる基地局200以外の基地局200のことをスレーブ局200Bと称する。
有線通信網50を介して行われる通信の通信プロトコルとしては、例えば、TCP/IPが用いられる。またサーバ装置100やマスター局200Aには、有線通信網50を介して通信を行うためのネットワークアドレス(例えばIPアドレス)が付与されている。基地局200相互間ではアドホック方式の自律分散型のネットワークであるアドホックネットワーク51が形成され、基地局200間の通信はアドホックネットワーク51を介して行われる。なお、既設基地局200の周辺に新たに基地局200が増設された場合や既設基地局200が撤去された場合には、アドホックネットワーク51のルーティングテーブルが自動的に更新される。
図2Aにサーバ装置100のハードウエア構成を示している。サーバ装置100は、CPU111、メモリ112、ハードディスク113、キーボードやマウス等の入力装置114、液晶ディスプレイ等の表示装置115、有線通信網50に接続して基地局200と通信するための通信インタフェース116を有している。
CPU111は、メモリ112に記憶されているプログラムを実行することにより、サーバ装置100の各種の機能を実現する。入力装置114は、ユーザの操作入力を受け付ける。表示装置115には支援対象者3の現在位置や移動方向などの情報が地図画面に重ねてリアルタイムに表示される。通信インタフェース116は、基地局200との間で各種情報の送受信を行う。
図2Bにサーバ装置100の機能を示している。サーバ装置100は、支援対象者3への道案内情報の提供や目的地までの誘導、支援対象者の現在位置周辺の地域/地理情報の提供、支援対象者の現在位置や移動方向等の地理的情報の第三者による監視、支援対象者支援対象者の安全確保等の情報を提供する。
図2Bにおいて、情報提供/収集部121は、上記各種サービスの提供を行い、主として基地局200からの各種情報の提供や収集を行う。基地局管理部122は、有線通信網50又はアドホックネットワーク51を介して基地局200と通信し、基地局200との間で各種情報の送受信を送受信する。また後述する基地局200への設定情報の設定に際し、設定情報を基地局200にダウンロードする。設定情報記憶部123は、基地局200の機能を実現するのに必要な情報である設定情報を記憶する。設定情報は、例えば、基地局200の緯度・経度・設置高さ等である。
図3Aにマスター局200Aのハードウエア構成を示している。マスター局200Aは、CPU211、メモリ212、有線通信インタフェース213、無線通信インタフェース214、アンテナ群215、RSSI回路216(RSSI : Radio Signal Strength Indicator)、電源回路217、及び設定モード選択スイッチ218を有している。
CPU211は、メモリ212に記憶されているプログラムを実行し、マスター局200Aが備える各種の機能を実現する。有線通信インタフェース213は、サーバ装置100との間で有線通信網50を介した通信を行う。
無線通信インタフェース214は、WAP(Wireless Access Protocol)等の無線通信プロトコルに従い他の基地局200と無線通信を行って、アドホックネットワーク51を構成する。無線通信インタフェース214は、例えばZigBee(登録商標)規格に準拠した無線通信モジュール(RF部(Radio Frequency))によって構成されている。
なお、アドホック方式の通信プロトコルとしては、例えば、Hi−TORA(Hierarchy-Temporally Ordered Routing Algorithm)、Hi−AODV(Hierarchy-Ad Hoc On-Demand Distance Vector Routing)、Hi−DSR(Hierarchy-Dynamic Source Routing)等が用いられる。(例えば「角田良明、外1名、”アドホックネットワークの自律分散クラスタリングと階層ルーティング”、2004年4月26日、第17回 回路とシステム、軽井沢ワークショップ」を参照)。
RSSI回路216は、無線通信インタフェース214によって行われる通信の受信電界強度を測定し、測定した値をCPU211に伝える。
アンテナ群215は、複数の円偏波指向性アンテナ2151を含む(図9を参照)。アンテナ群215には切替スイッチ2152が付帯する。切替スイッチ2152はいずれかのアンテナ2151を選択して無線通信インタフェース214に接続する。
電源回路217は、商用電源から供給される交流電圧を直流電圧に変換し、マスター局200Aを構成している各ハードウエアに駆動電力を供給する。
設定モード選択スイッチ218は、後述する基地局200への情報設定機能による情報設定に際し基地局200の設置工事実施者等により操作されるスイッチである。基地局200は設定モード選択スイッチ218により設定された情報設定機能により情報設定を行う。
なお、CPU211、メモリ212、有線通信インタフェース213、無線通信インタフェース214、RSSI回路216、電源回路217、及び設定モード選択スイッチ218は、バス220を介して互いに通信可能に接続している。
図3Bにスレーブ局200Bのハードウエア構成を示している。スレーブ局200Bは、CPU211、メモリ212、無線通信インタフェース214、アンテナ群215、RSSI回路216、電源回路217、及び設定モード選択スイッチ218を有している。スレーブ局200Bのハードウエア構成の詳細は、基本的にマスター局200Aの対応する同名称のものと同様であるので説明を省略する。
図4Aにマスター局200Aの概略的な機能を示している。有線通信部261は、有線通信網50を介してサーバ装置100との間で各種情報の送受信を行う。アドホック通信部262は、アドホックネットワーク51を介して他の基地局200との間で情報を送受信する。標定部263は、携帯端末300の位置や移動方向等を特定するための無線信号(以下、標定信号と称する)を送信する。標定についての詳細は後述する。設定情報記憶部264は、設定情報を記憶する。設定情報受信部265は、サーバ装置100からダウンロードされてくる設定情報を受信して設定情報記憶部264に記憶させる。
図4Bにスレーブ局200Bの概略的な機能を示している。スレーブ局200Bによって提供される機能は、基本的にマスター局200Aの対応する同じ名称の機能と同様であるので説明を省略する。
図5に携帯端末300のハードウエア構成を示している。同図に示すように、携帯端末300は、CPU311、メモリ312、無線通信インタフェース313、アンテナ314、タッチパネルや操作ボタン等の入力装置315、及び液晶ディスプレイ等の表示装置316を有している。CPU311は、メモリ312に記憶されているプログラムを実行することにより携帯端末300の各種の機能を実現する。
図6に携帯端末300の機能を示している。標定信号受信部321は、基地局200との間で標定信号の送受信を行う。情報送受信部322は、基地局200の仲介によりアドホックネットワーク51や有線通信網50を介してサーバ装置100と通信し、支援対象者3に提示するための情報の受信、サーバ装置100で利用される各種情報の送信等を行う。情報表示部323は、支援対象者3に提示する情報を表示装置316に出力する。
<標定機能>
次に自律移動支援システム1が備える標定機能について説明する。基地局200の無線通信インタフェース214は、アンテナ群215を構成している複数のアンテナ2151を周期的に切り換えながら、スペクトル拡散された無線信号を送信する。一方、携帯端末300の標定信号受信部321は、アンテナ314によって基地局200の各アンテナから送信される信号を受信する。なお、マスター局200Aは、各基地局200から送信される標定信号の電波干渉を避けるため、自身とアドホックネットワークを構成している各スレーブ局200Bに対して同期信号を送信し、同じ期間に隣接する基地局200から送信される標定信号が干渉しないようにしている。
図7に基地局200から送信される標定信号のデータフォーマットを示している。同図に示すように、標定信号は、上述した同期信号711、場所コード712(UCODE)、アンテナ情報713、及び測定信号714を含んで構成されている。本実施形態の場合、同期信号711は、32bitのプリアンブル信号と16bitの同期信号の合計48bitで構成されている。
場所コード712(UCODE)は、基地局200の設置場所を特定する情報であり、統一基準に従って位置毎に割り当てられる128bitのコードからなる。アンテナ情報713は、アンテナ2151の高さやアンテナ2151の識別子、アンテナ2151の指向方向を示す16bitのデータ等で構成される。測定信号714は、携帯端末300の存在する方向と携帯端末300までの相対距離を検出するための信号を含み、基点となる4つのアンテナ2151を順次切替ながら送信される2048チップの拡散符号を含む。
図8は基地局200と携帯端末300との位置関係を示したものである。同図では、携帯端末300は地上高1(m)に存在し、基地局200は地上高H(m)に設置されている。基地局200の直下から携帯端末300までの距離はL(m)である。
図9にアンテナ群215のそれぞれを構成している各アンテナ2151と携帯端末300との位置関係を説明している。基地局200のアンテナ群215を構成している各アンテナ2151は、指向方向を斜め下方向に向けて設置されている。アンテナ群215には、3cm間隔(この間隔は標定信号として2.4GHz帯の電波を用いた場合における1/4波長に相当)で略正方形状に隣接配置された4つの円偏波指向性アンテナが含まれる。アンテナ群215の高さ位置における水平方向とアンテナ群215に対する携帯端末300の方向とのなす角をαとすれば、同図から、
α=arcTan(D(m)/L(m))=arcSin(ΔL(cm)/3(cm))
となる。ここでΔL(cm)は、アンテナ群215を構成しているアンテナ2151のうちの特定の2基と携帯端末300との間の伝搬路長差である。
ここでアンテナ群215を構成している特定の2基のアンテナ2151から送信される標定信号の位相差をΔθとすると、
ΔL(cm)=Δθ/2π/λ(cm)
となる。標定信号として、例えば、2.4GHz帯の電波を用いた場合には、λ≒12(cm)であるので、
α=arcSin(2Δθ/π)
となる。ここで測定可能範囲(−π/2<Δθ<π/2)において、α=Δθ(ラジアン)となり、基地局200が存在する方向を検知することができる。
次に図10を参照しつつ上記結果を利用して携帯端末300の場所を特定する方法について説明する。
図10に示すように、基地局200のアンテナ群215,245の地上高をH(m)、携帯端末300の地上高をh(m)、基地局200の直下の地表面の位置を原点として直交座標軸(X軸、Y軸)を設定した場合における、基地局200から携帯端末300の方向とX軸とがなす角をΔΦ(x)、基地局200から携帯端末300の方向とY軸とがなす角をΔΦ(y)とすると、原点に対する携帯端末300の位置は次式で表される。
Δd(x)=(H−h)×Tan(ΔΦ(x))
Δd(y)=(H−h)×Tan(ΔΦ(y))
ここで原点の位置を(X1,Y1)とすれば、携帯端末300の現在位置(Xx,Yy)は、
Xx=X1+Δd(x)
Yy=Y1+Δd(y)
として求められる。
以上に説明した標定処理は、上述のように基地局200から送信される標定信号を携帯端末300側で受信することにより行ってもよいし、これとは逆に携帯端末300側にアンテナ群を設け、携帯端末300側から標定信号を送信し、これを基地局200側で受信して基地局200側で携帯端末300までの相対位置を測定するようにしてもよい。
なお、以上に説明した標定原理に関する技術として、例えば、特開2004−184078号公報、特開2005−351877号公報、特開2005−351878号公報、特開2006−23261号公報等に記載されたものがある。
<基地局200への情報設定機能>
次に基地局200を新設した場合などにおける基地局200への情報設定機能について説明する。自律移動支援システム1は、(1)サーバ装置100からのダウンロードによる情報設定機能と、(2)基地局200自身が設定情報を自動生成して行う情報設定機能の2つの情報設定機能を備えている。基地局200の設置工事実施者は、基地局200の設定モード選択スイッチ218を操作して、上記いずれの機能により情報設定を行うかどうかを選択する。以下、これらについて詳述する。
(1)サーバ装置100からのダウンロードによる情報設定機能
この方法による情報設定機能を図11に示すフローチャートとともに説明する。サーバ装置100には、基地局200のネットワークアドレス(例えば、IPアドレス)に対応づけて、設定情報(基地局の緯度、経度、設置高さ等)をメモリ112やハードディスク113に記憶している。なお、サーバ装置100が記憶している設定情報は、GPS(Global Positioning System)を用いたり、現場で測量を行うなどして事前に取得されたものである。
情報設定に際しては、まず基地局200の設置工事実施者が、情報設定の対象となる基地局200(以下、対象基地局200と称する)をアドホックネットワーク51に参加させる。基地局200は周辺に存在する基地局と無線通信を行ってアドホックネットワーク51に参加し、自身のネットワークアドレスを取得する(S1111)。
次に基地局200の設置工事実施者が、電話連絡などによりサーバ装置100のオペレータに情報設定の対象となる基地局200に付与されたネットワークアドレスを通知する。またこの際、設置工事実施者は、基地局200の設定情報記憶部264に記憶させる設定情報のダウンロードを行うためのソフトウエアを起動し、サーバ装置100から設定情報をダウンロード可能な状態にする(S1112)。設置工事実施者は、電話連絡などにより基地局200がダウンロード可能な状態になったことをサーバ装置100のオペレータに通知する。
設置工事実施者から連絡を受けたサーバ装置100のオペレータは、サーバ装置100において基地局200の情報設定のためのソフトウエア(以下、情報設定ソフトと称する)を起動し(S1113)、設置工事実施者から通知された基地局200のネットワークアドレスを設定情報のダウンロード宛先としてサーバ装置100に入力する(S1114)。
次にオペレータは情報設定ソフトを操作して設定情報のダウンロード開始操作を行う。これにより情報設定ソフトは当該ネットワークアドレスに対応づけて記憶している設定情報を検索し(S1115)、検索した設定情報を上記ネットワークアドレス宛にダウンロードを開始する(S1116)。なお、ダウンロード先の基地局200がマスター局200Aである場合には、上記ダウンロードは有線通信網50を介して行われる。一方、ダウンロード先の基地局200がスレーブ局200Bである場合には、上記ダウンロードは、基地局200Aを中継点として、有線通信網50及びアドホックネットワーク51を介して行われる。
基地局200は、サーバ装置100からダウンロードされた設定情報を記憶する(S1117)。以上により基地局200への情報設定が完了する。
以上の仕組みによれば、基地局200の新設時などにおいて、基地局200に設定される情報である設定情報がサーバ装置100から基地局200にダウンロードされるので基地局200に設定情報を容易かつ効率よく設定することができる。サーバ装置100に直接接続していないスレーブ局200Bに対しても、アドホックネットワーク51を介して設定情報を設定することができる。
(2)基地局200自身が設定情報を自動生成して行う情報設定機能
この方法による情報設定機能を図12に示すフローチャートとともに説明する。まず情報設定の対象となる基地局200からアドホックネットワーク51への参加要求を無線送信する(S1211)。この参加要求は、例えばアドホックネットワーク51のルーティングテーブルの生成に際し基地局200から無線送信されるハローパケットである。既設基地局200は、上記参加要求を受信すると(S1212)、ルーティングテーブル51を更新する(S1213)。また対象基地局200自身もルーティングテーブル51を設定する(S1214)。以上により対象基地局200がアドホックネットワーク51に参加する(S1215)。
次に既設基地局200は、対象基地局200にRSSI試験の実行要求を送信する(S1216)。RSSI試験の実行要求には、当該既設基地局200の識別子(例えば、当該既設基地局200に付与されているネットワークアドレス)、当該既設基地局200自身に設定されている当該既設基地局200の緯度、経度、設置高さを示す情報が付帯する。またRSSI試験の実行要求の送信出力は、予め設定された固定の出力(例えば10mW)に設定されている。なお、RSSI試験の実行要求等を送信する既設基地局200は必ずしも1つに限られず、複数の既設基地局200から送信されてくる場合もある。
対象基地局200は、既設基地局200から送信されてくるRSSI試験の実行要求を受信し、これに付帯するネットワークアドレスや情報を記憶する(S1217)。
次に対象基地局200は、RSSI試験の実行要求を送信してきた既設基地局200の数をカウントする(S1218)。そして対象基地局200は、既設基地局200の数が単数である場合(S1218:単数)には、単数の場合の設定情報の生成処理(S1219)を実行し、複数である場合(S1218:複数)には、複数の場合の設定情報の生成処理(S1220)を実行する。
まず実行要求を送信してきた既設基地局200の数が単数である場合の設定情報生成処理(S1219)について説明する。対象基地局200は、RSSI回路216により既設基地局200から送信されてくる試験電波(RSSI試験のために既設基地局200から送信される電波)の受信電界強度を測定し、測定した受信電界強度と、送信出力(例えば10mW)とに基づいて送信電波の自由空間損失を求め、この自由空間損失を次式に代入することにより当該対象基地局200とRSSI試験の実行要求を送信してきた既設基地局200との間の相対距離dを算出する。
自由空間損失=20log10(4πd/λ) :λは送信電波の波長
次に対象基地局200は、前記既設基地局200に対して前記標定機能による位置標定を行うことにより既設基地局200の位置Δd(x),Δd(y)を求め、これらと既設基地局200の緯度、経度、及び算出した前記相対距離dとに基づいて、自身の緯度、経度を求める。なお、RSSI試験の実行要求を送信してきた既設基地局200が単数である場合には、設置高さを算出することはできないので、設置高さについては既設基地局200から受信した設置高さをそのまま自身の高さとして用いる。
一方、実行要求を送信してきた既設基地局200の数が複数である場合の設定情報生成処理(S1220)は次のようにして行われる。まず、既設基地局200は、複数の既設基地局200のうちの2つを選択する。この選択は、例えば、RSSI試験の実行要求の受信電界強度が高いものから順に選択する事により行われる。
次に選択した第1の既設基地局200−1及び第2の既設基地局200−2のそれぞれから送信されてくる試験電波(RSSI試験のために既設基地局200から送信される電波)のそれぞれの受信電界強度を測定し、測定した各受信電界強度と、送信出力(例えば10mW)とに基づいて送信電波の自由空間損失を求め、前述と同様の方法により当該対象基地局200と各既設基地局200との間の相対距離d,dを求める。
次に対象基地局200は、前述した標定機能により第1の既設基地局200−1の位置Δd(x),Δd(y)、及び第2の既設基地局200−2の位置Δd(x),Δd(y)を求め、これらと第1の既設基地局200−1及び第2の既設基地局200−2のそれぞれの緯度、経度とに基づいて自身の緯度、経度を求める。
また対象基地局200は、自身の設置高さhxを次のようにして求める。ここで図13に示すように、上記相対距離d,d、対象基地局200の設置高さhx、第1の既設基地局200−1の設置高さh(既知)、第2の既設基地局200−2の設置高さh(既知)、第1の既設基地局200−1と第2の既設基地局200−2との間の水平距離d12(既知)、対象基地局200と第1の既設基地局200−1との間の水平距離dx、対象基地局200と第2の既設基地局200−2との間の水平距離dxの間には、以下の関係がある。
dx=dx+d12
=dx +(h−h
=(dx+dx+(h−h
対象基地局200は、上記方程式を連立させて解くことにより当該対象基地局200の設置高さhxを求める。
なお、上記連立方程式を解くことにより、対象基地局200と第1の既設基地局200との間の水平距離dx、対象基地局200と第2の既設基地局200との間の水平距離dxも求まるので、これらを利用して対象基地局200の緯度、経度の標定精度を向上させることができる。
以上のS1219又はS1220の処理により自身の緯度、経度、及び設置高さを求めると、対象基地局200は、これらを自身に設定される設定情報として記憶する(S1221)。
以上に説明したように、対象基地局200は、RSSI試験の機能により求めた対象基地局200と既設基地局200との間の距離と、既設基地局200から受信した設定情報と、標定信号による位置標定の結果とに基づいて、設定情報を自動的に生成する。このため、サーバ装置100を用いずに効率よく容易に基地局200に設定情報を設定することができる。またGPSや測量等により設定情報を作成する手間や管理負担も大幅に軽減される。
また前述したように、対象基地局200は、RSSI試験の実行要求を送信してきた既設基地局200の数が単数である場合と複数である場合とで設定情報の生成方法を変更する。このため、単数の場合でも設定情報を生成することができ、複数の場合には生成する設定情報の精度を向上させることができる。このように対象基地局200の設置環境に応じて最適な設定情報の生成方法が自動的に選択されることになる。
なお、以上の実施形態の説明は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。
本発明の一実施形態として説明する自律移動支援システム1の概略的な構成を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するサーバ装置100のハードウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するサーバ装置100の機能を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するマスター局200Aのハードウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するスレーブ局200Bのハードウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するマスター局200Aの概略的な機能を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するスレーブ局200Bの概略的な機能を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する携帯端末300のハードウエア構成を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する携帯端末300の機能を示す図である。 本発明の一実施形態として説明する基地局200から送信される標定信号のデータフォーマットを示す図である。 本発明の一実施形態として説明する基地局200と携帯端末300との位置関係を示す図である。 本発明の一実施形態として説明するアンテナ群215(245)のそれぞれを構成している各アンテナ2151(2451)と携帯端末300との位置関係を説明する図である。 本発明の一実施形態として説明する携帯端末300の場所を特定する方法を説明する図である。 本発明の一実施形態による情報設定機能を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態による情報設定機能を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態による既設基地局200の数が複数である場合に対象基地局200の設置高さhxを求める仕組みを説明する図である。
符号の説明
1 自律移動支援システム
100 サーバ装置
121 情報提供/収集部
122 基地局管理部
123 設定情報記憶部
200 基地局
200A マスター局
200B スレーブ局
213 有線通信インタフェース
214 無線通信インタフェース
215 アンテナ群
2151 アンテナ
2152 切替スイッチ
217 電源回路
218 設定モード選択スイッチ
261 有線通信部
262 アドホック通信部
263 標定部
264 設定情報記憶部
265 設定情報受信部
300 携帯端末
313 無線通信インタフェース
314 アンテナ
321 標定信号受信部

Claims (7)

  1. 自律移動支援システムであって、
    当該自律移動支援システムが展開される地域各所に設置される複数の基地局と、
    前記基地局のうちの少なくとも一台と通信可能に接続するサーバ装置と、
    当該自律移動支援システムによる支援対象者によって携帯される携帯端末と、
    を含み、
    前記基地局は、他の前記基地局とアドホックネットワークを介して通信可能に接続する機能を有し、
    前記基地局は、隣接配置された複数のアンテナの夫々から、自身の位置を特定する情報である設定情報を含んだ無線信号である標定信号を送信し、
    前記携帯端末は、前記アンテナの夫々から送られてくる前記標定信号を受信し、受信した前記標定信号の位相差Δθに基づき前記基地局から見た自身の方向αを求め、求めた前記方向αと受信した前記標定信号に含まれている前記設定情報とに基づき当該携帯端末の現在位置を特定する情報を生成して前記基地局に返信し、
    前記基地局は、前記現在位置を特定する前記情報を受信してこれを前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記基地局から送信されてくる前記情報を受信して記憶し、
    前記サーバ装置は、前記設定情報を前記基地局のネットワークアドレスに対応づけて記憶し、
    前記基地局は、前記サーバ装置に自身のネットワークアドレスを送信し、
    前記サーバ装置は、前記ネットワークアドレスを受信すると対応する前記設定情報を前記基地局にダウンロードし、
    前記基地局は、前記設定情報を受信して自身の設定情報として記憶すること
    を特徴とする自律移動支援システム
  2. 請求項1に記載の自律移動支援システムであって、
    前記ダウンロードは、前記アドホックネットワークを介して行われること
    を特徴とする自律移動支援システム。
  3. 請求項1に記載の自律移動支援システムであって、
    前記設定情報には、前記基地局が設置されている場所の緯度、経度、設置高さが含まれること
    を特徴とする自律移動支援システム。
  4. 請求項1に記載の自律移動支援システムであって、
    前記基地局は、RSSI試験を行う機能を有し、
    前記設定情報の設定対象となる基地局である対象基地局が、既設の他の前記基地局である既設基地局から送信されてくる固定出力の試験電波についてRSSI試験を実施し、
    前記対象基地局は、前記RSSI試験により取得した前記試験電波の受信電界強度と前記固定出力とに基づいて前記試験電波の自由空間損失を求めることにより当該対象基地局と前記既設基地局との間の距離を求め、
    前記対象基地局は、前記既設基地局から当該既設基地局の緯度、経度、設置高さを含む前記設定情報を受信し、
    前記対象基地局は、前記既設基地局に対して前記標定信号による位置標定を行い、
    前記対象基地局は、前記距離と、前記設定情報と、前記位置標定の結果とに基づいて、当該対象基地局の緯度、経度、設置高さを含む前記設定情報を生成して記憶すること
    を特徴とする自律移動支援システム。
  5. 請求項4に記載の自律移動支援システムであって、
    前記対象基地局は、単数又は複数の前記既設基地局からRSSI試験の実行要求を受信し、
    単数の前記既設基地局から前記実行要求を受信した場合には、当該対象基地局の緯度、経度を、前記距離と、前記設定情報と、当該対象基地局が前記既設基地局に対して前記標定信号により位置標定を行った結果とに基づいて求めるとともに、当該対象基地局の設置高さについては前記既設基地局から受信した当該既設基地局の設置高さとすることにより前記設定情報を生成し、
    複数の前記既設基地局から前記実行要求を受信した場合には、当該対象基地局の緯度、経度、及び設置高さを、各前記既設基地局との間の前記距離と、前記設定情報と、当該対象基地局が各前記既設基地局に対して前記標定信号により位置標定を行った結果とに基づいて求めることにより前記設定情報を生成すること
    を特徴とする自律移動支援システム。
  6. 地域各所に設置される複数の基地局と、
    前記基地局のうちの少なくとも一台と通信可能に接続するサーバ装置と、
    当該自律移動支援システムによる支援対象者によって携帯される携帯端末と、
    を含み、
    前記基地局は、他の前記基地局とアドホックネットワークを介して通信可能に接続する機能を有する自律移動支援システムの制御方法であって、
    前記基地局は、隣接配置された複数のアンテナの夫々から、自身の位置を特定する情報である設定情報を含んだ無線信号である標定信号を送信し、
    前記携帯端末は、前記アンテナの夫々から送られてくる前記標定信号を受信し、受信した前記標定信号の位相差Δθに基づき前記基地局から見た自身の方向αを求め、求めた前記方向αと受信した前記標定信号に含まれている前記設定情報とに基づき当該携帯端末の現在位置を特定する情報を生成して前記基地局に返信し、
    前記基地局は、前記現在位置を特定する前記情報を受信してこれを前記サーバ装置に送信し、
    前記サーバ装置は、前記基地局から送信されてくる前記情報を受信して記憶し、
    前記サーバ装置は、前記設定情報を前記基地局のネットワークアドレスに対応づけて記憶し、
    前記基地局は、前記サーバ装置に自身のネットワークアドレスを送信し、
    前記サーバ装置は、前記ネットワークアドレスを受信すると対応する前記設定情報を前記基地局にダウンロードし、
    前記基地局は、前記設定情報を受信して自身の設定情報として記憶すること
    を特徴とする自律移動支援システムの制御方法。
  7. 請求項6に記載の自律移動支援システムの制御方法であって、
    前記設定情報の設定対象となる基地局である対象基地局が、既設の他の前記基地局である既設基地局から送信されてくる固定出力の試験電波についてRSSI試験を実施し、
    前記対象基地局は、前記RSSI試験により取得した前記試験電波の受信電界強度と前記固定出力とに基づいて前記試験電波の自由空間損失を求めることにより当該対象基地局と前記既設基地局との間の距離を求め、
    前記対象基地局は、前記既設基地局から当該既設基地局の緯度、経度、設置高さを含む前記設定情報を受信し、
    前記対象基地局は、前記既設基地局に対して前記標定信号による位置標定を行い、
    前記対象基地局は、前記距離と、前記設定情報と、前記位置標定の結果とに基づいて、当該対象基地局の緯度、経度、設置高さを含む前記設定情報を生成して記憶すること
    を特徴とする自律移動支援システムの制御方法。
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